JP6386188B2 - Wi−Fiシステム電力を改善するためのスキャンチャネル低減 - Google Patents

Wi−Fiシステム電力を改善するためのスキャンチャネル低減 Download PDF

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Description

[0001] 本実施形態は、一般にワイヤレスネットワークに関し、具体的には、近隣ワイヤレスネットワークのスキャニングに関連付けられた電力消費を低減することに関する。
[0002] ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、いくつかのクライアントデバイスまたは局(STA)で使用するための共有ワイヤレス通信媒体を提供する、1つまたは複数のアクセスポイント(AP)によって形成され得る。基本サービスセット(BSS)に対応し得る各APは、APのワイヤレスレンジ(wireless range)内の任意のSTAがWLANとの通信リンクを確立および/または維持することを可能にするために、ビーコンフレームを定期的にブロードキャストする。通常のWLANでは、随時1つのSTAのみがワイヤレス媒体を使用し得、各STAは、一度に1つのAPのみにアソシエートされ(associated)得る。ワイヤレスネットワークの増大する普遍性のために、STAがワイヤレスネットワークに参加しようとするとき、STAは、複数のワイヤレスネットワーク間および/または(例えば、拡張されたBSSを形成する)複数のAP間の選択肢(choice)を有し得る。そのため、STAは、アソシエートする(associate)最も適切なAPを発見および/または決定するために、それの周囲を定期的にスキャンし得る。例えば、STAが1つのAPにアソシエートされている(例えば、接続されている)間に、STAはより良い信号品質またはスループットを提供し得る他の近隣APをスキャンし得、STAがいずれのAPにもアソシエートされていない間に、STAはアソシエートする近隣APをスキャンし得る。スキャニング動作がかなりの量の電力を消費するため、スキャニング動作に関連付けられた電力消費を低減することが望ましい。
[0003] 本実施形態は、一例として図示されており、添付図面の図によって限定されることを意図するものではない。
[0004] 図1は、本実施形態が実施され得るWLANシステムの例のブロック図を示す。 [0005] 図2は、いくつかの実施形態に従った、ワイヤレス局(STA)のブロック図を示す。 [0006] 図3は、いくつかの実施形態に従った、STAが3つのAPからの信号を受信しているワイヤレスネットワークの例のブロック図を示す。 [0007] 図4Aは、いくつかの実施形態に従った、ある時間の期間にわたる図3のAPのうちの2つもののRSSI値と、アソシエーション切り替え動作(association switching operation)とを描く。 [0008] 図4Bは、他の実施形態に従った、ある時間の期間にわたる図3のAPのうちの2つもののRSSI値と、アソシエーション切り替え動作とを描く。 [0009] 図5は、いくつかの実施形態に従った、STAのアソシエーション(association)を第1のAPから第2のAPに選択的に切り替えるための動作の例を描く、例示となるフローチャートを示す。 [0010] 図6Aは、いくつかの実施形態に従った、RSSI差分値(RSSI difference value)を動的に調整するための動作の例を描く、例示となるフローチャートを示す。 図6Bは、いくつかの実施形態に従った、RSSI差分値を動的に調整するための動作の例を描く、例示となるフローチャートを示す。 図6Cは、いくつかの実施形態に従った、RSSI差分値を動的に調整するための動作の例を描く、例示となるフローチャートを示す。
[0011] 同様の参照番号は、全図面を通じて対応する部分を指す。
詳細な説明
[0012] 実施形態は、簡略化のためだけに、WLANシステムのコンテキストにおいて下記に説明される。本実施形態が、他のワイヤレスネットワーク(例えば、セルラネットワーク、ピコネットワーク、フェムトネットワーク、衛星ネットワーク)に対して、同様に1つまたは複数の有線規格またはプロトコル(例えば、イーサネット(登録商標)および/またはHomePlug/PLC規格)の信号を使用するシステムのために、等しく適用可能であることが理解されるだろう。本明細書で使用されるような、「WLAN」および「Wi−Fi(登録商標)」という用語は、IEEE 802.11規格ファミリ、BLUETOOTH(登録商標)(BluetoothまたはBT)、HiperLAN(主として欧州で使用される、IEEE 802.11規格に相当するワイヤレス規格のセット)、および比較的短い無線伝搬レンジ(relatively short radio propagation range)を有する他の技術によって管理された通信を含み得る。よって、「WLAN」および「Wi−Fi」という用語は、本明細書において同義で使用され得る。加えて、APおよび複数のSTAを含むインフラストラクチャWLANシステムに関して下記に説明されるが、本実施形態は、例えば、複数のAP、ピア・ツー・ピア(または独立型ベーシックサービスセット)システム、Wi−Fiダイレクトシステム、および/またはホットスポットを含むWLANを含む、他のWLANシステムに等しく適用可能である。加えて、本明細書ではワイヤレスデバイス間でデータパケットを交換することに関して説明されるが、本実施形態は、ワイヤレスデバイス間の任意のデータユニット、パケット、および/またはフレームの交換に適用され得る。よって、「データパケット」という用語は、例えば、プロトコルデータユニット(PDU)、MACプロトコルデータユニット(MPDU)、および物理レイヤ・コンバージェンス・プロトコル・データユニット(PPDU)のような、任意のフレーム、パケット、またはデータユニットを含み得る。「A−MPDU」という用語は、アグリゲートされたMPDUを指し得る。
[0013] 下記の説明では、本開示の十分な理解を提供するために、特定のコンポーネント、回路、および処理の例のような、多数の特定の詳細が記載される。本明細書で使用される「結合される」という用語は、直接接続されること、あるいは、1つまたは複数の介在するコンポーネントまたは回路を通じて接続されることを意味する。また、下記の説明では、説明の目的で、本実施形態の十分な理解を提供するために、特定の専門用語が記載される。しかしながら、これらの特定の詳細が本実施形態を実現するために必要とされない可能性もあることは、当業者にとって明らかだろう。他の事例では、周知の回路およびデバイスは、本開示を不明瞭にすることを避けるために、ブロック図形式で示される。本実施形態は、本明細書で説明される特定の例に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ添付の特許請求の範囲によって定義される全ての実施形態をその範囲内に含むと解釈されるべきである。
[0014] 上述されるように、ワイヤレス局(STA)は、アソシエートする最も適切なAPを発見および/または決定するために、それの周囲を定期的にスキャンし得る。接続スキャン(Connected scans)(または「ローミング」スキャン)は、STAが(例えば、ローミングするのにより適切なAPを発見するために)アソシエートされたAP(associated AP)に接続されている間にSTAによって行われるスキャニング動作を指し得る。非接続スキャン(Disconnected scans)は、(例えば、アソシエートするのに適切なAPを発見するために)いずれのAPにも未だ接続されていないSTAによって行われるスキャニング動作を指し得る。スキャニング動作がかなりの量の電力を消費し得るため、スキャニング動作に関連付けられた電力消費を低減することが望ましい。
[0015] 実施形態の例に従って、STAのスキャニング動作に関連付けられた電力消費は、STAがスキャンするチャネル数を低減することによって低減され得る。例えば、所与の周波数帯域内の全ての利用可能なチャネル(例えば、2.4GHz帯域内の全てのチャネル)をスキャンするよりもむしろ、STAは、利用可能なチャネル(例えば、2.4GHz帯域内のチャネル1および6)のサブセットのみをスキャンし得、それは、(全部のチャネルスキャンと比較して)電力消費を低減する。少なくとも1つの実施形態について、STAは、最も一般的な(popular)または高い頻度で使用されるチャネルのみをスキャンし得、APのRSSI値が閾値よりも大きい場合にスキャニング動作を終了し得、スキャンされたチャネル数に少なくとも部分的に基づいて、閾値を動的に調整し得る。少なくとも1つの実施形態について、閾値は最初に比較的高い値(例えば、最も高いRSSI値を有するAPが位置特定される(located)ことを保証するための閾値)に設定され得、次に閾値は、比較的低い値(例えば、適切なAPを位置特定する前にスキャンされているいくつかのチャネルを除外する閾値)へと次第に減少され得る。
