JP6437665B2 - キャリアアグリゲーションにおける二次セルのアクティブ化 - Google Patents

キャリアアグリゲーションにおける二次セルのアクティブ化 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2015年3月16日に出願された米国仮出願第62/13,934号および2015年3月16日に出願された米国仮出願第62/133,947号の利益を主張するものであり、それらの全体は、参照により本明細書中に援用される。
本発明の例示的実施形態は、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループの動作をイネーブルにする。本明細書に開示される技術の実施形態は、マルチキャリア通信システムの技術分野において採用され得る。より具体的には、本明細書に開示される技術の実施形態は、PUCCHグループの動作に関し得る。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
方法であって、
無線デバイスによって、
基地局に伝送される一次物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を用いる一次セルと、
前記基地局に伝送される二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルと、
を含む、複数のセルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信するステップと、
サブフレームnにおいて、前記PUCCH二次セルのアクティブ化を示す媒体アクセス制御制御要素を受信するステップと、
サブフレームn+8+kから前記PUCCH二次セルに関するチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始するステップであって、kは、少なくとも部分的に、前記PUCCH二次セルが前記無線デバイスによって正常に検出されたときに依存する、整数である、ステップと、
を含む、方法。
(項目2)
サブフレームn+8において前記PUCCH二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマを始動させるステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記無線デバイスは、サブフレームn+8+kにおいて前記CSIフィールドの伝送のためのアップリンクリソースが存在しない場合、前記CSIフィールドを伝送するための次の利用可能なアップリンクリソースを採用する、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記複数のセルは、
前記一次セルを含む一次PUCCHグループと、
前記PUCCH二次セルを含む二次PUCCHグループと、
を含む、複数のPUCCHグループにグループ化される、項目1に記載の方法。
(項目5)
サブフレームn+8+kから前記二次PUCCHグループ内のアクティブ化されたセルのCSIフィールドの伝送を開始するステップをさらに含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記PUCCH二次セルは、セルアクティブ化遅延の間に検出可能なままである、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記PUCCH二次セルは、最初の試行において検出される、項目1に記載の方法。
(項目8)
範囲外CQIを含むCSIフィールドが、ゼロと異なるチャネル品質指数(CQI)を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないときに伝送される、項目1に記載の方法。
(項目9)
方法であって、
無線デバイスによって、複数のセルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信するステップであって、前記複数のセルは、
一次PUCCHを用いる一次セルを含む一次PUCCHグループと、
二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含む二次PUCCHグループと、
を含む、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化される、ステップと、
サブフレームmにおいて、前記一次PUCCHグループ内の二次セルのアクティブ化を示す第1の媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を受信するステップと、
サブフレームm+8から前記二次セルのチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始するステップと、
サブフレームnにおいて、前記PUCCH二次セルのアクティブ化を示す第2のMAC CEを受信するステップと、
サブフレームn+8+kから前記PUCCH二次セルに関するCSIフィールドの伝送を開始するステップであって、kは、少なくとも部分的に、前記PUCCH二次セルが前記無線デバイスによって正常に検出されたときに依存する、整数である、ステップと、
を含む、方法。
(項目10)
サブフレームm+8において前記二次セルと関連付けられた第1の非アクティブ化タイマを始動させるステップと、
サブフレームn+8において前記PUCCH二次セルと関連付けられた第2の非アクティブ化タイマを始動させるステップと、
をさらに含む、項目9に記載の方法。
(項目11)
サブフレームn+8+kから前記二次PUCCHグループ内の第1の二次セルのCSIフィールドの伝送を開始するステップをさらに含み、前記第2のMAC CEはさらに、前記第1の二次セルのアクティブ化を示す、項目9に記載の方法。
(項目12)
前記無線デバイスは、サブフレームn+8+kにおいて前記PUCCH二次セルに関する前記CSIフィールドのCSIフィールドを伝送するためのアップリンクリソースが存在しない場合、前記CSIフィールドを伝送するための次の利用可能なアップリンクリソースを採用する、項目9に記載の方法。
(項目13)
サブフレームn+8+kから前記二次PUCCHグループ内のアクティブ化されたセルのCSIフィールドの伝送を開始するステップをさらに含む、項目9に記載の方法。
(項目14)
前記PUCCH二次セルは、セルアクティブ化遅延の間に検出可能なままである、項目9に記載の方法。
(項目15)
前記PUCCH二次セルは、最初の試行において検出される、項目9に記載の方法。
(項目16)
範囲外CQIを含むCSIフィールドが、ゼロと異なるチャネル品質指数(CQI)を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないときに伝送される、項目9に記載の方法。
(項目17)
方法であって、
無線デバイスによって、基地局から、複数のセルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信するステップであって、前記複数のセルは、
一次PUCCHを用いる一次セルを含む一次PUCCHグループと、
二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含む二次PUCCHグループと、
を含む、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化される、ステップと、
サブフレームmにおいて、
前記一次PUCCHグループ内の二次セルと、
前記PUCCH二次セルと、
を含む、複数の二次セルのアクティブ化を示す第1の媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を受信するステップと、
サブフレームm+8から前記二次セルのチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始するステップと、
サブフレームm+8+kから前記PUCCH二次セルに関するCSIフィールドの伝送を開始するステップであって、kは、少なくとも部分的に、前記PUCCH二次セルが前記無線デバイスによって正常に検出されたときに依存する、整数である、ステップと、
を含む、方法。
(項目18)
サブフレームm+8において前記二次セルと関連付けられた第1の非アクティブ化タイマを始動させるステップと、
サブフレームm+8において前記PUCCH二次セルと関連付けられた第2の非アクティブ化タイマを始動させるステップと、
をさらに含む、項目17に記載の方法。
(項目19)
サブフレームm+8+kから前記二次PUCCHグループ内の第1の二次セルのCSIフィールドの伝送を開始するステップをさらに含み、前記第1のMAC CEはさらに、前記第1の二次セルのアクティブ化を示す、項目17に記載の方法。
(項目20)
ゼロと異なるチャネル品質指数(CQI)を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないときに、範囲外CQIを含むCSIフィールドを伝送するステップをさらに含む、項目17に記載の方法。
(項目21)
方法であって、
無線デバイスによって、複数のセルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信するステップであって、前記複数のセルは、
基地局に伝送される一次PUCCHを用いる一次セルを含む一次PUCCHグループと、
前記基地局に伝送される二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含む二次PUCCHグループと、
を含む、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化される、ステップと、
サブフレームnにおいて、前記二次PUCCHグループ内の二次セルのアクティブ化を示す媒体アクセス制御制御要素を受信するステップと、
サブフレームn+8+kから前記二次セルに関するチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始するステップであって、
kは、前記PUCCH二次セルのアクティブ化がサブフレームn+8の前に完了された場合、ゼロに等しく、
kは、前記PUCCH二次セルのアクティブ化がサブフレームn+8においてまたはその後に完了された場合、0を上回り、前記PUCCH二次セルのアクティブ化が完了されたときに依存する、
ステップと、
を含む、方法。
(項目22)
サブフレームn+8において前記二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマを始動させるステップをさらに含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記無線デバイスは、サブフレームn+8+kにおいて前記CSIフィールドのCSIフィールドを報告するためのアップリンクリソースが存在しない場合、サブフレームn+8+kにおいて前記CSIフィールドのCSIフィールドを報告するために次の利用可能なアップリンクリソースを採用する、項目21に記載の方法。
(項目24)
サブフレームn+8+kから前記二次PUCCHグループ内のアクティブ化されたセルのCSIフィールドの伝送を開始するステップをさらに含む、項目21に記載の方法。
(項目25)
ゼロと異なるチャネル品質指数を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないとき、範囲外CQIを含むCSIフィールドが、伝送される、項目21に記載の方法。
(項目26)
前記構成パラメータは、
複数の共通パラメータと、
非アクティブ化タイマ値を含む、複数の専用パラメータと、
を含む、項目21に記載の方法。
(項目27)
前記媒体アクセス制御制御要素は、ビットマップを含む、項目21に記載の方法。
(項目28)
方法であって、
無線デバイスによって、複数のセルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信するステップであって、前記複数のセルは、
一次PUCCHを用いる一次セルを含む一次PUCCHグループと、
二次PUCCHを用いるPUCCH二次セル(SCell)を含む二次PUCCHグループと、
を含む、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化される、ステップと、
サブフレームnにおいて、
前記一次PUCCHグループ内の第1のSCellと、
前記二次PUCCHグループ内の第2のSCellと、
を含む、複数のSCellのアクティブ化を示す媒体アクセス制御制御要素を受信するステップと、
サブフレームn+8から前記第1のSCellに関するチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始するステップと、
サブフレームn+8+kから前記第2のSCellに関するCSIフィールドの伝送を開始するステップであって、
kは、前記PUCCH SCellのアクティブ化がサブフレームn+8の前に完了された場合、ゼロに等しく、
kは、前記PUCCH SCellのアクティブ化がサブフレームn+8においてまたはその後に完了された場合、0を上回り、前記PUCCH SCellのアクティブ化が完了されたときに依存する、ステップと、
を含む、方法。
(項目29)
サブフレームn+8において前記第1のSCellと関連付けられた第1の非アクティブ化タイマを始動させるステップと、
サブフレームn+8において前記第2のSCellと関連付けられた第2の非アクティブ化タイマを始動させるステップと、
をさらに含む、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記無線デバイスは、前記CSIフィールドを報告するためのアップリンクリソースが存在しない場合、サブフレームn+8+kにおいて前記第2のSCellに関する前記CSIフィールドのCSIフィールドを報告するために次の利用可能なアップリンクリソースを採用する、項目28に記載の方法。
(項目31)
サブフレームn+8+kから前記二次PUCCHグループ内のアクティブ化されたセルのCSIフィールドの伝送を開始するステップをさらに含む、項目30に記載の方法。
(項目32)
ゼロと異なるチャネル品質指数を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないとき、範囲外CQIを含むCSIフィールドが、伝送される、項目28に記載の方法。
(項目33)
前記構成パラメータは、
複数の共通パラメータと、
非アクティブ化タイマ値を含む、複数の専用パラメータと、
を含む、項目28に記載の方法。
(項目34)
前記媒体アクセス制御制御要素は、ビットマップを含む、項目28に記載の方法。
(項目35)
方法であって、
基地局によって、無線デバイスに、複数のセルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを伝送するステップであって、前記複数のセルは、
一次PUCCHを用いる一次セルを含む一次PUCCHグループと、
二次PUCCHを用いるPUCCH二次セル(SCell)を含む二次PUCCHグループと、
を含む、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化される、ステップと、
サブフレームnにおいて、
前記一次PUCCHグループ内の第1のSCellと、
前記二次PUCCHグループ内の第2のSCellと、
を含む、複数のSCellのアクティブ化を示す媒体アクセス制御制御要素を伝送するステップと、
前記無線デバイスから、サブフレームn+8からの前記第1のSCellに関するチャネル状態情報(CSI)フィールドの受信を開始するステップと、
前記無線デバイスから、サブフレームn+8+kからの前記第2のSCellに関するCSIフィールドの受信を開始するステップであって、
kは、前記PUCCH SCellのアクティブ化がサブフレームn+8の前に完了された場合、ゼロに等しく、
kは、前記PUCCH SCellのアクティブ化がサブフレームn+8においてまたはその後に完了された場合、0を上回り、前記PUCCH SCellのアクティブ化が完了されたときに依存する、ステップと、
を含む、方法。
(項目36)
サブフレームn+8において前記第1のSCellと関連付けられた第1の非アクティブ化タイマを始動させるステップと、
サブフレームn+8において前記第2のSCellと関連付けられた第2の非アクティブ化タイマを始動させるステップと、
をさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目37)
前記基地局は、サブフレームn+8+kにおいて前記無線デバイスから前記CSIフィールドの前記第2のSCellに関するCSIフィールドを受信するためのアップリンクリソースが存在しない場合、前記無線デバイスからCSIフィールドを受信するための次の利用可能なアップリンクリソースにおいて、サブフレームn+8+kにおける前記CSIフィールドの前記第2のSCellに関するCSIフィールドを受信する、項目35に記載の方法。
(項目38)
ゼロと異なるチャネル品質指数を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないとき、範囲外CQIを含むCSIフィールドが、受信される、項目35に記載の方法。
(項目39)
前記構成パラメータは、
複数の共通パラメータと、
非アクティブ化タイマ値を含む、複数の専用パラメータと、
を含む、項目35に記載の方法。
(項目40)
前記媒体アクセス制御制御要素は、ビットマップを含む、項目35に記載の方法。
(項目41)
方法であって、
無線デバイスによって、基地局から、複数のセルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信するステップであって、前記複数のセルは、
前記基地局に伝送される一次PUCCHを用いる一次セルを含む一次PUCCHグループと、
前記基地局に伝送される二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含む二次PUCCHグループと、
を含む、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化される、ステップと、
サブフレームnにおいて、前記PUCCH二次セルの非アクティブ化を示す媒体アクセス制御(MAC)コマンドを受信するステップと、
サブフレームn+8において前記二次PUCCHグループ内の第1の二次セルに関するチャネル状態情報の伝送を停止するステップであって、前記第1の二次セルは、前記PUCCH二次セルと異なる、ステップと、
を含む、方法。
(項目42)
サブフレームn+8においてまたはその前に前記第1の二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマを停止するステップをさらに含む、項目41に記載の方法。
(項目43)
前記少なくとも1つのメッセージは、非アクティブ化タイマパラメータを含む複数の専用パラメータを含む、項目41に記載の方法。
(項目44)
前記MACコマンドは、ビットマップを含む、項目41に記載の方法。
(項目45)
サブフレームn+8においてまたはその前に前記第1の二次セルのダウンリンク制御チャネルの監視を停止するステップをさらに含む、項目41に記載の方法。
(項目46)
前記MACコマンドはさらに、前記第1の二次セルの非アクティブ化を示す、項目41に記載の方法。
(項目47)
前記PUCCH二次セル上でのアップリンク伝送を停止する前に、前記第1の二次セル上でのアップリンク伝送を停止するステップをさらに含む、項目41に記載の方法。
(項目48)
方法であって、
無線デバイスによって、基地局から、複数のセルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信するステップであって、前記複数のセルは、
前記基地局に伝送される一次PUCCHを用いる一次セルを含む一次PUCCHグループと、
前記基地局に伝送される二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含む二次PUCCHグループと、
を含む、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化される、ステップと、
サブフレームnにおいて、第1の二次セルおよび前記PUCCH二次セルの非アクティブ化を示す媒体アクセス制御(MAC)コマンドを受信するステップと、
サブフレームn+8において前記PUCCH二次セル上でのアップリンク伝送を停止するステップと、
サブフレームn+8の前に前記第1の二次セル上でのアップリンク伝送を停止するステップと、
を含む、方法。
(項目49)
サブフレームn+8においてまたはその前に前記第1の二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマを停止するステップをさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目50)
前記少なくとも1つのメッセージは、非アクティブ化タイマパラメータを含む複数の専用パラメータを含む、項目48に記載の方法。
(項目51)
前記MACコマンドは、ビットマップを含む、項目48に記載の方法。
(項目52)
サブフレームn+8においてまたはその前に前記第1の二次セルのダウンリンク制御チャネルの監視を停止するステップをさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目53)
前記PUCCH二次セルの非アクティブ化タイマは、ディスエーブルにされる、項目48に記載の方法。
(項目54)
無線デバイスであって、
1つまたはそれを上回るプロセッサと、
命令を記憶するメモリであって、前記命令は、実行されると、前記無線デバイスに、
基地局から、複数のセルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信することであって、前記複数のセルは、
前記基地局に伝送される一次PUCCHを用いる一次セルを含む一次PUCCHグループと、
前記基地局に伝送される二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含む二次PUCCHグループと、
を含む、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化される、ことと、
サブフレームnにおいて、前記PUCCH二次セルの非アクティブ化を示す媒体アクセス制御(MAC)コマンドを受信することと、
サブフレームn+8において前記二次PUCCHグループ内の第1の二次セルに関するチャネル状態情報の伝送を停止することであって、前記第1の二次セルは、前記PUCCH二次セルと異なる、ことと、
を行わせる、メモリと、
を備える、無線デバイス。
(項目55)
前記命令は、実行されるとさらに、前記無線デバイスに、サブフレームn+8においてまたはその前に前記第1の二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマを停止させる、項目54に記載の無線デバイス。
(項目56)
前記少なくとも1つのメッセージは、非アクティブ化タイマパラメータを含む複数の専用パラメータを含む、項目54に記載の無線デバイス。
(項目57)
前記MACコマンドは、ビットマップを含む、項目54に記載の無線デバイス。
(項目58)
前記命令は、実行されるとさらに、前記無線デバイスに、サブフレームn+8においてまたはその前に前記第1の二次セルのダウンリンク制御チャネルの監視を停止させる、項目54に記載の無線デバイス。
(項目59)
前記MACコマンドはさらに、前記第1の二次セルの非アクティブ化を示す、項目54に記載の無線デバイス。
