JP6380671B2 - ゲートウェイ装置およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の基地局に対する設定を行うゲートウェイ装置およびシステムに関する。
フェムトセルの小型な基地局は、多数設置されており、これら多数の基地局に対し、移動局との間の通信規制などの設定は設定情報を用いて行われる。この基地局は、監視装置との間の監視IFを介して個々に接続制御され、監視装置が個々の基地局に接続後、設定情報を送信することで監視設定を行うことができる。また、複数の基地局は、呼制御I/Fを介して常時ゲートウェイ装置に接続され、呼制御通信を行うようになっている。
従来、移動局とゲートウェイ装置との間でアクセスポイント毎にサービスベアラを設定し、サービスベアラのタイプ別に通信規制する技術がある(例えば、下記特許文献1参照。)。また、ネットワーク(基地局)のオーバーロードを防ぐために、アクセス規制の設定情報としてACB情報(ACB:Access Class Barring)を用いて端末の通信規制を行う技術がある(例えば、下記特許文献2参照。)。また、特定サービスのためにACB情報を用いて端末にブロードキャストメッセージで通知し、通信規制を行う技術がある(例えば、下記特許文献3参照。)。
また、ネットワーク状態に基づき移動局へアクセス規制を行い、ネットワークの輻輳を防ぐ技術がある(例えば、下記特許文献4〜6参照。)。
特開2012−119826号公報 特表2013−536636号公報 特表2012−529806号公報 特表2014−502819号公報 特開2012−39366号公報 特表2013−507809号公報
しかしながら、従来の技術では、監視装置から複数の基地局に対して通信規制の設定情報を一斉に通知することができなかった。例えば、突発的な災害の発生時には、緊急に数万台の基地局に通信規制の情報を通知し、端末と基地局との間の通信規制を行う必要があるが、これが行えなかった。
監視装置が監視IFを介して通信規制の設定情報を通知するには、1台の基地局毎に順次接続開始の処理を行った後に設定情報を通知し、通信終了の接続切断の処理を行う必要がある。このため、監視装置は、基地局に一斉に通信規制の情報を通知することができず、基地局が多いほど時間がかかった。また、監視装置は、多数の基地局からの同時の返答(レスポンス)を同時に処理することもできない。なお、監視装置(サーバ)を増設することで処理能力を増やすことはできるが、コストが増加する。また、処理能力の向上によって監視IFを用いた並行処理が可能になるものの、通信開始処理と通信終了処理によって、多数の基地局に対して設定情報を一斉通知することはできない。
また、基地局が多数(例えば数万台)となり、監視装置が多数の基地局に設定情報を通知する構成の場合に、災害発生などの緊急事態発生を契機として監視装置では高負荷な処理を実施すると、基地局から一斉の返答を受信処理できないおそれが生じる。この場合、監視装置は、設定情報の転送が失敗した基地局への再送や、ネットワーク管理者に対する結果の通知に遅れを生じることがあり、災害発生時などの緊急時に要求される迅速な設定指示が実施できないおそれがある。
一つの側面では、本発明は、複数の基地局の通信設定時の輻輳を防ぐことを目的とする。
一つの案では、ゲートウェイ装置は、監視装置との間の通信を行う第1の機器間インタフェースと、配下の複数の基地局装置との間の通信を行う第2の機器間インタフェースと、前記第1の機器間インタフェースを介して前記監視装置から設定情報を受信した場合、前記基地局装置との間の前記第2の機器間インタフェースに適合した形式に前記設定情報をプロトコル変換した設定情報を生成し、前記生成した設定情報を複数の前記基地局装置に対して前記第2の機器間インタフェースを介して送信する制御部と、を有し、前記制御部は、複数の前記基地局装置を所定のグループに分割し、前記グループ別に異なる時期に前記設定情報を前記基地局装置に送信する、ことを要件とする。
一つの実施の形態によれば、複数の基地局の通信設定時の輻輳を防ぐことができる。
図1は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置を含むシステムの全体構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置を含むシステムの全体の処理概要を示すシーケンス図である。 図3は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、実施の形態にかかるシステムの基地局の構成例を示すブロック図である。 図5は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置から基地局への設定指示の送信を説明する図である。 図6は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置による基地局のグループ分割に用いる設定内容を示す図表である。(その1) 図7は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置による基地局のグループ分割に用いる設定内容を示す図表である。(その2) 図8は、実施の形態にかかるシステム全体の設定指示の処理手順を示すシーケンス図である。 図9は、実施の形態にかかるシステム全体の設定指示応答の処理手順を示すシーケンス図である。 図10は、実施の形態にかかるシステム全体の設定指示にかかる処理内容を示すフローチャートである。 図11は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置が基地局からの設定指示応答の受信を説明する図である。 図12は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置のプロトコル変換部が行う他のプロトコル変換例である。 図13は、実施の形態のシステムにかかる監視IFとしてのTR069 IFで用いるACBの制御情報のパラメータと項目内容の一覧を示す図表である。 図14は、実施の形態のゲートウェイ装置によるS1メッセージへの一括設定要求のマッピング例を示す図表である。 図15は、実施の形態にかかる基地局からGWへのS1メッセージを用いた設定要求応答のマッピング例を示す図表である。 図16は、実施の形態のゲートウェイ装置によるS1メッセージへの一括設定要求のマッピングの他の例を示す図表である。 図17は、実施の形態のゲートウェイ装置によるS1メッセージ例を示す図表である。 図18は、実施の形態にかかる基地局からGWへのS1メッセージを用いた設定要求応答のマッピング例を示す図表である。 図19は、既存の方式による複数の基地局に対する設定指示の手順を示すシーケンス図である。
(実施の形態)
(システムの全体構成例)
以下に添付図面を参照して、開示技術の好適な実施の形態を詳細に説明する。実施の形態では、システムの全体構成について説明する。
図1は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置を含むシステムの全体構成を示すブロック図である。システム100は、監視装置101と、ゲートウェイ装置(GW)102と、小型な基地局装置(以下、基地局、Femtoと呼ぶ)103と、各基地局103の通信領域配下に存在する端末(UE)104とを含む。
