JP6398988B2 - 送信装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、送信装置、制御方法、及びプログラムに関する。
サーバが、情報収集の対象である機器から情報を収集し、収集した情報を用いてそれらの機器を管理するシステムがある。例えば、自動販売機の管理システムは、販売機会の損失を減らすために、自動販売機から在庫情報を収集して、自動販売機における品切れの検出や、品切れとなる時期の予測などを行う。また例えばプロパンガスの管理システムは、プロパンガスの配送業務を効率化するために、プロパンガスのガスボンベからガス残量に関する情報を収集する。
情報収集に関連する技術を開示している文献として、特許文献1〜4が挙げられる。特許文献1は、PHS (Personal Handy-Phone System)回線を介して、自動販売機の販売情報を収集する技術を開示している。各自動販売機にPHS通信を行う装置を設ける。そして、各自動販売機は、PHS 通信を行って、センタへ情報を送信する。
特許文献2は、無線 IC タグを用いてエレベータの保守情報を収集する技術を開示している。具体的には、エレベータに、無線 IC タグから保守情報を送信する機能を持たせ、無線 IC タグのリーダを備えた専用の携帯端末を用いてその無線 IC タグを読み取ることで、エレベータから保守情報を収集する。そして、携帯端末によって収集された情報は、作業員の事務所にある携帯端末へ転送される。
特許文献3は、低機能携帯端末が送信する情報を、高機能携帯端末を介して、基地局へ送信する通信システムを開示している。高機能携帯端末は、所定の電話番号を持つ低機能携帯端末から送信された情報のみを中継するように制御する認証機能を有する。
特許文献4は、基地局から端末局へデータを送信する際に、複数の伝送路を用いて送信するシステムを開示している。1つの方法として、基地局が、データを分割し、それぞれ異なるデータを2つの伝送路を用いて送信する方法がある。また、もう1つの方法として、基地局が、同一のデータを2つの伝送路を用いて送信する方法がある。
対象の機器から収集した情報をサーバへ送信する送信装置は、当該送信装置と近距離無線通信が可能な複数の携帯端末を介して、サーバへ情報を送信する場合がある。このような方法を用いることで、送信装置は、広域無線通信を行う機能を備える必要が無い。
本発明者は、送信装置が複数の携帯端末を介してサーバへ情報を送信する際に、情報を効率的に送信する方法を検討した。引用文献1〜4は、複数の携帯端末を経由して無線通信を行う場合については言及していない。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、送信装置が複数の携帯端末を介してサーバへ情報を送信する際に、効率的に情報送信を行う技術を提供することである。
本発明が提供する送信装置は、複数の携帯端末を介して収集装置へ収集情報を送信する。当該送信装置は、前記携帯端末と直接無線で通信を行う通信手段と、前記収集情報を取得する収集情報取得手段と、前記収集情報を分割して複数の部分収集情報を生成し、前記通信手段を用いて、複数の前記携帯端末に対し、それぞれ異なる前記部分収集情報を送信する分割送信手段と、前記通信手段を用いて、複数の前記携帯端末に対し、同一の前記収集情報を送信する冗長送信手段と、前記携帯端末について、その携帯端末と当該送信装置との間で行われる通信の信頼度を表す信頼度指標値、及びその携帯端末のキャパシティを表すキャパシティ指標値のうち、いずれか1つ以上を取得する指標値取得手段と、各前記携帯端末の前記信頼度指標値及び前記キャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づき、前記分割送信手段及び前記冗長送信手段のいずれか1つを選択し、選択した手段を前記収集情報に対して実行する送信制御手段と、を有する。
本発明が提供する制御方法は、複数の携帯端末を介して収集装置へ収集情報を送信するコンピュータによって実行される。前記コンピュータは、前記携帯端末と直接無線で通信を行う通信手段を有する。そして、当該制御方法は、前記収集情報を取得する収集情報取得ステップと、前記収集情報を分割して複数の部分収集情報を生成し、前記通信手段を用いて、複数の前記携帯端末に対し、それぞれ異なる前記部分収集情報を送信する分割送信ステップと、前記通信手段を用いて、複数の前記携帯端末に対し、同一の前記収集情報を送信する冗長送信ステップと、前記携帯端末について、その携帯端末と前記コンピュータとの間で行われる通信の信頼度を表す信頼度指標値、及びその携帯端末のキャパシティを表すキャパシティ指標値のうち、いずれか1つ以上を取得する指標値取得ステップと、各前記携帯端末の前記信頼度指標値及び前記キャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づき、前記分割送信ステップ及び前記冗長送信ステップのいずれか1つを選択し、選択したステップを前記収集情報に対して実行する送信制御ステップと、を有する。
本発明が提供するプログラムは、コンピュータに、本発明が提供する送信装置として動作する機能を持たせる。前記コンピュータは、前記携帯端末と直接無線で通信を行う通信手段を有する。当該プログラムは、前記コンピュータに、本発明が提供する送信装置の各機能構成部が有する機能を持たせる。
本発明によれば、送信装置が複数の携帯端末を介してサーバへ情報を送信する際に、効率的に情報送信を行う技術が提供される。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[実施形態1]
<概要>
図1は、実施形態1に係る送信装置2000を、その使用環境と共に示すブロック図である。図1において、矢印の流れは情報の流れを示している。また、図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。
<概要>
図1は、実施形態1に係る送信装置2000を、その使用環境と共に示すブロック図である。図1において、矢印の流れは情報の流れを示している。また、図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。
送信装置2000は収集情報を取得し、複数の携帯端末3000を介して、この収集情報を収集装置4000へ送信する。収集情報は、情報収集の対象である機器(以下、対象機器)に関する情報である。対象機器は、当該送信装置2000又は当該送信装置2000が監視している機器などである。対象機器が送信装置2000以外である場合、例えば送信装置2000は、対象機器の筐体の内部または外部に備え付けられる。その他にも例えば、送信装置2000は、対象機器の近傍に設置されていてもよい。
対象機器は、例えば自動販売機やプロパンガスのガスボンベなどである。収集情報は例えば、対象機器のメンテナンスのために必要な情報である。対象機器が例えば自動販売機である場合、収集情報は、自動販売機の在庫情報などである。対象機器が例えばガスボンベである場合、収集情報は、ガスボンベのガス残量などである。
例えば携帯端末3000は、携帯電話やタブレット PC などである。携帯端末3000は、例えば送信装置2000にとって不特定の携帯端末である。不特定の携帯端末とは例えば、送信装置2000の運用・管理を行っている企業等と直接関連のない、一般人が用いる携帯端末である。監視対象機器が例えば自動販売機である場合、不特定の携帯端末は例えば、自動販売機から商品を購入する一般人が使用する携帯電話である。ただし、携帯端末3000は、送信装置2000にとって特定の携帯端末であってもよい。特定の携帯端末とは、例えば、送信装置2000の運用・管理を行っている企業等に雇用された情報収集の担当者が使用する携帯端末である。