[0016] 図1は、実施形態の例が実装され得るワイヤレスネットワークシステム100のブロック図である。システム100は、4つのワイヤレス局STA 1−STA 4、ワイヤレスアクセスポイント(AP)110、およびワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)120を含むように示されている。WLAN 120は、IEEE 802.11ファミリ規格に従って(または他の適切なワイヤレスプロトコルに従って)動作し得る、複数のWi−Fiアクセスポイント(AP)によって形成され得る。そのため、簡略化のために1つのAP 110のみが図1に示されているが、WLAN 120がAP 110のような任意の数のアクセスポイントによって形成され得ることが理解されるだろう。AP 110は、例えば、アクセスポイントの製造者によってその中にプログラムされたユニークなMACアドレスを割り当てられる。同様に、STA 1−STA 4の各々もまた、ユニークなMACアドレスを割り当てられる。
[0017] 局STA 1−STA 4は、例えば、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、タブレットデバイス、ラップトップコンピュータなどを含む、任意の適切なWi−Fi使用可能ワイヤレスデバイスであり得る。局STA 1−STA 4はまた、ユーザ機器(UE)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれ得る。少なくともいくつかの実施形態について、局STA 1−STA 4は、トランシーバ、1つまたは複数の処理リソース(例えば、プロセッサおよび/またはASIC)、1つまたは複数のメモリリソース、および電源(例えば、バッテリ)を含み得る。メモリリソースは、図5、および6A−6Cに関して下記で説明される動作を行うための命令を記憶する、非一時的コンピュータ可読媒体(例えば、EPROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ、ハードドライブなどのような、1つまたは複数の不揮発性メモリエレメント)を含み得る。
[0018] AP 110は、Wi−Fi、Bluetooth、または任意の他の適切なワイヤレス通信規格を使用して、AP 110を介して、1つまたは複数のワイヤレスデバイスがネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、および/またはインターネット)に接続することを可能にする任意の適切なデバイスであり得る。少なくとも1つの実施形態ついて、AP 110は、トランシーバ、ネットワークインターフェース、1つまたは複数の処理リソース、および1つまたは複数のメモリソースを含み得る。メモリリソースは、図5、および6A−6Cに関して下記で説明される動作を行うための命令を記憶する、非一時的コンピュータ可読媒体(例えば、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、ハードドライブなどのような、1つまたは複数の不揮発性メモリエレメント)を含み得る。
[0019] 図2は、図1の局STA 1−STA 4のうちの少なくとも1つの、1つの実施形態であるSTA 200を示す。STA 200は、少なくともWLANトランシーバ211を含むPHYデバイス210、いくつかのコンテンションエンジン(contention engines)221を含むMAC 220、プロセッサ230、およびメモリ240を含み得る。トランシーバ211は、AP 110に信号を送信し、AP 110から信号を受信するために使用され得(図1も参照)、近隣アクセスポイント(例えば、STA 200のレンジ内のアクセスポイント)を検出および識別するように周囲の環境をスキャンするために使用され得る。本明細書における考察の目的で、MAC 220は、PHYデバイス210とプロセッサ230との間に結合されるものとして図2に示されている。実際の実施形態について、PHYデバイス210、MAC 220、プロセッサ230、および/またはメモリ240は、1つまたは複数のバス(簡略化のために図示されていない)を使用して連結され得る。
[0020] コンテンションエンジン221は、共有ワイヤレス媒体へのアクセスを求めて競い、また、共有ワイヤレス媒体を介して送信のためのパケットも記憶し得る。STA 200は、複数の異なる接続カテゴリの各々について1つまたは複数のコンテンションエンジン221を含み得る。他の実施形態について、コンテンションエンジン221は、MAC 220から分離され得る。さらに他の実施形態について、コンテンションエンジン221は、プロセッサ230によって実行されるとき、コンテンションエンジン221の機能を実行する命令を含む、(例えば、メモリ240内に記憶されるか、またはMAC 220内に提供されたメモリに記憶される)1つまたは複数のソフトウェアモジュールとして実装され得る。
[0021] メモリ240は、複数のAPについてのプロファイル情報を記憶するAPプロファイルデータストア241を含み得る。特定のAPについてのプロファイル情報は、例えば、APのSSID、チャネル情報、RSSI値、サポートされたデータレート、STA 200との接続履歴、(例えば、APのロケーションなどについての信頼のレベルを示す)APの信頼性の値を含む情報、およびAPの動作に関連するまたはそれを説明する任意の他の適切な情報を含み得る。
[0022] メモリ240はまた、下記のソフトウェアモジュールを記憶することができる非一時的コンピュータ可読媒体(例えば、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、ハードドライブなどのような1つまたは複数の不揮発性メモリエレメント)を含み得る。
・(例えば、図5および6A−6Cの動作について説明されるような)STA 200および他のSTA、および/またはいくつかのAP間でのフレーム(例えば、アソシエーション要求、プローブ要求、データフレーム、肯定応答(ACK)フレーム、管理フレーム、アクションフレーム、制御フレームなど)の作成および交換を容易にするためのフレーム交換ソフトウェアモジュール242
・(例えば、図5および6A−6Cの動作について説明されるような)選択された時間期間の間、いくつかの近隣APの各々についてのいくつかのRSSI値を決定するための、および/または近隣APの各々についての瞬時RSSI値および/または平均RSSI値を決定するためのRSSI決定ソフトウェアモジュール243
・(例えば、図5および6A−6Cの動作について説明されるような)STAがアソシエートする、またはそれのアソシエーションを切り替えるいくつかの近隣APのうちの1つを選択するためのAP選択ソフトウェアモジュール244
・(例えば、図5および6A−6Cの動作について説明されるような)現在のスキャニング動作中にスキャンされるいくつかのチャネル、STA 200に現在アソシエートされているAPのいくつかのRSSI値、STAのAPとの接続履歴、および/またはモードのユーザ選択、に少なくとも部分的に基づいて、RSSI閾値を動的に調整するためのRSSI閾値調整ソフトウェアモジュール245
各ソフトウェアモジュールは、プロセッサ230によって実行されるとき、対応する機能をSTA 200に行わせる命令を含む。よって、メモリ240の非一時的コンピュータ可読媒体は、図5および6A−6Cの方法のSTA側の動作の全てまたは一部を行うための命令を含む。
[0023] プロセッサ230は、PHYデバイス210およびトランシーバ211に、MAC 220およびコンテンションエンジン221に、並びにメモリ240に結合されるように図2の例で示されており、(例えば、メモリ240内の)STA 200に記憶された1つまたは複数のソフトウェアプログラムのスクリプトまたは命令を実行することができる任意の適切なプロセッサであり得る。例えば、プロセッサ230は、STA 200と1つまたは複数のAPとの間でフレーム(例えば、アソシエーション要求、プローブ要求、データフレーム、肯定応答(AKC)フレーム、管理フレーム、アクションフレーム、制御フレームなど)の作成および交換を容易にするためにフレーム交換ソフトウェアモジュール242を実行し得、1つまたは複数のAP(または、他のSTA)からのフレーム(例えば、ビーコンフレーム、アソシエーション応答、プローブ応答、データフレーム、肯定応答(ACK)フレーム、管理フレーム、アクションフレーム、制御フレームなど)の受信を容易にするためにフレーム交換ソフトウェアモジュール242を実行し得る。
[0024] プロセッサ230はまた、選択された時間期間の間、いくつかの近隣APの各々についてのいくつかのRSSI値を決定するために、および/または近隣APの各々についての平均RSSI値を決定するために、RSSI決定ソフトウェアモジュール243を実行し得る。いくつかの実施形態では、RSSI決定ソフトウェアモジュール243の実行は、STAに、1つまたは複数のAPについてのRSSI値および/または平均RSSI値をAPプロファイルデータストア241中に記憶させ得、および/または、AP選択ソフトウェアモジュール244に対しておよび/または差分値調整ソフトウェアモジュール245に対して1つまたは複数のAPについてのRSSI値および/または平均RSSI値を提供させ得る。