図1には図示を省略しているが、システムの全体構成として、ゲートウェイ装置102の上位装置を含み得る。ゲートウェイ装置102の上位装置として、MME(Mobility Management Entity)、S−GW(Serving−GateWay)などが一例として挙げられる。
実施の形態のGW102は、Femto103と、コアネットワーク上のノード間の通信を集約することによって、Femto103がコアネットワークにかける呼通信の負荷を低減する。GW102とFemto103間では呼制御IF112による呼制御通信が行われるため、呼制御IF112は、GW102とFemto103との間を常時接続する。この呼制御IF112を介して、端末104には、一斉に短時間で災害等を報知するメッセージが送出される。例えば、メッセージとしては、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)や、CMAS(Commercial Mobile Alert System)がある。
監視装置101は、第1の機器間インタフェースである監視IF111を用いてGW102に対して監視装置101が監視する基地局103への一括設定指示D1を送信する。一括設定指示D1は、例えば、監視装置101が監視する基地局103の全てに対する通信規制や災害情報等のメッセージを含む設定情報である。
監視装置101は、GW102との通信のために、監視IF111を介してGW102に対するコネクション接続処理(接続開始および切断)の処理を行う。なお、監視装置101が監視する全てのGW102のうち一部のGW102をグループ指定することができる他に、エリア指定を行って一括設定指示D1を送信することもできる。
GW102は、監視装置101から一括設定指示D1を受信すると、この一括設定指示D1に含まれる通信規制等のメッセージを呼制御プロトコルに変換する(GW102の処理D2)。そして、GW102は、変換された呼制御プロトコルにしたがい変換した通信規制のメッセージを含む設定指示(設定情報)D3を第2の機器間インタフェースである呼制御IF112を介して全ての基地局103に設定する。
ここで、GW102は、基地局103を予めグループ別に分け、グループ別に異なる時刻(オフセット値)で設定指示D3を送信する。グルーブ分割は、例えば、一つのGW102が収容する基地局103の数に応じたグループ数や、GW102の負荷状態に応じたグループ数等に基づき行う。オフセット値は、グループ別に異なる値が設定され、GW102は、オフセット値に基づきグループ毎に異なる時期に設定指示D3を送信する。
図1の例では、GW102が収容する基地局103の数に応じてグループ分割した例であり、グループ1−1が5000台の基地局(#1−5000)103とし、グループ1−nが5000台の基地局(#12001−17000)103とした例である。#は、基地局103別の固有の番号(識別子)である。グループ分割は、エリア毎の基地局103別の固有の番号(識別子)に基づき行ってもよいし、基地局103の設置箇所にかかわらず、基地局103別の固有の番号(識別子)の範囲を区切って行ってもよい。
オフセット値は、グループ1−1が0msであり、グループ1−nが10msである。この場合、設定指示D3は、グループ1−1への設定指示(送信)後、10ms経過した時期にグループ1−nへの設定指示(送信)を行う。これにより、基地局103は、グループ毎に異なる時期に設定指示D3を受信し、対応してグループ毎に異なる時期に設定指示D3に対する設定指示応答D4をGW102に送信する。
GW102と各基地局103とは、呼制御IF112として例えば、S1インタフェースを介して常時接続され、S1メッセージをやり取りする。これにより、監視装置101は、一括設定指示D1を1度送信するだけで、GW102により通信規制等の設定指示D3のメッセージを全てのグループの基地局103に設定することができる。
この基地局103は、通信規制のメッセージを最終的にUE104に通知することで基地局103とUE104との間の通信規制を行うことができる。
図2は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置を含むシステムの全体の処理概要を示すシーケンス図である。この図を用いて監視装置101〜GW102〜基地局103間での情報のやり取りを説明する。実施の形態では、監視装置101は、GW102を介し、呼制御IF112を用いてFemto103とメッセージの送受信を行う。
はじめに、監視装置101は、GW102に監視IF111を介してコネクション接続処理D0(接続開始)を行い、監視装置101は、一括設定対象の基地局103を指定して一括設定指示D1を送信する。監視装置101から一括設定指示D1を受け取ったGW102は、監視IF111のプロトコルで記述された一括設定指示D1を基地局103との間の呼制御IF112のプロトコルに変換するプロトコル変換処理D2を行う。そして、GW102は、プロトコル変換後の一括設定指示D1に含まれる一括設定対象の各基地局103に対して、呼制御IF112を介してそれぞれ設定指示D3を送信する。この際、GW102は、グループ別のオフセット値に基づき、グループ別に異なる時期に設定指示D3を送信する。
監視装置101は、呼制御IF112を有しておらず、監視IF111を介してGW102に一括設定指示D1を送信する。そして、GW102が一括設定対象の各基地局103に対してグループ別のオフセット値に基づき設定指示D3を送信する。
GW102から設定指示を受け取った各基地局103は、設定指示D3に基づく設定が終了すると、それぞれ呼制御IF112を介して設定指示D3に基づく設定状態を示す応答情報として設定指示応答D4をGW102に送信する。
上述したように、基地局103のグループ別に異なる時期に設定指示D3が送出されるため、設定指示応答D4についても、基地局103のグループ別に異なる時期にGW102に送信されることになる。なお、基地局103は、受信した設定指示D3に基づき設定指示応答D4をGW102に送信する構成であり、基地局103側において、設定指示応答D4の送信の時期に関する特別な制御は行わない。
基地局103は、設定指示D3を端末104に送信し、端末104側で設定指示D3に基づく通信設定を行うか否かを判断してもよい。この場合、基地局103は、端末104での判断結果(設定の有無、あるいは設定成功/設定失敗)を設定指示応答D4として用いる。各基地局103は、設定指示D3に基づき設定処理が終了した時点でそれぞれ設定指示応答D4をGW102に送信する。
GW102は、一括設定対象の基地局103からグループ別に異なる時期に設定指示応答D4を複数受け取る。GW102は、設定指示応答D4を受け取った時点、あるいは、GW102の一括設定応答待機タイマが満了した時点でこれら設定指示応答D4をとりまとめて一つの一括設定指示返答D5を生成する。そして、GW102は、監視IF111を介して監視装置101に一括設定指示返答D5を送信する。この後、監視装置101は、GW102との間の監視IF111によるコネクション切断処理D6(接続切断)を行い、一括設定に関する一連の処理を終了する。
上記処理において、監視装置101は、GW102に対し、1度のコネクション処理(接続開始D0および接続切断D6)を行うだけで複数の基地局103に対する通信規制などの一括設定を行うことができるようになる。
