JP6424061B2 - 基礎杭およびその設置方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基礎杭およびその設置方法に関する。
例えば、野立て太陽光発電のソーラーパネル(太陽電池パネル)の架台を設置する際、コンクリート基礎を構築してその上にパネル架台を構築する方法があるが、コンクリートの養生に時間がかかり、まだ残土処理が煩わしいという問題があった。そのため、今日では、鋼管の外周にスクリュー羽根をスパイラル状に巻き回したスクリュー杭(螺旋杭またはスパイラル杭ともいう。)を利用した基礎杭方式が普及し始めている(例えば、特許文献1参照。)。
スクリュー杭を利用した基礎杭方式は、そのスクリュー杭を回転させて地中に貫入させ、地中の土砂を側方に押圧して圧縮することにより、支承力を得るもので、コンクリートの基礎工事を要さず、工期の短縮にも資する方式である。
特開2010‐236344号公報
ところで、ソーラーパネルは、パネル面の設置角度等によって発電効率が大きく左右されるため、ソーラーパネル用のスクリュー杭は、最適な発電効率となるように測量を精微に実施した上で設置する必要がある。この際、例えば、地面に赤色等に着色した割り箸を差し込み、土木測量やスクリュー杭の設置箇所の目印としている。
しかし、割り箸等の目印を仮設置した場合には、ソーラーパネル用のスクリュー杭を設置する際に、その目印を撤去する必要があるため、スクリュー杭を連続して設置することができず、作業効率が悪いという問題がある。
また、スクリュー杭を設置する際に、目印を撤去するため、どうしても設置位置に誤差が生じやすく、スクリュー杭の設置精度に影響を与える恐れがある。
そこで、本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、スクリュー杭を設置する際に目印を撤去する必要がなく、作業効率が良く、かつ、スクリュー杭の設置精度を向上させることができる基礎杭およびその設置方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る基礎杭は、中空状の鋼管の外周面にスクリュー羽根が設けられ、その先端部は開放している一方、後端部は回転装置と連結されて回転させることにより先端部から地盤中に進入して設置されるスクリュー杭と、前記スクリュー杭の設置箇所に突き刺して前記スクリュー杭の設置箇所の位置決めに使用すると共に、平面視の最大幅が前記スクリュー杭の内径とほぼ同じであって前記スクリュー杭の中に入る位置決め部材とを有し、前記位置決め部材は、前記スクリュー杭の設置箇所に突き刺す軸部と、その軸部の長手方向の中間に設けられ、平面視の最大幅が前記スクリュー杭の内径とほぼ同じであり、その中心に前記軸部を通して、前記スクリュー杭の中に前記位置決め部材が入った際、前記スクリュー杭の中心と前記軸部の中心が略一致するように前記スクリュー杭を案内する中心案内部とを備え、前記軸部先端は前記中心案内部よりも突出する一方、前記中心案内部は前記軸部の軸心に対し点対称をなす下端部または下側面を有し、前記軸部の軸心に対し点対称をなす前記中心案内部の下端部または下側面は前記軸部の軸心に対し垂直な一の垂直面上に位置することを特徴とする。
ここで、前記スクリュー杭は、後端部も開放しており、先端部から通した前記位置決め部材が後端部から取出し可能に構成されているとさらに良い。
また、前記位置決め部材は、その上端部に目印が設けられているとさらに良い。
また、本発明に係る基礎杭の設置方法は、上述のいずれかの基礎杭における前記位置決
め部材を前記スクリュー杭の設置箇所に埋標する工程と、設置箇所に突き刺された前記位
置決め部材の上端部から前記スクリュー杭の先端部を通す工程と、前記スクリュー杭の内
部に前記位置決め部材を入れた状態で前記スクリュー杭を回転させて前記スクリュー杭を
その設置箇所に設置する工程と、を有することを特徴とする。
ここで、前記位置決め部材を埋標する工程では、前記位置決め部材を目印とした測量に
より前記スクリュー杭の設置箇所を特定し、特定した前記スクリュー杭の設置箇所に前記
位置決め部材を埋標するようにしても良い。
本発明に係る基礎杭およびその設置方法は、中空状の鋼管で先端部が開放しているスクリュー杭と、平面視の最大幅がスクリュー杭の内径以下であってスクリュー杭の中に入る位置決め部材とから構成したため、スクリュー杭の設置箇所に予め位置決め部材を設置しておき、その位置決め部材の上方からスクリュー杭の先端部を挿入してスクリュー杭を設置することが可能となる。
