JP6425348B2 - 磁気治療具及びその製造方法 - Google Patents
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また、所謂ネックレスの磁気治療具においては、首こり及び肩こりの症状を改善する目的で磁力を高めることがある。しかし、磁気による影響は個人差があり、ネックレス全体の磁力を高めると、首の周囲の磁力が高まって頭痛や吐き気等の気分が悪くなる、所謂磁気酔いの症状を起こすことがある。
(1)一方向に延在し、その途中に拡径した膨出部を有し、ゴム及び磁性粉を含有してなる芯材と、該芯材を被覆する外層とを有する磁気治療具を製造する方法であって、
アウトダイスの排出孔内に配置された固定インダイスの内側に軸線方向に前後進可能に設けられた可動インダイスを後進させて芯材形成用ゴム組成物を押し出すと共に、前記芯材形成用ゴム組成物の外側に外層形成用ゴム組成物を押し出す膨出部成形工程を有する磁気治療具の製造方法。
(2)一方向に延在し、その途中に拡径した膨出部を有し、ゴム及び磁性粉を含有してなる芯材と、該芯材を被覆する外層とを有する磁気治療具を製造する方法であって、
アウトダイスの排出孔内に配置された固定インダイスの外側に軸線方向に前後進可能に設けられた可動インダイスを前記排出孔から突出するまで前進させて芯材形成用ゴム組成物を押し出すと共に、前記芯材形成用ゴム組成物の外側に外層形成用ゴム組成物を押し出す膨出部成形工程を有する磁気治療具の製造方法。
(3)前記膨出部成形工程を間欠的に複数回行う(1)又は(2)に記載の磁気治療具の製造方法。
(4)前記芯材形成用ゴム組成物及び前記外層形成用ゴム組成物が、いずれも、シリコーンゴムを含有する(1)〜(3)のいずれか1項に記載の磁気治療具の製造方法。
(5)前記磁性粉が、希土類金属磁性材料の粉末である(1)〜(4)のいずれか1項に記載の磁気治療具の製造方法。
(6)(1)〜(5)のいずれか1項に記載の磁気治療具の製造方法によって製造された磁気治療具。
本発明において、「外径が一定」とは、本発明の効果を奏する範囲で一定であればよく、例えば、外径が設計の基準値±5%以下であることをいう。また、「表面磁束密度が一定」とは、本発明の効果を奏する範囲で一定であればよく、表面磁束密度の高い領域と低い領域それぞれにおいて、特に表面磁束密度の高い領域において、例えば、表面磁束密度が設計の基準値±5%以下であることをいう。
したがって、本発明により、外径が一定で柔軟性及び強度が高く、表面磁束密度が一定で、しかも磁気酔いの発症を防止できる磁気治療具を、品質及び生産性良く製造できる。
芯材の膨出部は、後述するように、芯材形成用ゴム組成物が拡径して、膨出部以外の部分(細径部という)よりも太径になっている部分である。膨出部は磁性粉の含有量が、細径部に比して相対的に多くなり、しかも膨出部を被覆する外層の厚さは薄くなる。したがって、芯材の膨出部が位置する表面磁束密度は細径部の表面磁束密度よりも高くなる。また、磁気治療具全体としての表面磁束密度を小さくできるから、磁気酔いも防止できる。さらには、細径部は磁性粉の含有量を少なくでき、芯材の柔軟性及び強度の低下を抑えることもできる。
膨出部を複数設ける場合、膨出部は細径部を介して設けられ、芯材の軸線方向に互いに離間して配列されることが好ましい。
表面磁束密度は、後述する磁性粉の含有量、磁性粉を構成する各原子の配合割合、外層の厚さ等を変更することによって、設定できる。表面磁束密度は、例えば、ガウスメーター(電子磁気工業社製 GM4002)及びトランスバース型プローブ(電子磁気工業社製 T−402)を用いて、測定できる。
外層3は、芯材12と同様に上記添加剤を含有していてもよい。
磁気治療具1Dにおいて、膨出部6Dは、例えば、最大外径がφ4mm、軸線方向の長さが20mm、隣接する膨出部6Dの中心点間の距離が25mmに設定されている。細径部7Dは、例えば、外径がφ2mmに設定され、外層3Dの外径が5mmに設定される。
