JP6407407B2 - 光源装置及び照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源を備える光源装置及びその光源装置を用いた照明装置に関する。
従来、所望の照明光を得るために、光源から出射された光を、レンズ及びリフレクタによって配光制御する光源装置が知られている。特許文献1には、光源、集光レンズ及びリフレクタを備える光源装置が開示されている。特許文献1において、集光レンズは、光源から出射された光を所望の位置に集光させる。また、リフレクタは、光源から出射された光を所望の位置に反射させる。
特開2010−3489号公報
しかしながら、特許文献1に開示された光源装置は、光源から出射された光を、レンズを介さずに直接リフレクタに反射させる。光源から出射された光は、様々な方向に拡散する。このため、光源から出射された光を大量に取り込むためには、リフレクタの奥行を深くする必要がある。従って、リフレクタが大きくなり、光源装置が大型化するという課題があった。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたもので、光源から出射された光の量を充分に確保しつつ小型化できる光源装置及びその光源装置を用いた照明装置を提供するものである。
本発明に係る光源装置は、光を出射する光源と、光源から出射された光の進行方向を変えるレンズと、光源及びレンズの少なくとも一部を覆い、光源から出射された光を被照射面側に反射するリフレクタと、を備え、レンズは、光源から出射された光を全反射してリフレクタ側に偏向する全反射面と、全反射面の内周に設けられ、光源から出射された光を屈折して被照射面側に出射する出射屈折面と、を有し、レンズの屈折率をnとすると、全反射面と出射屈折面との接続位置と光源の光軸とのなす角度θ1は、θ1≧Sin −1 (1/n)を満たすものである。
本発明によれば、レンズは、光源から出射された光をリフレクタ側に偏向する。即ち、光源から出射されて様々な方向に拡散する光の大半がリフレクタ側に偏向される。このため、リフレクタは、光源から出射された光を大量に取り込むことができる。従って、リフレクタの奥行を深くすることが不要である。これにより、リフレクタを小さくすることができる。よって、光源装置を、光源から出射された光の量を充分に確保しつつ小型化することができる。
実施の形態1に係る光源装置1を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る光源装置1を示す透視図である。 実施の形態2に係る光源装置100を示す分解斜視図である。 実施の形態2に係る光源装置100を示す透視図である。 実施の形態3に係る光源装置200を示す分解斜視図である。 実施の形態3に係る光源装置200を示す透視図である。 実施の形態4に係る光源装置300を示す分解斜視図である。 実施の形態4に係る光源装置300を示す透視図である。 実施の形態4におけるレンズ360を示す上面図である。 実施の形態5に係る照明装置2を示す斜視図である。 第1の変形例における光源10を示す斜視図である。 第2の変形例に係る光源装置1を示す透視図である。 第3の変形例に係る光源装置1を示す透視図である。
以下、本発明に係る光源装置及び照明装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る光源装置1を示す分解斜視図である。この図1に基づいて、光源装置1について説明する。図1に示すように、光源装置1は、光源10とレンズ20とリフレクタ30とを備えている。更に、光源装置1は、例えば基板11、コネクタ13、ワイヤ12及びヒートシンク40を備えている。
光源10は、光を出射するものであり、白色光を照射するものであって、例えばLED上に蛍光体が塗布された構造を備える。この光源10は、440nm〜480nm程度の青色光を発光するLEDチップ上に、青色光を黄色光に波長変換する蛍光体が設けられたものである。これにより、合成光として白色光を発光する発光素子である。
基板11は、例えば円形で板状のアルミニウム基板であり、基板11上には光源10が実装されている。また、基板11には、電力供給用の回路パターンが形成されており、光源10のほかに、ダイオード等の素子(図示せず)も、適宜実装されている。なお、基板11は、鉄等のそのほかの金属を用いた金属基板としてもよいし、ガラスエポキシ又は紙フェノール材等を用いた基板としてもよい。ガラスエポキシ又は紙フェノール材等を用いた基板は、金属基板と比べて安価である。
コネクタ13は、基板11上の素子を駆動する電力を供給する電源(図示せず)が接続されたものである。ワイヤ12は、コネクタ13と基板11とを接続するものである。このように、基板11には、ワイヤ12及びコネクタ13を介して、電源から電力が供給されている。
ヒートシンク40は、複数のフィンを備えており、基板11における光源10が実装された面とは反対側の面に密着されている。これにより、ヒートシンク40は、光源10から発生する熱を放熱する機能を有する。なお、基板11とヒートシンク40との間に、熱伝導グリース又は熱伝導シート等の熱伝導材、或いは、接着剤等を介在させてもよい。熱伝導材又は接着剤等は、使用される光源10、回路素子等の耐熱温度、寿命及び強度等に基づいて、使用の可否が適宜決定される。
レンズ20は、光源10から出射された光の進行方向を変えるものであり、例えば光源10の光軸14上を中心とした回転対称の形状である円柱状をなしている。レンズ20は、光源10から光が出射される側に配置されており、回転軸は、光源10の光軸14(矢印y方向)と一致している。レンズ20は、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂又はガラス等の透明な材料から生成されている。なお、レンズ20は、リフレクタ30に囲まれるように構成されている。
