JP6400053B2 - 放射線撮像装置及び放射線撮像システム、それらの制御方法及びそのプログラム - Google Patents

放射線撮像装置及び放射線撮像システム、それらの制御方法及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置及び撮像システム、それらの制御方法及びそのプログラムに関するものである。より具体的には、医療診断における一般撮影などの静止画撮影や透視撮影などの動画撮影に好適に用いられる、放射線撮像装置及び放射線撮像システム、それらの制御方法及びそのプログラムに関する。
近年、X線による医療画像診断や非破壊検査に用いる撮像装置として、半導体材料によって形成された平面検出器(Flat Panel Detector、以下FPDと略す)を用いた放射線撮像装置が実用化され始めている。このような放射線撮像装置は、例えば医療画像診断においては、一般撮影のような静止画撮影や、透視撮影のような動画撮影のデジタル放射線画像を取得するための放射線撮像装置として用いられている。
このような放射線撮像装置において、特許文献1や特許文献2に開示されているように、撮影の用途に応じて複数の撮像動作を切り替えて、さまざまな用途に対応させることが検討されている。
特開2010−246835号公報 特開2011−066514号公報
しかしながら、撮像動作のパラメータ(例えばフレームレートやゲイン、画素加算数など)が変更前後で相違する場合、その相違によって変更後に取得された画像にアーチファクトが発生する場合がある。これは、一般撮影から透視撮影に遷移する際だけではなく、透視撮影から異なるパラメータを持つ透視撮影へ、すなわち互いに異なる撮像動作のパラメータで制御される動画撮影間で撮像動作が遷移する場合でも、アーチファクトが発生する場合がある。このアーチファクトにより、変更後に取得された画像の画質低下を招く恐れがあるという課題がある。加えて、パラメータが異なる撮像動作の数が増加するにつれ、それぞれに個別に画像処理で対応することは容易ではなく、簡易な処理で上記課題を解決できることが望まれる。そこで本発明では、複雑な画像処理を行うことなく、放射線撮像装置の制御により、パラメータが互いに異なる撮像動作間の変更に起因するアーチファクトを低減することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、放射線又は光を電気信号に変換する変換素子を有する画素が行列状に複数配置された画素アレイと、変更可能な画素加算数で前記画素アレイを駆動する駆動回路と、駆動された前記画素アレイからの電気信号を増幅して出力する読出回路と、を含む検出器と、前記駆動回路及び前記読出回路を制御する制御部と、を有する撮像装置であって、前記制御部が、第1時間で前記画素に電気信号を蓄積する第1蓄積動作と、該第1蓄積動作によって前記画素に蓄積され第1画素加算数で駆動された前記画素アレイからの電気信号を前記読出回路の増幅率を第1増幅率にして増幅して画像データとして出力する第1画像出力動作と、の組を第1フレームレートで連続して複数回繰り返す第1撮像動作から、前記第1時間と長さが異なる第2時間で前記画素に電気信号を蓄積する第2蓄積動作と、該第2蓄積動作によって前記画素に蓄積され前記第1画素加算数とは異なる第2画素加算数で駆動された前記画素アレイからの電気信号を前記読出回路の増幅率を前記第1増幅率とは異なる第2増幅率にして増幅して画像データとして出力する第2画像出力動作と、の組を前記第1フレームレートとは異なる第2フレームレートで連続して複数回繰り返す第2撮像動作への変更に伴い、前記第1撮像動作と前記第2撮像動作の間の期間に前記検出器が、前記第2蓄積動作と、前記第2画素加算数で前記画素アレイが駆動されて且つ前記読出回路の増幅率を前記第2増幅率にして前記変換素子を初期化するための初期化動作と、の組を、前記第2フレームレートで複数回繰り返すように、前記駆動回路及び前記読出回路を制御することを特徴とする。
本願発明により、複雑な画像処理を行うことなく、放射線撮像装置の制御により、パラメータが互いに異なる撮像動作間の変更に起因するアーチファクトを低減することが可能になる。
放射線撮像システムを説明するための模式図 放射線撮像装置を説明するための概略等価回路図 放射線撮像システム及び装置の動作を説明するためのフローチャート 放射線撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャート 放射線撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャート 放射線撮像装置の動作を説明するためのタイミングチャート 本発明の効果を説明するための図 放射線撮像装置の他の動作を説明するためのタイミングチャート
