JP6398378B2 - 電子機器、通過判定方法及びプログラム - Google Patents

電子機器、通過判定方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6398378B2
JP6398378B2 JP2014135142A JP2014135142A JP6398378B2 JP 6398378 B2 JP6398378 B2 JP 6398378B2 JP 2014135142 A JP2014135142 A JP 2014135142A JP 2014135142 A JP2014135142 A JP 2014135142A JP 6398378 B2 JP6398378 B2 JP 6398378B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection range
electronic device
wrist terminal
current position
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014135142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016014529A (ja
Inventor
八幡 尚
尚 八幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2014135142A priority Critical patent/JP6398378B2/ja
Priority to CN201510111482.2A priority patent/CN105277191B/zh
Priority to US14/666,271 priority patent/US9714834B2/en
Publication of JP2016014529A publication Critical patent/JP2016014529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6398378B2 publication Critical patent/JP6398378B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/28Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network with correlation of data from several navigational instruments
    • G01C21/30Map- or contour-matching
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B29/00Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
    • G09B29/003Maps
    • G09B29/006Representation of non-cartographic information on maps, e.g. population distribution, wind direction, radiation levels, air and sea routes
    • G09B29/007Representation of non-cartographic information on maps, e.g. population distribution, wind direction, radiation levels, air and sea routes using computer methods
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B29/00Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
    • G09B29/10Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids
    • G09B29/102Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids using electrical means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、電子機器、通過判定方法及びプログラムに関する。
従来より、GPS(GLOBAL POSITIONING SYSTEM)、加速度センサ、地磁気センサあるいはジャイロセンサによって測位を行い、地図上に現在位置を表示するマップマッチングに関する技術が知られている。
マップマッチングを利用することにより、地図上に設定されたルートのスタート地点、経由地あるいはゴール地点等のポイントを通過したか否かを判定することが可能となる。
マップマッチングを利用して、地図上に設定されたルートの通過を判定する技術は、例えば特許文献1に記載されている。
特開2012−098030号公報
しかしながら、現在位置を測定するために用いられる種々の測位技術において、測位結果には誤差が含まれることが通常である。そのため、実際には直線的に移動している場合であっても、測位結果としては前後左右にゆらぎが生じる場合がある。ここで、地図上に設定されたポイントの通過は、地図上に設定されたポイントから所定範囲内に測位結果があるか否かによって判定される。そのため、測位結果にゆらぎが生じた場合、地図上に設定されたポイントの通過を誤判定する可能性があり、その結果、地図上に設定されたルートの通過を適切に判定することが困難となる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、地図上に設定されたルートの通過をより適切に判定することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に一態様の電子機器は、
指定位置の通過を検出する電子機器において、
前記電子機器の現在位置を取得する位置情報取得手段と、
地図上に設定されたルートに基づく順序を有する指定位置を前記電子機器が通過したことを検出するための検出範囲を設定する検出範囲設定手段と、
前記現在位置と前記指定位置との関係に基づく前記電子機器の移動状況に応じて、前記検出範囲を変化させる検出範囲制御手段と、
を備え
