以下、添付図面を参照して、実施形態に係る情報処理装置、コンテンツ作成装置及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係るデジタルサイネージシステムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタルサイネージシステム10は、情報処理装置である情報配信サーバ11と、複数のサイネージ端末装置12と、コンテンツ作成装置13と、を有する。
情報配信サーバ11は、構内LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNを介してサイネージ端末装置12及びコンテンツ作成装置13に接続される。情報配信サーバ11は、商品の広告情報等のコンテンツデータをサイネージ端末装置12に対して配信する。また、情報配信サーバ11は、コンテンツ作成装置13で作成(生成)されるコンテンツデータの記憶と管理を行う。
サイネージ端末装置12は、通信ネットワークNを介して情報配信サーバ11から配信または取得したコンテンツデータを再生して表示する。
図2は、サイネージ端末装置12の外観正面図である。サイネージ端末装置12は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等のディスプレイユニット21と、各種チケット、クーポン等を印刷して発行するプリンタユニット22と、ディスプレイユニット21、プリンタユニット22を保持する筐体部24と、を備える。
筐体部24の上部には、人物を撮影して画像認識を行い、人物の年齢層を特定し、配信する情報の種類を制御する等の用途に用いられるカメラユニット25と、BGMや広告音声等の各種音響出力を行うスピーカユニット26が内蔵されている。なお、画像認識等の処理は、サイネージ端末装置12で行うことなく、情報配信サーバ11等の上流側サーバで行ってもよい。
図3は、サイネージ端末装置12の概略構成を示すブロック図である。サイネージ端末装置12は、上述したディスプレイユニット21、プリンタユニット22、カメラユニット25、およびスピーカユニット26の他、コントローラ31と、操作部32と、通信インタフェース(IF)33と、記憶装置34と、を備えている。
コントローラ31は、MPU(Micro Processing Unit)35と、MPU35が実行するための各種プログラム等を格納したROM(Read Only Memory)36と、ワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)37と、を備えている。また、コントローラ31は、現在日時を計時するRTC(Real Time Clock)等の計時手段を備える(図示せず)。
コントローラ31では、MPU35が、ROM36又は記憶装置34に格納された各種プログラムを実行することにより、サイネージ端末装置12の動作を統括的に制御する。
操作部32は、各種スイッチやボタン、ポインティングデバイス等の、ユーザが各種操作を行うための入力デバイスである。また、操作部32は、タッチパネルとしてディスプレイユニット21と一体的に構成してもよい。
通信インタフェース33は、通信ネットワークNを介して情報配信サーバ11やコンテンツ作成装置13との間で通信を行うためのネットワークインタフェースである。
記憶装置34は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶デバイスであり、MPU35が実行するためのプログラムや表示の対象となるコンテンツ等、各種のデータを記憶する。なお、本実施形態のサイネージ端末装置12は、デジタルサイネージの表示に係る後述するテンプレートデータを、記憶装置34に予め記憶しているものとする。
図4は、情報配信サーバ11の概略構成を示すブロック図である。情報配信サーバ11は、コントローラ41と、操作部42と、通信インタフェース(IF)43と、ディスプレイユニット44と、記憶装置45と、を備えている。
コントローラ41は、MPU46と、MPU46が実行するための各種プログラム等を格納したROM47と、ワークエリアとして用いられるRAM48と、を備えている。また、コントローラ41は、現在日時を計時するRTC等の計時手段を備える(図示せず)。
コントローラ41では、MPU46が、ROM47又は記憶装置45に格納された各種プログラムを実行することにより、情報配信サーバ11の動作を統括的に制御する。
操作部42は、キーボードやポインティングデバイス等の、ユーザが各種操作を行うための入力デバイスである。通信インタフェース43は、通信ネットワークNを介してサイネージ端末装置12やコンテンツ作成装置13との間で通信を行うためのネットワークインタフェースである。ディスプレイユニット44は、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。
記憶装置45は、HDD等の記憶デバイスであり、MPU46が実行するためのプログラム等、各種のデータを記憶する。また、記憶装置45は、テンプレートデータベースDB1及びコンテンツデータベースDB2等を格納している。
