JP6430313B2 - 端末装置、警告通知方法、およびプログラム - Google Patents

端末装置、警告通知方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、端末装置を所持するユーザに警告を通知する端末装置、警告通知方法、およびプログラムに関する。
従来、固定された建物または目印の周りに、ジオフェンスと呼ばれる仮想的な境界を設け、この境界内への人物の侵入を検出する技術が知られている。たとえば特定の店舗を中心に静的なジオフェンスを設定し、このジオフェンス内に入ったユーザが所持する端末装置に、この店舗の電子クーポン券を配布するサービスが実際に展開されている。
端末装置のユーザ自身に動的なジオフェンスを設定し、このジオフェンスへの他人の出入りを検出する技術もまた知られている。その一例として、特許文献1には、被保護人物の周りに動的ジオフェンス区域が設定され、追跡デバイスが取り付けられた被制約人物がこの区域に入ったことが検出されると、警察官に警報メッセージが送信される方法が開示されている。
特表2011−528489号(2011年11月17日公表)
特許文献1の技術では、被制約人物が動的ジオフェンスに入ったか否かが、追跡デバイスから得られる位置情報と、動的ジオフェンスとの関係に基づき判定される。この位置情報は広がりのない1点の情報であるため、被制約人物の位置情報が動的ジオフェンス区域内に入ったことを判定できた場合にのみ警告の通知が可能になる。このように従来技術では、警告を通知するための関係判定に厳密さが要求される問題がある。
本発明の上記の課題を解決するためになされたものである。そしてその目的は、警告を通知するためのジオフェンス同士の関係を、より柔軟に判定する端末装置、警告通知方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明に係る端末装置は、上記の課題を解決するために、端末装置の位置を表す第1の位置情報を取得する第1の位置情報取得部と、他の端末装置の位置を表す第2の位置情報を取得する第2の位置情報取得部と、上記第1の位置情報を含む第1のジオフェンスを設定する第1の設定部と、上記第2の位置情報を含む第2のジオフェンスを設定する第2の設定部と、上記第1のジオフェンスの位置と上記第2のジオフェンスの位置との関係を判定する判定部と、判定された上記関係に基づく警告を上記端末装置のユーザに通知する通知部とを備えていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、警告を通知するためのジオフェンス同士の関係を、より柔軟に判定できるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る端末装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る警告通知システムの要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る端末装置が実行する警告通知方法の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る端末装置が設定する各ジオフェンスの一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る端末装置が実行する遭遇予測処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る端末装置が遭遇予測処理時に設定する各ジオフェンスの一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る端末装置が人物の移動方向および移動速度を算出するための方法の一例を説明する図である。 本発明の実施形態1に係る端末装置が人物の移動方向および移動速度を算出するための他の方法の一例を説明する図である。 本発明の実施形態2において履歴データベースに形成されている、位置情報を保存するための履歴テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態2に係る端末装置が実行する警告通知方法の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る端末装置が実行する警告通知方法の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る端末装置が設定する各ジオフェンスの一例を示す図である。
〔実施形態1〕
本発明に係る実施形態1について、図1〜図8に基づいて以下に説明する。図2は、本発明の実施形態1に係る警告通知システム100の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、警告通知システム100は、端末装置1、端末装置2(他の端末装置)、およびサーバ3を備えている。端末装置1および端末装置2は、サーバ3と互いに無線通信できる。端末装置1および端末装置2は、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、またはウェアラブル端末などの、各種の携帯型情報通信端末として実現される。人物Aが端末装置1を所持し、人物Bが端末装置2を所持する。
図1は、本発明の実施形態1に係る端末装置1の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、端末装置1は、情報取得部11(第1の位置情報取得部、第2の位置情報取得部、地図情報取得部、格納部)、ジオフェンス設定部12(第1のジオフェンス設定部、第2のジオフェンス設定部)、判定部13(第1の算出部、第2の算出部、予測部、第1の交通路情報取得部、第2の交通路情報取得部、第1の経路情報取得部、第2の経路情報取得部)、警告通知部14(通知部)、表示部15(地図情報表示部)、履歴データベース16、および行動パターン推定部17(推定部、場所情報取得部)を備えている。
本実施形態では、人物Aにとって人物Bが好ましくない人物(たとえばストーカ)であると想定した場合を説明する。人物Aは、人物Bとの遭遇を回避するために警告通知システム100を利用する。
図3は、本発明の実施形態1に係る端末装置1が実行する警告通知方法の流れを示すフローチャートである。人物Aは、人物Bの電話番号を端末装置1に入力する(S1)。この電話番号は、端末装置1が、端末装置2の位置情報を取得するために用いる情報である。この種の情報として、電話番号の他に、人物Bのメールアドレス、端末装置2の識別子、端末装置2が位置登録した基地局の識別子、端末装置2が利用しているWi-Fi(登録商標)のアクセスポイントへの接続用情報、端末装置2が利用しているBluetooth(登録商標)のアクセスポイントへの接続用情報などが挙げられ、人物Aは、人物B(端末装置2)を端末装置1に設定するための情報としてこれらのうちいずれを端末装置1に入力してもよい。
