JP6448619B2 - 冷蔵展示器械における又は関する改良 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵又は冷凍食品及び飲料製品の冷蔵、展示及び小売りのための店舗で使用される冷蔵マルチデッキ展示ケース又はキャビネットよって、本明細書で例示される冷蔵展示器械に関する。
本発明は、小売り食品及び飲料キャビネットに制限されない。例えば、本発明の原理は、劣化が生じやすい医薬又は科学アイテム(品目)のような冷蔵を必要とする他のアイテムを展示するために使用されることができる。しかしながら、本発明の原理は、特に小売り使用にとって有利である。
スライドする又はヒンジ接続されたガラスドアを冷蔵展示キャビネットの前部に嵌合することが周知となっている。理論的には、しかしながら、残念ながら実際ではないが、冷たい空気がドアの背後に保持され、店舗内でキャビネットの開いた前部からそのようなキャビネットの通路に漏れる冷たい空気によって引き起こされる「冷たい通路シンドローム」を防止する。買い物客に不快を生じさせることとは別に、冷たい空気シンドロームは、キャビネットを冷たく且つ店舗を温かく保つことにエネルギーを浪費する。
冷蔵展示キャビネットにドアを備えることは、店舗環境において基本的な不利益を有する。ドアは、買い物客と展示品との間に障壁となり、それは、非常に顕著に売り上げを減少する。また、ドアは、障壁を作り出し、且つ補充し、キャビネットを清掃し且つ維持することが課せられたスタッフにとって追加の仕事を作り出し、小売り費用を顕著に増加する。また、買い物客がドアを開け且つ手押し車を管理することができるようにより広い通路が必要となる可能性があり、それは、小売りスペースの一平方メートル当たりの売上戻り高を減少する。加えて、ドアの開口に伴う曇りやミスト化を減少するために熱をドアに与えることが必要な可能性があり、それは、エネルギー消費を増加する。
これらの顕著な不利益を受けることにも拘らず、忙しい小売店舗における買い物客とスタッフがドアを頻繁に開け且つ時には長い期間開けるとの簡単な理由のために、ドアは、冷たい空気を保持するために有効には働かない。ドアが開いている時は常に、冷たい濃密な空気が漏れ出る。キャビネットの内側から失った冷たい空気は、周囲の空気によって置き換わることは不可避である。その結果、実際の状況において、ドアのキャビネットへの追加は、エネルギー消費、温度制御及び周囲空気の進入を顕著に改良することはない。
周囲空気の進入は、いずれの冷蔵展示器械の動作中においても望ましくない。入ってくる周囲空気の熱は、冷却デューティ、従って、器械のエネルギー消費を増加する。その空気が運ぶ水分は、水滴を生じ、それはまた、着氷に至る。水滴は、買い物客に目障りであり、当惑させ、不快にし、且つ器械の信頼できる動作を脅かし、且つあらゆる生き物と同様に、水を必要とする微生物の活動を促進する。また、入ってくる周囲空気は、それ自体、微生物、埃及び他の望ましくない汚染物を含む。
具体的には、温かく且つ湿気のある周囲空気がキャビネットに入ると、それは、キャビネット内に蓄えられたアイテムを温め、その上に水分を水滴として堆積する。より暖かい温度とより高い水分レベルは、微生物活動を促進し、それは、棚の寿命を減少し、悪臭を引き起こし、真菌の成長を促進し、且つ食物中毒を引き起こし得る。
買い物客は、ドアの無い前部が開いたマルチデッキ展示キャビネットを好む。そのようなキャビネットが、近接を妨げず、それによって、展示のアイテムが容易に見え、近接され、且つより近くでの確認且つ購入のために取られることができる。小売業者も、そのようなキャビネットを好む。理由は、それらの人々は、少ない維持費用と小売りフロアーの空間のより良好な利用で、広範囲に亘る製品が買い物客に対して明瞭に展示されることができ且つ買い物客によって容易に近接されることができるからである。
典型的には、前部が開いた冷蔵展示キャビネットは、キャビネットの開いた前部によって画定される近接開口全体にわたって放出空気始点と戻り空気終点との間に頂面から底面まで延在する大きな下方に放出される冷蔵エアカーテンを使用する。このエアカーテンの目的は、二つあり、一つは、背後の製品展示空間から漏れ出る冷却空気を防止するために近接開口をシールすること;及びもう一つは、近接開口を通して且つ周囲空気の製品展示空間への浸入を介して得られる熱を製品展示空間から除去することである。
従来のエアカーテンは、キャビネットの近接開口をシールするために十分であるように高速を安定して保つことが必要である。しかしながら、残念ながら、高速は、周囲空気のエアカーテンへの巻き込みを増加する。周囲空気の巻き込みは、周囲空気を製品展示空間へ浸入をさせ、器械からの冷たい空気の漏れの一因となる。また、冷たい空気の高速度流は、エアカーテンを通してエアカーテンの背後の製品展示空間に近接する買い物客にとっては不快である。
追加の冷却空気は、典型的には、キャビネットの製品展示空間の背後の穿孔バックパネルを介して供給される。その追加の冷却空気は、その空間内の各レベルでより多くの冷却を行い且つエアカーテンを支援するためにエアカーテンを供給するダクトから流される。これによって、エアカーテン速度が減少されることができ、それによって、周囲空気の巻き込み率を減少する。しかしながら、バックパネル流のような対策をもってしても、従来のキャビネットは、実際の条件下で80%のように高い周囲空気巻き込み率に悩むことになり、それによって、過剰なエネルギー消費と不快な冷たい通路を生じる。
バックパネル流は、最も冷たい空気が棚の後にある最も冷たいアイテム上に吹きかかり、それらのアイテムは、それらのアイテムが近接開口から最も遠くにあるので、熱取得が最も低くなる。これは、製品展示空間中に格納されたアイテムを横切る温度の広がりを増加し望ましくない。これに関して、厳しい温度制御が製品展示空間全体を通して維持されることが不可欠である。望ましい温度よりも暖かいキャビネットの領域は、より早い食物の劣化を被ることになる。逆に、望ましい温度よりも冷たいキャビネットの領域は、氷点の上と下を循環して、再び、より早く食物の劣化を促進する。
冷蔵展示キャビネット内のレベルは、典型的には、一つ以上の棚によって画定され、その棚は、例えば、中実又は穿孔パネル又は開口バスケットよりなることができる。棚は、キャビネットの内部を二つ以上のより小さな製品展示空間のスタックに区分する。棚及びそれらの関連する製品展示空間は、また、並列なコラム(縦の列)に区分されてもよい。各製品展示空間は、各開口前面近接開口を通して近接されることができる。具体的には、各棚は、その棚の上方と下方の、冷蔵容量内に夫々の製品展示空間内の冷蔵アイテムへの近接を与える、その棚の上方の上部近接開口を及びその棚の下方の下部近接開口を画定する。
エアカーテンを発生するため又はそれを支援するために、棚上の前方に配置される出口及び/又は入口へ及び/又は出口及び/又は入口から冷蔵展示キャビネットの棚を通るダクト空気に対する幾つかの提案がなされている。その目的は、エアカーテンがキャビネットの開口前部をより効果的にシールするのを助け、温度制御を向上し且つ周囲空気の浸入を減ずることである。
