JP6388410B2 - 通信装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

通信装置およびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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本発明は、通信装置およびその制御方法、並びにプログラムに関する
従来、ユーザが携帯端末を利用してネットワーク上で提供されるサービスを検索する場合、ネットワークサービス検索プロトコル(mDNS(Multicast DNS)、WS−Discovery(Web Services Discovery)、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)、SLP(Service−Location Protocol)など)を利用することで所望するネットワークサービスを検索することができる。このようなサービス検索プロトコルはマルチキャスト技術を利用しているため、接続したネットワークに隣接した異なるネットワーク上のサービスも検索できる。
また、その他のサービス検索手段として、無線LANアクセスポイント自体がサービスを提供している場合、そのサービスをアクセスポイント情報として公開し、その情報を取得することでサービスを知る技術がある(特許文献1参照)。
特表2009−521190号公報
従来技術では、検索結果の中からユーザにより指定された印刷装置が接続しているアクセスポイントに通信装置を接続させることができなかった。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、通信装置であって、複数のアクセスポイント夫々に接続し、当該複数のアクセスポイント夫々を介して印刷装置を検索する検索手段と、前記検索手段による印刷装置の検索結果を表示する表示手段と、前記検索手段による検索が完了するのに従って、接続するアクセスポイントを、前記検索手段による検索結果に基づくアクセスポイントにするか、前記印刷装置の検索を開始する前に接続していたアクセスポイントにするか、をユーザによる設定に基づいて決定し、当該決定したアクセスポイントに前記通信装置を接続させる制御手段とを有し、前記制御手段は、前記決定したアクセスポイントに接続後、前記通信装置を、前記検索結果の中からユーザに指定された印刷装置が接続しているアクセスポイントに接続させる。
本願発明により、検索結果の中からユーザに指定された印刷装置が接続しているアクセスポイントに通信装置を接続させることが可能となる。
ネットワーク構成の例を示す図。 ハードウェア構成例を示す図。 携帯端末のソフトウェア構成例を示す図。 サービス検索フローチャート。 サービス検索APリスト作成処理のフローチャート。 ネットワークサービス利用時におけるフローチャート。 サービス検索後における接続APの切替処理のフローチャート。 各種データの例を示す図。 サービス検索の設定画面例を示す図。 サービス検索の結果画面例を示す図。 サービス履歴情報の例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[システム構成]
本実施形態に係るシステム全体の構成例および携帯端末がネットワーク上のサービスを検索する場合について説明する。本実施形態に係る携帯端末であるモバイル端末100は、例えばスマートフォンや携帯電話、無線接続が可能な機能を備える情報処理装置であり、一般的なPC(Personal Computer)と同様の構成を有する。図2に、本願発明のモバイル端末100が有するハードウェア構成の例を示す。すなわち、モバイル端末100は、CPU101、ROM102、RAM103、無線LANカード(WLC)104、キーボードコントローラ(KBC)106、ディスプレイコントローラ(DC)107、ディスクコントローラ(DKC)108、および無線送受信機109を有する。また、これらの構成要素はシステムバス105を介してそれぞれが通信可能に接続されている。
CPU101は、ROM102若しくはHD112に記憶された、或いはSDカードなどの外部メモリ(SD)113から供給される各種ソフトウェアを実行する。CPU101は、システムバス105に接続された各要素を総括的に制御する。
RAM103は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。KBC106は、KB110やポインティングデバイス(不図示)等からの指示入力を制御する。DC107は、ディスプレイ(DISP)111の表示を制御する。
