JP6433129B2 - 開放側面を有する宇宙機 - Google Patents

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Description

本開示は一般に、構造配置に関し、より詳細には、宇宙機のための支持構造に関する。
従来の3軸安定式宇宙機は通常、閉じた箱様の構造配列内に複数の平坦な側面を有する。箱様の構造配列は、宇宙機で一般に使用される全体的に平坦なコンポーネントを支持する助けとなる。そのようなコンポーネントには、熱放射パネル、太陽電池、およびアンテナが含まれうる。
残念なことに、従来の宇宙機の箱様の配列は、リダンダント構造を含む場合がある。例えば、従来の宇宙機は、宇宙機の荷重を打上げ用ロケットとの接合部分において人工衛星の基部に伝達するための構造を含む場合がある。それに加えて、従来の宇宙機は、通信などのための宇宙機コンポーネントを取り付けるための外側パネルを含む場合があり、また、外側パネルもやはり、余分な荷重担持能力を宇宙機に提供する場合がある。
余分な外側パネルは、宇宙機の全体的な質量を不必要に増大させる場合があり、それにより、宇宙機を軌道に投入するのにかかる費用が高くなる可能性がある。それに加えて、増大した宇宙機の質量により、結果的に、軌道投入および/または軌道保持のために宇宙機が担持することのできる推進剤の量が減少する可能性がある。したがって、そのような増大した質量は、宇宙機の運用寿命を短くする可能性がある。
以上のように、リダンダント構造を最小限に抑えるかまたは排除する、宇宙機のための構造配列が、当技術分野において必要とされている。
宇宙機の構造に関連した上述の必要性は、複数のモジュール側面を含んだモジュール構造を有する宇宙機を提供する本開示により、特に対処されかつ緩和される。宇宙機は、宇宙機の中心を貫いて延在する中央シリンダを含むことができる。中央シリンダは、宇宙機の長手軸に沿って延在する唯一の閉断面を含むことができる。
さらなる実施形態では、複数のモジュール側面を含んだモジュール構造を有する3軸安定式宇宙機が開示される。宇宙機は、宇宙機の中心を貫いて延在する中央シリンダを含むことができる。中央シリンダは、宇宙機の長手軸に沿って延在する唯一の閉断面とすることができる。中央シリンダの内部に、推進剤タンクを収納することができる。
宇宙機を組み立てる方法も開示される。この方法は、複数のモジュール側面を有する宇宙機のモジュール構造を用意することを含むことができる。方法はさらに、宇宙機の中心を貫いて中央シリンダを延在させることを含むことができ、中央シリンダは、宇宙機の長手軸に沿って延在する唯一の閉断面を含む。
さらに、本開示は、以下の各節による実施形態を含む。
節1 複数のモジュール側面を有する宇宙機のモジュール構造と、
前記宇宙機の中心を貫いて延在する中央シリンダとを備え、
前記中央シリンダが、前記宇宙機の長手軸に沿って延在する唯一の閉断面である、宇宙機。
節2 前記中央シリンダ内に収納された推進剤タンクをさらに備える、節1に記載の宇宙機。
節3 前記モジュール構造が、前記中央シリンダの両側上に位置決めされて前記モジュール側面の向かい合った対を閉塞する離間した1対の剛体パネルを含む、節1に記載の宇宙機。
節4 前記モジュール構造が、開放側面を含み、前記開放側面を横切って延在する1つまたは複数の剛体部材がない、節3に記載の宇宙機。
節5 開放側面の少なくとも一部を覆う少なくとも1つの非剛体クローズアウトをさらに備える、節4に記載の宇宙機。
節6 前記非剛体クローズアウトがサーマルブランケットを含む、節5に記載の宇宙機。
節7 前記モジュール構造が、剛体パネルを前記中央シリンダに接続する垂直せん断パネルを含む、節1に記載の宇宙機。
節8 前記モジュール構造が、前記モジュール構造の両端に取り付けられた上端パネルおよび下端パネルを含み、
前記剛体パネルのそれぞれが、前記上端パネルと前記下端パネルとの間に延在してそれらを相互接続している、節7に記載の宇宙機。
節9 前記モジュール側面のうちの少なくとも1つに接続された少なくとも1つのアンテナをさらに備える、節1に記載の宇宙機。
節10 前記モジュール側面のうちの少なくとも1つに接続された少なくとも1つの太陽電池パネルをさらに備える、節1に記載の宇宙機。
節11 前記モジュール側面のうちの少なくとも1つに含まれた全体的に平面状の熱放射パネルをさらに備える、節1に記載の宇宙機。
節12 複数のモジュール側面を有する3軸安定式宇宙機のモジュール構造と、
前記宇宙機の中心を貫いて延在する中央シリンダと、
前記中央シリンダの内部に収納された推進剤タンクとを備え、
前記中央シリンダが、前記宇宙機の長手軸に沿って延在する唯一の閉断面である、宇宙機。
節13 宇宙機を組み立てる方法であって、
複数のモジュール側面を有する宇宙機のモジュール構造を用意するステップと、
前記宇宙機の中心を貫いて中央シリンダを延在させるステップとを含み、
前記中央シリンダが、前記宇宙機の長手軸に沿って延在する唯一の閉断面である、方法。
節14 前記中央シリンダの内部に推進剤タンクを収納するステップをさらに含む、節13に記載の方法。
節15 前記中央シリンダの両側に離間した1対の剛体パネルを位置決めするステップと、
前記剛体パネルを用いて前記モジュール側面の向かい合った対を閉塞するステップとをさらに含む、節13に記載の方法。
