JP6370466B1 - ホヤ自動選別用洗浄及び整列装置 - Google Patents

Abstract

【課題】単一ホヤを等級別に自動分類し、洗浄及び整列させるホヤ自動選別用洗浄及び整列装置を提供する。
【解決手段】ホヤ塊と副産物とが含まれているホヤ収穫物から個別分離された単一ホヤを選び出す一方、ホヤ塊を単一ホヤに再び分離させるための手作業コンベヤーと、手作業コンベヤーの一側に連結設置される単一ホヤの投入コンベヤーと、投入コンベヤーの出口側に配置される落下チャンバーと、落下チャンバーを経て投入された単一ホヤを出口側へ順次移送させるためのスクリューコンベヤーと、スクリューコンベヤーから順次排出された単一ホヤを自動選別機側へ誘導するための排出コンベヤーと、落下チャンバーの下部一側を貫通して設置される洗浄水噴射ノズルとを含んでなることを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本発明は、ホヤ自動選別用洗浄及び整列装置に係り、より詳しくは、個別分離されている単一ホヤと、個別分離されていないホヤ塊と、ムール貝やエボヤ、ヒトデなどの副産物とが混入されている状態のホヤ収穫物から個別分離された単一ホヤのみをビジョンシステムで認識してその外観を測定し、重量を算出した後、ビジョンシステムの後方側に配置された選別分類機で単一ホヤを重量別等級に応じて選別及び分離させるようにした自動選別機にホヤを投入させる前に、ホヤ塊と副産物とが混入されている状態のホヤ収穫物から人力によって単一ホヤに分離する作業の後、単一ホヤの洗浄及び自動選別機への個別投入のための整列に至るまでのすべての前処理過程が自動的に行われるようにしたホヤ自動選別用洗浄及び整列装置に関する。

一般に、ホヤは、個体分離、洗浄、選別、出荷の過程を経て収穫されており、このような一連の過程がほとんど手作業で行われるので、ホヤの収穫作業に必要な人力はホヤ養殖場の規模によって異なるが、韓国の場合は、１０〜１４人程度の人力が動員され、これらの約５０％以上は作業量が多くて作業強度が高い選別作業に投入されている。
今までのホヤ選別作業は、ムール貝やエボヤ、ヒトデなどの副産物を濾別すると同時に、作業者の経験的な判断に依存した目視検査によって商品性ありと判断されたホヤをそのサイズ（大、中、小）によって分ける作業方式で行われた。このような方式は、個人の選別経験に基づくので選別基準が非常に主観的で、ホヤの等級別品質に対する消費者の信頼度及び付加価値を低下させるだけでなく、ホヤの収穫量が多い時期には人力に依存した作業のため円滑な生産を期待することが難しいという問題点があった。
これにより、ホヤ養殖現場におけるホヤ選別作業の効率性を高め且つ養殖漁民の収入を増大させることが可能な技術の開発が求められているが、ホヤの場合は、主に韓国、日本及び中国などでのみ生産されているので、技術開発の需要が非常に少なく、個別分離された単一ホヤからホヤ塊と副産物を濾別すると同時に単一ホヤを等級別に選別及び分離しなければならない技術的限界にぶつかり、最近まで開発されていない実情であった。

上記の状況に即して、コンベヤーベルトに投入されたホヤ収穫物を移送させる過程で、コンベヤーベルトの上部側に配置されたビジョンシステムのＣＣＤカメラでホヤの平面映像を撮影してその外観寸法と面積を測定する一方、ビジョンシステムのコントローラに内蔵されたＨＳＶ色モデルを用いてホヤの色相面積を測定し、これに基づいてホヤの外観比率と面積比率を算出し、個別分離された単一ホヤのみを認識するようにすると同時に、単一ホヤの投影面積を用いてその重量を算出した後、ビジョンシステムの後方側に配置された選別分類機で単一ホヤを重量別等級に応じて分離して収納する、ホヤの特徴測定及びＨＳＶ色モデルを用いたホヤ自動選別方法が、本出願人によって韓国特許出願され、特許登録されている（特許文献１参照）。
上記の本出願人の先出願によれば、ビジョンシステムで認識された単一ホヤのみを後方側の選別分類機を用いて重量別に迅速かつ正確に選別及び分離することができ、単一ホヤとして認識されていないホヤ塊と副産物は、コンベヤーベルトに従って外部へ排出させて再分離することができる。これにより、ホヤの選別及び分離作業にかかる時間とコストを最大限に節減し、ホヤ等級基準の実質的かつ客観的な標準化を達成してホヤの生産量及び等級別商品価値を十分確保することができる。
しかし、先出願の場合においても、ビジョンシステムと選別分類機が含まれている自動選別機を利用して、個別分離されている単一ホヤを等級別に一次分離して収納させた後、商品化及び出荷のために、収納筒に貯蔵された単一ホヤをいちいち手作業で洗浄する面倒な追加工程が要求されるという問題点があり、自動選別機のコンベヤーベルトにホヤ塊と副産物の混入された状態のホヤ収穫物を直接投入させる場合には、単一ホヤのみの選別及び分類作業に相当の負荷がかかるので、全体的な処理時間も遅れるという問題点があった。
これに加えて、ビジョンシステムによって単一ホヤとして判断されていないホヤ塊、副産物、または選別分類機によって収納筒へ排出されていない単一ホヤがコンベヤーベルトの出口を経て集まり、その収集量も比較的多くの量になるので、これを自動選別機に再投入させる前に、別途の作業テーブルでホヤ塊を単一ホヤに分離し、副産物を除去する後処理作業が要求される問題点があった。よって、これらの問題点を一挙に解決する一方、ホヤ自動選別作業の効率性を一層さらに極大化させることができる追加方案が求められるに至った。