収集装置4000は、送信装置2000によって取得された収集情報を、携帯端末3000を介して取得する。例えば収集装置4000は、収集情報を格納するデータベースである。また例えば、収集装置4000は、収集情報を解析する装置である。
送信装置2000は、通信部2020、収集情報取得部2040、分割送信部2060、冗長送信部2080、指標値取得部2100、及び送信制御部2120を有する。以下、それぞれについて説明する。
<<通信部2020>>
通信部2020は、携帯端末3000と直接無線で通信を行う。
通信部2020は、携帯端末3000と直接無線で通信を行う。
<<収集情報取得部2040>>
収集情報取得部2040は、収集情報を取得する。
収集情報取得部2040は、収集情報を取得する。
<<分割送信部2060>>
分割送信部2060は、収集情報を分割して複数の部分収集情報を生成する。さらに、分割送信部2060は、通信部2020を用いて、複数の携帯端末3000に対し、それぞれ異なる部分収集情報を送信する。
分割送信部2060は、収集情報を分割して複数の部分収集情報を生成する。さらに、分割送信部2060は、通信部2020を用いて、複数の携帯端末3000に対し、それぞれ異なる部分収集情報を送信する。
<<冗長送信部2080>>
冗長送信部2080は、通信部2020を用いて、複数の携帯端末3000に対し、同一の収集情報を送信する。
冗長送信部2080は、通信部2020を用いて、複数の携帯端末3000に対し、同一の収集情報を送信する。
<<指標値取得部2100>>
指標値取得部2100は、携帯端末3000の信頼度指標値及びキャパシティ指標値のうち、いずれか1つ以上を取得する。ここで、携帯端末3000の信頼度指標値は、その携帯端末3000と送信装置2000との間で行われる通信の信頼度を表す。また、携帯端末3000のキャパシティ指標値は、携帯端末3000のキャパシティを表す。
指標値取得部2100は、携帯端末3000の信頼度指標値及びキャパシティ指標値のうち、いずれか1つ以上を取得する。ここで、携帯端末3000の信頼度指標値は、その携帯端末3000と送信装置2000との間で行われる通信の信頼度を表す。また、携帯端末3000のキャパシティ指標値は、携帯端末3000のキャパシティを表す。
<<送信制御部2120>>
送信制御部2120は、各携帯端末3000の信頼度指標値及びキャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づき、分割送信部2060及び冗長送信部2080のいずれか1つを選択し、選択した方を収集情報に対して実行する。
送信制御部2120は、各携帯端末3000の信頼度指標値及びキャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づき、分割送信部2060及び冗長送信部2080のいずれか1つを選択し、選択した方を収集情報に対して実行する。
<作用・効果>
収集情報を分割して送信すること(以下、分割送信)には、例えば次のようなメリットがある。まず、各携帯端末3000に対して異なる部分収集情報を並行して送信することができる。そのため、収集装置4000が収集情報を取得するために要する時間が短くなる。また、各携帯端末3000に対して送信する情報の量が少なくなるため、各携帯端末3000のキャパシティが小さくてもよいというメリットもある。
収集情報を分割して送信すること(以下、分割送信)には、例えば次のようなメリットがある。まず、各携帯端末3000に対して異なる部分収集情報を並行して送信することができる。そのため、収集装置4000が収集情報を取得するために要する時間が短くなる。また、各携帯端末3000に対して送信する情報の量が少なくなるため、各携帯端末3000のキャパシティが小さくてもよいというメリットもある。
また、同一の収集情報を複数の携帯端末3000に対して冗長に送信すること(以下、冗長送信)には、例えば次のようなメリットがある。収集装置4000は、複数の携帯端末3000の内、いずれか1つの携帯端末3000から収集情報を取得できればよい。そのため、携帯端末3000の信頼度が低い場合でも、収集装置4000が収集情報を正常に取得できる確率を高くすることができる。収集装置4000が収集情報を正確に取得できない場合、例えば送信装置2000は、「同一の収集情報を収集装置4000に対して再送する」といった対処をする必要がある。その結果、収集情報の送信が非効率的になってしまう。冗長送信部2080を用いて冗長送信を行えば、このように収集情報の送信が非効率的になることを防ぐことができる。
以上のように、分割送信と冗長送信は、携帯端末3000の信頼度やキャパシティに応じて、それぞれ異なるメリットがある。本実施形態の送信装置2000によれば、携帯端末3000の信頼度指標値及びキャパシティ指標値の内、いずれか1つ以上に基づき、分割送信部2060と冗長送信部2080のいずれか1つを用いて収集情報の送信が行われる。そのため、分割送信と冗長送信とのうち、メリットが大きい方の送信方法を選択して、収集情報を送信することができる。したがって、送信装置2000が複数の携帯端末3000を介して収集装置4000へ収集情報を送信する際に、収集情報を効率よく送信することができる。
<ハードウエア構成>
送信装置2000が有する各機能構成部は、例えば、個々に又は複数組み合わせられた状態で、少なくとも1つのハードウエア構成要素として実現される。その他にも例えば、各機能構成部は、少なくとも1つのソフトウエア構成要素として実現される。その他にも例えば、各機能構成部は、ハードウエア構成要素とソフトウエア構成要素の組み合わせにより実現される。
送信装置2000が有する各機能構成部は、例えば、個々に又は複数組み合わせられた状態で、少なくとも1つのハードウエア構成要素として実現される。その他にも例えば、各機能構成部は、少なくとも1つのソフトウエア構成要素として実現される。その他にも例えば、各機能構成部は、ハードウエア構成要素とソフトウエア構成要素の組み合わせにより実現される。
図2は、送信装置2000のハードウエア構成を例示するブロック図である。図2において、送信装置2000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、近距離無線通信アダプタ1100を有する。
バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、及び近距離無線通信アダプタ1100が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1040は、例えば CPU (Central Processing Unit) や GPU (Graphics Processing Unit) などの演算処理装置である。メモリ1060は、例えば RAM (Random Access Memory) や ROM (Read Only Memory) などのメモリである。ストレージ1080は、例えばメモリカード、ハードディスク、又は SSD (Solid State Drive) などの記憶装置である。また、ストレージ1080は、RAM や ROM 等のメモリであってもよい。近距離無線通信アダプタ1100は、近距離無線通信を行う機能を有するネットワークアダプタである。近距離無線通信アダプタ1100は、通信部2020の機能を実現する。
