以下、本発明の実施形態について、図面(図1〜図12)を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置100について説明する。画像形成装置100は、本実施形態では、複合機である。画像形成装置100は、スキャナー、複写機、プリンター、及び、ファクシミリの各機能を有する。画像形成装置100は、画像形成ユニット1、画像読取ユニット2、原稿搬送ユニット3、操作パネル4、及び、制御部5を備える。
画像形成ユニット1は、記録用紙Pに画像を形成する。画像読取ユニット2は、原稿Rに形成された画像を読み取る。原稿搬送ユニット3は、読み取り対象の原稿Rを搬送する。操作パネル4は、タッチパネル41を備え、画像形成装置100に対するユーザーからの操作を受け付ける。制御部5は、画像形成装置100の動作を制御する。
画像形成ユニット1は、給紙カセット11、搬送路12、及び、画像形成部13を備える。搬送路12は、給紙カセット11から繰り出された記録用紙Pを画像形成部13まで搬送する。画像形成部13は、給紙カセット11から搬送されてきた記録用紙Pに画像を形成する。
次に、図2を参照して、制御部5の構成について説明する。制御部5は、画像読取部51、画像記憶部52、表示制御部53、特定操作検出部54、グループ生成部55、及び、画像形成制御部56を備える。
具体的には、制御部5は、プロセッサー及び記憶装置を備える。プロセッサーは、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む。記憶装置は、例えば、半導体メモリーを含み、HDD(Hard Disk Drive)を更に含んでもよい。プロセッサーは、記憶装置に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、各種機能部として機能する。具体的には、プロセッサーは、画像読取部51、表示制御部53、特定操作検出部54、グループ生成部55、及び、画像形成制御部56として機能する。また、記憶装置は、画像記憶部52として機能する。
画像読取部51は、タッチパネル41を介してユーザーからの操作を受け付ける。また、画像読取部51は、受け付けた操作に基づいて、原稿搬送ユニット3に原稿Rを搬送させ、画像読取ユニット2を介して原稿Rに形成された画像を読み取る。更に、画像読取部51は、読み取った画像に対応する画像情報を画像記憶部52に記憶させる。
画像記憶部52は、画像情報を、第1オブジェクトBJ1に対応する画像情報として記憶する。第1オブジェクトBJ1は、第1グループG1を構成する。画像情報は、表示制御部53によって画像記憶部52から読み出される。
表示制御部53は、タッチパネル41に複数の第1オブジェクトBJ1を第1方向DR1に並べて表示する。また、表示制御部53は、複数の第1オブジェクトBJ1を第1方向DR1にスクロール可能に表示する。本実施形態では、画像読取部51が4枚の原稿Rに形成された画像を読み取る。画像記憶部52は、4枚の原稿Rに形成された画像にそれぞれ対応する4つの画像情報を記憶する。表示制御部53は、タッチパネル41に、4つの第1オブジェクトBJ1を第1方向DR1に並べて表示する。4つの第1オブジェクトBJ1は、それぞれ、4つの画像情報に対応する。
特定操作検出部54は、複数の第1オブジェクトBJ1のうち、特定の第1オブジェクトBJ1に対するスワイプ操作OPSを検出する。また、特定操作検出部54は、スワイプ操作OPSの方向を検出する。具体的には、特定操作検出部54は、スワイプ操作OPSの方向が、第2方向DR2であるか、第3方向DR3であるかを検出する。第2方向DR2及び第3方向DR3は、第1方向DR1と交差する方向である。また、第3方向DR3は、第2方向DR2と反対の方向を示す。本実施形態では、第2方向DR2及び第3方向DR3は、第1方向DR1と直交する方向である。また、以下の説明において、第2方向DR2のスワイプ操作OPSを、「第1操作OP1」と記載し、第3方向DR3のスワイプ操作OPSを、「第2操作OP2」と記載する場合がある。
グループ生成部55は、第1グループG1、G1Aを生成する。具体的には、グループ生成部55は、4つの第1オブジェクトBJ1から構成される第1グループG1、G1Aを生成する。また、グループ生成部55は、特定操作検出部54がスワイプ操作OPSを検出したことに応答して、特定の第1オブジェクトBJ1を複製して、第2オブジェクトBJ2を生成する。そして、グループ生成部55は、第2オブジェクトBJ2を含む第2グループG2、G2Aを生成する。第1グループG1に含まれる第1オブジェクトBJ1に対して第1操作OP1が行われることによって、第2グループG2が生成される。第1グループG1Aに含まれる第1オブジェクトBJ1に対して第2操作OP2が行われることによって、第2グループG2Aが生成される。
画像形成制御部56は、例えば、第1オブジェクトBJ1に対応する画像を記録用紙Pに形成する。また、画像形成制御部56は、例えば、第2オブジェクトBJ2に対応する画像を記録用紙Pに形成する。