大韓民国特許第１０−１７０３５４２号

本発明は、上記の従来の技術的問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、ホヤ収穫物の１次処理のための手作業コンベヤーの側面に、手作業コンベヤーと反対の方向に進行する単一ホヤの投入コンベヤーを設置し、投入コンベヤーの出口側に、洗浄水噴射ノズルが配置された落下チャンバーを設置し、落下チャンバーを投入口とするスクリューコンベヤーと排出コンベヤーを一連のコンベヤーラインにして手作業コンベヤーの下部に配置させるが、スクリューコンベヤーは、所定角度で上方傾斜した移送シリンダーの内周面に沿って螺旋状の移送スクリューが設置されたものを使用することにより、投入コンベヤーから落下チャンバーを経て投入された単一ホヤがスクリューコンベヤーの内周面に沿って回転移送される過程で体系的に整列された後、排出コンベヤー側へ一つずつ順次排出されるようにし、これにより自動選別機のビジョンシステムによる単一ホヤの選別及び分類作業が迅速かつ正確に行われるようにし、単一ホヤの洗浄及び整列作業を自動化させると同時に該当作業に必要な器具を一つのテーブルに集約させて人件費と設置スペースを大幅に減らすことができるようにしたホヤ自動選別用洗浄及び整列装置を提供することにある。

上記目的を達成するためなされた本発明のホヤ自動選別用洗浄及び整列装置は、ホヤ塊と副産物とが含まれているホヤ収穫物から個別分離された単一ホヤを選び出す一方、ホヤ塊を単一ホヤに再び分離させるための手作業コンベヤーと、手作業コンベヤーの一側に連結設置される単一ホヤの投入コンベヤーと、投入コンベヤーの出口側に配置される落下チャンバーと、落下チャンバーを経て投入された単一ホヤを出口側へ順次移送させるためのスクリューコンベヤーと、スクリューコンベヤーから順次排出された単一ホヤを自動選別機側へ誘導するための排出コンベヤーと、落下チャンバーの下部一側を貫通して設置される洗浄水噴射ノズルとを含んでなり、手作業コンベヤーと投入コンベヤーは、フレーム式テーブルになる装置ベースの上端側で装置ベースの長手方向に沿って配置される一方、スクリューコンベヤーと排出コンベヤーは、装置ベースの内側底部空間で装置ベースの長手方向に沿って一連のコンベヤーラインをなすように配置され、排出コンベヤーの出口側は、手作業コンベヤーの出口側よりも所定の長さだけ装置ベースの内側に入った位置になり、手作業コンベヤーと投入コンベヤーと排出コンベヤーは、コンベヤーベルトと左、右側コンベヤーフレームとコンベヤーモーターが含まれているベルトコンベヤーになり、スクリューコンベヤーは、所定角度で上方傾斜した状態で駆動モーターの動力によって軸回転する円筒状の移送シリンダーの内周面に沿って螺旋状の移送スクリューが設置されたものであり、手作業コンベヤーと投入コンベヤーのコンベヤーベルトは互いに反対方向に進行し、手作業コンベヤーと排出コンベヤーのコンベヤーベルト及びスクリューコンベヤーの移送スクリューは互いに同一方向に進行することを特徴とする。

投入コンベヤーは、手作業コンベヤーの左、右両側にそれぞれ１個ずつ設置され、落下チャンバーは、それぞれの投入コンベヤーの出口側に１つずつ配置され、洗浄水噴射ノズルは、洗浄水バルブを備えた状態でそれぞれの落下チャンバーごとに１つずつ配置され、スクリューコンベヤーと排出コンベヤーは、それぞれの落下チャンバーを単一ホヤの投入手段にして手作業コンベヤーの下部で２列に平行に配置されることを特徴とし、装置ベースの下側部には、スクリューコンベヤーをなす２列の移送シリンダーを装置ベースの幅方向にわたって囲む形態のモーターブラケットとシリンダーブラケットがそれぞれ設置され、駆動モーターはモーターブラケットの上面の中央側に１つが固定設置され、駆動モーターの駆動軸には駆動スプロケットが設置され、それぞれの移送シリンダーの外周面には、駆動スプロケットとチェーンベルトによって連結される従動スープラケットが設置され、シリンダーブラケットの内側には、１つの移送シリンダーあたり少なくとも２つの支持ローラーが回転可能に連結設置され、それぞれの移送シリンダーの外周面には、支持ローラーに噛み合った状態で移送シリンダーの軸方向の回転を補助するガイドレールが設置され、排出コンベヤーをなす２列のコンベヤーベルトの出口側部分は、装置ベースの幅方向に沿って配置される一つのベルトドラム上に左、右に分けられて巻かれるように設置される一方、当該ベルトドラムが一つのコンベヤーモーターに連結された状態でコンベヤーフレーム上で回転支持されるように設置され、それぞれの噴射ノズルは、分配管を経て一つの洗浄水供給管に連結設置されることを特徴とし、２列の排出コンベヤーのうち、一つの排出コンベヤーは、該当コンベヤーの出口側に連結設置される補助コンベヤーによってもう一つの排出コンベヤーよりも所定の長さだけ長く延びることを特徴とし、補助コンベヤーは、コンベヤーベルトと左、右側のコンベヤーフレームが含まれているベルトコンベヤーになり、補助コンベヤーの入口側ベルトドラムのベルト軸端部には従動スプロケットが連結設置され、排出コンベヤーの出口側ベルトドラムの中央部には駆動スプロケットが連結設置され、当該駆動スプロケットが補助コンベヤーの従動スプロケットとチェーンによって連結設置されることを特徴とする。