リフレクタ30は、光源10及びレンズ20の少なくとも一部を覆い、光源10から出射された光を被照射面側に反射するものである。ここで、被照射面とは、光源10からの光が照射される面、例えば壁面又は床面等をいう。リフレクタ30は、光源10の光軸14上を中心とした回転対称の形状であり、中空部を有する円錐台形状をなしている。リフレクタ30は、樹脂、ガラス又は金属等の材料が用いられており、その内面に、塗装又は金属蒸着等が適宜施されることにより、内面の反射率が高められている。
ここで、基板11及びリフレクタ30は、ヒートシンク40に固定されており、レンズ20は基板11に固定されている。このように、基板11、レンズ20及びリフレクタ30は、ヒートシンク40によって位置決めされている。レンズ20は、リフレクタ30に囲まれており、即ち、レンズ20の入射面21(図2参照)は、リフレクタ30の開口面35(図2参照)よりも光源10側に配置されている。
図2は、実施の形態1に係る光源装置1を示す透視図である。即ち、図2は、光源装置1を透視して内部を観察した図である。次に、レンズ20及びリフレクタ30について詳細に説明する。図2に示すように、レンズ20は、基板11における光源10が実装された面に対向し、光源10から出射された光が入射する入射面21と、レンズ20の内部に入射した光が出射する出射面22と、入射面21の周縁部と出射面22の周縁部とを接続する側面23とを有している。
入射面21は、入光凹部24を有している。入光凹部24は、光源10から出射された光が入射するものであり、例えば光源10を中心とした略半球状をなしている。従って、光源10から出射された光と入光凹部24とのなす角度はほぼ直角である。このため、光源10から出射された光は、入光凹部24に入射しても、ほぼ屈折せずに、そのままレンズ20の内部に進入する。
出射面22は、全反射面29と出射屈折面28とを有している。
全反射面29は、光源10から出射された光を全反射してリフレクタ30側に偏向する。全反射面29は、出射面22の外周部に設けられており、基板11と平行(矢印x方向)の水平面である。このように、レンズ20は、光源10から出射された光を全反射してリフレクタ30側に偏向するものである。
出射屈折面28は、全反射面29の内周に設けられ、光源10から出射された光を屈折して被照射面側に出射する。出射屈折面28は、全反射面29から遠ざかるにつれて被照射面側に向かって傾斜するように構成されている。本実施の形態1では、出射屈折面28は、入光凹部24と対向しており、被照射面側に突出する凸形状をなしている。
ここで、全反射面29と出射屈折面28との接続位置と光軸14とのなす角度θ1は、レンズ20の材料の屈折率をnとすると、下記式(1)を満たす。
θ1≧Sin−1(1/n)・・・・(1)
角度θ1は、光源10から出射されて全反射面29に入射する光が常に全反射する最小の入射角である臨界角である。
側面23は、光源10から出射された光を屈折するものであり、光軸14と平行(矢印y方向)の垂直面である。
リフレクタ30は、第1の回転楕円体31と第2の回転楕円体32とを有している。
第1の回転楕円体31は、被照射面側に設けられており、光軸14に平行(矢印y方向)の断面形状、即ち径方向からみた場合の断面形状は、光源10を第1焦点とし、被照射面側の任意の点を第2焦点とする楕円形状をなしている。第1の回転楕円体31には、被照射面側が開口した開口面35が形成されており、光源10から出射された光は、開口面35を通って被照射面を照射する。
第2の回転楕円体32は、第1の回転楕円体31に接続され、光源10側に設けられている。第2の回転楕円体32は、光軸14に平行(矢印y方向)の断面形状、即ち径方向からみた場合の断面形状は、光源10における全反射面29を線対称とする点を第1焦点とし、被照射面側の任意の点を第2焦点とする楕円形状をなしている。第1の回転楕円体31と第2の回転楕円体32とは、リフレクタ30において、レンズ20の入射面21に水平な部分とレンズ20の出射面22に水平な部分との間で接続されている。
なお、第1の回転楕円体31の第2焦点と第2の回転楕円体32の第2焦点とは、同じ点である。そして、第1の回転楕円体31の第2焦点及び第2の回転楕円体32の第2焦点は、光源10から出射された光が出射屈折面28によって集光する点とも、一致している。以下、第1の回転楕円体31の第2焦点、第2の回転楕円体32の第2焦点及び出射屈折面28により集光する点を、集光点と呼称する。
次に、図2を用いて、本実施の形態1に係る光源装置1の光の経路について説明する。光の経路は、光源10における光軸14の中心から出射された光の経路を示すものである。そして、光軸14と垂直の方向(矢印x方向)の線を基準線、即ち角度0度の線として、その基準線からの角度が夫々異なって出射された光の経路について説明する。なお、光軸14の方向(矢印y方向)は、基準線から90度の角度である。
先ず、基準線からの角度が最も小さい小角度光S1の経路について説明する。図2に示すように、小角度光S1は、入光凹部24を通ってレンズ20の内部に進入する。ここで、入光凹部24は光源10を中心とした半球状をなしている。このため、小角度光S1は、ほぼ屈折せずに、そのままレンズ20の内部に進入する。レンズ20の内部に進入した小角度光S1は、側面23に到達する。小角度光S1は、側面23で屈折され、図2において右斜め下方向に出射される。側面23から出射した小角度光S1は、主として、第1の回転楕円体31に到達する。小角度光S1は、第1の回転楕円体31で反射され、開口面35を通って被照射面側の集光点に向かう。
次に、基準線からの角度が中程度の中角度光M1の経路について説明する。図2に示すように、中角度光M1は、入光凹部24を通ってレンズ20の内部に進入する。ここで、入光凹部24は光源10を中心とした半球状をなしている。このため、中角度光M1は、ほぼ屈折せずに、そのままレンズ20の内部に進入する。レンズ20の内部に進入した中角度光M1は、全反射面29に到達する。中角度光M1は、全反射面29で全反射され、側面23に到達する。中角度光M1は、側面23で屈折され、被照射面側とは反対側の方向、即ち、図2において右斜め上方向に出射される。側面23から出射した中角度光M1は、主として、第2の回転楕円体32に到達する。中角度光M1は、第2の回転楕円体32で反射され、開口面35を通って被照射面側の集光点に向かう。
