JP6386345B2 - シャッターのガイドレール構造 - Google Patents

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本発明は、シャッターのガイドレール構造に関するものである。
図11は、主としてパイプシャッターで用いられるガイドレールの断面図である。ガイドレール2は、対向状の側辺20、21と、側辺20、21の一端側を接続する底辺22と、各側辺20、21の他端側に折曲形成された前辺23、24と、前辺23、24をさらにガイドレール内部へ折曲してなる折曲辺25、26と、からなり、折曲辺25、26間にガイド溝Gが形成されている。
このようなガイドレールは、板材を所定の形状に切り欠いて曲げ加工することで得られるため、折曲辺25、26の端縁250、260(いわゆるガイドレールの小口面)の角部にバリが生成されるおそれがある。もちろん、このようなバリは除去されるものであるが、万が一、折曲片の端面250、260にバリが残っている場合に、誤って指がガイド溝G内に入り込むような場合に対処することを考えた。特に、パイプシャッターのシャッターカーテンでは、上下に隣接するパイプ間に隙間が形成されているので、開口部全開時ないし半開時のみならず、開口部全閉時においてもガイド溝G内に指が入り込むおそれがある。
従来、ガイドレールに受け入れられたシャッターカーテン端部とガイド溝を形成するガイドレールの折曲辺とが接触した際の異音の発生を防止するべく、折曲辺のガイド溝に面した部位を覆うように消音材を設けるという技術思想は存在するが(特許文献1、特許文献2)、発明の目的や着想が異なる。
実開昭59−24891号 特開平11−173035号
本発明は、ガイドレールのガイド溝内に指が入り込んだ場合であっても、いわゆるガイドレールの小口面に直接指が接触することがないようなガイドレール構造を提供することを目的とする。
本発明が採用した技術手段は、
対向状の側辺と、前記側辺の基端側を連結する底辺と、各側辺の先端側にそれぞれ形成した前辺と、各前辺から底辺へ向かってそれぞれ延びる折曲辺と、を備え、対向する折曲辺の外側面間にガイド溝が形成され、前記側辺の先端側部位と、前記前辺と、前記折曲辺から断面視コ字状の受溝が形成されたガイドレールと、
本体と、前記本体から延出する被覆片と、を備えた樹脂部材と、
からなり、
前記樹脂部材は、前記本体が受溝に挿入され、前記被覆片が前記折曲辺の端縁を覆うように前記ガイドレールに装着されており、前記被覆片の前面は前記折曲辺の端縁に当接しており、前記被覆片の側面は前記ガイド溝内には突出しておらず、前記被覆片は前記折曲辺の外側面には設けられていない、
シャッターのガイドレール構造、である。
1つの態様では、前記被覆片の側面は前記折曲辺の外側面とほぼ面一となっており、前記ガイド溝内に突出しないようになっている。
1つの態様では、前記折曲辺の外側面には消音帯が接着されており、対向する消音帯間にガイド溝が形成されており、前記被覆片の側面は前記折曲辺の外側面よりも僅かに突出しているが、前記消音帯の外側面から突出することはなく、よって、前記ガイド溝内に突出しないようになっている。
1つの態様では、前記被覆片は、前記樹脂部材の上方部位において、上方に向かってガイド溝から離間するような傾斜面を形成している。
1つの態様では、前記樹脂部材の本体は中空部材である。
具体的な態様例では、前記樹脂部材の本体は、前壁と、後壁と、第1側壁と、第2側壁と、から形成された中空部材であり、
前記前壁の幅寸法は、前記受溝の幅寸法よりも小さく、
前記前壁の幅方向両端部には、前記第1側壁の先端、前記第2側壁の先端にそれぞれ位置して、前側フィンが形成されており、前記前側フィン間の距離は、外力が作用しない状態では前記受溝の幅寸法よりも大きく、
前記第1側壁には、前記前側フィンの後方に位置して少なくとも1つのフィン(後側フィン37、中間フィン38)を備え、
前記第2側壁には、前記折曲辺の内側面との当接部(第2部分341、屈曲部343)を有しており、
前記被覆片は、前記第2側壁の後端からガイド溝側に延びる前面と、ガイド溝に面する側面と、を備え、
前記本体が前記受溝に挿入された状態では、前記前面が前記前辺の内側面に対向し、前記第1側壁に形成した前記前側フィン及び前記少なくとも1つのフィンが前記側辺の先端側部位の内側面に当接し、前記第2側壁に形成した前記前側フィン及び前記当接部が前記折曲辺の内側面に当接し、
