JP6376710B2 - 加工器具 - Google Patents

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Description

本発明は、パイプ、管等の筒状ワークの周壁に貫通孔を穿設する加工器具に関する。
現在、鉄パイプ等の筒状ワークの周壁に貫通孔を穿設する加工方法としては、筒状ワーク内側に芯金を設置し、外側からパンチで打抜く打抜加工方法又はドリルによる切削穿孔加工方法が主流である。
しかし、いずれの加工方法も筒状ワーク外側から穿孔加工を行うため、筒状ワークの内側にバリが発生する。このバリが原因となって、芯金への食いつき、加工器具への食いつきが発生する場合があり、作業性の低下を招いていた。また、製品となる筒状ワークは、後工程でバリを除去する加工が必要な場合がある。しかし、筒状ワークの内側に発生したバリを除去する加工は困難かつ煩雑であり、特に径の細い筒状ワークの場合や穿孔した孔が小さい場合は、バリ除去加工が不可能な場合もあった。一方で、加工する筒状ワークの寸法公差を考慮すると、芯金の外径は筒状ワーク内径よりも若干短く作製する必要があるため、筒状ワークと芯金との間に隙間が発生することが避けられず、外側から加工する方法でバリの発生を完全に防止することは不可能であった。
また、外側から加工する方法では筒状ワーク外側から圧力がかかるため、穿設した貫通孔の周囲が内側に凹んでしまうという現象が発生した。
こうした現象を解決するために、筒状ワークの内側から孔を穿設する方法として、筒状ワークの中空部に沿った軸方向に移動可能なスライド部材と、スライド部材の軸方向への移動に伴って中空部内から周壁と交差する方向に駆動される打ち抜き部材とを備えており、スライド部材を軸方向上方に移動させることにより、スライド部材に設けられた第1ガイドとパンチ部材のテーパ部との摺接により、パンチ部材が筒状ワークの周壁方向に駆動されて、筒状ワークの周壁に孔を加工する方法がある(特許文献1)。
かかる方法によれば、バリが筒状ワークの外側に発生するのでバリ取り加工も容易になるという利点がある。しかし、機械的なパンチにより内側から貫通孔を開けようとすると、パイプ内部に配置されたパンチを可動させて孔を開ける必要があり、パンチを可動させる機構をパイプ内部に設置できないといった問題があった。
特開平5−220524号公報
本発明はこうした課題を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、バリの発生が少なく、筒状ワークの内側、外側の両側から貫通孔を穿設する加工器具を提供することにある。
本発明は、上述の目的を達成するために、以下の手段を採った。
本発明に係る加工器具は、パイプ、管等の筒状ワークを加工する加工器具において、液圧上昇装置と、前記筒状ワークの両端開口を封止した状態で固定可能な固定機構と、前記固定機構により固定された前記筒状ワークの内側に前記液圧上昇装置によって高圧化された液体を流入する流入流路と、前記筒状ワークの周面を加工するパンチを可動させる可動機構と、前記筒状ワーク内の液体を排出するための排出流路と有する金型部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明に係る加工器具によれば、筒状ワーク内部に高い圧力の液体を充填した状態で、筒状ワークの周壁の外部からパンチによって加工することができる。加工方法としては、高圧状態のままパンチで貫通孔を作製する方法と、貫通孔となる部分を半加工することで周囲の強度を低下させたり、薄くしたりすることによって貫通孔の形状に抜きやすくした状態で液体の圧力により内側から貫通孔を穿設する方法がある。外からパンチで貫通孔を形成する場合は、周壁は内側から高圧の液体で押圧されているので、パンチによる貫通孔の周囲が凹むことが防止される。また内側に発生するバリも低減させることができる。一方で、半加工して内側から圧力で貫通孔を穿設する方法においては、あらかじめ、半加工することによって、意図しない形態の貫通孔が形成される可能性を低減することができる。また、半加工することによって加工していない場合には抜くことができない低い圧力で貫通孔を設けることができる。また、穿設に液体を使用することで、筒状ワーク内部に機械的な構造物を配置する必要なく、内側から穿設された貫通孔を開けることができる。本発明による加工器具によれば、穿孔した際に発生するバリを最小限に抑えることができ、仮にバリが発生したとしても、バリは筒状ワークの外側に発生するのでバリ取り加工も容易になる。
