JP6411953B2 - 防鼠管 - Google Patents

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Description

この発明は、鼠忌避剤を含有する防鼠管に関するものである。
従来、カプサイシン等の防鼠剤(鼠忌避剤)を含有する防鼠管は、その防鼠剤が人の目や鼻等の粘膜に刺激を与えるため、取扱いには注意が必要であった。そこで、防鼠剤を含有した内層を、防鼠剤を含有しない外層で被う、積層された防鼠管が考えられた(例えば、特許文献1参照)。
特許第3223801号公報
しかし、前記従来の防鼠管にあっては、防鼠剤(鼠忌避剤)を含有しない外層が鼠にかじられて、防鼠剤(鼠忌避剤)を含有した内層が簡単に露出するため、人への刺激も問題となる虞があった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、人への刺激を抑えることができ、かつ、防鼠効果を高めることができる、防鼠管を提供することにある。
この発明に係る防鼠管は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る防鼠管は、管壁が複数層からなる防鼠管であって、前記管壁は、カプサイシン類からなる鼠忌避剤を含有してなる鼠忌避層を備える。そして、前記鼠忌避層は、前記管壁の最外層となる第1鼠忌避層と、その第1鼠忌避層より内側の第2鼠忌避層とを有する。ここで、前記第1鼠忌避層と前記第2鼠忌避層との前記カプサイシン類からなる鼠忌避剤の含有率は、相対的に、前記第1鼠忌避層が小で、前記第2鼠忌避層が大である。また、前記管壁は、前記第2鼠忌避層より内側に最内層を備え、その最内層は、鼠忌避剤を含有することなく前記第2鼠忌避層を保護する保護層からなる。
この防鼠管によると、最外層となる第1鼠忌避層は、その第1鼠忌避層より内側の第2鼠忌避層に比して、カプサイシン類からなる鼠忌避剤の含有率が小さくなっている。このため、最外層である第1鼠忌避層により、比較的小さな鼠を忌避することができる。そして、大きな鼠に対しては、第1鼠忌避層をかじられる虞はあるが、この場合には、カプサイシン類からなる鼠忌避剤の含有率が相対的に大である第2鼠忌避層が露出し、その第2鼠忌避層により、大きな鼠を忌避することができる。
また、請求項2に記載の発明に係る防鼠管は、管壁が複数層からなる防鼠管であって、
前記管壁は、鼠忌避剤を含有してなる鼠忌避層を備える。そして、前記鼠忌避層は、前記管壁の最外層となる第1鼠忌避層と、その第1鼠忌避層より内側の第2鼠忌避層とを有する。ここで、前記第1鼠忌避層は、カプサイシン類を除く鼠忌避剤を含有してなり、前記第2鼠忌避層は、カプサイシン類からなる鼠忌避剤を含有してなる。また、前記管壁は、前記第2鼠忌避層より内側に最内層を備え、その最内層は、鼠忌避剤を含有することなく前記第2鼠忌避層を保護する保護層からなる。
この防鼠管によると、最外層となる第1鼠忌避層は、カプサイシン類を除く鼠忌避剤を含有し、内側の第2鼠忌避層は、カプサイシン類からなる鼠忌避剤を含有する。このため、人への刺激があるカプサイシン類を含有する第2鼠忌避層を、最外層である第1鼠忌避層により保護することができる。そして、第1鼠忌避層と第2鼠忌避層との、成分の異なる層を設けることで、防鼠効果を高めることができる。
また、請求項に記載の発明に係る防鼠管のように、請求項1または2に記載の防鼠管において、前記最内層は、虫忌避剤を含有してもよい。これにより、防鼠管内には、虫が侵入し難い。
また、請求項に記載の発明に係る防鼠管のように、請求項1ないしのいずれか1項に記載の防鼠管において、前記第1鼠忌避層は、耐紫外線特性を有するものであってもよい。これにより、防鼠管が屋外の外光下に配設される場合であっても、防鼠管としての機能を長く維持することができる。
また、請求項に記載の発明に係る防鼠管のように、請求項1ないしのいずれか1項に記載の防鼠管において、前記管壁には、その管壁を貫通して配線・配管材を出し入れ可能とするスリットが形成されてもよい。
また、請求項に記載の発明に係る防鼠管のように、請求項に記載の防鼠管において、前記スリットは、前記管壁に対しスパイラル状に形成されてもよい。