前記被覆片の前記前面は前記折曲辺の端縁に当接して当該端縁を覆っており、前記被覆片の前記側面は前記ガイド溝内には突出していない。
本発明では、ガイドレールに形成された受溝に挿入した樹脂部材の被覆片によって、ガイドレールの折曲辺の端縁(いわゆるガイドレールの小口面)が覆われるので、誤って指がガイド溝内に入り込んだ場合であっても、指は被覆片に接触するだけで、折曲辺の端縁に接触することがなく、指の損傷を確実に防止することができる。
本発明では、樹脂部材の弾性を利用して受溝に挿入するので、ガイドレールの受溝に曲げ加工の寸法誤差が生じていたとしても、樹脂部材を良好にガイドレールに装着することができる。
パイプシャッターの概略正面図である。 パイプシャッターの縦断面図である。 第1の実施形態に係る樹脂部材の断面図である。 第1の実施形態に係る樹脂部材が装着されたガイドレールの断面図である。 第1の実施形態に係る樹脂部材が装着されたガイドレールの一部省略図である。 第1の実施形態に係る樹脂部材の部品図である。 第2の実施形態に係る樹脂部材の断面図である。 第2の実施形態に係る樹脂部材が装着されたガイドレールの断面図である。 図8に類似の図であり、折曲辺のガイド溝に面する部位に消音帯が装着されたガイドレールの断面図である。 図9に示す樹脂部材が装着されたガイドレールの一部省略図である。 ガイドレールの断面図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はパイプシャッターの正面図、図2は同縦断面図であり、パイプシャッターは、建物開口部を開閉するシャッターカーテン1と、開口部左右に立設され、シャッターカーテンの幅方向両端部位を受け入れて高さ方向に案内する左右のガイドレール2(後述するように樹脂部材3が装着されている)と、開口部上方に設けた巻取シャフト4と、巻取シャフト4を回転させてシャッターカーテン1の昇降開閉を行う開閉機5と、巻取シャフト4、開閉機5を収容するシャッターケース6と、を備えている。シャッターカーテン1は、水平状に延びる複数本のパイプ7を高さ方向に間隔を存して連設することで形成されている。
ガイドレール2は、開口部の高さ方向に垂直に延びる長尺部材である。図11に示すように、ガイドレール2は、対向状の側辺20、21を備え、各側辺20、21は、開口部に近い側の第1端と、開口部から遠い側の第2端とを有している。ガイドレール2は、各側辺20、21の第2端同士を接続する底辺22を備えている。ガイドレール2は、各側辺20、21の第1端において、それぞれ対向する側辺21、20に向かって側辺20、21に対して直角に折曲形成された前辺23、24を備えている。ガイドレール2は、前辺23、24をさらにガイドレール内部(底辺22側)へ前辺23、24に対してそれぞれ直角に折曲してなる折曲辺25、26を備えており、離間して対向する折曲辺25、26の外側面間に、シャッターカーテン1(パイプ7)の幅方向端部を受け入れるガイド溝Gが形成されている。各辺20から26は、垂直状に延びている。
側辺20において、側辺20の第1端側部位と、前辺23と、折曲辺25とから断面視コ字状で高さ方向に延びる空間が形成されており、樹脂部材3が装着される受溝となっている。同様に、側辺21において、側辺21の第1端側部位と、前辺24と、折曲辺26とから断面視コ字状で高さ方向に延びる空間が形成されており、樹脂部材3が装着される受溝となっている。
ガイドレール2に形成された受溝には、ガイドレール2の折曲辺25、26の端縁250、260を覆うための樹脂部材3が装着される。樹脂部材3は、開口部の高さ方向に垂直に延びる長尺部材である。本実施形態では、樹脂部材3の長さ(高さ)寸法は、ガイドレール2の長さ(高さ)寸法よりも小さく、ガイドレール2の高さ方向の一部に設けられる。より具体的には、樹脂部材3は、ガイドレール2において、誤って指がガイド溝Gに入り込みやすい高さ位置に設けられる(図5、図10参照)。なお、樹脂部材3をガイドレール2のほぼ全高に亘って設けてもよい。