そして、GW102は、一括設定対象の複数の基地局103に対し、グループ別に異なる時期に分散して設定指示D3を送出する。図2の例では、GW102は、はじめにグループ1−1に対し時期ts1で設定指示D3を送信し、この後、時期ts2でグループ1−2に対し設定指示D3を送信し、この後、時期tsnでグループ1−nに対し設定指示D3を送信する。隣接する時期ts1,ts2間の期間がオフセット値Tに相当する。
これにより、GW102は、複数の基地局103から、グループ別に異なる時期に分散して設定指示応答D4を受け取ることができる。図2の例では、GW102は、はじめにグループ1−1から時期tr1で設定指示応答D4を受信し、この後、時期tr2でグループ1−2から設定指示応答D4を受信し、この後、時期trnでグループ1−nから設定指示応答D4を受信する。このように、GW102は、複数の基地局103との間の設定指示D3の送信、および設定指示応答D4の受信に関する処理を分散できる。なお、図2では、グループ1−nへの設定指示D3の送信の時期tsnの後に、グループ1−1から設定指示応答D4を時期tr1で受信する例を示しているが、これに限らず、各グループの送信と受信の時期が混在することもある。
これにより、一括設定対象の基地局103が多数(例えば数万台)となっても、GW102が多数の基地局103に対して設定指示D3の送信、および設定指示応答D4の受信に関する処理を円滑に実施できGW102での輻輳を防止できる。例えば、GW102が災害発生などの緊急事態発生を契機として高負荷な処理を実施していても、グループ別の基地局103から分散して設定指示応答D4を受信するため、GW102は、設定指示応答D4の受信に関する処理を実行できる。これにより、設定指示D3の送信が失敗した基地局103への再送や、ネットワーク管理者に対する結果の通知の遅れを防ぐことができ、災害発生時などの緊急時に要求される迅速な設定指示を実施できる。
(GWの構成例)
図3は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置の構成例を示すブロック図である。GW102は、制御部(CPU)301、およびメモリ(ROM、RAM等)312を含み、ROM等のメモリ312に格納されたプログラムをCPU301が実行することにより、GW102の動作を制御する。この際、RAMを処理作業用のデータエリアとして用いる。
GW102は、監視IF送受信部302と、監視機能部303と、プロトコル変換部304と、対MME送受信部305と、テレコム処理部306と、対Femto送受信部307と、一括設定分散部308と、一括設定カウンタ309と、ステータス登録部310と、を含む。
監視IF送受信部302は、監視IF111を介して監視装置101との間の送受信を行うIFである。テレコム処理部306は、一括設定判断部306aを含む。
監視機能部303は、監視IF送受信部302が監視装置101から一括設定指示D1を受信したかを判断する一括設定判断部303aを含む。一括設定判断部303aは、受信したメッセージをデコードし、既存の監視IF111を用いたメッセージであるか、一括設定用のメッセージ(一括設定指示D1)であるかを判断する。一括設定判断部303aは、一括設定指示D1をプロトコル変換部304に出力する。
プロトコル変換部304は、監視IF111を介して受信した一括設定指示D1を呼制御IF112が用いるメッセージに変換する。プロトコル変換部304によるプロトコル変換D2により、各基地局103に対する設定指示D3が生成され、対Femto送受信部307に出力される。
プロトコル変換部304は、監視IF111を介して受信した一括設定指示D1を呼制御IF112が用いる汎用の端末104とFemto103間の通信規制情報(ACB)や、TAC(Tracking Area Code)変更のメッセージに変換する。プロトコル変換後の一括設定指示D1は、一括設定分散部308に出力される。これらのメッセージ変換例については後述する。また、Femto103から呼制御IF112を介して受信した設定指示応答D4に含まれる設定結果を監視IF111のメッセージに変更して監視IF送受信部302に出力する。
なお、一括設定指示D1は、GW102に接続されるMME等の上位コアノードから受信することもでき、対MME送受信部305を介して一括設定指示D1を受信することもできる。
一括設定分散部308は、グループ分割部308aと、オフセット設定部308bとを含み、一括設定指示D1を複数のグループに分割し、グループ毎の設定指示D3を生成し、この設定指示D3をグループ毎に時期を異ならせて(分散させて)Femto103に送信する。
具体的には、グループ分割部308aにより、GW102が収容するFemto103を複数のグループに分割する。グループ分割部308aは、グループ分割の設定表を参照してグループ分割し、グループ分割の情報をメモリ312のFemtoグループリスト312aに記録する。オフセット設定部308bは、グループ分割の設定表を参照してグループ数に対応するオフセット値Tを求め、メモリ312のオフセットテーブル312bに記録する。
一括設定カウンタ309は、設定指示D3について、メモリ312のFemtoグループリスト312aとオフセットテーブル312bを参照して、グループ別のオフセット値Tに対応した時間相当のカウントを行い、グループ別に異なる時期に対Femto送受信部307に送出する。
対Femto送受信部307は、グループ別の設定指示D3を各グループに含まれる複数のFemto103に対し、呼制御IF112を介して送信する。また、対Femto送受信部307は、呼制御IF112を介して各グループに含まれる複数のFemto103から設定指示応答D4を受信する。
テレコム処理部306の一括設定判断部306aは、設定指示応答D4をプロトコル変換部304に出力する。プロトコル変換部304は、設定指示応答D4に対し監視IF111のプロトコル変換D2を施す。一括設定判断部306aでは、MMEに対するS1メッセージと、設定指示応答D4のメッセージとを区別する。プロトコル変換が施された設定指示応答D4は、監視IF送受信部302に格納され、監視IF111を介して監視装置101に送信される。
ステータス登録部310は、設定指示D3に対応してFemto103から返答される設定指示応答D4のメッセージに含まれる設定結果をメモリ312のステータス確認リスト312cに登録する。設定結果は、設定指示D3に基づきUE104が設定した設定結果であり、Femto103を介してGW102が受信する。GW102は、一括設定対象の全Femto103から設定指示応答D4が返答された後、監視装置101にステータス確認リスト312cを送信する。
この他、ステータス登録部310は、設定指示応答D4として返答があったFemto103のIDに紐づいた成功/失敗の情報を監視装置101に送信してもよい。例えば、あるグループのFemto103毎の設定成功/設定失敗を下記のように一覧化して送信してもよい。
Femto1:80UE成功
Femto2:24UE成功
