JP6375097B2 - 放射線治療計画装置及び治療計画方法 - Google Patents

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Description

本発明は放射線治療計画装置及び治療計画方法に関する。
放射線治療では標的となる腫瘍細胞に対して放射線を照射することによって治療を行う。放射線を用いる治療の中ではX線が最も広く利用されているが、標的への線量集中性が高い陽子線や炭素線に代表される粒子線(荷電粒子ビーム)を利用した治療への需要も高まっている。
放射線治療では、過度の照射や照射量の不足は腫瘍以外の正常組織への副作用や腫瘍の再発につながる可能性がある。腫瘍領域に対してできるだけ正確に、できるだけ集中するように指定した線量を照射することが求められる。
IMRT(Intensity Modulated Radiation Therapy)と呼ばれるX線を用いた治療では、コリメータ形状を変化させつつ多方向から照射することで、複雑な形状の標的領域に照射した場合でも、周辺の正常組織へ照射される線量を最小限に止めることができる。粒子線を用いた治療でも、強度を調整した細いビームを複数の照射角度から多数照射することで、標的領域に一様な線量分布を形成するIMPT(Intensity Modulated Proton Therapy)が実施されている。
IMPTは、スキャニング法を用いて実現される。スキャニング法は細い荷電粒子ビームを、二組の走査電磁石により偏向させ、平面内の任意の位置に導くことで、腫瘍内部を塗りつぶすように照射し、腫瘍領域にのみ高い線量を付与するという方法であり、様々な分布を容易に形成可能である。
IMRTやIMPTでは、実際の照射前に放射線治療計画装置を用いて計画を作成する過程が極めて重要となる。放射線治療計画装置はCT画像等から得られる患者体内の情報を基に、患者体内での線量分布を数値計算によりシミュレートする。操作者は放射線治療計画装置の計算結果を参照しながら、放射線を照射する方向やエネルギー,照射位置,照射量等の照射条件を決定する。以下にその一般的な過程を簡単に述べる。
操作者は、はじめに放射線を照射すべき標的領域を入力する。主としてCT画像を用い、画像の各スライスに標的となる領域を入力する。入力したデータは、操作者が放射線治療計画装置に登録することで、3次元の領域データとして放射線治療計画装置上のメモリに保存される。必要があれば、重要臓器の位置も同様に入力し、登録する。
次に、操作者は、登録した各々の領域について目標とすべき線量値となる処方線量を設定する。設定は先に登録された標的領域、および重要臓器に対して行う。例えば、標的領域であれば腫瘍を壊死させるのに十分な線量が指定される。多くの場合、標的領域に照射されるべき線量の最小値と最大値を指定する。一方、重要臓器に関しては、耐えうる最大の線量値として許容線量を定める。
操作者に指定された線量分布を実現するためのビーム照射位置や照射量は、放射線治療計画装置により決定される。通常は、初めに照射位置を決定し、その後、操作者の入力した線量分布条件を満たすように照射量を決定する。
照射量を効率よく決定する方法として、非特許文献1に記載のように処方線量からのずれを数値化した目的関数を用いる方法が広く採用されている。目的関数は線量分布が処方線量を満たすほど小さな値となるように定義されており、これを最小にするような照射量を反復計算により探索することで、最適とされる照射量を算出する。
この結果、処方線量を満たす線量分布を得る照射量が算出できるが、非特許文献2及び非特許文献3に記載されているように、患者の位置決めの不確定性(位置決め誤差)や、呼吸による標的の移動(呼吸移動誤差)、CT値を水等価厚に変換する際の不確定性(飛程誤差)などの多くの不確定性が存在する。
上記の不確定性により、実際に照射した場合の患者体内での線量分布が、立案した治療計画の線量分布と一致しない可能性もある。特にIMRTやIMPTでは、複数の照射方向から不均一な線量分布を形成し足し合わせることで所望の線量分布を形成するため、これらの不確定性の影響が顕著となり得る。
