JP6409637B2 - 商品登録装置、およびその商品登録方法 - Google Patents

商品登録装置、およびその商品登録方法 Download PDF

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Description

本発明は、商品を売上登録する商品登録装置、およびその商品登録方法に関する。
近年では、商品をオブジェクト認識して識別し、識別された商品を売上登録する商品登録装置が普及しはじめている。この商品登録装置は、商品を撮影した画像情報から外観の特徴量を抽出し、予め用意された特徴量データベースと比較することで、この物品がいずれの商品であるかを識別する。これにより、予め包装されていない商品であっても、バーコードを個々に貼り付けることなく商品登録装置が認識できるので、店舗側の負担を軽減することができる。
顧客が店舗で商品を購入するときには、買物カゴなどに商品を入れた後、キャッシュレジスタの店員に精算を依頼する。店員は、商品を売上登録する際、例えばこの顧客に係る第1の買物カゴに入っている各商品を順番に商品登録装置に読み込ませ、第2の買物カゴに入れる。この際商品登録装置は、商品に値引きシールなどが付されていれば、値引きシールの内容を反映させて、この商品を登録する。
ここで、値引きシールとは、例えば値引き割合や値引き価格が文字またはバーコードで記載されているものをいう。この値引きシールにより、顧客の購買の動機付けを行うことができる。また値引きシールの代わりに、値引き情報が記載されたプレートやタグやラベルなどが商品に付される場合もある。また、値引きシールではなく、価格シールやポイント情報シールの場合も考えられる。以下、商品に付されて、この商品に係る付加情報を示すものを総称して「付票」と記載する場合がある。
特許文献1の段落0010には、「バーコード等のデータコードとともに値引ラベル等の所定のラベルが付与された商品について、1回の操作でそのデータコードの情報とラベルに表示された情報とを読取ることができる上、読取られたデータコードの情報とラベルに表示された情報とが同一商品のものであることを保障できる」データコード読取装置が記載されている。
特許第4422706号公報
このような値引きラベル(値引きシール)は、対象商品のうち一部に付け忘れられるおそれだけではなく、異なる値引きラベルと付け間違われるおそれがある。また悪意の顧客により、本来は値引きラベルなしの商品に故意に値引きラベルが貼り付けられ、また別の商品の値引きラベルと貼り替えられるような場合も考えられる。
そこで、本発明は、商品に付された付票情報の不整合を報知することが可能な商品登録装置、およびその商品登録方法を提供することを課題とする。
第1の発明は、上記目的を達成するため、
商品の種別を識別する商品識別部と、
前記商品に付された付票の情報を認識する認識部と、
前記商品識別部が新たに識別した商品に付された付票の認識結果と、過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果との不整合を報知する不整合報知部と、
を備えることを特徴とする商品登録装置である。
本発明によれば、商品に付された付票情報の不整合を報知することが可能な商品登録装置、およびその商品登録方法を提供することができる。
本実施形態における商品登録装置の外観を示す斜視図である。 本実施形態における商品登録装置の概略を示す構成図である。 本実施形態における商品登録装置の概略を示す機能ブロック図である。 本実施形態における商品識別装置の正面図である。 本実施形態における商品登録処理を示すフローチャートである。 値引きシールの内容が相違する場合のジャーナル情報の例である。 値引き対象外の商品に値引きシールが付されている場合のジャーナル情報の例である。 値引きシールが付け忘れられている場合のジャーナル情報の例である。 オペレータへの報知画面例を説明する図である。
以降、本発明を実施するための一形態を、各図を参照して詳細に説明する。なお、同一の要素が異なる図に示されていても同一の符号を付与して、その重複する説明を省略することがある。
図1は、本実施形態における商品登録装置1の外観を示す斜視図である。
この商品登録装置1は、商品の売上登録時に、同一商品に係る値引きシール等の有無や、異なる値引き情報などを検出した際に確認処理を行う。この商品登録装置1は、各商品を登録する商品識別装置2と、各取引に係る商品の売上登録と精算とを行うPOS(point of sales system)端末3とを備える。この商品識別装置2は、商品に関する情報を読み取って登録するPOS接続用スキャナである。
商品識別装置2は、横長テーブル状のカウンタ台5の長手方向の中央に設置されている。商品識別装置2は、薄型の矩形状のハウジング51を備える。このハウジング51の正面には、読取窓52を介してカメラ27(図2参照)が配置されている。
ハウジング51の上部には、表示・操作部22が取り付けられている。表示・操作部22には、ディスプレイ221が設けられている。このディスプレイ221の表面には、タッチパネル222(図2参照)が積層されている。ディスプレイ221の右隣には、キーボード23が配置されている。キーボード23の右隣には、不図示のカードリーダのカード読取溝が設けられている。表示・操作部22の左奥側には、顧客に情報を提供するための顧客用ディスプレイ24が裏向きに設置されている。
POS端末3は、チェックアウト台6上のドロワ37の上面に載置されている。このドロワ37は、POS端末3によって開放動作の制御を受ける。
POS端末3の上面には、オペレータ(店員)が操作するためのキーボード33が配置されている。このオペレータから見てキーボード33の上部奥側には、情報を表示するディスプレイ321が設けられている。このディスプレイ321の表面には、タッチパネル322(図2参照)が積層されている。ディスプレイ321よりもさらに奥側には、情報を表示する顧客用ディスプレイ34が左右方向に回転可能に設置されている。なお、図1に示す顧客用ディスプレイ34は、図の手前側に向いている。この顧客用ディスプレイ34は、図の奥側に向くように回転させることによって、顧客に向けて情報を表示する。
また、POS端末3が載置されているチェックアウト台6とL字をなすようにして、横長テーブル状のカウンタ台5が配置されている。カウンタ台5の上面には、荷受け面が形成されている。顧客は、図1の例えば左側から右側に移動しつつ、商品の登録処理を受ける。例えば、スーパーマーケットなどの場合には、カウンタ台5の荷受け面には、商品を収納する第1の買物カゴ4Lと、第2の買物カゴ4Rとが載置される。以下、第1の買物カゴ4Lと、第2の買物カゴ4Rとを特に区別しないときには、単に買物カゴ4と記載する場合がある。これら買物カゴ4は、いわゆるカゴ形状のものに限るものではなく、トレーなどであってもよい。また、買物カゴ4は、いわゆるカゴ形状のものに限らず、箱状や袋状などであってもよい。さらには、買物カゴ4の有無自体も特に限定されない。つまり、商品がスーツなどの場合には買物カゴ4は載置されない場合もある。以下では買物カゴ4が載置される場合を例に挙げて説明を続ける。
