JP6416927B2 - 繊維性材料のための包装方法 - Google Patents
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Description
一般に、セルロースアセテートトウは、低嵩密度、例えば、約100kg/m3を有し、改善された取り扱いおよび効率的輸送のために、この嵩密度を増大させるように圧縮される。ベールに圧縮された後はセルロースアセテートトウは膨張力を持つが、これは所望の嵩密度及び保存および輸送のためのサイズを維持するために効果的に制御されなければならない。
ポリエステルストラップなどの包装材料は、典型的には、トウベール(tow bale)の膨張力に対抗するために使用され、そして包装するために圧縮されたトウの、開放直前の35N/cm2までのオーダーである極めて大きい内部圧力に耐えることができなければない。
トウベールが一度包装されたら、包装材料はまた5N/cm2までの内部の力を維持することができなければならない。
少なくとも2つの部分を含む、再利用可能なベールラップキット(bale wrap kit)を提供すること含み、各個々の部分は、他の部分との接合時に、圧縮された弾性繊維のベールを実質的に囲みそして包含するようにされる;
キノコ及びループファスナは、各部分の縁部に沿って配置され、互いに各部分を接合するようにされる;圧縮されていない弾力繊維が提供される;及び
圧縮されていない、弾力繊維のある部分はキットにより囲まれている。これらの繊維が圧縮され、そしてキノコ及びループファスナーが係合される。
外部包装により包装されており、包装の重複領域は接着剤、例えば、ネオプレン−クロロプレンゴム系接着剤により接合されていることを開示する。このような方法によって、従来、包装を保持するために使用されていたストラップ、ベルト又はワイヤを除去することができる。図1に示すように、接着剤は全重複領域に適用される「のり」である。
(a)繊維性材料を少なくとも一つの上部シートと下部シートの間に配置することを含み、
前記上部シートの表面積は、繊維性材料の上部表面の面積より大きく、そして前記下部シートの表面積は、繊維性材料の下部表面の面積よりも大きい;
(b)繊維性材料の対向する側の下部シートの一部を折り畳んで、対向する側の対向する端に沿って下部折り目を形成する;
(c)繊維性材料の対向する側の上部シートの一部を折り畳んで、対向する側の対向する端に沿って上部折り目を形成する;及び
(d)上部シートと下部シートを連結するために、接着層を備えたテープの外周域を適用する、
ことを含む。
テープの表面積は、繊維性材料の側面の表面積の少なくとも5%であるか、または繊維性材料の側面の表面積の5〜80%の範囲であり得る。いくつかの態様では、繊維性材料は圧縮されたセルロースアセテートトウのベールである。
いくつかの態様では、上部シートは、繊維性材料の各側で下部シートに重なる。他の態様では、下部シートは、繊維性材料の各側で上部シートに重なる。上部シートと下部シートは、100から800μmの厚さを有することができる。この方法はさらに、重複する部分に適用された後、テープの下から気泡を除去すること含むことができる。
(a)から(d)の工程は、大気温度および圧力下で行うことができる。
いくつかの態様では、テープは、実質的に強化繊維を含まなくてもよい。好ましい実施形態では、ストラップは、繊維性材料の膨張を抑制するために必要とされない。しかし、いくつかの実施形態において、そのようなストラップを使用してもよい。
テープは、10から175N/cmの引張強度を有することができる。いくつかの態様では、テープの引張強度は、少なくとも87N/cmであってもよい。
テープは、0.5〜10N/cm2の剪断強度を有することができる。いくつかの態様では、テープの剪断強度は、少なくとも4N/cm2であってもよい。下部シートと上部シートは、横方向に少なくとも5%重複してもよい。
下部折り目および上部折り目は、折り畳まれていてもよい。包装された繊維性材料は、実質的に平坦な側面を有することができる。いくつかの態様では、包装された材料の上部および底部は、また実質的に平坦であっても良く、そして包装された繊維性材料は、その側面にまたはその上部及び底部上に積み上げてもよい。