[0025] プロセッサ230はまた、STAがアソシエートする、またはそれのアソシエーションを切り替えるいくつかの近隣APのうちの1つを選択するために、AP選択ソフトウェアモジュール244を実行し得る。いくつかの実施形態について、AP選択ソフトウェアモジュール244は、アソシエーションを第1のAPから少なくとも1つの第2のAPに切り替えるかどうかを決定するために、STA 200に現在アソシエートされている第1のAPについての第1のRSSI値を、STA 200に現在アソシエートされていない少なくとも第2のAPについての第2のRSSI値と比較し得る。より具体的には、少なくとも1つの実施形態について、AP選択ソフトウェアモジュール244は、第2のRSSI値が、RSSI閾値よりも大きい値ぶんだけ、第1のRSSI値よりも大きいとき、アソシエーションを第1のAPから少なくとも1つの第2のAPに切り替え得、第2のRSSI値が、RSSI閾値よりも大きい値ぶんだけ、第1のRSSI値よりも大きくはないとき、第1のAPとのSTAのアソシエーションを維持し得る。少なくとも別の実施形態について、AP選択ソフトウェアモジュール244は、第2のRSSI値の平均値が、RSSI閾値よりも大きい値ぶんだけ、第1のRSSI値の平均値よりも大きいとき、アソシエーションを第1のAPから少なくとも1つの第2のAPに切り替え得、第2のRSSI値の平均値が、RSSI閾値よりも大きい値ぶんだけ、第1のRSSI値の平均値よりも大きくはないときに、第1のAPとのSTAのアソシエーションを維持し得る。
[0026] プロセッサ230はまた、現在のスキャニング動作中にスキャンされたいくつかのチャネル、STA 200に現在アソシエートされているAPのいくつかのRSSI値、APとの接続履歴、および/またはモードのユーザ選択、に少なくとも部分的に基づいて、RSSI閾値を動的に調整するために、RSSI閾値調整ソフトウェアモジュール245を実行し得る。より具体的には、少なくとも1つの実施形態について、差分値調整ソフトウェアモジュール245は、第1のRSSI値が時間にわたり増加していることを第1のRSSI値の移動平均が示すとき、RSSI差分値を増加させ得、第1のRSSI値が時間にわたり減少していることを第1のRSSI値の移動平均が示すとき、RSSI差分値を減少させ得る。少なくとも別の実施形態について、差分値調整ソフトウェアモジュール245は、STAが、所定の時間期間よりも長い間、第1のAPにアソシエートされているときに、RSSI差分値を増加させ得、STAが、所定の時間期間よりも長い間、第1のAPにアソシエートされていないときに、RSSI差分値を減少させ得る。少なくとも別の実施形態について、差分値調整ソフトウェアモジュール245は、ユーザ選択が第1のモードであるとき、RSSI差分値を比較的高い値に設定し得、ユーザ選択が第2のモードであるとき、RSSI差分値を比較的低い値に設定し得る。
[0027] 上述されるように、STAがワイヤレスネットワークに参加しようとするとき、STAは、複数のワイヤレスネットワーク間および/または拡張されたBSSを形成する複数のAP間の選択肢を有し得る。そのため、STAは、アソシエートする最も適切なAPを発見および/または決定するために、それの周囲を定期的にスキャンし得る(従って、そのAPを通じて、STAは他のデバイスおよび/またはネットワークと通信し得る)。より具体的には、STA 200がWLANにアクセスすることを希望するとき(例えば、パワーアップ後、アクティブモードに再度入る際、または新しいエリアへと移動するとき)、STA 200は、スキャニング動作を行うことによって、近隣APをサーチし得る。IEEE 802.11規格は、受動的なスキャニング動作および能動的なスキャニング動作の両方を定義する。
[0028] 受動的なスキャニングでは、STA 200は、近隣APによって定期的に送信されるビーコンフレームについて個々のチャネルをスキャンし得る。ビーコンフレームは、APのSSID、サポートされたデータレート、同期情報などを含む。STA 200がビーコンフレームを受信するとき、STA 200は、ビーコンフレーム(例えば、対応する電力レベルおよびRSSI値)に関連付けられた情報を記録し得、その後、どのAPにアソシエートするかを選択するために、この情報を使用し得る。
[0029] 能動的なスキャニングでは、STA 200は、近隣APを位置特定することを試み、プローブ要求フレームをブロードキャストすることによって、スキャニング処理を開始する。これは、(例えば、ビーコンフレームの送信を待つことなく)STA 200がAPからの応答を直ちに受信することを可能にする。プローブ要求フレームは、SSIDを含み得、ヌルSSIDを含み得、または特定のAPの宛先アドレスを含み得る。プローブ要求フレームがSSIDを含むとき、プローブ要求フレームを受信するマッチングSSID(matching SSID)を有する全てのAPは、プローブ応答フレームを送信することによって、応答する。プローブ要求フレームがヌルSSIDを含むとき、プローブ要求フレームを受信する全てのAPは、プローブ応答フレームを送信することによって、応答する。プローブ要求フレームが特定のAPの宛先アドレスを含むとき、宛先アドレスによって示されるAPのみが、STA 200によって「聞かれる(heard)」可能性のあるプローブ応答を送信する。
[0030] 選択されたAPでSTA 200が認証された後、STA 200は、その選択されたAPとデータを交換する前に、その選択されたAPにアソシエートする。アソシエーション処理は、STA 200およびAPの能力についての情報の交換を含み、選択されたAPとSTA 200を同期させる。STA 200は、アソシエーション要求フレームを選択されたAPに送ることによって、アソシエーション処理を開始し得る。選択されたAPは、APに関する他の情報と共に、アソシエーションID(AID)を含むアソシエーション応答フレームを送ることによって、応答する。
[0031] STA 200が、ワイヤレスネットワークのレンジ内で移動(例えば、「ローミング」)するか、またはワイヤレスネットワーク間で移動するとき、STA 200は、(たとえ、STA 200が、現在アソシエートされたAPのワイヤレスレンジ内に未だあり得るとしても)より良い性能を提示する別のAPにアソシエートすることによって、スループットを改善し得る。例えば、図3のワイヤレスネットワーク300の例を参照すると、STA 200はアクセスポイントAP1に現在アソシエートされているが、また、アソシエートされていないアクセスポイントAP2〜AP3のワイヤレスレンジ内でもある。そのため、STA 200は、未だAP1のワイヤレスレンジ内にあるが、AP2および/またはAP3は、AP1よりもより良い性能(例えば、より高いスループット)を提示し得る。STA 200は、アクセスポイントAP1〜AP3の各々のいくつかのRSSI値を決定するために、接続または「ローミング」スキャニング動作を行い得、その後、アソシエートする「最良の」APとして、最も高いRSSI値を有するAPを選択する。いくつかの実施形態について、RSSI値は、アクセスポイントAP1〜AP3から受信されたビーコンフレームから導出され得る。本明細書における考察の目的で、AP1は、RSSIと称される第1のRSSI値を有するビーコンフレームをブロードキャストし得、AP2は、RSSIと称される第2のRSSI値を有するビーコンフレームをブロードキャストし得、AP3は、RSSIと称される第3のRSSI値を有するビーコンフレームをブロードキャストし得る。
[0032] しかしながら、最も高い瞬時RSSI値を有するAPを選択することが、常に最良の性能をもたらすとは限らない。例えば、選択された時間の期間の間、(例えば、RSSIがRSSIよりも大きい回数と比較して)RSSIがRSSIよりも大きい回数が比較的少ないようにSTA 200がAP1とAP2との間で、ある方向に移動している場合に、時間内の任意の所与の瞬間にどのAPがより大きいRSSI値を有するかにのみ基づいてAP1とAP2と間のアソシエーションを切り替えることは、AP1およびAP2間で、STA 200の頻繁な「バウンスイング(bouncing)」または「ピンポニング(ping-ponging)」をもたらし得る。より具体的には、AP1とAP2との間での頻繁な「バウンスイング」または「ピンポニング」は、複数のAPとディソシエート(dissociating)およびアソシエート(または再アソシエート)することに関連付けられたドレイン時間(drain time)および/または媒体占有率(medium occupancy)に起因して、スループットを低減し得る。加えて、任意の所与の瞬時にどのAPがより大きいRSSI値を有するかにのみ基づいてAP1とAP2との間でアソシエーションを切り替えることは、APの持続した信号強度を示さない可能性のある(例えば、マルチパスの影響、オフチャネルスキャニング動作などから生じる)APのRSSI値の一時的な減少を考慮しない可能性がある。
