JP6378121B2 - ゲートウェイ装置及び通信方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システム7のシステム構成図である。図1に示す通り、通信システム7は、制御装置1(制御装置)、ゲートウェイ装置2(ゲートウェイ装置)、端末収容装置3、移動体端末4(端末)、固定端末5、外部公衆網N1、移動体通信網N2(移動体通信網)及び固定系通信網N3を含んで構成される。
続いて、図11〜13を用いて第1実施形態の変形例について説明する。なお、後述の第2実施形態についても同様の変形例が可能である。
続いて、本発明の第2実施形態に係る通信システム7aについて説明する。なお、通信システム7aは、本発明の第1実施形態に係る通信システム7とほぼ同様であり、差分についてのみ説明する。通信システム7では通信にローカルアドレスを用いていたが、通信システム7aではリンクローカルアドレスを用いる。リンクローカルアドレスとは、自ら所属するネットワーク領域(セグメント)でのみ通信が可能なIPアドレスである。
続いて、本発明の第3実施形態に係る制御装置1b及びゲートウェイ装置2bについて説明する。図15は、本発明の第3実施形態に係る制御装置1b及びゲートウェイ装置2bの機能ブロック図である。図15に示す通り、制御装置1bは、本発明の第1実施形態に係る制御装置1と本発明の第2実施形態に係る制御装置1aとの両方の機能ブロックを備えるものである。また、ゲートウェイ装置2bは、発明の第1実施形態に係るゲートウェイ装置2と本発明の第2実施形態に係るゲートウェイ装置2aとの両方の機能ブロックを備えるものである。上述の通り、制御装置1b及びゲートウェイ装置2bは機能が合わさったものであり、詳細については説明を省略する。以下、ポイントについてのみ説明する。
従来技術では、公衆移動通信網に接続された移動体端末がゲートウェイ装置を除く特定の対向ノードとローカルアドレスを用いて通信を行うことはできない。例えば、移動体端末は、サブネット外ではセキュリティリスクが高い、もしくは影響範囲が広いものとして無効にされてしまう機能を利用することができない。また、移動体端末と対向ノードの間にトンネルを設定してローカルアドレスを利用する方式も存在するが、移動体端末の使用者が移動体端末に自ら設定を行う手間がかかった。
Claims (9)
- 端末及び該端末に対向する対向ノードの間の通信であり公衆網を介した通信を中継するゲートウェイ装置と、当該ゲートウェイ装置とは異なるゲートウェイ装置を含む他の中継装置との間で確立したトンネルを介した通信を、当該トンネル用の論理インタフェースを用いて行うゲートウェイ装置であって、
当該ゲートウェイ装置に入力される入力パケットのヘッダの送信元アドレス部に含まれるアドレスタイプ及び当該ヘッダの送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプが、共にローカルアドレスを示す値である場合に、ローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子、当該グループに属する対向ノードを識別する対向ノード識別子、及び当該対向ノードとの通信を行う際に用いる論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリから構成され、格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、前記入力パケットの前記送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び対向ノード識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子を取得し、取得した論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに前記入力パケットを出力することで、公衆網でローカルアドレスを用いた通信を実行する処理手段を備えるゲートウェイ装置。 - 前記端末は移動体端末であり、該移動体端末と当該ゲートウェイ装置とは移動体通信網を介する、請求項1に記載のゲートウェイ装置。
- 前記処理手段は、前記格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、前記入力パケットの前記送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び対向ノード識別子を含むエントリが格納されていない場合は、当該ローカルアドレス転送表において当該ローカルアドレスグループ識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに前記入力パケットを出力する、請求項1又は2に記載のゲートウェイ装置。
- 前記処理手段は、前記入力パケットの前記送信元アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子と、当該入力パケットの前記送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子とが一致するか否かを判定し、一致する場合は前記出力処理を行い、一致しない場合は前記出力処理を行わない、請求項1〜3の何れか一項に記載のゲートウェイ装置。
- 前記処理手段は、前記格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、前記入力パケットの前記送信元アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び当該入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は前記出力処理を行い、格納されていない場合は前記出力処理を行わない、請求項1〜4の何れか一項に記載のゲートウェイ装置。
- 前記処理手段は、前記格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、前記入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は前記出力処理を行い、格納されていない場合は前記出力処理を行わない、請求項1〜3の何れか一項に記載のゲートウェイ装置。
- 前記処理手段は、前記格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、前記入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されている場合は、当該ローカルアドレス転送表において、当該エントリのローカルアドレスグループ識別子と同じローカルアドレスグループ識別子を含み、かつ当該エントリとは異なるエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は前記出力処理を行い、格納されていない場合は前記出力処理を行わない、請求項6に記載のゲートウェイ装置。
- ノードを識別するノード識別子及び当該ノードが所属するローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子が対応付けられたローカルアドレスグループ参加ノード識別子表を格納する制御装置から、当該制御装置に対して接続要求を行ったノードを識別するノード識別子、及びローカルアドレスグループ参加ノード識別子表において当該接続要求を行ったノードを識別するノード識別子に対応付けられたローカルアドレスグループ識別子を含むトンネル設定要求を受信する受信手段と、
前記受信手段によってトンネル設定要求が受信されると、トンネル用の論理インタフェースを作成し、当該トンネル設定要求に含まれるローカルアドレスグループ識別子及びノード識別子、並びに作成した論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリを、前記格納手段に格納されたローカルアドレス転送表に追加する追加手段と、
をさらに備える請求項1〜7の何れか一項に記載のゲートウェイ装置。 - 端末及び該端末に対向する対向ノードの間の通信であり公衆網を介した通信を中継するゲートウェイ装置と、当該ゲートウェイ装置とは異なるゲートウェイ装置を含む他の中継装置との間で確立したトンネルを介した通信を、当該トンネル用の論理インタフェースを用いて行うゲートウェイ装置により実行される通信方法であって、
当該ゲートウェイ装置に入力される入力パケットのヘッダの送信元アドレス部に含まれるアドレスタイプ及び当該ヘッダの送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプが、共にローカルアドレスを示す値である場合に、ローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子、当該グループに属する対向ノードを識別する対向ノード識別子、及び当該対向ノードとの通信を行う際に用いる論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリから構成され、格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、前記入力パケットの前記送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び対向ノード識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子を取得し、取得した論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに前記入力パケットを出力することで、公衆網でローカルアドレスを用いた通信を実行する処理ステップを含む通信方法。
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