JP6375927B2 - ガス焚きボイラ - Google Patents

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本発明は、ガス焚きボイラに関し、特に燃料制御弁の弁越しガス漏れの有無を判定できるガス焚きボイラに関する。
従来から、ガスセンサを備えたボイラが知られている。例えば、特許文献1のボイラは、排気ガスに含まれる一酸化炭素、二酸化炭素、酸素又は窒素酸化物の濃度を検知するガスセンサを備えている。そして、缶体内の不完全燃焼ガスの有無を検知するようにガスセンサを制御し、その検知結果に基づいてバーナの不完全燃焼の有無が判定されている。
特開2012−145523号公報
ガス焚きボイラは、燃料ガスをバーナで燃焼し、排気ガスを缶体内から排出するようになっており、バーナへの燃料ガス供給を制御する燃料制御弁を備えている。そして、燃料制御弁の閉弁時においては、バーナへの燃料ガス供給が遮断されるので、バーナの燃焼が停止する。ところで、閉弁時における燃料制御弁からバーナへ漏れる弁越しガス漏れが発生することがあり、該弁越しガス漏れを精度よく判定することが望まれていた。
しかしながら、バーナの燃焼停止時においては、バーナの燃焼によって生じた排気ガスが、缶体内に残留しているおそれがあり、この排気ガスを、閉弁時における燃料制御弁からの弁越しガス漏れにより漏れた燃料ガスとして誤検知してしまうおそれがあった。このため、燃料制御弁の閉弁時における弁越しガス漏れの有無を誤判定してしまうおそれがあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、燃料制御弁の閉弁時における弁越しガス漏れの有無を精度よく判定できる、ガス焚きボイラを提供することを目的とする。
本発明は、缶体内において燃料ガスをバーナで燃焼し、排気ガスを缶体内から排出するようになっている、ガス焚きボイラであって、前記缶体に空気を供給する空気供給手段と、前記バーナへの燃料ガス供給を制御する燃料制御弁を有する燃料供給手段と、前記缶体内の燃料ガス及び排気ガスを含む検知対象ガスを検知するガスセンサと、閉弁時における前記燃料制御弁から前記缶体内へ漏れる弁越しガス漏れの有無を判定する弁越しガス漏れ判定手段と、を備え、前記弁越しガス漏れ判定手段は、前記バーナの燃焼停止時に、前記缶体内の1回目の掃気である第1掃気を行うように前記空気供給手段を制御し、前記第1掃気に続いて前記缶体内の前記検知対象ガスを検知する第1検知を行うように前記ガスセンサを制御する、第1検知制御部と、前記第1検知で前記検知対象ガスが検知されなかった場合、前記弁越しガス漏れが「無い」と判定する第1判定部と、前記第1検知で前記検知対象ガスが検知された場合、前記缶体内の更なる掃気である第2掃気を行うように前記空気供給手段を制御し、前記第2掃気に続いて前記缶体内の前記検知対象ガスを再検知する第2検知を行うように前記ガスセンサを制御する、第2検知制御部と、前記第2検知で前記検知対象ガスが検知されなかった場合、前記弁越しガス漏れが「無い」と判定し、前記第2検知で前記検知対象ガスが検知された場合、前記弁越しガス漏れが「有る」と判定する、第2判定部と、を含んでいることを特徴とする。
本発明によれば、第1検知で検知対象ガスが検知された場合に第2掃気を行うので、第1掃気後も缶体内に残留している可能性のある排気ガスを缶体内から排出できる。よって、第2検知で、排気ガスが検知されることを防止でき、これにより排気ガスを弁越しガス漏れによって漏れた燃料ガスとして誤検知することを防止できる。したがって、弁越しガス漏れの有無を精度よく判定できる。
(1)前記第2検知制御部は、前記第2掃気と前記第2検知とのセットを1回実施する、ことが好ましい。
本構成によれば、弁越しガス漏れの有無を短時間で判定できる。
(2)前記第2検知制御部は、前記第2検知で前記検知対象ガスが再検知された場合、前記第2掃気と前記第2検知とのセットを更に実施する、ことが好ましい。
