JP6389315B1 - 編物用補修具および補修方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】編物の穴を短時間で簡易に補修できる編物用補修具と編物補修方法の提供。
【解決手段】フックタイプの面ファスナー2と、面ファスナー2のフック側5に形成された接着層6を備える編物用補修具1。
【選択図】図1

Description

本発明は、編物用補修具、および編物の補修方法に関する。
ニットやループ付(起毛)の編物が破断して穴が開いた場合、同じ素材の糸と布を用いて、かけはぎ等により穴を塞ぐのが一般的である。
特許文献1には、布地に形成された破断部の端面間に布地の内部で糸を交互に掛け渡すことによって、破断部の端面同士を突き合わせた状態で破断部を縫合する補修方法が記載されている。
特開2004−218115号公報
かけはぎ等は難しく、高い技術を必要とし、時間もかかるものである。また、専門の業者に依頼すると高価なものとなってしまうものでもある。上述の特許文献1の補修方法を用いた場合も、通常の糸の撚りを解いてさらに細い糸に分解して使用するため、時間を要する方法となる。
本発明の目的は、編物の穴を短時間で簡易に補修できる編物用補修具と編物補修方法を提供することにある。
本発明は、上記課題の少なくとも1つを解決するものであるが、その例を挙げるならば、次の通りである。すなわち、本発明の一態様である編物用補修具は、フックタイプの面ファスナーと、面ファスナーのフック側に形成された接着層とを備える。
接着層は、面ファスナーのフック先端が出るように形成されていてもよい。
面ファスナーのフック側は、編物に当てられてもよい。
編物用補修具は、面ファスナーのフック側とは反対側の面に形成された接着層を備えていてもよい。
本発明の他の態様である編物の補修方法は、フックタイプの面ファスナーと、面ファスナーのフック側に形成された接着層を備える編物用補修具を用意する工程と、編物用補修具を編物に当てる工程とを含んでいる。
あるいは、本発明のさらに他の態様である編物の補修方法は、フックタイプの面ファスナーを用意する工程と、面ファスナーのフック側に接着剤を塗布する工程と、面ファスナーのフック側を編物に当てる工程とを含むものであってもよい。
また、編物の補修方法は、面ファスナーを加熱する工程を含んでいてもよい。
本発明によれば、編物の穴を短時間で簡易に補修できる。
本願実施形態に係る編物用補修具の一例を示す図である。 本願実施形態に係る編物用補修具の使用方法の一例を示す図である。 本願実施形態に係る編物用補修具の変形例を示す図である。
本願発明の実施形態の例について、以下、図に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る編物用補修具を示している。編物用補修具1は、フックタイプの面ファスナー2と、面ファスナー2のフック5側に形成された接着層6と、を有する。
面ファスナー2は、表面3にフック5が形成され、裏面4は平面になっている。面ファスナー2は、フック5が付いているタイプであれば、フックとループが混在しているタイプであってもよいが、補修強度という面では、フックのみのタイプが好ましい。
本実施形態においては、面ファスナー2は例えば、ナイロン等の合成樹脂で形成されているものを使用する。
接着層6は、接着剤(例えば布用接着剤)で形成される。接着層6は、面ファスナー2の表面3にフック5の先端が埋まらない程度に形成される。接着層6は、フック5の長さの半分程度の厚さであり、少なくともフック5の長さの3分の1の厚さに形成される。
接着層6に使用する接着剤は、液体、又はゲル状、あるいは、テープ状のものを使用して形成される。また、接着剤は、そのまま接着できるタイプでもアイロンで加熱して接着するタイプでもよい。
図2は、本実施形態に係る編物用補修具の使用方法の一例を示している。ここでは、編物の素材として毛糸を用いたニットに開いた穴を例に説明する。
編物用補修具1は、穴より少し大きいサイズに切ったものを使用する。具体的には、まず、本実施形態では、図2(b)に示す矢印の方向に編物用補修具1を引っ張るため、引っ張る方向と直交する方向の穴の幅より少し大きいサイズに、編物用補修具1をカットする。本実施形態では、図2(a)に示す縦方向の幅が、引っ張る方向と直交する方向になる。
次に、図2(a)に示す横方向の幅を決め、編物用補修具1をカットする。横方向の幅は、図2(a)の網掛け部分で示すように、穴の半分程度の幅でよく、少なくとも穴の3分の1の幅を有するように、編物用補修具1をカットする。
図2(b)に示すように、編物用補修具1の表面3であるフック5側をニットの裏側と対面させて使用する。図2(b)に示す穴の左側の縁が編物用補修具1で隠れるように、編物用補修具1の一端のフック5をニットに引掛ける。
編物用補修具1を、図2(b)の矢印方向に引っ張り、穴の右側の縁に編物用補修具1のもう一端のフック5が引っ掛かるようにする。そして、編物用補修具1をニットに押し付ければ、図2(c)に示すように、穴を補修することができる。
ここで、接着層6の接着剤がアイロンで接着するタイプ、又は、アイロンでより強固に接着するタイプの場合は、編物用補修具1で穴を補修した後にアイロンをかけて加熱し、編物用補修具1を編物に接着させる。
本実施形態の編物用補修具1によれば、編物と同じ糸を用意したり、難しい技術を使用しなくとも、短時間で、容易かつ見栄え良く編物の穴を補修することができる。
なお、本実施形態ではニットを例に示したが、フック5が引っかかる編物や織物であれば、どのような製品であっても編物用補修具1を使用できる。例えば、靴下、ニット帽、クッションカバーなどに使用が可能である。フック5を引掛けて、生地を引っ張ることができれば、簡単に穴を補修することができる。
本実施形態の第1変形例では、まず、接着層の形成されていないフックタイプの面ファスナーを用意し、必要な大きさにカットをする。カットした面ファスナーの表面にフックの先端が出るように使用者が接着剤を塗布して、編物の穴を補修するのに使用する編物用補修具としてもよい。
図3は、本実施形態の第2変形例を示している。本変形例では、編物用補修具1の裏面4に当て布7を付け、編物の穴の補修後に、編物用補修具1によって着用者が肌を傷めないようになっている。
具体的には、当て布7は、あらかじめアイロンで接着する接着剤が塗布された布を、編物用補修具1より一回り大きいサイズにカットし、編物用補修具1を覆うようにしてアイロンをかけて接着させる。当て布7は、薄い生地に使用者が接着剤を塗布して使用してもよい。
本実施形態の第3変形例では、編物用補修具1は、面ファスナー2の裏面4にあらかじめ接着層が形成されている。そのため、当て布7は、接着剤が塗布されていない布を用意すれば済み、より簡易に、穴の補修後に着用者の使用勝手が良い編物用補修具1とすることができる。なお、接着剤が塗布されている布、又は、使用者が接着剤を塗布した布を編物用補修具1の裏面4に当て布7として付け、アイロンで加熱して接着してもよい。この場合、当て布7がしっかりと編物に接着し、穴の補修後に着用者の使用勝手がより良くなる編物用補修具1とすることができる。
本実施形態の第4変形例でも、面ファスナー2の裏面4に接着層が形成されている編物用補修具1を使用する。ただし、編物用補修具1は、表面3のフック5をニットの表側に当てて使用する。編物用補修具1で穴を塞いだ後、裏面4に当て布7の代わりとして、ワッペンをアイロンで加熱して接着する。もちろん、面ファスナー2の裏面4にあらかじめワッペンが取り付けられている編物用補修具1としてもよい。本変形例によれば、穴を完全に塞いでおかなくても、大まかに編物用補修具1で塞いでおけば、ワッペンで編物用補修具1の周辺を覆ってしまうことができる。したがって、より簡単に編物に開いた穴を補修することができる。また、編物の表側から穴の補修をするため、編物の着用者の使い勝手も良くなる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記に記載した実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。各実施形態は、それぞれの特徴を組み合わせることができる。上述のいずれかの編物用補修具が、他の実施形態の特徴を併せ持つものであってもよい。また、実施形態の中で説明した特徴の組み合わせの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1:編物用補修具
2:面ファスナー
3:表面
4:裏面
5:フック
6:接着層
7:当て布