樹脂部材3は、ガイドレール2に形成された受溝に挿入される中空状の本体と、折曲辺25、26の端縁250、260を覆う被覆片30と、から構成されている。被覆片30は前面300と、後面301と、側面302を備えている。樹脂部材3は、被覆片30の前面300が端縁250、260に当接してこれを覆った状態で受溝に装着される。被覆片30の側面302は、ガイド溝G内へは突出しないようになっている(図4、図8、図9)。また、図4、図8、図9から明らかなように、樹脂部材3は、折曲辺25、26の外側面を覆うものではない。
図3を参照しつつ、樹脂部材3の形状を詳細に説明する。樹脂部材3は、前壁31と、後壁32と、第1側壁33と、第2側壁34と、から断面視略方形状に形成された中空部材である。前壁31の幅寸法は、後壁32の幅寸法よりも小さい。前壁31の幅寸法は、受溝の幅寸法よりも小さい。第1側壁33は前壁31、後壁32に対して直角に延びている。第2側壁34は、前壁31から後壁32に向かって前壁31に対して直角に延びる第1部分340と、後壁32から前壁31に向かって後壁32に対して直角に延びる第2部分341と、第1部分340と第2部分341とを接続する断面視傾斜状の第3部分342と、からなる。
前壁31の幅方向両端には、第1側壁33、第2側壁34をそれぞれ越えて前側フィン35、36が延出形成されている。前側フィン35、36の先端間の距離(前側フィン35、36に外力が作用しない状態)は、受溝の幅寸法よりも大きい。前側フィン35、36は後壁32に向かってやや傾斜状に延びており、樹脂部材3の本体を受溝に挿入する際のガイド片として機能する。前側フィン36の先端は、第2側壁34の第2部分341よりも突出している。後壁32の幅方向一端側は、第1側壁33を越えて後側フィン37が延出形成されている。後側フィン37は後壁32の延長線上に延びている。
後壁32の幅方向他端側には、第2側壁34を越えて被覆片30が形成されている。第2部分341に対する被覆片30の突出寸法(前面300の幅寸法)は、折曲辺25、26の厚さ(端縁250、260の幅寸法)に相当している。被覆片30の先端に位置する側面302は、前側フィン36の先端よりも突出している。被覆片30は、樹脂部材3の他の部位(本体の壁)よりも肉厚である。
第1側壁33には、前側フィン35と後側フィン37との間に位置して、中間フィン38が形成されている。中間フィン38は、前側フィン35と同様に、後壁32に向かってやや傾斜状に延びている。中間フィン38は、樹脂部材3の本体を受溝に挿入する際のガイド片として機能する。
図4は、樹脂部材3がガイドレール2に形成された受溝に装着された状態を示す。樹脂部材3の本体が受溝に挿入された状態では、前壁31は、前辺23、24の内側面(受溝の底面)に近い側に位置し、後壁32は、前辺23、24の裏面(受溝の底面)から遠い側に位置する。第1側壁33は側辺20、21側に位置し、第2側壁34は折曲辺25、26側に位置している。より具体的には、樹脂部材3は、前壁31が、前辺23、24の内側面(受溝の底部)に離間対向し、前壁31の端部(第1側壁33の先端)から突出する前側フィン35、第1側壁33から突出する中間フィン38、後側フィン37が側辺20、21の先端側部位の内側面に潰れて変形した姿態で接触し、前壁31の端部(第2側壁34の第1部分340の先端)から突出する前側フィン36、第2側壁34の第2部分341が折曲辺25、26の内側面に接触し、被覆片30の前面300が折曲辺25、26の端縁250、260を覆う。
図3に示す樹脂部材3の装着について説明すると、樹脂部材3は、第1側壁33を側辺20、21の先端側部位の内側面に対応して位置させ、第2側壁34が折曲辺25、26の内側面に対応して位置させて、前壁31から受溝に挿入させていき、この時、傾斜状の前側フィン35、36がガイド片として機能しながら、傾斜状の前側フィン35が側辺20の先端側部位の内側面、側辺21の先端側部位の内側面に接触して潰れるように変形し、傾斜状の前側フィン36が折曲辺25、26の内側面に接触して僅かに変形し、さらに挿入させると、傾斜状の中間フィン38、後側フィン37が先端側の内側面に接触して潰れるように変形し、第2側壁34の第2部分341の面が折曲辺25、26の内側面の先端側部位に面接触し、被覆片30の前面300が折曲辺25、26の端縁250、260に面接触して端縁250、260を覆う。
