JP6378121B2 - ゲートウェイ装置及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ローカルアドレスを用いた通信を可能にするゲートウェイ装置及び通信方法に関する。
従来、LAN(Local Area Network)内にて、端末が通信相手である対向ノードとローカルアドレス(ローカルIPアドレス)を用いて通信する技術が知られている。例えば、下記特許文献1では、ホームネットワークにて移動体端末が他の機器やゲートウェイ装置などの対向ノードとリンクローカルアドレスを用いて通信するシステムが開示されている。
特開2002−84317号公報
しかしながら、移動体通信網等の公衆網に接続された移動体端末が、ゲートウェイ装置を除く特定の対向ノードとローカルアドレスを用いて通信を行うことはできない。その場合、移動体端末は、例えば、サブネット外ではセキュリティリスクが高い、もしくは影響範囲が広いものとして無効にされてしまうような、ローカルアドレスを用いた通信にのみ利用可能な機能を利用することができない。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、端末及び対向ノードの間で公衆網を介してローカルアドレスを用いた通信を可能にするゲートウェイ装置及び通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のゲートウェイ装置は、端末及び該端末に対向する対向ノードの間の通信であり公衆網を介した通信を中継するゲートウェイ装置と、当該ゲートウェイ装置とは異なるゲートウェイ装置を含む他の中継装置との間で確立したトンネルを介した通信を、当該トンネル用の論理インタフェースを用いて行うゲートウェイ装置であって、当該ゲートウェイ装置に入力される入力パケットのヘッダの送信元アドレス部に含まれるアドレスタイプ及び当該ヘッダの送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプが、共にローカルアドレスを示す値である場合に、ローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子、当該グループに属する対向ノードを識別する対向ノード識別子、及び当該対向ノードとの通信を行う際に用いる論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリから構成され、格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び対向ノード識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子を取得し、取得した論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに入力パケットを出力することで、公衆網でローカルアドレスを用いた通信を実行する処理手段を備える。
このようなゲートウェイ装置によれば、処理手段により、入力パケットのヘッダの送信元アドレス部に含まれるアドレスタイプ及び当該ヘッダの送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプが、共にローカルアドレスを示す値である場合に、ローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子、当該グループに属する対向ノードを識別する対向ノード識別子、及び当該対向ノードとの通信を行う際に用いる論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリから構成され、格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び対向ノード識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子が取得され、取得した論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに入力パケットが出力されることで、公衆網でローカルアドレスを用いた通信が実行される。かかる構成を採れば、入力パケットのヘッダの送信元アドレス部及び送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプが共にローカルアドレスを示す値である場合に、入力パケットの送信先アドレス部に含まれる情報とローカルアドレス転送表とに基づいた論理インタフェースに入力パケットが出力され、トンネルを介した通信が行われる。すなわち、端末及び対向ノードの間で公衆網を介してローカルアドレスを用いた通信を可能にすることができる。
また、本発明のゲートウェイ装置において、端末は移動体端末であり、該移動体端末と当該ゲートウェイ装置とは移動体通信網を介することとしてもよい。かかる構成を採れば、移動体端末及び対向ノードの間で移動体通信網を介してローカルアドレスを用いた通信を可能にすることができる。
また、本発明のゲートウェイ装置において、処理手段は、格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び対向ノード識別子を含むエントリが格納されていない場合は、当該ローカルアドレス転送表において当該ローカルアドレスグループ識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに入力パケットを出力する、こととしてもよい。かかる構成を採れば、ローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び対向ノード識別子を含むエントリが格納されていない場合でも、ローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに入力パケットを例えばブロードキャストで出力することで、入力パケットを確実に対向ノードまで転送することができる。
また、本発明のゲートウェイ装置において、処理手段は、入力パケットの送信元アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子と、当該入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子とが一致するか否かを判定し、一致する場合は出力処理を行い、一致しない場合は出力処理を行わない、こととしてもよい。かかる構成を採れば、入力パケットの送信元アドレス部及び送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子を比較するだけで出力処理対象の選別ができるため、出力処理の負荷を低減すると共に出力処理を高速化することができる。
また、本発明のゲートウェイ装置において、処理手段は、格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信元アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び当該入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は出力処理を行い、格納されていない場合は出力処理を行わない、こととしてもよい。かかる構成を採れば、ローカルアドレス転送表に基づいた条件を満たす入力パケットのみを出力処理対象とすることができるため、所定の条件を満たす入力パケットのみを確実に転送することができる。
