JP6422552B1 - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分なアンテナエレメント長を確保しにくい場合であっても、無指向性を維持しつつ水平面利得を向上させる。【解決手段】アンテナ装置1は、垂直偏波用で、下端が給電点15となる第1直線部11、第1直線部11の上端に一端が接続された円環状遅延部13、及び円環状遅延部13の他端に接続された第2直線部12を有するコリニアアレイアンテナ10と、コリニアアレイアンテナ10を外側から覆う誘電体の外カバー20と、外カバー20の内側に設けられた誘電体の内カバー30と、第1直線部11に沿い、かつ円環状遅延部13の内側に位置する誘電体芯40とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車載用等の用途に好適なアンテナ装置に関するものである。
従来から無指向性アンテナとして、例えば直線部の長さをλ/2とし遅延部の長さをλ/2としたコリニアアレイアンテナが知られていた(非特許文献1参照)。しかし、このようなコリニアアレイアンテナを低背化が求められる車載用アンテナに用いると、十分なアンテナエレメント長を確保しにくく、水平面で得られる利得が低いという欠点があった。
後藤尚久、外2名著「アンテナ・無線ハンドブック」、第1版、株式会社オーム社、平成18年10月、140頁
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、十分なアンテナエレメント長を確保しにくい場合であっても、誘電体をアンテナエレメントに近接させることで、無指向性を維持しつつ水平面利得を向上させることにある。
本発明の第1の態様はアンテナ装置である。このアンテナ装置は、垂直偏波用で、一端が給電点となる第1の直線部と、前記第1の直線部の他端に一端が接続された環状部とを有するアンテナエレメントと、
前記アンテナエレメントを外側から覆う第1の誘電体カバーと、
前記第1の直線部と前記環状部とを外側から覆う第2の誘電体カバーと、を備える。
本発明の第2の態様はアンテナ装置である。このアンテナ装置は、垂直偏波用で、一端が給電点となる第1の直線部と、前記第1の直線部の他端に一端が接続された環状部とを有するアンテナエレメントと、
前記第1の直線部と前記環状部とを外側から覆う第2の誘電体カバーと、を備え、
前記アンテナエレメントと前記第2の誘電体カバーとの間隔は、前記アンテナエレメントの使用周波数の波長の0.01倍以下であ前記アンテナエレメントは、前記環状部の他端に第2の直線部が接続され、前記環状部が遅延部として働くコリニアアレイアンテナである
本発明の第3の態様はアンテナ装置である。このアンテナ装置は、垂直偏波用で、一端が給電点となる第1の直線部と、前記第1の直線部の他端に一端が接続された環状部とを有するアンテナエレメントと、
前記アンテナエレメントの少なくとも一部を外側から覆い、かつ前記給電点の反対側の前記アンテナエレメントの端部側が開口している第3の誘電体カバーと、を備え、
前記アンテナエレメントが、前記開口の外側に延在し、前記アンテナエレメントは、前記環状部の他端に第2の直線部が接続され、前記環状部が遅延部として働くコリニアアレイアンテナである
の態様において、前記アンテナエレメントと前記第3の誘電体カバーとの間隔は、前記アンテナエレメントの使用周波数の波長の0.01倍以下であるとよい。
第1の態様において、前記第1の誘電体カバーは、前記第1の直線部と略平行に対向する部分を有するとよい。
第1の態様において、前記アンテナエレメントと前記第1の誘電体カバーとの間隔は、前記アンテナエレメントの使用周波数の波長の0.04倍以下であるとよい。
本発明の第の態様はアンテナ装置である。このアンテナ装置は、垂直偏波用で、一端が給電点となる第1の直線部と、前記第1の直線部の他端に一端が接続された環状部とを有するアンテナエレメントと、
前記第1の直線部に沿い、かつ前記環状部の内側又は外側に位置する誘電体芯とを、備える。
第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記第1の直線部に沿い、かつ前記環状部の内側又は外側に位置する誘電体芯をさらに備えるとよい。
第1又は第4の態様において、前記アンテナエレメントは、前記環状部の他端に第2の直線部が接続され、前記環状部が遅延部として働くコリニアアレイアンテナであるとよい。