(項目60)
前記命令は、実行されるとさらに、前記無線デバイスに、前記PUCCH二次セル上でのアップリンク伝送を停止する前に、前記第1の二次セル上でのアップリンク伝送を停止させる、項目54に記載の無線デバイス。
本発明の種々の実施形態のうちのいくつかの実施例が、図面を参照して本明細書に説明される。
図1は、本発明の実施形態のある側面による、OFDMサブキャリアの例示的セットを描写する、略図である。
図2は、本発明の実施形態のある側面による、キャリアグループ内の2つのキャリアに関する例示的伝送時間および受信時間を描写する、略図である。
図3は、本発明の実施形態のある側面による、OFDM無線リソースを描写する、図である。
図4は、本発明の実施形態のある側面による、基地局および無線デバイスのブロック図である。
図5A、図5B、図5C、および図5Dは、本発明の実施形態のある側面による、アップリンクおよびダウンリンク信号伝送に関する例示的略図である。
図6は、本発明の実施形態のある側面による、CAおよびDCを用いたプロトコル構造に関する例示的略図である。
図7は、本発明の実施形態のある側面による、CAおよびDCを用いたプロトコル構造に関する例示的略図である。
図8は、本発明の実施形態のある側面による、例示的TAG構成を示す。
図9は、本発明の実施形態のある側面による、二次TAG内のランダムアクセスプロセスにおける例示的メッセージフローである。
図10は、本発明の実施形態のある側面による、PUCCHグループへのセルの例示的グループ化である。
図11は、本発明の実施形態のある側面による、1つまたはそれを上回るPUCCHグループおよび1つまたはそれを上回るTAGグループへのセルの例示的グループ化を図示する。
図12は、本発明の実施形態のある側面による、1つまたはそれを上回るPUCCHグループおよび1つまたはそれを上回るTAGグループへのセルの例示的グループ化を図示する。
図13は、本発明の実施形態のある側面による、例示的MAC PDUである。
図14Aおよび14Bは、本発明の実施形態のある側面による、例示的CQIテーブルである。
図15Aおよび15Bは、現在のLTEアドバンスト送受信機に従う、いくつかのイベントのタイミングを図示する、例示的略図である。
図16Aおよび16Bは、本発明の実施形態のある側面による、いくつかのイベントのタイミングを図示する、例示的略図である。
図17は、本発明の実施形態のある側面による、いくつかのイベントのタイミングを図示する、例示的略図である。
図18は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図19は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図20は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図21は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図22は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図23は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図24は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図25は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図26は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図27は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図28は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図29は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図30は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
図31は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。
以下の略語は、本開示の全体を通して使用される。
ASIC 特定用途向け集積回路
BPSK 二位相偏移変調
CA キャリアアグリゲーション
CSI チャネル状態情報
CDMA 符号分割多重アクセス
CSS 共通検索空間
CPLD 複合プログラマブル論理デバイス
CC コンポーネントキャリア
DL ダウンリンク
DCI ダウンリンク制御情報
DC デュアルコネクティビティ
EPC 進化型パケットコア
E−UTRAN 進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
FPGA フィールドプログラマブルゲートアレイ
FDD 周波数分割多重化
HDL ハードウェア記述言語
HARQ ハイブリッド自動反復要求
IE 情報要素
LTE ロング・ターム・エボリューション
MCG マスタセルグループ
MeNB マスタ進化型ノードB
MIB マスタ情報ブロック
MAC 媒体アクセス制御
MAC 媒体アクセス制御
MME モビリティ管理エンティティ
NAS 非アクセス層
OFDM 直交周波数分割多重化
PDCP パケットデータ収束プロトコル
PDU パケットデータユニット
PHY 物理
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PHICH 物理HARQインジケータチャネル
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
PCell 一次セル
PCell 一次セル
PCC 一次コンポーネントキャリア
PSCell 一次二次セル
pTAG 一次タイミングアドバンスグループ
QAM 直交振幅変調
QPSK 直交位相偏移変調
RBG リソースブロックグループ
RLC 無線リンク制御
RRC 無線リソース制御
RA ランダムアクセス
RB リソースブロック
SCC 二次コンポーネントキャリア
SCell 二次セル
SCell 二次セル
SCG 二次セルグループ
SeNB 二次進化型ノードB
sTAG 二次タイミングアドバンスグループ
SDU サービスデータユニット
S−GW サービングゲートウェイ
SRB 信号伝達無線ベアラ
SC−OFDM 単一キャリア−OFDM
SFN システムフレーム数
SIB システム情報ブロック
TAI 追跡エリア識別子
TAT 時間整合タイマ
TDD 時分割複信
TDMA 時分割多重アクセス
TA タイミングアドバンス
TAG タイミングアドバンスグループ
TB トランスポートブロック
UL アップリンク
UE ユーザ機器
VHDL VHSICハードウェア記述言語
本発明の例示的実施形態は、種々の物理層変調および伝送機構を使用して実装されてもよい。例示的伝送機構として、限定ではないが、CDMA、OFDM、TDMA、ウェーブレット技術、および/または同等物が挙げられ得る。TDMA/CDMAおよびOFDM/CDMA等のハイブリッド伝送機構もまた、採用されてもよい。種々の変調スキームが、物理層内の信号伝送のために適用されてもよい。変調スキームの実施例として、限定ではないが、位相、振幅、コード、これらの組み合わせ、および/または同等物が挙げられる。例示的無線伝送方法は、BPSK、QPSK、16−QAM、64−QAM、256−QAM、および/または同等物を使用して、QAMを実装し得る。物理無線伝送は、伝送要件および無線条件に応じて、変調およびコーディングスキームを動的または半動的に変化させることによって強化され得る。
図1は、本発明の実施形態のある側面による、OFDMサブキャリアの例示的セットを描写する、略図である。本実施例に図示されるように、略図内の矢印は、マルチキャリアOFDMシステム内のサブキャリアを描写し得る。OFDMシステムは、OFDM技術、SC−OFDM技術、または同等物等の技術を使用してもよい。例えば、矢印101は、サブキャリア伝送情報シンボルを示す。図1は、例証目的のためのものであって、典型的マルチキャリアOFDMシステムは、キャリア内により多くのサブキャリアを含んでもよい。例えば、キャリア内のサブキャリアの数は、10〜10,000サブキャリアの範囲内であってもよい。図1は、伝送バンド内の2つのガードバンド106および107を示す。図1に図示されるように、ガードバンド106は、サブキャリア103とサブキャリア104との間にある。サブキャリアA102の例示的セットは、サブキャリア103と、サブキャリア104とを含む。図1はまた、サブキャリアB105の例示的セットを図示する。図示されるように、サブキャリアB105の例示的セット内には、任意の2つのサブキャリアの間にガードバンドが存在しない。マルチキャリアOFDM通信システム内のキャリアは、連続的キャリア、非連続的キャリア、または連続的および非連続的キャリア両方の組み合わせであってもよい。
図2は、本発明の実施形態のある側面による、2つのキャリアに関する例示的伝送時間および受信時間を描写する、略図である。マルチキャリアOFDM通信システムは、例えば、1〜10キャリアに及ぶ、1つまたはそれを上回るキャリアを含んでもよい。キャリアA204およびキャリアB205は、同一または異なるタイミング構造を有してもよい。図2は、2つの同期されたキャリアを示すが、キャリアA204およびキャリアB205は、相互に同期されてもよい、またはそうではなくてもよい。異なる無線フレーム構造は、FDDおよびTDD複信機構のためにサポートされてもよい。図2は、例示的FDDフレームタイミングを示す。ダウンリンクおよびアップリンク伝送は、無線フレーム201の中に編成されてもよい。本実施例では、無線フレーム持続時間は、10ミリ秒である。他のフレーム持続時間、例えば、1〜100ミリ秒の範囲内もまた、サポートされてもよい。本実施例では、各10ミリ秒無線フレーム201は、10の等サイズのサブフレーム202に分割されてもよい。0.5ミリ秒、1ミリ秒、2ミリ秒、および5ミリ秒を含む、他のサブフレーム持続時間もまた、サポートされてもよい。サブフレームは、2つまたはそれを上回るスロット(例えば、スロット206および207)から成ってもよい。FDDの実施例に関して、10のサブフレームが、各10ミリ秒間隔において、ダウンリンク伝送のために利用可能であってもよく、10のサブフレームが、アップリンク伝送のために利用可能であってもよい。アップリンクおよびダウンリンク伝送は、周波数ドメイン内で分離されてもよい。スロットは、複数のOFDMシンボル203を含んでもよい。スロット206内のOFDMシンボル203の数は、サイクリックプレフィックス長およびサブキャリア間隔に依存し得る。
図3は、本発明の実施形態のある側面による、OFDM無線リソースを描写する、略図である。時間304および周波数305内のリソースグリッド構造が、図3に図示される。ダウンリンクサブキャリアまたはRBの数量(本実施例では、6〜100RB)は、少なくとも部分的に、セル内で構成されたダウンリンク伝送帯域幅306に依存し得る。最小無線リソースユニットは、リソース要素(例えば、301)と呼ばれ得る。リソース要素は、リソースブロック(例えば、302)にグループ化されてもよい。リソースブロックは、リソースブロックグループ(RBG)(例えば、303)と呼ばれるより大きい無線リソースにグループ化されてもよい。スロット206内で伝送される信号は、複数のサブキャリアおよび複数のOFDMシンボルの1つまたはいくつかのリソースグリッドによって記述され得る。リソースブロックは、リソース要素へのある物理チャネルのマッピングを記述するために使用されてもよい。物理リソース要素の他の事前に定義されたグループ化も、無線技術に応じて、システム内に実装されてもよい。例えば、24のサブキャリアが、5ミリ秒の持続時間の間、無線ブロックとしてグループ化されてもよい。例証的実施例では、リソースブロックは、時間ドメイン内の1つのスロットおよび周波数ドメイン内の180kHzに対応し得る(15KHzサブキャリア帯域幅および12のサブキャリアに関して)。
図5A、図5B、図5C、および図5Dは、本発明の実施形態のある側面による、アップリンクおよびダウンリンク信号伝送のための例示的略図である。図5Aは、例示的アップリンク物理チャネルを示す。物理アップリンク共有チャネルを表すベースバンド信号は、以下のプロセスを行い得る。これらの機能は、実施例として図示され、種々の実施形態では、他の機構が実装されてもよいことが予期される。そのような機能として、スクランブリング、複素数値シンボルを生成するためのスクランブリングされたビットの変調、1つまたはいくつかの伝送層上への複素数値変調シンボルのマッピング、複素数値シンボルを生成するための変換プリコーディング、複素数値シンボルのプリコーディング、リソース要素へのプリコーディングされた複素数値シンボルのマッピング、アンテナポート毎の複素数値時間ドメインSC−FDMA信号の生成、および/または同等物が挙げられ得る。
アンテナポート毎の複素数値SC−FDMAベースバンド信号および/または複素数値PRACHベースバンド信号のキャリア周波数への例示的変調および上方変換は、図5Bに示される。フィルタリングが、伝送に先立って採用されてもよい。
ダウンリンク伝送のための例示的構造は、図5Cに示される。ダウンリンク物理チャネルを表すベースバンド信号は、以下のプロセスを行い得る。これらの機能は、実施例として図示され、種々の実施形態では、他の機構が実装されてもよいことが予期される。そのような機能として、物理チャネル上で伝送されるべきコードワードのそれぞれ内のコード化されたビットのスクランブリング、複素数値変調シンボルを生成するためのスクランブリングされたビットの変調、1つまたはいくつかの伝送層上への複素数値変調シンボルのマッピング、アンテナポート上での伝送のための各層上での複素数値変調シンボルのプリコーディング、リソース要素へのアンテナポート毎の複素数値変調シンボルのマッピング、アンテナポート毎の複素数値時間ドメインOFDM信号の生成、および/または同等物が挙げられる。
アンテナポート毎の複素数値OFDMベースバンド信号のキャリア周波数への例示的変調および上方変換は、図5Dに示される。フィルタリングが、伝送に先立って採用されてもよい。
図4は、本発明の実施形態のある側面による、基地局401および無線デバイス406の例示的ブロック図である。通信ネットワーク400は、少なくとも1つの基地局401と、少なくとも1つの無線デバイス406とを含んでもよい。基地局401は、少なくとも1つの通信インターフェース402と、少なくとも1つのプロセッサ403と、非一過性メモリ404内に記憶され、少なくとも1つのプロセッサ403によって実行可能な少なくとも1セットのプログラムコード命令405とを含んでもよい。無線デバイス406は、少なくとも1つの通信インターフェース407と、少なくとも1つのプロセッサ408と、非一過性メモリ409内に記憶され、少なくとも1つのプロセッサ408によって実行可能な少なくとも1セットのプログラムコード命令410とを含んでもよい。基地局401内の通信インターフェース402は、少なくとも1つの無線リンク411を含む、通信経路を介して、無線デバイス406内の通信インターフェース407との通信に従事するように構成されてもよい。無線リンク411は、双方向リンクであってもよい。無線デバイス406内の通信インターフェース407はまた、基地局401内の通信インターフェース402との通信に従事するように構成されてもよい。基地局401および無線デバイス406は複数の周波数キャリアを使用して、無線リンク411を経由して、データを送受信するように構成されてもよい。実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、送受信機が、採用されてもよい。送受信機は、送信機および受信機の両方を含む、デバイスである。送受信機は、無線デバイス、基地局、中継ノード、および/または同等物等のデバイス内で採用されてもよい。通信インターフェース402、407および無線リンク411内で実装される無線技術のための例示的実施形態は、図1、図2、図3、図5、および関連付けられた文書に図示される。
インターフェースは、ハードウェアインターフェース、ファームウェアインターフェース、ソフトウェアインターフェース、および/またはそれらの組み合わせであってもよい。ハードウェアインターフェースは、コネクタ、ワイヤ、ドライバ等の電子デバイス、増幅器、および/または同等物を含んでもよい。ソフトウェアインターフェースは、メモリデバイス内に記憶され、プロトコル、プロトコル層、通信ドライバ、デバイスドライバ、それらの組み合わせ、および/または同等物を実装する、コードを含んでもよい。ファームウェアインターフェースは、埋設されるハードウェアと、メモリデバイス内に記憶され、および/またはそれと通信し、接続、電子デバイス動作、プロトコル、プロトコル層、通信ドライバ、デバイスドライバ、ハードウェア動作、それらの組み合わせ、および/または同等物を実装する、コードの組み合わせを含んでもよい。
用語「構成される」とは、デバイスが動作または非動作状態にあるかどうかにかかわらず、デバイスの能力に関し得る。「構成される」はまた、デバイスが動作または非動作状態にあるかどうかにかかわらず、デバイスの動作特性をもたらす、デバイス内の具体的設定を指し得る。言い換えると、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、レジスタ、メモリ値、および/または同等物は、デバイスが動作または非動作状態にあるかどうかにかかわらず、デバイスに具体的特性を提供するようにデバイス内で「構成」され得る。「デバイス内で生じさせるための制御メッセージ」等の用語は、制御メッセージが、デバイスが動作または非動作状態にあるかどうかにかかわらず、デバイス内の具体的特性を構成するために使用され得る、パラメータを有することを意味し得る。
実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、LTEネットワークは、多数の基地局を含み、ユーザプレーンPDCP/RLC/MAC/PHYおよび制御プレーン(RRC)プロトコル終端を無線デバイスに向かって提供してもよい。基地局は、他の基地局と相互接続されてもよい(例えば、X2インターフェースを採用する)。基地局はまた、例えば、EPCへのS1インターフェースを採用して接続されてもよい。例えば、基地局は、S1−MMEインターフェースを採用してMMEと、S1−Uインターフェースを採用してS−Gとに相互接続されてもよい。S1インターフェースは、MME/サービングゲートウェイと基地局との間の多対多関係をサポートしてもよい。基地局は、多くのセクタ、例えば、1、2、3、4、または6つのセクタを含んでもよい。基地局は、多くのセル、例えば、1〜50セルまたはそれを上回って含んでもよい。セルは、例えば、一次セルまたは二次セルとしてカテゴリ化されてもよい。RRC接続確立/再確立/ハンドオーバでは、1つのサービングセルが、NAS(非アクセス層)モビリティ情報(例えば、TAI)を提供してもよく、RRC接続再確立/ハンドオーバでは、1つのサービングセルが、セキュリティ入力を提供してもよい。本セルは、一次セル(PCell)と称され得る。ダウンリンクでは、PCellに対応するキャリアは、ダウンリンク一次コンポーネントキャリア(DLPCC)であり得る一方、アップリンクでは、アップリンク一次コンポーネントキャリア(ULPCC)であり得る。無線デバイス能力に応じて、二次セル(SCell)が、PCellのセットサービングセルとともに形成されるように構成されてもよい。ダウンリンクでは、SCellに対応するキャリアは、ダウンリンク二次コンポーネントキャリア(DL SCC)であり得る一方、アップリンクでは、アップリンク二次コンポーネントキャリア(UL SCC)であり得る。SCellは、アップリンクキャリアを有してもよい、またはそうではなくてもよい。
ダウンリンクキャリアと、随意に、アップリンクキャリアとを含む、セルは、物理セルIDおよびセルインデックスが割り当てられてもよい。キャリア(ダウンリンクまたはアップリンク)は、1つのみのセルに属してもよい。セルIDまたはセルインデックスはまた、セルのダウンリンクキャリアまたはアップリンクキャリアを識別し得る(それが使用される状況に応じて)。本明細書では、セルIDは、キャリアIDとも称され得、セルインデックスは、キャリアインデックスと称され得る。実装では、物理セルIDまたはセルインデックスは、セルが割り当てられてもよい。セルIDは、ダウンリンクキャリア上で伝送される同期信号を使用して、判定されてもよい。セルインデックスは、RRCメッセージを使用して、判定されてもよい。例えば、本明細書が、第1のダウンリンクキャリアに関する第1の物理セルIDを指すとき、本明細書は、第1の物理セルIDが第1のダウンリンクキャリアを含むセルに関するものであることを意味し得る。同一概念は、例えば、キャリアアクティブ化にも適用され得る。本明細書が、第1のキャリアがアクティブ化されることを示すとき、本明細書は、第1のキャリアを含むセルがアクティブ化されることも意味し得る。
実施形態は、必要に応じて、動作するように構成されてもよい。開示される機構は、ある基準が、例えば、無線デバイス、基地局、無線環境、ネットワーク、前述の組み合わせ、および/または同等物内で満たされるときに行われてもよい。例示的基準は、少なくとも部分的に、例えば、トラフィック負荷、初期システム設定、パケットサイズ、トラフィック特性、前述の組み合わせ、および/または同等物に基づいてもよい。1つまたはそれを上回る基準が満たされると、種々の例示的実施形態が、適用されてもよい。したがって、開示されるプロトコルを選択的に実装する例示的実施形態を実装することが可能であり得る。
基地局が、無線デバイスの混合と通信し得る。無線デバイスは、複数の技術および/または同一技術の複数のリリースをサポートしてもよい。無線デバイスは、その無線デバイスカテゴリおよび/または能力に応じて、いくつかの具体的能力を有してもよい。基地局は、複数のセクタを含んでもよい。本開示が、複数の無線デバイスと通信する基地局を指すとき、本開示は、サービスエリア内の総無線デバイスのサブセットを指し得る。本開示は、例えば、所与の能力を伴い、基地局の所与のセクタ内にある、所与のLTEリリースの複数の無線デバイスを指し得る。本開示における複数の無線デバイスは、選択された複数の無線デバイス、および/または開示される方法に従って機能する、サービスエリア内の総無線デバイスのサブセット、および/または同等物を指し得る。サービスエリア内には、例えば、それらの無線デバイスがLTE技術のより古いリリースに基づいて機能するため、開示される方法に準拠し得ない、複数の無線デバイスが存在し得る。
図6および図7は、本発明の実施形態のある側面による、CAおよびDCを用いたプロトコル構造のための例示的略図である。E−UTRANは、デュアルコネクティビティ(DC)動作をサポートしてもよく、それによって、RRC_CONNECTED内の複数のRX/TX UEは、X2インターフェースを経由して非理想的バックホールを介して接続される2つのeNB内に位置する2つのスケジューラによって提供される、無線リソースを利用するように構成され得る。あるUEのためのDCに関わるeNBは、2つの異なる役割をし得る。すなわち、eNBは、MeNBまたはSeNBのいずれかとして作用し得る。DCでは、UEは、1つのMeNBおよび1つのSeNBに接続されてもよい。DCにおいて実装される機構は、2つを上回るeNBを網羅するように拡張されてもよい。図7は、マスタセルグループ(MCG)および二次セルグループ(SCG)が構成されるときのUE側MACエンティティのための一例示的構造を図示し、これは、実装を制限し得ない。媒体ブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)受信は、便宜上、本図には示されない。