また、本発明のゲートウェイ装置において、処理手段は、格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は出力処理を行い、格納されていない場合は出力処理を行わない、こととしてもよい。かかる構成を採れば、かかる構成を採れば、ローカルアドレス転送表に基づいた条件を満たす入力パケットのみを出力処理対象とすることができるため、所定の条件を満たす入力パケットのみを確実に転送することができる。
また、本発明のゲートウェイ装置において、処理手段は、格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されている場合は、当該ローカルアドレス転送表において、当該エントリのローカルアドレスグループ識別子と同じローカルアドレスグループ識別子を含み、かつ当該エントリとは異なるエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は出力処理を行い、格納されていない場合は出力処理を行わない、こととしてもよい。かかる構成を採れば、ローカルアドレス転送表に基づいた条件を満たす入力パケットのみを出力処理対象とすることができるため、所定の条件を満たす入力パケットのみを確実に転送することができる。
また、本発明のゲートウェイ装置において、ノードを識別するノード識別子及び当該ノードが所属するローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子が対応付けられたローカルアドレスグループ参加ノード識別子表を格納する制御装置から、当該制御装置に対して接続要求を行ったノードを識別するノード識別子、及びローカルアドレスグループ参加ノード識別子表において当該接続要求を行ったノードを識別するノード識別子に対応付けられたローカルアドレスグループ識別子を含むトンネル設定要求を受信する受信手段と、受信手段によってトンネル設定要求が受信されると、トンネル用の論理インタフェースを作成し、当該トンネル設定要求に含まれるローカルアドレスグループ識別子及びノード識別子、並びに作成した論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリを、格納手段に格納されたローカルアドレス転送表に追加する追加手段と、をさらに備えることとしてもよい。かかる構成を採れば、制御装置に格納されたローカルアドレスグループ参加ノード識別子表に基づいてローカルアドレス転送表にエントリが追加されるため、端末のユーザは自端末に対して特別な設定を行うことなく、対向ノードとの間でローカルアドレスを用いた通信を行うことができる。
ところで、本発明は、上記のようにゲートウェイ装置の発明として記述できる他に、以下のように通信方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
即ち、本発明に係る通信方法は、端末及び該端末に対向する対向ノードの間の通信であり公衆網を介した通信を中継するゲートウェイ装置と、当該ゲートウェイ装置とは異なるゲートウェイ装置を含む他の中継装置との間で確立したトンネルを介した通信を、当該トンネル用の論理インタフェースを用いて行うゲートウェイ装置により実行される通信方法であって、当該ゲートウェイ装置に入力される入力パケットのヘッダの送信元アドレス部に含まれるアドレスタイプ及び当該ヘッダの送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプが、共にローカルアドレスを示す値である場合に、ローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子、当該グループに属する対向ノードを識別する対向ノード識別子、及び当該対向ノードとの通信を行う際に用いる論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリから構成され、格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び対向ノード識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子を取得し、取得した論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに入力パケットを出力することで、公衆網でローカルアドレスを用いた通信を実行する処理ステップを含む。
本発明によれば、端末及び対向ノードの間で公衆網を介してローカルアドレスを用いた通信を可能にすることができる。
本発明の第1実施形態に係る通信システムのシステム構成図である。 本発明の第1実施形態に係る制御装置及びゲートウェイ装置の機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る制御装置及びゲートウェイ装置のハードウェア構成を示す図である。 ローカルアドレスグループ参加ノード識別子表のテーブル例を示す図である。 ローカルアドレス転送表のテーブル例を示す図である。 パケットヘッダのフォーマット例を示す図である。 アドレス部のフォーマット例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るゲートウェイ装置の処理部で実行される処理を示すフローチャート図である。 本発明の第1実施形態に係る通信システムで実行される通信路確立時の処理を示すシーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係る通信システムで実行される移動体端末と対向ノードとの通信時の処理(通信方法)を示すシーケンス図である。 ローカルアドレス中継装置を用いた変形例を示す図である。 階層的なゲートウェイ装置を用いた変形例を示す図である。 他の装置の機能を兼ねたゲートウェイ装置を用いた変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るゲートウェイ装置の処理部で実行される処理を示すフローチャート図である。 第3実施形態に係る制御装置及びゲートウェイ装置の機能ブロック図である。
以下、図面とともに本発明によるゲートウェイ装置及び通信方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システム7のシステム構成図である。図1に示す通り、通信システム7は、制御装置1(制御装置)、ゲートウェイ装置2(ゲートウェイ装置)、端末収容装置3、移動体端末4(端末)、固定端末5、外部公衆網N1、移動体通信網N2(移動体通信網)及び固定系通信網N3を含んで構成される。
制御装置1は、通信システム7の管理者やユーザから指示を受け付け、受け付けた指示に基づいて通信システム7に含まれる各種装置を制御するコンピュータ装置である。また、制御装置1は、通信システム7に含まれるノード(移動体端末4及び固定端末5等)から接続要求を受け付け、受け付けた接続要求に基づいて通信システム7に含まれる各種装置を制御する。制御装置1の詳細については後述する。
ゲートウェイ装置2は、一般的な公衆網(外部公衆網N1、移動体通信網N2及び固定系通信網N3等)の間に接続される一般的なゲートウェイ装置の機能を備えるコンピュータ装置である。ゲートウェイ装置2は、さらに、ローカルアドレスを用いた通信を可能にするための機能を備える。ゲートウェイ装置2は、移動体通信網N2に接続された移動体端末4と移動体端末4に対向する対向ノード(移動体端末4や固定端末5)との間の通信を中継し、他の中継装置(他の異なるゲートウェイ装置2や端末収容装置3などの通信を中継する装置)との間で確立したトンネルを介した通信を、当該トンネル用に作成した論理インタフェースを用いて行う。ゲートウェイ装置2の詳細については後述する。
