JP6431630B1 - コマ玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊戯者が任意で特性を変化させることができるコマ玩具を提供すること。
【解決手段】胴部本体には、軸心を中心とし前記胴部本体の最大径部分を通る仮想円内に没する位置と、前記仮想円から突出する位置との間で移動可能に構成された攻撃部材と、操作可能で、前記攻撃部材の移動経路内の複数の位置で前記攻撃部材に係合及び係合解除可能に構成され、係合位置に応じて、前記攻撃部材を前記仮想円内に没した位置又は前記仮想円から突出した位置に留める位置規制部材と、を備える。
【選択図】図13

Description

本発明はコマ玩具に関するものである。
コマ玩具を使用したバトルゲームとして、コマ玩具を互いに衝突させ、その衝撃力によって相手方のコマ玩具の回転を止めたり、相手方のコマ玩具を弾き飛ばしたり、相手方のコマ玩具を分解させたりするものがある。
このようなバトルゲーム用コマ玩具は、相手方のコマ玩具と衝突する部分、即ち胴部の周面にブレード(攻撃部材)を形成し、そのブレードを衝突させることとしている。また、コマ玩具の軸部に対する胴部本体の回転位置に応じてブレードの胴部本体に対する突出量を変化させるものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第6258541号公報
しかしながら、この種のコマ玩具では、遊戯者の意思によらずに、コマ玩具の軸部に対する胴部本体の回転位置が変化し、それに応じてブレードの突出量が自動的に変化してしまう。そのため、ブレードの出没に関して遊戯者の関与の余地はなく、この点で物足りないものとなっていた。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、遊戯者が任意で特性を変化させることができるコマ玩具を提供することを目的とする。
第1の手段は、バトルゲームに使用されるコマ玩具において、
胴部本体には、軸心を中心とし前記胴部本体の最大径部分を通る仮想円内に没する位置と、前記仮想円から突出する位置との間で移動可能に構成された攻撃部材と、手動操作可能で、前記攻撃部材の移動経路内の複数の位置で前記攻撃部材に係合及び係合解除可能に構成され、係合位置に応じて、前記攻撃部材を前記仮想円内に没した位置又は前記仮想円から突出した位置に留める位置規制部材と、を備え、前記位置規制部材は、操作部が前記胴部本体の外周に露出して設けられるとともに、手動操作によって上下方向に動作可能に構成され、一方向の動作により前記攻撃部材に係合し、他方向の動作により係合解除することを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記位置規制部材は、前記攻撃部材との係合によって、前記仮想円内に没した位置では前記攻撃部材を1つの位置に固定することを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段において、前記位置規制部材は、前記攻撃部材との係合によって、前記仮想円から突出した位置では前記攻撃部材を1つの位置に固定することを特徴とする。
第4の手段は、第1の手段〜第3の手段のいずれか一の手段において、前記攻撃部材は、前記コマ玩具の半径方向に長尺且つ移動可能となっており、前記胴部本体の上面側から操作可能に構成されていることを特徴とする。
第1の手段によれば、遊戯者の選択に応じて、攻撃部材を前記仮想円内に没した位置又は前記仮想円から突出した位置のいずれかに留めることができるので、遊戯者は、部品の交換や部品の着脱を伴うことなく、自らの意思によってコマ玩具の特性を変化させることができる。
また、位置規制部材は、手動操作によって上下方向に動作可能に構成され、一方向の動作により前記攻撃部材に係合し、他方向の動作により係合解除するので、操作が簡単に行えることになる。
第2の手段によれば、仮想円内に没した位置では攻撃部材を1つの位置に固定するので、バランスを崩すことなく、安定的にコマ玩具を回転させることができる。
第3の手段によれば、仮想円から突出した位置では攻撃部材を1つの位置に固定するので、攻撃力を一定に保持することができる。
第4の手段によれば、攻撃部材は、コマ玩具の半径方向に長尺且つ移動可能となっており、胴部本体の上面側から操作可能に構成されているので、操作が容易である。
