JP6394859B2 - シリアル通信回路及びシリアル通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シリアル通信回路と、シリアル通信回路を備えるシリアル通信装置に関するものである。
近年、大容量データの高速伝送用インターフェースとして、高速シリアルインターフェースが規格化されている。高速インターフェースは、その多くは実用化されていて、多様な装置に適用可能な双方向通信用のインターフェースである。
例えば、多機能周辺装置(MFP:Multifunction Printer)に双方向通信用インターフェースを適用する場合を例に説明する。MFPでは、CPU間のバス伝送や、操作部ディスプレイとコントローラ(制御部)間のデータ伝送に高速シリアルインターフェースを用いることができる。従来のMFPのCPU間のバス伝送や、操作部ディスプレイとコントローラ間のデータ伝送は、パラレルバスによるパラレルインターフェースが用いられていた。
MFPのCPU間のバス伝送に高速シリアルインターフェースを用いると、パラレルインターフェースと比較して、データ伝送用のバス(伝送路)を構成するケーブル数(信号線数)を削減することができる。したがって、信号線数の削減によるコストダウンを図ることができる。
また、高速シリアルインターフェースは、2チャンネル使用の高速信号双方向通信を行うことができる。
また、MFPの操作部ディスプレイとコントローラ間のデータ伝送に高速シリアルインターフェースを用いると、別の利点もある。操作部ディスプレイとコントローラ間のデータ伝送は、1チャンネル使用の通常通信の順方向通信において、データ量の多い画像データ伝送が行わる。ここに高速シリアルインターフェースを用いれば、大容量の画像データであっても高速伝送が可能となる。なお、CPU間のバスインターフェースと同様に、信号線数削減によるコストダウンも図ることができる。
ただし、操作部ディスプレイとコントローラ間のデータ伝送には、高速のデータ伝送のみではなく、低速データであるコマンド(制御信号)の伝送(低速コマンド伝送)も必要となる。ここで、低速コマンド伝送とは、通常通信とは別のデータ伝送であって、通常通信時にデータを送信するICチップの制御信号等を伝送する通信である。低速コマンド伝送は、比較的低速なデータを順方向と逆方向の双方に伝送するものである。
低速コマンド伝送のように順方向/逆方向の双方向データ伝送を行う通信方式として、全二重方式と半二重方式が知られている。
全二重方式は、リアルタイム同時通信を実行可能な通信方式である。全二重方式には、複数チャンネルを利用して高速双方向通信を行う方法や、低速コマンド通信用の専用信号線を設ける方法などがある。後述する半二重方式と全二重方式を比較すると、全二重方式は、伝送路を構成するケーブル数(信号線数)が多くなるので、コスト高になる。
半二重方式は、時間で区切って(時分割して)相互に通信を行う通信方式である。半二重方式は、任意のタイミングで送受信部の動作を「送信モード」か「受信モード」に切り替える制御が必要になる。このモード切り替え制御によって、同一のケーブル上における双方向通信が行える。
また、半二重方式を基礎として異なる制御を行う通信回路として、ホスト(例えばコントローラ)とターゲット(例えば操作部ディスプレイ)の両方が送信権を獲得する双方向通信方式を実行する通信回路が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1の通信回路は、ターゲットとホストの両方が送信権を獲得する双方向通信を実行可能な通信回路である。特許文献1の通信回路は、ターゲット側を受信状態から送信状態へと変更するための制御信号を周期的にホストへ送信する。これによって、ターゲット側が送信側になり、ホスト側を受信状態にして、ターゲットからホストに対してデータ伝送を行う。特許文献1の通信回路は、通常通信を1方向のみで行い、制御信号専用の信号線を用いることなく半二重方式の通信を行うものである。
特許文献1のような従来の通信回路は、用途に合わせて専用の通信用ICチップを作成する必要がある。例えば、CPUバス通信に用いるものであれば、2チャンネルで高速に双方向通信を行えるものが必要であるが、操作部ディスプレイとコントローラ間の通信に用いるならば、1チャンネルで高速通常通信を行い、これと別の低速コマンド通信を行う必要がある。すなわち、CPUバス通信に用いる通信用ICチップと、操作部ディスプレイとコントローラ間に用いられる通信用ICチップの構成は異なる。したがって、従来の通信回路は、高速通常通信と、低速コマンド通信のそれぞれの用途に合わせて専用の通信用ICチップを作成する必要があった。