図7に示す態様では、樹脂部材3は、図3に示す態様と同様に、前壁31、後壁32と、第1側壁33、第2側壁34と、から断面視略方形状に形成された中空部材である。前壁31の幅寸法は、後壁32の幅寸法よりも小さい。前壁31の幅寸法は、受溝の幅寸法よりも小さい。第1側壁33は前壁31、後壁32に対して断面視傾斜状に延びている。第2側壁34は、前壁31から後壁32に向かって内側に向かって断面視傾斜状に延びる第1部分340と、後壁32から前壁31に向かって外側に向かって断面視傾斜状に延びる第2部分341と、第1部分340と第2部分341とを接続する断面視傾斜状の第3部分342と、からなる。
前壁31の幅方向両端には、第1側壁33、第2側壁34をそれぞれ越えて前側フィン35、36が延出形成されている。前側フィン35、36の先端間の距離(前側フィン35、36に外力が作用しない状態)は、受溝の幅寸法よりも大きい。前側フィン35、36は後壁32に向かってやや傾斜状に延びており、樹脂部材3の本体を受溝に挿入する際のガイド片として機能する。前側フィン36の先端は、第2側壁34の第2部分341と第3部分342との屈曲部343よりも突出している。後壁32の幅方向一端側は、第1側壁33を越えて後側フィン37が延出形成されている。後側フィン37は後壁32の延長線上に延びている。
後壁32の幅方向他端側には、第2側壁34を越えて被覆片30が形成されている。屈曲部343に対する被覆片30の突出寸法は、折曲辺25、26の厚さ(端縁250、260の幅寸法)に相当している。図7に示す態様では、第2部分341が傾斜しており、被覆片30の前面300の幅寸法は、折曲辺25、26の厚さ(端縁250、260の幅寸法)よりも僅かに大きい。被覆片30の先端に位置する側面302は、前側フィン36の先端よりも突出している。また、被覆片30の前面300は、断面視において、緩やかな傾斜面(僅かに前方に向かって傾斜している)となっている。被覆片30は、樹脂部材3の他の部位(本体の壁)よりも肉厚である。
第1側壁33には、前側フィン35と後側フィン37との間に位置して、中間フィン38が形成されている。中間フィン38は、前側フィン35と同様に、後壁32に向かってやや傾斜状に延びている。中間フィン38は、樹脂部材3の本体を受溝に挿入する際のガイド片として機能する。なお、中間フィン38の傾斜の度合いは、前側フィン35の傾斜の度合いよりも緩やかである。
図8は、樹脂部材3がガイドレール2に形成された受溝に装着された状態を示す。樹脂部材3の本体が受溝に挿入された状態では、前壁31は、前辺23、24の内側面(受溝の底面)に近い側に位置し、後壁32は、前辺23、24の裏面(受溝の底面)から遠い側に位置する。第1側壁33は側辺20、21側に位置し、第2側壁34は折曲辺25、26側に位置している。より具体的には、樹脂部材3は、前壁31が、前辺23、24の内側面(受溝の底部)に離間対向し、前壁31の端部(第1側壁33の先端)から突出する前側フィン35、第1側壁33から突出する中間フィン38、後側フィン37が側辺20、21の先端側部位の内側面に接触し、前壁31の端部(第2側壁34の第1部分340の先端)から突出する前側フィン36が折曲辺25、26の内側面に潰れるように変形して接触し、第2側壁34の屈曲部343が折曲辺25、26の内側面に接触し、被覆片30の前面300が折曲辺25、26の端縁250、260を覆う。
図7に示す樹脂部材3の装着について説明すると、樹脂部材3は、第1側壁33を側辺20、21の先端側部位の内側面に対応して位置させ、第2側壁34が折曲辺25、26の内側面に対応して位置させて、前壁31から受溝に挿入させていき、この時、傾斜状の前側フィン35、36がガイド片として機能しながら、傾斜状の前側フィン35が側辺20の先端側部位の内側面、側辺21の先端側部位の内側面に接触して僅かに変形し、傾斜状の前側フィン36が折曲辺25、26の内側面に接触して潰れるように変形し、さらに挿入させると、傾斜状の中間フィン38、後側フィン37が先端側の内側面に接触して潰れるように変形し、第2側壁34の屈曲部343が折曲辺25、26の内側面の先端側部位に接触し、被覆片30の前面300が折曲辺25、26の端縁250、260に接触して端縁250、260を覆う。