節16 前記モジュール側面から剛体部材を除外するステップをさらに含む、節13に記載の方法。
節17 少なくとも1つの非剛体クローズアウトを用いて開側面の少なくとも一部を覆うステップをさらに含む、節16に記載の方法。
節18 前記非剛体クローズアウトがサーマルブランケットを含む、節17に記載の方法。
節19 垂直せん断パネルを使用して剛体パネルを前記中央シリンダに接続するステップをさらに含む、節13に記載の方法。
節20 前記モジュール構造の両端に上端パネルおよび下端パネルを取り付けるステップと、
前記上端パネルおよび前記下端パネルを少なくとも1つの剛体パネルと相互接続するステップとをさらに含む、節13に記載の方法。
論述された特徴、機能、および利点は、本開示の様々な実施形態において独立して実現することができ、または、さらに他の実施形態に組み合わせられてもよく、そのさらなる詳細は、以下の説明および図面を参照することで理解することができる。
本開示の上記その他の特徴は、図面を参照することでより明らかになるであろう。各図面を通して、同じ番号は同じ部品を示している。
打上げ用ロケットの内部に封入された宇宙機の断面図である。 図1の宇宙機の一実施形態の斜視図である。 太陽電池パネルおよびアンテナが展開位置にある、図2の宇宙機の斜視図である。 複数の接合位置において前記中央シリンダに接続された電子モジュールのモジュール構造の斜視図である。 モジュール構造、および複数の接合位置における中央シリンダとモジュール構造との相互接続を示す分解斜視図である。 モジュール構造を中央シリンダ上の接合位置に接続する複数のブレースを示している、モジュール構造の側面図である。 モジュール構造を中央シリンダ上の接合位置に接続する複数のブレースを示している、図6の線7に沿ったモジュール構造の断面図である。 ペイロード機器パネルを中央シリンダに接続する垂直せん断パネルを示している、図6の線8に沿った宇宙機の断面図である。 ペイロード機器パネルを中央シリンダに接続するペイロード機器パネルブレースを示している、図6の線9に沿った宇宙機のさらなる断面図である。 モジュール構造を中央シリンダに付着するために接合位置に位置決めされた複数の内部リングを示している、中央シリンダの斜視図である。 中央シリンダに取り付けられた内部リング、および中央シリンダの内部に収納された推進剤タンクを示している、図10の線11に沿った中央シリンダの側断面図である。 宇宙機を組み立てる方法の流れ図である。
次に、本開示の好ましい様々な実施形態を例示のために示している各図を参照すると、打上げ用ロケット100の内部に封入された宇宙機146の断面図が図1に示されている。宇宙機146は、通信衛星として構成されたものであってもよく、また、中央シリンダ150を有するコア構造148上に支持することができる。中央シリンダ150は、宇宙機146の上端から、分離面110において打上げ用ロケット100とインターフェイスをとることができるペイロード付着取付具112に至るまで、宇宙機146を貫いて垂直に延在することができる。
図2は、3軸安定式宇宙機またはスピン安定式宇宙機として構成することができる宇宙機146の斜視図である。宇宙機146は、中央シリンダ150上に支持された電子モジュール300を含むことができる。電子モジュール300は、複数のモジュール側面304を有する荷重担持モジュール構造302を含むことができる。モジュール側面304のうちの1つまたは複数は、宇宙機機器を取り付けかつ宇宙機146の閉塞側面306を形成するための剛体パネル314を含むことができる。本開示では、電子モジュール300の定義には、アンテナ370、太陽電池パネル354、熱放射パネル320、姿勢制御ロケット380、および宇宙機外側接合部分においてモジュール構造302に接続することができる他のコンポーネントなどの、運用コンポーネントが含められる。中央シリンダ150は、軸方向荷重104、曲げ荷重106、およびねじり荷重108を含む宇宙機146に作用する荷重を支持するように構成することができる。
有利には、中央シリンダ150は、宇宙機146の長手軸116に沿って延在する唯一の閉断面120とすることができる。その際、中央シリンダ150は、軸方向、曲げ、およびねじりに対する強度ならびに剛性の大部分を宇宙機146に提供することができる。例えば打上げ時には、モジュール構造302からの荷重を中央シリンダ150に伝達することができ、中央シリンダ150は、その荷重を打上げ用ロケット100内に伝達することができる。打上げ用ロケット100から宇宙機146を切り離した後で、姿勢制御ロケット380の燃焼および/または太陽電池パネル354の操作に起因してモジュール構造302に作用する荷重は、宇宙機146に曲げ、ねじり、および軸方向の剛性を提供することが可能な中央シリンダ150に伝達することができる。宇宙機の荷重の大部分(例えば、全部)を中央シリンダ150で支持することにより、モジュール側面304のうちの1つまたは複数に剛体パネル314を設ける必要性を排除することができる。このようにして、モジュール構造302は、向かい合った1対の開放側面308を含むことができ、この開放側面308からは剛体部材または荷重担持部材をなくすことができ、また、開放側面308は、サーマルブランケット312、または他の柔軟でかつ/もしくは取り外し可能な被覆などの非剛体クローズアウト310によって覆うことができる。
