JP6427032B2 - 出隅方立構造 - Google Patents

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Description

本発明は、屋内外を仕切るサッシや屋内空間の間仕切りとして使用される連窓などに設けられる出隅方立構造に関する。
従来、出隅方立構造として、出隅コーナー用方立と、出隅コーナー用方立に接合される左右のコーナー用縦枠と、一対のコーナー用縦枠同士を固定するコーナー部カバー材とによって構成される出隅コーナー部構造が提案されている(特許文献1参照)。
出隅コーナー用方立は、左右のコーナー用縦枠よりも室内側に配置されている。各コーナー用縦枠は、ガラスが装着されており、各ガラスの見込み方向と平行に配置される見込み片部を有している。各見込み片部は、各ガラスよりも室内側に突出して形成されて出隅コーナー部構造の強度を高めている。
特開2001−98685号公報
近年、出隅方立構造を外観上スリム化することでガラス等のパネルの露呈面を大きくして、シンプルな外観意匠を形成することが望まれることがある。
ところで、特許文献1に記載の出隅コーナー部構造では、各コーナー用縦枠の各見込み片部は、各ガラスの見込み方向と平行に配置されるため、各ガラスよりも室内側に突出した各見込み片部の室内縁部同士を近接して配置しても、各見込み片部の室外縁部同士は大きく離間して位置してしまう。このため、パネルの保持強度を維持しつつ出隅コーナー部構造を外観上スリム化することが困難である。
本発明の目的は、パネルの保持強度を維持しつつ外観上スリム化できる出隅方立構造を提供することにある。
本発明の出隅方立構造は、第一パネルおよび第二パネルを連結する出隅方立構造であって、前記第一パネルを保持する第一縦枠と、前記第二パネルを保持する第二縦枠と、前記第一縦枠および前記第二縦枠を連結する方立とを備え、前記方立は、前記第一パネルおよび前記第二パネルよりも室内側に配置され、前記第一縦枠は、前記第一パネルに沿って配置される第一室外見付け片部と、前記第一室外見付け片部に連続する第一傾斜片部とを有し、前記第二縦枠は、前記第二パネルに沿って配置される第二室外見付け片部と、前記第二室外見付け片部に連続する第二傾斜片部とを有し、前記第一傾斜片部は、前記第一室外見付け片部に対して出隅角度よりも小さな鋭角をもって傾斜して配置され、前記第二傾斜片部は、前記第二室外見付け片部に対して出隅角度よりも小さな鋭角をもって傾斜して配置されることを特徴とする。
本発明の出隅方立構造によれば、第一傾斜片部は、第一室外見付け片部に対して出隅角度よりも小さな鋭角をもって傾斜して配置され、第二傾斜片部は、第二室外見付け片部に対して出隅角度よりも小さな鋭角をもって傾斜して配置される。このため、例えば、出隅を形成する一対の縦枠がガラス等のパネルの見込み方向と平行に配置される場合と比べ、第一傾斜片部および第二傾斜片部の室外縁部同士を近接して配置できるので、出隅方立構造を外観上スリム化できる。
また、方立は、第一パネルおよび第二パネルよりも室内側に配置されて当該第一縦枠および第二縦枠を連結するため、出隅方立構造の外観に影響を与えることなく、パネルを保持するのに十分な強度を有した構造体を構成できる。
本発明の出隅方立構造では、前記第一室外見付け片部に対する前記第一傾斜片部の傾斜角度は、前記第二室外見付け片部に対する前記第二傾斜片部の傾斜角度と同じに設定され、前記第一傾斜片部および前記第二傾斜片部のそれぞれの外面の少なくとも室外部分は、互いに平行に配置され、前記室外部分間には、シール材が設けられることが好ましい。
このような構成によれば、第一縦枠および第二縦枠の断面形状を共通化することが容易となる。これにより、各縦枠の製造コストを削減でき、施工性を向上できる。
また、第一傾斜片部および第二傾斜片部のそれぞれの外面の室外部分が互いに平行に配置されるため、シール材の施工性を向上することができる。
本発明の出隅方立構造では、少なくとも前記第一傾斜片部の内面が前記第一室外見付け片部に対して傾斜する傾斜角度は、前記第一傾斜片部の外面が前記第一室外見付け片部に対して傾斜する傾斜角度よりも大きく設定されることが好ましい。
このような構成によれば、第一傾斜片部の内面と第一パネルの側端面とのクリアランスを大きくでき、従来よりも大型のパネルを採用することが可能となる。
本発明の出隅方立構造では、少なくとも前記第一傾斜片部の内面が前記第一室外見付け片部に対して傾斜する傾斜角度は、前記第一傾斜片部の外面の室外部分が前記第一室外見付け片部に対して傾斜する傾斜角度よりも大きく設定され、前記第一傾斜片部の外面の室外部分よりも室内側寄りの部分は、前記第一傾斜片部の内面と平行に配置されることが好ましい。
このような構成によれば、当該傾斜片部の内面と第一パネルの側端面とのクリアランスを大きくでき、しかも、第一傾斜片部の外面の室外部分よりも室内側寄りの部分は、第一傾斜片部の内面と平行に配置されるため、当該室内側寄りの部分の肉厚を一定に形成でき、第一傾斜片部の外面に対し前述した内面の傾斜角度が大きく設定される場合と比べ、第一傾斜片部の室内側強度を維持できる。
