JP6389931B1 - 配管内部変形検査装置 - Google Patents

配管内部変形検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6389931B1
JP6389931B1 JP2017146353A JP2017146353A JP6389931B1 JP 6389931 B1 JP6389931 B1 JP 6389931B1 JP 2017146353 A JP2017146353 A JP 2017146353A JP 2017146353 A JP2017146353 A JP 2017146353A JP 6389931 B1 JP6389931 B1 JP 6389931B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
displacement amount
deformation
moving plate
base plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017146353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019027877A (ja
Inventor
賢一 塙
賢一 塙
一 照屋
一 照屋
Original Assignee
成田空港給油施設株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 成田空港給油施設株式会社 filed Critical 成田空港給油施設株式会社
Priority to JP2017146353A priority Critical patent/JP6389931B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6389931B1 publication Critical patent/JP6389931B1/ja
Publication of JP2019027877A publication Critical patent/JP2019027877A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

【課題】断面が円形の配管内部の変位量(変形量)を定量的に把握し、数値化及び可視表示化することができる精度の飛躍的向上した配管内部変形検査装置を提供する。【解決手段】リニアシャフトによりZ軸方向(上下方向)に移動可能な移動プレート20と、上端が移動プレート20の下面に固定され、配管の内側まで延びるメインシャフト21と、メインシャフト21の下端に水平方向に取り付けられ、管内半径方向の変位量を検出する配管内面計測プローブ23と、配管内面計測プローブ23の水平方向の変位量をZ軸方向の変位量に変換する変換ブロック24と、変換ブロックでZ軸方向に変換された変位量を伝達する変位量伝達ロッド25と、変位量伝達ロッド25から変位量を入力し、外部に数値出力するデジマチックインジケータ29を備え、配管内部の変形量を数値化及び可視化表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、配管内部変形検査装置に関し、詳しくは、例えば空港のいわゆるハイドラント配管等の配管内部変形検査装置に関するものである。
航空機の燃料給油施設において、ハイドラント方式とよばれる給油システムがある。ハイドラント方式とは、図9に例示すように、貯油タンク53、ハイドラントポンプ54、遮断弁などを備えるヘッダーピット55などを介して、地下埋設されたエプロン配管51でエプロン(駐機場)まで航空燃料を届ける給油システムで、ハイドラントバルブ56を開くことにより、必要な時にだけ必要なだけの燃料を航空機に給油することができるという特徴がある。
一般的に、ハイドラント方式の給油設備は、図9に例示すように、ヘッダーピット55から水平に延びるエプロン配管51が複数に分岐し、エプロン配管51に対して垂直方向に延設される立ち上がり配管52を通じて、各所のハイドラントバルブ56と連結する構造となっている。
ハイドラント配管の立上り部の一例として、先端がエプロングラウンドのコンクリー卜中、下部は土壌中に埋設されており、グラウンドのコンクリートが夏冬の温度差により伸縮し、これに倣ってハイドラント配管に上下で異なる応力がかかっていると考えられている。この結果、ハイドラントピット内のバルブが傾くなどし、土壌中の配管が変形(損傷)するおそれがある。
図10の(a)に配管施工時のハイドラント配管の様子、(b)に舗装伸縮等による応力が加わったことにより変形が生じた様子を模式的に示す。図10において、61はハイドラントバルブ、62はボールバルブ、63はハイドラントピット、64は立上り配管、65は埋設部、66はエプロン舗装である。
これまで、土壌中の配管の変形を確認する方法は、配管末端のバルブ類を取り外し、露出させた管内部に簡易的なゲージをあてて変形を目視で確認する方法しかなかった。
