JP6408913B2 - 情報処理装置および方法、並びにコンテンツ再生装置および方法 - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにコンテンツ再生装置および方法 Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置および方法、並びにコンテンツ再生装置および方法に関し、特に、テレビジョン番組等のコンテンツの再生に連動してアプリケーションプログラムを実行させる場合に用いて好適な情報処理装置および方法、並びにコンテンツ再生装置および方法に関する。
例えば、TV(テレビジョン)番組の視聴者に対し、放送中のTV番組(以下、単に番組と称する)に関連する情報(出演者、あらすじ、次回の予告等)や、番組には直接関係しないが視聴者にとって有益な情報(ニュース、天気予報、交通情報等)等を画面上に表示することを考える。
これを実現するためには、専用のアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと略記する)を取得、起動させるためのコマンドを番組の進行に連動してTV受像機等に対して送信すればよい。実際、既に日本や欧州等においては、TV放送信号におけるデータ放送用の帯域を利用して当該コマンドやアプリケーションを送信することにより、これが実現されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、米国では、TV放送信号にデータ放送用の帯域が設けられておらず、それに代わる方法が確立していないので、番組の進行に連動してアプリケーションを実行させることが実現されていない。
なお、米国では、TV受像機にてTV放送波を直接受信して番組を視聴する世帯よりも、CATVやIPTV等を介して番組を視聴する世帯の方が多い。CATVやIPTVではTV放送信号から番組の映像および音声の信号だけを抽出して配信することがあるので、仮に米国におけるTV放送信号にデータ放送用の帯域が設けられたとしても、アプリケーションに関するデータを含めたデータ放送信号が受信装置まで伝送される保証はない。
さらに昨今、放送中の番組だけでなく、録画した番組、DVD,BD等のパッケージメディアから再生した映像、インターネット上からダウンロードした動画等の任意のコンテンツを視聴している場合においても、それに連動してアプリケーションを実行させたいという要求がある。
この要求を実現するためは、視聴されているコンテンツを識別する必要があり、その一手法として、ACR(Automatic Content Recognition)技術とそれを用いたACRサービスが存在する(例えば、特許文献2参照)。
ACRサービスは、ACRクライアントとACRサーバとにより実現される。TV受像機等に実装されるACRクライアントは、視聴されているコンテンツからシグニチャデータ(例えば、ウォータマーク、フィンガプリント等)を抽出してACRサーバに通知してコンテンツの識別を依頼する。ACRサーバは、通知されたシグニチャデータと予めデータベースに登録されているコンテンツのシグニチャデータとを比較することにより、TV受像機等で視聴されているコンテンツを識別する。さらに、識別したコンテンツに関するメタデータや連動して実行すべきアプリケーション(以下、連携アプリと略称する)をACRレスポンスとしてACRクライアントに応答する。
そして、この応答を受けたACRクライアントでは、所定のサーバから連携アプリを取得して実行することになる。
特開2006−50237号公報 特開2012−168801号公報
とこで、上述したACRサービスを実現する場合、コンテンツと連携アプリそれぞれの著作権者の権利を尊重した上で該ACRサービスを運用することが必要である。なお、TV放送における番組やパッケージメディア等のコンテンツに対してはその著作権を保護する方式が決められている。
しかしながら、ACRサービスに関係するコンテンツとそれに対応する連携アプリに対しては、それぞれの著作権を、強制力をもって保護する方式が未だ確立していない。また、コンテンツと連携アプリの著作権者が異なる場合があり、例えば、コンテンツの著作権者が意図しない形態で連携アプリが起動されるACRサービスが出現し始めている。したがって、市場におけるコンテンツとそれに対応する連携アプリそれぞれの著作権を、強制力をもって保護する方式とその運用規則の確立が急務である。
また、コンテンツのみならず、そこから抽出されるシグニチャデータについても、その著作権を主張するコンテンツの著作権者が出現し始めている。この場合、ACRサービスにおいて、コンテンツの著作権者に無断でコンテンツからシグニチャデータを抽出、利用するとコンテンツの著作権者の権利侵害として問題となることが起こり得る。
本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、コンテンツと連携アプリのそれぞれの著作権者の権利が侵害されることなくACRサービスを実現できるようにするものである。
本開示の第1の側面である情報処理装置は、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置側で視聴され得る第1のコンテンツを管理するコンテンツ管理部と、前記第1のコンテンツから抽出した前記第1のコンテンツの特徴を表す第1のシグニチャデータに、前記第1のシグニチャデータに関する権利管理情報と、前記第1のシグニチャデータの抽出元である前記第1のコンテンツを表すコンテンツ識別子とを対応付けてリファレンスデータを生成し、生成した前記リファレンスデータをデータベース化するデータベース部と、前記コンテンツ再生装置側から送信された、前記コンテンツ再生装置のユーザが視聴中の第2のコンテンツから抽出された前記第2のコンテンツの特徴を表す第2のシグニチャデータを含むクエリに応じ、前記データベース部の前記リファレンスデータを参照することにより、前記コンテンツを識別して識別結果を表すレスポンスを返信する識別部とを備える。
本開示の第1の側面である情報処理方法は、情報処理装置の情報処理方法において、前記情報処理装置による、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置側で視聴され得る第1のコンテンツから抽出した前記第1のコンテンツの特徴を表す第1のシグニチャデータに、前記第1のシグニチャデータに関する権利管理情報と、前記第1のシグニチャデータの抽出元である前記第1のコンテンツを表すコンテンツ識別子とを対応付けてリファレンスデータを生成し、生成した前記リファレンスデータをデータベース化するデータベース化ステップと、前記コンテンツ再生装置側から送信された、前記コンテンツ再生装置のユーザが視聴中の第2のコンテンツから抽出された前記第2のコンテンツの特徴を表す第2のシグニチャデータを含むクエリに応じ、前記データベースの前記リファレンスデータを参照することにより、前記コンテンツを識別して識別結果を表すレスポンスを返信する識別ステップとを含む。