前記第2の直線部が、前記環状部に接続された一端とは反対側の端部に折り曲げ部を有してもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のアンテナ装置によれば、例えば車載用途のように十分なアンテナエレメント長を確保しにくい状況であっても、誘電体をアンテナエレメントに近接させることで、無指向性を維持しつつ水平面利得を向上させることが可能である。
本発明に係るアンテナ装置の実施の形態1であって第1の誘電体カバーとしての外カバー及び第2の誘電体カバーとしての内カバーを透視して内部構造を示した斜視図。 同正断面図。 同拡大平断面図。 実施の形態1おいて、第1の誘電体カバーとしての外カバーを外した状態の斜視図。 実施の形態1における、アンテナエレメントとしてのコリニアアレイアンテナの斜視図。 実施の形態1において、外カバーとコリニアアレイアンテナの間隔と水平面平均利得との関係(但し、第2の誘電体カバーとしての内カバー及び誘電体芯は無いものとした)を示した、シミュレーションによる説明図。 同じく、指向角と水平面利得との関係(但し、内カバー及び誘電体芯は無いものとした)を示した、シミュレーションによる指向特性図。 実施の形態1において、内カバーとコリニアアレイアンテナの間隔と水平面平均利得との関係(但し、外カバー及び誘電体芯は無いものとした)を示した、シミュレーションによる説明図。 同じく、指向角と水平面利得との関係(但し、外カバー及び誘電体芯は無いものとした)を示した、シミュレーションによる指向特性図。 実施の形態1において、遅延部の中心に誘電体芯が設けられていないときと設けられているときの水平面平均利得(但し、外カバー及び内カバーは無いものとした)を示した、シミュレーションによる説明図。 同じく、指向角と水平面利得との関係(但し、外カバー及び内カバーは無いものとした)を示した、シミュレーションによる指向特性図。 本発明に係るアンテナ装置の実施の形態2であって、外カバー及び内カバーを省略して示す正面図。 同拡大平面図。 実施の形態2において、遅延部の外側に誘電体芯が設けられていないときと設けられているときの指向角と水平面利得との関係(但し、外カバー及び内カバーは無いものとした)を示した、シミュレーションによる指向特性図。 本発明に係るアンテナ装置の実施の形態3であって、外カバー及び誘電体芯を省略して示す正断面図。 同拡大平面図。 実施の形態3において、半円筒状内カバーを設けていないときと設けたときの指向角と水平面利得との関係(但し、外カバー及び誘電体芯は無いものとした)を示した、シミュレーションによる指向特性図。 本発明に係るアンテナ装置の実施の形態4の正断面図。 同拡大平断面図。 本発明に係るアンテナ装置の実施の形態5の正断面図。 同拡大平断面図。 本発明に係るアンテナ装置の実施の形態6の正断面図。 同拡大平断面図。 実施の形態4,5,6の場合と、アンテナエレメントとしてのコリニアアレイアンテナの保持構造が無い場合の水平面平均利得をそれぞれ示す説明図。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1で示すアンテナ装置1の斜視図、図2は同正断面図、図3は同拡大平断面図である。図4はアンテナ装置1おいて、第1の誘電体カバーとしての外カバー20を外した状態の斜視図、図5はアンテナ装置1が有するアンテナエレメントとしてのコリニアアレイアンテナ10の斜視図である。コリニアアレイアンテナ10はV2X(Vehicle to Everything:車車間・路車間)通信用であり、使用波長をλ(約51mm)とする。また、図2及び図3に直交X,Y,Z軸方向を定義する。図2の地導体板50はXY平面上にあり、Z軸はXY平面に垂直である。
図1から図5に示すように、アンテナ装置1は、アンテナエレメントとしてのコリニアアレイアンテナ10と、コリニアアレイアンテナ10を全体的に外側から覆う第1の誘電体カバーとしての外カバー20と、外カバー20の内側に配置される第2の誘電体カバーとしての内カバー30と、誘電体芯40とを有する。