図11に、従来の埋設配管確認(配管断面形状確認)のための配管変形測定治具の構成を模式的に示し、図12に図11の治具を用いた配管変形測定のイメージを模式的に示す。配管変形確認治具71の先端に取り付けられる配管変形確認ゲージ72は、配管入口が狭いため、2分割構造の扇形状となっており、確認作業は操作用ハンドル73を回転操作させて行う。配管変形確認ゲージ72の形状は正常な配管の形状と同じ形状の扇形となっており、配管変形確認ゲージ72を配管内部に合わせ、変形度合いを確認する。図12の上の図の破線が正常の配管断面(真円)、実線が変形配管断面を示す。変形がある場合、Sで示すように、配管とゲージ72の間に隙間の有無を確認し、報告は写真等により行う。図12の下の図において、74は立上り配管、75はハイドラントピットである。
この確認方法では配管内面の変形の様子を目視で確認するのみであり、その変形量を具体的に数値化することは不可能であり、作業負担が大きい割に得られるデータは精度に乏しい結果であった。
配管変形量と最も相関するのは配管の傾斜量と内面変形量であるが、内面変形計測は有効な計測項目であるものの、従来の確認手法では目視のため正確性に弱点があった。そこで配管内面の変形量の正確性(定量化)が望まれていた。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消し、断面が円形の配管の変位量を定量的に把握し、数値化及び可視表示化することができ、測定精度が飛躍的向上した配管内部変形検査装置を提供することを課題とする。
本発明によれば、上記課題を解決するため、以下の技術的手段が提供される。
第1に、断面が円形状の配管の端部側に設けられるメインベースプレートと、メインベースプレート上に立設されたフレーム及びリニアシャフト、フレームの上端に設けられたトップベースプレートと、リニアシャフトによりZ軸方向(上下方向)に移動可能な移動プレートと、上端が移動プレートの下面に固定され、下端がメインベースプレートを介して配管の内側まで延びるメインシャフトと、メインシャフトの下端に水平方向に取り付けられ、先端で配管内面をなぞり、管内半径方向の変位量を検出する配管内面計測プローブと、配管内面計測プローブの軸方向に対して45°の傾斜面を有し、配管内面計測プローブの水平方向の変位量をZ軸方向の変位量に変換する傾斜ブロックと、メインシャフト内を貫通し、移動プレートの上方まで延び、傾斜ブロックでZ軸方向に変換された変位量を伝達する変位量伝達ロッドと、移動プレートの上面側に配置され、変位量伝達ロッドから変位量を入力し、外部に数値出力する変位量検出出力手段と、トップベースプレート上に設けられ、移動プレートをZ軸方向に移動させるZ軸駆動用サーボモータと、Z軸駆動用サーボモータの駆動力を移動プレートに伝達するボールねじと、移動プレートに設けられ、メインシャフト及び配管内面計測プローブをC軸(回転軸)まわりに360°回転させるC軸駆動用サーボモータを備え、配管内部の変形量を数値化及び可視化表示させることを特徴とする配管内部変形検査装置が提供される。
第2に、上記第1の発明において、変位量検出出力手段がデジマチックインジケータ又はダイヤルゲージであることを特徴とする配管内部変形検査装置が提供される。
第3に、上記第1又は第2の発明において、可視化表示が円周方向断面図表示、Z軸方向縦断面図表示及び立体表示の可視化表示を行うことができることを特徴とする配管内部変形検査装置が提供される。
第4に、上記第1から第3のいずれかの発明において、配管内部計測プローブの先端が3次元的に丸みを帯びた形状となっていることを特徴とする配管内部変形検査装置が提供される。
第5に、上記第1から第4のいずれかの発明において、配管の立上り部の配管内部の変形量を数値化及び可視化表示させることを特徴とする配管内部変形検査装置が提供される。
第6に、上記第1から第4のいずれかの発明において、燃料供給用配管の配管内部の変形量を数値化及び可視化表示させることを特徴とする配管内部変形検査装置が提供される。
本発明によれば、断面が円形の配管内部の変位量(変形量)を定量的に把握し、数値化及び可視表示化し、精度を飛躍的向上させることができる。
また、本発明によれば、配管内部の変位量(変形量)を立体的に表示させることも可能となる。
本発明の一実施形態に係るハイドラント配管の立上り部の配管内部変形検査装置の模式図である。 配管内面計測プローブの全体構造を示す写真である。 配管内面計測プローブの2つのベースプレートのうちプローブ測定子が取り付けられている側のベースプレートを外して内部の様子を示す模式図である。 配管内面計測プローブの2つのベースプレートのうちプローブ測定子が取り付けられている側のベースプレートとそのベースプレートに取り付けられているプローブ測定子等を示す模式図である。 配管内面計測プローブの2つのベースプレートのうち傾斜ブロックが設けられている側のベースプレートとそのベースプレートに取り付けられている傾斜ブロック等を示す模式図である。 変位量伝達ロッドの上端部とデジマチックインジケータの測定子先端部が接触する様子を示す図である。 正常な配管の形状及びその計測データを示す図である。 変形のある配管の形状及びその計測データを示す図である。 ハイドラント方式の説明図である。 (a)は配管施工時のハイドラント配管の様子、(b)は舗装伸縮等による応力が加わった様子を模式的に示す図である。 従来の埋設配管確認(配管断面形状確認)のための配管変形測定治具の構成を模式的に示す図である。 従来の埋設配管確認(配管断面形状確認)作業の様子を模式的に示すイメージ図である。
