JP6440550B2 - 顔料で着色したワックス分散物の調製方法 - Google Patents

顔料で着色したワックス分散物の調製方法 Download PDF

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Description

本明細書には、ワックス分散物が記載される。さらに具体的には、本明細書には、顔料で着色したワックス分散物、およびこのような顔料で着色したワックス分散物を製造する方法が記載される。
着色した相変化インク(ホットメルトインクまたは固体インクと呼ばれることがある)の顔料分散物は、好ましくは、直径で100ナノメートル以下であってもよい顔料の一次粒径と同じ小さな粒径になるまで顔料を粉砕することが必要である。顔料の粒径を小さくすることは、費用がかかり、エネルギー集約的である場合がある。100℃より高い温度でワックス媒体に顔料を分散させるために適した既知の技術としては、アトライタによる粉砕、押出成型および均質化が挙げられる。これらのプロセスは、過度な粉砕時間(7日間までの粉砕時間)を必要とし、ある場合には、既知のプロセスは、必要な顔料粒径にすることさえできない。さらに、粉砕媒体(ステンレス鋼、シリカ、ジルコニアなど)を利用するプロセスでは、媒体による摩耗によって、インクの汚染が起こることがある。
顔料分散は、顔料で着色した相変化インクの製造において重要な工程である。顔料は、多くは、一次粒径よりも何倍も大きな(通常は、直径で約100ナノメートル未満程度の)乾燥した凝集物および集塊物として製造業者によって供給される。これらの凝集物または集塊物は、固体インク媒体中で安定な分散物を作製するために、狭い粒度分布を有しつつ、粒径を直径で約100ナノメートル未満まで小さくしなければならない。得られた固体インク配合物が良好な吐出性能および印刷品質性能を示すことが必要である。
粒子の分散および顔料の粒径を小さくするためのプロセス(例えば、ミルによる粉砕および均質化)が知られている。これらの既知のプロセスは、室温で行われるか、または高温で行われるが、そうはいっても顕著に100℃より低い。
圧力6,000psi、温度120℃〜130℃で動くピストンホモジナイザを用いて溶融したポリエチレンまたはポリメチレンワックスを脱イオン水および界面活性剤に乳化することによって、乳化凝集トナーを製造するために用いられるワックス分散物を調製することができる。得られたエマルションは、典型的には、約30重量%の固形分を含み、以下の粒径の仕様を有する。
D50 Spec:W143 Nanotrac(登録商標)によって、209±45(Omnova Brookhavenによって、243±ナノメートル)
D95 Spec:最大で650ナノメートル
米国特許出願第13/940,731号は、その要約書に、含浸ミルの周囲にあるジャケット、またはジャケット付容器の中に配置されたバスケットミル部品および分散ブレード部品を備えるジャケット付容器中、相変化インク担体および任意要素の分散剤を約100℃〜約170℃の温度で溶融することと;ジャケット付容器中、溶融した相変化インク担体および任意要素の分散剤を、分散ブレードを用いて混合することと;ジャケット付容器中、溶融し、混合した相変化インク担体および任意要素の分散剤を顔料に加えることと;顔料を濡らすことと;顔料を濡らした後、ジャケット付容器中の含浸ミルまたはバスケットミル部品を用いて顔料の粒径を小さくすることと;顔料分散物を取り出すことを含む、顔料分散物を調製するためのプロセスを記載している。
顔料で着色したワックス分散物を調製するためのプロセスであって、(a)乾燥顔料を少なくとも1種類のワックスとともに溶融し、混合して顔料濃縮物を作製し、この顔料濃縮物が、少なくとも25重量%の顔料を含有することと;(b)工程(a)の顔料濃縮物を粉砕し、粉砕した顔料濃縮物を作製することと;(c)(b)の粉砕した顔料濃縮物と水とを合わせ、分散させ、ワックスシェルに囲まれた顔料コアを含む複数の顔料で着色したワックス粒子を含む顔料で着色したワックス分散物を作製することとを含み、顔料で着色したワックス粒子が、約150ナノメートルから約300ナノメートル未満の粒度分布を示し、工程(a)の溶融し、混合すること、および工程(b)の粉砕することは、含浸メディアミルで行われ、工程(c)の合わせることは、ピストンホモジナイザを用いて行われる、プロセスが記載される。