請求項1に記載の発明に係る防鼠管によれば、最外層にカプサイシン類からなる鼠忌避剤の含有率が小である第1鼠忌避層を設け、内側にその含有率が大である第2鼠忌避層を設けることで、最外層(第1鼠忌避層)が鼠にかじられてそれより内側の層(第2鼠忌避層)が露出する頻度が低下し、全体として、人への刺激を抑えることができ、かつ、防鼠効果を高めることができる。また、このように、第1鼠忌避層が、内側の第2鼠忌避層を覆うことで、第2鼠忌避層が外側に露出し難く、その第2鼠忌避層におけるカプサイシン類の薬効を、長期に渡って維持することができる。
請求項2に記載の発明に係る防鼠管によれば、最外層にカプサイシン類を除く鼠忌避剤を含有する第1鼠忌避層を設け、内側にカプサイシン類からなる鼠忌避剤を含有する第2鼠忌避層を設けることで、第2鼠忌避層を第1鼠忌避層で保護して、カプサイシン類による人への刺激を抑えることができ、かつ、成分の異なる第1鼠忌避層と第2鼠忌避層により、防鼠効果を高めることができる。また、このように、第1鼠忌避層が、内側の第2鼠忌避層を覆うことで、第2鼠忌避層が外側に露出し難く、その第2鼠忌避層におけるカプサイシン類の薬効を、長期に渡って維持することができる。
この発明の一実施の形態の、防鼠管の断面図である。
以下、この発明に係る防鼠管を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、防鼠管を示し、この防鼠管1は、管壁1aが複数層からなる。
この防鼠管1は、例えば配線・配管材(配線材または配管材)を収容保護する管であって、地中に埋設されたり、コンクリート構造物内に埋設されたり、あるいは露出して配設されたりする。ここで、防鼠管1の管壁1aは、カプサイシン類からなる鼠忌避剤を含有してなる鼠忌避層2を備える。この鼠忌避層2は、管壁1aの最外層となる第1鼠忌避層2aと、その第1鼠忌避層2aより内側の第2鼠忌避層2bとを有する。そこで、第1鼠忌避層2aと第2鼠忌避層2bとの前記カプサイシン類からなる鼠忌避剤の含有率は、相対的に、第1鼠忌避層2aが小で、第2鼠忌避層2bが大となっている。
また、防鼠管1の管壁1aは、第2鼠忌避層2bより内側に最内層を備える。この最内層は、鼠忌避剤を含有することなく第2鼠忌避層2bを保護する保護層3からなる。
具体的には、防鼠管1は、合成樹脂製であって、可撓性を有する波付管からなる。そして、防鼠管1は、管壁1aが三層、つまり三層管からなる。すなわち、防鼠管1は、外側から順に、最外層となる第1鼠忌避層2aと、第2鼠忌避層2bと、最内層となる保護層3とで構成される。そして、鼠忌避層2である、第1鼠忌避層2aと第2鼠忌避層2bは、例えば、鼠忌避剤(詳しくは、マイクロカプセルに封入された鼠忌避剤)が、ベースとなる塩化ビニル樹脂とかポリエチレン樹脂とかナイロン樹脂等の合成樹脂材料とともに混練されて成形される。
また、前記最外層となる第1鼠忌避層2aにおいては、カプサイシン類からなる鼠忌避剤の含有率は、例えば、0.1〜0.5重量%であるのが望ましい。そして、第1鼠忌避層2aは、耐紫外線特性を有する。詳細には、第1鼠忌避層2aは、カーボンを、好ましくは2〜5重量%含有し、これによって、第1鼠忌避層2aの材料である合成樹脂材料の耐紫外線特性が向上する。一方、第2鼠忌避層2bにおいては、カプサイシン類からなる鼠忌避剤の含有率は、例えば、1〜2重量%であるのが望ましい。
管壁1aの最内層となる保護層3は、虫忌避剤を含有している。この保護層3は、例えば、鼠忌避層2の内面(つまり、第2鼠忌避層2bの内面)に、虫忌避素材が塗布されて、その虫忌避素材が硬化して被膜化されたものである。この虫忌避素材は、合成樹脂材料に虫忌避剤を混合したもの、詳細には、バインダー樹脂と揮発性溶剤と虫忌避剤(詳しくは、マイクロカプセルに封入された虫忌避剤)とを含むものであって、塗布後に、揮発性溶剤が揮発することで、虫忌避素材は、硬化して被膜化される。また、虫忌避剤の成分としては、例えば、ピレスロイド系剤、有機リン剤、カーバメート剤、ホウ素化合物、フッ素化合物などが挙げられる。
