JP6432253B2 - 順序情報提供プログラム、方法、システム、及び装置 - Google Patents

順序情報提供プログラム、方法、システム、及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、訪問順を決定する技術に関する。
店舗、施設等の混雑状況を照会することで、訪問者の混雑を緩和させる技術が知られている。
例えば、サービスの日時ごとの混雑状況を示す混雑指数を管理する管理サーバによって、店舗に足を運ばずに遠隔から店舗の混雑状況を照会し、指定日時におけるサービスの予約を可能とする技術、過去の混雑状況だけでなく、施設を利用しようと考えている利用者の数、の変動に応じて、未来の混雑状況をリアルタイムに予測する技術等が提案されている。
特開2005−56280号公報 特開2006−268137号公報
上記従来技術では、サービスの日時ごと及びリアルタイムの混雑状況を知ることができるが、訪問者が、複数のサービスを受ける場合には、訪問者が、サービスごとの混雑状況から、サービスを受ける順番を自身で判断しなければならない。
したがって、1つの側面では、本発明は、混雑状況に基づいて、複数の訪問先の順路を決定することを目的とする。
一態様によれば、複数の手続き、日にちを特定する特定条件とを指定した入力を受け付け、各単位の処理件数を時間単位毎に記録した履歴データベースを参照して、判断基準に基づいて、前記入力で受け付けた前記複数の手続に対応する複数の単位それぞれの、処理件数の少ない日にち及び時間帯を取得して、該日にち及び時間帯に基づいて、前記複数の単位の順を入れ替えて候補を生成し、前記複数の単位の順を入れ替えて生成した訪問順序の候補において、前記特定条件を満たす候補に対して、該単位毎の処理件数を合計して総処理件数を算出し、算出した前記総処理件数が少ない順に前記候補を出力する処理をコンピュータに実行させる順序情報提供プログラムが提供される。
また、上記課題を解決するための手段として、順序情報提供方法、及び、システムとすることもできる。
混雑状況に基づいて、複数の訪問先の順路を決定することができる。
本実施例におけるシステムのネットワーク構成例を示す図である。 サーバ装置のハードウェア構成を示す図である。 ユーザ端末のハードウェア構成を示す図である。 サーバ装置の機能構成例を示す図である。 手続き情報テーブルのデータ構成例を示す図である。 課情報テーブルのデータ構成例を示す図である。 カレンダー情報DBのデータ構成例を示す図である。 天気予報情報DBのデータ構成例を示す図である。 戸籍課履歴DBのデータ構成例を示す図である。 市民課履歴DBのデータ構成例を示す図である。 国民健康保険課履歴DBのデータ構成例を示す図である。 全体処理の概要を説明するためのフローチャート図である。 順路候補提供部による順路候補提供処理を説明するためのフローチャート図である。 図13のステップS35の処理を説明するためのフローチャート図である。 図13のステップS36の処理を説明するためのフローチャート図である。 パターンAの場合の画面例を示す図である。 パターンBの場合の画面例を示す図である。 パターンCの場合の画面例を示す図である。 パターンDの場合の画面例を示す図である。 特定条件が指定された場合の画面例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施例におけるシステムのネットワーク構成例を示す図である。図1に示すシステム1000は、サーバ装置100と、複数のユーザ端末3とを有し、サーバ装置100と各ユーザ端末3とはネットワーク2を介して接続される。
サーバ装置100は、種々の業務を行う施設に係る混雑状況を把握し、各ユーザ端末3からの訪問条件4に応じて、訪問条件4を満たす同日に複数の業務部門を訪問するための順路を検索し、その検索結果5をユーザ端末3へ提供する。ユーザ端末3には、検索結果5によって、順路候補が示される。
施設は、複数の手続きを行い、訪問者の申請等に応じた手続きを行う、役所、医療機関、金融機関、アトラクション施設等である。ユーザ、住民、来庁者、患者、来場者、来園者等は、訪問者に相当する。また、役所の場合には課、金融機関の場合には窓口種別、病院の場合には科等が、手続きが発生する単位に相当する。以下の説明では、役所を施設の例として説明するが、これに限定するものではない。
ユーザ端末3は、来庁者となり得るユーザが使用する端末であり、パーソナルコンピュータ、ノートブック型、タブレット型、携帯電話等の端末である。ユーザは、ユーザ端末3を用いて、サーバ装置100に接続することで、サーバ装置100から提供されユーザ端末3に表示された画面から訪問条件4を入力して、順路候補をユーザ端末3に表示させる。ユーザは、ユーザ端末3に表示された順路候補を参考にして、役所へ来庁し、複数の課を訪れて、業務を依頼する。
来庁者は、訪問条件4を満たす順路候補が表示されることで、混雑状況において無駄な時間を過ごすことを最小限にして所望の業務課を訪問し、効率的に各業務課での手続きを行うことができる。
図2は、サーバ装置のハードウェア構成を示す図である。図2において、サーバ装置100は、コンピュータであって、CPU(Central Processing Unit)11aと、主記憶装置12aと、補助記憶装置13aと、入力装置14aと、表示装置15aと、通信I/F(インターフェース)17aと、ドライブ装置18aとを有し、それらのユニットがバスB1に接続されている。
CPU11aは、主記憶装置12aに格納されたプログラムに従ってサーバ装置100を制御する。主記憶装置12aには、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等が用いられ、CPU11aにて実行されるプログラム、CPU11aでの処理に必要なデータ、CPU11aでの処理にて得られたデータ等を記憶又は一時保存する。