端末収容装置3は、端末(移動体端末4及び固定端末5等)を収容するためのコンピュータ装置である。端末収容装置3は、収容する端末とゲートウェイ装置2とがトンネル(通信路)を確立する際に、トンネルの端末側の終端装置となる。端末収容装置3の具体例としては、基地局が挙げられる。
移動体端末4は、移動体通信網N2を介した移動通信が可能なコンピュータ端末である。移動体端末4の具体例としては、スマートフォンや携帯電話が挙げられる。
固定端末5は、固定系通信網N3を介したネットワーク通信が可能なコンピュータ端末である。固定端末5の具体例としては、自宅やオフィスに設置されたPC(Personal Computer)装置やサーバ装置が挙げられる。
外部公衆網N1(公衆網)は、一般的な外部公衆網であり、具体例としてインターネットが挙げられる。移動体通信網N2(公衆網)及び固定系通信網N3(公衆網)は、それぞれ一般的な移動体通信網及び固定系通信網であり、それぞれ電気通信事業者によって構築される網である。
本実施形態においては、通信システム7に含まれるある移動体端末4又は固定端末5が、ゲートウェイ装置2を介して、他の移動体端末4又は固定端末5にローカルアドレスを用いた通信を行う仕組みについて説明する。
図2は、制御装置1及びゲートウェイ装置2の機能ブロック図である。図2に示す通り、制御装置1は、制御部10、及びローカルアドレスグループ参加ノード識別子表格納部11を含んで構成される。ゲートウェイ装置2は、制御部20(受信手段、追加手段)、ローカルアドレス転送表格納部21(格納手段)、判定部22(判定手段)、処理部23(処理手段)、及び既存パケット中継処理部24を含んで構成される。
なお、図2のゲートウェイ装置2の機能ブロック図において、説明の便宜上、物理インタフェース(物理IF1、2)及び論理インタフェース(論理IF0〜3)を図示している。例えば、ゲートウェイ装置2が相手装置とトンネルを確立すると、トンネルを介してゲートウェイ装置2に入力された入力パケットは、物理インタフェースを介して既存のトンネル処理が行われ、対応する論理インタフェースに転送される。そして、入力パケットは論理インタフェースから判定部22に転送され、判定部22、処理部23及び既存パケット中継処理部24にてパケットに関する処理が行われ、続いて一部のパケットについては論理インタフェース及び物理インタフェースを介して相手装置に転送される。
制御装置1及びゲートウェイ装置2は、CPU等のハードウェアから構成されているものである。図3は、制御装置1及びゲートウェイ装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示される制御装置1及びゲートウェイ装置2は、物理的には、図3に示すように、CPU100、主記憶装置であるRAM101及びROM102、ディスプレイ等の入出力装置103、通信モジュール104、及び補助記憶装置105などを含むコンピュータシステムとして構成されている。
図2に示す制御装置1及びゲートウェイ装置2の各機能ブロックの機能は、図2に示すCPU100、RAM101等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU100の制御のもとで入出力装置103、通信モジュール104、及び補助記憶装置105を動作させるとともに、RAM101におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
以下、図2に示す制御装置1の各機能ブロックについて説明する。
制御部10は、通信システム7の管理者やユーザから、後述のローカルアドレスグループ参加ノード識別子表のエントリの登録要求を受け付ける。登録要求には、ノードを識別する端末識別子(ノード識別子)と、当該ノードが所属するローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子(ローカルアドレスグループ識別子)とが含まれる。制御部10は、登録要求を受け付けると、登録要求に含まれる端末識別子とローカルアドレスグループ識別子とを含むエントリを、ローカルアドレスグループ参加ノード識別子表格納部11によって格納されたローカルアドレスグループ参加ノード識別子表に追加(更新)する。
制御部10は、また、ノード(移動体端末4や固定端末5)から接続要求を受け付ける。制御部10は、接続要求を受け付けると、当該ノードを収容する端末収容装置3と、対応するゲートウェイ装置2との間でトンネルを確立するための制御を行う。この制御は、一般的なトンネル確立のための制御と同様であるが、他の装置への制御指示を行う際に、ローカルアドレスグループ識別子など、ローカルアドレスを用いた通信を行うために必要なデータを追加で送信する。
ローカルアドレスグループ参加ノード識別子表格納部11は、ノードを識別する端末識別子と当該ノードが所属するローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子とが対応付けられたローカルアドレスグループ参加ノード識別子表を格納する。図4は、ローカルアドレスグループ参加ノード識別子表のテーブル例を示す図である。図4に示すテーブル例では、ローカルアドレスグループ識別子が「1」であるグループに、端末識別子が「移動体端末1」、「移動体端末2」及び「移動体端末4」であるノードが含まれていることを示す。
続いて、図2に示すゲートウェイ装置2の各機能ブロックについて説明する。
制御部20は、制御装置1の制御部10からの制御指示に基づいて主にトンネル確立時の制御を行う。例えば、制御部20は、制御装置1から、当該制制御装置1に対して接続要求を行ったノードを識別する端末アドレス識別値(ノード識別子)と、制御装置1のローカルアドレスグループ参加ノード識別子表格納部11において当該接続要求を行ったノードを識別する端末アドレス識別値に対応付けられたローカルアドレスグループ識別子とを含むトンネル設定要求を受信する。そして、制御部20は、トンネル設定要求が受信されると、トンネル用の論理インタフェースを作成し、当該トンネル設定要求に含まれるローカルアドレスグループ識別子と端末アドレス識別値と作成した論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子とを含むエントリを、後述のローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表に追加する。制御部20のその他の具体的な制御内容については、後述の図9に示すシーケンス図を用いた説明において説明する。
ローカルアドレス転送表格納部21は、ローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子と、当該グループに属する対向ノードを識別する端末アドレス識別値(対向ノード識別子)と、当該対向ノードと通信を行う際に用いる論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子とを含むエントリから構成されるローカルアドレス転送表を格納する。図5は、ローカルアドレス転送表のテーブル例を示す図である。