他の態様では、包装された材料の上部および底部は、凸状または凹状であっても良く、これらの態様では、包装された繊維性材料は、その側面上に積層することができる。下部シート及び上部シートは、厚紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、これらのコポリマーおよびこれらの組み合わせからなる群から選択することができる。
下部シートと上部シートは、織布され、被覆され、ニットされた、及び/又は多層のフィルムであってもよい。いくつかの態様では、上部折り目および下部折り目は(d)工程の前に折り畳みテープにより固定されている、または必要に応じて一時的に固定されていてもよく、折り畳みテープは、(d)工程のテープと同じまたは異なる材料の、テープの別個の部分である。
(a)工程の繊維性材料は、上部及び下部シートから繊維性材料を分離する非密封ライナーを含むことができる。
上部シートの表面積は、下部シートの表面積と実質的に同様であってもよい。
繊維性材料は(a)工程の前に圧縮することができる。(a)工程はさらに、繊維性材料を圧縮することを含むことができる。
いくつかの態様では、繊維性材料は圧縮されたセルロースアセテートトウのベールである。
いくつかの態様では、繊維性材料は圧縮されたセルロースアセテートトウのベールである。
一実施形態では、この方法は、繊維性材料を好ましくは、圧縮立方体(ベール)の形で、少なくとも一つの上部シートと下部シートとの間に配置することを含み、繊維性材料の対向する側に下部シートの一部を折り畳み、繊維性材料の対向する側に上部シートの一部を折り畳み、そして上部シートと下部シートを結合するための接着剤層を含むテープの外周域を適用することを含む。
上部シートの表面積は、繊維性材料の上面の表面積よりも大きく、及び下部シートの表面積は、繊維性材料の下部面の表面積よりも大きい表面積よりも大きい。いくつかの態様では、下部シートが最初に折り畳まれ、そして上部シートは繊維性材料の各側の下部シートに重なる。他の態様では、上部シートが最初に折り畳まれ、繊維性材料の各側の下部シートに重なる。
表面積のこの差を考慮するために、各シートの余分な材料は、好ましくは折り畳まれ、繊維性材料の長手方向の側縁に沿って、必要に応じて三角形状に折り畳まれ、そして「畳まれた状態」でシートの下に押し込まれ、または代替的にその上に「折り畳まれた状態」でシートの上で折り畳まれても良い。
得られた縁の折り畳み目は、包装された繊維性材料の側面に沿って増大したシート材料を提供し、その結果強度を増し、時期尚早にシートが引き裂かれる可能性を減少させる。
上部及び下部シートの各々は、100から800μmの厚さを有することができ、好ましくは200から500μm、より好ましくは300から400μmまでの厚さを有することができる。上部及び下部シートは、それぞれボール紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、これらのコポリマーおよびこれらの組み合わせからなる群から選択される材料から構成されてもよい。
材料は、織布または編地、強化または非強化、また、被覆されてもよい。いくつかの態様では、上部及び下部シートはそれぞれ多層膜であってもよい。
前記上部シートと下部シートは、繊維性材料の側面に沿って重なり、そしてさらにテープの表面積は繊維性材料の側面の面積の少なくとも5%である。
必要に応じて、同じまたは異なるタイプの複数の周辺テープが、上部シートを下部シートに固定するために外周域において使用することができる。
したがって、本発明は、有利なことに、保存および輸送に適した、繊維性材料を包装するための、複雑でなくかつコストの掛からない方法を実現するものである。