国際公開第2011/121284号(特許文献1)として公開された出願人の先の特許出願において、少なくとも一つの前方に位置される放出出口は近接開口を横切るエアカーテンとして、冷たい空気を放出する供給ダクトと連通している。少なくとも一つの前方に位置される戻り入口は、エアカーテンからの空気を受け取る戻りダクトと連通している。エアカーテンが、頂面から底面へ従来のように流れる場合、放出出口は、棚の下方の下部近接開口を横切って冷たい空気をエアカーテンとして放出し、戻り入口は、棚の上方の上部近接開口を横切る棚の上方で放出される他の一つエアカーテンから空気を受け取る。
エアカーテンが近接開口を横切って底面から頂面へ上方に流れることは、従来にはないが、可能である。その場合、放出出口は、上部近接開口を横切って冷たい空気をエアカーテンとして放出し、且つ戻り入口は、下部近接開口を横切る棚の下方で放出される他の一つエアカーテンから空気を受け取る。本発明は、この可能性も包含する。
国際公開第2011/121284号(特許文献1)は、下方に面する放出開口即ち出口と上方に面する戻り開口即ち入口を備える前面構造のダクト付き棚を教示している。これらの開口の各々は、棚前面に平行に延在し、空気を出口へ供給し且つ空気を入口から受け取るために棚の上下に積み重ねられた又は棚に横に並んである各ダクトと連通する。
国際公開第2011/121285号(特許文献2)として公開された出願人の先の特許出願は、棚の供給ダクト及び/又は戻りダクト内に等しく離間された案内羽根の可能性を開示している。この案内羽根の目的は、横方向に延在する放出開口及び戻り開口の長手に沿って一定の速度を達成するために棚の幅を横切って均一に空気を分配することである。
棚の幅を横切る等しい幅のチャネルを画定する等しく離間された羽根が可能であるが、それらは、非常に大きな圧力降下が放出空気の端を横切るハニカムのようなディフューザに存在しない限り、十分にバランスのとれた分配を提供しないことが分かった。また、多くの案内羽根は、放出空気端と戻り空気端を横切るバランスのとれた空気流を生成することを必要とする。
チャネル同士間の各羽根は、異なる長さのものであり、且つその水力直径がそのチャネルの長さに沿って変化する場合、これによって、夫々の空気端を横切るバランスのとれた空気流を達成することが困難にされる。
空気流の境界層は、最適速度の広がりが放出空気端に至る移行部への入口で提供されるべきである場合、チャネルの両側で羽根に取り付いたままであることが重要である。空気流は、流れの方向と羽根との間の発散角度が大き過ぎる場合に、羽根から離れるように壊れる可能性があり、再循環ゾーン及び放出空気端から放出されるエアカーテンを横切る不均衡となる。
期待されているように、案内羽根の数の増加は、分配を向上するが、しかしながら、その増加は、その問題を十分には解決しない。また、案内羽根の数の増加は、特に、案内羽根が製造された構造体の一部である場合、材料の無駄遣いとなり、製造コストを増加する。
国際公開第2011/121284号 国際公開第2011/121285号
この背景に対して本発明は創出された。
一面では、本発明は、エアカーテンを使用する開口前面展示ユニットのためのダクト付き棚にあり、前記ダクト付き棚は、
後部から前部へ前方方向を画定する前部及び後部と、側部から側部への幅方向を画定する両側部と、
略前方又は後方へ前記棚を通って延在し且つ放出開口又は戻り開口と前方端で連通する少なくとも一つの連続するダクトであって、前記ダクトの後方端におけるよりも前記前方端で前記幅方向により幅広であるダクトと、
前記幅方向に並列に連続的に配置された一群の経路に前記ダクトを分割するために前記ダクトに沿って延在する案内壁であって、前記一群の経路の各々が、夫々前方端及び後方端を有する各チャネルを備え、前記案内壁は、前記チャネルが前記チャネルの後方端におけるよりも前記チャネルの前方端において前記幅方向により幅広であるように前方へ斜めに広がる案内壁とを有し、
前記一群の経路の各々は、関連する前記チャネルの前記後方端と前記前方端との間に幅方向のオフセットの度合いを反映する各長さを有し、
前記一群の経路のうち、より長い経路は、より短い経路よりも関連する前記チャネルの後方端と前方端で幅方向においてより大きな幅を有する。
チャネルの側部を画定する前記案内壁は、そのチャネルを通って最大15°で中央の流れ軸から広がることが好ましい。これらの案内壁は、前記ダクトの前記前方端と実質的に同じレベルとなる前記案内壁の前方端で終端することが好ましい。
一群の前記チャネルは、異なる水力直径を有することができる。前記棚は、実質的に等しい圧力降下が経路の前記群を横切って生成されるように配置されることが好ましい。
前記チャネルは、案内壁を接合する頂部又は底部壁によって更に画定されることが好都合である。記述されるべき実施形態において、頂部壁及び底部壁は、単一の空気流案内ボディとして案内壁と一体であり、そのボディは、モールド成形され、又はプレス加工され又は真空成形されることが好ましい。頂部壁と底部壁は、前記群中の隣接するチャネル同士間に交互であってもよく、例えば、交互となる頂部壁と底部壁と案内壁が共に前記幅方向に凹凸状の又は城郭風の断面を画定する。
前記ダクトは、前記棚を通るように前から後に切断された側断面において前方に先細りになることが有利である。
案内壁は、関連するチャネルの前記前方端と前記後方端との間の幅方向オフセットの度合いに従って前記棚の前記前部に相対して傾斜された中央セクションを備えることができる。記述されるべき実施形態では、チャネルを画定する隣接する案内壁の中央セクションは、前方に向かって広がる。案内壁の前方セクション及び/又は後方セクションは、前記棚の前部に関して前記案内壁の前記中央セクションよりも少ない傾斜を有することができる。例えば、チャネルを画定する隣接する案内壁の前記前方セクション及び/又は後方セクションは、実質的に平行であってよく且つ前記棚の前部及び/又は後部に対して実質的に直交してもよい。
本発明の概念はまた、ダクト付き棚に対する空気流案内ボディにおける表現に見つけられる。一例では、本発明の空気流案内ボディは、
後部から前部へ前方方向を画定する前部及び後部と、
側部から側部への幅方向を画定する両側部と
前記ボディの前記前部と前記後部との間に延在し且つ後方端よりも前方端において前記幅方向により広いダクトを画定するフォーメーションと、
前記幅方向に並列に連続的に配置された一群の経路に前記ダクトを分割するために前記ダクトに沿って延在する案内壁であって、前記一群の経路の各々が、夫々前方端及び後方端を有する各チャネルを備え、前記案内壁は、前記チャネルが前記チャネルの後方端におけるよりも前記チャネルの前方端において前記幅方向により幅広であるように前方へ斜めに広がる案内壁とを有し、
前記一群の経路の各々は、前記関連するチャネルの前記後方端と前記前方端との間に幅方向のオフセットの度合いを反映する各長さを有し、
前記一群の経路のうち、より長い経路は、より短い経路よりも前記関連するチャネルの後方端と前方端で幅方向においてより大きな幅を有する。
経路の前記長さは、ダクトの後部から関連するチャネルを介してダクトの前部まで、又はチャネルの前記後方端と前記前方端との間で測定されることができる。
他の例では、本発明の空気流案内ボディは、
後部から前部へ前方方向を画定する前部及び後部と、側部から側部への幅方向を画定する両側部と、
前記ボディの前記前部と前記後部との間に延在し且つ後方端よりも前方端において前記幅方向により広いダクトを画定するフォーメーションと、
前記幅方向に並列に連続的に配置された一群の経路に前記ダクトを分割するために前記ダクトに沿って延在する案内壁であって、前記一群の経路の各々が、夫々前方端及び後方端を有する各チャネルを備え、前記案内壁は、前記チャネルが前記チャネルの後方端におけるよりも前記チャネルの前方端において前記幅方向により幅広であるように前方へ斜めに広がる案内壁とを有し、