[0033] 従って、いくつかの実施形態に従って、STA 200は、第1のAPのRSSI値が、差分値よりも大きい値ぶんだけ、第2のAPのRSSI値よりも大きいかどうかに基づいて、それのアソシエーションを第1のAPから第2のAPに切り替えるかどうかを決定し得る。少なくとも1つの実施形態について、STA 200は、第1のAPのRSSI値の平均値が、差分値よりも大きい値ぶんだけ、第2のAPのRSSI値の平均値よりも大きいどうかに基づいて、それのアソシエーションを第1のAPから第2のAPに切り替えるかどうかを決定し得る。本明細書で説明されるように、STAのアソシエーションをAP間で切り替えるかどうかを決定するために差分値を使用することは、下記でより詳細に説明されるように、APのピンポニングを防ぎ、他の性能の利点を提供し得る。本明細書におけるさらなる考察の目的で、STAが現在アソシエートされているAPは、「アソシエートされた(associated)」APと呼ばれ得、STAが現在アソシエートされていない任意の近隣APは、「候補(candidate)」APと呼ばれ得る。すなわち、図3の例に関して、AP1はアソシエートされたAPと呼ばれ、AP2〜AP3は候補APと呼ばれ得る。
[0034] 図4Aは、候補APのRSSI値が、差分値よりも大きい値ぶんだけ、アソシエートされたAPのRSSI値よりも大きいかどうかに少なくとも部分的に基づいて、アソシエートされたAPと候補APとの間でそれのアソシエーションを選択的切り替えるSTA 200を描くシーケンス図400Aである。図4の例について、STA 200は、初めにAP1にアソシエートされ、また少なくとも1つの候補AP(例えば、AP2)から信号を受信し得る。より具体的には、図4Aは、ある時間の持続時間にわたる、図3のアソシエートされたアクセスポイントAP1の第1のRSSI値(RSSI)の例と、候補アクセスポイントAP2の第2のRSSI値(RSSI)の例とを描く。図4Aで描かれたRSSIとRSSIの値は、例えば、AP1および/またはAP2のロケーションに対するSTA 200の移動のために、時間にわたり変化し得る。図4Aに関して下記に説明されるアクセスポイント間の切り替え動作の例について、(下記でより詳細に説明されるように、差分値は動的に調整され得るが)差分値は5dBに設定される。よって、図4Aで描かれる例について、STA 200がそれのアソシエーションをアソシエートされたAPから候補APに切り替え得る基準(criteria)は、RSSIcandidateAP>RSSIassociatedAP+RSSIdifferenceと表され得、ここで、RSSIcandidateAPはある所与の時間におけるRSSIの値であり得、RSSIassociatedAPはその所与の時間におけるRSSIの値であり得、RSSIdifferenceは差分値である。
[0035] 時間tにおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−80dBを有する。よって、RSSIがRSSI+RSSIdifferenceよりも大きくはないため、STA 200は、AP1とのそれの現在のアソシエーションを維持する。
[0036] 時間tにおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−58dBを有する。よって、RSSIがRSSI+RSSIdifferenceよりも大きくはないため、STA 200は、AP1とのそれの現在のアソシエーションを維持する。tにおいてRSSI>RSSIであるが、RSSIが差分値(例えば、RSSIdifference=5dB)ぶんだけRSSIを超えないため、STA 200は、時間tにおいてそれのアソシエーションをAP1からAP2に切り替えないことに留意されたい。これは、RSSI>RSSIであるためにtにおいてSTAのアソシエーションをAP1からAP2に切り替え得る従来技術とは対照的である。
[0037] 時間tにおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−60dBを有する。よって、RSSIがRSSI+RSSIdifferenceよりも大きくはないため、STA 200は、AP1とのそれの現在のアソシエーションを維持する。
[0038] 時間tにおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−54dBを有する。よって、RSSIが今やRSSI+RSSIdifferenceよりも大きいため、STA 200は、例えば、AP1からディソシエートし、AP2にアソシエートすることによって、それのアソシエーションをAP1からAP2に切り替える。
[0039] 時間tにおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−50dBを有する。よって、RSSIがRSSI+RSSIdifferenceよりも大きくはないため、STA 200は、時間tにおいてAP2とのそれの現在のアソシエーションを維持する。
[0040] 時間tにおいて、AP1はRSSI=−50dBを有し、AP2はRSSI=−56dBを有する。よって、RSSIが今やRSSI+RSSIdifferenceよりも大きいため、STA 200は、例えば、AP2からディソシエートし、AP1にアソシエートすることによって、それのアソシエーションをAP2からAP1に切り替える。
[0041] 時間tにおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−50dBを有する。よって、RSSIが今やRSSI+RSSIdifferenceよりも大きいため、STAは、例えば、AP1からディソシエートし、AP2にアソシエートすることによって、それのアソシエーションをAP1からAP2に切り替える。
[0042] 時間tおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−50dBを有する。よって、RSSIがRSSI+RSSIdifferenceよりも大きくはないため、STA 200は、AP2とのそれの現在のアソシエーションを維持する。
[0043] このように、STA 200は、RSSIcandidateAP>RSSIassociatedAP+RSSIdifferenceであるとき、それのアソシエーションをAP1とAP2との間で切り替え得、それは、RSSIcandidateAP>RSSIassociatedAPであるときにアソシエーションを切り替え得る従来技術よりもより少ない頻度で、STA 200がそれのアソシエーションを切り替えることを可能にし得る。例えば、このような従来技術が、時間tにおいてSTAのアソシエーションをAP1からAP2に切り替え得る一方、本実施形態は、時間tにおけるRSSIとRSSIとの間の差がRSSIdifference=5dBよりも大きくはないため、時間tにおいてSTAのアソシエーションをAP1からAP2に切り替えない。
[0044] 他の実施形態について、STAのアソシエーションは、RSSIcandidateAPの平均値がRSSIassociatedAPの平均値+RSSIdifferenceよりも大きいとき、AP間で切り替えられ得る。RSSIcandidateAPおよびRSSIassociatedAPの平均値は、選択された時間期間の間で決定され得る。下記でより詳細に説明されるように、(例えば、瞬時RSSI値に基づいてよりもむしろ)平均RSSI値に基づいてSTAのアソシエーションを切り替えるかどうかを決定することは、APのピンポニングの発生を低減することによって性能をさらに改善し得る。
[0045] 図4Bは、RSSIの平均値が、差分値よりも大きい値ぶんだけ、RSSIの平均値よりも大きいかどうかに少なくとも部分的に基づいて、それのアソシエーションをAP1からAP2に選択的に切り替えるSTA 200を描く、シーケンス図400Bである。図4Bの例について、STA 200は、初めにAP1にアソシエートされ、また少なくとも1つの候補AP(例えば、AP2)から信号を受信し得る。より具体的には、図4Bは、2つの選択された時間期間P1およびP2に関連する、図4AのAP1についてのRSSIの値の例と、AP2についてのRSSIの値の例とを描く。第1の選択された時間期間P1は、時間t〜tにおいて決定されるRSSI値を含み、第2の選択された時間期間P2は、時間t〜tにおいて決定されるRSSI値を含む。
[0046] さらに、例えば、図4Bに関して下記で説明されるAPアソシエーション切り替え動作の例について、(下記でより詳細に説明されるように、差分値は動的に調整され得るが)差分値は5dBに設定される。よって、下記の例について、STA 200がそれのアソシエーションをアソシエートされたAPから候補APに切り替え得る基準は、RSSIcandidateAP,average>RSSIassociatedAP,average+RSSIdifferenceと表され得、ここで、RSSIcandidateAP,averageは、選択された時間期間の間のRSSIcandidateAPの複数の値の平均値であり、RSSIassociatedAP,averageは、選択された時間期間の間のRSSIassociatedAPの複数の値の平均値であり、RSSIdifferenceは差分値である。
