JP6387708B2 - 情報処理システム、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システム、およびプログラムに関する。
特許文献1には、企業について公開されている財務資料に基づいて、1人当たりのファシリティコストにかかる状態の診断等を行うコスト診断装置の発明が開示されている。特許文献2には、1の領域内に位置しているユーザ1人当たりの消費エネルギーが基準量を超えた場合に、該領域において機器の省エネ制御を行う情報処理装置の発明が開示されている。
特開2003−296538号公報 特開2012−155366号公報
本発明の目的の1つは、情報処理装置に対して実行される操作に関して、該操作を行った主体を示す実行主体情報を含む複数の操作情報を取得し、取得される操作情報に含まれる2つ以上の実行主体情報について、同一のユーザに対応する実行主体情報か否かを判定する判定処理を行う情報処理システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、1又は複数の情報処理装置に対して実行される複数の操作のそれぞれについて、該操作を行った主体を示す実行主体情報と、該操作が実行されたタイミングを示す実行タイミング情報と、を含む操作情報を取得する手段と、複数の前記操作情報を蓄積する操作情報蓄積手段と、前記操作情報蓄積手段に蓄積される互いに異なる実行主体情報を含む2つの操作情報について、一方の操作情報にかかる操作が実行されたタイミングと、他方の操作情報にかかる操作が実行されたタイミングと、の差分を取得する差分取得手段と、前記差分取得手段により取得される差分に基づいて、前記2つの操作情報に含まれる実行主体情報の組み合わせについて、同一のユーザに対応する実行主体情報か否かを判定する判定手段と、を有することを特徴とする情報処理システムである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理システムであって、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記ユーザの数を推定するユーザ数推定手段を更に有することを特徴とする情報処理システムである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報処理システムであって、前記操作情報が取得されない情報処理装置の数を取得する情報処理装置数取得手段を更に有し、前記ユーザ数推定手段は、前記操作情報が取得されない情報処理装置の数と、前記操作情報が取得される情報処理装置の数と、に基づいて、前記ユーザの数を推定することを特徴とする情報処理システムである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の情報処理システムであって、前記ユーザ数推定手段による推定結果に基づいて特定される同一人物による前記操作情報に基づいて、該ユーザの属性を推定するユーザ属性推定手段、を更に有することを特徴とする情報処理システムである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理システムにおいて、前記差分取得手段は、それぞれ第1の実行主体情報と対応する連続する複数の操作情報の末尾の操作情報と、それぞれ第2の実行主体情報と対応する連続する複数の操作情報の先頭の操作情報と、について前記差分を取得し、前記判定手段は、前記差分に基づいて、前記第1の実行主体情報と前記第2の実行主体情報が同一のユーザに対応するか否かを判定する、ことを特徴とする情報処理システムである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理システムにおいて、前記実行主体情報は、該実行主体情報が含まれる操作情報にかかる操作を実行した際に使用されていたアカウントである、ことを特徴とする情報処理システムである。
また、請求項7に記載の発明は、コンピュータを、1又は複数の情報処理装置に対して実行される複数の操作のそれぞれについて、該操作を行った主体を示す実行主体情報と、該操作が実行されたタイミングを示す実行タイミング情報と、を含む操作情報を取得する手段、複数の前記操作情報を蓄積する操作情報蓄積手段、前記操作情報蓄積手段に蓄積される互いに異なる実行主体情報を含む2つの操作情報について、一方の操作情報にかかる操作が実行されたタイミングと、他方の操作情報にかかる操作が実行されたタイミングと、の差分を取得する差分取得手段、前記差分取得手段により取得される差分に基づいて、前記2つの操作情報に含まれる実行主体情報の組み合わせについて、同一のユーザに対応する実行主体情報か否かを判定する判定手段、として動作させるプログラムである。