本開示の第1の側面においては、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置側で視聴され得る第1のコンテンツから抽出した前記第1のコンテンツの特徴を表す第1のシグニチャデータに、前記第1のシグニチャデータに関する権利管理情報と、前記第1のシグニチャデータの抽出元である前記第1のコンテンツを表すコンテンツ識別子とを対応付けてリファレンスデータが生成され、生成された前記リファレンスデータがデータベース化される。また、前記コンテンツ再生装置側から送信された、前記コンテンツ再生装置のユーザが視聴中の第2のコンテンツから抽出された前記第2のコンテンツの特徴を表す第2のシグニチャデータを含むクエリに応じ、前記データベースの前記リファレンスデータを参照することにより、前記コンテンツを識別して識別結果を表すレスポンスが返信される。
本開示の第2の側面におけるコンテンツ再生装置は、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、第1のコンテンツを管理し、前記第1のコンテンツから抽出された前記第1のコンテンツの特徴を表す第1のシグニチャデータに、前記第1のシグニチャデータに関する権利管理情報と、前記第1のシグニチャデータの抽出元である前記第1のコンテンツを表すコンテンツ識別子とが対応付けて生成されたリファレンスデータがデータベース化されたデータベース部を有するコンテンツ管理装置に対して、ユーザが視聴中の第2のコンテンツから抽出された前記第2のコンテンツの特徴を表す第2のシグニチャデータを含むクエリを送信する送信部と、前記クエリに応じ、前記データベース部の前記リファレンスデータを参照することにより、前記コンテンツを識別した前記コンテンツ管理装置から返信されてくる、前記コンテンツの識別結果を表すレスポンスを受信する受信部とを備える。
本開示の第2の側面におけるコンテンツ再生方法は、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置が、第1のコンテンツを管理し、前記第1のコンテンツから抽出された前記第1のコンテンツの特徴を表す第1のシグニチャデータに、前記第1のシグニチャデータに関する権利管理情報と、前記第1のシグニチャデータの抽出元である前記第1のコンテンツを表すコンテンツ識別子とが対応付けて生成されたリファレンスデータがデータベース化されたデータベース部を有するコンテンツ管理装置に対して、ユーザが視聴中の第2のコンテンツから抽出された前記第2のコンテンツの特徴を表す第2のシグニチャデータを含むクエリを送信する送信ステップと、前記クエリに応じ、前記データベース部の前記リファレンスデータを参照することにより、前記コンテンツを識別した前記コンテンツ管理装置から返信されてくる、前記コンテンツの識別結果を表すレスポンスを受信する受信ステップとを含む。
本開示の第2の側面においては、第1のコンテンツを管理し、前記第1のコンテンツから抽出された前記第1のコンテンツの特徴を表す第1のシグニチャデータに、前記第1のシグニチャデータに関する権利管理情報と、前記第1のシグニチャデータの抽出元である前記第1のコンテンツを表すコンテンツ識別子とが対応付けて生成されたリファレンスデータがデータベース化されたデータベース部を有するコンテンツ管理装置に対して、ユーザが視聴中の第2のコンテンツから抽出された前記第2のコンテンツの特徴を表す第2のシグニチャデータを含むクエリが送信される。そして、前記クエリに応じ、前記データベース部の前記リファレンスデータを参照することにより、コンテンツを識別した前記コンテンツ管理装置から返信されてくる、前記コンテンツの識別結果を表すレスポンスが受信される。
本開示によれば、不正なシグニチャデータを用いたACRサービスの実行を抑止できる。
本開示の実施の形態であるアプリケーション連動システムの構成例を示すブロック図である。 ACRサーバの構成例を示すブロック図である。 ACRクライアントの構成例を示すブロック図である。 ACRリファレンスデータのデータ構造を示す図である。 シグニチャデータコピー制御情報(SCM)のデータ構造を示す図である。 連携アプリレンダリング情報(ARM)のデータ構造を示す図である。 連携アプリコピー制御情報(ACM)のデータ構造を示す図である。 ACRクエリのデータ構造を示す図である。 ACRレスポンスのデータ構造を示す図である。 アプリケーション連動システムの動作を説明するフローチャートである。 アプリケーション連動システムの動作を説明するフローチャートである。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下、本開示を実施するための最良の形態(以下、実施の形態と称する)について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[アプリケーション連動システムの構成例]
図1は、本開示の実施の形態であるアプリケーション連動システムの構成例を示している。
このアプリケーション連動システム10は、ユーザがTV受像機等の画面で視聴しているコンテンツを識別し、その進行に連動してアプリケーション(以下、連携アプリと称する)を実行させるものである。
ここで、コンテンツとは、TV受像機等により受信される放送中の番組に限られない。例えば、ビデオレコーダ等により録画された番組、パッケージメディアから再生された映画等の映像、インターネットを介してダウンロードした動画等のあらゆるAVコンテンツが含まれる。また、番組間や番組の途中等に挿入されるコマーシャルメッセージ(以下、CMと称する)もコンテンツに含まれる。
連携アプリは、視聴されているコンテンツに関連する情報、例えば、コンテンツのあらすじ、出演者などのメタデータを表示したり、コンテンツの映像内に映し出された商品(出演者が着ている衣服、使用しているグッズなど)の購入サイトを紹介したりできる。また、該コンテンツに関連する他のコンテンツのダウンロード視聴にユーザを誘導したりすることができる。この場合における連携アプリによって誘導される他のコンテンツを、引用コンテンツと称する。
コンテンツの識別には、視聴しているコンテンツから周期的に抽出するシグニチャデータ(特徴量)と、予めデータベースに登録されているコンテンツのシグニチャデータとを比較することにより、視聴中のコンテンツを識別するACR技術が用いられる。
アプリケーション連動システム10は、コンテンツや連携アプリを供給する側に設けられたプロバイダシステム20と、ユーザ宅等に設けられるホームネトワークシステム30とにより構成される。プロバイダシステム20とホームネトワークシステム30とは、放送網11および双方向通信網12を介して接続される。
放送網11には、TV放送網、CATV網、IPTV網等が含まれる。双方向通信網12は、インターネットに代表されるIP通信網を指す。