DCでは、特定のベアラが使用する、無線プロトコルアーキテクチャは、ベアラが設定される方法に依存し得る。図6に示されるように、MCGベアラ、SCGベアラ、および分割ベアラの3つの代替が、存在し得る。RRCは、MeNB内に位置してもよく、SRBは、MCGベアラタイプとして構成されてもよく、MeNBの無線リソースを使用してもよい。DCはまた、SeNBによって提供される無線リソースを使用するように構成される少なくとも1つのベアラを有するように説明され得る。DCは、本発明の例示的実施形態において構成/実装されてもよい、またはそうではなくてもよい。
DCの場合、UEは、2つのMACエンティティ、すなわち、MeNBのための1つのMACエンティティと、SeNBのための1つのMACエンティティとを用いて構成されてもよい。DCでは、UEのためのサービングセルの構成されたセットは、2つのサブセット、すなわち、MeNBのサービングセルを含有するマスタセルグループ(MCG)と、SeNBのサービングセルを含有する二次セルグループ(SCG)とを含んでもよい。SCGに関して、以下のうちの1つまたはそれを上回るものが当てはまり得る。すなわち、SCG内の少なくとも1つのセルは、構成されたUL CCを有し、PSCellと称される(またはSCGのPCellもしくはPCellとも呼ばれる)、それらのうちの1つは、PUCCHリソースを用いて構成される。SCGが構成されると、少なくとも1つのSCGベアラまたは1つの分割ベアラが、存在し得る。PSCell上の物理層問題もしくはランダムアクセス問題の検出に応じて、またはSCGと関連付けられたRLC再伝送の最大数に達すると、またはSCG追加またはSCG変更の間のPSCell上のアクセス問題の検出に応じて、RRC接続再確立プロシージャは、トリガされない場合があり、SCGのセルに向かうUL伝送は、停止され、MeNBは、UEによってSCG障害タイプが知らされ得、分割ベアラに関しては、MeNBを経由したDLデータ転送が維持される。RLC AMベアラは、分割ベアラのために構成されてもよい。PCellのように、PSCellは、非アクティブ化されない場合がある。PSCellは、SCG変更に伴って(例えば、セキュリティキー変更およびRACHプロシージャに伴って)変更され得、および/または分割ベアラとSCGベアラとの間の直接ベアラタイプ変更もしくはSCGおよび分割ベアラの同時構成のいずれも、サポートされない。
MeNBとSeNBとの間の相互作用に関して、以下の原理のうちの1つまたはそれを上回るものが、当てはまり得る。すなわち、MeNBは、UEのRRM測定構成を維持し得、(例えば、受信された測定報告またはトラフィック条件またはベアラタイプに基づいて)SeNBに、UEのための付加的リソース(サービングセル)を提供するように求めることを決定し得る。MeNBからの要求の受信に応じて、SeNBは、UEのための付加的サービングセルの構成をもたらし得る、コンテナを作成し得る(またはそのために利用可能なリソースを有していないことを決定する)。UE能力協調に関して、MeNBは、AS構成およびUE能力(その一部)をSeNBに提供し得る。MeNBおよびSeNBは、X2メッセージ内で搬送されるRRCコンテナ(ノード間メッセージ)を採用することによって、UE構成についての情報を交換し得る。SeNBは、その既存のサービングセル(例えば、SeNBに向かうPUCCH)の再構成を開始し得る。SeNBは、どのセルがSCG内のPSCellかを決定し得る。MeNBは、SeNBによって提供されるRRC構成のコンテンツを変更し得る。SCG追加およびSCG SCell追加の場合、MeNBは、SCGセルのための最新測定結果を提供し得る。MeNBおよびSeNBは両方とも、OAMによって相互のSFNおよびサブフレームオフセットを把握し得る(例えば、測定ギャップのDRX整合および識別の目的のために)。実施例では、新しいSCG SCellを追加するとき、専用RRC信号伝達が、SCGのPSCellのMIBから取得されたSFNを除き、CAに関するセルの要求されるシステム情報を送信するために使用され得る。
実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、同一時間整合(TA)が適用されるアップリンクを有する、サービングセルは、TAグループ(TAG)内でグループ化されてもよい。1つのTAG内のサービングセルは、同一タイミング基準を使用してもよい。所与のTAGに関して、ユーザ機器(UE)は、所与の時間におけるタイミング基準として、1つのダウンリンクキャリアを使用してもよい。UEは、TAGのためのタイミング基準として、そのTAG内でダウンリンクキャリアを使用してもよい。所与のTAGに関して、UEは、同一TAGに属するアップリンクキャリアのアップリンクサブフレームおよびフレーム伝送タイミングを同期させてもよい。実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、同一TAが適用されるアップリンクを有する、サービングセルは、同一受信機によってホストされるサービングセルに対応し得る。TAグループは、アップリンクが構成された少なくとも1つのサービングセルを含んでもよい。複数のTAをサポートするUEは、2つまたはそれを上回るTAグループをサポートしてもよい。1つのTAグループは、PCellを含有してもよく、一次TAG(pTAG)と呼ばれ得る。複数のTAG構成では、少なくとも1つのTAグループは、PCellを含有しなくてもよく、二次TAG(sTAG)と呼ばれ得る。同一TAグループ内のキャリアは、同一TA値および同一タイミング基準を使用してもよい。DCが構成されると、セルグループ(MCGまたはSCG)に属するセルは、pTAGおよび1つまたはそれを上回るsTAGを含む、複数のTAGにグループ化されてもよい。
図8は、本発明の実施形態のある側面による、例示的TAG構成を示す。実施例1では、pTAGは、PCellを含み、sTAGは、SCell1を含む。実施例2では、pTAGは、PCellおよびSCell1を含み、sTAGは、SCell2およびSCell3を含む。実施例3では、pTAGは、PCellおよびSCell1を含み、sTAG1は、SCell2およびSCell3を含み、sTAG2は、SCell4を含む。最大4つのTAGが、セルグループ(MCGまたはSCG)内でサポートされてもよく、他の例示的TAG構成もまた、提供されてもよい。本開示における種々の実施例では、例示的機構は、pTAGおよびsTAGに関して説明される。一例示的sTAGに伴う動作が、説明され、同一動作は、他のsTAGにも適用可能であり得る。例示的機構は、複数のsTAGを伴う構成に適用されてもよい。
実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、TA維持、経路損失基準ハンドリング、およびpTAGのためのタイミング基準は、MCGおよび/またはSCG内では、LTEリリース10原理に従い得る。UEは、ダウンリンク経路損失を測定し、アップリンク伝送電力を計算する必要があり得る。経路損失基準は、アップリンク電力制御および/またはランダムアクセスプリアンブルの伝送のために使用されてもよい。UEは、経路損失基準セル上で受信された信号を使用して、ダウンリンク経路損失を測定してもよい。pTAG内のSCellに関して、セルに関する経路損失基準の選択肢は、以下の2つのオプションから選択される、および/またはそれに限定されてもよい。a)システム情報ブロック2(SIB2)を使用して、アップリンクSCellにリンクされたダウンリンクSCell、およびb)ダウンリンクpCell。pTAG内のSCellに関する経路損失基準は、SCell初期構成および/または再構成の一部として、RRCメッセージを使用して構成可能であり得る。実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、SCell構成のPhysicalConfigDedicatedSCell情報要素(IE)は、pTAG内のSCellに関する経路損失基準SCell(ダウンリンクキャリア)を含んでもよい。システム情報ブロック2(SIB2)を使用してアップリンクSCellにリンクされたダウンリンクSCellは、SCellのSIB2リンクダウンリンクと称され得る。異なるTAGは、異なるバンド内で動作し得る。sTAG内のアップリンクキャリアに関して、経路損失基準は、SCellのシステム情報ブロック2(SIB2)を使用してアップリンクSCellにリンクされたダウンリンクSCellにのみ構成可能であり得る。
sTAGのための初期アップリンク(UL)時間整合を得るために、eNBは、RAプロシージャを開始してもよい。sTAGでは、UEは、タイミング基準セルとして、本sTAGから任意のアクティブ化されたSCellのうちの1つを使用してもよい。例示的実施形態では、sTAG内のSCellに関するタイミング基準は、最新RAプロシージャに関するプリアンブルが送信されたSCellのSIB2リンクダウンリンクであってもよい。TAグループあたり、1つのタイミング基準と、1つの時間整合タイマ(TAT)とが存在してもよい。TAGのためのTATは、異なる値を用いて構成されてもよい。MACエンティティでは、pTAGと関連付けられたTATが満了すると、全TATが、満了したと見なされてもよく、UEは、サービングセルのHARQバッファをフラッシュしてもよく、UEは、任意の構成されたダウンリンク割当/アップリンクグラントをクリアしてもよく、UE内のRRCは、全構成されたサービングセルに関するPUCCH/SRSを解放してもよい。pTAG TATが起動中ではないとき、sTAG TATも、起動中ではなくてもよい。sTAGと関連付けられたTATが満了すると、a)SRS伝送は、対応するSCell上で停止されてもよく、b)SRS RRC構成は、解放されてもよく、c)対応するSCellに関するCSI報告構成は、維持されてもよく、および/またはd)UE内のMACは、対応するSCellのアップリンクHARQバッファをフラッシュしてもよい。
eNBは、アクティブ化されるSCellに関するPDCCH順序を介して、RAプロシージャを開始してもよい。本PDCCH順序は、本SCellのスケジューリングセル上で送信されてもよい。クロスキャリアスケジューリングがセルのために構成されるとき、スケジューリングセルは、プリアンブル伝送のために採用されるセルと異なってもよく、PDCCH順序は、SCellインデックスを含んでもよい。少なくとも非競合ベースのRAプロシージャが、sTAGに割り当てられるSCellのためにサポートされてもよい。
図9は、本発明の実施形態のある側面による、二次TAG内のランダムアクセスプロセスにおける例示的メッセージフローである。eNBは、アクティブ化コマンド600を伝送し、SCellをアクティブ化する。プリアンブル602(Msg1)が、sTAGに属するSCell上のPDCCH順序601に応答して、UEによって送信されてもよい。例示的実施形態では、SCellに関するプリアンブル伝送は、PDCCHフォーマット1Aを使用して、ネットワークによって制御されてもよい。SCell上のプリアンブル伝送に応答したMsg2メッセージ603(RAR:ランダムアクセス応答)は、PCell共通検索空間(CSS)内のRA−RNTIにアドレス指定されてもよい。アップリンクパケット604は、プリアンブルが伝送されたSCell上で伝送されてもよい。
実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、初期タイミング整合は、ランダムアクセスプロシージャを通して達成されてもよい。これは、UEがランダムアクセスプリアンブルを伝送し、eNBがランダムアクセス応答ウィンドウ内で初期TAコマンドNTA(タイミングアドバンスの量)に応答することを伴い得る。ランダムアクセスプリアンブルの開始は、NTA=0をとるUEでは、対応するアップリンクサブフレームの開始と整合され得る。eNBは、UEによって伝送されるランダムアクセスプリアンブルからアップリンクタイミングを推定してもよい。TAコマンドは、所望のULタイミングと実際のULタイミングとの間の差異の推定に基づいて、eNBによって導出されてもよい。UEは、プリアンブルが伝送されるsTAGの対応するダウンリンクに対して初期アップリンク伝送タイミングを判定してもよい。
TAGへのサービングセルのマッピングは、サービングeNBによって、RRC信号伝達を用いて構成されてもよい。TAG構成および再構成のための機構は、RRC信号伝達に基づいてもよい。実施形態の種々の側面のうちのいくつかによると、eNBがSCell追加構成を行うとき、関連TAG構成が、SCellのために構成されてもよい。例示的実施形態では、eNBは、SCellを除去(解放)し、更新されたTAG IDを用いて新しいSCellを追加(構成)する(同一物理セルIDおよび周波数を用いて)ことによって、SCellのTAG構成を修正してもよい。更新されたTAG IDを伴う新しいSCellは、最初に、更新されたTAG IDが割り当てられた後、非アクティブであってもよい。eNBは、更新された新しいSCellをアクティブ化し、アクティブ化されたSCell上でスケジューリングパケットを始動させてもよい。例示的実装では、SCellと関連付けられたTAGを変更することは可能ではない場合があり、むしろ、SCellは、除去される必要があり得、新しいSCellが、別のTAGと追加される必要があり得る。例えば、SCellをsTAGからpTAGに移動させる必要がある場合、少なくとも1つのRRCメッセージ、例えば、少なくとも1つのRRC再構成メッセージが、UEに送信され、SCellを解放することによって、TAG構成を再構成し、次いで、SCellをpTAGの一部として構成してもよい(SCellが、TAGインデックスを伴わずに追加/構成されるとき、SCellは、pTAGに明示的に割り当てられてもよい)。PCellは、そのTAグループを変更し得ず、常時、pTAGのメンバであり得る。
RRC接続再構成プロシージャの目的は、RRC接続を修正する(例えば、RBを確立、修正、および/または解放する、ハンドオーバを行う、測定を設定、修正、および/または解放する、SCellを追加、修正、および/または解放する)ことであり得る。受信されたRRC接続再構成メッセージが、sCellToReleaseListを含む場合、UEは、SCell解放を行ってもよい。受信されたRRC接続再構成メッセージが、sCellToAddModListを含む場合、UEは、SCell追加または修正を行ってもよい。
LTEリリース−10およびリリース−11CAでは、PUCCHは、PCell(PSCell)上のみeNBに伝送される。LTE−リリース12およびそれ以前では、UEは、PUCCH情報を1つのセル(PCellまたはPSCell)上で所与のeNBに伝送し得る。
CA対応UEの数、また、アグリゲーションされたキャリアの数が増加するにつれて、PUCCHの数、また、PUCCHペイロードサイズも、増加し得る。PCell上のPUCCH伝送への対応は、PCell上の高PUCCH負荷につながり得る。SCell上のPUCCHは、PUCCHリソースをPCellからオフロードするために導入されてもよい。1つを上回るPUCCH、例えば、PCell上のPUCCHおよびSCell上の別のPUCCHが、構成されてもよい。図10は、本発明の実施形態のある側面による、PUCCHグループへのセルの例示的グループ化である。例示的実施形態では、1つ、2つ、またはそれを上回るセルが、CSI/ACK/NACKを基地局に伝送するために、PUCCHリソースを用いて構成されてもよい。セルは、複数のPUCCHグループにグループ化されてもよく、グループ内の1つまたはそれを上回るセルが、PUCCHを用いて構成されてもよい。例示的構成では、1つのSCellが、1つのPUCCHグループに属してもよい。構成されたPUCCHが基地局に伝送される、SCellは、PUCCH SCellと呼ばれ得、共通PUCCHリソースが同一基地局に伝送される、セルグループは、PUCCHグループと呼ばれ得る。
リリース−12では、PUCCHは、PCellおよび/またはPSCell上で構成されることができるが、他のSCell上では構成されることができない。例示的実施形態では、UEは、UEがPCellおよびSCell上でのPUCCH構成をサポートすることを示す、メッセージを伝送してもよい。そのようなインジケーションは、UEによるデュアルコネクティビティサポートのインジケーションと別個であってもよい。例示的実施形態では、UEは、DCおよびPUCCHグループの両方をサポートしてもよい。例示的実施形態では、両方ではなく、DCまたはPUCCHグループのいずれかが、構成されてもよい。別の例示的実施形態では、DCおよびPUCCHグループの両方を含む、より複雑な構成が、サポートされてもよい。
UEが、PUCCHグループを構成可能であるとき、かつUEが、同時PUCCH/PUSCH伝送能力をサポートすることを示す場合、UEがPCellおよびSCellの両方上で同時PUCCH/PUSCH伝送をサポートすることを含意し得る。複数のPUCCHグループが構成されるとき、PUCCHは、同時PUCCH/PUSCH伝送を用いて構成されてもよい、またはそうではなくてもよい。
例示的実施形態では、2つのサービングセル上の基地局へのPUCCH伝送は、図10に示されるように、実現されてもよい。セルの第1のグループは、PCell上でPUCCHを採用してもよく、PUCCHグループ1または一次PUCCHグループと呼ばれ得る。セルの第2のグループは、SCell上でPUCCHを採用してもよく、PUCCHグループ2または二次PUCCHグループと呼ばれ得る。1つ、2つ、またはそれを上回るPUCCHグループが、構成されてもよい。実施例では、セルは、2つのPUCCHグループにグループ化されてもよく、各PUCCHグループは、PUCCHリソースを用いるセルを含んでもよい。PCellは、一次PUCCHグループのためのPUCCHリソースを提供してもよく、二次PUCCHグループ内のSCellは、二次PUCCHグループ内のセルのためのPUCCHリソースを提供してもよい。例示的実施形態では、異なるPUCCHグループ内のセル間のクロスキャリアスケジューリングは、構成されなくてもよい。異なるPUCCHグループ内のセル間のクロスキャリアスケジューリングが構成されないとき、PHICHチャネル上のACK/NACKは、PUCCHグループ内に限定されてもよい。ダウンリンクおよびアップリンクスケジューリングアクティビティは両方とも、異なるPUCCHグループに属するセル間で別個であってもよい。
SCell上のPUCCHは、HARQ−ACKおよびCSI情報を搬送してもよい。PCellは、PUCCHリソースを用いて構成されてもよい。例示的実施形態では、SCell上のPUCCHのためのSCell PUCCH電力制御に関するRRCパラメータは、PCell PUCCHのものと異なり得る。SCell上のPUCCHのための電力制御コマンドの伝送は、PUCCHを搬送するSCell上のDCI内で伝送されてもよい。
PUCCH伝送に関するUEプロシージャは、PUCCHグループ間で異なる、および/または独立し得る。例えば、DL HARQ−ACKタイミングの判定、HARQ−ACKおよび/またはCSIのためのPUCCHリソース判定、PUCCH上の同時HARQ−ACK+CSIの高次層構成、1つのサブフレーム内の同時HARQ−ACK+SRSの高次層構成は、PUCCH PCellおよびPUCCH SCellに関して異なるように構成されてもよい。
PUCCHグループは、RRCによって構成されたサービングセルのグループであって、PUCCHの伝送のために、グループ内の同一サービングセルを使用してもよい。一次PUCCHグループは、PCellを含有するPUCCHグループであってもよい。二次PUCCHグループは、PCellを含有しないPUCCHセルグループであってもよい。例示的実施形態では、SCellは、1つのPUCCHグループに属してもよい。1つのSCellがPUCCHグループに属するとき、そのSCellのためのACK/NACKまたはCSIは、そのPUCCHグループ内のPUCCHを経由して(PUCCH SCellまたはPUCCH PCellを経由して)伝送されてもよい。SCell上のPUCCHは、PCell上のPUCCH負荷を低減させ得る。PUCCH SCellは、対応するPUCCHグループ内のSCellのUCI伝送のために採用されてもよい。
例示的実施形態では、1つ、2つ、またはそれを上回るPUCCH上で送信される信号伝達を制御する、柔軟性のあるPUCCH構成が、可能となり得る。PCellに加え、PUCCH伝送のための選択された数のSCell(本明細書ではPUCCH SCellと呼ばれる)を構成することが可能であり得る。あるPUCCH SCell内で伝達される制御信号伝達情報は、RRC信号伝達を介してネットワークによって構成される、対応するPUCCHグループ内のSCellのセットに関連してもよい。
PUCCHチャネルによって搬送されるPUCCH制御信号伝達は、オフロードまたはロバスト性目的のために、PCellとSCellとの間で分散されてもよい。SCell内のPUCCHをイネーブルにすることによって、所与のUEに関する全体的CSI報告をPCellと選択された数のSCell(例えば、PUCCH SCell)との間で分散させ、それによって、あるセル上の所与のUEによるPUCCH CSIリソース消費を限定することが可能であり得る。あるSCellに関するCSI報告を選択されたPUCCH SCellにマップすることが可能であり得る。SCellは、制御情報の伝送のためのある周期性および時間オフセットが割り当てられてもよい。サービングセルに関する周期的CSIは、RRC信号伝達を介して、PUCCH上(PCellまたはPUCCH−SCell上)にマップされてもよい。CSI報告分散、HARQフィードバック、および/またはPUCCH SCellを横断したスケジューリング要求の可能性は、柔軟性および能力改良を提供し得る。サービングセルに関するHARQフィードバックは、RRC信号伝達を介して、PUCCH上(PCellまたはPUCCH SCell上)にマップされてもよい。
例示的実施形態では、PUCCH伝送は、PCellならびにCA内の1つのSCell上で構成されてもよい。SCell PUCCHは、PUCCHグループの概念を使用して実現されてもよく、アグリゲーションされたセルは、2つまたはそれを上回るPUCCHグループにグループ化される。PUCCHグループからの1つのセルは、PUCCHを搬送するように構成されてもよい。5つを上回るキャリアが、構成されてもよい。例示的実施形態では、最大n個のキャリアが、アグリゲーションされてもよい。例えば、nは、16、32、または64であってもよい。いくつかのCCは、高度UEのみをサポートする(例えば、認可支援アクセスSCellをサポートする)非下位互換性構成を有してもよい。例示的実施形態では、1つのSCellPUCCH(例えば、2つのPUCCHグループ)が、サポートされてもよい。別の例示的実施形態では、PUCCHを搬送する複数の(1つを上回る)SCellを用いるPUCCHグループ概念が、採用されてもよい(例えば、2つを上回るPUCCHグループが存在することができる)。
例示的実施形態では、所与のPUCCHグループは、MCGおよびSCGの両方のサービングセルを含まなくてもよい。PUCCHのうちの1つは、PCell上に構成されてもよい。例示的実施形態では、サービングセルのPUCCHマッピングが、RRCメッセージによって構成されてもよい。例示的実施形態では、SCellIndexおよびServCellIndexの最大値は、31(0〜31)であってもよい。実施例では、stag−Idの最大値は、3であってもよい。スケジューリングされたセルに関するCIFは、明示的に構成されてもよい。PUCCH SCellは、SCellに関するPUCCH構成を与えることによって構成されてもよい。PUCCH SCellのHARQフィードバックおよびCSI報告は、そのPUCCH SCellのPUCCH上で送信されてもよい。SCellのHARQフィードバックおよびCSI報告は、PUCCH SCellがそのSCellに関して信号伝達されない場合、PCellのPUCCH上で送信されてもよい。SCellのHARQフィードバックおよびCSI報告は、1つのPUCCH SCellのPUCCH上で送信されてもよい。故に、それらは、異なるPUCCH SCellのPUCCH上で送信されなくてもよい。UEは、PUCCHを用いて構成されたサービングセルに関してタイプ2PHを報告してもよい。例示的実施形態では、MACアクティブ化/非アクティブ化は、PUCCH SCellのためにサポートされてもよい。eNBは、SCellに関するアクティブ化/非アクティブ化ステータスを管理してもよい。新しく追加されたPUCCH SCellは、最初に、非アクティブ化されてもよい。