請求項1に係る発明によれば、情報処理装置に対して実行される操作に関して、該操作を行った主体を示す実行主体情報を含む複数の操作情報を取得し、取得される操作情報に含まれる2つ以上の実行主体情報について、同一のユーザに対応する実行主体情報か否かを判定する判定処理を行う情報処理システムが提供される。
請求項2に係る発明によれば、判定手段による判定結果に基づいて、ユーザの数を推定する情報処理システムが提供される。
請求項3に係る発明によれば、操作情報が取得されない情報処理装置の数と、操作情報が取得される情報処理装置の数と、に基づいて、ユーザの数を推定する情報処理システムが提供される。
請求項4に係る発明によれば、同一人物による操作情報に基づいて、該ユーザの属性を推定する情報処理システムが提供される。
請求項5に係る発明によれば、それぞれ第1の実行主体情報と対応する連続する複数の操作情報の末尾の操作情報と、それぞれ第2の実行主体情報と対応する連続する複数の操作情報の先頭の操作情報と、について取得される差分に基づいて、第1の実行主体情報と第2の実行主体情報が同一のユーザに対応するか否かを判定する情報処理システムが提供される。
請求項6に係る発明によれば、操作情報にかかる操作を実行した際に使用されていたアカウントについて、同一人物に対応するか否かの判定が実行される。
請求項7に係る発明によれば、コンピュータを、情報処理装置に対して実行される操作に関して、該操作を行った主体を示す実行主体情報を含む複数の操作情報を取得し、取得される操作情報に含まれる2つ以上の実行主体情報について、同一のユーザに対応する実行主体情報か否かを判定する判定処理を行う情報処理システムとして機能させるプログラムが提供される。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムを示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の機能を示す機能ブロック図である。 操作情報蓄積部に蓄積される操作情報の一例を示す図である。 操作情報を時間軸上で表現した図である。 パラメータ保持部に保持されるパラメータの一例を示す図である。 ユーザ数推定部によるクラスタリング処理の結果を示す図である。 操作情報から特定されるユーザの属性の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの動作を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10を示す図である。情報処理システム10は、情報処理装置100、情報処理装置100とネットワーク400を介して接続されるサーバ200、およびサーバ200とネットワーク500を介して接続される端末装置300(300−1,300−2,…300−n)を含む。情報処理装置100、サーバ200、および端末装置300は、パソコン等の情報処理装置である。
情報処理装置100は、端末装置300(300−1,300−2,…300−n)に対して行われる操作の内容を示す操作情報を取得し、端末装置300を使用するユーザの数を推定する。
端末装置300は、例えばある企業の建物内、あるフロア内等、所定の範囲に設置されて、1又は複数のユーザにより使用されるパソコン、タブレット端末等である。サーバ200は、端末装置300と接続されて通信を行う装置であり、端末装置300(300−1,300−2,…300−n)に対して行われる操作の内容を示す操作情報を取得して情報処理装置100に送信する。
以下に、情報処理装置100の構成を示す。図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100のハードウエア構成を示すブロック図である。情報処理装置100は、互いにバス101により接続される操作部102、表示部103、CPU104、記憶部105を有する。操作部102はキーボード、マウス等であり、情報処理装置100の操作者による操作を受け付ける。表示部103は液晶ディスプレイ等の表示装置である。CPU104は、記憶部105に記憶されるプログラムにより動作し、後述する各機能を実現する。記憶部105はハードディスク、メモリー等の記憶素子からなる。
以下に、情報処理装置100の動作について説明する。情報処理装置100は、例えば0.5秒等の短い時間(所定の閾値)より短い間隔で実行された操作は互いに異なるユーザによる可能性が高いとの仮定に基づき、別途取得される複数のアカウントに対し、短い間隔で操作を実行した2つのアカウントを別のユーザと判定する処理を行い、最終的に同一人物に対応すると判定されたアカウントからなるグループを規定し、グループの数をユーザの数と推定する。