以下、本発明を好適に適用可能な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明において放射線は、放射線崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線などの他に、同程度以上のエネルギーを有するビーム、例えばX線や粒子線、宇宙線なども、含まれるものとする。
図1に示す放射線撮像システムは、撮像装置100、制御コンピュータ108、放射線制御装置109、放射線発生装置110、表示装置113、制御卓114を含むものである。撮像装置100は、画素アレイ101と、駆動回路102と、読出回路103と、を有する平面検出器(FPD)104を含む。画素アレイ101は、放射線又は光を電気信号に変換する画素が行列状に複数配置されている。駆動回路102は、変更可能な画素加算数で画素アレイ101を駆動する。読出回路103は、駆動された画素アレイ101からの電気信号を増幅して画像データとして出力する。撮像装置100は更に、FPD(平面検出器)104からの画像データを処理して出力する信号処理部105と、各構成要素に夫々制御信号を供給して撮像装置101の動作を制御する制御部106と、各構成要素に夫々バイアスを供給する電源部107を含む。信号処理部105は、後述する制御コンピュータ108から制御信号を受けて制御部106に提供する。制御部106は、後述する制御コンピュータ108からの制御信号を受けて、駆動回路102を制御する。駆動回路102は、制御部106からの制御信号を受けて、走査領域や画素加算数を切り替えることが可能な構成を有している。電源部107は、不図示の外部電源や内蔵バッテリーから電圧を受けて画素アレイ101、駆動回路102、読出回路103で必要な電圧を供給するレギュレータ等の電源回路を内包している。本実施形態では、制御部106は複数の撮像動作を切り替え可能な機能を有している。本発明における撮像動作には、複数のパラメータがあり、あらかじめ用意された各パラメータの値の組み合わせによって決まるものである。このパラメータには、例えばフレームレート、増幅率(ゲイン)、画素加算数(ビニング)といったものがある。なお、画素加算数は、駆動回路102により同時に駆動される画素行の数に対応し、例えば同時に駆動される画素行が1行のみであれば加算数は1、同時に駆動される行が2行であれば加算数は2となる。
制御コンピュータ108は、放射線発生装置110と撮像装置100との同期や、撮像装置100の状態を決定する制御信号の送信、撮像装置100からの画像データに対して補正や保存・表示のための画像処理を行う。また、制御コンピュータ108は、制御卓114からの情報に基づき放射線の照射条件を決定する制御信号を放射線制御装置109に送信する。
放射線制御装置109は制御コンピュータ108からの制御信号を受けて、放射線発生装置110に内包される放射線源111から放射線を照射する動作や照射野絞り機構112の動作の制御を行う。照射野絞り機構112は、撮像装置100の画素アレイ101に放射線又は放射線に応じた光が照射される領域である所定の照射野を変更することが可能な機能を有している。制御卓114は、制御コンピュータ108の各種制御のためのパラメータとして被検体の情報や撮像条件(撮像動作及び動作モードを含む)の入力を行い制御コンピュータ108に伝送する。表示装置113は、制御コンピュータ108で画像処理された画像データを表示する。
次に、図2(a)及び図2(b)を用いて、放射線撮像装置のFPD104の構成を説明する。図2(a)は放射線撮像装置のFPD104の全体構成を説明するための概略等価回路図であり、図2(b)はその一部分を説明するための概略等価回路図である。なお、図1を用いて説明した構成と同じものは同じ番号を付与してあり、詳細な説明は割愛する。また、図2では説明の簡便化のために3行×3列の画素を有するFPD104を含む撮像装置を示す。ここで、実際の撮像装置はより多画素であり、例えば17インチの撮像装置では約2800行×約2800列の画素を有している。
図2(a)に示すように、画素アレイ101は、行列状に配置された複数の画素201を有する。複数の画素201は、放射線又は光を電荷に変換する変換素子S11〜S33と、その電荷に応じた電気信号を出力するスイッチ素子T11〜T33と、を有する。本実施形態では、変換素子S11〜S33に照射された光を電荷に変換する光電変換素子として、ガラス基板等の絶縁性基板上に配置されアモルファスシリコンを主材料とするPIN型フォトダイオードを用いる。変換素子S11〜S33としては、上述の光電変換素子の放射線入射側に放射線を光電変換素子が感知可能な波長帯域の光に変換する波長変換体を備えた間接型の変換素子や、放射線を直接電荷に変換する直接型の変換素子が好適に用いられる。スイッチ素子T11〜T33としては、制御端子と2つの主端子を有するトランジスタが好適に用いられ、本実施形態では薄膜トランジスタ(TFT)が用いられる。変換素子S11〜S33の一方の電極はスイッチ素子T11〜T33の2つの主端子の一方に電気的に接続され、他方の電極は共通のバイアス配線Bsを介してバイアス電圧Vsを供給するための電源107と電気的に接続される。