図9は、図8と類似の図であるが、ガイドレール2の折曲辺25、26の外側面には、高さ方向に亘って消音帯8が接着されており、対向する消音帯8間にガイド溝Gが形成されている。本実施形態では、被覆片30の側面302は折曲辺25、26の外側面よりも僅かに突出しているが、消音帯8の外側面よりは突出していない。図10に示すように、消音帯8の下端側は、ガイドレール2の下端面からガイドレール2の側辺20、21の外側面の下方部位に折り返して接着されている。
本実施形態では、樹脂部材3は本体部をガイドレール2に形成された受溝に挿入するものであるが、ガイドレール2の曲げ加工の寸法誤差から受溝の幅寸法にバラツキが生じた場合であっても、共通の樹脂部材3を用意しておけば、樹脂部材3の本体の弾性、特に、前側フィン35、前側フィン36、中間フィン38、後側フィン37の変形の度合いによって寸法誤差に対応して樹脂部材3を受溝に挿入することができる。
本実施形態では、図5、図6、図10に示すように、樹脂部材3の上方部位は、被覆片30を傾斜状に切り落とすことで傾斜面303が形成されている。傾斜面303は、上方に向かってガイド溝Gから徐々に離間するように傾斜している。本実施形態では、被覆片30の側面302はガイド溝G内に突出しないようになっているが、シャッターカーテンが開口部前後方向に斜めになって下降するような場合に、シャッターカーテンの下端と樹脂部材3の上端面と僅かにでも接触することがないようにしている。
樹脂部材3は、本体部を受溝に挿入した状態で本体部の弾性によって位置が固定されるが、本実施形態では樹脂部材3の上方部位、下方部位を接着剤を用いてガイドレール2の受溝の内側面に接着している(図5、図10に斜線で示す)。
2 ガイドレール
20 側辺
21 側辺
22 底辺
23 前辺
24 前辺
25 折曲辺
250 端縁
26 折曲辺
260 端縁
3 樹脂部材
30 被覆片
300 前面
302 側面
31 前壁
32 後壁
33 第1側壁
34 第2側壁
341 第2部分
343 屈曲部
35 前側フィン
36 前側フィン
37 後側フィン
38 中間フィン
G ガイド溝

Claims (3)

  1. 対向状の側辺と、前記側辺の基端側を連結する底辺と、各側辺の先端側にそれぞれ形成した前辺と、各前辺から底辺へ向かってそれぞれ延びる折曲辺と、を備え、対向する折曲辺の外側面間にガイド溝が形成され、前記側辺の先端側部位と、前記前辺と、前記折曲辺から断面視コ字状の受溝が形成されたガイドレールと、
    本体と、前記本体から延出する被覆片と、を備えた樹脂部材と、
    からなり、
    前記樹脂部材は、前記本体が受溝に挿入され、前記被覆片が前記折曲辺の端縁を覆うように前記ガイドレールに装着されており、前記被覆片の前面は前記折曲辺の端縁に当接しており、前記被覆片の側面は前記ガイド溝内には突出しておらず、前記被覆片は前記折曲辺の外側面には設けられていない、
    シャッターのガイドレール構造。
  2. 前記被覆片は、前記樹脂部材の上方部位において、上方に向かってガイド溝から離間するような傾斜面を形成している、請求項1に記載のガイドレール構造。
  3. 前記樹脂部材の本体は、前壁と、後壁と、第1側壁と、第2側壁と、から形成された中空部材であり、
    前記前壁の幅寸法は、前記受溝の幅寸法よりも小さく、
    前記前壁の幅方向両端部には、前記第1側壁の先端、前記第2側壁の先端にそれぞれ位置して、前側フィンが形成されており、前記前側フィン間の距離は、外力が作用しない状態では前記受溝の幅寸法よりも大きく、
    前記第1側壁には、前記前側フィンの後方に位置して少なくとも1つのフィンを備え、
    前記第2側壁には、前記折曲辺の内側面との当接部を有しており、
    前記被覆片は、前記第2側壁の後端からガイド溝側に延びる前面と、ガイド溝に面する側面と、を備え、
    前記本体が前記受溝に挿入された状態では、前記前面が前記前辺の内側面に対向し、前記第1側壁に形成した前記前側フィン及び前記少なくとも1つのフィンが前記側辺の先端側部位の内側面に当接し、前記第2側壁に形成した前記前側フィン及び前記当接部が前記折曲辺の内側面に当接し、
    前記被覆片の前記前面は前記折曲辺の端縁に当接して当該端縁を覆っており、前記被覆片の前記側面は前記ガイド溝内には突出していない、
    請求項1、2いずれか1項に記載のガイドレール構造。
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