前記検出範囲設定手段は、前記現在位置が前記検出範囲から離脱した場合に、当該検出範囲を縮小することを特徴とする。
本発明によれば、地図上に設定されたルートの通過をより適切に判定することが可能となる。
本発明の電子機器の一実施形態としてのリスト端末の構成を示す図であり、図1(a)は外観構成図、図1(b)は、ハードウェア構成を示すブロック図である。 リスト端末の機能的構成のうち、ルート表示制御処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図2の機能的構成を有する図1のリスト端末が実行するルート表示制御処理の流れを説明するフローチャートである。 通過済み処理の流れを説明するフローチャートである。 リスト端末の通過後に検出範囲が縮小される状態を示す模式図であり、図5(A)はリスト端末が検出範囲を離脱した直後の状態、図5(B)はリスト端末が検出範囲を離脱した後に検出範囲が縮小された状態を示す図である。 ルートにおける指定ポイントの通過を判定する場合の具体例を示す模式図である。 ルートにおける指定ポイントの通過を判定する場合の具体例を示す模式図である。 ルートにおける指定ポイントの通過を判定する場合の具体例を示す模式図である。 検出範囲の大きさを変化させることなく指定ポイントの通過を判定する場合の比較例を示す模式図である。 検出範囲の大きさを変化させることなく指定ポイントの通過を判定する場合の比較例を示す模式図である。 リスト端末が検出範囲に進入した際に検出範囲が拡大される状態を示す模式図であり、図11(A)はリスト端末が検出範囲に進入した直後の状態、図11(B)はリスト端末が検出範囲に進入した後に検出範囲が拡大された状態を示す図である。 進捗状況に応じて、指定ポイントの検出範囲の形状を変化させる例を示す模式図であり、図12(A)はルートに沿う方向の検出範囲を拡大させた形状を示す模式図、図12(B)は移動方向に対応してリスト端末が接近する側の検出範囲を拡大し、離間する側の検出範囲を縮小させた形状を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[ハードウェア構成]
図1は、本発明の電子機器の一実施形態としてのリスト端末1の構成を示す図であり、図1(a)は外観構成図、図1(b)は、ハードウェア構成を示すブロック図である。
リスト端末1は、腕時計型に構成され、スマートフォンに類する機能を備えた電子機器である。
図1に示すように、リスト端末1は、制御部11と、センサユニット12と、入力部13と、LCD(Liquid Crystal Display)14と、時計回路15と、ROM(Read Only Memory)16と、RAM(Read Access Memory)17と、GPS(Global Positioning System)アンテナ18と、GPSモジュール19と、無線通信用アンテナ20と、無線通信モジュール21と、ドライブ22とを備えている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置によって構成され、リスト端末1全体の動作を制御する。例えば、制御部11は、ルート表示制御処理(後述)のためのプログラム等、ROM16に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。
センサユニット12は、3軸加速度センサ、磁気センサ、気圧センサあるいは気温センサ等の各種センサを備えている。
入力部13は、各種釦やLCD14の表示領域に積層される静電容量式または抵抗膜式の位置入力センサ等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
LCD14は、制御部11の指示に従って画像を出力する。例えば、LCD14は、各種画像やユーザインターフェースの画面を表示する。本実施形態においては、LCD14に入力部13の位置入力センサが重畳して配置され、タッチパネルが構成されている。
時計回路15は、システムクロックあるいは発振器により生成される信号から時刻信号を生成し、現在時刻を出力する。
ROM16は、フラッシュROM等によって構成され、制御部11で実行される制御プログラム等の情報を格納する。
RAM17は、制御部11が各種処理を実行する際のワークエリアを提供する。
GPSアンテナ18は、GPSにおける衛星から発信される電波を受信して電気信号に変換し、変換した電気信号(以下、「GPS信号」と称する。)をGPSモジュール19に出力する。
GPSモジュール19は、GPSアンテナ18から入力されたGPS信号に基づいて、リスト端末1の位置(緯度、経度、高度)及びGPSによって示される現在時刻を検出する。また、GPSモジュール19は、検出した位置及び現在時刻を示す情報を制御部11に出力する。
無線通信用アンテナ20は、無線通信モジュール21によって利用される無線通信に対応した周波数の電波を受信可能なアンテナであり、例えばループアンテナやロッドアンテナによって構成される。無線通信用アンテナ20は、無線通信モジュール21から入力された無線通信の電気信号を電磁波として送信したり、受信した電磁波を電気信号に変換して無線通信モジュール21に出力したりする。
無線通信モジュール21は、制御部11の指示に従って、無線通信用アンテナ20を介して他の装置に信号を送信する。また、無線通信モジュール21は、他の装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す情報を制御部11に出力する。
ドライブ22には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。リムーバブルメディア31は、画像のデータ等の各種データを記憶することができる。
[機能的構成]
次に、リスト端末1の機能的構成について説明する。
図2は、リスト端末1の機能的構成のうち、ルート表示制御処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
ルート表示制御処理とは、地図上にスタート地点、経由地及びゴール地点を含むルートを設定し、リスト端末1の現在位置を取得して、ルート上の各地点を通過したか否かを判定しながら、ルート上にリスト端末1の位置を表示する一連の処理である。
ルート表示制御処理が行われる場合、図2に示すように、制御部11において、ルート設定部51と、現在位置情報取得部52と、進捗状況管理部53と、検出範囲設定部54と、通過判定部55と、表示制御部56とが機能する。