図5に示すように、コリニアアレイアンテナ10は、一端が地導体板50から絶縁された給電点15となる第1(下方)直線部11と、第1直線部11の他端に一端が接続された円環状遅延部13と、円環状遅延部13の他端に接続された第2(上方)直線部12とを有する。第2直線部12の上端部は逆L字状に折れ曲がった折曲げ部12aとなっている。円環状遅延部13は螺旋状に1ターン巻かれた構成であり、第1及び第2直線部11,12間の位相調整用である。図2に示すように、第1及び第2直線部11,12は地導体板50上に配置され、かつ第2直線部12の折曲げ部12aを除き、地導体板50に対して垂直(Z軸に平行)な一直線上にある。アンテナ装置1を車体ルーフに取り付けた場合、車体ルーフが地導体板50として機能し、V2X通信に適合する垂直偏波用となるように、水平面(重力の方向と直角を成す面)に対し略垂直(つまり略鉛直方向)に配置されることになる。なお、第2直線部12上端の折曲げ部12aはコリニアアレイアンテナ10のZ軸方向の高さを短縮するために形成したものである。すなわち、高さに制約の無いときは第2直線部12が全て直線状であってもよいが、全て直線状であると高さが必要となる為、本実施の形態においては折り曲げ部12aを設けることにより、低背化を図っている。したがって、折り曲げ部12aの部分をZ軸方向に伸ばすと、第2直線部12が全て直線状である時と長さは同じになる。
外カバー20は、コリニアアレイアンテナ10を全体的に外側から覆う外装ケースである。図3に示すように、外カバー20の側面部分はコリニアアレイアンテナ10の直線部11,12と略平行に対向する部分を有するようにコリニアアレイアンテナ10の全周を円筒状に囲み、かつ円環状遅延部13と同心に配置されている。図4に示すように、内カバー30は、コリニアアレイアンテナ10の下端から円環状遅延部13に到達する長さの円筒状であり、円環状遅延部13及び外カバー20と同心で相互に非接触となるように配置されている。外カバー20と内カバー30の肉厚は0.5mm(約0.01λ)である。誘電体芯40は、コリニアアレイアンテナ10の下端から円環状遅延部13の内側に到達する長さの円柱状であり、円環状遅延部13と同心でかつ非接触となるように配置されている。なお、外カバー20には給電点15への給電のための穴部21を設ける場合がある。
図6は、外カバー20とコリニアアレイアンテナ10の間隔と水平面平均利得との関係を示した、シミュレーションによる説明図である。この場合、XY平面にある地導体板50を水平配置し、また内カバー30及び誘電体芯40が存在しないものとして、V2X通信用波長51mmでシミュレーションを行った。ここで、間隔はコリニアアレイアンテナ10の円環状遅延部13と外カバー20との隙間であり、間隔=0.02λは約1mm、間隔=0.04λは約2mmに相当する。図6に示すように、外カバー20がコリニアアレイアンテナ10全体を覆っているとき(外カバー密着、間隔=0.02λ、間隔=0.4λのとき)には、外カバー20がコリニアアレイアンテナ10全体を覆っていないとき(外カバー無しのとき)に比べて水平面平均利得が向上する。この理由は、コリニアアレイアンテナ10が車載用途のためにZ軸方向の長さに制約があり、十分な長さを確保できていない前提があったが、外カバー20の誘電率による波長短縮効果によって、コリニアアレイアンテナ10の長さ不足を補うことが可能になったからである。
図6から、外カバー20とコリニアアレイアンテナ10の間隔が0.04λよりも大きくなるにつれて水平面利得が下がっていくのが容易に推定できる。このため、外カバー20とコリニアアレイアンテナ10の間隔は0.04λ以下(さらに好ましくは0.02λ以下)に設定することが望ましく、これにより、水平面利得を十分向上させかつアンテナ装置1を小型化(低背化)できる。
図7は、指向角と水平面利得との関係を示した、シミュレーションによる指向特性図である。シミュレーションの前提条件は図6と同じである。また、図7の指向角180°が図3のX方向に合致する。図7に示すように、外カバー20でコリニアアレイアンテナ10全体を覆ったとき(外カバー密着、間隔=0.02λ、及び間隔=0.04λのとき)の、指向角変化に伴う水平面利得の変動は、外カバー20でコリニアアレイアンテナ10全体を覆っていないとき(外カバー無しのとき)の水平面利得の変動に比べて大きな差が無く、外カバー20でコリニアアレイアンテナ10全体を覆っても無指向性を実質的に維持できている。