収集情報取得モジュール1240は、送信装置2000に、収集情報取得部2040の機能を持たせるためのプログラムである。プロセッサ1040は、収集情報取得モジュール1240を実行することで、収集情報取得部2040の機能を実現する。
分割送信モジュール1260は、送信装置2000に、分割送信部2060の機能を持たせるためのプログラムである。プロセッサ1040は、分割送信モジュール1260を実行することで、分割送信部2060の機能を実現する。
冗長送信モジュール1280は、送信装置2000に、冗長送信部2080の機能を持たせるためのプログラムである。プロセッサ1040は、冗長送信モジュール1280を実行することで、冗長送信部2080の機能を実現する。
指標値取得モジュール1300は、送信装置2000に、指標値取得部2100の機能を持たせるためのプログラムである。プロセッサ1040は、指標値取得モジュール1300を実行することで、指標値取得部2100の機能を実現する。
送信制御モジュール1320は、送信装置2000に、送信制御部2120の機能を持たせるためのプログラムである。プロセッサ1040は、送信制御モジュール1320を実行することで、送信制御部2120の機能を実現する。
例えばプロセッサ1040は、上記各モジュールをメモリ1060上に読み出して実行する。ただし、プロセッサ1040は、上記各モジュールを、メモリ1060上に読み出さずに実行してもよい。
ストレージ1080は、上記各モジュールを格納する。
送信装置2000のハードウエア構成は、図2に示した構成に限定されない。例えば、各モジュールはメモリ1060に格納されてもよい。この場合、送信装置2000は、ストレージ1080を備えていなくてもよい。
<処理の流れ>
図3は、実施形態1の送信装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS102において、収集情報取得部2040は収集情報を取得する。ステップS104において、指標値取得部2100は、各携帯端末3000について、信頼度指標値及びキャパシティ指標値の内いずれか1つ以上を示す。ステップS106において、送信制御部2120は、携帯端末3000それぞれの信頼度指標値及びキャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づいて、分割送信部2060及び冗長送信部2080のいずれか1つを選択する。分割送信部2060が選択された場合、図3の処理は、ステップS108に進む。一方、冗長送信部2080が選択された場合、図3の処理は、ステップS112に進む。
図3は、実施形態1の送信装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS102において、収集情報取得部2040は収集情報を取得する。ステップS104において、指標値取得部2100は、各携帯端末3000について、信頼度指標値及びキャパシティ指標値の内いずれか1つ以上を示す。ステップS106において、送信制御部2120は、携帯端末3000それぞれの信頼度指標値及びキャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づいて、分割送信部2060及び冗長送信部2080のいずれか1つを選択する。分割送信部2060が選択された場合、図3の処理は、ステップS108に進む。一方、冗長送信部2080が選択された場合、図3の処理は、ステップS112に進む。
ステップS108において、分割送信部2060は、収集情報を分割して部分収集情報を生成する。ステップS110において、分割送信部2060は、通信部2020を用い、複数の携帯端末3000に対してそれぞれ異なる部分収集情報を送信する。
ステップS112において、冗長送信部2080は、通信部2020を用い、同一の収集情報を複数の携帯端末3000に対して送信する。
以下、本実施形態について更に詳細に説明する。
<通信方法の詳細>
前述したように、通信部2020は、携帯端末3000と直接無線で通信を行う。具体的には、通信部2020は、近距離無線回線を介して携帯端末3000と通信を行う。また、携帯端末3000は、広域無線回線を介して収集情報を収集装置4000へ送信する。
前述したように、通信部2020は、携帯端末3000と直接無線で通信を行う。具体的には、通信部2020は、近距離無線回線を介して携帯端末3000と通信を行う。また、携帯端末3000は、広域無線回線を介して収集情報を収集装置4000へ送信する。
送信装置2000と携帯端末3000との間を接続する近距離無線回線は、例えば Wi-Fi(Wireless Fidelity)に代表される無線 LAN や、Bluetooth(登録商標)、ZigBee 等の通信規格で通信を行う無線回線である。また、送信装置2000と携帯端末3000とは、赤外線通信や RFID を用いて通信してもよい。
携帯端末3000と収集装置4000との間を接続する広域無線回線は、例えば PHS(Personal Handy-phone System)、3G(3rd Generation)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信規格で通信を行う無線回線である。
<収集情報の取得方法>
収集情報取得部2040が収集情報を取得する方法は様々である。例えば収集情報取得部2040は、対象機器の内部に格納されている収集情報を取得する。また例えば、収集情報取得部2040は、送信装置2000の内部で生成された収集情報を取得してもよい。
収集情報取得部2040が収集情報を取得する方法は様々である。例えば収集情報取得部2040は、対象機器の内部に格納されている収集情報を取得する。また例えば、収集情報取得部2040は、送信装置2000の内部で生成された収集情報を取得してもよい。
収集情報取得部2040は、定期的に収集情報を取得しても良いし、不定期に収集情報を取得してもよい。収集情報取得部2040が不定期に収集情報を生成する場合、例えば収集情報取得部2040は、対象機器において異常発生等のイベントが起きたことを契機に、収集情報を取得する。
<信頼度指標値の詳細>
例えば携帯端末3000の信頼度指標値は、その携帯端末3000と送信装置2000との間の電波強度が強いほど、大きい値を示す。信頼度指標値は、電波強度によって表されてもよいし、電波強度を間接的に表す別の値であってもよい。
例えば携帯端末3000の信頼度指標値は、その携帯端末3000と送信装置2000との間の電波強度が強いほど、大きい値を示す。信頼度指標値は、電波強度によって表されてもよいし、電波強度を間接的に表す別の値であってもよい。
その他にも例えば、携帯端末3000の信頼度指標値は、その携帯端末3000と過去に通信を行った時の状況に基づく値であってもよい。例えば、その携帯端末3000に対して収集情報を送信した際に、データロス等が起こって正しく収集情報が伝達されないことが多かった場合、その携帯端末3000の信頼度指標値は低い値となる。逆に、その携帯端末3000に対して収集情報を送信した際に、正しく収集情報が伝達されたことが多かった場合、その携帯端末3000の信頼度指標値は高い値となる。
このように、過去に携帯端末3000と行った通信の状況に基づいて信頼度指標値が決まる場合、例えば送信装置2000の内部又は外部には、携帯端末3000と通信を行った際に正しく情報が伝達された確率を格納する格納部が設けられている。指標値取得部2100は、この確率を携帯端末3000の信頼度指標値として用いる。