本発明の出隅方立構造では、前記第一縦枠は、前記第一傾斜片部に連続する第一室内見付け片部を有し、前記第二縦枠は、前記第二傾斜片部に連続する第二室内見付け片部を有し、前記方立は、前記第一室内見付け片部に連結される第一連結片部と、前記第二室内見付け片部に連結される第二連結片部と、前記第一連結片部および前記第二連結片部に連続する方立本体とを有し、前記方立本体は、前記第一傾斜片部および前記第二傾斜片部間に配置され、前記方立本体は、前記第一縦枠および前記第二縦枠に係合する係合部と、前記係合部よりも前記第一連結片部および前記第二連結片部側の位置に形成された切欠部とを有し、前記切欠部は、前記第一傾斜片部および前記第二傾斜片部に横材を取り付ける取付具が配置可能に構成されることが好ましい。
このような構成によれば、第一縦枠および第二縦枠を方立本体の係合部に係合し、第一連結片部および第二連結片部に連結して、第一傾斜片部および第二傾斜片部を方立本体の近くに配置した場合に、取付具の一部が、第一傾斜片部および第二傾斜片部と方立本体との間に位置しても、この取付具の一部を方立本体の切欠部に配置でき、取付具と方立本体との干渉をなくすことができる。このため、出隅方立構造の外観をスリム化できる。
本発明の出隅方立構造では、前記第一縦枠は、前記第一傾斜片部に連続する第一室内見付け片部を有し、前記第二縦枠は、前記第二傾斜片部に連続する第二室内見付け片部を有し、前記方立は、前記第一室内見付け片部に連結される第一連結片部と、前記第二室内見付け片部に連結される第二連結片部と、前記第一連結片部および前記第二連結片部に連続する方立本体とを有し、前記方立本体は、前記第一傾斜片部および前記第二傾斜片部間に配置され、前記方立本体は、前記第一縦枠および前記第二縦枠に係合する係合部と、前記係合部よりも前記第一連結片部および前記第二連結片部側の位置に形成された当接部とを有し、前記当接部は、前記第一傾斜片部および前記第二傾斜片部のそれぞれの外面に当接することが好ましい。
このような構成によれば、第一縦枠、第二縦枠を方立に連結する場合において第一室内見付け片部、第二室内見付け片部を第一連結片部、第二連結片部に連結する前段階であっても、第一縦枠、第二縦枠を方立本体の係合部に係合して当接部に当接することによって、第一縦枠、第二縦枠の方立に対する位置決めができ、出隅方立構造の組立作業性を向上できる。
本発明によれば、パネルの保持強度を維持しつつ外観上スリム化できる出隅方立構造を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る出隅方立構造を備えた連窓を示す斜視図。 第1実施形態に係る出隅方立構造を備えた連窓の縦断面図。 第1実施形態に係る出隅方立構造を備えた連窓の横断面図。 第1実施形態に係る出隅方立構造を示す横断面図。 第1実施形態に係る出隅方立構造を示す斜視図。 第1実施形態に係る出隅方立構造の方立を示す斜視図。 第1実施形態に係る出隅方立構造の組立手順を示す横断面図。 第1実施形態に係る出隅方立構造の組立手順を示す横断面図。 第2実施形態に係る出隅方立構造を示す横断面図。 第3実施形態に係る出隅方立構造を示す横断面図。 第4実施形態に係る出隅方立構造を示す横断面図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3において、連窓1は、オフィスビル等において屋内外を仕切るものであり、複数のパネル体2が連なって構成されている。
複数のパネル体2のうちの第一パネル体2Aおよび第二パネル体2Bは、90°の出隅角度θ1(図4参照)をもって互いに隣り合って配置されている。
第一パネル体2Aは、枠体4と、枠体4内に設けられた第一パネルであるガラスパネル5(複層ガラスパネル)と備えて構成されている。
枠体4は、アルミ押出形材によって形成された上枠6、下枠7、左右の縦枠9,10を枠組みし、縦枠9,10間に無目8を設けて構成されている。第一パネル体2Aにおいて、ガラスパネル5は二枚設けられ、無目8の上下に配置されている。
第二パネル体2Bは、第一パネル体2Aと同様に構成され、図1において第一パネル体2Aと左右逆向きに設けられている。
上枠6、下枠7および無目8は、縦枠9,10間に設けられた横材である。上枠6、下枠7および無目8の一方の端面は縦枠9の見込み片部にネジ止めされている。第一パネル体2Aの上枠6、下枠7および無目8の他方の端面は、後述する第一縦枠10Aの第一傾斜片部15Aの内面152に沿って形成されて当該第一傾斜片部15Aに取付ネジ31(取付具)によってネジ止めされている。第二パネル体2Bの上枠6、下枠7および無目8の他方の端面は、後述する第二縦枠10Bの第一傾斜片部15Aの内面152に沿って形成されて当該第二傾斜片部15Bに取付ネジ31によってネジ止めされている。
第一パネル体2Aの縦枠10は、第一縦枠10Aとして構成され、第二パネル体2Bの縦枠10は、第一縦枠10Aに対向して配置される第二縦枠10Bとして構成されている。第一縦枠10Aおよび第二縦枠10Bは、図3に示す方立20によって互いに連結されている。
第一縦枠10A、第二縦枠10Bおよび方立20によって第1実施形態に係る出隅方立構造30が構成されている。本実施形態では、出隅方立構造30における出隅角度θ1は、前述した90°に限られず、0°よりも大きく180°よりも小さい範囲内の任意角度に予め設定可能である。
