JP6389789B2 - 蓋体の開閉構造、及び操作端末 - Google Patents

蓋体の開閉構造、及び操作端末 Download PDF

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Description

本発明は、蓋体の開閉構造、及び操作端末に関する。
従来、警備装置や出入管理装置等の外部装置を遠隔で操作する操作端末が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
このような操作端末は、スイッチが実装された回路基板と、当該回路基板を収納する外装筐体とを備え、屋内や屋外の壁等に取り付けられる。
ここで、外装筐体は、ユーザにより操作される側(正面側)に配設される正面側筐体と、背面側に配設され、正面側筐体に対してネジにより固定される背面側筐体とを備える。
具体的に、正面側筐体には、ネジを挿通するための挿通孔が形成されている。また、背面側筐体には、当該挿通孔に対向する位置に、ネジ孔を有するボスが形成されている。そして、設置工事等の際、作業者は、壁等に取り付けられた背面側筐体に対して正面側筐体を組み合わせ、挿通孔にネジを挿通し、ネジ孔に当該ネジを螺合することにより、背面側筐体に対して正面側筐体を固定する。
また、正面側筐体には、イタズラを防止することを目的として、挿通孔を覆い、当該正面側筐体の表面のデザインに溶け込むような蓋体(隠し蓋)が取り付けられている。
そして、このような蓋体の開閉構造としては、蓋体を正面側筐体に対して回動させるヒンジ式が多用される。
「綜合警備保障株式会社 商品総合カタログ 2005年度版」, 2005年3月, P.71
ところで、蓋体の開閉構造をヒンジ式で構成した場合には、蓋体は、正面側筐体の表面に対して略直角に開かれることとなる。このため、このように蓋体が開かれた状態で、例えば設置工事等を行う場合には、当該蓋体が邪魔になってしまう。
したがって、例えば設置工事等を行う際に蓋体が邪魔になること等を回避し、利便性の向上が図れる技術が要望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利便性の向上が図れる蓋体の開閉構造、及び操作端末を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る蓋体の開閉構造は、筐体に形成された開口部に嵌合して当該開口部を閉塞する蓋体の開閉構造であって、前記開口部は、前記筐体の内部に前記蓋体を挿通可能とし、当該開口部を開放させるための開放用領域を有し、当該蓋体の開閉構造は、前記開口部のうち前記開放用領域を除く他の領域の少なくとも一部を閉塞し、前記蓋体が前記開口部を閉塞した閉位置で前記蓋体を支持する支持部と、前記蓋体が前記開放用領域を介して前記筐体の内部に挿通された際に、前記筐体の内部への前記蓋体の移動を規制し、前記蓋体の一部が前記筐体の外部に位置した状態に設定する移動規制部とを備え、前記蓋体において、前記筐体の内部への挿通方向の先端側の端部を第1の端部とし、前記挿通方向の基端側の端部を第2の端部とした場合に、前記支持部は、前記蓋体が前記閉位置に位置している際に前記第1の端部が前記筐体の内部へと押圧されると前記第2の端部が前記筐体の外部へと移動する前記蓋体の回転運動と、前記第2の端部が前記筐体の内部へと押圧されると前記第1の端部が前記筐体の外部へと移動する前記蓋体の回転運動との中心となる支点を有することを特徴とする。
また、本発明に係る蓋体の開閉構造では、上記発明において、前記蓋体が前記開放用領域を介して前記筐体の内部に挿通される際に、前記蓋体の移動を案内する移動案内部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る蓋体の開閉構造では、上記発明において、前記移動案内部は、前記開口部の開口面に鋭角で交差する仮想平面に沿って延びる案内面を有し、前記蓋体の移動を前記案内面に沿って案内することを特徴とする。
また、本発明に係る蓋体の開閉構造では、上記発明において、前記移動規制部は、前記筐体とは別体で構成され、前記筐体に取り付けられることを特徴とする。
また、本発明に係る操作端末は、開口部を有する筐体と、前記開口部に嵌合して当該開口部を閉塞する蓋体と、上述した蓋体の開閉構造を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る操作端末では、上記発明において、前記蓋体は、前記開口部に嵌合して当該開口部を閉塞する蓋体本体と、前記蓋体本体の裏面から突出し、前記蓋体が前記閉位置に位置付けられた際に前記開口部の周縁に係止する係止突起部と、前記蓋体本体の裏面からそれぞれ突出する一対の保護用突起部とを備え、前記一対の保護用突起部は、前記係止突起部を挟んで互いに対向する位置にそれぞれ設けられ、前記係止突起部の高さ寸法以上の高さ寸法をそれぞれ有することを特徴とする。
