JP6398434B2 - 地図表示プログラム、地図表示方法および情報処理装置 - Google Patents

地図表示プログラム、地図表示方法および情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、地図表示プログラム、地図表示方法および情報処理装置に関する。
道路を通行する車両の交通量を調査するために、全国道路・街路交通情勢調査(以下、道路交通センサスという)が行われている。道路交通センサスでは、例えば、交通量調査や自動車起終点調査が行われる。自動車起終点調査では、例えば、調査地点を通過する車両の出発地、目的地、移動目的等を面接等により調査するOD(Origin Destination)調査が実施される。また、交通量調査の結果を地図上に表示することが知られている。
特開2011−221960号公報 特開2011−232869号公報 特開2009−9443号公報
しかしながら、特定の地点や区間を通行した車両の起終点を可視化することは困難である。例えば、交通量調査の結果を地図上に表示しても、調査地点での交通量は表示できるが、調査地点を通過した車両の起終点を地図上に表示することは困難である。また、OD調査の結果を地図上に表示しても、起終点間の状況を表示することは困難である。
一つの側面では、本発明は、特定の地点を通過する車両の出発地と到着地の特徴を見易く表示できる地図表示プログラム、地図表示方法および情報処理装置を提供することにある。
一つの態様では、地図表示プログラムは、道路上の特定の地点または範囲の選択を受け付けると、複数の車両についてのそれぞれの車両の移動経路を記憶した記憶部を参照して、前記複数の車両のうち、前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の出発地の位置情報と到着地の位置情報とを特定する処理をコンピュータに実行させる。また、地図表示プログラムは、特定した前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を地図上に表示する処理をコンピュータに実行させる。
特定の地点を通過する車両の出発地と到着地の特徴を見易く表示できる。
図1は、実施例の地図表示システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、車両マスタの一例を示す図である。 図3は、運行情報記憶部の一例を示す図である。 図4は、ODデータ記憶部の一例を示す図である。 図5は、経路データ記憶部の一例を示す図である。 図6は、選択画面の一例を示す図である。 図7は、選択画面の他の一例を示す図である。 図8は、表示画面の一例を示す図である。 図9は、表示画面の他の一例を示す図である。 図10は、表示処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、地図表示プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する地図表示プログラム、地図表示方法および情報処理装置の実施例を詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施例の地図表示システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す地図表示システム1は、例えば、道路上の特定の地点または範囲の選択を受付けると、受付けた地点または範囲を通過した各車両5について、それぞれの移動経路に基づいて出発地および到着地を地図上に表示する。図1に示す地図表示システム1は、車両5と、基地局6と、端末装置10と、サーバ装置100とを有する。なお、図1では、車両5および基地局6は、複数の車両5および基地局6のうち1つを例示しており、車両5および基地局6の数は限定されず、地図表示システム1は、任意の数の車両5および基地局6を有してもよい。
車両5およびサーバ装置100の間は、基地局6およびネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。また、端末装置10およびサーバ装置100の間は、ネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。かかるネットワークNには、有線または無線を問わず、インターネット(Internet)を始め、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。また、基地局6は、例えば、3G、LTE(Long Term Evolution)等の携帯電話回線の基地局である。
地図表示システム1は、例えば、通信機能を有する運行記録計(以下、デジタコという)を搭載した複数の車両5から送信される運行情報を収集し、各車両5の経路データおよびODデータを生成する。地図表示システム1は、生成した経路データおよびODデータに基づいて、分析者により選択された道路上の特定の地点または範囲に移動経路が含まれる車両5の、出発地の位置情報と到着地の位置情報とを特定する。地図表示システム1は、特定した出発地の位置情報と到着地の位置情報に対応する位置を地図上に配置して表示画面を生成し、例えば、端末装置10に表示画面を表示させる。これにより、地図表示システム1は、選択された道路上の特定の地点または範囲を通過した車両5の出発地と到着地とを地図上に表示できるので、通過車両5の出発地および到着地の特徴を見易く表示できる。
また、国道、県道、市道等を整備する道路行政においては、各道路単位に長距離、中距離、短距離の移動を目的とした機能階層別の整備が行われている。しかし、従来では、意図した通りに当該道路が利用されているか否かを判断することは困難であった。これに対し、地図表示システム1は、選択された道路上の特定の地点または範囲を通過した車両5の出発地と到着地を地図上に表示できるので、通過車両5の移動距離を見易く表示でき、各道路が意図した通りに利用されているか否かを容易に判断することができる。