前記チャネルは、前記側部壁同士を接合し且つ一群の前記のチャネルのうち隣接するチャネル同士で交互になる頂部壁又は底部壁によって更に画定される。
本発明の概念は、前記幅方向に対として並列に配置され、ダクトを画定するフォーメーションが前記案内ボディ同士間の平面に関して実質的に鏡像関係である、本発明の前記空気流案内ボディ同士の組合せに及ぶ。前記対の一方の案内ボディは、前記対の他方の案内ボディに関して反転される。
前記組合せにおいて、各案内ボディは:後部から前部へ前方方向を画定する前部及び後部と、側部から側部への幅方向を画定する対向する側部と、前記ボディの前記前部と前記後部との間に延在し且つ後方端よりも前方端において前記幅方向により広いダクトを画定するフォーメーションとを備えることができ、前記組合せは、前記幅方向に対として並列に配置され、ダクトを画定するフォーメーションが前記案内ボディ同士間の平面に関して実質的に鏡像関係である少なくとも一対の案内ボディを備える。少なくとも二対の案内ボディがあってもよく、各対は、前記案内ボディ同士間の平面に関して実質的に鏡像関係であり、前記対は、上下に配置され、第1の対の前記ダクトの後方端は、前記幅方向で横内方に向いており;且つ第2の対の前記ダクトの後方端は、前記幅方向に横外方へ向いている。例えば、各対は、並列に配置された第1の案内ボディと第2の案内ボディを備えることができ、前記第1と第2の案内ボディの横方向位置は、一方の対と他方の対との間で交換される。
本発明は、本発明の前記空気流案内ボディの一つ以上又は本発明の空気流案内ボディの組合せの一つ以上を備えるダクト付き棚に及ぶ。本発明は、また、本発明の少なくとも一つの棚、又は本発明の少なくとも一つの空気流案内ボディ、又は本発明の空気流案内ボディの前記組合せの内の少なくとも一つを備える前面開口展示ユニットを包含する。
本発明がより容易に理解されることができるように、ここで、例として、添付の図面に対する参照がなされる。
図2の線I−Iで切断された、本発明の器械の断面図である。 図1の線II−IIで切断された、図1の器械の断面平面図である。 本発明のダクト付き棚の供給ダクトコンポーネントと戻りダクトコンポーネントの分解側面図である。 共に組み付けられた図3aの供給ダクトコンポーネントと戻りダクトコンポーネントの側面図である。 供給ダクトコンポーネントと戻りダクトコンポーネントの分解平面図である。 共に組み付けられた図4aの供給ダクトコンポーネントと戻りダクトコンポーネントの平面図である。 棚のダクトコンポーネントが図1及び図2に示される器械のライザダクトと連結される方法の拡大詳細図である。 棚が図1及び図2に示される器械のキーバーから支持される方法を示す、図5に対応する拡大詳細図である。 棚の戻りダクトコンポーネント内に使用される羽根パネルの斜視図である。 図7に羽根パネルの左側から見た拡大図である。 棚の戻りダクトコンポーネントにおける使用のために並列に一緒に当接された、図7及び図8の羽根パネルの内の二つの斜視図である。 棚の供給ダクトコンポーネント内で使用される羽根パネルの斜視図である。 図10の羽根パネルの左側から見た拡大図である。 棚の供給ダクトコンポーネントで使用されるための並列に一緒に当接された、図10及び図11の羽根パネルの内の二つの斜視図である。 本発明の羽根パネルのためのフレームの斜視図である。 図15aのフレーム内に嵌合された羽根パネルを示す側面図である。 羽根パネルの更なる変形例の平面図である。 望ましいサイズの羽根パネルを形成するために組み付けられることができるチャネル部品の平面図である。 本発明の羽根パネルの更なる変形例の平面図である。
最初に図1を参照すると、これは、一体化マルチセルラー状(複数区画状)冷蔵展示器械10を示している。この器械10は、冷たい空気の生成及び循環のために他の構成も可能であるが、供給ファン14によって空気が送給される底部取付けエバポレータ12を有する。ここで、そのエバポレータ12からの冷たい空気は、垂直アレイに即ち列状にスタックされ且つ単一の絶縁キャビネット18内に全てが配置される複数の空気流管理セル(小室)16A,16B及び16Cに供給される。この例では、そのスタックに三つのセル、即ち、頂部セル16A、内部セル16B及び底部セル16Cがある。
セル16A、16B及び16Cは、ここでは、本発明に従って構成された二つのダクト付き棚20によって分離される。セル16A、16B及び16Cは、異なる高さのものであってよく、且つ種々のアイテムの貯蔵要件を反映して異なる温度でアイテムを貯蔵するように配置されてもよい。棚20は、固定されることができるが、図1に破線によって示されるように、この例では、高さ方向に調節可能であり、それによって、セル16A、16B及び16Cの相対高さが、異なる小売要求に適するように構成されることができる。
ダクト付き棚20は、各々、供給ダクト22と戻りダクト24のサンドイッチよりなる。棚20は、キャビネット18の内部容量を上下にスタックされた複数の製品展示空間に細分割し、各空間は、それ自体の空気流管理セル16A、16B、又は16C内にある。各棚20は、スタック内に底部セルの頂部壁及びそのスタック内に隣接する頂部の底部壁を画定する。
頂部セル16Aの頂部壁は、キャビネット18の頂部内側パネル上方の追加の供給ダクト22によって画定される。同様に、底部セル16Cの底部壁は、冷蔵アイテムの展示のための追加の棚としても働くキャビネット18の底部内側パネルの下方の追加の戻りダクト24によって画定される。追加の供給ダクト22と追加の戻りダクト24は、棚20に使用されるものと同一であることができることが有利である。
棚の後縁部と側縁部で、ダクト付き棚20は、棚20のこれらの縁部周りの空気流を防止するために、キャビネット18の後内側パネル26と側部壁28に抗するように緊密に位置する。シールは、必要に応じて、棚20のこれらの縁部に沿って設けられることができる。
図1は、任意のダクトの無い棚も示しており、一つは各セル16A、16B、16Cの中間レベルにあり、異なるタイプの食物製品の展示を容易にすると共に利用可能な空間の最良の使用をするために、ダクト付き棚20の前部から後ろにずらされている。中間棚30の一つ以上は、セル16A、16B及び16Cにおける空気の移動を向上するために穿孔されてもよいし又はスロットが形成されてもよい。中間棚30は、キャビネット18の後内側パネル26又は側部壁28に対してシールする必要はない。
各セル16A,16B、16Cは、一般的に、対応して整形された製品展示空間を囲む狭い立方体又はボックス形状である。前部近接開口32は、セル16A、16B及び16Cによって画定された製品展示空間内の任意のアイテムへの妨げの無い手の届く近接を与える。
使用中に、各近接開口32は、関連するセル16A,16B、16Cの前で下方に流れる略垂直なエアカーテン34によってシールされる。エアカーテン34は、下方に向く放出空気グリル(DAG)即ち放出端36と上方に向く戻りグリル(DAG)即ち戻り端部38との間に及ぶ。冷たい空気は、供給ダクト22を通ってエアカーテン34を放出するDAG36に供給され、且つ戻りダクト24を通りエアカーテン34から空気を受け取るRAG38に戻される。エアカーテン34から受け取られた空気は、何らかの巻き込まれた周囲空気を含むことが不可避であり、図示の配置は標準の設計に比較して巻き込み率を大きく減少するが、その空気から熱と水分が器械10内での循環中に除去されなければならない。