開放側面308を有する電子モジュール300を形成することにより、宇宙機146は、従来の宇宙機146に関連する部品点数と比較して、部品点数を大幅に削減することができる。それに加えて、開放側面308を有する電子モジュール300を支持する中央シリンダ150を使用することにより、従来の宇宙機と比較して、宇宙機146の構造質量を大幅に減らすことができる。さらに、電子モジュール300の開放側面308は、ペイロード組付け中の宇宙機146内部へのアクセスを大幅に改善することができる。その際、宇宙機146の内部にある様々なコンポーネントには、組付けの全ての段階を通じて容易にアクセスすることができ、それにより試験中の1つまたは複数のコンポーネントに関連する再加工時間を大幅に短縮することができる。
図3は、太陽電池パネル354およびアンテナ370が展開位置にある宇宙機146の実施形態を示している。太陽電池パネル354のそれぞれは、モジュール構造302に接続することができる太陽電池パネルマスト358に取り付けられうる。例えば、宇宙機146は、シリンダ150の両側上のペイロード機器パネル316に接続することができる1対の展開可能な太陽電池パネル354を含んでいてもよい。太陽電池パネルマスト358のそれぞれは、ペイロード機器パネル316のそれぞれの太陽電池パネルマスト接合部分360において太陽電池パネル取付具362に接続することができる。
図3で、宇宙機146は、モジュール構造302のモジュール側面304に接続することが可能な1つまたは複数のアンテナ370を含むことができる。例えば、図3は、下端パネル330の両側上のアンテナマスト接合部分376において下端パネル330に接続することができるアンテナブーム374に取り付けられた展開可能なアンテナ370を有する宇宙機146を示している。各アンテナマスト372が、1つまたは複数のアンテナ370を支持するために、アンテナマスト372から外方に延在する1つまたは複数のアンテナブーム374を含んでいてもよい。宇宙機146はさらに、固定されたまたは展開可能な1対の熱放射パネル320を含むことができる。例えば、図3は、シリンダ150の各側に配置されたペイロード機器パネル316にしっかりと接続されたまたは一体化された、全体的に平面状の熱放射パネル320を示している。熱放射パネル320は、宇宙機の様々なコンポーネントのための熱管理を提供することができる。
図4は、中央シリンダ150に接続された電子モジュール300のモジュール構造302の斜視図である。モジュール構造302は、中央シリンダ150の両側上に位置決めされて箱様のモジュール構造302の閉塞側面306を形成する、1対の剛体パネル314を含むことができる。剛体パネル314は、全体的に互いに平行に配向することができ、また、全体的に平面的な形状にすることができるが、平面的ではない形状も意図される。剛体パネル314は、全体的に長手軸116に合わせることができ、また、ペイロード機器パネル316として構成することができる。モジュール構造302はさらに、ペイロード機器パネル316を1つまたは複数の接合位置352において中央シリンダ150に接続するために、垂直せん断パネル340、ならびに上端および下端のパネル326、330を含むことができる。図4はさらに、モジュール構造302の開放側面308を示しており、この開放側面308からは、開放側面308を横切って延在する剛体部材(例えば、剛体パネル314、またはペイロード機器パネル316)をなくすことができる。各開放側面308は、剛体パネル314間に開放側面308を横切るねじれ荷重経路が存在しないという意味で、開放している。例えば、各開放側面308に対して、中央シリンダ150の片側上の剛体パネル314(ペイロード機器パネル316)と中央シリンダ150の反対側上の剛体パネル314(ペイロード機器パネル316)との間には、荷重担持構造斜め要素は延在していない。それに加えて、開放側面308は、各開放側面308に対して、開放側面308からの宇宙機146内部へのアクセスを妨害または制限する可能性がある、開放側面308を横切って延在するねじり荷重担持構造要素が存在しないという意味で、開放している。
図2に示されるように、開放側面308のうちの少なくとも1つは、開放側面308の少なくとも一部を覆う非剛体クローズアウト310を有することができる。一実施形態では、非剛体クローズアウト310は、モジュール構造302の開放側面308を覆って取り外し可能に固着することが可能なファブリック材料などの柔軟でかつ/または取り外し可能な被覆を含むことができる。一実施形態では、非剛体クローズアウト310は、機械的ファスナ、マジックテープ(例えば、Velcro(商標))、または他の締結手段などを用いて、開放側面308を覆って所定の位置に取り外し可能に固着されうる。図2で、非剛体クローズアウト310は、開放側面308を少なくとも部分的に覆いかつ宇宙機内部にあるコンポーネントに対して熱遮蔽、放射線遮蔽、および/または電磁気干渉(EMI)遮蔽を提供する、サーマルブランケット312を含みうる。