また、本発明に係る加工器具において、前記固定機構は、前記筒状ワークの周面を固定する筒状ワーク固定用治具と、前記筒状ワークの一方端部を位置決めするとともに前記流入流路と連通し液体を前記筒状ワーク内に流入する筒状ワーク内排出口とを有する筒状ワーク支持部と、前記筒状ワークの他方端部を押圧可能な筒状ワーク固定部材と、を有することを特徴とするものであってもよい。筒状ワークの両側端部を封止する際に、一方端部側は固定された状態で他方側のみを押圧可能とすることで、筒状ワークの位置決めがしやすくなり、一定の場所に貫通孔を開けやすくなる。また、一方端部側を固定した部材とすることで筒状ワーク内に液体を流入する流入流路を形成しやすくすることができる。
さらに、本発明に係る加工器具において、前記筒状ワーク固定用治具は、液体を収容可能な収容部に配置されることを特徴とするものであってもよい。筒状ワーク固定用治具が液体を収容可能な収容部に設けられることによって、筒状ワークを配置した際に筒状ワーク内側の空気を排出しやすくすることができる。また、もし仮に液体が端部開口から漏れた場合であっても液体が勢い良く放水されることを防止することができる。
さらに、本発明に係る加工器具において、前記流入流路は、前記液圧上昇装置と連結される挿入口から連通する第1流入流路と、前記第1流入流路に対して交差して設けられ、前記筒状ワーク内に流入する筒状ワーク内排出口と連通する第2流入流路とを有することを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、第1流路から流入される高圧液体の勢いが交差部分で緩衝されるため、筒状ワーク内排出口から排出される水の勢いを減少させることができる。
さらに、本発明に係る加工器具において、前記流入流路は、第2流入流路に連通し、液体圧力測定器が取り付けられる液体圧力測定器具取付口と連通する第3流入流路を有することを特徴とするものであってもよい。液体圧力測定器具取付口を第3流入流路に設けることによって、高圧液体の勢いが減少した状態で液体が液体圧力測定器具に流入するため、勢いの強い液体が直接液体圧力測定器具に衝突して損傷させる可能性を低減することができる。
さらに、本発明に係る加工器具において、前記可動機構は、柱状の誘導部材と、前記パンチと、前記パンチの移動方向と直交する方向に形成された誘導部材挿入用貫通孔を有する摺動部と、を有するパンチ部材と、前記パンチ部材の摺動部が挿入される摺動孔と、前記摺動孔に直交して形成され前記誘導部材をスライド可能で中央が高く形成された弧状孔とを有するスライドカムと、を備えていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、スライドカムを移動させることで一定距離のパンチの移動距離を確保することができ、一方方向へのスライドのみで、パンチで穿設又は半加工した後、パンチを引き戻すことができる。
さらに、本発明に係る加工器具において、前記弧状孔の一方の端部に配置された誘導部材の中心の位置と前記弧状孔に配置された誘導部材が最も高い位置にあるときの中心の位置の高さの差は、板厚以下であることを特徴とするものであってもよい。半加工して内側から圧力で貫通孔を穿設する場合に、かかる構成を採用することによって、パンチが板厚以上に加工することがなくなり、誤ってパンチで貫通孔を穿設するといったことを防止することができる。
さらに、本発明に係る加工器具において、前記排出流路は、前記パンチが移動するパンチ用挿入孔の側面から連通する第1排出流路と、前記第1排出流路と交差して形成され、金型部の外面に連通する第2排出流路とを備えたことを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、パンチ用挿入孔に排出流路を設けることによって、パンチが後退すると同時に高い圧力の液体を排出して直ちに液圧を下げることができ、また、交差して排出流路を設けることによって排出する水の勢いを殺すことができる。
