JP6439399B2 - 画像処理装置、データ処理方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、様々なジョブを実行する画像処理装置およびそれにおけるデータ処理方法などに関する。
コピー、スキャン、ファックス送信、ファックス受信、およびPCプリントなど様々なジョブを実行することができる画像処理装置が普及している。このような画像処理装置は、「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれる。また、画像処理装置は、複数のユーザによって共用することができる。よって、画像処理装置は、一時期に、多数のジョブが与えられることがある。
しかし、廉価な画像処理装置には、十分な容量のメモリが搭載されていないことがある。メモリの空き容量が少ないほど、受け付けることができるジョブが少なくなる。そこで、メモリを効率的に使用することが要求される。
メモリを効率的に使用する方法として、次のような方法が提案されている。画像入出力装置に、画像をデジタル情報として入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力された画像データを記憶する第一のビットマップメモリ手段と、前記入力手段により第一のビットマップメモリ手段に記憶されたデジタル情報を符号化する符号化手段と、前記符号化手段により符号化されたデータを記録する第一の符号メモリ手段と、前記符号メモリ手段に記録された符号化されたデータを記録する不揮発性メモリ手段と、不揮発性メモリ手段に前記符号化手段により符号化されたデータの書き込みを行う不揮発性メモリ書き込み手段と、前記不揮発性メモリ手段からデータの読み出しを行う不揮発性メモリ読み出し手段と、前記不揮発性メモリ読み出し手段により読み出されたデータを蓄積する第二の符号メモリ手段と、第二の符号化メモリ上の符号化されたデータを復号化する復号化手段と、前記復号化手段が復号化したデータを展開する第二のビットマップメモリ手段と、前記第二のビットマップメモリ手段に蓄積されたデジタル情報を装置外に出力する画像出力手段と、画像出力時には前記第二の符号メモリ及び前記第二のビットマップメモリ手段のメモリ容量を管理するメモリ管理手段と、を具備させておく。そして、前記画像出力手段及び、前記符号化手段、前記復号化手段においては1ページに満たない画像データをバンドデータとして逐次処理可能であり、前記メモリ管理手段は前記画像出力手段が起動後停止不可能な出力手段である場合には前記第二の符号メモリを出力する頁分のデータが全て収まるサイズのメモリ容量を確保するとともに第二のビットマップメモリは頁に満たないバンド単位のメモリサイズを確保し、画像出力手段が起動後停止不可能な出力手段でない場合には前記第二の符号メモリ及び前記第二のビットマップメモリの両方をバンド単位で確保する(特許文献1)。
特開2006−20029号公報
特許文献1に記載される方法は、画像出力手段が起動後に停止可能であるか停止不能であるかに応じてメモリの容量の確保の仕方を変えることによって、メモリの使用の効率化を図る。
しかし、十分な容量のメモリが搭載されていないが様々な種類のジョブを実行することができる画像処理装置においては、さらに効率的にメモリを使用できることが望ましい。
本発明は、このような課題に鑑み、画像処理装置において従来よりも効率的にメモリを使用することを、目的とする。
本発明の一形態に係る画像処理装置は、画像のデータを取得する取得手段と、実行することによって前記データのサイズが大きくなる処理である、他の装置から当該データとして取得したファックスデータを伸張する伸張処理および解像度を変換する変換処理、を含む第一のプロセスおよび第二のプロセス、の少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理を、当該データに対して施すデータ処理手段と、前記取得されたデータまたは前記1つまたは複数の処理が施された前記データを記憶するメモリと、前記メモリに記憶されている、前記第一のプロセスが施された前記データまたは前記第二のプロセスが施された前記データを出力する出力手段と、前記メモリに記憶されている、前記取得されたデータおよび前記1つまたは複数の処理が施されたデータの総量が所定の量を超えている場合に、前記第一のプロセスに含まれる処理のうち、前記伸張処理および前記変換処理を実行するのを待機するように前記データ処理手段を制御する、制御手段と、を有する。
本発明の他の一形態に係る画像処理装置は、画像のデータを取得する取得手段と、実行することによって前記データのサイズが大きくなる処理である、他の装置から当該データとして取得したPDL(Page Description Language)のデータを解析する解析処理およびラスタライズする描画処理、を含む第一のプロセス、および、第二のプロセス、の少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理を、当該データに対して施す、データ処理手段と、前記取得されたデータまたは前記1つまたは複数の処理が施された前記データを記憶するメモリと、前記メモリに記憶されている、前記第一のプロセスが施された前記データまたは前記第二のプロセスが施された前記データを出力する出力手段と、前記メモリに記憶されている、前記取得されたデータおよび前記1つまたは複数の処理が施されたデータの総量が所定の量を超えている場合に、前記第一のプロセスに含まれる処理のうち、前記解析処理および前記描画処理を実行するのを待機するように前記データ処理手段を制御する、制御手段と、を有する。