さらに、ミクロン未満の顔料で着色した水性ワックス分散物であって、ワックスシェルに囲まれた顔料コアを含む複数の顔料で着色したワックス粒子を含み、顔料で着色したワックス粒子が、約150ナノメートルから約300ナノメートル未満の粒度分布を示し;顔料で着色したワックス分散物は、(a)乾燥顔料を少なくとも1種類のワックスとともに溶融し、混合して顔料濃縮物を作製し、この顔料濃縮物が、少なくとも25重量%の顔料を含有することと;(b)工程(a)の顔料濃縮物を粉砕し、粉砕した顔料濃縮物を作製することと;(c)(b)の粉砕した顔料濃縮物と水とを合わせ、分散させ、顔料で着色したワックス分散物を作製することとによって調製され、工程(a)の溶融し、混合すること、および工程(b)の粉砕することは、含浸メディアミルで行われ、工程(c)の合わせることは、ピストンホモジナイザを用いて行われる、ミクロン未満の顔料で着色した水性ワックス分散物が記載される。
図1は、本開示の顔料濃縮物を調製するためのプロセスを示すフロー図である。 図2は、図1で調製したような顔料濃縮物を用い、本開示の顔料で着色したワックス分散物を調製するためのプロセスを示すフロー図である。 図3は、本実施形態に従って調製した顔料で着色したワックス分散物の粒径を示すグラフである。
トナーまたはインクを製造するためのコア要素として使用するために適した顔料で着色したワックス分散物を調製するための方法および装置が記載される。本発明で調製した顔料が封入された水性ワックス分散物を、水性ラテックス系インクまたはトナーの用途を含め、種々の用途に使用することができる。本発明の顔料で着色したワックス分散物から調製可能なトナーの例は、非常によく広がるトナーであり、厚みが約1〜約2マイクロメートルの「非常に薄い」層を生成することができる。水性のサーマル用、圧電用または音響用のインクジェットインクを調製するために分散物を使用することもできる。
いくつかの実施形態において、本発明の顔料で着色したワックス分散物を用い、同時に低粘度分散物を与えつつ、25重量%以上の顔料組み込みを含む高顔料含有トナーおよびインクを達成することができる。従って、いくつかの実施形態において、本発明の系および方法は、顔料濃縮物およびワックス分散物と、この顔料濃縮物およびワックス分散物を含有する非常によく広がるトナーを製造することを含む。特定の実施形態において、顔料濃縮物は、シアン顔料を含有する。特定の実施形態において、顔料濃縮物は、25重量%の平均粒径が約80ナノメートルのClariant(登録商標)Cyan B4G顔料をワックスマトリックス中に含む。いくつかの実施形態において、本発明のワックス分散物は、顔料濃縮物を用いて調製され、平均粒径が約200ナノメートルである。得られた顔料で着色したワックス分散物は、いくつかの実施形態において、200ナノメートルのワックス分散物を含み、平均粒径が約80ナノメートルの顔料は、ワックス粒子中に含まれる。ワックス分散物は、顔料粒子が分散されたワックス粒子を示すTEMイメージングによって特定することができる。
本発明の実施形態は、得られた印刷画像中で光学密度を高めることができる粒径が小さな顔料を可能にする。本明細書で上に示すように、顔料で着色したワックスを、次世代のトナーおよびインクと非常によく広がるトナーを含む多くの用途で使用することができる。非常によく広がるトナー用途に、本発明の顔料で着色したワックス分散物を使用することは、プリンタのランニングコストを顕著に減らすという利点を与える。本発明の顔料で着色したワックス分散物を多種多様な乳化凝集トナーに組み込むことができ、同様に、種々の他の用途で使用することができる。さらに、本発明の顔料で着色したワックス分散物によって、高品質で低コストのトナーを製造することができる。顔料のほとんどが一次粒径を有する顔料の水性ワックス分散物を生成する能力を、直接的なマーキング用途およびゼログラフィー用途を含む多くの用途で使用することができる。
