JP6396526B2 - 空間的に局在した情報を携帯端末に伝達する方法 - Google Patents

空間的に局在した情報を携帯端末に伝達する方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、販売エリアにおける情報の表示に関する。
販売エリアで売り出された品目に関連する情報の表示は、一般にラベルを用いて得られ、ラベルは、特に、ラベルが関連する品目の価格および重量当りの価格などの他の情報を表示する。
更新される情報の表示を行うことの必要性から、情報の表示が遠隔制御される画面を有する電子ラベルを多数の販売エリアに設置することを是認している。
スーパーマーケット、大型スーパーマーケットまたは他の販売エリアなどのサイトにおける展示棚用のそのようなシステムの有用性は、基本的には、売っている各品目の価格が消費者に示され得ることであり、この価格は、サイトの集中ファイルに示されるような価格、すなわち精算のとき実際に課金される価格などに確実に対応するものである。
これら既知のシステムの別の利点には、自動的な価格変更が手動表示よりもはるかに短期間で行なわれ得ること、サイトにおける特売期間中、売っている品目のすべてまたはいくつかについて価格変更を反映するかどうかということ、非常に頻繁に値上げしなければならないインフレ情勢に立ち向かうことなどがある。
また、価格表示に関して、多数の制約、具体的には表示される価格のタイプ(単価、特売価格など)に関する法的制約があり、電子システムでも、紙の表示と同様に注意されなければならない。
したがって、電子ラベルシステムは、時間が経つにつれてますます高性能になる傾向があるが、それにもかかわらず、様々な表示の可能性に関して、また、これらの様々な可能性の時間的および空間的な組織化に関して、比較的柔軟性に乏しいままである。
それに加えて、これらの電子ラベルで可能なのは、それぞれが関連する品目に関する情報の表示のみであり、そのうえ、この情報は、一般に、ラベルによって表示された価格に限定される。
さらに、消費者は、現在、売っている品目だけに関連する情報を提供している販売エリアで、独力でやっていかなければならないことに変わりはない。消費者は、関連データを見つけるために、この情報を端から端まで通覧しなければならない。一般に数千の品目が提示されている販売エリアにおいて、適切な品目を見つけるのは、最も複雑であると分かる可能性がある。
さらに、電子取引の出現に伴って、消費者は、自分の意向に向けて特別に示された情報に慣れている。しかしながら、現在販売エリアで見られるような情報の表示は、消費者とのいかなる相互作用も提供しない。
現在、特に各消費者向けで、その消費者の店内の位置に関する情報、またはこの消費者に特有の製品に関する情報さえも宣伝するための手段はない。
したがって、本発明は、空間的に局在した情報を、各消費者の位置および状況に関連して、消費者に提供するための手段を提案しようとするものであり、これは、販売エリアで既に視覚的に得られる情報を補完する。さらなる目的は、売場にいる消費者に、この消費者向けに特別に意図され個人専用の情報を提供し得ることである。
この目的のために、第1の態様によれば、配信される一連の電子ラベルを装備した販売エリアにおける前記携帯端末の位置に関連して、空間的に局在した情報を表すデータを、携帯端末に伝達するための方法であって、各電子ラベルは、単一のラベル識別子によって識別され、
前記方法は、
− 携帯端末が、電子ラベルの無線周波数の周辺装置との無線周波数による通信を設定するステップと、
− 前記電子ラベルの無線周波数の周辺装置が、前記携帯端末に前記電子ラベルのラベル識別子を伝達するステップと、
− 携帯端末が、セントラル・サーバに前記ラベル識別子を伝達するステップと、
− セントラル・サーバが、前記電子ラベルのラベル識別子から前記携帯端末の位置を求めるステップと、
− セントラル・サーバが、前記携帯端末の位置に関連した空間的に局在した情報を表すデータを携帯端末に伝達するステップとを含む方法が提案される。
第1の態様によれば、本発明が、単独で、または任意の技術的に可能な組合せで採用される以下の特徴によって補完されるのが効果的であるが、任意選択でよい。
− 電子ラベルの無線周波数の周辺装置が、20cm未満の通信距離を有し、
− 携帯端末と無線周波数の周辺装置の間の通信を設定するステップが、
− ユーザが、電子ラベルの無線周波数の周辺装置に携帯端末を近づけ、その結果、無線周波数の周辺装置が、携帯端末によって放射される電磁波の範囲に入る、ステップと、