次に、以上の構成からなる防鼠管1の作用効果について説明する。この防鼠管1によると、最外層となる第1鼠忌避層2aは、その第1鼠忌避層2aより内側の第2鼠忌避層2bに比して、カプサイシン類からなる鼠忌避剤の含有率が小さくなっている。このため、最外層である第1鼠忌避層2aにより、比較的小さな鼠を忌避することができる。そして、大きな鼠に対しては、第1鼠忌避層2aをかじられる虞はあるが、この場合には、カプサイシン類からなる鼠忌避剤の含有率が相対的に大である第2鼠忌避層2bが露出し、その第2鼠忌避層2bにより、大きな鼠を忌避することができる。ここで、第1鼠忌避層2aは、大きな鼠が一噛みで第2鼠忌避層2bに達するよう、厚さが薄くてもよく、この場合には、大きな鼠の一噛みで、その大きな鼠を忌避することができる。
こうして、この防鼠管1によれば、最外層にカプサイシン類からなる鼠忌避剤の含有率が小である第1鼠忌避層2aを設け、内側にカプサイシン類からなる鼠忌避剤の含有率が大である第2鼠忌避層2bを設けることで、最外層(第1鼠忌避層2a)が鼠にかじられてそれより内側の層(第2鼠忌避層2b)が露出する頻度が低下し、全体として、人への刺激を抑えることができ、かつ、防鼠効果を高めることができる。また、このように、第1鼠忌避層2aが、内側の第2鼠忌避層2bを覆うことで、第2鼠忌避層2bが外側に露出し難く、その第2鼠忌避層2bにおけるカプサイシン類の薬効を、長期に渡って維持することができる。
また、第2鼠忌避層2bより内側に、第2鼠忌避層2bを保護する保護層3を設け、その保護層3を最内層とすることで、防鼠管1の内面に、鼠忌避剤が露出することがない。このため、防鼠管1の内部に、配線材や配管材を通す場合に、配線材や配管材に鼠忌避剤が付着することも、その鼠忌避剤が人の手に付着することも防ぐことができる。また、このように、保護層3により、第2鼠忌避層2bは、内側に露出することがなく、この保護層3と第1鼠忌避層2aとで、第2鼠忌避層2bにおけるカプサイシン類の薬効を、一層長期に渡って維持することができる。
また、最内層が、虫忌避剤を含有することから、防鼠管1内には、虫が侵入し難く、その虫が防鼠管1内を通って建築物等に侵入することを防ぐことができる。
また、最外層となる第1鼠忌避層2aは、耐紫外線特性を有する。これにより、防鼠管1が屋外の外光下に配設される場合であっても、防鼠管1としての機能を長く維持することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、防鼠管1は、波付管からなるが、この波付管は、その波を構成する凹部および凸部が、リング状に形成される以外に、螺旋状に形成されてもよい。また、この防鼠管1は、波付管でなくとも、平滑管であってもよい。
また、鼠忌避層2(第1鼠忌避層2aおよび第2鼠忌避層2b)は、カプサイシン類からなる鼠忌避剤を含有するが、管壁1aの最外層となる第1鼠忌避層2aが、カプサイシン類を除く鼠忌避剤を含有してなり、その第1鼠忌避層2aより内側の第2鼠忌避層2bが、カプサイシン類からなる鼠忌避剤を含有してなってもよい。ここで、第1鼠忌避層2aにおける、カプサイシン類を除く鼠忌避剤としては、例えば、安息香酸デナトニウムやシクロヘキシミド等の苦味成分とか、テルペノイド等のにおい成分とか、ハッカやミント等の香料とかが挙げられる。この防鼠管1によると、最外層となる第1鼠忌避層2aは、カプサイシン類を除く鼠忌避剤を含有し、内側の第2鼠忌避層2bは、カプサイシン類からなる鼠忌避剤を含有する。このため、人への刺激があるカプサイシン類を含有する第2鼠忌避層2bを、最外層である第1鼠忌避層2aにより保護することができる。そして、鼠忌避層2として、第1鼠忌避層2aと第2鼠忌避層2bとの、成分の異なる層を設けることで、防鼠効果を高めることができる。すなわち、最外層にカプサイシン類を除く鼠忌避剤を含有する第1鼠忌避層2aを設け、内側にカプサイシン類からなる鼠忌避剤を含有する第2鼠忌避層2bを設けることで、第2鼠忌避層2bを第1鼠忌避層2aで保護して、カプサイシン類による人への刺激を抑えることができ、かつ、成分の異なる第1鼠忌避層2aと第2鼠忌避層2bにより、防鼠効果を高めることができる。また、このように、第1鼠忌避層2aが、内側の第2鼠忌避層2bを覆うことで、第2鼠忌避層2bが外側に露出し難く、その第2鼠忌避層2bにおけるカプサイシン類の薬効を、長期に渡って維持することができる。