補助記憶装置13aには、HDD(Hard Disk Drive)等が用いられ、各種処理を実行するためのプログラム等のデータを格納する。補助記憶装置13aに格納されているプログラムの一部が主記憶装置12にロードされ、CPU11aに実行されることによって、各種処理が実現される。記憶部130aは、主記憶装置12a及び/又は補助記憶装置13aを有する。
入力装置14aは、マウス、キーボード等を有し、ユーザがサーバ装置100による処理に必要な各種情報を入力するために用いられる。表示装置15aは、CPU11aの制御のもとに必要な各種情報を表示する。通信I/F17aは、有線又は無線などによりネットワーク2を通じて通信を行う。通信I/F17aによる通信は無線又は有線に限定されるものではない。ネットワーク2は、Local Area Network(LAN)、Wide Area Network(WAN)、及び/又はインターネット等を含む。
サーバ装置100aによって行われる処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)等の記憶媒体19aによってサーバ装置100に提供される。
ドライブ装置18aは、ドライブ装置18aにセットされた記憶媒体19a(例えば、CD−ROM等)とサーバ装置100とのインターフェースを行う。
また、記憶媒体19aに、後述される本実施の形態に係る種々の処理を実現するプログラムを格納し、この記憶媒体19aに格納されたプログラムは、ドライブ装置18aを介してサーバ装置100にインストールされる。インストールされたプログラムは、サーバ装置100により実行可能となる。
尚、プログラムを格納する媒体としてCD−ROMに限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能な媒体であればよい。コンピュータ読取可能な記憶媒体として、CD−ROMの他に、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリであっても良い。
図3は、ユーザ端末のハードウェア構成を示す図である。図3では、ユーザ端末3が、タブレット型、携帯電話等の情報処理端末である場合のハードウェア構成を示す。ユーザ端末3は、CPU(Central Processing Unit)11bと、主記憶装置12bと、ユーザI/F(インターフェース)16bと、通信I/F17bと、ドライブ装置18bとを有し、バスB2に接続される。
CPU11bは、主記憶装置12bに格納されたプログラムに従ってユーザ端末3を制御する。主記憶装置12bには、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等が用いられ、CPU11bにて実行されるプログラム、CPU11bでの処理に必要なデータ、CPU11bでの処理にて得られたデータ等を記憶又は一時保存する。主記憶装置12bに格納されているプログラムが、CPU11bに実行されることによって、各種処理が実現される。
ユーザI/F16bは、CPU11bの制御のもとに必要な各種情報を表示し、また、ユーザによる操作入力を可能とするタッチパネル等である。通信I/F17bによる通信は無線又は有線に限定されるものではない。
ユーザ端末3によって行われる処理を実現するプログラムは、ネットワーク2を介してサーバ装置100からダウンロードされる、例えば、ユーザ端末3のWebブラウザ上で動作するJavaScript(登録商標)(ジャバスクリプト)等である。
ドライブ装置18bは、ドライブ装置18bにセットされた記憶媒体19b(例えば、SD(Secure Digital)メモリカード等)とユーザ端末3とのインターフェースを行う。主記憶装置12b及び/又は記憶媒体19bが記憶部130bに相当する。
パーソナルコンピュータ、ノートブック型のユーザ端末3のハードウェア構成は、図2のハードウェア構成と同様であるので、その説明を省略する。以下の説明では、図3のハードウェア構成を有するユーザ端末3とする。
図4は、サーバ装置の機能構成例を示す図である。図4において、サーバ装置100は、自治体業務処理部50と、順路候補提供部60とを有する。また、記憶部130には、戸籍課履歴DB31、市民課履歴DB32、国民健康保険課履歴DB33、手続き情報テーブル71、課情報テーブル72、カレンダー情報DB73、天気予報情報DB74等が記憶される。
自治体業務処理部50は、役所業務を行う戸籍課、市民課、国民健康保険課等の各課の業務処理を管理し、自治体業務システムを役所に提供する。各課で行った業務の履歴は対応する履歴DBに記憶される。
戸籍課で行った業務の履歴は単位時間毎に処理件数が集計されて戸籍課履歴DB31に記憶され、市民課で行った業務の履歴は単位時間毎に処理件数が集計されて市民課履歴DB32に記憶され、国民健康保険課で行った業務の履歴は単位時間毎に処理件数が集計されて国民健康保険課履歴DB33に記憶される。以下、戸籍課履歴DB31、市民課履歴DB32、国民健康保険課履歴DB33を総称して、履歴DB30という場合がある。
順路候補提供部60は、ユーザ端末3からの訪問条件4に基づいて、混雑状況を考慮した各課へ訪問する場合の順路候補を検索してユーザ端末3へ提供する。順路候補提供部60は、更に、訪問条件受信部61と、窓口特定部62と、推奨日時抽出部63と、混雑状況算出部64と、順路候補決定部65とを有する。これらの各部は、サーバ装置100にインストールされた一以上のプログラムが、CPU11aに実行させる処理によって実現される。
訪問条件受信部61は、ユーザ端末3から訪問条件4を受信する。訪問条件4には、来庁目的、来庁日、特定条件等が含まれる。来庁目的には、1以上の手続き内容が指定される。来庁日には、来庁を希望する日又は2日以上で示される期間が指定される。特定条件には、来庁時間、曜日(月、火、水、木、金、土、日)、天候(晴、雨、曇、雪)、六曜(先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口)等の1つ以上が指定される。特定条件は指定がなくても良い。
窓口特定部62は、ユーザ端末3から受信した訪問条件4の来庁目的に基づいて、対象となる窓口(課)を特定する。
