JP6439133B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は野菜室と冷凍室等のように温度帯域の異なる二つの貯蔵室に跨ってこれらの背面に冷却室を有する冷蔵庫に関するものである。
一般に家庭用冷蔵庫は、冷蔵庫本体内に温度帯域の異なる複数の貯蔵室、例えば、冷蔵室、野菜室、冷凍室等を設けて構成してある。そして、この冷蔵室、野菜室、冷凍室等を冷却するための冷気生成用の冷却室が前記貯蔵室の背面に設けてある。
上記冷却室は一つの貯蔵室、例えば冷凍室の背面に設けられることが多いが、中には二つの貯蔵室、例えば冷凍室と野菜室に跨ってこれらの背面に設けてある冷蔵庫もある。
上記冷却室を冷凍室と野菜室との両室に跨ってこれらの背面に設けた冷蔵庫は、冷蔵庫本体の冷蔵室と冷凍室との間に野菜室を配置した冷蔵庫に多く見られ、真ん中野菜室冷蔵庫と称して野菜を多用するユーザに重宝されている(例えば、特許文献1参照)。
図40は特許文献1記載の冷蔵庫を示し、冷蔵庫本体100の上部に冷蔵室101、下部に冷凍室102を設け、これら両室の間となる冷蔵庫本100の上下略中央部分に野菜室103が配置してある。そして冷蔵庫本体100の冷凍室102と野菜室103との両室に跨ってその背面に冷却室104を設け、この冷却室104に冷却器105と冷却ファン106を配置して、当該冷却器105で生成した冷気を前記冷却ファン106により冷蔵室101、野菜室103、冷凍室102に供給し循環させ、これら各室に貯蔵されている食品を冷却保存するようになっている。
なお、上記野菜室101は冷蔵室104を冷却した後の冷気が供給されて野菜室103内に収納した野菜を冷却保存するようになっている。
特開平9−113109号公報
しかしながら、上記野菜室103と冷凍室102との両室に跨ってこれらの背面に冷却室104を有する冷蔵庫は、野菜室103の背面に冷却ファン106が位置していて冷却器105で生成されたばかりの低温冷気による冷輻射を強く受け野菜室103内に結露が生じやすいとともに、冷却ファン106のメンテナンスを冷却器105上方の図面上Aで示す部分から行わざるを得なくなってそのメンテナンスが極めて困難なものとなる傾向にある。しかも、上記冷却ファン106からの冷気はファンから吹出されると同時にその前方に位置する野菜室背面壁103aに衝突することになるため流れが乱れやすくなる傾向にもある。
このような問題は、特開平11−118314号公報に開示、すなわち図41に示す様に、冷却室104を冷凍室102の背面のみにとどめて冷却ファン106が野菜室103の背面部分に位置しないようにすることによって解決することが考えられる。しかしながら、このような構成にすると、冷却室104に設ける冷却器105の大きさが限定されて冷却能力に制約が生じ、大能力の大型冷蔵庫には応用できない。
したがって、大型冷蔵庫であっても前記した結露防止とメンテナンス性の向上を両立させると同時に冷却ファンからの冷気の流れも円滑化することが大きな課題となる。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、冷凍能力の大きな大型の冷蔵庫であっても野菜室内での結露を抑制可能でメンテナンスも良好に行え、かつ冷気の流れも円滑化できる冷蔵庫の提供を目的としたものである。
本発明は、上記従来の課題を解決するために、冷蔵庫本体に冷蔵室、野菜室、冷凍室を設けるとともに、前記野菜室と冷凍室との両室に跨ってこれらの背面に冷却室を設け、かつ、前記冷却室に冷気を生成する冷却器と当該冷却器で生成した冷気を前記冷蔵室、野菜室、冷凍室に供給する冷却ファンとを配置し、更に前記野菜室及び前記冷凍室と冷却室との間を区画する野菜室背面壁体及び冷凍室背面壁体を別々に構成して着脱自在とするとともに、前記野菜室背面壁体は発泡断熱材を備え、当該野菜室背面壁体の前記発泡断熱材の冷却ファンと対向する側の面は樹脂製の野菜室背面壁板で覆った構成としてある。
これにより、この冷蔵庫では冷却室の冷却ファンからの低温冷気による強い冷輻射を断熱材によって遮断し野菜室内が低温化して結露発生するのを防止できるとともに、冷却室と野菜室及び冷凍室を区画する野菜室背面壁体及び冷凍室背面壁体がそれぞれ別個に着脱できるから、野菜室の野菜室背面壁体と対向することになる冷却ファンはもちろん、冷凍室の冷凍室背面壁体と対向することになる冷却器のメンテナンスもそれぞれの壁体を着脱することによって容易に行うことができる。しかも、上記冷却ファンと対向する野菜室背面壁体の冷却ファン側の面は樹脂板で覆っているから、当該発泡スチロール等の断熱材に比べ樹脂板が精度よく形成できることもあって冷却ファンと対向する部分の形状を冷気の流れに即したものに精度よく形成でき、冷気の流れも円滑なものとすることができる。加えて、前記発泡スチロール等の断熱材の冷気が流れる側の面を樹脂板によって覆っているので、除霜時等に冷却室に生じる結露水等が発泡スチロール等の断熱材に付着しこれが凍結膨張・氷解を繰り返すことによって生じる壁体表面の劣化や表面劣化による冷気漏れ等をも防止することができる。
本発明の冷蔵庫は、野菜室内での結露を抑制可能でメンテナンスも良好に行え、かつ冷気の流れも円滑化できると同時に冷却室内の結露による障害発生も抑制でき、高品質で信頼性の高い冷蔵庫とすることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 同実施の形態1における冷蔵庫の扉を開いた時の正面図 同実施の形態1における冷蔵庫を示す図2のA−A断面図 同実施の形態1における冷蔵庫を示す図2のB−B断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の半裁斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れを説明するための概略断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れを説明する概略正面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷却室背面部分の冷気流れを説明する斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫を示す図3の要部拡大断面図 同図9における冷気流れを説明するための概略断面図 同実施の形態1における冷蔵庫を示す図4の要部拡大断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室と冷凍室を示す拡大正面図 