治療計画立案時の不確定性の影響を軽減するため、各領域(標的領域や重要臓器)の線量と処方線量の乖離以外の特性に着目したいくつかの手法が提案されている。例えば、非特許文献4では、標的に照射するビームの飛程がランダムに変化すると仮定した上で、ビームが付与する線量及び目的関数の値を計算し、最適化計算を行うことで、飛程の不確定性に対する線量分布の感度を低減する。また、非特許文献5では、飛程誤差に加え位置決め誤差が発生した場合の線量分布を複数条件で計算し、計算された各領域の線量と処方線量との乖離の最大値の情報を目的関数の項に加え、最適化計算を行うことで、飛程誤差及び位置決め誤差が発生した場合の、各領域の線量と処方線量との乖離の最大値を低減し、飛程及び位置決めの不確定性などに対する線量分布の感度を低減できる。
一方で、不確定性の影響が大きいと経験的に判断した領域への照射を抑制することでも、計画の不確定性への感度を低減できる。例えば、金属アーチファクトの発生部分や、骨の近傍のように密度変化の大きい領域では飛程誤差が大きいと操作者が判断できれば、その領域への照射を抑制した治療計画を作成すればよい。
ここで、ある領域の照射量を単純に抑制しただけでは、処方線量と大きく乖離した線量分布となる可能性がある。そのため、放射線治療計画装置は、線量分布を処方線量に近づけつつ、特定の領域への照射量を可能な限り抑制する計画を作成する必要がある。しかし、従来の放射線治療計画装置は線量分布を目標に近づけるように制御することが可能であったが、特定の領域への照射量を最適化計算時に直接制御する機能を持った治療計画装置はこれまでなかった。
上記課題は、放射線治療を行うための治療計画情報を作成する放射線治療計画装置において、操作者が処方線量や照射角度等を入力する入力装置と、入力装置の入力結果に基づき演算処理を行い、線量分布を処方線量に近づけるように照射条件を決定し、治療計画情報を作成する演算装置と、治療計画情報を表示する表示装置とを備え、演算装置は、放射線の照射位置によって定まる照射量抑制への要求度を表わす指標を照射位置毎に設定し、照射条件の決定時に、前記指標を用いて照射量を制御することを特徴とする放射線治療計画装置によって解決できる。
本発明によれば、治療計画立案上の不確定性に起因する患者体内での線量分布の悪化を抑制した照射条件の作成が可能となる。
本発明の好適な一実施形態により治療計画が立案されるまでの流れを表す図である。 本発明の好適な一実施形態において本発明装置の処理の流れを表す図である。 本発明の好適な一実施形態である治療計画装置の構成を示す説明図である。 CTデータのスライス内における標的領域および重要臓器の入力を説明する図である。 実施形態におけるスポット位置の選択方法の手順を示す説明図である。 実施形態におけるCTデータの任意の位置における水等価深さの算出方法の手順を示す説明図である。 実施形態における粒子線の停止位置の情報を算出する方法の手順を示す説明図である。 実施形態における標的領域への位置決め誤差に関するスコアの算出方法の手順を示す説明図である。 実施形態における重要臓器への飛程誤差に関するスコアの算出方法の手順を示す説明図である。 表示装置上で患者CTデータ上にビームの停止位置を重ねて表示した図である。図中の点の大きさは各スポットに設定したスコアの大きさを表わす。
以下に本発明の放射線治療計画装置及び治療計画方法の実施の形態を、図面を用いて説明する。
本実施形態の放射線治療計画装置301を、図1乃至図3を用いて説明する。本実施形態の治療計画装置301は、スキャニング照射法による粒子線治療の治療計画を前提として説明するが、X線やガンマ線などの他の放射線を用いた放射線治療の治療計画を作成する場合にも適応可能である。
図1は、本実施形態の放射線治療計画装置(以下、治療計画装置)301を用いた場合の治療計画立案の流れを示す図である。図2は、本実施形態の治療計画装置301の処理の流れを示す図であり、図1のステップ105(治療計画装置の自動計算のステップ)を詳細に示す図である。図3は、治療計画装置301の全体構成を示す図である。