また例えば、信頼度指標値は、携帯端末3000のユーザによって設定される値であってもよい。
<キャパシティ指標値の詳細>
携帯端末3000のキャパシティ指標値は、その携帯端末3000と送信装置2000との間で行われる通信に関する携帯端末3000のキャパシティを表す。例えば携帯端末3000のキャパシティ指標値は、その携帯端末3000と送信装置2000との間の通信速度が速いほど、大きい値を示す。この場合、キャパシティ指標値は、上記通信速度によって表されてもよいし、通信速度を間接的に表す別の値であってもよい。
携帯端末3000のキャパシティ指標値は、その携帯端末3000と送信装置2000との間で行われる通信に関する携帯端末3000のキャパシティを表す。例えば携帯端末3000のキャパシティ指標値は、その携帯端末3000と送信装置2000との間の通信速度が速いほど、大きい値を示す。この場合、キャパシティ指標値は、上記通信速度によって表されてもよいし、通信速度を間接的に表す別の値であってもよい。
また例えば、携帯端末3000のキャパシティ指標値は、その携帯端末3000が送信装置2000から受信できる情報の量(以下、許容情報量)が大きいほど、大きい値を示す。この場合、キャパシティ指標値は、許容情報量によって表されてもよいし、許容情報量を間接的に表す別の値であってもよい。例えば許容情報量は、携帯端末3000が有する受信バッファのサイズである。
また例えば、キャパシティ指標値は、携帯端末3000のユーザによって設定される値であってもよい。
[実施形態2]
実施形態2の送信装置2000は、実施形態1の送信装置2000と同様に、図1で表される。
実施形態2の送信装置2000は、実施形態1の送信装置2000と同様に、図1で表される。
実施形態2の指標値取得部2100は、携帯端末3000の信頼度指標値を取得する。実施形態2の送信制御部2120は、「信頼度指標値が第1信頼度以上である」という第1条件を満たす携帯端末3000の数に基づいて、分割送信部2060及び冗長送信部2080の内、いずれか1つを選択する。
送信制御部2120は、第1条件を満たす携帯端末3000の数が第1所定数以上である場合、分割送信部2060を選択する。分割送信部2060は、第1条件を満たす複数の携帯端末3000に対して、部分収集情報を送信する。
一方、第1条件を満たす携帯端末3000の数が第1所定数より少ない場合、送信制御部2120は、冗長送信部2080を選択する。冗長送信部2080は、全ての携帯端末3000に対して収集情報を送信してもよいし、一部の携帯端末3000に対して収集情報を送信してもよい。
一部の携帯端末3000に対して収集情報を送信する場合、例えば、冗長送信部2080は、第1条件を満たす携帯端末3000を優先的に、収集情報を送信する対象として選ぶ。ただし、冗長送信部2080は、第1条件を満たすか否かを考慮せずに、収集情報を送信する対象にする携帯端末3000を選んでもよい。
指標値取得部2100が第1所定数や第1信頼度などの所定値はそれぞれ、送信装置2000の内部又は外部に設けられている格納部に格納されている。指標値取得部2100は、この格納部から各所定値を取得する。なお、送信装置2000が情報の入力を受け付ける入力部を備える場合、上記格納部に格納されている各所定値は、この入力部を介して変更されてもよい。
<処理の流れ>
図4は、実施形態2の送信制御部2120によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。このフローチャートが示す処理は、図3のステップS106〜S112において行われる処理の具体例に相当する。
図4は、実施形態2の送信制御部2120によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。このフローチャートが示す処理は、図3のステップS106〜S112において行われる処理の具体例に相当する。
ステップS202において、送信制御部2120は、集合Uを空集合にする。集合Uは、第1条件を満たす携帯端末3000を把握するために用いる集合である。ステップS204〜S210は、全ての携帯端末3000に対して行うループ処理Aである。ステップS204において、送信制御部2120は、全ての携帯端末3000についてループ処理Aを実行したか否かを判定する。
既に全ての携帯端末3000を対象にループ処理Aを実行した場合、図4の処理は、ステップS212に進む。
一方、まだループ処理Aの対象としていない携帯端末3000がある場合、送信制御部2120は、まだループ処理Aの対象としていない携帯端末3000の中から1つを選択する。そして、図4の処理は、ステップS206に進む。ここで、選択された携帯端末3000を、携帯端末jと表記する。
ステップS206において、送信制御部2120は、携帯端末jの信頼度指標値が第1信頼度以上であるか否かを判定する。ここで、携帯端末jの信頼度指標値を信頼度指標値jと表記する。信頼度指標値jが第1信頼度以上である場合、図4の処理はステップS208に進む。一方、携帯端末jの信頼度指標値が第1信頼度以上でない場合、図4の処理はステップS210に進む。
ステップS208において、送信制御部2120は、集合Uに携帯端末jを加える。
ステップS210は、ループ処理Aの終端である。図4の処理は、ステップS204に戻る。
ステップS212において、送信制御部2120は、集合Uの要素数(第1条件を満たす携帯端末3000の数)が第1所定数以上であるか否かを判定する。集合Uの要素数が第1所定数以上である場合、図4の処理はステップS214に進む。一方、集合Uの要素数が第1所定数以上でない場合、図4の処理はステップS216に進む。
ステップS214において、送信制御部2120は、分割送信部2060を選択する。分割送信部2060は、集合Uに含まれる携帯端末3000に対して、部分収集情報を送信する。
ステップS216において、送信制御部2120は、冗長送信部2080を選択する。
なお、実施形態2の送信制御部2120が行う処理の流れは、図4に示す流れに限定されない。例えば送信制御部2120は、分割送信部2060が部分収集情報を送信する対象とする携帯端末3000の数に上限を設けてもよい。この場合、例えば送信制御部2120は、ステップS208とステップS210の間で、集合Uの要素数を上限数と比較する。そして、集合Uの要素数が上限数である場合、ループ処理Aを終えて、ステップS214を実行する。一方、「ループ処理Aを終えてステップS214を実行する」という処理が行われなかった場合、送信制御部2120は、ステップS216を実行する。
<作用・効果>
信頼度が低い携帯端末3000に対してデータを送信すると、送信中にデータロスが発生したり一部のデータが壊れたりするなどの可能性がある。ここで、分割送信部2060を利用する場合、複数の携帯端末3000それぞれが、正しく部分収集情報を取得できる必要がある。そのため、分割送信部2060を用いる場合は、部分収集情報の送信先とする各携帯端末3000の信頼度が高いことが好ましい。
信頼度が低い携帯端末3000に対してデータを送信すると、送信中にデータロスが発生したり一部のデータが壊れたりするなどの可能性がある。ここで、分割送信部2060を利用する場合、複数の携帯端末3000それぞれが、正しく部分収集情報を取得できる必要がある。そのため、分割送信部2060を用いる場合は、部分収集情報の送信先とする各携帯端末3000の信頼度が高いことが好ましい。