例示的実施形態では、PUCCHグループおよびTAGの独立構成が、サポートされてもよい。図11および図12は、TAGおよびPUCCHグループの例示的構成を示す。例えば、1つのTAGは、PUCCHを用いる複数のサービングセルを含有してもよい。例えば、各TAGは、1つのPUCCHグループのセルのみを含んでもよい。例えば、TAGは、異なるPUCCHグループに属するサービングセル(PUCCHを用いない)を含んでもよい。
TAGとPUCCHグループとの間の1対1マッピングが、存在しなくてもよい。例えば、ある構成では、PUCCH SCellは、一次TAGに属してもよい。例示的実装では、1つのPUCCHグループのサービングセルは、異なるTAG内にあってもよく、1つのTAGのサービングセルは、異なるPUCCHグループ内にあってもよい。PUCCHグループおよびTAGの構成は、eNB実装に任されてもよい。別の実施例実装では、PUCCHセルの構成における制限が、規定されてもよい。例えば、例示的実施形態では、所与のPUCCHグループ内のセルは、同一TAGに属してもよい。実施例では、sTAGは、1つのPUCCHグループのセルのみを含んでもよい。実施例では、TAGとPUCCHグループとの間の1対1マッピングが、実装されてもよい。実装では、セル構成は、実施例のうちのいくつかに限定されてもよい。他の実装では、以下の構成の一部または全部が、可能にされてもよい。
例示的実施形態では、pTAG内のSCellに関して、タイミング基準は、PCellであってもよい。sTAG内のSCellに関して、タイミング基準は、sTAG内の任意のアクティブ化されたSCellであってもよい。pTAG内のSCell(PUCCHを用いて構成されるかどうかにかかわらず)に関して、経路損失基準は、PCellまたはSIB−2リンクSCellとなるように構成されてもよい。sTAG内のSCellに関して、経路損失基準は、SIB−2リンクSCellであってもよい。pTAGと関連付けられたTATが満了すると、sTAGと関連付けられたTATは、満了したと見なされ得る。PUCCH SCellを含有するsTAGのTATが満了すると、MACは、RRCに、PUCCHグループのためのPUCCHリソースを解放することを示してもよい。PUCCH SCellを含有するsTAGのTATが、起動中ではないとき、PUCCH SCellを含むsTAGに属さない二次PUCCHグループ内のSCellに関するアップリンク伝送(PUSCH)は、影響され得ない。PUCCH SCellを含有するsTAGのTAT満了は、同一PUCCHグループ内の他のSCellが属する他のTAGのTAT満了をトリガし得ない。PUCCH SCellを含有しないsTAGと関連付けられたTATが、起動中ではないとき、無線デバイスは、sTAG内のSCellに関するアップリンク伝送を停止してもよく、他のTAGに影響し得ない。
例示的実施形態では、MACエンティティは、TAGあたりで構成可能なタイマtimeAlighnmentTimerを有してもよい。timeAlighnmentTimerは、MACエンティティがアップリンク時間整合されるべき関連付けられたTAGに属するサービングセルを考慮する時間の長さを制御するために使用されてもよい。MACエンティティは、タイミングアドバンスコマンドMAC制御要素が受信されると、示されるTAGのためのタイミングアドバンスコマンドを適用し、示されるTAGと関連付けられたtimeAlighnmentTimerを始動または再始動させてもよい。MACエンティティは、タイミングアドバンスコマンドが、TAGに属するサービングセルのためのランダムアクセス応答メッセージ内で受信されると、および/またはランダムアクセスプリアンブルが、MACエンティティによって選択されなかった場合、本TAGのためのタイミングアドバンスコマンドを適用し、本TAGと関連付けられたtimeAlighnmentTimerを始動または再始動させてもよい。そうでなければ、本TAGと関連付けられたtimeAlighnmentTimerが起動中ではない場合、本TAGのためのタイミングアドバンスコマンドは、適用され、本TAGと関連付けられたtimeAlighnmentTimerが始動されてもよい。競合解決が、成功ではないと見なされると、本TAGと関連付けられたtimeAlighnmentTimerは、停止されてもよい。そうでなければ、MACエンティティは、受信されたタイミングアドバンスコマンドを無視してもよい。
本発明の例示的実施形態は、複数のPUCCHグループの動作をイネーブルにしてもよい。他の例示的実施形態は、PUCCHグループの動作を生じさせるように1つまたはそれを上回るプロセッサによって実行可能な命令を含む、非一過性有形コンピュータ可読媒体を含んでもよい。さらに他の例示的実施形態は、プログラマブルハードウェアをイネーブルにし、デバイス(例えば、無線通信機、UE、基地局等)にPUCCHグループの動作を可能にさせるためのその上にエンコードされた命令を有する、非一過性有形コンピュータ可読機械アクセス可能媒体を備える、製造品を含んでもよい。デバイスは、プロセッサ、メモリ、インターフェース、および/または同等物を含んでもよい。他の例示的実施形態は、基地局、無線デバイス(またはユーザ機器:UE)、サーバ、スイッチ、アンテナ、および/または同等物等のデバイスを備える、通信ネットワークを含んでもよい。例示的実施形態では、1つまたはそれを上回るTAGは、PUCCHグループ構成とともに構成されてもよい。
図13は、本発明の実施形態のある側面による、例示的MAC PDUである。例示的実施形態では、MAC PDUは、MACヘッダと、ゼロまたはそれを上回るMACサービスデータユニット(MAC SDU)と、ゼロまたはそれを上回るMAC制御要素と、随意に、パディングとを含んでもよい。MACヘッダおよびMAC SDUは、可変サイズであってもよい。MAC PDUヘッダは、1つまたはそれを上回るMAC PDUサブヘッダを含んでもよい。サブヘッダは、MAC SDU、MAC制御要素、またはパディングのいずれかに対応してもよい。MAC PDUサブヘッダは、ヘッダフィールドR、F2、E、LCID、F、および/またはLを含んでもよい。MAC PDU内の最後のサブヘッダおよび固定サイズのMAC制御要素のためのサブヘッダは、4つのヘッダフィールドR、F2、E、および/またはLCIDを含んでもよい。パディングに対応するMAC PDUサブヘッダは、4つのヘッダフィールドR、F2、E、および/またはLCIDを含んでもよい。
例示的実施形態では、LCIDまたは論理チャネルIDフィールドは、対応するMAC SDUの論理チャネルインスタンスまたは対応するMAC制御要素もしくはパディングのタイプを識別してもよい。MAC SDUのための1つのLCIDフィールド、MAC制御要素、またはMAC PDU内に含まれるパディングが、存在してもよい。これに加え、1つまたは2つの付加的LCIDフィールドが、単一バイトまたは2バイトパディングが要求されるが、MAC PDUの最後にパディングによって達成されることができないとき、MAC PDU内に含まれてもよい。LCIDフィールドサイズは、例えば、5ビットであってもよい。Lまたは長さフィールドは、対応するMAC SDUまたは可変サイズのMAC制御要素の長さをバイトで示してもよい。固定サイズのMAC制御要素に対応する最後のサブヘッダおよびサブヘッダを除き、MAC PDUサブヘッダあたり1つのLフィールドが、存在してもよい。Lフィールドのサイズは、FフィールドおよびF2フィールドによって示されてもよい。Fまたはフォーマットフィールドは、長さフィールドのサイズを示してもよい。固定サイズのMAC制御要素に対応する最後のサブヘッダおよびサブヘッダを除き、かつF2が1に設定されるときを除き、MAC PDUサブヘッダあたり1つのFフィールドが、存在してもよい。Fフィールドのサイズは、1ビットであってもよい。実施例では、Fフィールドが含まれる場合、および/またはMAC SDUまたは可変サイズのMAC制御要素のサイズが128バイト未満である場合、Fフィールドの値は、0に設定され、そうでなければ、1に設定される。F2またはフォーマット2フィールドは、長さフィールドのサイズを示し得る。MAC PDUサブヘッダあたり1つのF2フィールドが、存在してもよい。F2フィールドのサイズは、1ビットであってもよい。実施例では、MAC SDUまたは可変サイズのMAC制御要素のサイズが、32767バイトより大きい場合、かつ対応するサブヘッダが、最後のサブヘッダではない場合、F2フィールドの値は、1に設定されてもよく、そうでなければ、0に設定される。Eまたは拡張フィールドは、さらなるフィールドがMACヘッダ内に存在するかどうかを示す、フラグであってもよい。Eフィールドは、「1」に設定され、少なくともR/F2/E/LCIDフィールドの別のセットを示してもよい。Eフィールドは、「0」に設定され、MAC SDU、MAC制御要素、またはパディングのいずれかが次のバイトで開始することを示してもよい。Rまたは反転ビットは、「0」に設定される。
MAC PDUサブヘッダは、対応するMAC SDU、MAC制御要素、およびパディングと同一順序を有してもよい。MAC制御要素は、任意のMAC SDUの前に置かれてもよい。パディングは、単一バイトまたは2バイトパディングが要求されるとき以外、MAC PDUの最後に生じ得る。パディングは、任意の値を有してもよく、MACエンティティは、それを無視してもよい。パディングがMAC PDUの最後に行われるとき、ゼロまたはそれを上回るパディングバイトが、許可されてもよい。単一バイトまたは2バイトパディングが要求されるとき、パディングに対応する1つまたは2つのMAC PDUサブヘッダが、任意の他のMAC PDUサブヘッダの前のMAC PDUの開始に置かれてもよい。実施例では、最大1つのMAC PDUが、MACエンティティあたりのTBにつき伝送されてもよく、最大1つのMCH MAC PDUが、TTIあたり伝送されてもよい。
少なくとも1つのRRCメッセージは、少なくとも1つのセルのための構成パラメータと、PUCCHグループのための構成パラメータとを提供してもよい。1つまたはそれを上回るRRCメッセージ内の情報要素は、構成されたセルとPUCCH SCellとの間のマッピングを提供してもよい。セルは、複数のセルグループにグループ化されてもよく、セルは、構成されたPUCCHグループのうちの1つに割り当てられてもよい。PUCCHグループと構成されたPUCCHリソースを用いるセルとの間には、1対1関係が存在してもよい。少なくとも1つのRRCメッセージは、SCellとPUCCHグループとの間のマッピングと、PUCCH SCell上のPUCCH構成とを提供してもよい。
SCellに関するシステム情報(共通パラメータ)は、専用RRCメッセージにおいてRadioResourceConfigCommonSCell内で搬送されてもよい。PUCCH関連情報のうちのいくつかは、SCellの共通情報内(例えば、RadioResourceConfigCommonSCell内)に含まれてもよい。SCellおよびPUCCHリソースの専用構成パラメータは、例えば、RadioResourceConfigDedicatedSCellを使用して、専用RRC信号伝達によって構成されてもよい。
IE PUCCH−ConfigCommonおよびIE PUCCH−ConfigDedicatedは、それぞれ、共通およびUE特有PUCCH構成を規定するために使用されてもよい。
実施例では、PUCCH−ConfigCommonは、deltaPUCCH−Shift:ENUMERATED{ds1、ds2、ds3}、nRB−CQI:INTEGER(0..98);nCS−AN:INTEGER(0..7)、および/またはn1PUCCH−AN:INTEGER(0..2047)を含んでもよい。パラメータ
は、PUCCHの物理層パラメータであってもよい。
PUCCH−ConfigDedicatedが、採用されてもよい。PUCCH−ConfigDedicatedは、ackNackRepetitionCHOICE{release:NULL,setup:SEQUENCE{repetitionFactor:ENUMERATED{n2,n4,n6,spare1}、n1PUCCH−AN−Rep:INTEGER(0..2047)}}、tdd−AckNackFeedbackMode:ENUMERATED{bundling,multiplexing}OPTIONAL}を含んでもよい。ackNackRepetitionjパラメータは、ACK/NACK反復が構成されるかどうかを示す。n2は、repetitonFacorパラメータ
に関する反復係数2に対応し、n4は、4に対応する。n1PUCCH−AN−Repパラメータは、アンテナポートP0およびアンテナポートP1に関する
であってもよい。dd−AckNackFeedbackModeパラメータは、使用されるTDD ACK/NACKフィードバックモードのうちの1つを示してもよい。値bundlingは、ACK/NACKバンドリングの使用に対応し得る一方、値multiplexingは、ACK/NACK多重化に対応し得る。同一値が、PUCCHならびにPUSCH上のACK/NACKフィードバックモードの両方に適用されてもよい。
パラメータPUCCH−ConfigDedicatedは、同時PUCCHおよびPUSCH伝送が構成されるかどうかを示す、同時PUCCH−PUSCHパラメータを含んでもよい。E−UTRANは、nonContiguousUL−RA−WithinCC−Infoが、PCellが構成されるバンド内でsupportedに設定されるとき、PCellに関する本フィールドを構成してもよい。E−UTRANは、nonContiguousUL−RA−WithinCC−Infoが、PSCellが構成されるバンド内でsupportedに設定されるとき、PSCellに関する本フィールドを構成してもよい。E−UTRANは、nonContiguousUL−RA−WithinCC−Infoが、PUCCHSCellが構成されるバンド内でsupportedに設定されるとき、PUCCHSCellに関する本フィールドを構成してもよい。
UEは、無線能力をeNBに伝送し、UEがPUCCHグループの構成をサポートするかどうかを示してもよい。UE能力メッセージ内の同時PUCCH−PUSCHは、PCellおよびSCellの両方に適用されてもよい。同時PUCCH+PUSCHは、PCellおよびPUCCH SCellのために別個に(別個のIEを使用して)構成されてもよい。例えば、PCellおよびPUCCH SCellは、同時PUCCH+PUSCHに関連する、異なるまたは同一構成を有してもよい。
eNBは、セル負荷、キャリア品質(例えば、測定報告を使用して)、キャリア構成、および/または他のパラメータを考慮して、現在のSCellまたは候補SCell間でPUCCH SCellを選択してもよい。機能性の観点から、PUCCHセルグループ管理プロシージャは、PUCCHセルグループ追加、PUCCHセルグループ解放、PUCCHセルグループ変更、および/またはPUCCHセルグループ再構成を含んでもよい。PUCCHセルグループ追加プロシージャは、二次PUCCHセルグループを追加する(例えば、PUCCH SCellおよび1つまたはそれを上回るSCellを二次PUCCHセルグループ内に追加する)ために使用されてもよい。例示的実施形態では、セルは、1つまたはそれを上回るRRCメッセージを採用して、解放および追加されてもよい。別の例示的実施形態では、セルは、第1のRRCメッセージを採用して解放され、次いで、第2のRRCメッセージを採用して追加されてもよい。
PUCCH SCellを含むSCellは、構成されるとき、非アクティブ化状態であってもよい。PUCCH SCellは、アクティブ化MAC CEによって、RRC構成プロシージャ後、アクティブ化されてもよい。eNBは、MAC CEアクティブ化コマンドをUEに伝送してもよい。UEは、MAC CEアクティブ化コマンドの受信に応答して、SCellをアクティブ化してもよい。
例示的実施形態では、タイマは、いったん始動されると、停止または満了するまで、起動中である。そうでなければ、起動していなくてもよい。タイマは、起動中ではない場合、始動されることができる、または起動中である場合、再始動される。例えば、タイマは、その初期値から始動または再始動されてもよい。
LTEアドバンストは、リリース10では、キャリアアグリゲーション(CA)を導入した。リリース10CAでは、一次セル(PCell)は、常時、アクティブ化される。1つまたはそれを上回る二次セル(SCell)が、アクティブ化または非アクティブ化状態にあることができる。SCellアクティブ化/非アクティブ化プロセスが、リリース10では、バッテリ電力節約を達成するために導入された。SCellが非アクティブ化されると、UEは、ダウンリンク信号の受信を停止し、SCell上での伝送を停止し得る。リリース10CAでは、SCellのデフォルト状態は、SCellが構成/追加されたとき、非アクティブ化される。MAC CEアクティブ化コマンドを採用する付加的アクティブ化プロシージャが、SCellをアクティブ化するために必要とされ得る。SCellは、アクティブ化/非アクティブ化MAC CEまたはsCellDeactivationTimerのいずれかによって、非アクティブ化されてもよい。UEおよびeNBは、SCellを横断して共通値を伴う、SCellあたり1つのsCellDeactivationTimerを維持する。eNBは、無線デバイスのために、SCellのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを維持する。
LTEアドバンストリリース12では、デュアルコネクティビティ(DC)が、導入された。DCでは、UEは、マスタeNB(MeNB)および二次eNB(SeNB)とのコネクティビティを維持する。サービングセルは、マスタCG(MCG)および二次CG(SCG)等のセルグループ(CG)にグループ化されてもよい。MeNB内の一次セルは、PCellと呼ばれる。SeNB内のセルは、PSCellと呼ばれる。PSCellは、PUCCH、RACH、RLM等のPCellによってサポートされる類似機能をサポートしてもよい。PSCellが非アクティブ化される場合、多くのプロセスは、SCG内で影響され得、例えば、RACHおよびPUCCH配信である。したがって、リリース12DCでは、SCG内のPSCellおよびMCG内のPCellは、アクティブ化状態に保たれる。DCでは、アクティブ化/非アクティブ化プロセスは、CGおよびeNB毎に行われてもよい。アクティブ化/非アクティブ化関連情報は、MeNBとSeNBとの間で交換されなくてもよい。DCを用いることで、PUCCHを用いるセル(例えば、PCellおよびPSCell)は、構成された後、常時、アクティブ化状態にある。本プロセスは、eNB横断アクティブ化/非アクティブ化の必要性を防ぎ得る。
eNBのセルは、複数のPUCCHグループにグループ化されてもよく、それぞれ、PUCCH SCell上にその独自のPUCCHリソースを有する。eNBは、RRCメッセージを無線デバイスに伝送することによって、無線デバイスのためのPUCCHグループを構成する。PUCCH SCellのためのアクティブ化/非アクティブ化プロセスの実装は、リリース10または12アクティブ化/非アクティブ化プロセスが実装される場合、いくつかの問題を提示し得る。例えば、PUCCH SCellが、非アクティブ化され、対応するPUCCHグループ内の1つまたはそれを上回るSCellが、依然としてアクティブであるとき、PUCCH伝送をハンドリングするための方法およびシステムを実装することが必要とされ得る。新規PUCCH SCellアクティブ化/非アクティブ化プロシージャが、PUCCH SCellが構成されるときに実装されてもよい。加えて、新規PUCCH SCellアクティブ化/非アクティブ化プロシージャは、PUCCHが非アクティブ化されるシナリオをハンドリングするために実装されてもよい。
PUCCH SCellは、PSCellの機能性の多くを含んでもよい。PUCCH SCellの非アクティブ化に関連する問題のいくつかは、PUCCH SCellが、LTEアドバンストの以前のリリースにおけるPCellまたはPSCellのように、常時、アクティブに保たれる場合、解決され得る。そのような解決策は、PUCCH SCellが構成された後、UEが、常時、PUCCH SCellをアクティブ化されたまま保つ必要があるため、UE内のバッテリ電力消費を増加させ得る。
DCにおけるPUCCH SCellおよびPSCellのための同一アクティブ化および非アクティブ化プロセスの実装は、非効率的実装をもたらし得る。既存のCA技術に類似するバッテリ電力節約利点を達成するために、PUCCH SCellの非アクティブ化をイネーブルにすることが有益であり得る。PUCCH SCellが、その構成されるPUCCHリソースを使用して、対応するPUCCHセルグループ内のサービングセルに関するアップリンク制御情報を配信する。PUCCH UCI配信の必要がないとき、例えば、同一PUCCHセルグループ内の他のサービングセルが、非アクティブ化されるとき、PUCCH SCellは、非アクティブ化されてもよい。PUCCH SCellのアクティブ化/非アクティブ化をサポートすることは、バッテリ電力節約利点を提供し得る。常時、例えば、対応するPUCCHグループ内のセル上でのデータ伝送が存在しないとき、PUCCH SCellをアクティブ化されたまま保つ必要はない。PUCCH SCell非アクティブ化プロシージャは、対応するPUCCHグループ内にあるSCellに関する新しい含意を導入し得る。アクティブSCellが、アクティブ化されたPUCCH SCellへのアクセスを有していない場合がある状況を回避または低減させることは、有益であり得る。PUCCH SCellがUE内のバッテリ電力消費を低減させるためにアクティブ化/非アクティブ化され得る、システムおよびプロセスを開発することも有益であり得る。実装は、PUCCH SCellが対応するPUCCHグループ内の他のSCellに関連する制御情報を搬送することを考慮してもよい。
HARQ/CQI/SR等のPUCCH制御情報が、PUCCH SCellが非アクティブ化されるときでも、PUCCH SCell上で送信され得る、解決策が、提供されてもよい。非アクティブ化されたPUCCH SCell上でのPUCCH制御情報の伝送を可能にすることは、PUCCH SCellが、非アクティブ化されたとき、アップリンク信号を伝送可能であることを要求し得る、またはそのような伝送が必要とされるとき、PUCCH SCellのアクティブ化を要求し得る。そのような解決策は、複雑すぎて実装することができない場合があり、既存の物理およびMAC層プロシージャおよび/またはハードウェアに多くの変更を要求し得る。PUCCH制御情報の伝送のためにPUCCH SCellを部分的にアクティブ化することは、電力消費および送受信機複雑性を増加させ得、望ましくあり得ない。
本発明の例示的実施形態は、LTEネットワーク、eNB、およびUEにおけるPUCCH SCellアクティブ化/非アクティブ化プロセスのための効率的システムおよびプロセスを提供する、解決策を説明する。例示的実施形態は、ネットワーク、eNB、およびUEが、SCellのためのアクティブ化および非アクティブ化プロセスを実装するための効率的機構を提供する。これは、既存のeNBおよびUEプロセスへの強化を要求し得る。実施形態は、付加的要件をeNBおよびUE実装に追加し得るが、あまりに多くの複雑性をeNBおよびUE実装に追加せずに、バッテリ電力消費を低減させ得る。