推奨日時抽出部63は、窓口特定部62によって特定された課毎に、対応するデータベースから、処理件数の少ない日にち及び/又は時間帯(時間帯の開始時間でも良い)を推奨日時として抽出する。
混雑状況算出部64は、推奨日時抽出部63によって抽出した各課の推奨日時における処理件数を比較し、処理件数の少ない順に順路を決定する。
順路候補決定部65は、受信した訪問条件4の来庁日及び特定条件を満たす場合に、総処理件数の少ない順に3つの順路候補を決定してユーザ端末3に検索結果5として表示させる。検索結果5では、最大3つの順路候補がユーザ端末3に表示される。なお、順路候補の個数は、3に限定されない。
記憶部130に記憶される、本実施例に係るテーブル及びデータベースのデータ構成例について図5から図11で説明する。
図5は、手続き情報テーブルのデータ構成例を示す図である。図5において、手続き情報テーブル71は、手続き内容毎に対応する課を示すテーブルであり、手続きID、課ID、手続き内容等の項目を有する。
手続きIDは、手続き内容を特定するための識別情報を示す。課IDは、手続き内容に係る業務を行う課の識別情報を示す。手続き内容は、来庁者が役所へ行う手続きの内容を示す。
図5の例では、手続きID「K001」で特定される手続き内容は「出生届」であり、「出生届」の業務を行う課は課ID「000001」で特定される。また、手続きID「S002」で特定される手続き内容は「転入届」であり、「転入届」の業務を行う課は課ID「000002」で特定される。
図6は、課情報テーブルのデータ構成例を示す図である。図6において、課情報テーブル72は、各課の情報を管理するテーブルであり、課ID、課名等の項目を有する。課IDは、課の識別情報を示す。課名は、課の名称を示す。課IDによって、課情報テーブル72は、手続き情報テーブル71と関連付けされる。
図6の例では、課ID「000001」は「戸籍課」であり、課ID「000002」は「市民課」であり、課ID「000003」は「国民健康保険課」であることを示している。
図7は、カレンダー情報DBのデータ構成例を示す図である。図7において、カレンダー情報DB73は、1年間分のカレンダー情報を管理するデータベースであり、年、月日、曜日、六曜等の項目を有する。カレンダー情報DB73は、月次で更新され、当月から未来の1年間分のカレンダー情報を管理する。
年は、西暦を示す。月日は、月及び日にちを示す。曜日は、年及び月日に対応する曜日を示し、月、火、水、木、金、土、日のいずれかを示す。六曜は、年及び月日に対応する曜日を示し、大安、友引、先勝、先負、仏滅、赤口のいずれかを示す。
図7の例では、「2013」年の月日「1121」は、「木」曜日であり、「仏滅」であることを示している。
図8は、天気予報情報DBのデータ構成例を示す図である。図8において、天気予報情報DB74は、一週間分の天気予報を管理するデータベースであり、年、月日、時間、天気等の項目を有する。
年は、西暦を示す。月日は、月及び日にちを示す。時間は、予測した天気の時間帯を示す。3時間毎の天気が予測される場合は、3時間の幅で示され、24時間表記で示される。なお、3時間に限定されるものではない。天気は、予測された天気を示し、晴、雨、曇、又は雪等を示す。
図8の例では、「2013」年の月日「1121」の「6−9」の時間において、天気は「雨」であると予測されたことを示している。「6−9」は、午前6時から午前9時を示している。また、「15−18」を示す時間では、15時から18時(即ち、午後3時から午後6時)を示している。他も同様である。
図9は、戸籍課履歴DBのデータ構成例を示す図である。図9において、戸籍課履歴DB31は、単位時間毎の、戸籍課で処理された処理件数を示す履歴情報を管理するデータベースであり、年月日、開始時間、終了時間、処理件数等を有する。
年月日は、西暦及び月日とを示す。開始時間は、所定単位時間の開示時刻を示し、終了時間は、所定単位時間の終了時刻を示す。処理件数は、開始時間から終了時間までの所定単位時間で行われた処理件数を示す。
図9の例では、年月日「20121121」について、開始時間「0830」から終了時間「0930」までの処理件数は「6件」であり、開始時間「1230」から終了時間「1330」までの処理件数は「9件」であったことを示している。
一方、年月日の異なる「20121122」の同じ開始時間「0830」から終了時間「0930」までの処理件数は「18件」であり、開始時間「1230」から終了時間「1330」までの処理件数は「33件」であったことを示している。月日によって、処理件数に大幅な違いがあることが分かる。
図10は、市民課履歴DBのデータ構成例を示す図である。図10において、市民課履歴DB32は、単位時間毎の、市民課で処理された処理件数を示す履歴情報を管理するデータベースであり、年月日、開始時間、終了時間、処理件数等を有する。市民課履歴DB32の項目は、戸籍課履歴DB31と同様であるので、その説明を省略する。
図10の例では、年月日「20121121」について、開始時間「1230」から終了時間「1330」までの処理件数は「18件」であり、開始時間「1630」から終了時間「1730」までの処理件数は「9件」であったことを示している。
一方、年月日の異なる「20121122」の同じ開始時間「1230」から終了時間「1330」までの処理件数は「15件」であり、開始時間「1630」から終了時間「1730」までの処理件数は「9件」であったことを示している。昼前後に処理が集中し、夕方に減少することが分かる。
図11は、国民健康保険課履歴DBのデータ構成例を示す図である。図10において、国民健康保険課履歴DB33は、単位時間毎の、国民健康保険課で処理された処理件数を示す履歴情報を管理するデータベースであり、年月日、開始時間、終了時間、処理件数等を有する。市民課履歴DB32の項目は、戸籍課履歴DB31と同様であるので、その説明を省略する。
図11の例では、年月日「20121121」について、開始時間「1230」から終了時間「1330」までの処理件数は「9件」であり、開始時間「1630」から終了時間「1730」までの処理件数は「4件」であったことを示している。