第1の買物カゴ4Lは、顧客によって持ち込まれたものであり、一つの取引に係る商品が収納される。第2の買物カゴ4Rは、第1の買物カゴ4Lから商品識別装置2を挟んだ位置に載置される。第1の買物カゴ4L内の商品は、商品識別装置2を操作するオペレータにより取り出され、第2の買物カゴ4Rに移動される。この移動過程で、商品が商品識別装置2の読取窓52にかざされる。このとぎ、読取窓52内に配置されたカメラ27(図2参照)は商品を撮像する。
商品識別装置2では、カメラ27により撮像された画像に含まれる商品が、後記する特徴量ファイル361(図2参照)に記録されたどの商品に対応するかを指定させるための画面をディスプレイ221に表示する。商品識別装置2は更に、指定された商品の商品IDをPOS端末3に通知する。POS端末3は、商品識別装置2から通知される商品IDに基づき、この商品IDに対応する商品の商品分類、商品名、単価などの売上登録に係る情報を、売上マスタファイルなどに記録して、売上登録を行う。
図2は、本実施形態における商品登録装置1の概略を示す構成図である。
商品登録装置1は、商品識別装置2とPOS端末3とを含んで構成される。
商品識別装置2は、マイクロコンピュータ21と、表示・操作部22と、インタフェース25と、カメラ27と、スピーカ28と、電源29とを含んで構成される。
マイクロコンピュータ21は、CPU(Central Processing Unit)211にROM(Read Only Memory)212とRAM(Random Access Memory)213とがバス接続されて構成されている。ROM212には、CPU211によって実行されるプログラムが記憶される。
CPU211には、表示・操作部22と、インタフェース25と、カメラ27、スピーカ28とが、内部バスや各入出力回路(不図示)を介して接続される。
表示・操作部22は、ディスプレイ221と、タッチパネル222と、顧客用ディスプレイ24と、キーボード23とを含んで構成され、CPU211によって動作が制御される。
ディスプレイ221は、CPU211の指示により、オペレータに対する情報を表示する。タッチパネル222は、ディスプレイ221により表示した情報に対する操作の入力を受ける。顧客用ディスプレイ24は、CPU211の指示により、顧客に対する情報を表示する。
キーボード23は、複数の操作キーで構成され、オペレータの操作入力を受け付ける。
インタフェース25は、POS端末3のインタフェース35に接続して、POS端末3との間でデータ送受信を可能にする。
カメラ27は、カラーCCD(Charge Coupling Device)イメージセンサやカラーCMOS(complementary metal oxide semiconductor)イメージセンサなどであり、CPU211の制御の下で、読取窓52(図1参照)からの撮像を行う撮像部である。カメラ27は、例えば30[fps]の動画像の撮像を行う。カメラ27が所定のフレームレートで順次撮像したフレーム画像(撮像画像)は、RAM213に保存される。
スピーカ28は、予め設定された警告音などを発生する。スピーカ28は、CPU211の制御の下で警告音や音声による報知を行う。
電源29は、この商品識別装置2の各部に電力を供給する。
インタフェース25は、POS端末3のインタフェース35に接続して、POS端末3との間でデータ送受信を可能にする。
POS端末3は、マイクロコンピュータ31と、ディスプレイ321と、タッチパネル322と、キーボード33と、顧客用ディスプレイ34と、インタフェース35と、HDD36と、ドロワ37と、プリンタ38と、電源39とを含んで構成される。
マイクロコンピュータ31は、情報処理を実行する。このマイクロコンピュータ31は、各種演算処理を実行し各部を制御するCPU311に、ROM312とRAM313とがバス接続されて構成される。CPU311には、ドロワ37と、キーボード33と、ディスプレイ321と、タッチパネル322と、顧客用ディスプレイ34と、HDD36(Hard Disk Drive)とが、内部バスや各入出力回路を介して接続されている。これらは、CPU311による制御を受ける。
ディスプレイ321は、CPU311の指示により、オペレータに対する情報を表示する。タッチパネル322は、ディスプレイ321により表示した情報に対する操作の入力を受ける。顧客用ディスプレイ34は、CPU311の指示により、顧客に対する情報を表示する。
キーボード33は、仮締めキー331と、締めキー332と、テンキー333とを含んで構成され、オペレータの操作入力を受け付ける。テンキー333は、0から9までの数字キーと各種演算子キーとで構成される。
HDD36には、プログラムや各種ファイルが記憶されている。HDD36に記憶されているプログラムや各種ファイルは、POS端末3の起動時に、その全部または一部がRAM313にコピーされてCPU311により実行される。HDD36には、例えば特徴量ファイル361が記録されるが、商品販売データ処理用のプログラムが記録されてもよい。特徴量ファイル361は、店舗に陳列して販売する取扱商品の各々について、商品の売上登録にかかる情報と、その商品の画像との関連付けが設定された商品ファイルであり、取扱商品の辞書として機能する。
インタフェース35は、商品識別装置2に接続され、商品識別装置2との間でデータ送受信を可能とする。
プリンタ38は、レシートなどに印字を行う。POS端末3は、CPU311の制御のもとで、各取引の取引内容をレシートに印字する。
電源39は、このPOS端末3の各部に電力を供給する。
図3は、本実施形態における商品登録装置1の概略を示す機能ブロック図である。以下の説明では、適宜図1と図2とを参照する。
商品識別装置2のCPU211は、ROM212に格納されるプログラムを実行することにより、認識部211aと、情報出力部98と、不整合報知部100の各部を具現化する。また、同様に、POS端末3のCPU311は、HDD36に格納されるプログラムを実行することにより、売上登録部991を具現化する。POS端末3のHDD36には更に、特徴量ファイル361が格納される。
認識部211aは、画像取得部90と、物体検出部91と、類似度演算部93と、類似度判断部94と、確定通知部95と、候補商品提示部96と、入力取得部97と、シール情報認識部99とを含んで構成される。この認識部211aは、商品の種別を識別する商品識別部である。また認識部211aは、商品に値引きシールが付されている場合に、その値引きシールを併せて認識する。
画像取得部90は、カメラ27に撮像オン信号を出力して、このカメラ27に撮像動作を開始させる。更に画像取得部90は、カメラ27が撮像してRAM213に保存されたフレーム画像を順次取り込む。画像取得部90によるフレーム画像の取り込みは、RAM213に保存された順に行われる。
物体検出部91は、画像取得部90によって取り込まれたフレーム画像に含まれる物体の全部または一部を、パターンマッチング技術などを用いて検出する。
