JP6440314B2 - 受信装置、受信方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る放送システム1の概略ブロック図である。
放送システム1は、送信装置10と、受信装置30とを含んで構成される。放送システム1では、一般に送信装置10、受信装置30が、それぞれ複数個存在しうる。但し、以下では説明を簡潔にするため、送信装置10の個数、受信装置30の個数が、それぞれ1個である場合を例にする。
次に、ダイアログ音声について説明する。
図2は、ダイアログ音声を説明するための図である。
ダイアログ音声とは、複数のチャンネルのうち所定のチャンネルを用いて再生される音声である。ダイアログ音声は、通例2ch(channel)よりも多くのチャンネルを有するサラウンド音声の一部として用いられる。ダイアログとは、本来、ドラマ、映画などの演芸のせりふを意味する語であるが、本実施形態では、ダイアログ音声には、せりふに限らず、主に人間が発話した音声もしくは合成された音声であって、放送番組の内容、要点、意味、背景などの内容を表す音声も含まれる。ダイアログ音声には、例えば、スポーツ放送、演芸番組、ニュース番組などの番組の解説音声が含まれる。また、ダイアログ音声は、外国語で発話された外国語音声やそれらを含む多言語音声として提供されることがある。また、ダイアログ音声は、視覚障害や聴覚障害などの知覚障害を補完するために用いられることがある。視覚障害用の音声として、例えば、映像が表現する情報を表す解説音声が用いられる。聴覚障害用の音声として、例えば、通常の音声よりも発話速度が遅い音声や、通常の音声よりも音量が大きい音声が用いられる。
次に、ダイアログ音声の音量調整について説明する。
図3は、ダイアログ音声の音量調整を説明するための図である。
受信装置30は、複数のチャンネルのうちダイアログ音声を再生するダイアログ専用チャンネルの音量と、その他のチャンネルの音量を個々に制御する。図3に示す例では、ダイアログ専用チャンネルの音量は、その他のチャンネルの音量との差分である相対レベルによって指定される。縦軸、横軸は、それぞれ音量のレベル、相対レベルを示す。図3は、左から右に順に相対レベルが+10dB、+7dB、0dB、−3dBである場合におけるダイアログ専用チャンネル、その他のチャンネルの音量レベルをそれぞれ示す。ダイアログ専用チャンネルの音量レベル、その他のチャンネルの音量レベルは、それぞれ塗りつぶし、白抜きの棒グラフで表される。
次に、音声データのストリームについて説明する。
図4は、音声データのストリームの例を示す図である。本実施形態では、送信装置10が送信する音声データのストリームは、符号化された音声データに付加情報が付加されて構成されるビットストリームである。図4は、音声データのストリームがLATM/LOAS(Low−overhead MPEG−4 Audio Transport Multiplex/Low Overhead Audio Stream)ストリーム形式で構成されている場合を例にする。LATM/LOASストリーム形式は、LOAS、LATMヘッダ、SCE1(Single Channel Element 1)、CPE1(Channel Pair Element 1)、CPE2、LFE、PCE(Program Configuration Element)、DSE(Data Stream Element)、TERM(Terminator)の各領域を有する。
図5は、本実施形態に係る補助情報のデータ構成を示す図である。補助情報には、ダイアログ存在情報(ext_dialogue_status)、ダイアログ分類情報(dialogue_category_code)及びダイアログ分類デフォルト利得情報(dialogue_category_default_gain)が含まれる。
ダイアログ存在情報には、設定値としてダイアログ音声の有無を示す設定値が指定される。例えば、設定値「1」は、ダイアログ音声が存在することを示す。設定値「0」は、ダイアログ音声が存在しないことを示す。ダイアログ分類情報は、設定値としてダイアログ音声が属する分類(ジャンル)を示す設定値が指定される。ダイアログ分類デフォルト利得情報は、設定値として指定された分類に属するダイアログ音声に与えるデフォルトの利得を示す設定値が指定される。デフォルトの利得とは、具体的にはユーザによる指示を受けずにダイアログ音声に与えられる相対レベル又は増幅率である。
図6は、ダイアログ分類テーブルの例を示す図である。図6に示す例では、設定値「0000」、「0001」、「0010」、「0011」、「0100」は、それぞれ、「聴覚障害」、「視覚障害」、「スポーツ解説」、「演芸解説」、「その他解説」を示す。受信装置30は、ダイアログ分類テーブルを参照し、指定された設定値に対応する分類を、ダイアログ音声が属する分類として特定することができる。
図7は、ダイアログ分類デフォルトテーブルの例を示す図である。図7に示す例では、設定値「0011」、「0101」、「1000」、「1010」は、それぞれ増幅率として「0.251」、「0.501」、「1」、「1.995」を示す。これらの増幅率は、それぞれ−12dB、−6dB、0dB、+6dBの相対レベルに相当する。受信装置30は、ダイアログ分類テーブルを参照し、指定された設定値に対応するデフォルトの増幅率又は相対レベルを、ダイアログ音声に与えられる初期の増幅率又は相対レベルとして特定することができる。