実施形態のコマ玩具を用いたバトルゲームの様子を示した斜視図である。 コマ玩具の分解斜視図である。 コマ玩具の軸部及びフライホイールの半部を示した縦断斜視図である。 コマ玩具の胴部を下方から見た状態を示した斜視図である。 コマ玩具の胴部を上方から見た状態を示した分解斜視図である。 コマ玩具の胴部を下方から見た状態を示した分解斜視図である。 コマ玩具の第1の被規制部及び第2の被規制部を示した図である。 コマ玩具の係止部材を示した斜視図である。 コマ玩具の軸部と胴部の連結構造を示した図である。 ランチャの斜視図である。 コマ玩具の係止部材の取付け位置を説明するための斜視図である。 コマ玩具の攻撃部材の第1の位置を示した平面図である。 コマ玩具の攻撃部材の第2の位置を示した平面図である。
以下、本発明のコマ玩具を図面に示した実施形態に基づいて説明する。
(全体)
図1は、コマ玩具を用いて行われるバトルゲームの一例の様子を示した斜視図である。
このバトルゲームは、コマ玩具同士の衝突を通じて勝敗を競うものである。図2は、このバトルゲームで使用される実施形態のコマ玩具1の分解斜視図である。このコマ玩具1は軸部10、フライホイール30及び胴部40を備える。
(細部)
1.軸部10及びフライホイール30
図3は、軸部10及びフライホイール30の半部を示した斜視図である。この半部に対して残りの半部は点対称となっている。なお、軸部10の説明において、上下、左右、前後は図3に示す方向を言うものとする。
このうち軸部10は、下端部に接地部である回転軸11、上下方向中間部に鍔12、上端部に円筒体13を備える。
鍔12と円筒体13とは一体に形成されている。円筒体13の軸心には柱体14が設けられている。この柱体14の上端部は天井部となっており、その天井部14aの外周には前後それぞれに半径方向外方に張り出す爪17が1個ずつ形成されている。この柱体14は、軸下部10aに固定して設けられている。軸下部10aの外周面は、鍔12側から回転軸11の先端側に向けて段階的に縮径し、全体として略逆円錐状に形成されている。この軸下部10aは、図示しないねじ等によって鍔12に固定されている。
鍔12及び円筒体13には、前後それぞれに孔15が1個ずつ鍔12及び円筒体13に亘って形成されている。また、円筒体13の外周面には、左右それぞれに突出部16が1個ずつ形成されている。各突出部16の外面は鍔12の外周面と面一となっている。
また、軸部10は円筒状の押圧部材18を備えている。押圧部材18は、柱体14の上端部の外側に嵌まり合う形の環状の天板18bを有するとともに、内部は中空で下方に開口している。この押圧部材18は、円筒体13の内側で柱体14を取り囲むようにして設置されている。押圧部材18の下端部外周には、前後それぞれに半径方向外方に張り出す脚部18aが1個ずつ形成されている。
この押圧部材18は、各脚部18aがそれに対応する孔15から露出するように組み付けられる。この孔15は脚部18aの上下方向の移動を許容するが、孔15の上縁で上方への移動を規制する。また、押圧部材18は、ばね19によって上方に付勢されている。
なお、押圧部材18の上面には、左右それぞれに半径方向に延びる凸条(突起)20が1個ずつ形成されている。
2.フライホイール30
フライホイール30は環状に形成されている。フライホイール30の底面内周側には軸部10の鍔12を下方から収容可能な環状段部30aが形成されている。このフライホイール30の上面には左右それぞれに上方に向けて張り出す突出部31が1個ずつ形成されている。各突出部31の下側部分には、軸部10の突出部16を下方から収容可能な凹部32が形成されている。また、フライホイール30の上面には、各突出部31の直ぐ外側に上方に延びる舌片33が形成されている。舌片33は突出部31よりも上方に突出している。
図4は胴部40を下方から見た状態を示した斜視図、図5は胴部40を上方から見た状態を示した分解斜視図、図6は胴部40を下方から見た状態を示した分解斜視図である。
胴部40は、胴部基体41、上面カバー42、環状部材43、攻撃部材44及び係止部材45を備える。なお、胴部40の説明において上下、左右、前後は特に断らない限り図5に示す方向を言うものとする。
(1)胴部基体41
