JP6386682B1 - 姿勢管理システム、姿勢管理方法、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】対象者の姿勢を推測する。
【解決手段】姿勢管理システム1は、姿勢が推定される対象者がいる空間の周囲の構造物のそれぞれ異なる位置に配置された複数の通信タグ10と、対象者に取り付けられ複数の通信タグ10を非接触通信によって検出可能な受信端末50と、受信端末50の検出結果を基に対象者の姿勢を推測する管理サーバ100(姿勢推定処理部121)とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、対象者を管理する技術に関する。
従来より、通信タグによって対象者の位置を推定する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
特開2013−73590号公報
本発明の目的は、対象者の姿勢を推測することである。
前記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、姿勢が推定される対象者がいる空間の周囲の構造物のそれぞれ異なる位置に配置された複数の非接触通信タグと、前記対象者に取り付けられ前記複数の非接触通信タグを非接触通信によって検出可能な検出手段と、前記検出手段の検出結果を基に前記対象者の姿勢を推測する推測手段と、を有する姿勢管理システムである。
本発明の第2の態様では、前記検出手段が検出可能な検出結果と姿勢の情報とが対応付けられて記憶されている記憶手段をさらに有し、前記推測手段は、前記記憶手段に記憶されている情報を参照し、前記検出手段の検出結果を基に前記対象者の姿勢を推測することが好ましい。
本発明の第3の態様では、前記構造物は建物内で前記対象者が移動できる箇所の構造物であることが好ましい。
本発明の第4の態様では、前記構造物は、前記対象者が寝るベッドであることが好ましい。
前記課題を解決するために、本発明の第5の態様は、姿勢が推定される対象者がいる空間の構造物のそれぞれ異なる位置に配置された複数の非接触通信タグを、前記対象者に取り付けられた検出手段と非接触通信し検出する検出ステップと、前記検出ステップでの検出結果を基に前記対象者の姿勢を推測する推測ステップと、を有する姿勢管理方法である。
前記課題を解決するために、本発明の第6の態様は、取得手段が、姿勢が推定される対象者に取り付けられた検出手段が非接触通信によって検出した当該対象者がいる空間の構造物のそれぞれ異なる位置に配置された複数の非接触通信タグの検出結果を取得する取得ステップと、推定手段が、前記取得ステップで取得した検出結果を基に前記対象者の姿勢を推測する推測ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明の前記第1,5,6の態様によれば、姿非接触通信タグを利用して対象者の姿勢を推定できる。
本発明の前記第2の態様によれば、姿勢管理システムは、記憶手段に記憶されている情報を参照し簡易に対象者の姿勢を推定できる。
本発明の前記第3の態様によれば、姿勢管理システムは、建物内で対象者が移動できる箇所での対象者の姿勢を推定できる。
本発明の前記第4の態様によれば、姿勢管理システムは、ベッドにいる対象者の姿勢を推定できる。
図1は、姿勢管理システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、通信タグの構成例を示すブロック図である。 図3は、グループの通信タグの取り付け位置の一例を示す図である。 図4は、受信端末の構成例を示すブロック図である。 図5は、検出対象者への受信端末の取り付け位置の一例を示す図である。 図6は、通信タグ検出処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、管理サーバの構成例を示すブロック図である。 図8は、管理サーバの記憶部に記憶されているデータベースの構成例を示すブロック図である。 図9は、検出対象者情報データベースの一例を示す図である。 図10は、受信端末情報データベースの一例を示す図である。 図11は、タグ検出パターン情報データベースの一例を示す図である。 図12は、姿勢情報データベースの一例を示す図である。 図13は、姿勢推定処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、処理装置の構成例を示すブロック図である。 図15は、処理装置で得られる、受信端末を身に着けている利用者の姿勢の情報の一例である。
本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、姿勢管理システムを挙げている。この姿勢管理システムは、複数の通信タグによってベッドに寝ている対象者の姿勢を推定するシステムである。本実施形態では、介護に関連する施設のベッドに寝ている利用者を対象者として、その対象者の姿勢を推定する場合について説明する。
(構成)