治療計画装置301は、図3に示すように、入力装置302,表示装置303,メモリ304,演算処理装置305,通信装置306を備える。演算処理装置305が、入力装置302,表示装置303,メモリ(記憶装置)304,通信装置306に接続される。治療計画装置301は、ネットワークを介してデータサーバ307と接続されている。具体的には、治療計画装置301の通信装置306が、ネットワークを介してデータサーバ307に接続されてデータのやりとりをする。
治療される患者は、予めCT装置を用いて治療計画用CT画像を撮像されている。CT装置で撮像された治療計画用CT画像に関するデータ(CTデータ)は、データサーバ307に保存されている。このCTデータは、ボクセルと呼ばれる小さな領域ごとにCT値が記録された3次元のデータである。治療計画装置301は、このCTデータを利用して治療計画を立案する。
操作者である医療従事者(技師や医師)が、入力装置302から患者情報(患者ID)を入力すると、治療計画装置301は患者IDに相当する患者の治療計画情報の作成を開始する(ステップ101)。まず、入力装置302は、入力された患者IDを演算処理装置305に出力する。演算処理装置305は、入力された患者IDに基づいて、データサーバ307から対象となる患者のCTデータを読み込む。すなわち、治療計画装置301は、通信装置306に接続されたネットワークを通じて、データサーバ307から患者IDに対応する患者のCTデータを受け取り、メモリ304に記憶させる。また、治療計画装置301は、受け取ったCTデータに基づいて治療計画用のCT画像を作成し、表示装置303に表示させる。表示装置303は、患者の患部を含む領域を複数の層に分割した各スライス(各層)での画像を表示する。
操作者は、表示装置303に表示されたCT画像を確認しながら、入力装置302(マウス等の機器)を用いて、CT画像のスライス毎に、標的として指定すべき領域(標的領域)を入力する。この標的領域とは、例えば、操作者が患者の腫瘍領域であると判断した領域を含む、粒子線を照射すべきと判断した領域である。全てのスライスに対する標的領域の入力が終了すると、操作者は入力装置302から入力終了信号を入力する。治療計画装置301はこの入力終了信号を受け取ると、全てのスライスでの標的領域の情報を、メモリ304に記憶して登録する(ステップ102)。メモリ304に登録される情報は、操作者が入力した標的領域を示す3次元の位置情報である。照射線量を極力抑えるべき重要臓器が標的領域の近傍に存在する場合や、他に評価や制御が必要となる領域がある場合、操作者は表示装置303に表示された画像情報に基づいて、これらの重要臓器等の位置情報を入力装置302から入力する。この重要臓器等の位置情報は、標的領域の情報と同様、メモリ304に記憶して登録される。図4に、CTデータに基づいて生成された、患部を含む任意のスライス(層)401において、入力された標的領域402及び重要臓器等の領域403を表示装置303の表示した一例を示す。
次に、操作者は、照射方向を指定する。複数方向からの照射を行う場合には、複数の角度を選択する。この他に操作者が決定すべき照射のためのパラメータとしては、ステップ102で登録した領域に照射すべき線量値(処方線量)や隣り合うスポット間の間隔がある。処方線量は標的に照射すべき目標となる線量や、重要臓器が避けるべき最大線量が含まれる。横方向のスポット間隔は、荷電粒子ビームのビームサイズと同程度になるように初期値が自動的に決定されるが、操作者により変更することも可能である。操作者は、こうした必要な照射パラメータを設定する(ステップ103)。
操作者は必要な照射パラメータを設定した後、治療計画立案上の不確かさの想定値を設定する(ステップ104)。操作者は入力装置302を用いて、想定される不確かさの大きさをmm単位もしくは%で入力する。
