JP6409330B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

この発明は、光源として半導体発光素子を使用する車両用灯具に関するものである。
この種の車両用灯具は、従来からある(たとえば、特許文献1、特許文献2)。以下、特許文献1、2の従来の車両用灯具について説明する。
特許文献1の従来の車両用灯具は、複数のLEDを備える光源ユニットと、光源制御装置とを有し、光源制御装置が、第1回路基板と第2回路基板とを備え、第1回路基板および第2回路基板が、コネクタをそれぞれ有するものである。特許文献1の従来の車両用灯具は、回路基板を第1回路基板と第2回路基板とに分割するものであるから、回路基板のレイアウト(配置)について考慮されている。特許文献2の従来の車両用灯具は、複数のLEDが配置されている光源と、光源をそれぞれ搭載する第1基板および第2基板とを有するものである。特許文献2の従来の車両用灯具は、基板を第1基板および第2基板とに分割するものであるから、基板のレイアウト(配置)について考慮されている。
特開2013−100056号公報 特開2013−168434号公報
ところが、特許文献1の従来の車両用灯具においては、第1回路基板および第2回路基板にはコネクタがそれぞれ設けられているが、その第1回路基板および第2回路基板にはLEDがそれぞれ設けられていない。特許文献2の従来の車両用灯具においては、第1基板および第2基板にはLEDがそれぞれ設けられているが、その第1基板および第2基板にはコネクタがそれぞれ設けられていない。
このために、特許文献1の従来の車両用灯具においては、第1回路基板および第2回路基板にそれぞれ設けられているコネクタと、第1回路基板および第2回路基板にそれぞれ設けられていないLEDとのレイアウト(配置)について、何ら考慮されていない。特許文献2の従来の車両用灯具においては、第1基板および第2基板にそれぞれ設けられているLEDと、第1基板および第2基板にそれぞれ設けられていないコネクタとのレイアウト(配置)について、何ら考慮されていない。
この発明が解決しようとする課題は、従来の車両用灯具では、LEDとコネクタとのレイアウトについて何ら考慮されていない、という点にある。
この発明は、灯室を区画するランプハウジングおよびランプレンズと、灯室内に配置されているランプユニットと、を備え、ランプユニットが、光源と、光源からの光を配光制御する配光制御部材と、を備え、光源が、半導体発光素子と、コネクタと、半導体発光素子およびコネクタがそれぞれ実装されている基板と、から構成されていて、基板が、少なくとも、半導体発光素子が実装されている第1基板と、コネクタが実装されている第2基板と、に分割されており、第1基板と前記第2基板とが、第1基板における半導体発光素子が実装されていない側の面と第2基板におけるコネクタが実装されていない側の面とを対向させると共に、相互に平行もしくはほぼ平行に配置されている、ことを特徴とする。
この発明は配光制御部材が、ランプレンズと光源との間に配置され、光透過性を有する配光制御部と、配光制御部と一体に設けられる取付部と、を備え、第1基板が、半導体発光素子を配光制御部と対向させた状態で位置決めされて配光制御部材の取付部に固定され、第2基板が、第1基板に形成された貫通孔を通じて、配光制御部材に対する位置決めがなされると共に取付部に固定され、コネクタが、第2基板における第1基板と対向する面と反対側の面の縁部に実装される、ことを特徴とする。
この発明は、基板には、光軸調整時において、他の部材との干渉を防ぐ切欠が設けられている、ことを特徴とする。
この発明は、基板が、放熱作用を有する、ことを特徴とする。
この発明は、第1基板および第2基板が、配光制御部材に取り付けられている、ことを特徴とする。
この発明の車両用灯具は、基板を、少なくとも、半導体発光素子が実装されている第1基板と、コネクタが実装されている第2基板と、に分割するものである。このために、第1基板に実装されている半導体発光素子のレイアウトと第2基板に実装されているコネクタのレイアウトとを、相互に干渉されずに自由に設定することができる。このように、半導体発光素子とコネクタとのレイアウトについて十分に考慮されている。