ホームネットワークシステム30は、プライマリスクリーンデバイス30Aと、セカンドスクリーンデバイス30Bとが例えば無線LAN等により接続されて構成される。プライマリスクリーンデバイス30Aは、放送受信チューナ機能を備えたTV受像機等から成る。セカンドスクリーンデバイス30Bは、放送受信チューナ機能を備えていない携帯電話機、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、スレートPC等の携帯端末装置から成る。なお、放送受信チューナ機能を備える携帯端末装置をセカンドスクリーンデバイス30Bとして用いてもよい。
[プロバイダシステム20の説明]
プロバイダシステム20は、コンテンツサーバ21、アプリケーションサーバ22、およびACRサーバ23から構成される。
コンテンツサーバ21は、番組やCM等のコンテンツを、放送網11を介して放送する。また、コンテンツサーバ21は、放送したコンテンツとそれに対応するメタデータをACRサーバ23に供給する。
該メタデータには、コンテンツのシグニチャデータ、該シグニチャデータの著作権情報であるシグニチャデータコピー制御情報、対応する連携アプリの識別子、並びに連携アプリのレンダリング先を制限するための連携アプリレンダリング情報、および、連携アプリの著作権情報である連携アプリコピー制御情報等が含まれる。
以下、シグニチャデータコピー制御情報については、SCM(Signature data Copy Management)情報と略称する。連携アプリレンダリング情報については、ARM(linked Application Rendering Management)情報と略称する。連携アプリコピー制御情報については、ACM(linked Application Copy Management)情報と略称する。
アプリケーションサーバ22は、ホームネットワークシステム30側からの要求に応じ、双方向通信網12を介して連携アプリや該連携アプリにて利用するデータを供給する。このとき、連携アプリや該連携アプリにて利用するデータをDRM(Digital Rights Management、デジタル著作権保護)技術に基づいて暗号化するようにしてもよい。
ACRサーバ23は、ホームネットワークシステム30側で視聴され得る様々なコンテンツのそれぞれから所定のサンプリング周期で抽出されたシグニチャデータに、コンテンツ識別子、アプリケーション識別子、シグニチャデータコピー制御情報、連携アプリレンダリング情報、および連携アプリコピー制御情報等を対応付けたACRリファレンスデータを予めデータベース化して保持している。
ACRサーバ23は、ACRリファレンスデータのデータベースに基づいて、ホームネットワークシステム30側のACRクライアント32から送信されるACRクエリに応じてACRレスポンスを生成、返信する。
なお、プロバイダシステム20を構成するコンテンツサーバ21、アプリケーションサーバ22、およびACRサーバ23は、一箇所に集中して配置してもよいし、分散して配置してもよい。また、コンテンツサーバ21、アプリケーションサーバ22、およびACRサーバ23は、適宜組み合わせて構成するようにしてもよい。さらに、コンテンツサーバ21、アプリケーションサーバ22、およびACRサーバ23は、それぞれが複数存在してもよい。
[ホームネットワークシステム30の説明]
ホームネットワークシステム30のプライマリスクリーンデバイス30Aは、コンテンツレンダラ31、ACRクライアント32、およびアプリケーションマネージャ33を有する。なお、セカンドスクリーンデバイス30Bも、同様の構成要素を有するものとする。
コンテンツレンダラ31は、プライマリスクリーンデバイス30AとしてのTV受像機等のディスプレイに表示される全てのコンテンツを取得、分岐してACRクライアント32に供給する。すなわち、コンテンツレンダラ31は、コンテンツサーバ21から放送されるコンテンツのみならず、TV受像機などの各種入力端子(HDMI(登録商標)端子等)を介して入力されるコンテンツも取得、分岐してACRクライアント32に供給する。
ACRクライアント32は、コンテンツレンダラ31より入力されるコンテンツから、当該コンテンツの特徴を表すシグニチャデータを所定のサンプリング周期で抽出する。ここで、シグニチャデータの抽出方式は、プロバイダシステム20のACRサーバ23と同じ抽出方式(後述)を用いることとする。
また、ACRクライアント32は、抽出したシグニチャデータを含むACRクエリを生成し、双方向通信網12を介してプロバイダシステム20のACRサーバ23に送信する。また、ACRクライアント32は、送信したACRクエリに応じてACRサーバ23から返信されるACRレスポンスを受信して保持する。さらに、ACRクライアント32は、保持したACRレスポンスを解析し、視聴中のコンテンツに対応する連携アプリレンダリング情報および連携アプリコピー制御情報をアプリケーションマネージャ33に転送して、該連携アプリをコンテンツの進行に連動してアプリケーションマネージャ33に実行させる。
アプリケーションマネージャ33は、ACRクライアント32からの関連メタデータ、連携アプリコピー制御情報、連携アプリレンダリング情報等に基づき、視聴中のコンテンツに対応する連携アプリを、双方向通信網12を介してアプリケーションサーバ22から取得して実行する。
なお、アプリケーションマネージャ33は、連携アプリレンダリング情報に従い、連携アプリのレンダリング先(連携アプリによる画像の表示先)を、プライマリスクリーンデバイス30Aの他、セカンドスクリーンデバイス30Bとすることができる(詳細後述)。
[ACRサーバ23の詳細な構成例]
図2は、プロバイダシステム20に含まれるACRサーバ23の詳細な構成例を示している。
ACRサーバ23は、コンテンツ取得部41、リファレンスシグニチャ抽出部42、ACRデータベース部43、ACRレスポンス生成部44、シグニチャDRM暗号処理部45、およびシグニチャDRM復号処理部46から構成される。
コンテンツ取得部41は、コンテンツサーバ21が放送網11を介して放送する予定のコンテンツとそれに対応するメタデータ(関連メタデータ、SCM情報、ARM情報、ACM情報などを含む)をコンテンツサーバ21から取得し、取得したコンテンツをリファレンスシグニチャ抽出部42に供給する。また、コンテンツ取得部41は、ホームネットワークシステム30側で視聴され得る様々なコンテンツとそれに対応するメタデータを外部から取得し、それらをリファレンスシグニチャ抽出部42に供給する。
リファレンスシグニチャ抽出部42は、コンテンツ取得部41から供給されるコンテンツから、その特徴を表すシグニチャデータを所定の抽出方式を用い、所定のサンプリング周期で抽出してACRデータベース部43に出力する。また、リファレンスシグニチャ抽出部42は、入力されたコンテンツに対応するメタデータに含まれるSCM情報に基づき、シグニチャDRM暗号処理部45に対して、抽出したシグニチャデータを所定のDRM暗号化処理により暗号化させる。なお、SCM情報の内容によっては暗号化させない場合もある。