第一縦枠10Aは、図4に示すように、室外枠部11Aと、第一傾斜片部15Aと、室内枠部16Aとを有して構成されている。
室外枠部11Aは、第一室外見付け片部12Aと、第一室外見付け片部12Aおよび第一傾斜片部15Aに連続する係合片部13とを有しており、係合片部13には押縁14が係合している。ガラスパネル5の室外面51と当該室外面51に対向する押縁14のパネル対向面との間には、バックアップ材32が設けられ、シール材33が施工されている。第一室外見付け片部12Aの室外面および室内面は、第一パネル体2Aのガラスパネル5の室外面51と平行に配置されている。
図5に示すように、室外枠部11Aにおいて上枠6、下枠7、無目8が配置される部分は切り欠かれており、第一傾斜片部15Aの内面152に上枠6、下枠7、無目8の各端面が当接される構成となっている。
第一傾斜片部15Aは、第一縦枠10Aの見付け方向外側における第一室外見付け片部12Aの側縁部121に連続し、第一パネル体2Aのガラスパネル5の室内面52よりも室内側に突出して形成されている。第一傾斜片部15Aの外面151には、鉤状の係合部153が形成されている。第一傾斜片部15Aは、第一室外見付け片部12Aに対して出隅角度θ1よりも小さな鋭角(具体的には後述する傾斜角度θ2)をもって傾斜して配置されており、第一傾斜片部15Aの室外縁部は、第一傾斜片部15Aの室内縁部よりも第一縦枠10Aの見付け方向外側に位置している。
第一傾斜片部15Aの外面151は、第一室外見付け片部12Aの室外面に対して鋭角である傾斜角度θ2をもって傾斜して配置されている。第一傾斜片部15Aの外面151の室外部分の傾斜角度θ2は45°である。第一傾斜片部15Aの外面151の室外部分よりも室内側寄りの部分の傾斜角度θ2は48°である。
第一傾斜片部15Aの内面152は、外面151に対して第一縦枠10Aの見付け方向内側に位置しており、第一室外見付け片部12Aの室内面に対して鋭角48°の傾斜角度θ3をもって傾斜して配置されている。本実施形態では、第一傾斜片部15Aの外面151の室内側寄りの部分の傾斜角度θ2は、第一傾斜片部15Aの内面152の傾斜角度θ3と同じ角度に設定されている。
ここで、前述したように、第一室外見付け片部12Aの室外面および室内面は第一パネル体2Aのガラスパネル5の室外面51と平行に配置されているため、第一傾斜片部15Aの外面151および内面152は、ガラスパネル5の室外面51に沿った横方向に対して傾斜角度θ2、θ3をもって傾斜してそれぞれ配置されているといえる。また、第一傾斜片部15Aの内面152は、ガラスパネル5の端面に対しても傾斜した向きに配置されている。
本実施形態では、第一傾斜片部15Aの外面151の室外部分の傾斜角度θ2は、出隅角度θ1(90°)の1/2である45°に設定されており、第一傾斜片部15Aの外面151の室内側寄りの部分の傾斜角度θ2および内面152の傾斜角度θ3は、出隅角度θ1の1/2よりも大きな角度48°に設定されている。
なお、第一傾斜片部15Aの室外部分の肉厚は、その室内側寄りの部分の肉厚よりも厚く形成されている。
室内枠部16Aは、室外枠部11Aに対して間隔を隔てて室内側に配置されている。室内枠部16Aは、パネル対向片部17と、内側傾斜片部18と、第一室内見付け片部19Aとを有して構成されている。
パネル対向片部17は、第一傾斜片部15Aに連続しており、第一縦枠10Aの見付け方向に沿って配置されている。ガラスパネル5の室内面52と当該室内面52に対向するパネル対向片部17のパネル対向面との間には、バックアップ材32が設けられ、シール材33が施工されている。
内側傾斜片部18は、パネル対向片部17に連続しており、第一傾斜片部15Aと平行に配置されている。
第一室内見付け片部19Aは、第一傾斜片部15Aの室内縁部と内側傾斜片部18とに連続しており、第一縦枠10Aの見付け方向に沿って配置されている。
図5に示すように、室内枠部16Aにおいて上枠6、下枠7、無目8が配置される部分は切り欠かれており、第一傾斜片部15Aの内面152に上枠6、下枠7、無目8の各端面が当接される構成となっている。
第一室外見付け片部12A、係合片部13および第一傾斜片部15Aによって室外側ホロー部が形成されている。
パネル対向片部17、内側傾斜片部18、第一室内見付け片部19Aおよび第一傾斜片部15Aによって室内側ホロー部が形成されている。
押縁14、係合片部13、第一傾斜片部15A、パネル対向片部17によってガラスパネル5の側端部が配置される溝形成部が形成されている。この溝形成部においてガラスパネル5の側端面と第一傾斜片部15Aの内面152とのクリアランスCは、例えば4mm以上に設定される。
第二縦枠10Bは、図4に示すように、室外枠部11Bと、第二傾斜片部15Bと、室内枠部16Bとを有して構成されている。
室外枠部11Bは、第二室外見付け片部12Bと、第二室外見付け片部12Bおよび第二傾斜片部15Bに連続する係合片部13とを有しており、係合片部13には押縁14が係合している。ガラスパネル5の室外面51と当該室外面51に対向する押縁14のパネル対向面との間には、バックアップ材32が設けられ、シール材33が施工されている。第二室外見付け片部12Bの室外面および室内面は、第二パネル体2Bのガラスパネル5の室外面51と平行に配置されている。