以下、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るハイドラント配管の立上り部の配管内部変形検査装置の模式図である。
図1において、11はハイドラントピットであり、その下方にはハイドラント配管の立上り配管12が設けられ、ベースフランジ13、中間フランジ14を介してボールバルブ(元弁)15に連結されている。ここでは、検査のためハイドラントバルブは取り外した状態となっている。
ボールバルブ15の上部にはメインベースプレート16が配置され、その上面にはアルミニウム製のフレーム17とリニアシャフト19が立設されている。フレーム17の上端にはトップベースプレート18が設けられている。移動プレート20は、リニアシャフト19により案内され、Z方向(上下方向)に移動可能となっている。
移動プレート20の下面にはメインシャフト21が回転可能に取り付けられ、メインシャフト21はメインベースプレート16を挿通し、主軸ガイド22に案内され、その下端部は立上り配管12内まで垂下している。メインシャフト21の下端には配管内面計測プローブ23が水平方向に取付固定され、その先端部は3次元的に丸みを帯びた形状となっており、配管内面をなぞり、管内半径方向の変位量を検出するようになっている。また、メインシャフト21の下端には、45゜の傾斜面を有し、配管内面計測プローブ23の水平方向の変位量をZ軸方向の変位量に変換する傾斜ブロック24が設けられている。一方、メインシャフト21の内部には変位量伝達ロッド25が貫通し、移動プレート20の上方まで延びており、傾斜ブロック24でZ軸方向に変換された変位量を伝達するようになっている。
トップベースプレート18の上部にはZ軸駆動用サーボモータ26が取り付けられており、その駆動軸には転造ボールねじ27が連結され、転造ボールねじ27は、トップベースプレート18に取り付けられたベアリング28により回転可能に支持され、移動プレート20をZ軸方向に移動させるようになっている。また、移動プレート20の上部にはデジマチックインジケータ29が配置され、その測定子は変位量伝達ロッド25の上端に接触し、変位量伝達ロッド25から変位量を入力し、外部に数値出力する。
また、移動プレート20にはC軸駆動用サーボモータ30が設置され、その駆動力はC軸タイミングプーリー31を介してメインシャフト21に伝達され、メインシャフト21及び配管内面計測プローブ23をC軸(回転軸)まわりに360゜回転させることができるようになっている。メインシャフト21には5°ピッチで72箇所の穴があけられた円盤(コードホイール)が設置されており、移動プレート20側に設置されたフォトインタラプタがこの穴を検出し、この信号出力のタイミングでリレーが作動し、データを送信する。これによりC軸1回転あたり正確に5°ピッチ72点のデータを計測用パソコン32へ出力できる。この計測用パソコン32は、計測データを可視化表示(円周方向断面図表示、Z軸方向縦断面図表示又は立体表示)させるためにデータ処理を行うものであり、入力したデータを可視化表示させるための可視化プログラムを搭載している。可視化プログラムは市販のものを用いることができる。33はZ軸駆動用サーボモータ26及びC軸駆動用サーボモータ30を制御するためのサーボコントロールボックスである。
ここで、配管内面計測プローブ23で検出した管内半径方向の変位量を傾斜ブロック24により垂直方向に変換してZ軸方向の変位量として変位量伝達用ロッド25に伝達する機構について図2〜図5に基づいて詳述する。
図2は、配管内面計測プローブ23の全体構造を示す写真、図3は、配管内面計測プローブ23の2つのベースプレートのうちプローブ測定子が取り付けられている側のベースプレートを外して内部の様子を示す写真、図4は、2つのベースプレートのうちプローブ測定子が取り付けられている側のベースプレートとそのベースプレートに取り付けられているプローブ測定子等を示す模式図、図5は2つのベースプレートのうち傾斜ブロック24が設けられている側のベースプレートとそのベースプレートに取り付けられている傾斜ブロック等を示す模式図である。
図4、図5において、35、36はベースプレートであり、37、38は上フランジ及び下フランジである。上フランジ37は、メインシャフト21の下端に固定され、またベースプレート35、36の上端側を固定している。下フランジ38は、ベースプレート35、36の下端側を固定している。メインシャフト21は、下端でプローブ部全体を保持し、回転動作させる軸となっている。メインシャフト21の内部には、前述したように、変位量伝達ロッド25が内部を通っている。