本発明の他の一形態に係る画像形成装置は、画像のデータを取得する取得手段と、取得された前記データに対して第一のプロセスおよび第二のプロセスの少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理を施すデータ処理手段と、前記取得されたデータまたは前記1つまたは複数の処理が施された前記データを記憶するメモリと、前記メモリに記憶されている、前記第一のプロセスが施された前記データまたは前記第二のプロセスが施された前記データを出力する出力手段と、前記第一のプロセスに含まれる処理のうち、実行することによって前記取得されたデータのサイズが大きくなるサイズ拡大処理を実行している最中に、前記メモリに記憶されている、当該取得されたデータおよび前記1つまたは複数の処理が施されたデータの総量が所定の量を超えた場合に、当該サイズ拡大処理を中断するように前記データ処理手段を制御する、制御手段と、を有する。
好ましくは、前記出力手段は、前記第一のプロセスが施された前記データに基づいて、前記画像を用紙に印刷する印刷手段と、前記第二のプロセスが施された前記データを、他の装置へ送信する送信手段と、を有する。
または、前記所定の量は、前記印刷手段の能力を最大限にまたは一定以上に発揮するために必要な前記データの量である。
本発明によると、画像処理装置において従来よりも効率的にメモリを使用することができる。
画像処理装置を有するネットワークシステムの例を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像処理装置の機能的構成の例を示す図である。 ジョブリストの例を示す図である。 各ジョブの処理の流れおよびデータの流れの例を示す図である。 各ジョブで取り扱うデータの大小の例を示す図である。 ジョブ制御プログラムによる全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図1は、画像処理装置1を有するネットワークシステムの例を示す図である。図2は、画像処理装置1のハードウェア構成の例を示す図である。
画像処理装置1は、図1に示すように、LAN(Local Area Network)回線31を介して端末装置21A、21B、…のいずれかと通信することができ、電話回線32を介してファックス端末22A、22B、…のいずれかと通信することができる。以下、端末装置21A、21B、…を「端末装置21」と総称し、ファックス端末22A、22B、…を「ファックス端末22」と総称する。
画像処理装置1は、印刷、スキャン、ファックス通信、およびIP(Internet Protocol)通信などの機能を集約した装置である。一般に、「画像形成装置」、「複合機」、または「MFP(Multi Function Peripheral)」などと呼ばれることがある。
端末装置21は、画像処理装置1のクライアントである。端末装置21として、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、またはタブレットコンピュータなどが用いられる。
ファックス端末22は、画像のデータをファックスプロトコルによってやり取りする装置である。ファックス端末22として、ファックス専用機またはMFPが用いられる。
画像処理装置1は、図2に示すように、メインコントローラ10、大容量記憶装置10e、タッチパネルディスプレイ10f、操作キーパネル10g、NIC(Network Interface Card)10h、モデム10i、スキャンユニット10j、およびプリントユニット10kなどによって構成される。
メインコントローラ10は、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、およびフラッシュメモリ10dなどによって構成される。
ROM10cまたはフラッシュメモリ10dには、プログラムおよびデータが記憶されており、適宜、RAM10bにロードされる。CPU10aは、RAM10bにロードされたプログラムを実行する。
大容量記憶装置10eは、ハードディスクまたはSSD(Solid State Drive)などのストレージである。大容量記憶装置10eには、プログラムおよびデータが記憶されており、適宜、RAM10bにロードされる。
タッチパネルディスプレイ10fは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU10aが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ10fは、タッチされた位置を示す信号をCPU10aへ送る。
操作キーパネル10gは、いわゆるハードウェアキーボードであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
NIC10hは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによって端末装置21との間でデータをやり取りする。
モデム10iは、G3またはG4などのファックスプロトコルによってファックス端末22との間でデータをやり取りする。
スキャンユニット10jは、プラテンガラスの上にセットされた用紙に記されている画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット10kは、スキャンユニット10jによって読み取られた画像のほか、NIC10hまたはモデム10iによって他の装置から取得した画像を用紙に印刷する。
画像処理装置1は、上述の通り、様々な機能が設けられている。そして、画像処理装置1は、これらの機能のうちの複数を用いて、種々のジョブを実行する。本実施形態では、画像処理装置1は、PCプリントジョブ、ファックス受信ジョブ、コピージョブ、SCAN_TO_PCジョブ、およびファックス送信ジョブを実行する。これらのジョブのプロセスは、相違する。そして、各プロセスには、次のように、少なくとも1つの処理が含まれている。
PCプリントジョブは、PDL(Page Description Language)で記述された画像データを端末装置21から受信し、この画像データに示される画像を用紙に印刷するジョブである。
ファックス受信ジョブは、ファックス端末22からファックスデータを受信し、このファックスデータに示される画像を用紙に印刷するジョブである。
コピージョブは、ある用紙から画像をスキャンして他の用紙へ印刷(複写)するジョブである。
SCAN_TO_PCジョブは、用紙から画像をスキャンして所定のフォーマットの画像ファイルを生成し、端末装置21へ送信するジョブである。