本発明に係る加工器具によれば、筒状ワークの内側、外側の両方から穿設する加工を行
うことができる。
実施形態に係る加工器具100を示す斜視図である。 実施形態に係る金型部20の分解斜視図である。 実施形態に係るパンチ51の先端形状のバリエーションを示す斜視図である。 実施形態に係る外部筐体80の切断斜視図である。 実施形態に係る金型部の組立て構造を示す切断斜視図である。 実施形態に係る加工器具100の加工工程の一部を示す断面図である。 実施形態に係る加工器具100の加工工程の一部を示す断面図である。 実施形態に係る加工器具100の加工工程の一部を示す断面図である。 実施形態に係る加工器具100の外部筐体80の別実施形態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではない。また、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。なお、以下の説明において、便宜のため、「正面側」、「背面側」、「右側面側」、「左側面側」、「上側」、「下側」とは、図1における矢印の方向側として説明する。また、本明細書及び特許請求の範囲において、「半加工」とは、筒所ワークに穿設する予定の貫通孔の形状にパンチで完全に穿設することのない状態を指し、例えば、パンチの形状に押し込んだり、パンチの周囲に切欠きを形成したりする状態を指す。
本実施形態にかかる加工器具100は、プレス加工機によって円形、矩形、その他の断面を有する鉄パイプ、アルミパイプ等の筒状ワーク1の周壁に貫通孔を穿孔する器具である。本実施形態の加工器具100は、図1に示すように、主として、液圧上昇装置10と、金型部20とを備えている。
液圧上昇装置10は、特に限定するものではないが、プレス機(図示しない。)を使用して液圧10MPaから100MPaの液圧を達成できるものが好ましい。ここで使用される液体は限定するものではないが、水又は機械油を使用することが好ましい。
金型部20は、図2に示すように、各種部品と、この各種部品が取り付けられる外部筐体80と、を備えている。以下、図2を参照して、各種部品について説明するとともに、これら各種部品が取り付けられる外部筐体80について各種部品に関連する部位を同時に説明する。各種部品は、主として、筒状ワーク1の周壁の外周面を固定する筒状ワーク固定用治具30と、筒状ワーク1の両端部開口に配置され、筒状ワーク1の軸方向の位置決めをする筒状ワーク支持部83及び筒状ワーク固定部材40と、筒状ワーク固定部材40を移動させる第1カムドライバー45と、筒状ワーク1に穿設又は半加工するパンチ部材50と、このパンチ部材50を可動させる誘導部材60、スライドカム70及び第2カムドライバー75とを備えている。外部筐体80及び各種部品は、それぞれ、筒状ワーク固定用治具30、筒状ワーク固定部材40、筒状ワーク支持部83、第1カムドライバー45及び外部筐体80によって、前記筒状ワーク1の両端開口を封止した状態で固定可能な固定機構を構成し、パンチ部材50と、誘導部材60、スライドカム70及び第2カムドライバー75及び外部筐体80で前記筒状ワーク1の周面に穿設又は半加工するパンチを可動させる可動機構を構成する。流入流路91と排出流路92(図4参照)は外部筐体80に形成される。
筒状ワーク1は、穿設加工されるワークであり、円形、矩形、その他の断面を有する鉄パイプ、アルミニウム製のパイプ等の筒状パイプからなる。本実施形態においては、円筒形のアルミニウム製の直管型パイプを例として説明する。