図5は、複数の接合位置352における電子モジュール300の構造コンポーネントと中央シリンダ150との相互接続性(interconnectivity)を示しているモジュール構造302の分解図である。一実施形態では、モジュール構造302は、剛体パネル314(例えば、ペイロード機器パネル316)を中央シリンダ150に接続するために、垂直せん断パネル340、ならびに上端および下端のパネル326、330を含みうる。垂直せん断パネル340は、中央シリンダ150の側面に沿って延在していてもよく、また、中央シリンダ150の長手軸116に合わせられていてもよい。垂直せん断パネル340は、ペイロード機器パネル316の軸方向荷重を中央シリンダ150に伝達することができ、中央シリンダ150は、電子モジュール300の軸方向荷重を打上げ用ロケット100内に伝達することができる。
図5において、一実施形態では、垂直せん断パネル340は、中央シリンダ150の両側から全体的に径方向外方に延在することができ、また、ペイロード機器パネル316を中央シリンダ150に接続することができる。垂直せん断パネル340は、ブラケット(図示せず)および機械的ファスナ(図示せず)を使用して、かつ/または接着結合によって、中央シリンダ150に接続することができる。図5は、ペイロード機器パネル316のそれぞれを中央シリンダ150の側面に接続する単一の垂直せん断パネル340を示しているが、モジュール構造302は、各ペイロード機器パネル316を中央シリンダ150に接続するための、任意の向きに配向された任意の数の垂直せん断パネル340を含むことができる。各垂直せん断パネル340は、太陽電池パネル取付具362によって相互接続することが可能なせん断パネル上方部分342およびせん断パネル下方部分344で構成することができる。しかし、各垂直せん断パネル340は、単体構造として形成されていてもよい。
図5で、ペイロード機器パネル316は、ペイロード機器パネル316の剛性および強度を高めるために、側端に沿って垂直方向に延在する隅部梁322を含むことができる。それに加えて、各ペイロード機器パネル316は、ペイロード機器パネル316の上方縁部および/または下方縁部に沿った端部梁324を含むことができる。宇宙機146の下端では、端部梁324は、向かい合ったペイロード機器パネル316の対の間に延在することができる。一実施形態では、各ペイロード機器パネル316はまた、ペイロード機器パネル316のそれぞれの内側に取り付けられた、1つまたは複数のパネル内側補剛材334を含むことができる。図5に示されるように、1対のパネル内側補剛材334が、太陽電池パネル取付具362によって相互接続されうる。しかし、パネル内側補剛材334のそれぞれは、ペイロード機器パネル316の剛性を高めるために、単体構造として形成されてもよい。
一実施形態では、ペイロード機器パネル316のそれぞれは、中央シリンダ150から延在する1つまたは複数のブレースによって支持されうる。例えば、各ペイロード機器パネル316は、中央シリンダ150の内部リング206において接合位置352から延在する1対のペイロード機器パネルブレース318によって支持されていてもよい。ペイロード機器パネルブレース318は、面外曲げに対してペイロード機器パネル316を支持することができる。ペイロード機器パネル316は、ペイロード機器パネル316の内側などに複数の様々なコンポーネントまたは機器(図示せず)を搭載するように構成することができる。図示されていないが、そのようなコンポーネントまたは機器には、遠隔測定および宇宙機制御用のコンポーネント、受信機、送信機、および応答機などの通信コンポーネント、ならびに他のコンポーネントが含まれうる。
図5で、モジュール構造302は、モジュール構造302の両端に位置決めされうる上端パネル326および下端パネル330を含むことができる。例えば、上端パネル326および下端パネル330は、シリンダ上端152に位置する前端リング202に機械的に接続することができる。下端パネル330は、シリンダ下端154に近接した外部リング208か、またはシリンダ下端154に位置する後端リング204に、機械的に接続することができる(図示せず)。中央シリンダ150の各側上のペイロード機器パネル316は、上端パネル326と下端パネル330との間に延在しかつそれらと相互接続することができる。図示された実施形態では、上端パネル326および下端パネル330は、全体的に平面的な形状とすることができ、また、互いに平行でかつ宇宙機146の長手軸116に垂直に配向することができる。しかし、上端パネル326および下端パネル330は、代替の(例えば、平面的ではない)形状および構成で設けられてもよく、図に示された構成に限定されるものではない。
図5において、一実施形態では、剛体パネル314、上端パネル326、下端パネル330、および垂直せん断パネル340のうちの1つまたは複数は、繊維強化ポリマーマトリクス材料180などの複合材料で形成されうる。例えば、剛体パネル314、上端パネル326および下端パネル330、ならびに垂直せん断パネル340は、軽量でかつ剛性のある複合サンドイッチ184の構造で設けることができる。複合サンドイッチ184の構造は、繊維強化表面板(図示せず)間に挟まれたコア層(図示せず)を含みうる。コア層は、フォーム、またはアルミニウム、アラミド、もしくは繊維ガラスで形成されたハニカムなどの、マルチセル材料を含んでいてもよく、あるいはコア層は、他のコア材料で形成されていてもよい。表面板は、積層黒鉛複合材表面板などの複合材料の積層プライとして形成されていてもよい。しかし、モジュール構造302の構造コンポーネントのうちの1つまたは複数は、金属材料もしくは他の材料、またはそれらの組合せで形成されていてもよい。