本実施形態は、端末装置2の位置情報を取得するためのこれらの情報を、人物Aが何らかの手段によって予め入手できることを前提とする。たとえば端末装置1と端末装置2とがメッセージ交換サービス内の同じグループに登録されている場合、人物Aは、このグループを通じた相互通信によって、端末装置2が所持する各種の情報を、端末装置1を通じて自由に取得する。
情報取得部11は、端末装置1の位置情報を取得する(S2)。端末装置1は図示しないGPS(Global Positioning System)受信部を有しており、情報取得部11は、このGPS受信部がGPS衛星から受信した各種信号を用いて算出した端末装置1の位置情報を取得する。
端末装置2は、自身の位置情報を定期的に算出しかつサーバ3に提供する。端末装置2は、GPS衛星から受信した各種信号を用いて端末装置2の位置情報を算出すればよい。あるいは、端末装置2が位置登録したWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access、登録商標)などの基地局から、当該基地局の位置を示すロケーションデータを取得し、このロケーションデータを用いて端末装置2の位置情報を生成してもよい。通常、端末装置2は複数の基地局に位置登録されているので、端末装置2は、複数の基地局からそれぞれのロケーションデータを取得し、これらを用いた三角測量によって端末装置2の位置情報を算出してもよい。また、端末装置2は、端末装置2が無線通信するために利用しているWi-FiまたはBluetoothのアクセスポイントから、当該アクセスポイントの位置を示すロケーションデータを取得し、当該ロケーションデータから、端末装置2の位置情報を算出してもよい。
端末装置2は、算出した端末装置2の位置情報を、当該位置情報を取得するための情報(人物Bの電話番号、メールアドレスなど)に対応付けて、サーバ3に送信する。サーバ3は、受信した端末装置2の位置情報を内部に保存する。サーバ3は、人物Bの電話番号などの端末装置2の位置情報を取得するための情報を端末装置1から受信すると、この情報に対応付けてサーバ3に保存されている端末装置2の位置情報を、端末装置1に送信する。したがって情報取得部11は、入力された人物Bの電話番号を用いて端末装置2の位置情報を取得する(S3)。
ジオフェンス設定部12は、端末装置1の位置情報を含む人物Aのジオフェンス、および、端末装置2の位置情報を含む端末装置2のジオフェンスをそれぞれ設定する(S4)。人物Aのジオフェンスは人物Aの行動範囲を規定し、一方、人物Bのジオフェンスは人物Bの行動範囲を規定する。端末装置1および端末装置2の位置がそれぞれ移動するので、端末装置1および端末装置2には動的なジオフェンスがそれぞれ設定される。
人物Aのジオフェンスは、端末装置1の位置情報を中心に含み、互いに大きさの異なる2つの円形のジオフェンス21および22である。一方、人物Bのジオフェンスは、端末装置2の位置情報を中心に含む1つの円形のジオフェンス31である。各ジオフェンスの形状は円形に限らず、正方形および六角形などの他の形状でもよい。人物Aには、互いに大きさに異なる3つ以上のジオフェンスが設定されてもよい。ジオフェンス21はジオフェンス22よりも大きく、ジオフェンス22とジオフェンス31とは同じ大きさである。本実施形態では、ジオフェンス21は半径3kmの大きさを有し、ジオフェンス31およびジオフェンス22はいずれも半径100mの大きさを有するものとする。
表示部15は、設定された各ジオフェンス21、22、および31をそれぞれ端末装置1の画面に表示する(S5)。人物Aは、画面に表示された各ジオフェンスを通じて、自身と人物Bとの現在の相対的な位置関係を視覚的に把握する。判定部13は、人物Aの大きいジオフェンス21と人物Bのジオフェンス31とが少なくとも部分的に互いに重なっているか否かを判定する(S6)。S6がNOなら、情報取得部11は、S6の後に一定時間が経過したか否かを判定する(S9)。S9がNOなら、図3の処理はS9を繰り返す。一方、S9がYESなら、図9の処理はS2に戻る。これにより、情報取得部11は、一定時間ごとに、端末装置1の位置情報および端末装置2の位置情報の取得を繰り返す。
S6がYESなら、警告通知部14は人物Aに警告を通知する(S7)。警告として、メッセージ表示、光照射、音声(アラーム、電子音、メロディ)出力、およびバイブレータの振動などが挙げられる。人物Aは、どの種類の警告が通知されるかを端末装置1に設定できる。端末装置1からの警告を受けて、人物Aは、自身が人物Bと遭遇する可能性が高まったことを認識し、遭遇を回避するための行動を取ることができる。警告の通知後、端末装置1は遭遇予測処理を実行する(S8)。この処理の詳細は後述する。この後、情報取得部は一定時間待機し(S9)、図3の処理は再びS2に戻る。
警告通知部13が、S6において人物Aのジオフェンス21および22と人物Bのジオフェンス31との重なり具合を判定し、警告通知部13が、この判定結果に基づき警告の仕方を変えてもよい。具体的には、人物Aと人物Bとがより近づくにつれて、警告の度合をより強い表現にする。たとえば警告通知部13は、ジオフェンス22とジオフェンス31とが接触するかまたは部分的に重なると判定された場合の警告を、ジオフェンス21とジオフェンス31とが重なると判定された場合の警告に比べて、より強い度合の警告(たとえばより強いアラーム音、より鳴動時間の短い警告音、より強いバイブレータの振動)にしてもよい。これにより、人物Bと遭遇しないための対策を取るべき緊急性が高まったことを、人物Bに認識させることができる。
図4は、本発明の実施形態1に係る端末装置1が設定する各ジオフェンスの一例を示す図である。図4の(a)では、人物Bは方向41に移動しているが、ジオフェンス21とジオフェンス31とは重なっていない。したがって、警告通知部14は人物Aに警告を通知しない。一方、図4の(b)では、人物Bが人物Aにより近い位置におり、ジオフェンス21とジオフェンス31とが重なっている。したがって、警告通知部14は人物Aに警告を通知する。このように警告通知部14は、ジオフェンス21とジオフェンス31との関係の判定結果に基づく警告を人物Aに通知する。
