JP6410397B2 - シート集積装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やイメージスキャナなどの画像形成装置によって画像が形成されたシートを順次集積するシート集積装置に関する。
従来、画像形成装置などにおいて処理が終了したシートは、シート集積装置によって所定のシート種類ごと又は所定の枚数ごとに集積トレイに積載される。前記シート集積装置としては、画像形成装置から順次排出されてくるシートの先端をグリッパ部材等によって把持しながら集積トレイ上に案内して収容する構造のものが知られている(特許文献1)。
前記グリッパ部材を用いたシート集積装置では、画像形成装置から排出されてくるシートを入口側のローラ対で受け入れた後、そのシートの先端をグリッパ部材で把持しながら集積トレイ上の端部に向けて引き出すようにして案内し、所定位置に待機しているストッパ部材に当接させる。このストッパ部材に当接されたシートは、グリッパ部材の把持から解放されてそのまま集積トレイ上に積載される。このようにして、所定枚数のシートが集積トレイに積載されたことがセンサによって検出されると、この集積トレイを所定量下降させ、新たな集積スペースを確保するようになっている。
特開2006−124051号公報
上記グリッパ部材を備えたシート集積装置にあっては、シートの先端を把持したグリッパ部材がストッパ部材を通過してシートを解放する際、先にこのシートの後端が集積トレイに積載されているシートの最上位面に接触し、その後にシートの先端が前記最上位面のシート上に落下して収容されることになる。このため、前記グリッパ部材によって案内されてくるシートの後端が集積トレイの後端基準位置に達しない状態で積載される場合がある。一方、前記シートの先端は集積トレイの先端規制部によって規制されるため、シートの先端側が大きく湾曲したままの状態で順次集積トレイ上に積載されるおそれがあった。
上記特許文献1に開示されているシート集積装置にあっては、集積されるシートが標準的な厚みを有し、比較的コシの強いものであれば、集積トレイへの収容時に湾曲した状態となっていても順次積載されていく過程で自然に平坦状態に解消されていく。しかしながら、コシの弱い薄いシートの場合にあっては、収容時に湾曲したままの状態であると、その状態が解消されずに集積トレイに収容され、さらにその上に次のシートが積載されることになる。このため、集積トレイに積載されたシートにしわや折り目などが生じ、整列性を損なうといった問題がある。
そこで、本発明は、シートの種類に応じた移動軌道に沿って集積トレイへ案内することで、複数のシートを整列性よく積載することのできるシート集積装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のシート集積装置は、シートを集積する集積トレイを有する集積手段と、この集積手段に向けてシートを排出する排出手段と、この排出手段によって排出されるシートの先端を把持する把持手段と、この把持手段を前記集積トレイに向けて移動させる移動手段と、この移動手段により移動する前記把持手段で把持されたシートの先端が当接し、該把持手段からシートを解放させる当接手段とを備えたシート集積装置において、前記移動手段は、前記把持手段の移動軌道を上下に変更させ、シートの種類や紙質に応じてシートの先端が前記当接手段に当接する当接位置を可変する。
本発明のシート集積装置によれば、集積トレイに向けたシートの移動軌道をシートの厚み等に応じて上下に変更することができるので、前記集積トレイに積載させる際のシートの先端と後端の着地位置を均等にすることができる。これによって、コシの弱い薄いシートであっても、位置ずれすることなく、集積トレイへ整列性よく積載することができる。
本発明に係るシート集積装置を備えた画像形成処理システムの構成図である。 シート集積装置の内部構成を示す断面図である。 シート集積装置の内部構成を示す平面図である。 平行軌道モードによってシートが搬送される状態(a)及び傾斜軌道モードによってシートが搬送される状態(b)を示す断面図である。 シート集積装置のブロック図である。 シート集積装置の初期動作のフロー図である。 シート集積装置のテンションローラの動作を示すフロー図である。 第1のテンション補助機構(a)及び第2のテンション補助機構(b)を備えたシート集積装置の要部断面図である。
