JP6375245B2 - 端末及び通信制御方法 - Google Patents

端末及び通信制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6375245B2
JP6375245B2 JP2015033904A JP2015033904A JP6375245B2 JP 6375245 B2 JP6375245 B2 JP 6375245B2 JP 2015033904 A JP2015033904 A JP 2015033904A JP 2015033904 A JP2015033904 A JP 2015033904A JP 6375245 B2 JP6375245 B2 JP 6375245B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
restriction
communication
application
terminal
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015033904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016158063A (ja
Inventor
晋也 竹田
晋也 竹田
二方 敏之
敏之 二方
井田 雄啓
雄啓 井田
威津馬 田中
威津馬 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2015033904A priority Critical patent/JP6375245B2/ja
Publication of JP2016158063A publication Critical patent/JP2016158063A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6375245B2 publication Critical patent/JP6375245B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、端末及び通信制御方法に関する。
3G及びLTE(Long Term Evolution)等の3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格に準拠した移動通信システムは、ネットワークの負荷を軽減するために、複数の端末が一斉にネットワークにアクセスするのを抑止する仕組み(アクセス規制)を有している。
まず、ACB(Access Class Barring)は、ネットワークから端末に各種情報を通知する報知情報の中に、ネットワークへのアクセスを禁止する旨のフラグ又は規制率を含めることで、端末からネットワークへのアクセスを一定の確率で規制することを可能にするアクセス規制方式である。ACBを用いることで、端末からネットワークへの発信を規制することが可能となる。しかしながら、ACBは、緊急呼などを除いて、サービスの種別に応じたアクセス規制を実現することができない(例えば、非特許文献1参照)。
次に、SSAC(Service Specific Access Control)は、IMS(IP Multimedia core network Subsystem)の音声及びビデオコールごとに規制率を通知することで、規制率に応じた確率で音声及びビデオコールを抑止することが可能となる。SSACにより、IMSを処理するネットワークへのアクセスを抑止し、ネットワークの負荷を低減することが可能となる(例えば、非特許文献1参照)。
次に、Access Class for CSFBは、CSFB(Circuit Switched fallback)方式による発信に対する規制率を通知することで、規制率に応じた確率でCSFB方式による発信を規制することができる方式である。なお、CSFBとは、LTEに在圏中の端末が音声などの回線交換方式(CS(Circuit Switched) domain)で提供されているサービスを利用する際に、回線交換方式をサポートしてないLTEネットワークから回線交換方式をサポートしているUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)又はGSM(登録商標、以下省略)(Global System for Mobile Communications)ネットワークに端末を遷移させることで、音声発信を可能にする技術である。Access Class for CSFBにより、回線交換方式をサポートしているネットワークへのアクセスを抑止し、ネットワーク負荷を低減することが可能となる(例えば、非特許文献1参照)。
次に、3GPP Release13よりACDC(Application specific Congestion control for Data Communication)方式が規定されている(例えば、非特許文献1参照)。ACDCは、端末にインストールされているアプリケーション単位でのアクセス規制を実現するアクセス規制方式であり、IMSやCSFBなどのアクセス規制方式に関わらず、報知情報で指定されたアプリケーションの通信を許容するようにしたり、報知情報で指定されたアプリケーションの通信を一定の確率で規制したりすることができる。
具体的には、端末内部でACDCカテゴリと呼ばれる特定のアプリケーションをカテゴリ分けした情報を保持しておく。そして、ネットワークは、それぞれのACDCカテゴリに対応づけられた規制率を、報知情報を用いて端末に通知することで、特定のアプリケーションによる通信を規制するといった制御や、特定のアプリケーションによる通信のみを疎通させるといった制御を行うことが可能になる。
特開2014−022986号公報
3GPP TS22.011 V13.1.0(2014−09)
例えばスマートフォンのように、様々なアプリケーションをインストールすることができるような端末に対しては、アプリケーション単位にきめ細かな規制を行うのが望ましい。また、ネットワークに与える負荷を考慮すると、コアネットワーク内で呼を破棄する規制制御方式よりも、端末がネットワークにアクセスするのを抑止できるアクセス規制方式により規制を行うのが望ましい。
しかしながら、従来のアクセス規制方式であるACB、SSAC、及びAccess Class for CSFBでは、そもそも端末にインストールされているアプリケーションごとにアクセス規制を行うことが出来なかった。
一方、ACDCは、アプリケーションごとにアクセス規制を行うことが出来る。しかしながら、ACDCは、オペレータのポリシーによりACDCカテゴリが決定されることを前提としている。従って、ローミングイン端末とホームオペレータの端末との間で統一的なACDCカテゴリが設定されるとは限られず、どのようなアプリケーションが規制対象になるのかをホームオペレータが把握することが困難であるという問題があった。
また、ホームオペレータが提供する端末であっても、ホームオペレータ内におけるACDCカテゴリの設定ポリシーが変更された場合、各端末が保持しているACDCカテゴリとアプリケーションとの対応づけが統一的ではなくなってしまうため、どのようなアプリケーションが規制対象になるのかを統一的に制御することが困難であるという問題があった。
開示の技術は上記に鑑みてなされたものであって、様々なアプリケーションをインストールすることができる端末に対してアクセス規制を行う場合に、客観的な指標に基づいてアプリケーションごとにアクセス規制を行うことができる技術を提供することを目的とする。