そのため、スクリュー杭を設置する際に、目印である位置決め部材を撤去する必要がなくなるため、スクリュー杭の連続的な設置作業が可能となり、作業効率が向上すると共に、スクリュー杭の設置精度を向上させることができる。
本発明に係る実施形態の基礎杭の上に架台を設置し、その上にソーラーパネルを設定した状態を示す図である。 本発明に係る実施形態の基礎杭の構成を示す正面図である。 本発明に係る実施形態の基礎杭の特徴を示す図である。 本発明に係る実施形態の基礎杭の設置方法において位置決め部材を地盤に打ち込んだ状態を示す図である。 本発明に係る実施形態の基礎杭の設置方法において位置決め部材の上方にスクリュー杭を移動させた状態を示す図である。 本発明に係る実施形態の基礎杭の設置方法においてスクリュー杭の中に位置決め部材を入れた状態を示す図である。 本発明に係る実施形態の基礎杭の設置方法においてスクリュー杭の中に位置決め部材を入れた状態でスクリュー杭を地盤中に打ち込んでいる状態を示す図である。 本発明に係る実施形態の基礎杭の設置方法においてスクリュー杭の設置が完了した状態を示す図である。 本発明に係る実施形態の基礎杭の設置方法においてスクリュー杭の設置が完了後、位置決め部材を撤去した状態を示す図である。 本発明に係る実施形態の基礎杭における他の位置決め部材の例を示す図である。 (a),(b)それぞれ本発明に係る実施形態の基礎杭における位置決め部材における軸部の上端部の変形例を示す図である。
以下、本発明に係る基礎杭およびその設置方法の実施形態について説明する。尚、以下に説明する実施形態の基礎杭およびその設置方法は、ソーラーパネル(太陽電池モジュール)設置用の基礎杭およびその設置方法を一例として説明するが、本発明に係る基礎杭およびその設置方法は、ソーラーパネルの設置に限定されるものではない。
図1に示すように、実施形態の基礎杭1は、その上にソーラーパネル(太陽電池モジュール)2の架台3を設置するためのもので、頭部を突出した状態で地盤4中に埋め込まれるもので、図2に示すように、スクリュー杭11と、位置決め部材12とから構成される。
スクリュー杭11は、中空状で円筒形の鋼管11aの外周面にスクリュー羽根11bが螺旋状に設けられており、鋼管11aの先端部11a1および後端部11a2は所定の内径R1で開放していると共に、後端部11a2付近の外周面には油圧式のオーガーや穴掘り建柱車(図示せず。)の回転装置と連結するための連結部11a3が設けられている。
位置決め部材12は、スクリュー杭11の設置箇所の位置決めに使用するもので、図2や図3に示すように、先端部が地盤4に突き刺す軸部12aと、その軸部12aの長手方向の中間に設けられた中心案内部12bとから構成される。
軸部12aは、所定の長さを有する鉄やアルミ、ステンレス製等の中空または中実の金属性の棒状部材、またはグラスファイバー等の金属以外の棒状部材から構成され、スクリュー杭11の鋼管11aの内径R1よりも小さい外径であることを特徴とする。また軸部12aは、土木測量を容易に行うため、図11(a)に示すように上端部に測量器に対する目印12dを設けたり、長さが変更できるように伸縮可能に構成されていても良い。
中心案内部12bは、例えば、同一形状の4枚の案内板12b1を90度毎に接合してその中心である接合部分に軸部12aを通して構成したもので、図3に示すように、平面視の最大幅がスクリュー杭11の鋼管11aの内径R1以下にして、スクリュー杭11の鋼管11aの中をその先端部11a1から後端部11a2まで通るように構成している。
ここで、本実施形態では、図3に示すように、中心案内部12bの平面視の最大幅をスクリュー杭11の鋼管11aの内径R1と略同じかそれより僅か小さくして、スクリュー杭11の鋼管11aの中に位置決め部材12が入った場合、スクリュー杭11の中心と位置決め部材12の中心とがほぼ一致するように構成している。
また、本実施形態では、各案内板12b1の角部を図3に示すように斜めに切り欠くことによって、鋼管11aの中心と位置決め部材12の中心とが少しずれていた場合には、鋼管11aの下端部が当って鋼管11aの中心を位置決め部材12の中心へ案内する傾斜案内部12b2を設けている。ただし、傾斜案内部12b2を設けることは任意で、省略しても良いし、上部の角部のみに設けても良い。
また、本実施形態では、後述するように位置決め部材12を何度も再利用するため、後述する図8に示すように、中心案内部12bの下端部から軸部12aの上端部までの長さH1は、スクリュー杭1の設置完了後の突出高さ(長さ)H2とほぼ同じか、若干長くしている。ただし、スクリュー杭11の設置完了後、位置決め部材12を引き抜くことができるのであれば、その長さH1がスクリュー杭1の設置完了後の突出高さ(長さ)H2より短くても問題ない。