筒状ワーク固定用治具30は、筒状ワーク1の周壁を外部側から固定し、筒状ワーク1の軸方向以外の方向を位置決めしつつ固定するための治具であり、上型30a及び下型30bを有する。上型30a及び下型30bは、それぞれ筒状ワーク1の周壁面に対して反転された凹部面を有し、穿設される貫通孔に対応する部分に形成されるパンチ用孔30cを除き、すべての周壁面を保持することができるようにすることが好ましい。本実施形態にかかる加工器具100は、筒状ワーク1内に高圧の液体が充填されるため、周壁の意図しない位置に孔が形成されたり、曲がったりする可能性があるからである。上型30a及び下型30bには、それぞれボルト固定用孔31a、31bが設けられており、筒状ワーク1を挟み込みながら固定用ボルト99で外部筐体80に設けられたボルト用固定穴82に固定することで、筒状ワーク1が外部筐体80に設けられた収容部81に取り付けられる。
収容部81は、外部筐体80の上面に開口した直方体の空間であり、収容部81の底面には、前述したようにボルト用固定穴82が設けられており、筒状ワーク固定用治具30を固定用ボルト99で固定することができる。収容部81は、図1に示すように、配置される筒状ワーク1の軸方向に関しては、筒状ワーク固定用治具30の軸方向の長さ(α)とほぼ同じ長さに形成されていて、ほぼ隙間なく筒状ワーク固定用治具30を挿入することができる。一方で、筒状ワーク固定用治具30の正面及び背面方向には、空間(β)が設けられるように構成される。詳細は後述するが、この空間(β)には液体が充填される。この収容部81の右側面側、すなわち、筒状ワーク1の一方の端部側には、図2に示すように、筒状ワーク1の端部開口に挿入され、端部開口を封止することができるように円錐台形に突出して形成されている筒状ワーク支持部83が設けられている。
筒状ワーク固定部材40は、右側面側に筒状ワーク1の端部開口に挿入し、端部開口を封止することができるように円錐台形に突出して形成された筒状ワーク固定部40aが設けられており、反対側の左側面は上方に後端斜面40bが形成されている。この筒状ワーク固定部40aは、外部筐体80の筒状ワーク支持部83の面に対して反対側の収容部81の面、すなわち左側面側に形成された筒状ワーク固定部材用挿入孔84に左右側面方向へスライド自在に取り付けられる。
第1カムドライバー45は、筒状ワーク固定部材40の後端斜面40bに面で当接可能な下方斜面45aを有している。第1カムドライバー45は、外部筐体80の筒状ワーク固定部材用挿入孔84に挿入された筒状ワーク固定部材40の後端斜面40b近傍に上下方向に設けられた第1カムドライバー用挿入孔85に上下方向へスライド可能に取り付けられている。第1カムドライバー45を下方に移動させることで、筒状ワーク固定部材40は筒状ワーク1側、すなわち右側面方向へ移動し、筒状ワーク1を筒状ワーク支持部83に押圧する。これにより、筒状ワーク1を軸方向に位置決めするとともに、筒状ワーク1の両側開口を筒状ワーク支持部83及び筒状ワーク固定部40aで強力に挟み込んで筒状ワーク1内を封止する。なお、第1カムドライバー用挿入孔85は、図6Bに示すように、最終的に第1カムドライバー45の側面(図6Bにおける右側面)で固定できるような位置関係に設けることが好ましい。このようにすることで、高圧の液体が筒状ワーク1内に充填された場合でも第1カムドライバー45が上方へ移動することを防止することができる。
パンチ部材50は、パンチ51と摺動部52とを備えている。パンチ51は、筒状ワーク1を直接穿設又は半加工する部材であり、筒状ワーク1の外部から押圧することによって、筒状ワーク1の周壁面を穿設する予定の貫通孔の形状に穿設したり、半押ししたり、切欠きを形成したりする。パンチ51の先端面の形状は限定するものではなく、円形、矩形、星型、ハート型等任意の端面形状を採用することができる。パンチ51の端面形状によって、筒状ワーク1の周壁に形成される貫通孔の形状が決定される。またパンチ51の端面は、図3に示すように、平面(図3A)であってもよいが、筒状ワーク1の周壁面に沿う曲面(図3B)にしてもよい。また、パンチ51の周囲に切欠きが形成されるように球面(図3C)に形成したり、パンチ51の周囲に切欠刃54(図3D)を設けたりしても良い。摺動部52は、外部筐体80に設けられたパンチ部材用挿入孔86内を上下にスライド可能に設けられている。外部筐体80に設けられたパンチ部材用挿入孔86は、摺動部52の水平断面と同様の大きさに形成されており、パンチ部材50は上下方向にのみスライド可能に設けられる。摺動部52は、略中央に後述する誘導部材60を内側に挿入するための誘導部材用貫通孔53がパンチ51の軸に対して直交するように設けられている。なお、パンチ51と摺動部52とは、一体に成形されたものでもよいし、パンチ51が摺動部52に対して取り替え可能となるように、別体に形成してもよい。