DKC207は、HD112およびSD113へのアクセスを制御する。HD112またはSD113は、ブートプログラム、分散サーバシステムプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル等を記憶する。無線送受信機109は、3Gや4G(W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)やLTE(Long Term Evolution))のモバイルネットワークを利用して携帯通信網を介してインターネットと通信するためのデバイスである。
WLC104は、無線LANを介してネットワークプリンタ、別のネットワーク機器あるいは情報処理装置と双方向にデータをやりとりするためのデバイスである。CPU101は無線送受信機109及びWLC104を制御し、いずれかの通信回線を介して通信を行わせる。
図3にモバイル端末100の内部構成の例を示す。モバイル端末100は主にモバイル端末内部で動作するアプリケーション140、サービス検索システム125、およびモバイル端末のOS120から構成される。これらのモジュールはモバイル端末100のROM102、HD112、SD113のいずれかに記録され、CPU101により実行される。
アプリケーション140は、文書を扱う機能や、電子ブックリーダーやゲーム機能を備え、ユーザが後から追加可能なモジュールである。アプリケーション140は、I/F130を介して、OS120が提供するサービス(機能)を利用することができる。OS120は、モバイル端末100のハードウェアを動作させる機能、無線LANや携帯基地局202に接続して通信を行う機能、アプリケーション140に対してネットワークサービス検索を行う機能などを提供する。サービス検索システム125は、アプリケーション140から指定されたサービスをネットワーク上から検索する機能を備える。
ネットワーク通信管理モジュール122は、サービス検索を行う対象となるネットワークの接続の管理を行う。具体的には現在接続可能なアクセスポイント(以下、AP)の管理や接続先の決定や切り替えを行う。本実施形態においてAPとは、無線LANのアクセスポイントとして、端末間を接続する電波中継機および携帯電話とインターネットに接続する基地局を含めたものを意味する。サービス検索モジュール121は、様々なサービス検索プロトコルに対応した検索機能を提供するモジュールである。例えばmDNS、WS−Discovery、SSDP、SLPプロトコルに対応している。
[サービス検索]
モバイル端末100がネットワーク上のサービスを検索する第一実施形態を図1と図4を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るネットワーク構成の例を示した図である。モバイル端末100は、ネットワーク400に接続するためのWiFiアクセスポイントである「Wifi AP1」200を利用するための認証情報を備えている。また、プリンタ303は、WiFiDirect通信が可能であり、アクセスポイントとして「WiFiAP2」203を備える。「Wifi AP2」203は無線LAN接続において認証情報を必要としない設定になっている。一方、ネットワーク401に接続するためのWiFiアクセスポイントである「Wifi AP3」201への接続は認証情報を必要とする。しかし、モバイル端末100は、その認証情報は保持していない状況であるとする。
携帯基地局202はモバイルネットワークの基地局であり、3G/4G回線でモバイル端末100が携帯基地局202に接続することで、インターネット500に接続することができる。
ネットワーク400、401はインターネット500とルーター300を介して接続されているが、ルーター300はマルチキャスト通信を許可しない設定となっている。つまり、モバイル端末100が何れかのネットワークに接続した場合、接続したネットワーク以外で提供されるネットワークサービスを、サービス検索プロトコルを利用して検索することはできない。
プリント装置600〜603は、ネットワークを介してジョブ等を受信し、印刷処理を行うプリントサービスを提供する。ここでのプリント装置は、印刷機能のみを提供するプリンタであってもよいし、他の機能(サービス)を提供するMFP(MultiFunction Peripheral)などであってもよい。
(ネットワークサービス検索処理)
このような環境下において、モバイル端末100のサービス検索システム125がCPU101により実行されるプリントサービスを検索する処理フローについて図4および図8を用いて説明する。プリントサービスとは、プリント装置により提供される印刷機能を指す。また、本実施形態では、検索するネットワークサービスの例としてプリントサービスを用いて説明する。
まず、本処理フローにて扱う各種データのテーブルについて図8を用いて説明する。図8(A)は、AP管理テーブル801の構成例を示す図である。各APに関する情報が登録されている。