顔料で着色したワックス分散物を調製するための本発明のプロセスは、(a)乾燥顔料を少なくとも1種類のワックスとともに溶融し、混合して顔料濃縮物を作製し、この顔料濃縮物が、少なくとも25重量%の顔料を含有することと;(b)工程(a)の顔料濃縮物を粉砕し、粉砕した顔料濃縮物を作製することと;(c)(b)の粉砕した顔料濃縮物と水とを合わせ、分散させ、ワックスシェルに囲まれた顔料コアを含む複数の顔料で着色したワックス粒子を含む顔料で着色したワックス分散物を作製することとを含み、顔料で着色したワックス粒子が、約150ナノメートルから約300ナノメートル未満の粒度分布を示し、工程(a)の溶融し、混合すること、および工程(b)の粉砕することは、含浸メディアミルで行われ、工程(c)の合わせることは、ピストンホモジナイザを用いて行われる。顔料で着色したワックス粒子は、平均粒径が、約80〜約300ナノメートル、または約100〜約250ナノメートル、または約170〜約230ナノメートルである。特定の実施形態において、顔料で着色したワックス粒子は、約150ナノメートル〜約230ナノメートル未満、または約150ナノメートル〜約200ナノメートル未満の粒度分布を示す。いくつかの実施形態において、顔料で着色したワックス粒子は、Z平均粒径が約200ナノメートルである。平均粒径は、例えば、Nanotrac(商標)252(Microtrac、モンゴメリービル、PA、USA)粒径分析機を用い、任意の適切な様式または望ましい様式で測定することができる。
顔料分散プロセスは、任意の適切な装置または望ましい装置で行うことができる。いくつかの実施形態において、顔料で着色したワックス分散プロセスは、ジャケット付容器で包まれたミル、いくつかの実施形態において、ジャケット付容器で包まれたバスケットミルまたは含浸メディアミルの設定で行われる。一般的に、ミルは、加熱ジャケットを備える容器、相変化担体および任意要素の分散剤を混合し、相変化担体および任意要素の分散剤および顔料を後で混合して顔料を濡らすための分散ブレード、または顔料を分散させるための研磨媒体(いくつかの実施形態において、セラミック研磨媒体)を含む含浸ミルヘッド(バスケットアセンブリ)を含むだろう。
一実施形態において、溶融し、混合し、濡らし、分散することは、すべて同じ容器で行われ、混合ブレードが、含浸ミルまたはバスケットミルと置き換えられる。別の実施形態において、溶融し、混合し、濡らすことは、異なる容器で行われ、次いで、濡らされた混合物を含浸ミルに移す。
いくつかの実施形態において、工程(a)の溶融し、混合すること、および工程(b)の粉砕することは、含浸メディアミルで行われる。
いくつかの実施形態において、工程(c)の合わせることは、ピストンホモジナイザを用いて行われる。
濡れた顔料を研磨するための含浸メディアミル、いくつかの実施形態において、Hockmeyer含浸メディアミルを用いることを含む本発明のプロセスによって達成される利点は、含浸メディアミルが、顔料を分散し(濡らし)、粉砕する操作に必要な塔がたった1つであることである。従って、単純化されたプロセスが提供される。以前、濡れた顔料の研磨は、供給塔、供給ポンプ、および供給塔と粉砕チャンバとの間で材料を再循環させるための接続管を必要とする水平型メディアミルを用いて行われていた。さらに、工程(a)および(b)のために含浸メディアミルを用いる本発明のプロセスは、含浸メディアミルが、粉砕バスケットを支え、インペラを回転させるためのオーバーヘッドドライブを使用するという利点を有する。このプロセスは、大気圧で操作することができ、駆動シャフトのための機械的な密封を必要としない。水平型メディアミルは、100psiまでの加圧下で動き、駆動シャフトのための機械的な密封を必要とする。本発明のプロセスのさらなる利点は、含浸メディアミルにおいて、粉砕が含浸バスケットの中で行われることである。小さな粉砕バスケットは、少量の研磨媒体を必要とし、大きなインペラ速度を達成するための電力が少なくてすむ。
ジャケット付容器内部の高剪断分散ブレードまたはインペラ部品を用い、乾燥顔料を少なくとも1つのワックスで溶融し、混合することができる。インペラの回転速度(rpm)、先端速度(フィート/秒)および温度は、任意の適切な速度または温度、または望ましい速度または温度であってもよく、いくつかの実施形態において、100℃より高い温度で、120℃より高い温度で、100〜約170℃、110〜170℃、または110〜160℃の温度で、約500〜約5,500rpm、または500〜約5,000rpm、または3,000〜約5,200rpmの回転数で、4〜40フィート/秒または23フィート/秒〜40フィート/秒の先端速度であってもよい。