そして、上述したように、設定指示D3は、グループ別に異なる時期にFemto103に送信されるため、Femto103は、グループ別に異なる時期にGW102に設定指示応答D4を送信する。これにより、GW102は、グループ別に異なる時期にFemoto103からの設定指示応答D4を受信し、時期を分散して処理することができる。特に、多数のFemto103からの設定指示応答D4を同時期に大量に受信することを防止できる。これにより、GW102内で特に負担がかかりやすいテレコム処理部306(一括設定判断部306a)、およびプロトコル変換部304での処理負担を軽減できるようになる。
(Femtoの構成例)
図4は、実施の形態にかかるシステムの基地局の構成例を示すブロック図である。基地局(Femto)103は、制御部(CPU)411、メモリ412、RF部413、を含む。CPU411は、図示しないROMに格納されたプログラムをCPU411が実行することにより、Femto103の動作を制御する。この際、RAMを処理作業用のデータエリアとして用いる。
CPU411は、監視IF送受信部421と、監視機能部422と、設定ファイル処理部423と、対GW送受信部424と、RRC機能部425と、を含む。監視IF送受信部421と監視機能部422は、監視装置101から送信される既存の監視処理にかかる処理を行う(実施の形態における一括設定処理には関与しない)。
対GW送受信部424は、GW102(対Femto送受信部307)から呼制御IF112を介して設定指示D3を受信し、RRC機能部425に出力する。
RRC(Radio Resource Control)機能部425は、RRC処理部425aと、設定更新部425bと、を含む。設定更新部425bは、GW102から受信した設定指示D3の設定内容をメモリ412の設定ファイル412aに書き込む。RRC処理部425aは、設定ファイル412aを読み込んで、端末(UE)104への送信メッセージを作成し、RF部413のRF処理部413aを介して端末104に送信する。
図5は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置から基地局への設定指示の送信を説明する図である。プロトコル変換部304が行うプロトコル変換例を併記してある。以下の説明では、基地局103がFemtoである例を用いて説明する。一括設定指示D1(設定指示D3)を受信した対象グループのFemto103は、端末104との間の通信規制を行う。
監視装置101とGW102では、送受信するメッセージ(一括設定指示D1等)の定義および共有を事前に行っておく。
監視機能部303の一括設定判断部303aは、受信したメッセージが既存の監視IF111を用いたメッセージであるか、一括設定用のメッセージ(一括設定指示D1)であるかを判断し、一括設定指示D1をプロトコル変換部304に出力する。
プロトコル変換部304は、監視IF111を介して受信した一括設定指示D1を呼制御IF112が用いるメッセージに変換することで、各基地局103に対する設定指示D3を生成し、対Femto送受信部307に出力する。
対Femto送受信部307は、プロトコル変換後の設定指示D3を各グループの各Femto103に対し、呼制御IF112を介して送信する。
Femto103では、対GW送受信部424がGW102(対Femto送受信部307)から呼制御IF112を介して設定指示D3を受信し、RRC機能部425に出力する。
RRC機能部425の設定更新部425bは、GW102から受信した設定指示D3の設定内容をメモリ412の設定ファイル412aに書き込む。また、RRC処理部425aが設定ファイル412aを読み込んで、端末104への送信メッセージを作成し、RF部413のRF処理部413aを介して端末104に送信する。
この端末104への送信メッセージ(監視装置101の一括設定指示D1に対応)に基づき、端末104は、Femto103との間の通信規制を行う。
図5に示す変換前メッセージ531は、監視IF111のプロトコルで用いる一括設定指示D1のメッセージであり、変換後メッセージ532は、呼制御IF112のプロトコルで用いる設定指示D3のメッセージである。そして、変換前メッセージ531のSetParameterValuesの内容を変換後メッセージ532のWarning Message Contentsに変換する。
そして、図5の例では、一括設定指示D1が示す通信規制の3つのパラメータ(一括設定の内容、対象エリア情報、設定パターン)を、変換後メッセージ532のWarning Message Contentsに格納している。そして、このパラメータ変換では、変換前メッセージ(一括設定指示D1)の一括設定の内容を示すCommandとACB情報を001,001に変換している。また、設定パターンを示すPattern,custom1を002,011に変換している。また、対象エリア情報を示すHeNB Group,26800を003,26800に変換している。
GW102が送信する設定指示D3のメッセージを受信したFemto103では、設定更新部425bが設定指示D3のメッセージを設定ファイル412aに書き込む。RRC機能部425では、その設定ファイル412aを読み込んで、エンドユーザである端末(UE)104への送信メッセージを作成して送信する。また、Femto103への設定ファイルの反映のみに留める場合、RF処理部413aは機能しない。
(Femtoグループリスト、オフセットテーブルの例)
図6,7は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置による基地局のグループ分割に用いる設定内容を示す図表である。これらの図は、GW102の一括設定分散部308(グループ分割部308a,オフセット設定部308b)が行う際に参照する設定表に相当する。
GW102のグループ分割部308aは、図6の設定表601に示す「A:収容数に基づくグループ分割」、あるいは図7の設定表701に示す「B:GWの負荷に基づくグループ分割」、あるいは「C:グループ分割なし」、のいずれかを監視装置101からの制御により実施する。オフセット設定部308bは、分割数に応じたオフセット値Tを設定する。なお、グループ分割は上記A,Bに基づく分割に限らず、例えば、呼制御IF112の通信速度(GW102〜端末104間)や、通信品質(SNRやCNR等)に基づき分割するなど、各種方法がある。
図6には、GW102が収容するFemto103の収容数に基づくグループ分割を行う際の設定表601を示す。GW102は、「A:収容数に基づくグループ分割」を行う場合、グループ分割部308aは、図6に示すGW102に対する呼接続済みのFemto103の数を基準に、グループ分割数を決定する。例えば、収容数が11,000台の場合には、図6を参照して、Femto103が5,000台のグループを2グループと、Femto103が1,000台のグループを1グループ作成する。
また、グループ分割数に対応したオフセット値Tは監視装置101から設定する。例えば、分割なしの場合のオフセット値Tは0ms、分割数1(グループ数の2)の場合のオフセット値Tは50ms〜500msの値とする。
グループ分割部308aは、グループ分割数に基づき、複数のFemto103が属するグループを決定し(図1参照)、グループ別のFemto103の情報をメモリ312のFemtoグループリスト312aに記録する。また、オフセット設定部308bは、オフセット値Tをオフセットテーブル312bに記録する。