磁気治療具1Eにおいて、膨出部6Eは、例えば、最大外径がφ2.8mm、軸線方向の長さが9mm、隣接する膨出部6Eの中心点間の距離が12mmに設定されている。細径部7Eは、例えば、外径がφ0.5mmに設定され、外層3Eの外径が3mmに設定される。
芯材形成用ゴム組成物において、ゴムと磁性粉の含有比は上記質量比と同じであるのが好ましい。
この押出機は、以下のヘッドダイを備えていれば、その他の構造等は特に限定されず、公知の構造等を適宜採用することができる。押出機は、好ましくは、スクリューを内装するシリンダー(バレルとも称する)、スクリューを回転させる駆動機構、シリンダー内に成形材料を投入するホッパー口、シリンダーを冷却する冷却機構(図示せず)等を有する。押出機は単軸押出機であってもよく、多軸押出機であってもよい。
この場合、インダイスの構造によって、インダイスの可動状態を変更する。すなわち、固定インダイスの内側に可動インダイスを配置したインダイス(外管が固定インダイスで内管が可動インダイスである二重管構造)である場合は、アウトダイスの排出孔内に配置された固定インダイスの内側に軸線方向に前後進可能に設けられた可動インダイスを後進(後退)させて芯材形成用ゴム組成物を押し出すと共に、芯材形成用ゴム組成物の外側に外層形成用ゴム組成物を押し出す工程である。
一方、固定インダイスの外側に可動インダイスを配置したインダイス(外管が可動インダイスで内管が固定インダイスである二重管構造)である場合は、アウトダイスの排出孔内に配置された固定インダイスの外側に軸線方向に前後進可能に設けられた可動インダイスを排出孔から突出するまで前進させて芯材形成用ゴム組成物を押し出すと共に、芯材形成用ゴム組成物の外側に外層形成用ゴム組成物を押し出す工程である。
すなわち、この工程は、上記膨出部成形工程とは異なり、内側に配置され、前進した可動インダイス、又は内側に配置された固定インダイスの内孔から、芯材形成用ゴム組成物を押し出す。外層形成用ゴム組成物は、外側に配置された固定インダイス又は可動インダイスと排出口13Aとの間から、押し出される。これにより、細径部成形工程で押し出される芯材形成用ゴム組成物は、膨出部成形工程で押し出される芯材形成用ゴム組成物よりも、径が細くなる。
ヘッドダイ11は、製造する磁気治療具1Aの寸法に応じて適宜の寸法に設定される。
本発明の製造方法Aにおいて、膨出部6A及び細径部7Aは、例えば、各ゴム組成物を押し出される速度に対して巻取機の巻取速度を変更する方法により、所定の形状及び寸法に設定できる。
本発明の製造方法Aにおいて、可動インダイスを前後進するタイミングは、製造する磁気治療具等に応じて、適宜に設定される。可動インダイスは、各ゴム組成物の押し出しを停止して前後進されてもよいが、生産性等の点で、各ゴム組成物を押し出しながら前後進されることが好ましい。
インダイス15は、排出孔13A内に先端が配置された固定インダイス15Aと、固定インダイス15Aの外側に、固定インダイス15Aの軸線方向に前後進可能に設けられた可動インダイス15Bとを有している。固定インダイス15Aは、固定されていること以外は、ヘッドダイ12の可動インダイス14Bと同じである。また、可動インダイス15Bは、可動すること以外は、ヘッドダイ12の固定インダイス14Aと同じである。
膨出部6A及び細径部7Aは、製造方法Aと同じ方法で、所定の形状及び寸法に設定できる。具体的には、各ゴム組成物を押し出される速度に対して巻取機の巻取速度を変更する方法により、所定の形状及び寸法に設定できる。
このようにして、図1に示される磁気治療具1Aを製造できる。
また、外層は、アウトダイス13と固定インダイス14A又は可動インダイス15Bとの間から、外層形成用ゴム組成物を押し出して形成され、膨出部及び細径部を被覆する部分それぞれの厚さを一定にできる。