[0047] 時間tにおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−80dBを有する。時間tにおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−58dBを有する。時間tにおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−60dBを有する。
[0048] 時間tにおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−54dBを有する。時間tの直後に、STA 200は、第1の選択された時間期間P1の間、RSSI2,averageが、差分値よりも大きい値ぶんだけ、RSSI1,averageよりも大きいかどうかを決定する。第1の選択された時間期間P1の間、RSSI2,averageの値は−60dBに等しく、RSSI1,averageの値は−63dBに等しい。よって、第1の選択された時間期間P1の間、RSSI2,averageの値は、3dBぶんだけ、RSSI1,averageの値よりも大きく、それは、5dBの差分値よりも小さい。従って、STA 200は、AP1とのそれの現在のアソシエーションを維持する。よって、tにおけるRSSIの瞬時値は、差分値よりも大きい値ぶんだけ、RSSIの瞬時値よりも大きいが、第1の選択された時間期間P1の間、RSSIの平均値が、差分量よりも大きい値ぶんだけ、RSSIの平均値よりも大きくはないため、STA 200は、時間tにおいてそれのアソシエーションをAP1からAP2に切り替えない。これは、STA 200が時間tにおいてそれのアソシエーションをAP1からAP2に切り替える図4Aで描かれる例とは対照的である。
[0049] 時間tにおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−50dBを有する。よって、たとえRSSI>RSSI+RSSIdifferenceであったとしても、第2の選択された時間期間P2の間、RSSI2,averageが、RSSIdifferenceよりも大きい値ぶんだけ、RSSI1,averageよりも大きくはないため、STA 200は、時間tにおいてAP2とのそれの現在のアソシエーションを維持する。
[0050] 時間tにおいて、AP1はRSSI=−50dBを有し、AP2はRSSI=−56dBを有する。
[0051] 時間tにおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−50dBを有する。よって、たとえRSSI>RSSI+RSSIdifferenceであったとしても、第2の選択された時間期間P2の間、RSSI2,averageが、RSSIdifferenceよりも大きい値ぶんだけ、RSSI1,averageよりも大きくはないため、STA 200は、時間tにおいてAP2とのそれの現在のアソシエーションを維持する。
[0052] 時間tおいて、AP1はRSSI=−60dBを有し、AP2はRSSI=−50dBを有する。時間tの直後に、STA 200は、第2の選択された時間期間P2の間、RSSI2,averageが、差分値よりも大きい値ぶんだけ、RSSI1,averageよりも大きいかどうかを決定する。第2の選択された時間期間P2の間、RSSI2,averageの値は−51.5dBであり、RSSI1,averageの値は−57.5dBである。よって、時間期間P2の間、RSSI2,average>RSSI1,average+RSSIdifferenceであり、従って、STA 200は、tの直後に、それのアソシエーションをAP1からAP2に切り替え得る。
[0053] 従って、図4Bの実施形態について、STA 200は、RSSIの平均値が、差分値よりも大きい値ぶんだけ、RSSIの平均値よりも大きいとき、時間tの直後に一度のみ、アソシエーションをAP1からAP2に切り替える。対照的に、図4Aの実施形態は、時間の同様の持続時間中に、時間tにおけるAP1からAP2への第1の切り替え、時間tにおけるAP2からAP1への第2の切り替え、および、時間tにおけるAP1からAP2への第3の切り替えの3回、STAのアソシエーションを切り替える。このように、図4Bの実施形態は、瞬時RSSI値に基づくよりもむしろ平均RSSI値に基づいて、STAのアソシエーションをAP間で切り替えることによって(図4Aの実施形態と比較して)APのピンポニングを低減し得る。
[0054] 上述されるように、差分値(RSSIdifference)は、本実施形態に従って、動的に調整され得る。いくつかの実施形態について、差分値は、現在アソシエートされたAPのRSSI値に少なくとも部分的に基づいて動的に調整され得る。例えば、アソシエートされたAPのRSSI値が時間にわたり増加していることをアソシエートされたAPのRSSI値の移動平均が示す場合、次に(例えば、STAがそれのアソシエーションを別のAPに切り替える可能性を減少させるために)差分値が増加され得、反対に、アソシエートされたAPのRSSI値が時間にわたり減少していることをアソシエートされたAPのRSSI値の移動平均が示す場合、次に(例えば、STAがそれのアソシエーションを別のAPに切り替える可能性を増加させるために)差分値が減少され得る。別の例について、アソシエートされたAPの瞬時RSSI値が、第1の閾値よりも大きい(例えば、APの信号強度が優れていることを示す)場合、次に(例えば、STAがそれのアソシエーションを別のAPに切り替える可能性を減少させるために)差分値が増加され得、反対に、アソシエートされたAPの瞬時RSSI値が、第2の閾値よりも小さい(例えば、APの信号強度が弱いことを示す)場合、次に(例えば、STAがそれのアソシエーションを別のAPに切り替える可能性を増加させるために)差分値が減少され得る。
[0055] 他の実施形態について、差分値は、STA 200のアソシエーション履歴に少なくとも部分的に基づいて、動的に調整され得る。例えば、STA 200が閾値時間期間よりも長い間、アソシエートされたAPに接続している場合、および/または、STA 200が日/週/月/年あたりのある特定の回数(例えば、またはアソシエートされたAPのポピュラリティ(popularity)に関する他のインジケーション)よりも多くアソシエートされたAPに接続する場合、次に(例えば、STAがそれのアソシエーションを別のAPに切り替える可能性を減少させるために)差分値が増加され得、反対に、STA 200が閾値時間期間よりも長い間、アソシエートされたAPに接続されていない場合、および/またはSTA 200が日/週/月/年あたりのある特定の回数(例えば、またはアソシエートされたAPのポピュラリティに関する他のインジケーション)よりも少なくアソシエートされたAPに接続する場合、次に(例えば、STAがそれのアソシエーションを別のAPに切り替える可能性を増加させるために)差分値が減少され得る。
[0056] さらに他の実施形態について、差分値は、動作モードのユーザ選択に少なくとも部分的に基づいて動的に調整され得る。例えば、ユーザは、第1のモードと第2のモードの間で選択し得、ここで、第1のモードの選択は、(例えば、STAがそれのアソシエーションを別のAPに切り替える可能性を減少させるために)差分値を比較的高い値に設定し、第2のモードの選択は、(例えば、STAがそれのアソシエーションを別のAPに切り替える可能性を増加させるために)差分値を比較的低い値に設定する。
[0057] STA 200のアソシエーションを第1のAP(例えば、アソシエートされたAP)から第2のAP(例えば、候補AP)に選択的に切り替えるための動作の例が、図5の例示となるフローチャート500に関して下記に説明される。図3および図4A−4Bも参照すると、STA 200は、第1のAPについてのいくつかの第1のRSSI値(RSSI)を決定し得(502)、第2のAPについてのいくつかの第2のRSSI値(RSSI)を決定し得る(504)。RSSI値およびRSSI値は、任意の適切な方法で、STA 200によって決定され得る、および/またはSTA 200に提供され得る。少なくとも1つの実施形態について、RSSIおよびRSSI値は、スキャニング動作中に、STA 200によって決定され得る。
[0058] 次に、STA 200は、RSSI値のインジケーションとRSSI値のインジケーションを比較し得る(506)。いくつかの実施形態について、RSSI値のインジケーションは、RSSIの瞬時値であり得、RSSI値のインジケーションは、RSSIの瞬時値であり得る。他の実施形態では、RSSI値のインジケーションは、RSSI値の平均値であり得、RSSI値のインジケーションは、RSSI値の平均値であり得る。
[0059] 少なくとも第1の実施形態について、STA 200は、アソシエートされたAPに関するいくつかの第1のRSSI値に少なくとも部分的に基づいて、差分値を動的に調整し得る(507)。より具体的には、図6Aのフローチャート610の例を参照すると、STA 200は、第1のRSSI値が時間にわたり増加していることを第1のRSSI値の移動平均が示すとき、差分値を増加させ得(611)、第1のRSSI値が時間にわたり減少していることを第1のRSSI値の移動平均が示すとき、差分値を減少させ得る(612)。