判定部22は、ゲートウェイ装置2に入力される入力パケットのヘッダの送信元アドレス部に含まれるアドレスタイプと、当該ヘッダの送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプとが、共にローカルアドレスを示す値であるか否かを判定する。判定部22は、共にローカルアドレスを示す値であると判定した場合は、入力パケットを処理部23に送信し、そうでないと判定した場合は、入力パケットを既存パケット中継処理部24に送信する。
図6は、入力パケットなどのパケットヘッダのフォーマット例を示す図である。図6に示す通り、パケットヘッダは、トンネルヘッダ部と、IPヘッダ部と、上位層ヘッダ部とを含んで構成される。また、IPヘッダ部は、送信先のアドレス部と、送信元のアドレス部とを含んで構成される。
図7は、アドレス部のフォーマット例を示す図である。図7(a)に示す通り、アドレス部は、サブネットプレフィクスを含んで構成される。図7(b)に示すフォーマット例は、本実施形態において利用するパケットの詳細なフォーマット例である。図7(b)に示す通り、サブネットプレフィクスは、アドレスタイプとローカルアドレスグループ識別子とを含んで構成される。アドレスタイプには、当該パケットのアドレスの種類を示す値が含まれる。アドレスタイプの具体例としては、ローカルアドレスを示す値や、その他のアドレスを示す値が挙げられる。また、図7(b)に示す通り、アドレス部のうちサブネットプレフィクス以外の部分に、対向ノードを識別する端末アドレス識別値が含まれる。なお、図7(c)に示すフォーマット例は、後述の第2実施形態において利用するパケットの詳細なフォーマット例である。
処理部23は、判定部22によって共にローカルアドレスを示す値であると判定された場合に、ローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表において、(判定部22から送信された)入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子と端末アドレス識別値とを含むエントリの論理インタフェース識別子を取得し、取得した論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに入力パケットを出力する(出力処理)ことで、公衆網でローカルアドレスを用いた通信を実行する。
処理部23は、ローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子と端末アドレス識別子とを含むエントリが格納されていない場合は、当該ローカルアドレス転送表において当該ローカルアドレスグループ識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに入力パケットを出力してもよい。
処理部23は、入力パケットの送信元アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子と、当該入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子とが一致するか否かを判定し、一致する場合は出力処理を行い、一致しない場合は出力処理を行わなくてもよい。
処理部23は、ローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信元アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子と、当該入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子とを含むエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は出力処理を行い、格納されていない場合は出力処理を行わなくてもよい。
上述の処理部23による処理の詳細については、後述の図8に示すフローチャートを用いた説明にて詳細を説明する。
既存パケット中継処理部24は、判定部22によって、入力パケットのヘッダの送信元アドレス部に含まれるアドレスタイプと、当該ヘッダの送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプとの少なくとも一方がローカルアドレスを示す値でないと判定された場合に、(判定部22から送信された)入力パケットに対し、既存のパケット中継処理を行う。
続いて、図8に示すフローチャートを用いて、ゲートウェイ装置2の処理部23で実行される処理について説明する。
まず、処理部23に入力パケットが到着する(ステップS1)。次に、処理部23により、パケットヘッダ送信先アドレス部のローカルアドレスグループ識別子と、パケットヘッダ送信元アドレス部のローカルアドレスグループ識別子とが照合される(ステップS2)。次に、処理部23により、S2の照合が一致するか否かが判定される(ステップS3)。S3にて一致すると判定された場合、続いて処理部23により、パケットヘッダ送信元アドレス部のローカルアドレスグループ識別子とパケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子とが、それぞれローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表のローカルアドレスグループ識別子と論理インタフェース識別子とに一致するエントリが検索される(ステップS4)。次に、処理部23により、S4の検索によってエントリが有るか否かが判定される(ステップS5)。
S5にてエントリが有ると判定された場合、続いて処理部23により、パケットが入力された論理インタフェースとパケットのパケットヘッダ送信元アドレス部の端末アドレス識別値とローカルアドレスグループ識別子との組を持つエントリが、ローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表にあるかが判定され、無ければ当該エントリが追加される(ステップS6)。次に、処理部23により、パケットヘッダ送信先アドレス部のローカルアドレスグループ識別子と端末アドレス識別値とをキーとして、ローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表が検索される(ステップS7)。次に、処理部23により、S7の検索によってエントリが有るか否かが判定される(ステップS8)。
S8にてエントリが有ると判定された場合、続いて処理部23により、S7で得られたエントリの論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースからパケットが出力され(ステップS9)、処理を終了する。一方、S8にてエントリが無いと判定された場合、処理部23により、ローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表の端末アドレス識別子が「BROADCAST」のエントリの論理インタフェース識別子が示す論理インタフェース(ただしパケットの入力元論理インタフェースは除く)からパケットが出力され(ステップS10)、処理を終了する。なお、S3にて一致しないと判定された場合や、S5にてエントリが無いと判定された場合は、処理部23によりパケットが破棄され(ステップS11)、処理を終了する。
続いて、図9に示すシーケンス図を用いて、通信システム7で実行される通信路確立時の処理について説明する。
まず、通信システム7の管理者又はユーザから制御装置1に対し、ローカルアドレスグループ参加ノード識別子表の登録要求が送信される(ステップS20)。登録要求には、ローカルアドレスグループ識別子と端末識別子とが含まれる。次に、制御装置1により、S20にて受信した登録要求に基づいて、ローカルアドレスグループ参加ノード識別子表が登録(更新)される(ステップS21)。