誘導部材60は、円柱状の部材であり、前述した誘導部材用貫通孔53に挿入され、誘導部材が上下に移動することによって、パンチ部材50を上下に移動させる機能を有する。
スライドカム70は、摺動部52が上下方向及び左右側方向に摺動可能なように、上下方向に貫通した摺動部挿入孔72が設けられている。摺動部挿入孔72は、摺動部52が左右側方向に移動可能なように、摺動部挿入孔72の左右方向の幅は、摺動部52の幅に対してスライドカム70がスライドする距離以上追加された長さに形成される。さらに、スライドカム70には、正面背面方向に摺動部挿入孔72と直交するように斜め又は弧状に形成されたスライド孔73が設けられている。弧状のスライド孔73は誘導部材60の直径と同様の幅を有する長孔に形成されていて、略中央が最も高く両側が低くなるような弧状に形成される。弧状のスライド孔73の好適な形態については後述する。スライドカム70は一方端部(右側面側)が斜面71をなし、この斜面71に面で当接するように当接斜面76を有する第2カムドライバー75を下方に移動させることで、スライドカム70は水平方向にスライドされる。
外部筐体80は、筒状ワーク固定部材用挿入孔84の下方には、筒状ワーク1の所定の位置にパンチ部材50が上下に移動可能なように、パンチ部材用挿入孔86が設けられている。また、このパンチ部材用挿入孔86に左右方向に直交するように、スライドカム70が挿入されるスライドカム用挿入孔87が設けられている。さらに、誘導部材挿入孔88が、誘導部材60が挿入可能でかつ上下方向に移動可能となるように、長孔形状に正面背面方向に貫通して形成されている。スライドカム用挿入孔87に挿入されたスライドカム70の斜面71を第2カムドライバー75が上方から押圧可能な位置に、上下方向に形成された第2カムドライバー用挿入孔89が設けられている。さらに、挿入されたスライドカム70の第2カムドライバー75と反対側には、スライドカム70を初期位置まで押圧するための押圧部材98が挿入可能な押圧部材挿入孔90が設けられている。このように構成された外部筐体80に対して、スライドカム70は、スライドカム用挿入孔87に左右方にスライド自在に設けられる。そして、パンチ部材50が、スライドカム70の摺動部挿入孔72を一致させた状態でパンチ部材用挿入孔86、摺動部挿入孔72を通すようにして挿入される。そして、誘導部材挿入孔88、スライドカム70のスライド孔73及びパンチ部材50の誘導部材用貫通孔53を通すようにして誘導部材60が取り付けられる。そして、スライドカム70の斜面71に第2カムドライバー75の当接斜面76が当接するように、第2カムドライバー75が第2カムドライバー75に挿入される。こうして、可動機構が構成される。
さらに、外部筐体80には、図4に示すように、液圧上昇装置10によって加圧された液体を筒状ワーク1内に挿入するための流入流路91と、外部へ排出するための排出流路92を有する。以下、流入流路91及び排出流路92について図4に基づいて説明する。図4は、流入流路91及び排出流路92が配置された水平面でそれぞれ切断した切断斜視図である。
流入流路91は、液圧上昇装置10からの液体が挿入される挿入口91aから連通する第1流入流路91bと、この第1流入流路91bと交差して形成され、筒状ワーク支持部83に設けられた筒状ワーク内排出口91eまで連通する第2流入流路91cと、この第2流入流路91cと交差して形成され、液体圧力測定器具95が取り付けられた液体圧力測定器具取付口91fまで連通する第3流入流路91dとを有する。第1流入流路91bは、第2流入流路91cを突き抜けて、さらに奥まで達する第1流入流路延長部91gを設けても良い。液体が挿入される第1流入流路と液体圧力測定器具95が取り付けられる第3流入流路91dを別の流入流路としたのは、第1流入流路91bを直線に形成して反対側に液体圧力測定器具95を取り付けると急激な液体の圧力上昇や液体の流れにより液体圧力測定器具95を破損させる可能性があるからである。このように流路を交差させたり、第1流入流路延長部91gを設けたりすることによって、液体の流れを緩衝させることができる。