行方向の複数のスイッチ素子、例えばT11〜T13は、それらの制御端子が1行目の駆動配線Vg1に共通に電気的に接続されており、駆動回路102からスイッチ素子の導通状態を制御する駆動信号が駆動配線を介して行単位で与えられる。このように駆動回路102が行単位でスイッチ素子T11〜T13の導通状態と非導通状態を制御することにより、駆動回路102は行単位で画素を走査する。なお、本発明の走査領域とは、上記のように駆動回路102が行単位で画素を走査する領域である。列方向の複数のスイッチ素子、例えばT11〜T31は、他方の主端子が1列目の信号配線Sig1に電気的に接続されており、スイッチ素子が導通状態である間に、変換素子の電荷に応じた電気信号を、信号配線を介して読出回路103に出力する。列方向に複数配列された信号配線Sig1〜Sig3は、複数の画素201から出力された電気信号を並列に読出回路103に伝送する。
読出回路103は、信号配線毎(画素アレイの列毎)に設けられた列回路202と、マルチプレクサ203と、バッファアンプ204と、アナログ/デジタル変換器(A/D変換器)205を含む。各列回路202の構成については、図2(b)を用いて後で詳細に説明する。マルチプレクサ203は、各列回路202から出力された並列のアナログ電気信号を直列のアナログ電気信号に変換する。バッファアンプ204は、マルチプレクサ203からの直列のアナログ電気信号をA/D変換器205に伝送する。A/D変換器205は、バッファアンプ204から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。なお、ここで、バッファアンプ204は、マルチプレクサ203によって選択されたいずれかの列回路202からの2つの電気信号を差分した信号を出力する差動アンプが好適に用いられる。なお、列回路202には、電源部107から基準電圧Vref及び電源電圧VDD‐Analogが供給される。
信号処理部105は、A/D変換器205から送られるデジタル画像データADC−OUTが入力される。信号処理部105は、放射線画像の生成のための各種画像処理が実行でき、また処理のための補正用データが格納されている。信号処理部105で処理された画像データが制御コンピュータ108へ出力される。
駆動回路102は、駆動配線Vg1〜Vg3を通じてスイッチ素子T11〜T33に駆動信号を供給する。駆動信号がオン電圧Vonの場合に、スイッチ素子T11〜T33はオンとなる。駆動信号がオフ電圧Voffの場合に、スイッチ素子T11〜T33はオフとなり、各画素201はそれぞれの変換素子S11〜S33で発生した電荷を蓄積する。駆動回路102は、制御部106制御信号(D−CLK、XOE、DIO)に応じて、駆動配線Vg1〜Vg3に供給する駆動信号の電圧を切り替える。
制御部106は、信号処理部105を介して装置外部の制御コンピュータ108等からの制御信号を受けて、駆動回路102、電源部107、読出回路103に各種の制御信号を与えてFPD104の動作を制御する。制御部106は、駆動回路102に制御信号D−CLKと制御信号XOE、制御信号DIOを与えることによって、駆動回路102の動作を制御する。ここで、制御信号D−CLKは駆動回路として用いられるシフトレジスタのシフトクロックであり、制御信号DIOはシフトレジスタが転送するパルス、XOEはシフトレジスタの出力端を制御するものである。制御部106は、これらの制御信号によって駆動回路102を制御し、走査領域の切り替えを可能としている。また、制御部106は、読出回路103に制御信号RST、CDS1、CDS2、LPF、CF1、CF2、及び、ADCLKを与えることによって、読出回路103の各構成要素の動作を制御する。ここで、制御信号RCは後述する積分増幅器213のリセットスイッチの動作を、制御信号CDS1及びCDS2は後述するサンプルホールド回路214の動作を、制御信号ADCLKはA/D変換器205の動作を制御するものである。なお、制御信号ADCLKは、マルチプレクサ203の動作の制御に用いられてもよい。
電源部107は、バイアス配線Bsを介して各変換素子の他方の電極に共通にバイアス電圧Vsを供給する。また、電源部107は、読出回路103に基準電圧Vref及び電源電圧VDD‐Analogを供給する。更に、電源部107は、駆動回路102に電源電圧VDD−Drv、オン電圧Von、及び、オフ電圧Voffを供給する。また、電源部107は、制御部106に電源電圧VDD‐Digitalを供給する。
次に、図2(b)を用いて、図2(a)に示された列回路202の構成例を説明する。図2(b)は、列回路202の構成の例を説明するための概略等価回路図である。列回路202は、積分増幅器213と、サンプルホールド回路214(以下、サンプルホールド回路をSH回路と表す)と、ローパスフィルタ215とを含む。図2(b)の例では、SH回路214とローパスフィルタ215とが同じ回路素子を共有する。