図1は、この発明にかかる車両用灯具の実施形態を示す背面図である。 図2は、要部すなわち第1基板および第2基板およびインナーレンズおよびインナーパネルの一部を示す背面図である。 図3は、要部すなわち第1基板およびインナーレンズおよびインナーパネルの一部を示す背面図である。 図4は、要部すなわちインナーレンズおよびインナーパネルの一部を示す背面図である。 図5は、要部すなわちインナーパネルの一部を示す背面図である。 図6は、第2基板を示す背面図である。 図7は、第1基板を示す背面図である。 図8は、インナーレンズを示す背面図である。 図9は、図2における、IXA−IXA線断面図、IXB−IXB線断面図、IXC−IXC線断面図である。 図10は、要部すなわち第1基板および第2基板およびインナーレンズおよびインナーパネルの一部およびランプハウジングの一部およびランプレンズの一部を示す縦断面図(垂直断面図)である。
以下、この発明にかかる車両用灯具の実施形態の1例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。この明細書において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用灯具を車両に装備した際の前、後、上、下、左、右である。
(実施形態の構成の説明)
以下、この実施形態にかかる車両用灯具の構成について説明する。図10中、符号1は、この実施形態にかかる車両用灯具である。前記車両用灯具1は、たとえば、車両用前照灯やヘッドランプなどのフロントコンビネーションランプのデイタイムランニングランプである。前記車両用灯具1は、車両(図示せず)の前部の左右両側に搭載されている。なお、図10中の二点鎖線にて示す部材は、バンパーである。
(車両用灯具1の説明)
前記車両用灯具1は、図10に示すように、ランプハウジング10と、ランプレンズ(たとえば、素通しのアウターカバー、アウターレンズなど)11と、デイタイムランニングランプとしてのランプユニット2と、インナーパネル(インナーハウジング)3と、を備えるものである。
前記ランプユニット2および前記インナーパネル3は、前記ランプハウジング10および前記ランプレンズ11により区画されている灯室12内に配置されている。なお、前記灯室12内には、前記ランプユニット2以外に、ロービームとハイビーム切替用のヘッドランプ(図示せず)、クリアランスランプ20(図1を参照)、ターンシグナルランプなどの他のランプユニット(図示せず)が配置されている。前記ヘッドランプは、光軸調整機構(図示せず)を介して光軸調整可能に前記ランプハウジング10に取り付けられている。
前記ランプハウジング10には、電源ハーネス13がグロメット14を介して挿通している。前記電源ハーネス13の一端は、図示されていない電源(バッテリー)に電気的に接続されている。前記電源ハーネス13の他端は、電源コネクタ15が電気的に接続されている。前記電源ハーネス13は、前記ランプユニット2および前記クリアランスランプ20に電気(電力)を供給するものである。
図1に示すように、前記クリアランスランプ20には、ランプハーネス21の一端が電気的に接続されている。前記ランプハーネス21の他端には、ランプコネクタ22が電気的に接続されている。
(ランプユニット2の説明)
前記ランプユニット2は、光源4と、前記光源4からの光を配光制御する配光制御部材としてのインナーレンズ5と、を備える。前記ランプユニット2は、前記インナーパネル3と共に前記ランプレンズ11にスクリュー16、161により取り付けられている。すなわち、前記ランプユニット2は、前記ランプハウジング10および前記ランプレンズ11に対して固定されている。
(光源4の説明)
前記光源4は、半導体発光素子40と、コネクタ41、42と、制御回路用の電子部品43と、前記半導体発光素子40および前記コネクタ41、42および前記電子部品43がそれぞれ実装されている基板6、7と、から構成されている。
前記半導体発光素子40は、この例では、たとえば、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体(この実施形態ではLED)を使用する。前記半導体発光素子40は、図3、図7に示すように、背面視もしくは正面視(前記基板6、7の実装面に対して垂直方向もしくはほぼ垂直方向から見て)微小な矩形(正方形もしくは長方形)形状の半導体チップ(光源チップ、LEDチップ、発光チップ、ベアチップ)からなる。
前記コネクタ41、42は、前記電源コネクタ15と電気的に断続可能に接続しかつ機械的に着脱可能に取り付ける第1コネクタ41と、前記ランプコネクタ22と電気的に断続可能に接続しかつ機械的に着脱可能に取り付ける第2コネクタ42と、からなる。