以下、本発明に係るシート集積装置の実施形態を詳細に説明する。図1は大量のシート処理に対応した画像形成処理システム10の構成例を示したものである。この画像形成処理システム10は、画像形成装置11を中心にシート供給装置12と本発明のシート集積装置13とを組み合わせた構成となっている。前記画像形成装置11は、プラテンガラス14及びADF15からなる読取手段16、画像形成手段17及び内蔵カセット18からシートを給紙して搬送する搬送手段19を備えている。また、前記シート供給装置12は、前記画像形成装置11に対して外部から大量のシートを連続して供給するためのものである。このシート供給装置12は、大容量のシートを積載可能な給紙トレイ21を備え、この給紙トレイ21の供給路22を画像形成装置11の搬送手段19に繋げることによって、画像形成処理が行われる。
前記シート集積装置13は、前記画像形成装置11によって画像形成されたシートを整合させた状態で一括して集積トレイ23に積載する。このシート集積装置13は、図2に示したように、シートPを積載するための集積トレイ23を有する集積手段31と、この集積手段31に向けてシートPを排出する排出手段(排出ローラ対)32と、前記シートPの先端(シート先端)Paを把持する把持手段(グリッパ)33と、このグリッパ33を前記集積トレイ23上に移動させる移動手段34と、前記グリッパ33によって把持されたシートPの先端Paを当接させることで、このシートPの先端Paを解放する当接手段(ストッパ)35とを備えている。また、前記移動手段34には、集積されるシートPの種類や厚み等の紙質に応じて、前記グリッパ33の移動軌道を上下に変更させるための軌道変更手段36を備えている。
前記集積手段31に備わる集積トレイ23は、昇降機構24に取り付けられ、シートPの積載量に応じて上下移動する。前記昇降機構24は、シート集積装置13の内壁面25に設けられたスライド溝(図示せず)に係合し、昇降駆動モータM3によって上下動する。前記内壁面25は、集積トレイ23に順次積載されるシートPの後端Pbを整合させるための規制面となっている。また、積載されたシートPが集積トレイ23の所定の高さに達すると、上方に新たな積載スペースを確保するために、前記昇降機構24を所定量下降するように制御される。
前記排出ローラ対32は、一方が駆動ローラ、他方が駆動ローラによって構成されており、前記排紙路26側に備わる排紙ローラ対27と連動して、集積トレイ23に向けてシートPを送り出す。
図2に示したように、前記排出ローラ対32によって排出されてくるシートPの先端Paは、移動手段34によって周回するグリッパ33で把持され、集積トレイ23上に案内される。そして、前記シートPの先端Paがストッパ35に当接することで、グリッパ33からの把持が解放されると共に、シートPの後端Pbも前記排出ローラ対32のニップ状態から解放される。これによって、シートPが完全に解放状態(フリー)となり、そのまま集積トレイ23に着地して積載される。
図2及び図3に示したように、前記移動手段34は、集積トレイ23上を横断する位置に対向配置されている一対のベルトローラ37と、この一対のベルトローラ37に架け渡されているループ状のタイミングベルト38とによって構成されている。図3に示したように、前記一対のベルトローラ37は、シートPの排出方向と直交する方向に沿って3基平行配置され、それぞれのベルトローラ37に対してタイミングベルト38が架け渡されている。前記ベルトローラ37は、一方が駆動ローラ、他方が従動ローラによって構成され、前記タイミングベルト38がシートPの排出方向に向かう方向に回転する。このベルトローラ37は、排出ローラ対32の駆動と連動して駆動される。
前記グリッパ33は、前記各タイミングベルト38の全長を等分する位置に対してそれぞれ設けられ、双方のグリッパ33が集積トレイ23の上方を交互に通過するように周回している。この周回は前記排出ローラ対32の下流側に配置されている入口センサS1を通過したシートPを検出することによって開始される。このとき、前記グリッパ33はシートPの先端Paを把持する位置に待機される。この動作を連続して行うことで、シートPを順次集積トレイ23に積載することができる。
前記ストッパ35は、プレート47に設けられている第3シャフト46によって一端が回転可能に支持され、他端が集積トレイ23に向けて突出する当接面となっている。この当接面は、タイミングベルト38の移動方向と直交するように配置され、シートPの先端Paを規制するものである。このストッパ35に前記グリッパ33で把持されたシートPの先端Paが突き当たることでシートPは停止するが、グリッパ33はそのままタイミングベルト38に沿って周回する。前記シートPが停止した際の衝撃によって、グリッパ33によるシートPの把持が解放され、そのまま集積トレイ23に積載される。