同図12に示す冷蔵庫の野菜室と冷凍室の背面に設置された冷却ファンと冷却器を示す拡大正面図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室背面壁体と冷凍室背面壁体を示す拡大斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室及び冷凍室の背面と冷却室とを示す断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室背面壁体と冷凍室背面壁体の取り付け構成を示す断面図 同図16の要部か下す断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室背面壁体、仕切板、冷凍室背面壁体を示す分解斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の仕切板を分解して示す断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の仕切板に冷却ファンを取り付けた状態を示す斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の仕切板に冷却ファンを取り付けた状態を背面から見た斜視図 同図21の冷却ファンを取り外した時の斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室背面壁体と冷却ファンとを示す分解斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室背面壁体と冷却ファンとを背面から見た斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷却ファンユニットを示す分解斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室背面壁体の斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室背面壁体の分解斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷凍室背面壁体を示す斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷凍室背面壁体の分解斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷凍室背面壁体を背面側から見た斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷凍室背面壁体を背面から見た分解斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷凍室背面壁体を分解し冷却器とともに示す斜視図 (a)同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室側野菜室背面壁板に設けた水切りリブを示す斜視図及び断面図、(b)同冷却ファンのファン筐体に設けた水切りリブを示す斜視図及び断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷凍室川冷却室を前面から見た正面図 同図34の要部拡大正面図 (a)〜(c)同実施の形態1における冷蔵庫の冷却ファンの取付けを説明する説明図 (a)(b)同実施の形態1における冷蔵庫の野菜室側野菜室背面壁板の取り付けを説明する説明図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷凍室背面壁体の取り付けを説明する説明図 同実施の形態1における冷蔵庫の制御ブロック図 従来の冷蔵庫の概略断面図 従来の冷蔵庫の他の例を示す概略断面図
第1の発明は、冷蔵庫本体に冷蔵室、野菜室、冷凍室を設けるとともに、前記野菜室と冷凍室との両室に跨ってこれらの背面に冷却室を設け、かつ、前記冷却室に冷気を生成する冷却器と当該冷却器で生成した冷気を前記冷蔵室、野菜室、冷凍室に供給する冷却ファンとを配置し、更に前記野菜室及び前記冷凍室と冷却室との間を区画する野菜室背面壁体及び冷凍室背面壁体を別々に構成して着脱自在とするとともに、前記野菜室背面壁体は発泡断熱材を備え、当該野菜室背面壁体の前記発泡断熱材の冷却ファンと対向する側の面は樹脂製の野菜室背面壁板で覆い、前記野菜室背面壁板は前記冷却ファンに向かって凸部形状を有する構成としてある。
これにより、この冷蔵庫では冷却室の冷却ファンからの低温冷気による強い冷輻射を断熱材によって遮断し野菜室内が低温化して結露発生するのを防止できるとともに、冷却室と野菜室及び冷凍室を区画する野菜室背面壁体及び冷凍室背面壁体がそれぞれ別個に着脱できるから、野菜室の野菜室背面壁体と対向することになる冷却ファンはもちろん、冷凍室の冷凍室背面壁体と対向することになる冷却器のメンテナンスもそれぞれの壁体を着脱することによって容易に行うことができる。しかも、上記冷却ファンと対向する野菜室背面壁体の発泡断熱材の冷却ファン側の面は樹脂製の野菜室背面壁板で覆っているから、当該発泡断熱材に比べ樹脂板が精度よく形成できることもあって冷却ファンと対向する部分の形状を冷気の流れに即したものに精度よく形成でき、冷気の流れも円滑なものとすることができる。加えて、前記樹脂製の野菜室背面壁板によって発泡断熱材の冷気が流れる側の面を覆っているので、除霜時等に冷却室に生じる結露水等が発泡断熱材に付着しこれが凍結膨張・氷解を繰り返すことによって生じる壁体表面の劣化やシール部分での表面劣化による冷気漏れ等をも防止することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記野菜室背面壁体の冷却ファンと対向する側の面を覆った樹脂製の野菜室背面壁板は冷却ファン設置用冷却室カバー側に装着して、当該樹脂製の野菜室背面壁板と冷却ファン設置用冷却室カバーとの間で通路部を形成する構成としてある。