また、本発明に係る操作端末では、上記発明において、前記支持部には、前記蓋体が前記開放用領域を介して前記蓋体の内部に挿通された際に、前記一対の保護用突起部がそれぞれ引っ掛かり、前記閉位置への前記蓋体の移動を規制する一対の膨出部が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る蓋体の開閉構造は、上述した支持部及び移動規制部を備える。このため、蓋体は、開口部を閉塞した閉位置に位置付けられた際に、支持部に支持される。また、蓋体は、開放用領域を介して筐体の内部に挿通され、移動規制部にて筐体の内部への移動が規制されることにより、一部が筐体の外部に位置した状態(開口部を開放した開位置に位置した状態)に設定される。
したがって、本発明に係る蓋体の開閉構造を例えば従来の操作端末に適用した場合には、蓋体が開位置に位置した状態で筐体の内部に収納されているため、設置工事等において、蓋体が邪魔になることがない。また、蓋体が開位置に位置した状態で一部が筐体の外部に位置しているため、当該一部を利用することで、蓋体を開位置から閉位置へと移動させることも容易に実施することができる。
以上のことから、本発明に係る蓋体の開閉構造によれば、利便性の向上が図れる、という効果を奏する。
また、本発明に係る操作端末は、上述した蓋体の開閉構造を備えるため、上述した蓋体の開閉構造と同様の効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る操作端末を正面側から見た斜視図である。 図2Aは、図1に示した操作端末の正面図である。 図2Bは、図1に示した操作端末の背面図である。 図2Cは、図1に示した操作端末の右側面図である。 図2Dは、図1に示した操作端末の平面図である。 図3Aは、図1に示した蓋体を正面側から見た斜視図である。 図3Bは、図1に示した蓋体を背面側から見た斜視図である。 図4Aは、本発明の実施の形態に係る支持部(蓋体の開閉構造)を正面側から見た斜視図である。 図4Bは、本発明の実施の形態に係る支持部(蓋体の開閉構造)を背面側から見た斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るスライド部材(蓋体の開閉構造)を正面側から見た斜視図である。 図6Aは、図3A及び図3Bに示した蓋体の開閉動作を示す図である。 図6Bは、図3A及び図3Bに示した蓋体の開閉動作を示す図である。 図6Cは、図3A及び図3Bに示した蓋体の開閉動作を示す図である。 図6Dは、図3A及び図3Bに示した蓋体の開閉動作を示す図である。 図7Aは、図3A及び図3Bに示した蓋体の開閉動作を示す図である。 図7Bは、図3A及び図3Bに示した蓋体の開閉動作を示す図である。 図7Cは、図3A及び図3Bに示した蓋体の開閉動作を示す図である。 図7Dは、図3A及び図3Bに示した蓋体の開閉動作を示す図である。 図8Aは、図3A及び図3Bに示した蓋体の開閉動作を示す図である。 図8Bは、図3A及び図3Bに示した蓋体の開閉動作を示す図である。 図8Cは、図3A及び図3Bに示した蓋体の開閉動作を示す図である。 図8Dは、図3A及び図3Bに示した蓋体の開閉動作を示す図である。 図9Aは、図6A〜図6D、図7A〜図7D、及び図8A〜図8Dとは異なるその他の開閉動作を示す図である。 図9Bは、図6A〜図6D、図7A〜図7D、及び図8A〜図8Dとは異なるその他の開閉動作を示す図である。 図9Cは、図6A〜図6D、図7A〜図7D、及び図8A〜図8Dとは異なるその他の開閉動作を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態の変形例を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
〔操作端末の概略構成〕
図1は、本発明の実施の形態に係る操作端末1を正面側から見た斜視図である。図2Aは、操作端末1の正面図である。図2Bは、操作端末1の背面図である。図2Cは、操作端末1の右側面図である。図2Dは、操作端末1の平面図である。なお、操作端末1の左側面は、右側面(図2C)と左右対称となっている。また、操作端末1の底面は、上面(図2D)と上下対称となっている。このため、操作端末1の左側面図及び底面図については、図示を省略する。