前記電子部品43は、たとえば、抵抗、コンデンサ、ダイオードなどから構成されている。前記電子部品43は、前記半導体発光素子40への給電、および、前記クリアランスランプ20の光源(図示せず)への給電を制御するものである。前記電子部品43は、熱を発生する。
(基板6、7の説明)
前記基板6、7は、前記半導体発光素子40が実装されている第1基板6と、前記コネクタ41、42および前記電子部品43が実装されている第2基板7と、に分割されている。前記第1基板6と前記第2基板7とは、前記基板6、7の前記実装面に対して、相互に平行もしくはほぼ平行に配置されている。前記第1基板6および前記第2基板7は、平板から構成されている。前記第1基板6および前記第2基板7の一平面もしくは両平面が前記実装面を構成する。
前記第1基板6および前記第2基板7は、放熱作用を有する。すなわち、前記第1基板6および前記第2基板7の前記実装面には、銅などの通電用兼放熱用の金属部材(図示せず)からなる配線(プリント配線など)が設けられている。前記第1基板6および前記第2基板7は、前記インナーレンズ5にスクリュー50、501により取り付けられている。前記インナーレンズ5は、前記の通り、前記インナーパネル3と共に前記ランプレンズ11に前記スクリュー16、161により取り付けられている。
(第1基板6の説明)
前記第1基板6は、図1〜図3、図7、図9、図10に示すように、背面視もしくは正面視ほぼ長方形の平板形状をなす。前記第1基板6の正面の前記実装面の前記配線上には、前記半導体発光素子40が3個等間隔もしくはほぼ等間隔に実装されている。前記第1基板6の正面の前記実装面の前記配線上には、2本の中継ハーネス60の一端が半田など(図示せず)により電気的に接続されている。
前記第1基板6には、2個の前記スクリュー50の挿通用の小円形状の挿通孔61と、1個の小円形状の位置決め孔62と、1個の長円形状の位置決め孔63と、2個の上円下方形状(鍵穴形状)の貫通孔64と、1個の四角形状の貫通孔65と、がそれぞれ設けられている。
(第2基板7の説明)
前記第2基板7は、図1、図2、図6、図9、図10に示すように、背面視もしくは正面視ほぼ長方形の平板形状をなす。前記第2基板7は、前記第1基板6よりも一回り小さい。前記第2基板7の背面の前記実装面には、前記第1基板6と同様に、銅などの通電用兼放熱用の金属部材(図示せず)からなる配線(プリント配線など)が設けられている。前記第2基板7の背面の前記実装面の前記配線上には、前記コネクタ41、42および前記電子部品43がそれぞれ実装されている。
前記コネクタ41、42は、前記第2基板7の縁に位置する。すなわち、前記第1コネクタ41の前記電源コネクタ15との接続面が前記第2基板7の下側の縁に位置する。また、前記第2コネクタ42の前記ランプコネクタ22との接続面が前記第2基板7の右側の縁に位置する。前記第2基板7の背面の前記実装面の前記配線上には、2本の前記中継ハーネス60の他端が半田など(図示せず)により電気的に接続されている。
前記第2基板7の縁であって、前記ヘッドランプが隣り合う縁この例では上縁には、切欠70が設けられている。前記切欠70は、光軸調整時において、前記ヘッドランプが上下また左右に回動する際に、前記第2基板7と前記ヘッドランプとが相互に干渉するのを防ぐものである。
前記第2基板7には、2個の前記スクリュー501の挿通用の小円形状の挿通孔71と、2個の小円形状の位置決め孔72とが、それぞれ設けられている。2個の前記挿通孔71と2個の前記位置決め孔72とは、それぞれ、相互に隣接して、かつ、前記第1基板6の2個の前記貫通孔64に対応して、設けられている。2個の前記挿通孔71および2個の前記位置決め孔72の縁には、上大円下小円形状(逆だるま形状)の座73が、前記第1基板6の2個の前記貫通孔64に対応して、それぞれ設けられている。
(インナーレンズ5の説明)
前記インナーレンズ5は、光透過性の部材から構成されている。前記インナーレンズ5は、図1〜図4、図8〜図10に示すように、配光制御部51と、取付部52と、が一体に設けられている。
前記配光制御部51は、3個の前記半導体発光素子40と対応するように3個設けられている。前記配光制御部51は、背面視もしくは正面視円形形状もしくはほぼ円形形状をなす。前記配光制御部51は、前記半導体発光素子40からの光を所定の配光パターン、この例では、デイタイムランニングランプ用の配光パターン(図示せず)に配光制御して車両の外側に照射するものである。