車両5は、例えば、トラック、バス等のデジタコを搭載した車両である。車両5に搭載されたデジタコは、例えば、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムによって取得した位置や速度等の運行情報を、例えば1秒ごとに基地局6を介してサーバ装置100に送信する。デジタコは、通信機能として、例えば、3G、LTE等の携帯電話回線等に対応する無線通信モジュールを有する。なお、車両5のデジタコは、携帯電話回線等が圏外である等の場合には、通信が接続されてから圏外であった時間の運行情報を纏めて送信してもよい。
端末装置10は、例えば、分析者が用いるコンピュータである。端末装置10は、サーバ装置100から受信した選択画面、表示画面等を表示させて、分析者に提示する。端末装置10は、選択画面、表示画面等の表示および操作について、例えば、Webブラウザを用いることができる。端末装置10は、選択画面の要求情報、選択情報等をサーバ装置100に送信する。かかる端末装置10の一例としては、可搬型のパーソナルコンピュータを採用できる。端末装置10には、上記のパーソナルコンピュータなどの可搬型の端末のみならず、据置型のパーソナルコンピュータを端末装置10として採用することもできる。また、端末装置10は、可搬型の端末としては、上記のパーソナルコンピュータの他にも、例えば、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)などの移動体通信端末等を採用することもできる。
次に、サーバ装置100の構成について説明する。図1に示すように、サーバ装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、サーバ装置100は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイスなどの機能部を有することとしてもかまわない。また、サーバ装置100は、情報処理装置である。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、ネットワークNを介して車両5および端末装置10と有線または無線で接続され、車両5および端末装置10との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部110は、車両5から運行情報を受信し、端末装置10から選択画面の要求情報および選択情報を受信する。通信部110は、受信した運行情報、選択画面の要求情報または選択情報を制御部130に出力する。また、通信部110は、制御部130から入力された選択画面、表示画面等を端末装置10に送信する。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、車両マスタ121と、運行情報記憶部122と、ODデータ記憶部123と、経路データ記憶部124とを有する。また、記憶部120は、デジタル地図を記憶する。なお、記憶部120は、制御部130での処理に用いる情報を記憶する。
車両マスタ121は、移動経路を表示する各車両5について、車両ID(IDentifier)と車両サイズ等を対応付けて記憶する。図2は、車両マスタの一例を示す図である。図2に示すように、車両マスタ121は、「車両ID」、「車両サイズ」、「車両の形状」といった項目を有する。車両マスタ121の各項目は、例えば、サーバ装置100の管理者等によって、予め登録される。なお、車両マスタ121は、例えば、1台の車両5ごとに1レコードとして記憶する。
「車両ID」は、車両5を識別する。「車両サイズ」は、車両5のサイズを示し、例えば、大型、特大、中型等である。「車両の形状」は、車両5の形状を示し、例えば、フルトレーラー、コンテナ専用車、ダンプ等である。
運行情報記憶部122は、各車両5から逐次受信する運行情報を記憶する。図3は、運行情報記憶部の一例を示す図である。図3に示すように、運行情報記憶部122は、「車両ID」、「日時」、「緯度」、「経度」、「速度」、「G値(前後)」、「G値(横)」、「G値(上下)」といった項目を有する。運行情報記憶部122は、1つの運行情報ごとに1レコードとして記憶する。運行情報記憶部122は、例えば、1秒ごとの運行情報の場合には、1秒ごとの運行情報を1レコードとして記憶する。
「車両ID」は、車両5を識別する。「日時」は、車両5のデジタコによって運行情報が取得された日時を示す。「緯度」および「経度」は、車両5の位置を示す。「G値(前後)」、「G値(横)」および「G値(上下)」は、車両5にかかる、それぞれの方向の加速度を示す。
ODデータ記憶部123は、運行情報に基づいて求められた、各車両5の1回ごとの移動経路(以下、トリップともいう)の起点および終点を示すODデータを記憶する。図4は、ODデータ記憶部の一例を示す図である。図4に示すように、ODデータ記憶部123は、「車両ID」、「トリップNo」、「トリップ開始日時」、「トリップ開始ゾーン」、「トリップ終了日時」、「トリップ終了ゾーン」といった項目を有する。ODデータ記憶部123は、例えば、1つのトリップごとに、1レコードとして記憶する。
「車両ID」は、車両5を識別する。「トリップNo」は、トリップを識別する。「トリップ開始日時」は、トリップの開始日時を示す。「トリップ開始ゾーン」は、当該トリップの起点が位置する地図上のゾーンを示す。ゾーンは、例えば、道路交通センサスで用いられているBゾーンを用いてもよいし、任意のメッシュ単位でもよい。なお、Bゾーンの大きさは、例えば、市区町村等の大きさに相当する。「トリップ終了日時」は、トリップの終了日時を示す。「トリップ終了ゾーン」は、当該トリップの終点が位置する地図上のゾーンを示す。