画像形成装置100は、「表示制御装置」の一例に相当する。記録用紙Pは、「記録媒体」の一例に相当する。画像形成ユニット1は、「画像形成部」の一部に相当する。画像形成制御部56は、「画像形成部」の一部に相当する。スワイプ操作OPSは、「特定の操作」の一例に相当する。第1グループG1は、第1操作OP1が行われる特定の第1オブジェクトBJ1を含む。第1グループG1Aは、第2操作OP2が行われる特定の第1オブジェクトBJ1を含む。
次に、図3を参照して、第1オブジェクトBJ1に対する第1操作OP1について説明する。画面600には、第1オブジェクト601〜604が表示されている。表示制御部53は、画面600の上下方向の略中央位置に、第1オブジェクト601〜604を表示する。また、表示制御部53は、画面600の第1方向DR1の先端から順に、第1方向DR1の後端側に向けて、第1オブジェクト601〜604を並べて表示する。また、図3において、第1グループ表示領域GR1を一点鎖線で示している。第1グループ表示領域GR1は、第1オブジェクト601〜604が第1グループG1に含まれることを示す。
また、第1オブジェクト601は、原稿搬送ユニット3に積載された4枚の原稿Rのうち、1枚目(図1では最上位置)の原稿Rに形成された画像に対応する画像情報を示す。第1オブジェクト602は、4枚の原稿Rのうち、2枚目(図1では上から2枚目)の原稿Rに形成された画像に対応する画像情報を示す。第1オブジェクト603は、4枚の原稿Rのうち、3枚目(図1では上から3枚目)の原稿Rに形成された画像に対応する画像情報を示す。第1オブジェクト604は、4枚の原稿Rのうち、4枚目(図1では上から4枚目)の原稿Rに形成された画像に対応する画像情報を示す。
次に、第1オブジェクト602に対して第1操作OP1が行われる場合について以下に説明する。まず、ユーザーの手H1の指が第1オブジェクト602上の位置P11に接触する。そして、手H1の指がタッチパネル41に触れた状態で、ユーザーが手H1の指を方向AR11に位置P12まで移動する。次に、位置P12においてユーザーが手H1の指をタッチパネル41から離す。その結果、特定操作検出部54は、第1オブジェクト602に対する第1操作OP1を検出する。
特定操作検出部54が第1オブジェクト602に対する第1操作OP1を検出したことに応答して、グループ生成部55は、第1オブジェクト602を複製して第2オブジェクト702を生成する。そして、グループ生成部55は、第2オブジェクト702を含む第2グループG2を生成する。
次に、第1オブジェクト604に対して第1操作OP1が行われる場合について以下に説明する。まず、ユーザーの手H2の指が第1オブジェクト604上の位置P21に接触する。そして、手H2の指がタッチパネル41に触れた状態で、ユーザーが手H2の指を方向AR21に位置P22まで移動する。次に、位置P22においてユーザーが手H2の指をタッチパネル41から離す。その結果、特定操作検出部54は、第1オブジェクト604に対する第1操作OP1を検出する。
特定操作検出部54が第1操作OP1を検出したことに応答して、グループ生成部55は、第1オブジェクト604を複製して第2オブジェクト704を生成する。そして、グループ生成部55は、第2オブジェクト704を第2グループG2に含ませて、第2グループG2を更新する。その結果、第2グループG2は、第2オブジェクト702及び第2オブジェクト704で構成される。
次に、図4〜図6を参照して、第1操作OP1が検出された場合にタッチパネル41に表示される画面の推移について説明する。なお、図4〜図6では、図3を参照して説明したように、第1オブジェクト602及び第1オブジェクト604に対して第1操作OP1が行われる場合について説明する。
グループ生成部55は、特定操作検出部54が第1オブジェクト602に対する第1操作OP1を検出したことに応答して、第1グループG1の第1オブジェクト602を消去しない。同様に、グループ生成部55は、特定操作検出部54が第1オブジェクト604に対する第1操作OP1を検出したことに応答して、第1グループG1の第1オブジェクト604を消去しない。その結果、グループ生成部55が第2グループG2を生成したときにも、第1グループG1は第1オブジェクト601〜604から構成されている。
まず、図4を参照して、第1操作OP1によって表示される第1状態の画面610について説明する。画面610には、第1オブジェクト601〜604が表示されている。また、図4において、第1グループ表示領域GR1を一点鎖線で示している。第1グループ表示領域GR1は、第1オブジェクト601〜604が第1グループG1に含まれることを示す。
特定操作検出部54が第1オブジェクト602に対する第1操作OP1を検出したことに応答して、グループ生成部55は、第1オブジェクト602を複製して第2オブジェクト702を生成する。方向AR12で示す矢印は、グループ生成部55が第1オブジェクト602を複製して第2オブジェクト702を生成することを示している。そして、表示制御部53は、第1オブジェクト602に対して第2方向DR2に離間した位置に第2オブジェクト702を表示する。また、第2オブジェクト702の上部は、タッチパネル41の表示可能領域に含まれない。よって、タッチパネル41には、図4において破線で示す第2オブジェクト702の上部は表示されない。