任意の適切な温度または望ましい温度で、乾燥顔料を少なくとも1つのワックスで溶融し、混合することができる。いくつかの実施形態において、工程(a)の溶融し、混合することは、約90〜約170℃、または約100〜約145℃、または約120〜約140℃の温度で行われる。
任意の適切な時間または望ましい時間で、乾燥顔料を少なくとも1つのワックスで溶融し、混合することができる。いくつかの実施形態において、工程(a)の溶融し、混合することは、約0.1〜約10時間、または約4〜約10時間、または約5〜約8時間、または約6〜約7時間行われる。具体的な実施形態において、工程(a)の溶融し、混合することは、約1〜約4時間行われる。
工程(a)の混合することは、任意の適切なプロセスまたは望ましいプロセスで行うことができる。いくつかの実施形態において、工程(a)の混合することは、毎分約500回転〜約5,500回転、毎分約1,500回転〜約4,000回転、または毎分約2,000回転〜約3,000回転に設定した分散ブレードを用いて行われる。
工程(b)の粉砕することは、任意の適切なプロセスまたは望ましいプロセスで行うことができる。いくつかの実施形態において、工程(b)の粉砕することは、研磨工程を含む。粉砕する工程(b)のために含浸ミルまたはバスケットミルを使用してもよい。バスケットミルは、側面および底部に適切な開口部(例えば、0.1ミリメートルの開口部)を有するふるいを含んでいてもよく、研磨媒体(例えば、セラミック研磨媒体、いくつかの実施形態において、直径が0.3ミリメートルの球状ジルコニア研磨媒体)で満たされていてもよい。バスケットミルは、溶融混合した顔料およびワックス粒子をミルに引き込むためのオージェを使用してもよい。ロータおよび研磨媒体によって発生する遠心力は、スラリーをふるいの側面および底部を通って外に押し出す。粉砕は、望ましい粒度分布が達成されるまで、任意の適切な時間または望ましい時間、いくつかの実施形態において、数時間行うことができる。
本発明のプロセスのために任意の適切なミルまたは望ましいミルを選択することができる。いくつかの実施形態において、ミルは、米国特許第7,559,493号に記載されるようなものであってもよい。いくつかの実施形態において、本発明のプロセスは、Hockmeyer Equipment Corporationから入手可能なミクロミルであるHockmeyer HCPN Dispermill(登録商標)を用いて行うことができる。これは、材料(例えば、顔料)の粒径を小さくするための研磨媒体を利用する垂直型バスケットミルを含む含浸ミルである。
任意の適切な媒体粉砕材料または望ましい媒体粉砕材料、例えば、ビーズまたはショットが、含浸ミルヘッド(バスケットアセンブリ)に含まれていてもよい。いくつかの実施形態において、粉砕工程のためのミルヘッドに、直径が0.3ミリメートルのジルコニア40ミリリットルが配置される。
いくつかの実施形態において、粉砕する工程(b)は、約90〜約170℃、または約100〜約145℃、または約120〜約140℃の温度で行われる。
粉砕する工程(b)は、任意の適切な時間または望ましい時間行われてもよく、いくつかの実施形態において、粉砕する工程(b)は、約0.1〜約8時間、または約1〜約8時間、または約3〜約6時間、または約2〜約4時間行われる。具体的な実施形態において、工程(a)の溶融し、混合することは、約0.1〜約4時間行われる。
工程(b)の粉砕した顔料濃縮物をすぐに使用してもよく、後の使用のために貯蔵してもよい。いくつかの実施形態において、工程(b)の粉砕した顔料濃縮物をアルミニウム皿に取り出す。
合わせる工程(c)は、任意の適切なプロセスまたは望ましいプロセスで行うことができる。いくつかの実施形態において、合わせる工程(c)は、(1)前均質化、次いで、(2)均質化を含む。例えば、いくつかの実施形態において、合わせる工程(c)は、(1)約90〜約170℃の温度、約100〜約1,000rpm、約300〜約1,000psiで約0.1〜約1.5時間、前均質化すること;次いで、(2)約90〜約170℃の温度、約100〜約1,000rpm、約4,000〜約8,000psiで約0.5〜約5時間均質化することを含む。