本明細書に示されるように、好ましい実施形態では、繊維性材料は、セルロースアセテート、好ましくは、セルロースアセテートトウを含み、本質的にそれらからなり、またはそれらからなり、それらは一般的に包装する前に、ベールを形成するために圧縮される。セルロースアセテートトウを製作し及びセルロースアセテートトウのベールを形成する方法は米国特許第7,610,852;7,585,442;7,585,441;8,308,624;6,924,029及び7,487,720に開示されており、これらのすべては、参照により本明細書に組み込まれる。
包装されたベールを解放するためにプラテンを開いた後、得られた、包装された繊維性材料はさらに膨張させてもよく、その結果、制限された程度の範囲の、上部及び下部シートおよび/またはテープの延伸を引き起こし、包装が完了した時点と膨張が実質的に終了した時点との容積及び高さの差に基づいて、必要に応じて容積の増加量を20%未満とすることができ、例えば、15%未満または10%未満、必要に応じて1〜15%、例えば、1〜10%とすることができる。
シートは柔軟であり、織物、フィルム又はホイルから製作することができ、
例えば、単層押出フィルムまたは多層押出しフィルムであっても良い。フィルム又はホイル、紙、ポリマー又は金属の一つ以上を含むことができる。一の態様では、上部および下部シートは段ボールを含む。他の態様では、一方または両方のシートは、ポリマーフィルムまたはホイルを含む。ポリマーフィルムまたはホイルは、エチレン/酢酸ビニルコポリマー、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンホモポリマー、ポリプロピレンホモポリマー、エチレン/α−オレフィンコポリマー、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリエステル、およびポリスチレンを含むことができる。ポリエチレンフィルムは、長鎖低密度ポリエチレンフィルムであってもよい。
好適なテープは、例えば、米国特許公報第2014/0004765、EP2631278A1、WO2013/037648A2、およびWO2012/150099A1に記載されており、これらは参照により本明細書に組み込まれる。
ASTM6463−99、手順Aを用いて測定することができる。その全体は参照により本明細書に組み込まれる。試験は、所望の重量で行われ、テープは、3,000分後において、可能な場合は、一定のせん断荷重に耐えることができる。可能でない場合とは、3,000分の経過前にテープの滑りまたは分離が発生するものとして定義される。テープは、0.5N/cm2から10N/cm2、好ましくは0.6N/cm2から7N/cm2、より好ましくは2から6N/cm2、最も好ましくは、4から6N/cm2の一定のせん断荷重に耐えることができるであろう。他の態様では、テープは、少なくとも4N/cm2の一定のせん断荷重に耐えることができるであろう。
使用される感圧性接着剤は、コポリマーブロックを含むブロックコポリマーをベースとするものを含む。これらのブロックは、好ましくは、例えば、スチレンなどのビニル芳香族化合物(Aブロック)及び、例えば、ブタジエン、イソプレンの様な1,3−ジエン(Bブロック)の重合を介して形成され、又はこれらの2つのコポリマーから形成されても良い。異なるブロックコポリマーの混合物も使用することができる。部分的にまたは完全に水素化された製品を使用することが好ましい。ブロックコポリマーは、線状A−B−A構造を有していてもよい。同様に、半径方向のアーキテクチャを有するブロックコポリマーを使用し、また星状形状および線形マルチブロックコポリマーを使用することも可能である。ポリスチレンブロックの代わりに、例えば、約75℃よりも大きいガラス転移温度を有する、他の芳香族化合物を含有するホモポリマーおよびコポリマー(好ましくはC8からC12芳香族化合物)をベースとするポリマーブロックを利用することも可能であり、それらの芳香族化合物は、例えば、αメチルスチレンを含む芳香族化合物のブロックがある。
無機でなく及び主要部分が無機でない、より具体的には、有機およびポリマー材料のガラス転移温度の数値は、DIN53765:1994年3月(第2.2.1章)に従ったガラス転移温度の数値Tgである。これらの記載は特定の場合に別段の記述がない限り参照により本明細書に組み込まれる。