テンプレートデータベースDB1は、デジタルサイネージを作成する上で雛形となるテンプレートデータを、コンテンツ作成装置13が取得可能に格納する。ここで、図5は、テンプレートデータベースDB1のデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、テンプレートデータベースDB1は、各テンプレートデータを識別する識別情報としてのテンプレート名と、テンプレートデータとを対応付けて格納している。テンプレートデータは、例えば、画面デザインを定義するデザインデータと、この画面デザインに含まれた入力エリアに関する各種の設定を定義するXAMLファイル及び入力設定ファイルと、を有する。
図6は、デザインデータの一例を示す図である。このデザインデータD1は、図5に示したテンプレート名“Cloud”に対応し、画面デザインとして雲形の背景画像を示している。デザインデータD1には、後述する素材データを入力するための領域として入力エリアA1〜A4が所定の位置に設けられている。
図7は、XAMLファイルの一例を示す図である。図7に示すように、XAMLファイルD2は、入力エリアA1〜A4の各々に入力される素材データの表示に関する設定を定義するタブT1〜T4を有している。ここで、タブT1〜T4内に記述されたインデックスID(1〜4)が、対応する入力エリアを識別するための識別子となっている。具体的には、インデックス1が入力エリアA1に、インデックス2が入力エリアA2に、インデックス3が入力エリアA3に、インデックス4が入力エリアA4に、それぞれに対応付けされている。
タブT1〜T4には、入力エリア内での上下左右の余白を定めるMargineが含まれる。また、タブT1〜T4には、入力エリアに入力される素材データの表示に関する設定が含まれる。ここで、表示に関する設定は、入力設定ファイルD3に定義された入力エリアA1〜A4の種類に応じたものとなっている。
例えば、入力エリアA1〜A3の種類がテキストの場合、対応するタブT1〜T3には、テキストの表示に用いるフォントのサイズ(Size)や、表示色(Foreground)等が設定される。また、入力エリアA4の種類が画像の場合、対応するタブT4には、画像データの表示サイズ(Height、Width)等が設定される。なお、タブT1〜T4に明記されていない他の設定については、予め定められた値(デフォルト値)が適用されるものとする。
図8は、入力設定ファイルの一例を示す図である。この入力設定ファイルD3には、入力エリアA1〜A4の属性に関する各種の設定が定義されている。例えば、入力設定ファイルD3は、図8に示すように、各入力エリアを識別するインデックスIDと、入力エリアの項目名と、入力エリアの種類と、文字数制限とを格納する。
ここで、インデックスIDは、XAMLファイルD2に含まれたインデックスID(1〜4)、つまりデザインデータD1の入力エリアA1〜A4に対応する。また、項目名には、“タイトル”や“商品名”等、各入力エリアに付与された名称が設定される。また、入力エリアの種類には、“テキスト”や“画像”等、入力される素材データの種類が設定される。ここで、種類が“テキスト”の入力エリア(インデックス1〜3)には、入力可能な文字数の上限値が文字数制限欄に設定される。なお、種類が“画像”の入力エリア(インデックス4)については、文字列の入力は行われないため文字数制限欄は空欄となっている。
図4に戻り、コンテンツデータベースDB2は、サイネージ端末装置12への配信対象となるコンテンツデータを記憶・管理する。具体的に、コンテンツデータベースDB2は、利用テンプレートテーブルTB1、コンテンツテーブルTB2、プレイリストテーブルTB3及びスケジュールテーブルTB4を有し、これらのテーブル群を用いてコンテンツデータを管理する。
利用テンプレートテーブルTB1には、コンテンツデータの表示に利用するテンプレートデータを指示する情報が格納される。図9は、利用テンプレートテーブルTB1のデータ構成の一例を示す図である。図9に示すように、利用テンプレートテーブルTB1は、コンテンツIDと、テンプレート名とを対応付けて格納する。ここで、コンテンツIDは、コンテンツデータを識別する識別情報である。また、テンプレート名は、テンプレートデータベースDB1のテンプレート名に対応する。
コンテンツテーブルTB2には、利用対象となったテンプレートデータに入力される素材データが格納される。図10は、コンテンツテーブルTB2のデータ構成の一例を示す図である。図10に示すように、コンテンツテーブルTB2は、コンテンツIDと、インデックスIDと、素材データとを対応付けて格納する。ここで、コンテンツIDは、利用テンプレートテーブルTB1のコンテンツIDに対応する。インデックスIDには、コンテンツIDで対応付けられたテンプレートデータが有する各入力エリアのインデックスIDが格納される。素材データには、インデックスIDの入力エリアに入力するテキスト(文字列)や画像データ(静止画又は動画)等が格納される。
なお、利用テンプレートテーブルTB1及びコンテンツテーブルTB2において、同一のコンテンツIDに対応付けられたレコードが、一つのコンテンツデータに対応する。