室外枠部11Bにおいて上枠6、下枠7、無目8が配置される部分は切り欠かれており、第二傾斜片部15Bの内面152に上枠6、下枠7、無目8の各端面が当接される構成となっている。
この室外枠部11Bは、室外枠部11Aと同様に構成されている。
第二傾斜片部15Bは、第二縦枠10Bの見付け方向外側における第二室外見付け片部12Bの側縁部121に連続し、第二パネル体2Bのガラスパネル5の室内面52よりも室内側に突出して形成されている。第二傾斜片部15Bの外面151には、鉤状の係合部153が形成されている。第二傾斜片部15Bは、第二室外見付け片部12Bに対して出隅角度θ1よりも小さな鋭角(具体的には後述する傾斜角度θ2)をもって傾斜して配置されており、第一傾斜片部15Aの室外縁部は、第一傾斜片部15Aの室内縁部よりも第一縦枠10Aの見付け方向外側に位置している。
第二傾斜片部15Bの外面151は、第二室外見付け片部12Bの室外面に対して鋭角である傾斜角度θ2をもって傾斜して配置されている。第二傾斜片部15Bの外面151の室外部分の傾斜角度θ2は45°である。第二傾斜片部15Bの外面151の室外部分よりも室内側寄りの部分の傾斜角度θ2は48°である。
第二傾斜片部15Bの内面152は、外面151に対して第二縦枠10Bの見付け方向内側に位置しており、第二室外見付け片部12Bの室内面に対して鋭角48°の傾斜角度θ3をもって傾斜して配置されている。第二傾斜片部15Bの外面151の室内側寄りの部分の傾斜角度θ2は、第二傾斜片部15Bの内面152の傾斜角度θ3と同じ角度に設定されている。
このように、本実施形態では、第二傾斜片部15Bの外面151の傾斜角度θ2は、第一傾斜片部15Aの外面151の傾斜角度θ2と同じであり、第二傾斜片部15Bの内面152の傾斜角度θ3は、第一傾斜片部15Aの内面152の傾斜角度θ3と同じである。
ここで、前述したように、第二室外見付け片部12Bの室外面および室内面は第二パネル体2Bのガラスパネル5の室外面51と平行に配置されているため、第二傾斜片部15Bの外面151および内面152は、ガラスパネル5の室外面51に沿った横方向に対して傾斜角度θ2、θ3をもって傾斜してそれぞれ配置されているといえる。また、第二傾斜片部15Bの内面152は、ガラスパネル5の端面に対しても傾斜した向きに配置されている。
なお、第二傾斜片部15Bの室外部分の肉厚は、その室内側寄りの部分の肉厚よりも厚く形成されている。
室内枠部16Bは、室外枠部11Bに対して間隔を隔てて室内側に配置されている。室内枠部16Bは、パネル対向片部17と、内側傾斜片部18と、第二室内見付け片部19Bとを有して構成されている。
パネル対向片部17は、第二傾斜片部15Bに連続しており、第二縦枠10Bの見付け方向に沿って配置されている。ガラスパネル5の室内面52と当該室内面52に対向するパネル対向片部17のパネル対向面との間には、バックアップ材32が設けられ、シール材33が施工されている。
内側傾斜片部18は、パネル対向片部17に連続しており、第二傾斜片部15Bと平行に配置されている。
第二室内見付け片部19Bは、第二傾斜片部15Bの室内縁部と内側傾斜片部18とに連続しており、第二縦枠10Bの見付け方向に沿って配置されている。
室内枠部16Bにおいて上枠6、下枠7、無目8が配置される部分は切り欠かれており、第二傾斜片部15Bの内面152に上枠6、下枠7、無目8の各端面が当接される構成となっている。
第二室外見付け片部12B、係合片部13および第二傾斜片部15Bによって室外側ホロー部が形成されている。
パネル対向片部17、内側傾斜片部18、第二室内見付け片部19Bおよび第二傾斜片部15Bによって室内側ホロー部が形成されている。
押縁14、係合片部13、第二傾斜片部15B、パネル対向片部17によってガラスパネル5の側端部が配置される溝形成部が形成されている。この溝形成部においてガラスパネル5の側端面と第二傾斜片部15Bの内面152とのクリアランスCは、例えば4mm以上に設定される。
第一傾斜片部15Aの外面151の室外部分と第二傾斜片部15Bの外面151の室外部分との間には、湿式のシール材35が施工されている。
方立20は、図4に示すように、アルミ製の押出し形材によって形成されており、方立本体21と、第一連結片部25と、第二連結片部27とを有して構成されている。
方立本体21は、図6に示すように上下方向に板状に延びて形成されており、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bのそれぞれの外面151間であって各ガラスパネル5よりも室内側に配置されている。
方立本体21の室外側縁部には、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bの係合部153にそれぞれ係合した二つの鉤部を有した係合部22が形成されている。