また、低速コマンド通信用に専用信号線を設けるには、通信用ICチップに専用信号線用の端子を設ける必要があり、また、専用信号線に用いるケーブルも必要になる。したがって、従来の通信装置は、専用のICチップを作成することでコスト高になりやすく、さらに、チップ端子や信号線数が増加することによっても、コスト高になる。
そこで本発明は、使用するシリアル通信装置の態様に応じて、全二重通信方式と半二重通信方式を切り替えて使用できるシリアル通信回路を提供することを目的とする。
本発明は、
入力されたデータを第1データまたは第2データに変換するシリアライザと、前記第1データおよび第2データを伝送路へ出力する出力ドライバと、を有するSER部と、
前記第1データを受信して出力する第1レシーバと、前記第1レシーバの出力データからクロックを抽出し、前記第1データを前記入力されたデータの形式に変換して出力するCDRと、前記第2データを受信して出力する第2レシーバと、を有するDES部と、
前記出力ドライバの出力端と前記第1レシーバの入力端の間に配置される切り替えスイッチと、
前記SER部、前記DES部及び前記切り替えスイッチの動作を制御する制御信号を生成して出力するコントローラと、
を備え
前記コントローラは、前記CDRにおいて抽出されるクロックと任意のパターンが同一であるか否かを判定し、判定結果に基づいて前記制御信号を生成することを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、使用するシリアル通信装置の態様に応じて、全二重通信方式と半二重通信方式を切り替えて使用できる。
本発明に係るシリアル通信回路の実施例を示すブロック図である。 上記シリアル通信回路により構成され双方向通信システムとして機能するシリアル通信装置の例であって、順方向通信の例を示すブロック図である。 上記シリアル通信装置の例であって、逆方向通信の例を示すブロック図である。 上記シリアル通信装置の例であって、低速順方向通信の例を示すブロック図である。 上記シリアル通信装置の例であって、双方向高速通信の例を示すブロック図である。 本発明に係るシリアル通信回路及びシリアル通信装置の別の実施例であって、エンファシス量のキャリブレーション処理の前半の状態を示すブロック図である。 上記シリアル通信装置の例であって、エンファシス量のキャリブレーション処理の後半の状態を示すブロック図である。 上記エンファシス量のキャリブレーション処理の流れの例を示すフローチャートである。 従来のシリアル通信装置の例を示すブロック図である。
以下、本発明に係るシリアル通信回路の実施例について、図面を参照しながら説明する。本発明に係るシリアル通信回路は、2つの通信方式を使用する態様を切り替えて対応可能な構成を備えている。例えば、2チャンネルで双方向の高速通信を行う双方向高速通信(2チャンネル双方向高速通信)と、1チャンネルで高速通常通信と低速コマンド通信を行う双方向通信(1チャンネル高速通常通信/低速コマンド通信による双方向通信)に対応できる。したがって、本発明に係る通信回路によれば、双方向通信用の専用信号線は不要となり、従来の通信回路に比べると通信装置の製作コストを抑制できる。また、本発明に係るシリアル通信回路によれば、従来のものと比べて、チップ端子数やケーブル数を減らすことで製造コストを低減させることができる。
まず、従来例との比較によって本発明の実施例の特徴を明確にするために、従来のシリアル通信回路、及びこのシリアル通信回路を備えるシリアル通信装置について、先に説明する。図9は、従来例のシリアル通信装置200の構成を示すブロック図である。図9に示されるように、従来のシリアル通信装置200は、シリアライザ(Serialier)機能を有するSERチップ210と、デシリアライザ(Deserialier)機能を有するDESチップ220とを、備えている。
伝送路230を介してSERチップ210とDESチップ220を接続し、シリアル通信装置200が構成される。後述するようにSERチップ210とDESチップ220は異なる構成を備えている。したがって、シリアル通信装置200を構成するには、2種類の通信用ICチップ(SERチップ210とDESチップ220)を用いることになる。図9において示したシリアル通信装置200は、順方向は高速通信であって、低速コマンド伝送には専用信号線を用いるものである。