本発明の例示的実施形態では、MACエンティティが、1つまたはそれを上回るSCellを用いて構成される場合、ネットワークは、構成されたSCellをアクティブ化および非アクティブ化してもよい。SpCellは、構成されるとき、常時、アクティブ化されてもよい。ネットワークは、アクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素を送信することによって、SCellをアクティブ化および非アクティブ化してもよい。さらに、MACエンティティは、構成されたSCellのためにsCellDeactivationTimerタイマを維持してもよい。同一初期タイマ値が、sCellDeactivationTimerのインスタンスに適用され、RRCによって構成される。構成されたSCellは、最初に、追加に応じて、ハンドオーバ後、非アクティブ化されてもよい。
例示的実施形態では、PUCCH SCellが、RRC層によって構成されるとき、PUCCH SCellの初期状態は、非アクティブ化状態であってもよい。eNBは、MACアクティブ化CEを伝送することによって、必要とされるとき、PUCCH SCellをアクティブ化してもよい。例示的実施形態では、PUCCH SCellが非アクティブ化されると、PUCCHリソース構成は、保たれ得る(そして解放されない)。対応するPUCCHグループの構成は、PUCCH SCellまたはPUCCHグループ内の他のSCellを非アクティブ化する間、維持されてもよい。PUCCH SCellのRRC構成は、非アクティブ化されるときに留保されるため、PUCCH伝送の再アクティブ化は、非アクティブ化後、付加的RRC再構成プロシージャを要求しなくてもよい。いくつかの実施形態では、PUCCH SCellを含むTAGが満了する場合、PUCCHは、解放されてもよく、RRC再構成が、PUCCH SCell上でPUCCHリソースを再構成するために必要とされてもよい。
SCellアクティブ化/非アクティブ化プロセスは、LTEアドバンストリリース10以降において導入された。MACエンティティが、1つまたはそれを上回るSCellを用いて構成される場合、ネットワークは、構成されたSCellをアクティブ化および非アクティブ化してもよい。SpCellは、常時、アクティブ化されてもよい。ネットワークは、アクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素のうちの1つまたはそれを上回るものを送信することによって、SCellをアクティブ化および非アクティブ化してもよい。MACエンティティは、構成されたSCell毎にsCellDeactivationTimerタイマを維持してもよく、その満了に応じて、関連付けられたSCellを非アクティブ化してもよい。同一初期タイマ値が、sCellDeactivationTimerの各インスタンスに適用されてもよく、RRCによって構成される。sCellDeactivationTimer IEが、RRCメッセージ内のMac−MainConfig専用パラメータに含まれる。構成されたSCellは、追加に応じて、ハンドオーバ後、最初に、非アクティブ化されてもよい。
アクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素の種々の実装が、可能性として考えられ得る。例示的実施形態では、アクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素は、事前に割り当てられたLCIDを用いて、MAC PDUサブヘッダによって識別される。これは、固定サイズを有し、C−フィールドおよび1つまたはそれを上回るR−フィールドを含有する、1つまたはそれを上回るオクテットを含んでもよい。アクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素は、以下のように定義されてもよい。Ci:その中に規定されるようなSCellIndex iを用いて構成されるSCellが存在する場合、本フィールドは、SCellIndex iを伴うSCellのアクティブ化/非アクティブ化ステータスを示し、そうでなければ、MACエンティティは、Ciフィールドを無視してもよい。Ciフィールドは、「1」に設定されると、SCellIndex iを伴うSCellが、アクティブ化されてもよいことを示す。Ciフィールドは、「0」に設定されると、SCellIndex iを伴うSCellが、非アクティブ化されてもよいことを示す。R:反転ビットは、「0」に設定される。他の実施形態が、実装されてもよい。例えば、UEが、5または7を上回るキャリアを用いて構成されるとき、フォーマットは、より長いビットマップを含む、1つを上回るバイトを含んでもよい。
種々の非アクティブ化タイマ管理プロセスが、実装されてもよい。例示的実施形態では、アクティブ化されたSCell上のPDCCHが、アップリンクグラントまたはダウンリンク割当を示す場合、すなわち、アクティブ化されたSCellをスケジューリングするサービングセル上のPDCCHが、アクティブ化されたSCellのためのアップリンクグラントまたはダウンリンク割当を示す場合、UEは、SCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerを再始動させてもよい。他の例示的sCellDeactivationTimer実施形態もまた、実装されてもよい。PUCCH SCellの非アクティブ化タイマは、ディスエーブルにされてもよい。
現在のLTEアドバンスト送受信機動作では、MACエンティティは、TTIおよび構成されたSCell毎に、SCellのアクティブ化/非アクティブ化に関連するある機能を行ってもよい。MACエンティティが、本TTIにおいてアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素を受信し、SCellをアクティブ化する場合、MACエンティティは、TTIにおいて、アクティブ化タイミングに従って、SCellをアクティブ化し、すなわち、SCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerを始動または再始動させ、PHR(電力ヘッドルーム)をトリガしてもよい。MACエンティティが、本TTIにおいてアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素を受信し、SCellを非アクティブ化する場合、すなわち、アクティブ化されたSCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerが、本TTIにおいて満了する場合、TTIにおいて、非アクティブ化タイミングに従って、SCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerを停止し、および/またはSCellと関連付けられた全HARQバッファをフラッシュする。
SCellが非アクティブ化される場合、UEは、以下のアクションを行ってもよい。すなわち、SCell上のSRSを伝送しない、SCellに関するCQI/PMI/RI/PTIを報告しない、SCell上のUL−SCH上で伝送しない、SCell上のRACH上で伝送しない、SCell上のPDCCHを監視しない、SCellに関してPDCCHを監視しない。SCellが非アクティブ化されると、SCell上の継続中のランダムアクセスプロシージャは、該当する場合、中止される。
3GPP技術仕様第TS36.213版「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA);Physical Layer Procedures」は、二次セルアクティブ化/非アクティブ化のためのタイミングに対処する。3GPP TS36.213V11.2.0(2013−02)(リリース11)の第4.3節は、UEがサブフレームnにおいて二次セルに関するMACアクティブ化コマンドを受信すると、MAC層内の対応するアクションがサブフレームn+8において適用され得ることを説明している。サブフレームnにおいて、UEが二次セルに関するMAC非アクティブ化コマンドを受信する、または二次セルの非アクティブ化タイマが満了すると、MAC層内の対応するアクションが、サブフレームn+8において適用され得る、CSI報告に関連するアクションを除き、サブフレームn+8までに適用され得る。
3GPP TS36.213V11.2.0(2013−02)(リリース11)において定義された要件に関するいくつかのタイミング問題に起因して、第4.3節は、後続リリースにおいて更新された。3GPP TS36.213の第4.3節(V11.3.0/2013−02からV12.4/2014−12:最新のリリースまでの全リリースにおいて)は、UEのためのタイミング要件のいくつかを緩和する。更新された第4.3節は、UEがサブフレームnにおいて二次セルに関するMACアクティブ化コマンドを受信すると、MAC層内の対応するアクションが、サブフレームn+8において適用され得る、CSI報告に関連するアクションおよび二次セルと関連付けられたsCellDeactivationTimerに関連するアクションを除き、3GPP TS36.133において定義された最小要件までに、そしてサブフレームn+8以降に適用され得ることを説明している。サブフレームnにおいて、UEが、二次セルに関するMAC非アクティブ化コマンドを受信する、または二次セルと関連付けられたsCellDeactivationTimerが満了すると、MAC層内の対応するアクションは、サブフレームn+8において適用され得るCSI報告に関連するアクションを除き、3GPP TS36.133において定義された最小要件までに適用され得る。3GPP TS36.133は、非アクティブ化されたSCellに関するSCellアクティブ化遅延要件を説明している。非アクティブ化遅延は、SCellに関するUE条件に応じて、8ミリ秒より長くかかり得る。
現在のLTEアドバンスト仕様は、UEがサブフレームnにおいて二次セルに関するMACアクティブ化コマンドを受信すると、CSI報告に関連するアクションおよび二次セルと関連付けられたsCellDeactivationTimerに関連するアクションが、サブフレームn+8において適用されることを要求する。現在のLTEアドバンスト仕様は、サブフレームnにおいて、UEが二次セルに関するMAC非アクティブ化コマンドを受信する、または他の非アクティブ化条件が満たされる(例えば、二次セルと関連付けられたsCellDeactivationTimerが満了する)と、CSI報告に関連するアクションが、サブフレームn+8において適用されることを要求する。
現在のLTEアドバンスト送受信機動作では、UEがサブフレームnにおいてSCellに関するMACアクティブ化コマンドを受信すると、UEは、サブフレームn+8においてSCellに関するCQI/PMI/RI/PTIの報告を開始し、サブフレームn+8においてSCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerを始動または再始動させる。UEおよびeNBの両方のためのこれらのアクションのタイミングを定義することは、重要である。例えば、sCellDeactivationTimerは、eNBおよびUEの両方において維持され、UEおよびeNBの両方が、同一TTIにおいて、本タイマを停止、始動、および/または再始動させることが重要である。そうでなければ、UE内のsCellDeactivationTimerは、eNB内の対応するsCellDeactivationTimerと同期し得ない。また、eNBは、同一TTIにおいて、および/またはUEがCSIの伝送を開始した後、所定のタイミングに従って、CSI(CQI/PMI/RI/PTI)の監視および受信を開始する。UEおよびeNBにおけるCSIタイミングが、共通標準または無線インターフェース信号伝達に基づいて協調されない場合、ネットワーク動作は、非効率的動作および/または誤差をもたらし得る。CSIは、例えば、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディングマトリクスインジケータ(PMI)、および/またはランクインジケータ(RI)を含んでもよい。
例示的CQI指数およびその解釈は、QPSK、16QAM、および64QAMに基づいてCQIを報告するための図14A(テーブル1)に与えられる。例示的CQI指数およびその解釈は、QPSK、16QAM、64QAM、および256QAMに基づいてCQIを報告するための図14B(テーブル2)にも与えられる。これらのテーブルは、例示のためだけのものであって、他のテーブルが、CQIフィードバックを提供するために開発されてもよい。例示的実施形態では、時間および周波数における非制限観察間隔に基づいて、UEは、アップリンクサブフレームn内で報告されるCQI値毎に、CQI指数に対応する変調スキームおよびトランスポートブロックサイズの組み合わせを伴い、CSI参照リソースと称されるダウンリンク物理リソースブロックのグループを占有する、単一PDSCHトランスポートブロックが、0.1を超えないトランスポートブロック誤差確率を伴って受信され得るという条件を満たす、テーブル1またはテーブル2内の1〜15の最高CQI指数、またはCQI指数1が条件を満たさない場合、CQI指数0を導出し得る。
例示的実施形態では、UEが、CQIまたは一般にCSIを基地局に伝送/報告するとき、UEは、有効または無効CSIを伝送してもよい。例えば、UEは、範囲外値を示す、0のCQI指数を伝送してもよい。例示的実施形態では、UEがCSIを伝送することが示されるとき、これは、有効または無効CSIおよび/または範囲内または範囲外CSIの伝送を指す。有効または無効CSIの明示的伝送が意図されるとき、有効または無効CSIが伝送されることが明示的に示される。例示的実施形態では、UEは、UEが、所与のセルに関するCSIを正常に検出し、それを測定可能となるまで、最初に、無効CSIを伝送してもよい。eNBが、無効CSIを受信すると、eNBは、その実装に従って、適切なアクションを行ってもよい。実施例では、UEがダウンリンク信号を測定不能であるとき、無効CQIを報告してもよい。実施例では、UEが閾値を下回るダウンリンク信号の測定を得るとき、無効CQIを報告してもよい。
図15Aおよび15Bは、現在のLTEアドバンスト送受信機に従う、異なるイベントのタイミングを図示する、例示的略図である。MACエンティティが、サブフレーム(TTI)nにおいてアクティブ化MAC CEを受信し、SCellをアクティブ化する(例えば、SCellをアクティブ化するアクティブ化/非アクティブ化MAC CE)。MACエンティティは、サブフレームn+8においてSCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerを始動または再始動させる。MACエンティティは、サブフレームn+8においてSCellに関するCSI(CQI/PMI/RI/PTI)報告の報告を開始する。以下に列挙される他のアクティブ化アクション(構成される場合)は、最小定義遅延要件までに、そしてサブフレームn+8以降に適用される。他のアクションとして、SCell上でのSRS伝送、SCell上でのPDCCH監視、SCellに関するPDCCH監視、PHRのトリガのうちの1つまたは多くが挙げられる。例えば、他のアクションは、サブフレームn+8において、またはサブフレームn+12、n+13、もしくはn+kにおいて後に適用されてもよく、kは、あるシナリオのために事前に定義/事前に構成される0と上限との間の数である。他のアクションは、必ずしも、同一サブフレーム内で生じることが必要なわけではない。kに関する例示的上限は、以下に説明される。
例示的シナリオでは、二次セルアクティブ化MAC CEがサブフレームnにおいて受信されると、UEは、以下の条件がSCellに関して満たされることを前提として、サブフレームn+24上でまたはその前に、二次セルのためのアップリンク信号を伝送可能となり得る。
−SCellアクティブ化コマンドの受信前に、最大値(5measCycleSCell、5DRXサイクル)に等しい周期の間、
−UEが、有効測定を送信し、アクティブ化されているSCellに関して報告しており、
−アクティブ化されているSCellが、セル識別条件に従って、検出可能なままであって、
−アクティブ化されているSCellがまた、セル識別条件に従って、SCellアクティブ化遅延の間も検出可能なままである。
そうでなければ、サブフレームnにおいてSCellアクティブ化コマンドの受信に応じて、UEは、SCellが最初の試行において正常に検出され得ることを前提として、サブフレームn+34までに、有効CSI報告を伝送し、アクティブ化されているSCellに関するアクティブ化コマンドに関連する他のアクションを適用可能であり得る。
例示的実施形態では、SCellをアクティブ化する間、任意の他のSCellが、UEによって、アクティブ化、非アクティブ化、構成、および/または非構成される場合、UEアクティブ化遅延は、増加し得る。例えば、アクティブ化遅延の増加は、他の1つまたはそれを上回るSCellが、SCellがアクティブ化されている間にアクティブ化、非アクティブ化、構成、または非構成される回数に依存し得る。
上記で規定された最小要件に対応する遅延にわたって、CSI測定に関して受信された参照信号が存在しない場合、UEは、参照信号を受信後、次の利用可能なアップリンク報告リソース上でアクティブ化されたSCellに関する対応する有効CSIを報告してもよい。
サブフレームn+24またはn+34において有効CSIを報告するためのアップリンクリソースが存在しない場合、UEは、対応する有効CSIを報告するための次の利用可能なアップリンクリソースを使用してもよい。
有効CSIは、UE測定に基づき、ある条件が、SCellアクティブ化遅延全体にわたって満たされ、CQI報告のために定義された条件が満たされることを前提として、CQI指数=0(範囲外)を除き、任意のCQI値に対応する。上記で定義されたCSI報告に加え、UEはまた、いったんSCellがアクティブ化されると、対応するアクションのための最初の機会において、SCellに関して規定されたアクティブ化コマンドに関連する他のアクションを適用してもよい。
実際は、UEは、送受信機状態、無線インターフェース品質等に応じて、上記に規定された最小要件より短いまたはより長い非アクティブ化遅延を有してもよい。アクティブ化遅延は、UE(無線デバイス)による二次セルに関する検出試行が成功するときに依存し得る。UEは、無線インターフェースおよびUE条件に応じて、前述のUESCellアクティブ化遅延より短いUESCellアクティブ化遅延を有してもよい。UEおよび/またはネットワークは、UEによるSCellアクティブ化遅延短縮から利益を享受し得る。
SCellをアクティブ化するために、UEは、同期信号が取得されない場合、PSS/SSS(同期信号)信号を取得する必要があり得る。例示的実施形態では、SCellアクティブ化のための以下の異なるシナリオが存在し得る。a)コールドスタート1:SCell RFは、アクティブ化されておらず、タイミング情報が、未知であって、バンド内連続的CAが不可能である、b)コールドスタート2:SCell RFは、アクティブ化されておらず、タイミング情報が、既知である、c)ウォームスタート:RFが、すでにアクティブであって、タイミング情報が、既知である。例えば、SCell RFチェーンがアクティブ化されていないが、SCellタイミング情報が既知である、コールドスタート2のための最大許容アクティブ化時間は、24ミリ秒であり得る。4ミリ秒は、UEが、アクティブ化コマンド(MAC制御要素)をデコードし、ACKを伝送するために必要とされ得、20ミリ秒は、RFウォームアップ、AGC整定、ならびに周波数および時間追跡ループウォームアップのために必要とされ得る。RFウォームアップおよびAGC整定は、付加的技法を適用することによって、数ミリ秒(<4ミリ秒)またはさらにより短い時間周期内で達成されてもよい。
現在、MACエンティティは、アクティブ化MAC CEを受信し、SCellをアクティブ化する(例えば、SCellをアクティブ化するアクティブ化/非アクティブ化MAC CE)。MACエンティティは、サブフレームn+8においてSCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerを始動または再始動させる。MACエンティティは、二次セルが適切に取得されたかどうかにかかわらず、サブフレームn+8においてSCellに関するCSI(CQI/PMI/RI/PTI)報告の報告を開始する。
例示的図15Aに図示されるように、UEは、有効CSIが利用可能になるまで、SCellに関する無効/範囲外CSIの報告を開始してもよい。例示的図15Bに示されるように、UEは、サブフレームn+8+kにおいて有効CSIの報告を開始し、kは、有効CSIが利用可能になるときに依存する。CQI報告伝送のための開始時間は、異なるUE実装に依存しない。これは、PCell上でのPUCCHでコーディングプロセスを強化する。有効CQI結果が送信されるときの最小要件が、規定される。論じられるように、UEは、いくつかのシナリオでは、最小要件を超え得る。そのような確率は、可能な限り低減され得る。例示的実施形態では、CQI報告が構成される場合、範囲外CQI/CSIが、UEがSCellに関するCSI測定を行うことが可能になる前に報告されてもよい。UEは、TM9以外の伝送モード(TM)のために、サブフレームn+24[+X]までに、そしてTM9のためのn+24[+X]以降の第1のCSI−RSサブフレームから4ミリ秒後、有効CSIを伝送可能であってもよい。Xは、所定のパラメータであってもよく、例えば、10に等しくてもよい。
UEが、SCellのアクティブ化に応じて、SCellに関する有効CQI結果を有していない、ある周期が存在し得る。周期は、UEがセルを正常に検出するとき、および/またはUEがCQI測定を開始するときに依存し得、これは、無線インターフェース条件、信号(例えば、CSI RS)タイミング、および/またはUE実装に応じて、変動し得る。CQI報告伝送のための開始時間は、異なるUE実装に依存しない。UEは、サブフレームn+8からCQIの報告を開始してもよく、SCellに関して利用可能な有効CQI結果が存在しないとき、固定値(例えば、範囲外)が、報告されてもよい。これは、CQIサイズ不確実性がアップリンクチャネルのeNBデコードを複雑にする可能性を低減させるであろう。タイミング要件が、UEが、遅くともアクティブ化後、SCellに関する有効CQI結果を有するとき、設定されてもよい。UE実装は、本タイミング要件を超える確率を低減させ得る。
図15Bは、UEがより短いアクティブ化遅延を有し、有効CSIが利用可能であるときの別の実施例を示す。UEは、サブフレームn+8から開始する有効CSIの報告を開始してもよい。
UEがサブフレームn+8においてCSIの報告を開始するとき、必ずしも、UEがサブフレームn+8においてCSIを伝送することを含意するわけではない。UEは、サブフレームn+8から開始するUEに配分された第1の利用可能なCSIリソースにおいてCSIを伝送してもよい。例えば、UEは、第1の利用可能なCSIリソースが利用可能となるときに応じて、サブフレームn+8、n+10等において第1のCSIを伝送してもよい。
本発明のいくつかの例示的実施形態は、図15Aおよび15Bの信号タイミングを改良し、少なくとも1つのPUCCH SCellが構成されるときのCSIおよび他のアップリンク制御信号伝達伝送機構を強化する。