図7には、GW102の負荷に基づくグループ分割を行う際の設定表701を示す。GW102は、「B:GWの負荷に基づくグループ分割」を行う場合、例えば、図7に示すCPU平均使用率に応じたグループ分割数を決定する。この場合、グループ分割部308aは、設定指示D3を送信する前5分間のCPU平均使用率を求めてグループ分割を実施する。このCPU平均使用率(CPU負荷)は、グループ分割部308aがCPU301のPerformance Dataを、例えば5分周期で収集する。
また、オフセット設定部308bは、決定した分割数に応じたオフセット値Tを設定する。図7の例では、CPU値(CPU平均使用率)が10%未満の場合にはグループ分割数0(分割なし)、オフセット値Tを0ms、CPU値が10%以上30%未満の場合にはグループ分割数1(グループ数2)、オフセット値Tを50ms、CPU値が90%以上100%未満の場合にはグループ分割数7(グループ数8)、オフセット値Tを500msの値とする。例えば、現在のCPU値が45%の場合には、グループ分割数は2(グループの数は3)でオフセット値Tは100msとする。
そして、GW102への負荷をかけたくない場合には、オフセット値Tとして大きな値を設定する。また、図7のように、CPU値が大きいほど、オフセット値Tを大きくすることで、CPU負荷を軽減できる。ただし、大きな値を設定するに応じて一括設定対象の全Femto103に対する全ての設定指示D3を送信するまでの時間(設定指示応答D4の受信までの時間)も長くなる。
(システムの全体の設定指示の処理手順)
図8は、実施の形態にかかるシステム全体の設定指示の処理手順を示すシーケンス図である。監視装置101から送信した一括設定指示D1は、GW102の監視機能部303が受信してメッセージデコードを行う(ステップS801)。監視機能部303は一括設定指示D1の場合、一括設定指示D1をプロトコル変換部304に転送し、プロトコル変換部304は一括設定指示D1のプロトコル変換処理D2を行い(ステップS802)、プロトコル変換後の一括設定指示D1を一括設定分散部308に転送する。
一括設定分散部308は、グループ分割部308aにより、一括設定指示D1をグループ別の設定指示D3に分割する(ステップS803)。この際、上述したように、グループ分割部308aは、Femto103を複数のグループに分割する。また、オフセット設定部308bにより、グループ数に応じたオフセット値Tを設定する(ステップS804)。これにより、設定指示D3は、分割したグループ数に対応したオフセット値Tが設定されて、端末104に対して複数回送信処理される。
設定指示D3の内容は、一括設定指示D1の内容と同じであり、設定指示D3は、一括設定指示D1が示す設定内容をグループ別に複数回送信することを意味する。
一括設定カウンタ309は、複数の設定指示D3について、オフセット値Tに応じて各グループ(Femto103)のカウントを行い、グループ別に異なる時期にFemto103に送出する(ステップS805、図1参照)。
設定指示D3を受信したFemto103は、RRC機能部425が設定ファイル処理部423を制御し設定指示D3を設定ファイル412aに書き込む(ステップS806)。そして、RRC機能部425は、設定ファイル処理部423を介して設定ファイル412aを読み込み(ステップS807)、通信規制等を含む設定指示D3を端末104に送信する。
図9は、実施の形態にかかるシステム全体の設定指示応答の処理手順を示すシーケンス図である。端末104は、設定指示D3に対応した通信規制等の処理を実行し、設定指示応答D4をFemto103に送信する。Femto103は、端末104からの設定指示応答D4をGW102に転送する。
上述したように、設定指示D3は、グループ毎のオフセット値Tを有してFemto103(端末104)に送信されており、端末104(Femto103)は、このオフセット値Tに相当する時間だけグループ毎に異なる時期に(遅延した)設定指示応答D4をGW102に送信する(ステップS901、図1参照)。
そして、GW102のテレコム処理部306は、受信順にしたがいプロトコル変換部304に設定指示応答D4を転送する。プロトコル変換部304は、呼制御IFのプロトコルの設定指示応答D4を監視IFのプロトコルにプロトコル変換する(ステップS902)。プロトコル変換後の設定指示応答D4は、ステータス登録部310に転送される。
ステータス登録部310は、設定指示応答D4のメッセージに含まれる設定結果をメモリ312のステータス確認リスト312cに登録(更新)する(ステップS903)。この後、GW102は、一括設定対象の全グループのFemto103から設定指示応答D4が返答された後、監視IF送受信部302を介して監視装置101にステータス確認リスト312cを送信する(ステップS904)。
図10は、実施の形態にかかるシステム全体の設定指示にかかる処理内容を示すフローチャートである。はじめに、監視装置101は、GW102に監視IF111を介して一括設定指示D1を送信する(ステップS1001)。
GW102は、監視装置101から一括設定指示D1を受信したか判断し(ステップS1002)、一括設定指示D1を受信すれば(ステップS1002:Yes)、プロトコル変換部304にて監視IF111のプロトコルの一括設定指示D1を呼制御IF112のプロトコルに変換する(ステップS1003)。一方、ステップS1002にて一括設定指示D1以外のメッセージの受信時には(ステップS1002:No)、GW102は、監視機能部303にて既存のメッセージ処理を行い(ステップS1004)、処理を終了する。
ステップS1003の後、GW102は、一括設定分散部308のグループ分割部308aにより、Femto103をグループ分割する(ステップS1005)。Femto103のグループ分割によりプロトコル変換後の一括設定指示D1は、複数のグループに対応した数の設定指示D3が生成される。
次に、一括設定部308のオフセット設定部308bは、グループ分割部308aによるグループ分割数に応じたオフセット値Tを設定する(ステップS1006)。このため、オフセット設定部308bは、グループ分割数が1以上のときオフセット値設定あり(ステップS1006:Yes)と判断し、グループ分割数に応じたオフセット値Tを設定し(ステップS1007、図6,7参照)、ステップS1008に移行する。グループ分割数が0のときオフセット値設定なし(ステップS1006:No)と判断し、オフセット値Tを設定せず(オフセット値T=0)、ステップS1008に移行する。
そして、対Femto送受信部307に設定指示D3を格納し、Femto103に設定指示D3のメッセージを送信する(ステップS1008)。この際、設定指示D3は、グループ別のオフセット値Tを有するため、設定指示D3は一括設定カウンタ309のカウントに応じたグループ別に異なる時期を有してFemto103に送信される。
Femto103は、設定指示D3の受信の有無を判断する(ステップS1009)。例えば、Femto103は、網側の通信インタフェースにおいてGW102などの装置からの受信信号を検知したことに応じて、当該受信信号が設定指示D3であるか否かを判定することにより、設定指示D3の受信の有無を判断する。