不確かさの想定値が設定された後、治療計画装置301は自動計算を実施する(ステップ201)。まず、演算処理装置305は、メモリ304に読み込まれたCTデータと、操作者の入力した領域情報から照射位置の選択を開始する(ステップ202)。スポット位置の選択方法について、図5を用いて説明する。照射時には標的領域402の重心位置がアイソセンタ(粒子線治療装置の回転照射装置(図示せず)の回転中心位置)501に一致するように位置決めされることが想定される。照射位置は、アイソセンタ501を含み走査中心点(線源)502とアイソセンタ501を結ぶ直線503に垂直な面(アイソセンタ面)504上の座標で定義される。以下では、面504をアイソセンタ面、直線503をビーム中心軸と呼ぶ。例として、図5でアイソセンタ面504上の位置、点505が照射位置として選ばれたとする。治療計画装置301は、線源502と、点505を結ぶ直線506に沿ってビームを照射した場合に、ビームの停止する位置がほぼ標的内となるエネルギーを探索し、そのエネルギー(一種類とは限らない)を点505の位置に照射するエネルギーとして選択する。これをアイソセンタ面504上に設定したすべての照射位置に対して行うことで、標的を照射するのに必要なアイソセンタ面504上の照射位置とエネルギーの組(以下、スポットと表わす)が求まる。
アイソセンタ面504上での照射位置の選択は、隣り合う照射位置の間隔がステップ103で指定された値以下となるように並べられる。最も簡単な方法として、一辺が指定された間隔の正方格子上に並べればよい。
本実施形態の治療計画装置301では各スポットに対して照射量抑制への要求度を表わす指標(以下、スコアと呼ぶ)を設定する(ステップ203)。上述の通り、治療計画立案時の不確定性の例として、位置決め誤差と、飛程誤差がある。位置決め誤差の大きさはおよそ数mm以下、飛程誤差ならばおよそ数%程度である。例えば位置決め誤差が生じた場合、骨などの高密度物質がビーム通過経路周辺に存在するスポットは、高密度物質により飛程が大幅に変動し、標的領域の線量分布の悪化の要因となる。従って位置決め誤差の影響を低減するには、そのスポットのスコアは高く設定される必要がある。また、重要臓器がビーム通過経路周辺に存在するスポットも、位置決め誤差や飛程誤差が生じた場合に重要臓器への線量を増加させるため、スコアが高く設定される必要がある。以下では、標的領域への位置決め誤差に関するスコアと、重要臓器への飛程誤差に関するスコアを例に挙げて、演算処理装置305によるスコアの算出方法について図6乃至図8を用いて説明する。
初めに、治療計画装置301の演算処理装置305はCTデータの任意の位置での水等価厚を算出する。図6を用いて、水等価厚の算出方法を説明する。まず、演算処理装置305はメモリ304に記憶された照射条件の情報のうち、荷電粒子ビームを照射する角度の情報を読み込む。続いて、演算処理装置305は、線源502とアイソセンタ501を結ぶ直線503に垂直な面601を定義し、面601を適切な解像度(通常は数mm以下)で分割する。分割された領域一つ一つをピクセルと呼ぶ。続いて、演算処理装置305は、線源502側からあるピクセル602の中心位置を結ぶ直線603に沿って、決められたステップ(通常はピクセル602と同程度のサイズ)ごとにCTデータのボクセルの値を積算していく。この時、各ボクセルに保持されたCT値は、あらかじめ治療計画装置301のメモリ304に記憶されたテーブルにより、ボクセル内の物質を水に換算した場合の厚みに変換された上で積算される。これを水等価厚と呼ぶ。CT値から水等価厚への変換は、計算前にまとめて行ってもよい。演算装置305は、同様の計算を、ビーム進行方向に垂直な面601を分割したすべてのピクセルに関して行う。この操作により任意の位置での水等価厚が計算される。
続いて演算処理装置305はスポットに照射するビームのビーム停止位置を算出する。算出方法を、図7を用いて説明する。まず、演算処理装置305はメモリ304に保存されているスポットを読み出す。続いて、読み出したスポットのエネルギーに対して、ビーム停止位置(線量分布でピークの表れる位置)までの深さを、メモリ304が保持しているテーブルから読み出す。演算処理装置305は読み出したスポットのスポット位置701と線源502を結ぶ直線702に沿って、決められたステップ(通常はピクセル602と同程度のサイズ)ごとに線源502からの水等価厚を参照し、ビームの停止位置と停止位置が含まれるピクセル(ビーム停止ピクセル)703を算出する。