開示の技術の端末は、ネットワーク装置と通信し、1以上のアプリケーションがインストールされた端末であって、前記1以上のアプリケーションと、前記1以上のアプリケーションの各々の特徴を規定するために用いられる複数の識別子とが対応づけられた制御情報を記憶する記憶手段と、前記ネットワーク装置から、前記複数の識別子ごとの規制指示を含む規制情報を受信する受信手段と、前記規制情報と前記制御情報とに基づいて、前記1以上のアプリケーションによる通信を許可するか又抑止するかの判定を行う判定手段と、を有し、前記規制情報は、前記複数の識別子ごとの規制指示の各々に対応づけられた規制率を含み、前記判定手段は、前記ネットワーク装置から受信した前記規制情報に含まれる前記規制率に重みづけを行い、重みづけを行った前記規制率に基づいて、前記1以上のアプリケーションによる通信を許可するか又抑止するかの判定を行う。
開示の技術によれば、様々なアプリケーションをインストールすることができる端末に対してアクセス規制を行う場合に、客観的な指標に基づいてアプリケーションごとにアクセス規制を行うことができる技術を提供することができる。
第一の実施の形態に係る移動通信システムの全体構成を示す図である。 第一の実施の形態に係る端末の機能構成の一例を示す図である。 第一の実施の形態に係る端末の機能構成(変形例)の一例を示す図である。 第一の実施の形態に係るアプリケーションリスト及び規制リストの一例を示す図である。 第一の実施の形態に係る端末の機能部間の処理手順の一例を示すシーケンス図である。 第一の実施の形態に係る端末の機能部間の処理手順(変形例)の一例を説明する図である。 第一の実施の形態に係る判定部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 報知情報に含まれる規制情報の一例を示す図である。 第一の実施の形態に係る判定部の処理手順(変形例)の一例を示すフローチャートである。 報知情報に含まれる規制情報(変形例)の一例を示す図である。 第一の実施の形態に係る通信システムの処理シーケンスの一例を示す図である。 第二の実施の形態に係る端末の機能構成の一例を示す図である。 第二の実施の形態に係る端末の機能構成(変形例)の一例を示す図である。 第二の実施の形態に係るアプリケーションリストの一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、以下に説明する基地局装置及び端末は、GSM、3G又はLTEの無線技術が用いられる場合を想定するが、本発明は、GSM、3G又はLTE以外の無線技術を用いる基地局装置及び端末にも適用することができる。なお、以下の説明において、アクセス規制のことを単に「規制」という。
[第一の実施の形態]
<概要>
図1は、第一の実施の形態に係る移動通信システムの全体構成を示す図である。第一の実施の形態に係る移動通信システムは、端末とネットワーク装置とサーバとを含む移動通信システムである。図1では、端末とサーバとが1つずつ示されているが、これは図示の便宜上のものである。すなわち、第一の実施の形態に係る移動通信システムは、複数の端末又はサーバを含むようにしてもよい。
端末は、無線を通じてネットワーク装置及びサーバと通信を行う機能を有する。端末は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット、モバイルルータ、ウェアラブル端末などである。端末は、通信機能を有する機器であれば、どのような端末であってもよい。端末は、プロセッサなどのCPU、ROM、RAM又はフラッシュメモリなどのメモリ装置、基地局eNBと通信するためのアンテナ、RF(Radio Frequency)装置などのハードウェアリソースにより構成される。端末の各機能及び処理は、メモリ装置に格納されているデータやプログラムをプロセッサが処理又は実行することによって実現されてもよい。しかしながら、端末は、上述したハードウェア構成に限定されず、他の何れか適切なハードウェア構成を有してもよい。
ネットワーク装置は、移動通信事業者が提供する移動通信ネットワークであり、無線ネットワーク装置とコアネットワーク装置とを含む。また、ネットワーク装置は、無線を通じて端末と通信を行う機能を有する。
サーバは、ネットワーク装置と接続されている。サーバは、ネットワーク装置を介して、端末にインストールされたアプリケーションとの間で通信を行い、当該アプリケーションと連携して利用者に様々な機能を提供する。サーバは、例えば、アプリケーションごとに異なるサーバがネットワーク装置に接続されるようにしてもよい。
第一の実施の形態に係る移動通信システムは、ネットワーク装置からセル内の全端末に各種情報を通知するために用いられる報知情報に、アプリケーションを規制するための規制情報を含めるようにする。また、端末内に、端末にインストールされているアプリケーションごとの特徴を規定するリスト(以下、「アプリケーションリスト」という)を予め保持させておく。また、規制情報が含まれる報知情報を受信した端末は、受信した規制情報とアプリケーションリストとを比較し、どのアプリケーションが規制対象であるかを示す情報を生成して記憶しておく。
端末は、端末内にインストールされているアプリケーションが通信を開始しようとした場合、どのアプリケーションが規制対象であるかを示す情報を参照し、通信を開始しようとしているアプリケーションが規制対象であるか否かを確認する。当該アプリケーションが規制対象である場合、端末は、規制情報に含まれる規制率に従い、当該アプリケーションの通信を抑止するようにする。
<機能構成>
図2は、第一の実施の形態に係る端末の機能構成の一例を示す図である。第一の実施の形態に係る端末は、無線信号処理部10と、モデム11と、OS12(Operating System)と、アプリケーション13とを含む。また、モデム11は、通信制御部14と、報知情報読取部15とを含む。また、通信制御部14は、判定部16と、アプリケーションリスト記憶部17と、抑止部18とを含む。なお、抑止部18は、必ずしも通信制御部14に含まれるようにする必要は無く、OS12、アプリケーション13又は通信制御部14のうちいずれか1つに含まれるようにしてもよい。なお、図2は、端末において本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともGSM、3G又はLTEに準拠した動作を行うための図示しない機能も含むものである。また、図2に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。
無線信号処理部10は、ネットワーク装置との間で無線信号を送受信する。モデム11は、無線信号からデータを抽出する処理、又はデータを無線信号に変換する処理、呼制御に関する処理を行う。
OS12は、端末の基本ソフトウェアであり、端末のハードウェア制御、ユーザに対する基本的なGUI(Graphical User Interface)の提供、及びアプリケーション13の実行基盤の提供等を行う。
アプリケーション13は、端末のOS12上で動作し、様々な機能を利用者に提供する。アプリケーション13には、端末に予めインストールされているアプリケーション13、又は、利用者が任意にインストールすることができるアプリケーション13があるが、本実施の形態においては、どちらのアプリケーション13も含まれ得る。また、アプリケーション13は、端末内に複数インストールされていてもよい。端末内にインストール可能なアプリケーション13の数に制限はない。
通信制御部14は、ネットワーク装置との間で通信ベアラを確立し、確立した通信ベアラを介して、アプリケーション13がネットワーク装置又はサーバと送受信する信号を中継する。
報知情報読取部15は、ネットワーク装置から送信される無線の制御チャネル内に含まれる報知情報を読み取り、報知情報に規制情報が含まれている場合は、読取った規制情報を判定部16に通知する。また、報知情報読取部15は、報知情報に含まれている規制情報が変更された場合、変更された規制情報を判定部16に通知する。
判定部16は、報知情報読取部15から規制情報が通知された場合、アプリケーションリストと規制情報とを比較することで、適用すべき規制率をアプリケーション13ごとに算出し、算出したアプリケーション13ごとの規制率から規制リストを生成して抑止部18に通知する。
なお、判定部16は、各アプリケーション13が抑止部18を含む場合、アプリケーション13ごとに別々の規制リストを生成して抑止部18に通知するようにしてもよい。