経路データ記憶部124は、運行情報に基づいて求められた経路データ、すなわちトリップの詳細情報を記憶する。図5は、経路データ記憶部の一例を示す図である。図5に示すように、経路データ記憶部124は、「車両ID」、「トリップNo」、「道路リンクID」、「リンク入日時」、「平均速度」、「二次メッシュNo」、「実車/空車」といった項目を有する。経路データ記憶部124は、例えば、道路リンクIDごとに1レコードとして記憶する。
「車両ID」は、車両5を識別する。「トリップNo」は、トリップを識別する。「道路リンクID」は、デジタル道路地図(DRM:Digital Road Map)のリンクを識別する。デジタル道路地図は、ノードおよびリンクで構成される。ノードは、交差点等の結節点を示し、リンクは、ノード間の道路を示す。すなわち、「道路リンクID」は、デジタル道路地図上の道路を識別する。「リンク入日時」は、当該トリップの車両5が道路リンクIDで識別するリンク、つまり道路に入った日時を示す。「平均速度」は、車両5が当該道路リンクIDで識別するリンクを走行した平均速度を示す。「二次メッシュNo」は、道路リンクIDで識別するリンクが属する二次メッシュを示す。「二次メッシュNo」は、地域メッシュコードであり、例えば、「JIS X 0410 地域メッシュコード」の二次メッシュコードを用いることができる。二次メッシュは、例えば、地図を緯度経度に基づいてほぼ同じ大きさの網の目で区切ったものであり、1辺の長さは約10kmである。「実車/空車」は、車両5が当該リンクIDで識別するリンクを走行したときに、例えば、荷物を運んでいたか否かを示す。「実車/空車」は、例えば、荷物を運んでいた場合には実車とし、空荷の場合には空車とする。
図1の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部130は、取得部131と、生成部132と、受付部133と、特定部134と、表示制御部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
取得部131は、基地局6、ネットワークNおよび通信部110を介して、各車両5から運行情報を取得する。取得部131は、取得した運行情報を運行情報記録部122に記憶する。なお、取得部131は、例えば、サーバ装置100の管理者から、各車両5からの運行情報の取得の開始を指示されると、取得の停止が指示されるまで、運行情報の取得を続け、取得した運行情報の運行情報記録部122への記憶を続ける。
生成部132は、車両マスタ121および運行情報記憶部122を参照して、ODデータおよび経路データを生成する。ここで、生成部132が車両ID「0001」の車両5についてODデータおよび経路データを生成する場合を例として説明する。生成部132は、運行情報記憶部122から読み出した運行情報のうち、車両ID「0001」の車両5の運行情報を抽出する。生成部132は、運行情報の速度が0km/h、すなわち車両5が停車している時間が、例えば5分以上となると、車両5が停車した日時を前のトリップ終了日時とする。次に、生成部132は、運行情報の速度が0km/hよりも大きくなる、すなわち車両5が動き出した日時、例えば「2013/09/20 13:00:31」を次のトリップ開始日時とする。さらに、生成部132は、次に運行情報の速度が0km/hである時間が、例えば5分以上となり、車両5が停車した日時、例えば「2013/09/20 13:37:11」を当該トリップ終了日時とする。なお、トリップの切り替わりを判定するための車両5の停車時間は、任意の時間とすることができる。
生成部132は、トリップの開始日時と終了日時とが決定すると、当該トリップにトリップNo、例えば「T1020」を付与する。なお、トリップNoは、トリップの開始日時が決定した時点で付与してもよい。また、生成部132は、トリップの開始日時の位置情報に基づいて、トリップ開始ゾーン、例えば「東京都渋谷区1区」を決定し、トリップ終了日時の位置情報に基づいて、トリップ終了ゾーン、例えば「東京都大田区4区」を決定する。生成部132は、車両IDおよびトリップNoに、トリップ開始日時、トリップ開始ゾーン、トリップ終了日時およびトリップ終了ゾーンを対応付けて、ODデータ記憶部123に記憶する。
続いて、生成部132は、抽出した車両ID「0001」の車両5の運行情報に基づいて、経路データを生成する。生成部132は、車両5の運行情報の日時、位置情報および速度を、デジタル地図(デジタル道路地図)上にマッピングする。なお、生成部132は、デジタル地図上へのマッピング、つまりマップマッチングについて、既存の技術を用いることができる。生成部132は、マッピングの結果、車両5が位置する道路の道路リンクIDと、当該道路、つまりリンクに進入した日時を示すリンク入日時と、リンクを走行した平均速度とを算出する。生成部132は、車両IDおよびトリップNoに対応付けて、道路リンクIDと、リンク入日時と、平均速度とを、経路データ記憶部124に記憶する。また、生成部132は、車両IDおよびトリップNoに対応付けて、当該リンクが属する二次メッシュNoと、運行情報の一部として車両5から取得した実車または空車の情報とを、経路データ記憶部124に記憶する。
図5に示す1レコード目の例では、生成部132は、車両ID「0001」の車両5のトリップNo「T1020」に対応付けて、道路リンクID「11821184」と、リンク入日時「2013/09/20 13:00:31」と、平均速度「23」とを、経路データ記憶部124に記憶する。また、生成部132は、車両ID「0001」の車両5のトリップNo「T1020」に対応付けて、二次メッシュNo「533935」と、「実車」とを、経路データ記憶部124に記憶する。