一方、年月日の異なる「20121122」の同じ開始時間「1230」から終了時間「1330」までの処理件数は「15件」であり、開始時間「1630」から終了時間「1730」までの処理件数は「6件」であったことを示している。昼前後に処理が集中し、夕方に減少することが分かる。昼前後に処理が集中し、夕方に減少することが分かる。
次に、システム1000において、サーバ装置100とユーザ端末3とで行われる全体処理の概要について説明する。図12は、全体処理の概要を説明するためのフローチャート図である。図12において、ユーザがユーザ端末3で訪問条件4を入力すると(ステップS11)、訪問条件4がユーザ端末3からサーバ装置100へと送信される。
サーバ装置100では、訪問条件受信部61がユーザ端末3から訪問条件4を受信すると(ステップS12)、窓口特定部62が訪問条件4で示される来庁目的に基づいて、1以上の課を特定し、特定した各課の時間単位毎の過去の処理件数を、課の履歴DBから取得する(ステップS13)。過去は、訪問条件で指定される来庁日のうち年号を除いた月日に相当する。指定された同一の月日の過去の処理件数が取得される。
推奨日時抽出部63は、窓口特定部62が取得した処理件数から処理件数が所定数より少ない日時を推奨日時として抽出する(ステップS14)。所定数は、予め設定された数値である。推奨日時は、時間帯、又は、日にちを特定した時間帯を示す。推奨日時における時間帯は、時間帯の開始時間を示すことでも良い。所定数より少ない日時を推奨日時として抽出する代わりに、処理件数の少ない順に所定数の日時を推奨日時として抽出してもよい。
その後、混雑状況算出部64が、各課の混雑状況を算出する(ステップS15)。混雑状況算出部64は、推奨日時において、処理件数の少ない順に順路を仮決定する。
そして、順路候補決定部65が、訪問条件の来庁日に基づいて、順路候補を決定する(ステップS16)。順路候補決定部65は、訪問条件4の特定条件で指定される曜日、六曜、及び/又は天気が当てはまる場合に、順路候補が決定される。順路候補を示す検索結果5が、訪問条件4に対する検索結果としてユーザ端末3に送信される。
ユーザ端末3は、サーバ装置100から検索結果5を受信すると、検索結果5をユーザI/F16bに表示する(ステップS17)。
上述したサーバ装置100による訪問条件4に基づく順路候補決定において、来庁日で指定される日にちと来庁目的とに応じて、以下のパターンA、B、C、及びDが存在する。
パターンA:日にちが1つ、且つ、来庁目的が1つの場合である。一例として、図16に示す、来庁日が「2013年11月22日」、且つ、来庁目的が「婚姻届」の場合がある。
パターンB:日にちが1つ、且つ、来庁目的が複数の場合である。一例として、図17に示す、来庁日が「2013年11月21日」、且つ、来庁目的が「婚姻届」、「住民票受取」、及び「資格変更届」の場合がある。
パターンC:日にちが複数、且つ、来庁目的が1つの場合である。一例として、図18に示す、来庁日が「2013年11月21日〜2013年11月22日」、且つ、来庁目的が「婚姻届」の場合がある。
パターンD:日にちが複数、且つ、来庁目的が複数の場合である。一例として、図19に示す、来庁日が「2013年11月21日〜2013年11月22日」、且つ、来庁目的が「婚姻届」、「住民票受取」、及び「資格変更届」の場合がある。
以下に、サーバ装置100における順路候補提供部60による詳細な順路候補提供処理について、図13〜図15で説明する。図13は、順路候補提供部による順路候補提供処理を説明するためのフローチャート図である。
図13において、順路候補提供部60の訪問条件受信部61が、訪問条件4をユーザ端末3から受信すると(ステップS31)、窓口特定部62は、手続き情報テーブル71及び課情報テーブル72を参照して、訪問条件4で指定される来庁目的に基づいて、1以上の窓口(課)を特定する。
来庁目的が「婚姻届」の場合、手続き情報テーブル71を参照することで、課ID「000002」を得る。取得した課ID「000001」を用いて、課情報テーブル72を参照することで、対応する課名「戸籍課」が特定できる。来庁目的が1つであれば、一の課が特定されるが、来庁目的が複数指定される場合には、1以上の課が特定される。
来庁目的に「婚姻届」、「住民票受取」、及び「資格変更届」の複数指定されている場合、夫々に対して、手続き情報テーブル71を参照することで課ID「000001」、課ID「000002」、及び課ID「000003」を取得し、課情報テーブル72を参照することで、対応する課名「戸籍課」、「市民課」、及び「国民健康保険課」を特定できる。
そして、窓口特定部62は、特定した各課の履歴DBを用いて、時間単位毎の過去の処理件数を取得する(ステップS33)。過去とは、訪問条件で指定される来庁日のうち年号を除いた月日が相当する。指定された同一の月日の過去の処理件数が取得される。来庁日「2013年11月21日」が指定された場合、履歴DB30から、年号を除いた「11月21日」が一致するレコードを抽出して、時間単位毎の処理件数を取得する。
その後、順路候補提供部61は、来庁日で指定された日にちは1つか否かを判断する(ステップS34)。順路候補提供部61は、推奨日時抽出部63と混雑状況算出部64とによって、ステップS35又はS36の仮決定処理を行う。来庁日で指定された日にちが1つの場合、パターンA又はパターンBの処理が行われる(ステップS35)。一方、来庁日で指定された日にちが複数の場合、パターンC又はパターンDの処理が行われる(ステップS36)。
ステップS35又はS36の仮決定処理が終了すると、順路候補決定部65は、仮決定された順路候補の日にちが特定条件(来庁時間、曜日、天気、六曜)を満たすか否かを判断する(ステップS37)。
特定条件として、曜日が指定されている場合、順路候補決定部65は、カレンダー情報DB73において順路候補の日にちに対応付けられる曜日が、特定条件で指定される曜日と一致するか否かを判断する。
特定条件として、天気が指定されている場合、順路候補決定部65は、天気予報情報DB74を順路候補の日にちに対応付けられる天気が、特定条件で指定される天気と一致するか否かを判断する。