3個の前記配光制御部51の周囲には、レンズ部53が一体に設けられている。前記レンズ部53には、プリズムが設けられている。
前記取付部52は、前記配光制御部51および前記レンズ部53の左右両側および下側に一体に設けられている。前記取付部52には、2個の円筒形状の第1取付ボス部510と、2個の小円柱形状の第1位置決めピン511と、1個の横T字(ト字)形状の第1保持凸部512と、がそれぞれ設けられている。2個の前記第1取付ボス部510は、前記第1基板6の2個の前記挿通孔61にそれぞれ対応して、設けられている。2個の前記第1位置決めピン511は、前記第1基板6の2個の前記位置決め孔62、63にそれぞれ対応して、設けられている。
前記取付部52には、2個の円筒形状の第2取付ボス部520と、2個の小円柱形状の第2位置決めピン521と、1個のT字形状の第2保持凸部522と、2個の上円下方形状(鍵穴形状)の凸部523と、がそれぞれ設けられている。2個の前記第2取付ボス部520は、前記第2基板7の2個の前記挿通孔71にそれぞれ対応して、設けられている。2個の前記第2位置決めピン521は、前記第2基板7の2個の前記位置決め孔72にそれぞれ対応して、設けられている。2個の前記第2取付ボス部520と2個の前記第2位置決めピン521とは、それぞれ、相互に隣接して、かつ、前記第1基板6の2個の前記貫通孔64に対応して、設けられている。2個の前記第2取付ボス部520および2個の前記第2位置決めピン521の縁には、2個の前記凸部523が、前記第1基板6の2個の前記貫通孔64に対応して、それぞれ設けられている。
前記取付部52には、3個の前記スクリュー16、161の挿通用の小円形状の挿通孔531と、1個の小円形状の位置決め孔532と、1個の長円形状の位置決め孔533と、がそれぞれ設けられている。
(インナーパネル3の説明)
前記インナーパネル3は、光不透過性の部材から構成されている。前記インナーパネル3は、図1〜図5、図9、図10に示すように、前記ランプハウジング10と前記ランプレンズ11との間に配置されている。前記ランプユニット2および前記クリアランスランプ20がそれぞれ取り付けられている。前記インナーパネル3には、前記ランプユニット2用のほぼ長方形状の開口部30と、前記ヘッドランプ用の円形の開口部31と、前記ターンシグナルランプなどの他のランプユニット用のほぼ長方形状の開口部32と、がそれぞれ設けられている。
前記インナーパネル3には、2個の前記スクリュー16の挿通用の小円形状の挿通孔33と、1個の円筒形状の取付ボス部34と、2個の小円柱形状の位置決めピン35と、がそれぞれ設けられている。2個の前記挿通孔33と1個の前記取付ボス部34とは、前記インナーレンズ5の3個の前記挿通孔531にそれぞれ対応して設けられている。2個の前記位置決めピン35は、前記インナーレンズ5の2個の前記位置決め孔532、533にそれぞれ対応して設けられている。
(ランプユニット2、インナーパネル3の組立の説明)
まず、図3、図9(B)に示すように、前記第1基板6を前記インナーレンズ5に2本の前記スクリュー50により取り付ける(固定する)。すなわち、前記インナーレンズ5の2個の前記第1位置決めピン511を前記第1基板6の2個の前記位置決め孔62、63にそれぞれ挿入して前記インナーレンズ5と前記第1基板6との相対位置を決める。このとき、前記インナーレンズ5の2個の前記第2取付ボス部520および2個の前記第2位置決めピン521および2個の前記凸部523は、前記第1基板6の2個の前記貫通孔64の中をそれぞれ貫通している。また、前記インナーレンズ5の1個の前記第2保持凸部522は、前記第1基板6の1個の前記貫通孔65の中を貫通している。
前記の状態において、2本の前記スクリュー50を、前記第1基板6の2個の前記挿通孔61の中を挿通させて、前記インナーレンズ5の2個の前記第1取付ボス部510のネジ孔に、ねじ込む。これにより、前記第1基板6は、前記インナーレンズ5に取り付けられる(固定される)。このとき、前記インナーレンズ5の2個の前記第1取付ボス部510と1個の前記第1保持凸部512とは、前記第1基板6の正面を3点で保持する。これにより、前記第1基板6は、安定して保持される。また、前記第1基板6の3個の前記半導体発光素子40は、前記インナーレンズ5の3個の配光制御部51にそれぞれ対向する。