前記軌道変更手段36は、前記タイミングベルト38の周回運動に沿って移動するグリッパ33の移動軌道を変更させるためのものであり、前記タイミングベルト38の内側面に当接するテンション部材(テンションローラ)41を備えている。このテンションローラ41は、前記ストッパ35の下流側に設けられており、このストッパ35に対するシートPの当接位置を変更させることができる。
前記テンションローラ41は、前記タイミングベルト38の内側から外側に所定の付勢力を掛けることで、外側に張りを持たせ、これによってタイミングベルト38の周回軌道を変更するものである。このテンションローラ41は、図3に示したように、前記それぞれのベルトローラ37の下流側のベルトローラと、前記ストッパ35との間に設けられ、3基のテンションローラ41を回転自在に支持する第1シャフト42と、この第1シャフト42に一端が連結される可動アーム43と、この可動アーム43の他端を搖動可能に支持する第2シャフト44と、この第2シャフト44の回転を規制するギア群45と、このギア群45を介して回転力を前記第2シャフトに付与するテンションモータM4とを備えている。
前記テンションモータM4は、第2シャフト44を正転駆動又は逆転駆動させることで、可動アーム43を介して取り付けられた第1シャフト42及びテンションローラ41を上下に搖動させることができる。これによって、図4(a)に示すように、前記テンションローラ41が付勢されておらず、一対のベルトローラ37による2点間の平行駆動による平行軌道モードAと、図4(b)に示すように、前記テンションローラ41の付勢点を加えた3点間の三角駆動による傾斜軌道モードBとのいずれかを選択することができる。前記平行軌道モードAは、コピー用紙などの一定の厚みとコシを有した普通紙や写真用紙などのシート類に適しており、傾斜軌道モードBは、前記普通紙よりも薄く比較的コシの弱いシート類に適している。
次に、上記構成からなるシート集積装置13の制御を図5乃至図7に基づいて説明する。図5はシート集積装置13を制御するための制御ブロックを示したものである。CPUやメモリ等からなる制御部を中心として、画像形成装置11との間で情報をやり取りするインターフェイス部と、複数のセンサからなる入力部と、複数のモータからなる出力部とを備えている。前記インターフェイス部は、画像形成装置11との間でシートの種類やサイズ等の情報が伝達される。入力部は、画像形成装置11からのシートの排出を検出する入口センサS1と、テンションローラ41の初期位置を検出するホームポジション(HP)センサS2とを備えている。また、出力部は、排出ローラ対32を駆動するローラ駆動モータM1、タイミングベルト38を駆動するベルト駆動モータM2、集積トレイ23を昇降させる昇降駆動モータM3及びテンションローラ41を駆動するテンションモータM4を備えている。
図6は、シート集積装置13を起動した際の初期動作のフローを示したものである。このフローでは、最初にHPセンサS2の状態を検出し、このHPセンサS2がONであれば、テンションモータM4を駆動させてテンションローラ41に所定の付勢力を与える。この状態から前記HPセンサS2がOFFになると、テンションモータM4の駆動が停止したロック状態となる。この初期動作設定では、図4(a)に示したように、シートPの先端Paを排出ローラ対32のニップ位置から僅かに下降させた状態にするため、前記排出ローラ対32のニップ位置からシート1枚分程度僅かに下がった第1当接位置P1でストッパ35に当接させるようにテンションローラ41が下向きに付勢される。そして、前記取得したシート情報に基づき、集積されるシートPが所定の厚み及びコシを有した普通紙である場合、前記初期設定された状態での平行軌道モードAに沿ってストッパ35に当接させる。これによって、シートPの後端Pbが先に集積トレイ23に着地するが、シートPにコシがあるため、先端Paが大きく湾曲したり、撓んだりしないので、シートPが略平面状態を維持した状態で集積トレイ23に着地させることができる。
前記初期動作においては、HPセンサS2がOFF状態でなければ、テンションローラ41によって傾斜軌道モードBが形成されていると判断してテンションモータM4を逆回転駆動する。そして、前記HPセンサS2がON状態となった時点でテンションモータM4を停止する。これによって、テンションローラ41が図4(a)に示したようなホームポジション(HP)に位置付けられる。このように、シート集積装置13に向けてシートの排出動作が実行される際には、確実にテンションローラ41がHPに位置付けられるので、シートPの集積動作に迅速に対応させることができる。