また、第1鼠忌避層2aと第2鼠忌避層2bとは、鼠忌避剤(詳しくは、マイクロカプセルに封入された鼠忌避剤)が、ベースとなる塩化ビニル樹脂とかポリエチレン樹脂とかナイロン樹脂等の合成樹脂材料とともに混練されて成形されるが、特に第1鼠忌避層2aは、塗料等のコーティングにより被膜形成されたものでもよい。すなわち、この第1鼠忌避層2aは、例えば、第2鼠忌避層2bの外面に、鼠忌避素材(コーティング材)が塗布されて、その鼠忌避素材が硬化して被膜化されたものでもよい。そして、この鼠忌避素材にカーボンを付加すれば、第1鼠忌避層2a、ひいてはこの防鼠管1の耐紫外線特性(つまり、耐候性)が向上する。
また、防鼠管1は、管壁1aが三層からなるが、保護層3を省くことで、第1鼠忌避層2aと第2鼠忌避層2bとの二層からなって、その第2鼠忌避層2bが最内層となってもよい。また、反対に、第1鼠忌避層2aと第2鼠忌避層2bとの間、あるいは、第2鼠忌避層2bと保護層3との間に、他の層を設けることで、管壁1aが四層以上の層からなってもよい。
また、最外層となる第1鼠忌避層2aは、耐紫外線特性を有するが、防鼠管1が配設される場所によっては、この耐紫外線特性を有しなくともよい。
また、最内層となる保護層3は、虫忌避剤を含む虫忌避素材が塗布されて形成されるが、虫忌避剤(詳しくは、マイクロカプセルに封入された虫忌避剤)が、ベースとなる合成樹脂材料(例えば、塩化ビニル樹脂とかポリエチレン樹脂とかナイロン樹脂等)とともに混練されて成形されてもよい。また、こうして、最内層は、虫忌避剤を含有するが、この虫忌避剤を含有しなくともよい。また、この最内層となる保護層3が、虫忌避剤を含有しない場合には、その保護層3の内面に、虫忌避剤を含有する防虫層を、防鼠管1の長手方向に断続的に設けてもよい。さらに、防鼠管1が保護層3を備えない場合には、この断続的な防虫層を、最内層となる例えば第2鼠忌避層2bの内面に設けてもよい。そして、このように、最内層の内面に防虫層を断続的に設けた場合には、防鼠管1内に、虫が侵入しても、その虫が管内を移動し難い。
また、管壁1aには、その管壁1aを貫通して配線・配管材を出し入れ可能とするスリットが形成されてもよい。そして、このスリットは、管壁1aに対し長手方向に真直ぐ形成されてもよく、また、管壁1aに対しスパイラル状に形成されてもよい。
1 防鼠管
1a 管壁
2 鼠忌避層
2a 第1鼠忌避層
2b 第2鼠忌避層
3 保護層

Claims (6)

  1. 管壁が複数層からなる防鼠管であって、
    前記管壁は、カプサイシン類からなる鼠忌避剤を含有してなる鼠忌避層を備え、
    前記鼠忌避層は、前記管壁の最外層となる第1鼠忌避層と、その第1鼠忌避層より内側の第2鼠忌避層とを有し、
    前記第1鼠忌避層と前記第2鼠忌避層との前記カプサイシン類からなる鼠忌避剤の含有率は、相対的に、前記第1鼠忌避層が小で、前記第2鼠忌避層が大であり、また、
    前記管壁は、前記第2鼠忌避層より内側に最内層を備え、その最内層は、鼠忌避剤を含有することなく前記第2鼠忌避層を保護する保護層からなる、防鼠管。
  2. 管壁が複数層からなる防鼠管であって、
    前記管壁は、鼠忌避剤を含有してなる鼠忌避層を備え、
    前記鼠忌避層は、前記管壁の最外層となる第1鼠忌避層と、その第1鼠忌避層より内側の第2鼠忌避層とを有し、
    前記第1鼠忌避層は、カプサイシン類を除く鼠忌避剤を含有してなり、前記第2鼠忌避層は、カプサイシン類からなる鼠忌避剤を含有してなり、また、
    前記管壁は、前記第2鼠忌避層より内側に最内層を備え、その最内層は、鼠忌避剤を含有することなく前記第2鼠忌避層を保護する保護層からなる、防鼠管。
  3. 前記最内層は、虫忌避剤を含有してなる、請求項1または2に記載の防鼠管。
  4. 前記第1鼠忌避層は、耐紫外線特性を有する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の防鼠管。
  5. 前記管壁には、その管壁を貫通して配線・配管材を出し入れ可能とするスリットが形成されている、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の防鼠管。
  6. 前記スリットは、前記管壁に対しスパイラル状に形成される、請求項に記載の防鼠管。
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