また、特定操作検出部54が第1オブジェクト604に対する第1操作OP1を検出したことに応答して、グループ生成部55は、第1オブジェクト604を複製して第2オブジェクト704を生成する。方向AR22で示す矢印は、グループ生成部55が第1オブジェクト604を複製して第2オブジェクト704を生成することを示している。そして、表示制御部53は、第1オブジェクト604に対して第2方向DR2に離間した位置に第2オブジェクト704を表示する。また、第2オブジェクト704の上部は、タッチパネル41の表示可能領域に含まれない。よって、タッチパネル41には、図4において破線で示す第2オブジェクト704の上部は表示されない。
次に、図5を参照して、第1操作OP1によって表示される第2状態の画面620について説明する。画面610がタッチパネル41に表示されてから、第1所定時間操作が行われなかったときに、表示制御部53は、画面620をタッチパネル41に表示する。第1所定時間は、例えば、2.0秒である。画面620には、第1オブジェクト601〜604及び第2オブジェクト702、704が表示されている。
表示制御部53は、まず、第1オブジェクト601〜604を、画面620の下半分の領域に第1方向DR1の先端側から後端側に並べて表示する。次に、表示制御部53は、第2オブジェクト702を、画面620の上半分の領域のうち、第1オブジェクト602に対して第2方向DR2に離間した位置に表示する。また、表示制御部53は、第2オブジェクト704を、タッチパネル41の上半分の領域のうち、第1オブジェクト604に対して第2方向DR2に離間した位置に表示する。
その結果、画面620には、第1オブジェクト601〜604及び第2オブジェクト702、704が表示される。また、図5において、第2グループ表示領域GR2を一点鎖線で示している。第2グループ表示領域GR2は、第2オブジェクト702、704が第2グループG2に含まれることを示す。
次に、図6を参照して、第1操作OP1によって表示される最終状態の画面630について説明する。画面620がタッチパネル41に表示されてから、第2所定時間操作が行われなかったときに、表示制御部53は、画面630をタッチパネル41に表示する。第2所定時間は、例えば、0.5秒である。画面630には、第1オブジェクト601〜604及び第2オブジェクト702、704が表示されている。
表示制御部53は、第1オブジェクトBJ1及び第2オブジェクトBJ2を、画面630の第1方向DR1の側端に詰めて表示する。具体的には、表示制御部53は、第1オブジェクト601の真上に第2オブジェクト702を表示し、第1オブジェクト602の真上に第2オブジェクト704を表示する。
また、画面630がタッチパネル41に表示されているときに、特定操作検出部54が第1オブジェクト602に対する第1操作OP1を再度検出した場合には、以下の処理が行われる。すなわち、グループ生成部55は、第1グループG1から第1オブジェクト602を消去する。同様に、画面630がタッチパネル41に表示されているときに、特定操作検出部54が第1オブジェクト604に対する第1操作OP1を再度検出した場合には、以下の処理が行われる。すなわち、グループ生成部55は、第1グループG1から第1オブジェクト604を消去する。その結果、第1グループG1は、第1オブジェクト601及び第1オブジェクト603から構成される。更に、表示制御部53は、第1オブジェクトBJ1を、画面630の第1方向DR1の側端に詰めて表示する。その結果、第1オブジェクト603は、第2オブジェクト704の直下に表示される。
一方、画面630がタッチパネル41に表示されているときに、第1オブジェクト601〜604のいずれか1つに対して第2操作OP2が行われた場合には、以下の処理が行われる。すなわち、特定操作検出部54が第1オブジェクト602に対する第1操作OP1を検出し、グループ生成部55が第2グループG2を生成した場合には、グループ生成部55は第2操作OP2に応答しない。その結果、画面630がタッチパネル41に継続して表示される。
次に、図7を参照して、第1オブジェクトBJ1に対する第2操作OP2について説明する。画面700には、第1オブジェクト601〜604が表示されている。表示制御部53は、画面700の上下方向の略中央位置に、第1オブジェクト601〜604を表示する。また、表示制御部53は、第1方向DR1の先端から順に、第1方向DR1の後端側に向けて、第1オブジェクト601〜604を並べて表示する。
次に、第1オブジェクト602に対して第2操作OP2が行われる場合について以下に説明する。まず、ユーザーの手H3の指が第1オブジェクト602上の位置P31に接触する。そして、手H3の指がタッチパネル41に触れた状態で、ユーザーが手H3の指を方向AR31に位置P32まで移動する。次に、位置P32においてユーザーが手H3の指をタッチパネル41から離す。その結果、特定操作検出部54は、第1オブジェクト602に対する第2操作OP2を検出する。