なお、図1、及び図2A〜図2Dでは、操作端末1の正面(背面)の法線をZ軸(操作端末1の背面から正面への方向を+Z軸方向)とし、当該Z軸に直交する2つの軸をX軸(操作端末1の左側面から右側面への方向を+X軸方向)、及びY軸(操作端末1の底面から上面への方向を+Y軸方向)とする。以降の図も同様である。
操作端末1は、警備装置や出入管理装置等の外部装置(図示略)を遠隔で操作するために、当該外部装置の動作を指示するユーザ操作を受け付ける装置である。この操作端末1は、図1、または図2A〜図2Dに示すように、ユーザ操作を受け付ける第1,第2操作ボタン312A,312B(図1,図2A)が設けられた外装筐体2と、外装筐体2の内部に収納された回路基板(図示略)とを備える。
回路基板は、制御回路、通信回路、検出回路、及び音声出力回路等の電子部品が実装されたプリント基板で構成されている。
制御回路は、操作端末1を構成する各部に対応する指示やデータの転送等を行って操作端末1の動作を統括的に制御する。
通信回路は、IDカードとの間で通信を行い、IDカードから情報を取得する。
検出回路は、スイッチを有し、ユーザ操作による第1,第2操作ボタン312A,312Bの押圧状態を検出する。
音声出力回路は、音声を出力する。
外装筐体2は、本発明に係る筐体に相当する部分である。そして、外装筐体2は、図1、または図2A〜図2Dに示すように、互いに組み合わされる第1,第2筐体3,4を備え、全体で略直方体形状を有する。
第1筐体3は、樹脂材料からなる成型品であり、図1、図2A、図2C、または図2Dに示すように、第2筐体4の正面側に配設される。この第1筐体3は、第1主面部31と、4つの第1側壁部32とを備え、全体で略容器形状を有する。
第1主面部31は、図1または図2Aに示すように、XY平面に沿って延びる板体で構成され、Z軸に沿って見た場合に(正面視で)略正方形状を有する。そして、第1主面部31の表面(+Z軸方向側(正面側)の面)には、正面視で略正方形状を有する第1凹部311が形成されている。
この第1凹部311の底部分において、略中央部分には、図1または図2Aに示すように、第1,第2操作ボタン312A,312Bを有するボタンパネル312が取り付けられている。また、ボタンパネル312の表面には、図1または図2Aに示すように、正面視で当該ボタンパネル312と同一の形状を有する第1パネルシート313が貼り付けられている。
また、第1凹部311の底部分において、−Y軸方向側の角隅部分には、図1または図2Aに示すように、上述した音声出力回路からの音声を外部に出力するための第1音声出力用孔314が形成されている。
そして、第1凹部311の底部分には、図1または図2Aに示すように、正面視で当該底部分と同一の形状を有するとともに、ボタンパネル312(第1パネルシート313)及び第1音声出力用孔314にそれぞれ対応したボタン用開口部315A及び第2音声出力用孔315Bを有する第2パネルシート315が貼り付けられている。
なお、第1,第2パネルシート313,315は、PET(Polyethylene terephthalate)フィルム等の樹脂フィルムで構成されている。
また、第1主面部31の第1凹部311を除く領域において、−Y軸方向側のX軸方向略中央部分には、図1または図2Aに示すように、第1,第2筐体3,4を互いに固定するネジSc(図8A〜図8D参照)を挿通するための開口部316が形成されている。
この開口部316は、X軸方向に延びる略長方形状を有する。
そして、第1主面部31には、図1または図2Aに示すように、開口部316に嵌合して当該開口部316を閉塞する蓋体5が取り付けられている。
なお、蓋体5の構成、及び蓋体5の開閉構造6については、後述する。
4つの第1側壁部32は、図1、図2A、図2C、または図2Dに示すように、第1主面部31の外縁に立設された矩形状の板体でそれぞれ構成され、隣接する他の第1側壁部と接続して全体で略矩形枠形状を有する。
第2筐体4は、樹脂材料からなる成型品であり、図1、または図2B〜図2Dに示すように、第1筐体3における第1主面部31及び4つの第1側壁部32にそれぞれ対応する第2主面部41及び4つの第2側壁部42を備える。
第2主面部41の表面(−Z軸方向側(背面側)の面)には、図2Bに示すように、配線用開口部411と、2つの設置用開口部412とが形成されている。
配線用開口部411は、外部から上述した回路基板に接続するための信号線が挿入される開口である。
設置用開口部412は、操作端末1を屋内や屋外の壁等に設置する際にネジ等を挿通するための開口である。
また、第2主面部41の裏面(正面側の面)には、具体的な図示は省略したが、開口部316に対向する位置に、ネジScが螺合するネジ孔を有するボスが設けられている。