図5において、図示された実施形態では、モジュール構造302は、モジュール構造302の開放側面308上の上端および下端のパネル326、330の縁部に沿った軸方向の支持のために、上端パネル326および下端パネル330を中央シリンダ150に接続する、1つまたは複数のブレースを含みうる。例えば、モジュール構造302の開放側面308上の上端パネル326の縁部は、中央シリンダ150上の内部リング206または外部リング(図示せず)の位置において中央シリンダ150の各側から延在する1つまたは複数の上部パネルブレース328により、中央シリンダ150に接続されうる。同様に、下端パネル330の縁部は、内部リング206または外部リング208の位置において下端パネル330の縁部から中央シリンダ150の各側まで延在する1つまたは複数のアンテナブレース332より、中央シリンダ150に接続されうる(図示せず)。上部パネルブレース328およびアンテナブレース332は、上端パネル326および下端パネル330に、軸方向荷重104に対する支持を提供することができる。
図6は、シリンダ下端154が下端パネル330で終わり、円錐形のペイロード付着取付具112がシリンダ下端154から下方に延在する、一実施形態における宇宙機146の側面図である。ペイロード付着取付具112は、打上げ用ロケット100(図1)と解放可能に接続するような寸法および構成とすることができる。図6はまた、複数の接合位置352においてモジュール構造302を中央シリンダ150に接続する、複数のブレースを示している。上端パネル326および下端パネル330は、全体的に互いに平行に配向されかつ中央シリンダ150の両端に取り付けられて、示されている。しかし、モジュール構造302は、長手軸116に垂直に配向されかつ中央シリンダ150の長さに沿って様々な位置に位置決めされた、追加のパネル(図示せず)を備えることができる。その際に、モジュール構造302は、単一の上端パネル326および単一の下端パネル330に限定されるものではなく、ペイロード機器パネル316を中央シリンダ150に接続するための1つまたは複数の中間パネル(図示せず)を含んでいてもよい。
図9は、図6の宇宙機146のさらなる側面図であり、上端パネル326をシリンダ上端152に接続する1対の上部パネルブレース328を示している。上部パネルブレース328は、上端パネル326(例えば、上端パネル326の外側縁部)から、補強リング(例えば、内部リング206)の位置における中央シリンダ150の側面上の接合位置352まで延在することができる。同様に、1つまたは複数のアンテナブレース332は、下端パネル330をシリンダ下端154に接続することができる。アンテナブレース332は、下端パネル330(例えば、下端パネル330の外側縁部)から、補強リング(例えば、内部リング206)の位置における中央シリンダ150の側面上の接合位置352まで延在することができる。アンテナブレース332は、下端パネル330に、また下端パネル330の両側に配置されたアンテナマスト接合部分376に、軸方向に沿った支持を提供することができる。
図7および図8は、2つの開放側面308と2つの閉塞側面306とを含む4つのモジュール側面304を有する一実施形態における宇宙機146の断面図である。閉塞側面306は、上記のペイロード機器パネル316によって閉塞することができる。開放側面308からは上記のような剛体部材をなくすことができ、それにより、組立て中、試験中、および組付け中などの宇宙機146内部のコンポーネントへのアクセスを有利に可能とすることができる。打上げに先立って、開放側面308は、柔軟なサーマルブランケット312などの非剛体クローズアウト310(図3)によって覆うことができる。図8には、ペイロード機器パネル316を中央シリンダ150に接続する垂直せん断パネル340も示されている。上記のように、中央シリンダ150は、宇宙機146の上部から打上げ用ロケット100(図1)との接合部分(図1)まで、宇宙機146の長手軸116(図7)に沿った唯一の閉断面120を提供し、それにより、従来の宇宙機と比較して宇宙機146の質量を有利には最小限に抑える。
図9を再度参照すると、ペイロード機器パネルブレース318は、中央シリンダ150上の接合位置352からペイロード機器パネル316の垂直縁部上の隅部梁322まで延在して、ペイロード機器パネル316を面外曲げに対して支持し、かつペイロード機器パネル316をねじり運動に対して安定させることができる。ペイロード機器パネル316は、それぞれのペイロード機器パネル316の内側に1つまたは複数のパネル内側補剛材334を含んで、太陽電池パネル取付具362の位置におけるペイロード機器パネル316の剛性および硬さを高めることができる。その際に、パネル内側補剛材334は、太陽電池パネル取付具362を安定させるのに役立つこともできる。