次に、以上のように構成されたソーラーパネル2の基礎杭1を使用した設置方法について説明する。
[位置決め部材の設置工程]
まずは、設置すべきソーラーパネル2やその架台3の配置図等に応じて測量を実施して、地盤4上において各スクリュー杭11の設置箇所を決定し、各設置箇所にそれぞれ図4に示すように位置決め部材12を突き刺して埋標していく。
この際、位置決め部材12を測量の目印とし、スクリュー杭11の設置箇所にそのまま埋標することができる。
[スクリュー杭の打設工程]
次に、図5に示すように、油圧式のオーガーや穴掘り建柱車(図示せず。)の作動アームの先端に装着されたスクリュー杭11を地盤4上の各設置箇所に埋標した位置決め部材12の上方に移動させ、位置決め部材12に向かって下方へ降ろしていく。
すると、スクリュー杭11の鋼管11aの先端部11a1は開放しており、位置決め部材12の軸部12aはスクリュー杭11の鋼管11aの内径R1よりも非常に小さい外径であるから、極めて容易に軸部12aの上端部がスクリュー杭11の鋼管11aの中に入る。
また、位置決め部材12の中心案内部12bの平面視の最大幅Wは、スクリュー杭11の鋼管11aの内径R1以下で、鋼管11aの内径R1と略同じかそれより僅か小さいため、図6に示すように位置決め部材12もスクリュー杭11の鋼管11aの中を通ることになる。
その際、スクリュー杭11の鋼管11aの中心と位置決め部材12の中心がズレている場合、鋼管11aの下端縁が中心案内部12bの上端面に当接して、鋼管11aの中に位置決め部材12の中心案内部12bが入っていかない場合がある。
しかし、このような場合でも、鋼管11aの下端縁を中心案内部12bの上端面に当接しない位置になるまでスクリュー杭11を水平方向に移動させるだけで、鋼管11aの中心と位置決め部材12の中心とを一致させることが可能となり、鋼管11aの中に位置決め部材12の中心案内部12bが入っていくことになる。
そのため、位置決め部材12の中心案内部12bによってスクリュー杭11の中心と位置決め部材12の中心とが略一致するように案内できるため、測量して決めた設置箇所に正確にスクリュー杭11を設置することが可能となる。
また、位置決め部材12の中心案内部12bを構成する4枚の案内板12bの角部には、斜めに切り欠かれた傾斜案内部12b2が設けられているため(図5参照。)、鋼管11aの中心と位置決め部材12の中心とが僅かずれていた場合は、鋼管11aの下端部が位置決め部材12の中心案内部12bを構成する案内板12b上部の傾斜案内部12b2に当って、スクリュー杭11の中心と位置決め部材12の中心とが一致するように円滑に案内することができる。
そして、オーガー(図示せず。)によってスクリュー杭11を回転させると、図7に示すようにスクリュー杭11はスクリュー羽根11bによって地盤4中に打ち込まれて進入していくものの、位置決め部材12は、4枚の案内板12b1を接合して構成された中心案内部12bが抵抗となる。
尚、位置決め部材12の軸部12aの下端側に上端側との異径部を設けた場合等は、回転止めとなる。
そのため、スクリュー杭11の内部に位置決め部材12を入れた状態でオーガー(図示せず。)等によりスクリュー杭11を回転させても、図7に示すように位置決め部材12は地盤4中に進入せずに、スクリュー杭11のみがその設置箇所の地盤4中に進入(貫入)していくことになる。
その結果、従来とは異なり、スクリュー杭11を設置際に位置決め部材12を引き抜く必要なく、スクリュー杭11を連続して設置することが可能となり、作業効率が向上して、工期を短縮することができる。
また、スクリュー杭11を設置する際に、位置決め部材12を撤去する必要がないため、スクリュー杭11の設置位置に誤差が生じることもなくなり、スクリュー杭の設置精度が向上する。
[位置決め部材12の引き抜き工程]
そして、スクリュー杭1が地盤4に所定の深さまで進入(貫入)し、スクリュー杭1の上端部からオーガー(図示せず。)の連結部を取外すと、図8に示すように、位置決め部材12の中心案内部12bの下端部から軸部12aの上端部までの高さ(長さ)H1は、スクリュー杭1の地盤4から突出する高さ(長さ)H2とほぼ同じかわずか大きく設計しているため、スクリュー杭1を地盤4中に打ち込んだ場合でも、位置決め部材12の軸部12aの上端部が突出する。
そのため、スクリュー杭11の設置完了後は、図9に示すように、スクリュー杭11の後端部の開口部11a2から位置決め部材12を引き抜いて撤去することができる。