手作業コンベヤーの左、右側のコンベヤーフレームには、該当コンベヤーベルトの左、右側の縁部を覆うカバーフレームが連結設置され、投入コンベヤーのコンベヤーベルトは、手作業コンベヤーのコンベヤーベルトよりも５〜１０ｃｍの下方に配置され、投入コンベヤーの左、右側のコンベヤーフレームには、該当コンベヤーベルトと一緒に「∪」字形断面の移送通路を提供するカバー板が連結設置され、カバー板の上端側が手作業コンベヤーのカバーフレームと同一の高さをなすように配置され、投入コンベヤーのコンベヤーベルトの表面には、所定の高さを有するベルト板がコンベヤーベルトの長手方向に沿って一定の間隔をおいて突設されることを特徴とし、手作業コンベヤーとスクリューコンベヤーの出口側には、副産物の排出板と単一ホヤの排出板が下方傾斜するようにそれぞれ連結設置され、排出コンベヤーは、スクリューコンベヤーの排出板の下部側に入口部分が置かれた状態で所定の角度だけ上方傾斜するように配置され、排出コンベヤーの左、右側のコンベヤーフレームには、該当コンベヤーベルトと一緒に「∪」字形断面の移送通路を提供するカバー板が連結設置され、排出コンベヤーのコンベヤーベルトの表面には、所定の高さを有するベルト板がコンベヤーベルトの長手方向に沿って一定の間隔をおいて突設されることを特徴とし、補助コンベヤーの左、右側のコンベヤーフレームには所定の高さのカバー板が連結設置され、補助コンベヤーの出口の前方側には左、右側のコンベヤーフレームを土台にして「コ」字形の据置台が連結設置されることを特徴とし、手作業コンベヤーの出口側には、単一ホヤまたはホヤ塊の捕捉の際に手作業コンベヤーの作動を中止させるフォトセンサーが設置され、手作業コンベヤーの一側のコンベヤーフレームには、手作業コンベヤーと投入コンベヤーと排出コンベヤーの移送速度及びスクリューコンベヤーの回転速度を個別的に制御するためのコントローラが設置され、スクリューコンベヤーの移送シリンダーの胴体には一定の配置間隔をおいて洗浄水の排水孔が穿設されることを特徴とする。

本発明によれば、ホヤ収穫物に含まれているホヤ塊の分離作業と副産物の除去作業を手作業コンベヤー上で集中的に１次行った後、手作業コンベヤーから排出される単一ホヤの洗浄と自動選別機への個別投入のための整列作業に至るまでの前処理過程をすべて自動化させることにより、最小の人力、例えば４〜５人程度の作業者を投入させるのみでも、既存よりも多くの量のホヤを迅速かつ正確に等級別に分類させることができる効果を提供するとともに、手作業コンベヤーを除いた残りの処理過程では人力が投入されないようにして不注意な取り扱いによる単一ホヤの外観損傷を最小化させることにより、その商品性も大幅に向上させることができる効果を提供する。
特に、ホヤなどの不定形対象物の整列式移送側面に最適化されたタイプのスクリューコンベヤーを使用することにより、投入コンベヤーから落下チャンバーを経て投入された単一ホヤがスクリューコンベヤーの内周面に沿って回転移送される過程で体系的に整列された後、排出コンベヤー側へ一つずつ順次排出されるようにすることができ、これにより自動選別機のビジョンシステムによる単一ホヤの選別及び分類作業が一層より迅速かつ正確に行われるようにする効果を提供するとともに、手作業コンベヤーと投入コンベヤーとスクリューコンベヤーと排出コンベヤーを一つのフレームテーブル式装置ベース上にすべて集約させたコンパクトな構造を提供することにより、ホヤ洗浄及び整列装置の体積と寸法を大幅に減らして空間活用性を向上させることができる効果を提供する。
それだけではなく、手作業コンベヤーの左、右側のコンベヤーフレームの上端側に、コンベヤーベルトの縁部を覆うレール式カバーフレームを設置し、投入コンベヤーは、手作業コンベヤーのカバーフレームと同一線上に置かれる「∪」字形断面のチャンネル（Ｃｈａｎｎｅｌ：移送通路）形態で設置することにより、手作業コンベヤーで分離された単一ホヤをより容易かつ安全に投入コンベヤー側へ押し込むことができるようにし、副産物ではなくホヤ塊または単一ホヤが手作業コンベヤーから排出される場合、フォトセンサーがこれを感知して手作業コンベヤーの作動を中止させるようにすることにより、ホヤ収穫物から単一ホヤを分離する手作業の利便性を一層さらに極大化させることができる効果を提供する。

これに加えて、投入コンベヤーとスクリューコンベヤーと排出コンベヤーを一つの装置ベース上に２列に配置する一方、２列のスクリューコンベヤーと排出コンベヤーが一つの駆動モーター及びコンベヤーモーターによって作動するようにし、２つの落下チャンバーを介しての洗浄水の供給も一つの洗浄水供給管で行われるようにすることにより、一層さらにコンパクトで経済的であり、ホヤの前処理性能に非常に優れた洗浄及び整列装置を提供する効果があるうえ、２列の排出コンベヤーのうちの一つの排出コンベヤーを補助コンベヤーによって多少長く延長させることにより、排出コンベヤーの出口と自動選別機の入口を別の２列移送式コンベヤーラインを用いて一直線ではなく「コ」字形に折れる方式で連結させることができるようにすることにより、比較的狭い室内空間にもホヤ洗浄及び整列装置を自動選別機と一緒に設置することができる効果を提供する。
追加の事項として、手作業コンベヤーとスクリューコンベヤーの進行及び移送速度よりも投入コンベヤーと排出コンベヤーの進行及び移送速度を速くするなど、各コンベヤーの作動状態をコントローラを用いて状況に合わせて適切に調整することができるようにすることにより、投入コンベヤーと排出コンベヤーにおける単一ホヤの累積現象及びこれによる前処理作業の遅延を防止する効果を提供し、排出コンベヤーも「∪」字形断面のチャンネル形態にしてスクリューコンベヤーと一緒に傾くように設置し、投入コンベヤーと排出コンベヤーのコンベヤーベルトの表面にベルト板を形成することにより、単一ホヤが外部に脱落することを防止しつつ、一層より正確な移送作業を可能にすると同時に、排出コンベヤーの出口と自動選別機の入口とを連携させる方式も排出コンベヤーの出口高さを活用して多様に適用可能にする効果を提供する。

本発明によるホヤ洗浄及び整列装置の背面側の斜視図である。 図１の正方向の平面図である。 図２の側面図である。 図２の正面図である。 図４における手作業コンベヤーの排出板を除去した状態の正面図である。 図１における手作業コンベヤーを除去した状態の背面斜視図である。 図６の正方向の平面図である。 図２の側断面図である。 図８の要部拡大図である。 図９の要部抜粋外観斜視図である。 スクリューコンベヤーの駆動部の構造を示す背面図である。 排出コンベヤーの配置状態を示す正面図である。 排出コンベヤーの出口側構造を示す要部抜粋斜視図である。