図4に示すように、ベースプレート35には、プローブ測定子39を水平方向に可動させるためのリニアガイド40が横方向に取り付けられている。プローブ測定子39の先端部39Aは配管内面との摩擦を避けるため略半球状となっている。この構造は、配管が燃料供給管の場合に摩擦によるリスクを回避できる利点がある。プローブ測定子39は台座ブロック41に取り付けられ、台座ブロック41の上側にはガイドローラ42が設けられており、プローブ測定子39の水平方向の移動量は、ガイドローラ42により、ベースプレート36に取り付けられた傾斜ブロック24に伝達される。
一方、図5に示すように、ベースプレート36には、垂直方向に傾斜ブロック24を可動させるためのリニアガイド43が縦方向に取り付けられている。傾斜ブロック24は垂直方向に対して45゜傾斜した面44を有し、ガイドローラ42を摺動させるためのガイドローラ摺動溝45が形成されている。ガイドローラ42がガイドローラ摺動溝45の左斜め上に当接した状態から図4の左側に移動すると、その変位量に応じて傾斜ブロック24は図5のようにリニアガイド43に案内されて垂直方向上方に移動し、プローブ測定子39の水平方向の変位量が傾斜ブロック24の垂直方向の変位量に変換され、その変位量が変位量伝達ロッド25に伝達される。図5は、プローブ測定子39が図4の左方向に変位した状態を示している。
次に、変位量伝達ロッド25の上端部とデジマチックインジケータ29の測定子先端部29Aが接触する様子を図6に示す。変位量伝達ロッド25には例えばアルミニウム製の中空パイプが利用されるが、上端側にはフッ素樹脂製(テフロン(登録商標))のスリーブが取り付けられ、先端部は同樹脂製の平板プレートとなっている。これは、メインシャフト21の上端が回転すると変位量伝達ロッド25の上端も回転するため、変位量伝達ロッド25とデジマチックインジケータ29の測定子先端部29Aが金属同士の摩擦面とならないようにするためである。この構造は、測定対象の配管が燃料供給管となっている場合には摩擦によるリスクを回避することができる利点がある。なお、図6において、46はコードホイール、47はフォトインタラプラである。
また、ここで、デジマチックインジケータ29にて計測したデータを計測用ノートパソコン32に転送する手法の一例について述べる。データ転送には、計測データワイヤレスシステム(例えば、株式会社ミツトヨ製のU-WAVE(登録商標))を用いることができる。このシステムは、計測用ノートパソコン32に可視化プログラム(システムに添付)を搭載することにより、Excel(登録商標)にデジマチックインジケータ29側からワイヤレスでデータを取り込み、所要の可視化表示のためのデータ処理を行えるものである。
次に、上記構成の配管内部変形検査装置による配管内部変形検査について説明する。
まず、検査のためハイドラントピット11において、ハイドラントバルブ(図示せず)を取り外した後、図1に示すように、本実施形態の配管内部変形検査装置をボールバルブ15上に設置する。次に、サーボコントロールボックス33のボタン等を操作してZ軸駆動用サーボモータ26を駆動させ、その駆動力をボールねじ27に伝え、移動プレート20を、例えば予め設定した最も高い高さ位置までリニアシャフト19に沿って移動させる。
次に、サーボコントロールボックス33のボタン等を操作してC軸駆動用サーボモータ30を駆動し、メインシャフト21及び配管内面計測プローブ23を360°回転させる。回転させながら配管内面とプローブ測定子39の先端部39Aとの接触点の半径方向の距離を配管内面計測用プローブ23で測定し、上記と同様にして、デジマチックインジケータ29にその距離データをデジタル表示させるとともに、数値データとして計測用ノートパソコン32に送る。データの送信はコードホイールの穴をフォトインタラプタが検出し、データを送信する。これによりC軸1回転あたり正確に5°ピッチ72点のデータを計測用パソコンへ出力することで、配管内面の円周方向のデータが取得される。
その高さ位置での配管内面の円周方向のデータを取得すると、サーボコントロールボックス33のボタン等を操作してZ軸駆動用サーボモータ26を駆動させ、次の高さ位置まで移動プレート20を下降させ、上記と同様にして、その高さ位置での配管内面の円周方向のデータを取得する。
以上の作業を任意の高さ位置で行い、各高さ位置での配管内面の円周方向のデータを取得する。取得したデータは、計測用ノートパソコン32で可視化処理して、画面表示あるいは印刷出力を行う。
図7、図8に可視化表示したデータ例を示す。図7は、正常な配管の形状及びその計測データを示し、図8は、変形のある配管の形状及びその計測データを示す。
図7の(a)は正常な配管の形状を示す図、(b)は円周方向断面図、(c)は軸方向縦断面図、(d)は立体表示(斜視図)、(e)は立体表示(側面図)である。図7より、断面図において変形がなく、立体表示でも色が均一で変形のない配管であることがわかる。
図8の(a)は変形のある配管の形状を示す図、(b)は円周方向断面図、(c)は軸方向縦断面図、(d)は立体表示(斜視図)、(e)は立体表示(側面図)である。図8より、断面図に座屈により変形が検出されており、立体表示でも座屈及び曲がりが検出されていることがわかる。
上記では、変位量検出出力手段としてデジマチックインジケータを用いたが、検出した変位量を数値化出力可能なダイヤルゲージを用いてもよい。