方立本体21の室内側縁部には、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bに向かって突出して形成され、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bのそれぞれの外面151に当接した当接部23が形成されている。
また、方立本体21には、係合部22および当接部23間の位置に切欠部24が形成されている。本実施形態では、切欠部24は孔部によって構成されており、当該切欠部24には各取付ネジ31の頭部が配置可能である。これにより、各取付ネジ31の方立本体21に対する干渉をなくしている。
第一連結片部25および第二連結片部27は、当接部23にそれぞれ連続しており、第一縦枠10Aおよび第二縦枠10Bよりも室内側に配置されている。
第一連結片部25は、図4に示すように、第一縦枠10Aの見付け方向に沿って配置され、連結ビス34によって第一室内見付け片部19Aにビス止めされている。
第二連結片部27は、第二縦枠10Bの見付け方向に沿って配置され、連結ビス34によって第二室内見付け片部19Bにビス止めされている。
また、第一連結片部25は室内側に突出した装着部26を有し、第二連結片部27は室内側に突出した装着部28を有している。装着部26,28には、断面コ字状の方立カバー29が装着されている。
なお、図6に示すように、第一連結片部25および第二連結片部27の上下方向の長さは、方立本体21の上下方向の長さよりも短く形成されているが、各種の出隅設計に対応して適宜長さに設定可能である。
図4に示すように、第一パネル体2Aをその見込み方向外側(室外側)から見た際の出隅方立構造30の見え面の横幅寸法W1は、第一縦枠10Aおよび押縁14の室外側からの見え面の横幅寸法W2と、第一室外見付け片部12Aの側縁部121から第二縦枠10Bの室外面に沿った位置までの見付け方向における横幅寸法W3との和である。
第一傾斜片部15Aの外面151を第一室外見付け片部12Aに対して傾斜して配置し、第一室外見付け片部12Aの側縁部121を第二縦枠10Bの室外面に沿った位置に寄せて配置することで、例えば第一傾斜片部15Aが傾斜配置されずに第一縦枠10Aの見込み方向に沿って配置される場合と比べ、横幅寸法W3は小さく設定されている。
このように各横幅寸法W3が小さく設定されることで、横幅寸法W1も小さく設定されることとなる。
第二パネル体2Bをその見込み方向外側(室外側)から見た際の出隅方立構造30の見え面の横幅寸法W1は、第二縦枠10Bおよび押縁14の室外側からの見え面の横幅寸法W2と、第二室外見付け片部12Bの側縁部121から第一縦枠10Aの室外面に沿った位置までの見付け方向における横幅寸法W3との和である。
第二パネル体2B側の各横幅寸法W1、W2、W3は、前述した第一パネル体2A側の各横幅寸法W1、W2、W3と同寸法であり、例えば第二傾斜片部15Bが傾斜配置されずに第二縦枠10Bの見込み方向に沿って配置される場合と比べ、小さく設定されている。
以上のように各横幅寸法W1が小さく設定されることで、出隅方立構造30の室外側の見え面が細見付け化され、出隅方立構造30が外観上においてスリムに構成される。
また、各室内枠部16A,16Bに方立20の第一連結片部25および第二連結片部27が連結されることで、連窓1の室内側において強度の高い構造体を形成できる。これにより、前述したように出隅方立構造30を外観上スリム化し、大型のガラスパネル5が採用されても、当該ガラスパネル5を保持するための方立強度を維持可能となっている。
[出隅方立構造の施工]
以下、出隅方立構造30の施工について説明する。
先ず、第一パネル体2Aを組み立て、図7に示すように第一傾斜片部15Aの係合部153を方立20の係合部22に係合する。続いて、第一パネル体2Aを係合部22,153の係合部分のまわりで方立20に対して回動し、第一傾斜片部15Aの外面151を方立20の当接部23に当接する。このとき、第一縦枠10Aは、方立20にビス止めされていない状態であるが、係合部22,153の係合と第一傾斜片部15Aの当接部23への当接とによって仮位置決めされている。
次に、図8に示すように連結ビス34を方立20の第一連結片部25に挿通し、第一縦枠10Aの第一室内見付け片部19Aに螺合して、第一室内見付け片部19Aを第一連結片部25に連結する。この連結によって第一縦枠10Aは方立20に本位置決めされる。この状態では、取付ネジ31の頭部は、切欠部24に配置される。
なお、第二パネル体2Bの方立20への連結も、第一パネル体2Aの方立20への連結と同様に行う。
このようにして、出隅方立構造30を施工する。その後、複数のパネル体2が連結されることで図1に示す連窓1が構成される。
[第1実施形態の効果]