このプロセスは、さらに、(d)顔料で着色したワックス分散物を任意の適切な温度または望ましい温度まで冷却することと、(e)顔料で着色したワックス分散物を濾過することと、(f)顔料で着色したワックス分散物を取り出すこととを含んでいてもよい。
冷却する工程(d)は、顔料で着色したワックス分散物を任意の適切な温度または望ましい温度まで冷却することを含んでいてもよく、いくつかの実施形態において、約20〜約50℃の温度まで冷却することを含んでいてもよい。
濾過する工程(e)は、任意の適切なプロセスまたは望ましいプロセスによって行われてもよい。いくつかの実施形態において、顔料で着色したワックス分散物を濾過することは、約100〜約300マイクロメートルのフィルター孔を有するフィルターによって濾過することを含む。いくつかの実施形態において、顔料で着色したワックス分散物を、20〜約50℃の温度で150ミクロンのナイロンフィルターによって濾過してもよい。
顔料で着色したワックス分散物粒子は、粒径が小さなワックス顔料分散物を与える。顔料で着色したワックス粒子の粒径は、任意の数の適切な動的光散乱装置、例えば、Malvern Zetasizerを用いて測定することができる。例えば、時間経過に伴うZ−平均粒径を監視し、高温(例えば、約120℃)に維持しながら顔料粒子の安定性を評価することができる。いくつかの実施形態において、本発明の顔料で着色したワックス粒子は、Z平均粒径が、約80〜約300ナノメートル、または約100〜約250ナノメートル、または約170〜約230ナノメートルである。
顔料で着色したワックス分散物は、種々の用途で使用することができる。例えば、顔料で着色したワックス分散物は、インクおよびトナーの調製に使用することができる。
本発明の顔料で着色したワックス分散物は、任意の適切な顔料着色剤または望ましい顔料着色剤を含有していてもよい。具体的な実施形態において、着色剤は、顔料である。具体的な実施形態において、着色剤は、マゼンタ顔料、シアン顔料、イエロー顔料、ブラック顔料およびこれらの混合物およびこれらの組み合わせからなる群から選択される顔料である。顔料で着色したワックス分散物を、相乗剤および分散剤によって安定化してもよい。
適切な顔料の例としては、PALIOGEN(登録商標)Violet 5100(BASF);PALIOGEN(登録商標)Violet 5890(BASF);HELIOGEN(登録商標)Green L8730(BASF);LITHOL(登録商標)Scarlet D3700(BASF);SUNFAST(登録商標)Blue 15:4(Sun Chemical);Hostaperm(登録商標)Blue B2G−D(Clariant);Hostaperm(登録商標)Blue B4G(Clariant);SPECTRA(登録商標)PAC C Blue 15:4(Sun Chemical);Permanent Red P−F7RK;Hostaperm(登録商標)Violet BL(Clariant);LITHOL(登録商標)Scarlet 4440(BASF);Bon Red C(Dominion Color Company);ORACET(登録商標)Pink RF(BASF);PALIOGEN(登録商標)Red 3871 K(BASF);SUNFAST(登録商標)Blue 15:3(Sun Chemical);PALIOGEN(登録商標)Red 3340(BASF);SUNFAST(登録商標)Carbazole Violet 23(Sun Chemical);LITHOL(登録商標)Fast Scarlet L4300(BASF);SUNBRITE(登録商標)Yellow 17(Sun Chemical);HELIOGEN(登録商標)Blue L6900、L7020(BASF);SUNBRITE(登録商標)Yellow 74(Sun Chemical);SPECTRA(登録商標)PAC C Orange 16(Sun Chemical);HELIOGEN(登録商標)Blue K6902、K6910(BASF);SUNFAST(登録商標)Magenta 122(Sun Chemical);HELIOGEN(登録商標)Blue D6840、D7080(BASF);Sudan Blue OS(BASF);NEOPEN(登録商標) Blue FF4012(BASF);PV Fast Blue