〔蓋体の構成〕
次に、蓋体5の構成について説明する。
図3Aは、蓋体5を正面側から見た斜視図である。図3Bは、蓋体5を背面側から見た斜視図である。
蓋体5は、図3Aまたは図3Bに示すように、蓋体本体51と、係止突起部52と、一対の保護用突起部53と、一対のヒンジ部54とを備える。
蓋体本体51は、図3Aまたは図3Bに示すように、開口部316と略同一の正面視略長方形状を有する板体で構成され、開口部316に嵌合可能とする。
この蓋体本体51において、長手方向の一端側(−X軸方向側)の端面511は、蓋体本体51の表面(正面側の面)及び裏面(背面側の面)に略直交するように構成されている。一方、蓋体本体51において、長手方向の他端側(+X軸方向側)の端面512は、表面から裏面に向かうにしたがって−X軸方向に傾斜した傾斜面(表面に対して鋭角で交差し、裏面に対して鈍角で交差する傾斜面)として構成されている。
係止突起部52は、図3Aまたは図3Bに示すように、蓋体本体51の裏面(背面側の面)において、+X軸方向側(端面512側)の位置に設けられている。具体的に、係止突起部52は、蓋体本体51の裏面から端面512の傾斜方向に沿って突出し、先端部分が+X軸方向側に屈曲した略L字形状を有する。そして、係止突起部52は、蓋体5が開口部316に嵌合した閉位置に位置付けられた状態で、開口部316の周縁に係止する。また、係止突起部52の先端部分(開口部316の周縁に係止する部分)は、断面視(XZ平面で切断した断面視)で、+X軸方向側に凸となる円弧形状を有する。このため、係止突起部52は、開口部316の周縁に係止した状態で、蓋体本体51における+X軸方向側の端部に+Z軸方向への力が加えられると、弾性変形しながら、開口部316の周縁との係止状態が解除される。
一対の保護用突起部53は、図3Aまたは図3Bに示すように、蓋体本体51の裏面からそれぞれ突出する突起であり、係止突起部52を挟むように、蓋体本体51の短手方向に並設されている。これら一対の保護用突起部53は、係止突起部52の高さ寸法(蓋体本体51の裏面から突出した寸法)以上の高さ寸法をそれぞれ有する。
一対のヒンジ部54は、図3Aまたは図3Bに示すように、蓋体本体51の裏面において、−X軸方向側(端面511側)の位置に設けられている。具体的に、一対のヒンジ部54は、蓋体本体51の裏面から突出するとともに、蓋体本体51の短手方向に沿って延び、一部が正面視で蓋体本体51から張り出した形状を有する。
〔蓋体の開閉構造〕
次に、蓋体5の開閉構造6を説明する。
蓋体5の開閉構造6は、支持部7(図4A,図4B参照)と、スライド部材8(図5参照)とを備える。以下、支持部7及びスライド部材8を順に説明する。
〔支持部の構成〕
図4Aは、支持部7(蓋体5の開閉構造6)を正面側から見た斜視図である。図4Bは、支持部7(蓋体5の開閉構造6)を背面側から見た斜視図である。
支持部7は、図4Aまたは図4Bに示すように、第1主面部31に一体形成されている。この支持部7は、支持部本体71と、ネジ収納部72とを備える。
支持部本体71は、開口部316の一部を閉塞する板体で構成され、平坦部711(図4A)及び傾斜部712(図4A)を備える。
平坦部711は、第1主面部31の表面に平行し、第1主面部31の表面に対して、蓋体本体51の厚み分、−Z軸方向にオフセットした位置に設けられている。
この平坦部711において、+X軸方向側の端部には、開口部316の縁に沿って当該支持部本体71の表裏を貫通し、係止突起部52及び一対の保護用突起部53を挿通可能とする挿通孔711Aが形成されている。
そして、平坦部711は、係止突起部52及び一対の保護用突起部53が挿通孔711Aに挿通され、蓋体5が開口部316を閉塞した閉位置に位置付けられた際に、蓋体5を支持する。
上述したように、平坦部711が蓋体本体51の厚み分、−Z軸方向にオフセットした位置に設けられており、蓋体本体51が開口部316と略同一の形状を有している。このため、平坦部711にて蓋体5を支持した状態では、蓋体本体51の表面と第1主面部31の表面とが略面一で連続した状態となる。すなわち、蓋体5を隠し蓋として機能させることができる。
傾斜部712は、その表面(正面側の面)が平坦部711の−X軸方向側の端部から−X軸方向に向かうにしたがって−Z軸方向へと傾斜するように形成されている。
この傾斜部712の表面には、図4Aに示すように、当該表面から膨出するとともに、Y軸方向に沿って延びる一対の膨出部712Aが形成されている。そして、一対の膨出部712Aは、蓋体5が開口部316を開放した開位置に移動した際に、一対の保護用突起部53がそれぞれ引っ掛かり、閉位置への蓋体5の移動を規制する部分である(図6D参照)。