図1の説明に戻って、受付部133は、分析者に操作される端末装置10から、選択画面の要求情報を受信すると、選択画面を生成して通信部110等を介して端末装置10に送信する。図6は、選択画面の一例を示す図である。図6に示すように、受付部133は、例えば、地図と、二次メッシュとを含む選択画面20を生成し、端末装置10に送信する。端末装置10は、受信した選択画面20を図示しない表示部に表示させる。端末装置10は、例えば、分析者により二次メッシュ21が指定されることで、選択された二次メッシュ21を選択情報として、サーバ装置100に送信する。サーバ装置100の受付部133は、選択情報を受信すると、二次メッシュ21の選択を受け付ける。すなわち、受付部133は、範囲の選択を受け付ける。受付部133は、受け付けた二次メッシュ21の二次メッシュNoを特定部134に出力する。なお、図6中、各二次メッシュ内の数字は、二次メッシュNoの一例を示す。
また、受付部133は、選択画面において、各種の条件を指定可能とし、当該条件を受け付けるようにしてもよい。受付部133は、例えば、期間、時間帯、車両5の形状、車両サイズ、および、車両5の平均速度のうち1つ以上の条件を受け付ける。受付部133は、受付けた各条件を特定部134に出力する。ここで、条件の一例を示す。期間は、例えば、年月日で指定でき、平日、休日等の指定もできる。時間帯は、例えば、0時から6時、7時、8時、9時から16時、17時、18時から24時といった指定をすることができる。車両5の形状は、例えば、トレーラー、ダンプ、レッカー車といった指定をすることができる。車両サイズは、例えば、軽、普通、中型、大型、特大といった指定をすることができる。車両5の平均速度は、例えば、20km/hまで、20から25km/hまで、25から30km/hまで、30km/h以上といった指定をすることができる。
また、受付部133は、道路上の特定の地点を受け付けてもよい。図7は、選択画面の他の一例を示す図である。図7に示すように、受付部133は、例えば、地図を含む選択画面23を生成し、端末装置10に送信する。端末装置10は、受信した選択画面23を図示しない表示部に表示させる。端末装置10は、例えば、分析者により地点24が指定されることで、選択された地点24を選択情報として、サーバ装置100に送信する。サーバ装置100の受付部133は、選択情報を受信すると、地点24の選択を受け付ける。すなわち、受付部133は、道路上の特定の地点の選択を受け付ける。なお、図7の例では、地点24として橋の選択を受け付ける。受付部133は、記憶部120のデジタル地図を参照し、受付けた地点24の位置情報のデジタル地図上の道路リンクIDを特定部134に出力する。なお、受付部133は、上述の範囲の選択と組み合わせて、例えば、○○市街や国道△号線といった指定を受け付けてもよい。この場合には、受付部133は、例えば、指定範囲である○○市街の中心部の位置情報に基づく道路リンクIDや、国道△号線の橋の位置情報に基づく道路リンクID等を特定部134に出力する。
また、受付部133は、複数の道路上の特定の地点または範囲を受け付けてもよい。この場合には、受付部133は、複数の二次メッシュNoまたは道路リンクIDを特定部134に出力する。
図1の説明に戻って、特定部134は、受付部133から二次メッシュNoまたは道路リンクIDが入力されると、経路データ記憶部124を参照し、該当するトリップNoを抽出する。また、特定部134は、受付部133から各条件が入力されると、車両マスタ122および経路データ記憶部124を参照し、各条件を反映したトリップNoを抽出する。特定部134は、抽出したトリップNoに基づいて、ODデータ記憶部123を参照し、トリップ開始ゾーンおよびトリップ終了ゾーンを特定する。すなわち、特定部134は、複数の車両5のうち、道路上の特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両5の出発地の位置情報と到着地の位置情報とを特定する。特定部134は、特定したトリップ開始ゾーンおよびトリップ終了ゾーンを表示制御部135に出力する。
表示制御部135は、特定されたトリップ開始ゾーンおよびトリップ終了ゾーンが入力されると、ゾーンごとに件数をカウントする。表示制御部135は、件数に応じて、例えば地図上のゾーンを色分けした表示画面を生成する。表示制御部135は、生成した表示画面を通信部110等を介して端末装置10に送信し、端末装置10の図示しない表示部に表示画面を表示させる。
図8は、表示画面の一例を示す図である。図8に示すように、表示制御部135は、例えば、ゾーンで分割された地図上に、各ゾーンのトリップ開始件数とトリップ終了件数とを合計した件数を発生集中量として、例えば、件数が多いほど色を濃くした表示画面25を生成する。なお、図8中、色の違いは網掛けの違いとして表現する。また、表示制御部135は、表示画面25上に、受付部133で受付けた道路上の特定の地点または範囲に対応する二次メッシュNoまたは道路リンクIDを指定地点26として表示する。これにより、地図表示システム1は、指定地点26を通過する各車両5がどのゾーンを出発地または到着地としているかを見易く表示することができる。なお、発生集中量が多いゾーンは、例えば、複数の工場が立地する工業団地や、荷物の集積地となる港が一例として挙げられる。
また、表示制御部135は、受付部133で受付けた道路上の特定の地点または範囲を通過する各車両5の移動経路を含む表示画面を生成してもよい。図9は、表示画面の他の一例を示す図である。図9に示すように、表示制御部135は、例えば、ゾーン(Bゾーン界)で分割された地図上に、トリップ開始件数の上位10個のゾーンと、トリップ終了件数の上位10個のゾーンとを色別で表示する表示画面27を生成する。また、表示制御部135は、表示画面27に、例えば、受付けた道路上の特定の地点または範囲に対応する二次メッシュNoまたは道路リンクIDを指定地点28として表示する。表示制御部135は、指定地点28を通過する各車両5の移動経路を、例えば、車両5の台数に応じた線の太さとして表示する。これにより、地図表示システム1は、指定地点28を通過する各車両5について、どのゾーンを出発地または到着地とする場合が多いのか、どの道路を通行する場合が多いのかを見易く表示することができる。すなわち、表示画面27は、指定地点28を通過する各車両5が、どのような経路で、どのゾーンからどのゾーンへと荷物を運んでいるのかが一目で判別できる。