図3は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100の機能を示す機能ブロック図である。情報処理装置100は、通信部110、操作情報蓄積部120、差分取得部130、差分判定部140、パラメータ更新部150、パラメータ保持部160、パラメータ判定部170、ユーザ数推定部180、および属性推定部190を含む。通信部110、差分取得部130、差分判定部140、パラメータ更新部150、パラメータ判定部170、ユーザ数推定部180、および属性推定部190は、記憶部105に記憶されるプログラムにより動作するCPU104の機能として実現され、操作情報蓄積部120、およびパラメータ保持部160は、記憶部105を構成するハードディスク、メモリー等の記憶素子により構成される。
通信部110は、ネットワーク400を介してサーバ200との通信を行って、サーバ200において取得される、1又は複数の端末装置300に対して実行される操作の内容を示す操作情報を取得し、操作情報蓄積部120に出力する。操作情報蓄積部120は、通信部110において取得された操作情報を蓄積する。図4は、操作情報蓄積部120に蓄積される操作情報の一例を示す図である。操作情報は、操作が行われた時刻(タイミング)、操作を行った際にログインしていたアカウント(操作を行った主体を示す実行主体情報)、ネットワークを介した複数の装置による処理(リモートデスクトップ等)に関するものか否か、および操作の内容を示す情報を含む。図5は、操作情報を時間軸上で表現した図である。
差分取得部130は、操作情報蓄積部120に蓄積される互いに異なるアカウントを含む2つの操作情報について、一方の操作情報にかかる操作が実行されたタイミングと、他方の操作情報にかかる操作が実行されたタイミングと、の差分を取得する。差分取得部130は、操作情報取得部131と、差分算出部132と、を含む。
操作情報取得部131は、操作情報蓄積部120に蓄積される操作情報のうち、互いに異なるアカウントに対応する2つの操作情報を取得する。例えば操作情報取得部131は、1つの操作情報(図4のa)を選択し、該操作情報に含まれるアカウント(AC7)と異なるアカウント(AC1,AC3,AC4)のそれぞれについて、該操作情報と最も近い時刻に実行された操作情報(図4のb,c,d)を選択する。ここで、リモートデスクトップによる操作は、接続先と接続元における操作が同一人物による同一操作に係るものと思われるため、いずれか一方(例えば接続先の操作情報のみ)を参照する。そして操作情報取得部131は、aとbを取得して差分算出部132に出力し、次いでaとc,aとdをそれぞれ逐次取得し、差分算出部132に出力する。こうしてaに係る操作情報について、該操作情報のアカウントAC7と異なるアカウントAC1,AC3,AC4の全てについて、2つの操作情報(操作情報の組)の取得および出力が終了すると、aと異なる操作情報を選択して、同様に操作情報の組の取得および出力を行う。以下、同様の方法で全ての操作情報について操作情報の組の取得および出力を行う。
差分算出部132は、操作情報取得部131から入力される操作情報の組について、これらの操作情報に含まれる該操作が行われた時刻を示す情報に基づいて、これらの操作が実行された時刻の差分を算出する。算出された差分は、操作情報の組のそれぞれのアカウントと併せて差分判定部140に出力される。
差分判定部140は、差分取得部130から入力される差分について所定の閾値(第1の閾値)との比較を行い、判定結果およびアカウントを示す情報をパラメータ更新部150に出力する。ここで所定の閾値とは、例えば0.5秒等、比較的小さい数値(短い時間)が設定される。これは、この値より短い間隔を置いて互いに異なるアカウントにより実行される2つの操作は、同一人物によるものである可能性が低いと考えられることによる。差分判定部140は、差分がこの閾値より小さいか否かを判定する。