次に、移動体端末4から制御装置1に対し、接続要求が送信される(ステップS22)。接続要求には、移動体端末4の端末識別子が含まれる。次に、制御装置1により、S22にて受信した接続要求に含まれる端末識別子から、端末アドレス識別値を決定する(ステップS23)。例えば、制御装置1は、ランダム関数に端末識別子を入力し、出力された値を端末アドレス識別値として決定する。なお、制御装置1は、端末識別子をそのまま端末アドレス識別値として用いてもよいが、端末識別子のビット幅が広く、パケットヘッダに収まらない場合は、ビット幅がパケットヘッダに収まるような端末アドレス識別値を決定する。
次に、制御装置1からゲートウェイ装置2に対し、トンネル設定要求が送信される(ステップS24)。トンネル設定要求には、ローカルアドレスグループ識別子、端末アドレス識別値、及び既存のトンネル設定関連要求が含まれる。次に、ゲートウェイ装置2にて、論理インタフェース(トンネル)が作成され、ローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表にエントリが追加される(ステップS25)。追加されるエントリは、端末アドレス識別値に制御装置1から渡された値を設定したエントリと「BROADCAST」を設定したエントリとである。次に、ゲートウェイ装置2から制御装置1に対し、既存のトンネル設定関連応答が送信される(ステップS26)。次に、制御装置1から端末収容装置3に対し、既存のトンネル設定関連要求が送信される(ステップS27)。次に、端末収容装置3から制御装置1に対し、既存のトンネル設定関連応答が送信される(ステップS28)。次に、制御装置1から移動体端末4に対し、通信路が確立した旨の応答が送信される(ステップS29)。この応答には、ローカルアドレスグループ識別子と端末アドレス識別値とが含まれる。
以上のS22〜S29の処理にて、移動体端末3を起点としたローカルアドレスを用いる通信路が確立する。同様の処理を固定端末4でも実施して、移動体端末4を基点としたローカルアドレスを用いる通信路を確立する(ステップS30)。
次に、制御装置1からゲートウェイ装置2に対し、ゲートウェイ装置間接続トンネル設定要求が送信される(ステップS31)。ゲートウェイ装置間接続トンネル設定要求には、対向ゲートウェイ装置識別子とローカルアドレスグループ識別子とが含まれる。次に、ゲートウェイ装置2にて、ゲートウェイ装置間でローカルアドレスを用いる通信路が確立される(ステップS32)。以上が、通信システム7で実行される通信路確立時の処理である。
続いて、図10に示すシーケンス図を用いて、通信システム7で実行される移動体端末と対向ノードとの通信時の処理(通信方法)について説明する。
まず、移動体端末4から端末収容装置3に対して、パケットが送信され(固定端末5のローカルアドレス宛)(ステップS40)、ゲートウェイ装置2に送信される。なお、移動体端末4は固定端末5のローカルアドレスを名前解決やブロードキャストなどを用いた既存プロトコルを利用して予め取得しているものとする。次に、ゲートウェイ装置2にて、上述の処理部23による処理が実行される(ステップS41)。次に、S41の処理に基づき、ゲートウェイ装置2から端末収容装置3を介して対向ノードである固定端末5にパケットが転送される(ステップS42)。
同様に、次に、固定端末5から端末収容装置3に対してパケットが送信され(移動体端末4のローカルアドレス宛)(ステップS43)、ゲートウェイ装置2に送信される。なお、固定端末5は移動体端末4のローカルアドレスを名前解決やブロードキャストなどを用いた既存プロトコルを利用して予め取得しているものとする。次に、ゲートウェイ装置2にて、上述の処理部23による処理が実行される(ステップS44)。次に、S44の処理に基づき、ゲートウェイ装置2から端末収容装置3を介して対向ノードである移動体端末4にパケットが転送される(ステップS45)。
次に、第1実施形態のように構成されたゲートウェイ装置2の作用効果について説明する。
本実施形態のゲートウェイ装置2によれば、まず、判定部22により、入力パケットのヘッダの送信元アドレス部に含まれるアドレスタイプと、当該ヘッダの送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプとが、共にローカルアドレスを示す値であるか否かが判定される。次に、処理部23により、判定部22によって共にローカルアドレスを示す値であると判定された場合に、ローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子と端末アドレス識別値とを含むエントリの論理インタフェース識別子が取得され、取得した論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに入力パケットが出力されることで、公衆網でローカルアドレスを用いた通信が実行される。かかる構成を採れば、入力パケットのヘッダの送信元アドレス部及び送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプが共にローカルアドレスを示す値である場合に、入力パケットの送信先アドレス部に含まれる情報とローカルアドレス転送表とに基づいた論理インタフェースに入力パケットが出力され、トンネルを介した通信が行われる。すなわち、移動体通信網に接続された移動体端末と対向ノードとの間で移動体通信網を介してローカルアドレスを用いた通信を可能にすることができる。
また、本実施形態のゲートウェイ装置2によれば、移動体端末4及び対向ノードの間で移動体通信網N2を介してローカルアドレスを用いた通信を可能にすることができる。
また、本実施形態のゲートウェイ装置2によれば、処理部23は、ローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子と端末アドレス識別値とを含むエントリが格納されていない場合は、当該ローカルアドレス転送表において当該ローカルアドレスグループ識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに入力パケットを出力する、こととしてもよい。かかる構成を採れば、ローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子と端末アドレス識別値とを含むエントリが格納されていない場合でも、ローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに入力パケットを例えばブロードキャストで出力することで、入力パケットを確実に対向ノードまで転送することができる。
また、本実施形態のゲートウェイ装置2によれば、処理部23は、入力パケットの送信元アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子と、当該入力パケットの送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子とが一致するか否かを判定し、一致する場合は出力処理を行い、一致しない場合は出力処理を行わない、こととしてもよい。かかる構成を採れば、入力パケットの送信元アドレス部及び送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子を比較するだけで出力処理対象の選別ができるため、出力処理の負荷を低減すると共に出力処理を高速化することができる。