図1は、姿勢管理システム1の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、姿勢管理システム1は、複数の通信タグ(単にタグともいう。)10、受信端末50、管理サーバ100、及び処理装置150を有している。ここで、通信タグ10と受信端末50とは、非接触通信(近距離通信)300によってデータの送受信を行う。また、受信端末50、管理サーバ100、及び処理装置150とは、インターネット通信やLAN通信等の通信網400によってデータの送受信を行う。
また、複数の通信タグ10は、介護に関連する施設のベッドに取り付けられている。また、受信端末50は、介護に関連する施設の利用者に取り付けられている。また、管理サーバ100は、介護に関連する施設内又は外部で管理されている。また、処理装置150は、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等であり、介護に関連する施設又は外部で管理されている。以下では、処理装置150がパーソナルコンピュータである場合について説明する。また、介護に関連する施設は、介護施設そのものとすることもできるが、これに限らず、例えば、自宅とすることもできる。例えば、介護に関連する施設が自宅の場合、管理サーバ100が外部サーバになり、管理者が遠隔にて処理装置150によって利用者の姿勢を管理する。以下、姿勢管理システム1の各構成について詳しく説明する。
通信タグ10は、非接触通信にて通信可能な情報媒体、いわゆる非接触通信タグである。例えば、通信タグ10は、RFID(Radio Frequency IDentification)の通信技術を使ったRFタグである。
図2は、通信タグ10の構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、通信タグ10は、通信部11、記憶部12、及び処理部13を有している。ここで、通信部11は、非接触通信によって受信端末50との間でデータの送受信を行う。記憶部12には、各種のデータが記憶されている。例えば、記憶部12には、当該通信タグ10の識別IDが記憶されている。処理部13は、通信タグ10における各種処理を実行する。例えば、処理部13は、通信部11を制御する通信処理を行う。この通信タグ10は、複数個がグループとなり管理されている。
図3は、同一グループの通信タグ10の取り付け位置の一例を示す図である。
図3に示すように、複数の通信タグ10がベッド1000の予め決められた位置に取り付けられている。本例では、各通信タグ10は、合計7個あり、ヘッドボード1001、フットボード1002、右サイドフレーム1003、左サイドフレーム1004、並びにマットレス1005の上部(頭部位置)、中間部、及び下部(足元部)に取り付けられている。以下の説明では、ヘッドボード1001、フットボード1002、右サイドフレーム1003、左サイドフレーム1004、並びにマットレス1005の上部(頭部位置)、中間部、及び下部(足元部)に取り付けられている通信タグ10それぞれを、ヘッドボードタグ、フットボードタグ、右サイドフレームタグ、左サイドフレームタグ、マットレス上部タグ、マットレス中間部タグ、及びマットレス下部タグという。このような各通信タグ10の取り付け位置は、通信タグ10と受信端末50との通信特性を基にベッド1000に寝ている対象者の姿勢を高い精度で推定できるようにするために決められた位置である。
図4は、受信端末50の構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、受信端末50は、非接触通信部51、通信部52、記憶部53、及び処理部60を有している。例えば、受信端末50はリーダライタである。ここで、非接触通信部51は、非接触通信によって通信タグ10との間で通信を行う。通信部52は、インターネット通信の通信網400によって管理サーバ100等の他の装置との間で通信を行う。記憶部53は、例えば、ROM、RAM等である。処理部60は、受信端末50における各種処理を実行する。処理部60は、例えば、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を備え、例えば、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。ROMには、1又は2以上のプログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納されている1又は2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。そして処理部60は、必要に応じて、記憶部53に記憶されている各種データや各種プログラムに従って各種処理を実行する。処理部60は、タグ検出処理部61を有している。タグ検出処理部61は、通信タグ10を検出するタグ検出処理を実行する。
図5は、対象者2000への受信端末50の取り付け位置の一例を示す図である。図5に示すように、受信端末50は、ベルト等を使って対象者2000の腹部2001に取り付けられている。
図6は、タグ検出処理の一例を示すフローチャートである。タグ検出処理部61は、タグ検出処理を予め設定された時間間隔(例えば、数秒間隔又は数分間隔)で実行している。