次に、排出流路92について説明する。排出流路92は、パンチ51が配置されているパンチ用挿入孔86aの側面の開口92aから左右方向へ延びた第1排出流路92bと、この第2排出流路92dと交差して形成され、外部筐体80の外壁面に形成される液体排出孔92cと連通する第2排出流路92dとを有する。第1排出流路92bは、第2排出流路92dを突き抜けて、さらに奥まで達する第2排出流路延長部92eが設けられる。第1排出流路92bと、第2排出流路92dとを交差して設け、かつ第2排出流路延長部92eが設けてあることから、排出する液体の流れを緩衝することができる。
次に、以上のようにして作製された各構成部品の組立方法及び使用方法について図5を参照しつつ説明する。
(使用方法1)
(半加工による液体圧力による内側からの穿設方法)
はじめに、パンチ部材50の可動機構を組み立てる。可動機構は、弧状のスライド孔73を有するスライドカム70をスライドカム用挿入孔87に挿入し、スライドカム70の摺動部挿入孔72とパンチ部材用挿入孔86の位置を一致させた状態でパンチ部材50を底面からパンチ部材用挿入孔86から挿入し、摺動部挿入孔72を介しつつ上方に挿入していく。そして誘導部材用貫通孔53と誘導部材挿入孔88の位置を一致させた状態で誘導部材60を差し込む。そして、第2カムドライバー用挿入孔89から第2カムドライバー75を挿入する。これにより、図5の状態に配置され、パンチ部材50の可動機構は完成する。
次に、固定機構によって筒状ワーク1を固定する。まず、筒状ワーク固定用治具30の下型30bを収容部81に配置する。そして、筒状ワーク1の一方端部の開口が筒状ワーク支持部83の周囲に嵌り込むようにして筒状ワーク1を配置する。そして筒状ワーク固定部材40を筒状ワーク固定部材用挿入孔84に挿入し、第1カムドライバー45を第1カムドライバー用挿入孔85に挿入する。この状態で収容部81を液体で満たすとともに液圧上昇装置10(図1参照)から液体をわずかに流入する。これにより筒状ワーク1内の空気が排出され、筒状ワーク1内が液体で満たされるとともに、流入流路91内の空気も押し出される。そして、筒状ワーク固定用治具30の上型30aを図2に示すように、固定用ボルト99でボルト固定用孔31a、31b、82を固定し、図5に示すように筒状ワーク1の仮固定が完了する。
こうして組み立てられた加工器具100は、図6Aの状態になっている。この時にスライド孔73の端部(左端部)に誘導部材60が配置されている。この状態でパンチ部材50のパンチ51の先端面が筒状ワーク1の周壁面に当接していることが好ましい。すなわち、誘導部材用貫通孔53とスライド孔73とをそのような位置関係に設定することが好ましい。筒状ワーク1内の液体の圧力が高圧になった場合にパンチ用挿入孔86aの形状に膨出する可能性を低減することができるからである。そして、金型部20は、プレス装置(図示しない。)に配置され、まず、図6Aに示すように、第1カムドライバー45をプレス装置で押圧し、第1カムドライバー45を下降させる。これにより、図6Bに示すように、筒状ワーク1は、筒状ワーク支持部83側に押圧されて、筒状ワーク1の両側開口が筒状ワーク支持部83及び筒状ワーク固定部40aに強固に挟まれる。これにより、筒状ワーク1が完全に固定されるとともに、筒状ワーク1の両側開口が封止され、筒状ワーク1内の液体が筒状ワーク1の外部に漏れることが防止される。