図5は、本発明の実施形態1に係る端末装置1が実行する遭遇予測処理の流れを示すフローチャートである。S11〜S14までは、図3のS2〜S5までの処理と同じである。S14の後、情報取得部11は、取得した端末装置1の位置情報および端末装置2の位置情報を、それぞれ履歴データベース16に保存する。各位置情報は、少なくとも現在の時刻に対応付けて保存される。情報取得部11は、位置情報が保存された回数が所定数(たとえば10回)を超えたか否かを判定する(S16)。S16がNOなら、情報取得部11は、S11の後に一定時間が経過したか否かを判定する(S23)。S23における一定時間は、S9における一定時間よりも短い。S23がNOなら、情報取得部11は、S23がYESになるまで待機する。S23がYESなら、図5の処理はS11に戻る。これにより情報取得部11は、一定時間ごとに、端末装置1の位置情報および端末装置2の位置情報の取得、ならびに各位置情報の保存を繰り返す。
S16がYESなら、判定部13は、履歴データベース16から、過去の所定数(たとえば10回)分の端末装置1の位置情報の履歴を履歴データベース16から取得する。そして、これら過去の位置情報の履歴を用いることによって、端末装置1の(すなわち人物Aの)移動方向および移動速度を算出する(S17)。
次に判定部13は、履歴データベース16から、過去の所定数(たとえば10回)分の端末装置2の位置情報の履歴を履歴データベース16から取得する。そして、これら過去の位置情報の履歴を用いることによって、端末装置2の(すなわち人物Bの)移動方向および移動速度を算出する(S18)。
判定部13は、人物Aの移動方向および移動速度ならびに人物Bの移動方向および移動速度に基づき、人物Aと人物Bとが将来遭遇すると予測されるか否かを判定する(S19)。S19がYESなら、判定部13は、各人移動方向および各移動速度に基づき人物Aと人物Bとが将来遭遇する遭遇時刻および遭遇場所をそれぞれ算出し、警告通知部14に出力する。警告通知部14は、入力されたこれらの遭遇時刻および遭遇場所を、表示部15を通じて端末装置1の画面に表示する(S20)。S19がNOなら、S20の表示処理は行われない。
次に判定部13は、人物Aの大きいジオフェンス21と人物Bのジオフェンス31とが互いに重なっているか否かを判定する(S21)。S21がNOなら、警告通知部14は警告の通知を停止し(S24)、図5に示す遭遇予測処理が完了する。一方、S21がYESなら、警告通知部14は、人物Aの移動方向および移動速度ならびに人物Bの移動方向および移動速度に基づく警告を、人物Aに通知する(S22)。なお、警告通知部13は、S22において、単にジオフェンス21とジオフェンス31とが重なっていることのみに基づいて、人物Aに警告を通知してもよい。S22の後、情報取得部11は、一定時間が経過したか否かを判定する(S23)。S23がNOなら、情報取得部11は、S23がYESになるまで待機する。S23がYESなら、図5の処理はS11に戻る。これにより端末装置1は、ジオフェンス21とジオフェンス31とが重なっている限り、図5に示す遭遇予測処理を継続する。
図6は、本発明の実施形態1に係る端末装置が遭遇予測処理時に設定する各ジオフェンスの一例を示す図である。この図に示す各矢印の長さは移動速度を示しており、具体的には、矢印が長いほど移動速度が速いことを示している。
図6の(a)では、人物Aは方向42に移動し、人物Bは方向43に移動している。人物Bの移動速度が人物Aの移動速度よりも速い場合、このままでは人物Aが人物Bに追いつかれる恐れがある。そこで警告通知部14は、この状況に応じた警告を通知する。たとえば、警告音の鳴動間隔を縮めたり、警告用の音楽のテンポをより早めたり、あるいは、通常の警告用の音楽とは異なる特別な警告用の音楽を鳴らしたりする。ただし、通知される警告の内容は、人物Aおよび人物Bの移動速度、移動方向、ならびに道路の状況に依存する。
図6の(b)では、人物Aは方向44に移動し、人物Bは方向45に移動している。判定部13は、人物Aと人物Bとが一定時間後に遭遇位置46において遭遇すると予測する。したがって警告通知部14は、遭遇時刻および遭遇位置46を画面に表示すると共に、警告音の鳴動間隔を、図6の(a)の場合よりもさらに短くする。
図6の(c)では、人物Aは方向47に移動し、人物Bは方向48に移動している。人物Aと人物Bとが互いに離れていくので、警告通知部14は、警告音の鳴動間隔を広げたり、警告用の音楽のテンポをより遅くしたり、あるいは、通常の警告用の音楽とは異なる特別な警告用の音楽を鳴らしたりする。そして、人物Bのジオフェンス31が人物Aの大きいジオフェンス21から離れた時点で、警告の通知を解除する。これにより、警告音の鳴動が停止し、また、警告メッセージが画面から消える。
判定部13は、人物Aの移動方向および移動速度ならびに人物Bの移動方向および移動速度に基づき、人物Aと人物Bとが将来所定距離離れるか否かを予測してもよい。この場合、判定部13は、端末装置1のユーザと端末装置2のユーザとが所定距離離れる離間位置および離間時刻を予測し、警告通知部14がこれらを人物Aに通知する。
現実的な位置情報の精度を考慮すると、端末装置2の1点の位置情報ではなく、端末装置2の位置情報を含む一定範囲(たとえば半径100mの円)のジオフェンス31を用いることによって、位置情報の検出誤差を原因とする人物Aと人物Bとの意図しない遭遇を、回避できる。しかし、大きいジオフェンス21は、人物Bが人物Aの警戒範囲に入ったか否かを判定するために用いられるので、大きいジオフェンス21がある程度の大きさを有していなければ、人物Aが人物Bとの遭遇を回避するために、自身の進行方向を変えるなどの対応を取ることが難しくなる。そのため端末装置1は、端末装置2の位置情報として、WCDMAなどの基地局に登録された端末装置2の位置情報または端末装置2がGPS機能を用いて生成した位置情報を取得することが望ましい。一方、人物Aと人物Bとの距離が近づいた場合には、端末装置1は、端末装置2が無線通信に利用しているWi-FiまたはBluetoothのアクセスポイントのロケーションデータに基づき算出された端末装置2の位置情報を取得し、これを基地局の位置情報またはGPS測位による位置情報と併用することが望ましい。
図7は、本発明の実施形態1に係る端末装置1が人物Bの移動方向および移動速度を算出するための方法の一例を説明する図である。情報取得部11は地図情報をサーバ3から取得し、表示部15を通じて端末装置1の画面に表示する。さらに情報取得部11は、異なる時刻に取得された端末装置2の位置情報の履歴を履歴データベース16から取得し、各位置情報を含む各ジオフェンス31a〜31cを、表示部15を通じて端末装置1の画面に表示する。