積分増幅器213は、図2(b)に示す回路素子を有する。オペアンプ212の反転入力端子には信号配線Sigが接続され、オペアンプ212の非反転入力端子には電源部107から基準電圧Vrefが供給される。オペアンプ212の反転入力端子と出力端子との間に、リセットスイッチSW_Cf1、SW_Cf2をそれぞれ介して、容量素子Cf1、Cf2が並列に接続されている。リセットスイッチSW_Cf1、SW_Cf2のオン・オフは、制御部106から供給される制御信号CF1、CF2によってそれぞれ制御される。制御部106は、リセットスイッチSW_Cf1、SW_Cf2のオン・オフを切り替えることによって、積分増幅器213のゲインを切り替える。
オペアンプ212の反転入力端子と出力端子との間に、容量素子Cf1、Cf2と並列に、リセットスイッチSW_RSTがさらに接続されている。リセットスイッチSW_RSTのオン・オフは、制御部106から供給される制御信号RSTによって制御される。リセットスイッチSW_RSTがオンになると、オペアンプ212の反転入力端子と出力端子との間が導通状態となり、積分増幅器213がリセットされる。
SH回路214は、それぞれアナログ信号を保持する保持動作を行う第1SH回路214a及び第2SH回路214bを含む。第1SH回路214aは、容量素子CSH1と、容量素子CSH1の一方の電極に接続されたリセットスイッチSW_CDS1とによって構成される。第2SH回路214bは、容量素子CSH2と、容量素子CSH2の一方の電極に接続されたリセットスイッチSW_CDS2とによって構成される。リセットスイッチSW_CDS1、SW_CDS2のオン・オフは、制御部106から供給される制御信号CDS1、CDS2によってそれぞれ制御される。リセットスイッチSW_CDS1がオフからオンに切り替わると、第1SH回路214aはホールドモードからサンプリングモードに切り替わる。サンプリングモードの間、第1SH回路214aへの入力信号が容量素子CSH1に充電される。リセットスイッチSW_CDS1がオンからオフに切り替わると、第1SH回路214aはサンプリングモードからホールドモードに切り替わる。ホールドモードの間、容量素子CSH1に保持されている信号がホールド(固定)される。第2SH回路214bについても同様である。SH回路214は相関2重サンプリング(CDS)を行うためのサンプルホールド回路である。第1SH回路214aで積分増幅器213をリセットした後のノイズ信号をサンプリングし、第2SH回路214bで画素201からの信号、すなわち画素信号をサンプリングする。両信号はバッファアンプ204として用いられる差動アンプによって差分処理されてノイズ信号成分が除去され、その後A/D変換器205に送られる。
積分増幅器213とSH回路214との間に可変抵抗素子RLPFが接続されている。可変抵抗素子RLPFは、制御部106から供給される制御信号LPFに応じて、自身の抵抗値を変更する。リセットスイッチSW_CDS1がオンになると、可変抵抗素子RLPFと容量素子CSH1との間が導通状態となり、可変抵抗素子R_LPFと容量素子CSH1とによってローパスフィルタが形成される。ローパスフィルタは、積分増幅器213から得られる信号をフィルタリングするためのフィルタ回路である。ローパスフィルタでフィルタリングされた信号は、容量素子CSH1に保持される。この状態でリセットスイッチSW_CDS1がオフになると、容量素子CSH1に保持された電圧信号がホールドされ、その後もマルチプレクサ203へ供給される。リセットスイッチSW_CDS2がオンになった場合も同様にして容量素子CSH2に電圧信号がホールドされ、その後もマルチプレクサ203へ供給される。
次に、図3及び図4を用いて、放射線撮像システム及び撮像装置100の動作を説明する。図3は、放射線撮像システム及び撮像装置100の動作を説明するためのフローチャートであり、図4は、撮像装置100の動作を説明するためのタイミングチャートである。図3の工程S301において、撮像装置100は、既に設定されている動作モードで撮像動作を行っている。この際、図4に示すように、撮像装置100は、現在の動作モードである第1モードに応じて第1撮像動作を行っている。なお、図4では、第1撮像動作として、第1蓄積動作W1及び第1画像出力動作X1の組を複数回繰り返し行う動画の撮像動作が行われている。第1モードにおいて、積分増幅器213のゲインは制御信号CF1により容量Cf1で規定される第1ゲイン(第1増幅率)Cf1に設定されている。また、画素加算数及びフレームレートは、制御信号D−CLK、DIO、XOEで規定される第1画素加算数B1(=3)及び第1フレームレートF1に設定されている。なお、蓄積動作及び画像出力動作については、詳細は後述する。