具体的には、オペレータが売上登録のために商品を読取窓52に向けると、画像取得部90は、カメラ27によって、この商品の画像を撮影する。物体検出部91は、取り込まれたフレーム画像を二値化して輪郭線を抽出する。次いで物体検出部91は、前回のフレーム画像から抽出された輪郭線と、今回のフレーム画像から抽出された輪郭線とを比較して、この商品である物体を検出する。
別の具体的方法を以下に示す。オペレータが売上登録のために、商品を手で把持して読取窓52に向けると、画像取得部90は、カメラ27によって、この商品および手の画像を撮影する。物体検出部91は、取り込まれたフレーム画像から肌色領域の有無を検出する。肌色領域が検出された場合、すなわち、店員の手が検出された場合に、物体検出部91は、この肌色領域の近傍において輪郭線を検出する。これにより、オペレータの手が把持していると思われる商品の輪郭を抽出する。物体検出部91は、手の形状を示す輪郭が検出され、手の輪郭の近傍にそれ以外の物体の輪郭が更に検出された場合、この物体の輪郭から商品を検出する。
類似度演算部93は、カメラ27が撮像した商品の画像から、この商品の色合いや表面の凹凸状況などの表面の状態を特徴量として読み取る。類似度演算部93は、この商品の輪郭や大きさは考慮しない。これにより類似度演算部93は、処理時間を短縮することができる。
類似度演算部93は更に、特徴量ファイル361に記録された各商品(以下、取扱商品という)の商品画像から、当該取扱商品の色合いや表面の凹凸状況などの表面の状態を特徴量として読み取り、撮影した商品の特徴量とそれぞれ比較することで、撮影した商品と特徴量ファイル361に記録された取扱商品との類似度を算出する。ここで類似度とは、特徴量ファイル361に記録されている各商品が想定する商品画像を100%の類似度とした場合に、商品の全部または一部の画像がどの程度まで類似しているかを示すものである。なお、類似度演算部93は、例えば、色合いと表面の凹凸状況との重み付けを変えて類似度を算出してもよい。
このように、画像中に含まれる物体を認識することは一般物体認識(generic object recognition)と呼ばれている。柳井啓司著の「一般物体認識の現状と今後」では、一般物体認識の研究のサーベイを手法に加えて、データセット、評価ベンチマークを行い、更にその今後について展望している。
柳井啓司,「一般物体認識の現状と今後」,[online]、情報処理学会論文誌,2007年11月15日,Vol.48,No.SIG16、1-24頁,[平成27年3月12日検索],インターネット<URL:http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf>
また、画像をオブジェクトごとに領域分割することによって一般物体認識を行う技術は、下記の文献において解説されている。
Jamie Shottonら,“Semantic Texton Forests for Image Categorization and Segmentation”, Computer Vision and Pattern Recognition, 2008. CVPR 2008. IEEE Conference on,[平成27年3月12日検索],インターネット<URL:http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.145.3036&rep=rep1&type=pdf>
なお、撮像された商品の画像と、特徴量ファイル361に記録された取扱商品の商品画像との類似度の算出方法は特に問わないものとする。例えば、撮像された商品の画像と、特徴量ファイル361に記録された各取扱商品との類似度を絶対評価として算出してもよいし、相対評価として算出してもよい。
類似度を絶対評価として算出する場合、撮像された商品の画像と、特徴量ファイル361に記録された各取扱商品とを1対1で比較し、この比較の結果導出される類似度をそのまま採用すればよい。また、類似度を相対評価として算出する場合には、各取扱商品との類似度の総和が1.0(100%)となるよう算出する。例えば、特徴量ファイル361に4つの商品#1〜#4が記録されていたとする。このとき撮像された商品は、例えば、商品#1に対して類似度が0.65、商品#2に対しては類似度が0.2、商品#3に対しては類似度が0.1、商品#4に対しては類似度が0.05などのように算出する。
類似度判断部94は、画像取得部90が取り込んだフレーム画像ごとに、商品の画像と、特徴量ファイル361に記録されている商品画像との類似度を比較する。本実施形態では、取扱商品の商品画像と、商品の撮影画像との類似度は、複数の条件が設けられている。類似度判断部94は、これら満たされる条件に応じて取扱商品の確定あるいは商品の候補を選定する。類似度に関する条件は特に限定されるものではないが、以下では条件X,Y,Zを用いる場合について説明する。
ここで、条件Xおよび条件Yは、フレーム画像上の物体を、特徴量ファイル361に記録された取扱商品のうちの一つとして確定するための条件である。また、条件Zは、フレーム画像上の物体から、特徴量ファイル361に記録された取扱商品の候補を抽出するための条件である。
類似度判断部94は、例えば、条件Xまたは/および条件Yを満たす取扱商品を、フレーム画像上の物体に一対一で対応する商品であると判定する。また、類似度判断部94は、条件Zを満たす取扱商品については、確定商品ではなく、カメラ27が撮像した商品の候補であると判定する。そして、類似度判断部94は、特徴量ファイル361に記録された複数の取扱商品から条件Zを満たす取扱商品を抽出することにより、撮影した商品に対する取扱商品の候補を抽出する。
条件X〜Zは類似度に応じて段階的に設定されればその詳細は特に限定されるものではないが、一例として、予め設定された複数の閾値によって条件X〜Zを設けることができる。ここでは、閾値Tx〜Tzによって条件X〜Zを設定する場合について説明する。なお、閾値Tx〜Tzの順に小さくなるものとする。
類似度判断部94は、取扱商品との類似度が予め定められた閾値Tx以上となった回数をカウントし、この回数が所定回数以上となった場合に条件Xが満たされたと判定する。
また、類似度判断部94は、取扱商品との類似度が閾値Tx未満、かつ、閾値Ty以上となった場合に、条件Yが満たされたと判定する。そして、条件Yを満たした取扱商品は、確定商品ではあるがオペレータによる確認操作を要すると判定する。
更に、類似度判断部94は、取扱商品との類似度が閾値Ty未満、かつ、閾値Tz以上である場合に、条件Zが満たされたと判定する。
なお、各条件X〜Zは、類似度の大きさなどに応じて適宜設定可能であり、前記した例に限定されるものではない。
確定通知部95は、カメラ27によって撮像された商品が、条件Xまたは/および条件Yを満たした取扱商品であるとして一意的に確定されたことを、画像出力や音声出力などによってオペレータや客に報知する。