次に、受信装置30の構成について説明する。
図8は、本実施形態に係る受信装置30の構成を示す概略ブロック図である。
受信装置30は、放送受信部31と、拡声部33と、入力部34と、表示部35と、記憶部36と、制御部37と、を含んで構成される。
拡声部33は、制御部37から入力される音声信号に基づく音声を再生する。拡声部33は、例えば、複数のスピーカを含んで構成される。個々のスピーカは、各チャンネルの音声を再生するために用いられる。拡声部33は、6個のスピーカを備えることで5.1chサラウンドの音声を再生することができる。
表示部35は、制御部37から取得した映像信号が示す映像を表示する。表示部35は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−luminescence)ディスプレイなどのディスプレイである。
ダイアログ検出部3733は、ダイアログ音声があると判定するとき、入力された補助情報を関連情報取得部3734に出力する。
なお、映像処理部374は、復号した映像データが示す映像に各種の画面データが示す表示画面と、を合成して得られる合成映像を示す表示データを生成してもよい。映像処理部374は、生成した表示データを表示部35に出力することにより、表示部35に表示データが示す映像に表示画面を重ね合わせて表示させる。表示画面は、例えば、ダイアログ音声の提供、その種別、ダイアログ音量の調整方法などを通知するためのダイアログ通知画面である。ダイアログ音声があると判定されるとき、映像処理部374は、ダイアログ通知画面を表示部35に表示させる。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図9は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)分離部372は、放送で伝送された多重化データに含まれるプログラム情報に基づいて、当該多重化データから音声データのストリームを分離する。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)付加情報解析部3732は、分離された音声データのストリームから音声データに付加された付加情報を解析し、ダイアログ情報の有無を判定する。ダイアログ情報があると判定するとき、付加情報解析部3732は、ダイアログ情報を記述した補助情報を抽出する。その後、ステップS103に進む。
(ステップS103)音声復号部3731は、音声データのストリームに含まれる各チャンネルの音声データを復号し、音声信号を取得する。その後、ステップS104に進む。
(ステップS105)関連情報取得部3734は、関連情報として補助情報からダイアログ分類デフォルト利得情報を取得する。その後、ステップS106に進む。
(ステップS106)ダイアログ音量設定部3735は、関連情報としてダイアログ分類デフォルト利得情報に基づいてデフォルトのダイアログ音量と他チャンネル音量を定める。その後、ステップS107に進む。
(ステップS107)音量制御部3736は、デフォルトのダイアログ音量、他チャンネル音量として、それぞれダイアログ音量設定部3735が定めたものに定める。その後、音量制御部3736は、操作信号に基づいてダイアログ専用チャンネルの音量と他チャンネルの音量を個々に制御する。拡声部33は、音量が制御された各チャンネルの音声を再生する。その後、図9に示す処理を終了する。
この構成により、ユーザの操作によらず、ダイアログ音声の音量が関連情報に応じた音量に設定される。ユーザが目標の音量を判断できない場合や、判断できても操作できない場合であっても、ダイアログ音声のデフォルト音量の設定においてユーザの操作を特段要しないので、ダイアログ音声の利便性が向上する。
この構成により、デフォルトのダイアログ音声の他の音声を基準とした相対音量が、ダイアログ音声の提供者、例えば、放送事業者、番組制作者がダイアログ音声の分類に基づいて意図した相対音量に制御される。そのため、ユーザがダイアログ音声の相対音量について目標値がわからない場合でも、放送番組におけるダイアログ音声の分類に適した音量でダイアログ音声を受聴することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。以下、主に第1の実施形態との差異点について説明する。
第1の実施形態では、関連情報取得部3734が関連情報としてダイアログ分類デフォルト情報を取得する場合を例にした。本実施形態では、関連情報取得部3734が関連情報としてダイアログ分類デフォルト情報に代えて、放送番組の属性を示す番組情報を取得する場合を例にする。
ダイアログ音量設定部3735は、音量テーブルを参照して、入力された番組情報に対応する相対レベルを読み取る。ダイアログ音量設定部3735は、第1の実施形態と同様に、読み取った相対レベルに基づいて、デフォルトのダイアログ音量と他チャンネル音量を定める。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図10は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。
図10に示す受信処理は、ステップS101〜S104、S105a、S106a及びS107を有する。ステップS104においてダイアログ音声があると判定されるとき(ステップS104 YES)、ステップS105aに進む。