以下、上記目的を達成するための本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
本発明によるホヤ洗浄及び整列装置１０は、図１乃至図１３に示したとおり、ホヤ塊と副産物とが含まれているホヤ収穫物から個別分離された単一ホヤを選び出す一方、ホヤ塊を単一ホヤに再び分離させるための手作業コンベヤー１と、手作業コンベヤー１の側面に連結設置される単一ホヤの投入コンベヤー２と、投入コンベヤー２の出口側に配置される落下チャンバー３と、落下チャンバー３を経て投入された単一ホヤを出口側へ順次移送させるためのスクリューコンベヤー４と、スクリューコンベヤー４から順次排出された単一ホヤを自動選別機側へ誘導するための排出コンベヤー５と、落下チャンバー３の下部一側を貫通して設置される洗浄水噴射ノズル６３とを含んでなる。
手作業コンベヤー１と投入コンベヤー２は、フレーム式テーブルになる装置ベース９の上端側で装置ベース９の長手方向に沿って配置される一方、スクリューコンベヤー４と排出コンベヤー５は、落下チャンバー３を投入口にして装置ベース９の内側底部空間で装置ベース９の長手方向に沿って一連のコンベヤーラインをなすように配置されるので、これにより手作業コンベヤー１と投入コンベヤー２のコンベヤーベルト１１、２１は互いに反対方向に進行し、手作業コンベヤー１と排出コンベヤー５のコンベヤーベルト１１、５１及びスクリューコンベヤー４の移送スクリュー４５は互いに同一方向に進行する。

図示したとおり、手作業コンベヤー１と投入コンベヤー２と排出コンベヤー５は、コンベヤーベルト１１、２１、５１と左、右側のコンベヤーフレーム１２、２２、５２とコンベヤーモーター１３、２３、５３が含まれているベルトコンベヤーになり、該当コンベヤーベルト１１、２１、５１がコンベヤーフレーム１２、２２、５２の先端側と後端側にそれぞれ設置されたベルトドラム１８、２９、５８上に巻かれるように設置され、ベルトドラム１８、２９、５８のうちの一つのベルトドラム、一般に出口側に位置するベルトドラムのベルト軸がベアリングを介在させた状態でベルト軸支持台１４、２４、５４を経てコンベヤーモーター１３、２３、５３と連結設置されるものであり、図９に示すように、コンベヤーベルト１１、２１、５１の安定的な支持のためにコンベヤーフレーム１２、２２、５２上にアイドルローラー（Ｉｄｌｅ ｒｏｌｌｅｒ）１９がさらに設置されてもよい。
上記事項は、ベルトコンベヤーに広く適用される公知の技術に該当するので、手作業コンベヤー１と投入コンベヤー２と排出コンベヤー５を別途区別せずに、ベルトコンベヤーに適用される一般な構成を包括的に記載したものである。装置ベース９の側面部には、一定の間隔をおいて投入コンベヤー用受け台２６が傾くように連結設置されており、装置ベース９の底面には、ホヤ洗浄及び整列装置１０の移動のためのキャスター９１が設置されている。

落下チャンバー３は、図６、図９及び図１０に示したとおり、投入コンベヤー２の出口の下側に配置される導入部（開口部）３１と、導入部３１から装置ベース９の底側へ下方傾斜する傾斜台３２と、傾斜台３２の下端の排出口３３に連結設置される投入ホッパー３４とを含んでなるものであり、投入ホッパー３４の下端出口がスクリューコンベヤー４の移送シリンダー４１の入口内側に置かれるものであり、洗浄水噴射ノズル６３は、投入ホッパー３４の直上部に該当する位置から落下チャンバー３の壁体上に形成された挿入孔３５を介して下方傾斜するように挿設されている。
これに加えて、スクリューコンベヤー４は、図９及び図１０に示したとおり、入口と出口が開口した円筒状の移送シリンダー４１の内周面に沿って単一ホヤの回転移送及び整列のための螺旋状の移送スクリュー４５が設置されたものであり、移送シリンダー４１は、所定角度で上方傾斜した状態で駆動モーター４４の動力によって軸回転するように設置されたものであり、移送シリンダー４１の傾斜角度は、単一ホヤの安全な移送及び洗浄水の容易な排出のために１０〜２０度の範囲内にすることが好ましく、より円滑な洗浄水の排出のために、移送シリンダー４１の胴体には一定の配置間隔を置いて洗浄水の排水孔４１ａが穿設されている。

手作業コンベヤー１のコンベヤーベルト１１は、ホヤ収穫物の投入及び処理をために、６０ｃｍ程度の幅を有するようにすることが好ましく、投入コンベヤー２のコンベヤーベルト２１は、単一ホヤの移送に適合するように１０〜１２ｃｍ程度の幅を有するようにすることが好ましく、図１及び図２に示すように、投入コンベヤー２の長さは、手作業コンベヤー１の全長の３／４乃至４／５程度にして手作業コンベヤー１の入口と出口が投入コンベヤー２よりも一定の長さだけ前、後方側に突出するようにすることがホヤ収穫物の処理作業の観点からより有利である。
そして、図３に示すように、スクリューコンベヤー４と排出コンベヤー５の長さは、投入コンベヤー２の長さの１／３と２／３程度にするか、それぞれ投入コンベヤー２の長さの１／２程度にすることが好ましく、スクリューコンベヤー４の移送シリンダー４１の直径は、単一ホヤの回転移送及び整列作業に適合するように１５〜２２ｃｍ程度にすることが好ましく、移送シリンダー４１の内周面から移送スクリュー４５が突出する高さ５〜８ｃｍ程度となるようにすることが好ましく、排出コンベヤー５のコンベヤーベルト５１の幅は、投入コンベヤー２と同様に、１０〜１２ｃｍ程度にすることが好ましい。