これにより、樹脂製の野菜室背面壁板と冷却ファン設置用冷却室カバーとを一体化したファンユニットによって通路部を構成することができ、野菜室の背面に装着した野菜室背面壁体の発泡断熱材を冷却ファン設置用冷却室カバーに押し付けてこれら両者間で通路部を構成する場合に比べ冷却ファン設置用冷却室カバーと樹脂製の野菜室背面壁板との接合部分で構成される通路部のシールを確実かつ強固なものとすることができる。換言すると、冷却ファンから送風される冷気の圧力が最も高くなる通路部のシールを確実かつ強固なものとすることができる。したがって、前記冷却室内の低温冷気が通路部から漏れて野菜室等に流れ込み、野菜室内の野菜の一部を凍結させてしまうというようなことを確実に防止することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記野菜室背面壁体はそれぞれが樹脂製の野菜室側野菜室背面壁板と冷却ファン側野菜室背面壁板との間に発泡断熱材が位置していて、前記発泡断熱材を覆う野菜室側野菜室背面壁板と冷却ファン側野菜室背面壁板とは非接触状態とした構成としてある。
これにより、冷却室を構成し冷却室内の低温冷気に曝されて低温となる樹脂の冷却ファン側野菜室背面壁板の低温が野菜室側野菜室背面壁板に伝導してこれが低温化するのを防止ができ、野菜室側野菜室背面壁板の低温化による結露発生を確実に防止することができる。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、前記野菜室背面壁体を構成する発泡断熱材には冷却ファンからの冷気の通路部とつながる部分に冷蔵室への冷気の流れを制御するダンパを組み込み、前記ダンパは前記発泡断熱材の冷却ファン側の面を覆って通路部を構成する冷却ファン側野菜室背面壁板と非接触状態とした構成としてある。
これにより、通路部内の低温冷気に曝されて低温となる冷却ファン側野菜室背面壁板の
低温がダンパに伝導してこれが低温化するのを防止することができ、冷蔵室に繋がっていてこれと同程度の比較的高い温度の冷気と触れていてもダンパが低温化して結露を発生するのを確実に防止することができる。
第5の発明は、第1〜第4の発明において、前記野菜室背面壁板の発泡断熱材を覆って通路部を構成する冷却ファン側野菜室背面壁板は仕切板の開口部分との間のシール面より上方に水切りリブを設けた構成としたとしてある。
これにより、除霜時等に冷却ファン側野菜室背面壁板に付着する結露水がシール面に滴下するのを防止することができ、結露水がシール部で凍結膨張・氷解等を繰り返して生じるシール性の悪化を防止することができ、長期間に亘って良好なシール性を保証することができる。
第6の発明は、第1〜第5の発明において、前記冷蔵庫本体は、野菜室と冷凍室とを仕切る仕切板を前記冷蔵庫本体の内・外箱間に連通する如く装着して冷蔵庫本体とともにウレタン等の発泡断熱材を充填させ冷蔵庫本体と一体化するとともに、前記仕切板の後部に開口を設けて当該開口により前記冷却室の野菜室背面部分と冷凍室背面部分とを連続させる構成としてある。
これにより、仕切板は冷蔵庫本体と同様高い断熱性を有するウレタン等の発泡断熱材によって断熱することができるからその断熱性が向上し、冷凍室から野菜室への冷輻射量を強力に低減でき、野菜室背面壁体の断熱材による冷却室からの低温遮断効果と合わせて野菜室の低温化による結露発生をより確実に防止することができると同時に、冷蔵庫本体成型時に仕切板を冷蔵庫本体に一体化できて生産性も向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。

(実施の形態1)
図1〜図39は本発明の実施の形態1を示すもので、まず、冷蔵庫の全体構成について説明する。
<冷蔵庫本体構成>
図1〜図6において、本実施の形態に係る冷蔵庫は、前方を開口した冷蔵庫本体1を備え、この冷蔵庫本体1は、図3等に示すように主に鋼板を用いた外箱2と、ABSなどの硬質樹脂で成型された内箱3と、前記外箱2と内箱3との間に充填された硬質発泡ウレタン等の発泡断熱材4とから構成されている。冷蔵庫本体1は、仕切板5.6によって複数の貯蔵室に区分されており、冷蔵庫本体1の最上部には冷蔵室7、その冷蔵室7の下部に野菜室8、そして最下部に冷凍室9が配置されていて、真ん中野菜室タイプの冷蔵庫となっている。前記各貯蔵室の前面開口部は、扉10、扉11、扉12によって開閉可能に閉塞されている。
冷蔵庫本体1の上部後方領域には機械室14が設けられている。機械室14には、圧縮機15、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収容されている。
また、冷蔵庫本体1の背面には冷気を生成する冷却室16が設けられている。この冷却室16は冷凍室9の背面から野菜室8の下部背面に渡って形成されており、野菜室8との間は発泡スチロール等によって断熱性を持たせた野菜室背面壁体17を設けて断熱仕切りしている。
冷却室16内には冷却器18が配設されており、冷却器18の上部には冷却ファン19が配置されている。前記冷却ファン19は、冷却器18により冷却された冷気を冷蔵室7、野菜室8、冷凍室9に強制循環させて各室を冷却するものである。例えば、冷蔵室7は食品が凍らない程度の温度通常1℃〜5℃に冷却し、野菜室8は冷蔵室7と同等もしくは若干高めの温度2℃〜7℃に冷却している。また、冷凍室9は冷凍保存のために通常−22℃〜−15℃の冷凍温度帯に冷却しており、場合によっては冷凍保存状態向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温に冷却することもある。
また、前記冷却室16の冷却器18下部空間には、図9等に示すように冷却器18やその周辺に付着する霜や氷を除霜する除霜ヒータ28が配置されている。除霜ヒータ28の下部には除霜時に生じる除霜水を受けるためのドレンパン29が配置され、除霜水はドレンパン29の最深部から図示しないドレンチューブを介して庫外の蒸発皿に排出するようになっている。
次に冷気循環構成について主に図7〜図11を用いて説明する。
<冷気循環通路構成>
冷気を生成する冷却室16は、図9等に示すように前記した野菜室背面壁体17と冷蔵庫本体1との間に形成されている冷却室冷気通路部30に冷却ファン19の下流が開口しており、この冷却室冷気通路部30を介して各室に冷気を送風する。
冷却室冷気通路部30の上部は図7、図8、図10、特に図10に示すように冷蔵室ダンパ31を介して冷蔵室7の背面略中央部に形成されている冷蔵冷気往き通路32と連通している。冷蔵冷気往き通路32の側方には図7、図8に示すように冷蔵室7からの冷蔵冷気戻り通路33が隣接設置されていて、その下部は野菜室8、冷却室16に連通している。