本実施形態の送信装置2000によれば、信頼度が第1信頼度以上である(信頼度が高い)携帯端末3000の数が第1所定数以上である場合に、分割送信部2060が、信頼度が第1信頼度以上である携帯端末3000に対して部分収集情報を送信する。信頼度が高い携帯端末3000に対して部分収集情報を送信するため、各部分収集情報が正しく携帯端末3000に送達される確率が高く、データロス等の問題が発生する確率を小さくすることができる。
一方、信頼度が高い携帯端末3000の数が十分でない場合(例:1つの場合)、同一の収集情報を複数の携帯端末3000を介して冗長に送信することが好ましい。こうすれば、複数の携帯端末3000の内の少なくとも1つの携帯端末3000が収集情報を正しく取得できればよい。その結果、収集装置4000が正しい収集情報を取得できる確率が高くなる。
本実施形態の送信装置2000によれば、信頼度が第1信頼度以上である(信頼度が高い)携帯端末3000の数が第1所定数より少ない場合に、冗長送信部2080が選択される。このように、信頼度が高い携帯端末3000の数が十分でない場合には、複数の携帯端末3000に対して同一の収集情報を冗長に送信することで、収集装置4000が正しい収集情報を取得できる確率が高くなる。
[実施形態3]
実施形態3の送信装置2000は、実施形態1の送信装置2000と同様に、図1で表される。
実施形態3の送信装置2000は、実施形態1の送信装置2000と同様に、図1で表される。
実施形態3の指標値取得部2100は、キャパシティ指標値を取得する。実施形態3の送信制御部2120は、「キャパシティ指標値が第1キャパシティ以上である」という第2条件を満たす携帯端末3000の数に応じて、分割送信部2060又は冗長送信部2080を選択する。
具体的には、実施形態3の送信制御部2120は、次のように動作する。送信制御部2120は、第2条件を満たす携帯端末3000の数が第2所定数以上である場合、冗長送信部2080を選択する。一方、送信制御部2120は、第2条件を満たす携帯端末3000の数が第2所定数より少ない場合、分割送信部2060を選択する。
例えば分割送信部2060は、第2条件を満たす携帯端末3000を優先的に、部分収集情報を送信する対象として選ぶ。ただし、分割送信部2060は、第2条件を満たすか否かを考慮せずに、部分収集情報を送信する対象にする携帯端末3000を選んでもよい。
なお、第1キャパシティなどの各所定値の取得方法については、実施形態2で説明した第1所定数等の取得方法と同様である。
<処理の流れ>
図5は、実施形態3の送信制御部2120によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS302において、送信制御部2120は、集合Uを空集合にする。集合Uは、第2条件を満たす携帯端末3000を把握するために用いる集合である。ステップS304〜S310は、全ての携帯端末3000に対して行うループ処理Bである。ステップS304において、送信制御部2120は、全ての携帯端末3000についてループ処理Bを実行したか否かを判定する。
図5は、実施形態3の送信制御部2120によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS302において、送信制御部2120は、集合Uを空集合にする。集合Uは、第2条件を満たす携帯端末3000を把握するために用いる集合である。ステップS304〜S310は、全ての携帯端末3000に対して行うループ処理Bである。ステップS304において、送信制御部2120は、全ての携帯端末3000についてループ処理Bを実行したか否かを判定する。
既に全ての携帯端末3000を対象にループ処理Bを実行した場合、図5の処理は、ステップS312に進む。
一方、まだループ処理Bの対象としていない携帯端末3000がある場合、送信制御部2120は、まだループ処理Bの対象としていない携帯端末3000の中から1つを選択する。そして、図5の処理は、ステップS306に進む。ここで、選択された携帯端末3000を、携帯端末jと表記する。
ステップS306において、送信制御部2120は、携帯端末jのキャパシティ指標値が第1キャパシティ以上であるか否かを判定する。ここで、携帯端末jのキャパシティ指標値を、キャパシティ指標値jと表記する。キャパシティ指標値jが第1キャパシティ以上である場合、図5の処理はステップS308に進む。一方、キャパシティ指標値jが第1キャパシティ以上でない場合、図5の処理はステップS310に進む。
ステップS308において、送信制御部2120は、集合Uに携帯端末jを加える。
ステップS310は、ループ処理Bの終端である。図5の処理は、ステップS304に戻る。
ステップS312において、送信制御部2120は、集合Uの要素数が第2所定数以上であるか否かを判定する。集合Uの要素数が第2所定数以上である場合、図5の処理はステップS314に進む。一方、集合Uの要素数が第2所定数以上でない場合、図5の処理はステップS316に進む。
ステップS314において、送信制御部2120は、冗長送信部2080を選択して実行する。冗長送信部2080は、集合Uに含まれる携帯端末3000に対して同一の収集情報を送信する。
ステップS316において、送信制御部2120は、分割送信部2060を選択して実行する。
なお、実施形態3の送信制御部2120が行う処理の流れは、図5に示す流れに限定されない。例えば送信制御部2120は、冗長送信部2080が利用する携帯端末3000の数に上限を設けてもよい。その方法は、実施形態2で説明した、分割送信部2060が部分収集情報を送信する対象とする携帯端末3000の数に上限を設ける方法と同様である。
<作用・効果>
冗長送信部2080は各携帯端末3000に対して収集情報を送信するのに対し、分割送信部2060は各携帯端末3000に対して部分収集情報を送信する。そのため、冗長送信部2080が各携帯端末3000に対して送信する情報の量は、分割送信部2060が各携帯端末3000に対して送信する情報の量より多い。
冗長送信部2080は各携帯端末3000に対して収集情報を送信するのに対し、分割送信部2060は各携帯端末3000に対して部分収集情報を送信する。そのため、冗長送信部2080が各携帯端末3000に対して送信する情報の量は、分割送信部2060が各携帯端末3000に対して送信する情報の量より多い。
ここで、携帯端末3000に対して送信する情報の量が多い場合、携帯端末3000のキャパシティが大きい必要がある。携帯端末3000のキャパシティが小さいと、例えば携帯端末3000の受信バッファに収集情報が収まらないという状況が起こりうる。その結果、携帯端末3000がボトルネックとなって、収集装置4000に対する収集情報の送信に多くの時間を要するようになってしまう。したがって、各携帯端末3000のキャパシティが小さい場合、分割送信部2060を用いることで、各携帯端末3000に対して送信される情報の量を小さくすることが望ましい。
そこで、本実施形態の送信制御部2120は、キャパシティ指標値が第1キャパシティ以上である(キャパシティが大きい)携帯端末3000の数が第2所定数以上である場合に、冗長送信部2080を選択する。そして、冗長送信部2080は、これらの携帯端末3000に対して収集情報を送信する。一方、送信制御部2120は、キャパシティ指標値が第1キャパシティ以上である携帯端末3000の数が第2所定数より少ない場合、分割送信部2060を選択する。このように、キャパシティが大きい携帯端末3000の数が多い場合は冗長送信部2080が用いられ、キャパシティが大きい携帯端末3000の数が少ない場合は分割送信部2060が用いられる。よって、キャパシティが小さい携帯端末3000がボトルネックになることで収集装置4000に対する収集情報の送信に要する時間が長くなることを防ぐことができる。また、キャパシティが大きい携帯端末3000の数が多い場合は冗長送信部2080を用いるため、正しい収集情報が収集装置4000に送信される確率が高くなる。