また、ROM16の一領域には、地図情報記憶部71と、設定ルート記憶部72と、移動履歴記憶部73とが形成される。
地図情報記憶部71には、ルート表示制御処理において表示される地図のデータが記憶される。
設定ルート記憶部72には、ユーザによって設定されたスタート地点、経由地及びゴール地点を含むルートを表す情報が記憶される。
移動履歴記憶部73には、リスト端末1の移動履歴(過去の測位結果及び経由地等の通過予定時刻等)が記憶される。
ルート設定部51は、入力部13等を介してユーザに入力されたスタート地点及びゴール地点を設定する。また、ルート設定部51は、ユーザによってスタート地点からゴール地点の間に経由する経由地が入力された場合、経由地を設定する。経由地は1つまたは複数設定することが可能であり、経由地が複数設定される場合、これらの通過予定順序が併せて設定される。本実施形態において、スタート地点、経由地及びゴール地点を総称して、「指定ポイント」と呼ぶ。指定ポイントのうち、スタート地点は最初の通過予定順序、ゴール地点は最後の通過予定順序が設定される。また、本実施形態においては、スタート地点、経由地及びゴール地点それぞれについて、通過予定時刻が設定される。
ルート設定部51は、設定したスタート地点からゴール地点までのルートを表す情報(指定ポイントの位置、通過予定順序及び通過予定時刻等)を設定ルート記憶部72に記憶する。
現在位置情報取得部52は、GPSモジュールによって検出されたリスト端末1の位置及び現在時刻を取得する。また、現在位置情報取得部52は、取得したリスト端末1の位置及び現在時刻を対応付けて、移動履歴記憶部73に記憶する。
進捗状況管理部53は、地図情報記憶部71に記憶された地図のデータと、設定ルート記憶部72に記憶されたルートを表す情報と、移動履歴記憶部73に記憶されたリスト端末1の移動履歴と、現在位置情報取得部52によって取得されたリスト端末1の位置及び現在時刻とに基づいて、ルート全体に対する現在の進捗状況を管理する。例えば、進捗状況管理部53は、ルートに含まれる指定ポイントのうち、いずれを通過済みであるかを判定する。また、進捗状況管理部53は、各指定ポイントの通過予定時刻と現在時刻との差分を算出したり、各指定ポイントまでの距離を算出したりする。
検出範囲設定部54は、各指定ポイントの検出範囲を設定する。また、検出範囲設定部54は、進捗状況管理部53によって管理されている進捗状況に応じて、各指定ポイントの検出範囲の形態(ここでは大きさ)を変化させる。検出範囲とは、指定ポイント周辺の領域であって、リスト端末1の現在位置がその領域に属した場合に、その指定ポイントを通過したと判定するための領域である。本実施形態において、検出範囲は円形の領域として設定される。
具体的には、検出範囲設定部54は、リスト端末1が通過済みでない指定ポイントについては、現在時刻と指定ポイントの通過予定時刻との差が大きい程、その指定ポイントの検出範囲を小さく設定する(即ち、より小さい半径の領域を設定する)。そのため、現在時刻と通過予定時刻が近い指定ポイントほど、検出範囲が大きく設定される(即ち、より大きい半径の領域が設定される)。また、検出範囲設定部54は、リスト端末1が通過済みである指定ポイントについては、検出範囲が縮小された状態に設定する。
なお、リスト端末1が通過済みである指定ポイントについて、検出範囲が縮小された状態に設定する場合、検出範囲の半径を最小の所定値として設定することとしてもよい。
通過判定部55は、現在位置情報取得部52によって取得されたリスト端末1の位置が、検出範囲設定部54によって設定されている各指定ポイントの検出範囲に属するか否かの判定を行う。そして、通過判定部55は、リスト端末1の位置が検出範囲に属すると判定した場合、その指定ポイントをリスト端末1が通過したと判定する。通過判定部55は、リスト端末1が指定ポイントを通過したと判定した場合、現在時刻とその指定ポイントとを対応付けて、通過済みであることを移動履歴記憶部73に記憶する。
表示制御部56は、地図情報記憶部71に記憶された地図のデータと、設定ルート記憶部72に記憶されたルートを表す情報とに基づいて、スタート地点、経由地及びゴール地点を含むルートを地図上に表示する。また、表示制御部56は、検出範囲設定部54によって設定された各指定ポイントの検出範囲を地図上に表示する。さらに、表示制御部56は、進捗状況管理部53によって判定された進捗状況に基づいて、リスト端末1の現在までの移動の状況を地図上に表示する。
[動作]
次に、動作を説明する。
図3は、リスト端末1が実行するルート表示制御処理の流れを説明するフローチャートである。
ルート表示制御処理は、入力部13を介してルート表示制御処理の起動が指示入力されることにより開始される。
ルート表示制御処理が開始されると、ステップS1において、現在位置情報取得部52は、GPSモジュールによって検出されたリスト端末1の位置及び現在時刻を取得する。
ステップS2において、進捗状況管理部53は、ルートに含まれる1つの指定ポイントを選択する。例えば、進捗状況管理部53は、ステップS2の処理が繰り返される毎に、ルートに含まれる指定ポイントをスタート地点から順に1つずつ指定する。
ステップS3において、進捗状況管理部53は、指定ポイントの通過予定時刻と現在時刻との差分を算出する。
ステップS4において、検出範囲設定部54は、進捗状況管理部53によって算出された指定ポイントの通過予定時刻と現在時刻との差分に応じて、各指定ポイントの検出範囲を設定する。
ステップS5において、進捗状況管理部53は、全ての指定ポイントについて、検出範囲設定部54によって検出範囲が設定されたか否かの判定を行う。
全ての指定ポイントについて、検出範囲設定部54によって検出範囲が設定された場合、ステップS5においてYESと判定されて、処理はステップS6に移行する。
一方、全ての指定ポイントについて、検出範囲設定部54によって検出範囲が設定されてはいない場合、ステップS5においてNOと判定されて、処理はステップS2に移行する。
ステップS6において、通過判定部55は、現在位置情報取得部52によって取得されたリスト端末1の位置が、検出範囲設定部54によって設定されているいずれかの指定ポイントの検出範囲に属するか否かの判定を行う。
現在位置情報取得部52によって取得されたリスト端末1の位置が、検出範囲設定部54によって設定されているいずれかの指定ポイントの検出範囲に属する場合、ステップS6においてYESと判定されて、処理はステップS7に移行する。
一方、現在位置情報取得部52によって取得されたリスト端末1の位置が、検出範囲設定部54によって設定されているいずれの指定ポイントの検出範囲にも属さない場合、ステップS6においてNOと判定されて、処理はステップS1に移行する。