次に、図3の工程S302において、制御コンピュータ108が動作モードの変更の入力があるかどうか、判定する。動作モードに変更がない場合(No)には、現在の動作モードを継続するために工程S301に戻る。操作者が制御コンピュータ108に対して制御卓114を介して動作モードの変更を指示すると、動作モードの変更を要求する変更指令が制御コンピュータ108から撮像装置100の制御部106に送られ得る。なお、ここでは、第1モードから第2モードへの変更されたパラメータとしては、積分増幅器213のゲイン(Cf1からCf2へ)、画素加算数(B1からB2へ)、フレームレート(F1からF2へ)である。また、他のパラメータとしては、蓄積動作の時間、及び、駆動回路102が画像出力動作において画素アレイ101を走査する時間である。操作者によって制御卓114を介して設定された動作モード(図4の第2モード)が現在の動作モード(図4の第1モード)から変更があった場合(Yes)には、動作モードを切り替えるため、変更動作(工程S303)を行う。変更動作とは、モードの切り替えに起因するアーチファクトやオフセット成分の変動を安定化させるために行う動作である。ここで、図4に示すように、撮像装置100は、変更動作として、第2蓄積動作W2及び初期化動作K2の組を複数回繰り返し行う動作を行っている。変更動作において、積分増幅器213のゲインは制御信号CF2により容量Cf2で規定される第2ゲイン(第2増幅率)Cf2に設定されている。また、画素加算数及びフレームレートは、制御信号D−CLK、DIO、XOEで規定される第2画素加算数B2(=2)及び第2フレームレートF2に設定されている。すなわち、変更動作の積分増幅器213のゲイン、画素加算数、及び、フレームレートは、変更後の第2撮像動作の積分増幅器213のゲイン、画素加算数、及び、フレームレートにあわせて変更されている。また、変更動作の蓄積動作の時間及び画素アレイ101を走査する時間は、変更後の第2撮像動作の蓄積動作の時間及び画素アレイ101を走査する時間にあわせて変更されている。変更動作のすべてのパラメータが、変更後の第2撮像動作のパラメータと等しいことがより好ましい。なお、初期化動作については、詳細は後述する。
次に、図3に工程S304では、操作者によって制御卓114を介して設定された動作モード、例えば透視等の動画の撮像動作を実行する。具体的には、制御部106は、設定された各パラメータに従って動画の撮像動作(図4の第2撮像動作)を行う。ここで、図4では、第2撮像動作として、第2蓄積動作W2及び第2画像出力動作X2の組を複数回繰り返し行う動画の撮像動作が行われている。第2モードにおいて、積分増幅器213のゲインは制御信号CF2により容量Cf2で規定される第2ゲインCf2に設定されている。また、画素加算数及びフレームレートは、制御信号D−CLK、DIO、XOEで規定される第1画素加算数B1(=2)及び第2フレームレートF2に設定されている。なお、動画の撮像動作では、放射線発生装置110から断続的に放射線が照射され、撮像装置100は、放射線の照射に同期して複数フレーム分の撮像動作を行う。なお、動画の撮像動作は、いつでも終了することができる。また、動画の撮像動作中に動作モードを変更することもできる。動画の撮像動作を終了する場合は、放射線発生装置110からの放射線の断続的な照射が停止され、撮像装置100は、撮像動作を停止する。操作者が制御コンピュータ108に対して制御卓114を介して動作モードの変更を指示すると、動作モードの変更を要求する変更指令が制御コンピュータ108から撮像装置100の制御部106に送られ得る。制御部106は、工程S304において、受信した変更指令に応じた動作モードに変更する。また、操作者が制御コンピュータ108に対して制御卓114を介して動作モードの変更を指示すると、放射線制御装置109に対して、放射線発生装置110による放射線の発生を一時的に停止させる指令を送り、放射線の発生を一時的に停止させる。撮像装置100において動作モードが変更され、動画の撮像動作を再開できる状態になると、制御コンピュータ108は、放射線制御装置109に対して、放射線発生装置110による放射線の照射を開始させる指令を送る。また、制御部106は、あるフレームの画像を読出回路103で読み出している際に動作モードを変更する指令を受けた場合、そのフレームの画像を読み出すための画像出力動作が終了した後に動作モードを変更する。
ここで、図5及び図6を用いて、撮像装置100が行う各蓄積動作、各画像出力動作、及び、初期化動作について説明する。図5は、各蓄積動作及び書く画像出力動作を説明するためのタイミングチャートであり、図6は、蓄積動作及び初期化動作を説明するためのタイミングチャートである。ここで、符号G1〜G3は、駆動回路102から各駆動配線Vg1〜Vg3にそれぞれ供給される駆動信号であり、駆動信号は導通電圧と非導通電圧を含むものである。また、図5及び図6の画像データで示すものは、信号処理部105のメモリに保存された画像データを示すものである。