パラメータ更新部150は、差分判定部140から入力される判定結果およびアカウントを示す情報に基づいて、パラメータ保持部160に保持されるパラメータを更新する。図6は、パラメータ保持部160に保持されるパラメータの一例を示す図である。これらのパラメータは、対応する2つのアカウントが同一人物に対応する可能性を示すものであり、値が大きいほど同一人物である可能性が高いことを示す。パラメータは所定の値に初期設定されて、パラメータ保持部160に保持されている。パラメータ更新部150は、判定結果およびアカウントを示す情報に基づいて、差分が所定の閾値(第1の閾値)より小さいと判定されたアカウントの組み合わせに対応するパラメータを所定の減少値だけ減少させる更新処理を実行する。差分判定部140およびパラメータ更新部150は、差分取得部130から入力される全ての差分に基づいて閾値判定処理およびパラメータの更新処理を実行する。
パラメータ判定部170は、パラメータ保持部160に保持されるパラメータに基づいて、任意の2つのアカウントについて同一のユーザに対応するか否かの判定を実行する。パラメータ判定部170は、パラメータ補正部171と、閾値判定部172と、を含む。パラメータ補正部171は、パラメータ保持部160に保持されるパラメータのそれぞれについて、閾値判定処理およびパラメータの更新処理が実行された回数に基づく補正を行う。例えばパラメータ補正部171は、パラメータの初期値が0である場合、各パラメータに対し、閾値判定処理およびパラメータの更新処理が実行された回数で除算を行う。
閾値判定部172は、パラメータ補正部171により補正されたパラメータに対し所定の閾値(第2の閾値)との比較を行い、該閾値より小さい場合、対応する2つのアカウントは異なるユーザに対応すると判定し、該閾値以上である場合、対応する2つのアカウントは同一のユーザに対応すると判定する。すなわち、パラメータ判定部170は、差分取得部130により取得される差分に基づいて、2つのアカウントの組み合わせについて、同一のユーザに対応するアカウントか否かを判定する。パラメータ判定部170は、パラメータ保持部160に保持される全てのパラメータについて、以上の処理を実行する。
ユーザ数推定部180は、パラメータ判定部170による判定の結果に基づいて、端末装置300を操作するユーザのユーザ数を推定する。ユーザ数推定部180は、グループ生成部181と、ユーザ数補正部182と、を含む。
グループ生成部181は、操作情報蓄積部120に蓄積される操作情報に基づいて、全てのアカウントを示す情報を取得し、パラメータ判定部170による判定の結果に基づいて、同一のユーザに対応する1又は複数のアカウントからなるグループの生成処理(クラスタリング処理)を実行する。図7は、グループ生成部181によるクラスタリング処理の結果を示す図である。図7において、実線で結ばれたアカウントが同一のユーザに対応すると判定されたアカウントである。この例ではAC1、AC2からなるグループ701に対応するユーザ、AC3、AC4、AC6からなるグループ702に対応するユーザ、AC5からなるグループ703に対応するユーザ、AC7からなるグループ704に対応するユーザの、4人のユーザが存在すると考えられる。
ユーザ数補正部182は、グループ生成部181において生成されたグループの数に基づいて推定されたユーザ数に対して補正を行う。ユーザ数補正部182は、操作情報が取得されない端末装置300の数を例えば情報処理装置100に対する直接入力により取得する。操作情報が取得される端末装置300の数がX、操作情報が取得されない端末装置300の数がYである場合、ユーザ数補正部182は、グループの数に基づいて推定されるユーザ数Nに対し、N×(X+Y)/Xの演算を行うことで、ユーザ数の補正を行う。操作情報が取得されない端末装置300の数Yは、例えば対象とするフロアの全ての端末装置300の数Zを取得し、Zと実際に操作情報が取得される端末装置300の数Xの差分を算出することでも取得される。
属性推定部190は、グループ生成部181において特定された各グループ(ユーザ)について、改めて操作情報を取得し、該操作情報に基づいてユーザの属性を推定する。図8は、操作情報から特定されるユーザの属性の一例を示す図である。特定された属性を示す情報は、推定されたユーザ数を示す情報と併せて、例えば情報処理装置100の表示部103に出力される。
次に、本実施形態に係る情報処理システム10の動作を、フローチャートを用いて説明する。図9は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10の動作を示すフローチャートである。
まず、サーバ200は複数の端末装置300(300−1,300−2,…300−n)に対して実行される操作のそれぞれについて、該操作を行った主体を示すアカウント(実行主体情報)と、該操作が実行されたタイミングを示す実行タイミング情報と、を含む操作情報を取得する(S901)。
情報処理装置100はS901においてサーバ200により取得された複数の操作情報をネットワーク400を介して受信し、情報処理装置100の操作情報蓄積部120は受信された複数の操作情報を蓄積する(S902)。