その結果、引き抜いた位置決め部材12を再利用することが可能となり、廃棄物の少ない環境に優しい基礎杭1およびその設置方法を提供することができる。
以上説明したように、本実施形態の基礎杭1およびその設置方法によれば、その基礎杭1を中空状の鋼管11aで先端部11a1が開放しているスクリュー杭11と、平面視の最大幅Wがスクリュー杭11の内径R1以下であってスクリュー杭11の中に入る位置決め部材12とから構成したため、スクリュー杭11の設置箇所に予め位置決め部材12を設置しておき、その位置決め部材12の上方からスクリュー杭11の先端部を挿入してスクリュー杭11を設置することが可能となる。
そのため、スクリュー杭11を設置する際に、目印である位置決め部材12を撤去する必要がなくなるので、スクリュー杭11の連続的な設置作業が可能となり、作業効率が向上すると共に、スクリュー杭の設置精度を向上させることができる。
また、スクリュー杭11の設置完了後、スクリュー杭11の後端部から位置決め部材12を引き抜いて再利用することも可能となり、廃棄物の少ない環境に優しい基礎杭1を提供することができる。
尚、上記の説明では、位置決め部材12は、図2や図3等に示すように、軸部12aと、4枚の案内板12b1を90度毎に接合した中心案内部12bから構成して説明したが、本発明ではこれに限らず、例えば、図10に示すように、軸部12aと、スクリュー杭11の鋼管11aの内径R1とほぼ同じか僅かに小さい直径R2の円盤形状の中心案内部12cとにより構成しても良い。
また、スクリュー杭1の設置完了後、引き抜く際の便宜を考慮して、例えば、図11(b)に示すように引抜連結部12eを設けるようにしても勿論良い。
1 基礎杭
11 柱側金具
11a 鋼管
11a1 先端部
11a2 後端部
11a3 連結部
11b スクリュー羽根
12 位置決め部材
12a 軸部
12b,12c 中心案内部
12b1 案内板
12b2 傾斜案内部
12d 目印
12e 引抜連結部
2 ソーラーパネル
3 架台
4 地盤

Claims (5)

  1. 中空状の鋼管の外周面にスクリュー羽根が設けられ、その先端部は開放している一方、後端部は回転装置と連結されて回転させることにより先端部から地盤中に進入して設置されるスクリュー杭と、
    前記スクリュー杭の設置箇所に突き刺して前記スクリュー杭の設置箇所の位置決めに使用すると共に、平面視の最大幅が前記スクリュー杭の内径とほぼ同じであって前記スクリュー杭の中に入る位置決め部材とを有し、
    前記位置決め部材は、
    前記スクリュー杭の設置箇所に突き刺す軸部と、
    その軸部の長手方向の中間に設けられ、平面視の最大幅が前記スクリュー杭の内径とほぼ同じであり、その中心に前記軸部を通して、前記スクリュー杭の中に前記位置決め部材が入った際、前記スクリュー杭の中心と前記軸部の中心が略一致するように前記スクリュー杭を案内する中心案内部とを備え、
    前記軸部先端は前記中心案内部よりも突出する一方、前記中心案内部は前記軸部の軸心に対し点対称をなす下端部または下側面を有し、前記軸部の軸心に対し点対称をなす前記中心案内部の下端部または下側面は前記軸部の軸心に対し垂直な一の垂直面上に位置することを特徴とする基礎杭。
  2. 請求項1記載の基礎杭において、
    前記スクリュー杭は、後端部も開放しており、先端部から通した前記位置決め部材が後端部から取出し可能に構成されていることを特徴とする基礎杭。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基礎杭において、
    前記位置決め部材は、その上端部に目印が設けられていることを特徴とする基礎杭。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載の基礎杭における前記位置決め部材を前記スクリュー杭の設置箇所に埋標する工程と、
    設置箇所に突き刺された前記位置決め部材の上端部から前記スクリュー杭の先端部を通す工程と、
    前記スクリュー杭の内部に前記位置決め部材を入れた状態で前記スクリュー杭を回転させて前記スクリュー杭をその設置箇所に設置する工程と、
    を有することを特徴とする基礎杭の設置方法。
  5. 請求項4に記載の基礎杭の設置方法において、
    前記位置決め部材を埋標する工程では、前記位置決め部材を目印とした測量により前記スクリュー杭の設置箇所を特定し、特定した前記スクリュー杭の設置箇所に前記位置決め部材を埋標することを特徴とする基礎杭の設置方法。
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