図8(B)は、サービス検索APリスト802の構成例を示す。サービス検索APリスト802は、検索するAP情報と検索状況とを対応付けて管理するリストである。サービス検索APリストの作成時には検索状況が全て未検索状態となる。
図8(C)は、サービス検索結果リスト803の構成例を示す。サービス検索結果リスト803は、サービス検索の結果取得したネットワークサービスの情報とともに、そのサービスを検索したときに接続していたAP情報を登録する。本実施形態に係るサービス検索結果リスト803では、プリントサービスを検索した場合を想定し、ネットワークサービス情報としてプリンタ名、IPアドレス、GeoLocation(緯度・経度)とともにAP情報が記載された例を示している。例えば、Wifi AP1に接続してサービスを検索した結果、PrinterA、PrinterBを発見した場合、PrinterA、PrinterBの情報と、それらに関連させてWifi AP1の情報をAP情報として登録する。
なお、上記リストおよびテーブルを構成する情報は一例であり、他の情報を対応付けて管理してもよい。
図4を用いてネットワークサービスの検索を行う処理について説明する。図4の処理は、例えばユーザからネットワーク上のプリンタ検索の指示を受け付けた場合に開始される。なお、定期的に検索処理を行うようにしても構わない。
モバイル端末100は、サービス検索を行う場合、AP管理テーブル801を参照して検索する対象となるネットワークのAPを決定し、サービス検索APリスト802を作成する(S100)。本工程の詳細な内容については、図5を用いて後述する。
サービス検索APリスト802を作成した後、モバイル端末100は自身が現在接続しているネットワーク環境に対して、指定されたネットワークサービス検索を行う(S110)。ここでのネットワークサービス検索とは、mDNSやWS−Discovery、SLPなどのネットワークサービス検索技術を使った検索および情報の取得である。
モバイル端末100がサービスを検出すると、検出したサービスに関する情報とともに検索時に接続したAP情報をサービス検索結果リスト803に追加する(S120)。そして、モバイル端末100は、ネットワークサービス検索が終了すると、検索したAPを検索済みとしてサービス検索APリスト802に記録する(S130)。
モバイル端末100は、現在接続しているAPに対してネットワークサービス検索が完了するとサービス検索APリスト802を確認し、登録されたAP全てに対してネットワークサービス検索が行われたかを確認する(S140)。サービス検索APリスト802に未検索なAPが存在する場合(S140にてYES)、モバイル端末100は、現在接続中のAPとの接続を切断し、新規に未検索なAPに接続を行う(S150)。
その後、モバイル端末100はS110に戻り、未検索のAPに対してネットワークサービス検索処理を継続する。サービス検索APリスト802に未検索なAPが存在しない場合(S140にてNO)、全てのAPに対してサービス検索を行ったため、モバイル端末100はネットワークサービス検索処理を終了する。
本処理フローが終了した後、モバイル端末100は、ネットワークサービス検索の結果、ユーザに対して利用可能なプリント装置(プリントサービス)の一覧(選択画面)として、図10に示すようなプリントサービス検索結果画面1001を表示する。ここでは、プリンタが検索されるため、プリンタ選択画面となる。
(サービス検索APリスト作成処理)
次に、図4のS100におけるサービス検索APリスト802の作成処理のフローについて、図5および図9を用いて説明する。本処理フローは、モバイル端末100のサービス検索システム125がCPU101により実行されることで実現される。
図9は、サービス検索範囲の設定を行う設定画面900である。設定画面900において、サービスの検索範囲を指定する設定項目901および検索後のAP設定に関する設定を指定する設定項目906を有する。
モバイル端末100がネットワーク上のネットワークサービスを検索する際に、接続中のネットワークのみを検索するのか、接続可能なネットワーク(AP)全てを検索するのかを設定項目901にて設定することができる(コントローラ902、903)。接続可能なネットワークすべてを検索する設定の場合、モバイルネットワーク(3G/4G)とWiFiを対象に含めるか否かを選択する設定ボタン904を設けている。なお、ここで選択可能な接続方式は上記に限定するものではなく、他の接続方式に対応したネットワークが選択できるようにしても構わない。さらに、検索時にネットワーク切り替えに関する設定ボタン905を設けており、ここで切り替え確認を「有効」に設定するとネットワークサービス検索処理中においてAPを変更する場合、ユーザにAP切り替えをしてよいかの判断を求めることができる。