11 ハイドラントピット
12 立上り配管
15 ボールバルブ(元弁)
16 メインベースプレート
17 フレーム
18 トップベースプレート
19 リニアシャフト
20 移動プレート
21 メインシャフト
23 配管内面計測プローブ
24 傾斜ブロック
25 変位量伝達ロッド
26 Z軸駆動用サーボモータ
27 ボールねじ
29 デジマチックインジケータ
30 C軸駆動用サーボモータ
32 計測用ノートパソコン
33 サーボコントロールボックス
35、36 ベースプレート
37 上フランジ
38 下フランジ
39 プローブ測定子
40 リニアガイド
41 台座ブロック
42 ガイドローラ
43 リニアガイド
44 傾斜面
45 ガイドローラ摺動溝
46 コードホイール
47 フォトインタラプタ

Claims (6)

  1. 断面が円形状の配管の端部側に設けられるメインベースプレートと、
    メインベースプレート上に立設されたフレームと、リニアシャフトと、フレームの上端に設けられたトップベースプレートと、
    リニアシャフトによりZ軸方向(上下方向)に移動可能な移動プレートと、
    上端が移動プレートの下面に固定され、下端がメインベースプレートを介して配管の内側まで延びるメインシャフトと、
    メインシャフトの下端に水平方向に取り付けられ、先端で配管内面をなぞり、管内半径方向の変位量を検出する配管内面計測プローブと、
    配管内面計測プローブの軸方向に対して45°の傾斜面を有し、配管内面計測プローブの水平方向の変位量をZ軸方向の変位量に変換する傾斜ブロックと、
    メインシャフト内を貫通し、移動プレートの上方まで延び、傾斜ブロックでZ軸方向に変換された変位量を伝達する変位量伝達ロッドと、
    移動プレートの上面側に配置され、変位量伝達ロッドから変位量を入力し、外部に数値出力する変位量検出出力手段と、
    トップベースプレート上に設けられ、移動プレートをZ軸方向に移動させるZ軸駆動用サーボモータと、
    Z軸駆動用サーボモータの駆動力を移動プレートに伝達するボールねじと、
    移動プレートに設けられ、メインシャフト及び配管内面計測プローブをC軸(回転軸)まわりに360°回転させるC軸駆動用サーボモータを備え、
    配管内部の変形量を数値化及び可視化表示させることを特徴とする配管内部変形検査装置。
  2. 変位量検出出力手段がデジマチックインジケータ又はダイヤルゲージであることを特徴とする請求項1に記載の配管内部変形検査装置。
  3. 可視化表示が円周方向断面図表示、Z軸方向縦断面図表示及び立体表示の可視化表示を行うことができることを特徴とする請求項1又は2に記載の配管内部変形検査装置。
  4. 配管内部計測プローブの先端が3次元的に丸みを帯びた形状となっていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の配管内部変形検査装置。
  5. 配管の立上り部の配管内部の変形量を数値化及び可視化表示させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の配管内部変形検査装置。
  6. 燃料供給用配管の配管内部の変形量を数値化及び可視化表示させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の配管内部変形検査装置。
JP2017146353A 2017-07-28 2017-07-28 配管内部変形検査装置 Active JP6389931B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017146353A JP6389931B1 (ja) 2017-07-28 2017-07-28 配管内部変形検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017146353A JP6389931B1 (ja) 2017-07-28 2017-07-28 配管内部変形検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6389931B1 true JP6389931B1 (ja) 2018-09-12
JP2019027877A JP2019027877A (ja) 2019-02-21

Family

ID=63518849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017146353A Active JP6389931B1 (ja) 2017-07-28 2017-07-28 配管内部変形検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6389931B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109916367B (zh) * 2019-04-01 2024-02-20 中国船舶重工集团公司第七一九研究所 一种浮筏变形测量装置及测量方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5752803A (en) * 1980-06-27 1982-03-29 Pietsushiyu Ruudouihi Method of and apparatus for measuring inner surface of hollow cylinder