リファレンスシグニチャ抽出部42におけるシグニチャデータの抽出方式は、既存の任意の手法を適用することができる。例えば、コンテンツに予め埋め込まれているウォータマークを抽出してシグニチャデータとしたり、フィンガプリントを算出し、それをシグニチャデータとしたりするようにしてもよい。
シグニチャデータとしてフィンガプリントを用いることにより、コンテンツの解像度、アスペクト比、ビットレート、符号化フォーマット等が変換されたとしても、変換前と変換後とで同一のシグニチャデータを得ることができる。したがって、このシグニチャデータに基づいてコンテンツの識別を行った場合の識別精度を上げることができる。
なお、ACRサーバ23が複数存在する場合、それらのリファレンスシグニチャ抽出部42におけるシグニチャデータの抽出方式は必ずしも統一する必要はなく、ACRサーバ23ごとに任意の抽出方式を採用することができる。
ACRデータベース部43は、リファレンスシグニチャ抽出部42にて抽出された、必要に応じてDRM暗号化されている各シグニチャデータに対してその抽出元のコンテンツを表すコンテンツ識別子等を対応付けたACRリファレンスデータを生成して記憶する。これにより、コンテンツから抽出された、DRM暗号化されたシグニチャデータがデータベース化される。
なお、複数のACRサーバ23が存在し、各ACRサーバ23のリファレンスシグニチャ抽出部42にて任意のシグニチャデータの抽出方式が採用されている場合は、同一のコンテンツ毎に統一したSCM情報、ARM情報、およびACM情報が各シグニチャデータに対応付けられているACRリファレンスデータがそれぞれのACRデータベース部43にデータベース化される。ACRリファレンスデータのデータ構造については図4を参照して後述する。
ACRレスポンス生成部44は、ACRデータベース部43を参照することにより、ACRクライアント32から送信されるACRクエリに含まれるシグニチャデータの抽出元のコンテンツを識別する。この識別に際してACRデータベース部43は、ACRリファレンスデータに含まれるSCM情報に基づき、シグニチャデータがDRM暗号化されている場合にはシグニチャDRM復号処理部46に復号させてから、ACRクエリに含まれるシグニチャデータと比較する。
さらに、ACRレスポンス生成部44は、識別結果としてのコンテンツ識別子、関連メタデータ、ARM情報、ACM情報等を含むACRレスポンスを生成する。さらに、ACRレスポンス生成部44は、ACRレスポンスに格納した関連メタデータを、プロファイルマッチングサーバ24の制御に従ってマッチング、フィルタリングを行ない、受信装置30に送信する。ACRレスポンスのデータ構造については図9を参照して後述する。
シグニチャDRM暗号処理部45は、リファレンスシグニチャ抽出部42からの要求に基づき、リファレンスシグニチャ抽出部42で抽出されたシグニチャデータを所定のDRM暗号処理により暗号化する。この際、コンテンツサーバ21との間で認証処理を経て必要な鍵交換などを実施する。これにより、コンテンツの著作権者に対して、コンテンツとそのシグニチャデータの双方の著作権を保護することができ、ACRサービスを実行するに際して、コンテンツサーバ21を介さない不正なシグニチャデータの利用を防止することができる。
シグニチャDRM復号処理部46は、ACRデータベース部43からの要求に基づき、ACRリファレンスデータに含まれるDRM暗号化されているシグニチャデータを復号する。この際、コンテンツサーバ21との間でACRリファレンスデータに含まれるSCM情報に基づく認証処理を経て、DRM復号処理に必要な鍵交換などを実施する。これにより、コンテンツの著作権者に対して、コンテンツとそのシグニチャデータの双方の著作権を保護することができ、ACRサービスを実行するに際して、コンテンツサーバ21を介さない不正なシグニチャデータの利用を防止することができる。
具体的には、例えば、放送されたコンテンツ(番組)から、該コンテンツの著作権者である放送局等の許可を得ることなく、該コンテンツからシグニチャデータを抽出し、ACRリファレンスデータを生成して不正なACRサーバ23を立ち上げてACRサービスを実施したとする。この場合においても、不正なACRサーバ23はコンテンツサーバ21との認証処理を経ることになるが、コンテンツサーバ21には正規のACRサーバ23として認証されない。よって、コンテンツの著作権者は、コンテンツサーバ21のログを解析することにより、不正なACRサービスを実施しているACRサーバ23の存在を検出することができ、それを排除することが可能となる。
[ACRクライアント32の詳細な構成例]
図3は、プライマリスクリーンデバイス30Aに含まれるACRクライアント32の詳細な構成例を示している。
ACRクライアント32は、シグニチャ抽出部51、ACRクエリ生成部52、通信部53、およびACRレスポンス解析部54から構成される。
シグニチャ抽出部51は、コンテンツレンダラ31から分岐、供給されるコンテンツから、その特徴を表すシグニチャデータを所定のサンプリング周期で抽出してACRクエリ生成部52に出力する。なお、シグニチャ抽出部51におけるシグニチャデータの抽出方式は、利用するACRサーバ23のリファレンスシグニチャ抽出部42におけるそれと共通のものを採用する。
ACRクエリ生成部52は、シグニチャ抽出部51により抽出されたシグニチャデータを含む、ACRサーバ23に対してコンテンツの識別を依頼するためのACRクエリを生成する。ACRクエリのデータ構造については図8を参照して後述する。
通信部53は、ACRクエリ生成部52で生成されたACRクエリをACRサーバ23に送信し、ACRサーバ23から返信されるACRレスポンスを受信してACRレスポンス解析部54に出力する。ACRレスポンス解析部54は、ACRレスポンスを解析し、そこに含まれる関連メタデータ、連携アプリコピー制御情報、連携アプリレンダリング情報等をアプリケーションマネージャ33に通知する。この通知に基づき、アプリケーションマネージャ33では連携アプリが取得、実行される。
[ACRリファレンスデータのデータ構造]
図4は、ACRサーバ23のACRデータベース部43にてデータベース化されているACRリファレンスデータのデータ構造を示している。
ACRリファレンスデータ60においては、コンテンツから周期的に抽出された各シグニチャデータ61に対して、コンテンツ識別子62、再生時刻63、関連メタデータ64、SCM情報65、ARM情報66、およびACM情報が対応付けられている。
シグニチャデータ61は、リファレンスシグニチャ抽出部42にてコンテンツから抽出されたものであり、必要に応じてシグニチャDRM暗号処理部45によりDRM暗号化されている。コンテンツ識別子62は、当該シグニチャデータ61の抽出元のコンテンツを識別するための情報である。再生時刻63は、コンテンツ識別子62が表すコンテンツから当該シグニチャデータ61が抽出されたときのコンテンツの進行タイミングを示すものであり、該コンテンツの先頭からの経過時間によって表される。