そして、基準線からの角度が最も大きい大角度光L1の経路について説明する。図2に示すように、大角度光L1は、入光凹部24を通ってレンズ20の内部に進入する。ここで、入光凹部24は光源10を中心とした半球状をなしている。このため、大角度光L1は、ほぼ屈折せずに、そのままレンズ20の内部に進入する。レンズ20の内部に進入した大角度光L1は、出射屈折面28に到達する。大角度光L1は、出射屈折面28で屈折され、開口面35を通って被照射面側の集光点に向かう。
次に、本実施の形態1に係る光源装置1の作用について説明する。レンズ20は、光源10から出射された光をリフレクタ30側に偏向する。即ち、光源10から出射されて様々な方向に拡散する光の大半がリフレクタ30側に偏向される。このため、リフレクタ30は、光源10から出射された光を大量に取り込むことができる。従って、リフレクタ30の奥行(矢印y方向)を深くすることが不要である。これにより、リフレクタ30を小さくすることができる。よって、光源装置1を、光源10から出射された光の量を充分に確保して光の利用効率を高めつつ小型化することができる。
ここで、従来技術について説明する。従来、レンズは、光源から出射された光をリフレクタ側に偏向する構成を有していない。このため、中角度光M1のように、小角度光S1よりも基準線からの角度が大きい光をリフレクタに反射させるためには、リフレクタの深さを深くする必要がある。
これに対し、本実施の形態1において、レンズ20は、光源10から出射された光をリフレクタ30側に偏向する。このため、リフレクタ30は、光源10から出射された光を大量に取り込むことができる。従って、リフレクタ30の奥行(矢印y方向)を深くすることが不要である。
また、レンズ20は、光源10から出射された光を全反射してリフレクタ30側に偏向する全反射面29を有する。このように、本実施の形態1は、全反射面29を用いて、光源10から出射された光を全反射してリフレクタ30側に偏向している。これにより、光源装置1を、光源10から出射された光の量を充分に確保して光の利用効率を高めつつ小型化することができる。
更に、レンズ20は、全反射面29の内周に設けられ、光源10から出射された光を屈折して被照射面側に出射する出射屈折面28を有する。このように、レンズ20は、全反射面29による全反射及び出射屈折面28による屈折によって、光源10から出射された光を自在に制御する。このため、配光の制御性が高い。
更にまた、出射屈折面28は、全反射面29から遠ざかるにつれて被照射面側に向かって傾斜するように構成されている。これにより、光源10から出射された光を、被照射面に効率的に集光させることができる。
また、レンズ20は、光源10から出射された光が入射する入光凹部24を有する。そして、入光凹部24は、光源10を中心とした半球状をなしている。このため、光源10から出射された光を、ほぼ屈折せずに、そのままレンズ20の内部に進入させることができる。
更に、レンズ20は、光源10の光軸14上を中心とした回転対称の形状をなしている。更にまた、リフレクタ30は、光源10の光軸14上を中心とした回転対称の形状をなしている。このため、光源10から出射された光を、周方向において均一に被照射面に照射させることができる。
更にまた、レンズ20は、リフレクタ30に囲まれるように構成されている。このため、リフレクタ30は、光源10から出射された光を大量に取り込むことができる。
実施の形態2.
次に、本実施の形態2に係る光源装置100について説明する。図3は、実施の形態2に係る光源装置100を示す分解斜視図である。本実施の形態2は、レンズ120の形状及びリフレクタ130の形状が実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図3に示すように、本実施の形態2は、レンズ120の形状及びリフレクタ130の形状が実施の形態1と相違する。
図4は、実施の形態2に係る光源装置100を示す透視図である。即ち、図4は、光源装置100を透視して内部を観察した図である。図4に示すように、レンズ120は、基板11における光源10が実装された面に対向し、光源10から出射された光が入射する入射面121と、レンズ120の内部に入射した光が出射する出射面122と、入射面121の周縁部と出射面122の周縁部とを接続する側面123とを有している。
入射面121は、入光凹部124と第3の凹部150とを有している。
入光凹部124は、光源10から出射された光が入射するものであり、例えば底面126と傾斜面125とを有している。底面126は、光源10の光軸14から水平に延びる円状の面である。傾斜面125は、底面126から遠ざかるにつれて光源10側に向かって広がって傾斜する円錐台状の面である。
第3の凹部150は、傾斜面125から出射された光を屈折して被照射面側に導くものである。第3の凹部150は、入光凹部124の外周に設けられており、入射した光を出射面122側又は側面123側に導くものである。第3の凹部150は、光軸14に対し若干傾いて形成された第1の屈折面151と、第1の屈折面151の端縁から出射面122に対し傾斜した第2の屈折面152と、第2の屈折面152の端縁から光軸14に対し平行に形成された第3の屈折面153とを有している。
第1の屈折面151は、入射面121から出射面122の側に向けて入光凹部124から径方向(矢印x方向)に沿って離れて、入光凹部124からレンズ120の内部に進入した光を屈折するものである。また、第2の屈折面152は、第1の屈折面151の端縁から入射面121の側に向けて入光凹部124から径方向に沿って離れて、第1の屈折面151から出射された光を屈折し、全反射面129に導くものである。そして、第3の屈折面153は、第2の屈折面152の端縁からレンズ120の上端面まで光軸14に対し平行(矢印y方向)に延びるものである。