より詳細には、確定通知部95は、条件Xを満たした取扱商品が、カメラ27によって撮像された商品(確定商品)として一意的に確定されたことを示す確定画面をディスプレイ221に表示させる。また、確定商品に関する情報をスピーカ28に出力するようにしてもよい。スピーカ28は、入力された情報を出力することにより、確定商品を示す情報をオペレータや客に報知することができる。
また、確定通知部95は、条件Yを満たした取扱商品(確定商品)が、カメラ27によって撮像された商品であるか否かの最終確認操作を受け付ける確認画面をディスプレイ221(図1または図2参照)に表示する。
なお、確定通知部95は、確認画面が表示されるタイミングに合わせて、確定商品に関する情報をスピーカ28に音声を出力するようにしてもよい。
候補商品提示部96は、条件Zを満たした取扱商品に関する情報を、商品候補としてディスプレイ221に表示させる。より詳細には、候補商品提示部96は、条件Zを満たした取扱商品の写真画像および商品名を特徴量ファイル361から読み出し、類似度演算部93が算出した類似度の高いものから、ディスプレイ221に順次出力する。ディスプレイ221には、商品候補の写真画像および商品名が類似度の高いものから順に表示される。
なお、ディスプレイ221に商品候補の写真画像が表示されていても、これら商品候補に対する選択操作を受け付けない場合には、画像取得部90による画像の取得処理と、物体検出部91による物体の検出処理と、および類似度演算部93による類似度の演算処理とは継続される。
入力取得部97は、タッチパネル222またはキーボード23を介してディスプレイ221の表示に対応するオペレータの各種入力操作を受け付ける。例えば入力取得部97は、表示された写真画像に係る商品が確定商品であることを最終確認した旨の入力操作(確認操作)を受け付ける。確定通知部95は、入力取得部97が確認操作を受け付けた場合に確定画面をディスプレイ221に表示する。
入力取得部97は、ディスプレイ221に表示された商品候補の写真画像の中からいずれか1つの写真画像に対する選択操作を受け付ける。入力取得部97は、選択された写真画像の取扱商品を、商品に対する確定商品であるとして受け付ける。なお、物体検出部91が複数の商品を検出可能である場合には、入力取得部97は商品候補の中から、複数の商品候補の選択操作を受け付けてもよい。確定通知部95は、入力取得部97が選択操作を受け付けた場合に、受け付けた商品候補を確定商品として表示させた確定画面をディスプレイ221に表示させる。また、入力取得部97は、タッチパネル222またはキーボード23を介して、値引きシールに関するオペレータの処理方法選択を受け付ける。
シール情報認識部99は、商品に値引きシールが付されていた場合に、この値引きシールを認識して、値引き情報を認識する。
不整合報知部100は、認識部211aが新たに識別した商品に付された値引きシールの認識結果(値引き情報)と、外部装置7に格納されているジャーナル情報102の過去の同一種別の商品に係る値引き処理の履歴とを比較して不整合の有無を検出し、不整合が検出された場合には、この不整合情報を報知する。換言すると、不整合報知部100は、新たに識別した商品に付された値引きシールの認識結果と、過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果との不整合情報を報知する。
ジャーナル情報102は、過去に登録した各商品の商品IDと、この商品IDに係る商品に適用した値引き情報とが時系列で記録された履歴である。本実施形態ではジャーナル情報102は、外部装置7に格納されているが、これに限定されず、商品識別装置2やPOS端末3に格納されてもよい。
情報出力部98は、上述のようにして確定された確定商品について、その商品を示す情報(例えば、商品IDや商品名や値引き情報など)を、インタフェース25を介してPOS端末3に出力する。また、情報出力部98は、外部装置7に格納されたジャーナル情報102に確定商品に係る情報を出力し、この確定商品の情報を履歴に追加する。なお、情報出力部98は、タッチパネル222またはキーボード23を介して別途入力された販売個数を、商品IDなどと共にPOS端末3に出力してもよい。また、情報出力部98がPOS端末3に出力する情報としては、情報出力部98が特徴量ファイル361から読み出した商品IDを直接通知してもよいし、商品IDを特定することが可能な商品名、または、商品画像、写真画像のファイル名をPOS端末3に通知してもよい。
POS端末3の売上登録部991は、情報出力部98から出力された商品IDと販売個数とに基づいて、対応する商品の売上登録を行う。具体的にいうと、売上登録部991は、特徴量ファイル361を参照して、通知された商品IDおよび、これに対応する商品分類、商品名、単価、販売個数を売上マスタファイルなどに記録して売上登録(仮登録)を行う。
図4は、本実施形態における商品識別装置2の正面図である。
商品識別装置2は、カウンタ台5に設置されている。商品識別装置2は、薄型の矩形状のハウジング51と、このハウジング51の上部に取り付けられた表示・操作部22と、表示・操作部22の左奥側に裏向きに設置された顧客用ディスプレイ24とを含んで構成される。
このハウジング51の正面には、読取窓52が設けられる。
読取窓52には、照明271とカメラ27(撮像部)とが配置される。認識領域8Mは、カメラ27が物体を撮影し、この物体を検知して商品を特定する領域である。
この商品識別装置2には、認識領域8Mの中において、例えば値引きシールが付された商品がカメラ27に向けてかざされる。すると、商品識別装置2は、カメラ27による商品の撮像画像に基づいて、この商品および値引きシールを認識し、POS端末3に商品登録処理を行わせるものである。なお、商品に付された値引きシールは、カメラ27で撮像される向きで、認識領域8Mにかざされることが望ましい。
図5は、本実施形態における商品登録処理を示すフローチャートである。
本実施形態における商品登録処理は、例えば、オペレータが、第1の買物カゴ4L(図1参照)の商品を読取窓52のカメラ27にかざしたのち、第2の買物カゴ4Rに移動する。この際の、値引きシールが付された商品の登録にかかるものである。このとき、商品に値引きシールが付されていたならば、値引き処理を実行する。前回の取引との不整合が検出された場合には、オペレータに報知して確認を促している。なお、以下では適宜図3、図6〜図9を相互に参照する。
当初、認識部211aは、画像取得部90によりカメラ27に撮像オン信号を出力し、カメラ27による商品画像のキャプチャ(撮像)を開始し、その後、カメラ27が撮像してRAM213に保存したフレーム画像(撮像画像)を取り込む(ステップS10)。このとき、商品に値引きシールが付されていると、商品画像にも値引きシールが撮像される。
次に、認識部211aは、物体検出部91によりフレーム画像に対してオブジェクト認識処理を行い、商品である物体の全部または一部の認識(検出)を試み、更にシール情報認識部99により値引きシールの認識(検出)を試みる(ステップS20)。