図8は、内カバー30とコリニアアレイアンテナ10の間隔と水平面平均利得との関係を示した、シミュレーションによる説明図である。この場合、XY平面にある地導体板50を水平配置し、また外カバー20及び誘電体芯40が存在しないものとしてシミュレーションを行った。ここで、間隔はコリニアアレイアンテナ10の円環状遅延部13と内カバー30との隙間であり、間隔=0.005λは約0.25mm、間隔=0.01λは約0.5mmに相当する。図8に示すように、内カバー30が設けられているとき(間隔=0.005λ、間隔=0.01λのとき)には、内カバー30が設けられていないとき(内カバー無しのとき)に比べて水平面平均利得が向上する。この理由は、コリニアアレイアンテナ10が車載用途のためにZ軸方向の長さに制約があり、十分な長さを確保できていない前提があったが、内カバー30の誘電率による波長短縮効果によって、コリニアアレイアンテナ10の長さ不足を補うことが可能になったからである。
図8から、内カバー30とコリニアアレイアンテナ10の間隔が0.01λよりも大きくなるにつれて水平面利得が下がっていくのが容易に推定できる。このため、内カバー30とコリニアアレイアンテナ10の間隔が0.01λ以下(より好ましくは0.005λ以下)に設定することが望ましく、これにより、水平面利得を十分向上させることが可能である。なお、前述の図6における外カバー20が円環状遅延部13に密着したときの結果からみて、内カバー30をコリニアアレイアンテナ10の円環状遅延部13に密着させると、内カバー30とコリニアアレイアンテナ10の間隔が0.005λであるときよりも水平面平均利得は下がるが、内カバー30でコリニアアレイアンテナ10を覆っていないときよりも水平面平均利得が向上するのは容易に推定できる。
図9は、指向角と水平面利得との関係を示した、シミュレーションによる指向特性図である。シミュレーションの前提条件は図8と同じである。また、図9の指向角180°が図3のX方向に合致する。図9に示すように、内カバー30でコリニアアレイアンテナ10を覆ったとき(間隔=0.005λと間隔=0.01λのときの)、指向角変化に伴う水平面利得の変動は、内カバー30でコリニアアレイアンテナ10を覆っていないとき(内カバー無しのとき)の水平面利得の変動に比べて大きな差が無く、内カバー30でコリニアアレイアンテナ10を覆っても無指向性を維持できている。
図10は、円環状遅延部13の中心に誘電体芯40が設けられていないときと設けられているときの水平面平均利得を示した、シミュレーションによる説明図である。図10では外カバー20と内カバー30が存在しないものとしてシミュレーションを行った。また、図10では、誘電体芯40が設けられているときの誘電体芯40と円環状遅延部13との間隔を0.005λとした。図10に示すように、誘電体芯40が設けられているとき(芯有りのとき)には、誘電体芯40が設けられていないとき(芯無しのとき)に比べて水平面平均利得が向上する。前述の図6と図8の結果から、円環状遅延部13と誘電体芯40の間隔が0.005λ以下のときの方が、円環状遅延部13と誘電体芯40の間隔が0.005λよりも大きいときよりも水平面利得が高くなるのは容易に推定できる。従って、円環状遅延部13と誘電体芯40の間隔を0.005λ以下に設定することが好ましい。
図11は、指向角と水平面利得との関係を示した、シミュレーションによる指向特性図である。シミュレーションの前提条件は図10と同じである。また、図11の指向角180°が図3のX方向に合致する。図11に示すように、誘電体芯40を設けたとき(芯有りのとき)の、指向角変化に伴う水平面利得の変動は、誘電体芯40を設けていないとき(芯無しのとき)の水平面利得の変動に比べて大きな差が無く、誘電体芯40を設けても無指向性を維持できている。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) アンテナエレメントとしてのコリニアアレイアンテナ10全体を外側から近接して覆う誘電体の外カバー20を設けることで、アンテナ装置1の水平面平均利得を向上させることができる。また、指向角変化に伴う水平面利得の変動は小さく、無指向性を実質的に維持できる。さらに、外カバー20は外装ケースとして用いることが可能である。
(2) 外カバー20の内側に誘電体の内カバー30を設け、第1直線部11と円環状遅延部13とを近接して覆うことで、アンテナ装置1の水平面平均利得を向上させることができる。また、指向角変化に伴う水平面利得の変動は小さく、無指向性を実質的に維持できる。