出射面122は、第2の凹部127を有しており、第2の凹部127は、入光凹部124からレンズ120の内部に進入した光及び第3の凹部150からレンズ120の内部に進入した光が入射するものである。なお、本実施の形態2は、出射面122の全面が第2の凹部127となっている。第2の凹部127は、全反射面129と出射屈折面128とを有している。
全反射面129は、出射面122の外周部に設けられており、入射された光を入射面121の側に全反射するものである。全反射面129は、例えばリフレクタ130に近づくにつれて被照射面側に向かって傾斜するように構成されている。即ち、レンズ120において、入射面121と全反射面129との間に位置する部分は、リフレクタ130に近づくにつれて厚さが厚くなっている。
出射屈折面128は、全反射面129の内周に設けられ、光源10から出射された光を屈折して被照射面側に出射する。出射屈折面128は、全反射面129から遠ざかるにつれて被照射面側に向かって傾斜するように構成されている。本実施の形態2では、出射屈折面128は、入光凹部124と対向しており、被照射面側に突出する凸形状をなしている。即ち、レンズ120において、入射面121と出射屈折面128との間に位置する部分は、全反射面129から遠ざかるにつれて厚さが厚くなっている。なお、出射屈折面128は、光軸14上の任意の点を中心とした球面の一部であり、出射屈折面128の凸形状における頂点は、光軸14上に位置している。
リフレクタ130は、楕円体の形状をなしており、内面が回転放物面の形状をなしている。リフレクタ130の内面の焦点は、全反射面129の外側端縁を通る水平面と光軸14との交点P1である。
次に、図4を用いて、本実施の形態2に係る光源装置100の光の経路について説明する。光の経路は、光源10における光軸14の中心から出射された光の経路を示すものである。そして、光軸14と垂直の方向(矢印x方向)の線を基準線、即ち角度0度の線として、その基準線からの角度が夫々異なって出射された光の経路について説明する。なお、光軸14の方向(矢印y方向)は、基準線から90度の角度である。
先ず、基準線からの角度が最も小さい小角度光S1の経路について説明する。図4に示すように、小角度光S1は、光源10から入光凹部124における傾斜面125に向けて出射された光のうち、一部の光に該当するものである。この小角度光S1は、傾斜面125で屈折され、その後、第3の凹部150における第1の屈折面151に入射し、更に屈折される。この屈折された小角度光S1は、第2の屈折面152に入射して屈折され、第2の凹部127における全反射面129に入射する。そして、小角度光S1は、全反射面129で全反射され、レンズ120の側面123に入射し、レンズ120の側面123から、レンズ120の出射面122とは反対側、即ち、図4において右斜め上方向に出射する。側面123から出射した小角度光S1は、リフレクタ130に到達する。小角度光S1は、リフレクタ130で反射され、光軸14に対し略平行な光線又は若干収束する光線として、開口面135を通って被照射面に向かう。
次に、基準線からの角度が中程度の中角度光M1の経路について説明する。図4に示すように、中角度光M1は、光源10から入光凹部124における傾斜面125に向けて出射された光のうち、一部の光に該当するものである。この中角度光M1は、傾斜面125で屈折され、その後、第3の凹部150を介さずに、第2の凹部127における全反射面129に入射する。そして、中角度光M1は、全反射面129で全反射され、レンズ120の側面123に入射し、レンズ120の側面123から略水平に出射する。側面123から出射した中角度光M1は、リフレクタ130に到達する。中角度光M1は、リフレクタ130で反射され、光軸14に対し略平行な光線又は若干発散する光線として、開口面135を通って被照射面に向かう。
そして、基準線からの角度が最も大きい大角度光L1の経路について説明する。図4に示すように、大角度光L1は、光源10から入光凹部124における底面126に向けて出射された光に該当するものである。この大角度光L1は、底面126で屈折され、その後、第2の凹部127における出射屈折面128に入射する。そして、大角度光L1は、出射屈折面128で屈折され、図4において略下方向、即ち光軸14に略平行の方向に出射される。このように、出射屈折面128から出射された大角度光L1は、リフレクタ130の内面に反射されることなく、開口面135を通って被照射面に向かう。
次に、本実施の形態2に係る光源装置100の作用について説明する。光源10から出射された光の一部は、レンズ120の全反面によってリフレクタ130に向けて全反射され、リフレクタ130で反射されることによって、被照射面を照明する照明光として利用される。ここで、レンズ120は、傾斜面125から出射された光を屈折する第3の凹部150を有している。この第3の凹部150は、入光凹部124から側面123に向かう光路の途中に設けられている。このため、光源10から出射された光が全反射面129に到達することなく側面123に到達することを抑制することができる。
従って、リフレクタ130に到達する光の大半は、全反射面129によって反射される。これにより、レンズ120を通過した光は、基準線よりも上方に向く割合が増加する。従って、リフレクタ130は、光源10から出射された光を大量に取り込むことができる。従って、リフレクタ130の奥行(矢印y方向)を深くすることが不要である。これにより、リフレクタ130を小さくすることができる。よって、光源装置100を、光源10から出射された光の量を充分に確保して光の利用効率を高めつつ小型化することができる。
また、全反射面129は、リフレクタ130に近づくにつれて前記被照射面側に向かって傾斜するように構成されている。これにより、光源10から出射された光は、全反射される割合が増えるため、リフレクタ130を小さくすることができる。
入光凹部124は、光源10の光軸14から水平に延びる底面126と、底面126から遠ざかるにつれて光源10側に向かって広がって傾斜する傾斜面125と、を有する。このため、入光凹部124に到達した光を様々な方向に拡散することができる。
実施の形態3.
