JP6428196B2 - エキシマ放電ランプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エキシマ放電ランプ装置に関する。更に詳しくは、洗浄処理および殺菌処理などに用いられるエキシマ放電ランプ装置に関する。
従来、エキシマ放電ランプは、洗浄処理や殺菌処理などに用いられている。エキシマ放電ランプの或る種のものとしては、図7に示すように、発光部52の両端部に封止部53,53が形成された棒状の発光管51を備え、発光部52の外周面に網状の外側電極56が配置され、発光管51の内部に内部電極57が配置されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。このエキシマ放電ランプにおいて、発光管51は、石英ガラスよりなるものである。また、発光部52の内部には、発光ガスとして、例えば、キセノンガス(Xe)が封入されており、その発光ガスの封入圧は20〜200kPaとされている。封止部53,53は、発光管形成材料(石英ガラス管)の端部を加熱しながら圧潰するピンチシール法によって形成されたものである。
また、内部電極57は、発光管51の中心軸に沿うように配置された金属棒よりなり、その両端部が封止部53,53の内部に埋設された金属箔58,58の一端に接続されると共に、封止部53,53によって支持されている。金属箔58,58の他端には外部リード59,59の一端部が接続されており、当該外部リード59,59の他端部は、封止部53,53の外端から外部に突出している。
しかしながら、このような構成のエキシマ放電ランプは、外側電極56が外部に露出しているため、作業者等が点灯状態のエキシマ放電ランプの外側電極56に接触する可能性がある。また、点灯状態のエキシマ放電ランプは高温となるため、外側電極56を構成する電極材料が蒸発しやすい、という問題もある。更に、エキシマ放電ランプからの光が照射されることによって被照射物から生じる飛散物が、当該エキシマ放電ランプの表面に付着してしまう、という問題もある。
このような問題を解決するために、例えば、図8に示すように、エキシマ放電ランプ61の発光管62が、例えば石英ガラスよりなる保護管71によって覆われてなるエキシマ放電ランプ装置60が用いられている(例えば、特許文献2参照。)。
このエキシマ放電ランプ装置60において、エキシマ放電ランプ61は、石英ガラス製の棒状の発光管62を備え、この発光管62の外周面に、当該発光管62の中心軸に沿って伸びる一対の帯状の外側電極63,63が、互いに対向し、当該中心軸に関して対称的に配設されたものである。外側電極63,63は、モリブデンなどよりなる長尺な金属板の一部分によって構成されており、発光管62の外周面に密着固定されている。発光管62の内部には、キセノンガス(Xe)などの発光ガスが封入されている。
また、保護管71は、発光管62の全体を覆うように同軸状に設けられており、保護管71と発光管62との間には、略円筒状の空間が形成されている。この空間は、減圧状態または窒素ガスなどの不活性ガスが充填された状態とされる。保護管71の両端部には、各々、モリブデン箔72,72が埋設されており、当該モリブデン箔72,72には、外側電極63,63を構成する金属板が接続されていると共に、保護管71の両端部の各々から外部に突出する外部リード74,74が接続されている。そして、保護管71の内部においては、発光管62が、外側電極63,63を構成する金属板とモリブデン箔72,72とによって支持されている。
しかしながら、このような構成のエキシマ放電ランプ装置60は、発光管62がモリブデン箔72,72と外側電極63,63を構成する金属板とによって支持されたものであるため、外部から加えられる振動衝撃に対する耐性が小さい、という問題がある。
また、エキシマ放電ランプ装置60は、製造工程、具体的にはガラス旋盤を用いて保護管形成用材料(石英ガラス管)を封止および脱気する過程において、発光管62の位置が変位しやすく、よって発光管62を、保護管71の内部に高い位置精度で配置させることが困難である。そのため、発光管62は、保護管71に対して偏心した状態となりやすい、すなわち保護管71の中心軸と発光管62の中心軸とが大きく傾いた状態となりやすい、という問題もある。ここに、エキシマ放電ランプ装置60が、保護管71の中心軸と発光管62の中心軸とが大きく傾いた状態とされたものである場合には、被照射物と保護管71とが正確な位置関係、すなわち被照射物と保護管71とが平行な状態にあっても、発光管62と被照射物との間の距離が、発光管62の軸方向に不均一となる。そのため、被照射物に対して高い均一性で光を照射することができない、という問題が生じる。