また、本実施形態のゲートウェイ装置2によれば、処理部23は、ローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表において、入力パケットの送信元アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子と、当該入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子とを含むエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は出力処理を行い、格納されていない場合は出力処理を行わない、こととしてもよい。かかる構成を採れば、ローカルアドレス転送表に基づいた条件を満たす入力パケットのみを出力処理対象とすることができるため、所定の条件を満たす入力パケットのみを確実に転送することができる。
また、本実施形態のゲートウェイ装置2によれば、ノードを識別する端末識別子と当該ノードが所属するローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子とが対応付けられたローカルアドレスグループ参加ノード識別子表を格納する制御装置1から、当該制御装置1に対して接続要求を行ったノードを識別する端末識別子と、ローカルアドレスグループ参加ノード識別子表において当該接続要求を行ったノードを識別する端末識別子に対応付けられたローカルアドレスグループ識別子とを含むトンネル設定要求を受信する制御部20と、制御部20によってトンネル設定要求が受信されると、トンネル用の論理インタフェースを作成し、当該トンネル設定要求に含まれるローカルアドレスグループ識別子と(端末識別子に基づいて決定された)端末アドレス識別値と作成した論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子とを含むエントリを、ローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたローカルアドレス転送表に追加する制御部20と、をさらに備えることとしてもよい。かかる構成を採れば、制御装置1に格納されたローカルアドレスグループ参加ノード識別子表に基づいてローカルアドレス転送表にエントリが追加されるため、移動体端末4のユーザは自端末に対して特別な設定を行うことなく、対向ノードとの間で移動体通信網を介してローカルアドレスを用いた通信を行うことができる。
[変形例]
続いて、図11〜13を用いて第1実施形態の変形例について説明する。なお、後述の第2実施形態についても同様の変形例が可能である。
通信システム7は、図11に示すように、複数のゲートウェイ装置2間を中継するローカルアドレス中継装置6をさらに備えてもよい。この場合、制御装置1は、図11に示すゲートウェイ装置2には、ゲートウェイ装置間接続トンネル設定要求に対向ローカルアドレス中継装置識別子とローカルアドレスグループ識別子とを含んで送信し、図11に示すローカルアドレス中継装置6には、ゲートウェイ装置間接続トンネル設定要求に対向ゲートウェイ装置識別子とローカルアドレスグループ識別子とを含んで送信する。
また、通信システム7は、図12に示すように、ゲートウェイ装置2を階層的に配置しても良い。この場合、制御装置1は、ゲートウェイ装置2と端末収容装置3との間で確立するトンネル設定をゲートウェイ装置2とゲートウェイ装置2との間で行う。
また、通信システム7は、図13に示すように、ゲートウェイ装置2に端末収容装置3の機能を兼ねさせるなど、他の装置と機能を兼ねた装置を用いても良い。
[第2実施形態]
続いて、本発明の第2実施形態に係る通信システム7aについて説明する。なお、通信システム7aは、本発明の第1実施形態に係る通信システム7とほぼ同様であり、差分についてのみ説明する。通信システム7では通信にローカルアドレスを用いていたが、通信システム7aではリンクローカルアドレスを用いる。リンクローカルアドレスとは、自ら所属するネットワーク領域(セグメント)でのみ通信が可能なIPアドレスである。
図7(c)に示すフォーマット例は、本第2実施形態において利用するパケットの詳細なフォーマット例である。図7(c)に示す通り、サブネットプレフィクスは、アドレスタイプと任意の値とを含んで構成される。アドレスタイプには、当該パケットのアドレスの種類を示す値が含まれる。アドレスタイプの具体例としては、リンクローカルアドレスを示す値や、その他のアドレスを示す値が挙げられる。
通信システム7aのシステム構成図、機能ブロック図、ハードウェア構成を示す図、ローカルアドレスグループ参加ノード識別子表のテーブル例を示す図、リンクローカルアドレス転送表のテーブル例を示す図、通信路確立時の処理を示すシーケンス図、及び移動体端末と対向ノードとの通信時の処理を示すシーケンス図は、それぞれ第1実施形態の図1、2、3、4、5、9及び10と同様である(第1実施形態の図中の参照符号に「a」を付加すると共に、「ローカルアドレス」を「リンクローカルアドレス」に読み替える)。
処理部23aは、リンクローカルアドレス転送表格納部21aによって格納されたリンクローカルアドレス転送表において、入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は出力処理を行い、格納されていない場合は出力処理を行わなくてもよい。また、処理部23aは、リンクローカルアドレス転送表格納部21aによって格納されたリンクローカルアドレス転送表において、入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されている場合は、当該リンクローカルアドレス転送表において、当該エントリのリンクローカルアドレスグループ識別子と同じリンクローカルアドレスグループ識別子を含み、かつ当該エントリとは異なるエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は出力処理を行い、格納されていない場合は出力処理を行わなくてもよい。
続いて、図14に示すフローチャートを用いて、本第2実施形態におけるゲートウェイ装置2aの処理部23aで実行される処理について説明する。
まず、処理部23aに入力パケットが到着する(ステップS50)。次に、処理部23aにより、パケットが複製される(ステップS51)。複製されたパケットについては既存のリンクローカルアドレス宛パケットの処理が実行される。ここで、リンクローカルアドレス宛のパケットの中にはネットワーク制御のためにゲートウェイ装置2aが受信しなければならないものが存在したり、このようなパケットの一部は、ゲートウェイ装置2aが受信するだけでなく、他の装置にもブロードキャストしなければならない場合もあったりするため、複製を行っている。S51に続き、処理部23aにより、パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子が、リンクローカルアドレス転送表格納部21aによって格納されたリンクローカルアドレス転送表の論理インタフェース識別子と一致するエントリが検索される(ステップS52)。次に、処理部23aにより、S52の検索によってエントリが有るか否かが判定される(ステップS53)。
