JP6384278B2 - 録音装置 - Google Patents

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Description

本発明は録音装置に関し、特にマイクの動作電圧供給に関する。
従来から、録音中の種々の障害に対応する録音装置が開発されている。
特許文献1には、録音中にバッテリが消耗した場合にも、それまで録音した音声情報を失うことなく再生できる機能を、バックアップバッテリを用いずに達成することを課題とするデジタル式音声録音再生装置が記載されている。外部メモリであるリムーバブルメモリに録音している場合に電源電圧が所定のレベル以下になったときに、警告表示をして録音の終了処理を行うことが記載されている。
特許文献2には、デジタルアンプへの電源供給を行う電源回路が停止した場合であっても、音声劣化が防止された状態で継続的な音声出力を行うことを課題とするデジタルアンプが記載されている。デジタルアンプへ電源供給を行う電源回路(DC/DCコンバータ)が停止した場合に、バッテリ電源をD級ドライバ及びパルス変調器に直接供給するように切り替えるとともに、アナログ入力信号のゲインを低下させることにより、DC/DCコンバータの停止により降下した電源電圧に見合った動作条件を生成することが記載されている。
特開2001−5494号公報 特開2006−148671号公報
ところで、発声者がラベリアマイク(コンデンサマイク)及びトランスミッタを装着し、音声をラベリアマイクから入力し、これをトランスミッタで離れたマスタレコーダに伝送して音声信号を記録するシステムが知られており、このシステムにおいて、トランスミッタの伝送ミス等に備えて、ラベリアマイクとトランスミッタの間にバックアップ録音装置を介在させることが提案されている。
このようなシステムでは、本来的にラベリアマイクとトランスミッタがペアとして機能するため、ラベリアマイクの動作電源はトランスミッタから供給されることになるが、トランスミッタの電源回路が停止、あるいはトランスミッタのバッテリが消耗した場合にラベリアマイクへの電力供給が途絶えるため、バックアップ録音装置で音声信号をバックアップ録音することができなくなる。
本発明は、上記課題に鑑みされたものであり、トランスミッタからマイクへの電力供給が途絶えた場合(マイクが動作するために必要な電圧以下に低下した場合も含む)にも、確実にマイクを動作させ、バックアップ録音を実行することができる録音装置を提供する。
本発明は、マイクとトランスミッタの間に接続される録音装置であって、前記マイクから供給された音声信号を前記トランスミッタに出力する手段と、前記音声信号を処理してメモリに記録する記録手段と、前記トランスミッタから前記マイクに供給される動作電圧を検出する検出手段と、検出された動作電圧が閾値未満である場合に、前記トランスミッタの代わりに前記マイクに動作電圧を供給する電圧供給手段とを備えることを特徴とする。
本発明の1つの実施形態では、さらに、前記電圧供給手段で前記動作電圧を供給する場合に、前記マイクから供給された前記音声信号のゲインと周波数特性の少なくともいずれかを調整する調整手段とを備える。
本発明によれば、たとえトランスミッタの電源回路が停止、あるいはバッテリが消耗してマイクの動作電圧を供給できなくなっても、録音装置が動作電圧を代替供給するので、マイクは音声信号を出力でき、これによりバックアップ録音を実行できる。
また、本発明によれば、動作電圧を代替供給することに起因してマイクからの音声信号のレベルが変化しても、これを補償してバックアップ録音の品質を維持することができる。
実施形態のシステム構成図である。 実施形態の録音装置の構成ブロック図である。 実施形態の処理フローチャートである。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における録音装置を用いたシステム構成図である。録音装置12は、バックアップ録音装置として機能し、マイク10とトランスミッタ14との間に接続される。
システムの基本構成は、マイク10及びトランスミッタ14であり、マイク10から入力された音声信号は、トランスミッタ14に供給される。トランスミッタ14は、音声信号を所定の形式で変調し、離間した位置に配置されたマスタレコーダ(不図示)に伝送する。マスタレコーダは、トランスミッタ14から伝送された音声信号を受信して記録する。
