JP6424589B2 - Cab rear member - Google Patents
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Description
本発明は、シャシフレームのサイドメンバに設けられキャブ後部を支持するキャブリアメンバに関するものである。 The present invention relates to a carburetor member provided on a side member of a chassis frame and supporting a rear portion of the cab.
車両のシャシフレームは、キャブの後部を支持するためのキャブリアメンバを備える。キャブリアメンバは、シャシフレームの両側のサイドメンバから立ち上がると共にサイドメンバ間に掛け渡されるアーチ状に形成されている。 The chassis frame of the vehicle includes a carburetor member for supporting the rear of the cab. The carbria member is formed in an arch shape which stands up from side members on both sides of the chassis frame and is bridged between the side members.
また、キャブリアメンバは、サイドメンバの両外側面から起立されるように設けられる溝状の板フレームと、両板フレーム間に掛け渡されるパイプフレームとを備える。パイプフレームは、その長手方向に沿って板フレームに溶接されている。 Further, the carburia member includes a grooved plate frame provided so as to be erected from both outer side surfaces of the side member, and a pipe frame stretched between the two plate frames. The pipe frame is welded to the plate frame along its longitudinal direction.
ところで、例えばカーブ走行時のキャブには、車幅方向の力が作用し、この力がキャブリアメンバの上部に作用する。このため、パイプフレームと板フレームの溶接部の上端部にはねじり方向の力が作用し、強度的に厳しい条件となるという課題があった。 By the way, for example, a force in the vehicle width direction acts on the cab at the time of traveling in a curve, and this force acts on the upper portion of the carburia member. For this reason, a force in the twisting direction acts on the upper end portion of the welded portion of the pipe frame and the plate frame, and there is a problem that the condition becomes severe in terms of strength.
本発明の目的は、キャブからの車幅方向の力を安定して受けることができるキャブリアメンバを提供することにある。 An object of the present invention is to provide a carburetor member capable of stably receiving a force in the vehicle width direction from a cab.
上述の目的を達成するため、本発明は、シャシフレーム上に設けたキャブの後部を支持すべくシャシフレームの両側のサイドメンバから立ち上がると共に前記サイドメンバ間に掛け渡されるアーチ状のキャブリアメンバにおいて、前記サイドメンバの両外側面から起立されるように設けられる溝状の板フレームと、両側の前記板フレーム間に掛け渡されて設けられるパイプフレームと、前記板フレームと前記パイプフレームの接続部を補強すべく溶接されて設けられる補強部材とを備えたものである。 In order to achieve the above-mentioned object, the present invention is directed to an arch-shaped carburia member which stands up from side members on both sides of the chassis frame and is bridged between the side members so as to support the rear of the cab provided on the chassis frame. A grooved plate frame provided so as to be erected from both outer side surfaces of the side members, a pipe frame provided by being bridged between the plate frames on both sides, and a connection portion between the plate frame and the pipe frame And a reinforcing member provided to be welded to reinforce the
本発明のキャブリアメンバによれば、キャブからの車幅方向の力を安定して受けることができる。 According to the carburia member of the present invention, the force in the vehicle width direction from the cab can be stably received.
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。なお、後述する実施の形態における前後左右は、車両の走行方向を基準とする。例えば、車両走行方向前方は単に前方、車両走行方向後方は単に後方という。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in accordance with the attached drawings. In addition, front and rear, right and left in embodiment mentioned later are based on the traveling direction of a vehicle. For example, the vehicle travel direction forward is simply referred to as the front, and the vehicle travel direction rearward is simply referred to as the rear.