つぎに、図2、図9(C)に示すように、前記第2基板7を前記インナーレンズ5に2本の前記スクリュー501により取り付ける(固定する)。すなわち、前記インナーレンズ5の2個の前記第2位置決めピン521を前記第2基板7の2個の前記位置決め孔72にそれぞれ挿入して前記インナーレンズ5と前記第2基板7との相対位置を決める。
前記の状態において、2本の前記スクリュー501を、前記第2基板7の2個の前記挿通孔71の中を挿通させて、前記インナーレンズ5の2個の前記第2取付ボス部520のネジ孔に、ねじ込む。これにより、前記第2基板7は、前記インナーレンズ5に取り付けられる(固定される)。このとき、前記インナーレンズ5の2個の前記第2取付ボス部520と1個の前記第2保持凸部522とは、前記第2基板7の正面を3点で保持する。これにより、前記第2基板7は、安定して保持される。また、前記第2基板7の前記コネクタ41、42および前記電子部品43は、前記インナーレンズ5と反対側に位置する。ここで、前記第1基板6と前記第2基板7とに、2本の前記中継ハーネス60の両端をそれぞれ半田などにより電気的に接続する。
それから、図4、図9(A)に示すように、前記第1基板6および前記第2基板7が固定されている前記インナーレンズ5を前記インナーパネル3に1本の前記スクリュー161により取り付ける(固定する)。すなわち、前記インナーパネル3の2個の前記位置決めピン35を前記インナーレンズ5の2個の前記位置決め孔532、533にそれぞれ挿入して前記インナーパネル3と前記インナーレンズ5との相対位置を決める。
前記の状態において、1本の前記スクリュー161を、前記インナーレンズ5の1個の前記挿通孔531の中を挿通させて、前記インナーパネル3の1個の前記取付ボス部34のネジ孔に、ねじ込む。これにより、前記インナーレンズ5は、前記インナーパネル3に取り付けられる(固定される)。このとき、前記インナーレンズ5の2個の前記挿通孔531と前記インナーパネル3の2個の前記挿通孔33とは、合致する。前記インナーレンズ5の3個の前記配光制御部51および前記レンズ部53は、前記インナーパネル3の前記開口部30中に嵌合する。
そして、図9(B)、図10に示すように、前記第1基板6および前記第2基板7が固定されている前記インナーレンズ5を前記インナーパネル3と共に(一緒に)前記ランプレンズ11に2本の前記スクリュー16により取り付ける(固定する)。すなわち、2本の前記スクリュー16を、前記インナーレンズ5の2個の前記挿通孔531の中および前記インナーパネル3の2個の前記挿通孔33の中をそれぞれ挿通させて、前記ランプレンズ11の2個のネジ孔に、ねじ込む。これにより、前記第1基板6および前記第2基板7が固定されている前記インナーレンズ5を前記インナーパネル3と共に(一緒に)前記ランプレンズ11に取り付けられる(固定される)。ここで、前記第2基板7の前記第1コネクタ41に前記電源コネクタ15を電気的に断続可能に接続しかつ機械的に着脱可能に取り付ける。また、前記第2基板7の前記第2コネクタ42に前記ランプコネクタ22を電気的に断続可能に接続しかつ機械的に着脱可能に取り付ける。
(実施形態の作用の説明)
この実施形態にかかる車両用灯具1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
ランプユニット2の半導体発光素子40を点灯する。すると、半導体発光素子40から放射された光は、インナーレンズ5の配光制御部51を透過する際に、この配光制御部51において所定の配光パターンこの例ではデイタイムランニングランプ用の配光パターンに配光制御される。インナーレンズ5の配光制御部51からデイタイムランニングランプ用の配光パターンが車両の外部に照射される。このとき、半導体発光素子40および電子部品43において発生する熱は、第1基板6および第2基板7を介して外部に放出される。
また、クリアランスランプ20の光源を点灯すると、この光源から放射された光は、クリアランスランプ用の配光パターンとして車両の外部に照射される。さらに、ヘッドランプの光源を点灯すると、この光源から放射された光は、切り替え可能のロービーム用配光パターンまたはハイビーム用配光パターンとして車両の外部に照射される。さらにまた、ターンシグナルランプなどの他のランプユニットなどの光源を点灯すると、この光源から放射された光は、ターンシグナルランプなどの他のランプユニット用配光パターンとして車両の外部に照射される。
(実施形態の効果の説明)