上記の配置方式によって、排出コンベヤー５の出口側は、手作業コンベヤー１の出口側よりも所定の長さだけ装置ベース９の内側に入るので、これにより単一ホヤまたはホヤ塊から分離された状態で手作業コンベヤー１から排出される各種副産物が排出コンベヤー５から自動選別機側へ排出される単一ホヤに混入されないようにすることができ、排出コンベヤー５の出口を自動選別機の入口に連結させる別のコンベヤーラインの配置のために、排出コンベヤー５の出口は手作業コンベヤー１の出口よりも５０〜１５０ｃｍの長さだけ内側に入るようにすることが好ましい。
また、図１に示すとおり、手作業コンベヤー１の出口側には、単一ホヤまたはホヤ塊の捕捉の際に手作業コンベヤー１の作動を中止させるフォトセンサー１７を設置することが好ましく、フォトセンサー１７は、手作業コンベヤー１の左、右側のコンベヤーフレーム１２の上面にそれぞれ１個ずつ配置させることが好ましく、手作業コンベヤー１の一側のコンベヤーフレーム１２には、手作業コンベヤー１と投入コンベヤー２と排出コンベヤー５の進行（移送）速度及びスクリューコンベヤー４の回転速度を個別に制御することができるように、モニター７１とスイッチ７２が備えられたコントローラ７をケーブルパイプ７３によって連結設置することが好ましく、ケーブルパイプ７３を経てコントローラ７に接続されるコンベヤーモーター１３、２３、５３と駆動モーター４４は、減速機一体型モーターを使用することが好ましい。

本発明に適用できる好適な実施例としては、投入コンベヤー２を手作業コンベヤー１の左、右両側にそれぞれ１個ずつ設置し、落下チャンバー３は、それぞれの投入コンベヤー２の出口側に１つずつ配置し、洗浄水噴射ノズル６３は、洗浄水弁６６が備えられた状態にしてそれぞれの落下チャンバー３ごとに１つずつ配置し、スクリューコンベヤー４と排出コンベヤー５は、それぞれの落下チャンバー３を単一ホヤの投入手段にして手作業コンベヤー１の下部に２列に平行に配置し、２列のスクリューコンベヤー４と排出コンベヤー５が一つの駆動モーター４４及びコンベヤーモーター５３によって作動するようにする一方、２つの落下チャンバー３も一つの洗浄ユニット６を共有するようにする。
このために、図９乃至図１１に示すように、装置ベース９の下側部には、スクリューコンベヤー４をなす２列の移送シリンダー４１を装置ベース９の幅方向にわたって囲む形態のモーターブラケット４２とシリンダーブラケット４３が設置されており、モーターブラケット４２は、移送シリンダー４１の中央側に１つが設置されており、シリンダーブラケット４３は、移送シリンダー４１の入口、出口側にそれぞれ１個ずつ総２個が設置されており、駆動モーター４４は、モーターブラケット４２の上面の中央側に１つが固定設置され、駆動モーター４４の駆動軸が伝動ユニット４８によってそれぞれの移送シリンダー４１と連結設置されている。

伝動ユニット４８は、駆動モーター４４の駆動軸に設置される駆動スプロケット４８ａと、それぞれの移送シリンダー４１の外周面に設置される従動スプロケット４８ｂと、駆動スプロケット４８ａを２つの従動スプロケット４８ｂと同時に連結させるチェーンベルト４８ｃとから構成されており、その他にも、ベルト・プーリー式伝動ユニットやギア式伝動ユニットが適用でき、それぞれのシリンダーブラケット４３の内側には、１つの移送シリンダー４１あたり少なくとも２つ（図面上、４つ）の支持ローラー４６が回転可能に連結設置され、それぞれの移送シリンダー４１の外周面には、支持ローラー４６に噛み合った状態で移送シリンダー４１の軸方向の回転を補助するガイドレール４１ｂが設置されている。

そして、図１３に示すとおり、排出コンベヤー５をなす２列のコンベヤーベルト５１の出口側部分は装置ベース９の幅方向に沿って配置される一つのベルトドラム５８上に左、右に分けられて巻かれるように設置され、当該ベルトドラム５８が一つのコンベヤーモーター５３に連結された状態でコンベヤーフレーム５２上で回転支持されるように設置されており、洗浄ユニット６は、図６、図９及び図１０に示すように、それぞれの噴射ノズル６３を連結させる分配管６２と、分配管６２の中央部に連結設置される一つの洗浄水供給管６１とから構成され、分配管６２の端部側が、手作業コンベヤー１のコンベヤーフレーム１２または装置ベース９に連結されたハンガーブラケット（Ｈａｎｇｅｒ ｂｒａｃｋｅｔ）６４の装着リング６５に吊られる方式で設置されている。
これに加えて、図３、図７及び図１３に示すとおり、２列の排出コンベヤー５のうち、一つの排出コンベヤー５は、その出口側に連結設置される補助コンベヤー８によってもう一つの排出コンベヤー５よりも所定の長さだけ長く延びるように構成されているので、このような補助コンベヤー８の適用に応じて２列の排出コンベヤー５の出口と自動選別機の入口を別の２列移送式コンベヤーラインを用いて一直線ではなく「コ」字形に折れる方式で連結させることにより、比較的狭い室内空間にもホヤ洗浄及び整列装置１０を自動選別機と一緒に設置することができ、補助コンベヤー８の長さは４０〜５０ｃｍ程度が好ましい。