ステップS7において、後述する通過済み処理が実行される。
ステップS8において、進捗状況管理部53は、ルート表示制御処理の終了が指示入力されたか否かの判定を行う。
ルート表示制御処理の終了が指示入力されていない場合、処理はステップS1に移行する。
一方、ルート表示制御処理の終了が指示入力された場合、ルート表示制御処理は終了となる。
次に、ルート表示制御処理のステップS7においてサブフローとして実行される通過済み処理について説明する。
図4は、通過済み処理の流れを説明するフローチャートである。
通過済み処理が開始されると、ステップS71において、通過判定部55は、現在位置情報取得部52によって取得されたリスト端末1の位置が、検出範囲設定部54によって設定されている指定ポイントの検出範囲に引き続き属しているか否かの判定を行う。
現在位置情報取得部52によって取得されたリスト端末1の位置が、検出範囲設定部54によって設定されている指定ポイントの検出範囲に属していない場合、ステップS71においてNOと判定されて、処理はステップS72に移行する。
一方、現在位置情報取得部52によって取得されたリスト端末1の位置が、検出範囲設定部54によって設定されている指定ポイントの検出範囲に引き続き属している場合、ステップS71においてYESと判定されて、ステップS71の処理が繰り返される。
ステップS72において、進捗状況管理部53は、リスト端末1の前回の位置が指定ポイントの検出範囲に属していたか否かの判定を行う。
リスト端末1の前回の位置が指定ポイントの検出範囲に属していた場合、ステップS72においてYESと判定されて、処理はステップS73に移行する。
一方、リスト端末1の前回の位置が指定ポイントの検出範囲に属していなかった場合、ステップS72においてNOと判定されて、処理はルート表示制御処理に戻る。
ステップS73において、検出範囲設定部54は、リスト端末1の前回の位置を含む検出範囲を縮小された状態に設定する。
ステップS73の後、処理はルート表示制御処理に戻る。
図5は、リスト端末1の通過後に検出範囲が縮小される状態を示す模式図であり、図5(A)はリスト端末1が検出範囲を離脱した直後の状態、図5(B)はリスト端末1が検出範囲を離脱した後に検出範囲が縮小された状態を示す図である。
図5(B)に示すように、リスト端末1が検出範囲を離脱した後に、検出範囲を縮小すると、検出範囲の大きさが変化しない場合に比べ、検出範囲の外縁付近でリスト端末1が移動した際に、指定ポイントを再び通過したと誤判定する事態を抑制できる。例えば、図5(B)において、リスト端末1が位置P1〜P4の順に移動した場合に、位置P3から位置P4への移動において、検出範囲に再度進入したと判定され、指定ポイントを再び通過したと誤判定される事態を抑制できる。
[具体的動作例]
図6〜図8は、ルートにおける指定ポイントの通過を判定する場合の具体例を示す模式図であり、図6は現在時刻が8:00の状態、図7は現在時刻が9:00の状態、図8は現在時刻が11:00の状態を示している。なお、図6〜図8においては、設定されたルートのうち、経由地T1〜T4近傍の一部分を示している。
図6〜図8に示すように、経由地T1〜T4の通過予定時刻は、経由地T1が8:00、経由地T2が9:00、経由地T3が10:00、経由地T4が11:00に設定されている。
図6に示すように、現在時刻が8:00である場合、経由地T1の通過予定時刻が8:00であることから、検出範囲設定部54によって、経由地T1の検出範囲は大きい半径の円として設定される。一方、経由地T2〜T4については、現在時刻と通過予定時刻との差分が大きくなるほど小さい半径の円として、経由地T2から経由地T4の順に小さい検出範囲が設定される。
図6に示す状態で、リスト端末1が経由地T1付近を通過する場合、順に取得されるリスト端末1の位置を位置P1〜P4とすると、検出範囲に進入した位置P2の時点で、通過判定部55によって、リスト端末1が経由地T1を通過したと判定される。
そして、位置P3の時点で、通過判定部55によって、リスト端末1が経由地T1の検出範囲から離脱したものと判定される。リスト端末1が経由地T1の検出範囲から離脱したものと判定されると、検出範囲設定部54によって、経由地T1の検出範囲が縮小された状態に設定される。
この後、リスト端末1の位置として、経由地T4に近い位置P4が検出されるが、経由地T4の通過予定時刻は現在時刻と差分が大きく、検出範囲が小さい半径の円として設定されているため、リスト端末1は経由地T4の検出範囲に属することがなく、経由地T4を通過したと誤判定されることが抑制される。
続いて、図7に示すように、現在時刻が9:00である場合、経由地T2の通過予定時刻が9:00であることから、検出範囲設定部54によって、経由地T2の検出範囲は大きい半径の円として設定される。一方、経由地T3,T4については、現在時刻と通過予定時刻との差分が大きくなるほど小さい半径の円として、経由地T3、経由地T4の順に小さい検出範囲が設定される。ただし、経由地T3,T4は、現在時刻と通過予定時刻との差分が図6の状態(現在時刻が8:00の状態)よりも小さくなることから、図6における検出範囲の半径よりも、図7における検出範囲の半径の方が大きく設定されている。
図7に示す状態で、リスト端末1が経由地T2付近を通過する場合、図6の状態に続いて順に取得されるリスト端末1の位置を位置P5〜P7とすると、検出範囲に進入した位置P7の時点で、通過判定部55によって、リスト端末1が経由地T2を通過したと判定される。
なお、この後、リスト端末1が経由地T2の検出範囲から離脱したものと判定されると、検出範囲設定部54によって、経由地T2の検出範囲が縮小された状態に設定される。
図7に示す状態の後、現在時刻が10:00となると、経由地T3の通過予定時刻が11:00であることから、経由地T3において、図7における経由地T2と同様の処理が行われる。即ち、検出範囲設定部54によって、経由地T3の検出範囲は大きい半径の円として設定され、経由地T4については小さい半径の円として検出範囲が設定される。ただし、経由地T4は、現在時刻と通過予定時刻との差分が図7の状態(現在時刻が10:00の状態)よりも小さくなることから、図7における検出範囲の半径よりも、現在時刻10:00における検出範囲の半径の方が大きく設定されている。
この状態で、リスト端末1が経由地T3付近を通過する場合、図7の状態に続いて順に取得されるリスト端末1の位置を位置P8〜P11とすると、検出範囲に進入した位置P9の時点で、通過判定部55によって、リスト端末1が経由地T2を通過したと判定される。