MFPの制御部と操作部ディスプレイ間のデータ伝送に、シリアル通信装置200を用いる場合、制御部から操作部ディスプレイへの通信は通常の高速通信であり、順方向通信である。一方、操作部ディスプレイから制御部への通信は逆方向通信である。したがって、制御部側にはSERチップ210が配置され、操作部ディスプレイ側にはDESチップ220が配置される。
なお、伝送路230は、1対の差動伝送線路と、専用信号線により構成されている。
SERチップ210は、SERブロック211と、DRVブロック212と、SER側C_RCVブロック213と、SER側C_DRVブロック214と、SER側コントローラブロック215と、を有してなる。
SERブロック211は、順方向の高速データであるパラレルデータをシリアルデータに変換する機能ブロックである。
DRVブロック212は、シリアルデータを伝送路230に向けて出力する機能ブロックである。
SER側C_RCVブロック213及びSER側C_DRVブロック214は、低速なコマンド信号を送受信する機能ブロックであって、シリアルデータ送信ブロック(DRV)とシリアルデータ受信ブロック(RCV)を兼ね備える機能ブロックである。SER側C_RCVブロック213及びSER側C_DRVブロック214は、SER側コントローラブロック215からの送受信切り替え信号に応じて、コマンド信号の通信方向を切り替える機能ブロックである。
SER側コントローラブロック215は、通信方向を制御する送受信切り替え信号を出力する機能ブロックである。SER側コントローラブロック215が出力する送受信切り替え信号に基づいて、SER側C_RCVブロック213及びSER側C_DRVブロック214の動作モードは切り替えられる。SER側コントローラブロック215は、内蔵タイマ(不図示)や、データに含まれる制御信号等に基づいて、送受信切り替え信号を出力する。
DESチップ220は、RCVブロック221と、CDRブロック222と、DES側C_RCVブロック223と、DES側C_DRVブロック224と、DES側コントローラブロック225と、を有してなる。
RCVブロック221は、伝送路230を介して伝送されてきたシリアルデータを受信する機能ブロックである。
CDRブロック222は、RCVブロック221の出力(RCV出力信号、すなわちシリアルデータ)から、クロックを抽出(復元)する機能ブロックである。また、CDRブロック222は、復元したクロックを用いてシリアルデータをパラレルデータに変換する機能ブロックである。
DES側C_RCVブロック223及びDES側C_DRVブロック224は、低速なコマンド信号を送受信する機能ブロックであって、シリアルデータ送信ブロック(DRV)とシリアルデータ受信ブロック(RCV)を兼ね備える機能ブロックである。DES側C_RCVブロック223部及びDES側C_DRVブロック224は、DES側コントローラブロック225からの送受信切り替え信号に応じてコマンドデータの通信方向を切り替える機能ブロックである。
DES側コントローラブロック225は、通信方向を制御する送受信切り替え信号を出力する機能ブロックである。DES側コントローラブロック225が出力する送受信切り替え信号に基づいて、DES側C_RCVブロック223及びDES側C_DRVブロック224の動作モードは切り替えられる。DES側コントローラブロック225は、内蔵タイマ(不図示)や、データに含まれる制御信号等に基づいて、送受信切り替え信号を出力する。
次に、上記の構成を備えるシリアル通信装置200の動作について簡単に説明する。まず、シリアル通信装置200における通常通信時(順方向)の動作について説明する。SERブロック211によってパラレルデータがシリアルデータに変換される。変換されたシリアルデータは、DRVブロック212によって出力される。DRVブロック212から出力されたシリアルデータは、伝送路230を介してDESチップ220側に伝送される。伝送されたシリアルデータは、RCVブロック221によって受信される。
受信されたシリアルデータは、RCVブロック221からCDRブロック222に対して出力される。CDRブロック222は、このシリアルデータをパラレルデータへと変換して、DES側コントローラブロック225に出力する。DES側コントローラブロック225は、このパラレルデータを外部の装置(操作部ディスプレイなど)へと出力する。以上が通常通信時(順方向通信)における、従来のシリアル通信装置200の動作である。