本構成によれば、第2掃気後も缶体内に残留している可能性のある排気ガスを、缶体内から確実に排出できる。したがて、弁越しガス漏れの有無をより精度よく判定できる。
(3)前記第2検知制御部は、前記第1掃気で供給される空気量よりも多い空気量を前記第2掃気で供給するように、前記空気供給手段を制御する、ことが好ましい。
本構成によれば、第1掃気後も缶体内に残留している可能性のある排気ガスを、缶体内から確実に排出できる。したがって、弁越しガス漏れの有無をより精度よく判定できる。
(4)前記缶体内の不完全燃焼ガスの有無を検知するように前記ガスセンサを制御し、その検知結果に基づいて前記バーナの不完全燃焼の有無を判定する、不完全燃焼判定手段を、更に含んでいる、ことが好ましい。
本構成によれば、新たに不完全燃焼を検知するためのガスセンサを設けることなく、既存のガスセンサを流用して、バーナの不完全燃焼の有無を判定できる。
本発明に係るガス焚きボイラによれば、燃料制御弁の閉弁時における弁越しガス漏れの有無を精度よく判定できる。
本実施形態に係るガス焚きボイラの概略構成を示すブロック図である。 制御システムの概略構成を示すブロック図である。 燃料制御弁を閉弁させたときに、制御装置によって実行される燃料制御弁の弁越しガス漏れの有無判定を説明するフローチャートである。
[ボイラ1の全体構成]
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るボイラを説明する。図1は、本実施形態に係るボイラ1の概略構成を示している。ボイラ1は、ガス焚きボイラであり、複数の水管からなる水管群(図示しない)が設けられた缶体2と、缶体2内で燃焼を行うバーナ3と、缶体2に接続されており、バーナ3の燃焼により生じた排気ガスを缶体2から排出する排気筒4と、ボイラ1の作動を制御する制御装置50と、ボイラ1の運転状態を表示する表示器70と、を備えている。
バーナ3には、燃料ガスを供給するための燃料供給手段5と、燃焼用空気を供給するための空気供給手段10と、が接続されている。燃料供給手段5は、燃料供給路6と、燃料供給路6上に設けられており、バーナ3への燃料ガス供給を制御する燃料制御弁7と、を有している。空気供給手段10は、送風機11と、送風機11とバーナ3とを接続する空気供給路12と、を有している。
水管内の水は、制御装置50によって制御される給水ポンプ13により所望の水位に維持されており、バーナ3の燃焼により生じる火炎(燃焼ガス)によって加熱されて、蒸気として負荷側の機器(図示しない)に供給される。ボイラ1は、缶体2で生成される蒸気の蒸気圧に基づいて、ボイラ1の熱要求を検出する熱要求検出器14を、さらに備えている。バーナ3の燃焼により生じた火炎は、水管内の水と熱交換された後、排気ガスとして排気筒4から排出される。
また、空気供給手段10は、缶体2内(排気筒4内も含む)を掃気するための掃気用空気を供給する掃気手段も兼ねている。具体的には、送風機11は、空気供給路12及びバーナ3を介して缶体2内に掃気用空気を供給し、缶体2内が、この掃気用空気によって掃気される。送風機11は、ボイラ1の運転状態に応じて所望量の空気を供給するように、制御装置50によってインバータ制御される。
排気筒4には、ガス検知装置20が設けられている。ガス検知装置20は、抽出パイプ21を介して先端部21bに設けられたガスセンサ22を備えており、抽出パイプ21内に形成されるガス流路23に取り出した、燃料ガス及び排気ガスを含む検知対象ガスを、ガスセンサ22で検知するようになっている。抽出パイプ21は、排気筒4に接続された基部21aから斜め上方に延びている。ガス流路23は、基部21aから、抽出パイプ21に沿って斜め上方に延び、先端部21bで折り返されて、排気筒4に還流するように、形成されている。