− 前記無線周波数の周辺装置が、電子ラベルの無線周波数の周辺装置と携帯端末の間の無線周波数による通信を設定するように、携帯端末によって放射された電磁波のエネルギーによって起動されるステップとを含み、
− セントラル・サーバは、位置をラベル識別子と関連付けるプラノグラムからのデータによって、前記電子ラベルの識別子から前記携帯端末の位置を求め、
− セントラル・サーバと携帯端末の間の通信はインターネットを介して設定され、
− 前記携帯端末の位置と関連した空間的に局在した情報を表すデータは、通信ネットワークを介してアクセス可能なデータベースに以前に記憶されている、携帯端末のユーザに特有のデータを考慮に入れる。
第2の態様によれば、
− セントラル・サーバと通信可能な携帯端末と、
− 販売エリアの全体にわたって配信された一連の電子ラベルであって、それぞれが特定の固有のラベル識別子によって識別される電子ラベルとを備える、販売エリア内の局在したデータを伝達するための通信システムも提案され、
このシステムでは、前記一連の電子ラベルの電子ラベルが無線周波数の周辺装置も備え、携帯端末は、これを用いて、前記ラベルのラベル識別子を取得するための通信を設定することが可能であり、
また、このシステムは、第1の態様による方法を実施するように構成されている。
第2の態様による本発明が、単独で、または任意の技術的に可能な組合せで採用される以下の特徴によって補完されるのが効果的であるが、任意選択でよい。
− 前記電子ラベルが、
− セントラル・サーバから生じる品目関連の情報を表すデータを受信するための無線周波数の通信モジュールと、
− 前記データを記憶するためのメモリと、
− 品目関連の情報の表示を制御するためのマイクロコントローラと、
− 前記品目関連の情報を表示するための表示画面とをさらに備え、
− 電子ラベルの無線周波数の周辺装置が、アンテナと、NFCタイプまたはRFIDタイプの電子チップとを備え、
− チップとアンテナは、電子ラベルの別々のポイントに配置されており、接続がアンテナとチップの間のリンクを保証し、
− チップは電子ラベルのマイクロコントローラに接続され、アンテナは、前記マイクロコントローラが収容されているケースの上または中に配置されており、
− 携帯端末は、前記電子ラベルの無線周波数の周辺装置を介して電子ラベルにデータを伝送するように構成されている。
本発明の他の特徴、目的および利点が、もっぱら例示的であって限定的でない以下の説明から明らかになるはずであり、以下の説明は、添付図面を参照しながら読まれるべきである。
本発明の第2の態様の可能な実施形態の1つによるシステムを示す概略図である。 本発明の第2の態様の可能な実施形態の1つによるシステムの電子ラベルの概略正面図である。 本発明の第2の態様の可能な実施形態の1つによるシステムの電子ラベルの後部透視図である。 本発明の第1の態様による方法を実施するステップを示す概略図である。
図1は、販売エリアにおいて空間的に局在した情報を表すデータを伝達するための、本発明の可能な実施形態の1つに対応する通信システムの限定的でない例示的描写である。
図示のシステムは、セントラル・サーバ2と通信可能な携帯端末1を備える。この携帯端末1には、好ましくは、前記携帯端末1のユーザ向けに意図された画面などのデータ表示手段が備わっている。
携帯端末1とセントラル・サーバ2の間の通信は、少なくとも部分的にワイヤレスで、何らかの通信ネットワークを介して、具体的にはWIFIまたは3Gのタイプのワイヤレス・ネットワークを介して、設定され得る。したがって、通信は、セントラル・サーバ2が接続されているインターネットリンクを通じて設定され得る。
この通信を容易にするために、販売エリアには、携帯端末1と、セントラル・サーバ2が接続されているインターネット・ネットワークとの間の接続を設定するWIFI端末が備わっていてよい。
前記携帯端末1の一般的な例はスマートフォン・タイプの携帯電話であり、適切な接続およびデータ処理の可能性を提供する。それに加えて、このタイプの電話機が一般化することにより、多数の消費者が自分専用の携帯端末1を利用することが可能になる。他の携帯端末も、セントラル・サーバに対する通信可能性と、ユーザに情報を表示する能力との要件を満たす限り、使用され得る。たとえば、携帯端末1としてタブレット・コンピュータが使用され得る。
このシステムには、販売エリアの全体にわたって配信された一連の電子ラベルも備わっている。ラベルは、一般的には平均で約10ラベル/mといった強い空間的密度を有し、この値は大幅に変化する。