また、特定操作検出部54が第1オブジェクト602に対する第2操作OP2を検出したことに応答して、グループ生成部55は、第1オブジェクト602を複製して第2オブジェクト802を生成する。そして、グループ生成部55は、第2オブジェクト802を含む第2グループG2Aを生成する。
次に、第1オブジェクト604に対して第2操作OP2が行われる場合について以下に説明する。まず、ユーザーの手H4の指が第1オブジェクト604上の位置P41に接触する。そして、手H4の指がタッチパネル41に触れた状態で、ユーザーが手H4の指を方向AR41に位置P42まで移動する。次に、位置P42においてユーザーが手H4の指をタッチパネル41から離す。その結果、特定操作検出部54は、第1オブジェクト604に対する第2操作OP2を検出する。
また、特定操作検出部54が第1オブジェクト604に対する第2操作OP2を検出したことに応答して、グループ生成部55は、第1オブジェクト604を複製して第2オブジェクト804を生成する。そして、グループ生成部55は、第2オブジェクト804を第2グループG2Aに含ませて、第2グループG2Aを更新する。その結果、第2グループG2Aは、第2オブジェクト802及び第2オブジェクト804で構成される。
次に、図8〜図10を参照して、第2操作OP2が検出された場合にタッチパネル41に表示される画面の推移について説明する。図8〜図10では、特定の第1オブジェクトBJ1が第1オブジェクト602及び第1オブジェクト604である場合について説明する。
特定操作検出部54が第1オブジェクト602に対する第2操作OP2を検出したことに対応して、グループ生成部55は第1グループG1Aの第1オブジェクト602を消去する。同様に、特定操作検出部54が第1オブジェクト604に対する第2操作OP2を検出したことに対応して、グループ生成部55は、第1グループG1Aの第1オブジェクト604を消去する。その結果、第1グループG1Aを構成する第1オブジェクトBJ1は、第1オブジェクト601〜604から第1オブジェクト601、603に変化する。
まず、図8を参照して、第1操作OP1によって表示される第1状態の画面710について説明する。画面710には、第1オブジェクト601、603が表示されている。また、図8において、第1オブジェクト602、604が消去されたことを、第1オブジェクト602、604を破線で記載することで示している。更に、図8において、第1グループ表示領域GR1Aを一点鎖線で示している。第1グループ表示領域GR1Aは、第1オブジェクト601、603が第1グループG1Aに含まれることを示す。
特定操作検出部54が第1オブジェクト602に対する第2操作OP2を検出したことに応答して、グループ生成部55は、第1オブジェクト602を複製して第2オブジェクト802を生成する。方向AR32で示す矢印は、グループ生成部55が第1オブジェクト602を複製して第2オブジェクト802を生成することを示している。そして、表示制御部53は、第1オブジェクト602に対して第3方向DR3に離間した位置に第2オブジェクト802を表示する。また、第2オブジェクト802の下部は、タッチパネル41の表示可能領域に含まれない。よって、タッチパネル41には、図8において破線で示す第2オブジェクト802の下部は表示されない。
特定操作検出部54が第1オブジェクト604に対する第2操作OP2を検出したことに応答して、グループ生成部55は、第1オブジェクト604を複製して第2オブジェクト804を生成する。方向AR42で示す矢印は、グループ生成部55が第1オブジェクト604を複製して第2オブジェクト804を生成することを示している。そして、表示制御部53は、第1オブジェクト604に対して第3方向DR3に離間した位置に第2オブジェクト804を表示する。また、第2オブジェクト804の下部は、タッチパネル41の表示可能領域に含まれない。よって、タッチパネル41には、図8において破線で示す第2オブジェクト804の下部は表示されない。
次に、図9を参照して、第2操作OP2によって表示される第2状態の画面720について説明する。画面710がタッチパネル41に表示されてから、第3所定時間操作が行われなかったときに、表示制御部53は、画面720をタッチパネル41に表示する。第3所定時間は、例えば、2.0秒である。画面720には、第1オブジェクト601、603及び第2オブジェクト802、804が表示されている。
表示制御部53は、まず、第1オブジェクト601、603を、画面710に示す表示位置から、第1方向DR1には変化させずに、第3方向DR3に変化させて表示する。具体的には、表示制御部53は、第1オブジェクト601、603を、画面720の上半分の領域に表示する。次に、表示制御部53は、第2オブジェクト802を、画面720の下半分の領域のうち、第1オブジェクト602が表示されていた位置に対して第3方向DR3に離間した位置に表示する。また、表示制御部53は、第2オブジェクト804を、画面720の下半分の領域のうち、第1オブジェクト604が表示されていた位置に対して第3方向DR3に離間した位置に表示する。