抽出パイプ21の先端部21bには、上方に向いた凹部が形成されており、ガスセンサ22は、該凹部内に配置されている。上記構成により、ガスセンサ22は、排気筒4を流れる排気ガスに直接に晒されることがない。また、ガスセンサ22は、抽出パイプ21を介して設けられているので、排気筒4からガスセンサ22への伝熱が抑制される。よって、ガスセンサ22が高温になることが抑制されている。
さらに、抽出パイプ21が斜め上方に延びるように設けられているので、排気ガスが結露した結露水が、抽出パイプ21内に溜まることが抑制される。よって、抽出パイプ21の先端部21bに設けられたガスセンサ22に、結露水が付着することが防止されている。
したがって、ガスセンサ22が高温になること及びガスセンサ22に結露水が付着することが抑制できるので、ガスセンサ22の故障を抑制できる。なお、ガス検知装置20を、排気筒4に設けて缶体2及び排気筒4内の検知対象ガスを検知可能としているが、ガス検知装置20を、缶体2に設けてもよい。
[制御装置50]
図2に示すブロック図を参照しながら、制御装置50について説明する。制御装置50は、CPU、メモリ、記憶手段等を備えた周知のコンピュータを備えている。
制御装置50は、ボイラ1の熱要求を判定する熱要求判定部51と、バーナ3による燃焼を制御する燃焼制御部52と、燃料制御弁7の閉弁時における弁越しガス漏れの有無を判定する弁越しガス漏れ判定手段60と、表示器70にボイラ1の運転状態を表示させる表示制御部53と、を備えている。弁越しガス漏れ判定手段60は、第1検知制御部61と、第2検知制御部62と、第1判定部63と、第2判定部64と、を有している。
熱要求判定部51は、熱要求検出器14から信号を受けて、ボイラ1の熱要求の有無を判定する。具体的には、熱要求判定部51は、熱要求検出器14によって検出されたボイラ1内の蒸気圧が所定の下限蒸気圧を下回る場合に、ボイラ1の熱要求が「有る」と判定し、熱要求検出器14によって検出されたボイラ1内の蒸気圧が所定の上限蒸気圧を上回る場合には、ボイラ1の熱要求が「無い」と判定する。
燃焼制御部52は、熱要求判定部51によって判定されたボイラ1の熱要求の有無に応じて、バーナ3の燃焼を制御する。具体的には、ボイラ1の熱要求が「有る」場合、燃焼制御部52は、バーナ3への燃料ガス供給量を調整するように燃料制御弁7の開度を制御して、これによって、バーナ3の燃焼が所望の燃焼状態に制御される。一方、ボイラ1の熱要求が「無い」場合、燃焼制御部52は、バーナ3への燃料ガス供給を遮断するように燃料制御弁7を閉弁するように制御して、これによって、バーナ3の燃焼が停止される。これにより、ボイラ1における蒸気圧は、所定の下限蒸気圧と上限蒸気圧との間に維持される。
第1検知制御部61は、バーナ3の燃焼停止時に、缶体2内の1回目の掃気である第1掃気を行うように空気供給手段10を制御し、第1掃気に続いて缶体2内の検知対象ガスを検知する第1検知を行うようにガスセンサ22を制御する。
第1判定部63は、第1検知で検知対象ガスが検知されなかった場合、弁越しガス漏れが「無い」と判定する。
第2検知制御部62は、第1検知で検知対象ガスが検知された場合、缶体2内の更なる掃気である第2掃気を行うように空気供給手段10を制御し、第2掃気に続いて缶体2内の検知対象ガスを再検知する第2検知を行うようにガスセンサ22を制御する。
第2判定部64は、第2検知で検知対象ガスが検知されなかった場合、弁越しガス漏れが「無い」と判定し、第2検知で検知対象ガスが検知された場合、弁越しガス漏れが「有る」と判定する。
表示制御部53は、弁越しガス漏れ判定手段60によって弁越しガス漏れが「有る」と判定された場合、表示器70に弁越しガス漏れが「有る」ことを、表示させる。よって、表示器70の表示によって、ユーザに弁越しガス漏れが「有る」ことが報知される。
なお、第1検知制御部61は、バーナ3で燃焼を開始させる前に缶体2を掃気するための空気量(プレパージ)よりも多い空気量を、第1掃気で供給するように、空気供給手段10を制御する。例えば、プレパージで供給される空気量が、缶体2の容積の5〜6倍とすると、第1掃気では、缶体2の容積の10〜12倍の空気量が供給される。これにより、缶体2内から排気ガスを排出させやすい。
