JP6415998B2 - バンド体締付具 - Google Patents
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Description
当該レバー体を前記締付具本体の側に閉じることで、前記バンド体の他端側を引き寄せて、被締付物に対してバンド体を締め付ける構成のバンド体締付具であって、
前記レバー体及び締付具本体には、当該締付具本体に対してレバー体を閉じることで、互いに係合する係合部、及び被係合部がそれぞれ形成され、
前記締付具本体に対してレバー体を閉じて、バンド体の張力により、当該締付具本体とレバー体とが相対的にスライドすることで、前記係合部と被係合部とは、前記レバー体の開方向への回動を不能にして係合され、
前記レバー体及び締付具本体には、前記レバー体の閉状態において工具を挿入又は引掛けて、当該工具を回動させることで、前記レバー体及び締付具本体をバンド体の張力に抗して相対的にスライドさせて、前記係合を解除させる係合解除部がそれぞれ形成され、
前記各係合解除部は、それぞれ係合解除溝で形成されて、各係合解除溝は、バンド体の張力の作用方向に沿って一部又は全部が重複した状態で形成されていることを特徴としている。
当該レバー体を前記締付具本体の側に閉じることで、前記バンド体の他端側を引き寄せて、被締付物に対してバンド体を締め付ける構成のバンド体締付具であって、
前記レバー体及び締付具本体には、当該締付具本体に対してレバー体を閉じることで、互いに係合する係合部、及び被係合部がそれぞれ形成され、
前記締付具本体に対してレバー体を閉じて、バンド体の張力により、当該締付具本体とレバー体とが相対的にスライドすることで、前記係合部と被係合部とは、前記レバー体の開方向への回動を不能にして係合され、
前記レバー体及び締付具本体には、前記係合部と被係合部との係合状態において、工具が挿入可能であって、当該工具の異なる部分を引掛け状態で、前記バンド体の張力の作用方向に沿って互いに反対方向に押圧可能な係合解除部がそれぞれ設けられ、前記工具をこじるように回動させて、当該係合解除部を前記張力の作用方向に沿って離間させることで、前記レバー体及び締付具本体を、バンド体の張力に抗して相対的にスライドさせて、前記係合を解除させる構成であることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、レバー体及び締付具本体に形成された各係合解除溝の重複部に工具を挿入して、当該工具の異なる部分を、各係合解除溝における斜方向に沿って対向する各内端面に押圧した状態で、当該工具をこじると、締付具本体に対してレバー体が、バンド体の張力の作用方向にスライドされることで、前記レバー体の係合部と前記締付具本体の被係合部との係合が解除されて、締付具本体に対してレバー体を引き起こすことができる。
請求項4の発明によれば、レバー体及び締付具本体に設けられた各係合解除突部の間に工具を挿入して、当該工具の異なる部分を、当該各係合解除突部に引っ掛けた状態にして、当該工具をこじると、当該レバー体に作用しているバンド体の張力に抗して、締付具本体に対してレバー体がスライドされることで、前記レバー体の係合部と前記締付具本体の被係合部との被係合部との係合が解除されて、締付具本体に対してレバー体を引き起こすことができる。
また、請求項2の発明によれば、レバー体の閉状態において、レバー体及び締付具本体にぞれぞれ形成された各係合解除部に工具を引掛け状態で挿入して、バンド体の張力に抗して当該工具をこじるように回動させると、各係合解除部が、前記バンド体の張力の作用方向に沿って互いに反対の方向に押圧されることで、レバー体及び締付具本体は上記した係合時と逆方向に相対的にスライドされて、前記レバー体の係合部と前記締付具本体の被係合部との係合が解除され、締付具本体に対してレバー体を引き起こして、バンド体を緩めることが可能となる。
B1 :バンド体の一端側
B2 :バンド体の他端側
C0 :レバー体の回動軸心
C1 :締付具本体におけるレバー体の回動時の回動軸心の位置
C2 :締付具本体におけるレバー体の係合時の回動軸心の位置
C3 :円弧状のスライド可能溝の形成の中心
E:締付具本体
F:バンド体締付具
J:押圧力
L:レバー体
P:バンド体の張力の作用方向(締付具本体とレバー体との相対的なスライド方向)
Q1,Q2 :こじり方向
R:レバー体の回動軸部
S:レバー体のスライド量
T:バンド体の張力
5:軸受凹部(軸受部、スライド許容部)
18:被係合溝(被係合部)
18a:挿入溝部
18b:被係合溝部
21,21’:締付具本体の係合解除溝(係合解除部)
21a ,21'a:係合解除溝の内端面
34:スライド防止部
36:スライド可能溝
39:係合突起(係合部)