[0060] 少なくとも第2の実施形態について、STA 200は、STA 200とアソシエートされたAPとの間の接続履歴に少なくとも部分的に基づいて、差分値を動的に調整し得る(508)。より具体的には、図6Bのフローチャート620の例を参照すると、STA 200が、所定の時間期間よりも長い間、第1のAPにアソシエートされているとき、STA 200は、差分値を増加させ得(621)、STAが、所定の時間期間以下の間、第1のAPにアソシエートされているとき、差分値を減少させ得る(622)。
[0061] 少なくとも第3の実施形態について、STA 200は、動作モードのユーザ選択に少なくとも部分的に基づいて、差分値を動的に調整し得る(509)。より具体的には、図6Cのフローチャート630の例を参照すると、STA 200は、ユーザが第1のモードを選択するとき、差分値を比較的高い値に設定し得(631)、ユーザが第2のモードを選択するとき、差分値を比較的低い値に設定し得る(632)。
[0062] 再度図5を参照すると、STA 200は次に、比較動作の結果に少なくとも部分的に基づいて、それのアソシエーションを第1のAPから第2のAPに動的に切り替え得る(510)。より具体的には、RSSI値のインジケーションが、差分値よりも大きい値ぶんだけ、RSSI値のインジケーションよりも大きいとき、STAは、例えば、第1のAPからディスアソシエートし(disassociating)、第2のAPにアソシエートすることによって、それのアソシエーションを第1のAPから第2のAPに切り替え得る(510A)。反対に、RSSI値のインジケーションが、差分値よりも大きい値ぶんだけ、RSSI値のインジケーションよりも大きくはないとき、STA 200は、第1のAPとのそれの現在のアソシエーションを維持し得る(510B)。
[0063] 前述の明細書では、複数の実施形態がその特定の実施形態の例に関して説明されている。しかしながら、添付の請求項に記載の開示のより広い範囲から逸脱することなく、それらに対する様々な修正および変更がなされ得ることは明らかだろう。従って、本明細書および図面は、限定的な意味ではなく、むしろ例示的な意味において考慮されるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
モバイル局のアソシエーションを第1のアクセスポイント(AP)から第2のAPに選択的に切り替えるための方法であって、前記方法は、前記モバイル局(STA)によって行われ、
前記第1のAPについてのいくつかの第1の受信信号強度インジケータ(RSSI)値を決定することと、
前記第2のAPについてのいくつかの第2のRSSI値を決定することと、
前記第1のRSSI値のインジケーションと前記第2のRSSI値のインジケーションを比較することと、
前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きい場合、前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートすることと、
前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、前記差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きくはない場合、前記第1のAPとの前記アソシエーションを維持することと、および、
前記第1のRSSI値が時間にわたり増加していることを前記第1のRSSI値の移動平均が示す場合、前記差分値を増加させることと、
前記第1のRSSI値が時間にわたり減少していることを前記第1のRSSI値の前記移動平均が示す場合、前記差分値を減少させることと
によって、前記いくつかの第1のRSSI値に少なくとも部分的に基づいて、前記差分値を動的に調整することと
を備える、
方法。
[C2]
前記第1のRSSI値の前記インジケーションは、前記第1のRSSI値の平均値を備え、前記第2のRSSI値の前記インジケーションは、前記第2のRSSI値の平均値を備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記差分値を動的に調整することは、
前記STAが、所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされている場合、前記差分値を増加させることと、
前記STAが、前記所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされていない場合、前記差分値を減少させることと
をさらに備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記差分値は、第1のモードまたは第2のモードのユーザ選択に少なくとも部分的に基づく、C1に記載の方法。
[C5]
前記ユーザ選択が前記第1のモードである場合、前記差分値を比較的高い値に設定する、および、
前記ユーザ選択が前記第2のモードである場合、前記差分値を比較的低い値に設定する、C4に記載の方法。
[C6]
第1のアクセスポイント(AP)から第2のAPにそれのアソシエーションを選択的に切り替えるモバイル局(STA)であって、前記STAは、
前記第1のAPについてのいくつかの第1の受信信号インジケータ(RSSI)値を決定するための手段と、
前記第2のAPについてのいくつかの第2のRSSI値を決定するための手段と、
前記第1のRSSI値のインジケーションと前記第2のRSSI値のインジケーションを比較するための手段と、
前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きい場合、前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートするための手段と、
前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、前記差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きくはない場合、前記第1のAPとの前記アソシエーションを維持するための手段と、
前記いくつかの第1のRSSI値に少なくとも部分的に基づいて、前記差分値を動的に調整するための手段と、
を備え、動的に調整するための手段は、
前記第1のRSSI値が時間にわたり増加していることを前記第1のRSSI値の移動平均が示す場合、前記差分値を増加させることと、
前記第1のRSSI値が時間にわたり減少していることを前記第1のRSSI値の前記移動平均が示す場合、前記差分値を減少させることと
を行うためのものである、
モバイル局。
[C7]
前記第1のRSSI値の前記インジケーションは、前記第1のRSSI値の平均値を備え、前記第2のRSSI値の前記インジケーションは、前記第2のRSSI値の平均値を備える、C6に記載のモバイル局。
[C8]
前記差分値を動的に調整するための前記手段は、さらに、
前記STAが、所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされている場合、前記差分値を増加させることと、
前記STAが、前記所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされていない場合、前記差分値を減少させることと
を行うためのものである、C6に記載のモバイル局。
[C9]
前記差分値は、第1のモードまたは第2のモードのユーザ選択に少なくとも部分的に基づく、C6に記載のモバイル局。
[C10]
前記ユーザ選択が前記第1のモードである場合、前記差分値を比較的高い値に設定するための手段と、
前記ユーザ選択が前記第2のモードである場合、前記差分値を比較的低い値に設定するための手段と
をさらに備える、C9に記載のモバイル局。
[C11]
第1のアクセスポイント(AP)から第2のAPにそれのアソシエーションを選択的に切り替えるモバイル局(STA)であって、前記STAは、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行されるときに、前記STAに、
前記第1のAPについてのいくつかの第1の受信信号インジケータ(RSSI)値を決定することと、
前記第2のAPについてのいくつかの第2のRSSI値を決定することと、
前記第1のRSSI値のインジケーションと前記第2のRSSI値のインジケーションを比較することと、
前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きい場合、前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートすることと、
前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、前記差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きくはない場合、前記第1のAPとの前記アソシエーションを維持することと、
前記いくつかの第1のRSSI値に少なくとも部分的に基づいて、前記差分値を動的に調整することと、