なお、この後、リスト端末1が経由地T3の検出範囲から離脱したものと判定されると、検出範囲設定部54によって、経由地T3の検出範囲が縮小された状態に設定される。
さらに、図8に示すように、現在時刻が11:00である場合、経由地T4の通過予定時刻が11:00であることから、検出範囲設定部54によって、経由地T4の検出範囲は大きい半径の円として設定される。
図8に示す状態で、リスト端末1が経由地T4付近を通過する場合、経由地T3を通過する状態に続いて順に取得されるリスト端末1の位置を位置P12〜P14とすると、検出範囲に進入した位置P14の時点で、通過判定部55によって、リスト端末1が経由地T4を通過したと判定される。
なお、この後、リスト端末1が経由地T4の検出範囲から離脱したものと判定されると、検出範囲設定部54によって、経由地T4の検出範囲が縮小された状態に設定される。
経由地T4は、経由地T1と近接しているものの、リスト端末1は経由地T1を通過済みであるため、検出範囲設定部54によって、経由地T1の検出範囲が縮小された状態に設定されている。そのため、図8に示す状態において、リスト端末1が経由地T1を通過したと誤判定されることが抑制される。
これに対し、検出範囲の大きさを変化させない場合、指定ポイントの通過を誤判定する可能性が高まることとなる。
図9及び図10は、検出範囲の大きさを変化させることなく指定ポイントの通過を判定する場合の比較例を示す模式図である。
図9に示すルートは、経由地T1〜T4が互いに離れた位置にあり、リスト端末1の移動軌跡も、比較的単調にルートに沿って移動するものとなっている。
図9に示す例の場合、検出範囲の大きさを変化させない場合でも、リスト端末1が各指定ポイントの検出範囲に進入したことが一度ずつ検出されることから、指定ポイントの通過を適切に判定することができる。
これに対し、図10に示すルートは、図6〜図8に示すルートと同様に、経由地T1と経由地T4とが近接している。また、リスト端末1の移動軌跡は、経由地T1から経由地T4の方向にふらついたり、経由地T1の検出範囲の外縁付近を移動したりするものとなっている。
図10に示す例の場合、検出範囲の大きさを変化させないと、リスト端末1が位置P3から位置P4に移動した際に、経由地T4を通過したと誤判定されることとなる。また、リスト端末1が位置P4から位置P5に移動した際に、経由地T1を再び通過したと誤判定されることとなる。
これに対し、本発明のリスト端末1では、図6〜図8に示すように、指定ポイントの通過を誤判定する事態が抑制されている。
[応用例1]
上記実施形態において、リスト端末1の通過後に検出範囲が縮小される例について説明したが、リスト端末1が検出範囲に進入した際に検出範囲を拡大することとしてもよい。
図11は、リスト端末1が検出範囲に進入した際に検出範囲が拡大される状態を示す模式図であり、図11(A)はリスト端末1が検出範囲に進入した直後の状態、図11(B)はリスト端末1が検出範囲に進入した後に検出範囲が拡大された状態を示す図である。
図11(B)に示すように、リスト端末1が検出範囲に進入した後に、検出範囲を拡大すると、検出範囲の大きさが変化しない場合に比べ、検出範囲の外縁付近でリスト端末1が移動した際に、指定ポイントを再び通過したと誤判定する事態を抑制できる。例えば、図11(B)において、リスト端末1が位置P1〜P4の順に移動した場合に、位置P3から位置P4への移動において、検出範囲に再度進入したと判定され、指定ポイントを再び通過したと誤判定される事態を抑制できる。
[応用例2]
上記実施形態において、検出範囲設定部54は、進捗状況管理部53によって管理されている進捗状況に応じて、各指定ポイントの検出範囲の大きさを変化させるものとして説明したが、これに限られない。即ち、検出範囲設定部54は、進捗状況管理部53によって管理されている進捗状況に応じて、各指定ポイントの検出範囲の形状を変化させることも可能である。
図12は、進捗状況に応じて、指定ポイントの検出範囲の形状を変化させる例を示す模式図であり、図12(A)はルートに沿う方向の検出範囲を拡大させた形状を示す模式図、図12(B)は移動方向に対応してリスト端末1が接近する側の検出範囲を拡大し、離間する側の検出範囲を縮小させた形状を示す図である。
図12(A)に示すように、ルートに沿う方向の検出範囲を拡大させた形状とすることにより、リスト端末1が移動する可能性が高いルート上の領域においてリスト端末1の通過を検出し易い状態とすることができる。
また、図12(B)に示すように、リスト端末1が通過する前には、リスト端末1が接近して来る側の検出範囲を拡大することにより、リスト端末1の通過を検出し易い状態とすることができる。また、リスト端末1が通過した後には、リスト端末1が離間して行く側の検出範囲を縮小することにより、リスト端末1の通過を検出し難い状態とすることができる。検出範囲の形状を変化させる場合、指定ポイントに対して、ルートに沿う方向や、リスト端末1が接近あるいは離間する方向におけるリスト端末1の存在確率の分布を設定しておき、その存在確率の分布に応じた検出範囲の形状を設定することとしてもよい。
以上のように構成されるリスト端末1は、現在位置情報取得部52と、検出範囲設定部54とを備える。
現在位置情報取得部52は、リスト端末1の現在位置を取得する。
検出範囲設定部54は、順序を有する指定ポイント(指定位置)をリスト端末1が通過したことを検出するための検出範囲を設定する。
また、検出範囲設定部54は、現在位置と指定ポイントとの関係に基づくリスト端末1の移動状況に応じて、検出範囲を変化させる。
これにより、指定ポイントの検出範囲を移動状況に応じて変化させることができるため、指定ポイントをリスト端末1が通過したことをより適切に検出することが可能となる。
したがって、地図上に設定されたルートの通過をより適切に判定することが可能となる。
また、検出範囲設定部54は、指定ポイントに設定された通過予定時刻と現在の時刻との差分を移動状況として、当該移動状況に応じて、検出範囲を変化させる。
これにより、通過予定時刻を加味して、検出範囲をより適切なものに変化させることが可能となる。
また、検出範囲設定部54は、指定ポイントと現在位置との距離を移動状況として、当該移動状況に応じて、検出範囲を変化させる。
これにより、指定ポイントと現在位置との距離を加味して、検出範囲をより適切なものに変化させることが可能となる。
また、検出範囲設定部54は、通過済みとなっている指定ポイントに設定された番号を移動状況として、当該移動状況に応じて、検出範囲を変化させる。