41,41’:レバー体の係合解除溝(係合解除部)
41a ,41'a:係合解除溝の内端面
61:マイナスドライバー(工具)
81:係合解除引掛け突部(係合解除突部)
83:突部(係合解除突部)
83a:係合解除押圧面を兼用した係合解除引掛け面
85:工具挿入空間
91:プラスドライバー(工具)
Claims (6)
- 帯状のバンド体の一端側が固定される締付具本体と、当該締付具本体に回動軸部を介して軸支されるレバー体とから成り、
当該レバー体を前記締付具本体の側に閉じることで、前記バンド体の他端側を引き寄せて、被締付物に対してバンド体を締め付ける構成のバンド体締付具であって、
前記レバー体及び締付具本体には、当該締付具本体に対してレバー体を閉じることで、互いに係合する係合部、及び被係合部がそれぞれ形成され、
前記締付具本体に対してレバー体を閉じて、バンド体の張力により、当該締付具本体とレバー体とが相対的にスライドすることで、前記係合部と被係合部とは、前記レバー体の開方向への回動を不能にして係合され、
前記レバー体及び締付具本体には、前記レバー体の閉状態において工具を挿入又は引掛けて、当該工具を回動させることで、前記レバー体及び締付具本体をバンド体の張力に抗して相対的にスライドさせて、前記係合を解除させる係合解除部がそれぞれ形成され、
前記各係合解除部は、それぞれ係合解除溝で形成されて、各係合解除溝は、バンド体の張力の作用方向に沿って一部又は全部が重複した状態で形成されていることを特徴とするバンド体締付具。 - 帯状のバンド体の一端側が固定される締付具本体と、当該締付具本体に回動軸部を介して軸支されるレバー体とから成り、
当該レバー体を前記締付具本体の側に閉じることで、前記バンド体の他端側を引き寄せて、被締付物に対してバンド体を締め付ける構成のバンド体締付具であって、
前記レバー体及び締付具本体には、当該締付具本体に対してレバー体を閉じることで、互いに係合する係合部、及び被係合部がそれぞれ形成され、
前記締付具本体に対してレバー体を閉じて、バンド体の張力により、当該締付具本体とレバー体とが相対的にスライドすることで、前記係合部と被係合部とは、前記レバー体の開方向への回動を不能にして係合され、
前記レバー体及び締付具本体には、前記係合部と被係合部との係合状態において、工具が挿入可能であって、当該工具の異なる部分を引掛け状態で、前記バンド体の張力の作用方向に沿って互いに反対方向に押圧可能な係合解除部がそれぞれ設けられ、前記工具をこじるように回動させて、当該係合解除部を前記張力の作用方向に沿って離間させることで、前記レバー体及び締付具本体を、バンド体の張力に抗して相対的にスライドさせて、前記係合を解除させる構成であることを特徴とするバンド体締付具。 - 前記レバー体及び締付具本体には、バンド体の張力の作用方向に沿って一部又は全部が重複した状態で、前記係合解除部を構成する係合解除溝がそれぞれ設けられ、当該係合解除溝に挿入された工具の異なる部分は、前記各係合解除溝における斜方向に沿って対向する各内端面を押圧する構成であることを特徴とする請求項2に記載のバンド体締付具。
- 前記レバー体及び締付具本体には、前記張力の作用方向に沿って前記工具を挿入可能な間隔をおいて係合解除突部がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項2に記載のバンド体締付具。
- 前記レバー体及び締付具本体のいずれか一方には、前記回動軸部が一体に設けられ、他方には、当該回動軸部を軸支する軸受部が設けられ、
前記軸受部には、前記バンド体の張力により、前記締付具本体とレバー体とが相対的にスライドするのを許容するスライド許容部を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のバンド体締付具。 - 前記レバー体又は締付具本体には、前記レバー体が開いている状態で、当該レバー体の回動軸部が前記バンド体の張力により相対的にスライドするのを防止するスライド防止部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のバンド体締付具。
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JP2014086184 | 2014-04-18 | ||
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-
2015
- 2015-01-27 JP JP2015012959A patent/JP6415998B2/ja active Active
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