判定部13は、表示された地図情報において各ジオフェンス31a〜31cに重なる道路情報(交通路情報)51a〜51cを取得する。図7に示すように、表示部15は、これらの道路情報51a〜51cを、地図情報における、各ジオフェンス31a〜31cと重なっていない他の道路情報と識別表示する。判定部13は、異なる時点において取得した複数の道路情報51a〜51cに基づき、所定の経路探索アルゴリズムを用いることによって、ユーザが通った経路を示す経路情報52を取得する。各道路情報51a〜51cが枝分かれしていても、経路探索アルゴリズムを用いれば、経路情報52を正しく算出できる。表示部15は、この経路情報52を画面上の地図情報に表示する。表示部15は、異なる複数の経路情報が算出された場合には、それらを色分け表示してもよい。特に図示していないが、人物Aが通った経路を表す経路情報も、同様の方法で取得しかつ表示することができる。
判定部13は、取得した道路情報51a〜51cに基づき、人物Bの移動速度および移動方向を算出する。その際、判定部13は、各道路情報51a〜51cにおける基準点(たとえば道路の中心、右端、または左端)を、道路情報間の距離測定に用いる。
情報取得部11が、ある時刻t1において、ジオフェンス31aを設定するための人物Bの位置情報を取得し、それから一定時間後の時刻t2において、ジオフェンス31bを設定するための人物Bの位置情報を取得したとする。この場合、判定部13は、ジオフェンス31a内の道路情報51aにおける基準点と、ジオフェンス31b内の道路情報51bにおける基準点との間の距離を算出する。そして、この距離を、時刻t2と時刻t1との差で除算することによって、時刻t1からt2までの間の人物Bの移動速度を算出する。同様に、道路情報51bと道路情報51cとを用いて、時刻t2からt3までの人物Bの移動速度を算出する。そして、算出した各移動速度を平均化することによって、人物Bの平均移動速度を算出する。特に図示していないが、人物Aの移動速度および移動方向も、同様の方法で算出することができる。
以上のように、判定部13は、ジオフェンス31の時間的変化に基づき、人物Bの移動速度および移動方向をそれぞれ算出する。
人物Bのジオフェンス31が人物Aの大きいジオフェンス21に重なった後における、端末装置2の位置情報の取得間隔は、人物Aが端末装置1に手動で設定できる。あるいは、端末装置1が、自動で設定することもできる。たとえば、情報取得部11が、人物Bのジオフェンス31が人物Aの大きいジオフェンス21に重なる前において、端末装置1が、各位置情報を10分間隔で取得していたとする。この場合、人物Bのジオフェンス31が人物Aの大きいジオフェンス21に重なった後では、端末装置1が、人物Bの位置情報の取得間隔を1分間隔に変更し、さらに、人物Bの移動速度を算出する。情報取得部11は、算出された移動速度が自転車並みの速度であれば、人物Bの位置情報の検出間隔を30秒間に減らし、一方、徒歩並みであれば、人物Bの位置情報の取得間隔を5分間に増やす。
人物Bが移動せずに同じ建物(コンビニ等)に居続ける場合、一定時間をおいて繰り返し端末装置2の位置情報を取得しても、同じ値の位置情報が取得される。端末装置2が気圧センサまたは気圧計を搭載していれば、情報取得部11は、端末装置2が測定した気圧情報を位置情報の中に含まれる高度データとして取得する。そのため、人物Bが大きいビル内にいる場合、情報取得部11は、取得した位置情報に含まれる高度データに基づき、人物Bがビルの何階に居るのかを算出することができる。また、情報取得部11は、取得した高度データ(気圧情報)に基づき人物Bの地表からの高さを算出して、端末装置2の位置情報にさらに対応付けて履歴データベース16に保存する。情報取得部11は、高度データを用いることによって、人物Bが山に登っている場合、人物Bがその山の何合目に居るかを算出できる。
各ジオフェンス31a〜31cが地図情報において線路に重なっていれば、警告通知部14は、端末装置2の移動手段が電車であると判定する。ただし、人物Bが新幹線などの速度が速い電車に乗車している場合、ある時刻における端末装置2の位置情報を取得することはできても、他の時刻における端末装置2の位置情報を取得できない可能性があり得る。しかしこの場合、人物Aが人物Bに遭遇する可能性はないため、問題にはならない。
人物Bの移動手段が電車の場合、予測された人物Bの進行方向に最寄駅がなければ、人物Bが電車を降りることができない。この場合も、人物Aが人物Bに遭遇する可能性がないので、問題にはならない。地図情報における道路情報のある地点から別地点までの距離は地図情報から取得できる。したがって、人物Bの位置情報の取得間隔から、人物Bの移動速度を算出できる。この移動速度に基づき、人物Bが道路上を移動していることが判定できた場合、人物Bの移動手段が徒歩、自転車、または自動車のいずれであるかを区別できる。
図8は、本発明の実施形態1に係る端末装置1が人物Bの移動方向および移動速度を算出するための他の方法の一例を説明する図である。この図の例では、ジオフェンス設定部12は、正方形の大きいジオフェンス23を設定する。人物Aが移動するに従い、大きいジオフェンス23は、ジオフェンス23a、23b、および23cの位置に順次移動する。
ジオフェンス設定部12は、各ジオフェンス23a〜23cを一定の大きさの複数の格子に分割する。警告通知部14は、ジオフェンス23a〜23cを構成する複数の格子のうち、異なる時刻に設定された人物Bの各ジオフェンス31a〜31cと重なる各格子を検出し、それらの各格子における各ジオフェンス31a〜31cのいずれかと重なる重畳部分61a〜61cを取得する。警告通知部14は、これらの重畳部分61a〜61cに基づき、端末装置2の(すなわち人物Bの)移動方向および移動速度を算出する。同様に、警告通知部14は、ジオフェンス23a〜23cを構成する複数の格子のうち、異なる時刻に設定された人物Aの各ジオフェンス22a〜22cと重なる各格子を検出し、それらの各格子における各ジオフェンス22a〜22cがジオフェンス23a〜23cのそれぞれと重なる重畳部分71a〜71cを取得する。警告通知部14は、これらの重畳部分71a〜71cに基づき、端末装置1の(すなわち人物Aの)移動方向および移動速度を算出する。
人物Bが移動している間に人物Aも移動する場合、端末装置1の画面に表示された地図上では、人物Bのジオフェンス31が人物Aの大きいジオフェンス23の外側に位置する可能性もある。この場合、判定部13は、人物Aの小さいジオフェンス22の軌跡とおよび人物Bのジオフェンス31の軌跡をそれぞれ直線で近似し、得られた直線の交点を算出することによって、人物Aと人物Bとが将来遭遇する遭遇位置を予測できる。
図8の例では、ジオフェンス設定部12は、人物Aの移動速度および移動方向ならびに人物Bの移動速度および移動方向に基づき、人物Aのジオフェンス23の大きさを変更してもよい。たとえば、人物Aと人物Bとが図8に示す位置関係にあり、かつ、人物Aの移動速度および人物Bの移動速度が同じであれば、人物Aのジオフェンス23を、人物Bのジオフェンス31を検出し易くするように変更する。たとえば、ジオフェンス23の中心から図面上の左半分を削除し、右半分だけを残す。または、ジオフェンス23の範囲を、端末装置2の位置情報を起点に図面上の左側に所定距離(たとえば6km)の範囲に変更する。