特定条件として、六曜が指定されている場合、順路候補決定部65は、カレンダー情報DB73において順路候補の日にちに対応付けられる六曜が、特定条件で指定される六曜と一致するか否かを判断する。
また、特定条件に値が存在しない場合、無条件で特定条件を満たすと判断し、ステップS35又はS36で得た順路候補の全てを対象として、以下のステップS38〜S40を行う。
順路候補の日にちが特定条件を満たさない場合、順路候補決定部65による順路候補決定処理は行わず、順路候補提供部61は、この順路候補提供処理を終了する。
一方、順路候補の日にちが特定条件を満たす場合、順路候補決定部65は、特定条件を満たす順路候補のうち、総処理件数の少ない順に3つの順路候補を選択する(ステップS38)。順路候補決定部65は、特定条件を満たす順路候補毎に、課毎の処理件数を合計して総処理件数を算出する。
そして、順路候補決定部65は、選択した3つの順路候補を、「処理件数」、「日次」の小さい順に並べ替えて(ステップS39)、ユーザ端末3に検索結果を表示する(ステップS40)。
図14は、図13のステップS35の処理を説明するためのフローチャート図である。図14において、推奨日時抽出部63は、訪問条件4の来庁目的は1つか否かを判断する(ステップS51)。
来庁目的が1つの場合、推奨日時抽出部63は、パターンAの処理を行う。推奨日時抽出部63は、ステップS33で抽出したレコードから、処理件数の少ない、時間帯の開始時間を抽出して推奨日時とする(ステップS52)。推奨日時(日にち及び時間帯の開始時間)と、1つの来庁先とを示す情報により、順路候補の仮決定となる。但し、パターンAでは、推奨日時の日にちは全て同日である。その後、ステップS35での仮判定処理は終了する。
一方、日にちが複数の場合、推奨日時抽出部63は、ステップS53からS57によるパターンBの処理を行う。推奨日時抽出部63は、ステップS33で抽出したレコードから、各課で処理件数の少ない、日にち及び時間帯の開始時間の組を抽出して推奨日時とする(ステップS53)。
その後、混雑状況算出部64は、訪問条件4の来庁目的に「転入」が含まれているか否かを判断する(ステップS54)。来庁目的に「転入」が含まれている場合、混雑状況算出部64は、転入を扱う市民課を1番目の来庁先に設定する(ステップS55)。
そして、混雑状況算出部64は、推奨日時毎に、市民課以外の各課について、推奨日時毎に処理件数を比較し、処理件数の少ない順に順路候補を仮決定する(ステップS56)。推奨日時(日にち及び時間帯の開始時間)と、複数の来庁先への順路とを示す情報により、順路候補の仮決定となる。但し、この場合、各順路候補の1番目の来庁先は市民課を示す。
一方、パターンBにおいて、来庁目的に「転入」が含まれていない場合、推奨日時毎に各課の処理件数を比較し、処理件数の少ない順に順路候補を仮決定する(ステップS57)。推奨日時(日にち及び時間帯の開始時間)と、複数の来庁先への順路とを示す情報により、順路候補の仮決定となる。その後、ステップS35での仮判定処理は終了する。
図15は、図13のステップS36の処理を説明するためのフローチャート図である。図15において、推奨日時抽出部63は、訪問条件4の来庁目的は1つか否かを判断する(ステップS71)。
来庁目的が1つの場合、推奨日時抽出部63は、パターンCの処理を行う。推奨日時抽出部63は、ステップS33で抽出したレコードから、処理件数の少ない、日にち及び時間帯の開始時間の組を抽出して推奨日時とする(ステップS72)。推奨日時(日にち及び時間帯の開始時間)と、1つの来庁先とを示す情報により、順路候補の仮決定となる。その後、ステップS36での仮判定処理は終了する。
一方、日にちが複数の場合、推奨日時抽出部63は、ステップS53からS57によるパターンDの処理を行う。推奨日時抽出部63は、ステップS33で抽出したレコードから、各課で処理件数の少ない、日にち及び時間帯の開始時間の組を抽出して推奨日時とする(ステップS73)。
その後、混雑状況算出部64は、訪問条件4の来庁目的に「転入」が含まれているか否かを判断する(ステップS74)。来庁目的に「転入」が含まれている場合、混雑状況算出部64は、転入を扱う市民課を1番目の来庁先に設定する(ステップS75)。
そして、混雑状況算出部64は、推奨日時毎に、市民課以外の各課について、推奨日時毎に処理件数を比較し、処理件数の少ない順に順路候補を仮決定する(ステップS76)。推奨日時(日にち及び時間帯の開始時間)と、複数の来庁先への順路とを示す情報により、順路候補の仮決定となる。但し、この場合、各順路候補の1番目の来庁先は市民課を示す。
一方、パターンDにおいて、来庁目的に「転入」が含まれていない場合、推奨日時毎に各課の処理件数を比較し、処理件数の少ない順に順路候補を仮決定する(ステップS77)。推奨日時(日にち及び時間帯の開始時間)と、複数の来庁先への順路とを示す情報により、順路候補の仮決定となる。その後、ステップS36での仮判定処理は終了する。
ステップS35での処理(図14)又はステップS35(図15)での処理により仮決定された順路候補が、更に、特定条件を満たす順路候補に絞られ、総処理件数の少ない順路候補がユーザ端末3に表示される。
次に、パターンA、B、C、及びDでのユーザ端末3に表示される画面例について図16〜図20で説明する。図16は、パターンAの場合の画面例を示す図である。図16において、画面80Aは、ユーザ端末3に表示された初期状態では、訪問条件4を入力する条件入力領域82と、入力した内容を決定する決定ボタン83とを有する。
条件入力領域82は、条件毎に選択肢を有する。条件は、来庁日、曜日、来庁時間、来庁目的、天気、六曜等である。来庁日の選択肢では、年月日の設定が可能である。曜日の選択肢では、月、火、水、木、金、土、日から1又は複数の選択が可能である。来庁時間の選択肢では、来庁するであろう時間帯の選択が可能である。
来庁目的の選択肢では、出生届、死亡届、婚姻届、附表受取、変更届、住民票受取、転入届、転出届、転居届、変更届、資格取得届、資格喪失届、資格変更届等の選択が可能である。