次に、シリアル通信装置200における専用信号線を用いた低速コマンドデータ通信について説明する。シリアル通信装置200は、低速コマンドデータ通信に専用信号線を用いる。
DESチップ220からSERチップ210へ低速データAを伝送する場合(操作部ディスプレイから制御部にコマンド信号を送信する場合)、SER側コントローラブロック215から低速データAの通信方向を切り替える制御信号が出力される。この制御信号によって、SERチップ210のSER側C_DRVブロック214はスリープ状態になり、SER側C_RCVがアクティブ状態になる。また、DES側コントローラブロック225からも低速データAの通信方向を切り替える制御信号が出力される。この制御信号によって、DESチップ220のDES側C_DRVブロック224はアクティブ状態になり、DES側C_RCVブロック223はスリープ状態になる。
送受信状態の切り替え動作が終了した後、専用信号線を介して、DESチップ220からSERチップ210へ低速データAが送信される。SERチップ210は、受信した低速データAを低速データA‘として出力する。
また、SERチップ210からDESチップ220へ低速データBを伝送する場合(制御部から操作部ディスプレイにコマンドデータを送信する場合)も、同様である。すなわち、SER側コントローラブロック215から通信方向を切り替える制御信号が出力される。この制御信号によって、SERチップ210のSER側C_DRVブロック214はアクティブ状態になり、SER側C_RCVブロック213はスリープ状態になる。また、DES側コントローラブロック225も通信方向を切り替える制御信号が出力される。この制御信号によって、DESチップ220のDES側C_DRVブロック224はスリープ状態になり、DES側C_RCVブロック223はアクティブ状態になる。
送受信状態の切り替え動作が終了した後、専用信号線を介してSERチップ210からDESチップ220へ低速データBが送信される。DESチップ220は、受信した低速データBを低速データB‘として出力する。
以上のとおり、従来のシリアル通信装置200は、異なる構成からなるSERチップ210とDESチップ220を組み合わせて構成される。したがって、シリアル通信装置200は異なる構成からなる2つの通信用ICチップを1組とする必要があり、通信用ICチップの製作コストが高くなる。
次に、本発明に係るシリアル通信回路及びシリアル通信装置の実施例について説明する。図1は、本実施例に係るシリアル通信回路1の機能構成を示すブロック図である。
図1に示されるようにシリアル通信回路1は、SER部10と、DES部20と、切り替えスイッチ30と、コントローラ部40と、差動出力端子31と差動入力端子32と、を備えている。
シリアル通信回路1は、上記の各部の構成を備えてなる。すなわち、シリアル通信回路1は、従来例に用いられるSERチップ210とDESチップ220が備える構成に相当する構成を備える。
より詳しくは、シリアル通信回路1は、従来のSERブロック211とDRVブロック212による機能をSER部10に備えている。また、RCVブロック221とCDRブロック222による機能を、DES部20に備えている。
SER部10は、シリアライザ11と出力ドライバ12によって構成される。また、DES部20は、第1レシーバであるRCV_F部21と、CDR部22と、第2レシーバであるRCV_S部23と、によって構成される。
シリアライザ11は、順方向の高速データであるパラレルデータを第1データであるシリアルデータ(高速シリアルデータ)に変換する。また、シリアライザ11は、順方向の低速データ(制御データ)を第2データである差動データ(差動制御データ)に変換する。
シリアライザ11には、低速データ用の出力ドライバ機能(図9におけるSER側C_DRVブロック214の機能)が含まれている。したがって、シリアル通信回路1は、従来のSERチップ210よりもチップ面積を小さくすることができる。
シリアライザ11は、シリアル化する高速データとシリアル化しない低速データを区別し、かつ、送信/受信モードのどちらで動作するかを選択する機能を有する。シリアライザ11が送信モードで動作するときは、高速データまたは低速データのいずれかを出力ドライバ12へ出力する。シリアライザ11は、入力データがパラレルデータであればシリアル化処理を行って入力データをシリアルデータに変換し、入力データがシングルデータであればシリアル化を行わずに入力データを差動データに変換する。したがって、低速データであるコマンドデータであれば、シリアル化処理は行わずに、シングルデータから差動データに変換して出力する。