関連メタデータ64には、コンテンツ識別子62が表すコンテンツのメタデータと、再生時刻63が示す該コンテンツの進行タイミングに連動して実行すべき連携アプリとその取得先(いまの場合、アプリケーションサーバ22)を表すアプリケーション識別子、実行された該連携アプリにより利用される各種データなどが含まれる。
なお、関連メタデータ64は、再生時刻63が示すコンテンツの進行タイミングに応じて異なる内容にしてもよい。
SCM情報65は、シグニチャデータ61に対してコンテンツと同様に著作権保護を必要とする否かを表すとともに、著作権保護を必要とする場合には、適切な著作権保護処理の内容を定義するための情報である。該SCM情報65を設けたことにより、周期的に抽出された各シグニチャデータ61に対する著作権保護を実現することができる。
図5は、SCM情報65を16ビットで定義した場合のデータ構造例を示している。
16ビットのSCM情報65には、MSB側から順に、DRM制御の有無を表すフラグ(Bit15)、DRM制御が有である場合にそのDRM種別を規格済みの3方式、または規格されていないローカルな方式の中から選択するフラグ(Bit14-11)が含まれる。さらに、規格されていないローカルな方式が選択された場合に、シグニチャデータ61についてのDRM制御の具体的な内容(例えば、コピー禁止、1世代のみコピー可能など)を定義するためのフラグ(Bit7-Bit1)、今後の拡張用に確保されている予備フラグ(Bit10-8,Bit0)が含まれる。
例えば、DRM情報がコピー禁止とされているコンテンツから抽出したシグニチャデータ61に対して、該コンテンツの著作権者がコンテンツと同様な著作権運用をシグニチャデータ61に要求し、かつ、シグニチャデータ61を規定済みのDRM制御方式であるDTCP/IPで運用することを要求した場合、SCM情報65は、1100 0000 1000 0000’bとされる。
図4に戻る。ARM情報66は、シグニチャデータ61の抽出元のコンテンツの進行に連動して実行するよう決定されている連携アプリに対して、その実行と画像の表示先(レンダリング先)を定義するための情報である。
図6は、ARM66を8ビットで定義した場合のデータ構造例を示している。
8ビットのARM情報66には、MSB側から順に、プライマリスクリーンデバイス30A上のどこにでも表示を許可するフラグ(Bit7)、プライマリスクリーンデバイス30Aへの表示は許可するがコンテンツへの重畳表示は許可しないフラグ(Bit6)、セカンドスクリーンデバイス30B上のどこにでも表示を許可するフラグ(Bit5)、セカンドスクリーンデバイス30Bへの表示は許可するがコンテンツへの重畳表示は許可しないフラグ(Bit4)が含まれる。また、プライマリスクリーンデバイス30A上とセカンドスクリーンデバイス30B上のいずれのどこにでも表示を許可するフラグ(Bit3)、プライマリスクリーンデバイス30A上とセカンドスクリーンデバイス30B上のどこにでも表示は許可するがコンテンツへの重畳表示は許可しないフラグフラグ(Bit2)、いかなるデバイスにも表示を禁止するフラグ(Bit1)が含まれる。さらに、今後の拡張用に確保されている予備フラグ(Bit0)が含まれる。
例えば、コンテンツとアプリケーションの表示関係について、それぞれの著作権者の調整結果により、プライマリスクリーンデバイス30A上への連携アプリのレンダリングは許可するがコンテンツへの重畳表示は禁止した場合、ARM情報66は、0100 0000’bとされる。
図4に戻る。ACM情報67は、シグニチャデータ61の抽出元のコンテンツの進行に連動して実行するよう決定されている連携アプリと引用コンテンツなどに対して、該連携アプリの著作権者が定義した著作権情報を表すためのものである。
図7は、ACM情報67を16ビットで定義した場合のデータ構造例を示している。
16ビットのACM情報67には、MSB側から順に、DRM制御の有無を表すフラグ(Bit15)、DRM制御が有である場合にそのDRM種別を規格済みの3方式、または規格されていないローカルな方式の中から選択するフラグ(Bit14-11)が含まれる。さらに、規格されていないローカルな方式が選択された場合に、連携アプリのDRM制御の具体的な内容(例えば、コピー禁止、1世代のみコピー可能など)を定義するためのフラグ(Bit7-Bit1)、今後の拡張用に確保されている予備フラグ(Bit10-8,Bit0)が含まれる。
例えば、連携アプリの著作権者が、連携アプリと引用コンテンツに対して、規定済みのDRM制御方式であるPlayReady(商標)で運用することとして、かつ、コピー回数はフリーであることを許可した場合、ACM情報67は、1010 0000 0000 0100’bとされる。
[ACRクエリのデータ構造]
図8は、ACRクライアント32のACRクエリ生成部52にて生成されるACRクエリのデータ構造を示している。
ACRクエリ70には、ACRクエリ識別子71、抽出方式識別子72、サービス識別子73、シグニチャデータ74、ローカルタイムスタンプ75、発信元アドレス76、および署名77が含まれる。
ACRクエリ識別子71は、該ACRクエリ70を一意に特定するための情報である。抽出方式識別子72は、シグニチャデータ74を抽出する際に用いられた抽出方式を特定するための情報である。サービス識別子73は、ACRサーバ23が複数存在する場合において、該ACRクエリ70を送信してACRレスポンスを得るACRサーバ23を選択するための情報である。
シグニチャデータ74は、ACRクライアント32にてコンテンツから抽出されたものである。ローカルタイムスタンプ75は、コンテンツからシグニチャデータ74が抽出されたタイミングを示すものであり、プライマリスクリーンデバイス30Aのローカルシステムクロックが示す時刻により表される。
発信元アドレス76は、該ACRクエリ70を発信するACRクライアント32の双方向通信網12におけるアドレスであり、該ACRクエリ70に応じてACRサーバ23にて生成されるACRレスポンスの返信先を表す情報として利用される。署名77は、該ACRクエリ70の改ざんを抑止するためのものである。なお、ACRクエリ70の全体を、コンテンツの著作権とは独立に、暗号化して送信するようにしてもよい。
[ACRレスポンスのデータ構造]
図9は、ACRサーバ23のACRレスポンス生成部44にて生成されるACRレスポンスのデータ構造を示している。
ACRレスポンス80は、同図Aまたは同図Bに示すデータ構造を有する。同図Aは、ACRクエリ70に含まれるシグニチャデータ74の抽出元のコンテンツが識別できた場合、すなわち、プライマリスクリーンデバイス30Aにて視聴中のコンテンツを識別できた場合のACRレスポンス80のデータ構造である。同図Bはコンテンツが識別できなかった場合のACRレスポンス80のデータ構造である。
プライマリスクリーンデバイス30Aにて視聴中のコンテンツが識別できた場合のACRレスポンス80(同図A)には、ACRクエリ識別子81、抽出方式識別子82、サービス識別子83、コンテンツ識別子84、ACM情報85、ARM情報86、再生時刻87、ローカルタイムスタンプ88、関連メタデータ89、発信元アドレス90、および署名91が含まれる。