認識部211aは、物体検出部91により、商品である物体の全部または一部の認識に成功したか否かを判断する(ステップS30)。認識部211aが商品である物体の認識に成功しなかったならば(ステップS30→No)、ステップS10の処理に戻り、商品画像やシール画像のキャプチャを繰り返す。認識部211aは、商品である物体の認識に成功したならば(ステップS30→Yes)、商品名と商品単価の検索と呼び出しを行う(ステップS40)。これにより認識部211aは、各商品の種別を識別する。
これらステップS10〜ステップS30は、具体的にいうと、オペレータが商品を読取窓52のカメラ27にかざし、商品識別装置2が、この商品である物体の検出に成功するまでの一連の処理である。
なお、本実施形態の認識部211aは、商品画像を認識することにより、この商品の種別を識別しているが、これに限られず、商品に付されたバーコードなどをスキャンして、この商品の種別を識別してもよい。
ステップS40にて認識部211aは、類似度演算部93により、商品の全部または一部の画像から商品の特徴量を読み取る。更に類似度判断部94により、類似度が所定閾値以上となる取扱商品が特徴量ファイル361にあるか否かを判定し、この商品の商品名と商品単価とを検索して呼び出す。
次に、認識部211aは、シール情報認識部99にて、値引きシールの認識に成功したか否かを判断する(ステップS50)。ここで認識部211aは、値引きシールを認識したならば(ステップS50→Yes)、ステップS60以下で示した値引きシール有りの一連の処理を行う。更に認識部211aは、値引きシールを認識しなかったならば(ステップS50→No)、ステップS100以下で示した値引きシール無しの一連の処理を行う。
なお、ステップS50は商品を認識するステップS30と同様にして値引きシールをオブジェクト認識してもよいし、その他の方法で認識してもよい。例えば、値引きシールがバーコードが印刷されている場合は、バーコード認識を行うようにしてもよい。この値引きシールの認識方法は特に限定されない。
(値引きシール有りの一連の処理)
値引きシール有りの一連の処理は、商品の種別と値引き情報とがともに認識される場合にあたる。ステップS60にて不整合報知部100は、新たに認識した商品の値引き情報と、過去の同一種別の商品に適用した値引き情報であるジャーナル情報102との間の不整合の有無を判定する。不整合報知部100は、不整合が無いならば(ステップS60→No)、新たに認識した商品の値引きシールに係る値引き情報に従って、この商品を仮登録し(ステップS170)、不整合が有るならば(ステップS60→Yes)、値引きシールの不整合を報知する(ステップS70)。
なお、不整合報知部100が不整合と判定しない場合は、商品および値引きシールの認識に成功し、新たに認識した値引き情報がジャーナル情報102に格納された過去の同一種別の商品に係る値引き処理情報と整合する場合である。つまり、ジャーナル情報102における過去の同一種別の商品の取引履歴に値引きシールに係る値引き情報が格納され、新たに認識した同一種別の商品にも、同一内容の値引きシールが貼られていた場合である。具体的にいうと、新たに識別した商品に「3割引」の値引きシールが貼られており、同一商品が過去に「3割引」の値引きシールが貼られており、3割引の処理によって登録された場合に該当する。このとき商品識別装置2は、新たに認識した値引きシールに記載された値引き情報に従って、商品の仮登録を行う(ステップS170)。
なお、不整合報知部100が不整合と判定する場合は、商品の種別の識別および値引きシールの認識に成功し、新たに認識した値引き情報がジャーナル情報102に格納された過去の同一種別の商品に係る値引き処理情報と整合しない場合である。つまり、ジャーナル情報102における過去の同一種別の商品の取引履歴には、値引き処理情報が格納されていないか、または新たに認識した値引きシールの値引き情報と相違する場合である。具体的にいうと、新たに認識した商品に「3割引」の値引きシールが貼られており、同一種別の商品が過去にシールが貼られておらず値引き無しで登録されたか、または「5割引」など異なる値引きシールが貼られており、異なる値引き処理が行われていた場合である。この状況は、タイムセールの開始直後の場合と、店舗側の過誤により値引きシールを誤って貼り付けた場合と、悪意の第三者が値引きシールを不正に貼り付けた場合などに発生する。
ここで、図6と図7を参照しながら、ステップS60にて不整合報知部100が行う値引きシールの不整合の有無の判定に関する具体的な処理方法を説明する。なお、図6と図7はいずれも、ジャーナル情報102が新たに認識した商品IDで絞り込まれた状態を示している。
レコード#1,#2は、この商品に関する履歴であるジャーナル情報102が示されている。その下に、新たに認識した値引きシールの情報がその下に示されている。
図6は、値引きシールの内容が相違する場合のジャーナル情報102を示す図である。
ジャーナル情報102aには、商品ID欄1021に紐付けられて、日時欄1022と、商品画像欄1023と、付票内容欄1024とを少なくとも含むようにして履歴情報が記録されている。これらは時系列順に記録されている。そして、各レコードの左端にはレコード番号が付されている。不整合報知部100は、ジャーナル情報102aを参照する際、認識した商品と同一の商品IDを有するレコードを絞り込む。
ここで、商品ID欄1021は、商品を一意に識別するための識別情報が格納される。商品IDは、例えば英数字の組み合わせで管理される。レコード#1,#2の商品ID欄1021には「21C987」と記載されている。これは、商品「にんじん」に係る商品IDである。
日時欄1022には、値引きシールを認識した日時に関する情報が格納される。例えば、図6のレコード#1には、「20150320100030」と記録されている。これは、2015年3月20日10時00分30秒に、この商品にかかる値引きシール情報を認識したことを意味している。
商品画像欄1023には、この商品を撮影した画像が記録されている。
付票内容欄1024は、値引きシールによる処理内容が記録される。図6のレコード#1,#2では、「3割引」の値引き処理の情報が記録されている。この付票内容欄1024には、他にも「5割引」、「半額」、「20円引き」などの値引き処理の情報が記録される。なお、値引き処理なしで商品が仮登録されたとき、付票内容欄1024には値引き無しを意味する「NaN」(Not a Number)が格納される。
以上の状態において、新たに認識した値引きシールの値引き情報が「半額」である場合を考える。これに対して、同一種別の商品の直前の取引履歴であるジャーナル情報102aのレコード#2は、付票内容欄1024が「3割引」であり、相違する。このとき不整合報知部100は、不整合ありと判定する。
図7は、値引き対象外の商品に値引きシールが付されている場合のジャーナル情報102を示す図である。図7のジャーナル情報102bの構成は、図6と同様である。
新たに認識された値引きシールの情報は、「3割引」である場合を考える。これに対して、同一種別の商品の直前の取引履歴であるジャーナル情報102aのレコード#2は、付票内容欄1024に、値引き無しを意味する「NaN」(Not a Number)が記録されている点で相違している。このときも不整合報知部100は、不整合ありと判定する。