天気の選択肢では、晴、雨、曇、雪等から1又は複数の選択が可能である。六曜の選択肢では、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口等から1又は複数の選択が可能である。
パターンAの例として、ユーザが画面80Aにおいて、条件入力領域82から来庁日に「2013年11月22日〜2013年11月22日」を選択し、来庁目的に婚姻届を選択した後、決定ボタン83をクリックすると、ユーザが選択した値を示す訪問条件4がサーバ装置100へ送信され、サーバ装置100は訪問条件4に対する検索結果5をユーザ端末3は送信する。画面81Aがユーザ端末3に表示される。
画面81Aは、画面80Aの構成に加えて、検索結果84を表示する表示領域84を含む。表示領域84は、条件入力領域82で入力された訪問条件4に対する検索結果5を示す。表示領域84には、順路候補毎に、来庁日、来庁時間、来庁先等の情報が示される。
この例では、順路候補1から順路候補3までが示されている。来庁目的は婚姻届1つであったため、いずれの順路候補においても戸籍課のみしか示されない。
順路候補1では、来庁日「2013年11月22日(金) 大安」の来庁時間「8時30分 晴」が、第1に推奨される日時であることを示している。
順路候補2では、来庁日「2013年11月22日(金) 大安」の来庁時間「9時30分 晴」が、第2に推奨される日時であることを示している。
順路候補3では、来庁日「2013年11月22日(金) 大安」の来庁時間「16時30分 晴」が、第3に推奨される日時であることを示している。
ユーザは、順路候補1〜3で示された来庁時間を参考にして、待ち時間の短い時間に役所へ訪問することができる。
図17は、パターンBの場合の画面例を示す図である。図17において、画面80Bは、図16の画面80Aと同様の構成であるのでその説明を省略する。
パターンBの例として、ユーザが画面80Bにおいて、条件入力領域82から来庁日に「2013年11月21日〜2013年11月21日」を選択し、来庁目的に婚姻届、住民票受取、資格変更届を選択した後、決定ボタン83をクリックすると、ユーザが選択した値を示す訪問条件4がサーバ装置100へ送信され、サーバ装置100は訪問条件4に対する検索結果5をユーザ端末3は送信する。画面81Bがユーザ端末3に表示される。
画面81Bの構成は、図16の画面80Aの構成と同様であるので、その説明を省略する。この例では、順路候補1から順路候補3までが示されている。来庁目的は、婚姻届、住民票受取、資格変更届の複数であったため、推奨される順路が示されている。
順路候補1では、来庁日「2013年11月21日(木) 仏滅」の来庁時間「16時30分 曇」が、第1に推奨される日時であることを示し、順路には、国民健康保険課(資格変更届)−>戸籍課(婚姻届)−>市民課(住民票受取)が示されている。
順路候補2では、来庁日「2013年11月21日(木) 仏滅」の来庁時間「8時30分 雨」が、第2に推奨される日時であることを示し、順路には、戸籍課(婚姻届)−>国民健康保険課(資格変更届)−>市民課(住民票受取)が示されている。
順路候補3では、来庁日「2013年11月21日(木) 仏滅」の来庁時間「8時30分 雨」が、第3に推奨される日時であることを示し、順路には、国民健康保険課(資格変更届)−>戸籍課(婚姻届)−>市民課(住民票受取)が示されている。
ユーザは、順路候補1〜3で示された来庁時間及び順路を参考にして、役所での待ち時間の短いタイミングで訪問することができる。
図18は、パターンCの場合の画面例を示す図である。図18において、画面80Cは、図16の画面80Aと同様の構成であるのでその説明を省略する。
パターンCの例として、ユーザが画面80Cにおいて、条件入力領域82から来庁日に「2013年11月21日〜2013年11月22日」を選択し、来庁目的に婚姻届を選択した後、決定ボタン83をクリックすると、ユーザが選択した値を示す訪問条件4がサーバ装置100へ送信され、サーバ装置100は訪問条件4に対する検索結果5をユーザ端末3は送信する。画面81Cがユーザ端末3に表示される。
画面81Cの構成は、図16の画面80Aの構成と同様であるので、その説明を省略する。この例では、順路候補1から順路候補3までが示されている。来庁目的は婚姻届1つであったため、いずれの順路候補においても戸籍課のみしか示されない。しかしながら、来庁日が複数日(2日)を指定しているため、より混雑していない「2013年11月21日」が推奨されている。
順路候補1では、来庁日「2013年11月21日(木) 仏滅」の来庁時間「8時30分 雨」が、第1に推奨される日時であることを示している。
順路候補2では、来庁日「2013年11月21日(木) 仏滅」の来庁時間「16時30分 曇」が、第2に推奨される日時であることを示している。
順路候補3では、来庁日「2013年11月21日(木) 仏滅」の来庁時間「10時30分 雨」が、第3に推奨される日時であることを示している。
ユーザは、順路候補1〜3で示された来庁時間及び順路を参考にして、役所での待ち時間の短いタイミングで訪問することができる。
図19は、パターンDの場合の画面例を示す図である。図19において、画面80Dは、図16の画面80Aと同様の構成であるのでその説明を省略する。
パターンDの例として、ユーザが画面80Dにおいて、条件入力領域82から来庁日に「2013年11月21日〜2013年11月22日」を選択し、来庁目的に婚姻届、住民票受取、資格変更届を選択した後、決定ボタン83をクリックすると、ユーザが選択した値を示す訪問条件4がサーバ装置100へ送信され、サーバ装置100は訪問条件4に対する検索結果5をユーザ端末3は送信する。画面81Dがユーザ端末3に表示される。
画面81Dの構成は、図16の画面80Aの構成と同様であるので、その説明を省略する。この例では、順路候補1から順路候補3までが示されている。来庁日が複数日(2日)を指定しているため、より混雑していない「2013年11月21日」が推奨されている。来庁目的は、婚姻届、住民票受取、資格変更届の複数であったため、推奨される順路が示されている。