この実施形態にかかる車両用灯具1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態にかかる車両用灯具1は、基板6、7を、半導体発光素子40が実装されている第1基板6と、コネクタ41、42が実装されている第2基板7と、に分割するものである。このために、第1基板6に実装されている半導体発光素子40のレイアウトと第2基板7に実装されているコネクタ41、42のレイアウトとを、相互に干渉されずに自由に設定することができる。このように、半導体発光素子40とコネクタ41、42とのレイアウトについて十分に考慮されている。すなわち、コネクタ41、42の位置を、半導体発光素子40の位置により拘束されずに自由に設定することができるので、コネクタ41、42と電源コネクタ15、ランプコネクタ22との接続作業が容易となる。
この実施形態にかかる車両用灯具1は、第1基板6と第2基板7とが基板6、7の実装面に対して、相互に平行もしくはほぼ平行に(前後に、あるいは、正面側と背面側とに)配置されている。このために、基板6、7の実装面に対して垂直方向もしくはほぼ垂直方向の基板6、7の設置スペースが大きくなるが、基板6、7の実装面方向の基板6、7の設置スペースを約半分に小さくすることができる。これにより、半導体発光素子40とコネクタ41、42とのレイアウトの自由度が増す。すなわち、コネクタ41、42の位置をさらに自由に設定することができるので、コネクタ41、42と電源コネクタ15、ランプコネクタ22との接続作業がさらに容易となる。
この実施形態にかかる車両用灯具1は、第2基板7のヘッドランプが隣り合う上縁には、切欠70が設けられている。このために、光軸調整時において、ヘッドランプが上下また左右に回動する際に、切欠70のところを通る。この結果、第2基板7とヘッドランプとが相互に干渉するのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる車両用灯具1は、基板6、7の実装面には銅などの通電用兼放熱用の金属部材(図示せず)からなる配線(プリント配線など)が設けられている。このために、基板6、7には放熱作用を有する。これにより、基板6、7を、放熱作用のために、ある程度の大きさにする必要がある。ここで、この実施形態にかかる車両用灯具1は、基板6、7を第1基板6と第2基板7とに分割するものであるから、基板6、7をある程度の大きさにしても、分割された基板6、7の設置スペースに対して何ら問題がない。
この実施形態にかかる車両用灯具1は、第1基板6および第2基板7がインナーレンズ5にブラケットなどを介さずに直接取り付けられているので、第1基板6および第2基板7とインナーレンズ5との相対位置精度が向上される。この結果、ランプユニット2の配光を高精度に制御することができる。
この実施形態にかかる車両用灯具1は、第1基板6および第2基板7が固定されているインナーレンズ5をインナーパネル3と共に(一緒に)ランプレンズ11に取り付けるものである。このために、第1基板6および第2基板7をインナーレンズ5およびインナーパネル3を介してランプレンズ11に確実に取り付けることができる。
この実施形態にかかる車両用灯具1は、第1コネクタ41の電源コネクタ15との接続面が第2基板7の下側の縁に位置し、また、第2コネクタ42のランプコネクタ22との接続面が第2基板7の右側の縁に位置する。このために、第1コネクタ41と電源コネクタ15との接続作業、および、第2コネクタ42とランプコネクタ22との接続作業が容易となる。
(実施形態以外の例の説明)
なお、前記の実施形態においては、フロントコンビネーションランプのデイタイムランニングランプについて説明するものである。ところが、この発明においては、フロントコンビネーションランプのデイタイムランニングランプ以外の車両用灯具、たとえば、フロントコンビネーションランプのロービームランプ、ハイビームランプ、ロービームハイビーム切替ランプ、フォグランプ、クリアランスランプ、ターンシグナルランプ、あるいは、リヤコンビネーションランプのターンシグナルランプ、クリアランスランプ、テールランプ、ストップランプなどにも適用することができる。
また、前記の実施形態においては、配光制御部材としてインナーレンズ5を使用するものである。ところが、この発明においては、インナーレンズ5以外の配光制御部材、たとえば、光源4の半導体発光素子40からの光を所定の配光パターンに配光制御するリフレクタ、または、リフレクタとレンズとの組み合わせなどであっても良い。