冷蔵室7には図7に示すようにその奥壁上部適所に冷蔵冷気往き通路32の冷蔵冷気入口35が設けてあり、同奥壁下部適所には前記冷蔵冷気戻り通路33へ開口する冷蔵冷気戻り口36が設けられていて、冷却室16からの冷気は冷蔵室ダンパ31を介して冷蔵冷気往き通路32に供給され、その冷蔵冷気入口35から冷蔵室7に供給される。一方、冷蔵室冷却後の冷気は冷蔵冷気戻り口36から冷蔵冷気戻り通路33を介して野菜室8に供給され、かつ冷却室16へと循環する。また、この冷蔵室7には後述するようにその下部にパーシャル室が設けられていて、当該パーシャル室には図8に示すようにパーシャル室ダンパ31a、パーシャル室冷気往き通路32a、パーシャル室冷気入口35aを介して供給されるようになっている。
この実施の形態では、図9から明らかなように、前記野菜室背面壁体17と仕切板6の背面に、前記冷却室冷気通路部30と冷蔵冷気往き通路32及びパーシャル室冷気往き通路32aとを連絡する往き通路37と、冷蔵冷気戻り通路33と野菜室8、冷却室16とを連絡する戻り通路38(図8参照)が形成されていて、前記冷蔵室ダンパ31はこの往き通路37に設けられている。
そして、図8に示すように前記冷蔵冷気往き通路32と冷蔵冷気戻り通路33との間に連通路39が形成されていて、冷蔵冷気往き通路32を流れる低温冷気の一部が冷蔵冷気戻り通路33に混入するように構成されている。
また、冷凍室9の背面には図8に示すように前記冷却室16の冷却ファン19及び冷却器18の側方を下向きに延びる冷気戻りダクト40が設けられており、この冷気戻りダク
ト40の上部が上記戻り通路38を介して野菜室8に連通するとともにその下部が冷却室16の下部近傍に開口していて、前記野菜室8冷却後の冷気が冷気戻りダクト40を介してその下部開口から冷却室16へと循環するように構成されている。
一方、冷凍室9は図10に示すようにその冷凍室背面壁体41の上部に前記野菜室背面壁体17背面の冷却室冷気通路部30下部に連通する冷凍冷気入口42が、下部に前記冷却室16の下部に開口する冷凍冷気戻り口43が形成されていて、冷却室16からの冷気が冷却室冷気通路部30下部から冷凍冷気入口42を介して供給され、冷凍室冷却後の冷気が冷凍冷気戻り口43を介して冷却室16へと循環する。
<冷蔵室、野菜室、冷凍室構成>
冷蔵室7は図4等に示すように内部に複数の収納棚52を有するとともに、準冷凍温度帯に冷却できるパーシャル室53を備え、それぞれの適所に既に述べた冷蔵冷気入口35及び冷蔵冷気戻り口36(いずれも図7参照)が設けられている。そして、冷蔵室7の側壁適所には各室の庫内温度設定や製氷および急速冷却などの設定を行う操作部54が配置されている。
野菜室8は図7、図8に示すように奥壁左右いずれか一方寄り部分、この実施の形態では正面から見て右側部分の下部であって前記冷蔵冷気戻り通路33からの戻り通路38部分に開口した野菜冷気入口44が設けられ、この野菜冷気入口44の略上方位置部分に前記戻り通路38に開口して冷却室16へとつながる野菜冷気戻り口46が設けられている。
なお、上記野菜室8には、図11等に示すように野菜収納ケース48が配置されており、この野菜収納ケース48は扉11のフレームに載置された下段野菜収納ケース49aと、下段野菜収納ケース49aの上に載置された上段野菜収納ケース49bとから構成されている。そして上記野菜室8は上記野菜収納ケース48とその下の仕切板6及び野菜室8の内周壁面との間に空間が設けられ、当該空間は前記野菜冷気入口44からの冷気が流れる風路を構成している。
また。冷凍室9は既に図10を用いて述べたようにその奥壁上部に前記野菜室背面壁体17背面の冷却室冷気通路部30下部と連通する冷凍冷気入口42が形成され、さらに奥壁下部に前記冷凍室9に連通する冷凍冷気戻り口43が形成されている。そして構造図には図示していないが、冷却室16から冷凍室9への通路の適所にも冷凍室ダンパが組み込まれている。なお、この冷凍室9にも、図4等に示すようにその扉12のフレームに載置された冷凍室ケース55が設けられている。
次にこの冷蔵庫の制御構成について図39を用いて説明する。
<制御構成>
図39は本実施の形態の冷蔵庫における制御ブロック図を示し、57は冷蔵室温度検知手段、58は野菜室温度検知手段、59は冷凍室温度検知手段で、いずれもサーミスタで形成してあり、それぞれ冷蔵室7、野菜室8、冷凍室9の適所に設置されている。60は冷蔵庫全体を統括制御する制御部で、マイクロコンピュータ等によって構成してあり、前記冷蔵室温度検知手段57、冷凍室温度検知手段59からの出力に基づきあらかじめ組み込まれた制御ソフトにしたがって冷蔵室ダンパ31、冷凍室ダンパ34を開閉制御するとともに、圧縮機15、冷却ファン19を駆動して各室を設定温度に制御する。
次に本発明の特徴部分である前記野菜室8と冷凍室9及びその背面に位置する冷却室16周りの構成について図10〜図38を用いて詳しく説明する。
<野菜室及び冷凍室と冷却室との構成>
冷却室16は図10や図15に示すように仕切板6の開口20(図18参照)を介して野菜室8と冷凍室9の背面に形成されており、野菜室8との間は野菜室背面壁体17によって区切られ、冷凍室9との間は冷凍室背面壁体41によって区切られている。
仕切板6は図19の分解斜視図に示すように構成されている。すなわち、仕切板6は上面部材6aと下面部材6bとの間に発泡断熱材4(この図19では図示せず)を充填して構成されていて、奥部側に開口20が形成されている。この開口20の上部に前記した冷却ファン19を組み付けた冷却ファン設置用冷却室カバー19aが組み付けられており、下方には前記冷却室16の冷却器18が位置している。上記開口20はその下方に位置する冷却器18の上面投影面積よりも大きく形成されるとともに、下面部材6bの開口背面側縁部分の下面には下方に突出する突片21が、また上面には上面部材6aの開口縁よりも上方に突出する上向き突片22がそれぞれ形成されている。また、仕切板6には冷却ファン19よりも前方の野菜室底面となる部分にシーズヒータ等からなる結露防止用の第一のヒータ23が埋設されている。
この仕切板6は、上面部材6aと下面部材6bとを組み合わせて中空板体状に形成し、冷蔵庫本体1の内・外箱2,3間に連通する如く装着して冷蔵庫本体1とともに発泡断熱材4を充填させ冷蔵庫本体1と一体化してある。また、この仕切板6を冷蔵庫本体1に一体化する際、図示しない治具を前記突片21及び上向き突片22に押し当ててそのまま冷蔵庫本体1の内箱3奥面に押し付けることにより仕切板6を所定位置に位置決め保持し、冷蔵庫本体1への発泡断熱材4の充填によって冷蔵庫本体側から上・下面部材6a、6b間に発泡断熱材4を充填発泡させることにより冷蔵庫本体1と一体化してある。
