JP6438204B2 - レバー連結体、ロッドホルダ、および車両のハンドル装置 - Google Patents

レバー連結体、ロッドホルダ、および車両のハンドル装置 Download PDF

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Description

本発明は、レバー連結体、ロッドホルダ、および車両のハンドル装置に関するものである。
ロッド棒をレバーに連結したレバー連結体としては、特許文献1に記載のように、ロッド棒の先端に装着したロッドホルダの突部をロックキーレバー(レバー)に開設した孔に挿入したものが知られている。
ロッドホルダの突部には、孔の周縁に弾発的に係止する係止爪が設けられており、ロッドホルダのレバーとの連結状態が維持される。
実開平5-64515号公報
しかし、上述した従来例において、ロッド棒をレバーに対して並進自由度を与えて連結させる場合、すなわち、レバーの摺動長孔にロッドホルダの突部を挿入させてレバーとロッド棒とを連結させる場合には、弾発係止可能な程度に係止寸法が小さな係止爪が摺動長孔周縁をスライドするために、係止が解除されてロッド棒がレバーから離脱する虞がある。
これを防止するためには、レバーと係止爪との間にワッシャ等を介装することが考えられるが、この場合、ワッシャの介装作業を要するために、組立作業性が低下するという問題が発生する。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、組立作業性も良好で、かつ、動作信頼性の高いレバー連結体の提供を目的とする。また、本発明の他の目的は、レバー連結体に使用するロッドホルダ、およびレバー連結体を含んだ車両のハンドル装置の提供にある。
本発明によれば上記目的は、
異なった回転中心(C1、C2)周りに回転する第一、第二のレバー1、2を有し、第一のレバー1に開設された摺動長孔3と、該摺動長孔3に対して離隔配置される第二のレバー2間をロッド棒4を介して連結したレバー連結体5であって、
前記ロッド棒4の第一のレバー1側の端部には、第一のレバー1の摺動長孔3に挿通する挿通突部6、前記ロッド棒4のL字状折曲部11の折曲基端部を支承する支承部12、および前記ロッド棒4のL字状折曲部11の折曲基端部を弾発係止する弾発係止部7aを備えたロッドホルダ7が装着されるとともに、
ロッドホルダ7の挿通突部6の先端部には、前記摺動長孔3に挿通可能な短辺長を有し、長辺部において摺動長孔3に係止して該摺動長孔3からの抜け止めがされる直方体形状のストッパ8が一体に設けられ、
かつ、前記ロッド棒4は、全移動工程において前記ロッドホルダ7のストッパ8が摺動長孔3に沿う姿勢を取ることなく、長辺部が摺動長孔8に係止する方向に該ロッドホルダ7を姿勢制御する角度に屈曲されるレバー連結体5を提供することにより達成される。
レバー連結体5は、異なった回転中心(C1、C2)周りに回転する第一、第二のレバー1、2間をロッド棒4を介して連結して形成される。異なった回転中心(C1、C2)周りに回転する第一、第二のレバー1、2の相対回転を可能するするために、第一のレバー1には摺動長孔3が開設され、ロッド棒4の第一のレバー1側の先端には、第一レバーの摺動長孔3に挿入される挿通突部6を備えたロッドホルダ7が装着される。
挿通突部6の先端部には、摺動長孔3に挿通可能な短辺長を有するストッパ8が設けられており、第一レバーへのロッド棒4の装着は、ロッドホルダ7の長辺部を摺動長孔3に沿わせる姿勢で摺動長孔3に挿通させた後、長辺部が摺動長孔3を横切るように挿通突部6の中心周りに回転させることにより行われる。
したがって本発明において、ストッパ8を第二のレバー2の作動範囲内において、長辺部が摺動長孔3に係止する位置に設けるだけで、動作中にロッドホルダ7が摺動長孔3から離脱することを完全に防止することが可能になり、かつ、このために、ワッシャ等を装着する必要も生じない。
また、レバー結合体は、
積層状に配置されて共通の回転中心(C1)周りに回転する第一、第三のレバー1、9と、
前記第三のレバー9に開設されたロッド装着孔10を貫通して第一のレバー1に開設された摺動長孔3に挿通する挿通突部6を備えたロッドホルダ7が先端に装着されたロッド棒4とを有し、