図面の図2をここでまた参照すると、前部でDAG36とRAG38と連通する供給ダクト22と戻りダクト24は、夫々、夫々のライザダクト40と42、即ち供給ライザダクト40と戻りライザダクト42と後部で連通する。ライザダクト40と42は、キャビネット18の後内側パネル26と隣接する断熱後部壁との間で上方に延在している。
図2に示される例において、一つの供給ライザダクト40は、二つの戻りライザダクト42の間に配置される。図2は、見るのを容易にするために、風防用透明樹脂又は強化ガラスのような透明な材料で適切に作られた垂直仕切り板44によってここでは分割されている、共通の絶縁キャビネット18に並列に配置されたセルの16の二つの縦列のダクト付き棚20及びライザダクト40と42も示している。
仕切り板の後縁部で、仕切り板44は、後内側パネル26に対して緊密に位置し、それに対してシールされることが好ましい。仕切り板44は、前部から後部まで、後内側パネル26から実質的に棚20の全深さまで延在する。図示のように、仕切り板44は、棚20の前縁部の前方に僅かに延在することが好ましい。仕切り板44は、空気流が一つの縦列から次の縦列に漏れることを防止し、可能であれば、隣接するセル同士のカーテン動力学を中断させる。
仕切り板44と棚20の前縁部領域は、結露を防止するために断熱及び/又は加熱される。また、仕切り板44と棚20の前縁部領域は、低伝導性材料のもの及び/又は高放射率仕上げされることも可能である。
隣り合う縦列の棚20が高さに関して位置合わせされる場合、仕切り板44は、有効な展示エリアを増加するために除去されてもよい。
図2に示される他の特徴は、各縦列が戻りライザダクト42の外側で垂直に延在する一対のキーバー46を有することである。これらのキーバー46は、棚20の重みを支え、且つ中に棚20の後部の栓が任意の適切な高さに位置されることができるスロットの垂直アレイを提供する。これについては、図6を参照して以下のより詳細に説明される。
器械10の使用中に、冷たい空気は、エバポレータ12から各セル16A、16B、16Cに向かってダクトに通され、且つより暖かい戻り空気は、各セル16A、16B、16Cから冷却、乾燥、任意ではあるがフィルタ処理及び再循環のためにコイル14に戻される。
空気は、ファン14によってエバポレータ12を通って噴出され、次に、中央供給ライザダクト40まで推進される。そこから、空気は、ダクト付き棚20内の供給ダクト22に入り、キャビネット18の頂部で、DAG36を介してセル16A、16B、16C当り一つ、複数のエアカーテン34のスタックとして放出される。エアカーテン34からの戻り空気は、棚20におけるRAG38及び戻りダクト24を通って戻され、キャビネット18の底部で、中央供給ライザダクト40の各側の戻りライザダクト42に入る。戻り空気は、ファン14の吸い込み下でこれらの戻りライザダクト42内へ下方に流れて、再びエバポレータ12に入る。
ダクト付き棚20に対する空気流の要件は、供給ライザダクト40と戻りライザダクト42に至る後内側パネル26内にポート48が必要なことである。種々のポート配置は、国際公開第2011/121285号に開示されているので、ここでは、更なる詳細は必要ない。今のところは、これらのポート48は、棚20が除去され且つ任意ではあるが異なる高さに再配置されることができるように、平行な垂直に延在する供給ライザダクト40と戻りライザダクト42と位置合わせされた垂直なアレイに離間されることに留意することで十分である。これらのポート48は、キャビネット18への冷たい空気の望まれない漏れを減少するために、棚20がポート48と連結される時にのみ開口される。国際公開第2011/121285号は、また、使用されない時にポート48が閉鎖されることができる方法を開示しており、他の構成は、本出願人によって出願された同時特許出願に記述されている。
次に、図3a、図3b、図4a及び図4bを参照すると、これらの図は、別個の供給ダクトコンポーネント50と戻りダクトコンポーネント52夫々が、図1と図2に示されるダクト付き棚20を形成するために組み付けられる方法を示している。供給ダクトコンポーネント50と戻りダクトコンポーネント52は、ダクト付き棚20の部品として面対面関係で一緒に置かれる中空のプレート状構造体である。
供給ダクトコンポーネント50と戻りダクトコンポーネント52は、図1と図2に示される器械10の夫々のライザダクト40と42への接続のために、それらの後縁部に夫々供給コネクタ54と戻りコネクタ56を有する。具体的には、コネクタ54と56は、ダクトコンポーネント50と52の後方へ突出し垂直に拡大された延在部である。コネクタ54と56は、均一な空気流を促進し且つ静圧ロスを最小にするために、傾斜された又は湾曲されたブランチ接続部を使用する。コネクタ54と56の後部のブレードコネクタ58は、図5に関連して以下に記述されるように、コネクタ54と56とライザダクト40と42との間のプラグイン配置を容易にする。
コネクタ54と56を画定する夫々のダクトコンポーネント50と52の延在部は、並列で且つ同じ略水平なレベルに位置するように横方向にオフセットされる。具体的には、供給コネクタ54は、図3bと図4bに示されるように、ダクトコンポーネント50と52が面対面関係で一緒に組み付けられると、戻りコネクタ56同士間に入れ子にされる。
ダクトコンポーネント50と52とコネクタ54と56との間の傾斜された又は湾曲された移行セクションは、均一な空気流を促進し、空気が減少された断面エリアの喉部60を通って流れる時の静圧損出を最小にする。この喉部60は、棚同士間の空気流のバランスを取るために望ましい比較的に高い静圧を生成する。喉部60及びコネクタ54と56の横方向オフセットによって画定される高速収縮は、ダクトサイズを減少し且つ空気流をより均一にする。
図5は、ライザダクト40と42をダクト付き棚20の供給ダクト22と戻りダクト24に連結するためにコネクタ54と56の後部でブレードコネクタ58がどのようにプラグインされるかを示している。ブレードコネクタ58は、ブレードコネクタ58が所定の位置にスライドすると、ブレードコネクタ58をライザダクト40と42の側部壁62に対してシールするのを助ける弾性を有する。
図5は、棚20の重みを支えるために、戻りライザダクト42の外側に垂直に延在する一対のキーバー46の一方も示している。そのキーバー46は、図6にも示されており、図5に対応しているが、加えて、棚20から後方へ突出し且つキーバー46のスロット内に係合された栓64を示している。キーバー46は、必要に応じて、棚20の高さが調節されることを可能とするために、棚20の栓64が任意の適切な高さに位置できるスロットの垂直アレイを提供することが好ましい。
対称、バランス及び気密は、本発明で使用される空気流が管理されたセル16A、16B及び16Cの重要な態様である。対称は、設計の有利なモジュール性からかなりの程度まで生じる。バランスに関連して、テスト結果は、垂直ライザダクト40と42における静的圧力ロスは、ダクト付き棚20における及び棚20へ又はその中に至る喉部60における静圧ロスに比較して大きくはないことを示している。その結果、ライザダクト40と42に沿う異なる棚20の相対位置は、システムバランスに対する関係が僅かしかない。これは、空気が、ライザダクト40と42の沿う棚の垂直位置に関係なく各棚20へ及びそれから実質的に等しく流れることを意味する。