胴部基体41は円板状に形成されている。胴部基体41の環状の外周部41aには様々な形状の固定ブレード41bが形成されている。胴部基体41の中央部分は外周部41aよりも一段高い平面視円形の高台41cを形成している。高台41cの外周と外周部41aの内周とは左右方向で起立壁41dを介して連結されている。一方、前後方向では、高台41cの外周と外周部41aの内周とは連結されていないばかりか、平面視で、高台41cの外周と外周部41aの内周との間には所定の隙間41eが存在している。この隙間41eには後述の舌片33が下方から挿入される。
また、高台41cの中央には円形の孔41fが形成されている。また、高台41cには、孔41fを挟んで対峙する2箇所それぞれに孤状孔41gが1個ずつ形成されている。
図6に示すように、胴部基体41の下面には、孔41fの縁を下方に延出した形の円筒壁41hが形成されている。円筒壁41hの下端内周には、軸心を挟んで対峙する2つの箇所それぞれに、爪41iが1個ずつ形成されている。各爪41iの下面には、図4に示すように、円周方向の一端部に、放射方向に延びる凸条を円周方向に所定間隔で複数本配した起伏部41jが形成されている。
また、胴部基体41の外周部41aの下面には、挿通孔41kが合計4個、所定の間隔で設けられている。
(2)上面カバー42
上面カバー42は胴部基体41の上面を被覆する。この上面カバー42には、左右方向に長尺で胴部基体41の左端に達する略長方形の広幅の切欠き42aと、左右方向に長尺で切欠き42aの奥の幅方向中央に位置する狭幅の略長方形の切欠き42bとが形成されている。ただし、切欠き42aは左端に達していなくてもよい。切欠き42aに対応する部分には攻撃部材本体44が設置され、切欠き42bに対応する部分には係止部材45が設置される。また、切欠き42aと切欠き42bとの境界部分には後述の棒状突起43bが設置される。
また、上面カバー42の下面には上記胴部基体41の各挿通孔41kに対応して雌ねじ部42cが1個ずつ設けられている。
この上面カバー42の取付は、胴部基体41の挿通孔41kに嵌合した雌ねじ部42cに雄ねじを螺合させることによってなされる。
(3)環状部材43
環状部材43の内周は円筒壁41hよりも径が大きく設定されている。この環状部材43の外周の前後には突片43aが1個ずつ起立して設けられている。また、環状部材43の外周の右には棒状突起43bが1個設けられている。この環状部材43は胴部基体41に下方から取り付けられ、円筒壁41hの周りを取り囲み、2つの突片43aは高台41cを左右方向から挟み込む。また、棒状突起43bは胴部基体41の凹部41lに嵌り込み、高台41cの上面よりも上方に突出する。
(4)攻撃部材
攻撃部材は攻撃部材本体44及びカバー44hを備えている。
攻撃部材本体44は左右方向に長尺で剣身状に形成され、左端部(先端部)は山形状に尖り、長手方向中間部は括れている。ここでは、前後方向に孤状スリット45aがあるため、このような形としているが、形状はこれには限定されない。また、攻撃部材本体44は、特に制限はされないが、金属製である。
攻撃部材本体44の幅方向の各端には鰭状の被挟持片44aが形成されている。この被挟持片44aは上面カバー42の切欠き42aの縁下に設置される。そして、攻撃部材本体44は、上記胴部基体41上で左右方向に移動可能に構成され、胴部本体(胴部40から攻撃部材を除いた部分)の上面側から操作可能となっている。
攻撃部材本体44の右側部分は二股に分岐し、分岐部44bが2個形成されている。各分岐部44bは上面カバー42の切欠き42bの縁下に設置される。各分岐部44bの右端部には肉厚部44cが1個形成されている。各肉厚部44cには前後方向に延びる溝44dが形成され、図7に示すように、溝44dによって第1の被規制部44eが形成され、右壁の外面によって第2の被規制部44fが形成されている。攻撃部材本体44は、溝44dを画成する左壁の外面が胴部基体41の高台41cに突き当たることによって左方への移動が規制される。一方、攻撃部材本体44は、股部分が棒状突起43bに突き当たることによって右方への移動が規制される。
攻撃部材本体44の左端部の下面には雌ねじ部44gが2個形成されている。この攻撃部材本体44の左端部にはプラスチック製又はゴム製のカバー44hが取り付けられる。カバー44hは平面視で山形状に形成されており、上面には攻撃部材本体44の先端部に嵌合する凹部44iが形成されている。このカバー44hには挿通孔44jが2個形成されている。そして、カバー44hは、挿通孔44jに嵌合する雌ねじ部44gに雄ねじ(図示せず)を螺合させることによって攻撃部材本体44に取り付けられる。カバー44hは、胴部基体41の外周部41aに載置され、攻撃部材本体44の移動によって胴部基体41の外周部41aに対して出没する。