前記ロッドホルダ7の挿通突部6の先端部には、前記第一のレバー1の摺動長孔3に挿通可能な短辺長を有し、長辺部において対応する摺動長孔3に係止して該摺動長孔3からの抜け止めがされる直方体形状のストッパ8が設けられ、
かつ、ロッドホルダ7は、ロッド棒4の他端に連結される第二のレバー2により長辺部が摺動長孔3に係止する方向に姿勢制御されるように構成することができる。
レバー連結体5は、共通の回転中心(C1)周りに相対回転自在に積層される第一、第三のレバー1、9を有しておりロッド棒4に装着されるロッドホルダ7を介して相互に連結される。回転中心を共通にする第一、第三のレバー1、9の相対回転を許容するために、第一のレバー1には摺動長孔3が開設されており、ロッドホルダ7の挿通突部6を第三のレバー9のロッド装着孔10を貫通させて第一のレバー1の摺動長孔3に挿通させることによって第一、第三のレバー1、9の動作が関連付けられ、挿通突部6に形成されたストッパ8を摺動長孔3に係止させることにより摺動時の離脱が規制される。
第三のレバー9のロッド装着孔10は、ストッパ8が挿通可能であれば、ストッパ8とほぼ同寸の矩形孔であっても、あるいは長辺寸法を延長した摺動可能な長孔であってもよい。
したがってこのように構成した場合、ストッパ8の長辺部の向きを第二のレバー2の移動範囲を考慮して摺動長孔3に係止する方向に設定することにより、簡単な組み立て操作により、摺動動作時の分離を確実に防止可能なレバー連結体5を得ることが可能になる。
さらに、ロッドホルダには、挿通突部の側壁部の対向位置に設けられて前記摺動長孔の周縁に弾発係止する係止爪を設けることができる。
また、上記レバー連結体5を含むハンドル装置は、
ハンドルベース14に回転操作自在に連結される操作ハンドル15と、
ハンドルベース14上の回転中心(C1)に対して法線方向に延びる摺動長孔3が開設され、前記回転中心(C1)周りに回転してドアのラッチ装置を動作させる第一のレバー1と、
前記第一のレバー1と回転中心を共有して該第一のレバー1に相対回転自在に積層されるとともに、前記第一のレバー1の摺動長孔3に合致する駆動用長孔16の終端から回転中心と同心の円弧状長孔17を延設したロッド装着孔10を備えて前記操作ハンドル15への回転操作により回転駆動される第三のレバー9と、
シリンダ錠18への操作により回転駆動され、先端に前記第三のレバー9のロッド装着孔10を挿通して第一のレバー1の摺動長孔3を貫通する挿通突部6を備えたロッドホルダ7が装着されたロッド棒4を介して第一のレバー1に連結される第二のレバー2とを有し、
前記ロッドホルダ7は、前記ロッド棒4のL字状折曲部11の折曲基端部を支承する支承部12、および前記ロッド棒4のL字状折曲部11の折曲基端部を弾発係止する弾発係止部7aを備えるとともに、
該ロッドホルダ7の挿通突部6の先端部には、前記摺動長孔3に挿通可能な短辺長を有し、長辺部において摺動長孔3に係止して該摺動長孔3からの抜け止めがされる直方体形状のストッパ8が一体に設けられ、
かつ、前記ロッド棒4は、全移動工程において前記ロッドホルダ7のストッパ8が摺動長孔3に沿う姿勢を取ることなく、長辺部が摺動長孔3に係止する方向に該ロッドホルダ7を姿勢制御する角度に屈曲され、
シリンダ錠18への施錠操作によりロッドホルダ7の挿通突部6を第三のレバー9の円弧状長孔17に移動させて操作ハンドル15に加えた操作力の第一のレバー1への伝達を規制するように構成することができる。
ハンドル装置は、ハンドルベース14に連結される操作ハンドル15への回転操作力を、第三のレバー9、第一のレバー1、ラッチ装置と伝達することによりラッチ装置を操作するように構成され、ロッド棒4に装着されるロッドホルダ7の挿通突部6が第一のレバー1に開設される摺動長孔3と、第三のレバー9に開設されるロッド装着孔10に貫通する。
第一のレバー1の摺動長孔3は回転中心に対して法線方向に長い長孔により形成されるとともに、第三のレバー9のロッド装着孔10は上記摺動長孔3に合致する駆動用長孔16の終端から回転中心と同心の円弧状長孔17を延設して形成され、ロッドホルダ7、正確には挿通突部6がロッド装着孔10の駆動用長孔16上にあるときには、操作ハンドル15を介して第三のレバー9に与えられた回転操作力は第一のレバー1に伝達可能で、挿通突部6が円弧状分にあるときには、第三のレバー9の回転移動は円弧状長孔17により吸収されて第一のレバー1に伝達されない。