次に、図面の図7を見ると、この図は、ダクト付き棚20の戻りダクト24の内側に空気流を向けるように配置された羽根パネル66を示している。この例では、羽根パネル66は、平面視において略長方形であり、真直ぐな前縁部68、前縁部68に平行な真直ぐな後縁部70、及び前縁部68と後縁部70に関して直交して延在する真直ぐな側縁部72と74を有する。
図7に示される羽根パネル66は、上部ウエブ76と下部ウエブ78を接合する立ち上がる側部壁80が散在する交互の上部ウエブ76と下部ウエブ78を備える城郭風横断面を有する。上部ウエブ76と下部ウエブ78は、図7に左側に示される側縁部72から図7に右側に示される側縁部74に向う方向に幅が増加する。従って、側部壁80同士間の間隔は、同じ方向に増加するが、側部壁80の高さは、羽根パネル66の幅を横切って実質的に同じままである。
羽根パネル66がダクト付き棚20の戻りダクトコンポーネント52内に配置されると、中空ダクトコンポーネント52の平行な上部パネルと下部パネルは、隣接する上部ウエブ76同士間及び下部ウエブ78同士間の隙間を閉鎖する。このように、隣接する対の側部壁80は、それらの間に連続する空気チャネル82を画定し、空気が羽根パネル66を横切って流れる経路を提供する。その城郭風断面によって、チャネル82を備える経路は、羽根パネル66の上部面と下部面との間で交互になる。
チャネル82は、図7に示される羽根パネル66の前縁部68と後縁部70の間に延在する。使用中に、戻りダクト24において、チャネル82は、前縁部68から後縁部70に延在する経路に沿って流れる空気を運ぶ。側部壁80は、空気が前部から後部へ羽根パネル66を横切る時に羽根パネル66を横切って空気流を横方向に向けるための羽根として働くように整形される。
チャネル82は、羽根パネル66の前縁部68と後縁部70との間に略延在する。この例では、チャネル82は、他の変形例では、側部壁80とチャネルl82は、前縁部68及び/又は後縁部70に達しないで終端するが、パネル66の前から後ろへの全前深さに延在する。この場合、チャネルは、羽根パネル66が中空ダクトコンポーネント52の平行な上部パネルと下部パネルとの間に挟まれる時に、チャネル82の端部に画定されることができる。次に、空気経路は、これらの室とチャネル82を通って延在する。
側部壁80によって分離されるチャネル82は、実質的に前縁部68の全長に沿って、換言すれば、前部で羽根パネル66の全幅を実質的に横切って離間される。側部壁80は、後方に向かって集まり、羽根パネル66の一側部に向かって略傾斜され、それによって、チャネル82は、羽根パネル66の後部に向かって横方向へオフセットされ、従って、側縁部72に隣接する後縁部70の一端又は一側部に向かって集められる。
後縁部70と反対側の側縁部74との間の羽根パネル66の一角部にある略三角形のフィラーフォーメーション84は、チャネル82が無い後縁部70のその部分を閉鎖する。
側部壁80は、前方平行セクション80A、後方平行セクション80B及び中央前方へ向かって広げられたセクション80Cを有し、それによって側部壁80同士間の間隔は、後方平行セクション80Bにおけるよりも前方平行セクション80Aにおいてより大きい。隣接する側部壁80同士間に画定されるチャネル82は、少なくとも側部壁80のセクション80C同士間で、平面視で前方に広くなっている。
側部壁80は、前方セクション80Aと中央セクション80Cとの間、及び中央セクション80Cと後方セクション80Bとの間の移行部で滑らかに湾曲されている。
羽根パネル66の前縁部68に関して側部壁80の中央セクション80Cの傾斜は、図7において左側に示される側縁部72に向かって減少しており、それに向かって、チャネル82は後方へ集まっている。換言すれば、羽根パネル66の前縁部68に関して側部壁80の中央セクション80Cの傾斜は、反対側の側縁部74に向かって増加している。幅方向への側部壁80の中央セクション80Cのこの漸進的増分傾斜は、羽根パネル66の後部に向かうチャネル82のより幅広く且つより大きな通常の分布に比較しての羽根パネル66の後部に向かうチャネル82の横方向オフセットの結果である。
図7において右側に示される側縁部74に向かうチャネル82は、図7において左側に示される側縁部72に向かうチャネル82よりも長く且つ幅が広いことが前述から明らかである。側部壁80同士間の間隔、従って、チャネル82の幅は、チャネル82の前部と後部の両方に沿ってこの方向に増加する(チャネル82の前部及び後部の幅は、側縁部74に近いチャネル82ほど広い)
前方セクション80Aと後方セクション80Bにおいて、側部壁80は、必要ではないが、図示のように平行であることが好ましい。より大まかに言えば、側部壁80の前方セクション80Aと後方セクション80Bは、羽根パネル66の前縁部68に関して側部壁80の中央セクション80Cよりも傾斜がより少ない。実際に、この例では、側部壁80の前方平行セクション80Aと後方平行セクション80Bは、羽根パネル66の前縁部68と後縁部70に対して略直交する。
図7の最も右側に示された行の端の最も長い側部壁80は、羽根パネル66の前縁部68に関して最も大きな傾きを有する。その側部壁80中央セクション80Cの突出は、隣接する側縁部74と交差し、他方、その側部壁の前方セクション80Aはその側縁部74に続く。
図8は、側部壁80の高さによって画定される羽根パネル66の高さ又は厚みが後縁部70から前縁部68に向かって僅かに先細りになっていることを示す。これは、空気の流れを向上し;それは、ダクト付き棚20の前部の厚みが減少されることを可能とし、器械10の前部近接開口32のサイズを最小にし且つ製品展示空間の汎用性を向上し有利である。
図7及び図8に示される羽根パネル66は、半分のセットのチャネル82を画定する。棚20の前部の全幅を実質的に横切って延在する全セットのチャネル82は、羽根パネル66の二つが、図9に示されるように、それらの側縁部74に沿って並列に当接するように一緒に置かれる時に生成される。一つの羽根パネル66は、他の羽根パネル66に関して反転され、両パネル66のために同一のモールディングが使用されることができ、一方で、チャネル82を画定する連続する城郭風断面を維持することが有利であることがここでは留意される。
羽根パネル66がこのように結合されると、これらのパネル66のチャネル82の半分のセットは、長方形の組合せの外側後角部に対して互いから離れるように広がることが図9から明らかである。このように、半分のセットは、器械10の供給ライザダクト40に関して横方向外方へ配置される戻りライザダクト42と位置合わせされた夫々の後部出口86を画定する。
組み合わされた羽根パネル66の側縁部74に隣接する薄い側部壁80は、それらの前方セクション80Aに沿って当接し、一つの羽根パネル66が他の羽根パネルに関して反転されるので、中断の無い一続きの組合せの前部を横切るチャネル82を残す。
図10、図11及び図12は、夫々、図7、図8及び図9に対応するが、ダクト付き棚20の供給ダクト22の内側に空気流を向けるように配置された羽根パネル88を示す。羽根パネル88の形状と構造は、図7乃至図9に示された羽根パネル66に対するものと本質的に同じであり、従って、繰り返しを避けるために新たには記述しない。代わりに、同様の参照番号は、同様の部品に対して使用される。実際に、幾つかの配置において、供給ダクト22に使用される羽根パネル88が戻りパネル24に使用される羽根パネル66と同一であることが可能であり、従って、同一のモールディングであることが可能であり、更に、工具コストの利点に繋がる。