各電子ラベル3は、特定の固有のラベル識別子によって識別される。したがって、このラベル識別子により、販売エリア内の単一の固有ラベルの明白な識別が可能になる。
図2および図3は、本発明による電子ラベル2の一例を示す。前記電子ラベルは、前記電子ラベルが関連する品目に関する情報を表示するための表示画面31を備える。一般的には、図2に示されるように、この情報は、品目の価格と、たとえば食品のキログラム当り価格といった、販売エリアで通常得られる他の情報とを含む。電子ラベルは、電子ラベル3の機能的構成要素が収容されるプラスチックのケース30も備える。
具体的には、電子ラベル3は、中央ステーションから導出された品目関連情報を表すデータを受信するための無線周波数の通信モジュール32と、前記データを記憶するためのメモリ33と、品目関連情報の表示を制御するマイクロコントローラ34とを備える。これらの様々な機能的構成要素は、ケース30に収容されたプリント回路基板35に配置されている。
前記一連の電子ラベルの電子ラベル3には無線周波数の周辺装置36も備わっており、携帯端末1は、これを用いて、前記電子ラベル3のラベル識別子を取得するための通信を設定することができる。
電子ラベル3の無線周波数の周辺装置36は、アンテナ38と、NFCタイプ(近距離無線通信)またはRFIDタイプ(無線認証)の電子チップ37とを備える。
NFCタイプの無線周波数の周辺装置は、RFID HFタイプの無線周波数の周辺装置に似て、13.56Mhzの周波数で動作する。
NFCタイプの無線周波数の周辺装置はISO 14443プロトコルに相当し、これは暗号化を伴って安全性が高い。NFC通信は、携帯電話などの個人の携帯端末で広く普及する傾向があり、したがって大規模に展開されるという利点がある。
NFC通信を電子ラベル3に適用するには高レベルのセキュリティが不要であり、これは、RFID HFタイプ(ISO 15693プロトコル)の無線周波数の周辺装置がこの使用法に十分に適合することを意味し、その低コストが魅力的である。
NFCを装備した携帯端末では、当初はISO 14443プロトコルがサポートされなかったが、最近の機器はほとんど二方式(bi−modal)であり、将来の開発による二方式への進化が予期されている。
好ましくは、チップ37とアンテナ38は、電子ラベル3の別々のポイントに配置されており、相互接続39が、アンテナ38とチップ37の間のリンクを保証している。
より好ましくは、チップ37は電子ラベル3のマイクロコントローラ34に接続され、アンテナ38は、前記マイクロコントローラ34が収容されているケース30の上または中に配置される。さらに好ましくは、アンテナ38は、表示画面31に向かって電子ラベル3の前面側に配置されており、一方、電子チップ37は、電子ラベル3の後面側のプリント回路基板35に配置されている。
同じ1つの担体上にチップとアンテナをグループにまとめて無線周波数の周辺装置36を集積化することは、表示画面31の表示領域を最大化するうえで、具体的には通路上の表示の電子ラベル3の稠密な配置を可能にするために、特に小サイズのものに関して不利になるので、電子ラベル3の前面では望ましくない。
それに加えて、電子チップ37とマイクロコントローラ34の間の接続が複雑になって、工業的に低コストで取得するのが困難になる可能性がある。したがって、チップ37は、好ましくはプリント回路基板に挿入されることによって、マイクロコントローラ34への接続が容易になる。
しかしながら、アンテナを後面の内側でチップ37の隣に配置すると、距離が短縮され、次いで読取りが電子ラベル3(一般に1cmの厚さを有する)の表示画面31を通って行なわれなければならず、プリント回路基板による電磁妨害が生じるので、読取りの信頼性が低下する恐れがある。
したがって、アンテナ38をチップ37から分離するのが好ましい。次いで、チップ37は、好ましくはプリント回路基板に挿入されることによってマイクロコントローラ34への接続が容易になる。
したがって、アンテナ38は、好ましくはプラスチック・ケース30の前方に(towards the front part)組み込まれ、好ましくはその部分のまわりが表示画面31のために確保されて、ケース30を製造するときの射出の期間中にオーバーモールドされる。アンテナ38のサイズが最大化され得、それによって通信距離が増大され得る。
しかしながら、すべての場合において、無線周波数の周辺装置36を用いたこの通信距離は、アンテナ38から比較的短く、20cm未満に、さらに好ましくは10cm未満に選択されなければならない。