ファックス送信ジョブは、用紙から画像をスキャンしてファックスデータを生成し、ファックス端末22へ送信するジョブである。
ROM10c、フラッシュメモリ10d、または大容量記憶装置10eには、ジョブ制御プログラム10Pが記憶されている。ジョブ制御プログラム10Pは、上述のジョブが実行されるように画像処理装置1の各部を制御するプログラムである。さらに、ジョブ制御プログラム10Pによると、印刷を伴うジョブが溜まった場合であっても、RAM10bに記憶されるデータの量(つまり、RAM10bの使用量)を、従来よりも減らすことができる。以下、この仕組みについて説明する。
なお、大容量記憶装置10eが画像処理装置1に備わっていない場合がある。この場合は、ジョブ制御プログラム10Pは、フラッシュメモリ10dに記憶される。
図3は、画像処理装置1の機能的構成の例を示す図である。図4は、ジョブリスト40の例を示す図である。図5は、各ジョブの処理の流れおよびデータの流れの例を示す図である。
ジョブ制御プログラム10Pによると、図3に示すジョブ制御部101、ジョブリスト記憶部102、メモリ監視部103、解析処理部151、描画処理部152、第一の画像処理部153、伸張処理部154、解像度変換部155、画像補正部156、第二の画像処理部157、ファイル変換部158、および圧縮処理部159などの機能が実現される。
ジョブリスト記憶部102は、ジョブリスト40を記憶し管理する。ジョブリスト40には、図4(A)のように、ジョブごとのレコード4Rが格納される。レコード4Rは、そのジョブを識別するジョブコード、そのジョブの種類、およびそのジョブの現在のステータスが示される。
ジョブリスト記憶部102は、レコード4Rを次のように生成しジョブリスト40に格納する。
NIC10hによってPDLの画像データ(以下、「画像データ6A1」と記載する。)が受信され始めると、ジョブリスト記憶部102は、ユニークなジョブコードを発行する。そして、このジョブコードを示し、種類として「PCプリントジョブ」を示し、ステータスとして「受信中」を示すレコード4Rを生成し、ジョブリスト40に格納する。
モデム10iによってファックスデータ(以下、「ファックスデータ6B1」と記載する。)が受信され始めた場合も同様に、ジョブリスト記憶部102は、レコード4Rを生成する。ただし、このレコード4Rには、種類として「PCプリントジョブ」ではなく「ファックス受信ジョブ」が示される。
または、ユーザが用紙をスキャンユニット10jにセットしてコピージョブのコマンドを入力すると、ジョブリスト記憶部102は、ユニークなジョブコードを発行する。そして、このジョブコードを示し、種類として「コピージョブ」を示し、ステータスとして「スキャン待ち」を示すレコード4Rを生成し、ジョブリスト40に格納する。
コピージョブのコマンドの代わりにファックス送信ジョブまたはSCAN_TO_PCジョブのコマンドが入力された場合も同様に、ジョブリスト記憶部102は、レコード4Rを生成する。ただし、ファックス送信ジョブのコマンドが入力された場合は、種類として「ファックス送信ジョブ」が示され、SCAN_TO_PCジョブのコマンドが入力された場合は、種類として「SCAN_TO_PCジョブ」が示される。
その後、ジョブリスト記憶部102は、ジョブの進捗に応じて、そのジョブのレコード4Rのステータスを更新する。
ジョブ制御部101は、ジョブが実行されるように各部を制御する。ここで、各種類のジョブが各部によってどのように実行されるのかを、図5を参照しながら説明する。
(1) PCプリントジョブ
画像データ6A1は、NIC10hによって受信されると、受信バッファ71に記憶される。受信バッファ71は、他の装置から受信したデータを次の処理のために一時的に記憶するバッファであって、RAM10bに設けられた論理的な記憶領域である。なお、後述する中間言語バッファ72ないし送信待バッファ78も、所定の種類のデータを次の処理のために一時的に記憶するバッファであって、RAM10bに設けられた論理的な記憶領域である。
解析処理部151は、画像データ6A1を解析して中間言語に変換することによって、ページごとの中間言語データ6A2を生成する。中間言語データ6A2は、中間言語バッファ72に記憶される。中間言語データ6A2が中間言語バッファ72されたら、画像データ6A1は受信バッファ71から削除される。
描画処理部152は、各ページの中間言語データ6A2に対してラスタライズを行うことによって、各ページの内容(画像)をCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のビットマップで表わすビットマップデータ6A3を生成する。ビットマップデータ6A3はビットマップバッファ73に記憶され、中間言語データ6A2は中間言語バッファ72から削除される。
第一の画像処理部153は、ビットマップデータ6A3に対して、プリントユニット10kの特性または仕様などに応じて補正の処理または解像度の変更(変換)の処理などを施すことによって、補正画像データ6A4を生成する。補正画像データ6A4は、印刷待バッファ74に記憶され、ビットマップデータ6A3はビットマップバッファ73から削除される。
そして、プリントユニット10kは、補正画像データ6A4に基づいて画像を用紙に印刷する。印刷が完了すると、補正画像データ6A4は、印刷待バッファ74から削除される。
(2) ファックス受信ジョブ
ファックスデータ6B1は、モデム10iによって受信されると、受信バッファ71に記憶される。
伸張処理部154は、ファックスデータ6B1を伸張することによって、二値画像データ6B2を生成する。二値画像データ6B2は伸張バッファ75に記憶され、ファックスデータ6B1は受信バッファ71から削除される。
解像度変換部155は、プリントユニット10kの特性または仕様などに応じて解像度の変更の処理を二値画像データ6B2に対して施すことによって、補正画像データ6B3を生成する。補正画像データ6B3は印刷待バッファ74に記憶され、二値画像データ6B2は伸張バッファ75から削除される。