アプリケーションリスト記憶部17は、アプリケーションリストを、RAM、ROM等を用いて記憶する。
抑止部18は、アプリケーション13が通信を開始しようとした場合、判定部16から通知された規制リストに、当該アプリケーション13が含まれているかを確認する。当該アプリケーションが規制リストに含まれている場合、抑止部18は、更に、アプリケーション13に対して適用される規制率により、アプリケーション13の通信を許可するのか否かを判断する。通信を許可しない場合、抑止部18は、アプリケーション13の通信を抑止する(通信を拒否する)。なお、抑止部18は、アプリケーション13の通信を抑止する場合、当該アプリケーション13に対して通信を抑止する(通信を拒否する)旨のエラーメッセージ等を通知するようにしてもよい。
なお、アプリケーション13の通信を許可しないと判断した時点で、アプリケーション13が既に通信中である場合も想定され得る。この場合、抑止部18は、アプリケーション13に対して通信を中止させるようにしてもよい。また、抑止部18は、アプリケーション13に対して通信を中止させる場合、当該アプリケーション13に対して通信を中止する旨のエラーメッセージ等を通知するようにしてもよい。
図3は、第一の実施の形態に係る端末の機能構成(変形例)の一例を示す図である。図3に示す機能構成(変形例)の一例では、OS12が、判定部16とアプリケーションリスト記憶部17と抑止部18とを有する。各機能部の機能は、図2と同様であるため説明は割愛する。
図4は、第一の実施の形態に係るアプリケーションリスト及び規制リストの一例を示す図である。図4(a)に示すアプリケーションリストは、アプリケーション13を一意に識別するアプリケーション識別子と、優先度識別子と、QCI(QoS(Quality of Service) Class Identifier)識別子と、サービス種別識別子と、DL(Downlink)−GBR(Guaranteed Bit Rate)とを、端末にインストールされているアプリケーション13ごとに保持する。
優先度識別子は、アプリケーション13の優先度を示す識別子である。優先度は、例えば、オペレータが所定の規則に従って決定するようにしてもよいし、利用者が所定の規則に従って決定するようにしてもよい。また、優先度は、アプリケーション13の利用頻度や利用実績に基づいて決定されるようにしてもよい。この場合、アプリケーション13の利用頻度や利用実績により、各アプリケーション13間の優先度が適宜変更されるようにしてもよい。優先度は、アプリケーション13間で重ならないように設定されるのが望ましいが、必ずしも重ならないように設定される必要はなく、異なるアプリケーション13に同一の優先度識別子が付与されるようにしてもよい。
QCI識別子は、アプリケーション13が通信する際に、端末とネットワーク装置との間で確立される通信ベアラのQCIを示す識別子である。3GPPの仕様によれば、通信ベアラに設定されるQoSクラスとして複数のQCIが規定されている。また、複数のQCIのうち、1乃至9のQCIについては割り当てられるサービスが予め決められている。
例えば、IMSを用いた音声通信サービスのU−plane信号を運ぶための通信ベアラには、QCI=「1」が設定されることが規定されており、IMSのシグナリング信号を運ぶための通信ベアラには、QCI=「5」が設定されることが規定されている。同様に、ブラウジング、電子メール等のサービスのU−plane信号を運ぶための通信ベアラには、QCI=「7」「8」「9」のいずれかが設定されることが規定されている。
なお、QCI識別子は、上述の3GPP仕様に従って割り当てられるようにしてもよいし、各アプリケーション13が過去に通信した際に、実際に通信ベアラに設定されたQCIに基づいて割り当てられるようにしてもよい。例えば、IMSを用いた音声通信を行うアプリケーション13の場合、QCI識別子には、「1」及び「5」が割り当てられるようにしてもよいし、ブラウザのアプリケーション13の場合、QCI識別子には「7」「8」「9」のいずれかが割り当てられるようにしてもよい。
なお、現状の3GPPの規定では、1乃至9のQCIに対してサービスが割り当てられているが、3GPPの規定は将来拡張される可能性がある。従って、アプリケーション13に割り当てられるQCI識別子には、将来拡張される3GPPの規定に応じて、1乃至9以外のQCIが割り当てられるようにしてもよい。
サービス種別識別子は、各アプリケーション13が提供するサービス種別を示す識別子である。サービス種別には、例えば、QCIごとのカテゴリである、VoIP、ライブストリーミング(ビデオコール)、バッファストリーミング、リアルタイムゲーム、インタラクティブゲーム、ウェブブラウジング、電子メール、又はファイル転送といった分類が用いられるようにしてもよいし、Android(登録商標)のアプリケーション13に予め規定されているように、通信、エンターテイメント、音楽、ニュース、といったカテゴリを用いられるようにしてもよい。また、詳細な分類ではなく、単純にIMSを利用するか否かを示すようにしてもよい。
DL−GBRは、アプリケーション13が必要とする通信帯域を示す識別子である。例えば、DL−GBRが900kbpsに設定されているアプリケーション13は、ダウンリンク通信に最低でも900kbpsを必要とすることを意味している。
DL−GBRは、アプリケーション13の動作仕様に基づいて決定されるようにしてもよいし、各アプリケーション13が過去に通信した際に、実際に通信ベアラに設定されたGBRの値に基づいて決定されるようにしてもよい。
図4(b)に示す規制リストは、アプリケーション識別子と規制率とを有し、アプリケーション識別子と規制率とが1対1に対応づけられている。規制率は、アプリケーション識別子により識別されるアプリケーション13に適用されるアクセス規制の規制率を示している。なお、規制率10%とは、例えば、アプリケーション13が通信を開始しようとした場合に、10回に1回の確立で通信が拒否されることを示している。規制率50%とは、例えば、アプリケーション13が通信を開始しようとした場合に、2回に1回の確立で通信が拒否されることを示している。規制率80%とは、例えば、アプリケーション13が通信を開始しようとした場合に、10回に8回の確立で通信が拒否されることを示している。
<処理手順>
(機能部間の処理手順)
1.判定部が通信制御部に含まれる場合
図5は、第一の実施の形態に係る端末の機能部間の処理手順の一例を示すシーケンス図である。図5に示す機能構成は、判定部16が通信制御部14に含まれる構成であり、図2の機能構成と同一である。
1.1 抑止部が通信制御部に含まれる場合
図5(a)は、抑止部18が通信制御部14に含まれる場合の機能部間の処理手順を示している。報知情報読取部15は、ネットワーク装置から規制情報を含む報知情報を受信すると、受信した規制情報を通信制御部14の判定部16に通知する(S21)。続いて、判定部16は、規制情報とアプリケーションリストとを比較することで規制リストを生成し、生成した規制リストを抑止部18に通知する(S22)。
次に、アプリケーション13からOS12に通信開始要求が送信される(S23)。続いて、OS12は、アプリケーション識別子を含む通信開始要求を抑止部18に送信する(S24)。続いて、抑止部18は、通信開始要求に含まれるアプリケーション識別子が、ステップS22で通知された規制リストに含まれるか否かを判断する(S25)。アプリケーション識別子が規制リストに含まれる場合、規制を適用すべきアプリケーション13からの通信開始要求であると判断し、規制率に従って通信を許可するか否かを判断する。通信を許可しないと判断した場合、抑止部18は、通信制御部14に通信ベアラ確立要求を送信せずに、エラーをアプリケーション13に通知する。例えば、規制率が80%である場合、抑止部18は80%の確率で通信ベアラ確立要求を送信しないようにする(すなわち、20%の確率で通信ベアラ確立要求を送信する)。また、例えば、規制率が100%である場合、抑止部18は、通信ベアラ確立要求を送信しないようにする。