その結果、画面720には、第1オブジェクト601、603及び第2オブジェクト802、804が表示される。また、図9において、第1グループ表示領域GR1Aを一点鎖線で示している。第1グループ表示領域GR1Aは、第1オブジェクト601、603が第1グループG1Aに含まれることを示す。更に、図9において、第2グループ表示領域GR2Aを一点鎖線で示している。第2グループ表示領域GR2Aは、第2オブジェクト802、804が第2グループG2Aに含まれることを示す。
次に、図10を参照して、第2操作OP2によって表示される最終状態の画面730について説明する。画面720がタッチパネル41に表示されてから、第4所定時間操作が行われなかったときに、表示制御部53は、画面740をタッチパネル41に表示する。第4所定時間は、例えば、0.5秒である。画面730には、第1オブジェクト601、603及び第2オブジェクト802、804が表示されている。
表示制御部53は、第1オブジェクトBJ1及び第2オブジェクトBJ2を、タッチパネル41の第1方向DR1の先側端に詰めて表示する。具体的には、表示制御部53は、まず、第1オブジェクト601、603を、画面730の上半分の領域に、画面730の第1方向DR1の先側端に詰めて表示する。次に、表示制御部53は、第2オブジェクト802、804を、画面730の下半分の領域に、タッチパネル41の第1方向DR1の先側端に詰めて表示する。
その結果、画面730には、第1オブジェクト601、603及び第2オブジェクト802、804が表示される。また、図10において、第1グループ表示領域GR1A及び第2グループ表示領域GR2Aを一点鎖線で示している。
また、画面730に示す画面がタッチパネル41に表示されている状態で、第1オブジェクト601又は第1オブジェクト603に対して第1操作OP1が行われた場合には、以下の処理が行われる。すなわち、グループ生成部55は、第1操作OP1に応答しない。その結果、タッチパネル41に表示される画面730は変化しない。
なお、本実施形態では、「第1方向DR1」は、左方向に相当する。「第2方向DR2」は、上方向に相当する。「第3方向DR3」は、下方向に相当する。方向AR11、方向AR12、方向AR21及び方向AR22は、第2方向DR2を示す。方向AR31、方向AR32、方向AR41及び方向AR42は、第3方向DR3を示す。また、第2グループ表示領域GR2は、第1グループ表示領域GR1に対して「第1方向DR1と交差する第2方向DR2に離間した位置」の一例に相当する。また、第2グループ表示領域GR2Aは、第1グループ表示領域GR1Aに対して「第3方向DR3に離間した位置」の一例に相当する。また、第1グループ表示領域GR1、第2グループ表示領域GR2、第1グループ表示領域GR1A及び第2グループ表示領域GR2Aは、タッチパネル41には表示されない。更に、本実施形態では、第1オブジェクト601〜604を識別容易にするために、第1オブジェクト601〜604に、それぞれ、「A」〜「D」の文字を記載している。同様に、第2オブジェクト702、704を識別容易にするために、第2オブジェクト702、704に、それぞれ、「B」、「D」の文字を記載している。また、第2オブジェクト802、804を識別容易にするために、第2オブジェクト802、804に、それぞれ、「B」、「D」の文字を記載している。また、タッチパネル41の表示可能領域は、図3〜図10において実線で示す長方形の領域である。
次に、図11、図12を参照して、制御部5の動作を説明する。図11、図12は、制御部5の動作を示すフローチャートである。まず、図11に示すように、ステップS101において、画像読取部51が原稿Rに形成された画像を読み取る。次に、ステップS103において、表示制御部53は、タッチパネル41に複数の第1オブジェクトBJ1を表示する。複数の第1オブジェクトBJ1は、それぞれ、ステップS101で読み取られた画像に対応する。また、グループ生成部55が、複数の第1オブジェクトBJ1を含む第1グループG1、G1Aを生成する。
次いで、ステップS105において、特定操作検出部54が、ステップS103で表示された複数の第1オブジェクトBJ1のうち、特定の第1オブジェクトBJ1に対するスワイプ操作OPSを検出したか否かの判定を行う。特定の第1オブジェクトBJ1に対するスワイプ操作OPSを検出していないと判定した場合(ステップS105でNO)には、処理が図12のステップS133に進む。図11のステップS105において、特定の第1オブジェクトBJ1に対するスワイプ操作OPSを検出したと判定した場合(ステップS105でYES)には、処理がステップS107に進む。