図6に示すように、先ずステップS1の処理として、タグ検出処理部61は、通信タグ10を検出したか否かを判定する。タグ検出処理部61は、ベッドに取り付けられている1個乃至7個の何れかの通信タグ10を検出すれば、通信タグ10を検出したと判定する。タグ検出処理部61は、通信タグ10を検出したと判定したときに、ステップS2の処理に進む。
続くステップS2の処理として、タグ検出処理部61は、ステップS1の処理で検出したと判定した通信タグ10(1個乃至7個の通信タグ10の何れか)の識別IDの情報(以下、検出タグ情報ともいう。)を受信端末50の識別IDを付加して管理サーバ100に送信する。ここで、受信端末50の識別IDは記憶部53に記憶されおり、タグ検出処理部61は、記憶部53から識別IDを取得する。
以上のタグ検出処理によって、タグ検出処理部61は、非接触通信で通信タグ10を検出すると、検出タグ情報を受信端末50の識別ID(受信端末ID)を付加して管理サーバ100に送信する。
ここで、タグ検出処理部61は、タグ検出処理を予め設定された時間間隔で実行するため、各実行タイミングで検出タグ情報を管理サーバ100に送信することになる。
図7は、管理サーバ100の構成例を示すブロック図である。
図7に示すように、管理サーバ100は、通信部101、記憶部110、及び処理部120を有している。ここで、通信部101は、通信網400を介して受信端末50等の他の装置との間で通信を行う。記憶部110は、HDD等であって、各種データや各種プログラムが記憶されている。処理部120は、管理サーバ100における各種処理を実行する。処理部120は、例えば、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を備え、例えば、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。ROMには、1又は2以上のプログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納されている1又は2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。そして、処理部120は、必要に応じて、記憶部110に記憶されている各種データや各種プログラムに従って各種処理を実行する。この処理部120は、姿勢推定処理部121を有している。姿勢推定処理部121は、記憶部110に記憶されている各種のデータベースを使って姿勢推定処理を実行する。
図8は、管理サーバ100の記憶部110に記憶されているデータベースの構成例を示すブロック図である。
図8に示すように、記憶部110には、対象者情報データベース111、受信端末情報データベース112、タグ検出パターン情報データベース113、及び姿勢情報データベース114が記憶されている。ここで、対象者情報データベース111には、対象者に関する様々な情報が記憶されている。受信端末情報データベース112には、受信端末50に関する情報が記憶されている。タグ検出パターン情報データベース113には、タグ検出パターンの情報が記憶されている。姿勢情報データベース114には、タグ検出パターンに基づいて特定(推定)した姿勢の情報が記憶されている。
図9は、対象者情報データベース111の一例を示す図である。
図9に示すように、対象者情報データベース111は、対象者に関して、対象者ID、氏名、年齢、及び性別等の各種情報を含み、これら情報が対応付けられている。ここで、対象者IDは、対象者の識別情報である。
図10は、受信端末情報データベース112の一例を示す図である。
図10に示すように、受信端末情報データベース112は、対象者ID、及び受信端末ID等の各種情報を含み、これら情報が対応付けられている。この受信端末情報データベース112によって、各受信端末50と各対象者との紐付けが管理されている。
図11は、タグ検出パターン情報データベース113の一例を示す図である。
図11に示すように、タグ検出パターン情報データベース113は、タグ検出パターン、及び姿勢の情報等の各種情報を含み、これら情報が対応付けられている。ここで、タグ検出パターンは、同一グループ内の複数の通信タグ10のうち、受信端末50が受信可能な通信タグ10の組み合わせからなる。例えば、受信端末50が右サイドフレームタグ及び左サイドフレームタグだけから受信しているタグ検出パターンには、仰向けの姿勢が対応付けられている。また、受信端末50が右サイドフレームタグだけから受信しているタグ検出パターンには、右向きで横になっている姿勢が対応付けられている。また、受信端末50が左サイドフレームタグだけから受信しているタグ検出パターンには、左向きで横になっている姿勢が対応付けられている。また、受信端末50がマットレス中間部タグだけから受信しているタグ検出パターンには、俯せの姿勢が対応付けられている。また、受信端末50がフットボードタグ、右サイドフレームタグ、及び左サイドフレームタグだけから受信しているタグ検出パターンには、上半身の起き上がり姿勢が対応付けられている。
図12は、姿勢情報データベース114の一例を示す図である。
図12に示すように、姿勢情報データベース114は、対象者ID、姿勢、及び検出時刻等の各種情報を含み、これら情報が対応付けられている。ここで、検出時刻は、受信端末50が通信タグ10の検出した時刻、又は管理サーバ100が姿勢情報を取得した時刻等である。