通信を許可すると判断した場合、抑止部18は、通信制御部14に通信ベアラ確立要求を送信する(S26)。通信制御部14は、ネットワーク装置に通信ベアラ確立要求を送信し(S27)、確立された通信ベアラを介して、アプリケーション13がネットワーク装置又はサーバと送受信する信号を中継する。なお、既に通信ベアラが確立されている場合は、通信制御部14は、既に確立されている通信ベアラを用いるようにしてもよい。また、例えば、プリザベーション機能により無線ベアラのみが解放されている場合、通信制御部14は、無線ベアラのみを確立するようにしてもよい。
1.2 抑止部がOSに含まれる場合
図5(b)は、抑止部18がOS12に含まれる場合の機能部間の処理手順を示している。ステップS31乃至ステップS37の処理手順は、それぞれステップS21乃至ステップS27と同一であるため説明は省略する。
1.3 抑止部がアプリケーションに含まれる場合
図5(c)は、抑止部18がアプリケーション13に含まれる場合の機能部間の処理手順を示している。報知情報読取部15は、ネットワーク装置から規制情報を含む報知情報を受信すると、受信した規制情報を通信制御部14の判定部16に通知する(S41)。続いて、判定部16は、規制情報とアプリケーションリストとを比較することで規制リストを生成し、各抑止部18の各々に対し、抑止部18が含まれるアプリケーション13に対応する規制率のみを含む規制リスト、又は、抑止部18が含まれるアプリケーション13に対応する規制率を通知する(S42)。
次に、アプリケーション13から抑止部18に通信開始要求が送信される(S43)。続いて、抑止部18は、通信開始要求を受信すると(S44)、ステップS42で通知された規制率に従って通信を許可するか否かを判断する。通信を許可しないと判断した場合、抑止部18は、OS12に通信ベアラ確立要求を送信しない。例えば、規制率が80%である場合、抑止部18は80%の確率で通信ベアラ確立要求を送信しないようにする(すなわち、20%の確率で通信ベアラ確立要求を送信する)。また、例えば、規制率が100%である場合、抑止部18は、通信ベアラ確立要求を送信しないようにする。この場合、アプリケーション13は、発信失敗等の警告を端末の画面に表示するようにしてもよい。
通信を許可すると判断した場合、抑止部18は、OS12に通信ベアラ確立要求を送信する(S45)。続いて、OS12は、通信制御部14に通信ベアラ確立要求を送信する(S46)。通信制御部14は、ネットワーク装置に通信ベアラ確立要求を送信し(S47)、確立された通信ベアラを介して、アプリケーション13がネットワーク装置又はサーバと送受信する信号を中継する。なお、既に通信ベアラが確立されている場合は、通信制御部14は、既に確立されている通信ベアラを用いるようにしてもよい。また、例えば、プリザベーション機能により無線ベアラのみが解放されている場合、通信制御部14は、無線ベアラのみを確立するようにしてもよい。
2.判定部がOSに含まれる場合
図6は、第一の実施の形態に係る端末の機能部間の処理手順(変形例)の一例を示すシーケンス図である。図6に示す機能構成は、判定部16がOS12に含まれる構成であり、図3の機能構成と同一である。
2.1 抑止部がOSに含まれる場合
図6(a)は、抑止部18がOS12に含まれる場合の機能部間の処理手順を示している。ステップS51乃至ステップS57の処理手順は、それぞれステップS21乃至ステップS27の処理手順と同一であるため説明は省略する。
2.2 抑止部がアプリケーションに含まれる場合
図6(b)は、抑止部18がアプリケーション13に含まれる場合の機能部間の処理手順を示している。ステップS61乃至ステップS67の処理手順は、それぞれステップS41乃至ステップS47の処理手順と同一であるため説明は省略する。
以上、第一の実施の形態に係る端末の機能部間の処理順序について説明した。なお、以上説明した処理順序はあくまで一例であり、他の処理順序を用いて処理を行うようにしてもよい。
(判定部の処理手順)
図7は、第一の実施の形態に係る判定部の処理手順の一例を示すフローチャートである。図7を用いて、判定部16が規制リストを生成する処理について説明する。
ステップS101で、判定部16は、報知情報読取部15より規制情報の通知を受ける。規制情報には、複数のパラメータ(優先度識別子、QCI識別子、サービス種別識別子、DL−GBR)と、それぞれのパラメータに対する規制率とが含まれている。
ここで、規制情報の具体例について説明する。
図8は、報知情報に含まれる規制情報の一例を示す図である。図8に示す規制情報は、優先度識別子が「3」以上であるアプリケーション13は規制非適用であり、優先度識別子が「3」未満であるアプリケーション13には規制率aa%が適用されることを示している。また、QCI識別子が「1」又は「2」であるアプリケーション13には規制率bb%が適用され、それ以外のQCI識別子であるアプリケーション13は規制非適用であることを示している。また、サービス種別が「IMS」であるアプリケーション13には規制率cc%が適用され、それ以外のサービス種別識別子であるアプリケーション13は規制非適用であることを示している。また、DL−GBRが「500kbps以上」であるアプリケーション13には規制率dd%が適用され、DL−GBRが「500kbps未満」のアプリケーション13は規制非適用であることを示している。図7に戻り説明を続ける。
ステップS102で、判定部16は、アプリケーションリスト記憶部17よりアプリケーションリストを取得する。
ステップS103で、判定部16は、取得したアプリケーションリストから、いずれか1つのレコードを選択する。
ステップS104で、判定部16は、選択したレコードに含まれる各パラメータ(優先度識別子、QCI識別子、サービス種別識別子、DL−GBR)と、規制情報に含まれている各パラメータとをそれぞれ比較し、規制情報に該当するパラメータの数を確認する。
単独のパラメータのみが規制情報に該当する場合はステップS105の処理手順に進み、複数のパラメータが規制情報に該当する場合は、ステップS106の処理手順に進み、規制情報に該当するパラメータが存在しない場合は、ステップS108の処理手順に進む。
ステップS105で、判定部16は、規制情報から、該当するパラメータの規制率を抽出し、ステップS103で選択したレコードに含まれるアプリケーション識別子と、抽出した規制率とを対応づけて規制リストに格納する。
ステップS106で、判定部16は、規制情報から、該当する複数のパラメータの各々の規制率を抽出し、所定の計算方法に従って規制率を算出する。以下に、所定の計算方法について説明する。
1.最も高い規制率を選択
規制情報から抽出された規制率のうち、最も高い規制率を選択する方法が考えられる。例えば、図4(a)に示すアプリケーションA(アプリケーション識別子が「A」であるアプリケーション13)と、図8に示す規制情報とを比較すると、アプリケーションAに対して、QCIの規制率bb%、サービス識別子の規制率cc%が適用されることがわかる。この場合、判定部は、bb%及びcc%のうち、規制率が大きい値を選択するようにする。
2.重複して規制率を適用
規制情報から抽出された規制率を重複して適用する方法が考えられる。例えば、アプリケーションAに対してQCIの規制率bb%、サービス識別子の規制率cc%が適用される場合、最初に規制率bb%を用いて規制対象になるかを判断し、規制対象にならないと判断された場合、更に、規制率cc%を用いて規制対象になるかを判断し、それでも規制対象にならないと判断された場合に、規制対象としないようにする方法である。この場合、適用される規制率は、100−((100−bb%)×(100−cc%))の計算式を用いて計算することができる。
3つのパラメータが規制情報に該当する場合、及び4つのパラメータが規制情報に該当する場合についても、同様の方法で規制率を計算することができる。