B2GO1(Clariant);IRGALITE(登録商標)Blue GLO(BASF);PALIOGEN(登録商標)Blue 6470(BASF);Sudan Orange G(Aldrich);Sudan Orange 220(BASF);PALIOGEN(登録商標)Orange 3040(BASF);PALIOGEN(登録商標)Yellow 152、1560(BASF);LITHOL(登録商標)Fast Yellow 0991 K(BASF);PALIOTOL(登録商標) Yellow 1840(BASF);NOVOPERM(登録商標)Yellow FGL(Clariant);Ink Jet Yellow 4G VP2532(Clariant);Toner Yellow HG(Clariant);Lumogen(登録商標)Yellow D0790(BASF);Suco−Yellow L1250(BASF);Suco−Yellow D1355(BASF);Suco Fast Yellow D1355、D1351(BASF);HOSTAPERM(登録商標)Pink E 02(Clariant);Hansa Brilliant Yellow 5GX03(Clariant);Permanent Yellow GRL 02(Clariant);Permanent Rubine L6B 05(Clariant);FANAL(登録商標)Pink D4830(BASF);CINQUASIA(登録商標)Magenta(DU PONT);PALIOGEN(登録商標)Black L0084(BASF);Pigment Black K801(BASF);およびカーボンブラック、例えば、REGAL 330(商標)(Cabot)、Nipex 150(Evonik)Carbon Black 5250およびCarbon Black 5750(Columbia Chemical)など、およびこれらの混合物が挙げられる。
顔料で着色したワックス分散物は、任意の適切なワックスまたは望ましいワックスを含有していてもよい。ワックスは、望ましい最終製品に従って選択されるだろう。
いくつかの実施形態において、ワックスは、ポリオレフィン、カルナバワックス、米ろう、カンデリラろう、木ろう、ホホバ油、みつろう、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、微結晶性ワックス、Fischer−Tropschワックス、ステアリン酸ステアリル、ベヘン酸ベヘニル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸プロピル、グリセリドモノステアレート、グリセリドジステアレート、ペンタエリスリトールテトラベヘネート、ジエチレングリコールモノステアレート、ジプロピレングリコールジステアレート、ジグリセリルジステアレート、トリグリセリルテトラステアレート、ソルビタンモノステアレート、ポリエチレンワックス、エステルワックス、アミドワックス、脂肪酸、脂肪族アルコール、脂肪族アミド、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。
従って、ワックスシェルに包まれた顔料コアを含む複数の顔料で着色したワックス粒子を含む、ミクロン未満の水性顔料で着色したワックス分散物が提供され、顔料で着色したワックス粒子は、約150ナノメートル〜約300ナノメートル未満の粒度分布を示す。
いくつかの実施形態において、ミクロン未満の水性顔料で着色したワックス分散物は、顔料で着色したワックス分散物中の顔料およびワックスの合計重量を基準として、少なくとも25重量%の顔料を含有する。
ミクロン未満の水性顔料で着色したワックス分散物は、水に近い粘度を有する低粘度分散物である。いくつかの実施形態において、水性インク組成物は、約20℃〜約40℃の温度範囲での粘度が約1.2〜約12センチポイズである。
以下の実施例は、本開示のさまざまな種類をさらに定義するために提示されている。これらの実施例は、単なる実例であることを意図しており、本開示の範囲を限定することは意図していない。さらに、部および割合(%)は、特に指示のない限り、重量基準である。
(実施例1)
25重量%のシアン顔料を含有するシアン顔料濃縮物を、表1に記載する要素を用いて調製した。
Figure 0006440550