図7は、テンションローラ41の動作フローを示したものである。ここでは、画像形成装置11から取得したシート情報に基づいて制御が行われる。このシート情報によって、集積されるシートPが薄紙であると認識された場合は、テンションモータM4を駆動させる。そして、図4(b)に示したように、タイミングベルト38に対するテンションローラ41の付勢力が所定量に達するまで駆動し、所定量に達した時点でテンションモータM4を停止させてその付勢力を保持する。なお、前記シート情報が薄紙でないと認識された場合は、テンションモータM4は駆動されず、テンションローラ41には付勢力が付与されない。
前記テンションモータM4が駆動することによって、タイミングベルト38は前記傾斜軌道モードBに沿って周回する。この傾斜軌道モードBに変更されたことで、前記ストッパ35に向かうグリッパ33の移動軌道が下方側に傾斜し、ストッパ35に対するシートPの当接位置を前記第1当接位置P1からシート集積トレイ23に積載されている最上位のシート面に近い第2当接位置P2に設定することができる。これによって、シートPの先端Paと、先に排出ローラ対32のニップから解除される後端Pbとの落差を解消することができるので、シートPの撓みが少ない状態で着地させ、且つ、シートPの先端Paと後端Pbとが整合した状態で集積トレイ23に順次積載させることが可能となる。
前記軌道変更手段36には、図3に示したように、テンションローラ41のホームポジション(HP)を検出するHP検出手段がタイミングベルト38の軌道内に配置されているプレート47に設けられている。このHP検出手段は、例えば、第2シャフト44の回転軌道上に配置されるフォトインタラプタからなるHPセンサS2と、前記第2シャフト44に取り付けられるフラグFGとによって構成することができる。
本発明のシート集積装置13では、集積トレイ23に案内するシートPの軌道を可変可能とするためにテンションローラ41を採用したが、このテンションローラ41を駆動させることによって、タイミングベルト38に掛かるテンションが一定せず、シートの搬送や耐久性に問題をきたす場合がある。これを改善するための構成例を図8に示す。
図8(a)は、第1のテンション補助機構51を示したものである。このテンション補助機構51は、テンションローラ41の付勢方向をタイミングベルト38の下側と上側とで交互に切り替え可能としたものである。この機構によれば、図4(b)に示したように、集積トレイ23上に案内されるシートを傾斜軌道モードBに沿って搬送する場合は、前記テンションローラ41を下向きに付勢する。また、図4(a)に示したように、シート集積装置13の初期起動時や平行軌道モードAに沿ってシートを搬送する場合には、図8(a)に示すように、前記テンションローラ41を上向きに付勢する。これによって、前記平行軌道モードA及び傾斜軌道モードBのいずれを選択した場合であっても、タイミングベルト38の掛かるテンションを一定にすることができる。
図8(b)は、第2のテンション補助機構52を示したものである。このテンション補助機構52は、ベルトローラ37のいずれか一方を搖動可能に軸支持するように構成したものである。例えば、前記ベルトローラ37に設ける軸孔54を長孔状に形成し、ベルトローラ37を回転支持するローラシャフト53と前記軸孔54の一端との間にバネなどの緩衝部材55を配置する。これによって、前記テンションローラ41による付勢力がタイミングベルト38に掛かった場合であっても、前記緩衝部材55によって、前記付勢力を吸収することができるので、図4(a),(b)に示したような平行軌道モードA及び傾斜軌道モードBのいずれの場合であっても、タイミングベルト38に掛かるテンションを一定に保持することが可能となる。
本発明のシート集積装置13では、集積トレイ23上に案内されたシートPを順次その自重で着地させる際の整合性を改善するため、前記テンションローラ41によってシートPの移動軌道を変更させ、特にシートPの先端Paからの着地幅を短くするようにした。一方、集積トレイ23側では、前述したように、シートPが一定量集積したならば下降し、新たなシートの集積スペースを確保するように制御される。しかしながら、前記集積トレイ23の昇降制御が多くなると、その分、制御が複雑になると共に、消費電力の低減効果が図れないこととなる。