第2検知制御部62は、第1掃気で供給される空気量よりも多い空気量を第2掃気で供給するように、空気供給手段10を制御する。これにより、第1掃気後も缶体内に残留している可能性のある排気ガスを、缶体2内から確実に排出できる。
なお、実際のボイラにおいては、バーナ3の燃焼制御に関しては、燃料制御弁7の開閉制御のみならず、送風機11や着火装置(図示しない)の制御も関連付けて行っており、また、同時に給水ポンプ13等の制御も同時におこなっているが、この実施例では説明の簡略化のために説明を省略する。
[弁越しガス漏れの有無判定]
図3のフローチャートを参照して、ボイラ1による燃焼停止時に燃料制御弁7を閉弁させたときに行われる、弁越しガス漏れの有無を判定するときのボイラ1の作動について説明する。
ボイラ1がバーナ3で燃焼している状態において、熱要求判定部51によって、ボイラ1の熱要求の有無が判定される(ステップS101)。ボイラ1の熱要求がある場合、燃焼制御部52は、バーナ3の燃焼を継続させる(ステップS102)。ボイラ1の熱要求がない場合、燃焼制御部52は、バーナ3への燃料ガス供給を遮断させるように、燃料制御弁7を制御して、バーナ3の燃焼を停止させる(ステップS103)。
次に、第1検知制御部61は、第1掃気を行うように空気供給手段10を制御し(ステップS104)、第1掃気に続いて第1検知を行うようにガスセンサ22を制御する(ステップS105)。
第1判定部63は、第1検知における検知対象ガスの検知結果に基づいて、弁越しガス漏れの有無を判定する(ステップS106)。具体的には、第1判定部63は、第1検知で検知対象ガスが検知されなかった場合に弁越しガス漏れが「無い」と判定する(ステップS112)。
第1検知で検知対象ガスが検知された場合、第2検知制御部62は、第2掃気を行うように空気供給手段10を制御し(ステップS107)、第2掃気に続いて第2検知を行うようにガスセンサ22を制御する(ステップS108)。
第2判定部64は、第2検知における検知対象ガスの検知結果に基づいて、弁越しガス漏れの有無を判定する(ステップS109)。具体的には、第2判定部64は、第2検知で検知対象ガスが再検知された場合に弁越しガス漏れが「有る」と判定し(ステップS110)、第2検知で検知対象ガスが検知されなかった場合に弁越しガス漏れが「無い」と判定する(ステップS112)。
表示制御部53は、第2判定部64で弁越しガス漏れが「有る」と判定された場合、表示器70に弁越しガス漏れが「有る」ことを表示させる(ステップS111)。
したがって、本実施形態に係るボイラ1によれば、第1検知で検知対象ガスが検知された場合に第2掃気を行うので、第1掃気後も缶体2内に残留している可能性のある排気ガスを缶体2内から排出できる。よって、第2検知で、排気ガスが検知されることを防止でき、これにより排気ガスを弁越しガス漏れによって漏れた燃料ガスとして誤検知することを防止できる。したがって、弁越しガス漏れの有無を精度よく判定できる。
また、第2検知制御部62は、第1掃気で供給される空気量よりも多い空気量を第2掃気で供給するように、空気供給手段10を制御するので、第1掃気後も缶体2内に残留している可能性のある排気ガスを、缶体2内から確実に排出できる。したがって、弁越しガス漏れの有無をより精度よく判定できる。
上記実施形態では、第2検知制御部62は、第2掃気と第2検知とのセットを1回実施して、第2判定部64で弁越しガス漏れを判定するので、弁越しガス漏れの有無を、短時間で精度よく判定できる。
なお、第2検知制御部62は、第2検知で検知対象ガスが再検知された場合、第2掃気と第2検知とのセットを更に実施してもよい。これにより、第2掃気後も缶体2内に残留している可能性のある排気ガスを、缶体2内から確実に排出できる。したがって、弁越しガス漏れの有無をより精度よく判定できる。