(ステップS106a)ダイアログ音量設定部3735は、記憶部36に予め記憶された音量テーブルを参照して取得された番組情報に対応する相対レベルを特定する。ダイアログ音量設定部3735は、特定した相対レベルに基づいてデフォルトのダイアログ音量と他チャンネル音量を定める。その後、ステップS107に進む。
この構成により、デフォルトのダイアログ音声の他の音声を基準とした相対音量が、放送番組の属性に応じて制御される。そのため、ユーザがダイアログ音声の相対音量についての目標値がわからない場合でも、放送番組の属性に適した音量でダイアログ音声を受聴することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。上述の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。以下、主に第2の実施形態との差異点について説明する。
第2の実施形態では、関連情報取得部3734が関連情報として番組情報を取得する場合を例にした。本実施形態では、関連情報取得部3734が関連情報としてさらにユーザ情報を取得する場合を例にする。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図11は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。
図11に示す受信処理は、ステップS101〜S104、S105b、S106b及びS107を有する。ステップS104においてダイアログ音声があると判定されるとき(ステップS104 YES)、ステップS105bに進む。
(ステップS106b)ダイアログ音量設定部3735は、番組情報とさらにユーザ情報を参照してデフォルトのダイアログ音量と他チャンネル音量を定める。ここで、ダイアログ音量設定部3735は、記憶部36に予め記憶された嗜好情報テーブルを参照し、ユーザ情報に対応する嗜好番組情報を特定する。ダイアログ音量設定部3735は、構成情報から取得された番組情報と特定した嗜好番組情報とが一致する項目の番組情報を特定する。ダイアログ音量設定部3735は、特定した番組情報に対応する相対レベルを特定する。ダイアログ音量設定部3735は、特定した相対レベルに基づいてデフォルトのダイアログ音量と他チャンネル音量を定める。その後、ステップS107に進む。
この構成により、番組の属性としてユーザの属性に対応した属性に応じて、デフォルトのダイアログ音声の他の音声を基準とした相対音量が制御される。そのため、ユーザ属性に応じて視聴される傾向がある放送番組の属性に応じた音量でダイアログ音声を受聴することができる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。上述の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。以下、主に第1の実施形態との差異点について説明する。
第1の実施形態では、関連情報取得部3734が関連情報としてダイアログ分類デフォルト情報を取得する場合を例にした。本実施形態では、関連情報取得部3734が関連情報としてダイアログ分類デフォルト情報に代えて、日時情報を取得する場合を例にする。
ダイアログ音量設定部3735は、時間帯別音量テーブルを参照して、日時情報が示す時刻が属する時間帯に対応する相対レベルを特定する。ダイアログ音量設定部3735は、第1の実施形態と同様に、特定した相対レベルに基づいて、デフォルトのダイアログ音量と他チャンネル音量を定める。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図12は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。
図12に示す受信処理は、ステップS101〜S104、S105c、S106c及びS107を有する。ステップS104においてダイアログ音声があると判定されるとき(ステップS104 YES)、ステップS105cに進む。
(ステップS106c)ダイアログ音量設定部3735は、時間帯別音量テーブルを参照し、日時情報が示す時刻が属する時間帯に対応する相対レベルを特定する。ダイアログ音量設定部3735は、特定した相対レベルに基づいてデフォルトのダイアログ音量と他チャンネル音量を定める。その後、ステップS107に進む。
この構成により、デフォルトのダイアログ音声の他の音声を基準とした相対音量が、ユーザが放送番組を視聴する日時に応じて制御される。そのため、ユーザがダイアログ音声の相対音量についての目標値がわからない場合でも、その日時に適した音量でダイアログ音声を受聴することができる。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。上述の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。以下、主に第1の実施形態との差異点について説明する。
第1の実施形態では、関連情報取得部3734が関連情報としてダイアログ分類デフォルト情報を取得する場合を例にした。本実施形態では、関連情報取得部3734が関連情報としてダイアログ分類デフォルト情報に代えて、環境情報を取得する場合を例にする。