(3) 外カバー20はコリニアアレイアンテナ10の第1及び第2直線部11,12と略平行に対向する部分を有し、外カバー20の誘電率による波長短縮効果を有効利用できる。
(4) 第1直線部11に沿い、かつ円環状遅延部13の内側に位置する誘電体芯40を備えることで、アンテナ装置1の水平面平均利得を向上させることができる。また、指向角変化に伴う水平面利得の変動は小さく、無指向性を実質的に維持できる。
<実施の形態2>
図12は本発明の実施の形態2で示すアンテナ装置2の外カバー20及び内カバー30を省略して示す正面図、図13は同拡大平面図である。この場合、誘電体芯45は、コリニアアレイアンテナ10の下端から円環状遅延部13に到達する長さの円柱であるが、円環状遅延部13の外側でかつ非接触となるように第1直線部11に沿って配置されている。その他の構成は前述の実施の形態1と同様である。
図14は誘電体芯45を設けていないときと設けたときの指向角と水平面利得を示したシミュレーションによる指向特性図であり、外カバー20と内カバー30が存在しないものとしてシミュレーションを行った。図14では、誘電体芯45を設けているとき(芯有りのとき)の水平面平均利得が3.42dBi、誘電体芯45を設けていないとき(芯無しのとき)の水平面平均利得が3.28dBiとなり、誘電体芯45を設けているときの方が設けていないときよりも水平面平均利得が高くなった。図14に示すように、誘電体芯45を円環状遅延部13の外側に設けても、誘電体芯45を設けていないときに比べて指向角変化に伴う水平面利得の変動に大きな差は無く、無指向性を維持することができる。
<実施の形態3>
図15は本発明の実施の形態3で示すアンテナ装置3であって、外カバー20及び誘電体芯40を省略して示す正断面図、図16は同拡大平面図である。この場合、実施の形態1の円筒の内カバー30の代わりに、半円筒状(半円弧状)の内カバー35がコリニアアレイアンテナ10の円環状遅延部13を半周囲むように配置されている。その他の構成は前述の実施の形態1と同様である。
図17は実施の形態3において、半円筒状の内カバー35を設けていないときと設けたときの指向角と水平面利得との関係を示した、シミュレーションによる指向特性図であり、外カバー20と誘電体芯40が存在しないものとしてシミュレーションを行った。図17では、半円筒状の内カバー35を設けているとき(内カバー(半円筒)有りのとき)の水平面平均利得が3.42dBi、半円筒状の内カバー35を設けていないとき(内カバー無しのとき)の水平面平均利得が3.28dBiとなり、半円筒状の内カバー35を設けているときの方が設けていないときよりも水平面平均利得が高くなった。また、半円筒状の内カバー35を設けても、指向角変化に伴う水平面利得の変動に大きな差は無く、無指向性を維持することができる。
<実施の形態4〜6>
図18は本発明の実施の形態4で示すアンテナ装置4の正断面図、図19は同拡大平断面図である。図20は本発明の実施の形態5で示すアンテナ装置5の正断面図、図21は同拡大平断面図である。図22は本発明の実施の形態6で示すアンテナ装置6の正断面図、図23は同拡大平断面図である。これらの実施の形態4から6はいずれもコリニアアレイアンテナ10の保持構造に関するものであり、実施の形態4のアンテナ装置4では外カバー20の内側にコリニアアレイアンテナ10の上部を支える支持部25が1つ外カバー20と一体的に設けられており、実施の形態5のアンテナ装置5では外カバー20の内側にコリニアアレイアンテナ10の上部及び下部を支える支持部25,26が2つ外カバー20と一体的に設けられており、実施の形態6のアンテナ装置6では外カバー20の内側にコリニアアレイアンテナ10を4方向から線状に支える支持部27が外カバー20と一体的に設けられている。実施の形態4から6はいずれも保持構造を有する点を除けば、前述の実施の形態1において、内カバー30及び誘電体芯40を省略した構造と同等である。
図24は、コリニアアレイアンテナ10の保持構造を有する実施の形態4,5,6の場合と、コリニアアレイアンテナ10の保持構造が無い場合の水平面平均利得をそれぞれ示す説明図である。いずれの場合も、コリニアアレイアンテナ10の円環状遅延部13と外カバー20との間隔=0.02λとしている。実施の形態4,5では、コリニアアレイアンテナの保持構造が無い場合と同等の水平面平均利得が確保できている。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