3.平均値を算出
規制情報から抽出された規制率の平均値を、規制率とする方法が考えられる。
例えば、アプリケーションAに対してQCIの規制率bb%、サービス識別子の規制率cc%が適用される場合、bb%とcc%との平均値が規制率として算出される。
4.各規制率に重みつけを行い、規制率を算出
規制情報から抽出された規制率を重複して適用する場合に、上記2.で説明した計算方法ではなく、各規制率に重みづけを行った上で規制率を算出する方法が考えられる。
例えば、アプリケーションAに対してQCIの規制率bb%、サービス識別子の規制率cc%が適用される場合、最初に規制率bb%を用いて規制対象になるかを判断し、規制対象にならないと判断された場合、規制率cc%に重み付け係数(x)を乗算した規制率cc×x%を用いて規制対象になるかを判断し、それでも規制対象にならないと判断された場合に、規制対象としないようにする方法である。この場合、適用される規制率は、100−((100−bb%)×(100−cc×x%))の計算式を用いて計算することができる。重みづけ係数は、パラメータごとに異なる係数(x、y、z)を適用するようにしてもよい。例えば、3つのパラメータが規制情報に該当する場合、100−((100−bb%)×(100−cc×x%)×(100−dd×y%))の計算式が用いられるようにして、4つのパラメータが規制情報に該当する場合、100−((100−aa%)×(100−bb×x%)×(100−cc×y%)×(100−dd×z%))の計算式が用いられるようにしてもよい。
3つのパラメータが規制情報に該当する場合の具体例について説明する。例えば、QCIの規制率60%、サービス識別子の規制率60%、DL−GBRの規制率60%が適用され、重みづけ係数xを1/3、yを1/6とした場合、規制率は、100−(100−60%)×(100−20%)×(100−10%)=約71%になる。
一方、重みづけを行わずに2.に示す計算方法で規制率を計算した場合、100−(100−60%)×(100−60%)×(100−60%)=約94%になる。すなわち、各規制率に重みづけを行うことで、単純に重複して規制率を適用する場合と比較して、適用される規制率が緩和されることになる。
なお、各規制率に重みづけを行う方法は、上記に限られず、様々な方法が考えられる。例えば、全ての規制率に対して重みづけが行われるようにしてもよいし、任意のパラメータに係る規制率のみに対して重みづけが行われるようにしてもよい。また、規制率が所定の閾値以上である場合に限り重みづけが行われるようにしてもよい。また、報知情報に重みづけを示す情報を含めるようにしておき、当該情報に基づいて重みづけが行われるようにしてもよい。
ステップS107で、判定部16は、ステップS103で選択したレコードに含まれるアプリケーション識別子と、ステップS106で算出された規制率とを対応づけて規制リストに格納する。
ステップS108で、判定部16は、アプリケーションリストに含まれる全てのレコードに対して、ステップS104乃至ステップS107の処理手順を行ったか否かを確認する。全てのレコードに対して、ステップS104乃至ステップS107の処理手順を行った場合は、ステップS109の処理手順に進み、全てのレコードに対して、ステップS104乃至ステップS107の処理手順を行っていない場合は、ステップS103の処理手順に戻り、次のレコードに対してステップS104乃至ステップS107の処理手順を行う。すなわち、アプリケーションリストに含まれる全てのレコードに対してステップS104乃至ステップS107の処理手順が行われることになる。
ステップS109で、判定部16は、ステップS104乃至ステップS107の処理手順により生成された規制リストを抑止部18に通知する。なお、判定部16は、抑止部18がアプリケーション13に含まれる場合、各抑止部18の各々に対し、抑止部18が含まれるアプリケーション13に対応する規制率のみを含む規制リスト、又は、抑止部18が含まれるアプリケーション13に対応する規制率を送信する。
(判定部の処理手順(変形例))
図9は、第一の実施の形態に係る判定部の処理手順(変形例)の一例を示すフローチャートである。図9を用いて、判定部16が規制リストを生成する処理について説明する。
ステップS201で、判定部16は、報知情報読取部15より規制情報の通知を受ける。本変形例における規制情報には、複数のパラメータ(優先度識別子、QCI識別子、サービス種別識別子、DL−GBR)と、規制率とが含まれている。
ここで、本変形例における規制情報の具体例について説明する。
図10は、報知情報に含まれる規制情報(変形例)の一例を示す図である。図10に示す規制情報は、優先度識別子が「3」以上であるアプリケーション13は規制非適用であり、優先度識別子が「3」未満であるアプリケーション13には規制が適用されることを示している。また、QCI識別子が「1」又は「2」であるアプリケーション13には規制が適用され、それ以外のQCI識別子であるアプリケーション13は規制非適用であることを示している。また、サービス種別が「IMS」であるアプリケーション13には規制が適用され、それ以外のサービス種別識別子であるアプリケーション13は規制非適用であることを示している。また、DL−GBRが「500kbps以上」であるアプリケーション13には規制が適用され、DL−GBRが「500kbps未満」のアプリケーション13は規制非適用であることを示している。規制率は、規制が適用される場合の規制率(ee%)を示している。すなわち、本変形例に係る規制情報は、図8の規制情報と異なり、パラメータ毎に規制率が指定されるのではなく、全体で一つの規制率のみが指定される。図9に戻り説明を続ける。
ステップS202で、判定部16は、アプリケーションリスト記憶部17よりアプリケーションリストを取得する。
ステップS203で、判定部16は、ステップS102で選択したアプリケーションリストから、いずれか1つのレコードを選択する。ここで、ステップS203で選択されたアプリケーション13に対して規制が適用されるか否かを判断する方法として2通りが考えられる。例えば、規制情報に含まれる全てのパラメータに対して規制適用と判断される場合に限り、規制が行われるようにする方法(パターンA)と、規制情報に含まれる全てのパラメータのうち、少なくともいずれか1つのパラメータに対して規制適用と判断される場合、規制が行われるようにする方法(パターンB)である。パターンAの場合、ステップS204及びステップS205の処理手順が行われ、パターンBの場合、ステップS206及びステップS207の処理手順が行われる。判定部16は、例えば、予めネットワーク装置から指示された情報に基づいてパターンA及びパターンBのうちどちらの処理方法を適用するのかを判断するようにしてもよいし、端末内に予め保持されている指示情報に基づいてパターンA及びパターンBのうちどちらの処理方法を適用するのかを判断するようにしてもよい。
ステップS204で、判定部16は、ステップS203で選択したレコードに含まれる各パラメータ(優先度識別子、QCI識別子、サービス種別識別子、DL−GBR)と、規制情報に含まれている各パラメータとをそれぞれ比較し、規制情報に含まれる全てのパラメータに該当するかを確認する。全てのパラメータに該当する場合、ステップS205の処理手順に進み、それ以外の場合、ステップS208の処理手順に進む。
ステップS205で、判定部16は、規制情報から規制率を抽出し、ステップS203で選択したレコードに含まれるアプリケーション識別子と、抽出した規制率とを対応づけて規制リストに格納する。
ステップS206で、判定部16は、ステップS203で選択したレコードに含まれる各パラメータ(優先度識別子、QCI識別子、サービス種別識別子、DL−GBR)と、規制情報に含まれている各パラメータとをそれぞれ比較し、規制情報に含まれる全てのパラメータのうち少なくとも1つ以上のパラメータに該当するかを確認する。少なくとも一つ以上のパラメータに該当する場合、ステップS207の処理手順に進み、それ以外の場合、ステップS208の処理手順に進む。