次に、本実施の形態3に係る光源装置200について説明する。図5は、実施の形態3に係る光源装置200を示す分解斜視図である。本実施の形態3は、レンズ220の形状が実施の形態1,2と相違し、リフレクタ230の形状が実施の形態1と相違するが実施の形態2と共通する。本実施の形態3では、実施の形態1,2と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1,2との相違点を中心に説明する。
図5に示すように、本実施の形態3は、レンズ220の形状が実施の形態1,2と相違し、リフレクタ230の形状が実施の形態1と相違するが実施の形態2と共通する。
図6は、実施の形態3に係る光源装置200を示す透視図である。即ち、図6は、光源装置200を透視して内部を観察した図である。図6に示すように、レンズ220は、入光凹部221と、裏面223と、第1の出射面222a及び第2の出射面222bを有する出射面222とを有している。
入光凹部221は、光源10から出射された光が入射するものであり、例えば光源10を中心とした略半球状をなしている。従って、光源10から出射された光と入光凹部221とのなす角度はほぼ直角である。このため、光源10から出射された光は、入光凹部221に入射しても、ほぼ屈折せずに、そのままレンズ220の内部に進入する。
裏面223は、第1の出射面222a及び第2の出射面222bの裏側の面であり、入光凹部221の外周に設けられている。裏面223は、光源10の光軸14に略直交する面である。
第1の出射面222aは、光源10の光軸14から遠ざかるにつれて被照射面側に向かって傾斜し、光源10から出射された光を屈折してリフレクタ230側に偏向する。即ち、レンズ220において、入光凹部221及び裏面223と第1の出射面222aとの間に位置する部分は、光軸14から離れるにつれて厚さが厚くなっている。なお、第1の出射面222aは、光源10の光軸14に略直交している。
第2の出射面222bは、第1の出射面222aからリフレクタ230に近づくにつれて光源10側に向かって傾斜し、光源10から出射された光を屈折してリフレクタ230側に偏向する。即ち、レンズ220において、入光凹部221及び裏面223と第2の出射面222bとの間に位置する部分は、リフレクタ230に近づくにつれて厚さが薄くなっている。このように、第1の出射面222a及び第2の出射面222bは、非球面状をなしている。
次に、図6を用いて、本実施の形態3に係る光源装置200の光の経路について説明する。光の経路は、光源10における光軸14の中心から出射された光の経路を示すものである。そして、光軸14と垂直の方向(矢印x方向)の線を基準線、即ち角度0度の線として、その基準線からの角度が夫々異なって出射された光の経路について説明する。なお、光軸14の方向(矢印y方向)は、基準線から90度の角度である。
図6に示すように、光L200は、入光凹部221を通ってレンズ220の内部に進入する。ここで、入光凹部221は光源10を中心とした半球状をなしている。このため、光L200は、ほぼ屈折せずに、そのままレンズ220の内部に進入する。レンズ220の内部に進入した光L200は、第2の出射面222bに到達する。光L200は、第2の出射面222bで光軸14から離れる方向に屈折され、リフレクタ230に到達する。光L200は、リフレクタ230で反射され、開口面235を通って被照射面に向かう。
一方、図6に示すように、光軸14に沿って進行する光L201は、入光凹部221を通ってレンズ220の内部に進入する。ここで、入光凹部221は光源10を中心とした半球状をなしている。このため、光L201は、ほぼ屈折せずに、そのままレンズ220の内部に進入する。レンズ220の内部に進入した光L201は、第1の出射面222aに到達する。ここで、第1の出射面222aは光源10の光軸14に略直交しているため、光L201は、ほぼ屈折せずに、そのまま出射される。そして、光L201は、開口面235を通って被照射面に向かう。
次に、本実施の形態3に係る光源装置200の作用について説明する。レンズ220は、光源10の光軸14から遠ざかるにつれて被照射面側に向かって傾斜し、光源10から出射された光を屈折してリフレクタ230側に偏向する第1の出射面222aと、第1の出射面222aからリフレクタ230に近づくにつれて光源10側に向かって傾斜し、光源10から出射された光を屈折してリフレクタ230側に偏向する第2の出射面222bと、を有する。このため、光源10から出射された光は、第2の出射面222bによって主に光軸14に対し、遠ざかる方向に屈折される。従って、レンズ220が使用されない場合に比べて、リフレクタ230の奥行を浅くしても、光源10からの光を充分に取り込むことができる。従って、光利用効率及び配光制御性が高く、小型及び軽量な光源装置200を得ることができる。
実施の形態4.