図5に戻り、ステップS70にて不整合報知部100は、新たに認識した商品に付された値引き情報に不整合がある旨を報知し、オペレータに処理方法を選択させる。この報知画面を後記する図9(a)に示す。不整合報知部100は、この報知画面で、オペレータに対して、ジャーナル情報102に従って処理させるのか、または値引きシール情報に従って処理させるのかの選択肢を提示する。
この報知画面にて、オペレータは、タッチパネル222などの操作部を介して処理方法を選択する(ステップS80)。不整合報知部100は、オペレータが選択した処理方法に従って処理を分岐する。
オペレータが「値引きシール情報で処理」を選択したならば、商品登録装置1は、値引きシール情報に従って商品仮登録処理を行う(ステップS170)。すなわち情報出力部98は、商品種別と値引きシールの情報とを売上登録部991に出力し、売上登録部991は、商品に値引き情報を反映させて仮登録し、この商品の種別と値引き処理の情報とをジャーナル情報102に記録して(ステップS180)、図5の処理を終了する。
オペレータが「ジャーナル情報で処理」を選択したならば、商品登録装置1は、ジャーナル情報102に従って商品仮登録処理を行う(ステップS160)。すなわち情報出力部98は、商品種別とジャーナル情報102の値引き処理の情報とを売上登録部991に出力し、売上登録部991は、商品に値引き情報を反映させて仮登録し、この商品の種別と今回の値引き処理の情報とをジャーナル情報102に記録して(ステップS180)、図5の処理を終了する。
(値引きシール無しの一連の処理)
次に、値引きシール無しの一連の処理を説明する。この場合は、商品の種別が識別されたが、値引きシールなどによる値引き情報が認識されない場合にあたる。
ステップS100にて不整合報知部100は、新たに認識(識別)した商品と外部装置7に格納されたジャーナル情報102との間の不整合の有無を判定する。不整合報知部100は、不整合が無いならば(ステップS100→No)、新たに認識(識別)した商品の値引き無しで仮登録し(ステップS150)、不整合が有るならば(ステップS100→Yes)、値引きシールの不整合を報知する(ステップS110)。
なお、不整合報知部100により不整合が無いと判定する場合は、商品の認識に成功し、かつ値引きシールの認識に失敗し、ジャーナル情報102の同一種別の商品の取引履歴には値引き処理の情報がなく整合する場合である。つまり、ジャーナル情報102における過去の同一種別の商品の取引履歴には、値引き処理の情報が格納されておらず、新たに認識した同一種別の商品にも値引きシールが貼られていない場合である。このとき商品識別装置2は、値引き無しで商品の仮登録を行う(ステップS170)。
なお、不整合報知部100により不整合が有ると判定する場合は、商品の認識に成功し、かつ値引きシールの認識に失敗し、ジャーナル情報102の同一種別の商品の取引履歴には値引き処理の情報があり不整合が発生する場合である。つまり、ジャーナル情報102における過去の同一種別の商品の取引履歴には、値引き処理の情報が格納されているが、新たに認識した同一種別の商品には値引きシールが認識されず相違する場合である。
値引きシールの不整合を報知する場合は、具体的には、タイムセールの開始直後などで値引きシール有りの商品の登録直後に、値引きシール無しの同一種別の商品を登録することが考えられる。また、新たに認識した商品に値引きシールは付与されているが、オペレータがカメラ27にかざす方向が適切でなく、認識エラーとなった場合が考えられる。更に値引き対象商品でありながらも、過誤などにより値引きシールが付与されていない場合が考えられる。
ここで、図8を参照しながら、不整合報知部100が行うステップS100の判定処理を説明する。
図8は、過誤により商品に値引きシールが付け忘れられている場合のジャーナル情報の例を示している。
新たに認識された商品には値引きシールが認識されていない。これに対して、ジャーナル情報102cに基づく前回に認識した同一種別の商品は、「30円引」の値引き処理を行って登録された旨が記録されている。この場合不整合報知部100は、不整合ありと判定する。
図5に戻り、ステップS110にて、不整合報知部100は、新たな商品の値引きシールなしという認識結果に対して、ジャーナル情報102との間に不整合がある旨を報知し、オペレータに処理方法を選択させる。この報知画面を後記する図9(b)に示す。不整合報知部100は、この報知画面により、オペレータに対して、再スキャンするか、値引きシールなしで処理するか、または、ジャーナル情報102の同一種別の商品の取引履歴に基づく値引き情報で処理させるかの選択肢を提示する。
この報知画面にて、オペレータは、タッチパネル222などの操作部を介して処理方法を選択する(ステップS120)。不整合報知部100は、オペレータが選択した処理方法に従って処理を分岐する。
オペレータが「再スキャン」を選択したならば、商品登録装置1は、ステップS10に戻り再度この商品の画像をキャプチャする。「値引きシールなしで処理」を選択したならば、商品登録装置1は、値引き無しで商品仮登録処理を行う(ステップS150)。すなわち情報出力部98は、商品種別を売上登録部991に出力し、売上登録部991は、商品を仮登録し、この商品の種別をジャーナル情報102に記録して(ステップS180)、図5の処理を終了する。
オペレータが「ジャーナル情報で処理」を選択したならば、商品登録装置1は、ジャーナル情報102に従って商品仮登録処理を行う(ステップS160)。すなわち情報出力部98は、商品種別とジャーナル情報102の値引き情報とを売上登録部991に出力し、売上登録部991は、商品に値引き情報を反映させて仮登録し、この商品の種別と値引き情報とをジャーナル情報102に記録して(ステップS180)、図5の処理を終了する。
商品の値引き情報をジャーナル情報102に記録(ステップS180)することにより、例えばタイムセール開始直後など、値引きシール付きの商品と値引きシールなしの商品とが混在するような場合であっても、オペレータが選択した結果がジャーナル情報102に反映される。これにより不整合報知部100は、オペレータが適宜修正したジャーナル情報102に基づいて不整合を検知するので、単なる値引きシールの認識結果の不整合よりも的確に、その不整合を検知することができる。
図9(a),(b)を参照しながら、報知画面の例を説明する。
図9(a)は、ステップS70にて不整合報知部100がディスプレイ221に表示する報知画面800の例である。
この報知画面800には、カメラ27が新たに撮像した商品画像が今回枠801の中に表示され、ジャーナル情報102の商品画像欄1023に格納された過去の画像が前回枠802の中に表示される。
ここで、今回枠801の中の商品画像には、商品と共に、「半額」と記載された値引きシール803が併せて撮像されている。前回枠802の中の商品画像には、商品と共に、「3割引」と記載された値引きシール804が併せて撮像されている。このように、不整合報知部100は、ディスプレイ221に、カメラ27が新たに撮像した商品画像と、過去の同一商品に係る商品画像とを並べて表示して不整合を報知する。このようにすることで、オペレータに値引きシールの相違点を視認させることができ、短時間で状況把握を行わせることができる。また、値引きシールの認識エラー等があった場合でも、オペレータがこれを容易に把握することができる。