〔実施形態2〕
本発明に係る実施形態2について、図9および図10に基づいて以下に説明する。上述した実施形態1と共通する各部材には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。本実施形態では、履歴データベース16に保存された人物Bの過去の居場所を端末装置1の画面に表示する例を説明する。
図9は、本発明の実施形態2において履歴データベース16に形成されている、位置情報を保存するための履歴テーブルの一例を示す図である。この履歴テーブルには、少なくとも日付、曜日(平日の曜日、日曜日、または祝日)、時刻、位置、滞在時間、場所(建物、駅、コンビニ、公衆トイレ、道路など)、移動手段、カウント数、および合計が互いに対応付けて保存される。
情報取得部11は、位置情報を履歴テーブルに保存する際に、まず、位置情報を取得した日付、曜日および時刻を取得する。次に、地図情報における各位置情報に対応する場所情報を、地図情報から取得する。さらに、場所情報に基づき、人物の移動手段を算出する。さらに、位置情報に対応するカウント数および合計数をそれぞれ算出する。カウント数は、位置情報に対応する場所情報が同じ日付に履歴テーブルに保存された保存回数であり、合計数は、位置情報に対応する場所情報が異なる日付を跨いで履歴テーブルに保存された通算の保存回数である。
人物Aの大きいジオフェンス21内に人物Bが住んでいる場合、人物Aの通勤ルート、人物Aがよく立ち寄るコンビニおよび商店、ならびに人物Aの自宅が、人物Bに知られてしまう恐れがある。一方、端末装置1は、履歴テーブルに保存されている人物Bの過去の位置情報の履歴を用いることによって、人物Bの行動パターンおよび生活リズムを推定できる。したがって人物Aは、この曜日にこの時間であれば人物Bはこの辺りの場所にいるという情報を、端末装置1から得ることができるので、人物Bとの遭遇を回避する(遭遇確率を減らす)ことができる。
場所情報等の人物Bの情報が履歴テーブルに大量に保存されており、それらの表示にかなりの時間を要するのであれば、人物Aは、履歴テーブルにおけるカウント数が上位20番目までの場所情報のみを画面に表示することを端末装置1に設定できる。あるいは、直近10日分の場所情報のみまたは特定の曜日の場所情報のみを表示することを端末装置1に設定してもよい。これにより、履歴テーブルから場所情報を取得するための時間を短縮すると共に、より精度の高い場所情報が人物Aに提供されるので、人物Aは、人物Bとの遭遇を回避するための対策を、より余裕を持って立てることができる。
図10は、本発明の実施形態2に係る端末装置1が実行する警告通知方法の流れを示すフローチャートである。S31〜S34までは、図3のS1〜S4までの処理と同じである。S34の後、人物Aの大きいジオフェンス21内に位置する人物Bの過去の場所が、履歴データベース16内に保存されているか否かを判定する。S35がNOなら、端末装置1は、遭遇予測処理を実行する(S36)。この処理は、図5に示す処理と同じである。
S35がYESなら、表示部15は、人物Aのジオフェンス21および22ならびに人物Bのジオフェンス31をそれぞれ表示する(S37)。次に、行動パターン推定部17は、人物Aの大きいジオフェンス21内に位置する人物Bの過去の場所情報を履歴テーブルから取得し、これを人物Bの行動パターンであると推定する。このとき取得される場所情報は、履歴テーブルに格納された複数の場所情報のうち、履歴テーブル内において場所情報に対応する端末装置2の位置情報が、設定されたジオフェンス21に含まれる場所情報である。表示部15は、取得されたジオフェンス21内に表示する(S39)。S39〜S41は、図3のS6、S7、およびS9と同じである。
〔実施形態3〕
本発明に係る実施形態3について、図11および図12に基づいて以下に説明する。上述した実施形態と共通する各部材には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態は、人物Bが人物Aの子供または徘徊老人の場合、あるいは、人物Bが非常に混雑した人ごみの中にいる人物Aの家族、友人、または知人である場合を、想定している。これらの場合、実施形態1とは警告を通知するための判定条件の設定を逆にする。すなわち、人物Bのジオフェンス31が、人物Aの小さいジオフェンス22または大きいジオフェンス21から離れた場合に警告を通知するようにする。
図11は、本発明の実施形態2に係る端末装置1が実行する警告通知方法の流れを示すフローチャートである。S51〜S53は、図3のS1〜S3と同じである。S53の後、情報取得部11は、取得した各位置情報を履歴データベース16に保存する(S54)。情報取得部11は、位置情報の保存回数が所定数(たとえば10回)を超えたか否かを判定する(S55)。S55がNOなら、情報取得部11は、S52の後に一定時間が経過したか否かを判定する(S62)。S62がNOなら、情報取得部11は、S62がYESになるまで待機する。S62がYESなら、図11の処理はS52に戻る。これにより情報取得部11は、一定時間ごとに、端末装置1の位置情報および端末装置2の位置情報の取得、ならびに各位置情報の保存を繰り返す。
S55がYESなら、ジオフェンス設定部12が人物Aのジオフェンス21および22ならびに人物Bのジオフェンス31を設定し(S56)、表示部15が、設定された各ジオフェンスを表示する(S57)。情報取得部11が、履歴データベース16に登録されている人物Bが過去にいた場所を履歴データベース16から取得し(S58)、表示部15が、取得された人物Bの場所を表示する(S59)。この後、判定部13が、人物Aの大きいジオフェンス21から人物Bのジオフェンス31が離れているか否かを判定する(S60)。S60がYESなら、警告通知部14は人物Aに警告を通知する(S61)。S60がNOなら、情報取得部11が、S52の後に一定時間が経過したか否かを判定する(S62)。S62がNOなら、情報取得部11は、S62がYESになるまで待機する。S62がYESなら、図11の処理はS52に戻る。これにより情報取得部11は、一定時間ごとに、端末装置1の位置情報および端末装置2の位置情報の取得、ならびに各位置情報の保存を繰り返す。