図13は、姿勢推定処理の一例を示すフローチャートである。
図13に示すように、先ずステップS21の処理として、姿勢推定処理部121は、受信端末50から検出タグ情報を受信したか否かを判定する。姿勢推定処理部121は、受信端末50から検出タグ情報を受信したと判定したときに、ステップS22の処理に進む。
ステップS22に処理として、姿勢推定処理部121は、ステップS21の処理で受信した通信タグ10の情報を基に姿勢を推定する。具体的には、姿勢推定処理部121は、タグ検出パターン情報データベース113を参照し、ステップS21の処理で受信した通信タグ10の組み合わせに対応付けられている姿勢情報を取得する。すなわち例えば、ステップS21の処理で受信した通信タグ10の組み合わせが右サイドフレームタグ及び左サイドフレームタグであれば、姿勢推定処理部121は、仰向けの姿勢の情報を取得する。
続くステップS23に処理として、姿勢推定処理部121は、ステップS22の処理で推定した姿勢の情報を姿勢情報データベース114に記憶する。このとき、姿勢推定処理部121は、受信端末情報データベース112を参照し、ステップS21の処理で受信した検出タグ情報に付加されている受信端末IDに対応する検出者IDを取得する。そして、姿勢推定処理部121は、取得した検出者ID及び検出時刻を対応付けて姿勢の情報を姿勢情報データベース114に記憶する。
続くステップS24に処理として、姿勢推定処理部121は、ステップS22の処理で推定した姿勢の情報を対象者IDを付加して処理装置150に送信する。
以上の姿勢推定処理によって、姿勢推定処理部121は、受信端末50から通信タグ10の情報を受信すると、受信した通信タグ10の情報を基に姿勢を推定する。そして、姿勢推定処理部121は、推定した姿勢の情報を姿勢情報データベース114に記憶するとともに、当該情報を処理装置150に送信する。
図14は、処理装置150の構成例を示すブロック図である。
図14に示すように、処理装置150は、通信部151、操作部152、表示部153、記憶部154、及び処理部155を有している。ここで、通信部151は、通信網400を介して管理サーバ100等の他の装置との間で通信を行う。操作部152は、キーボード、マウス等である。表示部153は、モニター等である。記憶部154は、HDD等であって、各種データや各種プログラムが記憶されている。処理部155は、処理装置150における各種処理を実行する。処理部155は、例えば、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を備え、例えば、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。ROMには、1又は2以上のプログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納されている1又は2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。そして、処理部155は、必要に応じて、記憶部154に記憶されている各種データや各種プログラムに従って各種処理を実行する。
この処理装置150は、管理サーバ100から送信されてきた姿勢の情報を表示部153に表示する。
(動作、作用等)
次に、姿勢管理システムの動作、及びその作用等の一例について説明する。
受信端末50では、タグ検出処理部61が、非接触通信で通信タグ10を検出すると、検出タグ情報を管理サーバ100に送信する。
管理サーバ100では、姿勢推定処理部121が、受信端末50から検出タグ情報を受信すると、受信した検出タグ情報を基に姿勢を推定する。そして、姿勢推定処理部121は、推定した姿勢の情報を姿勢情報データベース114に記憶するとともに処理装置150に送信する。
処理装置150では、管理サーバ100から送信されてきた姿勢の情報を表示部153に表示する。
これにより、処理装置150の使用者は、受信端末50を身に着けている利用者の姿勢の情報をリアルタイムで管理することができる。
図15は、処理装置150で得られる、受信端末50を身に着けている利用者の姿勢の情報の一例である。
処理装置150は、タグ検出情報が右サイドフレームタグ及び左サイドフレームタグだった場合、図15(A)に示すように、ベッド上で仰向けに寝ている姿勢になっている情報を得ることができる。また、処理装置150は、タグ検出情報がフットボードタグ、右サイドフレームタグ、及び左サイドフレームタグだった場合、図15(B)に示すように、ベッドで起き上がっている姿勢になっている情報を得ることができる。また、処理装置150は、タグ検出情報が左サイドフレームタグだった場合、図15(C)に示すように、ベッドで左に横向きで寝ている姿勢になっている情報を得ることができる。
(本実施形態における効果)
(1)姿勢管理システム1は、通信タグ10を利用して対象者の姿勢を推定できる。これによって、姿勢管理システム1は、簡易かつ安価に対象者の姿勢を推定できる。
(2)姿勢管理システム1は、記憶部110に記憶されている情報を参照し簡易に対象者の姿勢を推定できる。
(3)姿勢管理システム1は、建物内で対象者が移動できる箇所での当該対象者の姿勢を推定できる。