これにより、通過済みの指定ポイントの番号を加味して、検出範囲の形態をより適切なものに変化させることが可能となる。
また、検出範囲設定部54は、検出範囲の大きさを変化させる。
これにより、簡単な制御によって、検出範囲をより適切なものに変化させることが可能となる。
また、検出範囲設定部54は、現在位置が検出範囲から離脱した場合に、当該検出範囲を縮小する。
これにより、現在位置に誤差が含まれ、ゆらぎが生じた場合に、検出範囲の離脱直後に検出範囲に再度進入したと誤判定されることを抑制できる。
また、検出範囲設定部54は、現在位置が検出範囲に進入した場合に、当該検出範囲を拡大する。
これにより、現在位置に誤差が含まれ、ゆらぎが生じた場合に、検出範囲の外縁付近を移動した際に検出範囲に再度進入したと誤判定されることを抑制できる。
また、検出範囲設定部54は、検出範囲の形態として、検出範囲の形状を変化させる。
これにより、状況を柔軟に反映させて、検出範囲をより適切なものに変化させることが可能となる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、進捗状況に応じて、指定ポイントの検出範囲の大きさを変化させる場合、円形の検出範囲を設定するものとして説明したが、これに限られない。即ち、円形以外(楕円、多角形あるいは任意の閉曲線からなる形状等)の検出範囲を設定することができる。
また、上述の実施形態では、進捗状況に応じて、指定ポイントの検出範囲の大きさを変化させる場合、検出範囲を縮小して所定の大きさの検出範囲を設定する場合を例に挙げて説明したが、これに限られない。即ち、検出範囲を縮小する場合には、検出範囲がない状態に設定する(即ち、大きさがゼロの検出範囲を設定する)こととしてもよい。
また、上述の実施形態では、指定ポイントの検出範囲の大きさを設定する場合、リスト端末1が通過済みでない指定ポイントについて、現在時刻と指定ポイントの通過予定時刻との差に応じて、その指定ポイントの検出範囲の大きさを設定するものとして説明したが、これに限られない。即ち、リスト端末1の位置から各指定ポイントまでの距離に応じて、その指定ポイントの検出範囲の大きさを設定することも可能である。また、リスト端末1が通過済みである指定ポイントの番号と通過済みでない各指定ポイントの番号との差に応じて、その指定ポイントの検出範囲の大きさを設定することも可能である。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される電子機器は、リスト端末である場合を例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、位置情報に基づいて通過を判定する機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がリスト装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM16等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
指定位置の通過を検出する電子機器において、
前記電子機器の現在位置を取得する位置情報取得手段と、
順序を有する指定位置を前記電子機器が通過したことを検出するための検出範囲を設定する検出範囲設定手段と、
前記現在位置と前記指定位置との関係に基づく前記電子機器の移動状況に応じて、前記検出範囲を変化させる検出範囲制御手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。
[付記2]
前記検出範囲制御手段は、前記指定位置に設定された通過予定時刻と現在の時刻との差分を前記移動状況として、当該移動状況に応じて、前記検出範囲を変化させることを特徴とする付記1に記載の電子機器。
[付記3]
前記検出範囲制御手段は、前記指定位置と前記現在位置との距離を前記移動状況として、当該移動状況に応じて、前記検出範囲を変化させることを特徴とする付記1に記載の電子機器。
[付記4]
前記検出範囲制御手段は、通過済みとなっている前記指定位置に設定された番号を前記移動状況として、当該移動状況に応じて、前記検出範囲を変化させることを特徴とする付記1に記載の電子機器。
[付記5]
前記検出範囲制御手段は、前記検出範囲の大きさを変化させることを特徴とする付記1から4のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記6]
前記検出範囲設定手段は、前記現在位置が前記検出範囲から離脱した場合に、当該検出範囲を縮小することを特徴とする付記1から5のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記7]
前記検出範囲設定手段は、前記現在位置が前記検出範囲に進入した場合に、当該検出範囲を拡大することを特徴とする付記1から6のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記8]
前記検出範囲制御手段は、前記検出範囲の形状を変化させることを特徴とする付記1から7のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記9]
電子機器で実行される通過判定方法であって、
前記電子機器の現在位置を取得する位置情報取得ステップと、
順序を有する指定位置を前記電子機器が通過したことを検出するための検出範囲を設定する検出範囲設定ステップと、
前記現在位置と前記指定位置との関係に基づく前記電子機器の移動状況に応じて、前記検出範囲の形態を変化させる検出範囲制御ステップと、
を含むことを特徴とする通過判定方法。
[付記10]
電子機器を制御するコンピュータに、
前記電子機器の現在位置を取得する位置情報取得機能と、
順序を有する指定位置を前記電子機器が通過したことを検出するための検出範囲を設定する検出範囲設定機能と、
前記現在位置と前記指定位置との関係に基づく前記電子機器の移動状況に応じて、前記検出範囲の形態を変化させる検出範囲制御機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1・・・リスト端末,11・・・制御部,12・・・センサユニット,13・・・入力部,14・・・LCD,15・・・計時回路,16・・・ROM,17・・・RAM,18・・・GPSアンテナ,19・・・GPSモジュール,20・・・無線通信用アンテナ,21・・・無線通信モジュール,22・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51・・・ルート設定部,52・・・現在位置情報取得部,53・・・進捗状況管理部,54・・・検出範囲設定部,55・・・通過判定部,56・・・表示制御部,71・・・地図情報記憶部,72・・・設定ルート記憶部,73・・・移動履歴記憶部