そして、支持部本体71は、−X軸方向側に隙間を有した状態で、開口部316の一部を閉塞する。この隙間は、外装筐体2の内部に蓋体5を挿通可能とし、開口部316を開放させるための本発明に係る開放用領域73としての機能を有する。
ネジ収納部72は、図4Aまたは図4Bに示すように、一端側(正面側)が開口した有底円筒形状を有し、開口部分が支持部本体71の表面(正面側の面)に連通するように、支持部本体71に一体形成されている。また、ネジ収納部72の底部分には、当該ネジ収納部72の内外を連通する連通孔721が形成されている。そして、ネジ収納部72には、第1,第2筐体3,4を互いに固定するネジScの軸部が連通孔721に挿通された状態で、ネジScの頭部が収納される(図8A〜図8D参照)。
そして、第1主面部31の裏面(背面側の面)には、図4Bに示すように、第1側壁部32とで開口部316を囲む壁部33が形成されている。
〔スライド部材の構成〕
図5は、スライド部材8(蓋体5の開閉構造6)を正面側から見た斜視図である。
スライド部材8は、図5に示すように、取付部81と、スライド本体82とを備える。
取付部81は、図5に示すように、XY平面に沿って延びる板体で構成されている。この取付部81の略中央部分には、ネジ収納部72の外径寸法と略同一の内径寸法を有する取付用孔811が形成されている。そして、背面側から取付用孔811にネジ収納部72を挿通し、ネジScの軸部に抜け止めワッシャWa(図8A〜図8D参照)を取り付けることにより、取付部81は、抜け止めワッシャWaにて支持される。すなわち、スライド部材8は、ネジ収納部72に固定される。
スライド本体82は、取付部81における−X軸方向側の端部から−Z軸方向側に向けて立設されるとともに、先端部分が−X軸方向側に屈曲して取付部81に略平行に(XY平面に沿って)延びる板体で構成されている。
このスライド本体82において、+Z軸方向側の面には、Y軸方向の略中央部分に、一対の移動案内部821が立設されている。
一対の移動案内部821は、同一の形状を有する板体で構成され、互いに平行して、X軸方向にそれぞれ延びるように形成されている。また、一対の移動案内部821における+Z軸方向側の各端面において、X軸方向の略中央部分を境目として、+X軸方向側の部分は、取付部81に略平行に(XY平面に沿って)延びるようにそれぞれ形成されている。一方、−X軸方向側の部分は、−X軸方向に向かうにしたがって−Z軸方向へと傾斜した案内面821Aとしてそれぞれ構成されている。
ここで、各案内面821Aは、開口部316の開口面Vs1に対して角度α(鋭角)で交差する仮想平面Vs2に沿って延びるように構成されている(図8A参照)。
そして、各案内面821Aは、蓋体5が開放用領域73を介して外装筐体2の内部に挿通される際に、蓋体5の移動を案内する。
なお、一対の移動案内部821における互いに離間する板面同士の離間寸法は、一対のヒンジ部54の離間寸法よりも小さい寸法を有する。このため、蓋体5の上記移動時には、一対のヒンジ部54の間に一対の移動案内部821が位置し、蓋体本体51の裏面と各案内面821Aとが摺接することとなる。
また、スライド本体82において、+Z軸方向側の面には、移動規制部822が立設されている。
移動規制部822は、一対の移動案内部821の各終端部分(−X軸方向側の各端部)を跨ぎ、当該各終端部分から+Z軸方向側に突出するように形成されている。そして、移動規制部822は、蓋体5が開放用領域73を介して外装筐体2の内部に挿通された際に、蓋体本体51における−X軸方向側(端面511側)の端部に当接し、外装筐体2の内部への蓋体5の移動を規制する。当該規制により、移動規制部822は、蓋体5の一部が外装筐体2の外部に位置した状態に設定する。
また、スライド本体82において、+Z軸方向側の面には、一対のヒンジ受け部823が設けられている。
一対のヒンジ受け部823は、一対の移動案内部821の+Y軸方向側及び−Y軸方向側の各位置にそれぞれ設けられ、−Z軸方向に窪む凹部でそれぞれ構成されている。そして、一対のヒンジ受け部823は、移動規制部822が蓋体5の移動を規制する際に、一対のヒンジ部54が位置付けられる部分である(図7D)。
〔蓋体の開閉動作〕
次に、蓋体5の開閉動作を説明する。
図6A〜図6D、図7A〜図7D、図8A〜図8Dは、蓋体5の開閉動作を説明する図である。具体的に、図6A〜図6Dは、第1筐体3の正面側から蓋体5の開閉動作を見た図である。図7A〜図7Dは、蓋体5の開閉動作時での蓋体5とスライド部材8との位置関係を示す図である。図8A〜図8Dは、蓋体5の開閉動作を示す断面図である。