そして、ステップS107において、特定操作検出部54が、スワイプ操作OPSの方向が第2方向DR2であるか否かを判定する。スワイプ操作OPSの方向が第2方向DR2ではないと判定された場合(ステップS107でNO)には、処理がステップS119に進む。スワイプ操作OPSの方向が第2方向DR2であると判定された場合(ステップS107でYES)には、処理がステップS109に進む。そして、ステップS109において、グループ生成部55が第1操作OP1に応答するか否かの判定が行われる。具体的には、第2操作OP2に応答して第2グループG2Aが生成された場合には、グループ生成部55は第1操作OP1に応答しない。よって、ステップS109では、第2操作OP2に応答して第2グループG2Aが生成されていないかどうかを判定する。第1操作OP1に応答しないと判定した場合(ステップS109でNO)には、図12のステップS133に進む。図11のステップS109において、第1操作OP1に応答すると判定した場合(ステップS109でYES)には、処理がステップS111に進む。
そして、ステップS111において、グループ生成部55が、第1オブジェクトBJ1を複製して第2オブジェクトBJ2を生成する。複製される第1オブジェクトBJ1は、ステップS105でスワイプ操作OPSが行われた第1オブジェクトBJ1に対応する。次に、ステップS113において、グループ生成部55が、ステップS111で生成した第2オブジェクトBJ2を含む第2グループG2を生成する。そして、図12に示すように、ステップS115において、表示制御部53が第1オブジェクトBJ1及び第2オブジェクトBJ2をタッチパネル41に表示する。次いで、ステップS117において、グループ生成部55が、第2操作OP2に応答しないようにグループ生成部55を設定し、処理がステップS133に進む。
図11のステップS107でNOの場合には、ステップS119において、特定操作検出部54が、スワイプ操作OPSの方向が第3方向DR3であるか否かを判定する。スワイプ操作OPSの方向が第3方向DR3ではないと判定された場合(ステップS119でNO)には、処理が図12のステップS133に進む。図11のステップS119において、スワイプ操作OPSの方向が第3方向DR3であると判定された場合(ステップS119でYES)には、処理がステップS121に進む。そして、ステップS121において、グループ生成部55が第2操作OP2に応答するか否かの判定が行われる。具体的には、第1操作OP1に応答して第2グループG2が生成された場合には、グループ生成部55は第2操作OP2に応答しない。よって、ステップS121では、第1操作OP1に応答して第2グループG2が生成されていないかどうかを判定する。第2操作OP2に応答しないと判定した場合(ステップS121でNO)には、図12のステップS133に進む。図11のステップS121において、第2操作OP2に応答すると判定した場合(ステップS121でYES)には、処理がステップS123に進む。
そして、ステップS123において、グループ生成部55が、第1オブジェクトBJ1を複製して第2オブジェクトBJ2を生成する。複製される第1オブジェクトBJ1は、ステップS105でスワイプ操作OPSが行われた第1オブジェクトBJ1に対応する。次に、ステップS125において、グループ生成部55が、ステップS121で生成した第2オブジェクトBJ2を含む第2グループG2Aを生成する。次いで、ステップS127において、グループ生成部55が、第1オブジェクトBJ1を第1グループG1Aから消去する。消去される第1オブジェクトBJ1は、ステップS105でスワイプ操作OPSが行われた第1オブジェクトBJ1に対応する。そして、図12に示すように、ステップS129において、表示制御部53が第1オブジェクトBJ1及び第2オブジェクトBJ2をタッチパネル41に表示する。次に、ステップS131において、グループ生成部55が、第1操作OP1に応答しないようにグループ生成部55を設定し、処理がステップS133に進む。
そして、ステップS133において、グループ生成部55が、タッチパネル41からのユーザーの操作に基づいて、グループ処理を終了するか否かを判定する。「グループ処理」とは、グループ生成部55が、第2グループG2、又は、第2グループG2Aを生成する処理を示す。グループ処理を終了しないと判定した場合(ステップS133でNO)には、処理が図11に示すステップS105に戻る。図12のステップS133において、グループ処理を終了すると判定した場合(ステップS133でYES)には、処理がステップS135に進む。
そして、ステップS135において、画像形成制御部56がタッチパネル41からのユーザーの操作に基づいて、印刷指示があったか否かを判定する。印刷指示がないと判定した場合(ステップS135でNO)には、処理が待機状態となる。印刷指示があったと判定した場合(ステップS135でYES)には、処理がステップS137に進む。そして、ステップS137において、画像形成制御部56が、タッチパネル41からのユーザーの操作に基づいて、第1グループG1又は第1グループG1Aに含まれる画像を印刷するか否かを判定する。第1グループG1に含まれる画像とは、第1グループG1に含まれる第1オブジェクトBJ1に対応する画像である。第1グループG1Aに含まれる画像とは、第1グループG1Aに含まれる第1オブジェクトBJ1に対応する画像である。第1グループG1又は第1グループG1Aに含まれる画像を印刷しないと判定した場合(ステップS137でNO)には、処理がステップS139に進む。第1グループG1又は第1グループG1Aに含まれる画像を印刷すると判定した場合(ステップS137でYES)には、ステップS141において、画像形成制御部56が、第1グループG1又は第1グループG1Aに含まれる画像を印刷し、処理が終了する。