補助コンベヤー８も、コンベヤーベルト８１と左、右側のコンベヤーフレーム８２とが含まれているベルトコンベヤーになり、図１３に示すように、補助コンベヤー８を排出コンベヤー５のコンベヤーモーター５３で作動させることができるように、補助コンベヤー８の入口側ベルトドラムのベルト軸端部には従動スプロケット８３が連結設置されており、排出コンベヤー５の出口側ベルトドラム５８の中央部には駆動スプロケット５７が連結設置されており、当該駆動スプロケット５７が補助コンベヤー８の従動スプロケット８３とチェーン８７によって連結設置されている。
また、補助コンベヤー８の左、右側のコンベヤーフレーム８２には、単一ホヤが外部に脱落しないように所定の高さ、好ましくは５〜１０ｃｍ程度の高さを有するカバー板８５が連結設置されてあり、補助コンベヤー８の出口の前方側には、排出コンベヤー５の出口と自動選別機の入口とを連結する別のコンベヤーライン上に補助コンベヤー８を安全に据え置くことができるように、左、右側のコンベヤーフレーム８２の先端部のベルト軸支持台８４を土台にして「コ」字形の据置台８６が連結設置されている。

追加の事項として、図１及び図６に示すとおり、手作業コンベヤー１の左、右側のコンベヤーフレーム１２には、該当コンベヤーベルト１１の左、右側の縁部を覆うレール式カバーフレーム１５が連結設置され、投入コンベヤー２のコンベヤーベルト２１は、手作業コンベヤー１のコンベヤーベルト１１より５〜１０ｃｍ程度の下方に配置され、投入コンベヤー２の左、右側のコンベヤーフレーム２２には、該当コンベヤーベルト２１と一緒に「∪」字形断面の移送通路を提供するカバー板２５が連結設置され、カバー板２５の上端側が手作業コンベヤー１のカバーフレーム１５と同一の高さをなすように配置されており、手作業コンベヤー１のコンベヤーフレーム１２に密着するカバー板２５の端部側には、投入コンベヤー用装着ブラケット２７が設置されている。
上記のとおり投入コンベヤー２を「∪」字形断面のチャンネル（Ｃｈａｎｎｅｌ）形態にして手作業コンベヤー１のカバーフレーム１５と同一線上に置かれるように設置すると、手作業コンベヤー１から分離された単一ホヤを作業者が手で掃いて投入コンベヤー２の「∪」字型チャンネルに押し込む簡単な方式で単一ホヤの投入作業を簡単かつ安全に行うことができる。この場合、投入コンベヤー２のコンベヤーベルト２１の表面上には、高さ１〜３ｃｍのベルト板２８をコンベヤーベルト２１の長手方向に沿って５〜１０ｃｍ程度の間隔をおいて突設させることにより、チャンネル形態の通路を経て単一ホヤを投入させる作業がベルト板２８によってより確かに行われるようにすることが要求される。

そして、図２乃至図４、図９及び図１０に示すように、手作業コンベヤー１とスクリューコンベヤー４の出口側に副産物の排出板１６と単一ホヤの排出板４７を下方傾斜するようにそれぞれ連結設置し、排出コンベヤー５は、スクリューコンベヤー４の排出板４７の下側に入口部分が置かれた状態にして１０〜２０度の角度だけ上方傾斜するように配置することにより、手作業コンベヤー１を経た副産物の排出作業とスクリューコンベヤー４を経た単一ホヤの整列式排出作業が一層さらに正確に行われるようにすると同時に、排出コンベヤー５の長さと出口の高さも十分に確保されるようにすることが好ましい。
上記のとおり排出コンベヤー５を上方傾斜するように設置する場合、図１２及び図１３に示すとおり、排出コンベヤー５の左、右側のコンベヤーフレーム５２にも、該当コンベヤーベルト５１と一緒に「∪」字形断面の移送通路を提供するカバー板５５を連結設置する一方、排出コンベヤー５のコンベヤーベルト５１の表面にも高さ１〜３ｃｍのベルト板５６をコンベヤーベルト５１の長手方向に沿って５〜１０ｃｍ程度の間隔を置いて突設させることにより、単一ホヤが外部に脱落する現象を防止しながら、自動選別機側への単一ホヤの移送作業が正確に行われるようにすることが要求される。

最後に、２列のスクリューコンベヤー４と排出コンベヤー５が一つの駆動モーター４４とコンベヤーモーター５３を共有する方式の代わりに、それぞれのコンベヤーごとにモーターを一つずつ割り当てさせる個別駆動方式も適用可能であり、補助コンベヤー８の場合も、排出コンベヤー５のコンベヤーモーター５３ではなく別途の専用モーターで駆動させることができ、投入コンベヤー２と落下チャンバー３は、手作業コンベヤー１の左、右側にそれぞれ１個ずつ設置し、スクリューコンベヤー４と排出コンベヤー５は、２つの落下チャンバー３を投入口として共有する１列のコンベヤーラインをなすように設置することも可能であり、その他にも本発明の技術的思想の範疇を逸脱することなく、図示した好適な実施例に基づいて様々な変更が可能であることは自明である。

上記の本発明によれば、ホヤ収穫物に含まれているホヤ塊の分離作業と副産物の除去作業を手作業コンベヤー１上で集中的に１次行った後に、手作業コンベヤー１から排出される単一ホヤの洗浄と自動選別機への個別投入のための整列作業を含む前処理過程をすべて自動化させることにより、最小の人力、例えば４〜５人程度の作業者を投入させるだけでも、従来よりも多くの量のホヤを迅速かつ正確に等級別に分類させることができ、手作業コンベヤー１を除いた残りの処理過程では人力が投入されないようにして不注意な取り扱いによる単一ホヤの外観損傷を最小限に抑えることにより、その商品性も大幅に向上させることができる。
特に、ホヤなどの不定形対象物の整列式移送に最適化されたタイプのスクリューコンベヤー４を用いることにより、投入コンベヤー２から落下チャンバー３を経て投入された単一ホヤがスクリューコンベヤー４の内周面に沿って回転移送される過程で体系的に整列された後、排出コンベヤー５側へ一つずつ順次排出されるようにすることができ、これにより自動選別機のビジョンシステムによる単一ホヤの選別及び分類作業が一層より迅速かつ正確に行われるようにすることができ、手作業コンベヤー１と投入コンベヤー２とスクリューコンベヤー４と排出コンベヤー５を一つのフレームテーブル式装置ベース９上にすべて集約させたコンパクトな構造を提供することにより、ホヤ洗浄及び整列装置１０の体積と寸法を大幅に減らして空間活用性を向上させることができる