順路候補1では、来庁日「2013年11月21日(木) 仏滅」の来庁時間「16時30分 曇」が、第1に推奨される日時であることを示し、順路には、国民健康保険課(資格変更届)−>戸籍課(婚姻届)−>市民課(住民票受取)が示されている。
順路候補2では、来庁日「2013年11月21日(木) 仏滅」の来庁時間「8時30分 雨」が、第2に推奨される日時であることを示し、順路には、戸籍課(婚姻届)−>国民健康保険課(資格変更届)−>市民課(住民票受取)が示されている。
順路候補3では、来庁日「2013年11月21日(木) 仏滅」の来庁時間「8時30分 雨」が、第3に推奨される日時であることを示し、順路には、国民健康保険課(資格変更届)−>戸籍課(婚姻届)−>市民課(住民票受取)が示されている。
ユーザは、順路候補1〜3で示された来庁時間及び順路を参考にして、役所での待ち時間の短いタイミングで訪問することができる。
図20は、特定条件が指定された場合の画面例を示す図である。図20において、画面80D及び画面81Dは、図19と同様であるのでその説明を省略する。特定条件が指定された場合をパターンDの例で説明する。図19の画面80Dへの設定に加えて、ユーザは天気「晴」を指定し、決定ボタン83をクリックする。ユーザが選択した値を示す訪問条件4がサーバ装置100へ送信され、サーバ装置100は訪問条件4に対する検索結果5をユーザ端末3は送信する。画面81Dがユーザ端末3に表示される。
図19の例と同様に順路候補1から順路候補3までが示される。来庁日が複数日(2日)を指定されているが、天気「晴」の指定により、「晴」の予測の「2013年11月22日」が推奨されている。また、図19の例と同様に来庁目的は、婚姻届、住民票受取、資格変更届の複数であったため、推奨される順路が示されている。
順路候補1では、来庁日「2013年11月22日(金) 大安」の来庁時間「8時30分 晴」が、第1に推奨される日時であることを示し、順路には、国民健康保険課(資格変更届)−>市民課(住民票受取)−>戸籍課(婚姻届)が示されている。
順路候補2では、来庁日「2013年11月22日(金) 大安」の来庁時間「16時30分 晴」が、第2に推奨される日時であることを示し、順路には、国民健康保険課(資格変更届)−>市民課(住民票受取)−>戸籍課(婚姻届)が示されている。
順路候補3では、来庁日「2013年11月22日(金) 大安」の来庁時間「14時30分 晴」が、第3に推奨される日時であることを示し、順路には、市民課(住民票受取)−>国民健康保険課(資格変更届)−>戸籍課(婚姻届)が示されている。
上述より、サーバ装置100を利用するユーザである住民は、来庁する前に、役所の各窓口の混雑状況を避けることのできる日にち及び時間帯を知ることができ、本人が来庁する適切なタイミングおよび順路を住民に提示し、役所の訪問後に住民が無駄な時間をすごすといった問題を緩和することができる。
従って、役所の複数の窓口(課)毎の混雑状況を考慮した、窓口を回る順序の候補を提供することができる。なお、本実施例は、役所に限定されない。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
手続きが発生する複数の単位と、日にちを特定する特定条件とを指定した入力を受け付け、
前記複数の単位の順を入れ替えて生成した訪問順序の候補において、前記特定条件を満たす候補に対して、該単位毎の処理件数を合計して総処理件数を算出し、
算出した前記総処理件数が少ない順に前記候補を出力する
処理をコンピュータに実行させる順序情報提供プログラム。
(付記2)
各単位は1以上の手続きを含み、
前記複数の単位は、前記入力の複数の手続きによって指定され、
前記コンピュータに、
前記入力で指定される各手続きに対応する単位を、該手続きと該単位とを対応付けた手続き情報テーブルを参照することにより特定し、
各単位の処理件数を時間単位毎に記録した履歴データベースを参照して、判断基準に基づいて処理件数の少ない日にち及び時間帯を取得して、該日にち及び時間帯に基づいて、特定した前記単位の順を入れ替えて候補を生成する
処理を実行させることを特徴とする付記1記載の順序情報提供プログラム。
(付記3)
特定の手続きが前記入力で指定されている場合、該特定の手続きが発生する単位を1番目とする
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記2記載の順序情報提供プログラム。
(付記4)
前記特定条件に値がない場合、前記特定条件に値が存在しない場合、無条件で特定条件を満たすとどの候補も該特定条件を満たすと判断する
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記2記載の順序情報提供プログラム。
(付記5)
手続きが発生する複数の単位と、日にちを特定する特定条件とを指定した入力を受け付け、
前記複数の単位の順を入れ替えて生成した訪問順序の候補において、前記特定条件を満たす候補に対して、該単位毎の処理件数を合計して総処理件数を算出し、
算出した前記総処理件数が少ない順に前記候補を出力する
処理をコンピュータが行う順序情報提供方法。
(付記6)
端末と、サーバ装置とがネットワークを介して接続される順序情報提供システムにおいて、
前記端末が、
手続きが発生する複数の単位と、日にちを特定する特定条件とを指定した入力を送信する入力送信部を有し、
前記サーバ装置が、
前記複数の単位の順を入れ替えて生成した訪問順序の候補において、前記特定条件を満たす候補に対して、該単位毎の処理件数を合計して総処理件数を算出する算出部と、
算出した前記総処理件数が少ない順に前記候補を出力して、前記端末に送信する候補決定部とを有する
ことを特徴とする順序情報提供システム。
2 ネットワーク
3 ユーザ端末
4 訪問条件
5 検索結果(順路候補)
11a、11b CPU
12a、12b 主記憶装置
13a 補助記憶装置
14a 入力装置
15a 表示装置
16b ユーザI/F
17a、17b 通信I/F