図２及び図４に示すように、キャブリアメンバ１は、シャシフレーム２上に設けたキャブ３の後部を支持するクロスメンバであり、シャシフレーム２の両側のサイドメンバ４から立ち上がると共にサイドメンバ４間に掛け渡されるアーチ状に形成される。また特に、キャブ３の下方に位置するシャシフレーム２前部には、エンジン５が搭載され、エンジン５の周囲には、吸気ダクト６やエアクリーナ７等のエンジン関連機器が設置されるため、キャブリアメンバ１は、エンジン５やエンジン関連機器と干渉しないよう、両側の上下方向中間部が車幅方向外側に膨らんでいる。
As shown in FIGS. 2 and 4, the carbria
キャブリアメンバ１は、サイドメンバ４の両外側面から起立されるように設けられる溝状の板フレーム８と、サイドメンバ４両側の板フレーム８間に掛け渡されて設けられるパイプフレーム９と、板フレーム８とパイプフレーム９の溶接部たる接続部１０を補強すべく板フレーム８及びパイプフレーム９に溶接されて設けられる補強部材１１とを備える。
The carbria
図２及び図３に示すように、パイプフレーム９は、断面円形のパイプ材を略アーチ状に屈曲して形成される。また、パイプフレーム９は、両側の上下方向中間部が車幅方向に膨らむように形成されている。パイプフレーム９は、シャシフレーム２の車幅方向外側の両側に間隔を隔てて配置され上方に延びると共に車幅方向外方に延びる一対の下部傾斜フレーム部１２と、それぞれの下部傾斜フレーム部１２から鉛直上方に延びる一対の上延フレーム部１３と、それぞれの上延フレーム部１３から上方に延びると共に車幅方向内側に延びる一対の上部傾斜フレーム部１４と、上部傾斜フレーム部１４間に形成され水平に延びる水平フレーム部１５とを備える。上部傾斜フレーム部１４には、キャブ３を支持するためのブッシュ１６がブラケット１７を介して設けられている。また、パイプフレーム９は車幅方向の中心を境に左右対称に形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the pipe frame 9 is formed by bending a pipe material having a circular cross section into a substantially arched shape. Further, the pipe frame 9 is formed so that the vertically middle portions on both sides expand in the vehicle width direction. The pipe frame 9 is disposed on both sides of the
板フレーム８は、金属板をプレス加工等により屈曲させて形成されている。板フレーム８は、パイプフレーム９の前側に当接して配置されパイプフレーム９との当接部両側がパイプフレーム９の延長方向に沿って溶接して接続される前板部１８と、パイプフレーム９の後側に当接して配置されると共に前板部１８と平行に形成されパイプフレーム９との当接部両側がパイプフレーム９の延長方向に沿って溶接して接続される後板部１９と、前板部１８と後板部１９との間に形成され前板部１８と後板部１９の車幅方向外側を繋ぐ側板部２０と、前板部１８の下端部から前方に延びて形成されシャシフレーム２の側面に締結される前側取付ブラケット部２１と、後板部１９の下端部から後方に延びて形成されシャシフレーム２の側面に締結される後側取付ブラケット部２２とを備える。前板部１８と後板部１９は、パイプフレーム９の側部に沿う形状に形成されており、前後対称に形成されている。前板部１８及び後板部１９は、パイプフレーム９の下部傾斜フレーム部１２に沿って斜め上方に延びる下部傾斜部２３と、上延フレーム部１３に沿って鉛直上方に延びる上延部２４と、上部傾斜フレーム部１４に沿って斜め上方に延びる上部傾斜部２５とを備える。側板部２０は、前板部１８及び後板部１９の下部傾斜部２３及び上延部２４の車幅方向外側の縁間に形成されており、前後の上部傾斜部２５間には形成されていない。
The
図１及び図２に示すように、補強部材１１は、前後の上部傾斜部２５の車幅方向内側に設けられ前板部１８及び後板部１９をつなぐ連結補強部２６と、連結補強部２６から上方に延びて形成されパイプフレーム９の上部傾斜フレーム部１４に溶接される上延補強部２７とを備える。連結補強部２６は、溝状に形成されており、前板部１８及び後板部１９にその上端部を外側から覆うように取り付けられる。連結補強部２６は、前側の縁が前板部１８の前面に溶接され、後側の縁が後板部１９の後面に溶接される。また、連結補強部２６の上部には、形状が連続的に変化しつつ上延補強部２７に接続される連接部２８が形成されている。上延補強部２７は、パイプフレーム９の外周に沿う断面円弧状に形成されている。上延補強部２７は、前後の縁がパイプフレーム９に溶接されると共に上端の縁がパイプフレーム９に溶接されている。補強部材１１は、金属板をプレス加工等により屈曲して形成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the reinforcing
次に本実施の形態の作用を述べる。 Next, the operation of this embodiment will be described.