(1)第一傾斜片部15Aは、第一室外見付け片部12Aに対して出隅角度θ1よりも小さな鋭角をもって傾斜して配置され、第二傾斜片部15Bは、第二室外見付け片部12Bに対して出隅角度θ1よりも小さな鋭角をもって傾斜して配置されている。このため、第一傾斜片部15A、第二傾斜片部15Bがガラスパネル5の見込み方向に沿って配置される場合と比べ、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bの室外縁部同士を近接して配置できる。これにより、第一縦枠10Aの見付け方向において第一室外見付け片部12Aを第二室外見付け片部12B側に寄せて配置できるとともに、第二縦枠10Bの見付け方向において第二室外見付け片部12Bを第一室外見付け片部12A側に寄せて配置でき、第一室外見付け片部12A側を室外側から見た際の見え面と第二室外見付け片部12B側を室外側から見た際の見え面とをスリム化できる。このように、出隅方立構造30を外観上スリム化できる。また、第一傾斜片部15A、第二傾斜片部15Bが前述したように傾斜して配置されているため、ガラスパネル5よりも室内側に突出した第一傾斜片部15Aの室内部分と、ガラスパネル5よりも室内側に突出した第二傾斜片部15Bの室内部分とが互いに干渉することがなく、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bの室外縁部同士を近接して配置できる。
さらに、方立20は、各ガラスパネル5よりも室内側に配置されて当該第一縦枠10Aおよび第二縦枠10Bを連結するため、出隅方立構造30の外観に影響を与えることなく、ガラスパネル5を保持するのに十分な強度を有した構造体を構成でき、各ガラスパネル5が大型化されても保持できる。
(2)第一室外見付け片部12Aに対する第一傾斜片部15Aの傾斜角度θ2が第二室外見付け片部12Bに対する第二傾斜片部15Bの傾斜角度θ2と同じに設定されるため、第一縦枠10Aおよび第二縦枠10Bの断面形状を共通化することが容易となる。これにより、各縦枠10A,10Bの製造コストを削減でき、施工性を向上できる。
(3)各外面151の室外部分よりも室内側寄りの部分は、各内面152と平行に配置されている。このため、第一傾斜片部15A、第二傾斜片部15Bの室内側寄りの部分の肉厚が薄くならずに一定の厚みに形成でき、第一傾斜片部15A、第二傾斜片部15Bの室内側強度を維持できる。
また、第一傾斜片部15A、第二傾斜片部15Bの内面152の前述した傾斜角度θ3が、第一傾斜片部15A、第二傾斜片部15Bの外面151の室外部分の前述した傾斜角度θ2よりも大きく設定されることで、各内面152と各ガラスパネル5の側端面とのクリアランスCを大きくできる。
さらに、各外面151の室外部分同士が平行に配置されるため、後述する第二実施形態に係る出隅方立構造30Aと同様に、第一傾斜片部15Aの外面151の室外部分と第二傾斜片部15Bの外面151の室外部分との間へのシール材35の施工性を向上できる。
(4)方立本体21が、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bに上枠6、下枠7、無目8などの横材を取り付ける取付ネジ31が配置可能に構成される切欠部24を有する。このため、第一縦枠10Aおよび第二縦枠10Bを方立本体21の係合部22に係合し、第一連結片部25および第二連結片部27に連結して、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bを方立本体21の近くに配置した場合に、取付ネジ31の頭部が、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bと方立本体21との間に位置しても、取付ネジ31の頭部を方立本体21の切欠部24に配置でき、取付ネジ31と方立本体21との干渉をなくすことができる。これにより、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bと方立本体21との隙間を、より小さくでき、出隅方立構造30の外観をスリム化できる。
(5)方立本体21が、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bのそれぞれの外面に当接する当接部23を、係合部22よりも第一連結片部25および第二連結片部27側(室内側)の位置に有している。このため、第一縦枠10A、第二縦枠10Bを方立20に連結する場合において第一室内見付け片部19A、第二室内見付け片部19Bを第一連結片部25、第二連結片部27に連結する前段階であっても、第一縦枠10A、第二縦枠10Bを方立本体21の係合部22に係合して当接部23に当接することによって、第一縦枠10A、第二縦枠10Bの方立20に対する仮位置決めができ、出隅方立構造30の組立作業性を向上できる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態を図9に基づいて説明する。
図9において、第2実施形態に係る出隅方立構造30Aは、第一室外見付け片部12Aに対する第一傾斜片部15Aの外面151、内面152の傾斜角度θ2、θ3が出隅角度θ1の1/2の角度である45°に設定され、第二室外見付け片部12Bに対する第二傾斜片部15Bの外面151、内面152の傾斜角度θ2、θ3が出隅角度θ1の1/2の角度である45°に設定される構成で、前述した第1実施形態に係る出隅方立構造30と相違している。出隅方立構造30Aの傾斜角度θ2、θ3の設定以外の各構成は、出隅方立構造30の各構成と同じである。