図5及び図6に示すように、各蓄積動作Wでは、変換素子にバイアス電圧が与えられた状態で、スイッチ素子T11〜T33には非導通電圧が与えられており、全ての画素のスイッチ素子T11〜T33は非道通状態とされる。これにより、画素アレイ101の全ての画素に電気信号が蓄積され得る。図5に示すように、全ての画素のスイッチ素子が非導通状態である期間に画素アレイ101に放射線が照射されれば、照射された放射線に応じて変換素子201が生成した電荷を蓄積する蓄積動作となる。一方、図6に示すように、全ての画素のスイッチ素子が非導通状態である期間に画素アレイ101に放射線が照射されなければ、変換素子201が放射線照射に関係なく生成した暗時電荷を蓄積する蓄積動作となる。なお、第1蓄積動作W1は、第1撮像動作における蓄積動作であることを意図しており、第2蓄積動作W2は第2撮像動作における蓄積動作であることを意図している。そして、変更動作の蓄積動作が第2蓄積動作W2であることは、第2撮像動作における第2蓄積動作W2と同じ時間で行われていることを意図している。
次に、図5に示すように、各画像出力動作Xでは、まず、制御部106からの制御信号RSTにより積分増幅器213の容量及び信号配線Sigがリセットされる。次に、制御部106からの制御信号CDS1により第1SH回路214aで積分増幅器213をリセットした後のノイズ信号がサンプリングされる。次に、駆動回路102から駆動配線Vg1に導通電圧が与えられ、1行目のスイッチ素子T11〜T13が導通状態とされる。これにより1行目の変換素子S11〜S13で発生された電荷に基づく電気信号が各信号配線に出力される。各信号配線を介して並列に出力された電気信号は、それぞれ各列回路202の積分増幅器213で増幅される。増幅された電気信号はそれぞれ、制御信号CDS2により第2SH回路214bが動作され、各列回路内の第2SH回路214bに並列に保持される。保持された後、制御信号RSTにより積分増幅器213の容量及び信号配線Sigが再びリセットされる。リセットされた後、1行目と同様に2行目の駆動配線Vg2に導通電圧が与えられ、2行目のスイッチ素子T21〜T23が導通状態とされる。2行目のスイッチ素子T21〜T23が導通状態とされている期間内に、マルチプレクサ203が制御信号ADCLKに応じて、SH回路214に保持された電気信号を順次出力する。これにより並列に読み出された1行目の画素からの電気信号は直列の画像信号に変換して出力される。そして、A/D変換器205が制御信号ADCLKに応じて、1行目の画素に応じた画像データに変換して出力し、信号処理部105のメモリに保存される。以上の動作を1行目から3行目に対して行単位で行うことにより、1フレーム分の画像データが放射線撮像装置から出力される。なお、第1画像出力動作X1は、第1撮像動作における画像出力動作であることを意図しており、第2画像出力動作X2は第2撮像動作における画像出力動作であることを意図している。なお、画像出力動作Xは、駆動回路102が画素アレイ101を行単位で走査して画素アレイ101から読出回路103を介して1フレーム分の画像データを出力する動作である。
そして、図6に示すように、初期化動作Kは、画像出力動作Xとの相違が、A/D変換器205からの画像データが信号処理部105内のメモリに保存されないことであり、FPD104が行う動作自体は変わらない。すなわち、初期化動作Kは、駆動回路102が画素アレイ101を行単位で走査して画素アレイ101の各変換素子S11〜S33を初期化する動作である。なお、制御部106からの各制御信号を共通にして初期化動作Kを画像出力動作XとFPD104の動作を同じにしているのは、初期化動作Kにおいても画像出力動作Xと略同様の温度としておくためである。特に、動画の撮像動作にあっては、画像出力動作Xが複数回行われるため、積分増幅器213やA/D変換器205の発熱量が静止画の撮像動作に比べて大きく、全体として温度が静止画の撮像動作と比べて高くなる。そのような場合には、初期化Kにおいても動画の撮像動作における画像出力動作Xと同様の動作として略同等の温度としておくことが好ましい。ただし、制御信号CDS1、CDS2、及びADCLKをLoレベルに維持して初期化動作Kが行われてもよい。なお、初期化動作K2は第2撮像動作における画像出力動作と同じ時間で行われる初期化動作であることを意図している。
このように、変更後になされる撮像動作の画像出力動作より前の動作に含まれる動作にあわせて変更動作を行う。それにより、撮像動作の第2蓄積動作W2における画素アレイ101及び読出回路103の特性が安定し、アーチファクトの少ない良好な画像データを取得することができる。なお、図4に示す変更動作では、第2蓄積動作W2及び初期化動作K2の組を複数回繰り返し行う動作を行っているが、本発明はそれに限定されるものではなく、第2蓄積動作W2及び初期化動作K2の組が少なくとも1回行われていればよい。ただし、図7に示すように、複数回繰り返す回数が多いほど、第2撮像動作で得られる画像のアーチファクトは小さくなる。図7は、横軸に第2撮像動作を開始(変更動作が終了)してからの時間、縦軸にアーチファクトの値を示すグラフである。図7にあるように、第2蓄積動作W2及び初期化動作K2の一組が行われる回数が0に比べて1の方が画像のアーチファクトは低減されており、さらにN(≧2)の方がさらに画像のアーチファクトが低減されている。そのため、変更指令を受けてから第2撮像動作を開始するまでに許容され得る時間でできるだけ多くの回数の第2蓄積動作W2及び初期化動作K2の組を行うことが望ましい。