図16Aおよび16Bは、本発明の実施形態のある側面による、SCellが非アクティブ化されるときのいくつかのイベントのタイミングを図示する、例示的略図である。例示的シナリオでは、UEは、MACエンティティが、本TTI nにおいてアクティブ化/非アクティブ化MAC制御要素を受信し、SCellを非アクティブ化するため、SCellを非アクティブ化し得る。別の例示的シナリオでは、UEは、アクティブ化されたSCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerが、TTI nにおいて満了するため、SCellを非アクティブ化し得る。図16Aおよび16Bに示されるように、UEは、サブフレームn+8においてCSIの報告を停止する。UEは、サブフレームnからn+8(n+p、pは、0〜8の整数である)のいずれかにおいて他の非アクティブ化タスクを行ってもよい。他の非アクティブ化タスクは、SCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerを停止する、SCellと関連付けられたHARQバッファをフラッシュする、SCell上でSRSを伝送しない、SCell上のUL−SCH上で伝送しない、SCell上のRACH上で伝送しない、SCell上のPDCCHを監視しない、SCellに関するPDCCHを監視しないことのいずれかを含んでもよい。
あるアクション(例えば、CSI報告およびsCellDeactivationTimer管理)の現在のタイミングは、本明細書に論じられるように、二次セル上のPUCCHのためのサポートがLTEアドバンストに導入されるとき、複雑な送受信機設計、非効率的動作、および/または誤差をもたらす。本発明の例示的実施形態は、無線デバイスおよび無線ネットワークにおけるアクティブ化タイミングに関連する問題に対処する。本発明の例示的実施形態は、現在のLTEアドバンスト送受信機を改良し、LTEアドバンスト送受信機におけるアクティブ化および非アクティブ化機構を強化する。
本発明の例示的実施形態は、無線デバイスおよび/または無線ネットワーク内のLTEアドバンスト送受信機における現在のアクティブ化および非アクティブ化タイミングに対する改良を提供する。無線デバイスおよび/または無線ネットワーク内のLTEアドバンスト送受信機における1つまたはそれを上回るアクションのタイミングは、ネットワークおよび/または無線デバイス性能を改良し、望ましくない条件を低減または防止するように更新される。
eNBのセルは、複数のPUCCHグループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、PUCCH SCell上にそのPUCCHリソースを有してもよい。eNBは、RRCメッセージを無線デバイスに伝送することによって、無線デバイスのためのPUCCHグループを構成する。PUCCH SCellのためのアクティブ化/非アクティブ化プロセスの実装は、リリース10または12アクティブ化/非アクティブ化プロセスが実装される場合、いくつかの問題を提示し得る。新規SCellアクティブ化/非アクティブ化プロシージャが、PUCCH SCellがアクティブ化および/または非アクティブ化されるときに実装されてもよい。
本発明の例示的実施形態では、UEがサブフレームnにおいてSCellに関するMACアクティブ化コマンドを受信すると、UEは、サブフレームn+8においてSCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerを始動または再始動させる。SCellに関するCQI/PMI/RI/PTIを報告するための開始時間の要件は、サブフレームn+8に制限されなくてもよい。
例示的実施形態では、8サブフレームの固定遅延が、sCellDeactivationTimerおよび多くの他のアクションを再始動させるために使用される。本発明から逸脱することなく、sCellDeactivationTimerおよび多くの他のアクションを再始動させるために、8サブフレームの代わりに、他の固定遅延を実装してもよい。例えば、4、6、10、12等のサブフレームの固定遅延が、採用されてもよい。
例示的実施形態では、PUCCH SCellがTAGにおいてアクティブ化されると、TAGは、アップリンク同期されることが検討される。例えば、PUCCH SCellは、pTAGまたはアップリンク同期されたsTAGにおいてアクティブ化されてもよい。図17は、本発明の例示的実施形態による、いくつかのイベントのタイミングを図示する、例示的略図を示す。本発明の例示的実施形態では、UEがサブフレームnにおいてPUCCH SCellに関するMACアクティブ化コマンドを受信すると、UEは、サブフレームn+8においてPUCCH SCellと関連付けられたsCellDeactivationTimerを始動または再始動させる。SCellに関するCQI/PMI/RI/PTIを報告するための開始時間の要件は、サブフレームn+8に制限されなくてもよい。UEの状態、無線インターフェース品質、およびUE実装に応じて、UEは、サブフレームn後の任意の時間において、PUCCH SCellを取得してもよい。
例示的実施形態では、アップリンクCSIの伝送は、サブフレームn+8+kにおいて開始してもよい(例えば、kは、0を上回るまたはそれに等しい)。パラメータkは、少なくとも、無線デバイスによるPUCCH SCellに関する検出試行が成功したときに依存し得る。パラメータkは、PUCH SCellのアクティブ化遅延に依存し得る。UEがPUCCH SCellを正常に検出し、UEがPUCCH SCell上でのアップリンク伝送の準備ができると、UEは、サブフレームn+8+kにおいて、そして第1の利用可能なPUCCHリソースにおいて、PUCCHの伝送を開始してもよい。例示的シナリオでは、UEは、測定が利用可能ではない、またはダウンリンク信号の測定が閾値を下回る場合、最初に、固定CSI(例えば、無効または範囲外CSI)を伝送してもよい。UEは、PUCCH SCellを検出すると、PUCCH CSI信号を含む、アップリンク信号を伝送可能となり得る。PUCCH SCellが検出された後、UEは、CSIの測定を開始する。CSI測定は、2〜3つのサブフレームにわたってもよい。次いで、UEは、PUCCH SCellに関する無線インターフェース測定情報が利用可能であるとき、測定されたCSI(例えば、有効CSI)を伝送してもよい。例示的シナリオでは、UEは、サブフレームn+8の前にPUCCHを検出し、n+8の前にCSIを測定してもよく、次いで、UEは、サブフレームn+8において測定されたCSI(例えば、有効CSI)の伝送を開始してもよい。これは、例えば、UEが、UEとすでに同期されており、PUCCH SCellのCSIを迅速に測定することができるときに生じ得る。
PUCCH二次セルのアクティブ化は、PUCCH二次セルがサブフレームi+1においてCSIを伝送可能となるとき、サブフレームiにおいて完了されたと見なされる。PUCCH二次セルが、サブフレームi+1においてCSIを伝送可能であって、サブフレームi+1からCSIの伝送を開始するとき、UEは、サブフレームi+1上でまたはその後にPUCCH SCell上の第1の利用可能なCSIリソースにおいてCSIを伝送することを含意する。
検出および/またはCSI測定周期は、ランダムであってもよく、多くの要因に依存する。UEは、PUCCHSセルを正常に検出するまで、複数回の検出試行を行ってもよい。UE実装は、PUCCHSセルを検出し、n+8の前に、さらには、n+4の前に測定を開始してもよい。測定がn+4の前に開始される場合、UEは、n+8において有効CQI結果を有していてもよく、n+8においてCQIを送信する準備ができていてもよい。例えば、CQI測定のためのCRSは、いくつかの伝送モードのために全てのTTIにおいて利用可能である。CQI測定が、構成可能周期性、例えば、5〜80ミリ秒を伴うCSI RSに基づく、TM9に関して、有効CQIを伴わない周期は、UEがCSI RS機会を逸した場合、4ミリ秒よりはるかに長くなることが可能性として考えられる。周期は、CQI測定のためのUE処理時間を考慮して、第1のサブフレームがCSI RS利用可能+4ミリ秒を有するまでの長さであってもよい。UEが有効CQI結果を有する時点は、伝送モードおよびCSI RS構成に依存し得る。
例示的実施形態では、アップリンクCSIの伝送は、サブフレームn+8+kにおいて開始し、少なくとも、無線デバイスによるPUCCH SCellに関する検出試行が成功し、CSI測定が利用可能であるときに依存し得る。CSI開始サブフレームは、少なくとも部分的に、UEが無線インターフェース信号を正常に測定し、CSI(例えば、有効CSI)を伝送する準備ができるときに依存し得る。UEは、サブフレームn+k+8においてCSIの伝送を開始してもよい。
パラメータkは、変数であって、UEがCSI伝送を開始するときのサブフレームn+8後のサブフレームの数を示す。パラメータkは、UEの状態、無線インターフェース品質、UE実装、および/またはCSI測定に依存し得る。
異なるシナリオでは、例えば、PUCCH検出は、ある周期より長く、例えば、40、50、70のサブフレームより長くかかり得る(これらは、例示的範囲であって、限定ではない)。これは、無線インターフェース信号品質が低いとき、UEがコールドスタートから開始するとき、UEが複数の検出試行を行うとき、および/または任意の他のUEもしくはシステム実装関連原因によって生じ得る。そのようなシナリオは、より優れたUEおよび/またはeNB実装によって低減され得る。そのようなシナリオでは、eNBは、サブフレームn+kにおいてUEのための二次PUCCH信号のデコードを開始してもよく、UEは、PUCCH SCellを検出可能であって、CSI伝送の準備ができるまで、CSIを受信しなくてもよい。CSI伝送遅延の長さに応じて、eNBは、状況を是正するためのいくつかのアクションを行ってもよい。例示的実施形態では、eNBは、ある周期後、CSIを受信しないとき、PUCCH SCellを非アクティブ化してもよい。
例示的実施形態では、無線デバイス(UE)は、複数のセル内の1つまたはそれを上回る二次セルの構成パラメータを含む、少なくとも1つのメッセージを受信してもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化される。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび二次PUCCHグループを含む。二次PUCCHグループは、1つまたはそれを上回る二次セル内のPUCCH二次セルを含む。無線デバイスは、サブフレームnにおいてアクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を受信する。アクティブ化/非アクティブ化MAC CEは、PUCCH二次セルのアクティブ化を示す。例示的実施形態では、無線デバイスは、サブフレームn+8においてPUCCH二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマを始動または再始動させてもよい。無線デバイスは、サブフレームn+8+kにおいてPUCCH二次セル上でチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始してもよい。パラメータkは、少なくとも部分的に、無線デバイスによるPUCCH二次セルに関する検出試行が成功するときに依存する、整数であってもよい。パラメータkはまた、少なくとも部分的に、PUCCH二次セルに関する測定されたCSIが利用可能であるときに依存し得る。
本発明の例示的実施形態では、無線デバイスは、サブフレームmにおいてアクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を受信してもよい。アクティブ化/非アクティブ化MAC CEは、一次PUCCHグループ内の二次セルのアクティブ化を示してもよい。無線デバイスは、サブフレームm+8において二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマを始動または再始動させてもよい。UEは、サブフレームm+8においてPUCCH二次セル上でチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始してもよい。無線デバイスは、最初に、固定CSI(例えば、無効および/または範囲外)を伝送し、次いで、利用可能になると、二次セルに関する測定されたCSIを伝送してもよい。有効CSIがサブフレームm+8において利用可能である場合、UEは、サブフレームm+8において有効CSIの伝送を開始してもよい。無線デバイスは、SCellに関するMACアクティブ化コマンドがサブフレームmにおいて受信されると、サブフレームm+8において一次PUCCHグループ内のSCellに関するCSIの伝送を開始してもよい。一方、無線デバイスは、本明細書の例示的実施形態に説明されるように、サブフレームm+8+kにおいてPUCCH SCellに関するCSIの伝送を開始してもよい。
本発明の例示的実施形態では、無線デバイスは、サブフレームpにおいてアクティブ化/非アクティブ化媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を受信してもよい。アクティブ化/非アクティブ化MAC CEは、二次PUCCHセルグループ内の第1の二次セルのアクティブ化を示してもよい。第1の二次セルは、PUCCH SCellと異なる。無線デバイスは、サブフレームp+8において二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマを始動または再始動させてもよい。UEは、PUCCH SCellがアクティブ化され、PUCCHアップリンク伝送の準備ができる場合、サブフレームp+8においてPUCCH二次セル上でチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始してもよい。UEは、PUCCH SCellがアクティブ化されるが、PUCCHアップリンク伝送の準備がまだできていない場合、サブフレームp+8+kにおいてPUCCH二次セル上でチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始してもよい。例示的実施形態では、サブフレームにおいて受信されたMAC CEは、PUCCH SCell、二次PUCCHグループ内の少なくとも1つの二次セル、および/または一次セルグループ内の少なくとも1つの二次セルを含む、複数のSCellのアクティブ化を示してもよい。
例示的実施形態では、eNBは、アクティブ化コマンドを伝送し、リリース10から12の二次セル構成を用いてUE内のSCellをアクティブ化してもよい。eNBは、eNBがサブフレームaにおいてアクティブ化コマンドを伝送すると、サブフレームa+8から開始する二次セルに関するCSIを受信してもよい。例示的実施形態では、eNBは、アクティブ化コマンドを伝送し、リリース13以降を用いてUE内のSCellをアクティブ化してもよく、二次セルは、一次PUCCHセルグループ内にある。eNBは、eNBがサブフレームbにおいてアクティブ化コマンドを伝送すると、サブフレームb+8から開始する二次セルに関するCSIを受信してもよい。例示的実施形態では、eNBは、アクティブ化コマンドを伝送し、リリース13以降を用いてUE内のSCellをアクティブ化してもよく、二次セルは、PUCCH SCellである。eNBは、eNBがサブフレームcにおいてアクティブ化コマンドを伝送すると、サブフレームc+8+kから開始するPUCCH SCellに関するCSIを受信してもよい。eNBは、UE内のSCellに関するRRC構成に応じて、対応するPUCCHリソースにおけるCSIフィールドのデコードを開始してもよい。
例示的実施形態では、PUCCH SCellが非アクティブ化されるとき、UEは、PUCCH伝送を直ちに停止しなくてもよい。アクティブ化されたPUCCH SCellのPUCCHリソースは、PUCCH SCellおよび二次PUCCHグループ内の他のアクティブ化されたSCellのCSIのアップリンク伝送のために採用される。アクティブ化されたPUCCH SCellのPUCCHリソースはまた、PUCCH SCellおよび二次PUCCHグループ内の任意の他のアクティブ化されたSCell上で受信されたダウンリンクパケットに関するACK/NACKのアップリンク伝送のために採用される。本発明の例示的実施形態では、UEが、サブフレームnにおいてPUCCH SCellに関する非アクティブ化MACコマンドを受信する、または非アクティブ化条件が、サブフレームnにおいて満たされる(例えば、非アクティブ化タイマが満了する)場合、UEは、サブフレームn+1からサブフレームn+8までのサブフレームの任意の1つにおいて、以下の非アクティブ化機構の多くを行ってもよい。サブフレームn+1からサブフレームn+8までのサブフレームの任意の1つにおいて行われる非アクティブ化機構は、PUCCH SCell上でSRSを伝送しない、PUCCH SCell上のUL−SCH上で伝送しない、PUCCH SCell上のRACH上で伝送しない、PUCCH SCell上のPDCCHを監視しない、および/またはPUCCH SCellに関するPDCCHを監視しないことを含んでもよい。
本発明の例示的実施形態では、非アクティブ化機構のうちのいくつかは、サブフレームn+8においてのみ行われてもよい。UEは、サブフレームn+8においてPUCCH SCell上のPUCCH上でのCSIの伝送を停止してもよい。これは、UEが、サブフレームn+8の前にPUCCH SCell内のアクティブ化されたSCellに関するCSIの報告を停止しないことを含意する。UEは、サブフレームn+8においてPUCCH SCell内のアクティブ化されたSCellに関するCSIの報告を停止する。UEは、サブフレームn+8においてPUCCH SCellに関するCSIの伝送を停止してもよい。例示的実施形態では、PUCCHグループ内の別のアクティブ化されたSCellが存在する場合、UEは、サブフレームn+8において別のアクティブ化されたSCellに関するCSIの伝送を停止してもよい。
本発明の例示的実施形態は、eNB内のデコードプロセスを簡略化し、PUCCH SCell上でPUCCH信号を受信し得る。PUCCH SCellが所与のUE内で非アクティブ化されると、同一PUCCH SCellは、他のUE内でアクティブ化状態のままであってもよい。他のUEは、PUCCH SCellのPUCCHリソース上で信号を継続的に伝送し得る一方、所与のUEは、非アクティブ化に起因して、PUCCH信号伝送を停止する必要がある。eNBが、所与のUEがPUCCH信号伝送を停止したときを把握していない場合、eNBは、UEがそのような伝送を停止したときを推測する必要がある。これは、eNBにおけるデコードプロセスを複雑にし得る。多くのUEは、同一PUCCH OFDMリソースブロックを共有してもよい。本発明の例示的実施形態では、所与のUEおよびeNBの両方が、正確にサブフレームn+8においてPUCCH信号CSI伝送が停止する必要があることを把握する。UEは、正確にサブフレームn+8において非アクティブ化されたPUCCH SCellのPUCCHリソース上の二次PUCCHグループ内の全アクティブ化されたSCellに関するCSI伝送を停止する。eNBはまた、サブフレームn+8においてPUCCH SCellのPUCCHリソース上でUEによって伝送されるPUCCH信号のデコードを停止する必要があることも把握する。PUCCH SCell上でSRSを伝送しない、PUCCH SCell上のUL−SCH上で伝送しない、PUCCH SCell上のRACH上で伝送しない、PUCCH SCell上でPDCCHを監視しない、および/またはPUCCH SCellに関するPDCCHを監視しない等の他の非アクティブ化機構も、サブフレームn+1からサブフレームn+8までのサブフレームの任意の1つにおいて停止されてもよい。これらの停止機構の正確なタイミングは、これらの停止機構がeNBにおいて複雑なデコードプロセスを要求しないため、eNBによって要求されない。
図18は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。無線デバイスは、1810において、少なくとも1つのメッセージを基地局から受信してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、一次セルおよび/またはPUCCH二次セルを含んでもよい。一次セルは、基地局に伝送される一次物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を含んでもよい。PUCCH二次セルは、基地局に伝送される二次PUCCHを含んでもよい。ある実施形態によると、複数のセルは、一次PUCCHグループおよび二次PUCCHグループを含む、複数のPUCCHグループにグループ化されてもよい。一次PUCCHグループは、一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、PUCCH二次セルを含んでもよい。
1820において、無線デバイスは、サブフレームnにおいて、PUCCH二次セルのアクティブ化を示す媒体アクセス制御制御要素を受信してもよい。
1830において、無線デバイスは、例えば、サブフレームn+8+kからPUCCH二次セルに関するチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始してもよく、kは、少なくとも部分的に、PUCCH二次セルが無線デバイスによって正常に検出されたときに依存する、整数(0、1、2、3等)であってもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームn+8+kから二次PUCCHグループ内のアクティブ化されたセルのCSIフィールドの伝送を開始してもよい。
ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームn+8においてPUCCH二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマを始動させてもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームn+8+kにおいてCSIフィールドの伝送のためのアップリンクリソースが存在しない場合、CSIフィールドを伝送するための次の利用可能なアップリンクリソースを採用してもよい。ある実施形態によると、範囲外CQIを含むCSIフィールドは、ゼロと異なるチャネル品質指数(CQI)を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないときに伝送されてもよい。
ある実施形態によると、PUCCH二次セルは、セルアクティブ化遅延の間に検出可能なままであってもよい。ある実施形態によると、PUCCH二次セルは、最初の試行において検出されてもよい。
図19は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。基地局は、1910において、少なくとも1つのメッセージを無線デバイスに伝送してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、一次セルおよび/またはPUCCH二次セルを含んでもよい。一次セルは、基地局によって受信される一次物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を含んでもよい。PUCCH二次セルは、基地局によって受信される二次PUCCHを含んでもよい。1920において、基地局は、サブフレームnにおいて、無線デバイス内のPUCCH二次セルのアクティブ化を示す媒体アクセス制御制御要素を伝送してもよい。1930において、基地局は、無線デバイスから、例えば、サブフレームn+8+kからのPUCCH二次セルに関するチャネル状態情報(CSI)フィールドの受信を開始してもよく、kは、少なくとも部分的に、PUCCH二次セルが無線デバイスによって正常に検出されたときに依存する、整数であってもよい。