特開2013−257999号公報 特開2009−224089号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、外部から加えられる振動衝撃に対して高い耐性を有すると共に、エキシマ放電ランプの位置が正確に規制され、従って、高い均一性で光を照射することのできるエキシマ放電ランプ装置を提供することにある。
本発明のエキシマ放電ランプ装置は、棒状のエキシマ放電ランプと、このエキシマ放電ランプを内部に封入する、当該エキシマ放電ランプの軸方向に伸びる棒状の保護管とを備えており、
前記保護管には、一方の端部の内面に凹部が形成されており、
前記エキシマ放電ランプは、一方の端部に、前記保護管の凹部に挿入された被支持部を有することを特徴とする。
本発明のエキシマ放電ランプ装置においては、前記被支持部が、エキシマ放電ランプの軸方向外方に突出するよう設けられた突出部材により形成されていることが好ましい。
このような構成の本発明のエキシマ放電ランプ装置においては、前記突出部材には、前記保護管の凹部の内面に接する緩衝部材が設けられていることが好ましい。
また、本発明のエキシマ放電ランプ装置においては、前記エキシマ放電ランプは、内部に発光ガスが封入された発光部と当該発光部の両端の各々に連設された封止部とを有する発光管、当該発光部の外周面に配置された外側電極、および発光部の内部に配置された内部電極を備えており、
前記突出部材は、前記内部電極と電気的に接続されていない金属棒よりなることが好ましい。
また、本発明のエキシマ放電ランプ装置においては、前記緩衝部材は、網状の導電部材により、前記外側電極と一体に構成されていることが好ましい。
本発明のエキシマ放電ランプ装置によれば、保護管の内部において、エキシマ放電ランプが、当該エキシマ放電ランプの被支持部が保護管の凹部の内部に挿入された状態で保持されている。そのため、保護管に対するエキシマ放電ランプの位置を正確に規制し、エキシマ放電ランプを所期の位置に高い位置精度で配置することができ、よって高い均一性で光を照射することができると共に、外部から加えられる振動衝撃に対して高い耐性が得られる。また、被支持部が金属によって形成されたものであっても、当該被支持部の熱膨張に起因して保護管にクラックが発生することがない。
本発明のエキシマ放電ランプ装置の一例における構成の概略を、一部を軸方向に沿った断面で切断した状態で示す説明用部分断面図である。 図1の要部を拡大して示す説明用拡大図である。 本発明のエキシマ放電ランプ装置における緩衝部材の一例を示す説明図である。 本発明のエキシマ放電ランプ装置における緩衝部材の他の例を示す説明図である。 本発明のエキシマ放電ランプ装置における緩衝部材の更に他の例を示す説明図である。 本発明のエキシマ放電ランプ装置における緩衝部材のまた更に他の例を示す説明図である。 従来のエキシマ放電ランプの一例における構成を示す説明用断面図である。 従来のエキシマ放電ランプ装置の一例における構成の概略を示す説明用断面図である。
以下、本発明のエキシマ放電ランプ装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明のエキシマ放電ランプ装置の一例における構成の概略を、一部を軸方向に沿った断面で切断した状態で示す説明用部分断面図である。
このエキシマ放電ランプ装置10は、棒状のエキシマ放電ランプ11を備えており、このエキシマ放電ランプ11が、一端部の内面に凹部33が形成された棒状の保護管30の内部に封入されてなるものである。この保護管30の内部において、エキシマ放電ランプ11は、保護管30の中心軸に沿って伸びるように配置されている。
エキシマ放電ランプ11は、円管状の発光部13と、発光部13の両端の各々に連設された封止部14a,14bとを有する発光管12を備えている。