一方、プライマリスクリーンデバイス30Aにて視聴中のコンテンツが識別できなかった場合のACRレスポンス80(同図B)には、ACRクエリ識別子81、サービス識別子83、発信元アドレス90、署名91、および識別失敗フラグ92が含まれる。
ACRクエリ識別子81、抽出方式識別子82、サービス識別子83、ローカルタイムスタンプ88は、該ACRレスポンス80の返信を要求したACRクエリ70を特定するためのものであり、該ACRクエリ70のACRクエリ識別子71、抽出方式識別子72、サービス識別子73、およびローカルタイムスタンプ75が引用されて記述される。
コンテンツ識別子84、ACM情報85、ARM情報86、再生時刻87、および関連メタデータ89は、コンテンツの識別結果を表すものであり、対応するACRリファレンスデータ60のコンテンツ識別子62、ARM情報66、ACM情報67、再生時刻63、および関連メタデータ64が引用されて記述される。
発信元アドレス90は、該ACRレスポンス80を送信するACRサーバ24の双方向通信網12上のアドレスである。署名91は、該ACRレスポンス80の改ざんを抑止するためのものである。なお、ACRレスポンス80の全体を、コンテンツの著作権とは独立に、暗号化して送信することにより、その改ざんを防止するようにしてもよい。
識別失敗フラグ92は、ACRサーバ23にて、ACRクライアント32からのACRクエリ70に含まれるシグニチャデータ74の抽出元のコンテンツ、すなわち、プライマリスクリーンデバイス30Aで視聴中のコンテンツを識別することができなかったことを表すフラグである。
[アプリケーション連動システム10の動作について]
図10は、アプリケーション連動システム10の動作を説明するフローチャートである。
プロバイダシステム20においては、放送網11を介したコンテンツの放送を開始する前処理として、ステップS11において、これ以降に放送を開始するコンテンツとその関連メタデータ64をACRサーバ23に供給する。ACRサーバ23は、供給されたコンテンツから所定の周期でシグニチャデータを抽出し、必要に応じてDRM暗号化を施し、シグニチャデータ毎に関連メタデータ64、SCM情報65、ARM情報66、ACM情報67などを含むACRリファレンスデータ60を生成してACRデータベース部43に登録する。
なお、ACRサーバ23においては、放送予定のコンテンツだけでなく、ホームネットワークシステム30側で視聴され得る様々なコンテンツについても、対応するACRリファレンスデータ60を生成してデータベース化しておくものとする。このように、様々なコンテンツにそれぞれ対応するACRリファレンスデータ60がデータベース化された後、以降に説明するステップS12乃至S15が繰り返される。
ステップS12において、プロバイダシステム20のコンテンツサーバ21は、放送網11を介したコンテンツの放送を開始する。
一方、ホームネットワークシステム30においては、コンテンツ(放送を受信したものに限定されない)が視聴されている間、以降に説明するステップS21乃至S24が繰り返される。
ステップS21において、プライマリスクリーンデバイス30Aのコンテンツレンダラ31は、視聴中のコンテンツを取得、分岐してACRクライアント32に出力する。ステップS22において、ACRクライアント32は、コンテンツレンダラ31から分岐、入力された視聴中のコンテンツから、所定のサンプリング周期でシグニチャデータ74を抽出する。
ステップS23において、ACRクライアント32は、シグニチャデータ74を抽出する毎、該シグニチャデータ74を含むACRクエリ70を生成して、ACRサーバ23に送信する。
該ACRクエリ70を受信したACRサーバ23では、ACRクエリ70に含まれるシグニチャデータ74の抽出元のコンテンツの識別を行なう。
具体的には、ステップS13において、ACRデータベース部43は、データベース化されているACRリファレンスデータ60のシグニチャデータ61がDRM暗号化されている場合には、コンテンツサーバ21からDRM復号処理に必要な鍵を取得して、DRM暗号化されているシグニチャデータ61を復号しておく。
ステップS14において、ACRサーバ23のACRレスポンス生成部44は、ACRデータベース部43を参照し、受信したACRクエリ70に含まれるシグニチャデータ74の抽出元のコンテンツを識別する。
ステップS15において,ACRレスポンス生成部44は、コンテンツの識別結果に応じてACRレスポンス80を生成し、生成したACRレスポンス80を、ACRクエリ70を送出したACRクライアント32に返信する。
該ACRレスポンス80を受信したACRクライアント32は、ステップS24において、ACRレスポンス80に含まれる関連メタデータ89を解析し、視聴中のコンテンツの進行に連動して実行すべき連携アプリをアプリケーションマネージャ33に取得、実行させる。アプリケーションマネージャ33は、関連メタデータ89に含まれるアプリケーション識別子に基づき、アプリケーションサーバ22から該連携アプリを取得して実行する。このとき、アプリケーションマネージャ33は、ACRレスポンス80に含まれるACM情報85およびARM情報86を解析して、DRM暗号化されている連携アプリを復号したり、連動アプリのレンダリング先を決定したり、連携アプリを実行するとともに引用コンテンツDRM制御を実行する。
以上に説明したステップS12乃至S15の処理,およびステップS21乃至24の処理は、ホームネットワークシステム30側にてコンテンツが視聴されている間、繰り返し実行される。視聴中のコンテンツの進行に合わせた連動アプリの動作が可能となる。
[連携アプリのレンダリング制御とDRM復号処理の詳細動作について]
図11は、プロバイダシステム20のACRサーバ23およびアプリケーションサーバ22とプライマリスクリーンデバイス30AのACRクライアント32およびアプリケーションマネージャ33との間とのそれぞれ処理される、連携アプリのレンダリング制御とDRM復号処理の動作を詳細に説明するフローチャートである。
以下に説明するプロバイダシステム20のステップS31およびS32の処理と、プライマリスクリーンデバイス30Aは、コンテンツが視聴されている間、繰り返して実行される。
ステップS31において、ACRサーバ23は、ACRクライアント32からのACRクエリ70に応じてコンテンツの識別を行い、その識別結果に対応したACRレスポンス80を生成してACRクライアント32に返信する。
該ACRレスポンス80を受信したACRクライアント32は、ステップS41において、該ACRレスポンス80を解析し、ステップS42において、視聴中のコンテンツの識別が成功したか否かを判定する。