ステップS207で、判定部16は、規制情報から規制率を抽出し、ステップS203で選択したレコードに含まれるアプリケーション識別子と、抽出した規制率とを対応づけて規制リストに格納する。
ステップS208で、判定部16は、アプリケーションリストに含まれる全てのレコードに対して、ステップS204乃至ステップS207の処理手順を行ったか否かを確認する。全てのレコードに対して、ステップS204乃至ステップS207の処理手順を行った場合は、ステップS209の処理手順に進み、全てのレコードに対して、ステップS204乃至ステップS207の処理手順を行っていない場合は、ステップS203の処理手順に戻り、次のレコードに対してステップS204乃至ステップS207の処理手順を行う。すなわち、アプリケーションリストに含まれる全てのレコードに対してステップS204乃至ステップS207の処理手順が行われることになる。
ステップS209の処理手順は、図7のステップS109の処理手順と同一であるため説明は省略する。
(処理シーケンス)
図11は、第一の実施の形態に係る通信システムの処理シーケンスの一例を示す図である。図11を用いて、ネットワーク装置からの指示によりアクセス規制が行われる場合の処理手順(S301乃至S306)、及び、アプリケーション13が通信中にアクセス規制が行われる場合の処理手順(S307乃至S310)について説明する。
ステップS301で、ネットワーク装置は、例えば、ネットワーク装置が高負荷状態にあることを検出した場合又は運用者の指示を受けた場合など、端末からのアクセスを規制したい場合に、規制情報を含む報知情報を制御チャネルに含めて送信する。
ステップS302で、端末の判定部16は、ステップS301で受信した規制情報と、アプリケーションリストとに基づいて規制リストを作成する。
ステップS303で、任意のアプリケーション13が、ネットワーク装置又はサーバ等との間で通信を開始する。
ステップS304で、端末の抑止部18は、ステップS302で作成された規制リストに含まれる規制率に基づき、当該アプリケーション13の通信を許可するか否かを判断する。通信を許可する場合はステップS305の処理手順に進む。
ステップS305で、端末の通信制御部14は、ネットワーク装置との間で通信ベアラを確立し、確立した通信ベアラを介して、アプリケーション13がネットワーク装置又はサーバと送受信する信号を中継する(S306)。なお、通信制御部14は、既にネットワーク装置との間で通信ベアラが確立されている場合は、既に確立されている通信ベアラを用いるようにしてもよい。また、例えば、プリザベーション機能により無線ベアラのみが解放されている場合、通信制御部14は、無線ベアラのみを確立するようにしてもよい。
ステップS307で、ネットワーク装置は、例えば、ネットワーク装置が高負荷状態にあることを検出した場合又は運用者の指示を受けた場合など、端末からのアクセスを規制したい場合に、報知情報を制御チャネルに含めて送信する。
ステップS308の処理手順は、ステップS302と同一であるため説明は割愛する。
ステップS309で、通信中のアプリケーション13が存在する場合、端末の抑止部18は、ステップS302で作成された規制リストに含まれる規制率に基づき、アプリケーション13の通信を中止させるか否かを判断する。通信を中止させる場合はステップS310の処理手順に進む。
ステップS310で、端末の抑止部18は、アプリケーション13とネットワーク装置との間で行われている通信を抑止する。なお、端末の抑止部18は、通信中のアプリケーション13に対して通信を中止させるように指示するようにしてもよい。又は、端末の抑止部18は、通信制御部14又はOS12に対して、当該アプリケーション13からの通信データがネットワーク装置に向けて送信される前に、当該通信データを破棄させるように指示するようにしてもよい。
なお、ステップS309及びステップS310の処理手順は必ずしも実施されなくてもよい。既に通信中のアプリケーション13に対してアクセス規制を行う必要が無い場合も想定され得るからである。
<効果>
以上、第一の実施の形態に係る通信システムにおいて、ネットワーク装置は複数のパラメータを含む規制情報を、報知情報を介して端末に送信し、端末は規制情報とアプリケーション13ごとの特徴を規定するアプリケーションリストとを比較することで、アプリケーション13単位でのアクセス規制を行うことができるようにした。複数のパラメータを用いて規制を行うことができるようにしたことで、実施の形態に係る通信システムは、ACDCのように単一のパラメータに基づいてアクセス規制を行う場合と比較して、規制対象のアプリケーション13を客観的な視点に基づいて指定することが可能になる。
また、第一の実施の形態に係る通信システムは、複数のパラメータの規制率を重複して適用する場合に、各規制率に対して重みづけを行った上で規制率を算出することができるようにした。これにより、複数のパラメータの規制率が適用されるアプリケーション13が、単独のパラメータの規制率のみが適用されるアプリケーション13と比較して、通信できる確率(疎通率)が低くなり過ぎないようにすることができる。すなわち、複数のパラメータの規制率が適用されるアプリケーション13が単独のパラメータの規制率のみが適用されるアプリケーション13よりも不利に扱われる(通信出来る確率が非常に低くなる)という問題を防止することができる。
また、第一の実施の形態に係る通信システムは、アプリケーション13が通信中の場合にアクセス規制が行われた場合であっても、アプリケーション13の通信を抑止することを可能にした。これにより、実施の形態に係る通信システムは、ネットワーク装置が高負荷である場合に、ネットワーク装置の負荷を効率的に抑えることが可能になる。
[第二の実施の形態]
次に、第二の実施の形態について図面に基づいて説明する。
なお、第一の実施の形態と同一構成部分についての説明は省略する。また、特に言及しない点については、第一の実施の形態と同様でよい。
<概要>
第二の実施の形態に係る通信システムは、複数の契約種別に対応づけられた複数のアプリケーションリストを保持すると共に、規制判断に利用されるアプリケーションリストを、利用者の規制種別に基づいて選択するようにする。
<機能構成>
図12は、第二の実施の形態に係る端末の機能構成の一例を示す図である。第二の実施の形態に係る端末は、無線信号処理部10と、モデム11と、OS12(Operating System)と、アプリケーション13と、USIM21(Universal Subscriber Identity Module)カードとを含む。また、モデム11は、通信制御部24と、報知情報読取部15とを含む。また、通信制御部24は、アプリケーションリスト記憶部17と、抑止部18と、判定部26とを含む。また、USIM21は、契約情報記憶部22を含む。なお、抑止部18は、必ずしも通信制御部24に含まれるようにする必要は無く、OS12、アプリケーション13又は通信制御部24のうちいずれか1つに含まれるようにしてもよい。なお、図12は、端末において本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともGSM、3G又はLTEに準拠した動作を行うための図示しない機能も含むものである。また、図12に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。
契約情報記憶部22は、例えば、USIM21内の記憶領域を用いて実現され、契約情報を記憶する。ここで、契約情報は、USIM21に対応づけられる利用者の契約種別である。契約種別は、例えば、一般契約、法人契約、子供向け契約というような利用形態に応じた契約種別でもよいし、通話し放題プランA、パケット通信し放題プランBというような料金プランに応じた契約種別でもよいし、一般端末向け契約、MTC(Machine Type Communication)向け契約などでもよい。契約情報には、これらの契約種別のうちいずれか一つの契約種別が設定される。