(5)係止部材(位置規制部材)45
係止部材45は、図8に示すように、攻撃部材本体44の移動方向に長尺の摺接部45aと、被摺接部45aの下部に段違い状態で連結されに直交する方向に延びる係止部45bと、係止部45bの下部に突出して形成された操作部45cとを備えている。操作部45cは係止部45bよりも狭幅となっており、係止部45b及び操作部45cは下面視でT字状に形成されている。摺接部45aの自由端のV字状の凹部45dは棒状突起43aの角部に当接された形で設置される。このとき、摺接部45aは胴部基体41の外周部41aの上に置かれる。また、係止部45b及び操作部45cは、図4に示すように、胴部基体41に形成された下面視でT字状の切欠き41m(図11参照)に設置される。この係止部材45は所定範囲で上下方向に移動可能となるように胴部基体41の外周部41aと上面カバー42との間に挟まれる。係止部材45の操作部45cは胴部40の外周に露出し、指先を掛けることによって操作可能となっている。そして、攻撃部材本体44の位置により、係止部45bが第1の被規制部44eに嵌合したり、又は第2の被規制部44fに当接したりする。この場合、第2の被規制部44fは、攻撃部材本体44の右方への移動を規制するだけなので、攻撃部材本体44の左方への移動を阻止する胴部基体41の高台41cと相俟って攻撃部材本体44の位置を規制する。具体的には、実施形態における攻撃部材(攻撃部材本体44及びカバー44h)の位置は、係止部45bが第1の被規制部44eに嵌合したときには、軸心を中心とし胴部本体(胴部40から攻撃部材を除いた部分)の最大径部分を通る仮想円50から没した位置に規制され(図12参照)、係止部45bが第2の被規制部44fに当接したときには、仮想円50から突出した位置に規制される(図13参照)。
なお、係止部材45の係止部45の各側面には凹部45eが形成されている。この凹部45eは、操作の際に、T字状の切欠き41m(図4参照)の縁の突起(図示せず)に噛み合ってクリック感を醸し出す。
(コマ玩具1の組立方法)
次に、コマ玩具1の全体の組立方法を説明する。
先ず、軸部10の突出部16を下方からフライホイール30の凹部32に合致させるようにして、軸部10とフライホイール30を嵌合状態に組み付ける。次に、この組付け体を胴部40に下方から近付ける。
そして、フライホイール30の舌片33を下方から胴部40の弧状スリット41eの一端部に挿入する。この状態では、軸部10の爪17が2つの爪41jの間に位置している。この状態が結合解除状態である。その後、上記組付け体の軸部10を胴部40側に押圧する。すると、まず、フライホイール30が胴部40の下面に押し当てられる。さらに、軸部10内のスプリング19が縮みながら押圧部材18が下がり、軸部10の爪17が胴部40の爪41jよりも上方に相対的に押し上げられる。すると、胴部40の爪41jが軸部10の爪17の下側にくる。そして、軸部10をフライホイール30と一体的に所定方向(コマ玩具1の回転方向とは反対の方向)に回転させると、爪17と爪41jとが上下で重なった状態となる。そして、軸部10から手を離すと、軸部10内のスプリング19の付勢力によって、図9に示すように、軸部10の爪17の下面と胴部40の爪41jの上面とが当接される。この状態、すなわち軸部10の爪17の下面と胴部40の爪41jの上面とが当接された状態が結合状態である。これにより、凸条20と起伏部41kが噛合して、コマ玩具1が組み立てられる。
(遊び方等)
続いて、このコマ玩具1を使用しての遊び方の一例を説明する。
まず、遊戯者が任意で係止部材45を下方に操作して攻撃部材を図12の状態(埋没状態)にしたり又は図13の状態(突出状態)にしたりする。そして、係止部材45を上方に操作する。これにより、攻撃部材を胴部本体に没した位置又は胴部本体から突出した位置に留めることができる。
