JP6416656B2 - 通信システム - Google Patents
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Description
<システムの全体構成>
(装置構成)
図1は、実施の形態1に従う通信システムの全体構成を示す図である。図1を参照して、実施の形態1に従う通信システムは、たとえば、LTEに対応する通信システムである。通信システムは、無線端末装置(以下、単に「端末」と称する。)10,20と、無線基地局(以下、単に「基地局」と称する。)50とを含む。基地局50は、セル500を構成する。端末10,20は、セル500に在圏している。
図2は、割当モードを説明するための図である。具体的には、図2(a)は、第1割当モード(以下、Mоde1として図示)について説明するための図である。図2(b)は、第2割当モード(以下、Mоde2として図示)について説明するための図である。図2では、端末10は送信側端末の一例であり、端末20は受信側端末の一例である。
ここでは、災害が発生した場合に、端末10および端末20がモード2でのD2D通信(自端末または相手端末により割り当てられた無線リソースを用いたD2D通信)を開始する手順について説明する。
(端末)
図4は、実施の形態1に従う端末10のハードウェア構成を表わすブロック図である。図4を参照して、端末10は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)152と、メモリ154と、タッチパネル156と、ディスプレイ158と、無線通信インターフェイス(I/F)160と、メモリインターフェイス(I/F)164と、スピーカ166と、GPS(Global Positioning System)コントローラ168と、バッテリ170とを含む。なお、端末20のハードウェア構成は、端末10のハードウェア構成と同じである。
図5は、実施の形態1に従う基地局50のハードウェア構成を示すブロック図である。図5を参照して、基地局50は、主たる構成要素として、各種処理を実行するためのCPU202と、CPU202によって実行されるプログラム、データなどを格納するためのメモリ204と、無線通信網を介してセル500に在圏する装置と各種データを送受信するための無線通信(I/F)206および通信アンテナ208と、他の装置と有線通信するための有線通信インターフェイス(I/F)210とを含む。CPU202は、メモリ204に格納されたプログラムを実行することによって、基地局50の処理の各々を実現する。
(端末)
図6は、実施の形態1に従う端末10の機能構成を示す機能ブロック図である。図6を参照して、端末10は、主たる機能構成として、アプリ実行部102と、D2D通信管理部104と、記憶部106と、緊急情報管理部108と、無線通信部110とを含む。これらの機能は、主に、端末10のCPU152がメモリ154に格納されたプログラムを実行し、端末10の構成要素へ指令を与えることなどによって実現される。これらの機能構成の一部または全部はハードウェアで実現されていてもよい。また、端末10は、メモリ154に相当する記憶部106を含む。なお、端末20の機能構成は、以下に説明する端末10の機能構成と同じである。
図7は、実施の形態1に従う基地局50の機能構成を説明するための機能ブロック図である。図7を参照して、基地局50は、主たる機能構成として、通信制御部502と、緊急情報制御部506と、無線通信部508とを含む。これらの機能は、主に、基地局50のCPU202がメモリ204に格納されたプログラムを実行し、基地局50の構成要素へ指令を与えることなどによって実現される。これらの機能構成の一部または全部はハードウェアで実現されていてもよい。また、基地局50は、メモリ204に相当する記憶部504を含む。
端末10および端末20の各装置で行なわれる処理について具体的に説明する。
図8は、実施の形態1に従う端末10が実行する処理の一例を示すフローチャートである。以下の各ステップは、端末10のCPU152がメモリ154に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
図9は、実施の形態1に従う端末20が実行する処理の一例を示すフローチャートである。以下の各ステップは、端末20のCPU152がメモリ154に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
実施の形態1によると、災害の発生時には、各端末は、自端末または相手端末により自律的に割り当てた無線リソースを用いるモードでD2D通信を実行する。そのため、各端末は、災害発生時に、基地局からD2D通信に必要な情報を受信しなくても(基地局から端末間通信に関する制御を受けなくても)D2D通信を開始することができる。これにより、各端末は、災害発生時において、自端末と相手端末とのD2D通信を安定して行なうことが可能となるため、災害関連情報を相手端末に送信したり、災害関連情報を相手端末から受信したりすることができる可能性が高くなる。
実施の形態1では、端末20は、緊急情報の受信などにより災害を検知する構成について説明した。実施の形態2では、端末10がD2Dのディスカバリ信号を用いて端末20に災害の発生を通知する構成について説明する。
実施の形態2に従う通信システムの装置構成および割当モードは、それぞれ実施の形態1に従う通信システムの装置構成および割当モードと同様である。ただし、実施の形態1に従う端末10,20と区別するために、実施の形態2に従う端末10および端末20をそれぞれ「端末10A」および「端末20A」と称する。