図10は、中央シリンダ150の一実施形態の斜視図である。中央シリンダ150は、中央シリンダ150を上端パネル326に接続するための前端リング202を含むことができる。中央シリンダ150は、中央シリンダ150を下端パネル330に接続するための外部リング208を含むことができる。シリンダ下端154は、下端パネル330を通過して下方に突出して、後端リング204で終わることができる。図6〜図7に示されかつ上記された一代替実施形態では、シリンダ下端154は、下端パネル330で終わることができる。中央シリンダ150は、接着結合および/または機械的締結具により中央シリンダ150にしっかりと接続することが可能な、内部リング206および/または外部リング208のなどの複数の補強リング200を含むことができる。補強リング200は、中央シリンダ150の強度を高めるため、および/または中央シリンダ150に作用する局部荷重に対応するために、中央シリンダ150の長さに沿った1つまたは複数の位置に位置決めすることができる。
一実施形態では、中央シリンダ150は、繊維強化ポリマーマトリクス材料180で形成されうる。例えば、中央シリンダ150は、複数の積層複合材プライによる固体積層板182として形成されうる。固体積層板182は、軸方向、曲げ、およびねじれの荷重104、106、108(図1)を担持するための所望の厚さで設けることができる。中央シリンダ150は、未硬化のまたは予硬化された複合材料でマンドレル上に形成されてもよい。未硬化のまたは予硬化された複合材料は、予め含浸させた繊維強化材料(例えば、プリプレグ)、および/または樹脂注入された複合材料ポリマーマトリクスを含みうる。複合材料は、一方向性とするか、織るか、刻むか、または他の繊維配列で提供することが可能な、炭素繊維、ガラス繊維、セラミック繊維、または他のタイプの繊維を含むことができる。複合材料は、ポリマーマトリクス材料、またはエポキシ樹脂もしくは他の樹脂などの樹脂マトリクス材料を含むことができる。マトリクス材料は、熱硬化性樹脂を含むことができ、または、樹脂マトリクスは、熱可塑性樹脂を含むことができる。
図示されていない一代替形態では、中央シリンダ150は、剛体パネル314および/または垂直せん断パネル340の複合サンドイッチ184の構造と同様の複合サンドイッチ184の構造で形成されうる。例えば、積層表面板188は、上記の固体積層板182のための強化ポリマーマトリクス材料と同様の繊維強化ポリマーマトリクス材料180で形成されうる。一実施形態では、積層表面板188は、炭素繊維複合材料で形成された複数の積層複合材プライで形成される場合があるが、複合材は他のタイプの繊維で形成されてもよく、炭素繊維に限定されない。コア層186は、フォームやハニカムなどのマルチセル材料、または積層表面板188に対してほぼ垂直に配向されたセルを有する他のコア材料で形成されうる。一実施形態では、コア層186は、アルミニウム、アラミド、繊維ガラス、または他の材料で形成されたハニカムコアを含みうる。
図11は、図10の中央シリンダ150の断面図であり、中央シリンダ150に取り付けられた前端リング202、後端リング204、内部リング206、および外部リング208を示している。中央シリンダ150の内部に取り付けられた推進剤タンク220も示されている。有利には、推進剤タンク220を中央シリンダ150の外側ではなく中央シリンダ150の内側に取り付けることにより、試験および組付けの際により頻繁なアクセスを必要とする可能性がある宇宙機コンポーネントの取付けに使用することができる体積を確保することが可能になる。それに加えて、推進剤タンク220を中央シリンダ150の外側ではなく中央シリンダ150の内側に取り付けることにより、そのような宇宙機コンポーネントへのアクセスが妨害されるのを回避することができる。一実施形態では、推進剤タンク220の上端部は、内部リング206に接続されたタンク上方支持体222によって支持されうる。推進剤タンク220の下端部は、シリンダ下端154において後端リング204に接続することができる円錐形タンク下方支持体224によって支持されうる。推進剤タンク220は、宇宙機146の軌道投入および/もしくは軌道保持、ならびに/または宇宙機146の姿勢制御のための推進システム(図示せず)用の推進剤を内蔵することができる。
図12は、宇宙機146を組み立てる方法400の流れ図である。方法は、複数のモジュール側面304を有するモジュール構造302を用意するステップ402を含むことができる。一実施形態では、宇宙機146は、3軸安定式宇宙機として構成されうる。しかし、宇宙機146は、スピン安定式宇宙機として構成されてもよい。一実施形態では、宇宙機146は、開放側面308および閉塞側面306を有する電子モジュール300を含みうる。閉塞側面306は、ペイロード機器パネル316として構成することができる剛体パネル314によって閉塞されるかまたは覆われうる。
図12の方法400のステップ404は、宇宙機146の中心を貫いて中央シリンダ150を延在させることを含むことができる。中央シリンダ150は、宇宙機146の長手軸116に沿って延在する唯一の閉断面120を含むことができ、また、軸方向、曲げ、およびねじりに対する強度ならびに剛性の大部分(例えば、全部)を宇宙機146に提供することができる。中央シリンダ150は、宇宙機146の設計、解析、製造、および試験を簡単にするために、実質的に一定の肉厚を持った実質的に一定の断面を有することができる。一実施形態では、中央シリンダ150は、繊維強化ポリマーマトリクス材料180で形成される場合があるが、中央シリンダ150は、金属材料か、または複合材料と金属材料の組合せで形成されてもよい。