したがって、本発明の磁気治療具は、その膨出部が一定の表面磁束密度を有する。
上記ヘッドダイ11及び12において、固定インダイス14A及び15Aはアウトダイス13の排出孔13Aの開口面と略面一に配置され(図9及び図10参照)、また、上記ヘッドダイ12において可動インダイス15Bは排出孔13Aの開口面と略面一になるまで移動して配置されている(図10(a)参照)。しかし、本発明において、固定インダイス14A及び15Aの配置位置、並びに、可動インダイス15Bの後退位置は、各工程において、図9及び図10に示す、可動インダイス又は固定インダイスに対する相対的な位置関係を満たしていればよく、排出孔13Aの開口面と略面一である必要はない。
本例では、上記本発明の製造方法Aにより、図1に示す磁気治療具1Aを製造した。
<芯材形成用ゴム組成物>
シリコーン生ゴム(商品名「KE−78VBS」、信越化学工業社製)100質量部と、疎水性フュームドシリカ(商品名「アエロジルR974」、日本アエロジル社製)36質量部と、シリカ分散剤として両末端にシラノール基を有するジメチルポリシロキサン4質量部とをニーダーミキサーで均一に混合し、150℃で2時間熱処理してシリコーンゴムコンパウンドを調製した。
窒素パージ下で、調製したシリコーンゴムコンパウンド100質量部と、このシリコーンゴムコンパウンド中のシリコーン生ゴムとの質量比(ゴム:磁性粉)が1.6:8.4となる割合(具体的には380質量部)の磁性粉(化合物名「SmFeN」、商品名「SmFeN微粉」、上記測定方法による粒径1〜10μm、住友金属鉱山社製)とを、ニーダーミキサーを用いて混練した。得られた混練物を、80メッシュのスクリーンを備えたストレーナー装置を使用して、油圧シリンダーで押し出し、このスクリーンを通過させて磁性粉凝集物を除去した。次いで、この磁性粉凝集物を除去した混練物に、白金系触媒(商品名「C−25A」、信越化学工業社製)0.5質量部及びオルガノハイドロジェンポリシロキサン(商品名「C−25B」、信越化学工業社製)2.0質量部を配合し、ミキシングロールで混練して、芯材用付加反応型シリコーンゴム組成物を調製した。
<外層形成用ゴム組成物>
上記シリコ−ンゴムコンパウンド100質量部と、オルガノハイドロジェンポリシロキサン(商品名「C−25B」、信越化学工業社製)2.0質量部と、白金系触媒(商品名「C−25A」、信越化学工業社製)0.5質量部とをミキシングロールで混練して、外層用付加反応型シリコーンゴム組成物を調製した。
アウトダイス13、固定インダイス14A及び可動インダイス14Bは、製造する磁気治療具1Aの形状及び寸法に適合する形状及び寸法を有する、上記したものを準備した。具体的には、押し出しを行う金型の寸法は、可動インダイス14Bの内径をφ2mm、外径をφ3.5mmとし、固定インダイス14Aの内径をφ4.5mm、外径をφ6mmとし、アウトダイス13に設けた排出口13Aの内径φを7mmとした。
このとき、押出機から各ゴム組成物が排出される速度よりも、巻取機の巻取速度を速くすることで、磁気治療具1Aの寸法を所定の寸法(表1参照)になるように、設定した。このようにして共押出成形した成形体を300℃のオーブン中で加硫した。
本例では、上記本発明の製造方法Aにより、図2に示す磁気治療具1Bを製造した。
実施例1で準備した金型を用いて、磁気治療具1Bの形状となるタイミングで可動インダイス14Bを前後進させたこと以外は、実施例1と同様にして、磁気治療具1Bを製造した。本例においても、押出機から各ゴム組成物が排出される速度よりも、巻取機の巻取速度を速くして、磁気治療具1Bの寸法を所定の寸法(表1参照)に、設定した。
本例では、上記本発明の製造方法Aにより、図3に示す磁気治療具1Cを製造した。