Claims (5)

  1. フックタイプの面ファスナーと、
    前記面ファスナーのフック側に形成された接着層と、
    を備え
    前記接着層は、前記面ファスナーのフック先端が出るように形成され、
    前記面ファスナーのフック側は、編物に当てられる、
    ことを特徴とする編物用補修具。
  2. 請求項1に記載の編物用補修具であって、
    前記面ファスナーの前記フック側とは反対側の面に形成された接着層、
    を備えることを特徴とする編物用補修具。
  3. フックタイプの面ファスナーと、前記面ファスナーのフック側に前記面ファスナーのフック先端が出るように形成された接着層と、を備える編物用補修具を用意する工程と、
    前記編物用補修具の前記面ファスナーのフック側を編物に当てる工程と、
    を含む編物補修方法。
  4. フックタイプの面ファスナーを用意する工程と、
    前記面ファスナーのフック側に前記面ファスナーのフック先端が出るように接着剤を塗布する工程と、
    前記面ファスナーのフック側を編物に当てる工程と、
    を含む編物補修方法。
  5. 請求項またはに記載の編物補修方法であって、
    前記面ファスナーを加熱する工程、
    を含む編物補修方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55103231U (ja) * 1979-01-05 1980-07-18
JP2004218115A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Ko Yamaguchi 布地に形成された破断部の補修方法
JP2007084264A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Kinai Yamamoto ストッキング補修器具

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