プレイリストテーブルTB3には、コンテンツデータの再生順序を指示する情報が格納される。図11は、プレイリストテーブルTB3のデータ構成の一例を示す図である。図11に示すように、プレイリストテーブルTB3は、プレイリストIDと、再生順と、コンテンツIDとを対応付け、プレイリストデータとして格納する。ここで、プレイリストIDは、各プレイリストデータを識別する識別情報である。また、コンテンツIDは、利用テンプレートテーブルTB1及びコンテンツテーブルTB2のコンテンツIDに対応する。また、再生順には、プレイリストIDが同一のプレイリストデータにおいて、各コンテンツIDに対応するコンテンツデータの再生順序が格納される。
スケジュールテーブルTB4には、プレイリストデータの配信スケジュールを示す情報が格納される。図12は、スケジュールテーブルTB4のデータ構成の一例を示す図である。図12に示すように、スケジュールテーブルTB4は、プレイリストIDと、開始時刻と、終了時刻とを対応付け、スケジュールデータとして格納する。ここで、プレイリストIDは、プレイリストテーブルTB3のプレイリストIDに対応する。また、開始時刻には配信を開始する時刻、終了時刻には配信を停止する時刻が設定される。
次に、情報配信サーバ11が有する機能部について説明する。情報配信サーバ11のコントローラ41では、MPU46がROM47又は記憶装置45に記憶されたプログラムと協働することで、図13に示すように、データベース管理部461と、配信部462と、プレビュー処理部463とを機能部として備える。ここで、図13は、情報配信サーバ11の機能構成を示すブロック図である。
データベース管理部461は、コンテンツ作成装置13から送信されるスケジュールデータ、プレイリストデータ及びコンテンツデータを、コンテンツデータベースDB2に登録する。具体的には、コンテンツ作成装置13から送信されたスケジュールデータを、スケジュールテーブルTB4に登録する。また、コンテンツ作成装置13から送信されたプレイリストデータを、プレイリストテーブルTB3に登録する。また、コンテンツ作成装置13から送信されたコンテンツデータを、利用テンプレートテーブルTB1及びコンテンツテーブルTB2に登録する。
なお、コンテンツ作成装置13から送信されたスケジュールデータと、スケジュールテーブルTB4に格納された既存のスケジュールデータとで、配信時間(開始時刻〜終了時刻)が重複する可能性がある。このような場合、データベース管理部461は、スケジュールデータの置き換えや配信時間のシフト等を行うことで、コンテンツ作成装置13から送信されたスケジュールデータを優先的に登録する。
配信部462は、スケジュールテーブルTB4のスケジュールデータに基づいて、サイネージ端末装置12にコンテンツデータを配信する。具体的に、情報配信サーバ11のコントローラ41は、現在時刻がスケジュールテーブルTB4に格納された何れかの開始時刻に達すると、この開始時刻に対応付けられたプレイリストIDのプレイリストデータを、プレイリストテーブルTB3から読み出す。次いで、情報配信サーバ11のコントローラ41は、プレイリストデータに含まれたコンテンツIDのコンテンツデータを、利用テンプレートテーブルTB1及びコンテンツテーブルTB2から読み出し、サイネージ端末装置12に配信する。また、配信部462は、現在時刻がスケジュールテーブルTB4に格納された何れかの終了時刻に達すると、コンテンツデータの配信を停止する。
なお、情報配信サーバ11から配信するデータはコンテンツデータに限らず、当該コンテンツデータとともに、プレイリストデータやテンプレートデータを配信する形態としてもよい。
一方、サイネージ端末装置12のコントローラ31は、情報配信サーバ11からコンテンツデータを受信すると、当該コンテンツデータを記憶装置34に記憶する。次いで、サイネージ端末装置12のコントローラ31は、コンテンツデータで指示されたテンプレートデータの各入力エリアに、対応する素材データを入力する。そして、サイネージ端末装置12のコントローラ31は、素材データを入力したテンプレートデータを再生することで、ディスプレイユニット21にデジタルサイネージを表示する。ここで、再生とは、素材データを入力したテンプレートデータから再生画像(静止画又は動画)や音声等を生成して、画面表示や音声再生に供させることを意味する。
なお、サイネージ端末装置12のコントローラ31は、情報配信サーバ11からプレイリストデータを受信した場合、このプレイリストデータに設定された再生順に従いデジタルサイネージ(コンテンツデータ)を再生するものとする。
プレビュー処理部463は、コンテンツ作成装置13からのプレビュー要求に応じて、コンテンツ作成装置13で再生可能なプレビューデータを生成し、当該コンテンツ作成装置13に提供する。なお、プレビュー処理部463の詳細については後述する。
図1に戻り、コンテンツ作成装置13は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の携帯可能な端末装置である。図14は、コンテンツ作成装置13の概略構成を示すブロック図である。図14に示すように、コンテンツ作成装置13は、コントローラ51と、操作部52と、通信インタフェース(IF)53と、ディスプレイユニット54と、カメラユニット55と、記憶装置56と、を備えている。