[実施形態4]
実施形態4の送信装置2000は、実施形態2の送信装置2000と同様に、図1で表される。
実施形態4の送信装置2000は、実施形態2の送信装置2000と同様に、図1で表される。
実施形態4の指標値取得部2100は、携帯端末3000の信頼度指標値とキャパシティ指標値の双方を取得する。
実施形態4の指標値取得部2100は、実施形態2で説明した第1条件を満たす携帯端末3000の数が第1所定数より少ない場合に、「キャパシティ指標値が第2キャパシティ以上である」という第3条件を満たす携帯端末3000の数が第3所定数以上である場合のみ、冗長送信部2080を選択する。そして、送信制御部2120は、冗長送信部2080に、第3条件を満たす携帯端末3000に対して、同一の収集情報を送信させる。
なお、第2キャパシティなどの各所定値の取得方法については、実施形態2で説明した第1所定数等の取得方法と同様である。
<処理の流れ>
図6は、実施形態4の送信制御部2120によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。ステップS402において、送信制御部2120は、集合Uを空集合にする。集合Uは、第1条件を満たす携帯端末3000を把握するために用いられる集合である。ステップS404において、送信制御部2120は、集合Vを空集合にする。集合Vは、第1条件を満たさずかつ第3条件を満たす携帯端末3000を把握するために用いられる集合である。
図6は、実施形態4の送信制御部2120によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。ステップS402において、送信制御部2120は、集合Uを空集合にする。集合Uは、第1条件を満たす携帯端末3000を把握するために用いられる集合である。ステップS404において、送信制御部2120は、集合Vを空集合にする。集合Vは、第1条件を満たさずかつ第3条件を満たす携帯端末3000を把握するために用いられる集合である。
ステップS406〜S416は、全ての携帯端末3000に対して行うループ処理Cである。ステップS406において、送信制御部2120は、全ての携帯端末3000についてループ処理Cを実行したか否かを判定する。
既に全ての携帯端末3000を対象にループ処理Cを実行した場合、図6の処理は、ステップS418に進む。
一方、まだループ処理Cの対象としていない携帯端末3000がある場合、送信制御部2120は、まだループ処理Cの対象としていない携帯端末3000の中から1つを選択する。そして、図6の処理は、ステップS408に進む。ここで、選択された携帯端末3000を、携帯端末jと表記する。また、携帯端末jの信頼度指標値とキャパシティ指標値をそれぞれ、信頼度指標値j、キャパシティ指標値jと表記する。
ステップS408において、送信制御部2120は、信頼度指標値jが第1信頼度以上であるか否かを判定する。信頼度指標値jが第1信頼度以上である場合、図6の処理は、ステップS410に進む。一方、信頼度指標値jが第1信頼度以上でない場合、図6の処理は、ステップS412に進む。
ステップS410において、送信制御部2120は、集合Uに携帯端末jを加える。
ステップS412において、送信制御部2120は、キャパシティ指標値jが第2キャパシティ以上であるか否かを判定する。キャパシティ指標値jが第2キャパシティ以上である場合、図6の処理は、ステップS414に進む。一方、キャパシティ指標値jが第2キャパシティ以上でない場合、図6の処理は、ステップS416に進む。
ステップS414において、送信制御部2120は、集合Vに携帯端末jを加える。
ステップS416はループ処理Cの終端である。図6の処理は、ステップS406に進む。
ステップS418において、送信制御部2120は、集合Uの要素数が第1所定数以上であるか否かを判定する。集合Uの要素数が第1所定数以上である場合、図6の処理はステップS420に進む。一方、集合Uの要素数が第1所定数以上でない場合、図6の処理はステップS422に進む。
ステップS420において、送信制御部2120は、分割送信部2060を選択する。分割送信部2060は、集合Uに含まれる携帯端末3000に対して部分収集情報を送信する。
ステップS422において、送信制御部2120は、集合Vの要素数が第3所定数以上であるか否かを判定する。集合Vの要素数が第3所定数以上である場合、図6の処理はステップS424に進む。一方、集合Vの要素数が第3所定数以上でない場合、図6の処理は終了する。
ステップS424において、送信制御部2120は、冗長送信部2080を選択する。冗長送信部2080は、集合Vに含まれる携帯端末3000に対して同一の収集情報を送信する。
なお、実施形態4の送信制御部2120が行う処理の流れは、図6に示す流れに限定されない。例えば送信制御部2120は、分割送信部2060が部分収集情報を送信する対象とする携帯端末3000の数や、冗長送信部2080が同一の収集情報を送信する対象とする携帯端末3000の数に上限を設けてもよい。その方法は、実施形態2で説明した、分割送信部2060が部分収集情報を送信する対象とする携帯端末3000の数に上限を設ける方法と同様である。
また、例えば、ステップS422において集合Vの要素数が第3所定数より少なかった場合、送信制御部2120は、ある程度の時間が経過した後に、再度図6の処理を実行してもよい。こうすることで、ある程度の時間が経過した後に、第1条件や第3条件を満たす携帯端末3000の数が増加していれば、分割送信部2060又は冗長送信部2080を用いて収集情報が送信される。
<作用・効果>
本実施形態の送信装置2000によれば、実施形態2の送信装置2000と同様に、信頼度指標値が第1信頼度以上である(信頼度が高い)携帯端末3000の数が第1所定数以上である場合に、分割送信部2060が、信頼度が第1信頼度以上である携帯端末3000に対して部分収集情報を送信する。信頼度が高い携帯端末3000に対して部分収集情報を送信するため、各部分収集情報が正しく携帯端末3000に送達される確率が高く、データロス等の問題が発生する確率を小さくすることができる。
本実施形態の送信装置2000によれば、実施形態2の送信装置2000と同様に、信頼度指標値が第1信頼度以上である(信頼度が高い)携帯端末3000の数が第1所定数以上である場合に、分割送信部2060が、信頼度が第1信頼度以上である携帯端末3000に対して部分収集情報を送信する。信頼度が高い携帯端末3000に対して部分収集情報を送信するため、各部分収集情報が正しく携帯端末3000に送達される確率が高く、データロス等の問題が発生する確率を小さくすることができる。
ただし、本実施形態の送信装置2000は、実施形態2の送信装置2000と異なり、信頼度指標値が第1信頼度以上である携帯端末3000の数が第1所定数より少ない場合に、キャパシティ指標値が第2キャパシティ以上である携帯端末3000の数が第3所定数以上である場合のみ、冗長送信部2080を選択する。収集情報は部分収集情報よりも情報量が多いため、冗長送信部2080を利用する場合、携帯端末3000のキャパシティがある程度大きい必要がある。本実施形態の送信装置2000によれば、キャパシティ指標値が第2キャパシティ以上である携帯端末3000に対して収集情報が送信される。そのため、携帯端末3000がボトルネックとなることで収集装置4000に対する収集情報の送信に要する時間が長くなることを防ぐことができる。また、冗長送信部2080を用いることで、正しい収集情報が収集装置4000に送信される確率が高くなる。