この状態で液圧上昇装置10の圧力を所望の圧力まで上昇させると、流入流路91を介して連通している筒状ワーク1内の液体は同様に所望の圧力まで上昇する。筒状ワーク1内の液体は、液体圧力測定器具95(図5参照)によって測定することができる。筒状ワーク1内の液体が所望する液圧に達したことを確認した後、第2カムドライバー75をプレス装置で押圧し、下降させる。この下降に伴い、第2カムドライバー75の当接斜面76は、スライドカム70の斜面71を押圧してスライドカム70を左方向に移動させる。この際にスライドカム70のスライド孔73は中央近傍が高く形成されているため、図7Aに示すように、誘導部材60がスライド孔73をスライド移動するに伴って上昇させられ、この誘導部材60の上昇により、パンチ部材50が上昇することになる。これによって、パンチ51により、筒状ワーク1はパンチ51によって半押し又は半抜きの状態にされる。従って、スライド孔73の最左側端部に誘導部材60が配置されているときの誘導部材60の中心の高さと最も高い位置に誘導部材60が配置されているときの誘導部材60中心の高さの差γは、パンチ51によって周壁面を穿設することのない差にする必要がある。好ましくは、周壁の板厚以下にすることが好ましい。従って、図7Aに示すように、誘導部材60が最も高い位置にある時点では、まだ筒状ワーク1に貫通孔が形成されておらず、パンチ51の先端面の形態に応じて、内側に突出して形成されていたり、貫通孔の形状に切り欠きが形成されていたりするにすぎないものとなる。さらに、第2カムドライバー75を押圧していくと、誘導部材60は、弧状のスライド孔73の最高位置を超えて下降し始める。これにより、パンチ部材50も下降し始める。パンチ部材50の下降に伴って、筒状ワーク1のパンチ用挿入孔86aに相当する部分の支持がなくなることに加え、あらかじめ半押し又は半抜きによって筒状ワーク1の他の部位と比較してパンチ51の周囲が弱くなっているため、筒状ワーク1内の高圧の液体によってパンチ51によって半押し又は半抜きされた部分が圧力により押し出されて穿設される。そして、図7Bに示すように、第2カムドライバー75が完全に下降すると、パンチ部材50はパンチ51が排出流路92の開口92aを開放させる位置まで下降する。従って、スライド孔73の最右側端部に誘導部材60が配置されているとき、誘導部材60の中心の高さはパンチ51の先端面が排出流路92より下方に配置される関係となるように形成するとよい。これにより、液体は、排出流路92から排出されて内部の液体の圧力が開放されて、加工が終了する。
(使用方法2)
(パンチによる外部からの穿設方法)
はじめに、パンチ部材50の可動機構を組み立てる。可動機構は、「使用方法1」によるスライドカム70に代えて、弧状のスライド孔73の最左側端部に誘導部材60が配置されているときの誘導部材60の中心の高さと最も高い位置に誘導部材60が配置されているときの誘導部材60中心の高さの差γがより大きいものを使用するか、又はスライド孔73が斜めに形成されているものを使用することが異なるのみでその他の点は同様である。これにより、図5の状態に配置され、パンチ部材50の可動機構は完成する。
固定機構は、「使用方法1」と同様である。
こうして組み立てられた加工器具100は、使用方法の加工方法と同様に第2カムドライバー75を押圧することによって筒状ワークを加工するのであるが、弧状のスライド孔73の最左側端部に誘導部材60が配置されているときの誘導部材60の中心の高さと最も高い位置に誘導部材60が配置されているときの誘導部材60中心の高さの差γがより大きいスライドカム70を使用した場合は、図8Aに示すように、パンチが完全に突き抜けるようにされる。それ以外の方法は、使用方法1と同様である。
スライド孔73が斜めに形成されているスライドカム70を使用した場合は、第2カムドライバー75を完全に押圧した状態で、図8Bに示すようにパンチが完全に突き抜けるようにされる。この場合は、第2カムドライバー75の押圧でパンチが下降しないので、押圧部材98等ですライカム70を初期位置に戻すことで、液体が排出流路92から排出されることになる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得る。
本実施形態において、外部筐体80は、すべて一体のものとして説明したが、図9に示すように、外部筐体80は、作製の容易さ、組立ての容易さ等を考慮して分割して作製してもよい。