次に、本実施の形態4に係る光源装置300について説明する。図7は、実施の形態4に係る光源装置300を示す分解斜視図である。本実施の形態4は、レンズ360の形状及びリフレクタ330の形状が実施の形態1,2,3と相違する。本実施の形態4では、実施の形態1,2,3と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1,2,3との相違点を中心に説明する。
図7に示すように、本実施の形態4は、レンズ360が光源10の光軸14上を中心とした回転非対称の形状をなしており、リフレクタ330も光源10の光軸14上を中心とした回転非対称の形状をなしている。
図8は、実施の形態4に係る光源装置300を示す透視図であり、即ち、図8は、光源装置300を透視して内部を観察した図である。図9は、実施の形態4におけるレンズ360を示す上面図である。図8,図9に示すように、レンズ360は、基板11における光源10が実装された面に対向し、光源10から出射された光が入射する入射面321と、レンズ360の内部に入射した光が出射する出射面322と、入射面321の周縁部と出射面322の周縁部とを接続する側面363及び曲面371を有している。なお、レンズ360は、光源10に対向する円錐台部370と、円錐台部370から突出する突起部380とから構成されている。
入射面321は、入光凹部364と第3の凹部390とを有している。このうち、入光凹部364は、円錐台部370に設けられており、第3の凹部390は、突起部380に設けられている。
入光凹部364は、光源10から出射された光が入射するものであり、例えば底面384と傾斜面383と部分球面365とを有している。底面384は、光源10の光軸14から水平に延びる半円状の面である。傾斜面383は、底面384から遠ざかるにつれて光源10側に向かって広がって傾斜する半円錐台状の面であり、突起部380側に設けられている。部分球面365は、光源10を中心とした球面の一部の形状をなしており、円錐台部370側に設けられている。
第3の凹部390は、入光凹部364の外周に設けられており、入射した光を出射面322側又は側面363側に導くものである。第3の凹部390は、光軸14に対し若干傾いて形成された第1の屈折面391と、第1の屈折面391の端縁から出射面322に対し傾斜した第2の屈折面392と、第2の屈折面392の端縁から光軸14に対し平行に形成された第3の屈折面393と、第1の屈折面391と第3の屈折面393とを接続する凹部側面とを有している。なお、第1の屈折面391、第2の屈折面392及び第3の屈折面393は、実施の形態2と同様の形状又はその一部の形状をなしており、実施の形態2と同様の作用を有する。
出射面322は、全反射面369と出射屈折面368とを有している。このうち、全反射面369は、突起部380に設けられており、出射屈折面368は、円錐台部370に設けられている。なお、全反射面369及び出射屈折面368は、実施の形態1,2と同様の形状又はその一部の形状をなしており、実施の形態1,2と同様の作用を有する。
側面363は、光源10から出射された光を屈折するものであり、光軸14と平行(矢印y方向)の垂直面である。側面363は、突出部に設けられている。
曲面371は、入射面321から出射面322にかけて幅が広がるように傾斜する面であり、円錐台部370に設けられている。曲面371は、光源10の中心を焦点とする回転放物面の形状をなしている。
なお、突起部380には、突起側面381が設けられている。突起側面381は、曲面371と側面363とを接続するものである。突起側面381同士は、曲面371から側面363にかけて、互いの距離が広がるように傾斜して対向している。これにより、突起側面381は、入射する光を全反射して、側面363に導く。
リフレクタ330は、半楕円体の形状をなしている。リフレクタ330は、例えばレンズ360の側面363に対向する位置に配置されているが、側面363から出射された光が到達する範囲内に配置されればよい。
次に、図8を用いて、本実施の形態4に係る光源装置300の光の経路について説明する。光の経路は、光源10における光軸14の中心から出射された光の経路を示すものである。そして、光軸14と垂直の方向(矢印x方向)の線を基準線、即ち角度0度の線として、その基準線からの角度が夫々異なって出射された光の経路について説明する。なお、光軸14の方向(矢印y方向)は、基準線から90度の角度である。
先ず、基準線からの角度が最も小さい小角度光S1の経路について説明する。図8に示すように、小角度光S1は、全反射面369で全反射され、レンズ360の側面363に入射し、レンズ360の側面363から、レンズ360の出射面322とは反対側、即ち、図8において右斜め上方向に出射する。側面363から出射した小角度光S1は、リフレクタ330に到達する。小角度光S1は、リフレクタ330で反射され、光軸14に対し略平行な光線又は若干収束する光線として、開口面335を通って被照射面に向かう。なお、本実施の形態4における小角度光S1の経路は、実施の形態2における小角度光S1の経路と同等である。
基準線からの角度が中程度の中角度光M1(図示せず)の経路も、実施の形態2における中角度光M1の経路と同等である。即ち、側面363から出射した中角度光M1は、リフレクタ330に到達する。中角度光M1は、リフレクタ330で反射され、光軸14に対し略平行な光線又は若干発散する光線として、開口面335を通って被照射面に向かう。
そして、基準線からの角度が最も大きい大角度光L300の経路について説明する。図8に示すように、大角度光L300は、光源10から円錐台部370側に出射された光の一部に該当し、入光凹部364の部分球面365に入射するものである。ここで、部分球面365は光源10を中心とした球面の一部の形状をなしている。このため、大角度光L300は、ほぼ屈折せずに、そのままレンズ360の内部に進入する。レンズ360の内部に進入した大角度光L300は、曲面371に到達する。大角度光L300は、曲面371で全反射され、出射屈折面368に到達する。大角度光L1は、出射屈折面368で屈折され、開口面335を通って被照射面側の集光点に向かう。
なお、光源10から入光凹部364を介してレンズ360の内部に進入し、そのまま出射屈折面368に到達した光(図示せず)は、出射屈折面368で屈折され、開口面335を通って被照射面側の集光点に向かう。
次に、本実施の形態4に係る光源装置300の作用について説明する。本実施の形態4では、レンズ360の出射屈折面368から出射して被照射面を照明する光と、レンズ360の側面363から出射してリフレクタ330で反射して被照射面を照明する光とが存在する。このうち、リフレクタ330で反射する光は、主に、レンズ360によって、光軸14から離れる方向又は入射面321側に向けて全反射された後、リフレクタ330に到達する。従って、リフレクタ330の奥行(矢印y方向)を深くすることが不要である。これにより、リフレクタ330を小さくすることができる。よって、光源装置300を、光源10から出射された光の量を充分に確保して光の利用効率を高めつつ小型化することができる。
また、突起部380の大きさを適宜変更することにより、リフレクタ330で反射した後に開口面335から出射する光の割合を調整することができる。このため、用途に応じた配光、照明パターンを容易に得ることができる。
更に、レンズ360は、光源10の光軸14上を中心とした回転非対称の形状をなしている。更にまた、リフレクタ330は、光源10の光軸14上を中心とした回転非対称の形状をなしている。このため、レンズ360及びリフレクタ330を小型化することができる。
実施の形態5.