ステップS137でNOの場合には、ステップS139において、画像形成制御部56が、タッチパネル41からのユーザーの操作に基づいて、第2グループG2又は第2グループG2Aに含まれる画像を印刷するか否かを判定する。第2グループG2に含まれる画像とは、第2グループG2に含まれる第2オブジェクトBJ2に対応する画像である。第2グループG2Aに含まれる画像とは、第2グループG2Aに含まれる第2オブジェクトBJ2に対応する画像である。第2グループG2又は第2グループG2Aに含まれる画像を印刷しないと判定した場合(ステップS139でNO)には、処理がステップS137に戻る。第2グループG2又は第2グループG2Aに含まれる画像を印刷すると判定した場合(ステップS139でYES)には、ステップS143において、画像形成制御部56が、第2グループG2又は第2グループG2Aに含まれる画像を印刷し、処理が終了する。
以上、図1〜図12を参照して説明したように、特定操作検出部54が、タッチパネル41を介して、複数の第1オブジェクトBJ1のうち、特定の第1オブジェクトBJ1に対する特定の操作(本実施形態では、スワイプ操作OPS)を検出する。そして、特定操作検出部54が特定の操作を検出したことに応答して、グループ生成部55は、特定の第1オブジェクトBJ1を複製して第2オブジェクトBJ2を生成して、第2オブジェクトBJ2を含む第2グループG2、G2Aを生成する。
よって、ユーザーが特定の第1オブジェクトBJ1に対して特定の操作を行うことによって、特定の第1オブジェクトBJ1を複製して第2オブジェクトBJ2を生成し、第2オブジェクトBJ2を含む第2グループG2、G2Aを生成することができる。したがって、簡単な操作で第2グループG2、G2Aを生成することができる。その結果、タッチパネル41に表示された第1オブジェクトBJ1の操作性を向上できる。具体的には、例えば、第1オブジェクトBJ1が画像を示すオブジェクト(以下、「画像オブジェクト」という)である場合には、以下のように第2グループG2、G2Aを生成できる。すなわち、第1グループG1を構成する複数の画像オブジェクトから、ユーザーが印刷を所望する画像オブジェクトを選択して第2グループG2、G2Aを生成することができる。したがって、簡単な操作で印刷する対象の画像を選択できる。
また、表示制御部53が、タッチパネル41に、複数の第1オブジェクトBJ1を第1方向DR1に並べて表示させると共に、複数の第2オブジェクトBJ2を、第1オブジェクトBJ1に対して第1方向DR1と交差する方向に離間した位置に表示する。よって、複数の第1オブジェクトBJ1及び複数の第2オブジェクトBJ2を見易く表示できる。
更に、表示制御部53が、タッチパネル41に、複数の第1オブジェクトBJ1及び複数の第2オブジェクトBJ2を、タッチパネル41の第1方向DR1の側端に詰めて表示する。よって、複数の第1オブジェクトBJ1及び複数の第2オブジェクトBJ2を更に見易く表示できる。
加えて、表示制御部53が、タッチパネル41に、複数の第1オブジェクトBJ1及び複数の第2オブジェクトBJ2を、第1方向DR1にスクロール可能に表示する。よって、複数の第1オブジェクトBJ1の個数が多い場合にも、複数の第1オブジェクトBJ1及び複数の第2オブジェクトBJ2を操作性良好に表示できる。
また、第1方向DR1に交差する方向は、第2方向DR2又は第3方向DR3であり、第3方向DR3は、第2方向DR2と反対の方向を示す。グループ生成部55は、特定操作検出部54が第2方向DR2を示す特定の操作(本実施形態では、第1操作OP1)を検出したことに応答して、第1グループG1から特定の第1オブジェクトBJ1を消去しない。また、特定操作検出部54が第3方向DR3を示す特定の操作(本実施形態では、第2操作OP2)を検出したことに応答して、グループ生成部55は、第1グループG1Aから特定の第1オブジェクトBJ1を消去する。
よって、ユーザーは、特定の第1オブジェクトBJ1に対して第1操作OP1を行うことによって、特定の第1オブジェクトBJ1を複製して第2オブジェクトBJ2を生成し、第2グループG2に第2オブジェクトBJ2を含ませることができる。また、ユーザーは、特定の第1オブジェクトBJ1に対して第2操作OP2を行うことによって、特定の第1オブジェクトBJ1を切り取って第2オブジェクトBJ2を生成し、第2グループG2Aに第2オブジェクトBJ2を含ませることができる。したがって、タッチパネル41に表示された第1オブジェクトBJ1の操作性を更に向上できる。