それだけでなく、手作業コンベヤー１の左、右側のコンベヤーフレーム１２の上端側にコンベヤーベルト１１の縁部を覆うレール式カバーフレーム１５を設置し、投入コンベヤー２は、手作業コンベヤー１のカバーフレーム１５と同一線上に置かれる「∪」字形断面のチャンネル形態で設置することにより、手作業コンベヤー１で分離された単一ホヤをより簡単かつ安全に投入コンベヤー２側へ押し込むことができるようにし、副産物ではなくホヤ塊または単一ホヤが手作業コンベヤー１から排出される場合、フォトセンサー１７がこれを感知して手作業コンベヤー１の作動を中止させることにより、ホヤ収穫物から単一ホヤを分離する手作業の利便性を一層さらに極大化させることができる。
これに加えて、投入コンベヤー２とスクリューコンベヤー４と排出コンベヤー５を一つの装置ベース９上に２列に配置する一方、２列のスクリューコンベヤー４と排出コンベヤー５が一つの駆動モーター４４及びコンベヤーモーター５３によって作動するようにし、２つの落下チャンバー３による洗浄水の供給も一つの洗浄水供給管６１で行われるようにすることにより、一層さらにコンパクトで経済的であり、ホヤの前処理性能に非常に優れた洗浄及び整列装置１０を提供することができ、２列の排出コンベヤー５のうち、一つの排出コンベヤー５を補助コンベヤー８によって多少長く延長させることにより、排出コンベヤー５の出口と自動選別機の入口とを、別の２列移送式コンベヤーラインを用いて、一直線ではなく「コ」字形に折れる方式で連結させることができるようにすることにより、比較的狭い室内空間にもホヤ洗浄及び整列装置１０を自動選別機と一緒に設置することができる。

追加の事項として、手作業コンベヤー１とスクリューコンベヤー４の進行及び移送速度よりも投入コンベヤー２と排出コンベヤー５の進行及び移送速度を速くするなど、各コンベヤーの作動状態をコントローラ７を用いて状況に合わせて適切に調整することができるようにすることにより、投入コンベヤー２と排出コンベヤー５における単一ホヤの累積現象及びこれによる前処理作業の遅延を防止することができ、排出コンベヤー５も「∪」字形断面のチャンネル形態にしてスクリューコンベヤー４と一緒に傾くように設置し、投入コンベヤー２と排出コンベヤー５のコンベヤーベルト２１、５１の表面にベルト板２８、５６を形成することにより、単一ホヤが外部に脱落することを防止しつつ、一層より正確な移送作業を可能にすると同時に、排出コンベヤー５の出口と自動選別機の入口とを連携させる方式も排出コンベヤー５の出口の高さを活用して多様に適用することができる。

１：手作業コンベヤー
２：投入コンベヤー
３：落下チャンバー
４：スクリューコンベヤー
５：排出コンベヤー
６：洗浄ユニット
７：コントローラ
８：補助コンベヤー
９：装置ベース
１０：ホヤ洗浄及び整列装置
１１、２１、５１、８１：コンベヤーベルト
１２、２２、５２、８２：コンベヤーフレーム
１３、２３、５３：コンベヤーモーター
１４、２４、５４、８４：ベルト軸支持台
１５：カバーフレーム
１６、４７：排出板
１７：フォトセンサー
１８、２９、５８：ベルトドラム
１９：アイドルローラー
２５、５５、８５：カバー板
２６：受け板
２７：装着ブラケット
２８、５６：ベルト板
３１：導入部
３２：傾斜台
３３：排出口
３４：投入ホッパー
３５：挿入孔
４１：移送シリンダー
４１ａ：排水孔
４１ｂ：ガイドレール
４２：モーターブラケット
４３：シリンダーブラケット
４４：駆動モーター
４５：移送スクリュー
４６：支持ローラー
４８：伝動ユニット
４８ａ、５７：駆動スプロケット
４８ｂ、８３：従動スプロケット
４８ｃ：チェーンベルト
６１：洗浄水供給管
６２：分配管
６３：噴射ノズル
６４：ハンガーブラケット
６５：装着リング
６６：洗浄水バルブ
７１：モニター
７２：スイッチ
７３：ケーブルパイプ
８６：据置台
８７：チェーン
９１：キャスター

Claims (10)