Femto103が設定指示D3を受信した場合(ステップS1009:Yes)、設定更新部425bが設定ファイル処理部423に設定指示D3の設定の書込処理を行わせ(ステップS1010)、ステップS1011に移行する。これにより、設定ファイル412aに設定指示D3が書き込まれる。一方、網側の通信インタフェースにおいてGW102などの装置からの受信信号を検知したものの、当該受信信号が設定指示D3ではなく、例えばMMEからのS1メッセージであった場合、設定指示D3の受信ではないと判断し(ステップS1009:No)、ステップS1011に移行する。
この後ステップS1011では、所定の送信タイミングが到来したことに応じて、RRC処理部425aが設定ファイル処理部423を介して設定ファイル412aから読み込んだ内容に基づく制御情報を、端末104に送信する(ステップS1011)。その結果、設定ファイル412aに設定指示D3が書き込まれている場合には、設定指示D3が示す内容、例えば通信規制の設定に基づく制御情報が、端末103に送信される。
図11は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置が基地局からの設定指示応答の受信を説明する図である。設定指示D3を受信した対象グループのFemto103は、端末104との間の通信規制を行う。一括設定処理を終えたFemto103は、GW102に対して設定指示応答D4を送信する。これは、Femto103が監視装置101との間で既存の監視IF111を用いたメッセージ処理との分別をするためである。設定指示応答D4のメッセージを生成したFemto103は、対GW送受信部424に設定指示応答D4のメッセージを格納してGW102に送信する。この際、設定指示応答D4のメッセージ内容として設定成功あるいは設定失敗のパラメータを設定する。
GW102は、対Femto送受信部307がFemto103から受け取った設定指示応答D4をテレコム処理部306の一括設定判断部306aに出力する。一括設定判断部306aは、設定指示応答D4をプロトコル変換部304に出力し、プロトコル変換部304は監視IF111のプロトコル変換を施す。一括設定判断部306aでは、MMEに対するS1メッセージと、設定指示応答D4のメッセージとを区別する。プロトコル変換が施された設定指示応答D4は、監視IF送受信部302に格納され、監視IF111を介して監視装置101に送信される。
図11に示す変換前メッセージ1131は、呼制御IF112のプロトコルで用いるメッセージであり、変換後メッセージ1132は、監視IF111のプロトコルで用いるメッセージである。そして、この例では、設定変更したFemto103は、図11に記載した変換後メッセージ1132の各パラメータを保持した状態で変換前メッセージ1131を生成する。この際、図11の変換後メッセージ1132のWarning Message Contentsの各パラメータをEA(Emergency Area)IDに格納する。
図11のように、設定指示応答D4の変換前メッセージ1131として、設定成功時には、EAIDに新たに004,001を格納する(なお、設定失敗時には004,000を格納する)。そして、GW102は、変換前メッセージ1131をプロトコル変換し、設定指示応答D4の変換後メッセージ1132を生成する。この際、変換前メッセージ1131のEAIDのパラメータを変換後メッセージ1132のInformに変換する。
変換後メッセージ1132には、対象エリア情報が示すHeNB Group単位の全Femto103が設定成功したときには、新たにInformのStatusを追加し、001を格納する。設定失敗時には000を格納する。この他に、設定成功/失敗したFemto103の数を格納してもよい。
図12は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置のプロトコル変換部が行う他のプロトコル変換例である。図12の(a)には、GW102からFemto103に対して送信する際の一括設定指示D1の変換メッセージを示している。変換前メッセージ1231のSetParameterValuesの内容を変換後メッセージ1232のWarning Message Contentsに変換する。
そして、この例は、あるエリア(例えば上述したあるグループ)でのFemto103群のTACを一斉に変更する場合を示している。一括設定指示D1が示す通信規制の3つのパラメータ(一括設定の内容、対象エリア情報、設定パターン)を、変換後メッセージ1232のWarning Message Contentsに格納している。そして、このパラメータ変換では、変換前メッセージ(一括設定指示D1)の一括設定の内容を示すCommandとTAC情報を001,004に変換している。また、設定パターンを示すTAC,23456を002,23456に変換している。また、対象エリア情報を示すHeNB Group,18460を003,18460に変換している。
このように、TAC情報を用いる場合、上述したACB情報を用いる場合と異なり、Femto103は、設定指示D3を自装置(Femto103)内での設定ファイル412aの反映だけとする。この場合、Femto103は、RF部413を機能させず、端末104へ送信メッセージは送信しない。
また、図12の(b)には、Femto103からGW102に対して送信する際の設定指示応答D4の変換メッセージを示している。設定変更したFemto103は、図12の(a)に記載した変換後メッセージ1232の各パラメータを保持した状態で変換前メッセージ1233を生成する。この際、図12の(a)の変換後メッセージ1232のWarning Message Contentsの各パラメータをEA(Emergency Area)IDに格納する。
図12の(b)に示すように、設定指示応答D4の変換前メッセージ1233として、設定成功時には、EAIDに新たに004,001を格納する(なお、設定失敗時には004,000を格納する)。そして、GW102は、変換前メッセージ1233をプロトコル変換し、設定指示応答D4の変換後メッセージ1234を生成する。この際、変換前メッセージ1233のEAIDのパラメータを変換後メッセージ1234のInformに変換する。
変換後メッセージ1234には、対象エリア情報が示すHeNB Group単位の全Femto103が設定成功したときには、新たにInformのStatusを追加し、001を格納する。設定失敗時には000を格納する。この他に、設定成功/失敗したFemto103の数を格納してもよい。
(メッセージのプロトコル変換例)
次に、上述したメッセージのプロトコル変換について具体的に説明する。はじめに、一括設定指示D1として、呼制御IFプロトコルの既存メッセージのIE(Information Element)の一部を用いる場合について説明する。ACBの一括設定指示D1を例に、メッセージ構成例を説明する。ACBを用いるためには、監視装置101は、例えば、監視IF111としてTR069 IFを用いてGW102に指示を送る。また、GW102は呼制御IF112としてS1 IFを用いる。TR069 IFでは、SetParameterValues(図5の変換前メッセージ531等を参照)に対象項目とその設定値を格納する。監視装置101は、ACBの規制情報と、対象HeNB情報をGW102に渡し、GW102は、ACBの規制情報と、対象HeNB情報をS1メッセージにマッピングする。