この図の例において、発光管12における一方の封止部14aは、ピンチシール法によって形成された扁平状の形状を有しており、他方の封止部14bは、シュリンクシール法によって形成された円柱状の形状を有している。発光管12は、例えば合成石英ガラスにより形成されている。
発光部13の内部には、金属素線がコイル状に巻回されてなる内部電極20が、コイル軸が発光管12の中心軸Aと一致する状態で、当該中心軸Aに沿って伸びるよう配置されている。内部電極20は、他方の封止部14bに気密に埋設された金属箔21を介して、他端部が他方の封止部14bの外端より軸方向外方に突出する内部電極用外部リード22に電気的に接続されている。また、内部電極20の一端部は他方の封止部14bによって支持されている。
また、発光部13の内部には、発光ガスが充填されている。発光ガスとしては、例えばキセノンガス(Xe)、アルゴンガス(Ar)、クリプトンガス(Kr)などのエキシマ放電によってエキシマ分子を形成する放電媒質としての作用を有する希ガスが用いられる。
また、発光管12の内部には、希ガスと共に必要に応じて、フッ素ガス(F2 )、塩素ガス(Cl2 )、沃素ガス(I2 )および臭素ガス(Br2 )などのハロゲンガスが封入される。
また、発光部13の内部における一端側には、例えばバリウム(Ba)よりなるゲッタ19が設けられている。
この図の例において、ゲッタ19は、発光管12の内周面の全周にわたって付着した状態で設けられている。
発光部13の外周面には、外側電極25が発光部13の軸方向に沿って伸びるよう配置されている。
この外側電極25は、筒状の形態を有する網状の導電部材によって形成されている。この網状の導電部材は、発光部13の外周面および一方の封止部14aの外周面の全域にわたってこれらの外周面に密接した状態で配設されている。
この図の例において、網状の導電部材は、発光管12の管壁および発光部13の内部空間を介して内部電極20と対向する部分(以下、「対向部分」ともいう。)において、内部電極20との間にエキシマ放電が生じるものであり、この対向部分によって外側電極25が構成されている。
そして、一方の封止部14aには、棒状の突出部材16によって形成された被支持部が、発光管12の軸方向外方に伸びるように設けられている。
この被支持部は、少なくとも先端部分が保護管30の凹部33内に挿入された状態で配置される。
突出部材16は、金属棒よりなるものであり、この金属棒は、リードの構成材料として用いられる金属よりなるものである。
この突出部材16は、一端部が一方の封止部14aの外端より軸方向外方に突出し、少なくとも先端部分が保護管30の凹部33内に挿入された状態とされており、また、他端部が一方の封止部14aによって支持されている。
また、突出部材16の他端部は、一方の封止部14a内において、内部電極20の一端部と離間した状態とされている。すなわち、突出部材16は、内部電極20と電気的に接続されていない。
この図の例において、突出部材16は、発光管12の中心軸Aと一致して配置されている。
突出部材16の一端部には、図2に示されているように、保護管30の凹部33の内面に接する緩衝部材18が設けられていることが好ましい。すなわち、被支持部は、突出部材16と、緩衝部材18とにより構成されていることが好ましい。
また、緩衝部材18は、図2に示されているように、外側電極25と一体のものであることが好ましい。すなわち、緩衝部材18は、外側電極25と共通の導電部材によって構成されていることが好ましい。
この図の例において、緩衝部材18は、網状の導電部材の一端部によって構成されている。網状の導電部材の一端部は、突出部材16の一端部全体を覆い、当該突出部材16に密着した状態とされている。この緩衝部材18は、網状の導電部材の一端部を突出部材16の一端部に被せ、その網状の導電部材の一端部を捩るようにして突出部材16に巻き付け、密着させて固定することによって形成されたものである。
突出部材16に緩衝部材18が設けられていることにより、緩衝部材18によって外部から加えられる振動衝撃が吸収されるため、振動衝撃に対するより一層高い耐性が得られる。
保護管30は、他端が開口する有底円筒状であって、開口部が略円柱状の封止部材35によって気密に封止され、一端部に凹部33が形成されたものである。