Claims (9)

  1. 指定位置の通過を検出する電子機器において、
    前記電子機器の現在位置を取得する位置情報取得手段と、
    地図上に設定されたルートに基づく順序を有する指定位置を前記電子機器が通過したことを検出するための検出範囲を設定する検出範囲設定手段と、
    前記現在位置と前記指定位置との関係に基づく前記電子機器の移動状況に応じて、前記検出範囲を変化させる検出範囲制御手段と、
    を備え
    前記検出範囲設定手段は、前記現在位置が前記検出範囲から離脱した場合に、当該検出範囲を縮小することを特徴とする電子機器。
  2. 前記検出範囲制御手段は、前記指定位置に設定された通過予定時刻と現在の時刻との差分を前記移動状況として、当該移動状況に応じて、前記検出範囲を変化させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記検出範囲制御手段は、前記指定位置と前記現在位置との距離を前記移動状況として、当該移動状況に応じて、前記検出範囲を変化させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記検出範囲制御手段は、通過済みとなっている前記指定位置に設定された番号を前記移動状況として、当該移動状況に応じて、前記検出範囲を変化させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記検出範囲制御手段は、前記検出範囲の大きさを変化させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記検出範囲設定手段は、前記現在位置が前記検出範囲に進入した場合に、当該検出範囲を拡大することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記検出範囲制御手段は、前記検出範囲の形状を変化させることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 電子機器で実行される通過判定方法であって、
    前記電子機器の現在位置を取得する位置情報取得ステップと、
    地図上に設定されたルートに基づく順序を有する指定位置を前記電子機器が通過したことを検出するための検出範囲を設定する検出範囲設定ステップと、
    前記現在位置と前記指定位置との関係に基づく前記電子機器の移動状況に応じて、前記検出範囲の形態を変化させる検出範囲制御ステップと、
    を含み、
    前記検出範囲設定ステップは、前記現在位置が前記検出範囲から離脱した場合に、当該検出範囲を縮小することを特徴とする通過判定方法。
  9. 電子機器を制御するコンピュータに、
    前記電子機器の現在位置を取得する位置情報取得機能と、
    地図上に設定されたルートに基づく順序を有する指定位置を前記電子機器が通過したことを検出するための検出範囲を設定する検出範囲設定機能と、
    前記現在位置と前記指定位置との関係に基づく前記電子機器の移動状況に応じて、前記検出範囲の形態を変化させる検出範囲制御機能と、
    を実現させ
    前記検出範囲設定機能は、前記現在位置が前記検出範囲から離脱した場合に、当該検出範囲を縮小することを特徴とするプログラム。
JP2014135142A 2014-06-30 2014-06-30 電子機器、通過判定方法及びプログラム Active JP6398378B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014135142A JP6398378B2 (ja) 2014-06-30 2014-06-30 電子機器、通過判定方法及びプログラム
CN201510111482.2A CN105277191B (zh) 2014-06-30 2015-03-13 电子设备、到达判定方法以及记录介质
US14/666,271 US9714834B2 (en) 2014-06-30 2015-03-23 Electronic device, arrival determination method, and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014135142A JP6398378B2 (ja) 2014-06-30 2014-06-30 電子機器、通過判定方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016014529A JP2016014529A (ja) 2016-01-28
JP6398378B2 true JP6398378B2 (ja) 2018-10-03

Family

ID=54930138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014135142A Active JP6398378B2 (ja) 2014-06-30 2014-06-30 電子機器、通過判定方法及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9714834B2 (ja)
JP (1) JP6398378B2 (ja)
CN (1) CN105277191B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3239660B1 (en) * 2016-04-26 2019-06-19 Volvo Car Corporation Method and system for selectively enabling a user device on the move to utilize digital content associated with entities ahead

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3302445B2 (ja) * 1993-06-18 2002-07-15 パイオニア株式会社 ナビゲーション装置
JP3606288B2 (ja) * 1995-05-19 2005-01-05 パイオニア株式会社 車両ナビゲーション方法及び装置