また、表示制御部135は、表示画面25または27において、例えば、出発地または到着地別に表示、すなわち、出発地のみを表示したり、到着地のみを表示したりするようにしてもよい。さらに、表示制御部135は、受付部133に受付けた各条件に一致する車両5の出発地、到着地、移動経路等を表示画面25または27に表示するようにしてもよい。表示制御部135は、例えば、表示画面25または27に、各車両5が出発地を出発した時間帯、または、到着地に到着した時間帯別に、特定されたトリップ開始ゾーンまたはトリップ終了ゾーンを表示するようにしてもよい。
次に、実施例の地図表示システム1の動作について説明する。まず、各車両5から運行情報を取得してODデータおよび経路データを生成する処理について説明する。
取得部131は、基地局6、ネットワークNおよび通信部110を介して、各車両5から運行情報を取得する。取得部131は、取得した運行情報を運行情報記録部122に記憶する。生成部132は、車両マスタ121および運行情報記憶部122を参照して、ODデータおよび経路データを生成する。生成部132は、車両IDおよびトリップNoに、トリップ開始日時、トリップ開始ゾーン、トリップ終了日時およびトリップ終了ゾーンを対応付けて、ODデータ記憶部123に記憶する。また、生成部132は、車両IDおよびトリップNoに対応付けて、道路リンクIDと、リンク入日時と、平均速度とを、経路データ記憶部124に記憶する。さらに、生成部132は、車両IDおよびトリップNoに対応付けて、当該リンクが属する二次メッシュNoと、運行情報の一部として車両5から取得した実車または空車の情報とを、経路データ記憶部124に記憶する。
続いて、ODデータおよび経路データに基づく表示画面を、端末装置10に表示させる表示処理について説明する。図10は、表示処理の一例を示すフローチャートである。端末装置10は、分析者の操作により選択画面の要求情報をサーバ装置100に送信する。サーバ装置100の受付部133は、端末装置10から、選択画面の要求情報を受信すると、選択画面を生成して端末装置10に送信する。端末装置10は、受信した選択画面を図示しない表示部に表示させ、分析者により選択された調査地点または範囲、すなわち道路上の特定の地点または範囲を選択情報として、サーバ装置100に送信する。サーバ装置100の受付部133は、選択情報を受信すると、道路上の特定の地点または範囲の選択を受け付ける(ステップS1)。受付部133は、受け付けた道路上の特定の地点の位置情報のデジタル地図上の道路リンクID、または、受け付けた範囲の二次メッシュNoを特定部134に出力する。
特定部134は、受付部133から二次メッシュNoまたは道路リンクIDが入力されると、経路データ記憶部124を参照し、該当するトリップNoを抽出する(ステップS2)。また、特定部134は、受付部133から各条件が入力されると、車両マスタ122および経路データ記憶部124を参照し、各条件を反映したトリップNoを抽出する。
特定部134は、抽出したトリップNoに基づいて、ODデータ記憶部123を参照し、トリップ開始ゾーンおよびトリップ終了ゾーンを特定する(ステップS3)。特定部134は、特定したトリップ開始ゾーンおよびトリップ終了ゾーンを表示制御部135に出力する。
表示制御部135は、特定されたトリップ開始ゾーンおよびトリップ終了ゾーンが入力されると、ゾーンごとに件数をカウントする。表示制御部135は、件数に応じて、例えば地図上のゾーンを色分けした表示画面を生成する(ステップS4)。表示制御部135は、生成した表示画面を通信部110等を介して端末装置10に送信し、端末装置10の図示しない表示部に表示画面を表示させる(ステップS5)。これにより、地図表示システム1は、分析者により選択された調査地点または範囲を通過する各車両5が、どのゾーンを出発地または到着地としているかを見易く表示することができる。
このように、サーバ装置100は、道路上の特定の地点または範囲の選択を受け付けると、複数の車両5についてのそれぞれの車両5の移動経路を記憶した記憶部120を参照する。また、サーバ装置100は、参照結果に基づいて、複数の車両5のうち、特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両5の出発地の位置情報と到着地の位置情報とを特定する。また、サーバ装置100は、特定した出発地の位置情報および到着地の位置情報に対応する位置を地図上に表示させる。その結果、特定の地点または範囲を通過する車両5の出発地と到着地の特徴を見易く表示できる。
また、サーバ装置100は、出発地の位置情報および到着地の位置情報に対応する位置を、地図上に所定のゾーン単位で表示させる。その結果、特定の地点または範囲を通過する車両5の出発地と到着地をゾーン単位で見易く表示できる。
また、サーバ装置100は、さらに、特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両5の移動経路を、地図上に表示させる。その結果、各車両5がどのような移動経路を通って出発地から到着地まで移動したかを見易く表示でき、各道路が意図した通りに利用されているか否かの判断材料を分析者に提示できる。
また、サーバ装置100は、出発地の位置情報および到着地の位置情報に対応する位置を、出発地または到着地別に、地図上に表示させる。その結果、分析者の意図する情報を、より見易く表示できる。
また、サーバ装置100は、出発地の位置情報および到着地の位置情報に対応する位置を、出発地を出発した時間帯、または、到着地に到着した時間帯別に、地図上に表示させる。その結果、特定の地点または範囲を通過する車両5の出発地と到着地の特徴を、時間帯に応じて見易く表示できる。