マイク10及びトランスミッタ14はともにウェアラブルであり、演奏者等が身につけて音声を入力し、伝送する。
このような基本システムでは、トランスミッタ14に何らかの不具合が生じて音声信号の伝送が不能になると、マイク10から入力された音声信号がマスタレコーダに記録されないことになる。この場合、再度の音声入力が必要となり、演奏者等の負担となる。
そこで、図1に示すように、マイク10とトランスミッタ14との間に録音装置12を介在させ、マイク10からの音声信号をトランスミッタ14に出力してトランスミッタ14から伝送するとともに、これと並行としてマイク10からの音声信号を録音装置12で録音する。これにより、たとえトランスミッタ14に不具合が生じて音声信号を伝送できなくても、録音装置12で当該音声信号を録音(バックアップ録音)しているので、必要に応じ録音された音声信号を利用することが可能となる。例えば、マスタレコーダで録音されていない期間の音声信号を、録音装置12でバックアップ録音された音声信号で置換する等である。録音装置12でバックアップ録音された音声信号は、音声の編集者等が任意に編集できる。勿論、トランスミッタ14が正常に動作している場合、録音装置12にバックアップ録音された音声信号は消去してもよい。
図1において、矢印100は、音声信号の流れを示す。マイク10からの音声信号は、マイク10と録音装置12を接続するケーブル16を介して録音装置12に供給される。録音装置12は、マイク10からの音声信号をそのまま出力し、録音装置12とトランスミッタ14を接続するケーブル18を介してトランスミッタ14に供給される。これとともに、録音装置12は、マイク10からの音声信号を分岐させて内部メモリに記録する。
また、図1において、一点鎖線矢印200及び300は、電力供給の流れを示す。マイク10がラベリアマイクあるいはコンデンサマイクの場合、入力音声を音声信号に変換するために動作電力が必要であるが、この電力は矢印200で示されるようにトランスミッタ14から供給される。すなわち、マイク10とトランスミッタ14は、録音装置12を介してケーブル16、18で接続されており、このケーブル16、18を介してトランスミッタ14からマイク10に動作電力が供給される。
他方、トランスミッタ14の電源回路が停止、あるいはトランスミッタ14のバッテリが消耗した場合にはマイク10への電力供給が途絶えるため、マイク10から音声信号を供給できなくなる。この場合、トランスミッタ14から音声信号を伝送できないだけでなく、録音装置12でも録音することができなくなる(無音録音となる)。
そこで、本実施形態の録音装置12は、トランスミッタ14からマイク10へ供給される電力を常時監視し、トランスミッタ14からマイク10へ供給される電力がマイク10の動作に必要な電力に達していない場合に、矢印300で示されるようにトランスミッタ14の代わりに代替電力をマイク10に供給することでマイク10の動作を維持する。
なお、録音装置12からマイク10に代替供給する電力は、録音装置12の各部に電力を供給する内蔵バッテリの電力を用いる。マイク10の動作に必要な電力は相対的に小さいため、録音装置12の各部に供給する電力に殆ど影響しない。
図2は、録音装置12の構成ブロック図である。録音装置12は、コーデック(CODEC)22、CPU24、RAM26、フラッシュROM28、SDカードスロット32、ディスプレイ36、赤外線送受信器40、各種スイッチ42、及びバッテリ44を備える。
録音装置12の入力側インタフェース(IN)にはマイク10がケーブル16で接続され、出力側インタフェース(OUT)にはトランスミッタ14がケーブル18で接続される。ケーブル16,18は、それぞれマイクライン(MIC)及びマイクバイアスライン(MICBIAS)ラインを有し、前者で音声信号を伝送し、後者で電力を伝送する。
マイクライン(MIC)20は、入力側インタフェース(IN)がそのまま出力側インタフェース(OUT)に接続されてトランスミッタ14に出力されるとともに、その一部が分岐されてコーデック(CODEC)22に接続される。
コーデック22は、プログラマブルゲインアンプ(PGA)及びA/Dを備え、マイク10からの音声信号を与えられたゲインで増幅し、デジタル信号に変換してCPU24に供給する。ゲインは通常固定値であるが、本実施形態では、電力をマイク10に代替供給する際には動的に増減調整される。これについてはさらに後述する。