さらに、前記の実施形態においては、第1基板6に半導体発光素子40を実装し、第2基板7にコネクタ41、42や電子部品43を実装するものである。ところが、この発明においては、第1基板6に電子部品43の一部(特に、発熱量が少ない電子部品)を実装しても良い。
さらにまた、前記の実施形態においては、基板6、7を第1基板6と第2基板7との2つに分割するものである。ところが、この発明においては、基板を3つ以上に分割しても良い。
さらにまた、前記の実施形態においては、インナーレンズ5をインナーパネル3と共にランプレンズ11に取り付けるものである。ところが、この発明においては、インナーレンズ5をインナーパネル3と共にランプハウジング10、あるいは、ランプハウジング10とランプレンズ11との双方に取り付けても良いし、インナーレンズ5のみをランプハウジング10、あるいは、ランプレンズ11、あるいは、ランプハウジング10とランプレンズ11との双方に取り付けても良い。
1 車両用灯具
10 ランプハウジング
11 ランプレンズ
12 灯室
13 電源ハーネス
14 グロメット
15 電源コネクタ
16、161 スクリュー
2 ランプユニット
20 クリアランスランプ
21 ランプハーネス
22 ランプコネクタ
3 インナーパネル
30、31、32 開口部
33 挿通孔
34 取付ボス部
35 位置決めピン
4 光源
40 半導体発光素子
41 第1コネクタ
42 第2コネクタ
43 電子部品
5 インナーレンズ
50、501 スクリュー
51 配光制御部
52 取付部
53 レンズ部
510 第1取付ボス部
511 第1位置決めピン
512 第1保持凸部
520 第2取付ボス部
521 第2位置決めピン
522 第2保持凸部
523 凸部
531 挿通孔
532、533 位置決め孔
6 第1基板
60 中継ハーネス
61 挿通孔
62、63 位置決め孔
64、65 貫通孔
7 第2基板
70 切欠
71 挿通孔
72 位置決め孔
73 座

Claims (5)

  1. 灯室を区画するランプハウジングおよびランプレンズと、
    前記灯室内に配置されているランプユニットと、
    を備え、
    前記ランプユニットは、光源と、前記光源からの光を配光制御する配光制御部材と、を備え、
    前記光源は、半導体発光素子と、コネクタと、前記半導体発光素子および前記コネクタがそれぞれ実装されている基板と、から構成されていて、
    前記基板は、少なくとも、前記半導体発光素子が実装されている第1基板と、前記コネクタが実装されている第2基板と、に分割されており、
    前記第1基板と前記第2基板とは、前記第1基板における前記半導体発光素子が実装されていない側の面と前記第2基板における前記コネクタが実装されていない側の面とを対向させると共に、相互に平行もしくはほぼ平行に配置されている、
    ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記配光制御部材は、前記ランプレンズと前記光源との間に配置され、光透過性を有する配光制御部と、前記配光制御部と一体に設けられる取付部と、を備え、
    前記第1基板は、前記半導体発光素子を前記配光制御部と対向させた状態で位置決めされて前記配光制御部材の前記取付部に固定され、
    前記第2基板は、前記第1基板に形成された貫通孔を通じて、前記配光制御部材に対する位置決めがなされると共に前記取付部に固定され、
    前記コネクタは、前記第2基板における前記第1基板と対向する面と反対側の面の縁部に実装される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記基板には、光軸調整時において、他の部材との干渉を防ぐ切欠が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用灯具。
  4. 前記基板は、放熱作用を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
  5. 前記第1基板および前記第2基板は、前記配光制御部材に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用灯具。
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