そして、プリントユニット10kは、補正画像データ6B3に基づいて画像を用紙に印刷する。印刷が完了すると、補正画像データ6B3は、印刷待バッファ74から削除される。
(3) コピージョブ
スキャンユニット10jが用紙から読み取った画像の画像データ6C1は、スキャンバッファ76に記憶される。画像データ6C1は、RGB(レッド、グリーン、ブルー)のビットマップのデータである。
画像補正部156は、画像データ6C1に対して汚れの除去および向きの調整などの補正処理を施し、さらに解像度を落とす処理などを行うことによって、補正画像データ6C2を生成する。補正画像データ6C2は補正バッファ77に記憶され、画像データ6C1はスキャンバッファ76から削除される。
第二の画像処理部157は、補正画像データ6C2に対して色空間の変換の処理を行うことによって、各ページの内容(画像)をCMYKのビットマップで表わすビットマップデータ6C3を生成する。ビットマップデータ6C3は印刷待バッファ74に記憶され、補正画像データ6C2は補正バッファ77から削除される。
そして、プリントユニット10kは、ビットマップデータ6C3に基づいて画像を用紙に印刷する。印刷が完了すると、ビットマップデータ6C3は、印刷待バッファ74から削除される。
(4) SCAN_TO_PCジョブ
SCAN_TO_PCジョブの場合も、コピージョブの場合と同様に、画像データ6C1がスキャンバッファ76に記憶され、画像補正部156によって補正画像データ6C2が生成される。補正画像データ6C2は補正バッファ77に記憶され、画像データ6C1はスキャンバッファ76から削除される。
ファイル変換部158は、ユーザが予め指定したフォーマットに補正画像データ6C2を変換しファイル化することによって、画像ファイル6D3を生成する。複数のページから画像が読み取られた場合は、各ページの補正画像データ6C2のフォーマットを変換し、これらを統合することによって、画像ファイル6D3を生成する。画像ファイル6D3は送信待バッファ78に記憶され、補正画像データ6C2は補正バッファ77から削除される。
そして、NIC10hは、ユーザが予め指定した端末装置21へ画像ファイル6D3を送信する。送信が完了すると、画像ファイル6D3は、送信待バッファ78から削除される。例えば、端末装置21Aに設けられているフォルダが指定された場合は、端末装置21Aへ画像ファイル6D3を送信するとともに保存先としてこのフォルダを通知する。
(5) ファックス送信ジョブ
ファックス送信ジョブの場合も、SCAN_TO_PCジョブまたはコピージョブの場合と同様に、画像データ6C1がスキャンバッファ76に記憶され、画像補正部156によって補正画像データ6C2が生成される。補正画像データ6C2は補正バッファ77に記憶され、画像データ6C1はスキャンバッファ76から削除される。
圧縮処理部159は、補正画像データ6C2を二値(白黒)の画像データに変換し圧縮することによって、ファックスデータ6E3を生成する。ファックスデータ6E3は送信待バッファ78に記憶され、補正画像データ6C2は補正バッファ77から削除される。
そして、モデム10iは、ユーザが予め指定したファックス端末22へファックスデータ6E3を送信する。例えば、ファックス端末22Aの電話番号が指定された場合は、この電話番号へダイアルし、ファックス端末22Aファックスデータ6E3を送信する。送信が完了すると、ファックスデータ6E3は、送信待バッファ78から削除される。
ジョブ制御部101は、各種類のジョブが上記の(1)〜(5)の通り実行されるように各部を制御するが、ジョブの実行の順番は、原則として、ジョブリスト40に格納されているレコード4Rの順である。つまり、より早くジョブリスト40に格納されたレコード4Rに係るジョブから優先的に実行させる。
また、ジョブ制御部101は、図2または図3に示した各部の状態に応じて、適宜、複数のジョブを並行して実行させる。例えば、コピージョブとファックス受信ジョブとを並行して実行させる。ただし、この場合は、コピージョブにおける画像のスキャンのステップとファックス受信ジョブにおけるファックスデータ受信のステップは並行して実行させることができるが、コピージョブにおける印刷のステップおよびファックス受信ジョブにおける印刷のステップは、プリントユニット10kが1つしかないので、並行して実行させることができない。そこで、先にレコード4Rに格納されたほうの印刷のステップを、先に実行させる。または、先にデータ(補正画像データ6B3またはビットマップデータ6C3)が印刷待バッファ74に記憶されたほうの印刷のステップを、先に実行させてもよい。
さらに、画像処理装置1には、ジョブの進行の仕方のモードとして、通常モードおよび省メモリモードの2つのモードが備わっている。ジョブ制御部101は、モードに応じてジョブを次のように制御する。
〔モードの切換え〕
画像処理装置1の電源がオンになりジョブ制御プログラム10Pが起動した直後は、通常モードが設定される。
メモリ監視部103は、常時、使用量Stを監視する。使用量Stは、印刷待バッファ74に記憶されているデータ(補正画像データ6A4、補正画像データ6B3、およびビットマップデータ6C3)の総量である。
そして、使用量Stが閾値Scを超えると、省メモリモードが設定される。その後、使用量Stが閾値Sc以下になると、通常モードが設定される。
閾値Scとして、プリントユニット10kに備わっている印刷の能力(単位時間当たりに印刷できる用紙の枚数)を最大限にまたは一定以上に発揮するために必要なデータの量が、予め設定されている。したがって、プリントユニット10kの印刷速度が速いほど、閾値Scとして大きな値が設定される。ただし、他の処理のための作業領域を確保するために、RAM10bのサイズに応じて閾値Scに設定し得る値を制限してもよい。また、印刷の処理よりも上流の処理が速いほど、印刷に必要なデータが速く印刷待バッファ74に用意される。そこで、さらに、上流の処理の速さが速いほど、閾値Scとして小さい値を設定してもよい。
〔通常モードの場合〕