情報処理装置100のパラメータ保持部160は、複数の操作情報のそれぞれに含まれるアカウントのうち、互いに異なる2つのアカウントの組み合わせについて、同一のユーザに対応する可能性を示すパラメータを初期値に設定のうえ保持する(S903)。
情報処理装置100の差分取得部130は、操作情報蓄積部120に蓄積される互いに異なるアカウントを含む2つの操作情報について、一方の操作情報にかかる操作が実行されたタイミングと、他方の操作情報にかかる操作が実行されたタイミングと、の差分を取得する(S904)。
情報処理装置100の差分判定部140は、差分取得部130により取得される差分に対し閾値判定を実行し(S905)、パラメータ更新部150は、S905における閾値判定の結果に基づいて、パラメータ保持部160に保持されるパラメータを更新する(S906)。
情報処理装置100の差分取得部130は、操作情報蓄積部120に蓄積される互いに異なるアカウントを含む2つの操作情報の全ての組み合わせについて、タイミングの差分を取得したか判定を行い(S907)、タイミングの差分を取得していない組み合わせがある場合には処理はS904に戻る。
S907において全ての組み合わせについてタイミングの差分が取得されたと判定された場合、パラメータ判定部170のパラメータ補正部171はパラメータ保持部160に保持されるパラメータに対し補正を行う(S908)。パラメータ判定部170の閾値判定部172は、補正されたパラメータに対し閾値判定を実行し、パラメータが閾値より小さいアカウントの組み合わせについて、互いに異なるユーザに対応するアカウントと判定する(S909)。すなわち、パラメータ判定部170は、S904において差分取得部130により取得された差分に基づいて、2つのアカウントの組み合わせについて、同一のユーザに対応するアカウントか否かを判定する。
ユーザ数推定部180のグループ生成部181は、パラメータ判定部170における判定処理の結果に基づいて、アカウントのグループを生成する(S910)。ユーザ数推定部180のユーザ数補正部182は、操作情報が取得されない端末装置300の数を取得し、S910で生成されたグループの数(推定されるユーザ数)に対し補正を行う(S911)。
属性推定部190は、グループ生成部181において特定された各グループ(ユーザ)について操作情報を取得し、操作情報の内容からユーザの属性を推定する(S912)。
以上の処理で推定されたユーザのユーザ数およびユーザの属性を示す情報は、情報処理装置100の表示部103に出力される(S913)。以上で本発明の一実施形態に係る情報処理システム10における処理は終了する。
以上の構成によれば、端末装置300に対して実行される操作に関して、該操作を行った主体を示すアカウント(実行主体情報)を含む複数の操作情報を取得し、取得される操作情報に含まれる2つ以上のアカウントについて、互いに異なるユーザに対応するアカウントと判定する判定処理を行う情報処理システム10が提供される。
なお、本発明は、上記実施形態をその趣旨を逸脱しない範囲において変更された構成を含むものであり、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施形態では、互いに異なるアカウントに対応する操作の実行時刻の差分(時間差)に基づいて判定を行う処理が示されたが、各操作の実行時刻に基づいて判定を行う構成であれば他の構成であってもよい。例えば、差分取得部130が、それぞれがあるアカウント(第1のアカウント)と対応する連続する複数の操作情報の末尾の操作情報と、第1のアカウントとは異なるアカウント(第2のアカウント)と対応する連続する複数の操作情報の先頭の操作情報と、について差分を取得し、パラメータ更新部150は、前記差分が所定の閾値値より小さい場合に対応するパラメータを所定の値だけ増加させる構成としてもよい。これは、上述の差分が小さい場合には、同一のユーザがあるアカウント(第1のアカウント)から別のアカウント(第2のアカウント)に乗り換えて操作していることが推定されることによる。
また、上記の実施形態では、実行主体情報としてアカウントを使用する情報処理システム10が開示されたが、操作情報に示される操作の属性を示す情報であれば他の情報でもよく、例えば操作が実行された端末装置300の装置IDや、操作が行われた地域、建物、フロア、部屋、座席等の位置情報、操作対象(データ)の属性等を使用する構成としてもよい。