なお、本実施形態は一例であり、これに限定するものではない。本実施形態では、変更動作後のモードによらず変更動作の時間を一定としている。つまり、W2とK2の繰り返し数を、変更動作時の時間が一定となるように調節している。なお、変更動作の時間は一定である必要はなく、モード毎に固有の時間でも良い。また、その際の時間は変更前、あるいは変更後モードによって決められてもよい。
また、図8に示すように、図4に示すような各パラメータの変更とは逆に変更されてもよい。また、動画の撮像動作と動画の撮像動作との間の変更に限られるものではなく、静止画の撮像動作から動画の撮像動作への変更やその逆の変更であってもよい。また、被検体を撮像する際に行われる撮像動作に限らず、キャリブレーション(ゲイン補正画像更新)の際の撮像動作であってもオフセット画像を更新する際の撮像動作であってもよい。
なお、本発明は、例えば制御部106に含まれるコンピュータがプログラムを実行することによって実現することもできる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。また、本実施形態から容易に想像可能な組み合わせによる発明も本発明の範疇に含まれる。
100 撮像装置
101 画素アレイ
102 駆動回路
103 読出回路
104 平面検出器(FPD)
105 信号処理部
106 制御部
107 電源部
108 制御コンピュータ
201 画素

Claims (11)

  1. 放射線又は光を電気信号に変換する変換素子を有する画素が行列状に複数配置された画素アレイと、変更可能な画素加算数で前記画素アレイを駆動する駆動回路と、駆動された前記画素アレイからの電気信号を増幅して出力する読出回路と、を含む検出器と、
    前記駆動回路及び前記読出回路を制御する制御部と、
    を有する撮像装置であって、
    前記制御部は、第1時間で前記画素に電気信号を蓄積する第1蓄積動作と、該第1蓄積動作によって前記画素に蓄積され第1画素加算数で駆動された前記画素アレイからの電気信号を前記読出回路の増幅率を第1増幅率にして増幅して画像データとして出力する第1画像出力動作と、の組を第1フレームレートで連続して複数回繰り返す第1撮像動作から、前記第1時間と長さが異なる第2時間で前記画素に電気信号を蓄積する第2蓄積動作と、該第2蓄積動作によって前記画素に蓄積され前記第1画素加算数とは異なる第2画素加算数で駆動された前記画素アレイからの電気信号を前記読出回路の増幅率を前記第1増幅率とは異なる第2増幅率にして増幅して画像データとして出力する第2画像出力動作と、の組を前記第1フレームレートとは異なる第2フレームレートで連続して複数回繰り返す第2撮像動作への変更に伴い、前記第1撮像動作と前記第2撮像動作の間の期間に前記検出器が、前記第2蓄積動作と、前記第2画素加算数で前記画素アレイが駆動されて且つ前記読出回路の増幅率を前記第2増幅率にして前記変換素子を初期化するための初期化動作と、の組を、前記第2フレームレートで複数回繰り返すように、前記駆動回路及び前記読出回路を制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御部は、前記第1撮像動作から前記第2撮像動作への変更を要求する変更指令に応じて、前記期間に前記検出器が前記第2蓄積動作と前記初期化動作の組を連続して複数回繰り返す変更動作を行うように、前記駆動回路及び前記読出回路を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記読出回路は、前記画素アレイの列毎に設けられた列回路と、前記列回路から出力された並列のアナログ電気信号を直列のアナログ電気信号に変換するマルチプレクサと、前記直列のアナログ電気信号を画像データに変換するA/D変換器と、を含み、
    前記制御部は、前記初期化動作と前記第2撮像動作において、前記読出回路に共通の制御信号を供給することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記列回路は、積分増幅器を含み、
    前記前記読出回路の増幅率は前記積分増幅器の増幅率によって規定されることを特徴と
    する請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記画素は、前記電気信号を出力するためのスイッチ素子を含み、
    前記積分増幅器は、前記電気信号が入力される反転入力端子と基準電圧が供給される非反転入力端子と出力端子とを有するオペアンプと、前記反転入力端子と前記出力端子の間に接続された容量素子と、前記容量素子と並列に前記反転入力端子と前記出力端子の間に接続されたリセットスイッチと、を含み、