このような問題を改善する手段として、上記実施形態における構成に以下の制御方法を適用することができる。例えば、初期状態において、シートPのストッパ35に対する当接位置を集積トレイ23に積載されている最上位のシートPの表面から極力短い距離に設定する。そして、この状態からテンションローラ41を所定量上昇させる。このテンションローラ41の上昇によって、グリッパ33の軌道が変更されてストッパ35に対するシートPの当接位置がテンションローラ41の上昇分だけ上方に移動する。これによって、所定枚数分の収納スペースを確保することができる。
上記動作をテンションローラ41による付勢力が及ばない初期位置(平行軌道モードA)に到達するまで複数回繰り返す。そして、テンションローラ41が前記初期位置に到達すると、集積トレイ23を下降させ、集積されたシートの上面位置を最初のシート集積装置13の起動時の状態に戻す。このように、前記テンションローラ41と集積トレイ23との連係による動作をシートの排出量や積載量に応じて繰り返すことによって、シートの集積効率の向上と低消費電力化を同時に図ることができる。
A 平行軌道モード
B 傾斜軌道モード
P シート
Pa 先端
Pb 後端
P1 第1当接位置
P2 第2当接位置
M1 ローラ駆動モータ
M2 ベルト駆動モータ
M3 昇降駆動モータ
M4 テンションモータ
S1 入口センサ
S2 ホームポジションセンサ
10 画像形成処理システム
11 画像形成装置
12 シート供給装置
13 シート集積装置
14 プラテンガラス
15 ADF
16 読取手段
17 画像形成手段
18 内蔵カセット
19 搬送手段
21 給紙トレイ
22 供給路
23 集積トレイ
24 昇降機構
25 内壁面
26 排紙路
27 排紙ローラ対
31 集積手段
32 排出ローラ対(排出手段)
33 グリッパ(把持手段)
34 移動手段
35 ストッパ(当接手段)
36 軌道変更手段
37 ベルトローラ
38 タイミングベルト
41 テンションローラ
42 第1シャフト
43 可動アーム
44 第2シャフト
45 ギア群
46 第3シャフト
47 取付プレート
51 第1のテンション補助機構
52 第2のテンション補助機構
53 ローラシャフト
54 軸孔
55 緩衝部材

Claims (7)

  1. シートを集積する集積トレイを有する集積手段と、この集積手段に向けてシートを排出する排出手段と、この排出手段によって排出されるシートの先端を把持する把持手段と、この把持手段を前記集積トレイに向けて移動させる移動手段と、この移動手段により移動する前記把持手段で把持されたシートの先端が当接し、該把持手段からシートを解放させる当接手段とを備えたシート集積装置において、
    前記移動手段は、前記把持手段の移動軌道を上下に変更させ、シートの種類や紙質に応じてシートの先端が前記当接手段に当接する当接位置を可変することを特徴とするシート集積装置。
  2. 前記移動手段は、前記把持手段の移動軌道を上下に変更させる軌道変更手段を有し、この軌道変更手段にて前記当接位置を可変する請求項1に記載のシート集積装置。
  3. 前記軌道変更手段は、前記当接手段におけるシートの当接位置が第1当接位置に設定される軌道モードAと、
    前記第1当接位置よりも低い第2当接位置に設定させる軌道モードBとに切り替え可能とした請求項に記載のシート集積装置。
  4. 前記軌道変更手段は、前記シートの厚みが所定厚みより厚い場合は前記軌道モードAが選択され、所定の厚みより薄い場合は前記軌道モードBが選択される請求項に記載のシート集積装置。
  5. 前記移動手段は、前記集積トレイを隔てて対向する一対のベルトローラと、この一対のベルトローラ間で前記把持手段を周回移動させるタイミングベルトとを備え、
    前記軌道変更手段は、前記タイミングベルトの内側面に当接し、該タイミングベルトを所定の押圧力によって外側に張り出させることで、前記把持手段の軌道を前記軌道モードAから軌道モードBに変更させるテンション部材を備える請求項に記載のシート集積装置。
  6. 前記軌道変更手段は、前記軌道モードAと、軌道モードBとで前記タイミングベルトに掛かるテンションを調整するテンション補助機構を備える請求項5に記載のシート集積装置。
  7. 前記集積トレイに積載されるシートの積載量に応じて、前記把持手段の移動軌道を変更する請求項1に記載のシート集積装置。
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