なお、図中24は開口20の開口縁前方部分を覆う断熱性遮壁で、発泡スチロール等で構成されており、その一側部片には仕切板6に設けられている冷気戻り通路用開口25と対応する通路開口26が形成されている。また、仕切板6の冷気戻り通路用開口25と反対側部分には冷凍室9に設けられる製氷装置への水供給用のタンク設置部27が形成されている。
また、前記野菜室背面壁体17と冷凍室背面壁体41とは、それぞれ別個に形成して個別に着脱自在なる如く装着してある。
まず、野菜室背面壁体17について説明する。野菜室背面壁体17は、図15〜図17及び図21〜図27に示すように樹脂製の野菜室側野菜室背面壁板171と同じく樹脂製の冷却ファン側野菜室背面壁板172との間に発泡スチロール等の発泡断熱材173を配置し、かつ更に前記野菜室側野菜室背面壁板171と冷却ファン側野菜室背面壁板172とを図23、図24から明らかなように非接触状態として構成してあり、冷却ファン19からの低温冷気による強力な低温輻射と低温熱伝導から野菜室8内を確実に遮熱可能なようにしてある。そして、前記冷却ファン側野菜室背面壁板172と前記冷却ファン設置用冷却室カバー19aとの間には既述した冷却室冷気通路部30を形成している。そして、冷却ファン側野菜室背面壁板172は冷却ファン19に対向する面を円錐台形状にして軸流ファンである冷却ファン19の中央に配置されたモータに対向する部分は平面に、円周に配置された羽根に対向する部分は傾斜面としてある。
この実施の形態では、図23に示すように上記野菜室側野菜室背面壁板171と発泡断熱材173を一体化して野菜室背面ユニットXを構成し、冷却ファン側野菜室背面壁板172は冷却ファン19の冷却ファン設置用冷却室カバー19aにシール材64を介し着脱自在にビス止めして冷却ファンユニットYを構成する形としてある。これにより、冷却室冷気通路部30はこの冷却ファンユニットYの冷却ファン側野菜室背面壁板172と冷却ファン設置用冷却室カバー19aとによって形成される形となっている。
また、上記野菜室背面壁体17を構成する冷却ファン19は図36に示すようにその冷却ファン設置用冷却室カバー19aの前面下部に一体成型されている冷却ファン側野菜室背面壁板受け片19bの先端を仕切板開口20の前縁に設けた係止片20aに引っ掛け挿入し、この部分を中心に背面方向に回動させて取り付けてある。これにより、図16、図17に示すように冷却ファン側野菜室背面壁板受け片19bが冷却ファン側野菜室背面壁板172の下端に当接し、そして冷却ファン設置用冷却室カバー19aの後方下端部が後述する冷凍室背面壁体41の冷却器側冷凍室背面壁板412の野菜室側端部となる上端のシール面412bに当接して取り付け固定されることになる。なお、図16、図17中64は前記其々の当接部に設けたシール材である。
更に上記冷却ファンユニットYの前方に位置して野菜室背面壁体17を構成する野菜室背面ユニットXは、図37に示すように、野菜室側野菜室背面壁板171下部の凸状171aを仕切板開口20の口縁に係当させ、同図に示すようにその上部を背面方向に回動させて取り付けてあり、発泡断熱材173が冷却ファンユニットY側の冷却ファン側野菜室背面壁板172に圧接する形で着脱自在となっている。
これによって野菜室背面壁体17となる冷却ファンユニットYと野菜室背面ユニットXとがそれぞれ着脱自在となっている。
更に、上記野菜室背面壁体17の前記冷却室16と対向する面には図10に示すようにシーズヒータ等からなる結露防止用の第二のヒータ50が埋設してある。この第二のヒータ50は前記冷却室16の上部と対向する位置であって冷却室16から冷蔵室7への冷気を開閉する冷蔵室ダンパ31よりも下方位置の低温の冷却室温度帯域に設置されている。
また、前記冷却室冷気通路部30内には前記冷却ファン19、仕切板6内の第一のヒータ23、野菜室背面壁体17内の第二のヒータ50等の電気部材のコネクタ接続部(ボックス51(図13参照))が設置されており、この冷却室温度帯域となる冷却室冷気通路部30内で電気的接続がなされている。
また、前記野菜室背面壁体17は、図10に示すように、冷却室冷気通路部30の上方に既述した冷蔵室ダンパ31とパーシャル室ダンパ31aが組み込んであり、冷却室冷気通路部30に繋がる冷蔵冷気往き通路32及びパーシャル室冷気往き通路32aへの冷気の流れを制御している。この冷蔵室ダンパ31とパーシャル室ダンパ31aは、図23に示すように、一体化してツインダンパの形態としてあり、図22〜図23に示すように冷却室冷気通路部30の上方にダンパ組み込み用断熱材61を介して装着し、冷却室16からの低温冷気が触れる野菜室背面壁体17の冷却ファン側野菜室背面壁板172とは当該ダンパ組み込み用断熱材61によって非接触状態として、比較的温度の高い冷気と接することになる冷蔵室ダンパ31及びパーシャル室ダンパ31aを断熱する構成としてある。
一方、冷凍室背面壁体41は次のように構成されている。すなわち、冷凍室背面壁体41は、図15〜図17及び図26〜図32に示すように、それぞれ樹脂で形成された冷凍室側冷凍室背面壁板411と冷却器側冷凍室背面壁板412とを重合一体化して構成してあり、これらの間にはその上端が前記仕切板開口20を介して前記冷却ファン設置用冷却室カバー19a前面の冷却室冷気通路部30と連通する冷凍室冷気通路62が形成してある。そして、冷凍室冷気通路62の上端は冷凍冷気入口42となり、その下部の開口は冷凍冷気戻り口43となる。さらに、これらの間には冷凍冷気吹出口63が形成してある。
また、上記冷凍室背面壁体41は図38に示すようにその冷凍室側冷凍室背面壁板411下端の突片411aを冷凍室背面下部の係当片9aに挿入し、この挿入部分を支点にその上部を冷却器18側に回動させて冷凍室9背面に着脱自在に取り付けてある。
この冷凍室背面への装着によって前記冷却器側冷凍室背面壁板412はその野菜室側端部が図16、図17に示すように仕切板6の開口20内に位置していて、前記冷却ファン19の冷却ファン設置用冷却室カバー19a下端部に圧接し、これら両者間をシールするシール面412bとなっている。
上記冷却器側冷凍室背面壁板412のシール面412bが臨む仕切板開口20の両側部には、図34、図35で示すように前記冷却器側冷凍室背面壁板412のシール面412bと面一になる仕切シール面6cが形成してあり、この仕切シール面6cと冷却器側冷凍室背面壁板のシール面412bとで前記冷却ファン設置用冷却室カバー19a下端部が接する接続シール面を構成し、冷却ファン設置用冷却室カバー下端部と冷却器側冷凍室背面壁板412との間のシールを行っている。