車両がカーブ走行する等してキャブ３に車幅方向の力が作用した場合、キャブリアメンバ１のパイプフレーム９の上部にも車幅方向の力が作用する。これにより、パイプフレーム９と板フレーム８との接続部１０は、ねじれ方向の力を受けることとなる。
When the vehicle travels in a curve or the like, and a force in the vehicle width direction acts on the
このねじれ方向の力は、従来のキャブリアメンバ（図示せず）では、パイプフレームと板フレームとの接続部が受けることとなり、特に板フレーム上端部の接続部では強度的に厳しい条件となる。また、前板部及び後板部の一部がパイプフレームから離間する方向に変形することも考えられ、かかる変形により接続部にかかる力が複雑化することも考えられた。 The force in the twisting direction is received by the connection portion between the pipe frame and the plate frame in the conventional carbaria member (not shown), and particularly in the connection portion at the upper end portion of the plate frame, the condition becomes severe. Further, it is also conceivable that a part of the front and rear plate parts is deformed in a direction of separating from the pipe frame, and it is also considered that the force applied to the connection part is complicated by such deformation.
しかし、本実施の形態に係るキャブリアメンバ１では、補強部材１１が車幅方向の力を受けてパイプフレーム９及び板フレーム８の変形を防ぎ、接続部１０に作用する力を緩和するため、接続部１０に過度な力が作用するのを防ぐことができる。また、たとえ車幅方向の力が大きく、板フレーム８が弾性変形した場合であっても、接続部１０を剥がす方向の力を補強部材１１の連結補強部２６が受けることができ、接続部１０を健全な状態に保つことができる。
However, in the
このように、キャブリアメンバ１が、サイドメンバ４の両外側面から起立されるように設けられる溝状の板フレーム８と、両側の板フレーム８間に掛け渡されて設けられるパイプフレーム９と、板フレーム８とパイプフレーム９の接続部１０を補強すべく溶接されて設けられる補強部材１１とを備えたため、キャブ３からの車幅方向の力を安定して受けることができる。
Thus, the
補強部材１１は、板フレーム８上端部の車幅方向内側に設けられ、前板部１８及び後板部１９をつなぐ連結補強部２６と、連結補強部２６から上方に延びて形成されパイプフレーム９に溶接される上延補強部２７とを備えるものとしたため、パイプフレーム９と板フレーム８の接続部１０を簡易な構造で強固に補強できる。
The reinforcing
連結補強部２６は、前板部１８及び後板部１９に外側から覆うように設けられるものとしたため、前板部１８及び後板部１９がパイプフレーム９から離間する方向に変形するのを防ぐことができ、接続部１０に過度な力がかかるのを防ぐことができる。
The
上延補強部２７は、パイプフレーム９の外周に沿う断面円弧状に形成され、縁部がパイプフレーム９に溶接されるものとしたため、簡易な構造でパイプフレーム９に強固に接合できる。
The overstretched reinforcing
１ キャブリアメンバ
２ シャシフレーム
３ キャブ
４ サイドメンバ
８ 板フレーム
９ パイプフレーム
１０ 接続部
１１ 補強部材
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記サイドメンバの両側から起立され、前記キャブ前後方向に交叉する向きに延びる板フレームと、両側の前記板フレーム間に掛け渡されて設けられるパイプフレームと、前記板フレームの前面若しくは後面の少なくとも一方と前記パイプフレームとの当接部を補強すべく溶接されて設けられる補強部材とを備え、
前記パイプフレームは、前記板フレームと前記当接部で溶接され、
前記補強部材は、前記板フレームの前記前面若しくは前記後面の少なくとも一方に溶接される連結補強部と、前記連結補強部から上方に延びて形成され、前記パイプフレームに溶接される上延補強部とを有する
ことを特徴とするキャブリアメンバ。 In the arch-like carburia member which stands up from the side members on both sides of the chassis frame to support the rear of the cab provided on the chassis frame and is bridged between the side members,
A plate frame which is erected from both sides of the side member and extends in a direction crossing the front and rear direction of the cab, a pipe frame provided to be bridged between the plate frames on both sides, and at least one of the front and rear surfaces of the plate frame And a reinforcing member welded and provided to reinforce an abutting portion between the pipe frame and the pipe frame ,
The pipe frame is welded to the plate frame at the contact portion,
The reinforcement member is a connection reinforcement portion welded to at least one of the front surface or the rear surface of the plate frame, and an extension reinforcement portion formed extending upward from the connection reinforcement portion and welded to the pipe frame The carburian member characterized by having .
前記連結補強部は、前記前板部及び前記後板部をつなぐ請求項１に記載のキャブリアメンバ。 The plate frame has a front plate portion and a rear plate portion welded to the front and rear of the pipe frame , and the reinforcing member is provided on the inner side in the vehicle width direction of the plate frame upper end portion.
The connection reinforcing portion is cab rear member according to the front plate and the rear plate portion One such tool請 Motomeko 1.
Priority Applications (1)
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