本発明に従えば、スチレン−エチレン/ブチレンブロックコポリマー及びスチレン−エチレン/プロピレンブロックコポリマーを含む、スチレン−ブタジエンブロックコポリマー、スチレン−イソプレンブロックコポリマー及び/又はそれらの水素化生成物に代えて、さらにポリジエン含有エラストマーブロック、例えば、2つ以上の異なる1,3−ジエンのコポリマーを利用するブロックコポリマー及びそれらの水素化生成物を利用することができる。例えば、変性無水マレイン酸または変性シランスチレンブロックコポリマーの様な、官能基化ブロックコポリマーを用いてもよい。ブロックコポリマーの典型的な使用濃度は、30から70重量%、より具体的には35から55重量%の範囲の濃度である。
同様に好適な離型剤は、例えば、過フッ素化アルキル基を持つアクリルポリマーをベースとするもの、ポリ(ジメチルシロキサン)のようなシリコーンまたはフルオロシリコーン化合物に基づく離型剤である。剥離剤の被覆にはシリコーン系ポリマーを含むことができる。剥離効果を持つシリコーン系ポリマーの特に好ましい例には、ポリウレタンおよび/またはポリウレア変性シリコーン、好ましくは、オルガノポリシロキサン/ポリ尿素/ポリウレタンブロックコポリマー、より好ましくは、EP1336683B1の実施例19に記載されるようなポリマーを含む。本特許の全ては参照により本明細書に組み入れられる。それらのシリコーン系ポリマーには、70%のシリコーンの重量分率および30mg KOH/gの酸価を有するアニオン安定化された、ポリウレタン‐及び尿素‐変性シリコーンを含む。一実施形態では、剥離層は、剥離効果成分の10から20重量%、より好ましくは13から18重量%を含む。
テープの厚さは、テープの所望の引張強度、剪断強度並びにその適用用途に応じて適宜選択することができる。テープの厚さは変わる場合があるが、好ましくは50から400ミクロン、例えば、75から200ミクロンまたは100から150ミクロンの範囲である。
図1に示すように、繊維性材料10は、直角プリズムで提供される。繊維性材料10は圧縮の前又は後に下部シート15と上部シート20との間に配置される。
示されるように、下部シート15は下部プラテン25上にあり、上部シート20は上部プラテン30に着脱自在に取り付けられるか、または取り付けられていない。各シートは磁石、テープ、ロープ、バンジーコード、またはその他の固定手段を含む既知の手段によって、そのそれぞれのプラテンに取り付けることができる。下部シート15と上部シート20の表面積は、それぞれ、繊維性材料10の上部表面積と底面積よりも大きくなっている。シートサイズは、折り畳まれたとき、完全に繊維性材料10を覆うに十分な材料を提供するように選択される。
包装がテープで固定され、そして包装され、圧縮された繊維性材料を解放するためにプレスが開かれると、繊維性材料が包装物を埋めるように、包装は垂直方向にそしておそらく横方向に膨張して包装材料を伸長させる場合がある。
包装材料が伸長すると、繊維性材料の圧縮力は低下するが、それでも約5N/cm2でまであり得る。圧縮力は、約48時間この範囲内に留まることができる。そして、この時間の後に徐々に減少することがある。
繊維性材料が圧縮されると、包装は、好ましくは大気温度および圧力で行うのが良い。
折り畳まれている。
テープの幅は、好ましくは、その引張強度、剪断強度、及び最終用途の要件に基づいて選択される。セルロースアセテートトウのベールにおいては、テープの表面積は、繊維性材料の側面の面積の少なくとも10%、好ましくは少なくとも25%、より好ましくは少なくとも40%である。範囲に関しては、テープは、繊維性材料の側面の表面積の10から80%の表面積を有し、好ましくは25から75%、そして最も好ましくは30から50%である。
テープは、本明細書に記載のように、引裂強度および一定のせん断荷重要件を満たすように選択される。したがって、テープは、圧縮された繊維性材料により、その上に架かる内部膨張圧に耐えることができる。テープ35は、単一の外周域の形で適用されてもよく、またはそれ自体に重なるように適用されてもよい。テープは、手動でまたは自動で適用されてもよい。