実施例1で準備した金型を用いて、磁気治療具1Cの形状となるタイミングで可動インダイス14Bを前後進させたこと以外は、実施例1と同様にして、磁気治療具1Cを製造した。本例においても、押出機から各ゴム組成物が排出される速度よりも、巻取機の巻取速度を速くして、磁気治療具1Cの寸法を所定の寸法(表1参照)に、設定した。
実施例1の製造方法において、可動インダイスの内径をφ3mm、外径をφ4.5mmに変更し、固定インダイスの内径をφ5.5mm、外径をφ7mmに変更し、さらにアウトダイスの内径をφ8mmに変更したこと以外は実施例1と同様にして、図4に示す磁気治療具1Dを製造した。
実施例1において、実施例1と同様の金型を用い、可変タイミング巻取機のスピードを実施例1より高速に設定したこと以外は実施例1と同様にして磁気治療具を製造した。
特許文献1と同様にして、図6に示す磁気治療具9Aを製造した。すなわち、両端にコネクタ部を配置したネックレス形状のプレス金型に、シリコーンゴム、樹脂製突起ピン、及び、間隔20mmごとにφ3.6mmの着磁した球状磁石9aを7個配置し、プレスし加熱硬化させることにより、外径がφ4mmで首の後ろ側に磁石9aが配置されたネックレス状の磁気治療具9Aを製造した。
特許文献3と同様にして、図7に示す磁気治療具9Bを製造した。図7(a)は磁気治療具9Bの縦断面を示し、図7(b)は磁気治療具9Bの磁石部の横断面(軸線に垂直な平面で切断した断面図を示す。ここで、磁気治療具9Bは、図7(b)に示されるように、その横断面の輪郭が、平行な二本の直線と、各直線の端部同士をそれぞれ連結する2つの半円弧状の曲線とからなる所謂角丸長方形(長穴リング形状又は単に長穴ともいう)をしている。
長穴リング形状のプレス金型にシリコーンゴム及び長方形状(縦3mm、横3.6mm、長さ5mm)の磁石9bを対称位置にある磁極を対向させて(向かい合う磁石9bの内側の磁極が一方はN極で他方がS極になる)等間隔に6個配置し、プレスし加熱硬化させることにより、長径が6mmで短径が4mmである長穴リング形状の磁気治療具9Bを製造した。
特許文献4と同様にして、図8に示す磁気治療具9Cを製造した。すなわち、内層にシリコーンゴムと磁性粉と加硫材を混合した材料と、外層にシリコーンゴムと加硫材を混合した材料を用意し、2層押出成形により内層を押し出しながら外層を被覆して押し出し、加硫炉にて加熱硬化させて、外径φ4mm、内層径φ3.6mmの長尺状に押し出した。長さ500mmに切断し両側にコネクタを接合し、着磁装置にて着磁した磁気治療具9Cを製造した。
また、表1に、各例で製造した磁気治療具1A〜1E及び9A〜9Cの、膨出部(表面磁束密度の高い領域)6又は磁石の配置位置及び配置数を示す。さらに、外径、膨出部6及び細径部(表面磁束密度の低い領域)7の形状、外層厚み及び表面磁束密度の設計値(公差含む)を示した。
その結果、実施例1〜5及び比較例1〜3で製造した各磁気治療具において、外径は±5%の公差内で、差異Rも±0.2mm以内の管理幅で精度良く製造されており、外径については2層押出及びプレス成形ともに、寸法のばらつきは小さいといえる。
その結果、各磁気治療具において、膨出部6及び細径部7の形状は、いずれも、±5%の公差内で、差異Rも±0.2mm以内の管理幅で精度良く製造されており、寸法のばらつきは小さいといえる。
その結果、実施例1〜5及び比較例3で製造した各磁気治療具において、膨出部6及び細径部7の外層厚みは、いずれも、±20%の公差内で、差異Rも±0.1mm以内の管理幅で精度良く製造されており、寸法のばらつきは小さいといえる。一方、比較例1と比較例2で製造した各磁気治療具では、磁石部の外層厚みはプレス成形を用いて製造されているが、磁石を精度良く中心部に保持し成形することが難しいため、±20%の公差を大きく外れている箇所があった。また、差異Rも2層押出成形に比べ、概ね2倍の管理幅で製造されており、寸法のばらつきは大きいといえる。