次に、本実施の形態5に係る照明装置2について説明する。図10は、実施の形態5に係る照明装置2を示す斜視図である。本実施の形態5に係る照明装置2は、実施の形態1に係る光源装置1をダウンライトに適用したものである。
図10に示すように、照明装置2は、光源装置1と、ヒートシンク401と、電源403とを備えている。ヒートシンク401は、光源装置1が発する熱を放熱するものである。なお、ヒートシンク401は、実施の形態1で説明したヒートシンク40をそのまま用いてもよい。なお、照明装置2は、固定金具(図示せず)によって、天井等に設置された取付穴を用いて取り付けられ、天井等に取り付けられる。電源403は、ケーブル405を介して光源装置1に接続されており、光源装置1に所定の電力を供給するものである。
本実施の形態5に係る照明装置2は、実施の形態1に係る光源装置1を備えている。このため、リフレクタ30を薄型化することができ、小型且つ軽量でありながら、光の利用効率を高め、配光制御性を高めることができる。
なお、本実施の形態5に係る照明装置2は、実施の形態1に係る光源装置1が使用されているが、実施の形態2,3,4のいずれかに係る光源装置が使用されてもよい。また、照明装置2は、天井以外に取り付けられるものであってもよい。例えば、照明装置2は、車両のヘッドライト等に使用されてもよく、用途は限定されない。
(第1変形例)
図11は、第1の変形例における光源10を示す斜視図である。次に、第1変形例について説明する。上記実施の形態1〜5のいずれもにおいて、光源10をLEDとして例示しているが、光源10をLD(Laser Diode)等としてもよい。また、図11に示すように、光源10は、基板11上に複数実装された光源モジュールとしてもよい。更に、光源10を、ハロゲンランプ又はHIDランプ等としてもよい。
(第2変形例)
図12は、第2の変形例に係る光源装置1を示す透視図である。即ち、図12は、光源装置1を透視して内部を観察した図である。次に、第2変形例について説明する。レンズ20の入射面及び全反射面の形状は、上記実施の形態で例示した形状に限定されない。例えば、回転楕円形状、回転双曲面形状又は回転多項式面等が挙げられる。また、出射屈折面の形状は、上記実施の形態で例示した形状に限定されない。例えば、凹形状、平面形状又は円錐台形状等が挙げられる。
また、図12に示すように、出射面22を全反射面29のみとしてもよい。光源10から出射された光L500は、全反射面29で全反射されることによって、光源10の光軸14から離れる方向に偏向されて、リフレクタ30に到達する。これにより、第2変形例においても、実施の形態1〜4と同様に、リフレクタ30を浅くしても、高効率な光制御が可能である。
(第3変形例)
図13は、第3の変形例に係る光源装置1を示す透視図である。即ち、図13は、光源装置1を透視して内部を観察した図である。次に、第3変形例について説明する。レンズ500が配置される位置は、上記実施の形態1〜4のように、リフレクタ600の開口面35と光源10との間の位置に限定されない。図13に示すように、レンズ500は、リフレクタ600の開口面35に配置されてもよい。
入射面521は、全反射面502と出射屈折面501とを有している。全反射面502は、入射面521の外周部に設けられており、水平面である。出射屈折面501は、全反射面502の内周に設けられており、全反射面502から遠ざかるにつれて光源10側に向かって傾斜するように構成されている。即ち、出射屈折面501は、光源10と対向しており、光源10側に突出する凸形状をなしている。なお、出射屈折面501は、球の一部の形状をなしている。出射面503は、水平面である。
光源10から出射された光のうち、出射屈折面501に向かって出射された光L501は、出射屈折面501及び出射面503で屈折されて、被照射面を照明する。また、光源10から出射された光のうち、全反射面502に向かって出射された光L502は、全反射面502で全反射されて、リフレクタ600に到達する。光L502は、リフレクタ600で反射されて全反射面502及び出射面503を通過して、被照射面を照明する。
このように、第3変形例は、レンズ500がリフレクタ600の開口面35に配置されており、出射屈折面501は、全反射面502の内周に設けられており、全反射面502から遠ざかるにつれて光源10側に向かって傾斜するように構成されている。この第3変形例においても、上記実施の形態1〜5と同様の効果を奏する。
なお、レンズの出射屈折面とリフレクタによる配光角度、照明エリアとは、一致させなくともよく、用途に応じて適宜変更することができる。また、レンズ又はリフレクタの表面の少なくとも一部に、シボ加工等の光拡散処理を施してもよい。これにより、照射イメージを変更することができ、また、被照射面の色むら等を緩和することができる。
なお、上記実施の形態1〜5、第1変形例、第2変形例及び第3変形例は、本発明の具体例を示したに過ぎず、夫々、適宜組み合わせることも可能である。
1 光源装置、2 照明装置、10 光源、11 基板、12 ワイヤ、13 コネクタ、14 光軸、20 レンズ、21 入射面、22 出射面、23 側面、24 入光凹部、28 出射屈折面、29 全反射面、30 リフレクタ、31 第1の回転楕円体、32 第2の回転楕円体、35 開口面、40 ヒートシンク、100 光源装置、120 レンズ、121 入射面、122 出射面、123 側面、124 入光凹部、125 傾斜面、126 底面、127 第2の凹部、128 出射屈折面、129 全反射面、130 リフレクタ、135 開口面、150 第3の凹部、151 第1の屈折面、152 第2の屈折面、153 第3の屈折面、200 光源装置、220 レンズ、221 入光凹部、222 出射面、222a 第1の出射面、222b 第2の出射面、223 裏面、230 リフレクタ、235 開口面、300 光源装置、321 入射面、322 出射面、330 リフレクタ、335 開口面、360 レンズ、363 側面、364 入光凹部、365 部分球面、368 出射屈折面、369 全反射面、370 円錐台部、371 曲面、380 突起部、381 突起側面、383 傾斜面、384 底面、390 第3の凹部、391 第1の屈折面、392 第2の屈折面、393 第3の屈折面、394 凹部側面、401 ヒートシンク、403 電源、405 ケーブル、500 レンズ、501 出射屈折面、502 全反射面、503 出射面、521 入射面、600 リフレクタ。