[実施形態5]
図7は、実施形態5に係る送信装置2000を、その使用環境と共に示すブロック図である。図7において、携帯端末3000及び収集装置4000は省略されている。ここで、図7において、矢印の流れは情報の流れを示している。また、図7において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。なお、実施形態5の送信装置2000は、以下で説明する点を除き、実施形態1〜4のいずれかに係る送信装置2000と同様の機能を有する。
図7は、実施形態5に係る送信装置2000を、その使用環境と共に示すブロック図である。図7において、携帯端末3000及び収集装置4000は省略されている。ここで、図7において、矢印の流れは情報の流れを示している。また、図7において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。なお、実施形態5の送信装置2000は、以下で説明する点を除き、実施形態1〜4のいずれかに係る送信装置2000と同様の機能を有する。
実施形態5の分割送信部2060は、サイズ決定部2062を有する。サイズ決定部2062は、携帯端末3000の信頼度指標値及びキャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づき、その携帯端末3000に送信する部分収集情報のサイズを決定する。
例えばサイズ決定部2062は、キャパシティ指標値が大きい携帯端末3000ほど、送信する部分収集情報のサイズを大きくする。ここで、キャパシティが大きい携帯端末3000ほど、送信できる情報量が多いと考えられる。そのため、キャパシティ指標値が大きい携帯端末3000ほど、送信させる部分収集情報のサイズを大きくすることで、複数の携帯端末3000を効率よく利用することができる。
また例えば、サイズ決定部2062は、信頼度指標値が大きい携帯端末3000ほど、送信する部分収集情報のサイズを大きくする。一般に、データロス等に対する対処として、データの再送が行われる。送信装置2000においても、携帯端末3000に対して収集情報を送信している時にデータロスが発生した場合、その携帯端末3000又は他の携帯端末3000を用いて、正しく送信されなかった収集情報を再送することが好ましい。そして、このようにデータの再送を行う場合、データのサイズが大きいほど、データの再送にかかる時間は長くなり、データロス等による影響が大きくなる。
上述のような理由から、信頼度が低い携帯端末3000に対して送信する部分収集情報のサイズは、信頼度が高い携帯端末3000に対して送信する部分収集情報のサイズよりも小さいことが好ましい。そこで、サイズ決定部2062は、上述のように、信頼度指標値が大きい携帯端末3000ほど、送信する部分収集情報のサイズを大きくする。
また例えば、サイズ決定部2062は、信頼度指標値とキャパシティ指標値の双方を考慮して、各携帯端末3000に送信する部分収集情報のサイズを決定してもよい。以下、その方法の例を説明する。
まず、サイズ決定部2062は、数式(1)を用いて、各携帯端末3000について X(i) を算出する。以下、X(i) を、ID が i である携帯端末3000のサイズ指標値と表記する。携帯端末3000のサイズ指標値は、その携帯端末3000の信頼度指標値とキャパシティ指標値との重み付き平均値である。数式(1)において、R(i)、C(i) はそれぞれ、ID がi である携帯端末3000の信頼度指標値、キャパシティ指標値である。また、αとβはそれぞれ、信頼度指標値とキャパシティ指標値に付する重みである。
さらに、サイズ決定部2062は、数式(2)を用いて、各携帯端末3000のサイズ指標値の比によって、各携帯端末3000に送信させる部分収集情報のサイズを算出する。数式(2)の右辺の分母は、各携帯端末3000のサイズ指標値の総和を表す。また、S(i) は、ID が i の携帯端末3000に送信する部分収集情報のサイズである。
図8は、実施形態3のサイズ決定部2062が実行する処理を概念的に示す図である。ここで、図8の場合、サイズ決定部2062は、各携帯端末3000に送信させる部分収集情報のサイズの比を、各携帯端末3000の信頼度指標値の比と等しくする。
具体的には、図8において、携帯端末A、携帯端末B、及び携帯端末Cという3つの携帯端末3000の信頼度指標値はそれぞれ、60、40、20 となっている。また、部分収集情報のサイズは 600 KB である。
この例において、携帯端末A〜Cの信頼度指標値の比は、3:2:1 となる。そこで、サイズ決定部2062は、携帯端末A〜Cそれぞれに送信する部分収集情報のサイズの比を 3:2:1 にする。したがって、サイズ決定部2062は、携帯端末A〜Cそれぞれに送信する部分収集情報A〜Cのサイズを、300KB、200KB、100KB とする。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記実施形態の組み合わせ、及び上記実施形態以外の様々な構成を採用することもできる。
この出願は、2013年11月18日に出願された日本出願特願2013−237599号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
Claims (21)
- 複数の携帯端末を介して収集装置へ収集情報を送信する送信装置であって、
前記携帯端末と直接無線で通信を行う通信手段と、
前記収集情報を取得する収集情報取得手段と、
前記収集情報を分割して複数の部分収集情報を生成し、前記通信手段を用いて、複数の前記携帯端末に対し、それぞれ異なる前記部分収集情報を送信する分割送信手段と、
前記通信手段を用いて、複数の前記携帯端末に対し、同一の前記収集情報を送信する冗長送信手段と、
前記携帯端末について、その携帯端末と当該送信装置との間で行われる通信の信頼度を表す信頼度指標値、及びその携帯端末のキャパシティを表すキャパシティ指標値のうち、いずれか1つ以上を取得する指標値取得手段と、
各前記携帯端末の前記信頼度指標値及び前記キャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づき、前記分割送信手段及び前記冗長送信手段のいずれか1つを選択し、選択した手段を前記収集情報に対して実行する送信制御手段と、
を有する送信装置。 - 前記送信制御手段は、
前記信頼度指標値が第1信頼度以上であるという第1条件を満たす前記携帯端末の数が、第1所定数以上である場合、前記分割送信手段を選択して、前記第1条件を満たす前記携帯端末に前記部分収集情報を送信させ、
前記第1条件を満たす前記携帯端末の数が前記第1所定数より少ない場合、前記冗長送信手段を選択し、前記冗長送信手段に同一の前記収集情報を送信させる、
請求項1に記載の送信装置。 - 前記送信制御手段は、
前記キャパシティ指標値が第1キャパシティ以上であるという第2条件を満たす前記携帯端末の数が第2所定数以上である場合、前記冗長送信手段を選択し、前記第2条件を満たす前記携帯端末に前記収集情報を送信させ、
前記第2条件を満たす前記携帯端末の数が前記第2所定数より少ない場合、前記分割送信手段を選択し、前記分割送信手段に前記収集情報を送信させる、