図12は、本発明の実施形態3に係る端末装置が設定する各ジオフェンスの一例を示す図である。図12の(a)では人物Bは方向81に移動しており、さらに、ジオフェンス31がジオフェンス21および22の双方と重なっている。人物Bが人物Aの近くにいるので、人物Aに警告は通知されない。図12の(b)では人物Bは方向82に移動しており、ジオフェンス31がジオフェンス21および22の双方と重なっていない。人物Bが人物Aから遠く離れてしまったので、人物Aに警告が通知される。ジオフェンス31がジオフェンス21または22からより離れるにつれて、より警告の度合いを強くしてもよい。また、各ジオフェンスの大きさをより小さくしたり、あるいは、人物Aに設定されるジオフェンスの数をより増やしたりすることによって、人物Bがどの方向にどのような速度で移動しているのか算出し、地図情報に重ね合わせて表示してもよい。これにより人物Aは人物Bの動向を地図情報を通じて追跡できる。
人物Bが人物Aからすでに離れている場合、端末装置1は、人物Aの移動中に繰り返し人物Aの位置情報および人物Bの位置情報を取得することによって、人物Aと人物Bとが遭遇する位置を予測できる。したがって、人物Aが人物Bを探すために必要な時間を大幅に短縮できる。
人物Bの位置情報の取得結果が履歴として履歴データベース16に保存されているので、この履歴データベース16を利用することによって、人物Bの過去の居場所を表示できる。特に、地理的特徴のある場所、すなわち公園、コンビニエンスストア、本屋などの特定の場所を表示することが望ましい。これらに限らず、たとえばデパートの中であれば、玩具店、惣菜販売店、雑貨店、および衣服販売店などの、人物Bが過去によく立ち寄った場所を、表示することが望ましい。これらの場所が地図上に表示されることによって、人物Aが人物Bをより探しやすくなる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
図1に示す端末装置の各機能ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、端末装置は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(又はCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)等を備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。
上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、たとえば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路等を用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔変形例〕
上述した各実施形態では、人物A(端末装置1)に2つのジオフェンスが設定され、一方、人物B(端末装置2)に1つのジオフェンスが設定される例を説明したが、本発明の実施形態はこれには限定されない。たとえば、人物Aに1つのジオフェンスが設定されてもよいし、あるいは、人物Bに2つ(またはそれ以上)のジオフェンスが設定されてもよい。すなわち端末装置1は、人物A(端末装置1)に少なくとも1つのジオフェンスを設定することができ、さらに、人物B(端末装置2)にも少なくとも1つのジオフェンスを設定することができる。
一例として、人物Aおよび人物Bの双方に1つのジオフェンスが設定され、かつ人物Aが人物Bに遭遇することを望まない場合、警告通知部13は、人物Aのジオフェンスと人物Bのジオフェンスとが部分的に重なることに基づいて即座に人物Aに警告を通知してもよい。このような処理を実行する警告通知システムは、上述した実施形態1の警告通知システム100に比べて簡易型のシステムであるが、人物Aが人物Bとの遭遇を回避するという目的を十分に達成することができる。
また、他の例として、人物Aに1つのジオフェンスが設定され、一方、人物Bには大きさの異なる2つのジオフェンスが設定され、かつ人物Aが人物Bとの遭遇を望まない場合、警告通知部13は、人物Aのジオフェンスと人物Bの大きいジオフェンスとが部分的に重なることに基づいて最初の警告を通知し、次に、人物Aのジオフェンスと人物Bの小さいジオフェンスとが部分的に重なったときに緊急性の高い警告を通知してもよい。
また、上述した各実施形態では、人物Aおよび人物Bの双方ともが移動する場合を例に挙げて説明したが、人物Aまたは人物Bのいずれかが移動しない場合であっても本発明の各実施形態に係る警告通知システム100が何ら問題なく機能することは、明らかである。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る端末装置は、端末装置の位置を表す第1の位置情報を取得する第1の位置情報取得部(情報取得部11)と、他の端末装置の位置を表す第2の位置情報を取得する第2の位置情報取得部(情報取得部11)と、上記第1の位置情報を含む第1のジオフェンス(ジオフェンス21)を設定する第1の設定部(ジオフェンス設定部12)と、上記第2の位置情報を含む第2のジオフェンス(ジオフェンス31)を設定する第2の設定部(ジオフェンス設定部12)と、上記第1のジオフェンスの位置と上記第2のジオフェンスの位置との関係を判定する判定部(判定部13)と、判定された上記関係に基づく警告を上記端末装置のユーザ(人物A)に通知する通知部(警告通知部14)とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、動的な第1のジオフェンスの位置と動的な第2のジオフェンスの位置との関係の判定結果に基づく警告が、端末装置のユーザに通知される。第2のジオフェンスは、他の端末装置の位置を表す第2の位置情報を含む、一定の広がりを持った情報である。これにより、たとえば、第2のジオフェンスの少なくともいずれかの箇所が、第1のジオフェンスに重なったと判定された場合に、警告の通知が可能となる。したがって、端末装置は、警告を通知するためのジオフェンス同士の関係を、より柔軟に判定できる。
本発明の態様2に係る端末装置は、上記態様1において、上記第1の設定部は、大きさの異なる複数の上記第1のジオフェンス(ジオフェンス21および22)を設定することを特徴としている。
上記の構成によれば、大きさの異なる動的な複数の第1のジオフェンスが設定されるので、警告を通知するためのジオフェンス同士の関係を、より柔軟に判定できる。これにより、端末装置のユーザが、自身と他の端末装置のユーザ(人物B)との位置関係および他の端末装置のユーザの移動方向などを確認しやすくなる。また、端末装置は、他の端末装置の位置情報に関する履歴データを用いることによって、他の端末装置の位置を確認するための処理時間を短縮したり、他のユーザの行動パターンを予測したりしやすくなる。