図20は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。無線デバイスは、2010において、少なくとも1つのメッセージを基地局から受信してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび二次PUCCHグループを含んでもよい。一次PUCCHグループは、一次PUCCHを用いる一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含んでもよい。
2020において、無線デバイスは、サブフレームmにおいて、一次PUCCHグループ内の二次セルのアクティブ化を示す第1の媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を受信してもよい。2030において、無線デバイスは、例えば、サブフレームm+8から二次セルのチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始してもよい。2040において、無線デバイスは、サブフレームnにおいて、PUCCH二次セルのアクティブ化を示す第2のMAC CEを受信してもよい。2050において、無線デバイスは、サブフレームn+8+kからPUCCH二次セルに関するCSIフィールドの伝送を開始してもよく、kは、少なくとも部分的に、PUCCH二次セルが無線デバイスによって正常に検出されたときに依存する、整数であってもよい。
ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームn+8+kから二次PUCCHグループ内の第1の二次セルのCSIフィールドの伝送を開始してもよく、第2のMAC CEはさらに、第1の二次セルのアクティブ化を示す。ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームn+8+kにおいてCSIフィールドのCSIフィールドを伝送するためのアップリンクリソースが存在しない場合、PUCCH二次セルに関するCSIフィールドを伝送するための次の利用可能なアップリンクリソースを採用してもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームn+8+kから二次PUCCHグループ内のアクティブ化されたセルのCSIフィールドの伝送を開始してもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、ゼロと異なるチャネル品質指数(CQI)を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないときに、範囲外CQIを含むCSIフィールドを伝送してもよい。
ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームm+8において二次セルと関連付けられた第1の非アクティブ化タイマを始動させてもよい。無線デバイスはまた、サブフレームn+8においてPUCCH二次セルと関連付けられた第2の非アクティブ化タイマを始動させてもよい。ある実施形態によると、PUCCH二次セルは、セルアクティブ化遅延の間に検出可能なままであってもよい。ある実施形態によると、PUCCH二次セルは、最初の試行において検出されてもよい。
図21は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。基地局は、2110において、少なくとも1つのメッセージを無線デバイスに伝送してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび/または二次PUCCHグループを含んでもよい。一次PUCCHグループは、一次PUCCHを用いる一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含んでもよい。
2120において、基地局は、サブフレームmにおいて、無線デバイス内の一次PUCCHグループ内の二次セルのアクティブ化を示す第1の媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を伝送してもよい。2130において、基地局は、サブフレームm+8から二次セルのチャネル状態情報(CSI)フィールドの受信を開始してもよい。2140において、基地局は、サブフレームnにおいて無線デバイス内のPUCCH二次セルグループのアクティブ化を示す第2のMAC CEを伝送してもよい。2140において、基地局は、無線デバイスから、例えば、サブフレームn+8+kからのPUCCH二次セルに関するCSIフィールドの受信を開始してもよく、kは、少なくとも部分的に、PUCCH二次セルが無線デバイスによって正常に検出されたときに依存する、整数である。
図22は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。無線デバイスは、2210において、少なくとも1つのメッセージを基地局から受信してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび二次PUCCHグループを含んでもよい。一次PUCCHグループは、一次PUCCHを用いる一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含んでもよい。
2220において、無線デバイスは、サブフレームmにおいて、一次PUCCHグループ内の二次セルと、PUCCH二次セルとを含む、複数の二次セルのアクティブ化を示す第1の媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を受信してもよい。2230において、無線デバイスは、サブフレームm+8から二次セルのチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始してもよい。2240において、無線デバイスは、サブフレームm+8+kからPUCCH二次セルに関するCSIフィールドの伝送を開始してもよく、kは、少なくとも部分的に、PUCCH二次セルが無線デバイスによって正常に検出されたときに依存する、整数であってもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、ゼロと異なるチャネル品質指数(CQI)を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないときに、範囲外CQIを含むCSIフィールドを伝送してもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームm+8+kから二次PUCCHグループ内の第1の二次セルのCSIフィールドの伝送を開始してもよく、第1のMAC CEはさらに、第1の二次セルのアクティブ化を示す。
ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームm+8において二次セルと関連付けられた第1の非アクティブ化タイマを始動させてもよい。無線デバイスはまた、サブフレームm+8においてPUCCH二次セルと関連付けられた第2の非アクティブ化タイマを始動させてもよい。
図23は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。基地局は、2310において、少なくとも1つのメッセージを無線デバイスに伝送してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび/または二次PUCCHグループを含んでもよい。一次PUCCHグループは、一次PUCCHを用いる一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含んでもよい。
2320において、基地局は、サブフレームmにおいて、無線デバイス内の複数の二次セルのアクティブ化を示す第1の媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を伝送してもよい。複数のセルは、一次PUCCHグループ内の二次セルと、PUCCH二次セルとを含んでもよい。2330において、基地局は、例えば、サブフレームm+8から二次セルのチャネル状態情報(CSI)フィールドの受信を開始してもよい。2330において、基地局は、無線デバイスから、例えば、サブフレームm+8+kからのPUCCH二次セルに関するCSIフィールドの受信を開始してもよく、kは、少なくとも部分的に、PUCCH二次セルが無線デバイスによって正常に検出されたときに依存する、整数であってもよい。
図24は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。無線デバイスは、2410において、少なくとも1つのメッセージを基地局から受信してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび二次PUCCHグループを含んでもよい。一次PUCCHグループは、基地局に伝送される一次PUCCHを用いる一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、基地局に伝送される二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含んでもよい。ある実施形態によると、構成パラメータは、複数の共通パラメータを含んでもよい。加えて、構成パラメータは、非アクティブ化タイマ値を含む、複数の専用パラメータを含んでもよい。
2420において、無線デバイスは、サブフレームnにおいて、二次PUCCHグループ内の二次セルのアクティブ化を示す媒体アクセス制御制御要素を受信してもよい。ある実施形態によると、媒体アクセス制御制御要素は、ビットマップを含んでもよい。
2430において、無線デバイスは、例えば、サブフレームn+8+kから二次セルに関するチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始してもよい。PUCCH二次セルのアクティブ化がサブフレームn+8の前に完了された場合、kは、ゼロに等しくあり得る。PUCCH二次セルのアクティブ化がサブフレームn+8においてまたはその後に完了された場合、kは、0を上回り得、PUCCH二次セルのアクティブ化が完了されたときに依存し得る。ある実施形態によると、二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマは、サブフレームn+8において、開始されてもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームn+8+kにおいて、CSIフィールドのCSIフィールドを報告するためのアップリンクリソースが存在しない場合、サブフレームn+8+kにおいて、CSIフィールドのCSIフィールドを報告するために次の利用可能なアップリンクリソースを採用する。ある実施形態によると、二次PUCCHグループ内のアクティブ化されたセルのCSIフィールドの伝送は、サブフレームn+8+kから開始されてもよい。ある実施形態によると、範囲外CQIを含むCSIフィールドは、ゼロと異なるチャネル品質指数を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないとき、伝送されてもよい。
図25は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。基地局は、2510において、少なくとも1つのメッセージを無線デバイスに伝送してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび二次PUCCHグループを含んでもよい。一次PUCCHグループは、基地局によって受信される一次PUCCHを用いる一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、基地局によって受信される二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含んでもよい。ある実施形態によると、構成パラメータは、複数の共通パラメータを含んでもよい。加えて、構成パラメータは、非アクティブ化タイマ値を含む、複数の専用パラメータを含んでもよい。
2520において、基地局は、サブフレームnにおいて、二次PUCCHグループ内の二次セルのアクティブ化を示す媒体アクセス制御制御要素を伝送してもよい。ある実施形態によると、媒体アクセス制御制御要素は、ビットマップを含んでもよい。
2530において、基地局は、例えば、サブフレームn+8+kから二次セルに関するチャネル状態情報(CSI)フィールドの受信を開始してもよい。PUCCH二次セルのアクティブ化がサブフレームn+8の前に完了された場合、kは、ゼロに等しくあり得る。PUCCH二次セルのアクティブ化がサブフレームn+8においてまたはその後に完了された場合、kは、0を上回り得、PUCCH二次セルのアクティブ化が完了されたときに依存し得る。ある実施形態によると、二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマは、サブフレームn+8において開始されてもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームn+8+kにおいてCSIフィールドのCSIフィールドを報告するためのアップリンクリソースが存在しない場合、サブフレームn+8+kにおいてCSIフィールドのCSIフィールドを報告するために次の利用可能なアップリンクリソースを採用してもよい。ある実施形態によると、二次PUCCHグループ内のアクティブ化されたセルのCSIフィールドの伝送は、サブフレームn+8+kから開始されてもよい。ある実施形態によると、範囲外CQIを含むCSIフィールドは、ゼロと異なるチャネル品質指数を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないとき、伝送されてもよい。
図26は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。無線デバイスは、2610において、少なくとも1つのメッセージを基地局から受信してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび二次PUCCHグループを含んでもよい。一次PUCCHグループは、一次PUCCHを用いる一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、二次PUCCHを用いるPUCCH二次セル(SCell)を含んでもよい。ある実施形態によると、構成パラメータは、複数の共通パラメータを含んでもよい。ある実施形態によると、構成パラメータは、複数の共通パラメータを含んでもよい。加えて、構成パラメータは、非アクティブ化タイマ値を含む、複数の専用パラメータを含んでもよい。
2620において、無線デバイスは、サブフレームnにおいて、複数のSCellのアクティブ化を示す媒体アクセス制御制御要素を受信してもよい。複数のSCellは、一次PUCCHグループ内の第1のSCellと、二次PUCCHグループ内の第2のSCellとを含んでもよい。ある実施形態によると、媒体アクセス制御制御要素は、ビットマップを含んでもよい。
2630において、無線デバイスは、例えば、サブフレームn+8から第1のSCellに関するチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始してもよい。2640において、無線デバイスは、例えば、サブフレームn+8+kから第2のSCellに関するCSIフィールドの伝送を開始してもよい。PUCCH SCellのアクティブ化がサブフレームn+8の前に完了された場合、ゼロに等しくあり得る。PUCCH SCellのアクティブ化が、サブフレームn+8においてまたはその後に完了された場合、kは、0を上回り、PUCCH SCellのアクティブ化が完了されたときに依存し得る。ある実施形態によると、第1のSCellと関連付けられた第1の非アクティブ化タイマは、サブフレームn+8において開始してもよい。第2のSCellと関連付けられた第2の非アクティブ化タイマもまた、サブフレームn+8において開始されてもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、CSIフィールドを報告するためのアップリンクリソースが存在しない場合、サブフレームn+8+kにおいて第2のSCellに関するtheCSIフィールドのCSIフィールドを報告するために次の利用可能なアップリンクリソースを採用してもよい。ある実施形態によると、二次PUCCHグループ内のアクティブ化されたセルのCSIフィールドの伝送は、サブフレームn+8+kから開始してもよい。ある実施形態によると、範囲外CQIを含むCSIフィールドは、ゼロと異なるチャネル品質指数を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないとき、伝送されてもよい。
図27は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。基地局は、2510において、少なくとも1つのメッセージを無線デバイスに伝送してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび二次PUCCHグループを含んでもよい。一次PUCCHグループは、一次PUCCHを用いる一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含んでもよい。ある実施形態によると、構成パラメータは、複数の共通パラメータおよび/または非アクティブ化タイマ値を含む、複数の専用パラメータを含んでもよい。
2720において、複数のSCellのアクティブ化を示す媒体アクセス制御制御要素は、サブフレームnにおいて伝送されてもよい。複数のSCellは、一次PUCCHグループ内の第1のSCellと、二次PUCCHグループ内の第2のSCellとを含んでもよい。ある実施形態によると、媒体アクセス制御制御要素は、ビットマップを含んでもよい。
2730において、無線デバイスから、サブフレームn+8からの第1のSCellに関するチャネル状態情報(CSI)フィールドの受信が、開始されてもよい。2740において、無線デバイスから、サブフレームn+8+kからの第2のSCellに関するCSIフィールドの受信が、開始されてもよい。PUCCH SCellのアクティブ化がサブフレームn+8の前に完了された場合、kは、ゼロに等しくあり得る。PUCCH SCellのアクティブ化がサブフレームn+8においてまたはその後に完了された場合、kは、0を上回り得、PUCCH SCellのアクティブ化が完了されたときに依存し得る。ある実施形態によると、第1のSCellと関連付けられた第1の非アクティブ化タイマは、サブフレームn+8において開始されてもよい。加えて、第2のSCellと関連付けられた第2の非アクティブ化タイマは、サブフレームn+8において開始されてもよい。ある実施形態によると、基地局は、無線デバイスからサブフレームn+8+kにおいてCSIフィールドの第2のSCellに関するCSIフィールドを受信するためのアップリンクリソースが存在しない場合、無線デバイスからCSIフィールドを受信するための次の利用可能なアップリンクリソースにおいて、サブフレームn+8+kにおけるCSIフィールドの第2のSCellに関するCSIフィールドを受信してもよい。ある実施形態によると、範囲外CQIを含むCSIフィールドは、ゼロと異なるチャネル品質指数を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないとき、受信されてもよい。
本明細書では、PUCCH二次セルのアクティブ化は、PUCCH二次セルがサブフレームi+1においてCSIを伝送可能になるとき、サブフレームiにおいて完了されたと見なされ得る。PUCCH二次セルが、サブフレームi+1においてCSIを伝送可能であって、サブフレームi+1からCSIの伝送を開始すると、UEは、サブフレームi+1上でまたはその後にPUCCH SCell上で第1の利用可能なCSIリソースにおいてCSIを伝送することが含意され得る。
図28は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。無線デバイスは、2810において、少なくとも1つのメッセージを基地局から受信してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび二次PUCCHグループを含んでもよい。一次PUCCHグループは基地局に伝送される、一次PUCCHを用いる一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、基地局に伝送される二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含んでもよい。ある実施形態によると、少なくとも1つのメッセージは、非アクティブ化タイマパラメータを含む複数の専用パラメータを含んでもよい。
2820において、無線デバイスは、サブフレームnにおいて、PUCCH二次セルの非アクティブ化を示す媒体アクセス制御(MAC)コマンドを受信してもよい。ある実施形態によると、MACコマンドは、ビットマップを含んでもよい。ある実施形態によると、MACコマンドはさらに、第1の二次セルの非アクティブ化を示してもよい。
2830において、無線デバイスは、例えば、サブフレームn+8において、二次PUCCHグループ内の第1の二次セルに関するチャネル状態情報の伝送を停止してもよい。第1の二次セルは、PUCCH二次セルと異なってもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームn+8においてまたはその前に第1の二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマを停止してもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームn+8においてまたはその前に第1の二次セルのダウンリンク制御チャネルの監視を停止してもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、PUCCH二次セル上でのアップリンク伝送を停止する前に第1の二次セル上でのアップリンク伝送を停止してもよい。
図29は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。基地局は、2910において、少なくとも1つのメッセージを無線デバイスに伝送してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび二次PUCCHグループを含んでもよい。一次PUCCHグループは、基地局に伝送される一次PUCCHを用いる一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、基地局に伝送される二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含んでもよい。2920において、基地局は、サブフレームnにおいて、無線デバイス内のPUCCH二次セルの非アクティブ化を示す媒体アクセス制御(MAC)コマンドを伝送してもよい。2930において、基地局は、無線デバイスから、例えば、サブフレームn+8において二次PUCCHグループ内の第1の二次セルに関するチャネル状態情報の受信を停止してもよい。第1の二次セルは、PUCCH二次セルと異なってもよい。