使用中、供給ダクト22における羽根パネル88のチャネル82は、後縁部70から前縁部68へ流れる空気を運ぶ。他の状態では、戻りダクト24の羽根パネル66上の羽根パネル88における違いは、図12に示されるように、それらのパネルの当接の組合せに主に存する。ここで、羽根パネル88の内の二つは、代わりに、それらの側縁部72に沿って並列に当接するように組み付けられ、一つの羽根パネル88は、他方の羽根パネル88に関して再び反転される。
羽根パネル88がこのように組み合わせられると、これらのパネル88の内の半分のセットのチャネル82は後方に集まり、器械10の供給ライザダクト40の位置合わせされる中央後入口90を画定するように結合することが図12から明白である。また、組み合わされた羽根パネル88の側縁部72に隣接する薄い側部壁80は、一つの羽根パネル88が他方の羽根パネルに関して反転されているので、その組合せの前部を横切る中断の無い一続きのチャネル82を提供するために当接する。
羽根パネル66と88が、全幅ダクト付き棚20に適合するように図9及び図12に示されるように組み合わされると、その結果は、この例では、棚の幅を横切る合計で30本のチャネル82となる。通常、幅に比べて高さ又は厚みが薄いダクト付き棚20において少なくとも10本のこの様なチャネル82が有る。
羽根パネル66と88によって行われる偏心的な列をなす拡張と収縮は、例えば、HVAC設備において使用される90°の曲り又はエルボから区別されるべきである。エルボ及び曲りでスプリッタ又は回転羽根を使用するHVACダクトにおいて、フィッテングの放出部で等しい速度を維持することが目的ではなくて、代わりに、主目的は、静圧ロスを減少し、速度変動を更なる下流でバランスを取ることを可能とすることである。対照的に、本発明は、羽根パネル放出部の全線形幅を横切る均一な速度を目標とする。
羽根パネル66と88の側部壁80によって画定される案内羽根の目的は、ダクト付き棚20の幅を横切って空気を均一に分配し、DAG36とRAG38の幅を横切る実質的に一定の速度を目指すことである。各棚20のチャネル82と喉部60を介する圧力降下は、可能であれば、棚20の全ての間で空気の均一にバランスのとれた分布を確保するために棚20から棚20にかけて同一であるべきである。その圧力降下は、また、通常のダクト圧力降下及び空気の浮揚性に対する空気の影響に起因してエアカーテンに働く圧力から生じる「煙突効果(stack effect)」に比較して大きくされるべきである。
ライザ供給ダクト40から棚20の全幅への急な拡張は、棚20の幅を横切る滑らかで且つ均一に分布された流れを発生しない。代わりに、その空気の大部分は、プレナム室が生成されない場合、棚20の中心で放出し、再循環は棚20の側部で生じる。羽根パネル66と68の側部壁80によって画定された羽根は、DAG36及びRAG38でのプレナムの必要性を排除する又はそれのサイズを減少する。
ファン14の電力消費と棚20の厚みを最小とするために、DAG36の背後に真のプレナム室を形成しないことが望ましく、RAG38の背後にプレナムを使用することは可能ではない。
典型的には、棚20及びハニカムのような何らかの取り付けられたディフューザを介する20Paの圧力降下は、同じライザダクト40と42から動作するセル16A、16B及び16C間の流れのバランスとるために適切である。
本発明は、空気流がバランスのとれたセルのための効率的で且つコスト効率のよい棚空気案内を決定する種々の性能基準、特に、
空気チャネル長さ及びその水力直径におけるバラツキに関係なく空気チャネル82同士間で実質的に等しい圧力降下を達成すること;
DAG36に至る移行部への入口で最適な速度の広がりを提供するために、空気流がチャネル82の両隣接する側部壁80に張り付いたままにすることを保証すること;
7°から15°、より好ましくは、7°から12°、及び最も好ましくは、7°から10°を超えない流れの方向と側部壁との間の広がり角度を維持することによって側部壁80から離れるように空気流の境界層が壊れることを防止すること;及び
できる限り単純な幾何学形状を維持しながら、反直観的に、チャネル82の数を最小にすることが達成されることを可能とする。
先の記述は、ダクト付き棚20に空気を分配するために三つのライザダクト40と42、即ち、一つの供給ライザダクト40と二つの戻りライザダクト42を参照している。その配置では、供給ダクト22と戻りダクト24の各々において鏡像関係である二つの羽根パネル66と68が有る。この配置は、最も一般的な冷蔵展示キャビネットに対して良好に働き、そこでは、標準の棚幅が約1200mmである。しかしながら、幾つかの冷蔵展示キャビネットにおいて、各棚は、かなりより狭く、600mm幅を示すに過ぎない。
このような狭い棚に対して、二つの戻りライザダクト42同士間にある一つの供給ライザダクト40を備える3ダクト分配システムをスケールダウンすることが実際的である又は実行可能である。しかしながら、代わりに、そのような狭い棚は、供給ダクト22と戻りダクト24の各々において、一つの羽根パネル66、68の使用に適合することができる。これは、一つの戻りライザダクト42の他に一つの供給ライザダクト40を備える単純化された2ダクト分配システムにとっては適切である。これに関して、図13aと図13bを参照すると、前者は、単一の羽根パネルを支えるためのフレーム92を示し、後者は、フレーム92に嵌合された単一の羽根パネル94を示す。
羽根パネルは、標準のモールディングが異なる棚幅に適合するようにトリミングされるようにモジュール構造を有することができる。或いは、モールド工具は、追加のセクションがより大きな棚幅のためのツールに追加されることができるようにモジュールにされてもよい。これに関して、図14は、後付セクション98、100及び102によって示されるように、モールド工具96が望ましい棚幅に適するように組み立てられる方法を示している。
棚の異なるサイズを許容するように羽根パネルをトリミングすることは、可能であるが、その選択肢は、許容されることができる棚幅を制限することになる。異なる棚幅を満たすための代替の工具配置は、図15に示されるように、各空気チャネルを画定する個別の工具104を有することである。これらのチャネル工具104は、望ましい棚幅を作り出すための治具に設置される。この配置の利点は、個別のチャネル工具104同士間の隙間が一層よりフレキシブルなサイズ設定を提供するように調節されることができることである。
チャネルが並列に設置された分離されたモールディングによって画定されると、異なる棚幅を構成することは容易である。各代替のチャネルのみがモールディングによって形成されるならば、チャネル同士間の隙間は、調節されることができ;これは、棚幅の大きな範囲に対して略2:1の入口/出口比を達成するためにかなりの柔軟性を与える。また、羽根パネルの前後深さはトリミングされてもよい。
最後に図面の図16を見ると、この図は、図7乃至図9に示されるように、戻りダクト24に使用される羽根パネル66の変形例である羽根パネル106を示している。この変形例では、羽根パネル106の後部における三角形の切欠きは、図16において左側に示されるより狭いチャネル82から前方へ向かって図16において右側に示されるより幅広のチャネル82へ傾く傾斜縁部108を有する。