図12の方法400のステップ406は、モジュール構造302の開放側面308から剛体部材を除外することを含むことができる。開放側面308上の剛体部材を排除することにより、組立て中、試験中、および組付け中などに、宇宙機146の内部に自由にアクセスすることが可能になる。宇宙機146内部へのアクセスにより、試験中にコンポーネントを再加工または交換するのに必要とされる時間を大幅に短縮することができる。宇宙機146の閉塞面306は、剛体パネル314で覆うことができ、剛体パネル314は、中央シリンダ150の両側から径方向外方に延在する垂直せん断パネル340を用いて中央シリンダ150に接続することができる。上端パネル326および下端パネル330もまた、剛体パネル314を中央シリンダ150に接続することができる。
図12の方法400のステップ408は、開放側面308の少なくとも一部を少なくとも1つの非剛体クローズアウト310で覆うことを含むことができる。開放側面308は、打上げに先立って、サーマルブランケット312などの非剛体クローズアウト310(図3)によって覆うことができる。サーマルブランケット312は、隅部梁322に沿うような形で、また上端パネル326および下端パネル330に沿うような形で、モジュール構造302に取り外し可能に固着することができる。
図12の方法400のステップ410は、中央シリンダ150の内部に推進剤タンク220を収納することを含むことができる。上記のように、中央シリンダ150は、タンク上方支持体222を中央シリンダ150に接続するための内部リング206を含むことができる。推進剤タンク220の下端部が、円錐形タンク下方支持体224により中央シリンダ150に接続されうる。円錐形タンク下方支持体224は、中央シリンダ150の後端リング204にしっかりと接続することができる。
本開示のさらなる修正および改善が当業者には明らかになるであろう。したがって、本明細書において説明されかつ図示された部品の具体的な組合せは、本開示の特定の実施形態のみを表すように意図されたものであって、本開示の精神および範囲内の代替的な実施形態またはデバイスを限定するものとして機能するように意図されたものではない。
下記の条項は、本開示のさらなる態様を記載する。
条項1.
複数のモジュール側面(304)を有する宇宙機(146)のモジュール構造(302)と、
前記宇宙機(146)の中心を貫いて延在する中央シリンダ(150)とを備え、
前記中央シリンダ(150)が、前記宇宙機(146)の長手軸(116)に沿って延在する唯一の閉断面(120)である、宇宙機(146)。
条項2.
前記中央シリンダ(150)内に収納された推進剤タンク(220)をさらに備える、条項1に記載の宇宙機(146)。
条項3.
前記モジュール構造(302)が、前記中央シリンダ(150)の両側上に位置決めされて前記モジュール側面(304)の向かい合った対を閉塞する離間した1対の剛体パネル(314)を含む、条項1または2に記載の宇宙機。
条項4.
前記モジュール構造(302)が、開放側面(308)を含み、前記開放側面(308)を横切って延在する1つまたは複数の剛体部材がない、条項1から3のいずれか一項に記載の宇宙機(146)。
条項5.
開放側面(308)の少なくとも一部を覆う少なくとも1つの非剛体クローズアウト(310)をさらに備える、条項4に記載の宇宙機(146)。
条項6.
前記モジュール構造(302)が、剛体パネル(314)を前記中央シリンダ(150)に接続する垂直せん断パネル(340)を含む、条項1から5のいずれか一項に記載の宇宙機(146)。
条項7.
前記モジュール構造(302)が、前記モジュール構造(302)の両端に取り付けられた上端パネル(326)および下端パネル(330)を含み、
前記剛体パネル(314)のそれぞれが、前記上端パネル(326)と前記下端パネル(330)との間に延在してそれらを相互接続している、条項1から6のいずれか一項に記載の宇宙機(146)。
条項8.
前記モジュール側面(304)のうちの少なくとも1つに接続された少なくとも1つのアンテナ(370)をさらに備える、条項1から7のいずれか一項に記載の宇宙機(146)。
条項9.
前記モジュール側面(304)のうちの少なくとも1つに接続された少なくとも1つの太陽電池パネル(354)をさらに備える、条項1から8のいずれか一項に記載の宇宙機(146)。
条項10.
前記モジュール側面(304)のうちの少なくとも1つに含まれた全体的に平面状の熱放射パネル(320)をさらに備える、条項1から9のいずれか一項に記載の宇宙機(146)。
条項11.
宇宙機(146)を組み立てる方法であって、
複数のモジュール側面(304)を有する宇宙機(146)のモジュール構造(302)を用意するステップと、
前記宇宙機(146)の中心を貫いて中央シリンダ(150)を延在させるステップとを含み、
前記中央シリンダ(150)が、前記宇宙機(146)の長手軸(116)に沿って延在する唯一の閉断面(120)である、方法。
条項12.
前記中央シリンダ(150)の両側に離間した1対の剛体パネル(314)を位置決めするステップと、
前記剛体パネル(314)を用いて前記モジュール側面(304)の向かい合った対を閉塞するステップとをさらに含む、条項11に記載の方法。
条項13.