上述の方法で算出したビーム停止位置及びビーム停止ピクセル703を用いて演算処理装置305はスポット毎にスコアを算出する。標的領域への位置決め誤差に関するスコアを算出する場合について、図7及び図8を用いて説明する。演算処理装置305は、ビーム停止ピクセル703を有しビーム中心軸に対して垂直な面704上でスコアを算出する。演算処理装置305は事前に操作者が設定した、位置決め誤差δ[mm]を読み込む。続いて、演算処理装置305は、面704上の各ピクセルでビーム停止ピクセル703との距離がδ[mm]以下のピクセル801に対して、ビーム停止ピクセルと各ピクセルの水等価深さの差の二乗和を計算し、計算結果をスポットのスコアとして一時的にメモリ304に保存する。従って、ビームの通過経路の周辺のみに高密度物質や低密度物質(骨や空気)が存在する場合、ビームの通過経路上とその周辺における水等価厚の差が大きくなり、スポットのスコアは大きくなる。演算処理装置305は、メモリ304内に保存されている全てのスポットに対してスコアの算出を実施した後、スコアの最大値が1となる様に全スポットのスコアを規格化した後、メモリ304に保存する。
図9を用いて、重要臓器への飛程誤差に関するスコアを算出する場合について説明する。演算処理装置305は、演算処理装置305がメモリ304から読み出したスポットのスポット位置701と線源502を結ぶ直線702に沿ってスコアを算出する。まず、演算処理装置305は、操作者が事前に設定した飛程誤差δR[%]を読み込み、ビーム停止ピクセル703の水等価深さから計算範囲δ[mm]を求める。続いて、演算処理装置305は、ビーム停止ピクセル703からの距離がδ[mm]以下で直線503上のピクセル901に対して、各々のピクセルが102で登録した重要臓器内に存在するか判別し、重要臓器内に存在したピクセルの総数をスポットのスコアとして一時的にメモリに保存する。従って、重要臓器の直前でビームが停止するスポットほど、スコアの値は大きくなる。演算処理装置305は、メモリ304内に保存されている全てのスポットに対してスコアの算出を実施した後、スコアの最大値が1となる様に全スポットのスコアを規格化した後、メモリ304に保存する。
上述の方法で算出したスポットのスコアは視覚的に確認可能である。表示装置303は、照射スポットのエネルギー毎に照射位置を表示する。また、スポットに照射するビームのビーム停止位置を患者のCTスライス画像に重ねて表示することも可能である。表示装置303上で図4のCTデータの中のスライス401にビームの停止位置を重ねて表示した例を、図10に示す。点1001は、スポットに照射したビームがこの位置に停止することを表わす。点のサイズ、または色により、スポット毎に設定されたスコアを表示することもできる。図10ではスコアの大きさを点のサイズで表わしている。
表示装置303上の表示画面上で入力装置302を用いて操作者が任意の領域1002を作成し、作成した領域内のスポットのスコアの値を変更することも可能である。例えば、CTデータ内に金属アーチファクトが発生しており、操作者が金属アーチファクトの発生領域において不確定性が高いと経験的に判断した場合、操作者は入力装置302を用いて、発生領域を覆うようにスコアを設定する領域を作成する。その領域内でビームが停止するスポットに対して、操作者は任意の値をスコアとして設定する。以上のように、領域を指定してスコアを設定することで、複数個のスポットに対してスコアを一度に設定することが可能である。
設定した全てのスポットに対してスコアが設定されると、操作者の指示操作により、治療計画装置301の演算処理装置305は照射量の最適化計算を行う。治療計画装置301は通常、処方線量とのズレを数値化した目的関数を定義し(ステップ204)、これを反復計算により最小化することで目的関数のパラメータである照射量を算出する(ステップ205)。本実施形態の治療計画装置301では、目的関数にスポット毎に設定したスコアを考慮することで、特定のスポットへの照射量を抑制することにより、治療計画立案上の不確定性の影響を低減させる。演算処理装置305は、次のように目的関数を生成(定義)する。