出力ドライバ12は、シリアライザ11から出力されるデータを、差動出力端子31を介して伝送路3に出力する機能を有する。
RCV_F部21は、シリアル化された高速データである第1データ(シリアルデータ)を受信して出力する機能を有する。RCV_F部21は、高周波補償用イコライザ(不図示)を備える。
CDR部22は、RCV_F部21の出力データ(RCV出力信号、すなわちシリアルデータ)から、クロックを抽出(復元)する機能を有する。また、CDR部22は、抽出されたクロックを用いてシリアルデータをパラレルデータに変換し、コントローラ部40へと出力する機能を有する。
RCV_S部23は、低速データである第2データ(差動制御データ)を受信して出力する機能を有する。低速データはイコライズする必要がないので、RCV_S部23は補償用イコライザを備えない。RCV_S部23とコントローラ部40との間の信号線は、1本で構成される。したがって、RCV_S部23においてデータ形式の変換はされず、コントローラ部40にそのまま出力される。なお、図示していないが、差動入力端子32への寄生容量を減らすために、差動入力端子32とRCV_S部23との間にスイッチを設ける構成が好ましい。
切り替えスイッチ30は、出力端である差動出力端子31とRCV_F21の入力の間に配置されている。切り替えスイッチ30は、コントローラ部40から出力される送受信切り替え信号に基づいて、オン/オフするスイッチである。切り替えスイッチ30は、RCV_F部21の入力端に接続されているので、高速データ通信時のデータ減衰を抑制する必要がある。したがって、切り替えスイッチ30には、負荷容量が小さいものであって、スイッチサイズも小さいものを用いる。
コントローラ部40は、通信方向を制御する送受信切り替え信号を出力するブロックである。コントローラ部40は、内蔵タイマ(不図示)や、データに含まれる送受信切り替え信号等に基づいて、送信と受信のどちらとして動作するかを切り替える信号(送受信切り替え信号)を出力する。
以上の構成を備えるシリアル通信回路1は、従来例におけるSERチップ210とDESチップ220の機能を備え、さらに、シリアル通信回路1は、差動出力端子31と差動入力端子32を備える。これらの構成によって、シリアル通信回路1は、2チャンネル双方向高速通信に対応可能な構成になっている。
シリアル通信回路1は、高速データ用受信部であるRCV_F部21及び低速データ用受信部であるRCV_S部23と、伝送路3に接続される差動出力端子31及び差動入力端子32との間に、切り替えスイッチ30を備えている。これによって、コマンド通信専用信号線を設けることなく、2チャンネルでの双方向高速通信に対応可能である。
すなわち、シリアル通信回路1は、Tx−Rx(差動出力端子31と差動入力端子32の間)に切り替えスイッチ30を配置することで、1チャンネル使用時は半二重通信方式で動作する。切り替えスイッチ30によって、TXモード(送信モード)とRXモード(受信モード)を切り替えて、低速なコマンドデータの送受信を行うことで、コマンド通信専用の信号線は不要になる。
以上のとおり、シリアル通信回路1は、これを使用して構成する通信装置の態様に応じて「2チャンネルで双方向の高速通信を行う双方向高速通信」と、「1チャンネルで高速通常通信と低速コマンド通信を行う双方向通信」の両方に用いることができる。
以下、シリアル通信回路1を用いたシリアル通信装置100について説明する。図2乃至図4は、シリアル通信装置100の構成を示すブロック図である。図2乃至図4は、1チャンネルのみを使用して、例えば、MFPのコントローラ側から操作部ディスプレイ側へ画像データを送信する場合であって、これを「順方向に高速送信する通常通信」とする構成を例示している。
図2乃至図4に示されるように、シリアル通信装置100は、伝送路3の両端にシリアル通信回路1を接続し、一方のシリアル通信回路1の差動出力端子31と、他方のシリアル通信回路1の差動入力端子32が伝送路3を介して接続されて構成されている。
以下の説明において、各図の機能ブロックを実線で示した部分は、各通信形態が実行されるときに動作する機能ブロックを示すものである。また、各通信形態が実行されるときに動作しない機能ブロックは、破線にて示すものとする。