重大な静圧ロスが喉部60で生じ、そのロスは、喉部60の自由断面エリアを増加することによって減少されることができる。そうする一つの方法は、各々が数ミリメートル幅であり得る、チャネル82を分割する壁の材料の量を減少することである。図16は、その目的が達成されることができる方法を示している。これは、入口から出口までの延在比率が喉部60において非常に高い静圧を引き起こす場合に特に有用である。
空気チャネル82に対する全体の静圧ロスは、最も長いランを画定する、従って、最も著しいオフセットを有するチャネル82によって決定され;これは、「インデックスラン」と典型的には呼ばれる。略真直ぐな、羽根パネルの他の側の短いチャネル82、及びこれらのチャネル82同士間の、中間長のより少ないオフセットのチャネル82は、インデックスランのものと実質的に同一である圧力降下と放出速度を達成するために絞られる。
実際において、切欠きの傾斜縁部108は、図16において破線によってマークされるように、切欠きが無かったならば、後縁部70が延在する所の内側でチャネル82を終端する。縁部108の傾斜は、図16において左側に示されるより細いチャネル82が図16において右側に示されるより幅広のチャネル82で終端するよりも更に前縁部68から後部で終端するようにステップ状にチャネル82を終端する。にもかかわらず、羽根パネル106がダクト付き棚20の戻りダクト24に設置されると、前縁部68から後縁部70に対応する戻りダクト24の後部まで測定されたより幅広のチャネル82の有効長は、より幅が狭いチャネル82の長さよりも大きいままである。これに関して、使用中に、羽根パネル106は、中空ダクトコンポーネント52の平行な上部パネルと下部パネルとの間に挟まれ、切欠きにも拘らず空気流を拘束する。
同様の切欠き機能は、ダクト付き棚20の供給ダクト22の内側に空気流を向けるために配置される羽根パネル88に適用されることができる。
組み付け中に、断熱のストリップ又は層は、供給ダクト22と戻りダクト24との間の熱伝達を減少するために供給ダクトコンポーネント50と戻りダクトコンポーネント52との間に追加されることができる。異なる温度での棚20における隣接する壁及び供給ダクトコンポーネント50と戻りダクトコンポーネント52との間のそれらの壁の表面は、低い熱伝導性の物である及び/又は断熱される及び/又はより暖かいダクトでの結露を防止するために加熱される。より暖かいダクトは、通常戻りダクト24であり、そこでは、浸入の増加は、水分レベルを上昇する傾向があり、他の方法では、より冷たい供給ダクト22への近接により、その水分が結露することが防止される。
断熱材は、棚20上に配されるあらゆる製品の過冷却を回避するために棚20の上に配されることができる。或いは、過冷却は、より少ない伝導性材料の使用によって及び/又は棚20を断熱プレート、カバー又はマットに嵌合すること、又はワイヤ支持棚のようなスペーサによって回避されることができる。反対に、棚20によって支持される冷たいアイテムに対する伝導冷却を使用することが望ましく、熱伝導プレート又はカバーが、代わりに、棚20上に配されることができる。
部品長の羽根が全長側部壁80同士間のチャネル82に配置されてもよい。
各々が半分のセットのチャネルよりなる二つのより小さなコンポーネントを並列に使用することの代替として、勿論、プラスチックモールディングのような単一コンポーネントが、各ダクトにおいて必要なチャネルの全てを画定するために使用されてもよい。
多くの他の変形例は、本発明の概念内で可能である。例えば、スタックに四個以上のセルを有する他の例において、二つ以上の内部セルと三枚個以上のダクト付き棚があり、逆に、そこでは、スタック中に二つのセルがあるだけであり、内部セルはなく、一つのダクト付き棚がある。
羽根パネルの城郭風横断面は、パネルを横切って延在する空気チャネルを画定する一つの方法に過ぎない。他のオプションは、中に羽根パネルが配置される中空ダクトコンポーネントのパネルによって開口頂部が閉鎖される一連のU形状チャネルを画定する、略平らなパネルから立ち上がる側部壁のアレイを提供することである。
羽根パネルは、羽根パネルが間違ったダクト又は棚に又は間違った向きに設置されることができないことを保証するために、正しい受容ダクト又は棚における相補的フォーメーションと協働するフォーメーションを有することができる。
キャビネットの側部壁の一方又は両方は、製品展示空間に展示されたアイテムの可視性を向上するために透明であってもよく、その場合、側部壁は、強化ガラス又は風防用透明樹脂のものであり、且つ良好な断熱性を維持するために、二重に又は三重にガラスが嵌め込まれることが適切である。
器械は、冷たい空気が他の場所で、例えば、遠くのファンコイルユニットで生成され、且つ器械にポンプ送給される場合には、内部の冷凍機エンジンを有する必要はない。従って、冷凍機エンジンは、一体のユニットとしてキャビネット内に含まれることができ、又は冷却は、典型的には、遠くにあるスーパーマーケットの冷凍パックユニットから供給されることができる。局所冷却は、結露水のためのドレインシステムを必要とする。
ダクト付き棚において形成し得る何らかの結露を処理するために、そのような棚は、水分を集めてそれを排出するためのドレインを備えることができる。例えば、ダクト付き棚における戻りダクトは、キャビネットの後部に向かって落ちるように下方及び後方へ傾斜されることができ、そこでは、そのダクトは、キャビネットから水を排除するためのエバポレータのために設けられるドレインシステムへ導くことができる。
器械で使用される場合、冷却コイルとファンは、セルの背後に配置されるが、代わりに、セルの頂部、底部又は側部に位置されることができる。
単一の戻りダクトは、各棚における二レベル層状又はサンドイッチ配置における単一の供給ダクトの上方に配置されることができる。しかしながら、戻りダクトが供給ダクトに並んで、同じ水平レベルで又は棚の中で重なるレベルで位置する他の配置が可能である。また、一つの棚に二つ以上の供給ダクト又は戻りダクトがあってもよく、又はこれらのダクトは、枝状に分割されてもよい。
上述の羽根パネルは、金属から、スチール羽根の製造によって又はプラスチックやスチール羽根の研磨パス内への挿入によって等によって製造されることができる。しかしながら、羽根パネルは、プラスチックであることが好ましく、正確で且つ低コスト製造のために熱成形、真空成形、ブロー成形又は射出成形されることができる。一つの他の可能性は、3D印刷による羽根パネルを製造することである。
プラスチックの熱成形は、製造及び人間のスキルに依存する手作業の測定に比較して、製造される時に案内羽根の精度の利点を有する。しかしながら、熱成形は、例えば、モールディングの後の材料の薄くすること及び収縮に関して課題を抱えることになる。これは、モジュールの工具を有することが望ましい一つの理由であり、それによって、異なる棚サイズが単一の既知のセットの工具から開発されることができる。
本発明のマルチチャネル羽根パネル配置は、正確な製造、繰り返し可能な精度及び単純なアセンブリを保証する。それは、幅広のDAG及びRAGへの及びからの均一な空気速度分布を保証し、ライザダクトへのより狭い接続部に対する拡張又は収縮を可能とする。

Claims (25)

  1. エアカーテンを使用する開口前面展示ユニットのためのダクト付き棚であって、前記ダクト付き棚は、