    前記制御部は、前記期間に前記駆動回路及び前記リセットスイッチを制御することにより前記検出器に前記初期化動作を行わせることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記画像データを処理する信号処理部を更に含み、
    前記信号処理部は前記画像データを保存するメモリを含み、
    前記初期化動作では、前記検出器からの画像データが前記メモリに保存されないことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記変換素子は、光を電荷に変換する光電変換素子と、放射線を前記光電変換素子が感知可能な光に変換する波長変換体と、を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記光電変換素子は、PIN型フォトダイオードを含むことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 請求項1からのいずれか1項に記載の撮像装置と、
    前記撮像装置に前記放射線を照射するための放射線発生装置と、
    前記撮像装置及び前記放射線発生装置を制御する制御装置と、
    を含む放射線撮像システム。
  10. 放射線又は光を電気信号に変換する変換素子を有する画素が行列状に複数配置された画素アレイと、変更可能な画素加算数で前記画素アレイを駆動する駆動回路と、駆動された前記画素アレイからの電気信号を増幅して出力する読出回路と、を含む検出器と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    第1時間で前記画素に電気信号を蓄積する第1蓄積動作と、該第1蓄積動作によって前記画素に蓄積され第1画素加算数で駆動された前記画素アレイからの電気信号を前記読出回路の増幅率を第1増幅率にして増幅して画像データとして出力する第1画像出力動作と、の組を第1フレームレートで連続して複数回繰り返す第1撮像動作を行う工程と、
    前記第1時間と異なる第2時間で前記画素に電気信号を蓄積する第2蓄積動作と、該第2蓄積動作によって前記画素に蓄積され第2画素加算数で駆動された前記画素アレイからの電気信号を前記読出回路の増幅率を前記第1増幅率と異なる第2増幅率にして増幅して画像データとして出力する第2画像出力動作と、の組を前記第1フレームレートと異なる第2フレームレートで連続して複数回繰り返す第2撮像動作を行う工程と、
    前記第1撮像動作から前記第2撮像動作への変更に伴い、前記第1撮像動作と前記第2撮像動作の間の期間に前記検出器が、前記第2蓄積動作と、前記第2画素加算数で前記画素アレイが駆動されて且つ前記読出回路の増幅率を前記第2増幅率にして前記変換素子を初期化するための初期化動作と、の組を前記第2フレームレートで複数回繰り返す工程と、
    を含むことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. 放射線又は光を電気信号に変換する変換素子を有する画素が行列状に複数配置された画素アレイと、変更可能な画素加算数で前記画素アレイを駆動する駆動回路と、駆動された前記画素アレイからの電気信号を増幅して出力する読出回路と、を含む検出器と、を有する撮像装置の制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    第1時間で前記画素に電気信号を蓄積する第1蓄積動作と、該第1蓄積動作によって前記画素に蓄積され第1画素加算数で駆動された前記画素アレイからの電気信号を前記読出回路の増幅率を第1増幅率にして増幅して画像データとして出力する第1画像出力動作と、の組を第1フレームレートで連続して複数回繰り返す第1撮像動作を行う工程と、
    前記第1時間と異なる第2時間で前記画素に電気信号を蓄積する第2蓄積動作と、該第2蓄積動作によって前記画素に蓄積され第2画素加算数で駆動された前記画素アレイからの電気信号を前記読出回路の増幅率を前記第1増幅率と異なる第2増幅率にして増幅して画像データとして出力する第2画像出力動作と、の組を前記第1フレームレートと異なる第2フレームレートで連続して複数回繰り返す第2撮像動作を行う工程と、
    前記第1撮像動作から前記第2撮像動作への変更に伴い、前記第1撮像動作と前記第2撮像動作の間の期間に前記検出器が、前記第2蓄積動作と、前記第2画素加算数で前記画素アレイが駆動されて且つ前記読出回路の増幅率を前記第2増幅率にして前記変換素子を初期化するための初期化動作と、の組を前記第2フレームレートで複数回繰り返す工程と、
    を含む制御をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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