S53にてエントリが有ると判定された場合、続いて処理部23aにより、パケットが入力された論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子とパケットのパケットヘッダ送信元アドレス部の端末アドレス識別値とローカルアドレスグループ識別子との組を持つエントリが、リンクローカルアドレス転送表格納部21によって格納されたリンクローカルアドレス転送表にあるかが判定され、無ければ当該エントリに追加される(ステップS54)。次に、処理部23aにより、S52で得たエントリのリンクローカルアドレスグループ識別子と同じ値のリンクローカルアドレスグループ識別子を持つエントリのリストが、リンクローカルアドレス転送表格納部21aによって格納されたリンクローカルアドレス転送表から検索される(結果にS52の処理で得たエントリは除く)(ステップS55)。次に、処理部23aにより、S55の検索によってエントリが有るか否かが判定される(ステップS56)。
S56にてエントリが有ると判定された場合、続いて処理部23aにより、S55の処理で得たエントリのリストAにパケットの送信先アドレス部の端末アドレス識別値を持つエントリBがあるか判定される(ステップS57)。次に、処理部23aにより、S57の検索によってエントリが有るか否かが判定される(ステップS58)。S58にてエントリが有ると判定された場合、続いて処理部23aにより、S57の処理で得たエントリBの論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースからパケットが出力され(ステップS59)、処理を終了する。S58にてエントリが無いと判定された場合、続いて処理部23aにより、リストAのエントリのうち、端末アドレス識別子が「BROADCAST」の論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースからパケットが出力され(ステップS60)、処理を終了する。なお、S53にてエントリが無いと判定された場合や、S56にてエントリが無いと判定された場合は、処理部23aによりパケットが破棄され(ステップS61)、処理を終了する。
次に、第2実施形態のように構成されたゲートウェイ装置2aの作用効果について説明する。
本実施形態のゲートウェイ装置2aによれば、処理部23aは、リンクローカルアドレス転送表格納部21aによって格納されたリンクローカルアドレス転送表において、入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は出力処理を行い、格納されていない場合は出力処理を行わない、こととしてもよい。かかる構成を採れば、かかる構成を採れば、リンクローカルアドレス転送表に基づいた条件を満たす入力パケットのみを出力処理対象とすることができるため、所定の条件を満たす入力パケットのみを確実に転送することができる。
また、本実施形態のゲートウェイ装置2aによれば、処理部23aは、リンクローカルアドレス転送表格納部21aによって格納されたリンクローカルアドレス転送表において、入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されている場合は、当該リンクローカルアドレス転送表において、当該エントリのローカルアドレスグループ識別子と同じローカルアドレスグループ識別子を含み、かつ当該エントリとは異なるエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は出力処理を行い、格納されていない場合は出力処理を行わない、こととしてもよい。かかる構成を採れば、リンクローカルアドレス転送表に基づいた条件を満たす入力パケットのみを出力処理対象とすることができるため、所定の条件を満たす入力パケットのみを確実に転送することができる。
[第3実施形態]
続いて、本発明の第3実施形態に係る制御装置1b及びゲートウェイ装置2bについて説明する。図15は、本発明の第3実施形態に係る制御装置1b及びゲートウェイ装置2bの機能ブロック図である。図15に示す通り、制御装置1bは、本発明の第1実施形態に係る制御装置1と本発明の第2実施形態に係る制御装置1aとの両方の機能ブロックを備えるものである。また、ゲートウェイ装置2bは、発明の第1実施形態に係るゲートウェイ装置2と本発明の第2実施形態に係るゲートウェイ装置2aとの両方の機能ブロックを備えるものである。上述の通り、制御装置1b及びゲートウェイ装置2bは機能が合わさったものであり、詳細については説明を省略する。以下、ポイントについてのみ説明する。
ゲートウェイ装置2bにおいて、入力パケットは、まず判定部22aに入力され、入力パケットのヘッダの送信元アドレス部に含まれるアドレスタイプと、当該ヘッダの送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプとが、共にリンクローカルアドレスを示す値である場合に、処理部23aによりリンクローカルアドレスに関する処理が行われる。一方、共にリンクローカルアドレスを示す値ではない場合に、続いて、入力パケットは判定部22に入力され、入力パケットのヘッダの送信元アドレス部に含まれるアドレスタイプと、当該ヘッダの送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプとが、共にローカルアドレスを示す値である場合に、処理部23によりローカルアドレスに関する処理が行われる。一方、共にローカルアドレスを示す値ではない場合に、続いて、入力パケットは既存パケット中継処理部24に入力され、既存のパケット中継処理が行われる。
[まとめ]
従来技術では、公衆移動通信網に接続された移動体端末がゲートウェイ装置を除く特定の対向ノードとローカルアドレスを用いて通信を行うことはできない。例えば、移動体端末は、サブネット外ではセキュリティリスクが高い、もしくは影響範囲が広いものとして無効にされてしまう機能を利用することができない。また、移動体端末と対向ノードの間にトンネルを設定してローカルアドレスを利用する方式も存在するが、移動体端末の使用者が移動体端末に自ら設定を行う手間がかかった。
本実施形態の制御装置1及びゲートウェイ装置2は、公衆網において特定の移動体端末4と対向ノードとの間でローカルアドレスを有するパケットを交換する方式、およびその制御方式を提供するものである。ゲートウェイ装置2は、同一のローカルアドレスプレフィクス値を付与された移動体端末4と対向ノードとの間のみでパケットを交換する機能を具備し、制御装置1は、そのようなローカルアドレスプレフィクス値を端末グループごとに設定する機能を具備する。また、本実施形態のゲートウェイ装置2aは、パケットに付与されたアドレスがリンクローカルアドレスであるパケットをグループ化された端末同士でのみ交換する機能を具備し、制御装置1a、リンクローカルアドレスを交換する端末グループを管理する機能を具備する。
本実施形態の制御装置1、制御装置1a、ゲートウェイ装置2及びゲートウェイ装置2aによれば、公衆網でローカルアドレスを用いたサブネット通信が可能となる。例えば、移動体端末4や対向ノードにおいてサブネット外ではセキュリティリスクが高い、もしくは影響範囲が広いものとして無効にされてしまう機能を利用することができる。また、ローカルアドレスを用いて通信を行うための設定がゲートウェイ装置2(a)と制御装置1(a)で自動的に実施可能であるため、移動体端末4の使用者が移動体端末4に自ら設定を行う必要がない。
1…制御装置、2…ゲートウェイ装置、3…端末収容装置、4…移動体端末、5…固定端末、6…ローカルアドレス中継装置、7…通信システム、10…制御部、11…ローカルアドレスグループ参加ノード識別子表格納部、20…制御部、21…ローカルアドレス転送表格納部、22…判定部、23…処理部、24…既存パケット中継処理部、N1…外部公衆網、N2…移動体通信網、N3…固定系通信網、N4…宅内網。