通常モードが設定されている場合は、ジョブ制御部101は、ジョブの種類を問わず、使用するリソース(図2または図3に示す各部)が空いていれば、各ステップが次々に実行されるように各部を制御する。
例えば、ジョブ制御部101は、コピージョブを次のように実行させる。RAM10bの空き容量が一定の量以上あれば、スキャンをスキャンユニット10jに実行させる。次に、CPU10aの使用率が一定の率以下であり、かつ、RAM10bの空き容量が一定の量以上あれば、画像補正部156に補正処理などを実行させる。次に、CPU10aの使用率が一定の率以下であり、かつ、RAM10bの空き容量が一定の量以上あれば、第二の画像処理部157に色空間の変換の処理などを実行させる。そして、プリントユニット10kがアイドリングであれば、印刷の処理をプリントユニット10kに実行させる。
または、ジョブ制御部101は、ファックス受信ジョブを次のように実行させる。CPU10aの使用率が一定の率以下であり、かつ、RAM10bの空き容量が一定の量以上あれば、伸張の処理を伸張処理部154に実行させる。次に、CPU10aの使用率が一定の率以下であり、かつ、RAM10bの空き容量が一定の量以上あれば、解像度の変換の処理を解像度変換部155に実行させる。そして、プリントユニット10kがアイドリングであれば、印刷の処理をプリントユニット10kに実行させる。
なお、上述の各一定の量は、ステップごとに応じて異なる量である。上述の各一定の率についても、同様である。
〔省メモリモードの場合〕
図6は、各ジョブで取り扱うデータの大小の例を示す図である。
省メモリモードが設定されている場合は、ジョブ制御部101は、実行待ちの各ジョブおよび実行中の各ジョブを、その種類に応じて次のように取り扱う。
PCプリントジョブついては、省メモリモードに切り換わった時点で未だ解析処理部151による処理を開始していなければ、ジョブ制御部101は、開始するのを保留し、待機する。これにより、このPCプリントジョブのデータは、画像データ6A1として受信バッファ71に滞留する。PCプリントジョブのデータは、図6に示すように、画像データ6A1から補正画像データ6A4まで遷移するが、画像データ6A1であるときが最小である。よって、画像データ6A1として滞留させることによって、RAM10bの使用量の増加を防止することができる。
なお、もしも、次の処理を画像データ6A1に施すことによってサイズを小さくすることができるのであれば、次の処理を実行させてもよい。
一方、省メモリモードに切り換わった時点で既に解析処理部151以降の処理を開始していれば、ジョブ制御部101は、実行中のステップを中止させ、そのステップにおける途中経過のデータをRAM10bから削除させる。ただし、プリントユニット10kによる印刷は、中止せず、継続させる。または、処理の無駄を生じないようにするために、このPCプリントジョブを途中のステップで一時停止することなく最後のステップまで完了させてもよいし、実行中のステップを完了させたら、これ以降のステップへ進まないようにしてもよい。
または、既に描画処理部152による処理が完了しまたは開始していれば、ジョブ制御部101は、描画処理部152の結果(ビットマップデータ6A3)に基づいて第一の画像処理部153による処理を進めてもよい。第一の画像処理部153によってビットマップデータ6A3から補正画像データ6A4が得られるが、ビットマップデータ6A3よりも補正画像データ6A4のほうがサイズが小さい。したがって、第一の画像処理部153による処理を進めることによってRAM10bの使用量を減らすことができる。
なお、もしも、ビットマップデータ6A3よりも補正画像データ6A4のほうがサイズが大きくなるのであれば、第一の画像処理部153による処理を進めず、待機する。
ファックス受信ジョブについても、基本的にPCプリントジョブの場合と同様である。すなわち、ジョブ制御部101は、省メモリモードに切り換わった時点で未だ伸張処理部154による処理を開始していなければ、ジョブ制御部101は、開始するのを保留し、待機する。これにより、このファックス受信ジョブのデータは、ファックスデータ6B1として受信バッファ71に滞留する。ファックス受信ジョブのデータは、図6に示すように、ファックスデータ6B1から補正画像データ6B3まで遷移するが、ファックスデータ6B1であるときが最小である。よって、ファックスデータ6B1として滞留させることによって、RAM10bの使用量の増加を防止することができる。
一方、省メモリモードに切り換わった時点で既に伸張処理部154以降の処理を開始している場合も、PCプリントジョブの場合と同様に、ジョブ制御部101は、プリントユニット10kによる印刷以外の実行中のステップを中止させ、そのステップにおける途中経過のデータをRAM10bから削除させる。または、最後のステップまで完了させてもよい。または、実行中のステップを完了させたら、これ以降のステップへ進まないようにしてもよい。
コピージョブ、SCAN_TO_PCジョブ、およびファックス送信ジョブについては、ジョブ制御部101は、通常モードの場合と同様に、リソースが空いていれば、各ステップが次々に実行されるように各部を制御する。図6に示すように、これらのジョブは、ステップを進めるごとに、データのサイズが小さくなり、RAM10bの使用量を減らすことができるからである。また、SCAN_TO_PCジョブの場合およびファックス送信ジョブの場合は、プリントユニット10k以外のハードウェア(NIC10hまたはモデム10i)によって出力が行われるので、プリントユニット10kによる印刷のステップを待つジョブの量に関わらず、SCAN_TO_PCジョブまたはファックス送信ジョブを完了させてデータをRAM10bから削除することができるからである。
ここで、図4(A)〜(D)を参照しながら、省メモリモードにおけるジョブの進捗の例を説明する。
ジョブリスト40に、図4(A)に示すように、4つのジョブのレコード4Rが格納されているとする。この時点において、通常モードが設定されている。SCAN_TO_PCジョブにおいては画像ファイル6D3の送信のステップが実行されており、コピージョブにおいては印刷のステップが実行されており、ファックス受信ジョブにおいてはファックスデータ6B1の受信のステップが実行されており、PCプリントジョブにおいては画像データ6A1の受信のステップが実行されている。