    後部から前部へ前方方向を画定する前部及び後部と、
    側部から側部への幅方向を画定する両側部と、
    略前方又は後方へ前記棚を通って延在し且つ放出開口又は戻り開口と前方端で連通する少なくとも一つの連続するダクトであって、前記ダクトの後方端におけるよりも前記前方端で前記幅方向により幅広であるダクトと、
    前記幅方向に並列に連続的に配置された一群の経路に前記ダクトを分割するために前記ダクトに沿って延在する案内壁であって、前記一群の経路の各々が夫々前方端及び後方端を有する各チャネルを備え、前記案内壁は、前記チャネルが前記チャネルの後方端におけるよりも前記チャネルの前方端において前記幅方向により幅広であるように前方へ斜めに広がる案内壁とを有し、
    前記一群の経路の各々は、関連する前記チャネルの前記後方端と前記前方端との間に幅方向のオフセットの度合いを反映する各長さを有し、
    前記一群の経路のうち、より長い経路は、より短い経路よりも関連する前記チャネルの後方端と前方端で幅方向においてより大きな幅を有し、
    前記チャネルの前記前方端及び前記後方端の幅は、一方の前記側部に近い前記チャネルほど広いダクト付き棚。
  2. チャネルの側部を画定する前記案内壁は、中央流れ軸から最大15°だけそのチャネルを通って広がる請求項1に記載のダクト付き棚。
  3. 前記案内壁は、前記ダクトの前記前方端と実質的に同じレベルの前記案内壁の前方端で終端する請求項1又は2に記載のダクト付き棚。
  4. 一群の前記チャネルは、異なる水力直径を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載のダクト付き棚。
  5. 実質的に等しい圧力降下が前記一群の経路を横切って生成されるように配置される請求項1乃至4のいずれか一項に記載のダクト付き棚。
  6. 前記チャネルは、前記案内壁を結合する頂部壁又は底部壁によって更に画定される請求項1乃至5のいずれか一項に記載のダクト付き棚。
  7. 前記頂部壁又は前記底部壁は、単一の空気流案内ボディとして前記案内壁と一体である請求項6に記載のダクト付き棚。
  8. 前記空気流案内ボディは、モールド成形され、又はプレス成形され、又は真空成形される請求項7に記載のダクト付き棚。
  9. 前記頂部壁及び前記底部壁は、一群の前記チャネルのうち隣接する前記チャネル同士間で交互となっている請求項6乃至8のいずれか一項に記載のダクト付き棚。
  10. 前記交互の頂部壁と底部壁及び前記案内壁は、前記幅方向に凹凸状の又は城郭風の断面を画定する請求項9に記載のダクト付き棚。
  11. 前記ダクトは、前から後ろに前記棚を通って切断された側断面において前方に先細りになっている請求項1乃至10のいずれか一項に記載のダクト付き棚。
  12. 前記案内壁は、関連する前記チャネルの前記後方端と前記前方端との間の幅方向オフセットの度合いに従って前記棚の前記前部に対して傾斜された中央セクションを備える請求項1乃至11に記載のダクト付き棚。
  13. チャネルを画定する隣接する案内壁の前記中央セクションは、前方に斜めに広がる請求項12に記載のダクト付き棚。
  14. 前記案内壁の前方セクション及び/又は後方セクションは、前記棚の前部に関して前記案内壁の前記中央セクションよりも少ない傾斜を有する請求項12又は13に記載のダクト付き棚。
  15. チャネルを画定する隣接する案内壁の前記前方セクション及び/又は前記後方セクションは、実質的に平行である請求項14に記載のダクト付き棚。
  16. 前記案内壁の前記前方セクション及び/又は前記後方セクションは、前記棚の前記前部及び/又は前記後部に対して実質的に直交する請求項14又は15に記載のダクト付き棚。
  17. ダクト付き棚用の空気流案内ボディであって、前記案内ボディは、
    後部から前部へ前方方向を画定する前部及び後部と、
    側部から側部への幅方向を画定する両側部と、
    前記ボディの前記前部と前記後部との間に延在し且つ後方端よりも前方端において前記幅方向により広いダクトを画定するフォーメーションと、
    前記幅方向に並列に連続的に配置された一群の経路に前記ダクトを分割するために前記ダクトに沿って延在する案内壁であって、前記一群の経路の各々が、夫々前方端及び後方端を有する各チャネルを備え、前記案内壁は、前記チャネルが前記チャネルの後方端におけるよりも前記チャネルの前方端において前記幅方向により幅広であるように前方へ斜めに広がる案内壁とを有し、
    前記一群の経路の各々は、関連する前記チャネルの前記後方端と前記前方端との間に幅方向のオフセットの度合いを反映する各長さを有し、
    前記一群の経路のうちより長い経路は、より短い経路よりも関連する前記チャネルの後方端と前方端で幅方向においてより大きな幅を有し、
    前記チャネルの前記前方端及び前記後方端の幅は、一方の前記側部に近い前記チャネルほど広い空気流案内ボディ。
  18. 経路の前記長さは、前記ダクトの前記後部から関連する前記チャネルを通って前記ダクトの前記前部まで測定される請求項1乃至16のいずれか一項に記載のダクト付き棚又は請求項17に記載の空気流案内ボディ。
  19. 経路の前記長さは、チャネル前記後方端と前記前方端との間で測定される請求項18に記載のダクト付き棚。
  20. 前記幅方向に一対として並列に配置された請求項17に記載の空気流案内ボディの組合せであって、これらのダクト画定フォーメーションが前記案内ボディ同士間の平面に関して実質的に鏡像関係となっている空気流案内ボディの組合せ。
  21. 前記一対の案内ボディうち、一方の案内ボディは、他方の案内ボディに関して反転されている請求項20に記載の案内ボディの組合せ。
  22. ダクト付き棚用の空気流案内ボディの組合せであって、各案内ボディは、
    後部から前部へ前方方向を画定する前部及び後部と、
    側部から側部への幅方向を画定する対向する側部と、
    前記ボディの前記前部と前記後部との間に延在し且つ後方端と前方端との間に幅方向のオフセットを有するダクトを画定するフォーメーションとを備え、
    前記組合せは、前記幅方向に対として並列に配置される少なくとも二対の案内ボディを備え、前記少なくとも二対の案内ボディの、前記ダクトを画定するフォーメーションが前記案内ボディ同士間の平面に関して実質的に鏡像関係であり、
    前記対が上下に配置され、
    第1の対の前記ダクトの後方端が前記幅方向において横方向内方に向いており、
    第2の対の前記ダクトの後方端が前記幅方向において横方向外方に向いている組合せ。
  23. 各対は、並列に配置された一つの第1の案内ボディと一つの第2の案内ボディを備え、前記第1の案内ボディと前記第2の案内ボディとの横方向位置は、一方の対と他方の対との間で交換される請求項22に記載の組合せ。
  24. 請求項17に記載の空気流案内ボディの内の一つ以上又は請求項20乃至23のいずれか一項に記載の組合せの内の一つ以上を備えるダクト付き棚。
  25. 請求項1乃至12のいずれか一項に規定される、少なくとも一つのダクト付き棚、請求項17に規定される、少なくとも一つの空気流案内ボディ、又は請求項20乃至23のいずれか一項に規定される、少なくとも一つの組合せよりなる、開口前面展示ユニット。
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