例えば、ネットワーク切り替え設定が「有効」である場合、図10のプリントサービス検索結果画面1001のように、ネットワークサービス検索でAPを切り替える毎に確認画面1002が表示される。これにより、ユーザにネットワークサービス検索の継続判断を求めることになる。なお、図10のプリントサービス検索結果画面1001はサービス検索APリスト802の内容に基づいて表示される。プリントサービス検索結果画面1001は例えば、プリントサービス(プリント装置)の位置情報とモバイル端末100の位置情報からプリントサービスの距離を算出し、その距離が近い順番にソートされて表示されてもよい。また、ユーザが表示する順番を予め設定する、もしくは目的に応じて並び替えができるような構成としてもよい。
サービス検索APリスト802の作成処理が開始されると、モバイル端末100は、自身に設定された設定値を確認し、検索範囲を決定する(S111)。検索範囲が現在接続中のネットワークに限定されている場合(S111にてYES)、モバイル端末100は、現在接続中のAPのみをサービス検索APリスト802に含める(S116)。そして、本処理フローを終了する。
検索範囲が接続可能なネットワークと設定されている場合(S111にてNO)、モバイル端末100は、検索対象としてモバイルネットワーク(3G/4G)が有効か否かを確認する(S112)。有効である場合(S112にてYES)、モバイル端末100は、モバイルネットワークの通信状況を確認し、接続可能な状況(電波圏内)であればサービス検索APリスト802に当該ネットワークに対応するAPを追加する(S113)。無効である場合(S112にてNO)、S114へ進む。
次にモバイル端末100は、サービス検索対象としてWiFiネットワークが有効か否かを確認する(S114)。有効である場合(S114にてYES)、モバイル端末100は、WiFiのAPの状況・設定を確認し、接続可能な状況であればサービス検索APリスト802に当該APを追加する(S115)。サービス検索APリスト802に含めるAPとは、例えば電波状況が圏内であり接続に認証が不要なAPと、接続には認証が必要であるが認証情報がモバイル端末100に登録済みであるAPが挙げられる。例えば図8(A)に示すAP管理テーブル801の場合、Wifi AP1、Wifi AP2が該当する。
(ネットワークサービス利用処理)
次に、ネットワークサービスの利用処理のフローについて、図6を用いて説明する。本処理フローは、モバイル端末100のサービス検索システム125がCPU101により実行されることで実現される。本処理フローは、例えば、図10のプリントサービス検索結果画面1001に表示された一覧の中からユーザが利用するサービス(プリント装置)を指定することで開始される。
モバイル端末100は、サービス検索結果リスト803の中から利用するサービスを選択し、サービス検索結果リスト803に記録されたサービスのAP情報と現在接続しているAP情報とを比較し、APが一致しているか否かを判定する(S200)。APが一致している場合(S200にてYES)、モバイル端末100は、現時点でサービスと通信可能なネットワーク環境(AP)に接続されているため、APを切り替えることなくサービスと通信を行い、選択されたサービスを利用する(S201)。
一方、APが異なる場合(S200にてNO)、モバイル端末100は、現在接続しているAPとの接続を切断し、利用するサービスが属するAPとの接続に切り替える(S202)。その後、モバイル端末100は、利用するサービスと通信を行い、サービスを利用する(S201)。
現在接続されているAPとサービスを検索した時のAPとが異なる場合、現在接続されているAPのネットワークから発見したサービスに対して通信できない可能性が高いため、接続を切り替える。例えば、モバイル端末100がWifi AP1に接続されている状況でサービス検索結果リスト803のPrinterCを利用する場合を考える。この場合、Wifi AP1に接続した状況でPrinterCと通信しようとすると、Wifi AP1でPrinterCと同じIPアドレスで運用されているPrinterAと通信してしまう。このようなことを防ぐために、利用するサービスのAPが異なる場合にはAPの切り替えが必要である。
(AP切替処理)
次に、ネットワークサービス検索からサービス利用処理までの利便性を向上させるための処理について図7を用いて説明する。具体的にはネットワークサービス検索後、モバイル端末100をどのAPに接続するか(切り替えるか)を判断する処理である。これにより複数のAPに接続してサービスを検索後、実際に利用するサービスのAPに接続した状況にするか、検索前の状況に戻すかを切り替えて利用することができる。本処理フローは、モバイル端末100のサービス検索システム125がCPU101により実行されることで実現される。