本発明の態様3に係る端末装置は、上記態様1または2において、上記通知部は、上記第2のジオフェンスが上記第1のジオフェンスに少なくとも部分的に重なると判定された場合、または、上記第2のジオフェンスが上記第1のジオフェンスから離れていると判定された場合、上記ユーザに上記警告を通知することを特徴としている。
上記の構成によれば、端末装置のユーザは、他の端末装置のユーザが自身にとって好ましくない人物(たとえばストーカ)である場合に、通知された上記警告に基づき他の端末装置のユーザとの遭遇を回避するための行動を取ることができる。または、端末装置のユーザは、他の端末装置のユーザが自身にとって好ましい人物(たとえば家族)である場合、通知された警告に基づき他の端末装置のユーザが自身から離れていくことを防止するための行動を取ることができる。
本発明の態様4に係る端末装置は、上記態様1〜3のいずれかにおいて、上記第1のジオフェンスの位置の時間的変化に基づき、上記端末装置の移動方向および移動速度を算出する第1の算出部(判定部13)と、上記第2のジオフェンスの位置の時間的変化に基づき、上記他の端末装置の移動方向および移動速度を算出する第2の算出部(判定部13)と、上記端末装置の移動方向および移動速度ならびに上記他の端末装置の移動方向および移動速度に基づき、上記端末装置のユーザと上記他の端末装置のユーザとが遭遇するか、または、所定距離離れるかを予測する予測部(判定部13)とをさらに備えており、上記通知部は、上記予測部による予測結果に応じた上記警告を通知することを特徴としている。
上記の構成によれば、端末装置のユーザは、自身の位置と他の端末装置のユーザの位置との関係の将来的な変化に応じた適切な警告を受けることができる。
本発明の態様5に係る端末装置は、上記態様4において、上記予測部は、上記端末装置の移動方向および移動速度ならびに上記他の端末装置の移動方向および移動速度に基づき、上記端末装置のユーザと上記他の端末装置のユーザとが遭遇する遭遇位置および遭遇時刻のうち少なくともいずれか、または、上記端末装置のユーザと上記他の端末装置のユーザとが所定距離離れる離間位置および離間時刻のうち少なくともいずれかをさらに予測し、上記通知部は、予測された上記遭遇位置および上記遭遇時刻のうち少なくともいずれか、または、予測された離間位置および離間時刻をさらに通知することを特徴としている。
上記の構成によれば、端末装置のユーザは、通知された遭遇位置および遭遇時刻のうち少なくともいずれか、または、通知された離間位置および離間時刻の少なくともいずれかに基づき、適切な回避行動を取ることができる。
本発明の態様6に係る端末装置は、上記態様1〜5のいずれかにおいて、地図情報を取得する地図情報取得部(情報取得部11)と、上記地図情報において上記第1のジオフェンスと重なる第1の交通路情報を取得する第1の交通路情報取得部(判定部13)と、異なる時点において取得された複数の上記第1の交通路情報に基づき、上記ユーザが通った経路を表す第1の経路情報を取得する第1の経路情報取得部(判定部13)と、上記地図情報において上記第2のジオフェンスと重なる第2の交通路情報(道路情報51)を取得する第2の交通路情報取得部(判定部13)と、異なる時点において取得された複数の上記第2の交通路情報に基づき、上記他のユーザが通った経路を表す第2の経路情報(経路情報52)を取得する第2の経路情報取得部(判定部13)と、上記地図情報を表示する地図情報表示部(表示部15)をさらに備えており、上記地図情報表示部は、上記複数の第1の交通路情報および上記複数の第2の交通路情報のうち少なくともいずれかを、上記地図情報における他の交通路情報と識別表示することを特徴としている。
上記の構成によれば、端末装置のユーザは、自身が通った道路または線路等の交通路、および、端末装置のユーザが通った道路および線路等の交通路の少なくともいずれかを、直観的に把握できる。
本発明の態様7に係る端末装置は、上記態様1〜6のいずれかにおいて、取得された上記第2の位置情報を、所定の履歴テーブルに格納する格納部(情報取得部11)と、上記履歴テーブルに格納された複数の上記第2の位置情報に基づき、上記他の端末装置のユーザの過去の行動パターンを推定する推定部(行動パターン推定部17)と、上記過去の行動パターンを表示する表示部とをさらに備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、端末装置のユーザは、表示された他の端末装置のユーザの過去の行動パターンに応じた適切な行動を取ることができる。
本発明の態様8に係る端末装置は、上記態様7において、地図情報を取得する地図情報取得部と、上記地図情報における、取得された上記第2の位置情報に対応する場所情報を取得する場所情報取得部(行動パターン推定部17)とをさらに備えており、上記格納部は、取得された上記第2の位置情報に、取得された上記場所情報を少なくとも対応付けて上記履歴テーブルに格納し、上記推定部は、上記履歴テーブルに格納された少なくともいずれかの場所情報を、上記行動パターンであると推定し、上記表示部は、推定された少なくともいずれかの上記場所情報をさらに表示することを特徴としている。
上記の構成によれば、端末装置のユーザは、他の端末装置のユーザの過去の居場所を把握できるので、その居場所を避けるなどの適切な行動を取ることができる。
本発明の態様9に係る端末装置は、上記態様8において、上記推定部は、上記履歴テーブルに格納された上記場所情報のうち、一定期間内に上記履歴テーブルに格納された回数が所定数を超える場所情報を、上記行動パターンであると推定することを特徴としている。
上記の構成によれば、端末装置は、行動パターンの推定に必要な時間を短縮できる。さらに、端末装置のユーザが、他の端末装置のユーザに関するより精度の高い過去の居場所を把握できるので、他の端末装置のユーザに遭遇しないための対策をより余裕を持って立てることができる。
本発明の態様10に係る端末装置は、上記態様8または9において、上記推定部は、上記履歴テーブルに格納された上記複数の場所情報のうち、上記履歴テーブル内において上記場所情報に対応する上記第2の位置情報が、上記設定された上記第1のジオフェンスに含まれる上記場所情報を、上記行動パターンであると推定し、上記表示部は、推定された上記場所情報を、上記第1のジオフェンス内に表示することを特徴としている。
上記の構成によれば、端末装置は、行動パターンの推定に必要な時間を短縮できる。さらに、端末装置のユーザが、自身の近くにおける他の端末装置のユーザの過去の居場所を把握できるため、他のユーザに遭遇しないための行動を迅速に取ることができる。