なお、蓋体5の開閉動作の状態として、図6A、図7A、及び図8Aは、同一の状態である。図6B、図7B、及び図8Bも同一の状態である。図6C、図7C、及び図8Cも同一の状態である。図6D、図7D、及び図8Dも同一の状態である。
図6A、図7A、及び図8Aは、蓋体5が開口部316を閉塞した閉位置に位置付けられている状態(係止突起部52が開口部316の周縁に係止した状態)である。
そして、作業者は、蓋体5を閉位置から、開口部316を開放した開位置に位置付ける際には、以下に示す操作を行う。
先ず、作業者は、図6A、図7A、及び図8Aに示した状態において、蓋体5の表面における−X軸方向側の端部を外装筐体2の内部へと押圧する。当該押圧により、平坦部711と傾斜部712との境目が支点となり、蓋体5における+X軸方向側の端部には、+Z軸方向への力が加えられることとなる。このため、係止突起部52は、弾性変形しながら、開口部316の周縁との係止状態が解除される。そして、蓋体5は、図6B、図7B、及び図8Bに示すように、−X軸方向側の端部が外装筐体2の内部に位置し、+X軸方向側の端部が外装筐体2の外部に位置した状態となる。
次に、作業者は、蓋体5を外装筐体2の内部へと押圧しながら、蓋体5を−X軸方向に向けて移動させる。当該移動により、蓋体5における−X軸方向側の端部は、開放用領域73を介して外装筐体2の内部に挿通される。当該移動を継続することにより、蓋体5は、図6C、図7C、及び図8Cに示すように、蓋体本体51の裏面が各案内面821Aに摺接して当該各案内面821Aに案内されながら(図7C,図8C)、開口面Vs1に対して角度αをなす姿勢で、外装筐体2の内部に向けて移動する。そして、蓋体5の−X軸方向側の端部が移動規制部822に当接することで、蓋体5は、図6D、図7D、及び図8Dに示すように、外装筐体2の内部への移動が規制され、+X軸方向側の端部が外装筐体2の外部に位置する状態(開位置に位置付けられた状態)に設定される。また、蓋体5は、図6Dに示すように、一対の保護用突起部53が一対の膨出部712Aにそれぞれ引っ掛かり、閉位置への移動(+X軸方向への移動)が規制される。すなわち、蓋体5は、開位置に位置付けられた状態で、移動規制部822及び一対の膨出部712Aにより−X軸方向及び+X軸方向の双方への移動が規制される。
なお、蓋体5を開位置から閉位置に位置付ける際には、作業者は、上記とは逆に、図6D、図7D、及び図8Dに示した状態から、蓋体5を+X軸方向に移動させる。そして、作業者は、蓋体5を図6B、図7B、及び図8Bに示した状態に位置付けた後、蓋体5の表面における+X軸方向側の端部を外装筐体2の内部へと押圧する。当該押圧により、係止突起部52は、弾性変形しながら挿通孔711Aに挿通され、開口部316の周縁に係止する。そして、蓋体5は、図6A、図7A、及び図8Aに示した閉位置に位置付けられる。
〔その他の開閉動作〕
なお、上述した蓋体5、及び当該蓋体5の開閉構造6では、従来のような開閉動作も可能となる。
図9A〜図9Cは、図6A〜図6D、図7A〜図7D、及び図8A〜図8Dとは異なるその他の開閉動作を示す図である。
具体的に、作業者は、蓋体5を図6B、図7B、及び図8Bに示した状態に位置付けた後、+X軸方向側の端部を摘み、当該端部を+Z軸方向(外装筐体2の外部)に移動させる。当該移動により、蓋体5は、図9A〜図9Cに示すように、開口部316の周縁に当接した一対のヒンジ部54を回動軸として回動し、開口部316を開放した第2の開位置に位置付けられる。
以上説明した本実施の形態では、蓋体5の開閉構造6は、支持部7及び移動規制部822を備える。このため、蓋体5は、閉位置に位置付けられた際に、支持部7に支持される。また、蓋体5は、開放用領域73を介して外装筐体2の内部に挿通され、移動規制部822にて外装筐体2の内部への移動が規制されることにより、一部が外装筐体2の外部に位置した状態(開位置に位置した状態)に設定される。
したがって、蓋体5が開位置に位置した状態で外装筐体2の内部に収納されているため、設置工事等において、蓋体5が邪魔になることがない。また、蓋体5が開位置に位置した状態で一部が外装筐体2の外部に位置しているため、当該一部を利用することで、蓋体5を開位置から閉位置へと移動させることも容易に実施することができる。
以上のことから、本実施の形態に係る蓋体5の開閉構造6によれば、利便性の向上が図れる、という効果を奏する。
また、本実施の形態では、蓋体5の開閉構造6は、移動案内部821を備える。このため、蓋体5は、閉位置から開位置への移動時、または、開位置から閉位置への移動時に、移動案内部821にて案内されることとなる。