具体的には、該ACRレスポンス80に識別失敗フラグ92が含まれているか否かに基づいて識別の成否を判定する。ここで、該ACRレスポンス80に識別失敗フラグ92が含まれており識別失敗と判定された場合、処理はステップS41に戻される。反対に、該ACRレスポンス80に識別失敗フラグ92が含まれておらず識別成功と判定した場合、処理はステップS43に進められる。この場合、ACRレスポンス80のデータ構造は、図9のAに示されたものであり、ACM情報85およびARM情報86を含んでいる。
ステップS43において、ACRクライアント32は、該ACRレスポンス80に含まれている関連メタデータ89の中の連携アプリのアプリケーション識別子、ACM情報85およびARM情報86をアプリケーションマネージャ33に通知する。アプリケーションマネージャ33は、該アプリケーション識別子に基づき、アプリケーションサーバ22にアクセスして連携アプリを要求する。また、アプリケーションマネージャ33は、ACM情報85およびARM情報86を解析する。
ステップS44において、アプリケーションマネージャ33は、視聴中のコンテンツに合わせて実行する連動アプリのレンダリング先とコンテンツへの重畳表示の有無などをARM情報86の解析結果に基づいて設定する。ステップS45において、アプリケーションマネージャ33は、視聴中のコンテンツに合わせて実行する連動アプリがDRM暗号化されている場合の復号方式を、ACM情報85に基づいて設定する(例えば、DRM復号処理を実行するソフトウェアモジュールなどを事前に設定する)。さらに、アプリケーションマネージャ33は、ステップS46において、連動アプリがDRM暗号化されている場合の復号処理に必要となる鍵を復号認証処理により取得する。
一方、プロバイダシステム20のアプリケーションサーバ22は、ステップS32において、ステップS43の処理でアプリケーションマネージャ33から要求された連携アプリを、DRM暗号化された状態(暗号化されていない状態もあり得る)でアプリケーションマネージャ33に供給する。これを受信したアプリケーションマネージャ33は、ステップS47において、受信したDRM暗号化されている(暗号化されていない場合もあり得る)連携アプリを、ステップS46の処理で取得した鍵を用い、ACM情報85にて定義されている復号方式に従って復号する。
ステップS48において、アプリケーションマネージャ33は、復号した連携アプリを実行するとともに、連携アプリによるレンダリングを、ステップS44の処理での設定に基づいて制御する。
以上の動作により、連携アプリとコンテンツそれぞれの著作権者の意図を反映した上で、連携アプリのレンダリングとDRM制御が可能となる。
以上に説明したように、本実施の形態においては、コンテンツから抽出するシグニチャデータに対する著作権情報を、SCM情報65として定義するようにしたので、コンテンツの著作権者の許可を得ていない不正なACRサービスの実施を抑制することができる。
また、コンテンツの進行に合わせて実行させる連携アプリに対する動作制御情報のためのARM情報66を、該コンテンツの著作権者が設定できるようしたので、コンテンツと連携アプリのそれぞれの著作権者双方の権利や意向を反映した状態で、連携アプリを動作させることができる。これにより、コンテンツの著作権者は、その著作権を侵害し得る連携アプリの実行を抑止することができる。一方、連携アプリの著作権者は、意図しないデバイスへのレンダリングを抑止することができる。すなわち、コンテンツの進行に連携して実行させるアプリケーションのレンダリングを制限することができる。
さらに、本実施の形態においては、連携アプリとそれに引用される引用コンテンツに対する著作権保護のためのACM情報67を定義するようにしたので、連携アプリや引用コンテンツの不正なコピーなどを抑止することができる。すなわち、コンテンツの進行に連携して実行させるアプリケーションと引用コンテンツに対する権利侵害を抑止できる。
ところで、上述した一連の処理を実行するプロバイダシステム20およびプライマリスクリーンデバイス30Aは、それぞれをハードウェアにより構成する他、コンピュータがソフトウェアを実行することにより実現することもできる。このコンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータ等が含まれる。
図12は、上述したコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
このコンピュータ200において、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、入力部206、出力部207、記憶部208、通信部209、およびドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロフォン等よりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカ等よりなる。記憶部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリ等よりなる。通信部209は、ネットワークインタフェース等よりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータ200では、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205およびバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ200(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータ200では、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータ200が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
なお、本開示の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
10 アプリケーション連動システム, 11 放送網, 12 双方向通信網, 20 プロバイダシステム, 21 コンテンツサーバ, 22 アプリケーションサーバ, 23 ACRサーバ, 30 ホームネットワークシステム, 30A プライマリスクリーンデバイス, 30B セカンドスクリーンデバイス, 31 コンテンツレンダラ, 32 ACRクライアント, 33 アプリケーションマネージャ, 41 コンテンツ取得部, 42 リファレンスシグニチャ抽出部, 43 ACRデータベース部, 44 ACRレスポンス生成部, 45 シグニチャDRM暗号処理部, 46 シグニチャDRM復号処理部, 51 シグニチャ抽出部, 52 ACRクエリ生成部, 53 通信部, 54 ACRレスポンス解析部, 60 ACRリファレンスデータ, 65 SCM情報, 66 ARM情報, 67 ACM情報,70 ACRクエリ, 80 ACRレスポンス, 85 ACM情報, 86 ARM情報, 200 コンピュータ, 201 CPU

Claims (16)