出隅方立構造30Aによれば、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bのそれぞれの外面151が互いに平行に配置されるため、連窓1において隣り合う一対の縦枠9同士を外観上平面に連結して構成される平面連結部に対してシール材35を施工する場合と同様に、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15B間にシール材35を施工でき、シール材35の施工に用いるヘラなどを平面連結部と共通化できる。このように、シール材35の施工性を向上できる。
さらに、第1実施形態に係る出隅方立構造30では傾斜角度θ2が48°であるのに対し、第2実施形態に係る出隅方立構造30Aでは傾斜角度θ2を45°に設置することで、前述した横幅寸法W3をさらに小さく設定できる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態を図10に基づいて説明する。
図10において、第3実施形態に係る出隅方立構造30Bは、第一室外見付け片部12Aに対する第一傾斜片部15Aの外面151の傾斜角度θ2が45°に設定され、第二室外見付け片部12Bに対する第二傾斜片部15Bの外面151の傾斜角度θ2が45°に設定される構成で、前述した第1実施形態に係る出隅方立構造30と相違している。出隅方立構造30Bの傾斜角度θ2の設定以外の各構成は、出隅方立構造30の各構成と同じである。
出隅方立構造30Bでは、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bの外面151の傾斜角度θ2が45°であるのに対し、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bの内面152の傾斜角度θ3が48°と大きく設定されることとなる。
この出隅方立構造30Bによれば、出隅方立構造30Bのスリム化した外観を維持したまま、第一傾斜片部15A、第二傾斜片部15Bの内面152と各ガラスパネル5の側端面とのクリアランスCを大きくでき、このため、第一パネル体2A、第二パネル体2Bの設計の自由度を向上でき、従来よりも大型のガラスパネル5を採用可能となる。
また、出隅方立構造30Bでは、各傾斜角度θ2を45°に設定することで、第2実施形態と同様に横幅寸法W3を小さく設定することができ、シール材35の施工性を向上できる。
[第4実施形態]
以下、本発明の第4実施形態を図11に基づいて説明する。
図11において、第4実施形態に係る出隅方立構造30Cは、第一室外見付け片部12Aに対する第一傾斜片部15Aの外面151の室外部分を含む全面の傾斜角度θ2が48°に設定され、第二室外見付け片部12Bに対する第二傾斜片部15Bの外面151の室外部分を含む全面の傾斜角度θ2が48°に設定される構成で、前述した第1実施形態に係る出隅方立構造30と相違している。出隅方立構造30Cの外面151の室外部分の傾斜角度θ2の設定以外の各構成は、出隅方立構造30の各構成と同じである。
この出隅方立構造30Cによれば、第1実施形態に係る出隅方立構造30と同様に、ガラスパネル5の保持強度を維持しつつ外観上スリム化できる。
[変形例]
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記第1〜第4実施形態では、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bの外面151の第一室外見付け片部12Aおよび第二室外見付け片部12Bに対する傾斜角度θ2は、出隅角度θ1の1/2よりも大きな角度か、または、同じ角度に設定されるが、これに限定されず、例えば、出隅角度θ1の1/2よりも小さな角度に設定されてもよい。
前記第1〜第4実施形態では、第一傾斜片部15Aおよび第二傾斜片部15Bの内面152の第一室外見付け片部12Aおよび第二室外見付け片部12Bに対する傾斜角度θ3が、前述した各外面151の傾斜角度θ2と同じ角度か、または、大きな角度に設定されるが、これに限定されず、例えば、傾斜角度θ2よりも小さな角度に設定されてもよい。
前記第1〜第4実施形態では、第一傾斜片部15Aと第二傾斜片部15Bとの間にシール材35が施工されているが、このシール材35の構成を省略してもよい。
前記第1〜第4実施形態では、第一傾斜片部15Aの外面151の前述した傾斜角度θ2と第二傾斜片部15Bの外面151の前述した傾斜角度θ2とは、互いに同じ角度に設定されるが、これらの角度が互いに異なっていてもよい。
また、前記第1〜第4実施形態では、第一傾斜片部15Aの内面152の前述した傾斜角度θ3と第二傾斜片部15Bの内面152の前述した傾斜角度θ3とは、互いに同じ角度に設定されるが、これらの角度が互いに異なっていてもよい。
前記第1〜第4実施形態では、方立本体21に切欠部24が形成されているが、この切欠部24の構成を省略してもよい。
前記第1〜第4実施形態では、方立本体21のうち係合部22よりも室内側の位置に当接部23が形成されているが、この当接部23の構成を省略してもよい。