したがって、作業者は、蓋体5を閉位置から開位置へと移動させる操作や、開位置から閉位置へと移動させる操作を円滑に実施することができる。
特に、移動案内部821は、開口面Vs1に鋭角(角度α)で交差する仮想平面Vs2に沿って延びる案内面821Aを有し、蓋体5の移動を案内面821Aに沿って案内する。このため、蓋体5は、閉位置から開位置への移動時、または開位置から閉位置への移動時に、開口面Vs1に対して角度αをなす姿勢で移動することとなる。
したがって、作業者は、蓋体5を左右に移動させる操作を行うだけで、蓋体5を閉位置から開位置、または、開位置から閉位置へと容易に移動させることができる。
ところで、例えば、移動規制部822を第2筐体4に一体形成した場合を想定する。この場合には、蓋体5を開位置に位置付けた状態で、第2筐体4に対して第1筐体3を取り外すと、蓋体5の移動を規制している移動規制部822が第1筐体3から離れることになり、蓋体5が第1筐体3から外れてしまうこととなる。
これに対して、本実施の形態では、移動規制部822が設けられたスライド部材8は、外装筐体2とは別体で構成され、第1筐体3(ネジ収納部72)に取り付けられる。このため、蓋体5を開位置に位置付けた状態で、第2筐体4に対して第1筐体3を取り外しても、移動規制部822による蓋体5の規制状態が維持され、蓋体5が第1筐体3から外れてしまうことがない。
ところで、例えば、蓋体5に一対の保護用突起部53が設けられていない場合を想定する。この場合には、蓋体5の閉位置から開位置への移動時、または開位置から閉位置への移動時には、係止突起部52が支持部本体71の表面上を摺動することとなる。このため、係止突起部52が折れてしまう恐れがある。
これに対して、本実施の形態では、蓋体5は、一対の保護用突起部53を備える。このため、蓋体5の閉位置から開位置への移動時、または開位置から閉位置への移動時には、一対の保護用突起部53が支持部本体71の表面上を摺動することとなり、係止突起部52は、支持部本体71の表面上を摺動しない。したがって、係止突起部52が折れてしまうことを回避することができる。
また、本実施の形態では、支持部7には、蓋体5が開位置に移動した際に、一対の保護用突起部53がそれぞれ引っ掛かり、閉位置への蓋体5の移動を規制する一対の膨出部712Aが設けられている。すなわち、蓋体5は、開位置に位置付けられた状態で、移動規制部822及び一対の膨出部712Aにより−X軸方向及び+X軸方向の双方への移動が規制される。このため、蓋体5を開位置に位置付けた後、不要に蓋体5が移動することを回避することができ、設置工事等において、蓋体5が邪魔になることがない。
(本実施の形態の変形例)
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。
上述した実施の形態では、警備装置または出入管理装置を遠隔で操作する操作端末1に本発明に係る蓋体の開閉構造を適用した例を説明したが、これに限られない。例えば、エアコン、照明、及び電動カーテン等の装置を遠隔で操作する操作端末や、操作端末以外の装置に本発明を適用しても構わない。
上述した実施の形態では、ネジScを隠すことを目的とした蓋体5(隠し蓋)、及び当該蓋体5の開閉構造6を例に説明したが、これに限られず、操作ボタン、端子等を保護することを目的とした蓋体、及び当該蓋体の開閉構造に本発明を適用しても構わない。
図10は、本発明の実施の形態の変形例を示す図である。
蓋体5に隠し蓋としての機能を持たせない場合には、操作性を考慮して、例えば、図10に示すように、蓋体本体51の表面に凸部513を設けても構わない。このような凸部513を利用することで、作業者は、蓋体5を閉位置から開位置、または開位置から閉位置へと容易に移動させることができる。
また、凸部513に限られず、凹部を設けても構わない。さらに、凸部513や凹部の形成位置としては、+X軸方向側(端面512側)に限られず、−X軸方向側(端面511側)に設けてもよく、+X軸方向側及び−X軸方向側の双方にそれぞれ設けても構わない。
上述した実施の形態では、蓋体5は、閉位置から開位置への移動時、または開位置から閉位置への移動時に、開口面Vs1に対して角度α(鋭角)をなす姿勢で、開放用領域73を介して外装筐体2の内部に挿通されていたが、これに限られない。例えば、開口面Vs1に対して直角となる姿勢で、開放用領域73を介して外装筐体2の内部に挿通される構成としても構わない。