1. 個別分離された単一ホヤをビジョンシステムを用いて等級別に自動分類させるための自動選別機側へ洗浄済みの単一ホヤを順次供給させるためのホヤ洗浄及び整列装置であって、
   ホヤ塊と副産物とが含まれているホヤ収穫物から個別分離された単一ホヤを選び出す一方、前記ホヤ塊を単一ホヤに再び分離させるための手作業コンベヤーと、前記手作業コンベヤーの一側に連結設置される単一ホヤの投入コンベヤーと、前記投入コンベヤーの出口側に配置される落下チャンバーと、前記落下チャンバーを経て投入された単一ホヤを出口側へ順次移送させるためのスクリューコンベヤーと、前記スクリューコンベヤーから順次排出された単一ホヤを自動選別機側へ誘導するための排出コンベヤーと、前記落下チャンバーの下部一側を貫通して設置される洗浄水噴射ノズルと、を含んでなり、
   前記手作業コンベヤーと前記投入コンベヤーは、フレーム式テーブルになる装置ベースの上端側で装置ベースの長手方向に沿って配置される一方、前記スクリューコンベヤーと前記排出コンベヤーは、装置ベースの内側底部空間で装置ベースの長手方向に沿って一連のコンベヤーラインをなすように配置され、前記排出コンベヤーの出口側は、手作業コンベヤーの出口側よりも所定の長さだけ装置ベースの内側に入った位置になり、
   前記手作業コンベヤーと前記投入コンベヤーと前記排出コンベヤーは、コンベヤーベルトと左、右側のコンベヤーフレームとコンベヤーモーターが含まれているベルトコンベヤーになり、前記スクリューコンベヤーは、所定角度で上方傾斜した状態で駆動モーターの動力によって軸回転する円筒状の移送シリンダーの内周面に沿って螺旋状の移送スクリューが設置されたものであり、前記手作業コンベヤーと前記投入コンベヤーのコンベヤーベルトは互いに反対方向に進行し、前記手作業コンベヤーと前記排出コンベヤーのコンベヤーベルト及び前記スクリューコンベヤーの移送スクリューは互いに同一方向に進行され、
   前記手作業コンベヤーの左、右側のコンベヤーフレームには、該当コンベヤーベルトの左、右側の縁部を覆うカバーフレームが連結設置され、前記投入コンベヤーのコンベヤーベルトは、手作業コンベヤーのコンベヤーベルトよりも５乃至１０ｃｍの下方に配置され、
   前記投入コンベヤーの左、右側のコンベヤーフレームには、該当コンベヤーベルトと一緒に「∪」字形断面の移送通路を提供するカバー板が連結設置され、前記カバー板の上端側が手作業コンベヤーのカバーフレームと同一の高さをなすように配置され、
   前記投入コンベヤーのコンベヤーベルトの表面には、所定の高さを有するベルト板がコンベヤーベルトの長手方向に沿って一定の間隔をおいて突設されることを特徴とするホヤ自動選別用洗浄及び整列装置。
2. 前記投入コンベヤーは、前記手作業コンベヤーの左、右両側にそれぞれ１個ずつ設置され、前記落下チャンバーは、それぞれの投入コンベヤーの出口側に１つずつ配置され、前記洗浄水噴射ノズルは、洗浄水バルブを備えた状態でそれぞれの落下チャンバーごとに１つずつ配置され、前記スクリューコンベヤーと前記排出コンベヤーは、それぞれの落下チャンバーを単一ホヤの投入手段にして前記手作業コンベヤーの下部で２列に平行に配置されることを特徴とする請求項１に記載のホヤ自動選別用洗浄及び整列装置。
3. 前記装置ベースの下側部には、スクリューコンベヤーをなす２列の移送シリンダーを装置ベースの幅方向にわたって囲む形態のモーターブラケットとシリンダーブラケットがそれぞれ設置され、前記駆動モーターはモーターブラケットの上面の中央側に１つが固定設置され、前記駆動モーターの駆動軸には駆動スプロケットが設置され、前記それぞれの移送シリンダーの外周面には、駆動スプロケットとチェーンベルトによって連結される従動スープラケットが設置され、前記シリンダーブラケットの内側には、１つの移送シリンダーあたり少なくとも２つの支持ローラーが回転可能に連結設置され、前記それぞれの移送シリンダーの外周面には、支持ローラーに噛み合った状態で移送シリンダーの軸方向の回転を補助するガイドレールが設置され、
   前記排出コンベヤーをなす２列のコンベヤーベルトの出口側部分は、装置ベースの幅方向に沿って配置される一つのベルトドラム上に左、右に分けられて巻かれるように設置される一方、当該ベルトドラムが一つのコンベヤーモーターに連結された状態でコンベヤーフレーム上で回転支持されるように設置され、前記それぞれの噴射ノズルは、分配管を経て一つの洗浄水供給管に連結設置されることを特徴とする請求項２に記載のホヤ自動選別用洗浄及び整列装置。
4. 前記２列の排出コンベヤーのうち、一つの排出コンベヤーは、該当コンベヤーの出口側に連結設置される補助コンベヤーによってもう一つの排出コンベヤーよりも所定の長さだけ長く延びることを特徴とする請求項３に記載のホヤ自動選別用洗浄及び整列装置。
5. 前記補助コンベヤーは、コンベヤーベルトと左、右側のコンベヤーフレームが含まれているベルトコンベヤーになり、前記補助コンベヤーの入口側ベルトドラムのベルト軸端部には従動スプロケットが連結設置され、
   前記排出コンベヤーの出口側ベルトドラムの中央部には駆動スプロケットが連結設置され、当該駆動スプロケットが補助コンベヤーの従動スプロケットとチェーンによって連結設置されることを特徴とする請求項４に記載のホヤ自動選別用洗浄及び整列装置。
6. 前記補助コンベヤーの左、右側のコンベヤーフレームには、所定の高さのカバー板が連結設置され、前記補助コンベヤーの出口の前方側には左、右側のコンベヤーフレームを土台にして「コ」字形の据置台が連結設置されることを特徴とする請求項５に記載のホヤ自動選別用洗浄及び整列装置。
7. 前記手作業コンベヤーとスクリューコンベヤーの出口側には、副産物の排出板と単一ホヤの排出板が下方傾斜するようにそれぞれ連結設置され、前記排出コンベヤーは、スクリューコンベヤーの排出板の下部側に入口部分が置かれた状態で所定の角度だけ上方傾斜するように配置され、
   前記排出コンベヤーの左、右側のコンベヤーフレームには、該当コンベヤーベルトと一緒に「∪」字形断面の移送通路を提供するカバー板が連結設置され、前記排出コンベヤーのコンベヤーベルトの表面には、所定の高さを有するベルト板がコンベヤーベルトの長手方向に沿って一定の間隔をおいて突設されることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか一項に記載のホヤ自動選別用洗浄及び整列装置。
8. 前記手作業コンベヤーの出口側には、単一ホヤまたはホヤ塊の捕捉の際に手作業コンベヤーの作動を中止させるフォトセンサーが設置され、前記フォトセンサーは、手作業コンベヤーの左右側コンベヤーフレームの上面にそれぞれ１つずつ配置されることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか一項に記載のホヤ自動選別用洗浄及び整列装置。
9. 前記手作業コンベヤーの一側のコンベヤーフレームには、手作業コンベヤーと投入コンベヤーと排出コンベヤーの移送速度及びスクリューコンベヤーの回転速度を個別的に制御するためのコントローラが設置されることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか一項に記載のホヤ自動選別用洗浄及び整列装置。
10. 前記スクリューコンベヤーの移送シリンダーの胴体には一定の配置間隔をおいて洗浄水の排水孔が穿設されることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか一項に記載のホヤ自動選別用洗浄及び整列装置。

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