また、サーバ装置100は、特定の地点または範囲に加え、期間、時間帯、車両5の形状、車両サイズ、および、車両5の平均速度のうち1つ以上の条件を受け付けて、条件を満たす車両5の出発地の位置情報と到着地の位置情報とを特定する。その結果、特定の地点または範囲を通過する車両5の出発地と到着地の特徴を、条件に応じて見易く表示できる。例えば、車両サイズの条件として大型または特大を指定することで、道路の負荷を見易く表示できる。
また、サーバ装置100は、複数の特定の地点または範囲の選択を受け付けて、複数の特定の地点または範囲のうち、1つ以上の特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両5の出発地の位置情報と到着地の位置情報とを特定する。その結果、複数の特定の地点または範囲を通過する車両5について、出発地と到着地の特徴を見易く表示できる。
なお、上記実施例では、受付部133が受け付ける各種の条件として、例えば、期間、時間帯、車両5の形状、車両サイズ、および、車両5の平均速度を挙げたがこれに限定されない。例えば、受付部133は、実車または空車の別を条件として受け付けてもよい。これにより、サーバ装置100は、例えば、各車両5が実車の場合のODデータおよび経路データに基づいた出発地および到着地の位置情報、移動経路等を表示画面に表示させることができる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、受付部133と、特定部134とを統合してもよい。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図11は、地図表示プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図11が示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、データ入力を受け付ける入力装置202と、モニタ203とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置204と、各種装置と接続するためのインタフェース装置205と、他の情報処理装置等と有線または無線により接続するための通信装置206とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM207と、ハードディスク装置208とを有する。また、各装置201〜208は、バス209に接続される。
ハードディスク装置208には、図1に示した取得部131、生成部132、受付部133、特定部134および表示制御部135の各処理部と同様の機能を有する地図表示プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置208には、車両マスタ121、運行情報記憶部122、ODデータ記憶部123、経路データ記憶部124、および、地図表示プログラムを実現するための各種データが記憶される。入力装置202は、例えば、コンピュータ200の管理者から管理情報等の各種情報の入力を受け付ける。モニタ203は、例えば、コンピュータ200の管理者に対して管理情報の画面や各種画面を表示する。インタフェース装置205は、例えば、例えば印刷装置等が接続される。通信装置206は、例えば、図1に示した通信部110と同様の機能を有しネットワークNと接続され、車両5、端末装置10や他の装置と各種情報をやりとりする。
CPU201は、ハードディスク装置208に記憶された各プログラムを読み出して、RAM207に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ200を図1に示した取得部131、生成部132、受付部133、特定部134および表示制御部135として機能させることができる。
なお、上記の地図表示プログラムは、必ずしもハードディスク装置208に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ200が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこの地図表示プログラムを記憶させておき、コンピュータ200がこれらから地図表示プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上、本実施例を含む実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)道路上の特定の地点または範囲の選択を受け付けると、複数の車両についてのそれぞれの車両の移動経路を記憶した記憶部を参照して、前記複数の車両のうち、前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の出発地の位置情報と到着地の位置情報とを特定し、
特定した前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を地図上に表示する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする地図表示プログラム。
(付記2)前記表示する処理は、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を、地図上に所定のゾーン単位で表示することを特徴とする付記1に記載の地図表示プログラム。
(付記3)前記表示する処理は、さらに、前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の前記移動経路を、地図上に表示することを特徴とする付記1または2に記載の地図表示プログラム。
(付記4)前記表示する処理は、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を、前記出発地または前記到着地別に、地図上に表示することを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載の地図表示プログラム。