Claims (16)

  1. 光を出射する光源と、
    前記光源から出射された光の進行方向を変えるレンズと、
    前記光源及び前記レンズの少なくとも一部を覆い、前記光源から出射された光を被照射面側に反射するリフレクタと、を備え、
    前記レンズは、
    前記光源から出射された光を全反射して前記リフレクタ側に偏向する全反射面と、
    前記全反射面の内周に設けられ、前記光源から出射された光を屈折して前記被照射面側に出射する出射屈折面と、を有し、
    前記レンズの屈折率をnとすると、前記全反射面と前記出射屈折面との接続位置と前記光源の光軸とのなす角度θ1は、θ1≧Sin −1 (1/n)を満たす
    光源装置。
  2. 前記全反射面は、
    前記リフレクタに近づくにつれて前記被照射面側に向かって傾斜するように構成されている
    請求項1記載の光源装置。
  3. 前記出射屈折面は、
    前記全反射面から遠ざかるにつれて前記被照射面側に向かって傾斜するように構成されている
    請求項1又は2記載の光源装置。
  4. 前記出射屈折面は、
    前記全反射面から遠ざかるにつれて前記光源側に向かって傾斜するように構成されている
    請求項1又は2記載の光源装置。
  5. 光を出射する光源と、
    前記光源から出射された光の進行方向を変えるレンズと、
    前記光源及び前記レンズの少なくとも一部を覆い、前記光源から出射された光を被照射面側に反射するリフレクタと、を備え、
    前記レンズは、
    前記光源から出射された光を前記リフレクタ側に偏向するものであり、
    前記レンズは、
    前記光源の光軸から遠ざかるにつれて前記被照射面側に向かって傾斜し、前記光源から出射された光を屈折して前記リフレクタ側に偏向する第1の出射面と、
    前記第1の出射面から前記リフレクタに近づくにつれて前記光源側に向かって傾斜し、前記光源から出射された光を屈折して前記リフレクタ側に偏向する第2の出射面と、を有する
    光源装置。
  6. 前記レンズには、
    前記光源から出射された光が入射する入光凹部が形成されている
    請求項1〜のいずれか1項に記載の光源装置。
  7. 前記入光凹部は、
    前記光源を中心とした半球状をなしている
    請求項記載の光源装置。
  8. 前記入光凹部は、
    前記光源の光軸から水平に延びる底面と、
    前記底面から遠ざかるにつれて前記光源側に向かって広がって傾斜する傾斜面と、を有する
    請求項記載の光源装置。
  9. 光を出射する光源と、
    前記光源から出射された光の進行方向を変えるレンズと、
    前記光源及び前記レンズの少なくとも一部を覆い、前記光源から出射された光を被照射面側に反射するリフレクタと、を備え、
    前記レンズは、
    前記光源から出射された光を全反射して前記リフレクタ側に偏向する全反射面を有し、
    前記レンズには、
    前記光源から出射された光が入射する入光凹部が形成されており、
    前記入光凹部は、
    前記光源の光軸から水平に延びる底面と、
    前記底面から遠ざかるにつれて前記光源側に向かって広がって傾斜する傾斜面と、を有し、
    前記レンズには、
    前記傾斜面から出射された光を屈折して被照射面側に導く第3の凹部が形成されている
    光源装置。
  10. 光を出射する光源と、
    前記光源から出射された光の進行方向を変えるレンズと、
    前記光源及び前記レンズの少なくとも一部を覆い、前記光源から出射された光を被照射面側に反射するリフレクタと、を備え、
    前記レンズは、
    前記光源から出射された光を前記リフレクタ側に偏向するものであり、
    前記レンズには、
    前記光源から出射された光が入射する入光凹部が形成されており、
    前記入光凹部は、
    前記光源の光軸から水平に延びる底面と、
    前記底面から遠ざかるにつれて前記光源側に向かって広がって傾斜する傾斜面と、を有し、
    前記レンズには、
    前記傾斜面から出射された光を屈折して被照射面側に導く第3の凹部が形成されている
    光源装置。
  11. 前記レンズは、前記光源の光軸上の点を中心とした回転対称の形状をなしている
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の光源装置。
  12. 前記レンズは、前記光源の光軸上の点を中心とした回転非対称の形状をなしている
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の光源装置。
  13. 前記リフレクタは、前記光源の光軸上の点を中心とした回転対称の形状をなしている
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の光源装置。
  14. 前記リフレクタは、前記光源の光軸上の点を中心とした回転非対称の形状をなしている
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の光源装置。
  15. 前記レンズは、
    前記リフレクタに囲まれるように構成されている
    請求項1〜14のいずれか1項に記載の光源装置。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の光源装置を備える
    照明装置。
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