その結果、実施例1〜5で製造した各磁気治療具では、膨出部6及び細径部7の表面磁束密度は、いずれも、±5%の公差内で、差異Rも±5mT以内の管理幅で精度良く製造されており、表面磁束密度のばらつきは小さいといえる。比較例3で製造した各磁気治療具では、膨出部6の表面磁束密度のばらつきは小さかった。一方、比較例1と比較例2で製造した各磁気治療具では、磁石部の表面磁束密度は、±5%の公差を大きく外れている箇所があった。また、差異Rも2層押出成形に比べ、概ね3〜4倍の管理幅で製造されており、表面磁束密度のばらつきは大きいといえ、身体に接触する状態によっては、磁気治療具として十分な実用的な機能を発揮できないことが予想される。
その結果、実施例1〜5で製造した各磁気治療具では、引張破断強度及び引張破断伸びは、引張り時には外層と芯材とが剥がれることなく十分に接着しているため、磁気治療具としての実用的な強度と柔軟性を保持していた。一方、比較例1及び比較例2で製造した各磁気治療具では、引張破断強度及び引張破断伸びは、引張り時には外層と磁石とが剥がれやすいため、外層が破れやすく、実用的な強度と柔軟性は低くなっている。また、比較例3で製造した各磁気治療具では、引張破断強度及び引張破断伸びは、磁力を高めるための芯材中の磁性粉含有量が多いので柔軟性に欠け、芯材と外層との接着性も比較的弱いため、実用的な強度と柔軟性は低くなっている。
その結果、実施例1〜5及び比較例1、2で製造した各磁気治療具では、磁力が部分的に高くなっていてもほとんどの被験者は磁気酔いを感じることはなかった。一方、比較例3では、磁力を高めるための芯材中の磁性粉含有量が高く、磁気治療具全体の磁力が高まっているため、磁気酔いを感じる被験者も少なからずいた。
2A〜2E 芯材(内層)
3A〜3E 外層
4 連結具
4a 第1連結具
4b 第2連結具
6A〜6E 膨出部
7A〜7E 細径部
11、12 ヘッドダイ
13 アウトダイス
13A 排出孔
14、15 インダイス
14A、15A 固定インダイス
14B、15B 可動インダイス
Claims (6)
- 一方向に延在し、その途中に拡径した膨出部を有し、ゴム及び磁性粉を含有してなる芯材と、該芯材を被覆する外層とを有する磁気治療具を製造する方法であって、
アウトダイスの排出孔内に配置された固定インダイスの内側に軸線方向に前後進可能に設けられた可動インダイスを後進させて芯材形成用ゴム組成物を押し出すと共に、前記芯材形成用ゴム組成物の外側に外層形成用ゴム組成物を押し出す膨出部成形工程を有する磁気治療具の製造方法。 - 一方向に延在し、その途中に拡径した膨出部を有し、ゴム及び磁性粉を含有してなる芯材と、該芯材を被覆する外層とを有する磁気治療具を製造する方法であって、
アウトダイスの排出孔内に配置された固定インダイスの外側に軸線方向に前後進可能に設けられた可動インダイスを前記排出孔から突出するまで前進させて芯材形成用ゴム組成物を押し出すと共に、前記芯材形成用ゴム組成物の外側に外層形成用ゴム組成物を押し出す膨出部成形工程を有する磁気治療具の製造方法。 - 前記膨出部成形工程を間欠的に複数回行う請求項1又は2に記載の磁気治療具の製造方法。
- 前記芯材形成用ゴム組成物及び前記外層形成用ゴム組成物が、いずれも、シリコーンゴムを含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の磁気治療具の製造方法。
- 前記磁性粉が、希土類金属磁性材料の粉末である請求項1〜4のいずれか1項に記載の磁気治療具の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の磁気治療具の製造方法によって製造された磁気治療具。
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