ファックス受信ジョブのファックスデータ6B1の受信のステップおよびその後のステップが完了し、補正画像データ6B3が印刷待バッファ74に格納される。これにより、使用量Stが閾値Scを超える。
メモリ監視部103が、使用量Stが閾値Scを超えたことを検知すると、省メモリモードが設定される。ジョブ制御部101は、PCプリントジョブに関しては、画像データ6A1の受信のステップが完了しても、次のステップつまり解析処理のステップへは進めない。つまり、図4(B)に示すように、PCプリントジョブのレコード4Rのステータスが「解析処理待ち」になる。
その後、新たなコピージョブのコマンドが入力されると、ジョブ制御部101は、適宜、スキャンのステップを実行させる。コマンドの入力に応じて、図4(C)のように、このコピージョブのレコード4Rがジョブリスト40に格納される。前に説明した通り、コピージョブは、省メモリモードが設定されている場合であっても、通常モードが設定されている場合と同様に進行される。よって、ジョブ制御部101は、スキャンのステップが完了した後、それ以降のステップを保留(待機)することなく適宜、実行させる。
そして、先のコピージョブにおける印刷のステップが完了して使用量Stが閾値Sc以下になると、メモリ監視部103がこれを検知し、通常モードが設定される。すると、ジョブ制御部101は、待機を解除する。そして、PCプリントジョブの解析処理のステップを適宜、実行させる(図4(D)参照)。
図7は、ジョブ制御プログラム10Pによる全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。画像処理装置1は、ROM10cまたはフラッシュメモリ10dに記憶されたプログラムをCPU10aが実行することにより、図7に示すフローチャートの処理を実現する。
次に、画像処理装置1におけるジョブに関する全体的な処理の流れを、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
画像処理装置1のデフォルトのモードは、通常モードである。画像処理装置1は、印刷待バッファ74に記憶されているデータの総量つまり使用量Stを常時、監視する(#11)。
画像処理装置1は、使用量Stが閾値Scを超えたことを検知すると(#12でYes)、現在のモードが通常モードであれば(#13でYes)、通常モードから省メモリモードへ切り換える(#14)。
または、画像処理装置1は、使用量Stが閾値Sc以下になったことを検知すると(#12でNo、#15でYes)、現在のモードが省メモリモードであれば(#16でYes)、省メモリモードから通常モードへ切り換える(#17)。
画像処理装置1は、現在設定されているモードに応じて、各ジョブを実行する(#18)。
そして、電源をオフにするコマンドが入力されるまで、画像処理装置1は、上述の処理を適宜、実行する(#19でNo、#11〜#18)。
本実施形態によると、画像処理装置1のRAM10bを従来よりも効率的に使用することができる。そして、RAM10bを空き領域を従来よりも確実に確保し、より多くのジョブを受け付けることができる。また、CPU10aによる処理のための作業領域を従来よりも確実に確保し、処理の遅延の防止を図ってユーザにストレスを感じさせないようにすることができる。
本実施形態では、コピージョブは、処理を進めて行くほど、取り扱うデータのサイズが小さくなった。しかし、コピージョブを構成する処理の内容によっては、取り扱うデータのサイズが途中で大きくなることがある。このような場合は、省メモリモードにおいて、画像処理装置1は、データのサイズが大きくなる処理を実行せずに待機するのが望ましい。SCAN_TO_PCジョブおよびファックス送信ジョブについても、同様である。または、SCAN_TO_PCジョブは、結果物の出力つまり画像ファイル6D3の送信を、他のジョブの場合よりも高速に行うことができる。そこで、SCAN_TO_PCジョブについては、処理の内容に関わらず、省メモリモードであっても待機することなくすべての処理を実行してもよい。
その他、画像処理装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像処理装置
10b RAM(メモリ)
101 ジョブ制御部(制御手段)
10h NIC(送信手段)
10i モデム(送信手段)
10k プリントユニット(印刷手段)
151 解析処理部(データ処理手段)
152 描画処理部(データ処理手段)
153 第一の画像処理部(データ処理手段)
154 伸張処理部(データ処理手段)
155 解像度変換部(データ処理手段)
156 画像補正部(データ処理手段)
157 第二の画像処理部(データ処理手段)
158 ファイル変換部(データ処理手段)
159 圧縮処理部(データ処理手段)

Claims (13)

  1. 画像のデータを取得する取得手段と、
    実行することによって前記データのサイズが大きくなる処理である、他の装置から当該データとして取得したファックスデータを伸張する伸張処理および解像度を変換する変換処理、を含む第一のプロセスおよび第二のプロセス、の少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理を、当該データに対して施すデータ処理手段と、
    前記取得されたデータまたは前記1つまたは複数の処理が施された前記データを記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶されている、前記第一のプロセスが施された前記データまたは前記第二のプロセスが施された前記データを出力する出力手段と、