本発明の態様11に係る警告通知方法は、端末装置が実行する警告通知方法であって、上記端末装置の位置を表す第1の位置情報を取得する第1の位置情報取得工程と、他の端末装置の位置を表す第2の位置情報を取得する第2の位置情報取得工程と、上記第1の位置情報を含む第1のジオフェンスを設定する第1の設定工程と、上記第2の位置情報を含む第2のジオフェンスを設定する第2の設定工程と、上記第1のジオフェンスの位置と上記第2のジオフェンスの位置との関係を判定する判定工程と、判定された上記関係に基づく警告を上記端末装置のユーザに通知する通知工程とを有することを特徴としている。
上記の構成によれば、警告を通知するためのジオフェンス同士の関係を、より柔軟に判定できる。
本発明の各態様に係る端末装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記端末装置が備える各部として動作させることによって上記端末装置をコンピュータにて実現させる端末装置のプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることによって、新しい技術的特徴を形成できる。
本発明は、携帯電話機、スマートフォン、またはタブレット型端末などの各種の端末装置に好適に利用できる。
1 端末装置、2 端末装置、3 サーバ、11 情報取得部、12 ジオフェンス設定部、13 判定部、14 警告通知部、15 表示部、16 履歴データベース、17 行動パターン推定部、100 警告通知システム

Claims (9)

  1. 端末装置の位置を表す第1の位置情報を取得する第1の位置情報取得部と、
    他の端末装置の位置を表す第2の位置情報を取得する第2の位置情報取得部と、
    上記第1の位置情報を含む第1のジオフェンスを設定する第1の設定部と、
    上記第2の位置情報を含む第2のジオフェンスを設定する第2の設定部と、
    上記第1のジオフェンスの位置と上記第2のジオフェンスの位置との関係を判定する判定部と、
    判定された上記関係に基づく警告を上記端末装置のユーザに通知する通知部とを備えていることを特徴とする端末装置。
  2. 上記第1の設定部は、大きさの異なる複数の上記第1のジオフェンスを設定することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 上記通知部は、上記第2のジオフェンスが上記第1のジオフェンスに少なくとも部分的に重なると判定された場合、または、上記第2のジオフェンスが上記第1のジオフェンスから離れていると判定された場合、上記ユーザに上記警告を通知することを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。
  4. 上記第1のジオフェンスの位置の時間的変化に基づき、上記端末装置の移動方向および移動速度を算出する第1の算出部と、
    上記第2のジオフェンスの位置の時間的変化に基づき、上記他の端末装置の移動方向および移動速度を算出する第2の算出部と、
    上記端末装置の移動方向および移動速度ならびに上記他の端末装置の移動方向および移動速度に基づき、上記端末装置のユーザと上記他の端末装置のユーザとが遭遇するか、または、所定距離離れるかを予測する予測部とをさらに備えており、
    上記通知部は、上記予測部による予測結果に応じた上記警告を通知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の端末装置。
  5. 上記予測部は、上記端末装置の移動方向および移動速度ならびに上記他の端末装置の移動方向および移動速度に基づき、上記端末装置のユーザと上記他の端末装置のユーザとが遭遇する遭遇位置および遭遇時刻のうち少なくともいずれか、または、上記端末装置のユーザと上記他の端末装置のユーザとが所定距離離れる離間位置および離間時刻のうち少なくともいずれかをさらに予測し、上記通知部は、予測された上記遭遇位置および上記遭遇時刻のうち少なくともいずれか、または、予測された離間位置および離間時刻のうち少なくともいずれかをさらに通知することを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
  6. 地図情報を取得する地図情報取得部と、
    上記地図情報において上記第1のジオフェンスと重なる第1の交通路情報を取得する第1の交通路情報取得部と、
    異なる時点において取得された複数の上記第1の交通路情報に基づき、上記ユーザが通った経路を表す第1の経路情報を取得する第1の経路情報取得部と、
    上記地図情報において上記第2のジオフェンスと重なる第2の交通路情報を取得する第2の交通路情報取得部と、
    異なる時点において取得された複数の上記第2の交通路情報に基づき、上記他のユーザが通った経路を表す第2の経路情報を取得する第2の経路情報取得部と、
    上記地図情報を表示する地図情報表示部をさらに備えており、
    上記地図情報表示部は、上記複数の第1の交通路情報および上記複数の第2の交通路情報のうち少なくともいずれかを、上記地図情報における他の交通路情報と識別表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の端末装置。
  7. 取得された上記第2の位置情報を、所定の履歴テーブルに格納する格納部と、
    上記履歴テーブルに格納された複数の上記第2の位置情報に基づき、上記他の端末装置のユーザの過去の行動パターンを推定する推定部をさらに備えており、
    上記過去の行動パターンを表示する表示部とをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の端末装置。
  8. 端末装置が実行する警告通知方法であって、
    上記端末装置の位置を表す第1の位置情報を取得する第1の位置情報取得工程と、
    他の端末装置の位置を表す第2の位置情報を取得する第2の位置情報取得工程と、
    上記第1の位置情報を含む第1のジオフェンスを設定する第1の設定工程と、
    上記第2の位置情報を含む第2のジオフェンスを設定する第2の設定工程と、
    上記第1のジオフェンスの位置と上記第2のジオフェンスの位置との関係を判定する判定工程と、
    判定された上記関係に基づく警告を上記端末装置のユーザに通知する通知工程とを有することを特徴とする警告通知方法。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の端末装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、コンピュータを上記各部として機能させるためのプログラム。
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