モバイル端末100は、ネットワークサービス検索を行う前に、サービス検索後のAP切り替え設定を確認し、検索結果に切り替えを連動させるか否かを判定する(S300)。ここでサービス検索後のAP切り替え設定とは、例えば図9の設定画面900にて設定する設定項目906に対応する。設定項目906は、ネットワークサービス検索後に接続するAPをユーザが選択する設定である。ユーザがネットワークサービス検索後にサービス検索前のAPに接続した状態にしたい場合、検索結果に連動しない設定907を選択する。一方、ネットワークサービス検索後に検索結果に連動させて利用する可能性の高いサービスのAPに接続することを望む場合、検索結果に連動する設定908を選択する。
さらに検索結果に連動させる場合は、本実施形態では図9に示すように2つの設定が可能である。1つ目は最も距離が近いサービスのAPに接続する設定909である。2つ目は最近利用したサービスのAPに接続する設定910である。ユーザはこれらの設定を有効にすると、モバイル端末100は、ネットワークサービス検索後、サービス検索結果リスト803から条件に合致したサービスのAPに接続する。これによりネットワークサービス検索後、発見したサービスを利用する際に接続の切り替えが発生する頻度を削減でき、ユーザのサービス利用時の処理待ち時間を短縮することができる。
サービス検索後の検索後AP設定が検索結果に連動しない設定である場合、モバイル端末100はサービス検索後にサービス検索前のAPに戻す必要がある。そこで、検索結果に連動しない場合(S300にてNO)、モバイル端末100は、サービス検索前に接続していたAP情報を一時的に保存する(S301)。その後、モバイル端末100は、指定されたネットワーク上にてネットワークサービス検索を行う(S302)。本工程での処理は図4に示した処理に対応する。そして、サービス検索が終了すると、モバイル端末100は、S301で保存した検索前のAPに接続する(S303)。そして本処理フローを終了する。
サービス検索後の検索後AP設定が検索結果に連動する設定である場合(S300にてYES)、モバイル端末100は、指定されたネットワーク上のサービスを検索する(S304)。ここでの処理は図4に示した処理に対応する。そして、モバイル端末100は、サービス検索結果のサービス情報をもとに、接続するAPを決定する(S305)。モバイル端末100は接続するAPが決定すると、そのAPに接続を行う(S306)。そして本処理フローを終了する。
[サービス検索履歴を用いた処理]
上記においては、ネットワークサービス検索を行って利用するサービスを検索する場合の処理であった。しかし、サービス検索の履歴情報を利用した場合においても本願発明は適用可能である。サービス検索の履歴情報について図11を用いて説明する。
図11に示すサービス履歴情報1101は、モバイル端末100のサービス検索システム125が利用したサービスの履歴情報をモバイル端末100が利用可能なストレージ領域(HD112、SD113)に保存される。
サービス履歴情報1101としては、サービス名や接続したときのAP情報、IPアドレスとともに最終利用日時が記録されている。ユーザは一度利用したサービスを再度利用する可能性が高いため、サービス検索を行わなくともサービス履歴情報から利用するサービスを選択し、サービスを利用することも可能である。この場合のネットワークサービスの利用時のフローは図6に示したものと同じである。
以上、本願発明により、複数のネットワークに接続可能なモバイル端末がネットワーク上のサービスを検索する場合、接続可能なネットワークそれぞれに対してサービス検索を行うことで所望のサービスを確実に発見することが可能となる。
なお、本実施形態においてネットワークサービスをプリントサービスとして説明したが、他のサービスを提供するサービス提供装置を検索するようにしても構わない。例えば、Faxサービス等が考えられる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 通信装置であって、
    複数のアクセスポイント夫々に接続し、当該複数のアクセスポイント夫々を介して印刷装置を検索する検索手段と、
    前記検索手段による印刷装置の検索結果を表示する表示手段と、
    前記検索手段による検索が完了するのに従って、接続するアクセスポイントを、前記検索手段による検索結果に基づくアクセスポイントにするか、前記印刷装置の検索を開始する前に接続していたアクセスポイントにするか、をユーザによる設定に基づいて決定し、当該決定したアクセスポイントに前記通信装置を接続させる制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記決定したアクセスポイントに接続後、前記通信装置を、前記検索結果の中からユーザに指定された印刷装置が接続しているアクセスポイントに接続させるとを特徴とする通信装置。