PEI−1は、米国特許第7,973,186号の実施例1に記載されるポリエチレンイミン分散剤である。
**Sunflo(登録商標)SFD−B124は、Sun Chemicalから入手可能な誘導体化されたスルホン酸化銅フタロシアニン相乗剤である。
***Cytech(登録商標)FNP−0080は、Cytec(登録商標)から入手可能なパラフィンワックスである。
顔料濃縮物を調製するための処理工程を図1に示す。図1を参照しつつ、780グラムのCytech(登録商標)FNP−0080および320グラムのPEI−1を、Hockmeyer Equipment Corporation製のミクロミルであるHockmeyer「15−65」Hockmeyer HCPN Dispermill(登録商標)に加え、5,000rpm(毎分の回転数)で溶融し、溶融した後に140℃で60分間、混合した。その後、400グラムのClariant(登録商標)Cyan B4G顔料および100グラムのSunflo(登録商標)SFD−B124をあらかじめブレンドし、次いで、すべての顔料および分散剤を加えた後、あらかじめブレンドしたものを、5,200rpm、140℃で60分間混合しつつ、ミルに加えた。次いで、ミルに0.3ミリメートルのジルコニアビーズを40ミリリットル投入し、5,200rpm、145℃で混合を続けた。この材料をサンプリングし、Malvern Zetasizer粒径分析機を用いて1時間ごとに分析し、Rheometrics Corporation(現在はTA Instruments,Inc.)製のRFS−IIIレオメーターで50ミリメートルの円錐および平板の幾何形状を用いて、材料のレオロジー特性を110℃で決定した。サンプルが所望の仕様を満たす場合、生成物を140℃でアルミニウム皿に取り出した。
(実施例2)
表2に記載する要素を用い、実施例1のシアン顔料濃縮物を用い、顔料で着色したワックス分散物を調製した。
Figure 0006440550
Tayca Corporation(日本)製の分枝鎖ナトリウムドデシルベンゼンスルホネートTAYCA POWER BN2060
顔料で着色したワックス分散物を調製するためのプロセスを図2に示す。図2を参照しつつ、1リットルプラスチック瓶中、TAYCA POWERが溶解するまでスパチュラで攪拌しつつ、92.6グラムのTAYCA POWER BN2060を2,213グラムの脱イオン水に溶解させた。694.4グラムの実施例1のシアン顔料濃縮物と、溶解したTAYCA POWERとを01−08反応器、Gaulin 15−MRホモジナイザに加え、120℃、500rpm、800psi(平方インチあたりのポンド数)で20分間前均質化することによって前均質化を行い、顔料で着色したワックスの水分散物を作製した。次いで、顔料で着色したワックスの水分散物を、温度120℃、500rpm、6,000psiで45分間かけて、01−08反応器、Gaulin 15−MRホモジナイザで均質化した。次いで、顔料で着色したワックス分散物を温度約50℃まで冷却し、100ミクロンナイロンフィルターによって濾過し、取り出した。
実施例2の顔料で着色したワックス分散物の粒径を、室温でNanotrac(商標)252(Microtrac、モンゴメリービル、PA、USA)を用いて測定した。結果を図3に示す。
実施例2の顔料で着色したワックス分散物は、約150〜約300ナノメートルの粒度分布を示し、平均粒径が約222ナノメートルであった。
従って、本明細書には、ワックス分散物、いくつかの実施形態において、ミクロン未満の顔料で着色した水性ワックス分散物を調製するのに適切な改良されたシステムおよび方法が提供される。さらに、トナーの調製に使用するのに適した顔料で着色したワックス分散物を調製するための改良されたシステムおよび方法が提供される。さらに、乳化凝集トナーワックス分散物の粒径と同様の粒径を有する顔料で着色したワックス分散物が提供される。

Claims (12)

  1. 顔料で着色したワックス分散物の調製方法であって、
    (a)乾燥顔料を少なくとも1種類のワックスとともに溶融及び混合して顔料濃縮物を作製する工程であって、この顔料濃縮物が、少なくとも25重量%の顔料を含有する工程と;
    (b)前記工程(a)の顔料濃縮物を粉砕し、粉砕した顔料濃縮物を作製する工程と;