折り目は、テープで固定された。上部シートは長手方向に下部シートと5%重複していた。ポリエチレンテレフタレートを含むテープは、上部シートと下部シートを結合するために、繊維性材料の周囲に巻き付けられた。テープは42センチメートルの幅と少なくとも87 N/cmの引張強度を有していた。
テープは、4N/cm2の一定のせん断荷重に3,000分耐え、その後最大の力が発生し、アセテート繊維に皺がよって緩くなると共にベールの内部の力は減少した。繊維性材料の両側に対してテープを手動でスムーズにすることにより、気泡がテープから除去された。
繊維性材料を包装するための方法であって、前記方法は、
(a)繊維性材料を少なくとも一つの上部シートと下部シートの間に配置することを含み、
前記上部シートの表面積は、繊維性材料の上部表面の面積より大きく、そして前記下部シートの表面積は、繊維性材料の下部表面の面積よりも大きい;
(b)繊維性材料の対向する側の下部シートの一部を折り畳んで、対向する側の対向する端に沿って下部折り目を形成する;
(c)繊維性材料の対向する側の上部シートの一部を折り畳んで、対向する側の対向する端に沿って上部折り目を形成する;及び
(d)上部シートと下部シートを連結するために、接着層を備えたテープの外周域を適用する、
ことを含む方法。
2.前記テープの表面積は、繊維性材料の側面の表面積の少なくとも5%である、実施態様1の方法。
3.前記上部シートは、繊維性材料の各側で下部シートに重なる、実施態様1の方法。
4.前記下部シートは、繊維性材料の各側で上部シートに重なる、実施態様1の方法。
5.前記繊維性材料は圧縮されたセルロースアセテートトウのベールである、実施態様1の方法。
6.前記テープの表面積は、繊維性材料の側面の表面積の少なくとも5〜80%のである、実施態様1の方法。
7.前記シートは、100から800μmの厚さを有する、実施態様1の方法。
8.重複する部分に適用された後、更にテープの下から気泡を除去すること含む、実施態様1の方法。
9.(a)から(d)の工程は、大気温度および圧力下で行う、実施態様1の方法。
10.前記テープは、実質的に強化繊維を含まない、実施態様1の方法。
11.繊維性材料はストラップ用いて抑制されない、実施態様1の方法。
12.前記テープは、10から175N/cmの引張強度を有する、実施態様1の方法。
13.前記テープの引張強度は、少なくとも87N/cmである、実施態様1の方法。
14.前記テープは、0.5〜10N/cm2の剪断強度を有する、実施態様1の方法。
15.前記テープの剪断強度は、少なくとも4N/cm2である、実施態様1の方法。
16.前記下部シートと上部シートは、長手方向に少なくとも5%重複している、実施態様1の方法。
17.前記下部折り目および上部折り目は、折り畳まれている、実施態様1の方法。
18.前記包装された繊維性材料は、実質的に平坦な側面を有する、実施態様1の方法。
19.前記下部シート及び上部シートは、厚紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、これらのコポリマーおよびこれらの組み合わせからなる群から選択される、実施態様1の方法。
20.前記下部シートと上部シートは織布されている、実施態様1の方法。
21.前記下部シートと上部シートは被覆されている、実施態様1の方法。
22.前記下部シートと上部シートはニットされている、実施態様1の方法。
23.前記下部シートと上部シートは多層のフィルムである、実施態様1の方法。
24.前記上部折り目および下部折り目は(d)工程の前に折り畳みテープにより固定されており、折り畳みテープは、(d)工程のテープと異なるテープである、実施態様1の方法。
25.前記(a)工程の繊維性材料は非密封ライナーを含む、実施態様1の方法。
26.前記上部シートの表面積は下部シートの表面積と実質的に同様である、実施態様1の方法。
27.前記繊維性材料は(a)工程の前に圧縮される、実施態様1の方法。
28.前記(a)工程はさらに繊維性材料を圧縮することを含む、実施態様1の方法。
29.繊維性材料を包装するための方法であって、