コントローラ51は、MPU57と、MPU57が実行するための各種プログラム等を格納したROM58と、ワークエリアとして用いられるRAM59と、を備えている。コントローラ51では、MPU57が、ROM58又は記憶装置56に格納された各種プログラムを実行することにより、コンテンツ作成装置13の動作を統括的に制御する。
操作部52は、キーボードやポインティングデバイス等の、ユーザが各種操作を行うための入力デバイスである。また、操作部52は、タッチパネルとしてディスプレイユニット54と一体的に構成してもよい。
通信インタフェース53は、通信ネットワークNを介して情報配信サーバ11やサイネージ端末装置12との間で通信を行うためのネットワークインタフェースである。ディスプレイユニット54は、液晶ディスプレイ等の表示デバイスである。カメラユニット55は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子を有した撮像デバイスである。
記憶装置56は、HDD等の記憶デバイスであり、MPU57が実行するためのプログラムやGUI(Graphical User Interface)に係るデータ等、各種データを記憶する。
次に、コンテンツ作成装置13が有する機能部について説明する。コンテンツ作成装置13のコントローラ51は、ROM58又は記憶装置56に記憶されたプログラムと協働することで、図15に示すように、作成支援部571と、登録部572とを機能部として備える。ここで、図15は、コンテンツ作成装置13の機能構成を示すブロック図である。
作成支援部571は、サイネージ端末装置12に表示させるコンテンツデータの作成を支援する。具体的に、作成支援部571は、操作部52を介してコンテンツデータの作成指示を受け付けると、情報配信サーバ11のテンプレートデータベースDB1からテンプレートデータを取得する。次いで、作成支援部571は、取得したテンプレートデータを選択可能に配置したテンプレート指定画面をディスプレイユニット54に表示する。
図16は、テンプレート指定画面の一例を示す図である。図16に示すように、作成支援部571は、テンプレート指定画面G1において、テンプレートデータの各々に含まれたデザインデータD1を一覧表示する。ここで、操作部52を介して、一のテンプレートデータ(デザインデータD1)が指定(選択)された後、OKボタンB1が操作されると、作成支援部571は、そのテンプレートデータを利用対象に設定する。次いで、作成支援部571は、利用対象のテンプレートデータに基づき、素材データの入力を促すコンテンツ作成画面をディスプレイユニット54に表示する。
図17は、コンテンツ作成画面の一例を示す図である。作成支援部571は、利用対象のテンプレートデータに含まれた入力設定ファイルD3に基づき、各入力エリアに入力する素材データを設定するための操作子を、コンテンツ作成画面G2に表示する。具体的には、種類が“テキスト”の入力エリアについては、文字列を入力するための設定欄A21が操作子として表示される。なお、設定欄A21に入力可能な文字数は、文字数制限の値以下となるよう制御される。また、種類が“画像”の入力エリアについては、参照ボタンB21が素材データを設定するための操作子として表示される。ここで、作成支援部571は、参照ボタンB21の操作を受け付けると、画像データの参照先(取得先)を選択させる参照先決定画面をディスプレイユニット54に表示する。
図18は、参照先決定画面の一例を示す図である。図18に示すように、作成支援部571は、画像データの参照先(取得先)として、カメラユニット55か、記憶装置56等のストレージかを選択させる参照先決定画面G3を表示する。なお、図18では、コンテンツ作成画面G2上に、参照先決定画面G3を表示した例を示している。
ここで、カメラユニット55を指定するボタンB31が操作された場合、作成支援部571は、カメラユニット55を起動させることで、撮像が可能な状態とする。そして、カメラユニット55により撮像が行われると、作成支援部571は、撮像された画像データを取得し、対応する入力エリア(インデックスID)の素材データに設定する。一方、ストレージを指定するボタンB32が操作された場合、作成支援部571は、ファイルマネージャ等のプログラムを起動することで、画像データの指定(検索)を促す。そして、作成支援部571は、画像データの指定を受け付けると、その画像データをストレージから取得し、対応する入力エリア(インデックスID)の素材データに設定する。なお、素材データに設定した画像データや当該画像データのサムネイル画像を、コンテンツ作成画面G2内(例えば、参照ボタンB21の近傍)に表示する形態としてもよい。
ところで、コンテンツデータを作成する際には、作成中のコンテンツデータを試験的に再生することで、その動作をプレビューすることが一般的に行われる。しかしながら、コンテンツ作成装置13の仕様や構成によっては、サイネージ端末装置12と同等の再生機能を持たないことがある、例えば、Silverlight(登録商標)やFlash(登録商標)等のブラウザ向けプラグインを必要とする再生プレーヤー(Webアプリ等)では、スマートフォン上での動作が保証されないといったことがあり得る。このような場合、コンテンツデータをプレビューすることができないため、コンテンツデータを作成する上で不都合である。