JP3726597B2 (ja) * 1999-11-19 2005-12-14 株式会社デンソー ナビゲーション装置
JP4266173B2 (ja) * 2004-02-17 2009-05-20 株式会社ケンウッド 案内経路探索装置
US7239960B2 (en) * 2004-02-19 2007-07-03 Alpine Electronics, Inc. Navigation method and system for visiting multiple destinations by minimum number of stops
US7456757B2 (en) * 2004-11-26 2008-11-25 Denso Corporation Navigation apparatus and program of the same
US7962280B2 (en) * 2005-09-12 2011-06-14 Panasonic Corporation Map displaying device
US7603231B2 (en) * 2005-11-12 2009-10-13 Alpine Electronics, Inc. Navigation method and system having improved arrival detection function for large scale destination
JP4947099B2 (ja) * 2009-07-07 2012-06-06 株式会社デンソー ナビゲーション装置及びプログラム
IL202062A0 (en) * 2009-11-11 2010-11-30 Dror Nadam Apparatus, system and method for self orientation
JP2012098030A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Sanyo Electric Co Ltd ナビゲーション装置
WO2012106571A2 (en) * 2011-02-04 2012-08-09 Opnet Technologies, Inc. Overhead management for event tracing
JP2013083553A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
DE112012005927B4 (de) * 2012-02-23 2018-11-29 Mitsubishi Electric Corporation Navigationsvorrichtung und Verfahren zur Routenänderung für eine Navigationsvorrichtung
US9571970B2 (en) * 2014-05-30 2017-02-14 Apple Inc. Evaluating location based on multiple data sources

Also Published As

Publication number Publication date
US9714834B2 (en) 2017-07-25
CN105277191A (zh) 2016-01-27
JP2016014529A (ja) 2016-01-28
US20150377633A1 (en) 2015-12-31
CN105277191B (zh) 2019-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4881493B1 (ja) ナビゲーション装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2016205881A (ja) 電子機器、測位制御方法及びプログラム
EP2784442B1 (en) Azimuth correction method and electronic device therefor
JP5928038B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6463963B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法
JP2016180626A (ja) 電子機器、誤差補正方法及びプログラム
JP6413404B2 (ja) 電子機器、位置推定方法及びプログラム
JP6477098B2 (ja) 電子機器、位置補正方法及びプログラム
JP6398378B2 (ja) 電子機器、通過判定方法及びプログラム
JP6565132B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP6206279B2 (ja) 電子機器、表示制御方法及びプログラム
JP7279731B2 (ja) 電子機器、マップマッチング方法及びプログラム
JP5896167B2 (ja) 移動軌跡表示装置並びにプログラム、及び移動軌跡表示方法
US9097533B2 (en) Method of generating geometric heading and positioning system using the same method
JP6417755B2 (ja) 電子機器、位置推定方法及びプログラム
JP6454995B2 (ja) 電子機器、位置補正方法及びプログラム
JP6275450B2 (ja) ナビゲーション装置
JP6575133B2 (ja) 電子機器、位置表示方法及びプログラム
JP6600956B2 (ja) 電子機器、距離算出方法およびプログラム
JP6349700B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2017054256A (ja) 電子機器、情報表示方法及びプログラム
JP2012063367A (ja) 地物画像データ通知装置、地物画像データ通知方法及び地物画像データ通知プログラム
JP2012137482A (ja) ナビゲーション装置及び制御方法
JP4895123B2 (ja) 地物画像データ変更通知装置及び地物画像データ変更通知プログラム
JP2017062167A (ja) 電子機器、測位制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6398378

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150