好ましくは、携帯端末1は、前記電子ラベル3の無線周波数の周辺装置36を介して電子ラベル3にデータを伝送するように構成される。そこで、電子ラベル3の表示は、携帯端末1によって更新され得る。
販売エリア内の、空間的に局在した情報を表す通信データ用のシステムは、本発明の第1の態様による方法を実施するように構成されており、その可能な実施形態の1つが説明されることになる。
この方法により、配信される一連の電子ラベル3を装備した販売エリア内の前記携帯端末1の位置に関連して、空間的に局在した情報を表すデータを携帯端末1に伝達することが可能になり、各電子ラベル3は、特定の固有のラベル識別子によって識別される。
先ず、携帯端末1が、電子ラベル3の無線周波数の周辺装置36との無線周波数による通信を設定する(ステップS1)。
そうするために、ユーザは、電子ラベル3の無線周波数の周辺装置36に携帯端末1を近づけ、その結果、無線周波数の周辺装置36が、携帯端末1によって放射される電磁波の範囲内に入る。
次いで、無線周波数による、電子ラベル3の無線周波数の周辺装置36との通信を設定するために、携帯端末1によって放射された電磁波のエネルギーによって無線周波数の周辺装置36が起動される。
次いで、前記電子ラベル3の無線周波数の周辺装置36は、前記携帯端末1に、前記電子ラベル3のラベル識別子を伝達する(ステップS2)。このラベル識別子は、単独で、または他の情報を伴って、あるいは通信されるデータの一部分として通信され得、このデータは、前記識別子から少なくとも部分的に生成され、販売エリアにおける電子ラベル3の識別を可能にする。
携帯端末1は、セントラル・サーバ2に前記ラベル識別子を伝達する(ステップS3)。同様に、通信されたデータは、販売エリアにおける電子ラベル3の識別を可能にしなければならず、必ずしも単独でラベル識別子の形式を想定する必要はない。したがって、携帯端末1とセントラル・サーバ2の間で交換されるデータは、電子ラベル3と携帯端末1の間で交換されるデータと同一でも異なってもよく、唯一の要件は、販売エリアにおける電子ラベル3の識別を可能にすることである。
セントラル・サーバ2は、前記電子ラベル3のラベル識別子から前記携帯端末1の位置を求める(ステップS4)。セントラル・サーバ2は、位置をラベル識別子と関連付けるプラノグラム(planogram)のデータを用いて、前記電子ラベル3の識別子から前記携帯端末1の位置を求める。プラノグラムは、すべての電子ラベル3と販売エリアで売っている品目との位置を列挙する。
販売エリアの品目の10%までが、いくつかの個別のポイントに存在し得て、したがって、たとえばバーコードまたは電子製品コード(EPC)などの品目識別子によるものといった、品目の唯一の知識では、携帯端末1の正確な位置を求めることができない。
他方では、ラベル識別子の独自性および各電子ラベル3と関連した位置の独自性により、その識別子から、電子ラベル3の位置の明白な割出しが可能になり、結果として、携帯端末1の位置を求めることができる。
携帯端末1は、携帯端末1が識別子を取得した電子ラベル3のすぐ近くに効率よく配置されており、ラベルの位置付けによって、携帯端末1の位置の割出しが可能になる。
無線周波数の周辺装置36の通信距離は、好ましくは20cm未満であり、より好ましくは10cm未満であって、5cmでさえある。距離が比較的短ければ、第1に、電子ラベル3の位置と携帯端末1の間の整合を保証し、第2に、電子ラベルが互いに近づいて配置されたときの電子ラベル間の干渉が制限され得る。
それに加えて、距離が短ければ、携帯端末1のユーザの、携帯端末1と電子ラベル3の間の通信を設定するための慎重な動作が必要となる。そこで、ユーザは、私生活の防護を気遣う根拠が何もなく、また、システムは、ほとんど侵入されないと分かるので、この記述で説明されたその主要な仕事からの逸脱は容易ではない。
一旦、携帯端末1の位置付けが求められると、セントラル・サーバ2は、前記携帯端末1の位置に関連した空間的に局在した情報を表すデータを携帯端末1に伝達する(ステップS5)。
前記携帯端末1の位置と関連した空間的に局在した情報を表すこのデータは、通信ネットワークを介してアクセス可能なデータベース41、44に以前に記憶されている、携帯端末1のユーザに特有のデータを考慮に入れてよい。