そこで、本実施形態のコンテンツ作成装置13は、上記した情報配信サーバ11のプレビュー処理部463と協働することで、コンテンツ作成装置13上でのプレビュー機能を実現する。以下、プレビュー機能の実現に係るコンテンツ作成装置13の作成支援部571と、情報配信サーバ11のプレビュー処理部463とについて説明する。
まず、コンテンツ作成装置13の作成支援部571は、操作部52を介して所定の操作を受け付けると、ユーザからプレビューが指示されたと判定する。具体的には、図17に示したコンテンツ作成画面G2のプレビューボタンB22が操作されると、作成支援部571は、プレビューが指示されたと判定する。
次いで、作成支援部571は、テンプレート指定画面G1及びコンテンツ作成画面G2で設定・入力されたデータに基づき、プレビュー用のコンテンツデータを生成する。具体的に、作成支援部571は、利用対象に設定されたテンプレートデータのテンプレート名と、当該テンプレートデータの各入力エリア(インデックスID)に設定した素材データとを対応付けることで、プレビュー用のコンテンツデータ(以下、対象データという)を生成する。そして、作成支援部571は、生成した対象データを情報配信サーバ11に送信することで、当該対象データのプレビューを要求する。
一方、情報配信サーバ11のプレビュー処理部463は、コンテンツ作成装置13からプレビュー要求を受け付けると、このプレビュー要求とともに送信された対象データをRAM48等に保持する。続いて、プレビュー処理部463は、対象データで指示されたテンプレート名のテンプレートデータをテンプレートデータベースDB1から読み出す。次いで、プレビュー処理部463は、対象データに含まれるインデックスID毎の素材データを、対応するインデックスIDの入力エリアに入力すると、このデータを再生する。続いて、プレビュー処理部463は、この再生により得られる再生画像(静止画又は動画)から、コンテンツ作成装置13で再生可能な形式のプレビューデータを生成する。そして、プレビュー処理部463は、生成したプレビューデータを、プレビュー要求を送信したコンテンツ作成装置13に送信(提供)する。
ここで、プレビューデータの生成方法は特に問わず、種々の生成方法を採用することが可能である。例えば、再生により得られた再生画像をキャプチャし、このキャプチャにより得られた静止画又は動画を、プレビューデータとして生成してもよい。また、再生により得られた再生画像をストリーミング再生可能な動画に変換し、この動画をプレビューデータとして生成してもよい。
コンテンツ作成装置13の作成支援部571は、情報配信サーバ11からプレビューデータを取得(受信)すると、当該プレビューデータを再生し、ディスプレイユニット54に表示する。ここで、図19は、コンテンツ作成装置13のディスプレイユニット54に表示されたプレビューデータの一例を示す図である。ここで、図19に示すように、プレビューデータG4は、作成中のコンテンツデータを表すものとなる。
これにより、コンテンツ作成装置13でコンテンツデータを作成中のユーザは、コンテンツ作成装置13上でコンテンツデータのプレビューを確認することができるため、コンテンツデータの作成に係る利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、情報配信サーバ11からコンテンツ作成装置13にプレビューデータを直接送信する形態としたが、プレビューデータの提供方法はこれに限らないものとする。例えば、プレビューデータを取得又は参照可能なURL(Uniform Resource Locator)等のアドレス情報を提供する形態としてもよい。この場合、コンテンツ作成装置13の作成支援部571は、提供されたアドレス情報に基づき、このアドレス情報が示すリソースからプレビューデータの参照又は取得を行う。
図17に戻り、コンテンツ作成画面G2には、新たなコンテンツデータの作成を指示する次コンテンツボタンB23と、スケジュールデータの作成を指示するスケジュール登録ボタンB24とが設けられている。
作成支援部571は、次コンテンツボタンB23の操作を受け付けると、テンプレート指定画面G1及びコンテンツ作成画面G2に入力されたデータからコンテンツデータを生成する。具体的に、作成支援部571は、固有値を割り当てたコンテンツIDに、利用対象に設定したテンプレートデータのテンプレート名と、当該テンプレートデータの各入力エリア(インデックスID)に設定した素材データとを対応付けることで、コンテンツデータを生成する。そして、作成支援部571は、テンプレート指定画面G1を再び表示することで、次のコンテンツデータの生成に備える。なお、作成支援部571は、コンテンツデータを生成した順序に基づき、各コンテンツデータに再生順を設定するものとする。