上記ロッド棒4をシリンダ錠18に連結することによりロッドホルダ7の位置を制御することにより第一、第三のレバー1、9間の伝達を断接する本発明において、施錠状態において操作ハンドル15を操作しても第一レバーに操作ハンドル15の操作力が負荷されないために、無理な操作による部品の破壊を防止できる。
また、挿通突部6の離脱は、組立作業時にストッパ8を長孔に挿通させた後、ロッド棒4を第二のレバー2に連結するだけで防止できるために、別途ワッシャ等を介装させることないために、組立作業性も向上し、かつ、動作信頼も向上する。
この場合、ハンドル装置を、
前記第三のレバー9の円弧状長孔17と駆動用長孔16との境界には挿通突部6の移動時に抵抗を付与する突部が設けられるように構成すると、ロッドホルダ7の挿通突部6が
ロッド棒4等の寸法誤差の存在により不用意に円弧状長孔17と駆動用長孔16との間を移動して施解錠動作が不安定になることを確実に防止することができる。
本発明によれば、組立作業性を良好にし、かつ、動作信頼性も高めることができる。
ハンドル装置を示す図で、(a)は裏面図、(b)は(a)の1B-1B線断面図である。 レバー連結体を示す図で、(a)は分解した状態を示す図、(b)はシリンダ錠が解錠状態における連結状態を示す図、(c)は(b)の背面図である。 図2(c)の3A-3A線断面図である。 レバー連結体の動作を示す図で、(a)はシリンダ錠が施錠状態における連結状態を示す図、(b)は(a)の状態から第三のレバーを作動させた状態を示す図である。 ロッドホルダを示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)の5B方向矢視図、(c)は(a)は5C方向矢視図、(d)は(b)の5D方向矢視図である。
図1に本発明が適用された車両のハンドル装置を示す。このハンドル装置は、車両のドア外壁面に固定されて使用されるアウトサイドハンドル装置で、ドアに固定されるハンドルベース14と、ハンドルベース14に図1(b)において実線で示す初期回転位置から鎖線で示す動作回転位置まで垂直回転自在に連結される操作ハンドル15と、ハンドルベース14に固定されて施解錠回転位置間を回転操作されるシリンダ錠18とを有する。
操作ハンドル15は手掛け部15aを引き上げることにより回転操作する所謂プルアップ式ハンドルで、回転中心(C3)を挟んで手掛け部15aと反対方に押圧突部15bが設けられる。
上記シリンダ錠18には該シリンダ錠18への回転操作に伴って回転する第二のレバー2が連結されるとともに、ハンドルベース14には同一回転軸(C1)周りに第一、第三のレバー1、9が回転自在に連結される。これら第一、第三のレバー1、9と、第二のレバー2とはロッド棒4により連結されており、第一、第二のレバー1、2とロッド棒4により第一のレバー連結体5Aが、この第一のレバー連結体5Aに第三のレバー9を加えることにより第二のレバー連結体(5B)が構成される。
図2(a)に示すように、第一のレバー1は、ハンドルベース14に固定される図外の回転軸部材が挿通する軸挿通孔1aから適宜間隔離れた位置に開設される出力孔1bと、軸挿通孔1aから放射方向に延びる摺動長孔3を備える。本例において出力孔1bは左右勝手違いに対応するために軸挿通孔1aに対して対称位置に2個設けられ、いずれか一方の出力孔1bには、ドア内に固定されるラッチ装置がケーブル装置等の伝達部材を介して連結され、当該第一のレバー1への回転操作によりラッチを作動させることができる。
一方、第三のレバー9は、第一のレバー1の軸挿通孔1aと同軸に連結される軸挿通孔9aを備えるとともに、材端を折り曲げることにより操作ハンドル15の押圧突部15bに当接する被動折り返し片9bが形成され、操作ハンドル15を動作回転位置まで回転操作すると、被動折り返し片9bが下方に押し込まれて図1(a)において反時計回りに回転する。