請求項1に記載の送信装置。 - 前記送信制御手段は、前記第1条件を満たす前記携帯端末の数が前記第1所定数より少ない場合に、前記キャパシティ指標値が第2キャパシティ以上であるという第3条件を満たす前記携帯端末の数が、第3所定数以上である場合のみ、前記冗長送信手段を選択して、前記第3条件を満たす前記携帯端末に同一の前記収集情報を送信させる、
請求項2に記載の送信装置。 - 前記分割送信手段は、前記携帯端末の前記信頼度指標値及び前記キャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づき、その携帯端末に送信させる部分収集情報のサイズを決定する請求項1乃至4いずれか一項に記載の送信装置。
- 前記携帯端末の前記信頼度指標値は、その携帯端末と当該送信装置との間の電波強度が強いほど大きい請求項1乃至5いずれか一項に記載の送信装置。
- 前記携帯端末の前記キャパシティ指標値の大きさは、
前記携帯端末と当該送信装置との間の通信速度が速いほど大きいか、又は
前記携帯端末が当該送信装置から受信できる情報の量が大きいほど大きい、
請求項1乃至6いずれか一項に記載の送信装置。 - 複数の携帯端末を介して収集装置へ収集情報を送信するコンピュータによって実行される制御方法であって、
前記コンピュータは、前記携帯端末と直接無線で通信を行う通信手段を有し、
当該制御方法は、
前記収集情報を取得する収集情報取得ステップと、
前記収集情報を分割して複数の部分収集情報を生成し、前記通信手段を用いて、複数の前記携帯端末に対し、それぞれ異なる前記部分収集情報を送信する分割送信ステップと、
前記通信手段を用いて、複数の前記携帯端末に対し、同一の前記収集情報を送信する冗長送信ステップと、
前記携帯端末について、その携帯端末と前記コンピュータとの間で行われる通信の信頼度を表す信頼度指標値、及びその携帯端末のキャパシティを表すキャパシティ指標値のうち、いずれか1つ以上を取得する指標値取得ステップと、
各前記携帯端末の前記信頼度指標値及び前記キャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づき、前記分割送信ステップ及び前記冗長送信ステップのいずれか1つを選択し、選択したステップを前記収集情報に対して実行する送信制御ステップと、
を有する制御方法。 - 前記送信制御ステップは、
前記信頼度指標値が第1信頼度以上であるという第1条件を満たす前記携帯端末の数が、第1所定数以上である場合、前記分割送信ステップを選択して、前記第1条件を満たす前記携帯端末に前記部分収集情報を送信させ、
前記第1条件を満たす前記携帯端末の数が前記第1所定数より少ない場合、前記冗長送信ステップを選択し、前記冗長送信ステップに同一の前記収集情報を送信させる、
請求項8に記載の制御方法。 - 前記送信制御ステップは、
前記キャパシティ指標値が第1キャパシティ以上であるという第2条件を満たす前記携帯端末の数が第2所定数以上である場合、前記冗長送信ステップを選択し、前記第2条件を満たす前記携帯端末に前記収集情報を送信させ、
前記第2条件を満たす前記携帯端末の数が前記第2所定数より少ない場合、前記分割送信ステップを選択し、前記分割送信ステップに前記収集情報を送信させる、
請求項8に記載の制御方法。 - 前記送信制御ステップは、前記第1条件を満たす前記携帯端末の数が前記第1所定数より少ない場合に、前記キャパシティ指標値が第2キャパシティ以上であるという第3条件を満たす前記携帯端末の数が、第3所定数以上である場合のみ、前記冗長送信ステップを選択して、前記第3条件を満たす前記携帯端末に同一の前記収集情報を送信させる、
請求項9に記載の制御方法。 - 前記分割送信ステップは、前記携帯端末の前記信頼度指標値及び前記キャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づき、その携帯端末に送信させる部分収集情報のサイズを決定する請求項8乃至11いずれか一項に記載の制御方法。
- 前記携帯端末の前記信頼度指標値は、その携帯端末と前記コンピュータとの間の電波強度が強いほど大きい請求項8乃至12いずれか一項に記載の制御方法。
- 前記携帯端末の前記キャパシティ指標値の大きさは、
前記携帯端末と前記コンピュータとの間の通信速度が速いほど大きいか、又は
前記携帯端末が前記コンピュータから受信できる情報の量が大きいほど大きい、
請求項8乃至13いずれか一項に記載の制御方法。 - コンピュータに、複数の携帯端末を介して収集装置へ収集情報を送信する送信装置として動作する機能を持たせるプログラムであって、
前記コンピュータは、前記携帯端末と直接無線で通信を行う通信手段を有し、
当該プログラムは、前記コンピュータに
前記収集情報を取得する収集情報取得機能と、
前記収集情報を分割して複数の部分収集情報を生成し、前記通信手段を用いて、複数の前記携帯端末に対し、それぞれ異なる前記部分収集情報を送信する分割送信機能と、
前記通信手段を用いて、複数の前記携帯端末に対し、同一の前記収集情報を送信する冗長送信機能と、
前記携帯端末について、その携帯端末と前記コンピュータとの間で行われる通信の信頼度を表す信頼度指標値、及びその携帯端末のキャパシティを表すキャパシティ指標値のうち、いずれか1つ以上を取得する指標値取得機能と、
各前記携帯端末の前記信頼度指標値及び前記キャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づき、前記分割送信機能及び前記冗長送信機能のいずれか1つを選択し、選択した機能を前記収集情報に対して実行する送信制御機能と、
を持たせるプログラム。 - 前記送信制御機能は、
前記信頼度指標値が第1信頼度以上であるという第1条件を満たす前記携帯端末の数が、第1所定数以上である場合、前記分割送信機能を選択して、前記第1条件を満たす前記携帯端末に前記部分収集情報を送信させ、
前記第1条件を満たす前記携帯端末の数が前記第1所定数より少ない場合、前記冗長送信機能を選択し、前記冗長送信機能に同一の前記収集情報を送信させる、
請求項15に記載のプログラム。 - 前記送信制御機能は、
前記キャパシティ指標値が第1キャパシティ以上であるという第2条件を満たす前記携帯端末の数が第2所定数以上である場合、前記冗長送信機能を選択し、前記第2条件を満たす前記携帯端末に前記収集情報を送信させ、
前記第2条件を満たす前記携帯端末の数が前記第2所定数より少ない場合、前記分割送信機能を選択し、前記分割送信機能に前記収集情報を送信させる、
請求項15に記載のプログラム。 - 前記送信制御機能は、前記第1条件を満たす前記携帯端末の数が前記第1所定数より少ない場合に、前記キャパシティ指標値が第2キャパシティ以上であるという第3条件を満たす前記携帯端末の数が、第3所定数以上である場合のみ、前記冗長送信機能を選択して、前記第3条件を満たす前記携帯端末に同一の前記収集情報を送信させる、
請求項16に記載のプログラム。 - 前記分割送信機能は、前記携帯端末の前記信頼度指標値及び前記キャパシティ指標値の内いずれか1つ以上に基づき、その携帯端末に送信させる部分収集情報のサイズを決定する請求項15乃至18いずれか一項に記載のプログラム。
- 前記携帯端末の前記信頼度指標値は、その携帯端末と前記コンピュータとの間の電波強度が強いほど大きい請求項15乃至19いずれか一項に記載のプログラム。
- 前記携帯端末の前記キャパシティ指標値の大きさは、
前記携帯端末と前記コンピュータとの間の通信速度が速いほど大きいか、又は
前記携帯端末が前記コンピュータから受信できる情報の量が大きいほど大きい、
請求項15乃至20いずれか一項に記載のプログラム。
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