また、作成支援部571は、スケジュール登録ボタンB24の操作を受け付けると、固有値を割り当てたプレイリストIDに、生成した各コンテンツデータのコンテンツIDと、当該コンテンツデータの再生順とを対応付けることで、プレイリストデータを生成する。そして、作成支援部571は、生成したプレイリストデータ(コンテンツデータ)の配信スケジュールを定めるためのスケジュール登録画面をディスプレイユニット54に表示する。
図20は、スケジュール登録画面の一例を示す図である。図20に示すように、スケジュール登録画面G5には、配信を開始する開始時刻を入力するための入力欄A51と、配信を停止する終了時刻を入力するための入力欄A52が設けられる。ここで、入力欄A51及び入力欄A52に、開始時刻及び終了時刻が入力された後、OKボタンB5が操作されると、作成支援部571は、これらの入力データに基づきスケジュールデータを生成する。具体的に、作成支援部571は、先に生成したプレイリストデータのプレイリストIDに、入力欄A51に入力された開始時刻と、入力欄A52に入力された終了時刻とを対応付けることで、スケジュールデータを生成する。
なお、入力欄A51及び入力欄A52の何れか一方又は両方が空欄の状態で、OKボタンB5の操作を受け付けた場合には、エラー等のメッセージを表示してもよい。また、入力された開始時刻から終了時刻の配信期間が、スケジュールテーブルTB4に格納された他の配信期間と重複するか否かを確認し、重複した場合に警告等のメッセージを表示してもよい。
そして、登録部572は、作成支援部571が生成したスケジュールデータ、プレイリストデータ及びコンテンツデータを情報配信サーバ11に送信することで、これらのデータをコンテンツデータベースDB2に登録させる。
情報配信サーバ11のコントローラ41は、コンテンツ作成装置13からスケジュールデータ、プレイリストデータ及びコンテンツデータを受信すると、上述した手順でコンテンツデータベースDB2に登録する。また、情報配信サーバ11のコントローラ41は、スケジュールテーブルTB4のスケジュールデータに基づき、該当するコンテンツデータをサイネージ端末装置12に配信する。そして、サイネージ端末装置12では、情報配信サーバ11から送信されたコンテンツデータを再生し表示することで、ディスプレイユニット21にデジタルサイネージを表示する。
例えば、図5〜図10に示した、コンテンツIDが“1”のコンテンツデータがサイネージ端末装置12に配信されたとする。この場合、サイネージ端末装置12のコントローラ31は、図10のコンテンツテーブルTB2に設定された各素材データを、図6に示したデザインデータD1の対応する入力エリアA1〜A4に入力する。そして、サイネージ端末装置12のコントローラ31は、素材データを入力したテンプレートデータを再生することで、例えば、図19でプレビューしたようなデジタルサイネージを、ディスプレイユニット21に表示する。
次に、上述した情報配信サーバ11及びコンテンツ作成装置13の動作について説明する。まず、図21を参照して、コンテンツ作成装置13が行うコンテンツデータ生成処理について説明する。ここで、図21は、コンテンツ作成装置13が行うコンテンツデータ生成処理の手順を示すフローチャートである。
まず、作成支援部571は、操作部52を介してコンテンツデータの作成が指示されるまで待機する(ステップS11;No)。ここで、コンテンツデータの作成指示を受け付けると(ステップS11;Yes)、作成支援部571は、情報配信サーバ11のテンプレートデータベースDB1にアクセスし、テンプレートデータを取得する(ステップS12)。次いで、作成支援部571は、テンプレート指定画面G1をディスプレイユニット54に表示する(ステップS13)。
続いて、作成支援部571は、テンプレート指定画面G1から一のテンプレートデータが指定されるまで待機する(ステップS14;No)。ここで、テンプレートデータの指定を受け付けると(ステップS14;Yes)、作成支援部571は、そのテンプレートデータを利用対象に設定する。次いで、作成支援部571は、利用対象のテンプレートデータに基づき、コンテンツ作成画面G2をディスプレイユニット54に表示する(ステップS15)。
続いて、作成支援部571は、コンテンツ作成画面G2において、参照ボタンB21が操作されたか否かを判定する(ステップS16)。ここで、参照ボタンB21が操作されたと判定した場合(ステップS16;Yes)、作成支援部571は、参照先決定画面G3を表示する(ステップS17)。続いて、作成支援部571は、画像データの参照先として、カメラユニット55及びストレージの何れが指定されたかを判別する(ステップS18)。
ステップS18において、カメラユニット55が指定されたと判別した場合(ステップS18;Yes)、作成支援部571は、カメラユニット55を起動する(ステップS19)。そして、作成支援部571は、カメラユニット55で撮像された画像データを取得すると、当該画像データを素材データに設定し(ステップS20)、ステップS15に戻る。なお、ステップS15への再帰時に表示されるコンテンツ作成画面G2には、既に入力(設定)されたデータ値が保持されているものとする(以下同様)。