たとえば、1つのデータベース41は、ユーザによって以前に定義された購入品目リストを含んでよく、また、データベース44は、ユーザによって入力された健康データを含んでよく、この情報によって、品目が、たとえばユーザによって指定されたアレルゲンの存在などの医療用禁忌(medical contra−indication)といった個人情報と照合され得る。
他のデータベース42、43が用いられ得、特にプラノグラム、品目に関する情報、販売エリアに関する情報などを含んでよい。
したがって、携帯端末と通信している電子ラベルは、携帯端末の状況の割出しを可能にするので、バックグラウンド・センサとして使用され得る。
したがって、携帯端末を持ったユーザが近くにいる品目に関して、たとえば、携帯端末にデータ、具体的には技術的データシート、料理のレシピ、代替製品または関連する特別奉仕品の示唆を配送するためのウェブ・アプリケーションを用意することができる。
ユーザは、たとえば買い物中に品目の総額を表示するために、関連するラベル識別子が携帯端末1によって取得されているそれらの品目を考慮に入れるウェブ・アプリケーションからの利益を得る可能性もある。
この購入品目リスト上の品目と関連してラベル識別子が取得されたとき、購入品目リストを更新することができるウェブ・アプリケーションを提供することも可能である。携帯端末1の位置が分かると、購入品目リストの品目の方向をユーザに示すことができ、それによって、販売エリア内でユーザが辿るべき循環路を計画することが可能になる。
より一般的には、携帯端末1およびそのユーザの位置が分かると、前記携帯端末1は、特定品目に達するために辿るべき経路などの空間的に局在した情報を提供され得るようになる。
電子ラベル3を介して位置を突き止める能力により、GPSタイプの位置を突き止めるシステムが到達しないほどの優れた精度が可能になる。別々の高さにいくつかのラベル3を有する製品表示のための通路の棚の各メータは、携帯端末1の高ささえ突き止めることができる。
たとえば、ユーザは、特定の品目を探しているとき、自分の携帯端末1を電子ラベル3の近くに置く。本発明による方法を実施すると、携帯端末1に関連して、求められている品目の位置に関する情報が携帯端末1に通信され得る。たとえば、たとえば50cmといった距離の表示を伴う上/右の対角線方向の矢印は、ユーザが所望の品目が、携帯端末1の現在の位置から右上に50cmの距離にあることを示す。
ユーザが購入を望む品目に対応する電子ラベルの識別子を読み取ることにより、携帯端末1を使用して安全な支払いを実行することも可能である。ユーザが販売エリアを去るとき、必要なのは支払いシステムとの通信だけである。
本発明により、ユーザは、最適な構成の販売エリアも提供され得る。販売エリアの管理者は、携帯端末1のユーザの特定の動作および挙動の知識を得ることができ、したがって、そのようなデータの関数として、販売エリアの最適な構成を求めることができる。
1つの任意選択の実施形態によれば、電子ラベル3の表示は、携帯端末1との通信中に変更され得る。たとえば、無線周波数の周辺装置36が携帯端末1と通信する場合、より明るい表示または特定のデータの表示が用意され得る。
好ましくは、携帯端末1は、販売エリアの従業員によって使用されるとき、特にデータを更新するために、また、任意選択で電子ラベルの位置を更新するために、前記電子ラベル3の無線周波数の周辺装置36を介して電子ラベル3にデータを伝送するように構成される。

Claims (9)

  1. 配信される一連の電子ラベル(3)を装備した販売エリア内の携帯端末(1)の位置に関連して、空間的に局在した情報を表すデータを前記携帯端末(1)に伝達するための方法であって、各電子ラベル(3)が特定の固有のラベル識別子によって識別され、各電子ラベル(3)は売っている品目に対応する1つの品目識別子に関連付けられ、前記品目に関連する情報が表示され、前記方法が、
    − 携帯端末(1)が、電子ラベル(3)の無線周波数の周辺装置(36)との無線周波数による通信を設定するステップ(S1)であって、前記無線周波数の周辺装置(36)は、アンテナ(38)と、NFCタイプの電子チップ(37)とを備え、前記携帯端末(1)によって放射された電磁波の範囲に入ったときに、前記携帯端末(1)によって起動され、前記電子ラベル(3)の前記無線周波数の周辺装置(36)が、20cm未満の通信距離を有する、ステップ(S1)と、
    − 前記電子ラベル(3)の前記無線周波数の周辺装置(36)が、前記携帯端末(1)に、前記電子ラベル(3)のラベル識別子を伝達するステップ(S2)と、
    − 前記携帯端末(1)が、セントラル・サーバ(2)に前記ラベル識別子を伝達するステップ(S3)と、