    前記メモリに記憶されている、前記取得されたデータおよび前記1つまたは複数の処理が施されたデータの総量が所定の量を超えている場合に、前記第一のプロセスに含まれる処理のうち、前記伸張処理および前記変換処理を実行するのを待機するように前記データ処理手段を制御する、制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像のデータを取得する取得手段と、
    実行することによって前記データのサイズが大きくなる処理である、他の装置から当該データとして取得したPDL(Page Description Language)のデータを解析する解析処理およびラスタライズする描画処理、を含む第一のプロセスおよび第二のプロセス、の少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理を、当該データに対して施すデータ処理手段と、
    前記取得されたデータまたは前記1つまたは複数の処理が施された前記データを記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶されている、前記第一のプロセスが施された前記データまたは前記第二のプロセスが施された前記データを出力する出力手段と、
    前記メモリに記憶されている、前記取得されたデータおよび前記1つまたは複数の処理が施されたデータの総量が所定の量を超えている場合に、前記第一のプロセスに含まれる処理のうち、前記解析処理および前記描画処理を実行するのを待機するように前記データ処理手段を制御する、制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 画像のデータを取得する取得手段と、
    取得された前記データに対して第一のプロセスおよび第二のプロセスの少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理を施すデータ処理手段と、
    前記取得されたデータまたは前記1つまたは複数の処理が施された前記データを記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶されている、前記第一のプロセスが施された前記データまたは前記第二のプロセスが施された前記データを出力する出力手段と、
    前記第一のプロセスに含まれる処理のうち、実行することによって前記取得されたデータのサイズが大きくなるサイズ拡大処理を実行している最中に、前記メモリに記憶されている、当該取得されたデータおよび前記1つまたは複数の処理が施されたデータの総量が所定の量を超え場合に、当該サイズ拡大処理を中断するように前記データ処理手段を制御する、制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記第一のプロセスは、他の装置から前記データとして取得したPDL(Page Description Language)のデータを解析する解析処理およびラスタライズする描画処理を前記サイズ拡大処理として含
    請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第一のプロセスは、他の装置から前記データとして取得したファックスデータを伸張する伸張処理および解像度を変換する変換処理を前記サイズ拡大処理として含
    請求項3または請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記出力手段は、
    前記第一のプロセスが施された前記データに基づいて、前記画像を用紙に印刷する印刷手段と、
    前記第二のプロセスが施された前記データを、他の装置へ送信する送信手段と、
    を有する、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記所定の量は、前記印刷手段の能力を最大限にまたは一定以上に発揮するために必要な前記データの量である、
    請求項に記載の画像処理装置。
  8. 画像のデータを取得し、
    実行することによって前記データのサイズが大きくなる処理である、他の装置から当該データとして取得したファックスデータを伸張する伸張処理および解像度を変換する変換処理、を含む第一のプロセスおよび第二のプロセス、の少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理をデータ処理手段によって当該データに対して施し、
    取得された前記データまたは前記1つまたは複数の処理が施された前記データをメモリに記憶させ、
    前記メモリに記憶されている、前記第一のプロセスが施された前記データまたは前記第二のプロセスが施された前記データを出力し、
    前記メモリに記憶されている、前記取得されたデータおよび前記1つまたは複数の処理が施されたデータの総量が所定の量を超えている場合に、前記第一のプロセスに含まれる処理のうち、前記伸張処理および前記変換処理を実行するのを待機するように前記データ処理手段を制御する、
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  9. 画像のデータを取得し、
    実行することによって前記データのサイズが大きくなる処理である、他の装置から当該データとして取得したPDL(Page Description Language)のデータを解析する解析処理およびラスタライズする描画処理、を含む第一のプロセスおよび第二のプロセス少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理をデータ処理手段によって当該データに対して施し、
    取得された前記データまたは前記1つまたは複数の処理が施された前記データをメモリに記憶させ、
    前記メモリに記憶されている、前記第一のプロセスが施された前記データまたは前記第二のプロセスが施された前記データを出力し、
    前記メモリに記憶されている、前記取得されたデータおよび前記1つまたは複数の処理が施されたデータの総量が所定の量を超えている場合に、前記第一のプロセスに含まれる処理のうち、前記解析処理および前記描画処理を実行するのを待機するように前記データ処理手段を制御する、