図2は、SER機能とDES機能を有するシリアル通信回路1を用いて双方向通信システムとして機能するシリアル通信装置100を構成する例である。図2に示されるように、シリアル通信回路1は、SER機能を動作させるチップXと、DES機能を動作させるチップYは、同一構成からなる通信用チップ(シリアル通信回路1)である。チップXからチップYへの通信が順方向通信である。
図2に示されるように、送信側のチップXにおいて、シリアライザ11と出力ドライバ12のみが動作状態(アクティブ状態)になる。一方、受信側のチップYは、RCV_F部21とCDR部22のみがアクティブ状態になる。
これによって、シリアル通信装置100を用いて、1チャンネルのみを使用し、制御部側から操作部ディスプレイ側へ順方向通信を行う場合、画像データを高速送信する「通常通信」を実行することができる。
図3は、シリアル通信装置100において、チップYの操作部ディスプレイ側から、チップXのコントローラ部40に制御信号(コマンドデータ)を送信する逆方向通信の場合を示している。この場合、チップX及びチップYのコントローラ部40から、送受信切り替え信号が出力されて、チップXは受信側として、チップYは送信側として動作する。
図3に示されるように、送信側のチップYは、シリアライザ11と出力ドライバ12のみが動作状態(アクティブ状態)になる。一方、受信側のチップXは、RCV_S部23のみがアクティブ状態になる。また、チップX及びチップYともに、切り替えスイッチ30がONになる。これによって、操作部ディスプレイ(不図示)からチップYに入力された低速コマンドデータは、チップXのRCV_S部23からチップXのコントローラ部40を経てMFPの制御部へ送信される。
図4は、双方向通信システムとして機能するシリアル通信装置100において、順方向低速通信を行うときの状態を示す図である。図4において、シリアル通信装置100の順方向低速通信は、チップX及びチップYのコントローラ部40から送受信切り替え信号が出力され、チップXを送信側とし、チップYを受信側として動作させる状態になる。
この場合、送信側のチップXは、シリアライザ11と出力ドライバ12が動作状態(アクティブ状態)になり、受信側のチップYは、RCV_S部23がアクティブ状態になる。また、チップX及びチップYともに、切り替えスイッチ30はOFFになる。これによって、操作部ディスプレイ(不図示)からチップYに入力された低速コマンドデータは、チップXのRCV_S部23からチップXのコントローラ部40を経て出力される。これによって、チップXが接続されている制御部側からチップYが接続されている操作部ディスプレイ側への制御信号が順方向通信によって、送信される。
図5は、双方向通信システムとして機能するシリアル通信装置100において、双方向高速通信を行うときの状態を示す図である。図5に示されるように、シリアル通信装置100は、チップXとチップYを接続する伝送路3が、2対の差動伝送路によって構成されている。
2対の差動伝送路である伝送路3を介して双方向通信を行うため、チップXとチップYはともに、切り替えスイッチ30をオフにする。また、チップXとチップYのRCV_S部23を共にスリープ状態にし、それ以外の構成をアクティブ状態にする。これによって、チップXとチップY間の双方向において、高速データ伝送を全二重通信方式で行うことができる。
また、シリアル通信装置100を双方向通信システムとして機能させるときであって、高速通信を行っていないとき(期間)であれば、コマンド伝送によりチップYの内部レジスタへの読み出し(リード)と書き込み(ライト)を行うことができる。この場合、チップXおよびチップYのRCV_F部21をスリープ状態にして、RCV_S部23をアクティブ状態にして、チップYの内部レジスタをリード、ライトするための制御データをチップXとチップY間の2チャンネルを用いてコマンド通信する。
この場合、操作部ディスプレイとコントローラ間のコマンド通信と異なる点は、制御データの通信方向が高速伝送の通信方向と同じであって、2チャンネルを使用した全二重通信を行う点にある。もちろん、2チャンネルあるうちの一方のみ(1チャンネルのみ)を使用して、操作部ディスプレイとコントローラ間と同様に、半二重通信を行うこともできる。