また、今回枠801、および前回枠802の撮像画像の下方には、「シールの内容が前回と相違します!」との報知メッセージ805が表示されている。なお、報知メッセージ805は、オペレータに対して不整合の内容を示して注意を促すコメントである。
さらには、報知画面800の下方には、「このシール『半額』で処理」の確認ボタン806、「前回のシール『3割引』で処理」の確認ボタン807が表示されている。これら確認ボタン806,807は、オペレータに選択肢を提示するものである。確認ボタン806には、商品登録装置1が新たに識別した商品に付された値引きシールの認識結果が表示される。確認ボタン807には、過去の同一種別の商品に係る値引きシールの処理結果が表示される。これにより商品登録装置1は、値引きシールの認識結果と、過去の同一種別の商品に係る値引きシールの処理結果との不整合を報知する。
具体的にいうと、3割引の商品が存在し、この商品の更なる値引きにより3割引の値引きシールの上に半額の値引きシールが貼られたとき、図9(a)に示す不整合が発生する。このときオペレータは、「このシール『半額』で処理」の確認ボタン806にタップする。これにより商品登録装置1は、半額の値引き処理を行い、この値引き処理の結果をジャーナル情報102に記録する。
単なる値引きシールの付け間違いにより、3割引の商品に対して半額の値引きシールが貼られる場合にも、図9(a)に示す不整合が発生する。このときオペレータは、「前回のシール『3割引』で処理」の確認ボタン807にタップする。これにより商品登録装置1は、3割引の値引き処理を行い、この値引き処理の結果をジャーナル情報102に記録する。
次に、図9(b)は、ステップS110にて不整合報知部100がディスプレイ221に表示する報知画面800の例である。
この報知画面800では、今回枠801の中の画像には、値引きシールが付されていない商品が撮像されている。その一方で、前回枠802の中の商品画像には、「3割引」と記載された値引きシール804が併せて撮像されている。
また、今回枠801、および前回枠802の撮像画像の下方には、「前回はシール付きで登録されています!」との報知メッセージ808が表示されている。報知メッセージ808は、オペレータに対して不整合の内容を示して注意を促すメッセージである。
さらには、報知画面800の下方には、「再スキャン」の確認ボタン809、「前回と同じシールで処理」の確認ボタン810、「シールなしで処理」の確認ボタン811が表示されている。この確認ボタン809〜811は、オペレータに提供する選択肢を表示するものである。
具体的にいうと、3割引の商品について、オペレータが、商品に付された値引きシールをカメラ27にかざさなかったとき、図9(b)に示す不整合が発生する。このときオペレータは、「再スキャン」の確認ボタン809にタップして、値引きシールをカメラ27にかざす。これにより商品登録装置1は、値引きシールを認識することができる。
更に、3割引のタイムセールが終了して3割引の値引きシールの上に白紙のシールなどが貼られると、図9(b)に示す不整合が発生する。このときオペレータは、「シールなしで処理」の確認ボタン811にタップする。これにより商品登録装置1は、値引き処理なしで商品登録を行い、値引き無しの結果をジャーナル情報102に記録する。
また、過誤により3割引の商品の値引きシールが剥がれているときも、図9(b)に示す不整合が発生する。このときオペレータは、「前回と同じシールで処理」の確認ボタン810にタップする。これにより商品登録装置1は、前回と同じ3割引の値引き処理で商品登録を行い、この3割引の値引き処理の結果をジャーナル情報102に記録する。
なお、この例に限られず、確認ボタン810に、「前回と同じ『3割引』で処理」と表示させてもよい。これによりオペレータは、過去の同一種別の商品に係る値引き処理結果を知ることができ、この選択肢が適切か否かを判断可能となる。
以上によって、商品登録装置1は、ある商品を識別した場合に、値引きシールが貼られていたら、その値引きシールを認識して値引きする。
商品登録装置1は、ある商品に値引きシールが貼られていることを認識して値引き処理したら、次に同一種別の商品を認識(識別)してその商品に値引きシールが認識できない場合に、その旨を示す注意文を報知して店員に注意を促す。更に商品登録装置1は、ある商品に値引きシールが貼られておらず値引き処理しなかったら、次に同一種別の商品を認識(識別)してその商品に値引きシールが認識された場合にも、その旨を示す注意文を報知して店員に注意を促す。これにより、過誤によるシールの貼り間違いや、悪意によるシールの貼り替えやシールの剥がしを検知して、店員に注意を促すことができる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(e)のようなものがある。
(a) 商品の特定方法は、オブジェクト認識に限定されない。例えば、読取窓にバーコードスキャナやバーコードリーダなどを組み込んで、商品に印刷されたバーコードなどを読み取って商品を特定してもよい。
(b) 上記実施形態の不整合報知部100は、直前のジャーナル情報102に記録された履歴を参照している。しかしこれには特に限定されない。つまり、直前から所定回数前までのジャーナル情報102の履歴を参照してもよい。
(c) 値引きシールに代えて、例えばボーナスポイントが付与される旨のポイント還元シールを商品に貼り付け、このシールの不整合を検知してもよく、また単なる価格シールであってもよい。
(d) 不整合報知部100による不整合の報知は、オペレータが認識可能であればよく、報知方法は、画面表示による報知に限られず、音声、振動などでもよい。
(e) 上記実施形態の不整合報知部100は、新たに認識した値引き情報とジャーナル情報102に記録された履歴との不整合を検知すると、これを報知すると共にオペレータに選択肢を提示している。しかし、これに限られず、単に報知したのちにデフォルトの処理を行うようにしてもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
商品の種別を識別する商品識別部と、
前記商品に付された付票の情報を認識する認識部と、
前記商品識別部が新たに識別した商品に付された付票の認識結果と、過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果との不整合を報知する不整合報知部と、
を備えることを特徴とする商品登録装置。
<請求項2>
前記商品識別部は、撮像部が撮像した商品の画像により当該商品の種別を識別する、
ことを特徴とする請求項1に記載の商品登録装置。
<請求項3>
前記商品識別部は、商品に付されたコード情報により当該商品の種別を識別する、
ことを特徴とする請求項1に記載の商品登録装置。