前記方法はテープの外周域によって上部シートと下部シートを繊維性材料に固定することを含み、
上部シート及び下部シートは、繊維性材料の側面に沿って重なり、さらに、上部シートと下側のシートの少なくともの一部分が、実質的に平坦な側面を有する包装された繊維性材料を提供するために折り畳まれていることを特徴とする、方法。
30.前記繊維性材料は圧縮されたセルロースアセテートトウのベールである、
実施態様29の方法。
31.繊維性材料を包装するための方法であって、前記方法は上部シートと下部シートをテープの外周域により固定することを含み、上部シートと下部シートは繊維性材料の側面に沿って重なっており、そしてさらにテープの表面積は、繊維性材料の側面の表面積の少なくとも5%である、方法。
32.前記繊維性材料は圧縮されたセルロースアセテートトウのベールである、実施態様31の方法。
33.大気温度で、テープの外周域によって2つの対向するシートを接着すること含む繊維性材料を包装する方法。
34.前記、繊維性材料は圧縮されたセルロースアセテートトウのベールである、実施態様33の方法。
Claims (14)
- 繊維性材料を包装するための方法であって、繊維性材料はセルロースアセテートトウであり、
前記方法は、
(a)繊維性材料を少なくとも一つの上部シートと下部シートの間に配置することを含み、
前記上部シートの表面積は、繊維性材料の上部表面の面積より大きく、そして前記下部シートの表面積は、繊維性材料の下部表面の面積よりも大きい;
(b)繊維性材料の対向する側の下部シートの一部を折り畳んで、対向する側の対向する端に沿って下部折り目を形成する;
(c)繊維性材料の対向する側の上部シートの一部を折り畳んで、対向する側の対向する端に沿って上部折り目を形成する;
(d)上部シートと下部シートを連結するために、外周を一周する、接着層を備えたテープを張り付けることであって、前記テープが10から175N/cmの引張強度を有する;及び
(e)繊維性材料を少なくとも上部シートと下部シートの間に配置する前に、又は繊維性材料を少なくとも上部シートと下部シートの間に配置した後であるがステップ(b)の前に、繊維性材料を45から455トンの力で圧縮する、
ことを含み、
(f)繊維性材料がストラップを用いて抑制されない、
方法。 - 前記テープの表面積は、繊維性材料の側面の表面積の少なくとも5%であり、好ましくは5から80%である、請求項1の方法。
- 前記上部シートは、繊維性材料の各側で下部シートに重なる、請求項1又は2の方法。
- 前記下部シートは、繊維性材料の各側で上部シートに重なる、請求項1又は2の方法。
- 重なる部分に適用された後、更にテープの下から気泡を除去することを含む、請求項3又は4の方法。
- 前記繊維性材料はストラップを用いて抑制されない、請求項1乃至5のいずれか1項の方法。
- 前記テープは、0.5〜10N/cm2の剪断強度を有する、請求項1乃至6のいずれか1項の方法。
- 前記下部シートと上部シートは、長手方向に少なくとも5%重複している、請求項1乃至7のいずれか1項の方法。
- 前記下部折り目および上部折り目は、折り畳まれている、請求項1乃至8のいずれか1項の方法。
- 前記下部シート及び上部シートは、厚紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、これらのコポリマーおよびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1乃至9のいずれか1項の方法。
- 前記下部シートと上部シートは織布されている、被覆されている、又はニットされている、請求項1乃至10のいずれか1項の方法。
- 前記(a)工程の繊維性材料は非密封ライナーを含む、請求項1乃至11のいずれか1項の方法。
- 前記繊維性材料は(a)工程の前に圧縮される、請求項1乃至12のいずれか1項の方法。
- 前記(a)工程はさらに繊維性材料を圧縮することを含む、請求項1乃至12のいずれか1項の方法。
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