本発明の実施の形態1や実施の形態3における誘電体の内カバー30,35は、コリニアアレイアンテナ10の下半分を覆うように配置されたが、コリニアアレイアンテナ10の上半分、つまり円環状遅延部13から第2直線部12を覆うように配置しても良い。同様に、実施の形態1や実施の形態2の誘電体芯40,45はコリニアアレイアンテナ10の下半分に対して配置されたが、コリニアアレイアンテナ10の上半分、つまり円環状遅延部13から第2直線部12に対して配置しても良い。
本発明の実施の形態6では、外カバー20の内側にコリニアアレイアンテナ10を4方向から線状に支える支持部27を設けたが、支持部27は3方向以上でコリニアアレイアンテナ10を支える構造であればよい。もちろん、外カバー20の内側にコリニアアレイアンテナ10を5方向以上から線状に支える支持部27を設けてもよい。
1〜6 アンテナ装置
10 コリニアアレイアンテナ
11,12 直線部
13 円環状遅延部
15 給電点
20 外カバー
25,26,27 支持部
30,35 内カバー
40,45 誘電体芯

Claims (10)

  1. 垂直偏波用で、一端が給電点となる第1の直線部と、前記第1の直線部の他端に一端が接続された環状部とを有するアンテナエレメントと、
    前記アンテナエレメントを外側から覆う第1の誘電体カバーと、
    前記第1の直線部と前記環状部とを外側から覆う第2の誘電体カバーと、を備える、アンテナ装置。
  2. 垂直偏波用で、一端が給電点となる第1の直線部と、前記第1の直線部の他端に一端が接続された環状部とを有するアンテナエレメントと、
    前記第1の直線部と前記環状部とを外側から覆う第2の誘電体カバーと、を備え、
    前記アンテナエレメントと前記第2の誘電体カバーとの間隔は、前記アンテナエレメントの使用周波数の波長の0.01倍以下であ前記アンテナエレメントは、前記環状部の他端に第2の直線部が接続され、前記環状部が遅延部として働くコリニアアレイアンテナである、アンテナ装置。
  3. 垂直偏波用で、一端が給電点となる第1の直線部と、前記第1の直線部の他端に一端が接続された環状部とを有するアンテナエレメントと、
    前記アンテナエレメントの少なくとも一部を外側から覆い、かつ前記給電点の反対側の前記アンテナエレメントの端部側が開口している第3の誘電体カバーと、を備え、
    前記アンテナエレメントが、前記開口の外側に延在し、前記アンテナエレメントは、前記環状部の他端に第2の直線部が接続され、前記環状部が遅延部として働くコリニアアレイアンテナである、アンテナ装置。
  4. 前記アンテナエレメントと前記第3の誘電体カバーとの間隔は、前記アンテナエレメントの使用周波数の波長の0.01倍以下である、請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第1の誘電体カバーは、前記第1の直線部と略平行に対向する部分を有する、請求項1に記載のアンテナ装置。
  6. 前記アンテナエレメントと前記第1の誘電体カバーとの間隔は、前記アンテナエレメントの使用周波数の波長の0.04倍以下である、請求項1又は5に記載のアンテナ装置。
  7. 垂直偏波用で、一端が給電点となる第1の直線部と、前記第1の直線部の他端に一端が接続された環状部とを有するアンテナエレメントと、
    前記第1の直線部に沿い、かつ前記環状部の内側又は外側に位置する誘電体芯とを、備えるアンテナ装置。
  8. 前記第1の直線部に沿い、かつ前記環状部の内側又は外側に位置する誘電体芯をさらに備える、請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  9. 前記アンテナエレメントは、前記環状部の他端に第2の直線部が接続され、前記環状部が遅延部として働くコリニアアレイアンテナである、請求項1,5から7のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  10. 前記第2の直線部が、前記環状部に接続された一端とは反対側の端部に折り曲げ部を有する、請求項2,3,のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
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