この保護管30の内部において、エキシマ放電ランプ11は、他方の封止部14bが封止部材35に支持され、被支持部が凹部33の内部に挿入されることにより、保護管30の内周面に接触しないよう、発光管12の中心軸Aが保護管30の中心軸上に位置された状態で、保持されている。また、保護管30の内部空間は、減圧状態、または例えば窒素ガスなどの不活性ガスが充填された状態とされている。
この図の例において、保護管30は、エキシマ放電ランプ11から放射される光(例えば真空紫外線)を出射する光透過部31と、その光を遮蔽する非光透過部32とを有するものである。光透過部31は、一端部側に形成されており、この光透過部31には、内部電極20および外側電極25が位置されている。一方、非光透過部32は、他端部側に形成されており、光透過部31より大きい肉厚を有している。
保護管30において、凹部33は、保護管30の中心軸上に配設されている。
この図の例において、凹部33は、排気管残部によって構成されており、この排気管残部は、当該排気管残部の中心軸が、保護管30の中心軸と一致する状態で、当該保護管30の中心軸に沿って伸びるように配置されている。
封止部材35は、例えば溶融石英ガラスよりなり、保護管30の開口部に挿入配置されてその外周面と保護管30の内周面とが溶着されている。
この封止部材35においては、当該封止部材35の一端部に、エキシマ放電ランプ11の他方の封止部14bの他端部が固定されている。
また、封止部材35には、エキシマ放電ランプ11における内部電極用外部リード22が、封止部材35の中央位置を軸方向に貫通して伸びるように配設されており、このようにして、内部電極用外部リード22の他端部が保護管30の外部に導出されている。
封止部材35の外周面と保護管30の内周面との接合部には、例えばモリブデンよりなる金属箔40が気密に埋設されている。この金属箔40には、撚り線よりなる給電線41を介してエキシマ放電ランプ11の外側電極25に接続された棒状の内部リード42の他端部が接続されていると共に、他端部が保護管30の他端面より軸方向外方に突出する棒状の外部電極用外部リード43の一端部が接続されている。内部リード42は、例えばモリブデンよりなり、給電線41は、例えばニッケル線よりなる。
このような構成とされていることにより、外部電極用外部リード43と内部電極用外部リード22との空間距離の大きさを十分に確保することができるので、電気的絶縁状態を維持しながら、所期の給電構造を形成することができる。また、撚り線よりなる給電線41を使用していることにより、内部リード42や封止部材35による封止部に大きな力が加わることがなく、また、給電線41の、外部電極25および外部電極用外部リード43に対する十分な大きさの接触面積を確保することができ、この点においても、所期の給電構造を確実に形成することができる。
保護管30の他端部には、セラミック製のベース部材45が無機接着剤によって固定されて設けられており、外部電極用外部リード43および内部電極用外部リード22の他端部はそれぞれベース部材45に設けられた給電線46,46に接続されている。
このエキシマ放電ランプ装置10の製造過程においては、一端に排気管が取り付けられ、他端に開口を有する保護管形成材料の内部に、エキシマ放電ランプ11を、当該排気管の内部に被支持部を挿入した状態で配置する。そして、保護管形成材料の他端を封止し、その保護管形成材料の内部を脱気し、必要に応じて不活性ガスを充填した後、排気管をチップオフする。このようにして、保護管30の一端部において、被支持部が挿入された状態の凹部33が形成されると共に、保護管30の内部にエキシマ放電ランプ11が封入される。
而して、エキシマ放電ランプ装置10によれば、保護管30の内部において、エキシマ放電ランプ11が、被支持部が保護管30の凹部33の内部に挿入された状態で保持されている。そのため、エキシマ放電ランプ11および保護管30が極めて長尺なものであっても、保護管30に対するエキシマ放電ランプ11の位置を正確に規制し、エキシマ放電ランプ11を所期の位置に高い位置精度で配置することができ、よって高い均一性で光を照射することができると共に、外部から加えられる振動衝撃に対して高い耐性が得られる。また、被支持部を構成する突出部材16が金属製のものであっても、突出部材16の熱膨張に起因して保護管30にクラックが発生することがない。