を備える動作を行わせる命令を記憶するメモリと、
を備え、ここにおいて、前記差分値を動的に調整するための前記命令の実行は、前記STAに、
前記第1のRSSI値が時間にわたり増加していることを前記第1のRSSI値の移動平均が示す場合、前記差分値を増加させることと、
前記第1のRSSI値が時間にわたり減少していることを前記第1のRSSI値の前記移動平均が示す場合、前記差分値を減少させることと
をさらに備える動作を行わせる、
モバイル局。
[C12]
前記第1のRSSI値の前記インジケーションは、前記第1のRSSI値の平均値を備え、前記第2のRSSI値の前記インジケーションは、前記第2のRSSI値の平均値を備える、C11に記載のモバイル局。
[C13]
前記差分値を動的に調整するための前記命令の実行は、前記STAに、
前記STAが、所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされている場合、前記差分値を増加させることと、
前記STAが、前記所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされていない場合、前記差分値を減少させることと
を行わせる、C11に記載のモバイル局。
[C14]
前記差分値は、第1のモードまたは第2のモードのユーザ選択に少なくとも部分的に基づく、C11に記載のモバイル局。
[C15]
前記命令の実行は、前記STAに、
前記ユーザ選択が前記第1のモードである場合、前記差分値を比較的高い値に設定することと、
前記ユーザ選択が前記第2のモードである場合、前記差分値を比較的低い値に設定することと
をさらに備える動作を行わせる、C14に記載のモバイル局。
[C16]
命令を含む1つまたは複数のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、第1のアクセスポイント(AP)から第2のAPにそれのアソシエーションを選択的に切り替えるために、モバイル局(STA)によって実行されるとき、前記STAに、
前記第1のAPについてのいくつかの第1の受信信号インジケータ(RSSI)値を決定することと、
前記第2のAPについてのいくつかの第2のRSSI値を決定することと、
前記第1のRSSI値のインジケーションと前記第2のRSSI値のインジケーションを比較することと、
前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きい場合、前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートすることと、
前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、前記差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きくはない場合、前記第1のAPとの前記アソシエーションを維持することと、
前記いくつかの第1のRSSI値に少なくとも部分的に基づいて、前記差分値を動的に調整することと
を行わせ、ここにおいて、前記差分値を動的に調整するための前記命令の実行は、前記STAに、
前記第1のRSSI値が時間にわたり増加していることを前記第1のRSSI値の移動平均が示す場合、前記差分値を増加させることと、
前記第1のRSSI値が時間にわたり減少していることを前記第1のRSSI値の前記移動平均が示す場合、前記差分値を減少させることと
をさらに行わせる、
非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C17]
前記第1のRSSI値の前記インジケーションは、前記第1のRSSI値の平均値を備え、前記第2のRSSI値の前記インジケーションは、前記第2のRSSI値の平均値を備える、C16に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C18]
前記差分値を動的に調整するための前記命令の実行は、前記STAに、
前記STAが、所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされている場合、前記差分値を増加させることと、
前記STAが、前記所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされていない場合、前記差分値を減少させることと
を行わせる、C16に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C19]
前記差分値は、第1のモードまたは第2のモードのユーザ選択に少なくとも部分的に基づく、C16に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[C20]
前記命令の実行は、前記STAに、
前記ユーザ選択が前記第1のモードである場合、前記差分値を比較的高い値に設定することと、
前記ユーザ選択が前記第2のモードである場合、前記差分値を比較的低い値に設定することと
をさらに行わせる、C19に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。

Claims (16)

  1. モバイル局のアソシエーションを第1のアクセスポイント(AP)から第2のAPに選択的に切り替えるための方法であって、前記方法は、前記モバイル局(STA)によって行われ、
    前記第1のAPについてのいくつかの第1の受信信号強度インジケータ(RSSI)値を決定することと、
    前記第2のAPについてのいくつかの第2のRSSI値を決定することと、
    前記第1のRSSI値のインジケーションと前記第2のRSSI値のインジケーションを比較することと、
    前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きい場合、前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートすることと、
    前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、前記差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きくはない場合、前記第1のAPとの前記アソシエーションを維持することと、および、
    前記第1のRSSI値が時間にわたり増加していることを前記第1のRSSI値の移動平均が示す場合、前記差分値を増加させることと、
    前記第1のRSSI値が時間にわたり減少していることを前記第1のRSSI値の前記移動平均が示す場合、前記差分値を減少させることと
    前記STAが、所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされている場合、前記差分値を増加させることと、
    前記STAが、前記所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされていない場合、前記差分値を減少させることと
    によって、前記いくつかの第1のRSSI値に少なくとも部分的に基づいて、前記差分値を動的に調整することと
    を備える、
    方法。
  2. 前記第1のRSSI値の前記インジケーションは、前記第1のRSSI値の平均値を備え、前記第2のRSSI値の前記インジケーションは、前記第2のRSSI値の平均値を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記差分値は、第1のモードまたは第2のモードのユーザ選択に少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ユーザ選択が前記第1のモードである場合、前記STAが前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートする可能性を減少させるために、前記差分値を増加させる、および、
    前記ユーザ選択が前記第2のモードである場合、前記STAが前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートする前記可能性を増加させるために、前記差分値を減少させる、請求項に記載の方法。
  5. 第1のアクセスポイント(AP)から第2のAPにそれのアソシエーションを選択的に切り替えるモバイル局(STA)であって、前記STAは、
    前記第1のAPについてのいくつかの第1の受信信号インジケータ(RSSI)値を決定するための手段と、
    前記第2のAPについてのいくつかの第2のRSSI値を決定するための手段と、
    前記第1のRSSI値のインジケーションと前記第2のRSSI値のインジケーションを比較するための手段と、
    前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きい場合、前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートするための手段と、