なお、ここで述べた情報処理装置100、サーバ200、および端末装置300等の動作は、それぞれの記憶部に記憶されるプログラムを動作させることで実現される。このプログラムは通信によって提供されてもよいし、コンピュータによる読み取りが可能な、CD−ROM等の記憶媒体に格納されて提供されてもよい。
10 情報処理システム、100 情報処理装置、101 バス、102 操作部、103 表示部、104 CPU、105 記憶部、110 通信部、120 操作情報蓄積部、130 差分取得部、131 操作情報取得部、132 差分算出部、140 差分判定部、150 パラメータ更新部、160 パラメータ保持部、170 パラメータ判定部、171 パラメータ補正部、172 閾値判定部、180 ユーザ数推定部、181 グループ生成部、182 ユーザ数補正部、190 属性推定部、200 サーバ、300,300−1,300−2,300−n 端末装置、400,500 ネットワーク、701,702,703,704 グループ。

Claims (7)

  1. 1又は複数の情報処理装置に対して実行される複数の操作のそれぞれについて、該操作を行った主体を示す実行主体情報と、該操作が実行されたタイミングを示す実行タイミング情報と、を含む操作情報を取得する手段と、
    複数の前記操作情報を蓄積する操作情報蓄積手段と、
    前記操作情報蓄積手段に蓄積される互いに異なる実行主体情報を含む2つの操作情報について、一方の操作情報にかかる操作が実行されたタイミングと、他方の操作情報にかかる操作が実行されたタイミングと、の差分を取得する差分取得手段と、
    前記差分取得手段により取得される差分に基づいて、前記2つの操作情報に含まれる実行主体情報の組み合わせについて、同一のユーザに対応する実行主体情報か否かを判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記ユーザの数を推定するユーザ数推定手段を更に有することを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記操作情報が取得されない情報処理装置の数を取得する情報処理装置数取得手段を更に有し、
    前記ユーザ数推定手段は、前記操作情報が取得されない情報処理装置の数と、前記操作情報が取得される情報処理装置の数と、に基づいて、前記ユーザの数を推定することを特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項2又は3に記載の情報処理システムであって、
    前記ユーザ数推定手段による推定結果に基づいて特定される同一人物による前記操作情報に基づいて、該ユーザの属性を推定するユーザ属性推定手段、
    を更に有することを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の情報処理システムにおいて、
    前記差分取得手段は、
    それぞれ第1の実行主体情報と対応する連続する複数の操作情報の末尾の操作情報と、
    それぞれ第2の実行主体情報と対応する連続する複数の操作情報の先頭の操作情報と、について前記差分を取得し、
    前記判定手段は、前記差分に基づいて、前記第1の実行主体情報と前記第2の実行主体情報が同一のユーザに対応するか否かを判定する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理システムにおいて、
    前記実行主体情報は、該実行主体情報が含まれる操作情報にかかる操作を実行した際に使用されていたアカウントである、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  7. コンピュータを、
    1又は複数の情報処理装置に対して実行される複数の操作のそれぞれについて、該操作を行った主体を示す実行主体情報と、該操作が実行されたタイミングを示す実行タイミング情報と、を含む操作情報を取得する手段、
    複数の前記操作情報を蓄積する操作情報蓄積手段、
    前記操作情報蓄積手段に蓄積される互いに異なる実行主体情報を含む2つの操作情報について、一方の操作情報にかかる操作が実行されたタイミングと、他方の操作情報にかかる操作が実行されたタイミングと、の差分を取得する差分取得手段、
    前記差分取得手段により取得される差分に基づいて、前記2つの操作情報に含まれる実行主体情報の組み合わせについて、同一のユーザに対応する実行主体情報か否かを判定する判定手段、
    として動作させるプログラム。
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