なお、契約情報記憶部22は、USIM21に代えて、端末内のメモリ、又はモデムに含まれるメモリ等を用いて実現されるようにしてもよい。
通信制御部24は、ネットワーク装置からOTA(Over The Air)により契約種別の変更が通知された場合、契約情報記憶部22に記憶されている契約情報を、通知された契約種別で更新する。また、通信制御部24は、OTAの代わりに、例えばアタッチ処理又は位置登録処理等を行うタイミングでネットワーク装置から契約種別を受信し、受信した契約種別を契約情報記憶部22に記憶されている契約情報に格納するようにしてもよい。
判定部26は、アプリケーションリストと契約情報に設定されている契約種別とを比較して、規制の判定に用いるアプリケーションリストを特定する。また、判定部26は、特定したアプリケーションリストを用いて、第一の実施の形態に係る判定部16と同様の処理を行う。
図13は、第二の実施の形態に係る端末の機能構成(変形例)の一例を示す図である。図13に示す機能構成(変形例)の一例では、OS12が、判定部26とアプリケーションリスト記憶部17と抑止部18とを有する。各機能部が行う動作は、図12と同様であるため説明は割愛する。
図14は、第二の実施の形態に係るアプリケーションリストの一例を示す図である。図14に示すように、第二の実施の形態に係るアプリケーションリストは、各契約種別の各々に対応づけられた複数のアプリケーションリストを含んでいる。
<処理手順>
第二の実施の形態に係る判定部26は、契約情報に設定されている契約種別に対応するアプリケーションリストを用いて規制判定を行う。例えば、契約情報に「契約種別A」が設定されている場合、判定部26は、アプリケーションリストのうち、契約種別Aであるアプリケーションリストを用いて規制判定を行う。同様に、契約情報に設定されている契約種別が「契約種別D」であった場合、判定部26は、アプリケーションリストのうち、契約種別Dであるアプリケーションリストを用いて規制判定を行う。他の処理手順は、第一の実施の形態と同一であるため説明は省略する。
<効果>
以上、第二の実施の形態に係る通信システムは、複数の契約種別に対応づけられた複数のアプリケーションリストを保持すると共に、規制判断に利用されるアプリケーションリストを、利用者の規制種別に基づいて選択するようにするようにした。これにより、第二の実施の形態に係る通信システムは、利用者の契約種別に応じた適切なアクセス規制を行うことができる。
以上、第二の実施の形態に係る通信システムは、契約情報記憶部22に記憶されている契約情報を、例えばOTAを用いて更新すること、又は、アタッチ処理若しくは位置登録処理等を行うタイミングでネットワーク装置から受信することを可能にした。これにより、第二の実施の形態に係る通信システムは、利用者の契約種別が変更された場合でも、利用者の契約種別に応じた適切なアクセス規制を行うことができる。
<実施形態の補足>
以上、第一の実施の形態及び第二の実施の形態に係るアプリケーションリストには、アプリケーション13の特徴を規定するために用いられるパラメータとして、優先度識別子と、QCI(QoS(Quality of Service) Class Identifier)識別子と、サービス種別識別子と、DL−GBRとを保持するようにしたが、他のパラメータを保持することもできる。例えば、UL(Uplink)−GBR、MBR(Maximum Bit Rate)などのパラメータを更に保持するようにしてもよい。
以上、第二の実施の形態において、図7のステップS106の処理手順を行う場合に、契約種別に応じて異なる重みづけ係数が用いられるようにしてもよい。また、S105の処理手順(単独のパラメータに該当する場合)において、契約種別に応じた重みづけ係数を予め定めておき、契約種別に対応する重みづけ係数を乗算した規制率を適用するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明は実施の形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能構成図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。
以上、実施の形態の全部又は一部は、プログラムによって実装され得る。このプログラムは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
なお、各実施の形態において、報知情報に含まれる規制情報のパラメータは、規制指示の一例である。通信制御部14、報知情報読取部15、又は通信制御部24は、受信手段の一例である。アプリケーションリストは、制御情報の一例である。優先度識別子、QCI識別子、サービス種別識別子及びDL−GBRは、識別子の一例である。判定部16又は判定部26は、判定手段の一例である。アプリケーションリスト記憶部17又は契約情報記憶部22は、記憶手段の一例である。抑止部18は、通信制御手段の一例である。
10 無線信号処理部
11 モデム
12 OS
13 アプリケーション
14 通信制御部
15 報知情報読取部
16 判定部
17 アプリケーションリスト記憶部
18 抑止部
21 USIM
22 契約情報記憶部
24 通信制御部
26 判定部

Claims (7)

  1. ネットワーク装置と通信し、1以上のアプリケーションがインストールされた端末であって、
    前記1以上のアプリケーションと、前記1以上のアプリケーションの各々の特徴を規定するために用いられる複数の識別子とが対応づけられた制御情報を記憶する記憶手段と、
    前記ネットワーク装置から、前記複数の識別子ごとの規制指示を含む規制情報を受信する受信手段と、
    前記規制情報と前記制御情報とに基づいて、前記1以上のアプリケーションによる通信を許可するか又抑止するかの判定を行う判定手段と、
    を有し、
    前記規制情報は、前記複数の識別子ごとの規制指示の各々に対応づけられた規制率を含み、
    前記判定手段は、前記ネットワーク装置から受信した前記規制情報に含まれる前記規制率に重みづけを行い、重みづけを行った前記規制率に基づいて、前記1以上のアプリケーションによる通信を許可するか又抑止するかの判定を行う端末。
  2. 前記判定手段は、前記制御情報と前記規制情報とを比較し、前記複数の識別子が、前記複数の識別子ごとの規制指示のうち少なくとも2つ以上の規制指示に該当する場合、該当する前記2つ以上の規制指示に対応する前記規制率の各々を異なる割合で重みづけを行う、請求項1に記載の端末。
  3. 前記判定手段による前記判定に基づいて前記通信を制御する通信制御手段を更に有し、
    前記通信制御手段は、前記アプリケーションが通信中の場合であって、前記判定手段が前記通信を抑止するとの判定を行った場合、前記アプリケーションによる通信を抑止するように制御する、請求項1又は2に記載の端末。
  4. 前記記憶手段は、当該端末の契約種別と、複数の契約種別の各々に対応づけられた前記制御情報とを記憶し、
    前記判定手段は、当該端末の契約種別に対応する前記制御情報に基づいて、前記1以上のアプリケーションによる通信を許可するか又抑止するかの判定を行う、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の端末。
  5. 前記受信手段は、前記ネットワーク装置から、当該端末の契約種別を変更するとの指示を受信し、前記記憶手段に格納されている当該端末の契約種別を、受信した当該端末の契約情報に更新する、請求項4に記載の端末。
  6. ネットワーク装置と通信し、1以上のアプリケーションがインストールされた端末であって、
    前記1以上のアプリケーションと、前記1以上のアプリケーションの各々の特徴を規定するために用いられる複数の識別子とが対応づけられた制御情報を記憶する記憶手段と、
    前記ネットワーク装置から、前記複数の識別子ごとの規制指示を含む規制情報を受信する受信手段と、