また、上記冷却器側冷凍室背面壁板412のシール面412bは図16等から明らかなように前後方向の面に形成されていて、その前面側に位置する冷却室冷気通路部30を狭めない形となっているとともに、前記冷却ファン設置用冷却室カバー19aおよび冷却器側冷凍室背面壁板412を回動装着した際、冷却ファン設置用冷却室カバー19aの下端部と冷却器側冷凍室背面壁板412のシール面412bとが向かい合うように当接してこれら両者間をシールするようになっている。
また、図33に示すように、前記冷却ファン側野菜室背面壁板172の下部と冷却ファン19の冷却ファン設置用冷却室カバー19a下部には水切りリブ19cがそれぞれ形成してある。この水切りリブ19cは同図から明らかなように、前記冷却ファン側野菜室背面壁板172下部に位置する冷却ファン設置用冷却室カバー19aの冷却ファン側野菜室背面壁板受け片19bとの間のシール材64および冷却ファン設置用冷却室カバー19aと冷却器側冷凍室背面壁板の上端シール面412bとの間のシール材64の上方に位置する様に形成してある。
さらにまた、上記冷却器側冷凍室背面壁板412のシール面412bは、図16等からも明らかなように冷却器18のコア部18aの上端よりも上方に位置する形としてある。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷凍サイクルの動作について説明する。
庫内の設定された温度に応じて制御部60からの信号により冷凍サイクルが動作し冷却運転が行われる。圧縮機15の動作により吐出された高温高圧の冷媒は、凝縮器(図示せず)である程度凝縮液化し、さらに冷蔵庫の側面や背面、また冷蔵庫の前面間口に配設された冷媒配管(図示せず)などを経由し冷蔵庫の結露を防止しながら凝縮液化し、キャピラリーチューブ(図示せず)に至る。その後、キャピラリーチューブでは圧縮機15への吸入管(図示せず)と熱交換しながら減圧されて低温低圧の液冷媒となって冷却室の冷却器18に至る。ここで、前記冷却器18内の冷媒は蒸発気化し、当該冷却器18を有する冷却室16で各貯蔵室を冷却するための冷気が生成される。
次に冷気循環による冷却動作について説明する。
冷却室16内で生成された低温の冷気は、冷却ファン19によって、冷却室冷気通路部30から冷蔵室7と冷凍室9に送られ、冷蔵室7に供給された冷気は冷蔵室7を冷却した後、野菜室8に供給され、それぞれの室が設定温度に冷却される。そして、各室を冷却したのちの冷気は、再び冷却室16に戻って冷却器18により冷却され、冷却ファン19で
各室に循環していく。また、上記各室への冷気供給は、制御部60が冷蔵室温度検知手段57及び冷凍室温度検知手段59の検出温度に基づき圧縮機15と冷却ファン19を運転/停止、及び冷蔵室ダンパ31、冷凍室ダンパ34を開・閉制御し、それぞれの室が設定温度帯に維持されるようになっている。
次に上記冷気を生成する冷却室16と野菜室8及び冷凍室9周りの構成における作用効果について説明する。
まず、この冷蔵庫は、冷却室16と野菜室8及び冷凍室9との間を区画する野菜室背面壁体17及び冷凍室背面壁体41がそれぞれ別個に構成されていて個別に着脱自在となっているから、メンテナンスが容易になる。すなわち、冷却室16内に設けた冷却器18或いは冷却ファン19は、そのそれぞれに対応した壁体を着脱すれば冷却室16の前面が開放するので、容易にメンテナンスを行うことができる。例えば、野菜室背面壁体17の場合は、その一部を構成する野菜室背面ユニットXを取り外し、その後冷却ファン側野菜室背面壁板172をビス止めされている冷却ファンニットYの前面から取り外せば、冷却ファン19のメンテナンスが行える。また、冷凍室背面壁体41の場合は、冷却器側冷凍室背面壁板412と冷凍室側冷凍室背面壁板411とが一体にユニット化されているので、一回の操作によって、冷凍室背面壁体41を取り外すことができ、さらに容易に冷却器18のメンテナンスを行うことができる。
また、前記冷却器側冷凍室背面壁板412と冷凍室側冷凍室背面壁板411とは一体にユニット化してそれらの間に冷却ファンからの冷気が案内される冷却室冷気通路部30に繋がる冷凍室冷気通路62を形成しているから、冷却ファン19からの低温冷気を冷凍室9の任意の位置に案内することができ、冷凍室の冷却を効率よいものとすることができる。
また、冷却室16は冷却ファン19の冷却ファン設置用冷却室カバー19a下部を冷凍室背面壁体41の冷却器側冷凍室背面壁板412の野菜室側端部に直接当接させて構成しているので、冷却室16の一部となる仕切板6の開口20の前後幅を大きなものとすることができる。すなわち、この実施の形態では前記冷凍室背面壁体41の冷却器側冷凍室背面壁板412における野菜室側端部をシール面412bとして、当該シール面412bに前記冷却ファン19の冷却ファン設置用冷却室カバー19a下端部を当接させこれら両者間をシールしているので、前記冷却器側冷凍室背面壁板412の野菜室側端部を仕切板6後部の冷却室用開口20の縁部に取付けこの開口縁を冷却ファン設置用冷却室カバー19aとの接続シール面とする必要がなくなって、仕切板後部の冷却室用開口20の前縁を前方に広げて前後幅等を大きなものとすることができる。その結果、当該冷却室用開口20の下方に位置する冷却器18もその前後幅等を大きくして大能力化を図り、冷凍能力、すなわち冷蔵庫のさらなる大能力化が可能になる。また、冷却器18の冷却室16への組み込みも容易になって生産性も向上する。
さらに、冷凍室背面壁体41の冷却器側冷凍室背面壁板412の野菜室側端部自体をシール面412bとしているので、前記した冷却器側冷凍室背面壁板412の野菜室側端部を仕切板6の冷却室用開口20の縁部に取付けてこの開口縁を冷却ファン設置用冷却室カバー19aとの接続シール面とする場合よりもシール箇所を少なくでき、シール性が向上する。
また、上記した如く冷凍室背面壁体41の冷却器側冷凍室背面壁板412における野菜室側端部をシール面412bとして、当該シール面412bに前記冷却ファン19の冷却ファン設置用冷却室カバー19a下端部を当接させこれら両者間をシールしていても、上記野菜室背面壁体17の冷却ファン側野菜室背面壁板172および冷凍室背面壁体41は
、いずれの方からでも着脱することができ、着脱順序に制約を受けることがないので、メンテナンス性をより良いものとすることができる。
すなわち、冷却器側冷凍室背面壁板412における野菜室側端部のシール面412bと前記冷却ファン設置用冷却室カバー19aの筐体下端部とのシール面は、互いに向かい合うようにして当接しているので、冷却器側冷凍室背面壁板412から取り外しても、また冷却ファン19の冷却ファン設置用冷却室カバー19a側から外しても、互いに相手方が取り外しの邪魔になることがない。したがってどちら側からでも着脱することができ、例えば冷却ファン19のメンテナンスを行う際にまず冷凍室背面壁体41を外し次に冷却ファン19を外すというような制約を受けることがなくなり、メンテナンス性が向上する。