図30は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。無線デバイスは、3010において、少なくとも1つのメッセージを基地局から受信してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび二次PUCCHグループを含んでもよい。一次PUCCHグループは、基地局に伝送される一次PUCCHを用いる一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、基地局に伝送される二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含んでもよい。ある実施形態によると、少なくとも1つのメッセージは、非アクティブ化タイマパラメータを含む複数の専用パラメータを含んでもよい。
3020において、無線デバイスは、サブフレームnにおいて、第1の二次セルおよびPUCCH二次セルの非アクティブ化を示す媒体アクセス制御(MAC)コマンドを受信してもよい。ある実施形態によると、MACコマンドは、ビットマップを含む。
3030において、無線デバイスは、サブフレームn+8においてPUCCH二次セル上でのアップリンク伝送を停止してもよい。3040において、無線デバイスは、サブフレームn+8の前に第1の二次セル上でのアップリンク伝送を停止してもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームn+8においてまたはその前に第1の二次セルと関連付けられた非アクティブ化タイマを停止してもよい。ある実施形態によると、無線デバイスは、サブフレームn+8においてまたはその前に第1の二次セルのダウンリンク制御チャネルの監視を停止してもよい。ある実施形態によると、PUCCH二次セルの非アクティブ化タイマは、ディスエーブルにされてもよい。
図31は、本発明の実施形態のある側面による、例示的フロー図である。基地局は、3110において、少なくとも1つのメッセージを無線デバイスに伝送してもよい。メッセージは、複数のセルの構成パラメータを含んでもよい。複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化されてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび二次PUCCHグループを含んでもよい。一次PUCCHグループは、基地局に伝送される一次PUCCHを用いる一次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、基地局に伝送される二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含んでもよい。3120において、基地局は、サブフレームnにおいて、無線デバイス内のPUCCH二次セルの非アクティブ化を示す媒体アクセス制御(MAC)コマンドを伝送してもよい。3130において、基地局は、無線デバイスから、例えば、サブフレームn+8において二次PUCCHグループ内の第1の二次セルに関するチャネル状態情報の受信を停止してもよい。第1の二次セルは、PUCCH二次セルと異なってもよい。3120において、基地局は、サブフレームnにおいて、無線デバイス内の第1の二次セルおよび/またはPUCCH二次セルの非アクティブ化を示す媒体アクセス制御(MAC)コマンドを伝送してもよい。3130において、基地局は、サブフレームn+8において無線デバイスからのPUCCH二次セル上でのアップリンク受信を停止してもよい。3140において、基地局は、サブフレームn+8の前に無線デバイスからの第1の二次セル上でのアップリンク受信を停止してもよい。
一次PUCCHグループは、PCellを含む、サービングセルのグループを含んでもよく、そのPUCCH信号伝達は、PCell上のPUCCHと関連付けられてもよい。PUCCHグループは、一次PUCCHグループおよび/または二次PUCCHグループのいずれかを含んでもよい。PUCCH SCellは、PUCCHを用いて構成される二次セルを含んでもよい。二次PUCCHグループは、SCellのグループを含んでもよく、そのPUCCH信号伝達は、PUCCH SCell上のPUCCHと関連付けられる。タイミングアドバンスグループは、RRCによって構成され、ULが構成されたセルに関して、同一タイミング参照セルおよび/または同一タイミングアドバンス値を使用する、サービングセルのグループを含んでもよい。一次タイミングアドバンスグループは、PCellを含有するタイミングアドバンスグループを含んでもよい。二次タイミングアドバンスグループは、PCellを含有しないタイミングアドバンスグループを含んでもよい。PUCCHは、PCell、PUCCH SCell(そのようにCAにおいて構成される場合)、および/またはPSCell(DCにおいて)上で伝送されてもよい。
キャリアアグリゲーションに関して、UEのためのサービングセルの構成されたセットは、1つのPCellと、1つまたはそれを上回るSCellとから成ってもよい。DCが構成されない場合、1つの付加的PUCCHが、SCell、すなわち、PUCCH SCell上で構成されてもよい。PUCCH SCellが構成されると、RRCは、一次PUCCHグループまたは二次PUCCHグループへの各サービングセルのマッピングを構成してもよい(例えば、SCell毎に、PCellおよび/またはPUCCH SCellが、ACK/NAKの伝送およびCSI報告のために採用されるかどうか)。
アクティブ化/非アクティブ化機構の実施例として、PUCCH SCellが非アクティブ化される間、二次PUCCHグループのSCellがアクティブ化され得ないことを確実にする、E−UTRANが挙げられる。PUCCH SCellを除き、1つの非アクティブ化タイマが、SCell毎に維持されてもよいが、1つの共通値が、RRCによってCG毎に構成され得る。
例示的実施形態では、非アクティブ化されたSCellのSCellアクティブ化遅延要件に関して、要件は、1つのダウンリンクSCellを用いて構成されたUEに適用されてもよい。これは、E−UTRA FDD、E−UTRA TDD、および/またはE−UTRA TDD−FDDキャリアアグリゲーションにも適用可能であり得る。UEが非アクティブ化されたSCellをアクティブ化可能にし得る遅延は、規定された条件に依存し得る。サブフレームnにおけるSCellアクティブ化コマンドの受信に応じて、UEは、以下の条件がSCellに関して満たされていることを前提として、サブフレームn+24までに有効CSI報告を伝送し、アクティブ化されているSCellに関するアクティブ化コマンドに関連するアクションを適用可能となり得る。すなわち、SCellアクティブ化コマンドの受信前に、最大値(5measCycleSCell、5DRXサイクル)に等しい周期の間、UEが、有効測定を送信し、アクティブ化されているSCellに関して報告しており、および/またはアクティブ化されているSCellが、セル識別条件に従って、検出可能なままであって、および/またはアクティブ化されているSCellがまた、セル識別条件に従って、SCellアクティブ化遅延の間も検出可能なままである。そうでなければ、サブフレームnにおいてSCellアクティブ化コマンドの受信に応じて、UEは、SCellが最初の試行において正常に検出され得ることを前提として、サブフレームn+34までに、有効CSI報告を伝送し、アクティブ化されているSCellに関するアクティブ化コマンドに関連する他のアクションを適用可能であり得る。
非アクティブ化されたPUCCH SCellのSCellアクティブ化遅延要件に関して、要件は、1つのダウンリンクSCellを用いて構成されており、そしてPUCCHがアクティブ化されているSCellに関して構成されるとき、UEに適用されてもよい。UEが、SCell上で伝送するための有効TAを有する場合、UEは、サブフレームn+Tactivate_basicまでに有効CSI報告を伝送し、PUCCH SCell上でアクティブ化されているSCellに関するSCellアクティブ化コマンドに関連するアクションを適用可能であり得、TAは、PUCCH SCellを含有するTAGと関連付けられたTimeAlighmentTimerが起動中であって、および/またはTactivate_basicがSCellアクティブ化遅延であることを前提として、有効と見なされる。
本明細書では、「a」および「an」および類似語句は、「少なくとも1つ」および「1つまたはそれを上回る」として解釈されるべきである。本明細書では、用語「may(〜してもよい)」は、「may, for example(例えば、〜してもよい)」として解釈されるべきである。言い換えると、用語「may(〜してもよい)」は、用語「may(〜してもよい)」に続く語句が、種々の実施形態のうちの1つまたはそれを上回るものに採用されてもよい、またはそうではなくてもよい、多数の好適な可能性のうちの1つの実施例であることを示す。AおよびBが、設定され、Aの全要素がまた、Bの要素である場合、Aは、Bのサブセットと呼ばれる。本明細書では、非空のセットおよびサブセットのみが、考慮される。例えば、B={セル1、セル2}の可能性として考えられるサブセットは、{セル1}、{セル2}、および{セル1、セル2}である。
本明細書では、パラメータ(情報要素:IE)は、1つまたはそれを上回るオブジェクトを含んでもよく、それらのオブジェクトはそれぞれ、1つまたはそれを上回る他のオブジェクトを含んでもよい。例えば、パラメータ(IE)Nが、パラメータ(IE)Mを含み、パラメータ(IE)Mが、パラメータ(IE)Kを含み、パラメータ(IE)Kが、パラメータ(情報要素)Jを含む場合、例えば、Nは、Kを含み、Nは、Jを含む。例示的実施形態では、1つまたはそれを上回るメッセージが、複数のパラメータを含むとき、複数のパラメータ内のパラメータは、1つまたはそれを上回るメッセージのうちの少なくとも1つ内に存在するが、1つまたはそれを上回るメッセージのそれぞれに存在する必要はないことを含意する。
開示される実施形態に説明される要素の多くは、モジュールとして実装されてもよい。モジュールは、定義された機能を行い、他の要素への定義されたインターフェースを有する、隔離可能要素として本明細書に定義される。本開示に説明されるモジュールは、ハードウェア、ハードウェア、ファームウェア、ウエットウエア(すなわち、生物学的要素を伴うハードウェア)と組み合わせたソフトウェア、またはそれらの組み合わせにおいて実装されてもよく、それらは全て、挙動的均等物である。例えば、モジュールは、ハードウェア機械(C、C++、Fortran、Java(登録商標)、BASIC、Matlab、または同等物等)またはSimulink、Stateflow、GNU Octave、もしくはLabVIEWMathScript等のモデル化/シミュレーションプログラムによって実行されるように構成される、コンピュータ言語で書かれたソフトウェアルーチンとして実装されてもよい。加えて、離散もしくはプログラマブルアナログ、デジタル、および/または量子ハードウェアを組み込む物理ハードウェアを使用して、モジュールを実装することが可能であり得る。プログラマブルハードウェアの実施例として、コンピュータ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)が挙げられる。コンピュータ、マイクロコントローラ、およびマイクロプロセッサは、アセンブリ、C、C++、または同等物等の言語を使用してプログラムされる。FPGA、ASIC、およびCPLDは、多くの場合、プログラマブルデバイス上のより少ない機能性を用いて内部ハードウェアモジュール間の接続を構成する、VHSICハードウェア記述言語(VHDL)またはVerilog等のハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされる。最後に、前述の技術は、多くの場合、機能モジュールの結果を達成するために組み合わせて使用されることを強調する必要がある。
本特許文書の開示は、著作権保護を受ける内容を組み込む。本所有権者は、特許文書または特許開示書のいかなる者によるにも、法律によって要求される限定された目的のために、複写物が特許商標庁の特許ファイルまたは記録として世に出現している限り異論はないが、他の場合に全ての著作権は完全に留保する。
種々の実施形態が前述されたが、それらは、限定ではなく、実施例として提示されていることを理解されたい。形態および詳細における種々の変更が、精神および範囲から逸脱することなく、本明細書に成されることができることは、当業者に明白となるであろう。実際、前述の説明を熟読後、代替実施形態を実装する方法が、当業者に明白となるであろう。したがって、本実施形態は、前述の例示的実施形態のいずれによっても限定されない。特に、例示的目的のために、前述の説明は、FDD通信システムを使用する実施例に焦点を当てていることに留意されたい。しかしながら、当業者は、本発明の実施形態がまた、1つまたはそれを上回るTDDセルを備えるシステム内にも実装されてもよいことを認識するであろう(例えば、フレーム構造2および/またはフレーム構造3認可支援アクセス)。開示される方法およびシステムは、無線または有線システム内に実装されてもよい。本発明に提示される種々の実施形態の特徴は、組み合わせられてもよい。一実施形態の1つまたは多くの特徴(方法またはシステム)は、他の実施形態内に実装されてもよい。限定数の例示的組み合わせのみ、強化伝送および受信システムならびに方法をもたらすために種々の実施形態内で組み合わせられ得る特徴の可能性を当業者に示すために示される。
加えて、機能性および利点を強調している任意の図は、単に例示目的で提示されていることを理解されたい。開示されるアーキテクチャは、示されるものと以外の方法で利用され得るように、十分に柔軟性があって、かつ構成可能である。例えば、任意のフロー図に列挙されるアクションは、いくつかの実施形態では、並べ替えられる、または随意にのみ使用されてもよい。
さらに、本開示の要約の目的は、米国特許商標庁および一般公衆、特に、特許または法律の用語もしくは表現に精通していない科学者、技術者、および実践者が、本願の技術的開示の性質および本質を大まかに調べることによって、素早く判断できるようにするものである。本開示の要約は、本発明の範囲をいかようにも限定することを意図するものではない。
最後に、請求項のみが、米国特許法(35U.S.C)第112条第6段落の下で解釈される「〜するための手段(means for)」または「〜するためのステップ(step for)」という表現用語を含んでいるのは、本出願人の意図である。「〜するための手段(means for)」または「〜するためのステップ(step for)」という語句を明示的に含んでいない請求項は、米国特許法(35U.S.C)第112条の下で解釈するべきではない。

Claims (20)

  1. 方法であって、前記方法は、
    無線デバイスによって、複数のセルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信することであって、前記複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化され、前記複数のPUCCHグループは、
    一次PUCCHを用いる一次セルを含む一次PUCCHグループと、
    二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含む二次PUCCHグループ
    を含む、ことと、
    サブフレームmにおいて、前記一次PUCCHグループ内の二次セルのアクティブ化を示す第1の媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を受信することと、
    サブフレームm+8から前記二次セルのチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始することと、
    サブフレームnにおいて、前記PUCCH二次セルのアクティブ化を示す第2のMAC CEを受信することと、
    サブフレームn+8+kから前記PUCCH二次セルに関するCSIフィールドの伝送を開始することであって、kは前記PUCCH二次セルが前記無線デバイスによって正常に検出されたときに少なくとも部分的に依存す整数である、ことと
    を含む、方法。
  2. サブフレームm+8において前記二次セルと関連付けられた第1の非アクティブ化タイマを始動させることと、
    サブフレームn+8において前記PUCCH二次セルと関連付けられた第2の非アクティブ化タイマを始動させることと
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  3. サブフレームn+8+kから前記二次PUCCHグループ内の第1の二次セルのCSIフィールドの伝送を開始することをさらに含み、前記第2のMAC CEは前記第1の二次セルのアクティブ化をさらに示す、請求項に記載の方法。
  4. 前記無線デバイスは、サブフレームn+8+kにおいて前記PUCCH二次セルに関する前記CSIフィールドのCSIフィールドを伝送するためのアップリンクリソースが存在しない場合、前記CSIフィールドを伝送するための次の利用可能なアップリンクリソースを採用する、請求項に記載の方法。
  5. サブフレームn+8+kから前記二次PUCCHグループ内のアクティブ化されたセルのCSIフィールドの伝送を開始することをさらに含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記PUCCH二次セルは、セルアクティブ化遅延の間に検出可能なままである、請求項に記載の方法。
  7. 前記PUCCH二次セルは、最初の試行において検出される、請求項に記載の方法。
  8. 範囲外CQIを含むCSIフィールドが、ゼロと異なるチャネル品質指数(CQI)を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないときに伝送される、請求項に記載の方法。
  9. 方法であって、前記方法は、
    無線デバイスによって、基地局から、複数のセルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信することであって、前記複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化され、前記複数のPUCCHグループは、
    一次PUCCHを用いる一次セルを含む一次PUCCHグループと、
    二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含む二次PUCCHグループ
    を含む、ことと、
    サブフレームmにおいて、複数の二次セルのアクティブ化を示す第1の媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を受信することであって、前記複数の二次セルは、
    前記一次PUCCHグループ内の二次セルと、
    前記PUCCH二次セル
    を含む、ことと、
    サブフレームm+8から前記一次PUCCHグループ内の二次セルのチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始することと、
    サブフレームm+8+kから前記PUCCH二次セルに関するCSIフィールドの伝送を開始することであって、kは前記PUCCH二次セルが前記無線デバイスによって正常に検出されたときに少なくとも部分的に依存す整数である、ことと
    を含む、方法。
  10. サブフレームm+8において前記二次セルと関連付けられた第1の非アクティブ化タイマを始動させることと、
    サブフレームm+8において前記PUCCH二次セルと関連付けられた第2の非アクティブ化タイマを始動させることと
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  11. サブフレームm+8+kから前記二次PUCCHグループ内の第1の二次セルのCSIフィールドの伝送を開始することをさらに含み、前記第1のMAC CEは前記第1の二次セルのアクティブ化をさらに示す、請求項に記載の方法。
  12. ゼロと異なるチャネル品質指数(CQI)を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないときに、範囲外CQIを含むCSIフィールドを伝送することをさらに含む、請求項に記載の方法。
  13. 無線デバイスであって、前記無線デバイスは、
    1つまたは複数のプロセッサと、
    命令を記憶するメモリであって、前記命令は、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、
    複数のセルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信することであって、前記複数のセルは、複数の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)グループにグループ化され、前記複数のPUCCHグループは、
    一次PUCCHを用いる一次セルを含む一次PUCCHグループと、
    二次PUCCHを用いるPUCCH二次セルを含む二次PUCCHグループと
    を含む、ことと、
    サブフレームmにおいて、前記一次PUCCHグループ内の二次セルのアクティブ化を示す第1の媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を受信することと、
    サブフレームm+8から前記二次セルのチャネル状態情報(CSI)フィールドの伝送を開始することと、
    サブフレームnにおいて、前記PUCCH二次セルのアクティブ化を示す第2のMAC CEを受信することと、
    サブフレームn+8+kから前記PUCCH二次セルに関するCSIフィールドの伝送を開始することであって、kは、前記PUCCH二次セルが前記無線デバイスによって正常に検出されたときに少なくとも部分的に依存する整数である、ことと
    を前記無線デバイスに行わせる、メモリと
    を備える、無線デバイス。
  14. 前記命令は、実行されると、
    サブフレームm+8において前記二次セルと関連付けられた第1の非アクティブ化タイマを始動させることと、
    サブフレームn+8において前記PUCCH二次セルと関連付けられた第2の非アクティブ化タイマを始動させることと
    を前記無線デバイスにさらに行わせる、請求項13に記載の無線デバイス。
  15. 前記命令は、実行されると、サブフレームn+8+kから前記二次PUCCHグループ内の第1の二次セルのCSIフィールドの伝送を開始することを前記無線デバイスにさらに行わせ、前記第2のMAC CEは、前記第1の二次セルのアクティブ化をさらに示す、請求項13に記載の無線デバイス。
  16. 前記無線デバイスは、サブフレームn+8+kにおいて前記PUCCH二次セルに関する前記CSIフィールドのCSIフィールドを伝送するためのアップリンクリソースが存在しない場合、前記CSIフィールドを伝送するための次の利用可能なアップリンクリソースを採用する、請求項13に記載の無線デバイス。
  17. 前記命令は、実行されると、サブフレームn+8+kから前記二次PUCCHグループ内のアクティブ化されたセルのCSIフィールドの伝送を開始することを前記無線デバイスにさらに行わせる、請求項13に記載の無線デバイス。
  18. 前記PUCCH二次セルは、セルアクティブ化遅延の間に検出可能なままである、請求項13に記載の無線デバイス。
  19. 前記PUCCH二次セルは、最初の試行において検出される、請求項13に記載の無線デバイス。
  20. 範囲外CQIを含むCSIフィールドが、ゼロと異なるチャネル品質指数(CQI)を伴う有効CSIフィールドが利用可能ではないときに伝送される、請求項13に記載の無線デバイス。
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