    前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、前記差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きくはない場合、前記第1のAPとの前記アソシエーションを維持するための手段と、
    前記いくつかの第1のRSSI値に少なくとも部分的に基づいて、前記差分値を動的に調整するための手段と、
    を備え、動的に調整するための手段は、
    前記第1のRSSI値が時間にわたり増加していることを前記第1のRSSI値の移動平均が示す場合、前記差分値を増加させることと、
    前記第1のRSSI値が時間にわたり減少していることを前記第1のRSSI値の前記移動平均が示す場合、前記差分値を減少させることと
    前記STAが、所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされている場合、前記差分値を増加させることと、
    前記STAが、前記所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされていない場合、前記差分値を減少させることと
    を行うためのものである、
    モバイル局。
  6. 前記第1のRSSI値の前記インジケーションは、前記第1のRSSI値の平均値を備え、前記第2のRSSI値の前記インジケーションは、前記第2のRSSI値の平均値を備える、請求項に記載のモバイル局。
  7. 前記差分値は、第1のモードまたは第2のモードのユーザ選択に少なくとも部分的に基づく、請求項5に記載のモバイル局。
  8. 前記ユーザ選択が前記第1のモードである場合、前記STAが前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートする可能性を減少させるために、前記差分値を増加させるための手段と、
    前記ユーザ選択が前記第2のモードである場合、前記STAが前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートする前記可能性を増加させるために、前記差分値を減少させるための手段と
    をさらに備える、請求項に記載のモバイル局。
  9. 第1のアクセスポイント(AP)から第2のAPにそれのアソシエーションを選択的に切り替えるモバイル局(STA)であって、前記STAは、
    プロセッサと、
    前記プロセッサによって実行されるときに、前記STAに、
    前記第1のAPについてのいくつかの第1の受信信号インジケータ(RSSI)値を決定することと、
    前記第2のAPについてのいくつかの第2のRSSI値を決定することと、
    前記第1のRSSI値のインジケーションと前記第2のRSSI値のインジケーションを比較することと、
    前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きい場合、前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートすることと、
    前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、前記差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きくはない場合、前記第1のAPとの前記アソシエーションを維持することと、
    前記いくつかの第1のRSSI値に少なくとも部分的に基づいて、前記差分値を動的に調整することと、
    を備える動作を行わせる命令を記憶するメモリと、
    を備え、ここにおいて、前記差分値を動的に調整するための前記命令の実行は、前記STAに、
    前記第1のRSSI値が時間にわたり増加していることを前記第1のRSSI値の移動平均が示す場合、前記差分値を増加させることと、
    前記第1のRSSI値が時間にわたり減少していることを前記第1のRSSI値の前記移動平均が示す場合、前記差分値を減少させることと
    前記STAが、所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされている場合、前記差分値を増加させることと、
    前記STAが、前記所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされていない場合、前記差分値を減少させることと
    をさらに備える動作を行わせる、
    モバイル局。
  10. 前記第1のRSSI値の前記インジケーションは、前記第1のRSSI値の平均値を備え、前記第2のRSSI値の前記インジケーションは、前記第2のRSSI値の平均値を備える、請求項に記載のモバイル局。
  11. 前記差分値は、第1のモードまたは第2のモードのユーザ選択に少なくとも部分的に基づく、請求項に記載のモバイル局。
  12. 前記命令の実行は、前記STAに、
    前記ユーザ選択が前記第1のモードである場合、前記STAが前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートする可能性を減少させるために、前記差分値を増加させることと、
    前記ユーザ選択が前記第2のモードである場合、前記STAが前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートする前記可能性を増加させるために、前記差分値を減少させることと
    をさらに備える動作を行わせる、請求項11に記載のモバイル局。
  13. 命令を含む1つまたは複数のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、モバイル局(STA)の1つまたは複数のプロセッサによって実行されるときに、第1のアクセスポイント(AP)から第2のAPにそれのアソシエーションを選択的に切り替えることを、前記STAに、
    前記第1のAPについてのいくつかの第1の受信信号インジケータ(RSSI)値を決定することと、
    前記第2のAPについてのいくつかの第2のRSSI値を決定することと、
    前記第1のRSSI値のインジケーションと前記第2のRSSI値のインジケーションを比較することと、
    前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きい場合、前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートすることと、
    前記第2のRSSI値の前記インジケーションが、前記差分値よりも大きい値ぶんだけ、前記第1のRSSI値の前記インジケーションよりも大きくはない場合、前記第1のAPとの前記アソシエーションを維持することと、および、
    記第1のRSSI値が時間にわたり増加していることを前記第1のRSSI値の移動平均が示す場合、前記差分値を増加させることと、
    前記第1のRSSI値が時間にわたり減少していることを前記第1のRSSI値の前記移動平均が示す場合、前記差分値を減少させることと
    前記STAが、所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされている場合、前記差分値を増加させることと、
    前記STAが、前記所定の時間期間よりも長い間、前記第1のAPにアソシエートされていない場合、前記差分値を減少させることと
    によって、前記いくつかの第1のRSSI値に少なくとも部分的に基づいて、前記差分値を動的に調整することと
    を備える動作を実行することによって行わせる、
    非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  14. 前記第1のRSSI値の前記インジケーションは、前記第1のRSSI値の平均値を備え、前記第2のRSSI値の前記インジケーションは、前記第2のRSSI値の平均値を備える、請求項13に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  15. 前記差分値は、第1のモードまたは第2のモードのユーザ選択に少なくとも部分的に基づく、請求項13に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  16. 前記命令の実行は、前記STAに、
    前記ユーザ選択が前記第1のモードである場合、前記STAが前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートする可能性を減少させるために、前記差分値を増加させることと、
    前記ユーザ選択が前記第2のモードである場合、前記STAが前記第1のAPからディスアソシエートし、前記第2のAPにアソシエートする前記可能性を増加させるために、前記差分値を減少させることと
    をさらに備える動作を行わせる、請求項15に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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