一方、ステップS18において、ストレージが指定されたと判別した場合(ステップS18;No)、作成支援部571は、ファイルマネージャ等のプログラムを起動する(ステップS21)。次いで、作成支援部571は、画像データの指定を受け付けると、その画像データを素材データに設定し(ステップS22)、ステップS15に戻る。
また、作成支援部571は、コンテンツ作成画面G2において、プレビューボタンB22が操作されたか否かを判定する(ステップS16;No→S23)。作成支援部571は、プレビューボタンB22の操作を受け付けると(ステップS23;Yes)、入力されたデータからプレビュー用のコンテンツデータ(対象データ)を生成する(ステップS24)。次いで、作成支援部571は、生成した対象データを情報配信サーバ11に送信することで、当該対象データのプレビューを要求する(ステップS25)。
作成支援部571は、プレビュー要求に対する応答として、情報配信サーバ11からプレビューデータを取得すると(ステップS26)、このプレビューデータを再生し、ディスプレイユニット54に表示する(ステップS27)。そして、操作部52を介した所定の操作を受け付けると、ステップS15に再び戻る。
また、作成支援部571は、コンテンツ作成画面G2において、次コンテンツボタンB23が操作されたか否かを判定する(ステップS16;No→ステップS23;No→ステップS28)。作成支援部571は、次コンテンツボタンB23の操作を受け付けると(ステップS28;Yes)、入力されたデータからコンテンツデータを生成し(ステップS29)、ステップS13に戻る。
また、作成支援部571は、コンテンツ作成画面G2において、スケジュール登録ボタンB24が操作されたか否かを判定する(ステップS16;No→ステップS23;No→ステップS28;No→ステップS30)。作成支援部571は、スケジュール登録ボタンB24の操作を受け付けると(ステップS30;Yes)、入力されたデータからコンテンツデータを生成する(ステップS31)。次いで、作成支援部571は、コンテンツデータの生成順序に基づいて、各コンテンツデータの再生順を設定したプレイリストデータを生成し(ステップS32)、ステップS33に移行する。なお、コンテンツ作成画面G2において、何れのボタンも操作されない場合には(ステップS16;No→ステップS23;No→ステップS28;No→ステップS30;No)、ステップS15に再び戻る。
続くステップS33において、作成支援部571は、スケジュール登録画面G5をディスプレイユニット54に表示する(ステップS33)。次いで、作成支援部571は、このスケジュール登録画面G5において、OKボタンB5が操作されるまで待機する(ステップS34;No)。OKボタンB5の操作を受け付けると(ステップS34;Yes)、作成支援部571は、入力された開始時刻及び終了時刻に基づき、スケジュールデータを生成する(ステップS35)。
そして、登録部572は、上記処理で生成されたスケジュールデータ、プレイリストデータ及びコンテンツデータを、情報配信サーバ11のデータベースに登録し(ステップS36)、本処理を終了する。
次に、図22を参照して、情報配信サーバ11が行うプレビューデータ提供処理について説明する。ここで、図22は、情報配信サーバ11が行うプレビューデータ提供処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理は、上述したコンテンツデータ生成処理でのプレビュー要求(ステップS25)に応じて行われるものである。
まず、プレビュー処理部463は、情報配信サーバ11から送信されたプレビュー要求を受け付けると(ステップS41)、このプレビュー要求とともに送信された対象データをRAM48等に保持する。プレビュー処理部463は、対象データで指示されたテンプレート名のテンプレートデータをテンプレートデータベースDB1から読み出す(ステップS42)。次いで、プレビュー処理部463は、対象データに含まれるインデックスID毎の素材データを、テンプレートデータに含まれた対応するインデックスIDの入力エリアに入力する(ステップS43)。プレビュー処理部463は、素材データを入力したテンプレートデータを再生する(ステップS44)。
続いて、プレビュー処理部463は、ステップS44の再生により得られる再生画像から、コンテンツ作成装置13で表示可能なプレビューデータを生成する(ステップS45)。そして、プレビュー処理部463は、生成したプレビューデータを、プレビュー要求を送信したコンテンツ作成装置13に送信(提供)し(ステップS46)、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、利用することが可能なテンプレートデータをテンプレート指定画面G1に表示し、指定されたテンプレートデータに基づきコンテンツデータを生成する。これにより、ユーザは、コンテンツデータを簡単な作業で作成することができるようになるので、コンテンツデータの作成作業の軽減化を図ることができる。