また、前記冷却器側冷凍室背面壁板412の野菜室側端部は仕切板6の開口20内に位置して前記仕切板6の開口20両側部に形成した仕切シール面6cと面一状態となり、前記冷却ファン19の冷却ファン設置用冷却室カバー19aが接するシール面412bを形成しているので、冷却器側冷凍室背面壁板412のシール面412bとなる野菜室側端部が可動するものであっても、仕切板6の開口20両側部に設けた仕切シール面6cが可動することがないから、シール面を可動する部材で形成した場合に生じがちなシール不良を防止することができ、確実なシールを実現することができる。
また、前記冷却器側冷凍室背面壁板412の野菜室側端部で形成したシール面412bは前後方向の面で形成してあるから、シール部分の前後方向寸法を小さなものとすることができ、上下方向に流動する冷気の流れに支障をきたすことなくシールが行え、機器の小型化も促進することができる。
加えて、前記冷却器側冷凍室背面壁板412の野菜室側端部で形成したシール面412bは冷却器18のコア部18aの上端よりも上方に位置させてあるから、除霜時等に冷却器18のコア部18aに結露水が生じても、これがシール面412bに滴下するのを防止することができる。これにより、滴下した結露水がシール部で凍結膨張・氷解等を繰り返して生じるシール性の悪化を防止することができ、長期間に亘って良好なシール性を保証することができる。
同様に前記冷却ファン19にもその冷却ファン設置用冷却室カバー19aの前記冷却器側冷凍室背面壁板412の野菜室側端部で構成するシール面412bより上方に位置する部分に水切りリブ19cを設けているので、除霜時等に冷却ファン設置用冷却室カバー19aに生じる結露水がシール面412bに滴下するのを防止することができ、滴下した結露水がシール部で凍結膨張・氷解等を繰り返して生じるシール性の悪化を防止して、長期間に亘り良好なシール性を保証することができる。
一方、前記冷却ファン19からの冷気を冷蔵室7および冷凍室9に案内する冷却室冷気通路部30は、これを構成する野菜室背面壁体17の発泡断熱材173の表面に樹脂製の冷却ファン側野菜室背面壁板172を配してこれを覆っているので、発泡断熱材173をそのまま露出させたものに比べ冷気の流れを円滑なものにすることができると同時に、通路壁体の表面劣化やシール部分での表面劣化による冷気漏れ等を防止することができる。すなわち、樹脂製の板からなる冷却ファン側野菜室背面壁板172は、発泡断熱材173に比べ精度よく成形できるから、冷却ファン19と対向する部分の形状を冷気の流れに即した形状に精度よく形成でき、冷気の流れを円滑なものとすることができる。詳細には、冷却ファン19の円周に配置された羽根より吐出する冷気は冷却ファン側野菜室背面壁板172の傾斜面により円滑に円周方向に流され、冷却室冷気通路部30より上方の冷蔵冷気往き通路32及びパーシャル室冷気往き通路32aと下方の冷凍室冷気通路62の二方向に分割されて効率よく円滑に流すことができる。加えて、発泡断熱材173はその表面に水分が付着するとこれが浸透するため、除霜時等に生じる結露水が浸透してその表面で凍結膨張・氷解を繰り返すことにより表面劣化やシール劣化が生じるが、樹脂製の冷却フ
ァン側野菜室背面壁板172は水分が浸透することがないのでこのようなことが発生することがなく、通路壁体の表面劣化やシール部分劣化による冷気漏れ等を確実に防止することができる。
また、前記野菜室背面壁体17の野菜室側野菜室背面壁板171と冷却ファン側野菜室背面壁板172のうち冷却ファン側野菜室背面壁板172は、冷却ファン19側に着脱自在に取り付けてあるから、冷却ファン側野菜室背面壁板172と冷却ファン設置用冷却室カバー19aとの間に形成される冷却室冷気通路部30のシールを確実かつ強力なものとすることができる。すなわち、上記冷却ファン側野菜室背面壁板172と冷却ファン設置用冷却室カバー19aとは樹脂で形成しているので、それら両者の接合部は既述した寸法精度の出しやすい樹脂同士の接合となり、冷却ファン設置用冷却室カバー19aを野菜室背面壁体17の発泡断熱材173に押し当ててこれら両者間でシールする場合に比べ確実かつ強固なものとすることができるのである。よって、冷却ファン19から送風される冷気の圧力が最も高くなる冷却室冷気通路部30のシールを確実かつ強固なものとすることができる。これによって、冷却室冷気通路部30から低温冷気が漏れて野菜室8等に流れ込み、野菜室8内の野菜の一部を凍結させてしまうというようなことを確実に防止することができる。
また、上記野菜室8は、その背面に冷却室冷気通路部30が位置していてその部分の低温冷気によって強い冷輻射を受け、この部分が低温化しやすい。しかしながら、前記野菜室背面壁体17は野菜室側野菜室背面壁板171と冷却ファン側野菜室背面壁板172との間に発泡断熱材173を有しているから、前記冷却室温度帯域からの低温冷気による野菜室8への強い冷輻射を確実に断熱し、野菜室8内での結露発生を抑制することができる。これにより、野菜室8内の野菜を良好な状態で冷却保存することができる。
加えて、前記野菜室背面壁体17はその野菜室側野菜室背面壁板171と冷却ファン側野菜室背面壁板172との間に発泡断熱材173が位置していて両者が接触しない非接触状態としてあるから、冷却室16内の低温冷気に曝されて低温となる冷却ファン側野菜室背面壁板172の低温が野菜室側野菜室背面壁板171に伝導してこれが低温化するのを防止ができ、野菜室側野菜室背面壁板171の低温化による結露発生を確実に防止することができる。
さらに、前記野菜室背面壁体17には冷却室冷気通路部30から冷蔵室7等への冷気の流れを制御するダンパ31、31aが組み込んであるが、このダンパ31、31aが低温化して結露発生をすることも起こすようなことも防止できる。すなわち、上記ダンパ31、31aは冷却室冷気通路部30の冷気に曝らされて低温化する冷却ファン側野菜室背面壁板172との間にダンパ組み込み用断熱材61を設けてこれとの間を熱的に遮断、すなわち、ダンパ31、31aと冷却ファン側野菜室背面壁板172とを非接触状態としてある。したがって、冷却室冷気通路部30内の低温冷気に曝されて低温化した冷却ファン側野菜室背面壁板172の低温がダンパ31、31aに伝導してこれが低温化するのを防止することができる。よって、冷蔵冷気往き通路32に繋がっていてこれと同程度の比較的高い温度の冷気と触れているダンパ31、31aが低温化して結露を発生するのを確実に防止することができる。