1…連窓、2…パネル体、2A…第一パネル体、2B…第二パネル体、4…枠体、5…ガラスパネル(第一パネル、第二パネル)、51…室外面、52…室内面、6…上枠、7…下枠、8…無目、9,10…縦枠、10A…第一縦枠、10B…第二縦枠、11A,11B…室外枠部、121…側縁部、12A…第一室外見付け片部、12B…第二室外見付け片部、13…係合片部、14…押縁、151…外面、152…内面、15A…第一傾斜片部、15B…第二傾斜片部、16A,16B…室内枠部、17…パネル対向片部、18…内側傾斜片部、19A…第一室内見付け片部、19B…第二室内見付け片部、20…方立、21…方立本体、22,153…係合部、23…当接部、24…切欠部、25…第一連結片部、26,28…装着部、27…第二連結片部、29…方立カバー、30,30A,30B,30C…出隅方立構造、31…取付ネジ、32…バックアップ材、33,35…シール材、34…連結ビス、C…クリアランス、W1〜W3…横幅寸法、θ1…出隅角度、θ2,θ3…傾斜角度。

Claims (6)

  1. 第一パネルおよび第二パネルを連結する出隅方立構造であって、
    前記第一パネルを保持する第一縦枠と、前記第二パネルを保持する第二縦枠と、前記第一縦枠および前記第二縦枠を連結する方立とを備え、
    前記方立は、前記第一パネルおよび前記第二パネルよりも室内側に配置され、
    前記第一縦枠は、前記第一パネルに沿って配置される第一室外見付け片部と、前記第一室外見付け片部に連続する第一傾斜片部とを有し、
    前記第二縦枠は、前記第二パネルに沿って配置される第二室外見付け片部と、前記第二室外見付け片部に連続する第二傾斜片部とを有し、
    前記第一傾斜片部は、前記第一室外見付け片部に対して出隅角度よりも小さな鋭角をもって傾斜して配置され、
    前記第二傾斜片部は、前記第二室外見付け片部に対して出隅角度よりも小さな鋭角をもって傾斜して配置される
    ことを特徴とする出隅方立構造。
  2. 請求項1に記載の出隅方立構造において、
    前記第一室外見付け片部に対する前記第一傾斜片部の傾斜角度は、前記第二室外見付け片部に対する前記第二傾斜片部の傾斜角度と同じに設定され、
    前記第一傾斜片部および前記第二傾斜片部のそれぞれの外面の少なくとも室外部分は、互いに平行に配置され、
    前記室外部分間には、シール材が設けられる
    ことを特徴とする出隅方立構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の出隅方立構造において、
    少なくとも前記第一傾斜片部の内面が前記第一室外見付け片部に対して傾斜する傾斜角度は、前記第一傾斜片部の外面が前記第一室外見付け片部に対して傾斜する傾斜角度よりも大きく設定される
    ことを特徴とする出隅方立構造。
  4. 請求項1または請求項2に記載の出隅方立構造において、
    少なくとも前記第一傾斜片部の内面が前記第一室外見付け片部に対して傾斜する傾斜角度は、前記第一傾斜片部の外面の室外部分が前記第一室外見付け片部に対して傾斜する傾斜角度よりも大きく設定され、
    前記第一傾斜片部の外面の室外部分よりも室内側寄りの部分は、前記第一傾斜片部の内面と平行に配置される
    ことを特徴とする出隅方立構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の出隅方立構造において、
    前記第一縦枠は、前記第一傾斜片部に連続する第一室内見付け片部を有し、
    前記第二縦枠は、前記第二傾斜片部に連続する第二室内見付け片部を有し、
    前記方立は、前記第一室内見付け片部に連結される第一連結片部と、前記第二室内見付け片部に連結される第二連結片部と、前記第一連結片部および前記第二連結片部に連続する方立本体とを有し、
    前記方立本体は、前記第一傾斜片部および前記第二傾斜片部間に配置され、
    前記方立本体は、前記第一縦枠および前記第二縦枠に係合する係合部と、前記係合部よりも前記第一連結片部および前記第二連結片部側の位置に形成された切欠部とを有し、
    前記切欠部は、前記第一傾斜片部および前記第二傾斜片部に横材を取り付ける取付具が配置可能に構成される
    ことを特徴とする出隅方立構造。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の出隅方立構造において、
    前記第一縦枠は、前記第一傾斜片部に連続する第一室内見付け片部を有し、
    前記第二縦枠は、前記第二傾斜片部に連続する第二室内見付け片部を有し、
    前記方立は、前記第一室内見付け片部に連結される第一連結片部と、前記第二室内見付け片部に連結される第二連結片部と、前記第一連結片部および前記第二連結片部に連続する方立本体とを有し、
    前記方立本体は、前記第一傾斜片部および前記第二傾斜片部間に配置され、
    前記方立本体は、前記第一縦枠および前記第二縦枠に係合する係合部と、前記係合部よりも前記第一連結片部および前記第二連結片部側の位置に形成された当接部とを有し、
    前記当接部は、前記第一傾斜片部および前記第二傾斜片部のそれぞれの外面に当接する
    ことを特徴とする出隅方立構造。
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