ACBの設定項目は、例えば、規制される通信の種別、規制が行われる時間、各端末が規制にかかるおおよその割合、規制の例外となる端末、等がある。図13は、実施の形態のシステムにかかる監視IFとしてのTR069 IFで用いるACBの制御情報のパラメータと項目内容の一覧を示す図表である。
図14は、実施の形態のゲートウェイ装置によるS1メッセージへの一括設定要求のマッピング例を示す図表である。監視装置101から一括設定指示D1としてACB規制情報を含み受け取ったGW102は、図14に示すS1メッセージ(WRITE−REPLACE WARNING REQUEST)にメッセージ内容をマッピングする。この場合、例えば、Warning Message ContentsにACBの設定に必要な各種情報を格納することができる。
図15は、実施の形態にかかる基地局からGWへのS1メッセージを用いた設定要求応答のマッピング例を示す図表である。Femto103は、WRITE−REPLACE WARNING RESPONSEのBroadcast Completed Area ListにFemto103自身のID(eNB ID)を設定して、GW102にメッセージを送る。
次に、一括設定指示D1にTACを用いる場合について説明する。監視装置101は、一括設定指示D1にTACを用いる場合、図12の(a)に示したように、監視IF111の変換前メッセージ1231のSetParameterValuesで一括設定指示D1のメッセージをGW102に送信する。そして、GW102は受信した一括設定指示D1のメッセージを呼制御IF112の変換後メッセージ1232(設定指示D3)に変換し、Femto103に送信する。
一方、Femto103からの設定指示応答D4は、図12の(b)に示したように、変換前メッセージ1233に設定成功/設定失敗のパラメータを追加して、GW102に送信する。
次に、一括設定指示D1として、呼制御IFプロトコルの既存メッセージにIEを追加して用いる場合について説明する。図16は、実施の形態のゲートウェイ装置によるS1メッセージへの一括設定要求のマッピングの他の例を示す図表である。監視装置101から一括設定指示D1としてACB規制情報を含み受け取ったGW102は、図14に示すS1メッセージ(WRITE−REPLACE WARNING REQUEST)にIEを追加してマッピングする。例えばACB InfoとしてACBの規制情報を示す所定の値を格納する。図16に対応して、基地局103からGW102へのS1メッセージを用いた設定要求応答のマッピング例は図15と同様である。
次に、一括設定指示D1として、呼制御IFプロトコルの新規メッセージを追加して用いる場合について説明する。図17は、実施の形態にかかるゲートウェイ装置によるS1メッセージ例を示す図表である。図示のうち、パラメータ1701は、既存のメッセージであり、これに新規のメッセージのパラメータ1702を追加する。これら新規のメッセージのパラメータ1702は、例えば、上述した監視IF111(TR069)で用いた各項目と同じとしてもよい。
図18は、実施の形態にかかる基地局からGWへのS1メッセージを用いた設定要求応答のマッピング例を示す図表である。図示のうち、パラメータ1801は、既存のメッセージである。これに新規のメッセージのパラメータ1802を追加する。新規のパラメータ1802は、例えば、ACB Setであり、上述した設定指示(設定成功/設定失敗)の情報からなる。
図19は、既存の方式による複数の基地局に対する設定指示の手順を示すシーケンス図である。図19を用いて既存技術による基地局に対する設定処理の手順を示し、実施の形態との比較を行う。
監視装置101は、1つ1つのFemto103に対して順番に監視IF111を介して設定指示D30を送信する。この送信の度に、監視装置101とFemto103で監視プロトコルのコネクション接続D0とコネクション切断D6が伴うため時間がかかる。また、監視プロトコルでは、同時にセッション接続できる数が限定されているため、例えば100台毎に分けて設定指示をする必要がある。図19では、監視装置101によるFemto#100(103)への設定指示D30の送出後に、最初のFemto#1(103)からの設定指示応答D40が送出されているが、各Femto103は設定指示D30を受けると設定処理が終わった時点で適宜設定指示応答D40を送信する。
図19と実施の形態(図2)とを比較した場合、実施の形態では、監視装置101は、一括設定指示D1によりFemto103との間の監視プロトコルのコネクション接続D0およびコネクション切断D6がそれぞれ1回で済むため、既存の方式(図19)に比して大幅に処理時間を短縮することができる。この際、監視装置101がGW102に接続する時間も短時間で済み、監視装置101の処理負荷を低減できる。すなわち、GW102と基地局103間の呼制御IF112は常時接続されており、接続のためのネゴシエーションは不要にでき、複数の基地局103の通信設定を容易に行える。
また、GW102は基地局(Femto)103との間が呼制御IF112を介して常時接続され、既存のメッセージを用いてGW102と複数の基地局103はメッセージをやり取りする。これにより、GW102および基地局103にも処理負荷をかけずに基地局103(および末端の端末104)に対する通信設定を一括して行うことができるようになる。この際、GW102の上位のMME等のコアノードに対して影響を与えることがなく、監視装置101が監視するGW102配下の複数の基地局103に対してのみ通信設定を行うことができる。
以上説明した実施の形態によれば、GWは配下の多数の基地局に対する通信規制を短時間で設定できる。また、多数の基地局の監視および設定の処理を監視装置のサーバ等を増設することなく、1台の監視装置で迅速かつ効率的に行える。これにより、例えば、突発的な災害等の発生により緊急に通信規制を行う必要がある場合でも、複数の基地局の通信規制を短時間で一斉に実施できるようになる。
そして、実施の形態では、GWは配下の基地局を複数のグループに分け、設定指示をグループ別に異なる時期に送信するため、GWは、複数の基地局からの設定指示応答をグループ別に異なる時期に分散して受信できる。これにより、一つのGWが収容する配下の基地局が膨大な数で、基地局に対し一斉に緊急に通信規制を行う必要が生じた場合でも、設定指示および設定指示応答の処理にかかる処理を分散できるため、GWでの処理負担を軽減でき、GWでの輻輳を防ぐことができる。そして、GWは、設定指示の転送が失敗した基地局への再送や、ネットワーク管理者に対する結果の通知を安定して処理でき、災害発生時などでも迅速に設定指示が行えるようになる。また、GWと多数の基地局との間の設定指示および設定指示応答にかかる通信は、時期的に分散して行われるため、ネットワークの輻輳も防止できる。
なお、本実施の形態で説明した一括設定にかかるGW、および基地局が有するCPUが実行するプログラムは、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することにより実現することができる。また、このプログラムは、半導体メモリ、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)監視装置との間の通信を行う第1の機器間インタフェースと、
配下の複数の基地局装置との間の通信を行う第2の機器間インタフェースと、