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  10. 画像のデータを取得し、
    取得した前記データに対して第一のプロセスおよび第二のプロセスの少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理をデータ処理手段によって施し、
    取得された前記データまたは前記1つまたは複数の処理が施された前記データをメモリに記憶させ、
    前記メモリに記憶されている、前記第一のプロセスが施された前記データまたは前記第二のプロセスが施された前記データを出力し、
    前記第一のプロセスに含まれる処理のうち、実行することによって前記取得されたデータのサイズが大きくなるサイズ拡大処理を前記データ処理手段によって実行している最中に、前記メモリに記憶されている、当該取得されたデータおよび前記1つまたは複数の処理が施されたデータの総量が所定の量を超え場合に、当該サイズ拡大処理を中断するように前記データ処理手段を制御する、
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  11. 実行することによって画像のデータのサイズが大きくなる処理である、他の装置から当該データとして取得したファックスデータを伸張する伸張処理および解像度を変換する変換処理、を含む第一のプロセスおよび第二のプロセス、の少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理を、当該データに対して施すデータ処理手段およびメモリを有する画像処理装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記画像処理装置に、
    前記データを取得する処理を実行させ、
    前記取得したデータに対して第一のプロセスおよび第二のプロセスの少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理が施されるように前記データ処理手段を制御させ、
    前記取得されたデータまたは前記1つまたは複数の処理が施された前記データを前記メモリに記憶させる処理を実行させ、
    前記メモリに記憶されている、前記第一のプロセスが施された前記データまたは前記第二のプロセスが施された前記データを出力する処理を実行させ、
    前記メモリに記憶されている、前記取得されたデータおよび前記1つまたは複数の処理が施されたデータの総量が所定の量を超えている場合に、前記第一のプロセスに含まれる処理のうち、前記伸張処理および前記変換処理を実行するのを待機するように前記データ処理手段を制御させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 実行することによって画像のデータのサイズが大きくなる処理である、他の装置から当該データとして取得したPDL(Page Description Language)のデータを解析する解析処理およびラスタライズする描画処理、を含む第一のプロセスおよび第二のプロセス、の少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理を、当該データに対して施すデータ処理手段およびメモリを有する画像処理装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記画像処理装置に、
    前記データを取得する処理を実行させ、
    前記取得したデータに対して第一のプロセスおよび第二のプロセスの少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理が施されるように前記データ処理手段を制御させ、
    前記取得されたデータまたは前記1つまたは複数の処理が施された前記データを前記メモリに記憶させる処理を実行させ、
    前記メモリに記憶されている、前記第一のプロセスが施された前記データまたは前記第二のプロセスが施された前記データを出力する処理を実行させ、
    前記メモリに記憶されている、前記取得されたデータおよび前記1つまたは複数の処理が施されたデータの総量が所定の量を超えている場合に、前記第一のプロセスに含まれる処理のうち、前記解析処理および前記描画処理を実行するのを待機するように前記データ処理手段を制御させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 画像のデータに対して第一のプロセスおよび第二のプロセスの少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理を施すデータ処理手段およびメモリを有する画像処理装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記画像処理装置に、
    前記データを取得する処理を実行させ、
    前記取得したデータに対して第一のプロセスおよび第二のプロセスの少なくとも一方に含まれる1つまたは複数の処理が施されるように前記データ処理手段を制御させ、
    前記取得されたデータまたは前記1つまたは複数の処理が施された前記データを前記メモリに記憶させる処理を実行させ、
    前記メモリに記憶されている、前記第一のプロセスが施された前記データまたは前記第二のプロセスが施された前記データを出力する処理を実行させ、
    前記第一のプロセスに含まれる処理のうち、実行することによって前記取得されたデータのサイズが大きくなるサイズ拡大処理を実行している最中に、前記メモリに記憶されている、当該取得されたデータおよび前記1つまたは複数の処理が施されたデータの総量が所定の量を超え場合に、当該サイズ拡大処理を中断するように前記データ処理手段を制御させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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