(付記5)前記表示する処理は、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を、前記出発地を出発した時間帯、または、前記到着地に到着した時間帯別に、地図上に表示することを特徴とする付記1〜4のいずれか1つに記載の地図表示プログラム。
(付記6)前記特定する処理は、前記特定の地点または範囲に加え、期間、時間帯、車両の形状、車両サイズ、および、車両の平均速度のうち1つ以上の条件を受け付けて、前記条件を満たす車両の前記出発地の位置情報と前記到着地の位置情報とを特定することを特徴とする付記1〜5のいずれか1つに記載の地図表示プログラム。
(付記7)前記特定する処理は、複数の前記特定の地点または範囲の選択を受け付けて、複数の前記特定の地点または範囲のうち、1つ以上の前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の前記出発地の位置情報と前記到着地の位置情報とを特定することを特徴とする付記1〜6のいずれか1つに記載の地図表示プログラム。
(付記8)道路上の特定の地点または範囲の選択を受け付けると、複数の車両についてのそれぞれの車両の移動経路を記憶した記憶部を参照して、前記複数の車両のうち、前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の出発地の位置情報と到着地の位置情報とを特定し、
特定した前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を地図上に表示する
処理をコンピュータが実行することを特徴とする地図表示方法。
(付記9)前記表示する処理は、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を、地図上に所定のゾーン単位で表示することを特徴とする付記8に記載の地図表示方法。
(付記10)前記表示する処理は、さらに、前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の前記移動経路を、地図上に表示することを特徴とする付記8または9に記載の地図表示方法。
(付記11)前記表示する処理は、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を、前記出発地または前記到着地別に、地図上に表示することを特徴とする付記8〜10のいずれか1つに記載の地図表示方法。
(付記12)前記表示する処理は、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を、前記出発地を出発した時間帯、または、前記到着地に到着した時間帯別に、地図上に表示することを特徴とする付記8〜11のいずれか1つに記載の地図表示方法。
(付記13)前記特定する処理は、前記特定の地点または範囲に加え、期間、時間帯、車両の形状、車両サイズ、および、車両の平均速度のうち1つ以上の条件を受け付けて、前記条件を満たす車両の前記出発地の位置情報と前記到着地の位置情報とを特定することを特徴とする付記8〜12のいずれか1つに記載の地図表示方法。
(付記14)前記特定する処理は、複数の前記特定の地点または範囲の選択を受け付けて、複数の前記特定の地点または範囲のうち、1つ以上の前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の前記出発地の位置情報と前記到着地の位置情報とを特定することを特徴とする付記8〜13のいずれか1つに記載の地図表示方法。
(付記15)道路上の特定の地点または範囲の選択を受け付けると、複数の車両についてのそれぞれの車両の移動経路を記憶した記憶部を参照して、前記複数の車両のうち、前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の出発地の位置情報と到着地の位置情報とを特定する特定部と、
特定した前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を地図上に表示する表示制御部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記16)前記表示制御部は、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を、地図上に所定のゾーン単位で表示することを特徴とする付記15に記載の情報処理装置。
(付記17)前記表示制御部は、さらに、前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の前記移動経路を、地図上に表示することを特徴とする付記15または16に記載の情報処理装置。
(付記18)前記表示制御部は、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を、前記出発地または前記到着地別に、地図上に表示することを特徴とする付記15〜17のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記19)前記表示制御部は、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を、前記出発地を出発した時間帯、または、前記到着地に到着した時間帯別に、地図上に表示することを特徴とする付記15〜18のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記20)前記特定部は、前記特定の地点または範囲に加え、期間、時間帯、車両の形状、車両サイズ、および、車両の平均速度のうち1つ以上の条件を受け付けて、前記条件を満たす車両の前記出発地の位置情報と前記到着地の位置情報とを特定することを特徴とする付記15〜19のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記21)前記特定部は、複数の前記特定の地点または範囲の選択を受け付けて、複数の前記特定の地点または範囲のうち、1つ以上の前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の前記出発地の位置情報と前記到着地の位置情報とを特定することを特徴とする付記15〜20のいずれか1つに記載の情報処理装置。