CPU24は、デジタル音声信号を処理し、SDカードスロット32に装着されたSDカードに音声データを記録する。マイク10からの音声信号は、トランスミッタ14にそのまま出力されるとともにSDカードに記録されるので、音声信号はトランスミッタ14からマスタレコーダに伝送され録音されるとともに、録音装置12内にバックアップ録音されることになる。
CPU24は、フラッシュROM28に記憶されたプログラムに従い、RAM26をワーキングメモリとして用いて所定の録音処理及び各種処理(音声信号のアナログ・デジタル変換や音声データのファイル作成等のSDカードに音声データを記録するための信号処理や録音装置12を動作させるための情報処理等)を実行する。CPU24は、CPU24に接続された発振器(クロック発生器)33からのクロック信号で動作する。リアルタイムクロック(RTC)34は、RTC34に接続された発振器35からのクロック信号に基づいて日時情報を生成し、ディスプレイ36に表示するとともに、CPU24に日時情報を供給する。
ディスプレイ36は、例えば有機ELディスプレイであり、CPU24からの指令により録音装置12の各種ステータスを表示する。各種ステータスとは、録音時間や再生時間等である。
CPU24には、コントローラ38を介して赤外線送受信器40が接続され、他の録音装置12と各種設定情報(時刻情報、メニュー設定情報、等)を送受信する。また、各種スイッチ42、例えば電源スイッチや録音開始/停止スイッチ、メニュースイッチ、ボリュームスイッチからの操作信号が入力され、CPU24はこれらの操作信号に応じて録音装置12の動作を制御する。例えば、ユーザ(マイク10、録音装置12及びトランスミッタ14を装着したユーザ)が電源をONし、録音開始スイッチをONすると録音を開始し、ディスプレイ36に録音時間を表示する。また、停止スイッチを操作すると録音を停止し、ディスプレイ36に録音中のファイル名を表示する。
また、CPU24は、USBコネクタ30を介してパソコン等と接続された場合、SDカードに記録された音声データを読み出してUSBコネクタ30を介してパソコンに出力する。また、パソコンから供給された音声データをUSBコネクタ30を介して入力し、SDカードに記録する。
バッテリ44は、DC/DCコンバータ46、ロードロップアウト電圧レギュレータ(LDO)48〜54、DC/DCコンバータ56、及びLDO58を介してCPU24を含む録音装置12内の各部、具体的にはデジタル入出力回路(DIGITAL I/O)、ディスプレイ36(PWR DISP)、アナログ回路(ANALOG)、SDカード(PWR SD)、CPU(CPU CORE)、アナログオーディオ回路(ANALOG AUDIO)に電源電圧を供給する。
他方、入力側インタフェース(IN)及び出力側インタフェース(OUT)に接続されたマイクバイアスライン(MICBIAS)60は、CPU24のADC端子に接続される。CPU24は、ADC端子(A/Dコンバータ端子)に供給されるマイクバイアス電圧を監視し、閾値以上であるか否かを所定の制御周期で判定する。閾値は、マイク10の動作に必要な電圧である。
通常、マイクバイアスライン60には、トランスミッタ14から5V程度が供給され、マイク10はこの電圧供給により動作するが、トランスミッタ14の電源回路が停止する、あるいはトランスミッタ14のバッテリが消耗する等すると、マイクバイアスライン60の電圧が低下し、閾値未満となる。CPU24は、マイクバイアスライン60の電圧が閾値未満になったことを検出すると、トランスミッタ14からマイク10の電力供給が遮断されたものとみなし、制御信号をスイッチ64に供給してスイッチ64をON制御する。
スイッチ64は、マイクバイアスライン60とコーデック22のマイクバイアス供給電源端子を接続するスイッチであり、スイッチ64がONすることでコーデック22はマイクバイアスライン60に接続されて電力を供給することが可能となる。この電力は、バッテリ44からコーデック22に供給される電力の一部である。