ここでは、災害が発生した場合に、端末10Aおよび端末20Aがモード2でのD2D通信を開始する手順について説明する。図10は、実施の形態2において、複数の端末10A,20Aと基地局50との間で行なわれる通信処理の一例を説明するためのシーケンス図である。
端末10Aおよび端末20Aの各装置で行なわれる処理について具体的に説明する。
図11は、実施の形態2に従う端末10Aが実行する処理の一例を示すフローチャートである。以下の各ステップは、端末10AのCPU152がメモリ154に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
図12は、実施の形態2に従う端末20Aが実行する処理の一例を示すフローチャートである。以下の各ステップは、端末20AのCPU152がメモリ154に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
実施の形態2によると、端末は、周辺の他の端末から災害情報エクスプレッションを受信することにより、災害の発生を検知することができる。そのため、災害の発生時に、端末が緊急情報を受信できないような場合であっても、モード2でのD2D通信を開始することができる。
実施の形態3では、基地局50のセル500に在圏する端末と、セル500に在圏しなくなった端末との間でD2D通信を実行する構成について説明する。
図13は、実施の形態3に従う通信システムの全体構成を示す図である。図13を参照して、実施の形態3に従う通信システムの装置構成および割当モードは、それぞれ実施の形態1に従う通信システムの装置構成および割当モードと同様である。ただし、実施の形態1に従う端末10,20と区別するために、実施の形態3に従う端末10および端末20をそれぞれ「端末10B」および「端末20B」と称する。また、実施の形態3では、端末10B,20Bとは別の端末として、端末30Bを含む。端末30Bは、端末10B,20Bと同じ機能を有する端末である。
ここでは、災害が発生した場合に、セル500に在圏する端末10Bと、セル500に在圏しない端末30Bとがモード2でのD2D通信を開始する手順について説明する。
端末10Bおよび端末30Bの各装置で行なわれる処理について具体的に説明する。
図15は、実施の形態3に従う端末10Bが実行する処理の一例を示すフローチャートである。以下の各ステップは、端末10BのCPU152がメモリ154に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
図16は、実施の形態3に従う端末30Bが実行する処理の一例を示すフローチャートである。以下の各ステップは、端末30BのCPU152がメモリ154に格納されたプログラムを実行することによって実現される。なお、端末30Bは、セル500には在圏していないものとする。そのため、端末30Bのユーザは、テレビ、防災無線の放送などを介して緊急情報を確認した場合、あるいは自身が地震を体感した場合に、災害が発生したと判断するものとする。
実施の形態3によると、災害の発生時に、セルに在圏する端末は、セルに在圏しない端末に同期信号を送信する。そのため、セルに在圏しない端末が同期信号を受信することができれば、セルに在圏する端末とセルに在圏しない端末とが、モード2でのD2D通信を実行することができる。
なお、コンピュータを機能させて、上述のフローチャートで説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどの一時的でないコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
Claims (4)
- 基地局と、端末間通信が可能な複数の端末装置とを備えた通信システムであって、
前記複数の端末装置の各々は、前記端末間通信を実行する場合の動作モードとして、前記基地局により割り当てられた無線リソースを用いる第1のモードと、自端末装置または相手端末装置により割り当てられた無線リソースを用いる第2のモードとを有し、
前記複数の端末装置のうちの第1の端末装置および第2の端末装置の各々は、前記基地局が構成するセルに在圏しており、
前記第1の端末装置は、災害の発生に関する入力を受け付けた場合、前記動作モードを前記第2のモードに設定し、
前記第1の端末装置は、前記災害の発生を通知するための災害通知情報を、自端末装置の存在を通知するためのディスカバリ信号に含めて送信する、通信システム。 - 前記第2の端末装置は、前記災害の発生に関する入力を受け付けた場合、前記動作モードを前記第2のモードに設定する、請求項1に記載の通信システム。
- 前記第1の端末装置および前記第2の端末装置の各々は、前記第1のモードで動作しているときに前記災害に関する入力を受け付けた場合には、前記第1のモードから前記第2のモードに切り替える、請求項1または2に記載の通信システム。
- 前記第1の端末装置は、前記複数の端末装置のうち前記セルに在圏しない第3の端末装置と前記端末間通信を行なうための同期信号を送信し、
前記第3の端末装置が、前記第2のモードで動作しているときに前記同期信号を受信した場合、前記第1の端末装置と前記第3の端末装置とは、前記第2のモードでの前記端末間通信を実行する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信システム。
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