JPH05180651A (ja) * 1992-01-09 1993-07-23 Toshiba Corp 形状測定装置
JPH06347248A (ja) * 1993-06-08 1994-12-20 Kajima Corp アンカー孔の内空面形状計測装置
JP2008026276A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Nanya Seisakusho:Kk 位置度測定用座標検出機、及び位置度測定システム
JP2009115586A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Maeda Corp 凹凸計測装置および凹凸計測方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5752803A (en) * 1980-06-27 1982-03-29 Pietsushiyu Ruudouihi Method of and apparatus for measuring inner surface of hollow cylinder
JPH05180651A (ja) * 1992-01-09 1993-07-23 Toshiba Corp 形状測定装置
JPH06347248A (ja) * 1993-06-08 1994-12-20 Kajima Corp アンカー孔の内空面形状計測装置
JP2008026276A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Nanya Seisakusho:Kk 位置度測定用座標検出機、及び位置度測定システム
JP2009115586A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Maeda Corp 凹凸計測装置および凹凸計測方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019027877A (ja) 2019-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9739721B2 (en) Apparatus for inspection of external corrosion of pipes
Tovar-Valencia et al. Effect of surface roughness on the shaft resistance of displacement model piles in sand
CN105371775B (zh) 一种自定心深孔参数测量装置
CN207728372U (zh) 一种盾构隧道管片环间压力测量装置
CN102879280B (zh) 管卷曲负载模拟器
CN102539261B (zh) 一种钢管弯曲变形试验***
CN104792640B (zh) 一种滚珠丝杠副磨损测量试验台
CN103383285B (zh) 伺服型机床工作部件温度场测量机
CN104515490B (zh) 一种翻转式在线外径自动测量装置
CN104807431A (zh) 一种井下巷道收敛变形连续监测装置
JP6389931B1 (ja) 配管内部変形検査装置
CN103698493A (zh) 一种岩土材料多场耦合多尺度宏细观试验机
CN111912899A (zh) 一种油管在线无损探伤检测方法与装置
CN103115245A (zh) 基于压磁效应的管道检测装置
CN107179352A (zh) 环形锻件自动探伤装置
JP2016164551A (ja) 伸縮式ゲージを用いた測定のための方法およびシステム
CN206523466U (zh) 一种油气管道外腐蚀缺陷剩余强度测量装置
CN109696135B (zh) 一种铸管承口圆度非接触式自动检测方法
CN207456417U (zh) 一种位移监测装置及位移监测***
CN216517961U (zh) 基于超声波的煤矿井下瓦斯消突钻孔煤窝窥测装置
RU167850U1 (ru) Устройство для измерения параметров вмятины
CN102230787B (zh) 一种通孔深度测量装置
CN114352259A (zh) 基于超声波的煤矿井下瓦斯消突钻孔煤窝窥测装置及方法
CN107036800A (zh) 一种矿井天轮绳槽径向特性检测***
CN203396341U (zh) 球轴承沟曲率半径测量仪

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6389931

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250