18a、18b ドライブ
19a、19b 記憶媒体
31 戸籍課履歴DB
32 市民課履歴DB
33 国民健康保険課履歴DB
50 自治体業務処理部
60 順路候補提供部
61 訪問条件受信部
62 窓口特定部
63 推奨日時抽出部
64 混雑状況算出部
65 順路候補決定部
71 手続き情報テーブル
72 課情報テーブル
73 カレンダー情報DB
74 天気予報情報DB
100 サーバ装置
130 記憶部

Claims (8)

  1. 複数の手続き、日にちを特定する特定条件とを指定した入力を受け付け、
    各単位の処理件数を時間単位毎に記録した履歴データベースを参照して、判断基準に基づいて、前記入力で受け付けた前記複数の手続に対応する複数の単位それぞれの、処理件数の少ない日にち及び時間帯を取得して、該日にち及び時間帯に基づいて、前記複数の単位の順を入れ替えて候補を生成し、
    前記複数の単位の順を入れ替えて生成した訪問順序の候補において、前記特定条件を満たす候補に対して、該単位毎の処理件数を合計して総処理件数を算出し、
    算出した前記総処理件数が少ない順に前記候補を出力する
    処理をコンピュータに実行させる順序情報提供プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記入力で指定される各手続きに対応する単位を、該手続きと該単位とを対応付けた手続き情報テーブルを参照することにより特定
    処理を実行させることを特徴とする請求項1記載の順序情報提供プログラム。
  3. 特定の手続きが前記入力で指定されている場合、該特定の手続きが発生する単位を1番目とする
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項2記載の順序情報提供プログラム。
  4. 複数の手続き、日にちを特定する特定条件とを指定した入力を受け付け、
    各単位の処理件数を時間単位毎に記録した履歴データベースを参照して、判断基準に基づいて、前記入力で受け付けた前記複数の手続に対応する複数の単位それぞれの、処理件数の少ない日にち及び時間帯を取得して、該日にち及び時間帯に基づいて、前記複数の単位の順を入れ替えて候補を生成し、
    前記複数の単位の順を入れ替えて生成した訪問順序の候補において、前記特定条件を満たす候補に対して、該単位毎の処理件数を合計して総処理件数を算出し、
    算出した前記総処理件数が少ない順に前記候補を出力する
    処理をコンピュータが行う順序情報提供方法。
  5. 端末と、サーバ装置とがネットワークを介して接続される順序情報提供システムにおいて、
    前記端末が、
    複数の手続き、日にちを特定する特定条件とを指定した入力を送信する入力送信部を有し、
    前記サーバ装置が、
    各単位の処理件数を時間単位毎に記録した履歴データベースを参照して、判断基準に基づいて、前記入力で受け付けた前記複数の手続に対応する複数の単位それぞれの、処理件数の少ない日にち及び時間帯を取得して、該日にち及び時間帯に基づいて、前記複数の単位の順を入れ替えて候補を生成する候補生成部と、
    前記複数の単位の順を入れ替えて生成した訪問順序の候補において、前記特定条件を満たす候補に対して、該単位毎の処理件数を合計して総処理件数を算出する算出部と、
    算出した前記総処理件数が少ない順に前記候補を出力して、前記端末に送信する候補決定部とを有する
    ことを特徴とする順序情報提供システム。
  6. 複数の手続きと、日にちを特定する特定条件とを指定した入力を受け付け、
    前記入力で指定される前記複数の手続きに対応する複数の単位を、該手続きと該単位とを対応付けた手続き情報テーブルを参照することにより特定し、
    各単位の処理件数を時間単位毎に記録した履歴データベースを参照して、判断基準に基づいて処理件数の少ない日にち及び時間帯を取得して、該日にち及び時間帯に基づいて、特定した前記複数の単位の順を入れ替えて候補を生成し、
    前記複数の単位の順を入れ替えて生成した訪問順序の候補において、前記特定条件を満たす候補に対して、該単位毎の処理件数を合計して総処理件数を算出し、
    算出した前記総処理件数が少ない順に前記候補を出力する
    処理をコンピュータに実行させる順序情報提供プログラム。
  7. 手続きと、日にちを特定する特定条件とを指定した入力を受け付け、
    前記入力で指定される前記手続きに対応する複数の単位を、該手続きと該単位とを対応付けた手続き情報テーブルを参照することにより特定し、
    各単位の処理件数を時間単位毎に記録した履歴データベースを参照して、判断基準に基づいて処理件数の少ない日にち及び時間帯を取得して、該日にち及び時間帯に基づいて、特定した前記複数の単位の順を入れ替えて候補を生成し、
    前記複数の単位の順を入れ替えて生成した訪問順序の候補において、前記特定条件を満たす候補に対して、該単位毎の処理件数を合計して総処理件数を算出し、
    算出した前記総処理件数が少ない順に前記候補を出力する
    処理をコンピュータに実行させる順序情報提供方法。
  8. 手続きと、日にちを特定する特定条件とを指定した入力を受け付ける受付部と、
    前記入力で指定される前記手続きに対応する複数の単位を、該手続きと該単位とを対応付けた手続き情報テーブルを参照することにより特定する特定部と、
    各単位の処理件数を時間単位毎に記録した履歴データベースを参照して、判断基準に基づいて処理件数の少ない日にち及び時間帯を取得して、該日にち及び時間帯に基づいて、特定した前記複数の単位の順を入れ替えて候補を生成する生成部と、
    前記複数の単位の順を入れ替えて生成した訪問順序の候補において、前記特定条件を満たす候補に対して、該単位毎の処理件数を合計して総処理件数を算出する算出部と、
    算出した前記総処理件数が少ない順に前記候補を出力する出力部と、
    を有する順序情報提供装置。
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