(4)姿勢管理システム1は、姿勢管理システムは、ベッドにいる対象者の姿勢を推定できる。
なお、前述の実施形態では、受信端末50は、例えば、検出手段を構成する。また、姿勢推定処理部121は、例えば、推定手段を構成する。
(本実施形態の変形例等)
前記の実施形態の他の例として、タグ検出パターンと姿勢の情報との対応付けは一例であるから、様々なタグ検出パターンと姿勢の情報とを対応付けることもできる。
また、前記の実施形態の他の例として、姿勢が推定される対象者は、介護に関連する施設のベッドに寝ている利用者に限定されず、ベッドで寝ている者全般とすることもできる。例えば、姿勢が推定される対象者は、乳児とすることもできる。この場合、姿勢管理システム1は、ベッドに寝ている乳児の姿勢、例えば、寝返り姿勢等を推定し管理することができる。
また、前記の実施形態の他の例として、姿勢管理システム1は、ベッド上に限らず家等の建物中での対象者の姿勢を推定することもできる。この場合、通信タグ10は、建物内で対象者が移動できる箇所の構造物に、対象者の姿勢を推定できるように適宜配置される。
また、前記の実施形態の他の例として、管理サーバ100は、タグ検出パターンを用いることなく、検出した通信タグの組み合わせから演算によって対象者の姿勢を推定することもできる。
また、前記の実施形態の他の例として、管理サーバ100は、検出結果から姿勢を推定する方法として、検出した通信タグの組み合わせに限らず、検出できていない通信タグの組み合わせから姿勢を推定することもできる。この場合、例えば、タグ検出パターン情報データベース113では、検出できていない通信タグ10のパターンと姿勢の情報とが対応付けられることになる。
また、前記の実施形態の他の例として、受信端末50が、管理サーバ100及び処理装置150の機能を有することもできる。この場合、受信端末50が、通信タグ10との通信で取得した検出タグ情報から姿勢を推定し、推定した姿勢を表示する。
また、前記の実施形態では、姿勢が推定される対象者がいる空間の構造物のそれぞれ異なる位置に配置された複数の非接触通信タグを、前記対象者に取り付けられた検出手段と非接触通信し検出する検出ステップと、前記検出ステップでの検出結果を基に前記対象者の姿勢を推測する推測ステップと、を有する姿勢管理方法を実現している。
また、前記の実施形態では、取得手段が、姿勢が推定される対象者に取り付けられた検出手段が非接触通信によって検出した当該対象者がいる空間の構造物のそれぞれ異なる位置に配置された複数の非接触通信タグの検出結果を取得する取得ステップと、推定手段が、前記取得ステップで取得した検出結果を基に前記対象者の姿勢を推測する推測ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムを実現している。この場合、プログラムは、例えば、管理サーバ100の記憶部110に記憶されたり、受信端末50の記憶部53に記憶されたりする。また、処理部120又は姿勢推定処理部121は、例えば、取得手段を構成する。
また、本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 姿勢管理システム、10 通信タグ、50 受信端末、100 管理サーバ、110 記憶部、120 処理部、121 姿勢推定処理部、150 処理装置

Claims (6)

  1. 姿勢が推定される対象者がいる空間の周囲の構造物のそれぞれ異なる位置に配置された複数の非接触通信タグと、
    前記対象者に取り付けられ前記複数の非接触通信タグを非接触通信によって検出可能な検出手段と、
    前記検出手段の検出結果を基に前記対象者の姿勢を推測する推測手段と、
    を有する姿勢管理システム。
  2. 前記検出手段が検出可能な検出結果と姿勢の情報とが対応付けられて記憶されている記憶手段をさらに有し、
    前記推測手段は、前記記憶手段に記憶されている情報を参照し、前記検出手段の検出結果を基に前記対象者の姿勢を推測する請求項1に記載の姿勢管理システム。
  3. 前記構造物は建物内で前記対象者が移動できる箇所の構造物である請求項1又は2に記載の姿勢管理システム。
  4. 前記構造物は、前記対象者が寝るベッドである請求項1乃至3の何れか1項に記載の姿勢管理システム。
  5. 姿勢が推定される対象者がいる空間の構造物のそれぞれ異なる位置に配置された複数の非接触通信タグを、前記対象者に取り付けられた検出手段と非接触通信し検出する検出ステップと、
    前記検出ステップでの検出結果を基に前記対象者の姿勢を推測する推測ステップと、
    を有する姿勢管理方法。
  6. 取得手段が、姿勢が推定される対象者に取り付けられた検出手段が非接触通信によって検出した当該対象者がいる空間の構造物のそれぞれ異なる位置に配置された複数の非接触通信タグの検出結果を取得する取得ステップと、
    推定手段が、前記取得ステップで取得した検出結果を基に前記対象者の姿勢を推測する推測ステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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