ダイアログ音量設定部3735は、環境音量テーブルを参照して、環境情報に対応する相対レベルを特定する。ダイアログ音量設定部3735は、第1の実施形態と同様に、特定した相対レベルに基づいて、デフォルトのダイアログ音量と他チャンネル音量を定める。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図13は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。
図13に示す受信処理は、ステップS101〜S104、S105d、S106d及びS107を有する。ステップS104においてダイアログ音声があると判定されるとき(ステップS104 YES)、ステップS105dに進む。
(ステップS106d)ダイアログ音量設定部3735は、環境音量テーブルを参照し、取得された環境情報に対応する相対レベルを特定する。ダイアログ音量設定部3735は、特定した相対レベルに基づいてデフォルトのダイアログ音量と他チャンネル音量を定める。その後、ステップS107に進む。
この構成により、デフォルトのダイアログ音声の他の音声を基準とした相対音量が、音声の再生環境に応じて制御される。そのため、ユーザがダイアログ音声の相対音量についての目標値がわからない場合でも、音声の再生環境に応じた適切な音量でダイアログ音声を受聴することができる。
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。上述の実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を援用する。以下、主に第1の実施形態との差異点について説明する。
ダイアログ検出部3733は、複数のダイアログ音声のうち設置位置情報が示す設置位置が属する地域を示す地域情報が設定されたダイアログ音声を選択する。
そして、関連情報取得部3734、ダイアログ音量設定部3735、音量制御部3736は、ダイアログ検出部3733が選択したダイアログ音声について、上述した処理を行い、選択されなかったダイアログ音声について上述した処理を行わない。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図15は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。
図15に示す受信処理は、ステップS101〜S103、S104e及びS105〜S107を有する。ステップS103の処理の終了後、ステップS104eに進む。
この構成により、地域情報で指定される地域に属する設置場所に設置された受信装置30において、そのダイアログ音声が受聴可能となる。そのため、ダイアログ音声の提供者、例えば、放送事業者、番組制作者が意図した地域のユーザにそのダイアログ音声が提供される。また、複数のダイアログ音声が提供される場合には、提供者が個々のダイアログ音声について相互に異なる地域を示す地域情報が設定することにより、個々のダイアログ音声がそれぞれ異なる地域に提供されうる。
上述の実施形態では、送信装置10(図1)が放送伝送路11を介して番組データを送信する放送システム1を例にした。本実施形態では、放送システム1が放送通信連携システムとして構成されている場合を例にする。
本実施形態に係る放送システム1は、さらに通信装置20を含んで構成される。
通信装置20は、受信装置30から要求信号を受信するとき、その応答としてアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと呼ぶ)を受信装置30に送信する。このアプリケーションは、所定の記述言語(例えば、HTML5)で記述され、放送番組を構成する一部のコンテンツのデータを含む。そのデータとして音声データが含まれることがある。このアプリケーションには、通知情報が含まれることがある。通信装置20は、例えば、放送事業者又はコンテンツ提供者のサーバー装置である。
図17は、本実施形態に係る受信装置30の構成を示す概略ブロック図である。
本実施形態に係る受信装置30は、さらに通信部32と、アプリケーション処理部375とを備える。アプリケーション処理部375は、アプリケーション制御部3751と、アプリケーション実行部3752と、を備える。
アプリケーション制御部3751は、分離部372から制御情報を取得し、取得した制御情報に基づいてアプリケーションを取得し、取得したアプリケーションに記述された命令で指示される処理を制御する。なお、以下の説明ではアプリケーションに記述された命令で指示される処理を行わせることを、「アプリケーションを実行する」と呼ぶ。
アプリケーション制御部3751は、制御情報で指示されたアプリケーションの取得先情報が示す通信装置20にアプリケーションの取得を指示するための要求信号を生成する。アプリケーション制御部3751は、生成した要求信号を通信装置20に通信部32を介して送信する。アプリケーション制御部3751は、その応答として通信装置20から通信部32を介してアプリケーションを受信する。アプリケーション制御部3751は、受信したアプリケーションをアプリケーション実行部3752に出力する。アプリケーション制御部3751は、制御情報に基づいてアプリケーション実行部3752にアプリケーションの実行を開始させ、その実行を停止させる。