次に、コマ玩具1の回転力のチャージを行う。このチャージは、図10示すランチャ(発射装置)60によって行われる。このランチャ60は、内部に図示しない円板を備え、その円板を図示しないゼンマイばねで一の回転方向に付勢するとともに、円板の周囲に卷回させた図示しない紐をハンドル61で引くと、円板が回転され、コマホルダー62が回転されるように構成されている。このコマホルダー62の回転は、下方に突設されたフォーク63によってコマ玩具1に伝達され、コマ玩具1を回転させる。この場合、フォーク63は胴部40の弧状スリット41eに差し込まれる。そして、ランチャ60のハンドル61を引き切ると、円板ひいてはコマホルダー62の回転が停止する一方で、コマ玩具1は慣性力によって尚も回転するので、フォーク63の傾斜面63aに倣ってコマ玩具1がコマホルダー62から外れる。
このようにして発射されたコマ玩具1は、所定のフィールドで所定方向に回転され、相手方のコマ玩具1に衝突すると、衝突による衝撃力によって、自己のコマ玩具1の胴部40には軸部10及びフライホイール30の回転方向に対して反対方向の力が作用し、それによって、胴部40が軸部10及びフライホイール30の回転方向に対して反対方向に相対的に回転する。
そうして、胴部40の下面の起伏部41kと凸条20とは、胴部40に対して軸部10が相対回転をするに伴って、噛み合い位置を変更する。そして係止解除位置に達すると、胴部40の爪41jと軸部10の爪17との係止が解除され、軸部10内のばね19の付勢力によって胴部40が軸部10から離反する。
(本発明の変形)
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は、かかる実施形態には限定されず、種々の変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、攻撃部材(攻撃部材本体44及びカバー44h)は、係止部45bが第1の被規制部44eに嵌合したときには、所定の仮想円から没した位置に規制され、係止部45bが第2の被規制部44fに当接したときには、所定の仮想円から突出した位置に規制されることとしたが、幅のある位置としてその幅の範囲内で移動可能となっていてもよいし、1つの位置に固定されてもよい。また、仮想円から突出した幅のある位置をさらに細かく分割して各分割した範囲内で攻撃部材が移動可能となっていてもよい。
また、上記実施形態では、係止部45bを攻撃部材本体44の所定位置で第2の被規制部44fに当接させたが、溝44dを攻撃部材本体44の移動方向に複数設けておいて、当該所定位置でも係止部45bを溝に嵌合させてもよい。
さらに、係止部45bと溝44dとをきつく嵌合させるのではなく、緩く嵌め合わせ溝内で攻撃部材本体44が所定範囲移動できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、攻撃部材を攻撃部材本体44及びカバー44hで構成したが、先端にカバー44hを有しないものでは、攻撃部材本体44のみで攻撃部材が構成される。
1 コマ玩具
10 軸部
40 胴部
41 胴部基体
42 上面カバー
43 環状部材
44 攻撃部材本体
45 係止部材
44e 第1被規制部
44f 第2被規制部
44h カバー
50 仮想円

Claims (4)

  1. バトルゲームに使用されるコマ玩具において、
    胴部本体には、軸心を中心とし前記胴部本体の最大径部分を通る仮想円内に没する位置と、前記仮想円から突出する位置との間で移動可能に構成された攻撃部材と、手動操作可能で、前記攻撃部材の移動経路内の複数の位置で前記攻撃部材に係合及び係合解除可能に構成され、係合位置に応じて、前記攻撃部材を前記仮想円内に没した位置又は前記仮想円から突出した位置に留める位置規制部材と、を備え、前記位置規制部材は、操作部が前記胴部本体の外周に露出して設けられるとともに、手動操作によって上下方向に動作可能に構成され、一方向の動作により前記攻撃部材に係合し、他方向の動作により係合解除することを特徴とするコマ玩具。
  2. 前記位置規制部材は、前記攻撃部材との係合によって、前記仮想円内に没した位置では前記攻撃部材を1つの位置に固定する請求項1に記載のコマ玩具。
  3. 前記位置規制部材は、前記攻撃部材との係合によって、前記仮想円から突出した位置では前記攻撃部材を1つの位置に固定する請求項1に記載のコマ玩具。
  4. 前記攻撃部材は、前記コマ玩具の半径方向に長尺且つ移動可能となっており、前記胴部本体の上面側から操作可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のコマ玩具。
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