次に、本発明に係るシリアル通信回路及びシリアル通信装置の別の実施例について説明する。図6及び図7は、本実施例に係るシリアル通信回路1aによって構成されるシリアル通信装置100aの構成を示す機能ブロック図である。すでに説明したシリアル通信回路1及びシリアル通信装置100と同じ構成には、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図6及び図7に示されるように、シリアル通信回路1aは、振幅検出部41をさらに備えている。振幅検出部41は、差動入力端子32とRCV_F部21及びRCV_F部21の間に接続されている。振幅検出部41は、シリアル通信回路1aへの入力信号のうち第1シリアルデータの信号振幅値を検出する機能ブロックである。振幅検出部41は、予め設定した参照電圧と、入力信号の振幅値(入力振幅)をコンパレータで比較し、比較の結果を出力する。振幅検出部41による検出結果は、コントローラ部40へ出力される。なお、参照電圧は、直列抵抗の分圧比等によって任意に設定可能なものである。
シリアル通信回路1aを用いて構成されるシリアル通信装置100aは、エンファシス量のキャリブレーション処理を実行することができる。なお、エンファシスとは、伝送路3で生じる高周波成分の減衰を予め補償しておく機能である。
図6及び図7に示されるように、受信側(本実施例の場合、チップX側のシリアル通信回路1a)が備えるイコライザ(不図示)は、伝送路3を介して受信したデータの高周波成分のうち、伝送路3で減衰した高周波成分をある程度は補償することができる。しかし、伝送路3が長くなると、イコライザだけでは、十分に補償することはできない。そこで、シリアル通信回路1aはイコライザと併用してエンファシス量の補正機能を実行させる
ものである。これによって、伝送路3における大きな減衰を補償することができる。
なお、シリアル通信回路1aが備える出力ドライバ12には、エンファシス量の調整が容易な電流出力型DRVが用いられる。
エンファシス量のキャリブレーション処理は、大きく分けて、前半と後半に分けられる。図6は、エンファシス量のキャリブレーション処理の前半の状態を示すブロック図である。図7は、エンファシス量のキャリブレーション処理の後半の状態を示すブロック図である。
図6に示されるように、エンファシス量のキャリブレーション処理の前半では、チップXが送信側、チップYが受信側として機能する。したがって、チップXのシリアライザ11と出力ドライバ12はアクティブ状態になり、チップYのRCV_F部21とCDR部22と振幅検出部41がアクティブ状態になる。
また、図7に示されるように、エンファシス量のキャリブレーション処理の後半では、チップXが受信側、チップYが送信側として機能する。したがって、チップXのRCV_S部23がアクティブ状態になり、チップYのシリアライザ11と出力ドライバ12はアクティブ状態になる。
次に、シリアル通信装置100aにおいて実行可能なエンファシス量のキャリブレーション処理について説明する。図8は、本実施例に係るシリアル通信装置100aにおいて実行されるエンファシス量キャリブレーション処理の流れの例を示すフローチャートである。図8において、各処理ステップをS1、S2、S3・・・のように表記する。
シリアル通信装置100aの動作が開始されると、まず、エンファシス量のキャリブレーション処理として、エンファシス量設定処理(S1)が実行される。シリアル通信装置100aの動作開始時点では、エンファシス量は最小値(min)で設定される。
続いて、送信/受信モード設定処理(S2)が実行される。この処理では、図6にて示されたように、チップXを送信モードに設定し、チップYを受信モードに設定する。これによって、チップX側のRCV_F部21、CDR部22、RCV_S部23、及び振幅検出部41は、休止状態になる。一方、チップY側のシリアライザ11、出力ドライバ12、RCV_S部23は、休止状態になる。
送信/受信モード設定処理(S2)が終了した後、順方向通信時の送信側であるチップXから受信側であるチップYに対して、任意のテストパターンが送信される(S3)。このテストパターンは、エンファシス設定用のテストパターンであって、高速のテストパターンである。
続いて、チップYは、振幅検出部41において、受信したテストパターンから伝送路3における減衰量やアイ開口度などを検出して、チップYのコントローラ部40に通知する。コントローラ部40は、通知された検出値に基づいて、チップYが受信したテストパターンの振幅が、所望の振幅であるか否かを判定する判定処理を実行する。(S4)。