また、本実施形態の情報配信サーバ11によれば、コンテンツ作成装置13で生成されたプレビュー用のコンテンツデータから、当該コンテンツ作成装置13で再生可能なプレビューデータを生成し、コンテンツ作成装置13に提供する。これにより、コンテンツ作成装置13がコンテンツデータをプレビュー(再生)できない場合であっても、当該コンテンツデータの再生状態をコンテンツ作成装置13上でプレビューすることができるので、コンテンツデータの作成に係る利便性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、コンテンツ作成装置13の作成支援部571は、情報配信サーバ11からテンプレートデータを取得する構成としたが、これに限らず、他の装置に記憶されたテンプレートデータを取得する構成としてもよい。例えば、コンテンツ作成装置13がテンプレートデータベースDB1等を記憶装置56に保持することで、記憶装置56からテンプレートデータを取得する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、コンテンツ作成装置13で生成したデータ(スケジュールデータ、プレイリストデータ及びコンテンツデータ)を、情報配信サーバ11に送信(登録)する形態としたが、当該データをサイネージ端末装置12に直接送信する形態としてもよい。なお、この形態を採用する場合には、サイネージ端末装置12において、情報配信サーバ11から配信されるコンテンツデータとコンフリクトが発生しないよう、コンテンツ作成装置13から送信されたデータを優先的に表示させることが好ましい。
また、上記実施形態では、情報配信サーバ11が有する記憶装置45にテンプレートデータベースDB1、コンテンツデータベースDB2が格納されているが、これに限定するものではない。例えば、情報配信サーバ11と通信ネットワークNを介して接続された記憶装置(図示せず)にテンプレートデータベースDB1、コンテンツデータベースDB2が記憶されていてもよい。
また、上記実施形態では、情報配信サーバ11からサイネージ端末装置12にコンテンツデータを配信する形態としたが、これに限らず、サイネージ端末装置12からのアクセスによってコンテンツデータを取得させる形態としてもよい。
また、上記実施形態では、テンプレートデータに入力する素材データとして、テキストと画像データとを例示したが、これに限らないものとする。例えば、音声やBGM等の音楽データを素材データとしてテンプレートデータに入力してもよい。また、テンプレートデータに予めBGM等の音楽データが含まれていてもよい。
また、上記実施形態では、テンプレート指定画面G1及びコンテンツ作成画面G2等を用いてコンテンツデータ等を生成する形態としたが、他のGUIを用いてもよい。例えば、テンプレート指定画面G1で指定されたテンプレートデータ(デザインデータD1)を表示し、このデザインデータD1内の各入力エリアに対し素材データの設定等を直接的に行う形態としてもよい。
また、上記実施形態では、プレビューデータの生成を情報配信サーバ11が行う形態としたが、これに限らず、サイネージ端末装置12等の他の情報処理装置が生成する形態としてもよい。なお、この形態を採用する場合、コンテンツ作成装置13は、プレビューデータの生成を行う他の情報処理装置宛てに、プレビュー要求を送信するものとする。
上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された情報処理装置に係る発明を付記する。
(付記1)
コンテンツデータを作成するコンテンツ作成装置から、前記コンテンツデータのプレビュー要求を受け付ける受付手段と、
前記コンテンツデータを再生する第1再生手段と、
前記コンテンツデータの再生時に得られる再生画像から、前記コンテンツ作成装置で再生可能な形式のプレビューデータを生成する第1生成手段と、
前記第1生成手段が生成したプレビューデータを、前記コンテンツ作成装置に提供する提供手段と、
を備える情報処理装置。
(付記2)
前記第1生成手段は、前記再生画像をキャプチャし、当該キャプチャにより取得された静止画又は動画を前記プレビューデータとして生成する付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記第1生成手段は、前記再生画像をストリーミング再生可能な動画に変換し、当該動画を前記プレビューデータとして生成する付記1に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記コンテンツデータは、雛形となる画面デザインを指定する指定情報と、当該画面デザインに含まれる入力エリアの各々に対応付けされた素材データとを含み、
前記第1再生手段は、前記指定情報で指定された前記画面データに基づき、当該画面データに含まれた前記入力エリアの各々に対応する前記素材データを入力したものを再生する付記1〜3の何れか一項に記載の情報処理装置。
(付記5)
コンピュータを、
コンテンツデータを作成するコンテンツ作成装置から、前記コンテンツデータのプレビュー要求を受け付ける受付手段と、
前記コンテンツデータを再生する第1再生手段と、
前記コンテンツデータの再生時に得られる再生画像から、前記コンテンツ作成装置で再生可能な形式のプレビューデータを生成する第1生成手段と、
前記第1生成手段が生成したプレビューデータを、前記コンテンツ作成装置に提供する提供手段と、
して機能させるためのプログラム。