以上において、本発明のエキシマ放電ランプ装置を具体的な例を用いて説明したが、本発明のエキシマ放電ランプ装置はこれに限定されるものではない。
例えば、緩衝部材は、外側電極と別個のもの、具体的には、突出部材に密着して巻き付けられた金属素線によって形成されたものであってもよく、また弾性部材よりなるものであってもよい。弾性部材よりなる緩衝部材の具体例としては、図3に示すようにコイルバネよりなるもの、図4に示すように板状渦巻きバネよりなるもの、また図5および図6に示すように板状バネよりなるものなどが挙げられる。図3のコイルバネよりなる緩衝部材18は、他方(図3における左方)の端部が突出部材16に巻き付けられることによって固定されている。図4の板状渦巻きバネよりなる緩衝部材18は、一方(図4における右方)の端部が突出部材16に巻き付けられることによって固定されている。図5の板状バネよりなる緩衝部材18は、屈曲部に設けられた貫通孔に突出部材16が嵌合することによって固定されている。また、図6の板状バネよりなる緩衝部材18は、両端部の各々に形成された凹部が一方の封止部14aの外端に嵌合することにより、突出部材16の一端部全体を覆う状態で固定されている。
また、保護管の他端部の封止構造およびエキシマ放電ランプの他端部の固定構造は、各々、図1のエキシマ放電ランプ装置10に係る構造に限定されるものではなく、いかなる構成を有するものであってもよい。
10 エキシマ放電ランプ装置
11 エキシマ放電ランプ
12 発光管
13 発光部
14a 一方の封止部
14b 他方の封止部
16 突出部材
18 緩衝部材
19 ゲッタ
20 内部電極
21 金属箔
22 内部電極用外部リード
25 外側電極
30 保護管
31 光透過部
32 非光透過部
33 凹部
35 封止部材
40 金属箔
41 給電線
42 内部リード
43 外部電極用外部リード
45 ベース部材
46 給電線
A 発光管の中心軸(ランプ中心軸)
51 発光管
52 発光部
53 封止部
56 外側電極
57 内部電極
58 金属箔
59 外部リード
60 エキシマ放電ランプ装置
61 エキシマ放電ランプ
62 発光管
63 外側電極
71 保護管
72 モリブデン箔
74 外部リード

Claims (5)

  1. 棒状のエキシマ放電ランプと、このエキシマ放電ランプを内部に封入する、当該エキシマ放電ランプの軸方向に伸びる棒状の保護管とを備えており、
    前記保護管には、一方の端部の内面に凹部が形成されており、
    前記エキシマ放電ランプは、一方の端部に、前記保護管の凹部に挿入された被支持部を有することを特徴とするエキシマ放電ランプ装置。
  2. 前記被支持部が、エキシマ放電ランプの軸方向外方に突出するよう設けられた突出部材により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエキシマ放電ランプ装置。
  3. 前記突出部材には、前記保護管の凹部の内面に接する緩衝部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のエキシマ放電ランプ装置。
  4. 前記エキシマ放電ランプは、内部に発光ガスが封入された発光部と当該発光部の両端の各々に連設された封止部とを有する発光管、当該発光部の外周面に配置された外側電極、および発光部の内部に配置された内部電極を備えており、
    前記突出部材は、前記内部電極と電気的に接続されていない金属棒よりなることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のエキシマ放電ランプ装置。
  5. 前記突出部材には、前記保護管の凹部の内面に接する緩衝部材が設けられ、
    前記緩衝部材は、網状の導電部材により、前記外側電極と一体に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のエキシマ放電ランプ装置。
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