また、補助情報は、音声データが伝送されるストリームにおいて当該音声データに付加される。そのため、本実施形態において取得した音声データについても、受信装置30は、放送により取得した音声データと共通のダイアログ検出部3733、関連情報取得部3734、ダイアログ音量設定部3735、音量制御部3736、それぞれの機能を発揮することができる。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
また、受信装置30との間で各種のデータが送受信可能であれば拡声部33、入力部34、及び表示部35のいずれか又はそれらの組み合わせが受信装置30の本体から省略され、別体として構成されてもよい。
(1)放送番組の音声に関する補助情報に基づいて受信した音声データから所定のチャンネルで再生させるダイアログ音声を示す音声データを検出するダイアログ検出部と、複数のチャンネルのうち前記ダイアログ音声を再生するダイアログ専用チャンネルの音量と、その他のチャンネルの音量をそれぞれ制御する音量制御部と、前記放送番組の視聴に関する関連情報に基づいて前記ダイアログ専用チャンネルの音量を定める音量設定部と、を備える受信装置。
前記ダイアログ検出部は、前記受信装置の設置場所が、前記地域情報が示す地域に属する前記音声データを検出する(1)から(6)のいずれかの受信装置。
Claims (8)
- 放送番組の音声に関する補助情報に基づいて受信した音声データから所定のチャンネルで再生させるダイアログ音声を示す音声データを検出するダイアログ検出部と、
複数のチャンネルのうち前記ダイアログ音声を再生するダイアログ専用チャンネルの音量と、その他のチャンネルの音量をそれぞれ制御する音量制御部と、
前記放送番組の視聴に関する関連情報に基づいて前記ダイアログ専用チャンネルの音量を定める音量設定部と、
を備え、
前記補助情報は、前記関連情報として前記ダイアログ音声の分類に応じた前記ダイアログ専用チャンネルの相対音量を示す音量情報を含み、
前記音量設定部は、前記音量情報に基づいて前記ダイアログ専用チャンネルの音量を定める
受信装置。 - 放送番組の音声に関する補助情報に基づいて受信した音声データから所定のチャンネルで再生させるダイアログ音声を示す音声データを検出するダイアログ検出部と、
複数のチャンネルのうち前記ダイアログ音声を再生するダイアログ専用チャンネルの音量と、その他のチャンネルの音量をそれぞれ制御する音量制御部と、
前記放送番組の視聴に関する関連情報に基づいて前記ダイアログ専用チャンネルの音量を定める音量設定部と、
を備え、
前記音量設定部は、前記関連情報として前記放送番組の属性を示す番組情報に応じた前記ダイアログ専用チャンネルの相対音量に基づいて前記ダイアログ専用チャンネルの音量を定める
受信装置。 - 前記音量設定部は、前記関連情報としてユーザの属性を示すユーザ情報に対応付けられた前記番組情報に基づいて前記ダイアログ専用チャンネルの音量を定める
請求項2に記載の受信装置。 - 前記音量設定部は、前記関連情報として前記放送番組を提示する日時を示す日時情報に基づいて前記ダイアログ専用チャンネルの音量を定める請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の受信装置。
- 前記音量設定部は、前記関連情報として音声の再生環境を示す環境情報に基づいて前記ダイアログ専用チャンネルの音量を定める請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の受信装置。
- 前記補助情報は、前記ダイアログ音声が提供される地域を示す地域情報を含み、
前記ダイアログ検出部は、前記受信装置の設置場所が、前記地域情報が示す地域に属する前記音声データを検出する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の受信装置。 - 受信装置における受信方法であって、
放送番組の音声に関する補助情報に基づいて受信した音声データから所定のチャンネルで再生させるダイアログ音声を示す音声データを検出するダイアログ検出過程と、
複数のチャンネルのうち前記ダイアログ音声を再生するダイアログ専用チャンネルの音量と、その他のチャンネルの音量をそれぞれ制御する音量制御過程と、
前記放送番組の視聴に関する関連情報に基づいて前記ダイアログ専用チャンネルの音量を定める音量設定過程と、
を有し、
前記補助情報は、前記関連情報として前記ダイアログ音声の分類に応じた前記ダイアログ専用チャンネルの相対音量を示す音量情報を含み、
前記音量設定過程は、前記音量情報に基づいて前記ダイアログ専用チャンネルの音量を定める過程を有する
受信方法。 - 受信装置のコンピュータに、
放送番組の音声に関する補助情報に基づいて受信した音声データから所定のチャンネルで再生させるダイアログ音声を示す音声データを検出するダイアログ検出手順、
複数のチャンネルのうち前記ダイアログ音声を再生するダイアログ専用チャンネルの音量と、その他のチャンネルの音量をそれぞれ制御する音量制御手順、
前記放送番組の視聴に関する関連情報に基づいて前記ダイアログ専用チャンネルの音量を定める音量設定手順、
を実行させるためのプログラムであって、
前記補助情報は、前記関連情報として前記ダイアログ音声の分類に応じた前記ダイアログ専用チャンネルの相対音量を示す音量情報を含み、
前記音量設定手順は、前記音量情報に基づいて前記ダイアログ専用チャンネルの音量を定める手順を有する
プログラム。
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