更に、第1操作OP1に応答して第2グループG2が生成された場合には、表示制御部53は、第1オブジェクトBJ1に対して第2方向DR2に離間した位置に第2オブジェクトBJ2を表示する。一方、第2操作OP2に応答して第2グループG2Aが生成された場合には、表示制御部53は、第1オブジェクトBJ1に対して第3方向DR3に離間した位置に第2オブジェクトBJ2を表示する。よって、ユーザーは、第2オブジェクトBJ2の第1オブジェクトBJ1に対する表示位置に基づいて、以下のことを視認できる。すなわち、ユーザーは、第2グループG2が第1操作OP1に応答して生成されたこと、及び、第2グループG2Aが第2操作OP2に応答して生成されたことを視認することができる。したがって、タッチパネル41に表示された第2オブジェクトBJ2の視認性を向上できる。
加えて、第1操作OP1に応答して第2グループG2が生成された場合には、グループ生成部55は、第2操作OP2に応答しない。また、第2操作OP2に応答して第2グループG2Aが生成された場合には、グループ生成部55は、第1操作OP1に応答しない。よって、第1オブジェクトBJ1を第1グループG1に残したまま第2グループG2を生成する処理と、第1オブジェクトBJ1を第1グループG1Aから消去して第2グループG2Aを生成する処理とが混在することを防止できる。
また、特定の第1オブジェクトBJ1に対する第1操作OP1に応答して第2グループG2が生成された後に、特定操作検出部54が特定の第1オブジェクトBJ1に対する第1操作OP1を検出した場合には、以下の処理を行う。グループ生成部55は、第1オブジェクトBJ1に対する第1操作OP1を検出したことに応答して、第1グループG1から特定の第1オブジェクトBJ1を消去する。よって、ユーザーは、特定の第1オブジェクトBJ1に対して第1操作OP1を2回行うことによって、第1グループG1から特定の第1オブジェクトBJ1を消去できる。したがって、タッチパネル41に表示された第1オブジェクトBJ1の操作性を更に向上できる。
更に、複数の第1オブジェクトBJ1は、画像読取部51によって読み取られた複数の画像に対応する。よって、画像読取部51によって読み取られた複数の画像の中から、ユーザーが印刷を所望する画像を、第2オブジェクトBJ2とすることができる。したがって、ユーザーは所望する画像を容易に記録用紙Pに形成できる。
加えて、第3方向DR3が第2方向DR2と反対の方向である。よって、第2方向DR2の特定の操作である第1操作OP1と第3方向DR3の特定の操作である第2操作OP2とをユーザーが間違うことを抑制できる。したがって、タッチパネル41に表示された第1オブジェクトBJ1の操作性を向上できる。
また、第1方向DR1が左方向であるため、タッチパネル41が横長に配置されている場合に、多数の第1オブジェクトBJ1を表示することができる。また、第2方向DR2が上方向であり、第3方向DR3が下方向であるため、右方向に並べて表示された第1オブジェクトBJ1に対してユーザーが第1操作OP1及び第2操作OP2を行い易い。よって、タッチパネル41に表示された第1オブジェクトBJ1の操作性を向上できる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(5))。図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合がある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1を参照して表示制御装置が画像形成装置100である形態について説明したが、これに限定されない。表示制御装置がタッチパネルを備えた装置であればよい。例えば、表示制御装置が、スマートフォン、又は、タブレット型コンピューターである形態でもよい。また、例えば、表示制御装置が、CDプレイヤー、DVDプレイヤー、又は、各種家電機器のような装置である形態でもよい。
(2)図2を参照して、第1オブジェクトBJ1が、画像読取部51が読み取った画像に対応する形態について説明したが、これに限定されない。例えば、第1オブジェクトBJ1が、複数ページを有するテキストファイルの各ページに対応する形態でもよい。また、例えば、第1オブジェクトBJ1が、ファイル(又は、アイコン)に対応する形態でもよい。
(3)図3を参照して、特定の操作がスワイプ操作OPSである形態について説明したが、これに限定されない。例えば、特定の操作がフリック操作又はスライド操作である形態でもよい。
(4)図6を参照して、表示制御部53が複数の第1オブジェクトBJ1及び複数の第2オブジェクトBJ2をタッチパネル41の側端に詰めて表示する形態について説明したが、これに限定されない。例えば、表示制御部53が複数の第1オブジェクトBJ1及び複数の第2オブジェクトBJ2をタッチパネル41の幅方向の中央部に表示する形態でもよい。
(5)図3及び図7を参照して、第1方向DR1が左方向であり、第2方向DR2が上方向であり、第3方向DR3が下方向である形態について説明したが、これに限定されない。例えば、第1方向DR1が右方向であり、第2方向DR2が下方向であり、第3方向DR3が上方向である形態でもよい。また、例えば、第1方向DR1が下方向であり、第2方向DR2が右方向であり、第3方向DR3が左方向である形態でもよい。