このように、CPU24でマイクバイアスライン60の電圧を監視し、マイクバイアスライン60の電圧が閾値未満となった場合にコーデック22から、すなわち録音装置12からトランスミッタ14の代わりに電力を供給することで、マイク10は継続して動作することが可能となり、トランスミッタ14からの電力が遮断して動作不能となり音声信号を出力できない事態を防止して音声信号をバックアップ録音できる(なお、この場合、トランスミッタ14からの伝送も不能となっていることが想定される)。
ここで、録音装置12がトランスミッタ14の代わりにマイク10に動作電力を供給する場合、録音装置12からの供給電圧はトランスミッタ14からそれまで供給されていた電圧と同等であることが望ましいが、少なくともマイク10の動作電圧以上であればトランスミッタ14から供給されていた電圧以下であってもよい。特に、録音装置12はバッテリ44で動作しており、バッテリ44が乾電池1個等の場合(録音装置12はマイク10及びトランスミッタ14とともに装着されるものであるため、特に小型軽量であることが要求され、バッテリ44もこれに伴い小型軽量が要求されるため低容量とならざるを得ない場合が多い)には、トランスミッタ14の電圧以下となる。例えば、トランスミッタ14の供給電圧が5Vであるところ、録音装置12の供給電圧は2Vとなる等である。
また、電源回路が停止し、あるいはバッテリが消耗したトランスミッタ14はそのまま接続されているため、マイクライン20の負荷状況が変化する可能性がある。
このように、録音装置12からの供給電圧低下とマイクライン20負荷の変化により、たとえマイク10がそのまま動作して音声信号を出力しても、その音声信号のレベルが変化してしまい、この音声信号レベルの変化は録音装置12におけるバックアップ録音の品質に大きな影響を与える。
そこで、CPU24は、マイクバイアスライン60を監視してその電圧が閾値未満となり、コーデック22から代替電力を供給する場合に、同時に、コーデック22内のPGAのゲインを調整し、マイク10から供給される音声信号のレベル変化を補償する。通常、電力の代替に伴って音声信号のレベルが低下するから、CPU24は、コーデック22のPGAのゲインを増大制御して音声信号レベルの低下を補償する。音声信号レベルが増大する場合もあり得るが、この場合にはPGAのゲインを減少制御して補償する。すなわち、CPU24は、トランスミッタ14からの供給電圧が閾値未満となると、スイッチ64をOFFからONに制御するとともに、コーデック22のPGAに指令してゲインを増減調整する。
図3は、本実施形態の処理フローチャートである。この処理フローチャートはマイク10への電力供給状態を監視するため、所定の制御周期(常時、間欠的、等の予め設定された監視タイミング)で繰り返し実行される。
まず、CPU24は、マイクバイアスライン60の電圧を検出する(S101)。
次に、検出した電圧を閾値と大小比較する(S102)。閾値は、予めフラッシュROM28に記憶されており、マイク10の動作電圧に応じて設定される。
検出した電圧が閾値以上であれば、処理は行わない。この場合、マイク10はトランスミッタ14からの供給電力により動作し続ける。
他方、検出した電圧が閾値未満であれば、CPU24は、スイッチ64をON制御してコーデック22から電圧を代替供給する(S103)。
また、CPU24は、コーデック22のPGAのゲインを増減調整する(S104)。調整方法は以下の通りである。すなわち、予めマイク10及び/又はトランスミッタ14のメーカ毎にPGAのゲイン値をテーブルとしてフラッシュROM28に記憶しておく。例えば、トランスミッタ14のメーカ名をA社、B社、C社とすると、
A社:ゲインGa
B社:ゲインGb
C社:ゲインGc
の如くである。これらのゲインGa、Gb、Gcは、録音装置12が代替電力を供給した場合のゲイン値として予め実測して設定しておく。
録音装置12のユーザは、マイク10及び/又はトランスミッタ14のメーカ名をスイッチ42から入力する。CPU24は、スイッチ42から入力されたメーカ名に対応するPGAのゲイン値をテーブルから読み出し、そのゲイン値となるようにPGAのゲイン値を増減調整する。
なお、CPU24は、接続されているマイク及びトランスミッタ14のメーカ名その他の属性を自動的に識別し、これに応じてテーブルから対応するゲイン値を読み出すように構成してもよい。