上述した実施の形態では、スライド部材8は、抜け止めワッシャWaによりネジ収納部72に固定されていたが、これに限られず、スナップフィットや圧入によりネジ収納部72に嵌め込んでもよく、あるいは、ネジ収納部72に接着固定しても構わない。また、スライド部材8を第2筐体4に一体形成した構成を採用しても構わない。
1 操作端末
2 外装筐体
3 第1筐体
4 第2筐体
5 蓋体
6 蓋体の開閉構造
7 支持部
8 スライド部材
31 第1主面部
32 第1側壁部
33 壁部
41 第2主面部
42 第2側壁部
51 蓋体本体
52 係止突起部
53 保護用突起部
54 ヒンジ部
71 支持部本体
72 ネジ収納部
73 開放用領域
81 取付部
82 スライド本体
311 第1凹部
312 ボタンパネル
312A,312B 第1,第2操作ボタン
313 第1パネルシート
314 第1音声出力用孔
315 第2パネルシート
315A ボタン用開口部
315B 第2音声出力用孔
316 開口部
411 配線用開口部
412 設置用開口部
511,512 端面
513 凸部
711 平坦部
711A 挿通孔
712 傾斜部
712A 膨出部
721 連通孔
811 取付用孔
821 移動案内部
821A 案内面
822 移動規制部
823 ヒンジ受け部
α 角度
Sc ネジ
Vs1 開口面
Vs2 仮想平面
Wa 抜け止めワッシャ

Claims (7)

  1. 筐体に形成された開口部に嵌合して当該開口部を閉塞する蓋体の開閉構造であって、
    前記開口部は、
    前記筐体の内部に前記蓋体を挿通可能とし、当該開口部を開放させるための開放用領域を有し、
    当該蓋体の開閉構造は、
    前記開口部のうち前記開放用領域を除く他の領域の少なくとも一部を閉塞し、前記蓋体が前記開口部を閉塞した閉位置で前記蓋体を支持する支持部と、
    前記蓋体が前記開放用領域を介して前記筐体の内部に挿通された際に、前記筐体の内部への前記蓋体の移動を規制し、前記蓋体の一部が前記筐体の外部に位置した状態に設定する移動規制部とを備え
    前記蓋体において、前記筐体の内部への挿通方向の先端側の端部を第1の端部とし、前記挿通方向の基端側の端部を第2の端部とした場合に、
    前記支持部は、
    前記蓋体が前記閉位置に位置している際に前記第1の端部が前記筐体の内部へと押圧されると前記第2の端部が前記筐体の外部へと移動する前記蓋体の回転運動と、前記第2の端部が前記筐体の内部へと押圧されると前記第1の端部が前記筐体の外部へと移動する前記蓋体の回転運動との中心となる支点を有す
    ことを特徴とする蓋体の開閉構造。
  2. 前記蓋体が前記開放用領域を介して前記筐体の内部に挿通される際に、前記蓋体の移動を案内する移動案内部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の蓋体の開閉構造。
  3. 前記移動案内部は、
    前記開口部の開口面に鋭角で交差する仮想平面に沿って延びる案内面を有し、前記蓋体の移動を前記案内面に沿って案内する
    ことを特徴とする請求項2に記載の蓋体の開閉構造。
  4. 前記移動規制部は、
    前記筐体とは別体で構成され、前記筐体に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の蓋体の開閉構造。
  5. 開口部を有する筐体と、
    前記開口部に嵌合して当該開口部を閉塞する蓋体と、
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の蓋体の開閉構造とを備える
    ことを特徴とする操作端末。
  6. 前記蓋体は、
    前記開口部に嵌合して当該開口部を閉塞する蓋体本体と、
    前記蓋体本体の裏面から突出し、前記蓋体が前記閉位置に位置付けられた際に前記開口部の周縁に係止する係止突起部と、
    前記蓋体本体の裏面からそれぞれ突出する一対の保護用突起部とを備え、
    前記一対の保護用突起部は、
    前記係止突起部を挟んで互いに対向する位置にそれぞれ設けられ、前記係止突起部の高さ寸法以上の高さ寸法をそれぞれ有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の操作端末。
  7. 前記支持部には、
    前記蓋体が前記開放用領域を介して前記筐体の内部に挿通された際に、前記一対の保護用突起部がそれぞれ引っ掛かり、前記閉位置への前記蓋体の移動を規制する一対の膨出部が設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載の操作端末。
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