演算処理装置305は、ステップ102で登録した標的領域401内、重要臓器402内それぞれに線量を計算する点をm個及びn個設定する。これらの点における線量値が、ステップ103に操作者により入力された処方線量をできる限り満たさなければならない。ここでは、標的領域401に対応するm個の点に対して目標とする線量値p、重要臓器402に対応するn個の点に対して許容線量値lが設定されたとする。目的関数のパラメータとなる各スポット照射量を要素とするベクトルを
と書く。
の次元は全スポット数kである。次に、標的領域401内のm個の点での線量値を要素とするベクトルを
で表すと、個々のスポットへの照射量
との関係は、下記(式1)で表せる。
行列Aは各スポットへ照射したビームからの標的領域内の点への寄与を表し、メモリ304に記憶されている照射方向やCT画像による体内の情報を基に治療計画装置内の演算処理装置305が算出する。
同様に、重要臓器402内のn個の点での線量値を要素とするベクトル
をとすると、個々のスポットへの照射量
との関係は、下記(式2)で表せる。
演算処理装置305は行列A,行列Bを算出後、ステップ203で各スポットに設定されたスコアを表わすベクトル
を用いて以下のような目的関数を生成する。
ここで、上記(式3)の右辺の第一項にあるwi(1)と第二項にあるwi(2)はそれぞれの点に対応するウエイトであって、ステップ103により、処方線量と共に操作者によって入力される値である。(式3)の右辺の第一項と第二項は、従来の治療計画装置にも存在する部分であり、処方線量を満たすように線量分布を制御するための項である。(式3)の右辺の第一項は標的内の線量を制御する部分となり、m個の点での線量値が目標として設定された処方線量値pに近いほど
は小さくなる。(式3)の右辺の第二項は重要臓器内の線量を制御する項であり、重要臓器内の線量は許容線量lを越えない線量であれば良い。(式3)の右辺の第二項にあるθ(di(2)-l)は階段関数であり、di(2)<lの場合は0、それ以外の場合は1となる。
(式3)の右辺の第三項が、本実施例の特長である各スポットへの照射量を直接的に制御する項である。スコアSiの大きいスポットへの照射量の割合を低下させる程、
は小さくなるため、スコアSiが大きく設定されたスポットでは照射量が低下するよう、Siが小さく設定されたスポットでは照射量が大きくなるよう制御される。治療計画立案上の不確定性の線量分布への影響が大きいスポットに高いスコアを設定することで、不確定性の線量分布への影響を低減可能な照射量
の探索が可能となる。
また、K0は第三項の重要度を表わす。K0の初期値は自動的に設定されるが、操作者により変更することも可能である。K0の値により、線量分布の制御((式3)の第一項、第二項)と、スポットへの照射量の制御((式3)の第三項)とのどちらを優先した解を得るかを選択することができる。操作者がK0に0を設定した場合、(式3)の第三項は無視される。
演算装置305は上記(式3)の目的関数を生成後、反復計算を繰り返すことで、
が最も小さくなる
を探索する。反復計算の具体的な内容の例としては、非特許文献1に詳しい。
スコアとしてビームの通過経路周辺の密度変化量を設定し、最適化計算を実施した場合、密度変化が大きいスポットへの照射量を抑制することが可能となる。従って、位置決め誤差が発生した場合に、通過経路の密度変動により飛程が大きく変動するスポットへの照射量を抑制でき、標的領域の線量分布の悪化を低減することが可能となる。
一方、飛程誤差が発生した場合のビーム通過経路上における重要臓器の存在度をスコアとして設定し、最適化計算を実施した場合、飛程誤差が発生した場合に重要臓器へ線量を付与しやすいスポットへの照射量を抑制することが可能となる。そのため、飛程誤差による重要臓器への過照射を抑制することが出来る。
反復計算により照射量が定まると、治療計画装置301は最終的に得られたスポット位置と各スポットへの照射量を用いて、線量分布を計算する。計算した結果は、表示装置303に表示される(ステップ206、207)。操作者は、指定した線量が標的領域に過不足なく与えられているのかを表示装置303上で確認する(ステップ106)。
標的領域への線量分布の確認には、DVH(Dose Volume Histogram)と呼ばれるヒストグラムも広く利用される。治療計画装置301は演算処理装置305を用いてDVHの値を計算した上で表示装置303に表示する。