また、バーナ3の燃焼時に、缶体2内の不完全燃焼ガスの有無を検知するようにガスセンサ22を制御し、その検知結果に基づいてバーナ3の不完全燃焼の有無を判定する、不完全燃焼判定手段を、制御装置50に更に設けてもよい。これにより、新たに不完全燃焼を検知するためのガスセンサを追加することなく、既存のガスセンサ22を流用して、バーナ3の不完全燃料の有無を判定できる。
特許請求の範囲に記載された本発明の精神および範囲から逸脱することなく、各種変形及び変更を行うことも可能である。
以上のように、本発明に係るボイラによれば、燃焼停止時における弁越しガス漏れの有無を精度よく判定できるので、この種の製造技術分野において好適に実施される可能性がある。
1 ボイラ
2 缶体
3 バーナ
4 排気筒
5 燃料供給手段
6 燃料供給路
7 燃料制御弁
10 空気供給手段
11 送風機
12 空気供給路
13 給水ポンプ
14 熱要求検出器
20 ガス検知装置
21 抽出パイプ
22 ガスセンサ
23 ガス流路
50 制御装置
51 熱要求判定部
52 燃焼制御部
53 表示制御部
60 弁越しガス漏れ判定手段
61 第1検知制御部
62 第2検知制御部
63 第1判定部
64 第2判定部
70 表示器

Claims (5)

  1. 缶体内において燃料ガスをバーナで燃焼し、排気ガスを缶体内から排出するようになっている、ガス焚きボイラであって、
    前記缶体に空気を供給する空気供給手段と、前記バーナへの燃料ガス供給を制御する燃料制御弁を有する燃料供給手段と、前記缶体内の燃料ガス及び排気ガスを含む検知対象ガスを検知するガスセンサと、閉弁時における前記燃料制御弁から前記缶体内へ漏れる弁越しガス漏れの有無を判定する弁越しガス漏れ判定手段と、を備え、
    前記弁越しガス漏れ判定手段は、
    前記バーナの燃焼停止時に、前記缶体内の1回目の掃気である第1掃気を行うように前記空気供給手段を制御し、前記第1掃気に続いて前記缶体内の前記検知対象ガスを検知する第1検知を行うように前記ガスセンサを制御する、第1検知制御部と、
    前記第1検知で前記検知対象ガスが検知されなかった場合、前記弁越しガス漏れが「無い」と判定する第1判定部と、
    前記第1検知で前記検知対象ガスが検知された場合、前記缶体内の更なる掃気である第2掃気を行うように前記空気供給手段を制御し、前記第2掃気に続いて前記缶体内の前記検知対象ガスを再検知する第2検知を行うように前記ガスセンサを制御する、第2検知制御部と、
    前記第2検知で前記検知対象ガスが検知されなかった場合、前記弁越しガス漏れが「無い」と判定し、前記第2検知で前記検知対象ガスが検知された場合、前記弁越しガス漏れが「有る」と判定する、第2判定部と、
    を含んでいることを特徴とする、ガス焚きボイラ。
  2. 前記第2検知制御部は、前記第2掃気と前記第2検知とのセットを1回実施する、
    請求項1に記載のガス焚きボイラ。
  3. 前記第2検知で前記検知対象ガスが再検知された場合、前記第2検知制御部は、前記第2掃気と前記第2検知とのセットを更に実施する、
    請求項1に記載のガス焚きボイラ。
  4. 前記第2検知制御部は、前記第1掃気で供給される空気量よりも多い空気量を前記第2掃気で供給するように、前記空気供給手段を制御する、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載のガス焚きボイラ。
  5. 前記缶体内の不完全燃焼ガスの有無を検知するように前記ガスセンサを制御し、その検知結果に基づいて前記バーナの不完全燃焼の有無を判定する、不完全燃焼判定手段を、更に含んでいる、
    請求項1〜4のいずれか1つに記載のガス焚きボイラ。
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