また、本実施形態においては、直管の筒状ワーク1を使用して説明したが、屈曲したり、湾曲したりしている筒状ワークや、太さが一定でない筒状ワークであっても、筒状ワーク固定部材を筒状ワークの外壁面に適合するように作製したり、開口端面の押圧方向を変更することで、種々の形態の筒状ワークに貫通孔を形成することができる。
さらに、本実施形態において、筒状ワーク内の液体の内圧を高く調整したり、パンチの先端の配置を調整したりすることによって、バルジ加工に応用することも可能である。
上述した実施形態で示すように、鉄パイプ等の筒状ワークを内側から加工する加工器具として、産業上利用可能である。
10…液圧上昇装置、20…金型部、21…外部筐体、
30…筒状ワーク固定用治具、30a…上型、30b…下型、
30c…パンチ用孔、31a…ボルト固定用孔、
40…筒状ワーク固定部材、40a…筒状ワーク固定部、
40b…後端斜面、41…筒状ワーク支持部材、
45…第1カムドライバー、45a…下方斜面、
50…パンチ部材、51…パンチ、52…摺動部、
53…誘導部材用貫通孔、60…誘導部材、70…スライドカム、
71…斜面、72…摺動部挿入孔、73…スライド孔、
75…第2カムドライバー、76…当接斜面、80…外部筐体、
81…収容部、82…ボルト用固定穴、83…筒状ワーク支持部、
84…筒状ワーク固定部材用挿入孔、85…第1カムドライバー用挿入孔、
86…パンチ部材用挿入孔、86a…パンチ用挿入孔、
87…スライドカム用挿入孔、88…誘導部材挿入孔、
89…第2カムドライバー用挿入孔、90…押圧部材挿入孔、
91…流入流路、91a…挿入口、91b…第1流入流路、
91c…第2流入流路、91d…第3流入流路、
91e…筒状ワーク内排出口、91f…液体圧力測定器具取付口、
91g…第1流入流路延長部、92…排出流路、92a…開口、
92b…第1排出流路、92c…液体排出孔、92d…第2排出流路、
92e…第2排出流路延長部、95…液体圧力測定器具、
99…固定用ボルト、100…加工器具

Claims (4)

  1. パイプ、管等の筒状ワークの周壁に貫通孔を穿設する加工器具において、
    液圧上昇装置と、
    前記筒状ワークの両端開口を封止した状態で固定可能な固定機構と、前記固定機構により固定された前記筒状ワークの内側に前記液圧上昇装置によって高圧化された液体を流入する流入流路と、前記筒状ワークの周面を加工するパンチを可動させる可動機構と、前記筒状ワーク内の液体を排出するための排出流路とを有する金型部と、を備え、
    前記固定機構は、前記筒状ワークの周面を固定する筒状ワーク固定用治具を備え、
    前記筒状ワーク固定用治具は、前記金型部に設けられ、液体を収容可能な収容部に配置されてなり、
    前記排出流路は、前記パンチが移動するパンチ用挿入孔の側面から連通する第1排出流路と、前記第1排出流路と交差して形成され、金型部の外面に連通する第2排出流路とを備えたことを特徴とする加工器具。
  2. 前記固定機構は、前記筒状ワークの周面を固定する筒状ワーク固定用治具と、前記筒状ワークの一方端部を位置決めするとともに前記流入流路と連通し液体を前記筒状ワーク内に流入する筒状ワーク内排出口とを有する筒状ワーク支持部と、前記筒状ワークの他方端部を押圧可能な筒状ワーク固定部材と、を有することを特徴とする請求項1に記載の加工器具。
  3. 前記流入流路は、前記液圧上昇装置と連結される挿入口から連通する第1流入流路と、前記第1流入流路に対して交差して設けられ、前記筒状ワーク内に流入する筒状ワーク内排出口と連通する第2流入流路とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の加工器具。
  4. 前記流入流路は、第2流入流路に連通し、液体圧力測定器が取り付けられる液体圧力測定器具取付口と連通する第3流入流路を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の加工器具。
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