<請求項4>
前記認識部は、商品に付された付票のコード情報により当該付票の情報を認識する、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の商品登録装置。
<請求項5>
前記認識部は、撮像部が撮像した商品の画像により当該商品に付された付票の情報を認識する、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の商品登録装置。
<請求項6>
画像を表示する表示部をさらに備え、
前記不整合報知部は、前記表示部の表示により不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の商品登録装置。
<請求項7>
前記不整合報知部は、前記表示部に、新たに識別した商品を撮像した画像および過去の同一種別の商品を撮像した画像を表示させて不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項6に記載の商品登録装置。
<請求項8>
前記不整合報知部は、新たに識別した商品を撮像した画像から付票を認識し、かつ過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果とは相違するならば、新たに認識した付票の情報と過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果情報とを前記表示部に表示させて不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の商品登録装置。
<請求項9>
前記不整合報知部は、新たに識別した商品を撮像した画像から付票を認識し、かつ過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果が付票無しならば、新たに認識した付票の情報と、過去の同一種別の商品は付票無しで処理した旨を前記表示部に表示させて不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の商品登録装置。
<請求項10>
前記不整合報知部は、新たに識別した商品の画像から付票を認識せず、かつ過去の同一種別の商品は付票有りで処理したならば、新たに識別した商品には付票が付されていない旨と、過去の同一種別の商品は付票有りで処理した旨とを前記表示部に表示させて不整合を報知する、
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の商品登録装置。
<請求項11>
商品識別部が商品の種別を識別するステップと、
認識部が、前記商品に付された付票の情報を認識するステップと、
不整合報知部が、前記商品識別部が新たに識別した商品に係る付票の認識結果と、過去の同一種別の商品に係る付票の認識結果との不整合を報知するステップと、
を実行することを特徴とする商品登録方法。
1 商品登録装置
100 不整合報知部
102 ジャーナル情報
2 商品識別装置
211a 認識部
22 表示・操作部
27 カメラ (撮像部)
98 情報出力部
99 シール情報認識部

Claims (11)

  1. 商品の種別を識別する商品識別部と、
    前記商品に付された付票の情報を認識する認識部と、
    前記商品識別部が新たに識別した商品に付された付票の認識結果と、過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果との不整合を報知する不整合報知部と、
    を備えることを特徴とする商品登録装置。
  2. 前記商品識別部は、撮像部が撮像した商品の画像により当該商品の種別を識別する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品登録装置。
  3. 前記商品識別部は、商品に付されたコード情報により当該商品の種別を識別する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の商品登録装置。
  4. 前記認識部は、商品に付された付票のコード情報により当該付票の情報を認識する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の商品登録装置。
  5. 前記認識部は、撮像部が撮像した商品の画像により当該商品に付された付票の情報を認識する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の商品登録装置。
  6. 画像を表示する表示部をさらに備え、
    前記不整合報知部は、前記表示部の表示により不整合を報知する、
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の商品登録装置。
  7. 前記不整合報知部は、前記表示部に、新たに識別した商品を撮像した画像および過去の同一種別の商品を撮像した画像を表示させて不整合を報知する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の商品登録装置。
  8. 前記不整合報知部は、新たに識別した商品を撮像した画像から付票を認識し、かつ過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果とは相違するならば、新たに認識した付票の情報と過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果情報とを前記表示部に表示させて不整合を報知する、
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の商品登録装置。
  9. 前記不整合報知部は、新たに識別した商品を撮像した画像から付票を認識し、かつ過去の同一種別の商品に係る付票の処理結果が付票無しならば、新たに認識した付票の情報と、過去の同一種別の商品は付票無しで処理した旨を前記表示部に表示させて不整合を報知する、
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の商品登録装置。
  10. 前記不整合報知部は、新たに識別した商品の画像から付票を認識せず、かつ過去の同一種別の商品は付票有りで処理したならば、新たに識別した商品には付票が付されていない旨と、過去の同一種別の商品は付票有りで処理した旨とを前記表示部に表示させて不整合を報知する、
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の商品登録装置。
  11. 商品識別部が商品の種別を識別するステップと、
    認識部が、前記商品に付された付票の情報を認識するステップと、
    不整合報知部が、前記商品識別部が新たに識別した商品に係る付票の認識結果と、過去の同一種別の商品に係る付票の認識結果との不整合を報知するステップと、
    を実行することを特徴とする商品登録方法。
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