垂直せん断パネル(340)を使用して剛体パネル(314)を前記中央シリンダ(150)に接続するステップと、
前記モジュール構造(302)の両端に上端パネル(326)および下端パネル(330)を取り付けるステップと、
前記上端パネル(326)および前記下端パネル(330)を少なくとも1つの剛体パネル(314)と相互接続するステップとをさらに含む、条項11または12に記載の方法。
100 打上げ用ロケット
104 軸方向荷重
106 曲げ荷重
108 ねじり荷重
110 分離面
112 ペイロード付着取付具
116 長手軸
120 唯一の閉断面
146 宇宙機
148 コア構造
150 中央シリンダ
152 シリンダ上端
154 シリンダ下端
180 繊維強化ポリマーマトリクス材料
182 固体積層板
184 複合サンドイッチ
186 コア層
188 積層表面板
200 補強リング
202 前端リング
204 後端リング
206 内部リング
208 外部リング
220 推進剤タンク
222 タンク上方支持体
224 円錐形タンク下方支持体
300 電子モジュール
302 モジュール構造
304 モジュール側面
306 閉塞側面
308 開放側面
310 非剛体クローズアウト
312 サーマルブランケット
314 剛体パネル
316 ペイロード機器パネル
318 ペイロード機器パネルブレース
320 熱放射パネル
322 隅部梁
324 端部梁
326 上端パネル
328 上部パネルブレース
330 下端パネル
332 アンテナブレース
334 パネル内側補剛材
340 垂直せん断パネル
342 せん断パネル上方部分
344 せん断パネル下方部分
352 接合位置
354 太陽電池パネル
358 太陽電池パネルマスト
360 太陽電池パネルマスト接合部分
362 太陽電池パネル取付具
370 アンテナ
372 アンテナマスト
374 アンテナブーム
376 アンテナマスト接合部分
380 姿勢制御ロケット
400 方法
402、404、406、408、410 ステップ

Claims (11)

  1. 複数のモジュール側面(304)を有する宇宙機(146)のモジュール構造(302)と、
    前記宇宙機(146)の中心を上端から下端へ貫いて延在する、前記宇宙機(146)の長手軸(116)に沿って延在する唯一の閉断面(120)である、中央シリンダ(150)であって、前記上端及び下端の両方が開放している中央シリンダ(150)と、
    同一平面上になく、互いに離間し、前記中央シリンダ(150)の向かい合う側面と接続され、その長手軸が前記宇宙機(146)の前記長手軸(116)と平行である、1対の剛体パネル(314)と、
    を備える、宇宙機(146)。
  2. 前記中央シリンダ(150)内に収納された推進剤タンク(220)をさらに備える、請求項1に記載の宇宙機(146)。
  3. 前記モジュール構造(302)が、開放側面(308)を含み、前記開放側面(308)にわたって延在する1つまたは複数の剛体部材がない、請求項1または2に記載の宇宙機(146)。
  4. 開放側面(308)の少なくとも一部を覆う少なくとも1つの非剛体クローズアウト(310)をさらに備える、請求項3に記載の宇宙機(146)。
  5. 前記モジュール構造(302)が、少なくとも1つの前記剛体パネル(314)を前記中央シリンダ(150)に接続する垂直せん断パネル(340)を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の宇宙機(146)。
  6. 前記モジュール構造(302)が、前記モジュール構造(302)の両端に取り付けられた上端パネル(326)および下端パネル(330)を含み、
    前記剛体パネル(314)のそれぞれが、前記上端パネル(326)と前記下端パネル(330)との間に延在してそれらを相互に接続している、請求項1から5のいずれか一項に記載の宇宙機(146)。
  7. 前記モジュール側面(304)のうちの少なくとも1つに接続された少なくとも1つのアンテナ(370)をさらに備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の宇宙機(146)。
  8. 前記モジュール側面(304)のうちの少なくとも1つに接続された少なくとも1つの太陽電池パネル(354)をさらに備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の宇宙機(146)。
  9. 前記モジュール側面(304)のうちの少なくとも1つに含まれた略平面状の熱放射パネル(320)をさらに備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の宇宙機(146)。
  10. 宇宙機(146)を組み立てる方法であって、
    複数のモジュール側面(304)を有する宇宙機(146)のモジュール構造(302)を用意するステップと、
    前記宇宙機(146)の中心を上端から下端へ貫いて、前記宇宙機(146)の長手軸(116)に沿って延在する唯一の閉断面(120)である中央シリンダ(150)であって、前記上端及び下端の両方が開放している中央シリンダ(150)を延在させるステップと、
    同一平面上になく、互いに離間し、その長手軸が前記宇宙機(146)の前記長手軸(116)と平行である1対の剛体パネル(314)を、前記中央シリンダ(150)の向かい合う側面と接続するステップと、
    を含む、方法。
  11. 垂直せん断パネル(340)を使用して少なくとも1つの前記剛体パネル(314)を前記中央シリンダ(150)に接続するステップと、
    前記モジュール構造(302)の両端に上端パネル(326)および下端パネル(330)を取り付けるステップと、
    前記上端パネル(326)および前記下端パネル(330)を少なくとも1つの前記剛体パネル(314)と相互に接続するステップとをさらに含む、請求項10に記載の方法。
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