  1. コンテンツを再生するコンテンツ再生装置側で視聴され得る第1のコンテンツを管理するコンテンツ管理部と、
    前記第1のコンテンツから抽出した前記第1のコンテンツの特徴を表す第1のシグニチャデータに、前記第1のシグニチャデータに関する権利管理情報と、前記第1のシグニチャデータの抽出元である前記第1のコンテンツを表すコンテンツ識別子とを対応付けてリファレンスデータを生成し、生成した前記リファレンスデータをデータベース化するデータベース部と、
    前記コンテンツ再生装置側から送信された、前記コンテンツ再生装置のユーザが視聴中の第2のコンテンツから抽出された前記第2のコンテンツの特徴を表す第2のシグニチャデータを含むクエリに応じ、前記データベース部の前記リファレンスデータを参照することにより、前記コンテンツを識別して識別結果を表すレスポンスを返信する識別部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記リファレンスデータの前記第1のシグニチャデータは暗号化されており、
    前記データベース部は、前記コンテンツ管理部との認証処理を経て、暗号化されている前記第1のシグニチャデータを復号する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1のシグニチャデータに関する前記権利管理情報は、前記第1のシグニチャデータに対する既存の権利管理の方式を選択するための項目を含む
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1のシグニチャデータに関する前記権利管理情報は、前記第1のシグニチャデータに対する権利管理の方式を任意に設定するための項目をさらに含む
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置の情報処理方法において、
    前記情報処理装置による、
    コンテンツを再生するコンテンツ再生装置側で視聴され得る第1のコンテンツから抽出した前記第1のコンテンツの特徴を表す第1のシグニチャデータに、前記第1のシグニチャデータに関する権利管理情報と、前記第1のシグニチャデータの抽出元である前記第1のコンテンツを表すコンテンツ識別子とを対応付けてリファレンスデータを生成し、生成した前記リファレンスデータをデータベース化するデータベース化ステップと、
    前記コンテンツ再生装置側から送信された、前記コンテンツ再生装置のユーザが視聴中の第2のコンテンツから抽出された前記第2のコンテンツの特徴を表す第2のシグニチャデータを含むクエリに応じ、前記データベース化された前記リファレンスデータを参照することにより、前記コンテンツを識別して識別結果を表すレスポンスを返信する識別ステップと
    を含む情報処理方法。
  6. 前記リファレンスデータの前記第1のシグニチャデータは暗号化されており、
    暗号化されている前記第1のシグニチャデータは、認証処理を経て復号される
    請求項5に記載の情報処理方法。
  7. 前記第1のシグニチャデータに関する前記権利管理情報は、前記第1のシグニチャデータに対する既存の権利管理の方式を選択するための項目を含む
    請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 前記第1のシグニチャデータに関する前記権利管理情報は、前記第1のシグニチャデータに対する権利管理の方式を任意に設定するための項目をさらに含む
    請求項7に記載の情報処理方法。
  9. コンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
    第1のコンテンツを管理し、前記第1のコンテンツから抽出された前記第1のコンテンツの特徴を表す第1のシグニチャデータに、前記第1のシグニチャデータに関する権利管理情報と、前記第1のシグニチャデータの抽出元である前記第1のコンテンツを表すコンテンツ識別子とが対応付けて生成されたリファレンスデータがデータベース化されたデータベース部を有するコンテンツ管理装置に対して、ユーザが視聴中の第2のコンテンツから抽出された前記第2のコンテンツの特徴を表す第2のシグニチャデータを含むクエリを送信する送信部と、
    前記クエリに応じ、前記データベース部の前記リファレンスデータを参照することにより、前記コンテンツを識別した前記コンテンツ管理装置から返信されてくる、前記コンテンツの識別結果を表すレスポンスを受信する受信部と
    を備えるコンテンツ再生装置。
  10. 前記リファレンスデータの前記第1のシグニチャデータは暗号化されており、
    暗号化されている前記第1のシグニチャデータは、認証処理を経て復号される
    請求項9に記載のコンテンツ再生装置。
  11. 前記第1のシグニチャデータに関する前記権利管理情報は、前記第1のシグニチャデータに対する既存の権利管理の方式を選択するための項目を含む
    請求項10に記載のコンテンツ再生装置。
  12. 前記第1のシグニチャデータに関する前記権利管理情報は、前記第1のシグニチャデータに対する権利管理の方式を任意に設定するための項目をさらに含む
    請求項11に記載のコンテンツ再生装置。
  13. コンテンツを再生するコンテンツ再生装置が、
    第1のコンテンツを管理し、前記第1のコンテンツから抽出された前記第1のコンテンツの特徴を表す第1のシグニチャデータに、前記第1のシグニチャデータに関する権利管理情報と、前記第1のシグニチャデータの抽出元である前記第1のコンテンツを表すコンテンツ識別子とが対応付けて生成されたリファレンスデータがデータベース化されたデータベース部を有するコンテンツ管理装置に対して、ユーザが視聴中の第2のコンテンツから抽出された前記第2のコンテンツの特徴を表す第2のシグニチャデータを含むクエリを送信する送信ステップと、
    前記クエリに応じ、前記データベース部の前記リファレンスデータを参照することにより、前記コンテンツを識別した前記コンテンツ管理装置から返信されてくる、前記コンテンツの識別結果を表すレスポンスを受信する受信ステップと
    を含むコンテンツ再生方法。
  14. 前記リファレンスデータの前記第1のシグニチャデータは暗号化されており、
    暗号化されている前記第1のシグニチャデータは、認証処理を経て復号される
    請求項13に記載のコンテンツ再生方法。
  15. 前記第1のシグニチャデータに関する前記権利管理情報は、前記第1のシグニチャデータに対する既存の権利管理の方式を選択するための項目を含む
    請求項14に記載のコンテンツ再生方法。
  16. 前記第1のシグニチャデータに関する前記権利管理情報は、前記第1のシグニチャデータに対する権利管理の方式を任意に設定するための項目をさらに含む
    請求項15に記載のコンテンツ再生方法。
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