このように、代替電力とともにゲインを調整することで、マイク10からの音声信号を高品質でバックアップ録音することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態では、録音装置12がトランスミッタ14の代わりにマイク10に対して電力を供給するとともに音声信号レベルの変化を補償するためにゲインを調整しているが、これに代えて、あるいはこれとともに周波数特性(イコライザ特性)を調整してもよい。この場合のテーブルは、例えば以下の通りである。
A社:ゲインGa、周波数特性fa
B社:ゲインGb、周波数特性fb
C社:ゲインGc、周波数特性fc
また、録音装置12の入力インタフェース(IN)及び出力インタフェース(OUT)の形状が、マイク10及び/又はトランスミッタ14のメーカに応じた形状であれば、どのメーカのマイク10、トランスミッタ14が接続されるか既知であるので、そのメーカに対応したゲイン値及び/又は周波数特性をフラッシュROM28に記憶してもよい。
また、本実施形態では、音声信号のレベルは1種類であるが、予め高レベルと低レベルの2種類のレベルで音声信号を録音するデュアルレコーデイング構成としてもよく、この場合、録音装置12がトランスミッタ14の代わりにマイク10に電力を供給する際に、高レベルと低レベルのいずれの系統のゲインも調整すればよい。
A社:高ゲインGha、低ゲインGla
B社:高ゲインGhb、低ゲインGlb
C社:高ゲインGhc、低ゲインGlc
の如くである。
また、本実施形態では、マイクバイアスライン60の電圧が閾値未満となった場合に、CPU24が自動的に代替電力をマイク10に供給しているが、勿論、ユーザがスイッチ42を操作して代替電力を供給するか否かを手動で設定してもよい。
また、本実施形態では、代替電力を供給する場合に、ゲインを調整して音声信号のレベルを補償しているが、音声レベルの「補償」には、必ずしも元のレベル(トランスミッタ14から電力を供給している場合に得られた音声信号のレベル)と同等でなくてもよく、音声信号のレベルの低下を抑制し得る程度のゲインの調整であればよい。接続されるトランスミッタ14の種類にもよるが、録音装置12で代替電力を供給する場合、元の音声信号との間に約20dB程度のレベル差が生じ得るため、このレベル差を実質的に解消できる程度のゲイン調整であればよい。
また、本実施形態において、録音装置12のバッテリ44の残容量(SOC:State of Charge)に応じて処理を変化させてもよい。具体的には、残容量が30%以上であれば代替電力を供給するとともにゲイン(あるいは周波数特性)を調整し、30%未満であれば代替電力を供給してゲイン(あるいは周波数特性)は調整しない等である。
さらに、本実施形態では、マイクライン20は入力インタフェース(IN)から出力インタフェース(OUT)に直接接続されるとともに、その一部がコーデック(CODEC)22に接続されているため、たとえトランスミッタ14が出力インタフェース(OUT)に接続されていなくてもマイク10からの音声信号を録音することが可能であるが、この場合にも、トランスミッタ14からの供給電圧は0Vであり閾値未満であるとして、録音装置12がトランスミッタ14に代えて代替電力をマイク10に供給し、ゲインや周波数特性を調整すればよい。この場合は、マイク10のメーカに応じたゲイン値等に調整される。
10 マイク、12 録音装置(バックアップ録音装置)、14 トランスミッタ、22 コーデック(CODEC)、24 CPU、バッテリ 44、スイッチ 64。

Claims (2)

  1. マイクとトランスミッタの間に接続される録音装置であって、
    前記マイクから供給された音声信号を前記トランスミッタに出力する手段と、
    前記音声信号を処理してメモリに記録する記録手段と、
    前記トランスミッタから前記マイクに供給される動作電圧を検出する検出手段と、
    検出された動作電圧が閾値未満である場合に、前記トランスミッタの代わりに前記マイクに動作電圧を供給する電圧供給手段と、
    を備えることを特徴とする録音装置。
  2. 請求項1記載の録音装置において、さらに、
    前記電圧供給手段で前記動作電圧を供給する場合に、前記マイクから供給された前記音声信号のゲインと周波数特性の少なくともいずれかを調整する調整手段と、
    を備えることを特徴とする録音装置。
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