  2. 通信装置であって、
    複数のアクセスポイント夫々に接続し、当該複数のアクセスポイント夫々を介して印刷装置を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された印刷装置を、前記通信装置からの距離が近い順に表示する表示手段と、
    前記検索手段による検索が完了するのに従って、前記通信装置からの距離が最も近い印刷装置が接続されているアクセスポイントに前記通信装置を接続させる制御手段と、
    前記制御手段によって前記通信装置が接続しアクセスポイントが、前記検索結果の中からユーザに指定された印刷装置が接続しているアクセスポイントに一致するか否かを判定する判定手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記判定手段によって一致すると判定された場合は、前記通信装置の接続先のアクセスポイントを切り替えることなく、前記ユーザに指定された印刷装置との通信を行い、前記判定手段によって一致しないと判定された場合、前記通信装置の接続先を、前記ユーザに指定された印刷装置が接続しているアクセスポイントに切り替え、前記ユーザに指定された印刷装置との通信を行うように制御することを特徴とする通信装置。
  3. 前記検索手段は、前記通信装置が接続しているアクセスポイント、及び、他のアクセスポイントに対して印刷装置の検索を要求することで、印刷装置を検索することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. アクセスポイントのリストを生成する生成手段を更に有し、
    前記検索手段は、前記生成手段によって生成されたリストに含まれるアクセスポイントに対して印刷装置の検索を要求することで、印刷装置を検索することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記生成手段は、複数の通信方式によってアクセスポイントを検索し、見つかったアクセスポイントのリストを生成することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 通信装置の制御方法であって、
    複数のアクセスポイント夫々に接続し、当該複数のアクセスポイント夫々を介して印刷装置を検索する検索ステップと、
    印刷装置の検索結果を表示する表示ステップと、
    前記検索ステップにおける検索が完了するのに従って、接続するアクセスポイントを、前記検索ステップにおける検索結果に基づくアクセスポイントにするか、前記印刷装置の検索を開始する前に接続していたアクセスポイントにするか、をユーザによる設定に基づいて決定し、当該決定したアクセスポイントに前記通信装置を接続させる制御ステップと
    を有し、
    前記制御ステップにおいて、前記決定したアクセスポイントに接続後、前記通信装置を、前記検索結果の中からユーザに指定された印刷装置が接続しているアクセスポイントに接続させるとを特徴とする通信装置の制御方法。
  7. 通信装置の制御方法であって、
    複数のアクセスポイント夫々に接続し、当該複数のアクセスポイント夫々を介して印刷装置を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにて検索された印刷装置を、前記通信装置からの距離が近い順に表示する表示ステップと、
    前記検索ステップにおける検索が完了するのに従って、前記通信装置からの距離が最も近い印刷装置が接続されているアクセスポイントに前記通信装置を接続させる制御ステップと、
    前記制御ステップにて前記通信装置が接続しアクセスポイントが、前記検索結果の中からユーザに指定された印刷装置が接続しているアクセスポイントに一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって一致すると判定された場合は、前記通信装置の接続先のアクセスポイントを切り替えることなく、前記ユーザに指定された印刷装置との通信を行い、前記判定ステップによって一致しないと判定された場合、前記通信装置の接続先を、前記ユーザに指定された印刷装置が接続しているアクセスポイントに切り替える、前記ユーザに指定された印刷装置との通信を行うように制御するステップと
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  8. 請求項6または7に記載の通信装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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