また、第三のレバー9には、ロッド装着孔10が開設される。ロッド装着孔10は、第一のレバー1と同軸上に連結した際に第一のレバー1の摺動長孔3に合致する駆動用長孔16と、駆動用長孔16の遠心側端部を始端とする円弧状長孔17とから構成され、駆動用長孔16と円弧状長孔17との境界には節度突部19が突設される。
上記操作ハンドル15の操作力を第三のレバー9を介して第一のレバー1に伝達するために、第一のレバー1と第三のレバー9とはロッドホルダ7を介して連結される。ロッドホルダ7は、上記ロッド棒4の第一、第三のレバー1、9側の端部に装着され、ロッドホルダ7を装着するためにロッド棒4の端部にはL字状折曲部11が形成される。
ロッドホルダ7は合成樹脂材により射出成形され、図5に示すように、一端部に円形フランジ部12aを有してロッド棒4のL字状折曲部11の折曲基端部を支承する支承部12と、支承部12の円形フランジ部12aの裏面に突設され、自由端部にストッパ8を形成した挿通突部6と、支承部12の円形フランジ部12aに対する反対端の表面に形成され、上記ロッド棒4を弾発係止するC字断面形状の弾発係止部7aとを有する。
挿通突部6は第一、第三のレバー1、9の摺動長孔3、およびロッド装着孔10に挿通可能な径寸法の円形断面形状を有しており、中心部にロッド棒4が挿通可能な貫通円孔状の開口13が設けられる。また、挿通突部6の側壁部の対向位置には、弾性変形可能な係止爪7bが一対設けられる。
上記ストッパ8は、短辺長が挿通突部6の直径寸法、すなわち、第一、第三のレバー1、9の摺動長孔3、およびロッド装着孔10に挿通可能で、長辺長が上記長孔等に比して大寸の長方形形状に形成される。このストッパ8は、支承部12の底面との間隔(d)が第一、第三のレバー1、9を重ねた厚さよりやや長寸に形成され、ストッパ8の支承部12への対向面には、スライド条7cが形成される。
したがって本例において、第一、第三のレバー1、9を共通回転軸(C1)周りに回転自在に積層した状態でロッドホルダ7のストッパ8を第三のレバー9のロッド装着孔10から挿入して第一のレバー1の摺動長孔3に貫通させると、ロッドホルダ7の係止爪7bが一旦弾性変形した後、復元して第一のレバー1の摺動長孔3の周縁に弾発係止し、第一、第三のレバー1、9上に仮止めされる。
この状態からハンドルベース14にシリンダ錠18を固定し、ロッド棒4のL字状折曲部11の自由端をロッドホルダ7の開口13に挿通させた後、L字状折曲部11の基端部を弾発係止部7aに係止させると、ロッド棒4によりロッドホルダ7は、図2(c)、図3に示すように、円形フランジ部12aとストッパ8とで第一、第三のレバー1、9を挟み付けるとともに、ストッパ8の長辺部を摺動長孔3に交差させることにより摺動長孔3からの離脱が規制される。
同軸上で回転する第一、第三のレバー1、9の摺動長孔3、およびロッド装着孔10上の挿通突部6の位置は、第二のレバー2の位置、すなわち、シリンダ錠18の位置、およびロッド棒4の長さにより決定され、シリンダ錠18が解錠位置にあるときは、図2(c)に示すように、第一のレバー1の摺動長孔3の向心側端部と第三のレバー9の駆動用長孔16の向心側終部の交点に位置し、シリンダ錠18が施錠位置にあるとき、図4(a)に示すように、摺動長孔3の遠心側端部と第三のレバー9の駆動用長孔16の遠心側端部、すなわち、駆動用長孔16と円弧状長孔17との境界に位置する。
したがって本例において、シリンダ錠18が解錠状態のとき、すなわち、挿通突部6が摺動長孔3、および駆動用長孔16の端部に位置するときに操作ハンドル15を回転操作して第三のレバー9が回転すると、挿通突部6が遠心方向に移動しながら第一のレバー1の駆動用長孔16の壁面を押し付け、第一のレバー1を第三のレバー9に追随して回転させ、ラッチ装置を操作することができる。
これに対し、シリンダ錠18を解錠位置まで回転操作すると、図4(a)に示すように、ロッドホルダ7の挿通突部6は第一のレバー1の摺動長孔3の遠心側終端、すなわち、第三のレバー9の円弧状長孔17の基端部に移動する。挿通突部6が第三のレバー9の駆動用長孔16から円弧状長孔17の基端に移動するに際しては、挿通突部6が弾性変形して境界部に配置された節度突部19を乗り越える必要があり、不用意な移動が防止される。