前記第1の機器間インタフェースを介して前記監視装置から設定情報を受信した場合、前記基地局装置との間の前記第2の機器間インタフェースに適合した形式に前記設定情報をプロトコル変換した設定情報を生成し、前記生成した設定情報を複数の前記基地局装置に対して前記第2の機器間インタフェースを介して送信する制御部と、を有し、
前記制御部は、複数の前記基地局装置を所定のグループに分割し、前記グループ別に異なる時期に前記設定情報を前記基地局装置に送信する、
ことを特徴とするゲートウェイ装置。
(付記2)前記制御部は、
配下として収容する前記基地局装置の数に応じた数のグループに分割し、前記グループ数に応じたオフセット値に基づき、前記グループ別に異なる時期に前記設定情報を前記基地局装置に送信することを特徴とする付記1に記載のゲートウェイ装置。
(付記3)前記制御部は、自装置の処理の負荷状態に応じた数のグループに分割し、前記グループ数に応じたオフセット値に基づき、前記グループ別に異なる時期に前記設定情報を前記基地局装置に送信することを特徴とする付記1に記載のゲートウェイ装置。
(付記4)前記第1の機器間インタフェースは、監視インタフェースであり、
前記第2の機器間インタフェースは、呼制御インタフェースであり、
前記監視インタフェースの前記監視装置に対する1度のコネクション接続により、複数の前記基地局装置に対する前記設定情報を受信することを特徴とする付記1に記載のゲートウェイ装置。
(付記5)前記制御部は、複数の前記基地局装置から前記設定情報に基づく設定状態の応答情報を受信した場合、複数の前記基地局装置からの前記応答情報をとりまとめた応答情報を前記監視装置に送信することを特徴とする付記1に記載のゲートウェイ装置。
(付記6)前記制御部は、前記監視装置から受信した情報が前記設定情報であるか否かを判断する判断部を有し、当該判断部は、前記監視装置から受信した情報が前記設定情報の場合に、当該設定情報に対する前記プロトコル変換を行い複数の前記基地局装置に送信することを特徴とする付記1に記載のゲートウェイ装置。
(付記7)監視装置がゲートウェイ装置を介して複数の基地局装置に接続されるシステムにおいて、
前記監視装置は、複数の前記基地局装置に対する設定情報を、前記ゲートウェイ装置との間の通信を行う第1の機器間インタフェースを介して送信し、
前記ゲートウェイ装置は、前記監視装置から設定情報を受信した場合、前記基地局装置との間の第2の機器間インタフェースに適合した形式に前記設定情報をプロトコル変換した設定情報を生成し、前記生成した設定情報を前記複数の基地局装置に対して前記第2の機器間インタフェースを介して送信する制御部を有し、
前記制御部は、前記複数の基地局装置を所定のグループに分割し、前記グループ別に異なる時期に前記設定情報を前記基地局装置に送信し、
複数の前記基地局装置は、前記ゲートウェイ装置から受信した前記設定情報の受信に基づき配下の端末装置との間の通信制御を行うことを特徴とするシステム。
(付記8)前記ゲートウェイ装置の前記制御部は、配下として収容する前記基地局装置の数に応じた数のグループに分割し、前記グループ数に応じたオフセット値に基づき、前記グループ別に異なる時期に前記設定情報を前記基地局装置に送信することを特徴とする付記7に記載のシステム。
(付記9)前記ゲートウェイ装置の前記制御部は、自装置の処理の負荷状態に応じた数のグループに分割し、前記グループ数に応じたオフセット値に基づき、前記グループ別に異なる時期に前記設定情報を前記基地局装置に送信することを特徴とする付記7に記載のシステム。
100 システム
101 監視装置
102 ゲートウェイ装置(GW)
103 基地局(Femto)
104 端末(UE)
111 監視IF
112 呼制御IF
301,411 制御部(CPU)
304 プロトコル変換部
308 一括設定分散部
308a グループ分割部
308b オフセット設定部
D0 コネクション接続処理
D1 一括設定指示
D2 プロトコル変換処理
D3 設定指示
D4 設定指示応答
D5 一括設定指示返答
D6 コネクション切断処理

Claims (6)

  1. 監視装置との間の通信を行う第1の機器間インタフェースと、
    配下の複数の基地局装置との間の通信を行う第2の機器間インタフェースと、
    前記第1の機器間インタフェースを介して前記監視装置から設定情報を受信した場合、前記基地局装置との間の前記第2の機器間インタフェースに適合した形式に前記設定情報をプロトコル変換した設定情報を生成し、前記生成した設定情報を複数の前記基地局装置に対して前記第2の機器間インタフェースを介して送信する制御部と、を有し、
    前記制御部は、複数の前記基地局装置を所定のグループに分割し、前記グループ別に異なる時期に前記設定情報を前記基地局装置に送信する、
    ことを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 前記制御部は、配下として収容する前記基地局装置の数に応じた数のグループに分割し、前記グループ数に応じたオフセット値に基づき、前記グループ別に異なる時期に前記設定情報を前記基地局装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記制御部は、自装置の処理の負荷状態に応じた数のグループに分割し、前記グループ数に応じたオフセット値に基づき、前記グループ別に異なる時期に前記設定情報を前記基地局装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記第1の機器間インタフェースは、監視インタフェースであり、
    前記第2の機器間インタフェースは、呼制御インタフェースであり、
    前記監視インタフェースの前記監視装置に対する1度のコネクション接続により、複数の前記基地局装置に対する前記設定情報を受信することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  5. 前記制御部は、複数の前記基地局装置から前記設定情報に基づく設定状態の応答情報を受信した場合、複数の前記基地局装置からの前記応答情報をとりまとめた応答情報を前記監視装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  6. 監視装置がゲートウェイ装置を介して複数の基地局装置に接続されるシステムにおいて、
    前記監視装置は、複数の前記基地局装置に対する設定情報を、前記ゲートウェイ装置との間の通信を行う第1の機器間インタフェースを介して送信し、
    前記ゲートウェイ装置は、前記監視装置から設定情報を受信した場合、前記基地局装置との間の第2の機器間インタフェースに適合した形式に前記設定情報をプロトコル変換した設定情報を生成し、前記生成した設定情報を前記複数の基地局装置に対して前記第2の機器間インタフェースを介して送信する制御部を有し、
    前記制御部は、前記複数の基地局装置を所定のグループに分割し、前記グループ別に異なる時期に前記設定情報を前記基地局装置に送信し、
    複数の前記基地局装置は、前記ゲートウェイ装置から受信した前記設定情報の受信に基づき配下の端末装置との間の通信制御を行うことを特徴とするシステム。
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