    (c)前記工程(b)の粉砕した顔料濃縮物と水とを配合し、分散させ、顔料で着色したワックス分散物を作製する工程と、を含み、
    当該顔料で着色したワックス分散物は、ワックスシェルに囲まれた顔料コアを含む、複数の顔料で着色したワックス粒子を含み、
    当該顔料で着色したワックス粒子は、150ナノメートルから300ナノメートル未満の粒度分布を示し;
    前記工程(a)の溶融および混合、並びに前記工程(b)の粉砕は、含浸メディアミルで行われ、
    前記工程(a)の溶融及び混合が100〜170℃の温度で行われ、
    前記工程(b)の粉砕が100〜170℃の温度で行われ、
    前記工程(c)の配合は、ピストンホモジナイザを用いて行われる、方法。
  2. 前記工程(a)の溶融及び混合が100145℃の温度で行われる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記工程(a)の溶融及び混合が1時間〜4時間行われる、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記工程(b)の粉砕が100145℃の温度で行われる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記工程(b)の粉砕が1時間〜8時間行われる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記工程(c)の配合は、(1)90〜170℃の温度、100〜1,000rpm、300〜1,000psiで0.1〜1.5時間、予備均質化する工程と;次いで、(2)90〜170℃の温度、100〜1,000rpm、4,000〜8,000psiで0.5〜5時間均質化する工程とを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. (d)前記顔料で着色したワックス分散物を冷却する工程と、
    (e)前記顔料で着色したワックス分散物を濾過する工程と、
    (f)前記顔料で着色したワックス分散物を取り出す工程と、
    を更に含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記工程(d)は、前記顔料で着色したワックス分散物を20〜50℃の温度まで冷却することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記工程(e)は、前記顔料で着色したワックス分散物を100〜300マイクロメートルのフィルター孔を有するフィルターによって濾過することを含む、請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記顔料で着色したワックス粒子は、Z平均粒径が200ナノメートルである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記顔料が、マゼンタ顔料、シアン顔料、イエロー顔料、ブラック顔料、およびこれらの混合物およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記ワックスは、ポリオレフィン、カルナバワックス、米ろう、カンデリラろう、木ろう、ホホバ油、みつろう、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、微結晶性ワックス、Fischer−Tropschワックス、ステアリン酸ステアリル、ベヘン酸ベヘニル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸プロピル、グリセリドモノステアレート、グリセリドジステアレート、ペンタエリスリトールテトラベヘネート、ジエチレングリコールモノステアレート、ジプロピレングリコールジステアレート、ジグリセリルジステアレート、トリグリセリルテトラステアレート、ソルビタンモノステアレート、ポリエチレンワックス、エステルワックス、アミドワックス、脂肪酸、脂肪族アルコール、脂肪族アミド、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
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