判定結果が、所望する振幅であれば(S4のYes)、振幅検出結果をコントローラ部40へ送信する。送信された振幅検出結果は、コントローラ部40の内部レジスタに保持される。チップXとチップYの構成は同じなので、チップYのエンファシス量のキャリブレーションは、チップXから送信されたテストパターンに基づいて行うことができる。これによって、チップY側におけるエンファシス量キャリブレーション処理は不要になる。
判定処理(S4)の結果が、所望する振幅でなければ(S4のNo)、その振幅検出結果に基づいて、任意の振幅調整信号をコントローラ部40が生成する。生成された振幅調整信号は、チップYのレジスタに保持される。続いて、送受信モード切り替え処理(S5)が実行される。
送受信モード切り替え処理(S5)によって、図7に示されるように、チップX側のシリアライザ11、出力ドライバ12、RCV_F部21、CDR部22、振幅検出部41は休止状態になる。一方、チップY側のRCV_F部21、CDR部22、RCV_S部23、及び振幅検出部41は休止状態になる。これによって、チップXは受信モードに設定され、チップYは送信モードに設定される。
続いて、チップYのコントローラ部40に保持されているエンファシス量調整データ(エンファシス量調整信号)が、チップYからチップXに送信される(S6)。
チップXは、低速コマンドデータとしてエンファシス量調整データを受信する。チップX側のコントローラ部40は、受信したエンファシス量調整データに基づいて、エンファシス量を増加させる任意の信号を出力ドライバ12に対して出力する。これによってエンファシス量が設定される。
以上の処理を繰り返して、送信側(チップX)から受信側(チップY)に対して送信されるテストパターンの振幅判定処理(S4)の結果が「Yes」になるまで、エンファシス量調整データを増加させながら調整する。
これによって、伝送路3の特性に合わせてエンファシス量を変化させることが可能になる。なお、伝送路3の断線検出も可能である。
以上のとおり、本発明に係る通信装置の特徴をまとめると以下の表1のようになる。通常通信が1方向のみでも、SER/DESと、通信方向切り替え機能を搭載し、入出力端子間にある順方向と逆方向の通信を切り替えるスイッチをオン/オフして半二重通信を行うことができる。
(表1)


なお、表1は、通常通信を順方向と規定している。
1 シリアル通信回路
10 SER部
11 シリアライザ
12 出力ドライバ
20 DES部
21 RCV_F部
22 CDR部
23 RCV_S部
30 切り替えスイッチ
31 差動出力端子
32 差動入力端子
40 コントローラ部
41 振幅検出部
特許第4949816号明細書

Claims (3)

  1. 入力されたデータを第1データまたは第2データに変換するシリアライザと、前記第1データおよび第2データを伝送路へ出力する出力ドライバと、を有するSER部と、
    前記第1データを受信して出力する第1レシーバと、前記第1レシーバの出力データからクロックを抽出し、前記第1データを前記入力されたデータの形式に変換して出力するCDRと、前記第2データを受信して出力する第2レシーバと、を有するDES部と、
    前記出力ドライバの出力端と前記第1レシーバの入力端の間に配置される切り替えスイッチと、
    前記SER部、前記DES部及び前記切り替えスイッチの動作を制御する制御信号を生成して出力するコントローラと、
    を備え
    前記コントローラは、前記CDRにおいて抽出されるクロックと任意のパターンが同一であるか否かを判定し、判定結果に基づいて前記制御信号を生成することを特徴とするシリアル通信回路。
  2. 前記第1データの信号振幅を検出し、検出結果を前記コントローラへ出力する振幅検出部をさらに有し、
    前記振幅検出部は、前記第1レシーバの入力端における前記第1データの信号振幅値を検出し、
    前記コントローラは、前記振幅検出部が検出した信号振幅値に応じて任意の制御信号を生成する、
    請求項1記載のシリアル通信回路。
  3. 差動伝送路の両端にシリアル通信回路を接続し、全二重通信方式または半二重通信方式による双方向通信を行うシリアル通信装置であって、
    前記シリアル通信回路は、請求項1または2記載のシリアル通信回路である、
    ことを特徴とするシリアル通信装置。
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