    − 前記セントラル・サーバ(2)が、前記電子ラベルの固有位置を前記ラベル識別子と関連付けるプラノグラム(planogram)からのデータを用いて、前記電子ラベル(3)のラベル識別子から前記携帯端末(1)の位置を求めるステップ(S4)であって、前記電子ラベルの前記位置は、前記販売エリアの棚内における前記電子ラベルの垂直位置および水平位置の情報を含み、前記携帯端末の前記位置は、前記ラベル識別子により識別された前記電子ラベルの固有位置から求められる、ステップ(S4)と、
    − 前記セントラル・サーバ(2)が、前記ラベル識別子により識別された前記電子ラベルの前記固有位置から求められた前記携帯端末(1)の位置に関連した空間的に局在した情報を表すデータを前記携帯端末(1)に伝達するステップ(S5)と、
    を含む方法。
  2. 前記携帯端末(1)と前記無線周波数の周辺装置(36)の間の前記通信を設定する前記ステップが、
    − ユーザが、前記電子ラベル(3)の前記無線周波数の周辺装置(36)に前記携帯端末(1)を近づけ、その結果、前記無線周波数の周辺装置(36)が、前記携帯端末(1)によって放射される電磁波の範囲に入る、ステップと、
    − 前記無線周波数の周辺装置(36)が、前記電子ラベル(3)の前記無線周波数の周辺装置(36)と前記携帯端末(1)との間の無線周波数による通信を設定するように、前記携帯端末(1)によって放射された電磁波のエネルギーによって起動されるステップとを含む請求項1記載の方法。
  3. 前記セントラル・サーバ(2)と前記携帯端末(1)の間の通信がインターネットを介して設定される請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記携帯端末(1)の位置と関連した空間的に局在した情報を表す前記データが、通信ネットワークを介してアクセス可能なデータベース(41、44)に以前に記憶されている、前記携帯端末(1)のユーザに特有のデータを考慮に入れる請求項1ないしのいずれかに記載の方法。
  5. 販売エリア内の局在したデータを伝達するためのシステムであって、
    − セントラル・サーバ(2)と通信可能な携帯端末(1)と、
    − 前記販売エリアの全体にわたって配信された一連の電子ラベル(3)であって、それぞれが特定の固有のラベル識別子によって識別される電子ラベル(3)とを備えるシステムであって、
    前記一連の電子ラベル(3)の1つの電子ラベル(3)が無線周波数の周辺装置(36)も備え、前記携帯端末(1)が、前記無線周波数の周辺装置(36)を用いて、前記電子ラベル(3)の前記ラベル識別子を取得するために通信を設定することが可能であり、
    前記電子ラベル(3)の前記無線周波数の周辺装置(36)が、20cm未満の通信距離を有し、
    前記セントラル・サーバ(2)は、各電子ラベル(3)の固有位置を前記ラベル識別子に関連付けるプラノグラムを含み、前記電子ラベルの前記位置は、前記販売エリアの棚内における前記電子ラベルの垂直位置および水平位置の情報を含み、
    前記システムが、請求項1ないしのいずれかに記載の方法を実施するように構成されていることを特徴とするシステム。
  6. 前記電子ラベル(3)が、
    − 中央ステーション(2)からの品目に関連する情報を表すデータを受信するための無線周波数の通信モジュール(32)と、
    − 前記データを記憶するためのメモリ(33)と、
    − 品目関連の情報の表示を制御するためのマイクロコントローラ(34)と、
    − 前記品目関連の情報を表示するための表示画面(31)とをさらに備える請求項に記載のシステム。
  7. ップ(37)とンテナ(38)が、前記電子ラベル(3)の別々のポイントに配置されており、接続(39)が前記アンテナ(38)と前記チップ(37)の間のリンクを保証している請求項5または6に記載のシステム。
  8. 前記チップ(37)が前記電子ラベル(3)のマイクロコントローラ(34)に接続されており、前記アンテナ(38)が、前記マイクロコントローラ(34)が収容されているケース(30)の上または中に配置されている請求項に記載のシステム。
  9. 前記携帯端末(1)が、前記電子ラベル(3)の前記無線周波数の周辺装置(36)を介して前記電子ラベル(3)にデータを伝送するように構成されている請求項ないしのいずれかに記載のシステム。
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