操作者は表示装置303に表示された線量分布やDVHを使って線量分布結果を解析し、線量分布が目標とする条件を満たしているか否かを判断する(ステップ107)。望ましくない分布になっていた場合は、ステップ103に戻り、照射条件を設定し直す。これは照射方向やスポット間隔の変更が含まれる。条件を変更した場合は、操作者の指示により治療計画装置301がスポットと照射量を算出し、新しい線量分布結果が表示装置303に表示される。望ましい結果が得られた時点で、治療計画の立案は終了する(ステップ108、ステップ109)。得られた照射条件は、ネットワークを通じてデータサーバ307に保存される。
スキャニング照射には、ある照射位置に規定量のビームを照射後、一度ビームを停止し、次の照射すべき照射位置に移動した後に再び照射を開始するスポットスキャニング方式と、照射位置の移動中にもビームの照射を停止しないラスター方式がある。上述の実施形態では、スポットスキャニング方式を前提として説明した。但し、ラスター方式であっても、照射条件を求める場合には離散的に計算を行うために複数の照射位置を設定する必要があり、本発明の放射線治療計画装置は、ラスター方式を用いる治療の治療計画を作成する場合にも適応可能である。
301 治療計画装置
302 入力装置
303 表示装置
304 メモリ
305 演算処理装置
306 通信装置
307 データサーバ
401 CTデータのスライス
402 標的領域
403 重要臓器
501 アイソセンタ
502 線源
503 ビーム中心軸
504 アイソセンタ面
506 点505と線源502を結ぶ直線
601 ビーム中心軸に垂直な面
602 面601を分割したピクセルの一つ
603 ピクセル603の中心位置と線源502を結ぶ直線
701 照射スポットの一つ
702 照射スポット701と線源502を結ぶ直線
703 照射スポット702に照射したビームのビーム停止ピクセル
704 ピクセル703を有しビーム中心軸に対して垂直な面
801 ピクセル703との距離がδ[mm]以下のピクセル
901 ピクセル703からの距離がδ[mm]以下で直線503上のピクセル

Claims (3)

  1. 放射線治療を行うための治療計画情報を作成する放射線治療計画装置において、
    操作者が処方線量と照射角度と放射線の照射位置に基づいて定まる照射量抑制への要求度を表わす指標を設定する任意領域とを入力する入力装置、
    前記処方線量と前記照射角度とに基づいて演算した線量分布が前記処方線量に近づくように照射条件を決定し、治療計画情報を作成する演算装置及び、
    前記治療計画情報を表示する表示装置を備え、
    前記演算装置は、照射対象のCTデータのCT値から前記指標を算出して設定した後に、前記照射対象のうち前記任意領域に含まれる照射位置に対して前記照射位置毎の前記指標変更されると、(式4)を用いて前記処方線量と照射量とのズレを数値化した目的関数
    を算出し、前記目的関数に基づいて前記照射条件を決定し、
    前記(式4)において、mは前記対象領域に設定される点の個数、nは前記対象領域内の重要臓器に設定される点の個数、kはスポット数、pは前記処方線量、w (1)とw (2)はそれぞれの点に対応するウエイト、d (1)はそれぞれの点における線量値、lは前記重要臓器における許容線量、d (2)はそれぞれの点における線量値、K は(式4)における右辺の第三項の重要度、Sは前記指標、xはスポットiにおける照射量、を示し、
    前記(式4)のθ(d (2)−l)は段階関数であり、d (2)<lの場合は0、それ以外の場合は1であることを特徴とする放射線治療計画装置。
  2. 前記演算装置は、前記照射位置と密度情報に基づいて前記指標を決定することを特徴とする請求項1に記載の放射線治療計画装置。
  3. 前記演算装置は、設定した前記指標の情報を表示させることを特徴とする請求項1に記載の放射線治療計画装置。
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