また、上記のようにして野菜室8内の低温化を抑制していても、この状態が長時間続いくと野菜室8が結露発生しやすい温度まで低下することがあるが、このような場合、この冷蔵庫は制御部60が野菜室背面の低温帯域と対向する部分に設けた第二のヒータ50を発熱させる。これにより、低温帯域からの冷輻射による野菜室背面の温度低下は確実に抑制され、結露発生に至るような事態を回避することができる。
また、上記野菜室8は冷凍室9からも冷輻射を受けて低温化しやすいが、この実施の形態では次のような構成によって冷凍室9からの冷輻射の影響を大きく低減している。すな
わち、上記仕切板6は、冷蔵庫本体の内・外箱2,3間に連通する如く装着して冷蔵庫本体成型時に当該冷蔵庫本体1とともにウレタン等の発泡断熱材4を充填させ冷蔵庫本体1と一体化した構成としてある。これにより、仕切板6も冷蔵庫本体1と同様高い断熱性を有するウレタン等の発泡断熱材4によって断熱することができ、その断熱性が大幅に向上する。これにより、冷凍室9から野菜室8への冷輻射量を強力に低減できるのである。また、これと同時に、仕切板6自体の厚みを薄くできるので、その分野菜室8あるいは冷凍室9の容量を増大させることができる。加えてこの実施の形態では野菜室8と冷凍室9とを仕切る仕切板6にも第一のヒータ23を設けて、前記第二のヒータ50とともに第一のヒータ23も発熱させるので、冷凍室9からの冷輻射による影響をより効果的に抑制することができ、野菜室での結露発生による野菜の劣化等を確実に防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態で説明した構成は本発明を実施する一例として示したものであり、本発明の目的を達成する範囲で種々変更可能なことは言うまでもない。
例えば、この実施の形態では冷却ファン19を冷却ファン設置用冷却室カバー19aに取り付けた構成としたが、冷却ファン19を冷却室背面側の内箱3に取り付けて固定し、冷却ファン19の羽根部のみを冷却ファン設置用冷却室カバー19aのファン開口部に臨ませる構成としてもよい。
また、この実施の形態では冷却室16が野菜室8と冷凍室9とに跨ってこれらの背面に位置しているものを例にして説明したが、これは冷蔵室7と冷凍室9とを隣接配置してこれら両者に跨ってその背面に設けられているものであってもよいものであり、温度帯域の異なる二つの貯蔵室に跨って冷却室を設けたものであれば貯蔵室が何であってもよいものである。よって、冷蔵庫の形態も、真ん中野菜タイプの冷蔵庫に限られるものではなく、野菜室が最下部にあってもよく、或いは野菜室のない内冷蔵庫であってもよいものである。
本発明にかかる冷蔵庫は、野菜室内での結露を抑制可能でメンテナンスも良好に行え、かつ冷気の流れも円滑化できると同時に冷却室内の結露による障害発生も抑制でき、高品質で信頼性の高い冷蔵庫とすることができる。よって、家庭用はもちろん業務用冷蔵庫やショーケース等多くの用途に幅広く適用することができる。
1 冷蔵庫本体
5,6 仕切板
7 冷蔵室(貯蔵室)
8 野菜室(貯蔵室)
9 冷凍室(貯蔵室)
16 冷却室
17 野菜室背面壁体
18 冷却器
18a コア部
19 冷却ファン
19a 冷却ファン設置用冷却室カバー
19b 冷却ファン側野菜室背面壁板受け片
19c 水切りリブ
20 開口(仕切板開口、冷却室用開口)
30 冷却室冷気通路部(通路部)
31 冷蔵室ダンパ
41 冷凍室背面壁体
61 ダンパ組み込み用断熱材
62 冷凍室冷気通路
63 冷凍冷気吹出口
171 野菜室側野菜室背面壁板
172 冷却ファン側野菜室背面壁板
173 発泡断熱材
411 冷凍室側冷凍室背面壁板
412 冷却器側冷凍室背面壁板
412b シール面
X 野菜室背面ユニット
Y 冷却ファンユニット

Claims (6)

  1. 冷蔵庫本体に冷蔵室、野菜室、冷凍室を設けるとともに、前記野菜室と冷凍室との両室に跨ってこれらの背面に冷却室を設け、かつ、前記冷却室に冷気を生成する冷却器と当該冷却器で生成した冷気を前記冷蔵室、野菜室、冷凍室に供給する冷却ファンとを配置し、更に前記野菜室及び前記冷凍室と冷却室との間を区画する野菜室背面壁体及び冷凍室背面壁体を別々に構成して着脱自在とするとともに、前記野菜室背面壁体は発泡断熱材を備え、当該野菜室背面壁体の前記発泡断熱材の冷却ファンと対向する側の面は樹脂製の野菜室背面壁板で覆い、前記野菜室背面壁板は前記冷却ファンに向かって凸部形状を有する冷蔵庫。
  2. 野菜室背面壁体の冷却ファンと対向する側の面を覆った樹脂製の野菜室背面壁板は冷却ファン設置用冷却室カバー側に装着して、当該樹脂製の野菜室背面壁板と冷却ファン設置用冷却室カバーとの間で通路部を形成する構成とした請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 野菜室背面壁体はそれぞれが樹脂製の野菜室側野菜室背面壁板と冷却ファン側野菜室背面壁板との間に発泡断熱材が位置していて、前記発泡断熱材を覆う野菜室側野菜室背面壁板と冷却ファン側野菜室背面壁板とは非接触状態とした請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 野菜室背面壁体を構成する発泡断熱材には冷却ファンからの冷気の通路部とつながる部分に冷蔵室への冷気の流れを制御するダンパを組み込み、前記ダンパは前記発泡断熱材の冷却ファン側の面を覆って通路部を構成する冷却ファン側野菜室背面壁板と非接触状態とした請求項1〜3のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  5. 野菜室背面壁板の発泡断熱材を覆って通路部を構成する冷却ファン側野菜室背面壁板は仕切板の開口部分との間のシール面より上方に水切りリブを設けた構成とした請求項1〜4のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  6. 冷蔵庫本体は、野菜室と冷凍室とを仕切る仕切板を前記冷蔵庫本体の内・外箱間に連通する如く装着して冷蔵庫本体とともに発泡断熱材を充填させ冷蔵庫本体と一体化するとともに、前記仕切板の後部に開口を設けて当該開口により前記冷却室の野菜室背面部分と冷凍室背面部分とを連続させる構成とした請求項1〜5のいずれか1項記載の冷蔵庫。
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