この状態において操作ハンドル15を回転操作して第三のレバー9が回転しても、挿通突部6に対して円弧状長孔17が相対移動するだけで挿通突部6を移動させることができないために、該挿通突部6の移動により駆動される第一のレバー1は移動することがなく、ラッチ操作が作動することはない。
上述した挿通突部6の摺動長孔3内での移動は、スライド条7cが第一のレバー1の表面上を摺動して行われ、さらに、ロッド棒4の先端部を屈曲させることにより(図1(a)の屈曲角θ)、全移動行程においてストッパ8は摺動長孔3に沿う姿勢をとることがないために、ロッドホルダ7の第一、第三のレバー1、9からの離脱が確実に防がれる。
1 第一のレバー
2 第二のレバー
3 摺動長孔
4 ロッド棒
5 レバー連結体
6 挿通突部
7 ロッドホルダ
8 ストッパ
9 第三のレバー
10 ロッド装着孔
11 L字状折曲部
12 支承部
13 開口
14 ハンドルベース
15 ハンドル本体
16 駆動用長孔
17 円弧状長孔
18 シリンダ錠
19 節度突部
C1、C2 回転中心

Claims (4)

  1. 異なった回転中心周りに回転する第一、第二のレバーを有し、第一のレバーに開設された摺動長孔と、該摺動長孔に対して離隔配置される第二のレバー間をロッド棒を介して連結したレバー連結体であって、
    前記ロッド棒の第一のレバー側の端部には、前記第一のレバーの摺動長孔に挿通する挿通突部、前記ロッド棒のL字状折曲部の折曲基端部を支承する支承部、および前記ロッド棒のL字状折曲部の折曲基端部を弾発係止する弾発係止部を備えたロッドホルダが装着されるとともに、
    ロッドホルダの挿通突部の先端部には、前記摺動長孔に挿通可能な短辺長を有し、長辺部において摺動長孔に係止して該摺動長孔からの抜け止めがされる直方体形状のストッパが一体に設けられ、
    かつ、前記ロッド棒は、全移動工程において前記ロッドホルダのストッパが摺動長孔に沿う姿勢を取ることなく、長辺部が摺動長孔に係止する方向に該ロッドホルダを姿勢制御する角度に屈曲されるレバー連結体。
  2. 前記ロッドホルダには、挿通突部の側壁部の対向位置に設けられて前記摺動長孔の周縁に弾発係止する係止爪が設けられる請求項1記載のレバー連結体。
  3. ハンドルベースに回転操作自在に連結される操作ハンドルと、
    ハンドルベース上の回転中心に対して法線方向に延びる摺動長孔が開設され、前記回転中心周りに回転してドアのラッチ装置を動作させる第一のレバーと、
    前記第一のレバーと回転中心を共有して該第一のレバーに相対回転自在に積層されるとともに、前記第一のレバーの摺動長孔に合致する駆動用長孔の終端から回転中心と同心の円弧状長孔を延設したロッド装着孔を備えて前記操作ハンドルへの回転操作により回転駆動される第三のレバーと、
    シリンダ錠への操作により回転駆動され、先端に前記第三のレバーのロッド装着孔を挿通して第一のレバーの摺動長孔を貫通する挿通突部を備えたロッドホルダが装着されたロッド棒を介して第一のレバーに連結される第二のレバーとを有し、
    前記ロッドホルダは、前記ロッド棒のL字状折曲部の折曲基端部を支承する支承部、および前記ロッド棒のL字状折曲部の折曲基端部を弾発係止する弾発係止部を備えるとともに、
    該ロッドホルダの挿通突部の先端部には、前記摺動長孔に挿通可能な短辺長を有し、長辺部において摺動長孔に係止して該摺動長孔からの抜け止めがされる直方体形状のストッパが一体に設けられ、
    かつ、前記ロッド棒は、全移動工程において前記ロッドホルダのストッパが摺動長孔に沿う姿勢を取ることなく、長辺部が摺動長孔に係止する方向に該ロッドホルダを姿勢制御する角度に屈曲され、
    シリンダ錠への施錠操作によりロッドホルダの挿通突部を第三のレバーの円弧状長孔に移動させて操作ハンドルに加えた操作力の第一のレバーへの伝達を規制する車両のハンドル装置。
  4. 前記第三のレバーの円弧状長孔と駆動用長孔との境界には挿通突部の移動時に抵抗を付与する節度突部が設けられる請求項3記載の車両のハンドル装置。
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