    前記規制情報と前記制御情報とに基づいて、前記1以上のアプリケーションによる通信を許可するか又抑止するかの判定を行う判定手段と、
    前記判定手段による前記判定に基づいて前記通信を制御する通信制御手段と、
    を有し、
    前記通信制御手段は、前記アプリケーションが通信中の場合であって、前記判定手段が前記通信を抑止するとの判定を行った場合、前記アプリケーションによる通信を抑止するように制御する端末。
  7. ネットワーク装置と通信し、1以上のアプリケーションがインストールされた端末が実行する通信規制方法であって、
    前記1以上のアプリケーションと、前記1以上のアプリケーションの各々の特徴を規定するために用いられる複数の識別子とが対応づけられた制御情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記ネットワーク装置から、前記複数の識別子ごとの規制指示を含む規制情報を受信する受信ステップと、
    前記規制情報と前記制御情報とに基づいて、前記1以上のアプリケーションによる通信を許可するか又抑止するかの判定を行う判定ステップと、
    を有し、
    前記規制情報は、前記複数の識別子ごとの規制指示の各々に対応づけられた規制率を含み、
    前記判定ステップは、前記ネットワーク装置から受信した前記規制情報に含まれる前記規制率に重みづけを行い、重みづけを行った前記規制率に基づいて、前記1以上のアプリケーションによる通信を許可するか又抑止するかの判定を含む通信規制方法。
JP2015033904A 2015-02-24 2015-02-24 端末及び通信制御方法 Active JP6375245B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015033904A JP6375245B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 端末及び通信制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015033904A JP6375245B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 端末及び通信制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016158063A JP2016158063A (ja) 2016-09-01
JP6375245B2 true JP6375245B2 (ja) 2018-08-15

Family

ID=56826402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015033904A Active JP6375245B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 端末及び通信制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6375245B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005252390A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Sharp Corp 通信端末装置、制御方法、管理装置、管理方法、管理システム、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
EP2151984A4 (en) * 2007-05-31 2010-10-20 Ntt Docomo Inc COMMUNICATION DEVICE, COMMUNICATION SYSTEM AND RESTRICTION PROCESS
JP6240387B2 (ja) * 2013-01-18 2017-11-29 株式会社Nttドコモ 移動局
HUE038867T2 (hu) * 2013-03-29 2018-12-28 Intel Ip Corp WLAN kiválasztási irányelv vezérlés barangolási (roaming) szcenáriókban

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016158063A (ja) 2016-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240121702A1 (en) Access control in 5g nr
KR101698285B1 (ko) Ims 기반 서비스 연결 방법
US9628940B2 (en) Class identification methods for machine-to-machine (M2M) applications, and apparatuses and systems using the same
JP6055218B2 (ja) 移動通信システム、ネットワーク装置、移動局及び移動通信方法
US9060294B2 (en) System and method for throttling downlink data notifications in a network environment
JP6745353B2 (ja) 無線アクセス制御方法、装置およびシステム
US9706570B2 (en) Apparatus, method and computer program for communicating via a plurality of networks
KR102183654B1 (ko) 제3자 서버가 문제에 직면하는 경우 애플리케이션으로부터의 트래픽의 제어
KR20130018897A (ko) 네트워크 혼잡 제어 시스템 및 방법
KR20140140595A (ko) 그래뉼러 네트워크 액세스 제어 및 그 방법
KR101992278B1 (ko) 무선 통신 시스템 및 그 무선 통신 시스템에서 과부하 제어를 위한 rrc 연결 방법
CN104221423A (zh) 管理高网络负载情况的网络控制的自适应终端行为
US9084176B2 (en) Long term evolution network admission management
KR20190085061A (ko) 무선 통신 시스템을 위한 액세스 카테고리 처리
WO2014185832A1 (en) Mobility in mobile communications network
US20140036778A1 (en) Gateway relocation control method and control device in mobile communication system
CN111919501A (zh) 专用承载管理
JP2020506596A (ja) アクセス方法及び端末
US11864026B2 (en) Systems and methods for access barring based on slice information
CN104081864A (zh) 用于基于优先级的会话和移动性管理双优先级mtc设备的***和方法
JP6375245B2 (ja) 端末及び通信制御方法
JP5953171B2 (ja) 通信方法および通信システム
JP6609623B2 (ja) ユーザ装置及び規制方法
US20210297941A1 (en) Mobile network operator selection
JP5953170B2 (ja) 通信方法および通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6375245

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250