Claims (9)

  1. 端末及び該端末に対向する対向ノードの間の通信であり公衆網を介した通信を中継するゲートウェイ装置と、当該ゲートウェイ装置とは異なるゲートウェイ装置を含む他の中継装置との間で確立したトンネルを介した通信を、当該トンネル用の論理インタフェースを用いて行うゲートウェイ装置であって、
    当該ゲートウェイ装置に入力される入力パケットのヘッダの送信元アドレス部に含まれるアドレスタイプ及び当該ヘッダの送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプが、共にローカルアドレスを示す値である場合に、ローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子、当該グループに属する対向ノードを識別する対向ノード識別子、及び当該対向ノードとの通信を行う際に用いる論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリから構成され、格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、前記入力パケットの前記送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び対向ノード識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子を取得し、取得した論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに前記入力パケットを出力することで、公衆網でローカルアドレスを用いた通信を実行する処理手段を備えるゲートウェイ装置。
  2. 前記端末は移動体端末であり、該移動体端末と当該ゲートウェイ装置とは移動体通信網を介する、請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記処理手段は、前記格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、前記入力パケットの前記送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び対向ノード識別子を含むエントリが格納されていない場合は、当該ローカルアドレス転送表において当該ローカルアドレスグループ識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに前記入力パケットを出力する、請求項1又は2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記処理手段は、前記入力パケットの前記送信元アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子と、当該入力パケットの前記送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子とが一致するか否かを判定し、一致する場合は前記出力処理を行い、一致しない場合は前記出力処理を行わない、請求項1〜3の何れか一項に記載のゲートウェイ装置。
  5. 前記処理手段は、前記格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、前記入力パケットの前記送信元アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び当該入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は前記出力処理を行い、格納されていない場合は前記出力処理を行わない、請求項1〜4の何れか一項に記載のゲートウェイ装置。
  6. 前記処理手段は、前記格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、前記入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は前記出力処理を行い、格納されていない場合は前記出力処理を行わない、請求項1〜3の何れか一項に記載のゲートウェイ装置。
  7. 前記処理手段は、前記格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、前記入力パケットの入力元の論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリが格納されている場合は、当該ローカルアドレス転送表において、当該エントリのローカルアドレスグループ識別子と同じローカルアドレスグループ識別子を含み、かつ当該エントリとは異なるエントリが格納されているか否かを判定し、格納されている場合は前記出力処理を行い、格納されていない場合は前記出力処理を行わない、請求項6に記載のゲートウェイ装置。
  8. ノードを識別するノード識別子及び当該ノードが所属するローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子が対応付けられたローカルアドレスグループ参加ノード識別子表を格納する制御装置から、当該制御装置に対して接続要求を行ったノードを識別するノード識別子、及びローカルアドレスグループ参加ノード識別子表において当該接続要求を行ったノードを識別するノード識別子に対応付けられたローカルアドレスグループ識別子を含むトンネル設定要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段によってトンネル設定要求が受信されると、トンネル用の論理インタフェースを作成し、当該トンネル設定要求に含まれるローカルアドレスグループ識別子及びノード識別子、並びに作成した論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリを、前記格納手段に格納されたローカルアドレス転送表に追加する追加手段と、
    をさらに備える請求項1〜7の何れか一項に記載のゲートウェイ装置。
  9. 端末及び該端末に対向する対向ノードの間の通信であり公衆網を介した通信を中継するゲートウェイ装置と、当該ゲートウェイ装置とは異なるゲートウェイ装置を含む他の中継装置との間で確立したトンネルを介した通信を、当該トンネル用の論理インタフェースを用いて行うゲートウェイ装置により実行される通信方法であって、
    当該ゲートウェイ装置に入力される入力パケットのヘッダの送信元アドレス部に含まれるアドレスタイプ及び当該ヘッダの送信先アドレス部に含まれるアドレスタイプが、共にローカルアドレスを示す値である場合に、ローカルアドレスのグループを識別するローカルアドレスグループ識別子、当該グループに属する対向ノードを識別する対向ノード識別子、及び当該対向ノードとの通信を行う際に用いる論理インタフェースを識別する論理インタフェース識別子を含むエントリから構成され、格納手段に格納されたローカルアドレス転送表において、前記入力パケットの前記送信先アドレス部に含まれるローカルアドレスグループ識別子及び対向ノード識別子を含むエントリの論理インタフェース識別子を取得し、取得した論理インタフェース識別子が示す論理インタフェースに前記入力パケットを出力することで、公衆網でローカルアドレスを用いた通信を実行する処理ステップを含む通信方法。
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