1 地図表示システム
5 車両
6 基地局
10 端末装置
100 サーバ装置
110 通信部
120 記憶部
121 車両マスタ
122 運行情報記憶部
123 ODデータ記憶部
124 経路データ記憶部
130 制御部
131 取得部
132 生成部
133 受付部
134 特定部
135 表示制御部
N ネットワーク

Claims (9)

  1. 道路上の特定の地点または範囲の選択を受け付けると、複数の車両についてのそれぞれの車両の移動経路を記憶した記憶部を参照して、前記複数の車両のうち、前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の出発地の位置情報と到着地の位置情報とを特定し、
    特定した前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を地図上に所定のゾーン単位で表示する際に、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報について前記ゾーンごとに特定した件数をカウントし、
    前記ゾーンのそれぞれを、前記出発地に対応するゾーンと、前記到着地に対応するゾーンと、カウントした前記件数とに応じて、ゾーンの色を変更して表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする地図表示プログラム。
  2. 前記表示する処理は、さらに、前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の前記移動経路を、地図上に表示することを特徴とする請求項1に記載の地図表示プログラム。
  3. 前記表示する処理は、さらに、前記車両の前記移動経路を、件数に応じて太さを変更させて、地図上に表示することを特徴とする請求項2に記載の地図表示プログラム。
  4. 前記表示する処理は、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を、前記出発地または前記到着地別に、地図上に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の地図表示プログラム。
  5. 前記表示する処理は、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を、前記出発地を出発した時間帯、または、前記到着地に到着した時間帯別に、地図上に表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の地図表示プログラム。
  6. 前記特定する処理は、前記特定の地点または範囲に加え、期間、時間帯、車両の形状、車両サイズ、および、車両の平均速度のうち1つ以上の条件を受け付けて、前記条件を満たす車両の前記出発地の位置情報と前記到着地の位置情報とを特定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の地図表示プログラム。
  7. 前記特定する処理は、複数の前記特定の地点または範囲の選択を受け付けて、複数の前記特定の地点または範囲のうち、1つ以上の前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の前記出発地の位置情報と前記到着地の位置情報とを特定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の地図表示プログラム。
  8. 道路上の特定の地点または範囲の選択を受け付けると、複数の車両についてのそれぞれの車両の移動経路を記憶した記憶部を参照して、前記複数の車両のうち、前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の出発地の位置情報と到着地の位置情報とを特定し、
    特定した前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を地図上に所定のゾーン単位で表示する際に、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報について前記ゾーンごとに特定した件数をカウントし、
    前記ゾーンのそれぞれを、前記出発地に対応するゾーンと、前記到着地に対応するゾーンと、カウントした前記件数とに応じて、ゾーンの色を変更して表示する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする地図表示方法。
  9. 道路上の特定の地点または範囲の選択を受け付けると、複数の車両についてのそれぞれの車両の移動経路を記憶した記憶部を参照して、前記複数の車両のうち、前記特定の地点または範囲が移動経路に含まれる車両の出発地の位置情報と到着地の位置情報とを特定する特定部と、
    特定した前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報に対応する位置を地図上に所定のゾーン単位で表示する際に、前記出発地の位置情報および前記到着地の位置情報について前記ゾーンごとに特定した件数をカウントし、前記ゾーンのそれぞれを、前記出発地に対応するゾーンと、前記到着地に対応するゾーンと、カウントした前記件数とに応じて、ゾーンの色を変更して表示する表示制御部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
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